特許第5832701号(P5832701)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

▶ エルジー・ケム・リミテッドの特許一覧
<>
  • 特許5832701-ケーブル型二次電池用の無線充電装置 図000002
  • 特許5832701-ケーブル型二次電池用の無線充電装置 図000003
  • 特許5832701-ケーブル型二次電池用の無線充電装置 図000004
  • 特許5832701-ケーブル型二次電池用の無線充電装置 図000005
  • 特許5832701-ケーブル型二次電池用の無線充電装置 図000006
  • 特許5832701-ケーブル型二次電池用の無線充電装置 図000007
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5832701
(24)【登録日】2015年11月6日
(45)【発行日】2015年12月16日
(54)【発明の名称】ケーブル型二次電池用の無線充電装置
(51)【国際特許分類】
   H02J 7/00 20060101AFI20151126BHJP
   H02J 17/00 20060101ALI20151126BHJP
【FI】
   H02J7/00 301D
   H02J7/00 301B
   H02J17/00 B
【請求項の数】7
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-513959(P2015-513959)
(86)(22)【出願日】2014年3月25日
(65)【公表番号】特表2015-517297(P2015-517297A)
(43)【公表日】2015年6月18日
(86)【国際出願番号】KR2014002510
(87)【国際公開番号】WO2014175557
(87)【国際公開日】20141030
【審査請求日】2014年8月7日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0046759
(32)【優先日】2013年4月26日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】500239823
【氏名又は名称】エルジー・ケム・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000040
【氏名又は名称】特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】クォン、ヨ−ハン
(72)【発明者】
【氏名】ウ、サン−ウク
(72)【発明者】
【氏名】チュン、ヘ−ラン
(72)【発明者】
【氏名】キム、ジェ−ヨン
【審査官】 岩田 淳
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−030284(JP,A)
【文献】 特表2010−534389(JP,A)
【文献】 特開2007−294274(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02J 7/00− 7/12
7/34− 7/36
17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブル型二次電池を装着するための、内部に形成された空間を有するソケット;
前記ソケットの内部に装着された前記ケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結された第1端子;
前記ソケットの内部に装着された前記ケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結された第2端子;及び
一端が前記第1端子と連結され、他端は前記第2端子と連結され、前記ソケットの外周面に沿って巻き取られている無線充電用2次コイル;を含み、
前記ソケットは、長手方向に垂直な断面が中空の半円形状を有する第1カバーと第2カバーとを含み、
前記無線充電用2次コイルは、前記第1カバーと第2カバーとがかみ合って円筒形状を成すとき、前記ソケットの外部面を囲む形状である
ケーブル型二次電池用の無線充電装置。
【請求項2】
前記ソケットが、円筒型である請求項1に記載のケーブル型二次電池用の無線充電装置。
【請求項3】
前記円筒型ソケットが、円筒の上面及び下面の少なくとも一面に対して開放されている請求項2に記載のケーブル型二次電池用の無線充電装置。
【請求項4】
前記第1カバー及び前記第2カバーは、いずれか一辺が互いに接して開閉できるように連結された請求項1〜3のいずれか一項に記載のケーブル型二次電池用の無線充電装置。
【請求項5】
前記第1カバーと前記第2カバーとが、ヒンジを通じて連結された請求項4に記載のケーブル型二次電池用の無線充電装置。
【請求項6】
