特許第5870005号(P5870005)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5870005分析システム、情報処理装置及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5870005
(24)【登録日】2016年1月15日
(45)【発行日】2016年2月24日
(54)【発明の名称】分析システム、情報処理装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G01M 15/10 20060101AFI20160210BHJP
【FI】
   G01M15/10
【請求項の数】8
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2012-246267(P2012-246267)
(22)【出願日】2012年11月8日
(65)【公開番号】特開2014-95583(P2014-95583A)
(43)【公開日】2014年5月22日
【審査請求日】2014年3月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000155023
【氏名又は名称】株式会社堀場製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100121441
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 竜平
(74)【代理人】
【識別番号】100113468
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 明子
(74)【代理人】
【識別番号】100154704
【弁理士】
【氏名又は名称】齊藤 真大
(74)【代理人】
【識別番号】100182121
【弁理士】
【氏名又は名称】三宅 紘子
(72)【発明者】
【氏名】浦谷 勝己
(72)【発明者】
【氏名】三十木 努
【審査官】 田中 秀直
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−170967(JP,A)
【文献】 特開2000−292315(JP,A)
【文献】 特開平11−160204(JP,A)
【文献】 特開平04−033018(JP,A)
【文献】 特開2002−071528(JP,A)
【文献】 特開2000−046705(JP,A)
【文献】 特開2001−075693(JP,A)
【文献】 岡田 薫,エンジン排ガス測定装置 MEXA-7000シリーズ 3.データ処理系と通信ライン,Readout,1995年 9月,No.11,31-34
【文献】 阿部清治,汎用単位変換プログラム・ライブラリUCL2の使用手引,JAERI−Mレポート,1981年 7月,JAERI-M 9592,1−92,http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-9592.pdf
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01M 15/00−15/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関の吸気又は排気を分析する複数の分析装置と、該分析装置と通信可能に接続された情報処理装置とを備え、
前記情報処理装置が、
前記分析装置と当該情報処理装置との間で授受される複数の分析関連データの値にそれぞれ用いるべき単位を定めてなる単位系列データを、複数記憶するとともに、前記分析装置毎に複数の前記単位系列データをひも付けして記憶している単位系列データ記憶部と、
前記単位系列データ記憶部に記憶されている各単位系列データのいずれかの選択入力を受け付ける選択入力受付部と、
前記各分析関連データの値を、前記選択された単位系列データに定められた単位で、それぞれ出力するデータ出力部と、
外部からの編集操作に基づいて、前記単位系列データ記憶部の内容を編集する単位系列データ編集部とを具備し
前記単位系列データが、当該単位系列データを識別するための単位系列名を有し、
前記選択入力受付部が、前記各分析装置に用いることができる単位系列データの前記単位系列名をディスプレイ上に選択可能に一覧表示するとともに、選択された単位系列名が示す単位系列データの内容を前記ディスプレイ上に一覧表示することを特徴とする分析システム。
【請求項2】
前記単位系列データが、前記各分析関連データをそれぞれ識別するための分析関連データ名と、該分析関連データ名に関連付けられた、質量、長さ、容積、温度などの物象種別を示す物象種別名、前記単位を示す単位名、及び出力桁数とを具備したものであることを特徴とする請求項1いずれか記載の分析システム。
【請求項3】
前記情報処理装置が、前記物象種別名毎に使用可能な1以上の単位名を記憶している使用可能単位記憶部をさらに具備し、
前記単位系列データ編集部が単位系列データを編集するにあたって、前記使用可能単位記憶部に記憶されている単位名のうちから前記分析関連データに設定された物象種別に使用可能な単位名を選択することを特徴とする請求項2記載の分析システム。
【請求項4】
前記情報処理装置が、前記使用可能単位記憶部を編集する単位編集部をさらに具備し
