特許第5833693号(P5833693)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5833693
(24)【登録日】2015年11月6日
(45)【発行日】2015年12月16日
(54)【発明の名称】電池セルアセンブリー
(51)【国際特許分類】
   H01M 10/6557 20140101AFI20151126BHJP
   H01M 10/613 20140101ALI20151126BHJP
   H01M 10/647 20140101ALI20151126BHJP
   H01M 10/6555 20140101ALI20151126BHJP
   H01M 10/6561 20140101ALI20151126BHJP
   H01M 2/10 20060101ALI20151126BHJP
【FI】
   H01M10/6557
   H01M10/613
   H01M10/647
   H01M10/6555
   H01M10/6561
   H01M2/10 E
【請求項の数】7
【外国語出願】
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-40174(P2014-40174)
(22)【出願日】2014年3月3日
(62)【分割の表示】特願2012-545875(P2012-545875)の分割
【原出願日】2011年4月12日
(65)【公開番号】特開2014-112557(P2014-112557A)
(43)【公開日】2014年6月19日
【審査請求日】2014年3月3日
(31)【優先権主張番号】12/857,908
(32)【優先日】2010年8月17日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/325,290
(32)【優先日】2010年4月17日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】500239823
【氏名又は名称】エルジー・ケム・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100122161
【弁理士】
【氏名又は名称】渡部 崇
(72)【発明者】
【氏名】スティーヴン・エー・ブロンクズィーク
(72)【発明者】
【氏名】クウォック・トム
(72)【発明者】
【氏名】ウィリアム・コエッティング
【審査官】 馬場 慎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−259379(JP,A)
【文献】 特開2005−122927(JP,A)
【文献】 特開2008−277085(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 10/60 − 10/667
H01M 2/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1方向において、第1外周エッジから延びる第1の多数のタブを有する第1フレーム部材であって、
前記第1の多数のタブにおけるそれぞれのタブは前記タブを通じて延びる間隙を有して、空気がそれぞれの間隙(aperture)を通じて流動し、
該第1フレーム部材が、内部部位から延びると共に、前記第1外周エッジに隣接する末端部を有する第1の多数の結合部材を更に含んでおり、
前記第1の多数の結合部材におけるそれぞれの結合部材はそれぞれの結合部材に隣接して位置する前記第1の多数のタブにおけるそれぞれのタブに対して全般的に垂直に延びる第1フレーム部材と、
第1方向において第2外周エッジから延びる第2の多数のタブを有する第2フレーム部材であって、前記第2の多数のタブにおけるそれぞれのタブが該タブを貫通して延びる間隙を有する第2フレーム部材と、
前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間に位置する電池セルであって、前記第2フレーム部材の前記第2の多数のタブにおけるそれぞれのタブの間隙が前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材を一緒に固定的に維持するために前記第1の多数の結合部材におけるそれぞれの結合部材と結合する構造からなる電池セルと、
を含む電池セルアセンブリー。
【請求項2】
前記第2フレーム部材は、該第2フレーム部材の内部部位(inner region)から延びていると共に、前記第2外周エッジに隣接する末端部を有する第2の多数の結合部材を更に含んでおり、
前記第2の多数の結合部材におけるそれぞれの結合部材はそれぞれの結合部材に隣接して位置する前記第2の多数のタブにおけるそれぞれのタブに対して全般的に垂直に延びていることを特徴とする請求項1に記載の電池セルアセンブリー。
【請求項3】
前記第1フレーム部材は、該第1フレーム部材の裏面から延びるスペーサー部(spacer portion)を更に含んでおり、