前記第1端子が、前記ケーブル型二次電池の前記外部集電体と電気的に連結され、かつ、前記ケーブル型二次電池の一端に形成された第1プラグと結合した形態を有し、
前記第2端子が、前記ケーブル型二次電池の前記内部集電体と電気的に連結され、かつ、前記ケーブル型二次電池の他端に形成された第2プラグと結合した形態を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のケーブル型二次電池用の無線充電装置。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のケーブル型二次電池用の無線充電装置;及び
無線充電用1次コイルを含むケーブル型二次電池用の無線充電電力供給装置;を含むケーブル型二次電池用の無線充電セット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブル型二次電池用の無線充電装置に関し、より詳しくは、2次コイルを通じてケーブル型二次電池に充電電力を供給できる装置に関する。
【0002】
本出願は、2013年04月26日出願の韓国特許出願第10−2013−0046759号に基づく優先権を主張し、該当出願の明細書及び図面に開示された内容は、すべて本出願に援用される。
【背景技術】
【0003】
モバイル機器、電気自動車、ハイブリッド自動車、電力貯蔵装置、無停電電源装置などに対する技術開発と需要が増加するにつれて、エネルギー源としての二次電池の需要が急増しており、それによって多様な要求に応えられる電池に関する研究が活発に行われている。
【0004】
二次電池は、外部から供給された電気エネルギーを化学エネルギーの形態に変えて貯蔵しておき、必要なときに化学エネルギーを電気エネルギーに変換する装置をいう。数回充電できるという意味で「充電式電池(rechargeable battery)」という名称も用いられる。よく使用される二次電池としては、鉛蓄電池、ニッケル‐カドミウム電池(NiCd)、ニッケル水素蓄電池(NiMH)、リチウムイオン電池(Li‐ion)、リチウムイオンポリマー電池(Li‐ion polymer)がある。二次電池は、使い捨ての一次電池に比べて経済的な利点及び環境的な利点を共に提供する。
【0005】
現在、使用されている殆どの二次電池は、円筒型、角形、またはパウチ型の二次電池である。これら二次電池は、外装材の種類によってパウチ型、円筒型、角形に分類される。前記二次電池は、負極、正極及び分離膜から構成された電極組立体を円筒型または角形の金属缶またはアルミニウムラミネートシートのパウチ型ケースの内部に装着し、前記電極組立体に電解質を注入して製造するため、製造が容易であり、製造コストが低いという長所がある。しかし、二次電池の装着には一定空間が必要不可欠であるため、変形が制限されるという短所がある。従って、円筒型、角形またはパウチ型の二次電池は、多様な形態の携帯用装置の開発に制約となる問題点がある。そこで、変形が容易な新規な形態の二次電池が求められている。
【0006】
このような要求に応えて、断面の直径に対する長さの比が非常に大きい二次電池であるケーブル型二次電池が提案された。韓国特許公開第2005−99903号(特許文献1)には、内部電極、外部電極、及びこれら電極間に介在される電解質層から構成される可変型電池が開示されている。このような二次電池は、細長い形態で構成されて長手方向に対して伸縮可能である、いわゆるケーブル構造を有することが主な特徴である。
【0007】
また、このようなケーブル型二次電池に電力を供給して充電することができる装置が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】韓国特許公開第2005−99903号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、無線で電力を受信してケーブル型二次電池を充電することができる装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を達成するため、本発明によるケーブル型二次電池用の無線充電装置は、ケーブル型二次電池を装着するための、内部に形成された空間を有するソケット;前記ソケットの内部に装着されたケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結された第1端子;前記ソケットの内部に装着されたケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結された第2端子;及び一端は前記第1端子と連結され、他端は前記第2端子と連結され、前記ソケットの外周面に沿って巻き取られている無線充電用2次コイル;を含む。
【0011】
本発明の一実施例によれば、前記ソケットは円筒型である。この場合、前記円筒型ソケットは、円筒の上面及下面の少なくとも一面が開放された形状であり得る。
【0012】
