【実施例】
【0161】
本発明の代表的な化合物は、以下に記載される一般的合成方法に従って合成することができる。式(I)の化合物は、当業者に既知の方法により調製することができる。以下の実施例は、本発明の代表的な実施例であるということのみを意味し、本発明の限定であることは全く意味しない。
【0162】
(実施例1)
N−[1−(4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0163】
【化67】
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【0164】
工程A
5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミン
【0165】
【化68】
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【0166】
DMF(20mL)中の2−フルオロ−5−トリフルオロ−ベンゾニトリル(マトリックス、5g、26.4mmol)、N−ヒドロキシ−アセトアミド(Aldrich、2.9g、39.7mmol)及びK
2CO
3(5.48g、39.7mmol)を、80℃で一晩加熱した。反応溶液を酢酸エチルと水の間で分画した。水性層を酢酸エチルで2回抽出した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これをシリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル2:1)によって精製して、表題化合物を白色の固体として得た(4.1g、76.7%)。
【0167】
MS:203(MH
+)。
【0168】
工程B
(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−酢酸
【0169】
【化69】
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【0170】
MeOH(10mL)中の5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミン(2.5g、12.4mmol)及びグリオキシル酸一水和物(Aldrich、1.14g、12.4mmol)を、数滴のAcOHで処理し、80℃で30分間加熱した。次いで反応溶液を室温まで冷まし、NaBCNH
3(Aldrich、1.17g、18.6mmol)を一度に入れ、得られた溶液を室温で更に2時間攪拌した。溶媒を除去し、残留物をエーテルと1N NaOHの間で分画した。次いで水性層を1N HClでpH=3に酸性化した後、酢酸エチルで3回抽出した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して表題化合物を白色の固体として得た。
【0171】
MS:261(MH+)。
【0172】
工程C
3−[2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0173】
【化70】
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【0174】
DCM(20mL)中の(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−酢酸(2.6g、9.99mmol)、3−アミノ−アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(1.72g、9.99mmol)、EDCl(2.3g、12.0mmol)、HOBt(1.62g、12.0mmol)を、室温で4時間攪拌した。次いで反応物をDCMと水との間で分画した。水性層をDCMで2回抽出した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これをシリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル1:1)によって精製して、表題化合物を白色の発泡体として得た。
【0175】
MS:415(MH
+)。
【0176】
工程D
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩
【0177】
【化71】
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【0178】
DCM(5mL)及びTFA(5mL)中の3−[2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル(500mg、1.21mmol)を、室温で1時間攪拌した。溶媒を除去し、次いで一晩凍結乾燥させて表題化合物を無色の油状物として得た。
【0179】
MS:315(MH+)。
【0180】
工程E
N−[1−(4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0181】
【化72】
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【0182】
DCM(10mL)中のN−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(100mg、0.318mmol)及び4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキサノン(69mg、0.318mmol)溶液に、TEA(55μL、0.382mmol)を添加し、得られた溶液を室温で30分間攪拌した。次いでトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(81mg、0.382mmol)を添加し、反応溶液を室温で一晩攪拌した。反応溶液をDCM/IPA(3:1)溶液中に溶解し、飽和NaHCO
3で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、MeOH(B)中のEtOAc(A)及び7M NH
3を使用して(100% A〜A中10% B)、カラムクロマトグラフィーによって精製し、上記生成物を白色の固体として得た。
【0183】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0184】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:7.90(s、1H)、7.75(d、J=10.4Hz、1H)、7.50(d、J=8.8Hz、1H)、6.60〜6.85(m、3H)、6.33〜6.50(m、1H)、5.90(br.s.、2H)、5.42〜5.53(m、1H)、5.35(br.s.、1H)、4.51〜4.64(m、1H)、4.10(d、J=5.3Hz、2H)、3.53〜3.65(m、2H)、2.80〜2.96(m、2H)、2.43(t、J=11.6Hz、1H)、2.32(br.s.、1H)、2.16〜2.26(m、1H)、1.95〜2.06(m、1H)、1.72〜1.85(m、3H)、1.70(br.s.、2H)、1、64(br.s.、3H)、1.42〜1.57(m、5H)、1.31(br.s.、3H)、1.25(br.s.、4H)。
【0185】
(実施例2)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0186】
【化73】
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【0187】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0188】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0189】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.27(d、J=2.5Hz、1H)、8.21(s、1H)、7.77〜7.89(m、2H)、7.58(d、J=8.8Hz、1H)、6.78(d、J=8Hz.6、1H)、4.51(t、J=7.1Hz、1H)、4.11(q、J=7.2Hz、2H)、4.03(s、2H)、3.90(s、3H)、3.67(t、J=7.7Hz、2H)、3.26〜3.37(m、3H)、2.99(t、J=7.7Hz、2H)、2.33〜2.43(m、1H)、2.20(t、J=10.1Hz、2H)、1.81〜1.93(m、2H)、1.56(d、J=14.1Hz、2H)、1.33〜1.46(m、2H)
【0190】
(実施例3)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0191】
【化74】
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【0192】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0193】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0194】
1H−NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.75(s、1H)、7.95(s、1H)、7.80(s、1H)、7.75(d、J=6.5Hz、1H)、7.48(d、J=6.8Hz、1H)、4.55(m、1H)、4.11(s、2H)、3.60(t、J=7.7Hz、2H)、3.12(t、J=7.5Hz、2H)、2.34(br.s.、1H)、1.85(m、4H)、1.70(m、2H)、1.55(m、2H)。
【0195】
(実施例4)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0196】
【化75】
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【0197】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0198】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0199】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.20(s、1H)、7.85(d、J=7.0Hz、1H)、7.70(d、J=3.0Hz、1H、7.60(d、J=6.5Hz、1H)、7.50(d、J=2.5Hz、1H)、4.48(m、1H)、4.05(s、2H)、3.65(t、J=7.7Hz、2H)、3.00(t、J=7.5Hz、2H)、2.40(m、3H)、1.85(m、4H)、1.65(m、2H)、1.50(m、2H)。
【0200】
(実施例5)
N−(1ビシクロヘキシル−4−イル−アゼチジン−3−イル)−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0201】
【化76】
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【0202】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及びビシクロヘキシル−4−オンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0203】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0204】
1H−NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.23(s、1H)、7.85(dd、J=8.8Hz、1.5Hz、1H)、7.61(d、J=8.8Hz、1H)、4.49(t、J=7.1Hz、1H)、4.02(s、2H)、3.58〜3.72(m、3H)、2.92〜3.06(m、2H)、1.84(d、J=10.9Hz、3H)、1.59〜1.79(m、10H)、1.16〜1.30(m、5H)、0.91〜1.06(m、9H)
【0205】
(実施例6)
4−{3−[2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0206】
【化77】
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【0207】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−オキソ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0208】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0209】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.22(s、1H)、7.85(d、J=10.4Hz、1H)、7.60(d、J=8.6Hz、1H)、4.48(quin、J=7.0Hz、1H)、4.13(q、J=7.1Hz、2H)、3.63(t、J=7.8Hz、2H)、2.99(t、J=7.6Hz、2H)、2.51(t、J=4.9Hz、1H)、2.14〜2.27(m、1H)、1.97〜2.11(m、2H)、1.46〜1.67(m、5H)、1.20〜1.38(m、6H)。
【0210】
(実施例7)
N−[1−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0211】
【化78】
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【0212】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−イソプロピル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0213】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0214】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.23(s、1H)、7.85(d、J=10.6Hz、1H)、7.61(d、J=8.8Hz、1H)、4.50(s、1H)、4.02(s、2H)、3.53〜3.76(m、2H)、3.34(s、22H)、2.92(s、2H)、2.26(br.s、1H)、1.49(br.s.、6H)、1.42(br.s.、4H)、1.36(s、3H)、1.09(br.s.、2H)、0.88(s、8H)
【0215】
(実施例8)
N−{1−[4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0216】
【化79】
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【0217】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0218】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0219】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.87(s、1H)、7.69(dd、J=1.4、8.7Hz、1H)、7.43(d、J=8.8Hz、1H)、6.82(d、J=7.6Hz、1H)、5.91(t、J=5.3Hz、1H)、4.54(d、J=7.1Hz、1H)、4.08(d、J=5.6Hz、2H)、3.71〜3.91(m、1H)、3.57(t、J=7.5Hz、2H)、2.99(dd、J=5.4、8.0Hz、2H)、1.96(td、J=4.0、8.3Hz、3H)、1.66(dd、J=4.5、9.3Hz、2H)、1.20〜1.50(m、7H)、0.68〜0.92(m、10H)、−0.13〜0.14(m、7H)。
【0220】
(実施例9)
N−[1−(4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0221】
【化80】
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【0222】
THF(2mL)中のN−{1−[4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(5−トリフルオロ−メチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例8で調製、20mg、0.033mmol)に、1N HCl(200μL)を添加し、室温で1.5時間攪拌した。反応溶液を1N NaOHでpH=10に急冷し、次いでEtOAcで抽出して、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して表題生成物を得た。
【0223】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0224】
1H NMR(400MHz、MeOH)δ:7.63〜7.70(m、2H)、7.57(dd、J=3.4、5.7Hz、2H)、7.46(s、1H)、5.61(dd、J=2.0、6.1Hz、1H)、5.54(dd、J=2.0、6.1Hz、1H)、5.40(dd、J=2.0、5.8Hz、1H)、4.30(t、J=7.1Hz、1H)、4.12〜4.21(m、5H)、3.77〜3.89(m、8H)、2.43(d、J=8.3Hz、1H)、1.93〜2.04(m、4H)、1.83〜1.92(m、5H)、1.73〜1.82(m、7H)、1.18〜1.42(m、21H)、0.80〜0.98(m、17H)
【0225】
(実施例10)
(4−{3−[2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【0226】
【化81】
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【0227】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び(4−オキソ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0228】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0229】
1H NMR(400 MHz、CDCl
3)δ:7.89(s、1H)、7.65〜7.77(m、1H)、7.46(d、J=8.8Hz、1H)、6.85(d、J=7.3Hz、1H)、5.88(t、J=5.3Hz、1H)、4.47〜4.60(m、1H)、4.38(d、J=7.8Hz、1H)、4.00〜4.17(m、3H)、3.59(t、J=7.5Hz、3H)、3.02(dd、J=5.4Hz、2H)、1.91〜2.03(m、5H)、1.70〜1.82(m、3H)、1.40〜1.49(m、14H)、1.03〜1.14(m、5H)。
【0230】
(実施例11)
N−[1−(4−アミノ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩
【0231】
【化82】
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【0232】
(4−{3−[2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(実施例10で調製、50mg)を、DCM(2L)中のTFA(100μL)で、室温で1時間処理した。溶媒を除去して、生成物をTFA塩として得た。
【0233】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.21(s、1H)、7.86(dd、J=1.5、8.6Hz、1H)、7.60(d、J=8.6Hz、1H)、4.36(s、4H)、4.05(s、2H)、3.05〜3.17(m、1H)、2.16(d、J=9.6Hz、4H)、1.45(br.s.、3H)、1.28(s、4H)。
【0234】
(実施例12)
N−[1−(4−エチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0235】
【化83】
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【0236】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−エチル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0237】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0238】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.22(s、1H)、7.78〜7.92(m、1H)、7.60(d、J=8.8Hz、1H)、4.50(t、J=7.1Hz、1H)、3.64(t、J=7.7Hz、2H)、2.96(t、J=7.7Hz、2H)、2.22(br.s.、1H)、1.40〜1.50(m、7H)、1.22〜1.37(m、4H)、0.89(t、J=7.2Hz、4H)。
【0239】
(実施例13)
N−[1−(4−シアノ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0240】
【化84】
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【0241】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−シアノ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0242】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0243】
LC−MS:422(MH
+)。
【0244】
(実施例14)
N−[1−(4−プロピル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0245】
【化85】
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【0246】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−n−プロピル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0247】
LC−MS:439(MH+)。
【0248】
(実施例15)
N−[1−(4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメトキシ−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0249】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0250】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0251】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0252】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.80(s、1H)、7.51(s、2H)、6.82(s、1H)、6.72(s、2H)、5.89(s、2H)、4.61(d、J=7.6Hz、1H)、4.05〜4.14(m、3H)、4.04(s、2H)、3.54〜3.68(m、2H)、2.98(br.s.、1H)、2.00〜2.06(m、1H)、1.97(s、3H)、1.76〜1.89(m、3H)、1.57〜1.76(m、6H)。
