特許5835827IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

絶縁体から成るガラス基板やセラミック基板、またはプリント基板や配線基板などの有機高分子基板、または、半導体基板上に、設けられたビアホールやトレンチ内に銅金属を埋めこむ時に使用する銅鍍金液のフィルド性の評価方法及びフィルド性評価装置、並びにフィルド性評価用基板

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、鍍金液のフィルド性の評価方法としての手法があるにもかかわらず、産業界においての手法は一般的普及に至っていない。の手法には、各種問題があり、特に回転電極を用いる前記方法は、電極を回転させるための機構が必要で、そのためその部分に対応する機構が必須であり、装置が大きくなってしまう。結果的に経済面でも課題が出てくる。装置が大きくなると鍍金現場の液を分析する場合、運ぶ労力やコストがかかり、また臨機応変な分析ができず、企業にとって負担となる。さらに、回転による液の流動性が安定するまで時間を要する(10〜40分とされている)。また定電流による分析を行うため、その安定化にも調整が必要で、ひいてはトータルの分析時間が長くなってしまう欠点がある。 本発明は旧来の方法の問題点に鑑みてなされたものであり、以下の目的を達成することを課題とする。すなわち、
本発明の目的は、ビアホールやトレンチ内等に銅金属を埋めこむ時に使用する銅鍍金液のフィルド性の評価を簡便・低コストで短時間に行うことができる銅鍍金液のフィルド性評価方法、及びそのようなフィルド性評価をし得る銅鍍金液のフィルド性評価装置及び該装置を持ち運び可能とした携帯型の銅鍍金液のフィルド性評価装置、並びに該評価方法及び評価装置に使用し得るフィルド性評価用基板、フィルド性評価用電極群とその再利用方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

(1)第二電極と、表面に凹凸を有する第一電極と、それらの電位の少なくとも一部を同極性または異極性で供給する第三電極とに銅鍍金液を接触させ、第二電極に対して第一電極の電圧が負の方向へ時間変化する電圧を印加し、該第一電極及び第二電極間に流れる電流の変化が観測される電圧範囲において、特定の電圧値における電流値(A)、又は特定の該電圧範囲における積分値(B)に基づいて前記銅鍍金液のフィルド性を評価するこ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、ビアホールやトレンチ内等に銅金属を埋めこむ時に使用する銅鍍金液のフィルド性の評価を簡便・低コストで短時間に行うことができる銅鍍金液のフィルド性評価方法、及びそのようなフィルド性評価をし得る銅鍍金液のフィルド性評価装置及び該装置を持ち運び可能とした携帯型の銅鍍金液のフィルド性評価装置、並びに該評価方法及び評価装置に使用し得るフィルド性評価用基板、フィルド性評価用電極群とその再利用方法を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明のフィルド性評価用基板を示す上面図であり、(a)は配線パターンを示し、(b)は基板個片サイズのカバーレイに開口するクリアランスパターンを示す。

【図2】フィルド性評価用基板の有底構造の穴径及びピッチを異ならせた4例((a)〜(d))を示す上面図である。

【図3】本発明の銅鍍金液のフィルド性評価方法に用いる(A)温調キットの斜視図、及び(B)被評価液投入用容器の上方から見た図である。

【図4】本発明の携帯型の銅鍍金液のフィルド性評価装置を示す斜視図である。

【図5】実施例2において、フィルド性評価用基板10の電極12を用いて測定した、新建浴液Aに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図6】実施例2において、フィルド性評価用基板10の電極22を用いて測定した、新建浴液Aに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図7】実施例3において、フィルド性評価用基板10の電極12を用いて測定した、液Bに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図8】実施例3において、フィルド性評価用基板10の電極22を用いて測定した、液Bに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図9】実施例4において、フィルド性評価用基板10の電極12を用いて測定した、液Cに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図10】実施例4において、フィルド性評価用基板10の電極22を用いて測定した、液Cに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図11】新建浴液A、B、及びCの−0.35Vにおける電流絶対値について、液の初期状態の値を100%として百分率で示した図である。

【図12】新建浴液A、B、及びCの−0.35Vにおける積分絶対値について、液の初期状態の値を100%として百分率で示した図である。

【図13】実施例5において、フィルド性評価用基板10の電極20を用いて測定した、新建浴液Dに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図14】新建浴液Dの−0.35Vにおける電流絶対値について、液の初期状態の値を100%として百分率で示した図である。

【図15】フィルド性および有底構造について説明するための概念図である。

【図16】実施例6において、フィルド性評価用基板10の電極24を用いて測定した、液Aに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図17】実施例7において、フィルド性評価用基板10の電極20を用いて測定した、液Eに関する電圧―電流曲線を示す図である。

【図18】実施例7において、フィルド性評価用基板10の電極20を用いて測定した、液Eに関する比較的低い電圧領域の電圧―電流曲線を示す図である。

【図19】実施例7において、フィルド性評価用基板10の電極20を用いて測定した、E液に関する比較的低い電圧領域の電圧―電流密度曲線を示す図である。

【図20】実施例8において、フィルド性評価用基板10の電極20を用いて測定した、E液に関してレベラー濃度を変化させた場合の電圧―電流曲線を示す図である。

【図21】実施例9において、フィルド性評価用基板10の電極20を用いて測定した、E液に関してポリマー濃度を変化させた場合の電圧―電流曲線を示す図である。

【図22】実施例10において、フィルド性評価用基板10の電極20を用いて測定した、E液に関してポリマー濃度を変化させた場合の電圧―電流曲線を示す図である。

【図23】実施例10において、フィルド性評価用基板10の電極20を用いて測定した、E液に関してブライトナー濃度を変化させた場合の電圧に対する電流の微分曲線を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 フィルド性評価基板   12 14 18 20 22 24 26 28 電極   30 端子部   90 92 被評価液投入用容器   94 温度制御層

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