前記スペーサー部は、空気が前記第1フレーム部材によって形成された開放部(open region)の内部を貫通して流動することを可能にする多数のホールを形成することを特徴とする請求項1に記載の電池セルアセンブリー。
【請求項4】
前記第2フレーム部材は、四角いリング形状部を有しており、
前記四角いリング形状部は、該四角いリング形状部の第1側面と第2側面にそれぞれ位置する前記多数のタブの第1タブ及び第2タブを有しており、前記第1タブ及び前記第2タブは、前記第1方向に延びており、
前記第1タブは、
互いに平行するように延びている第1下肢部及び第2下肢部(leg portion)と、
第1間隙が前記第1タブ内部に形成されるように前記第1下肢部と前記第2下肢部との間に位置する第1連結部(bridging portion)とを有しており、
前記第2タブは、
互いに平行するように延びている第3下肢部及び第4下肢部と、
第2間隙が前記第2タブ内部に形成されるように前記第3下肢部と前記第4下肢部との間に位置する第2連結部(bridging portion)とを有しており、
前記第2フレーム部材は、四角いリング形状部によって形成された開放部(open region)に沿って位置する第1クロス部材及び第2クロス部材( cross−member)を更に有しており、
前記第1クロス部材及び前記第2クロス部材は互いに平行していると共に互いに離間しており、
空気が前記第1間隙と、前記第1クロス部材及び前記第2クロス部材の間のギャップと、前記第2間隙とを通じて流動するように、前記第1クロス部材を通じて延びる中心線が前記第1下肢部及び前記第3下肢部を通じて延びる第1中心線及び第2中心線とそれぞれ同一平面(co−planar)に位置しており、前記第2クロス部材を通じて延びる中心線は前記第2下肢部及び前記第4下肢部を通過して延びる第3中心線及び第4中心線とそれぞれ同一平面にあることを特徴とする請求項に記載の電池セルアセンブリー。
【請求項5】
第1方向において、外周エッジから延びる多数のタブを有する四角いリング形状部を備えるフレーム部材において
前記多数のタブにおけるそれぞれのタブは、空気がそれぞれの間隙を通じて流動するように該タブを貫通して延びる間隙を有しており、
前記四角いリング形状部は、該四角いリング形状部の内部部位から延びる多数の結合部材と、外周エッジに隣接する末端部とを更に有しており、
前記多数の結合部材におけるそれぞれの結合部材は、それぞれの結合部材に隣接して位置する前記多数のタブにおけるそれぞれのタブに対して全般的に垂直に延びている構造であり、
一のフレーム部材の前記多数のタブにおけるそれぞれのタブの間隙が、他のフレーム部材の前記多数の結合部材におけるそれぞれの結合部材と結合し、
前記一のフレーム部材の前記多数の結合部材におけるそれぞれの結合部材が、さらなる他のフレーム部材の前記多数のタブにおけるそれぞれのタブの間隙と結合することを特徴とするフレーム部材。
【請求項6】
前記四角いリング形状部は、該四角いリング形状部の裏面から延びるスペーサー部を更に含んでおり、
前記スペーサー部は、空気が前記四角いリング形状部によって形成された開放部内部に貫通して流動することを可能にする多数のホールを形成することを特徴とする請求項5に記載のフレーム部材。
【請求項7】
前記フレーム部材は、前記四角いリング形状部の第1側面及び第2側面にそれぞれ位置すると共に、前記第1方向で延びている前記多数のタブにおける第1タブ及び第2タブを有しており、
前記第1タブは、
互いに平行するように延びている第1下肢部及び第2下肢部と、
第1間隙が前記第1タブ内部に形成されるように前記第1下肢部と第下肢部との間に位置する第1連結部(bridging portion)を有しており、
前記第2タブは、
互いに平行するように延びている第3下肢部及び第4下肢部と、
第2間隙が前記第2タブ内部に形成されるように第3下肢部と第4下肢部との間に位置する第2連結部を有しており、
前記フレーム部材は、前記四角いリング形状部によって形成された開放部を横切って位置する第1クロス部材及び第2クロス部材を更に有しており、
前記第1クロス部材及び前記第2クロス部材は互いに平行して離間しており、
空気が前記第1間隙と、前記第1クロス部材と前記第2クロス部材との間のギャップと、前記第2間隙とを通じて流動するように、前記第1クロス部材を通じて延びる中心線がそれぞれ前記第1下肢部及び前記第3下肢部を通じて延びる第1中心線及び第2中心線とそれぞれ同じ平面にあり、前記第2クロス部材を通じて延びる中心線は前記第2下肢部及び前記第4下肢部を通じて延びる第3中心線及び第4中心線とそれぞれ同じ平面にあることを特徴とする請求項5に記載のフレーム部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願に対する相互参照)
本発明は、米国特許仮出願第61/325290号明細書に基づく優先権を主張し、上記仮出願は、その全体が本願に参照として組み入れられている。
【背景技術】
【0002】