本発明の他の実施例によれば、前記ソケットは、断面が半球である第1カバーと第2カバーとを含み、前記無線充電用2次コイルは、前記第1カバーと第2カバーとがかみ合って円筒形状を成すときに前記ソケットの外部面を囲む形状である。この場合、前記第1カバーと第2カバーとは、いずれか一辺が互いに接して開閉可能になるように連結され得る。そのため、前記第1カバーと第2カバーとはヒンジを通じて連結され得る。
【0013】
本発明の更に他の実施例によれば、前記第1端子はケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結され、ケーブル型二次電池の一端に形成された第1プラグと結合可能な形態を有し、前記第2端子はケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結され、ケーブル型二次電池の他端に形成された第2プラグと結合可能な形態を有する。
【0014】
本発明によるケーブル型二次電池用の無線充電装置は、無線充電用1次コイルを含むケーブル型二次電池用の無線充電電力供給装置;を含むケーブル型二次電池用の無線充電セットの一構成要素になり得る。
【0015】
上記の技術的課題を果たすため、本発明によるケーブル型二次電池用の無線充電装置は、ケーブル型二次電池を装着できるスリットが形成されたプレート;前記プレートのスリットに装着されたケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結された第1端子;前記プレートのスリットに装着されたケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結された第2端子;及び一端は前記第1端子と連結され、他端は前記第2端子と連結された無線充電用2次コイル;を含む。
【0016】
本発明の一実施例によれば、前記プレートには2以上のスリットが形成される。この場合、前記2以上のスリットに装着されたケーブル型二次電池と電気的に連結された第1端子及び第2端子は、前記無線充電用2次コイルと電気的に並列関係になり得る。
【0017】
本発明の一実施例によれば、前記第1端子はケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結され、ケーブル型二次電池の一端に形成された第1プラグと結合可能な形態を有し、前記第2端子は、ケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結され、ケーブル型二次電池の他端に形成された第2プラグと結合可能な形態を有する。
【0018】
本発明によるケーブル型二次電池用の無線充電装置は、無線充電用1次コイルを含むケーブル型二次電池用の無線充電電力供給装置;を含むケーブル型二次電池用の無線充電セットの一構成要素になり得る。
【発明の効果】
【0019】
本発明の一態様によれば、ケーブル型二次電池に無線電力受信のための2次コイルがない場合にも、無線電力送受信方式を通じて充電することができる。
【0020】
本発明の他の態様によれば、ケーブル型二次電池の形態と、1次コイルを利用して無線で電力を送信する装置の形態に関わらず、2次コイルを通じて電力をケーブル型二次電池に伝達するため、充電装置の互換性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
本明細書に添付される次の図面は、本発明の望ましい実施例を例示するものであり、発明の詳細な説明とともに本発明の技術的な思想をさらに理解させる役割をするため、本発明は図面に記載された事項だけに限定されて解釈されてはならない。
図1】ケーブル型二次電池の構成を概略的に示した図である。
図2図1に示された二次電池本体の構造を示すためのA‐A’線断面図である。
図3】本発明の一実施例による充電装置の構成を示した斜視図である。
図4】本発明の他の実施例による充電装置の構成を示した斜視図である。
図5】本発明の更に他の実施例による充電装置の構成を示した斜視図である。
図6】本発明の一実施例によるケーブル型二次電池用の無線充電セットの構成を概略的に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施例を詳しく説明する。これに先立ち、本明細書及び請求範囲に使われた用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者自らは発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義できるという原則に則して本発明の技術的な思想に応ずる意味及び概念で解釈されねばならない。したがって、本明細書に記載された実施例及び図面に示された構成は、本発明のもっとも望ましい一実施例に過ぎず、本発明の技術的な思想のすべてを代弁するものではないため、本出願の時点においてこれらに代替できる多様な均等物及び変形例があり得ることを理解せねばならない。