前記単位編集部が使用可能単位記憶部を編集するにあたって、前記物象種別毎に互いに異なる単位系列データに含まれる複数の単位名がディスプレイ上に選択可能に一覧表示され、選択された単位名が前記使用可能単位記憶部に記憶されるように構成されていることを特徴とする請求項3記載の分析システム。
【請求項5】
前記情報処理装置が、管理上、複数の分析装置をまとめて1つの分析装置とみなす分析装置管理部をさらに具備していることを特徴とする請求項1〜4記載の分析システム。
【請求項6】
前記複数の分析装置は、階層構造化して管理されており、上位階層の分析装置に対する前記選択入力は、下位階層の分析装置にまで共通して及ぶことを特徴する請求項1〜5記載の分析システム。
【請求項7】
内燃機関の吸気又は排気を分析する複数の分析装置と通信可能に接続された分析システム用の情報処理装置であって、
前記分析装置と当該情報処理装置との間で授受される複数の分析関連データの値にそれぞれ用いるべき単位を定めてなる単位系列データを、複数記憶するとともに、前記分析装置毎に複数の前記単位系列データをひも付けして記憶している単位系列データ記憶部と、
前記単位系列データ記憶部に記憶されている各単位系列データのいずれかの選択入力を受け付ける選択入力受付部と、
前記各分析関連データの値を前記選択された単位系列データに定められた単位でそれぞれ出力するデータ出力部と、
外部からの編集操作に基づいて、前記単位系列データ記憶部の内容を編集する単位系列データ編集部とを具備し
前記単位系列データが、当該単位系列データを識別するための単位系列名を有し、
前記選択入力受付部が、前記各分析装置に用いることができる単位系列データの前記単位系列名をディスプレイ上に選択可能に一覧表示するとともに、選択された単位系列名が示す単位系列データの内容を前記ディスプレイ上に一覧表示することを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
内燃機関の吸気又は排気を分析する複数の分析装置と通信可能に接続された分析システム用の情報処理装置に搭載されるプログラムであって、
前記分析装置と当該情報処理装置との間で授受される複数の分析関連データの値にそれぞれ用いるべき単位を定めてなる単位系列データを、複数記憶するとともに、前記分析装置毎に複数の前記単位系列データをひも付けして記憶している単位系列データ記憶部と、
前記単位系列データ記憶部に記憶されている各単位系列データのいずれかの選択入力を受け付ける選択入力受付部と、
前記各分析関連データの値を前記選択された単位系列データに定められた単位でそれぞれ出力するデータ出力部と、
外部からの編集操作に基づいて、前記単位系列データ記憶部の内容を編集する単位系列データ編集部としての機能を該情報処理装置に発揮させ
前記単位系列データが、当該単位系列データを識別するための単位系列名を有し、
前記選択入力受付部が、前記各分析装置に用いることができる単位系列データの前記単位系列名をディスプレイ上に選択可能に一覧表示するとともに、選択された単位系列名が示す単位系列データの内容を前記ディスプレイ上に一覧表示するように構成されているプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の吸気又は排気を分析するための分析システム、それに用いられる情報処理装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の内燃機関用分析システムは、1以上の分析装置とこれら分析装置を管理するための情報処理装置とから構成されている。そして、分析装置と情報処理装置との間で、測定データや設定データなどの多数の分析関連データが授受される。
【0003】
これら分析関連データに用いられる単位系は、ユーザによって異なり、例えば、国や地域の規格に合わせた単位系を用いる場合もあれば、独自の単位系を用いる場合もある。
【0004】
そのため、従来、例えば、分析システムで用いられる分析関連データの単位系を、出荷先ユーザで使用されている単位系に予め設定する作業が行われる。また、例えば、この分析システムを用いて様々な国の認証試験を行う場合には、ユーザ側で、国の異なる認証試験毎に分析関連データの単位系を変更することもある。
【0005】
しかしながら、1つの分析装置に係る分析関連データですら多数にのぼることがあるうえに、1つのラボで多種類の分析装置を用いることもあり、このような場合には、前述した単位系の設定に大きな手間がかかるという不具合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平09−133610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、多種多数に亘る分析関連データの値の単位設定を、分析装置毎に系統的に、かつ容易に行えるようにすべく図ったものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明に係る分析システムは、内燃機関の吸気又は排気を分析する複数の分析装置と、該分析装置と通信可能に接続された情報処理装置とを備えたものである。
【0009】