【0253】
(実施例16)
4−{3−[2−(5−トリフルオロメトキシ−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0254】
【化87】
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【0255】
(N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメトキシ−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−オキソ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0256】
MS:485(MH
+)。
【0257】
(実施例17)
N−[1−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメトキシ−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0258】
【化88】
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【0259】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメトキシ−ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例1、工程Dで調製)及び4−イソプロピル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0260】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0261】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.78(s、1H)、7.49(s、2H)、4.50(t、J=7.2Hz、1H)、3.57〜3.71(m、2H)、2.94(dd、J=7.1、8.3Hz、2H)、2.26(t、J=3.8Hz、1H)、1.29〜1.58(m、10H)、1.01〜1.15(m、1H)、0.88(d、J=6.6Hz、7H)。
【0262】
(実施例18)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0263】
【化89】
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【0264】
工程A
1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミン
【0265】
【化90】
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【0266】
IPA(10mL)中の2−フルオロ−5−トリフルオロメチル−ベンゾニトリル(マトリックス、6.5g、34.4mmol)及びメチルヒドラジン(Aldrich、2.72mL、51.6mmol)を加熱して、2時間還流させた。溶媒を除去して、表題化合物を白色の固体として得た。
【0267】
MS:216(MH
+)。
【0268】
工程B
(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−酢酸
【0269】
【化91】
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【0270】
1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミン(前述の工程で調製)及びグリオキシル酸の還元アミノ化から、実施例1の工程Bに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0271】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.10(s、1H)、7.55(d、J=6.1Hz、1H)、7.42(d、J=7.0Hz、1H)、4.15(d、J=2.0Hz、2H)、3.85(s、3H)。
【0272】
工程C
3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
【0273】
【化92】
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【0274】
(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−酢酸(前述の工程で調製)及び3−アミノ−アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルのEDClカップリングから、実施例1の工程Cに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の発泡体として調製した。
【0275】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.95(s、1H)、7.41(d、J=6.5Hz、1H)、7.28(d、J=6.5Hz、1H)、4.42(m、1H)、4.05(t、J=6.0Hz、2H)、3.92(t、J=6.0Hz、2H)、3.89(s、2H)、3.68(s、3H)、1.28(s、9H)。
【0276】
工程D
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩
【0277】
【化93】
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【0278】
3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルのTFA処理から、実施例1の工程Dに記載される手順を使用して、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0279】
MS:328(MH
+)。
【0280】
工程E
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0281】
【化94】
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【0282】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(前述の工程で調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0283】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0284】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.11(d、J=2.5Hz、1H)、7.95(s、1H)、7.69(dd、J=8.7、2.7Hz、1H)、7.36〜7.46(m、1H)、7.29(d、J=8.8Hz、1H)、6.62(d、J=8.6Hz、1H)、4.36(quin、J=6.9Hz、1H)、3.86(s、2H)、3.70(s、3H)、3.50(t、J=7.7Hz、2H)、3.21(s、1H)、2.83(t、J=7.6Hz、2H)、2.16〜2.28(m、1H)、1.97〜2.09(m、2H)、1.69(d、J=6.3Hz、2H)、1.39(d、J=10.1Hz、2H)、1.22(br.s.、2H)。
【0285】
(実施例19)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−ピリジン−3−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0286】
【化95】
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【0287】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−ピリジン−3−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0288】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0289】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.75(s、1H)、8.38(s、1H)、8.15(s、1H)、8.02(d、J=6.5Hz、1H)、7.60(d、J=6.0Hz、1H)、7.45(m、1H)、7.40(m、1H)、4.55(m、1H)、4.05(s、2H)、3.85(s、3H)、3.68(t、J=7.0Hz、2H)、3.05(t、J=7.0Hz、2H)、2.50(m、1H)、2.18(m、2H)、1.95(m、2H)、1.60(m、2H)、1.45(m、2H)。
【0290】
(実施例20)
N−{1−[4−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0291】
【化96】
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【0292】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0293】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0294】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.96(s、1H)、7.42(d、J=8.8Hz、1H)、7.29(d、J=8.8Hz、1H)、7.00(t、J=8.0Hz、1H)、6.85(d、J=4.0Hz、1H)、6.74(d、J=8.3Hz、1H)、6.52(d、J=10.1Hz、1H)、4.37(t、J=7.1Hz、1H)、3.94(dq、J=13.6、6.8Hz、1H)、3.85(s、2H)、3.69(s、3H)、3.51(t、J=7.7Hz、2H)、2.85(t、J=7.7Hz、2H)、2.23(t、J=3.5Hz、1H)、2.01〜2.16(m、2H)、1.88(br、s.、1H)、1.79(s、4H)、1.57〜1.76(m、2H)、1.32〜1.43(m、2H)、1.17〜1.28(m、2H)。
【0295】
(実施例21)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0296】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0297】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0298】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0299】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.90(s、1H)、8.11(s、1H)、7.85(s、1H)、7.60(d、J=6.5Hz、1H)、7.45(d、J=6.5Hz、1H)、4.51(m、1H)、4.05(s、2H)、3.90(s、3H)、3.62(t、J=6.0Hz、2H)、3.15(m、1H)、3.05(t、J=6.0Hz、2H)、2.40(m、1H)、2.30(m、2H)、1.92(m、2H)、1.75(m、2H)、1.38(m、2H)。
【0300】
(実施例22)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0301】
【化98】
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【0302】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0303】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0304】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.70(s、1H)、7.65(s、1H)、7.51(s、1H)、7.38(d、J=6.0Hz、1H)、7.25(d、J=6.0Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.01(s、2H)、3.81(s、3H)、3.62(t、J=5.0Hz、2H)、3.02(t、J=5.0Hz、2H)、2.38(m、3H)、1.80(m、2H)、1.70(m、2H)、1.45(m、2H)。
【0305】
(実施例23)
N−{1−[4−(2−エチル−チアゾール−5−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0306】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0307】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−(2−エチル−チアゾール−5−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0308】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0309】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.27(s、1H)、7.44〜7.59(m、2H)、7.42(s、1H)、4.39(quin、J=7.2Hz、1H)、3.96(q、J=7.0Hz、1H)、3.91(s、3H)、3.50〜3.50(m、2H)、3.01(t、J=7.8Hz、2H)、2.85(q、J=7.6Hz、3H)、2.25(dt、J=7.3、3.7Hz、1H)、2.00〜2.14(m、3H)、1.66〜1.77(m、2H)、1.56〜1.66(m、2H)、1.40〜1.52(m、1H)、1.21(t、J=7.6Hz、5H)。
【0310】
(実施例24)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(2−イソプロピル−チアゾール−5−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0311】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0312】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(2−イソプロピル−チアゾール−5−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0313】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0314】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.15(s、1H)、7.58(d、J=6.0Hz、1H)、7.55(s、1H)、7.42(d、J=6.0Hz、1H)、4.55(m、1H)、4.05(s、2H)、3.90(s、3H)、3.58(m、2H)、3.15(m、2H)、2.75(m、1H)、2.25(m、2H)、1.98(m、2H)、1.80(m、2H)、1.35(m、2H)、1.30(d、J=7.0Hz、6H)。
【0315】
(実施例25)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0316】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0317】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0318】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0319】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.10(s、1H)、7.58(d、J=6.5Hz、1H)、7.48(d、J=6.0Hz、1H)、6.96(s、1H)、6.79(s、1H)、4.48(m、1H)、4.01(s、2H)、3.86(s、3H)、3.83(s、3H)、3.49(t、J=7.5Hz、2H)、3.01(t、J=7.5Hz、2H)、2.40(m、2H)、2.28(m、1H)、1.80(m、2H)、1.72(m、2H)、1.38(m、2H)。
【0320】
(実施例26)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−オキサゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0321】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0322】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−オキサゾール−2−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0323】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0324】
(実施例27)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0325】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0326】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0327】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0328】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.21(s、1H)、7.60(d、J=7.0Hz、1H)、7.35(d、J=7.0Hz、1H)、6.92(s、1H)、6.58(s、1H)、4.46(m、1H)、3.98(s、2H)、3.88(s、3H)、3.82(s、3H)、3.65(t、J=6.5Hz、2H)、2.95(t、J=6.5Hz、2H)、2.42(m、2H)、2.25(m、1H)、1.80(m、2H)、1.65(m、2H)、1.36(m、2H)。
【0329】
(実施例28)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(2−メチル−チアゾール−5−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0330】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0331】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(2−メチル−チアゾール−5−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0332】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0333】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.20(s、1H)、8.13(d、J=6.5Hz、1H)、7.80(d、J=6.0Hz、1H)、7.62(t、J=7.2Hz、1H)、4.55(m、1H)、3.83(s、3H)、3.65(t、J=7.5Hz、2H)、3.28(s、3H)、2.98(t、J=7.2Hz、2H)、2.30(m、2H)、1.80(m、2H)、1.65(m、2H)、1.42(m、2H)。
【0334】
(実施例29)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−フェニル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0335】
【化105】
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【0336】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−フェニル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0337】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0338】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.15(s、1H)、8.04(d、J=6.5Hz、1H)、7.75(d、J=6.4Hz、1H)、7.54(t、J=6.8Hz、1H)、7.38(d、J=6.0Hz、2H)、7.35(m、1H)、7.26(m、2H)、7.15(d、J=5.8Hz、1H)、7.12(m、1H)、6.96(d、J=6.8Hz、1H)、4.58(m、1H)、4.05(d、J=3.2Hz、2H)、3.83(s、3H)、3.60(t、J=7.2Hz、2H)、2.95(t、J=7.5Hz、2H)、2.25(m、2H)、1.80(m、2H)、1.55(m、2H)、1.40(m、2H)。
【0339】
(実施例30)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0340】
【化106】
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【0341】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0342】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0343】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.60(s、1H)、8.13(s、1H)、8.00(d、J=6.5Hz、1H)、7.65(m、2H)、7.62(m、1H)、7.53(d、J=6.5Hz、1H)、7.25(s、1H)、7.10(d、J=6.8Hz、1H)、4.58(m、1H)、4.00(d、J=6.0Hz、2H)、3.85(s、3H)、3.62(t、J=7.5Hz、2H)、2.98(t、J=7.8Hz、2H)、2.50(s、3H)、2.25(m、2H)、1.85(m、2H)、1.55(m、4H)。
【0344】
(実施例31)
(4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【0345】
【化107】