【0023】
図1は、ケーブル型二次電池100の構成を概略的に示した図である。
【0024】
図1を参照すれば、一実施例によるケーブル型二次電池100は、二次電池本体110、第1プラグ120、及び第2プラグ130を含む。図1に示されたケーブル型二次電池100は、ケーブル型二次電池用の無線充電装置(以下、「充電装置」)の説明において理解を助けるためのケーブル型二次電池の一例である。特に、前記ケーブル型二次電池100は、本発明による充電装置との電気的連結に対する理解を助けるために、前記第1プラグ120と第2プラグ130とを反対側に備えるケーブル型二次電池である。従って、図1に示されたケーブル型二次電池100によって本発明の範囲が制限されることはない。
【0025】
前記二次電池本体110は、細長い形態で構成されて長手方向に対して伸縮可能であるケーブル構造を有する。前記二次電池本体110は、外部から供給を受けた電気エネルギーを化学エネルギーに変換して貯蔵し、必要なときに貯蔵された化学エネルギを電気エネルギーに変換して外部に供給するための構成を含んでいる。
【0026】
図2は、図1に示された二次電池本体110の構造を示すためのA‐A’線断面図である。
【0027】
図2の(a)を参照すれば、一実施例による二次電池本体110は、所定形状の水平断面を有し、長手方向に延長された内部集電体111の表面に内部電極活物質112が形成されている。ここで、所定形状とは、形状を特に制限しないということであり、本発明の本質を損なわない如何なる形状も可能であるという意味である。前記内部集電体111の水平断面は、円形または多角形であり得、円形構造は幾何学的に完全な対称形の円形と非対称形の楕円形構造であり得る。多角形構造は、特に制限されることはなく、該多角形構造の比制限的な例としては、三角形、四角形、五角形または六角形が挙げられる。また、製造過程でパイプ型集電体、巻き取られたワイヤ型集電体、巻き取られたシート型またはメッシュ型集電体を使用することもできる。
【0028】
なお、本明細書では、前記内部集電体111と内部電極活物質112とを合わせて、内部電極層113と称する。前記二次電池本体110は、内部集電体111が、図2の(b)及び図2の(c)に示されたように、2以上含まれ得る。図2の(b)の二次電池本体110は、完全な対称形の円形構造を有し、図2の(c)の二次電池本体110は、楕円形構造を有するものであり、多様な形態が可能である。また、複数の内部電極層113は、平行に配置された場合だけでなく、複数の内部電極層113が互いに撚られた場合も含まれる。図2の(b)の二次電池本体110は3つの内部電極層113を有し、図2の(c)の二次電池本体110は2つの内部電極層113を有するものである。
【0029】
前記二次電池本体110が複数の内部電極層113を含む場合には、外部電極層117と接する表面積が増加して高い電池レートを有し、優れた電池性能を確保することができる。また、変形可能なケーブル型二次電池の特性上、繰り返される使用によって電極に断線が発生する恐れがあるが、複数の電極を使用する場合には、1つの内部電極層113に断線が発生しても二次電池の作動が可能である。そして、外部電極層117に比べて体積当りの容量が小さい内部電極層113を使用する場合には、内部電極層113の個数を調整できるため、内部電極層113と外部電極層117との容量バランスを調節し易い。
【0030】
前記内部電極層113の外部面には、前記内部電極層113を囲むように分離層114が形成されている。前記分離層114は、イオンの通路となる電解質を含んでいる。そして、前記分離層114の外部面には、前記分離層114を囲むように外部電極層117が形成されている。
【0031】
本明細書において、前記外部電極層117とは、内部集電体111に対応する外部集電体116と、前記外部集電体116の表面に形成された外部電極活物質115とを含むものを意味する。前記外部集電体116としても、製造過程において、パイプ型集電体、巻き取られたワイヤ型集電体、巻き取られたシート型またはメッシュ型集電体を使用することができる。
【0032】
前記内部集電体111及び外部集電体116は、内部電極活物質112及び外部電極活物質115の電気化学反応によって生成された電子を集めるか、または電気化学反応に必要な電子を供給する役割をするものであって、一般に銅やアルミニウムなどの金属を使用する。しかし、近年は、二次電池本体110の可撓性増加と軽量化のため、ポリピロールのような伝導性高分子を集電体として使用する場合もある。しかし、本発明が前記内部集電体111及び外部集電体116の物質によって制限されることはない。
【0033】
本発明の内部電極層113は負極であり、外部電極層117は正極であるか、または、内部電極層113は正極であり、外部電極層117は負極であり得る。但し、本明細書では、説明の便宜上、前記内部電極層113を負極に、前記外部電極層117を正極に設定して説明する。