本発明は電池セルアセンブリー、特にタブを固定するフレーム部材を有する電池セルアセンブリーに関する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許仮出願第第61/325290号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、タブがフレーム部材と隣接して一緒に結合されており、空気が電池セルアセンブリー内部の電池セルを冷却するために間隙を通じて流動して電池セルアセンブリーの冷却効率を向上させるように、タブを通じて延びる間隙とともにタブを有するフレーム部材を使用する電池セルアセンブリーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施例に係る電池セルアセンブリーが提供される。上記アセンブリーは、第1フレーム部材の第1外周エッジ(peripheral edge)から延びる多数の第1タブを有する第1フレーム部材を含む。多数の第1タブおけるそれぞれのタブは、それぞれのタブの末端部(distal end)に第1結合部(coupling feature)を有する。上記アセンブリーは、第2フレーム部材の第2外周エッジ内部へ延びる多数のスロットを有する第2フレーム部材を更に含む。上記アセンブリーは、上記第1及び第2フレーム部材の間に位置する電池セルであって、多数の第1タブにおけるそれぞれのタブの第1結合部は、第1及び第2フレーム部材を共に固定的に維持するために第2フレーム部材の多数のスロットのそれぞれのスロットを結合する構造で形成されている電池セルを更に含む。
【0006】
別の実施例に係るフレーム部材が提供される。上記フレーム部材は、四角いリング形状部(rectangular ring shape portion)の外周エッジから延びる多数のタブを有する四角いリング形状部を含む。多数のタブのそれぞれのタブは、末端部に結合部を有する。上記四角いリング形状部は、該四角いリング形状部の外周エッジ内部へ延びる多数のスロットを更に含む。多数のスロットにおけるそれぞれのスロットは、多数のタブにおけるそれぞれのタブに隣接する構造で形成されている。
【0007】
更なる別の実施例に係る電池セルアセンブリーが提供される。上記アセンブリーは、第1方向において第1フレーム部材の第1外周エッジから延びる多数の第1タブを有する。上記多数の第1タブにおけるそれぞれのタブは、上記タブを通じて延びる間隙を有する。上記第1フレーム部材は、第1フレーム部材の内部部位から延びており、第1外周エッジに隣接する末端部を有する多数の第1結合部材を更に含んでいる。上記多数の第1結合部材におけるそれぞれの結合部材は、それぞれの結合部材に隣接して位置する多数の第1タブにおけるそれぞれのタブに対して全般的に垂直に延びている。上記アセンブリーは、第1方向において、第2フレーム部材の第2外周エッジから延びる多数の第2タブを有する第2フレーム部材を含む。上記多数の第2タブにおけるそれぞれのタブは貫通して延びる間隙を有する。上記アセンブリーは、第1及び第2フレーム部材の間に位置する電池セルであり、第2フレーム部材の多数の第2タブにおいて、それぞれのタブは第1及び第2フレーム部材を一緒に固定的に維持するために上記多数の第1結合部材におけるそれぞれの結合部材と結合する構造で形成されている電池セルを含む。
【0008】
更なる別の実施例に係るフレーム部材が提供される。上記フレーム部材は、第1方向において四角いリング形状部の外周エッジから延びる多数のタブを有する四角いリング形状部を含む。上記多数のタブにおいて、それぞれのタブは上記タブを通じて延びる間隙を有する。上記四角いリング形状部は、それの内部部位から延長されており、外周エッジに隣接する末端部を有する多数の結合部材を更に含む。上記多数の結合部材において、それぞれの結合部材はそれぞれの結合部材に隣接して位置する多数のタブにおけるそれぞれのタブに対して全般的に垂直に延びている。
【0009】
これら及び他のメリットと特徴は、図面と共に次の記載から更に明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施例に係る電池モジュールの等軸測視図(isometric view)である。
図2図1の電池モジュールの部分展開図である。
図3図1の電池モジュールに使われるフレーム部材の等軸測視図である。
図4図3のフレーム部材の別の等軸測視図である。
図5図3のフレーム部材の底面図である。
図6図3のフレーム部材の上面図である。
図7図3のフレーム部材の側面図である。
図8図1の電池モジュールに使われる別のフレーム部材の等軸測視図である。
図9】フレーム部材が一緒に結合されるときにおいて、図3及び図8のフレーム部材の一部をそれぞれ拡大した断面図である。
図10】本発明の更なる実施例に係る別の電池モジュールの等軸測視図である。
図11図10の電池モジュールの部分展開図である。
図12図10の電池モジュールに使われるフレーム部材の等軸測視図である。
図13図12のフレーム部材の別の等軸測視図である。
図14図12のフレーム部材の上面図である。
図15図12のフレーム部材の側面図である。
図16図10の電池モジュールに使われる別のフレーム部材の等軸測視図である。