そして、前記情報処理装置が、前記分析装置と当該情報処理装置との間で授受される複数の分析関連データの値にそれぞれ用いるべき単位を定めてなる単位系列データを、複数記憶するとともに、前記分析装置毎に複数の前記単位系列データをひも付けして記憶している単位系列データ記憶部と、前記単位系列データ記憶部に記憶されている各単位系列データのいずれかの選択入力を受け付ける選択入力受付部と、前記各分析関連データの値を、前記選択された単位系列データに定められた単位で、それぞれ出力するデータ出力部と、外部からの編集操作に基づいて、前記単位系列データ記憶部の内容を編集する単位系列データ編集部とを具備し、前記単位系列データが、当該単位系列データを識別するための単位系列名を有し、前記選択入力受付部が、前記各分析装置に用いることができる単位系列データの前記単位系列名をディスプレイ上に選択可能に一覧表示するとともに、選択された単位系列名が示す単位系列データの内容を前記ディスプレイ上に一覧表示することを特徴とする。
【0010】
このようなものであれば、ある1つの分析装置で用いられる一連の分析関連データの値の各単位を、当該分析装置に関連づけられたいずれかの単位系列データを選択するだけで、一括して設定したり、変更したりできるので、単位設定の手間を大幅に軽減することができる。
また、単位の一括設定や一括変更を分析装置毎に行うようにしてあるので、使いやすく、設定ミスなども可及的に防止できる。
【0011】
本発明の効果がさらに顕著となる実施態様としては、前記分析装置を複数具備し、前記単位系列データ記憶部が、分析装置毎に複数の単位系列データをひも付けて分類して記憶しているものを挙げることができる。
【0012】
設定の自由度を上げるためには、前記情報処理装置が、前記単位系列データ記憶部の内容を編集する単位系列データ編集部をさらに具備していることが望ましい。
【0013】
具体的な実施形態としては、前記単位系列データが、前記各分析関連データをそれぞれ識別するための分析関連データ名と、該分析関連データ名に関連付けられた、質量、長さ、容積、温度などの物象種別を示す物象種別名、前記単位を示す単位名、及び出力桁数とを具備したものを挙げることができる。
【0014】
単位系列データの編集を容易化するためには、前記情報処理装置が、前記物象種別名毎に使用可能な1以上の単位名を記憶している使用可能単位記憶部をさらに具備し、前記単位系列データ編集部が単位系列データを編集するにあたって、前記使用可能単位記憶部に記憶されている単位名のうちから前記分析関連データに設定された物象種別に使用可能な単位名を選択することが望ましい。
【0015】
単位の設定自由度を上げるためには、前記情報処理装置が、前記使用可能単位記憶部を編集する単位編集部をさらに具備していることが望ましい。
【0016】
系統だった分析装置の管理を可能とするには、前記情報処理装置が、管理上、複数の分析装置をまとめて1つの分析装置とみなす分析装置管理部をさらに具備していることが望ましい。
【発明の効果】
【0017】
このように構成した本発明によれば、ある1つの分析装置で用いられる一連の分析関連データの値の各単位を、当該分析装置に関連づけられたいずれかの単位系列データを選択するだけで、一括して設定したり、変更したりできるので、単位設定の手間を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施形態における分析システムの全体構成図。
図2】同実施形態における単位系列データ記憶部の内容を示すデータ構成図。
図3】同実施形態における単位系列データの内容を示すデータ構成図。
図4】同実施形態における使用可能単位記憶部の内容を示すデータ構成図。
図5】同実施形態における編集画面の一例を示す画面構成図。
図6】同実施形態における編集画面の一例を示す画面構成図。
図7】同実施形態における編集画面の一例を示す画面構成図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一実施形態につき、図面を参照して説明する。
【0020】
本実施形態に係る分析システム1は、図1に示すように、車両内燃機関の排ガスをサンプリングして分析成分濃度や燃費等を算出するものであって、複数の排ガス分析装置2と、それら分析装置2による測定データを受信したり分析装置2に対する設定データを送信したりしてこれらを統括管理する情報処理装置3とを具備している。なお、以下、各分析装置2と情報処理装置3との間で授受される前記測定データや前記設定データ等を分析関連データと言う。
【0021】
分析装置2は、例えばCVS装置やEGR測定装置、あるいは内部に複数の排ガス分析ユニットを有した排ガス総合分析装置などであり、それぞれ複数の測定データを出力する。なお、複数の分析装置を、情報処理装置3による管理の便宜上、1つの分析装置として認識するようにしてもよいし、その逆でも構わない。また、分析装置を階層構造化した管理体系としてもよい。階層構造化した場合は、上位階層の分析装置に対する後述の種々の設定等は、下位階層の分析装置にまで共通に及ばせることができ、一方、下位階層に属する一部の分析装置のみに後述の設定等を有効にすることもできる。
【0022】
情報処理装置3は、例えば、図示しないCPU、メモリ、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インタフェース、入力手段(マウスやキーボード)、ディスプレイなどから構成されたものであって、前記メモリに記憶された所定のプラグラムに従って、CPU及びその周辺機器が協働することにより、後述する単位系列データ記憶部31、選択入力受付部32、データ出力部33、単位系列データ編集部34、使用可能単位記憶部35、単位編集部36、分析装置管理部37等としての機能を担う。
【0023】
次に、前記各部の詳細な説明も兼ねて、上述した本分析システム1の構成について説明する。
【0024】