【0034】
望ましくは、前記二次電池本体110は、前記外部電極層117を囲む保護被覆118を更に含むことができる。
【0035】
再び図1を参照すれば、前記第1プラグ120は、前記二次電池本体110の一端に形成されている。そして、前記第2プラグ130は、前記二次電池本体110で前記第1プラグ120が形成されていない他端に形成されている。
【0036】
前記第1プラグ120は、前記外部集電体116と電気的に連結され、前記第2プラグ130は、前記内部集電体111と電気的に連結される。従って、本実施例において、前記第1プラグ120は正極プラグになり、前記第2プラグ130は負極プラグになる。勿論、他の実施例では第1プラグ120が負極プラグ、第2プラグ130が正極プラグになることも可能である。
【0037】
図3は、本発明の一実施例による充電装置200の構成を示した斜視図である。
【0038】
図3を参照すれば、本発明の一実施例による充電装置200は、ソケット210、第1端子220、第2端子230、及び無線充電用2次コイル240を含む。
【0039】
前記ソケット210は、内部にケーブル型二次電池を装着できるように空間が形成されている。前記ソケット210は、三角柱、四角柱、五角柱など多様な形態の外観を有し得、例えば円筒型を有し得る。前記ソケット210が円筒型である場合、中空の円柱形状を有する。
【0040】
本発明の一実施例によれば、前記円筒型ソケット210は、円筒の上面及び下面の少なくとも一面が開放された形状を有し得る。前記開放された上面または下面の少なくとも一面から、前記ソケット210の内部にケーブル型二次電池を装着することができる。
【0041】
前記第1端子220は、前記ソケット210の内部にケーブル型二次電池が装着された場合、前記ケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結される。
【0042】
前記第2端子230は、前記ソケット210の内部にケーブル型二次電池が装着された場合、前記ケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結される。
【0043】
図3に示された実施例では、前記第1端子220が円筒型ソケット210の上面に位置し、前記第2端子230が円筒型ソケット210の下面に位置しているが、本発明の第1端子220及び第2端子230の位置が逆になる実施例も可能である。
【0044】
前記第1端子220は、前記ソケット210の内部に装着されるケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結され、ケーブル型二次電池の一端に形成された第1プラグと結合可能な形態を有し得る。そして、前記第2端子230は、前記ソケット210の内部に装着されるケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結され、ケーブル型二次電池の他端に形成された第2プラグと結合可能な形態を有し得る。図3では、図面の簡素化のため、第1端子220及び第2端子230の形態が簡略に示されているが、図1に例示されたケーブル型二次電池100の第1プラグ120及び第2プラグ130の形態(雄端子)に対応するプラグ形態(雌端子)を有し得る。
【0045】
前記無線充電2次コイル240の一端は前記第1端子220と連結され、他端は前記第2端子230と連結される。そして、前記無線充電2次コイル240は、前記ソケット210の外周面に沿って巻き取られている。
【0046】
従って、ケーブル型二次電池が前記ソケット210の内部に装着された場合、 巻き取られている前記無線充電2次コイル240の内部に前記ケーブル型二次電池が位置し、前記ケーブル型二次電池の外部集電体と内部集電体との間に前記無線充電2次コイル240が電気的に連結される。
【0047】
前記無線充電2次コイル240は、無線電力送受信のためのコイルのうち、無線電力を受信する側のコイルを意味する。本発明による充電装置200は、無線電力の送受信方式を通じて供給を受けた充電電力をケーブル型二次電池に伝達する装置である。このとき、前記ケーブル型二次電池に充電電力を供給する装置側に設けられたコイルを1次コイルと、充電電力の供給を受ける装置側に設けられたコイルを2次コイルと称する。1次コイルに電流を流して電磁波を発生させ、それを2次コイルで受信して発生させた起電力を利用して無線で電力を送受信する技術は、本発明が属する技術分野において通常の知識を持つ者に周知された公知の技術であるため、無線電力送受信の原理について詳しい説明は省略する。
【0048】
図4は、本発明の他の実施例による充電装置200の構成を示した斜視図である。
【0049】