図17】フレーム部材が一緒に結合されるとき、図12及び図16のフレーム部材の一部をそれぞれ拡大した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1を参照すれば、本発明の一実施例に係る電池モジュール(10)が図示されている。電池モジュール(10)は車両の主ドライブトレイン(drive train) 、又は車両の補助ドライブトレイン(auxiliary drive train)に電力を提供するように形成されている。議論の目的のために、以下において、電池モジュール(10)の一部についてのみ詳細に記載される。特に、図2を参照すれば、電池モジュール(10)は、部品として電池セルアセンブリー(18)及び電池セルアセンブリー(20)を含んでいる。
【0012】
図1ないし図9を参照すれば、電池セルアセンブリー(18)は、フレーム部材(22,24)、電池セル(26、28)、及び冷却マニフォールド、又はピン(30)を含んでいる。電池セルアセンブリー(20)は、フレーム部材(24,32)、電池セル(34,36)、及び冷却マニフォールド(38)を含んでいる。単純化の目的のために、電池セルアセンブリー(18)だけが下記において更に詳細に議論される。
【0013】
下記において、更に詳細に議論されるように、フレーム部材(22,24)は、電池セル(26、28)と冷却ピン(30)とをその間に固定するために互いに結合されるように形成されている。
【0014】
図3ないし図8を参照すれば、フレーム部材(22)は、四角いリング形状部、又は本体(50)と、タブ(52,54,56,58,60,62,64,66,68,70,72,74,76)とを、含んでいる。タブ(52〜76)は、第1方向において、四角いリング形状部(50)の外周エッジ(90)から延びている。また他の実施例において、フレーム部材(22)は、図示されたタブよりより多い又は少ない数のタブを有することができる。四角いリング形状部(50)は、タブ(52,54,56,58,60,62,64,66,68,70,72,74,76)にそれぞれ隣接する構造で位置されている外周エッジ(90)の内部で延びる多数のスロット(152,154,156,158,160,162,164,166,168,170,172,174)を含んでいる。更に、四角いリング形状部(50)は、流入流体導管(185)及び排出流体導管(186)が冷却マニフォールド(30,38)に流動的に結びつくように、四角いリング形状部を通じて延びる間隙(180,182,184)を有する。一実施例において、フレーム部材(20)はプラスチックで構成されている。無論、他の実施例において、フレーム部材(20)は当業者に知らされた他の材料で構成されることもできる。
【0015】
図8を参照すれば、フレーム部材(24)はフレーム部材(22)と同じ構造を有する。したがって、単にフレーム部材(24)の要素の一部のみを下記において議論する。
特に、フレーム部材(24)は、四角いリング形状部、又は本体(250)と、タブ(252,254,256,258、260,262,264,266,268,270,272,274,276)と、を含んでいる。タブ(252,254,256,258,260,262,264,266,268,270,272,274,276)は、第1方向において、四角いリング形状部(250)の外周エッジ(290)から延びている。
【0016】
図7ないし図9を参照すれば、フレーム部材(22,24)を全体的で一緒に結合することを説明する前に、フレーム部材(22,24)のどの部位が一緒に結合されるかの例示が提供される。図示されているように、フレーム部材(24)は、タブ(276)の末端部に位置する結合部(coupling feature,380)とともにタブ(276)を有する。結合部(380)は、フレーム部材(22,24)間をスナップフィット結合(snap−fit engagement)するためにフレーム部材(22)のスロット(176)の一部で収納されるように形成されている。フレーム部材(24,26)において、それぞれのタブは、結合部(380)と類似する結合部を有するということに注目しなければならない。
【0017】
図2図3及び図8を参照すれば、電池セルアセンブリー(18)は、電池セル(26、28)と冷却ピン(30)とをフレーム部材(22)の間に位置させるステップと、引き続きフレーム部材(22,24)を固定的に維持するためにフレーム部材(24)のタブ(252,254,256,258,260,262,264,266,268,270,272,274,276)の結合部をフレーム部材(22)のスロット(152,154,156、158、160,162,164,166、168、170,172,174)にそれぞれ結合するようにフレーム部材(22,24)に位置させるステップと、によって一緒に結合される。
【0018】
図1を参照すれば、一実施例において、電池セル(26,28)は、リチウム・イオン・パウチ型の電池セルである。無論、当業者に知らされている他の類型の電池セルも使われることができる。
【0019】
