(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5836189
(24)【登録日】2015年11月13日
(45)【発行日】2015年12月24日
(54)【発明の名称】内視鏡用撮像モジュール及び電子内視鏡装置
(51)【国際特許分類】
A61B 1/00 20060101AFI20151203BHJP
A61B 1/04 20060101ALI20151203BHJP
【FI】
A61B1/00 300P
A61B1/04 372
A61B1/00 300Y
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-106040(P2012-106040)
(22)【出願日】2012年5月7日
(65)【公開番号】特開2013-233215(P2013-233215A)
(43)【公開日】2013年11月21日
【審査請求日】2014年11月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100115107
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 猛
(74)【代理人】
【識別番号】100151194
【弁理士】
【氏名又は名称】尾澤 俊之
(72)【発明者】
【氏名】疋田 麻衣
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼橋 一昭
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 一誠
【審査官】
小田倉 直人
(56)【参考文献】
【文献】
特開2012−071064(JP,A)
【文献】
特開2007−135951(JP,A)
【文献】
米国特許第04646721(US,A)
【文献】
特開2010−069217(JP,A)
【文献】
特開平10−170794(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 1/00
A61B 1/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内視鏡スコープ先端部に内蔵される、対物レンズ光学系と、該対物レンズ光学系の出射光の光路を変更するプリズムと、該プリズムからの出射光を受光する撮像素子とを備える内視鏡用撮像モジュールであって、
前記対物レンズ光学系と前記プリズムとの間に密着して介装される黒色高熱伝導性シートを前記撮像素子の裏面側まで延ばして貼り付けると共に、該黒色高熱伝導性シートの前記プリズムの光入射面前部位置に、フレア対策用絞り孔を開口した内視鏡用撮像モジュール。
【請求項2】
請求項1に記載の内視鏡用撮像モジュールであって、前記対物レンズ光学系のうち前記プリズムに最も近いレンズの該プリズム側の面の周縁に、フレア対策用且つ衝突緩衝用の弾性部材でなる黒色リング部材が埋め込まれている内視鏡用撮像モジュール。
【請求項3】
請求項1に記載の内視鏡用撮像モジュールであって、前記対物レンズ光学系のうち前記プリズムに最も近いレンズの該プリズム側の面の周縁に、フレア対策用且つ吸湿性の高い材料でなる黒色リング部材が埋め込まれている内視鏡用撮像モジュール。
【請求項4】
請求項3に記載の内視鏡用撮像モジュールであって、前記黒色リング部材が弾性力を持つ内視鏡用撮像モジュール。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の内視鏡用撮像モジュールを内視鏡スコープ先端部に内蔵した電子内視鏡装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内視鏡スコープ先端部に内蔵される内視鏡用撮像モジュール及び電子内視鏡装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電子内視鏡装置の内視鏡スコープは、患者の負担軽減のために細径化が進み、現状では直径9mmのものが普通になってきているが、更なる細径化も図られている。内視鏡スコープ先端部には、対物レンズ光学系や撮像素子等で構成される撮像モジュールを内蔵させる他、鉗子パイプやライトガイド、送気・送水パイプ等を通す必要がある。このため、撮像モジュールの設置空間は更に狭くなる傾向にあり、撮像モジュール自体の小型化,低背化を図る必要が生じる。
【0003】
その一方で、内視鏡用撮像モジュールの撮像素子は、一般のデジタルカメラに搭載される撮像素子ほどの画素数ではないが、観察画像を表示するモニタ装置の高精細化に伴って多画素化が図られている。つまり、それだけ発熱量が大きくなる。
【0004】