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【0346】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び(4−オキソ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0347】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0348】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:7.95(s、1H)、7.55(d、J=6.5Hz、1H)、7.23(d、J=6.5Hz、1H)、5.25(br、s、1H)、4.95(br、s、1H)、4.65(m、1H)、4.45(m、1H)、4.10(s、2H)、3.85(s、3H)、3.50(t、J=6.0Hz、2H)、3.11(t、J=6.0Hz、2H)、2.40(m、1H)、2.15(m、2H)、1.80(m、2H)、1.70(m、2H)、1.50(m、2H)、1.45(s、9H)。
【0349】
(実施例32)
4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0350】
【化108】
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【0351】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−オキソ−シクロヘキシルカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0352】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0353】
MS:482(MH
+)。
【0354】
(実施例33)
N−[1−(4−ヒドロキシメチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0355】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
【0356】
工程A
4−ヒドロキシメチル−シクロヘキサノン
【0357】
【化110】
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【0358】
トルエン(100mL)中の4−オキソ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(Aldrich、6.1g、35.8mmol)、エチレングリコール(3.34g、53.8mmol)、pTSA(123mg、0.717mmol)を、水が観測されなくなるまでDean−Stark中で還流させた。得られた溶液を、飽和NaHCO
3及びブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸エチルエステルを無色の固体として得た。
【0359】
THF(15mL)中の1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボン酸エチルエステル(5.7g、26.6mmol)を、0℃にてLAH(THF中1N、32mL、32mmol)で30分間滴下処理した。次いで反応溶液を徐々に室温まで温め、MeOH(〜0.5mL)で急冷し、セライトのパッドを通して濾過して、(1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]dec−8−イル)−メタノールを得た後、アセトン(10mL)中の1N HCl(5mL)で室温にて2時間処理した。溶媒を除去し、次いで溶液を酢酸エチルと飽和NaHCO
3の間で分画した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これをシリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル4:1)によって精製して、表題化合物を無色の固体として得た。
【0360】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:3.95(s、4H)、3.48(d、J=5.6Hz、2H)、1.68(m、4H)、1.52(m、2H)、1.23(m、2H)。
【0361】
工程B
N−[1−(4−ヒドロキシメチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0362】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
【0363】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシメチル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0364】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0365】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.10(s、1H)、7.61(d、J=7.0Hz、1H)、7.46(d、J=7.0Hz、1H)、4.51(m、1H)、4.02(s、2H)、3.85(s、3H)、3.65(t、J=6.5Hz、2H)、3.45(d、J=6.0Hz、2H)、3.35(s、3H)、3.02(t、J=6.5Hz、2H)、2.38(m、1H)、1.95(M、2H)、1.45(M、4H)、1.32(M、2H)。
【0366】
(実施例34)
N−[1−(4−エトキシメチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0367】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
【0368】
工程A
4−エトキシメチル−シクロヘキサノン
【0369】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
【0370】
DMF(3mL)中の(1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]dec−8−イル)−メタノール(実施例33から、765mg、4.44mmol)を、0℃にてNaH(Aldrich、鉱物油中60%、355mg、8.88mmol)、続いてEtl(Aldrich、0.7mL、8.88mmol)で処理した。得られた溶液を徐々に室温まで2時間温め、60℃で更に30分間加熱した。次いで溶液を酢酸エチルと飽和NH
4Clの間に分画した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これを1N HCl(2mL)及びアセトン(6mL)で室温にて2時間処理した。溶媒を除去し、次いで溶液を酢酸エチルと飽和NaHCO
3の間で分画した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これをシリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル5:1)によって精製して、表題化合物を無色の固体として得た。
【0371】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:3.51(t、J=6.0Hz、2H)、3.35(d、J=5.0Hz、2H)、2.41(m、4H)、2.08(m、4H)、1.49(m、4H)、1.21(t、J=6.0Hz、2H)。
【0372】
工程B
N−[1−(4−エトキシメチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0373】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0374】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−ヒドロキシメチル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0375】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0376】
MS:468(MH
+)。
【0377】
(実施例35)
N−[1−(4−アリルオキシメチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0378】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0379】
工程A
4−アリルオキシメチル−シクロヘキサノン
【0380】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
【0381】
(1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]dec−8−イル)−メタノール及び臭化アリル(Aldrich)の反応に続いて、実施例34に記載される手順を使用して脱保護することによって、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0382】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:5.91(m、1H)、5.35(d、J=9.5Hz、1H)、5.21(d、J=7.5Hz、1H)、3.95(s、2H)、3.32(d、J=5.5Hz、2H)、2.42(m、4H)、2.15(m、3H)、1.52(m、2H)。
【0383】
工程B
N−[1−(4−アリルオキシメチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0384】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
【0385】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−アリルオキシメチル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0386】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0387】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:7.90(s、1H)、7.61(s、br、1H)、7.54(d、J=6.5Hz、1H)、7.25(d、J=6.5Hz、1H)、5.90(m、1H)、5.38(m、1H)、5.27(d、J=9.5Hz、1H)、5.18(d、J=9.5Hz、1H)、4.58(m、1H)、4.10(d、J=2.5Hz、2H)、3.95(d、J=3.0Hz、2H)、3.88(s、3H)、3.63(t、J=7.5Hz、2H)、3.30(d、J=4.5Hz、2H)、3.05(m、2H)、2.35(m、1H)、1.75(m、1H)、1.48(m、7H)。
【0388】
(実施例36)
N−[1−(4−エトキシ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0389】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0390】
工程A
4−エトキシ−シクロヘキサノン
【0391】
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0392】
1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]dec−8−オル及びEtl(Aldrich)の反応に続いて、実施例34に記載される手順を使用して脱保護することによって、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0393】
MS:143(MH
+)。
【0394】
工程B
N−[1−(4−エトキシ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0395】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0396】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−エトキシ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0397】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0398】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:7.95(s、1H)、7.52(d、J=6.5Hz、1H)、7.25(d、J=6.0Hz、1H)、4.52(m、1H)、4.10(s、2H)、4.08(m、1H)、3.92(s、3H)、3.62(m、1H)、3.60(t、J=6.5Hz、2H)、3.45(q、J=6.5Hz、2H)、3.08(t、J=6.5Hz、2H)、2.10(m、2H)、1.85(m、2H)、1.46(m、4H)、1.23(t、J=6.5Hz、3H)。
【0399】
(実施例37)
N−[1−(4−アリルオキシ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0400】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0401】
工程A
4−アリルオキシ−シクロヘキサノン
【0402】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0403】
1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]dec−8−オル及び臭化アリル(Aldrich)の反応に続いて、実施例34に記載される手順を使用して脱保護することによって、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0404】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:5.95(m、1H)、5.38(d、J=10.2Hz、1H)、5.24(d、J=7.6Hz、1H)、4.05(s、2H)、3.72(m、1H)、2.62(m、2H)、2.32(m、2H)、2.18(m、2H)、1.93(m、2H)。
【0405】
工程B
N−[1−(4−アリルオキシ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0406】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0407】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−アリルオキシ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0408】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0409】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:7.95(s、1H)、7.52(d、J=6.5Hz、1H)、7.23(d、J=6.0Hz、1H)、5.95(m、1H)、5.25(d、J=10.0Hz、1H)、5.15(t、J=4.5Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.10(t、J=6.5Hz、2H)、4.01(m、1H)、3.95(s、2H)、3.85(s、3H)、3.52(t、J=6.0Hz、2H)、3.00(t、J=6.0Hz、2H)、2.10(m、2H)、1.80(m、4H)、1.41(m、2H)。
【0410】
(実施例38)
N−[1−(4−シアノ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0411】
【化124】
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【0412】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例18、工程Dで調製)及び4−シアノ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0413】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0414】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.12(s、1H)、7.58(d、J=6.5Hz、1H)、7.43(d、J=6.0Hz、1H)、4.53(m、1H)、4.01(s、2H)、3.85(s、3H)、3.60(t、J=7.0Hz、2H)、3.05(t、J=7.0Hz、2H)、2.50(m、1H)、2.20(m、2H)、1.85(m、4H)、1.38(m、2H)。
【0415】
(実施例39)
4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸アミド
【0416】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0417】
工程A
4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸
【0418】
【化126】
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【0419】
THF(2mL)、MeOH(2mL)及び蒸留水(2mL)中の4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(実施例32から、350mg、0.773mmol)を、水酸化リチウム一水和物(87mg、1.93mmol)で室温にて1時間処理した。反応混合物をpH=5まで酸性化し、DCM:IPA(3:1)溶媒で3回抽出した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して表題化合物を無色の固体として得た。
【0420】
MS:454(MH
+)。
【0421】
工程B
4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸アミド
【0422】
【化127】
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【0423】
DCM(5mL)中の4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸(前述の工程で調製、100mg、0.22mmol)、EDCl(Aldrich、65mg、0.33mmol)、HOBt(Aldrich、45mg、0.33mmol)及びTHF(1N、Aldrich、0.5mL)中のアンモニアを、室温にて一晩攪拌した。溶媒を除去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、MeOH(10:1)中のDCM:7N NH
3を使用して残留物を精製して、表題化合物を白色の固体として得た。
【0424】
MS:453(MH
+)。
【0425】
(実施例40)
4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸(2−ヒドロキシ−エチル)−アミド
【0426】
【化128】
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【0427】
4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸(実施例39、工程Aで調製)及び2−アミノエタノールのEDClカップリングから、実施例39に記載される手順を使用して、表題化合物を調製した。
【0428】
MS:497(MH
+)。
【0429】
(実施例41)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0430】
【化129】
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【0431】
工程A
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0432】
【化130】
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【0433】
ヒドラジン及び2−フルオロ−5−トリフルオロメチル−ベンゾニトリルから、実施例18(A〜D)に記載される手順を使用して、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0434】
MS:314(MH
+)。
【0435】
工程B
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−ピリジン−3−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0436】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0437】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(前述の工程で調製)及び4−ヒドロキシ−4−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0438】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0439】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.70(s、1H)、8.45(d、J=7.5Hz、1H)、8.27(d、J=7.0Hz、1H)、8.19(s、1H)、7.61(d、J=5.7Hz、1H)、7.45(d、J=6.0Hz、1H)、7.40(d、J=6.5Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.06(s、2H)、3.70(t、J=6.5Hz、2H)、3.05(t、J=6.5Hz、2H)、2.42(m、1H)、2.25(m、2H)、1.95(m、2H)、1.67(m、2H)、1.55(m、2H)。
【0440】
(実施例42)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0441】
【化132】
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【0442】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0443】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0444】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.90(s、1H)、8.15(s、1H)、7.82(s、1H)、7.55(d、J=7.0Hz、1H)、7.45(d、J=7.0Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.05(s、2H)、3.62(t、J=8.0Hz、2H)、3.15(m、1H)、3.00(t、J=8.0Hz、2H)、2.32(m、1H)、2.25(m、2H)、1.90(m、2H)、1.82(m、2H)、1.38(m、2H)。