図2を参照すれば、冷却ピン(30)は、電池セル(26,28)から熱エネルギーを抽出するために、マニフォールド(30)を貫通して流れる冷媒、又は流体を受けるように形成されている。図示されている通り、一実施例において、冷却ピン(30)は電池セル(26、28)の間に位置する。
【0020】
図10を参照すれば、本発明の別の実施例に係る電池モジュール(400)が図示されている。電池モジュール(400)は車両の主ドライブトレイン又は、車両の補助ドライブトレインに電力を提供するように形成されている。議論の目的のために、以下において、電池モジュール(400)の一部だけを詳細に記載する。特に、図11を参照すれば、電池モジュール(400)は、部品として電池セルアセンブリー(410)を含んでいる。
【0021】
図10ないし図17を参照すれば、電池セルアセンブリー(410)は、フレーム部材(422,424)、電池セル(426、428)、及び圧縮可能スペーサー(compressible spacer,430)を含んでいる。電池セルアセンブリー(410)のメリットは、アセンブリー(410)がタブを通じて延びる間隙とともにタブを有するフレーム部材を使って、タブがフレーム部材と隣接して一緒に結合されて空気が電池セルアセンブリー(410)内部の電池セルを冷却するために間隙を通じて流動することを可能にするために使われる。
【0022】
下記に詳細に議論されるように、フレーム部材(422,424)は、電池セル(426、428)及び圧縮可能スペーサー(430)をフレーム部材の間に維持するために一緒に結合されるように形成されている。
【0023】
図12ないし図15を参照すれば、フレーム部材(422)は四角いリング形状部、又は本体(429)と、タブ(452,454,456,458,460,462,464,466,468,470,472)と、クロス部材(700,702,704,706,708)と、スペーサー部(720)と、を含んでいる。タブ(452,454,456,458,460,462,464,466,468,470,472)は、それぞれのタブを通じて延びる間隙(552,554,556,558,560,562,564,568,570,572)を含んでいる。更に、タブ(452−472)は第1方向において四角いリング形状部(429)の外周エッジ(590)から延びている。四角いリング形状部(429)は、外周エッジ(590)に隣接する末端部を有する四角いリング形状部(429)の内部部位から延びている結合部材(652,654,656,658,660,662,664,668,670,672)を含んでいる。結合部材(652〜672)は、結合部材(652〜672)とそれぞれ隣接して位置するタブ(452〜472)に対してそれぞれ全般的に垂直に延びている。
【0024】
一実施例において、四角いリング形状部(429)は開放部(431)を形成する。クロス部材(700,702,704,706,708)は、四角いリング形状部(429)の対向面と結合された開放部(431)に沿って延びている。
【0025】
クロス部材(700,702)とタブ(458,472)との間の間隙によって、空気が開放部(431)の一部を通じて流動することが可能となる。図示されているように、タブ(458,472)は四角いリング形状部(429)の第1側面及び第2側面にそれぞれ位置しており、第1方向に延びている。タブ(458)は、間隙(558)がタブ(458)内部に形成されるように、互いに平行に延長する下肢部(990,992)と、下肢部(990,992)の間に位置する連結部(994)と、を有する。タブ(472)は、間隙(572)がタブ(472)の内部に形成されるように互いに平行して延びている下肢部(1010,1012)と、下肢部(1010,1012)の間に位置する連結部(1014)と、を有する。クロス部材(700,702)は、ギャップが開放部(431)内部でクロス部材の間に形成されるように互いに平行状態に離れている。クロス部材(700)を通じて延びる中心線(1024)は、下肢部(990,1010)を通じてそれぞれ延びる中心線(996,1016)とそれぞれ同一平面にある。更に、空気が間隙(558)、クロス部材(700,702)の間のギャップ、及び間隙(572)を通じて流動するように、クロス部材(702)を通じて延びる中心線(1026)が下肢部を(992,1012)を通じて延びる中心線(998,1018)とそれぞれ同じ平面にある。
【0026】
図15を参照すれば、スペーサー部(720)は、フレーム部材(422)の裏面(721)から延びている。スペーサー部(720)は、電池セル(426、428)を冷却するために気流がスペーサー部を通じてフレーム部材(422)により形成された開放部(431)内部へ流動することを可能にするホール(722,724,726,728,730,732,他のホールはフレームアセンブリー(422)の対向面上に図示されていない)を形成する。
【0027】
一実施例で、フレーム部材(422)はプラスチックで構成されている。無論、他の実施例において、フレーム部材(422)は当業者に知らされた他の物質によって構成されることもできる。
【0028】