発熱量の大きな撮像素子を、より狭い設置空間に取り付けるには、撮像素子の熱をどの様にして逃がすかが問題となる。例えば、下記の特許文献1に記載の内視鏡スコープでは、撮像素子の熱を信号線ケーブル側に逃がすことができる様に、撮像素子の裏面側から信号線ケーブルまで可撓性を持つ板状の高熱伝導性材を取り付けている。
【0005】
これとは別に、内視鏡用撮像モジュールもフレア対策が必要となる。例えば、下記の特許文献2に記載の様に、撮像素子受光面に至る光路の途中に、フレア除去用の絞りを金属膜等で形成し、余分な反射光が撮像素子受光面に入射しないようにしている。
【0006】
内視鏡スコープが細径化されるに従って、撮像モジュールの設置空間は狭くなり、これに伴って様々な問題が生じる。夫々の問題を解決するには、新たに工夫した部品や部材、上記の例でいえば、放熱部材やフレア対策用の絞り部材を内視鏡スコープ内に設置する必要が生じる。つまり、細径化を図るほど、部品,部材の点数が増え、その設置空間のため細径化が阻害されてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2012−050703号公報
【特許文献2】特開2009―288682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、フレア対策用の部品と撮像素子放熱用の部品との共用を図り、内視鏡スコープの細径化を図ることが可能な内視鏡用撮像モジュールと電子内視鏡装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の内視鏡用撮像モジュールは、内視鏡スコープ先端部に内蔵される、対物レンズ光学系と、該対物レンズ光学系の出射光の光路を変更するプリズムと、該プリズムからの出射光を受光する撮像素子とを備える内視鏡用撮像モジュールであって、前記対物レンズ光学系と前記プリズムとの間に密着して介装される黒色高熱伝導性シートを前記撮像素子の裏面側まで延ばして貼り付けると共に、該黒色高熱伝導性シートの前記プリズムの光入射面前部位置に、フレア対策用絞り孔を開口したことを特徴とする。
【0010】
本発明の電子内視鏡装置は、上記の内視鏡用撮像モジュールを内視鏡スコープ先端部に内蔵したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、1枚の黒色高熱伝導性シートを、撮像素子の放熱とフレア対策用絞り孔として使用するため、部品点数が減り、撮像モジュールの小型化,細径化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の一実施形態に係る電子内視鏡装置を構成する内視鏡スコープの全体図である。
【
図2】
図1に示す内視鏡スコープの先端部の斜視図である。
【
図4】
図3に示す黒色高熱伝導性フィルムの斜視図である。
【
図5】本発明の別実施形態に係る撮像モジュールの断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0014】
図1は本発明の一実施形態に係る電子内視鏡装置を構成する内視鏡スコープの構成図である。内視鏡スコープ100は、操作部11と、この操作部11に連設され体腔内に挿入される内視鏡挿入部13とを備える。操作部11には、ユニバーサルコード15が接続され、このユニバーサルコード15の先端に図示省略のコネクタが設けられる。
【0015】
このコネクタは、図示省略の光源装置に着脱自在に連結され、光源装置からの照明光が、ライトガイドを通して内視鏡挿入部13の先端部17に送られる。また、このコネクタにはビデオコネクタも接続され、ビデオコネクタが、図示省略のプロセッサ装置に接続され、画像信号処理等が行われる。電子内視鏡装置は、内視鏡スコープ100と、光源装置及びプロセッサ装置で構成される。
【0016】
内視鏡スコープ100の内視鏡挿入部13は、操作部11側から順に、軟性部19、湾曲部21、及び先端部17で構成され、湾曲部21は、操作部11のアングルノブ23,25を回動することによって遠隔的に湾曲操作される。これにより、先端部17は内視鏡操作者により所望の方向に向けられる。
【0017】
操作部11には、前述のアングルノブ23,25の他、送気・送水ボタン、吸引ボタン、シャッタボタン等の各種ボタン27が並設されている。また、内視鏡挿入部13側へ延長された連設部29は、鉗子挿入口31を有する。鉗子挿入口31は、挿入された注射針,高周波メス,鉗子等の処置具を、内視鏡挿入部13の先端部17に形成された鉗子出口33(
図2参照)から導出する。
【0018】
図2は、内視鏡挿入部13の先端部17の斜視図であり、
図3は、
図2のA−A線断面模式図である。
図2に示すように、内視鏡挿入部13の先端部位である先端部17は、その先端面35に、撮像光学系の観察窓37と、観察窓37の両脇に設けられた照明光学系の照明窓39A,39Bとが配置され、その近傍に鉗子出口33が配置されている。更に、観察窓37に送気・送水するノズル41が噴出口を観察窓37に向けて配置されている。