上述した分析関連データは、分析装置管理部37を介してデータ出力部33で受け付けられ、例えばディスプレイに表示出力されたり、ファイル出力されたりするが、この実施形態では、出力される分析関連データの値の単位を、オペレータが入力手段を利用して設定することができる。
【0025】
次に、単位の設定について具体的に説明する。
【0026】
まず選択入力受付部32が、単位系列データ記憶部31を参照して、ディスプレイ上に図5に示す単位設定ウィンドウ4を表示する。
【0027】
詳述すれば、単位系列データ記憶部31には、図2に示すように、分析装置2毎に複数の単位系列データがひも付けられて記憶されている。この単位系列データは、図3に示すように、当該単位系列データを識別するための単位系列名に加え、実態的内容として分析関連データを識別するための分析関連データ名(図5ではData Categoryとして表記されている)と、各分析関連データ名にそれぞれ関連付けられた、質量、長さ、容積、温度などの物象種別を示す物象種別名(図5では、Unit Familyとして表記されている)、前記単位を示す単位名(図5では、Unitとして表記されている)、及び出力桁数(図5では、Sig.Digitとして表記されている)とを具備したものである。
【0028】
しかして、前記単位設定ウィンドウ4には、分析装置名を切替可能に表示する分析装置名表示欄41、選択されている分析装置2に用いることができる単位系列名を選択可能に一覧表示する単位系列名表示欄42、及び選択されている単位系列データの内容を一覧表示する単位系列データ内容表示欄43等が設けられている。選択入力受付部32は、上述した単位系列データ記憶部31に記憶されている分析装置名を分析装置名表示欄41に、単位系列名を単位系列名表示欄42に、分析関連データ名、物象種別名、単位名、及び出力桁数を単位系列データ内容表示欄43に表示する。
【0029】
このように表示された単位設定ウィンドウ4では、分析装置名表示欄41に表示されている分析装置2について、単位系列名表示欄42でアクティブになっている単位系列データが選択されていることが示される。この図5では、CVSという名称の分析装置に対して、Metricと言う単位系列名の単位系列データが選択されている。
【0030】
この状態で、オペレータが、例えばマウスを用いて単位系列名表示欄42に表示されている別の単位系列名を選択すると、その単位系列データの内容が単位系列データ内容表示欄43に一覧表示される。そして、図示しないが、オペレータによる確定操作がなされると、選択入力受付部32は、選択されている単位系列データを受け付ける。
【0031】
その後は、データ出力部33が、前記分析関連データの値を、前記選択された単位系列データに定められた各単位で、例えばそれぞれディスプレイに表示する(図示しない)。
【0032】
また、この実施形態では、前記単位系列データ記憶部31の内容を編集することができる。そのためには、オペレータが単位設定ウィンドウ4のEDITボタンをクリックするなどの適宜操作をする。そうすると、図6に示す単位系列データ編集ウィンドウ5が表示され、分析装置2毎に関連付けられている各単位系列データの内容、すなわち、分析関連データ名、物象種別名、単位名、出力桁数を変更できるようにしてある。そして、この操作でオペレータに選択された内容を単位系列データ編集部34が読み込み、単位系列データ記憶部31の内容を更新する。さらに、図6では、単位名と出力桁数とを、予め登録されたリストの中から選択できるようにしてある。
【0033】
その他に、図5に示すADDボタンをクリックすることで、単位系列データを増やしたり、同図に示すDELETEボタンをクリックすることで、単位系列データを削除したりすることもできる。
【0034】
加えて、この使用可能単位記憶部35の内容も、オペレータは編集できる。その場合は、オペレータによる適宜の操作で図7に示す使用可能単位編集ウィンドウ6が表示される。この使用可能単位編集ウィンドウ6には、物象種別名リスト欄61が設けてあり、そのリスト欄61において一の物象種別名を選択すると、選択された物象種別に用いることのできる単位名が使用可能単位欄62にリスト表示される。そのリストのうち、チェックボックスにチェックを入れた単位名が使用可能なものであり、チェックをはずせば、その単位名を使用不能にできる。単位のスケールも編集可能である。この操作を単位編集部36が読み込んで、前記使用可能単位記憶部35を編集する。
【0035】
しかしてこのようなものであれば、ある1つの分析装置で用いられる一連の分析関連データの値の各単位を、当該分析装置に関連づけられたいずれかの単位系列データを選択するだけで、一括して設定したり、変更したりできるので、単位設定の手間を大幅に軽減することができる。
【0036】
また、単位系列データ編集部34及び単位編集部36によって、オペレータの必要に応じた単位を随時追加、変更、又は削除することができるため、柔軟な運用が可能となる。
【0037】
なお、本発明は前記実施形態に限られず、例えば、それぞれのウィンドウの構成など、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【符号の説明】
【0038】
1・・・分析システム
2・・・分析装置
3・・・情報処理装置
31・・・単位系列データ記憶部
32・・・選択入力受付部
33・・・データ出力部
34・・・単位系列データ編集部
35・・・使用可能単位記憶部
36・・・単位編集部
37・・・分析装置管理部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7