【0445】
(実施例43)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0446】
【化133】
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【0447】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題の化合物を白色の固体として調製した。
【0448】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0449】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.60(s、1H)、8.15(s、1H)、7.90(d、J=6.0Hz、1H)、7.58(d、J=6.5Hz、1H)、7.49(d、J=7.5Hz、1H)、7.28(d、J=6.0Hz、1H)、4.52(m、1H)、4.05(s、2H)、3.70(t、J=6.5、2H)、3.01(t、J=6.0Hz、2H)、2.55(s、2H)、2.45(s、1H)、2.20(m、2H)、1.90(m、2H)、1.55(m、2H)、1.45(m、2H)。
【0450】
(実施例44)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0451】
【化134】
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【0452】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0453】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0454】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.25(d、J=4.5Hz、1H)、8.15(s、1H)、7.85(d、J=6.5Hz、1H)、7.54(d、J=6.5Hz、1H)、7.41(d、J=7.5Hz、1H)、6.80(d、J=6.0Hz、1H)、4.45(m、1H)、3.98(s、2H)、3.90(s、3H)、3.64(t、J=6.5Hz、2H)、2.95(t、J=6.0Hz、2H)、2.45(m、1H)、2.21(m、2H)、1.90(m、2H)、1.55(m、2H)、1.40(m、2H)。
【0455】
(実施例45)
N−[1−(4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0456】
【化135】
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【0457】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0458】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0459】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.11(s、1H)、8.02(d、J=6.8Hz、1H)、7.85(m、1H)、7.74(d、J=7.0Hz、2H)、7.55(t、J=6.8Hz、1H)、7.40(d、J=7.0Hz、1H)、6.72(d、J=6.5Hz、1H)、6.70(s、1H)、6.62(d、J=6.2Hz、1H)、5.92(s、2H)、4.53(m、1H)、4.01(s、2H)、3.88(s、3H)、3.65(t、J=6.5Hz、2H)、2.98(t、J=6.0Hz、2H)、2.55(m、1H)、2.18(m、2H)、1.85(m、2H)、1.45(m、2H)、1.25(m、2H)。
【0460】
(実施例46)
N−{1−[4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0461】
【化136】
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【0462】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0463】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0464】
MS:503(MH
+)。
【0465】
(実施例47)
2−[4−(4−{3−[2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキシル)−フェニル]−アセトアミド
【0466】
【化137】
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【0467】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び2−[4−(4−オキソ−シクロヘキシル)−フェニル]−アセトアミドの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0468】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0469】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ 8.11(s、1H)、8.05(d、J=6.5Hz、1H)、7.75(d、J=6.0Hz、1H)、7.60(d、J=6.5Hz、1H)、7.10(s、4H)、4.55(m、1H)、4.01(s、2H)、3.58(t、J=6.5Hz、2H)、3.02(t、J=6.6Hz、2H)、2.55(m、1H)、2.35(m、1H)、2.20(m、2H)、1.80(m、2H)、1.65(m、2H)、1.45(m、2H)。
【0470】
(実施例48)
N−[1−(4−シアノ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0471】
【化138】
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【0472】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−シアノ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載の手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0473】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0474】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.11(s、1H)、7.55(d、J=6.0Hz、1H)、7.40(d、J=6.0Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.06(s、2H)、3.66(t、J=7.0Hz、2H)、3.10(t、J=7.1Hz、2H)、2.45(m、1H)、2.30(m、2H)、2.05(m、1H)、1.78(m、2H)、1.65(m、2H)、1.38(m、2H)。
【0475】
(実施例49)
N−[1−(4−メトキシメチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0476】
【化139】
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【0477】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−メトキシメチル−シクロヘキサノンの反応から(実施例34に記載される手順に従って、ヨウ化メチルをヨウ化エチルに置換する)、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0478】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を単離し、NMRによって特徴付けた。
【0479】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.15(s、1H)、7.60(d、J=7.5Hz、1H)、7.41(d、J=7.3Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.05(s、2H)、3.62(t、J=6.0Hz、2H)、3.35(s、3H)、3.30(d、J=7.0Hz、2H)、3.00(t、J=6.0Hz、2H)、2.30(m、3H)、1.85(m、2H)、1.70(m、2H)、1.50(m、2H)。
【0480】
(実施例50)
4−{3−[2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0481】
【化140】
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【0482】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−オキソ−シクロヘキシルカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0483】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0484】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.15(s、1H)、7.55(d、J=6.0Hz、1H)、7.44(d、J=6.5Hz、1H)、4.41(m、1H)、4.15(q、J=8.5Hz、2H)、4.06(s、2H)、3.61(t、J=7.0Hz、2H)、2.95(t、J=7.0Hz、2H)、2.50(m、1H)、2.25(m、1H)、2.08(m、2H)、1.62(m、4H)、1.35(m、2H)、1.25(t、J=8.5Hz、3H)。
【0485】
(実施例51)
(4−{3−[2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【0486】
【化141】
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【0487】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び(4−オキソ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0488】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0489】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.15(s、1H)、7.56(d、J=6.0Hz、1H)、7.42(d、J=6.0Hz、1H)、4.51(m、1H)、4.42(m、1H)、4.02(s、2H)、3.70(t、J=5.0Hz、2H)、3.55(br.s、1H)、2.95(t、J=7.5Hz、2H)、2.22(m、1H)、1.72(m、2H)、1.58(m、4H)、1.49(s、9H)、1.35(m、2H)。
【0490】
(実施例52)
N−[1−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0491】
【化142】
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【0492】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−イソプロピル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載の手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0493】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0494】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.16(s、1H)、7.55(d、J=6.0Hz、1H)、7.42(d、J=6.0Hz、1H)、4.02(、2H)、3.78(t、J=5.5Hz、3H)、3.15(t、J=5.5Hz、2H)、2.48(m、1H)、1.50(m、8H)、1.15(m、1H)、0.90(d、J=8.5Hz、6H)。
【0495】
(実施例53)
N−{1−[4−(2−オキソ−2H−ピリジン−1−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0496】
【化143】
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【0497】
N−アゼチジン−3−イル−2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド及び1−(4−オキソ−シクロヘキシル)−1H−ピリジン−2−オンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0498】
MS:489(MH
+)。
【0499】
(実施例54)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0500】
【化144】
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【0501】
工程A
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0502】
【化145】
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【0503】
実施例18(A〜D)に記載される手順に従って、メチルヒドラジン及び2−フルオロ−5−トリフルオロメトキシ−ベンゾニトリルから、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0504】
MS:344(MH
+)。
【0505】
工程B
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0506】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメトキシ−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(前述の工程で調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0508】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0509】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.14(s、1H)、8.05(d、J=6.0Hz、1H)、7.72(d、J=6.5Hz、1H)、7.65(m、1H)、7.62(s、1H)、7.52(t、J=6.8Hz、1H)、7.40(d、J=6.0Hz、1H)、7.18(d、J=6.2Hz、1H)、4.53(m、1H)、4.05(d、J=6.7Hz、2H)、3.80(s、3H)、3.50(t、J=7.0Hz、2H)、2.98(t、J=7.0Hz、2H)、2.30(m、2H)、1.81(m、2H)、1.68(m、2H)、1.48(m、2H)。
【0510】
(実施例55)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0511】
【化147】
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【0512】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメトキシ−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例54、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0513】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0514】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.95(s、1H)、8.18(s、1H)、8.15(d、J=6.3Hz、1H)、7.85(d、J=6.5Hz、2H)、7.80(s、1H)、7.66(t、J=6.5Hz、1H)、4.53(m、1H)、4.00(s、2H)、3.87(s、3H)、3.58(t、J=7.0Hz、2H)、3.02(t、J=7.0Hz、2H)、2.35(s、br、1H)、2.25(m、2H)、1.90(m、2H)、1.82(m、2H)、1.38(m、2H)。
【0515】
(実施例56)
2−{1−[4−(2−エチル−チアゾール−5−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルアミノ}−N−(1−メチル−5−トリフルオロメトキシ−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0516】
【化148】
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【0517】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメトキシ−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−(5−エチル−チアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0518】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0519】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.65(s、1H)、7.55(d、J=5.6Hz、2H)、7.37(d、J=9.1Hz、1H)、7.24〜7.31(m、1H)、4.45〜4.53(m、1H)、4.39(quin、J=7.1、1H)、3.98(s、2H)、3.83(s、3H)、3.63(q、J=7.1Hz、3H)、2.99(q、J=7.4Hz、3H)、3.00(q、J=7.6Hz、3H)、2.92(t、J=7.7Hz、2H)、2.27〜2.36(m、2H)、2.13〜2.26(m、4H)、2.03(d、J=1.8Hz、2H)、1.94(s、2H)、1.69〜1.89(m、7H)、1.36(td、J=7.6、3.8H、7H)。
【0520】
(実施例57)
2−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルアミノ}−N−(1−メチル−5−トリフルオロメトキシ−1H−インダゾール−3−イル)−アセトアミド
【0521】
【化149】
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【0522】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメトキシ−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メオキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0523】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0524】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.27(dd、J=5.8、2.5Hz、1H)、7.75〜7.96(m、1H)、7.66(s、1H)、7.37(d、J=9.1Hz、1H)、7.28(d、J=8.3Hz、1H)、6.78(dd、J=8.3、6.1Hz、1H)、4.52(t、J=7.1Hz、1H)、4.43(t、J=7.1Hz、1H)、4.03〜4.21(m、1H)、4.00(s、2H)、3.90(s、4H)、3.83(s、2H)、3.66(q、J=7.0Hz、2H)、3.33(s、4H)、2.99(t、J=7.6Hz、1H)、2.91(t、J=7.7Hz、1H)、2.37(br.s.、1H)、2.20(d、J=10.4Hz、2H)、1.95(s、2H)、1.88(d、J=10.1Hz、2H)、1.57(d、J=13.4Hz、3H)、1.39(d、J=7.3Hz、3H)。
【0525】
(実施例58)
4−(3−{[(1−メチル−5−トリフルオロメトキシ−1H−インダゾール−3−イルカルバモイル)−メチル]−アミノ}−アゼチジン−1−イル)−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0526】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0527】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−オキソ−シクロヘキシルカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0528】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0529】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.65(s、1H)、7.32〜7.40(m、1H)、7.21〜7.31(m、1H)、4.48(quin、J=6.9Hz、1H)、4.08〜4.18(m、3H)、3.99(s、2H)、3.82(s、3H)、3.56〜3.69(m、3H)、3.28〜3.38(m、3H)、2.94〜3.03(m、2H)、2.92(d、J=7.1Hz、1H)、2.46〜2.57(m、1H)、2.12〜2.24(m、2H)、2.03(d、J=1.8Hz、3H)、1.94(d、J=7.3Hz、2H)、1.46〜1.64(m、6H)、1.23〜1.29(m、5H)。
【0530】
(実施例59)