本発明の他の実施例によれば、前記ソケット210は、断面が半球である第1カバー211と第2カバー212とを含む。前記第1カバー211と第2カバー212とは、かみ合って円筒形状を成す。このとき、前記無線充電用2次コイル240は、前記第1カバー211と第2カバー212とがかみ合って円筒形状を成すときに前記ソケット210の外周面を囲む形状になる。
【0050】
望ましくは、前記第1カバー211と第2カバー212とは、いずれか一辺が互いに接して開閉可能になるように連結され得る。このとき、前記第1カバー211と第2カバー212とは、開閉可能にヒンジを通じて連結され得る。
【0051】
すなわち、前記第2カバー212を開いて、前記第1端子220及び前記第2端子230を電気的に連結するように、前記第1カバー211の内部空間に ケーブル型二次電池を装着し、前記第2カバー212を閉める。そうすれば、前記第1カバー211及び第2カバー212の各外周面に形成された無線充電用2次コイル240が、前記ソケット210全体を囲む形状になる。
【0052】
図5は、本発明の更に他の実施例による充電装置200の構成を示した斜視図である。
【0053】
図5を参照すれば、本発明の更に他の実施例による充電装置200は、ケーブル型二次電池を装着できるスリット251が形成されたプレート250を含むことを特徴とする。
【0054】
図3及び図4に示された実施例との相違点は、ソケット210の代わりにプレート250を構成要素にし、ソケット210の内部にケーブル型二次電池を装着することではなく、前記プレート250に形成されたスリット251にケーブル型二次電池を装着することである。本発明の実施例によって前記プレート250には、2以上のスリット251が形成され得る。図5には、4つのスリット251が形成された実施例が示されているが、本発明が図5に示された実施例に限定されることはない。
【0055】
前記スリット251の両端には、スリットに装着されたケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結された第1端子220、及びスリットに装着されたケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結された第2端子230を位置させることができる。しかし、図5に理解の便宜上、図1に示されたケーブル型二次電池100を使用する場合に対応する実施例が示されているのに過ぎず、前記スリット251に装着されるケーブル型二次電池の種類によって、前記第1端子220と第2端子230との位置は多様であり得る。
【0056】
また、無線充電用2次コイル240の一端は前記第1端子220と連結され、他端は前記第2端子230と連結される。前記プレート250に2以上のスリットが形成された場合、各スリット251に装着されたケーブル型二次電池と電気的に連結された第1端子220及び第2端子230は、前記無線充電用2次コイル240と電気的に並列関係になり得る。この場合、前記無線充電用2次コイル240で発生した電力によって、前記2以上のスリット251に装着されたケーブル型二次電池が同時に充電できる。
【0057】
また、前記第1端子220は、前記スリット251に装着されるケーブル型二次電池の外部集電体と電気的に連結され、ケーブル型二次電池の一端に形成された第1プラグと結合可能な形態を有し得る。そして、前記第2端子230は、前記スリット251に装着されるケーブル型二次電池の内部集電体と電気的に連結され、ケーブル型二次電池の他端に形成された第2プラグと結合可能な形態を有し得る。図3に示された第1端子220及び第2端子230は、図面の簡素化のために簡略に示されているが、図1に例示されたケーブル型二次電池100の第1プラグ120及び第2プラグ130の形態(雄端子)に対応するプラグ形態(雌端子)を有し得る。
【0058】
図6は、本発明の一実施例によるケーブル型二次電池用の無線充電セット300の構成を概略的に示した概念図である。
【0059】
本発明による充電装置200は、無線充電用1次コイル261を含むケーブル型二次電池用の無線充電電力供給装置260を含むケーブル型二次電池用の無線充電セット300の一構成要素になり得る。
【0060】
本発明によれば、ケーブル型二次電池に無線電力受信のための2次コイルが設けられていない場合にも、無線電力の送受信方式を通じて充電することができる。また、ケーブル型二次電池の形態及び1次コイルを利用して無線で電力を送信する装置の形態に関係なく、2次コイルを通じて電力をケーブル型二次電池に伝達するため、充電装置の互換性が向上する。
【0061】
以上、本発明を限定された実施例と図面によって説明したが、これらによって限定されず、本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者によって本発明の技術思想と特許請求の範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは勿論である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6