【0019】
内視鏡先端部17は、
図3に示すように、ステンレス鋼材などの金属材料からなる先端硬質部43と、先端硬質部43に形成された穿設孔43aに固定される撮像モジュール47と、他の穿設孔43bに配設された金属製の鉗子パイプ49とを備える。鉗子パイプ49の先端が、
図2の鉗子出口33に接続される。更に、内視鏡先端部17には、ノズル41に接続される送気・送水パイプ51や、照明光学系に接続される図示省略の導光用ライトガイド等の各種の部材が収容されている。
【0020】
撮像モジュール47は、鏡胴45aに収容された複数の対物レンズから構成される対物レンズ群(図示省略)と、鏡胴45aに外嵌固定されたプリズム保持部材45bと、このプリズム保持部材45bに後述のフィルム70を介して取り付けられ対物レンズ群から出射される光の光路を直角方向に反射するプリズム55とを備える。プリズム保持部材45bは、対物レンズ群の鏡胴は、鏡胴45aとプリズム保持部材45bとで構成される。
【0021】
撮像モジュール47は更に、プリズム55で反射された光を受光する撮像素子59と、ベアチップ状態の撮像素子59の側端面に貼り付けられた回路基板57とを備える。撮像素子59と回路基板57とは、ボンディングワイヤ52により電気接続され、撮像素子59から出力される観察画像の撮像画像信号は、回路基板57及び信号線ケーブル61を通して上記のプロセッサ装置に出力される。
【0022】
対物レンズ群、プリズム55、及び撮像素子59を含む本実施形態の撮像モジュール47は、内視鏡先端部17の内部に配置され、撮像装置として機能する。また、照明窓39A,39B(
図2参照)に配置されるレンズ等の光学部材及びこの光学部材に接続されるライトガイド(いずれも図示省略)は、照明光学系を構成する。これらも内視鏡先端部17の内部に配置される。
【0023】
内視鏡先端部17の先端硬質部43の外周には、図示省略の金属スリーブが接続され、この金属スリーブに、湾曲部21(
図1参照)に配設される節輪(図示省略)が湾曲自在に接続されている。金属スリーブの外周は外皮チューブ50で覆われており、先端硬質部43の先端側は先端カバー63で覆われている。外皮チューブ50と先端カバー63とは、内部への浸水がないように互いに密着して接合されている。
【0024】
鏡胴45aは、プリズム55の入射側端面55aに接続されており、プリズム55の出射側端面55bに、透光性保護基板であるカバーガラス65が接合されている。カバーガラス65のプリズム55とは反対側には、エアーギャップ67を介して撮像素子59が配置されている。エアーギャップ67は、撮像素子59の周囲に配置された枠体60によって予め定めた距離に設定されている。
【0025】
本実施形態の撮像モジュール47は、上記構成に加え、例えばカーボングラファイトシートでなる黒色の高熱伝導性フィルム70が一体に取り付けられている。高熱伝導性フィルム70の一端側70aには、
図4に示す様に、フレア対策用のフレア絞り孔70bが穿設されている。
【0026】
そして、高熱伝導性フィルム70の絞り孔70bが設けられた端部70aが、プリズム保持部材45bの入射光出射端側フランジ45cに接着材により密着して貼り付けられている。フランジ45cに貼り付けられた高熱伝導性フィルム70の一端側70aに、プリズム55の入射側端面55aが接着材で密着して貼り付けられている。
【0027】
これにより、対物レンズ群を通して入射して来た像光は、フレア絞り孔70aの開口を通ってプリズム55に入射し、プリズム55で反射して撮像素子59に受光される。そして、対物レンズ群に入射し、鏡胴45aの内部やプリズム保持部材45bの光出射端部等で反射した反射光は、絞り孔70aの周囲のグラファイト壁によって遮断,吸収されてしまう。この結果、撮像画像中のフレアが抑制される。
【0028】
この高熱伝導性フィルム70の他端側70cは、一端側70aに対して略直角に湾曲され、
図3に示す撮像素子59の裏面全面に渡って接着材で貼り付けられる。撮像素子59の側面にも、高熱伝導性フィルム70を貼り付けても良く、更に、回路基板57の裏面側までフィルム70を延ばし、撮像素子59と回路基板57との機械的接続の補強をフィルム70で行っても良い。
【0029】
これにより、撮像素子59で発生した熱は、高熱伝導性フィルム70に伝達され、高熱伝導性フィルム70を通してプリズム保持部材45b,対物レンズ群の鏡胴45aに伝達される。プリズム保持部材45bや鏡胴45aに伝達された熱は、上記の金属スリーブを通して、内視鏡スコープ100の湾曲部21,軟性部19と伝達され、拡散される。これと同時に、撮像素子59の発熱は、回路基板57→配線→信号線ケーブル61の放熱経路にも伝達され、拡散する。