2−[1−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルアミノ]−N−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0531】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0532】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメトキシ−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド(実施例41、工程Aで調製)及び4−イソプロピル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0533】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0534】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.66(s、1H)、7.36(s、1H)、7.20〜7.32(m、1H)、4.46〜4.58(m、1H)、4.41(t、J=7.2Hz、1H)、3.99(s、2H)、3.83(s、3H)、3.51〜3.70(m、4H)、2.94(d、J=1.5Hz、2H)、2.86(t、J=7.8Hz、1H)、2.25(br.s.、2H)、1.94(s、2H)、1.31〜1.60(m、16H)、0.89(t、J=6.9Hz、11H)。
【0535】
(実施例60)
4−(3−{2−[1−メチル−5−(2,2,2トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセチルアミノ}−アゼチジン−1−イル)−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0536】
【化152】
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【0537】
工程A
2−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−ベンゾニトリル
【0538】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0539】
THF(10mL)中の2−フルオロ−5−ホルミル−ベンゾニトリル(5g、33.5mmol)及びCsF(51mg、0.335mmol)を、TMSCF
3(4.77g、33.5mmol)で室温にて2時間処理した。次いで反応溶液を4N HCl(5mL)で処理し、室温で30分間攪拌した。溶媒を除去し、残留物をエーテルと水の間で分画した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これをシリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル3:1)によって精製して、表題化合物を無色の固体として得た(4.5g、61%)。
【0540】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:7.80(d、J=6.5Hz、1H)、7.75(d、J=6.0Hz、1H)、7.30(t、J=8.5Hz、1H)、5.10(q、J=6.0Hz、1H)。
【0541】
工程B
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩
【0542】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0543】
出発物質ヒドラジン及び2−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−ベンゾニトリルから、実施例18(A〜D)に記載される手順に従って、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0544】
MS:358(MH
+)。
【0545】
工程C
4−(3−{2−[1−メチル−5−(2,2,2トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセチルアミノ}−アゼチジン−1−イル)−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0546】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0547】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(前述の工程で調製)及び4−オキソ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0548】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0549】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.72(s、1H)、7.37(d、J=8.6Hz、1H)、7.19(d、J=8.6Hz、1H)、4.98(q、J=7.1Hz、1H)、4.36(t、J=6.9Hz、1H)、4.27(d、J=17.4、1H)、4.00(qd、J=7.1、2.7Hz、5H)、3.87(s、2H)、3.69(s、3H)、3.54(t、J=7.8Hz、2H)、3.48(t、J=7.7Hz、3H)、2.77〜2.93(m、4H)、2.38(t、J=4.9Hz、2H)、2.11〜2.17(m、1H)、2.00〜2.10(m、2H)、1.85〜1.97(m、6H)、1.35〜1.50(m、6H)、1.07〜1.16(m、9H)。
【0550】
(実施例61)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−[1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0551】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0552】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例60、工程Bで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0553】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0554】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.89(s、1H)、7.82(s、1H)、7.79(s、1H)、7.55(d、J=7.1Hz、1H)、7.29(d、J=7.1Hz、1H)、5.10(m、1H)、4.51(m、1H)、4.03(s、2H)、3.81(s、3H)、3.61(t、J=7.5Hz、2H)、2.98(t、J=7.5Hz、2H)、2.40(m、1H)、2.20(m、2H)、1.91(m、2H)、1.72(m、2H)、1.35(m、2H)。
【0555】
(実施例62)
N−{1−[4−(2−エチル−チアゾール−5−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−[1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0556】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0557】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例60、工程Bで調製)及び4−(2−エチル−チアゾール−5−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0558】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0559】
(実施例63)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−[1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0560】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0561】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例60、工程Bで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0562】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0563】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.55(d、J=6.0Hz、1H)、7.90(t、J=6.0Hz、1H)、7.85(s、1H)、7.48(d、J=5.5Hz、1H)、7.30(t、J=7.0Hz、1H)、7.24(t、J=6.8Hz、1H)、5.10(q、J=7.5Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.05(s、2H)、3.80(s、3H)、3.65(t、J=7.5Hz、2H)、2.98(t、J=7.5Hz、2H)、2.55(s、3H)、2.42(m、1H)、2.20(m、2H)、1.95(m、2H)、1.60(m、2H)、1.45(m、2H)。
【0564】
(実施例64)
N−[1−(4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−[1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0565】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0566】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例60、工程Bで調製)及び4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0567】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0568】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.86(s、1H)、7.50(d、J=8.8Hz、1H)、7.32(d、J=8.8Hz、1H)、6.75〜6.83(m、1H)、6.60〜6.74(m、2H)、5.79〜5.93(m、2H)、5.11(d、J=7.1Hz、1H)、4.54(d、J=7.1Hz、1H)、4.03〜4.17(m、1H)、4.01(s、2H)、3.82(s、3H)、3.69(t、J=6.6Hz、3H)、2.95〜3.10(m、2H)、2.42(d、J=7.3Hz、3H)、1.95(s、4H)、1.65〜1.84(m、5H)、1.47〜1.62(m、6H)。
【0569】
(実施例65)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0570】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
工程A
2−フルオロ−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−エチル)−ベンゾニトリル
【0572】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0573】
DCM(5mL)中の2−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−ベンゾニトリル(1g、4.56mmol)を、DAST(Aldrich、1.12mL、9.13mmol)で−78℃にて2時間処理した。反応溶液を飽和NaHCO
3で急冷し、DCMで抽出した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これをシリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル4:1)によって精製して、表題化合物を無色の固体として得た(1.01g、100%)。
【0574】
MS:222(MH
+)。
【0575】
工程B
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−トリフルオロ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩
【0576】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
出発物質ヒドラジン及び2−フルオロ−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−エチル)−ベンゾニトリルから、実施例18(A〜D)に記載される手順に従って、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0578】
MS:360(MH
+)。
【0579】
工程C
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0580】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0581】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(前述の工程で調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0582】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0583】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.90(s、1H)、7.95(s、1H)、7.85(d、J=6.0Hz、1H)、7.50(d、J=7.5Hz、1H)、7.38(d、J=7.0Hz、1H)、7.05(m、0.5H)、6.95(m、0.5H)、4.52(m、1H)、4.01(s、2H)、3.88(s、3H)、3.60(m、2H)、3.05(m、2H)、2.38(m、1H)、2.20(m、2H)、1.80(m、2H)、1.73(m、2H)、1.40(m、2H)。
【0584】
(実施例66)
N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0585】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0586】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例65、工程Bで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0587】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0588】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.14(s、1H)、8.00(d、J=6.0Hz、1H)、7.72(d、J=6.5Hz、1H)、7.65(m、1H)、7.63(s、1H)、7.53(t、J=6.8Hz、1H)、7.40(d、J=6.0Hz、1H)、7.18(d、J=6.2Hz、1H)、7.01(m、0.5H)、6.92(m、0.5H)、4.53(m、1H)、4.02(d、J=3.7Hz、2H)、3.82(s、3H)、3.50(t、J=7.0Hz、2H)、2.98(t、J=7.0Hz、2H)、2.20(m、2H)、1.75(m、2H)、1.62(m、2H)、1.38(m、2H)。
【0589】
(実施例67)
2−[1−エチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−アセトアミド
【0590】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0591】
工程A
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−エチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩
【0592】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0593】
エチルヒドラジン及び2−フルオロ−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−エチル)−ベンゾニトリルから、実施例18(A〜D)に記載される手順に従って、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0594】
MS:342(MH
+)。
【0595】
工程B
2−[1−エチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−アセトアミド
【0596】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0597】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(前述の工程で調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0598】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0599】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.90(s、1H)、8.10(s、1H)、7.75(s、1H)、7.60(d、J=6.0Hz、1H)、7.48(d、J=6.0Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.25(t、J=4.5Hz、2H)、4.02(s、2H)、3.65(t、J=5.0Hz、2H)、3.00(t、J=5.0Hz、2H)、2.35(m、1H)、2.20(m、2H)、1.90(m、2H)、1.75(m、2H)、1.40(t、J=6.5Hz、3H)、1.38(m、2H)。
【0600】
(実施例68)
2−[1−エチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−アセトアミド
【0601】
【化168】
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【0602】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例67、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0603】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0604】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.75(s、1H)、7.67(s、1H)、7.56(s、1H)、7.52(d、J=6.5Hz、1H)、7.34(d、J=6.5Hz、1H)、4.55(m、1H)、4.20(q、J=7.0Hz、2H)、4.01(s、2H)、3.75(t、J=6.5Hz、2H)、3.10(t、J=6.5Hz、2H)、2.45(m、3H)、1.85(m、2H)、1.60(m、2H)、1.30(t、J=7.0Hz、3H)、1.25(m、2H)。
【0605】
(実施例69)
2−(1−エチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(2−メチル−チアゾール−5−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−アセトアミド
【0606】
【化169】
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【0607】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例67、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(2−メチル−チアゾール−5−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0608】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0609】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.45(s、1H)、8.15(d、J=5.8Hz、1H)、8.07(s、1H)、7.58(d、J=6.0Hz、1H)、4.52(m、1H)、4.25(q、J=7.5Hz、2H)、4.01(s、2H)、3.52(t、J=6.0Hz、2H)、2.92(t、J=6.0Hz、2H)、2.45(m、1H)、2.32(s、3H)、2.02(m、2H)、1.80(m、4H)、1.30(t、J=7.0Hz、3H)、1.25(m、2H)。
【0610】
(実施例70)
4−{3−[2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0611】
【化170】
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【0612】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例67、工程Aで調製)及び4−オキソ−シクロヘキシルカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0613】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0614】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.11(s、1H)、7.56(d、J=6.0Hz、1H)、7.48(d、J=6.0Hz、1H)、4.51(m、1H)、4.25(q、J=8.0Hz、2H)、4.14(q、J=7.5Hz、2H)、4.05(s、2H)、3.62(t、J=7.4Hz、2H)、3.05(t、J=7.4Hz、2H)、2.51(m、1H)、2.20(m、1H)、2.05(m、2H)、1.56(m、4H)、1.40(t、J=7.5Hz、3H)、1.25(m、2H)、1.20(t、J=7.0Hz、3H)。
【0615】
(実施例71)
2−[1−エチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−N−[1−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−アセトアミド
【0616】
【化171】
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【0617】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩(実施例67、工程Aで調製)及び4−イソプロピル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0618】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0619】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.10(s、1H)、7.55(d、J=6.0Hz、1H)、7.45(d、J=6.0Hz、1H)、4.48(m、1H)、4.25(q、J=8.0Hz、2H)、4.05(s、2H)、3.50(t、J=7.4Hz、2H)、2.95(t、J=7.4Hz、2H)、2.21(m、1H)、1.40(m、8H)、1.35(t、J=7.5Hz、3H)、1.10(m、1H)、0.85(t、J=7.0Hz、6H)。