図12及び図16を参照すれば、フレーム部材(424)はフレーム部材(422)と同じ構造を有する。したがって、フレーム部材(424)の構成要素の一部のみを以下に記載する。特に、フレーム部材(424)は、四角いリング形状部、又は本体(830)と、タブ(852,854,856,858,860,862,864,866、868、870)と、を含んでいる。タブ(852,854,856、858、860,862,864,866,868,870)は、それぞれタブを通じて延びる間隙(952,954,956,958,960,962,964,966,968,970)を有する。
【0029】
図15図16及び図17を参照すれば、フレーム部材(422,424)が全体的に一緒に結合することを説明する前に、フレーム部材(422,424)のどの部位が一緒に結合されるのかについての例示が提供される。図示されているように、フレーム部材(424)はタブを通じて位置する間隙(970)を有するタブ(870)を有する。フレーム部材(422)の結合部材(672)は、フレーム部材(422,424)の間にスナップフィット結合のために、フレーム部材(424)の間隙(970)に収納されるように形成されている。
【0030】
図11図12及び図16を参照すれば、電池セルアセンブリー(410)は、フレーム部材(422,424)の間に電池セル(426、428)及び圧縮可能スペーサー(430)を位置させるステップと、引き続きフレーム部材(422,424)を共に固定的に維持するためにフレーム部材(424)のタブ(852〜870)がフレーム部材(422)の結合部材(652〜672)とそれぞれ結合するように互いに隣接するフレーム部材(422,424)を位置させるステップと、によって一緒に結合される。
【0031】
図11を参照すれば、一つの実施例として、電池セル(426,428)は、リチウム−イオンパウチ型電池セルである。無論、当業者に知られた電池セルの他の類型が使われることもある。
【0032】
更に、圧縮可能スペーサー(430)は、スペーサー(430)から離れた電池セル(426,428)に対して偏向(bias)するように形成され、電池セル(426,428)がフレーム部材(422,424)の間に確実に固定される。
【0033】
一方、制限された数の例を用いて、関連内容を詳細に記述するが、本発明がこれらの開示例に制限されないことは容易に理解されるであろう。より正確にすると、本発明は、これに記載されていない様々な変化、変更、置換、又は均等物を組み入れるために修正され得るが、本発明の思想及び範疇と一致する。更に、本発明の多様な例が記載されているが、本発明の態様(aspects)は、上記に記載された幾つかの例を含むことで理解されなければならない。したがって、本発明は上述の記載によって限定されない。
【符号の説明】
【0034】
10 電池モジュール
18 電池セルアセンブリー
20 電池セルアセンブリー
20,22,24,26,32 フレーム部材
26、28 電池セル
30 ピン、冷却ピン、冷却マニフォールド
34,36 電池セル
38 冷却マニフォールド
50 本体
50 リング形状部
52,54,56,58,60,62,64,66,68,70,72,74,76 タブ
90 外周エッジ
152,154,156,158,160,162,164,166,168,170,172,174,176 スロット
180,182,184 間隙
185、186 流入流体導管
250 本体
250 リング形状部
252,254,256,258,260,262,264,266,268,270,272,274,276 タブ
290 外周エッジ
380 結合部
400 電池モジュール
410 電池セルアセンブリー
422 フレーム部材
422,424 フレーム部材
426,428 電池セル
426、428 電池セル
429 本体
429 リング形状部
430 圧縮可能スペーサー
431 開放部
452,454,456,458,460,462,464,466,468,470,472 タブ
552,554,556,558,560,562,564,568,570,572 間隙
590 外周エッジ
652,654,656,658,660,662,664,668,670,672 結合部材
700,702,704,706,708 クロス部材
720 スペーサー部
721 裏面
830 本体
852,854,856,858,860,862,864,866、868、870 タブ
970 間隙
990,1010 下肢部
990,992 下肢部
994 連結部
996,998,1016,1018 中心線
1010,1012 下肢部
1014 連結部
1024,1026 中心線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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図10
図11
図12
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図15
図16
図17