【0030】
以上述べた様に、実施形態の撮像モジュールでは、黒色の高熱伝導性フィルム(シート)70を用い、フレア対策用の絞り孔70aを形成すると共に、これを撮像素子59の放熱にも使用するため、部品点数が減り、狭い設置空間にも配置可能となる。
【0031】
図5は、本発明の別実施形態に係る撮像モジュールの断面模式図である。黒色の高熱伝導性フィルム70を、フレア対策用と撮像素子放熱用に兼用した構成は、前述の実施形態と同様である。本実施形態では、更に、対物レンズ群のうち最後部のレンズ75、即ち、プリズム55の直前のレンズ75のプリズム55側の表面のうち、周縁に沿って環状の凹溝76を刻設し、この凹溝76に、黒色Oリング等の弾性部材77を埋め込んでおく。
【0032】
高熱伝導性フィルム70のフレア対策用絞り孔70bだけで遮断しきれない反射光があった場合、この黒色Oリング77で遮断することが可能となる。
【0033】
絞り孔70bの開口を小さくすればするほど、フレアの原因となる反射光が撮像素子59に入射するのを回避できる。しかし、その一方で、撮像素子59の入射光量は減少し、受光感度は低下してしまう。
【0034】
そこで、本実施形態の様に、黒色Oリング77の太さやリング形状と、フレア用絞り孔70bの開口形状との組み合わせで不要な反射光だけを遮断できるようにすれば、フレア対策の設計の自由度が増し、受光感度の低下を抑えることができる。
【0035】
また、本実施形態の黒色Oリング77は弾性部材であるため、フレア対策だけでなく、レンズ75のプリズム保持部材45bへの衝合を回避することができる。内視鏡スコープの細径化を更に図るには、対物レンズ群を今より小型に製造し、組み立てなければならない。レンズ75は、撮像モジュールを組み立てるとき、対物レンズ群の最後尾に配置され、プリズム保持部材45bのフランジ小径部45dに衝突してしまう虞がある。
【0036】
しかし、本実施形態の様に、弾性部材でなるリング77が存在するため、この弾性部材77が緩衝部材して機能し、小径部45dへの衝合が回避でき、撮像モジュールの組み立てが容易となる。
【0037】
リング77として、弾性部材ではなく、黒色で且つ乾燥材(吸湿性の高い材料)を用いると、フレア対策及びレンズの曇り防止を図ることが可能となる。勿論、弾性力もあれば、3つの機能を1つのリング77で実現可能となる。
【0038】
以上述べた実施形態によれば、複数の機能を1つの部品で実現する構成のため、部品点数を減らすことができ、更なる小型化,細径化を図る内視鏡スコープ先端部に内蔵する撮像モジュールを得ることができる。
【0039】
以上述べた実施形態の内視鏡用撮像モジュールは、内視鏡スコープ先端部に内蔵される、対物レンズ光学系と、該対物レンズ光学系の出射光の光路を変更するプリズムと、該プリズムからの出射光を受光する撮像素子とを備える内視鏡用撮像モジュールであって、前記対物レンズ光学系と前記プリズムとの間に密着して介装される黒色高熱伝導性シートを前記撮像素子の裏面側まで延ばして貼り付けると共に、該黒色高熱伝導性シートの前記プリズムの光入射面前部位置に、フレア対策用絞り孔を開口したことを特徴とする。
【0040】
また、実施形態の内視鏡用撮像モジュールは、前記対物レンズ群のうち前記プリズムに最も近いレンズの該プリズム側の面の周縁に、フレア対策用且つ衝突緩衝用の弾性部材でなる黒色リング部材が埋め込まれていることを特徴とする。
【0041】
また、実施形態の内視鏡用撮像モジュールは、前記対物レンズ群のうち前記プリズムに最も近いレンズの該プリズム側の面の周縁に、フレア対策用且つ吸湿性の高い材料でなる黒色リング部材が埋め込まれていることを特徴とする。
【0042】
また、実施形態の内視鏡用撮像モジュールは、前記黒色リング部材が、弾性力と、吸湿性とを持つことを特徴とする。
【0043】
また、実施形態の電子内視鏡装置は、上記の内視鏡用撮像モジュールを内視鏡スコープ先端部に内蔵したことを特徴とする。
【0044】
以上述べた実施形態によれば、1つの部品で複数の機能を実現する構成としたため、部品点数が減り、狭い設置空間でも設置可能な撮像モジュールを得ることが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明に係る撮像モジュールは、部品点数を少なくできるため、電子内視鏡装置のスコープ先端部に内蔵する撮像モジュールとして有用である。
【符号の説明】
【0046】
17 内視鏡スコープ先端部
33 鉗子出口
37 観察窓
45a 対物レンズ群の鏡胴
45b プリズム保持部材
45c フランジ
45d フランジ小径部
55 プリズム
59 撮像素子
57 回路基板
70 黒色高熱伝導性フィルム(シート)
70b フレア対策用絞り孔
75 最後部対物レンズ
77 黒色Oリング