【0620】
(実施例72)
4−(3−{2−[1−(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセチルアミノ}−アゼチジン−1−イル)−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0621】
【化172】
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【0622】
工程A
N−(アゼチジン−3−イル)−2−((1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)−アセトアミドTFA塩
【0623】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0624】
出発物質(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−ヒドラジン及び2−フルオロ−5−トリフルオロメチルベンゾニトリルから、実施例18(A〜D)に記載される手順に従って、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0625】
MS:382(MH
+)。
【0626】
工程B
4−(3−{2−[1−(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセチルアミノ}−アゼチジン−1−イル)−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0627】
【化174】
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【0628】
N−(アゼチジン−3−イル)−2−((1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)−アセトアミドTFA塩(前述の工程で調製)及び4−オキソ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0629】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0630】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:7.95(s、1H)、7.49(d、J=7.0Hz、1H)、7.35(d、J=7.0Hz、1H)、5.12(q、J=9.5Hz、2H)、4.48(m、1H)、4.21(s、2H)、4.12(q、J=10.0Hz、2H)、3.60(t、J=6.5Hz、2H)、2.95(t、J=6.5Hz、2H)、2.50(m、1H)、2.20(m、2H)、2.10(m、1H)、1.70(m、4H)、1.35(m、2H)、1.28(t、J=9.5Hz、3H)。
【0631】
(実施例73)
N−{1−[4−(2−エチル−チアゾール−5−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−[1−(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0632】
【化175】
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【0633】
N−(アゼチジン−3−イル)−2−((1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−インダゾール−3−イル)アミノ)アセトアミドTFA塩(実施例72、工程Aで調製)及び4−(2−エチル−チアゾール−5−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0634】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0635】
MS:605(MH
+)。
【0636】
(実施例74)
2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−アセトアミド
【0637】
【化176】
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【0638】
工程A
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩
【0639】
【化177】
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【0640】
出発物質2−ヒドラジノ−エタノール及び2−フルオロ−5−トリフルオロメチルベンゾニトリルから、実施例18(A〜D)に記載される手順に従って、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0641】
MS:358(MH
+)。
【0642】
工程B
2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−アセトアミド
【0643】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0644】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(前述の工程で調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0645】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0646】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.55(d、J=2.2Hz、1H)、7.84(dd、J=2.4、8.1Hz、1H)、7.20〜7.39(m、1H)、3.97〜4.07(m、1H)、2.12〜2.32(m、2H)、1.96〜2.10(m、2H)、1.76〜1.89(m、1H)、1.65(dd、J=3.4、13.4Hz、2H)、1.56(d、J=13.0Hz、2H)。
【0647】
(実施例75)
2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−アセトアミド
【0648】
【化179】
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【0649】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例74、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0650】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0651】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.30(d、J=2.2Hz、1H)、7.84(s、1H)、7.70〜7.77(m、1H)、7.53〜7.59(m、1H)、7.29(d、J=8.8Hz、1H)、6.74(d、J=8.6Hz、1H)、4.44(d、J=4.9Hz、1H)、4.25〜4.34(m、2H)、3.98〜4.08(m、3H)、3.86〜3.98(m、4H)、2.10〜2.27(m、2H)、1.95(td、J=2.2、12.8Hz、4H)、1.75〜1.91(m、4H)、1.68(br.s.、3H)、1.54(d、J=16.6Hz、1H)。
【0652】
(実施例76)
2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−N−[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−アセトアミド
【0653】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0654】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例74、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0655】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0656】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.91(s、1H)、8.10(s、1H)、7.85(s、1H)、7.58(d、J=6.0Hz、1H)、7.48(d、J=6.0Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.25(d、J=4.0Hz、2H)、4.05(d、J=3.5Hz、2H)、3.90(d、J=4.5Hz、2H)、3.65(t、J=6.8Hz、2H)、3.05(d、J=7.0Hz、2H)、2.38(m、1H)、2.25(m、2H)、1.90(m、2H)、1.80(m、2H)、1.38(m、2H)。
【0657】
(実施例77)
2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(5−メチル−チアゾール−2−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−アセトアミド
【0658】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0659】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例74、工程Aで調製)及び4−ヒドロキシ−4−(5−メチル−チアゾール−2−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0660】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0661】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.10(s、1H)、7.55(d、J=6.0Hz、1H)、7.48(d、J=6.0Hz、1H)、6.98(s、1H)、4.48(m、1H)、4.31(t、J=4.5Hz、2H)、4.02(s、2H)、3.89(t、J=5.5Hz、2H)、3.58(t、J=6.5Hz、2H)、2.95(t、J=6.5Hz、2H)、2.42(s、3H)、2.40(m、3H)、1.80(m、2H)、1.65(m、2H)、1.48(m、2H)。
【0662】
(実施例78)
N−[1−(4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0663】
【化182】
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【0664】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例74、工程Aで調製)及び4−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0665】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0666】
MS:560(MH
+)。
【0667】
(実施例79)
2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−N−[1−(4−メトキシメチル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−アセトアミド
【0668】
【化183】
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【0669】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−(2−ヒドロキシ−エチル)−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩(実施例74、工程Aで調製)及び4−メトキシメチル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0670】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を単離し、NMRによって特徴付けた。
【0671】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.05(s、1H)、7.51(d、J=7.0Hz、1H)、7.46(d、J=7.0Hz、1H)、4.48(m、1H)、4.25(t、J=6.0Hz、2H)、3.95(s、2H)、3.85(d、J=6.0Hz、2H)、3.60(m、2H)、3.38(s、3H)、2.90(t、J=7.0Hz、2H)、2.75(t、J=6.5Hz、2H)、1.75(m、2H)、1.40(m、6H0、1.02(m、1H)。
【0672】
(実施例80)
3−({[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド
【0673】
【化184】
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【0674】
工程A
2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオン
【0675】
【化185】
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【0676】
ジオキサン(10mL)中のイソベンゾフラン−1,3−ジオン(4.24g、28.6mmol)及び5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミン(5.76g、28.6mmol)を、密封管内で100℃にて一晩加熱した。溶媒を除去して、粗生成物を得た。
【0677】
MS:332(MH
+)。
【0678】
工程B
3−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド
【0679】
【化186】
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【0680】
DMF(5mL)中の2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオン(1.56g、4.71mmol)を、t−ブチル−イソシアネート(513mg、5.18mmol)で室温にて一晩処理した。反応溶液を酢酸エチルと水の間で分画した。有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成した。シリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル2:1)による精製から、表題化合物を無色の固体として得た。
【0681】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.61(d、J=6.0Hz、1H)、8.05(m、2H)、7.90(m、2H)、7.80(d、J=6.5Hz、1H)、7.05(s、1H)、1.52(s、9H)。
【0682】
工程C
3−アミノ−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド
【0683】
【化187】
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【0684】
THF(5mL)中の3−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−イル)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド(1.41g、3.28mmol)を、ヒドラジン(315mg、9.84mmol)で室温にて30分間処理した。溶媒を除去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、1:1ヘキサン:酢酸エチルを使用して精製し、表題化合物を白色の固体として得た。
【0685】
MS:301(MH
+)。
【0686】
工程D
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミドTFA塩
【0687】
【化188】
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【0688】
3−アミノ−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド及びグリオキシル酸の還元アミノ化に続いて、実施例17(B〜D)に記載のEDClカップリング及びTFA脱保護から、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0689】
MS:413(MH
+)。
【0690】
工程E
3−({[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド
【0691】
【化189】
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【0692】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミドTFA塩及び4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0693】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0694】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.35(d、J=6.0Hz、1H)、8.03(s、1H)、7.70(s、1H)、7.61(d、J=6.5Hz、1H)、7.28(s、1H)、7.23(d、J=6.0Hz、1H)、6.15(s、br、1H)、4.55(m、1H)、4.15(s、2H)、3.48(t、J=7.8Hz、2H)、3.15(t、J=7.8Hz、2H)、2.40(m、1H)、2.05(m、2H)、1.98(m、2H)、1.78(m、2H)、1.55(m、2H)、1.45(s、9H)。
【0695】
(実施例81)
3−({[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸アミド
【0696】
【化190】
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【0697】
TFA(2mL)中の3−({[1−(4−ヒドロキシ−4−チアゾール−2−イル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド(実施例80で調製、150mg、0.25mmol)を、密封管内で80℃にて6時間加熱した。TFAを除去し、残留物をDCMと飽和NaHCO
3の間に分画した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これをシリカゲルカラム(MeOH中DCM:7N NH
3 9:1)によって精製して、表題化合物を白色の固体として得た(36g、27%)。
【0698】
1H−NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.38(d、J=6.5Hz、1H)、8.21(s、1H)、7.71(d、J=6.0Hz、1H)、7.67(s、1H)、7.48(s、1H)、4.45(m、1H)、4.05(d、J=3.1Hz、2H)、3.60(t、J=7.0Hz、2H)、3.02(t、J=5.0Hz、2H)、2.32(m、3H)、1.75(m、2H)、1.70(m、2H)、1.45(m、2H)。
【0699】
(実施例82)
3−[({1−[4−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルカルバモイル}−メチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド
【0700】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0701】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミドTFA塩(実施例81、工程Dで調製)及び4−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0702】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0703】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.32(d、J=6.5Hz、1H)、8.25(s、1H)、7.85(m、2H)、7.75(d、J=6.0Hz、1H)、6.75(d、J=7.0Hz、1H)、4.50(m、1H)、4.32(q、J=8.5Hz、2H)、4.10(s、2H)、3.70(t、J=7.0Hz、2H)、3.05(t、J=6.5Hz、2H)、2.42(m、1H)、2.20(m、2H)、1.90(m、4H)、1.51(s、9H)、1.42(t、J=7.5Hz、3H)。
【0704】
(実施例83)
3−[({1−[4−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルカルバモイル}−メチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸アミド
【0705】
【化192】
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【0706】
3−[({1−[4−(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−4−ヒドロキシ−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルカルバモイル}−メチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド(実施例82で調製)を、実施例81に記載される手順を使用してTFAで処理して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0707】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.35(d、J=6.0Hz、1H)、8.25(d、J=7.5Hz、2H)、7.85(d、J=6.0Hz、1H)、7.70(d、J=6.0Hz、1H)、6.75(d、J=7.0Hz、1H)、4.60(m、1H)、4.30(q、J=7.0Hz、2H)、4.10(d、J=2.5Hz、2H)、3.75(m、2H)、2.95(m、2H)、2.75(m、1H)、2.20(m、2H)、1.95(m、2H)、1.65(m、2H)、1.45(m、2H)、1.40(t、J=7.5Hz、3H)。
【0708】
(実施例84)
3−[({1−[4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルカルバモイル}−メチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド
【0709】
【化193】
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【0710】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミドTFA塩(実施例81、工程Dで調製)及び4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0711】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0712】
MS:625(MH
+)
【0713】
(実施例85)
3−({[1−(4−ヒドロキシ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸アミド
【0714】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0715】
3−[({1−[4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルカルバモイル}−メチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド(実施例84で調製)を、実施例81に記載される手順を使用してTFAで処理して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0716】
MS:455(MH
+)
【0717】
(実施例86)
3−({[1−(4−シアノ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド
【0718】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0719】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミドTFA塩(実施例81、工程Dで調製)及び4−シアノ−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0720】
MS:520(MH
+)。
【0721】
(実施例87)
3−({[1−(4−シアノ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸アミド
【0722】
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0723】
3−({[1−(4−シアノ−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミド(実施例86で調製)を、実施例81に記載される手順を使用してTFAで処理して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0724】
MS:464(MH
+)。
【0725】
(実施例88)
4−{3−[2−(1−tert−ブチルカルバモイル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0726】
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0727】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸tert−ブチルアミドTFA塩(実施例81、工程Dで調製)及び4−オキソ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0728】
MS:567(MH
+)。
【0729】
(実施例89)
4−{3−[2−(1−カルバモイル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0730】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0731】
4−{3−[2−(1−tert−ブチルカルバモイル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(実施例88で調製)のTFAによる脱保護から、実施例81に記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0732】
MS:511(MH
+)。
【0733】
(実施例90)
−({[1−(4−フェニル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド
【0734】
【化199】
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【0735】
工程A
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド
【0736】
【化200】
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【0737】
実施例80(A〜D)に記載される手順に従って、イソプロピル−イソシアネートをt−ブチル−イソシアネートに置換して、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0738】
MS:399(MH
+)。
【0739】
工程B
3−({[1−(4−フェニル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド
【0740】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0741】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド及び4−フェニル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0742】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0743】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.32(d、J=6.5Hz、1H)、8.19(s、1H)、7.75(d、J=6.5Hz、1H)、7.25(m、4H)、7.12(m、1H)、4.67(m、1H)、4.11(s、2H)、4.05(m、1H)、3.95(m、2H)、3.33(m、2H)、2.80(br、s、1H)、2.61(m、1H)、1.80(m、4H)、1.55(m、4H)、1.28(d、J=5.5Hz、6H)。
【0744】
(実施例91)
3−[({1−[4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルカルバモイル}−メチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド
【0745】
【化202】
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【0746】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド(実施例90、工程Aで調製)及び4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0747】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0748】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.28(d、J=6.0Hz、1H)、8.20(s、1H)、7.95(s、1H)、7.78(d、J=6.0Hz、1H)、7.61(d、J=6.0Hz、1H)、6.75(d、J=6.5Hz、1H)、4.55(m、1H)、4.11(s、2H)、3.90(s、3H)、3.69(t、J=6.5Hz、2H)、2.96(t、J=6.5Hz、2H)、2.90(m、1H)、2.65(m、1H)、2.40(m、1H)、1.90(m、6H)、1.55(m、2H)、1.32(d、J=4.5Hz、2H)、1.21(d、J=4.5Hz、2H)。
【0749】
(実施例92)
3−({[1−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド
【0750】
【化203】
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【0751】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド(実施例90、工程Aで調製)及び4−イソ−プロピル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0752】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0753】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.10(s、1H)、7.61(d、J=6.0Hz、1H)、7.45(d、J=6.0Hz、1H)、4.51(m、1H)、4.04(s、2H)、3.75(t、J=6.5Hz、2H)、3.21(t、J=6.5Hz、2H)、3.19(m、1H)、2.55(m、1H)、2.22(m、2H)、1.90(m、2H)、1.75(m、2H)、1.45(d、J=7.5Hz、6H)、1.40(m、2H)、1.38(d、J=7.0Hz、6H)。
【0754】
(実施例93)
3−{[(1−ビシクロヘキシル−4−イル−アゼチジン−3−イルカルバモイル)−メチル]−アミノ}−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド
【0755】
【化204】
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【0756】
3−[(アゼチジン−3−イルカルバモイルメチル)−アミノ]−5−トリフルオロメチル−インダゾール−1−カルボン酸イソプロピルアミド(実施例90、工程Aで調製)及びビシクロヘキシル−4−オンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0757】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0758】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:9.88(br、s、1H)、8.38(d、J=6.5Hz、1H)、8.05(s、1H)、7.71(d、J=6.5Hz、1H)、6.78(d、J=6.0Hz、1H)、6.10(br、s、1H)、4.78(m、1H)、4.20(s、2H)、3.69(m、2H)、3.10(m、2H)、2.70(m、1H)、2.05(m、1H)、1.80(m、14H)、1.55(m、2H)、1.30(d、J=4.5Hz、6H)、1.20(m、6H)。
【0759】
(実施例94)
4−{3−[2−(1−アリル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0760】
【化205】
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【0761】
工程A
2−(1−アリル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオン
【0762】
【化206】
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【0763】
アセトン(10mL)中の2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオン(500mg、1.51mmol)、K
2CO
3(313mg、2.26mmol)及び臭化アリル(365mg、3.02mmol)を加熱して、一晩還流させた。反応溶液を濾過し、残留物を濃縮して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン:酢酸エチル2:1を使用して精製し、表題化合物を白色の固体として得た。
【0764】
MS:372(MH
+)。
【0765】
工程B
2−(1−アリル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−アゼチジン−3−イル−アセトアミド
【0766】
【化207】
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【0767】
2−(1−アリル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオンから、実施例80(C〜D)に記載の手順を使用して、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0768】
MS:354(MH
+)。
【0769】
工程C
4−{3−[2−(1−アリル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0770】
【化208】
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【0771】
2−(1−アリル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−アゼチジン−3−イル−アセトアミド及び4−オキソ−シクロヘキシルカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0772】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0773】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.15(s、1H)、7.58(d、J=6.0Hz、1H)、7.45(d、J=6.0Hz、1H)、5.98(m、1H)、5.15(d、J=9.5Hz、1H)、5.05(m、J=11.5Hz、1H)、4.45(m、1H)、4.15(m、1H)、4.12(q、J=8.5Hz、2H)、4.05(s、2H)、3.58(t、J=7.0Hz、3H)、3.00(t、J=7.0Hz、3H)、2.50(m、1H)、2.25(m、1H)、2.05(m、2H)、1.54(m、4H)、1.30(m、2H)、1.25(t、J=8.5Hz、3H)。
【0774】
(実施例95)
2−(1−アリル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−(1−ビシクロヘキシル−4−イル−アゼチジン−3−イル)−アセトアミド
【0775】
【化209】
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【0776】
2−(1−アリル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−アゼチジン−3−イル−アセトアミド及びビシクロヘキシル−4−オキソの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0777】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0778】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.11(s、1H)、7.55(d、J=6.5Hz、1H)、7.42(d、J=6.5Hz、1H)、6.02(m、1H)、5.18(d、J=7.5Hz、1H)、5.08(d、J=9.2、1H)、4.48(m、1H)、4.02(s、2H)、3.65(m、2H)、3.61(t、J=5.8Hz、2H)、3.02(t、J=5.8Hz、2H)、1.80(m、6H)、1.50〜0.90(m、14H)。
【0779】
(実施例96)
2−(1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−2−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−アセトアミド
【0780】
【化210】
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【0781】
工程A
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド
【0782】
【化211】
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【0783】
中間体としての2−(1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオンから、実施例80(A〜D)に記載される手順を使用して、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0784】
MS:404(MH
+)。
【0785】
工程B
2−(1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−2−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−アセトアミド
【0786】
【化212】
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【0787】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド及び4−(6−メトキシ−ピリジン−2−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0788】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0789】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.11(s、1H)、7.72(t、J=5.6Hz、1H)、7.56(d、J=6.7Hz、1H)、7.45(d、J=6.7、1H)、7.28(m、3H)、7.18(m、3H)、6.62(d、J=7.0Hz、1H)、5.41(s、2H)、4.44(m、1H)、4.02(s、2H)、3.95(s、3H)、3.55(t、J=7.5Hz、2H)、2.90(t、J=7.5Hz、2H)、2.42(m、2H)、2.32(m、1H)、1.81(m、2H)、1.57(m、3H)、1.35(m、2H)。
【0790】
(実施例97)
4−{3−[2−(1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0791】
【化213】
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【0792】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド及び4−オキソ−シクロヘキシルカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0793】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0794】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.15(s、1H)、7.53(d、J=6.5Hz、1H)、7.48(d、J=6.0Hz、1H)、7.28(m、4H)、7.19(d、J=6.0Hz、1H)、5.42(s、2H)、4.46(m、1H)、4.15(q、J=6.5Hz、2H)、4.02(s、2H)、3.52(t、J=8.5Hz、2H)、2.90(t、J=8.5Hz、2H)、2.42(m、1H)、2.15(m、1H)、2.03(m、2H)、1.55(m、4H)、1.32(m、2H)、1.25(t、J=8.5Hz、3H)。
【0795】
(実施例98)
2−[1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−N−[1−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−アゼチジン−3−イル]−アセトアミド
【0796】
【化214】
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【0797】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−ベンジル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミド及び4−イソプロピル−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0798】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0799】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.15(s、1H)、7.55(d、J=7.0Hz、1H)、7.45(d、J=7.0Hz、1H)、7.25(m、4H)、7.16(d、J=6.5Hz、1H)、5.35(s、2H)、4.48(m、1H)、4.01(s、2H)、3.56(t、J=7.8Hz、2H)、2.90(t、J=7.8Hz、2H)、2.25(m、1H)、1.35(m、8H)、1.10(m、1H)、0.85(d、J=6.5Hz、2H)。
【0800】
(実施例99)
4−{3−[2−(1−メタンスルホニル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0801】
【化215】
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【0802】
工程A
2−(1−メタンスルホニル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオン
【0803】
【化216】
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【0804】
DCM(5mL)中の2−(5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオン(350mg、1.06mmol)、TEA(0.3mL、2.12mmol)を、MsCl(182mg、1.59mmol)で0℃にて2時間処理した。溶媒を除去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン:酢酸エチル1:1を使用して残留物を精製して、表題化合物を白色の固体として得た(305mg、69%)。
【0805】
MS:410(MH
+)。
【0806】
工程B
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メチルスルホニル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩
【0807】
【化217】
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【0808】
中間体としての2−(1−メタンスルホニル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イル)−イソインドール−1,3−ジオンから、実施例80(A〜D)に記載される手順を使用して、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0809】
MS:392(MH
+)。
【0810】
工程C
4−{3−[2−(1−メタンスルホニル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセチルアミノ]−アゼチジン−1−イル}−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル
【0811】
【化218】
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【0812】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メタンスルホニル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩及び4−オキソ−シクロヘキシルカルボン酸エチルエステルの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0813】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0814】
MS:546(MH
+)。
【0815】
(実施例100)
2−(1−メタンスルホニル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−N−{1−[4−(6−メトキシ−ピリジン−2−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−アセトアミド
【0816】
【化219】
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【0817】
N−アゼチジン−3−イル−2−(1−メタンスルホニル−5−トリフルオロメチル−1H−インダゾール−3−イルアミノ)−アセトアミドTFA塩及び4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0818】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0819】
MS:581(MH
+)。
【0820】
(実施例101)
N−({1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルカルバモイル}−メチル)−3−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ベンズアミド
【0821】
【化220】
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【0822】
工程A
2−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ベンゾニトリル
【0823】
【化221】
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【0824】
2−フルオロ−5−ヒドロキシ−ベンゾニトリル(Alfa Aesar、137mg、1.0mmol)の溶液に、DMF(20mL)中の2−ヨード−1,1,1,−トリフルオロエタン(117μL、1.2mmol)、及び炭酸カリウム(165mg、1.2mmol)を添加し、室温にて24時間攪拌した。反応溶液をEtOAcに溶解し、水で3回洗浄して、混合有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させて濃縮した。溶媒を除去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン:酢酸エチル5:1を使用して残留物を精製して、表題化合物を白色の固体として得た(105mg、48%)。
【0825】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:7.26(s、1H)、7.18(dd、J=7.5、5.0Hz、1H)、7.14(dd、J=6.8、6.1Hz、1H)、4.35(q、J=8.5Hz、2H)。
【0826】
工程B
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩
【0827】
【化222】
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【0828】
中間体としての2−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ベンゾニトリルから、実施例80(A〜D)に記載される手順を使用して、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0829】
MS:358(MH
+)。
【0830】
工程C
N−({1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イルカルバモイル}−メチル)−3−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ベンズアミド
【0831】
【化223】
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【0832】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−メチル−5−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩及び4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0833】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0834】
1H NMR(400MHz、d
4−MeOH)δ:8.54〜8.62(m、2H)、7.73〜7.96(m、3H)、7.49〜7.62(m、2H)、7.43(t、J=7.9Hz、1H)、7.26(d、J=8.3Hz、2H)、7.21(dd、J=2.6、8.2Hz、1H)、4.60(q、J=8.3、2H)、4.48(s、1H)、4.09(d、J=7.1Hz、1H)、4.02(s、3H)、3.67(t、J=7.6Hz、2H)、2.96(t、J=7.7Hz、2H)、2.50(s、8H)、2.11〜2.28(m、5H)、1.97〜2.11(m、4H)、1.74〜1.92(m、4H)、1.48〜1.72(m、7H)、1.34〜1.48(m、2H)。
【0835】
(実施例102)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−1−メトキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0836】
【化224】
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【0837】
工程A
2−フルオロ−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−1−メトキシ−エチル)−ベンゾニトリル
【0838】
【化225】
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【0839】
DCM(20mL)中の2−フルオロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−エチル)−ベンゾニトリル(1g、4.6mmol)を、Dess−Martin試薬(4.84g、11.4mmol)で室温にて一晩処理した。反応物をDCMと水との間で分画した。水性層をDCMで2回抽出した。混合有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して粗中間体を生成し、次いでDCM(5mL)に溶解して、DAST(0.91mL、6.91mmol)で−78℃にて2時間処理した。反応溶液を室温まで温め、一晩撹拌した。溶液をDCMと飽和NaHCO
3との間で分画した。水性層をDCMで2回抽出した。混合有機層をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗物質を生成し、これをシリカゲルカラムによって、ヘキサン:酢酸エチル4:1を使用して精製し、表題化合物を無色の固体として得た(2工程〜31%)。
【0840】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.21(t、J=5.0Hz、1H)、7.51(dd、J=5.5、3.0Hz、1H)、7.15(dd、J=5.7、2.5Hz、1H)、3.21(s、3H)。
【0841】
MS:252(MH
+)。
【0842】
工程B
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−1−メトキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩
【0843】
【化226】
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【0844】
中間体としての2−フルオロ−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−1−メトキシ−エチル)−ベンゾニトリルから、実施例80(A〜D)に記載される手順を使用して、表題化合物を無色の油状物として調製した。
【0845】
MS:390(MH
+)。
【0846】
工程C
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−1−メトキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0847】
【化227】
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【0848】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−1−メトキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩及び4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0849】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0850】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ:8.29(br.s.、2H)、7.79(s、1H)、7.72(br.s.、2H)、7.48(s、2H)、7.26〜7.36(m、10H)、6.72(s、2H)、4.65(br.s.、1H)、4.47(s、1H)、3.92(s、6H)、3.87(s、5H)、3.62(br.s.、3H)、3.40(s、5H)、2.86(br.s.、3H)、1.58(br.s.、7H)、1.41(br.s.、4H)、1.18〜1.30(m、8H)。
【0851】
(実施例103)
N−{1−[4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキシル]−アゼチジン−3−イル}−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−1−メトキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミド
【0852】
【化228】
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【0853】
N−アゼチジン−3−イル−2−[1−メチル−5−(1,2,2,2−テトラフルオロ−1−メトキシ−エチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ]−アセトアミドTFA塩及び4−ヒドロキシ−4−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−シクロヘキサノンの反応から、実施例1の工程Eに記載される手順を使用して、表題化合物を白色の固体として調製した。
【0854】
シリカゲルカラムから得た極性の低い異性体を、実施例107に記載されるように、インビトロで試験した。
【0855】
LC−MS:579(MH
+)。
【0856】
(実施例104)
N−(1−((1R,4R)−4−ヒドロキシ−4−(チアゾール−5−イル)シクロヘキシル)アゼチジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド
【0857】
【化229】
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【0858】
工程A
5−クロロ−2−ヨードピリジン
【0859】
【化230】
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【0860】
CH
3CN(20mL)中の2−ブロモ−5−クロロピリジン(1g、5.21mmol、1.00当量)及びNaI(2.3g、15.33mmol、3.00当量)の溶液を、100mLの丸底フラスコ内で、攪拌しながらクロロトリメチルシラン(570mg、5.23mmol、1.00当量)で滴下処理した。反応混合液を一晩還流にて攪拌した。次いで50mLの水酸化ナトリウム(aq、2N)の添加によって、反応溶液を急冷した。得られた溶液を2×20mLの酢酸エチルで抽出した。混合有機層を50mLのブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させて、濃縮した。残留物をクロマトグラフィーによって、シリカゲルカラム上で酢酸エチル/石油エーテル(1:40)で精製して、5−クロロ−2−ヨードピリジンを黄色の固体として得た。
【0861】
工程B
5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン
【0862】
【化231】
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【0863】
窒素の不活性雰囲気でパージ及び維持された10mLの密封管の中に、NMP(3mL)中のKF(53mg、0.91mmol、1.10当量)、CuI(175mg、0.92mmol、1.10当量)、トリメチル(トリフルオロメチル)シラン(119mg、0.84mmol、1.00当量)、及び5−クロロ−2−ヨードピリジン(前述の工程で調製、200mg、0.84mmol、1.00当量)の溶液を入れた。反応混合液を60℃にて一晩攪拌した。次いで20mLのアンモニア(12%)の添加によって、反応溶液を急冷した。得られた溶液を2×20mLの酢酸エチルで抽出した。混合有機層を50mLのブラインで洗浄し、乾燥させて(Na
2SO
4)、濃縮し、5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジンを黄色の油状物として得た。
【0864】
工程C
5−クロロ−4−ヨード−2−(トリフルオロメチル)ピリジン
【0865】
【化232】
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【0866】
窒素の不活性雰囲気でパージ及び維持された100mLの3首丸底フラスコの中に、テトラヒドロフラン(50mL)中の5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(前述の工程で調製、5g、27.62mmol、1.00当量)の溶液を入れた。LDA(3g、28.04mmol、1.05当量、THF溶液として)を、−78℃にて攪拌しながら滴下添加した。得られた溶液を−78℃にて30分間攪拌した。テトラヒドロフラン(10mL)中のI
2(7.4g、29.13mmol、1.05当量)の溶液を、−78℃にて攪拌しながら滴下添加した。反応混合液を更に2時間−78℃にて攪拌し、15mLのNa
2S
2O
3(1M)で急冷し、100mLの水で希釈した。得られた混合液を3×50のエーテルで抽出した。混合有機層を50mLのブラインで洗浄し、乾燥させて(Na
2SO
4)、減圧下で濃縮した。残留物をクロマトグラフィーによって、シリカゲルカラム上で酢酸エチル/石油エーテル(0:1)で精製して、5−クロロ−4−ヨード−2−(トリフルオロメチル)ピリジンを白色の固体として得た。
【0867】
工程D
3−クロロ−2−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン
【0868】
【化233】
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【0869】
窒素の不活性雰囲気でパージ及び維持された100mLの3首丸底フラスコの中に、テトラヒドロフラン(20mL)中の5−クロロ−4−ヨード−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(前述の工程で調製、2g、6.51mmol、1.00当量)の溶液を入れた。これに続いて、LDA(730mg、6.82mmol、1.05当量、THF溶液として)を−78℃にて攪拌しながら滴下添加した。得られた溶液を−78℃にて2時間攪拌した。次いで5mLの水の添加によって、反応溶液を急冷し、100mLのDCMで希釈した。得られた溶液を50mLのブラインで洗浄し、乾燥させて(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムによって、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)溶離液で精製して、3−クロロ−2−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを黄色の固体として得た。
【0870】
工程E
3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピコリノニトリル
【0871】
【化234】
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【0872】
窒素の不活性雰囲気でパージ及び維持された10mLの密封管の中に、N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)、Zn(CN)
2(1.2g、10.34mmol、0.80当量)、及びPd(PPh
3)
4(0.8g、0.69mmol、0.05当量)中の3−クロロ−2−ヨード−6−(トリフルオロメチル)ピリジン(前述の工程で調製、4.0g、13.03mmol、1.00当量)の溶液を入れた。反応混合液を110℃にて一晩攪拌した。得られた混合液を減圧下で濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、酢酸エチル/石油エーテル(1:100)で精製した。表題化合物を黄色の油状物として得た。
【0873】
工程F
5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−アミン
【0874】
【化235】
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【0875】
50mLの丸底フラスコに、エタノール(15mL)及びNH
2NH
2、H
2O(145mg、2.90mmol、3.00当量)中の3−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ピコリノニトリル(前述の工程で調製、200mg、0.97mmol、1.00当量)の溶液を入れた。反応混合液を90℃にて一晩攪拌した。得られた混合液を減圧下で濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、ジクロロメタン/メタノール(100:1)で精製して、5−(トリフルオロメチル)−1H−インダゾール−3−アミンを黄色の固体として得た。LC−MS−(ES,m/z)203[M+H]
【0876】
工程G
2−((5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)アミノ)酢酸
【0877】
【化236】
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【0878】
50mLの丸底フラスコに、MeOH(10mL)、2−オキソ酢酸(水中80%)(27.6mg、0.37mmol、1.20当量)及びNaBH
3CN(105mg、0.50mmol、2.00当量)中の5−(トリフルオロメチル)−1H−インダゾール−3−アミン(前述の工程で調製、50mg、0.25mmol、1.00当量)の溶液を入れた。反応混合液を室温にて2時間攪拌した後、減圧下で濃縮して、2−(5−(トリフルオロメチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ)酢酸を黄色の固体として得た。LC−MS−(ES,m/z)261[M+H]
+
【0879】
工程H
tert−ブチル(1−((1r,4r)−4−ヒドロキシ−4−(チアゾール−5−イル)シクロヘキシル)アゼチジン−3−イル)カルバメート
【0880】
【化237】
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【0881】
DCM(30mL)中の4−ヒドロキシ−4−(チアゾール−5−イル)シクロヘキサノン(412mg、2.09mmol)及びtert−ブチルアゼチジン−3−イルカルバメート(30mg、2.09mmol)溶液を、NaBH(OAc)
3(1.33g、6.28mmol)で処理し、室温にて一晩攪拌した。混合液を減圧下で濃縮し、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、5〜20% 7N NH3−MeOH/酢酸エチル)によって、少量異性体の前に溶離する表題異性体で精製した。
【0882】
1H NMR(ACETONITRILE−d
3)δ:8.72(s、1H)、7.71(s、1H)、5.62(br.s.、1H)、3.99〜4.13(m、1H)、3.49(s、2H)、3.35〜3.45(m、1H)、2.72(s、2H)、2.16(s、6H)、1.70〜1.80(m、2H)、1.58〜1.70(m、2H)、1.39(s、11H)
【0883】
工程I
(1r,4r)−4−(3−アミノアゼチジン−1−イル)−1(チアゾール−5−イル)シクロヘキサノール
【0884】
【化238】
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【0885】
乾燥DCM(20mL)中のtert−ブチル(1−((1r,4r)−4−ヒドロキシ−4−(チアゾール−5−イル)シクロヘキシル)アゼチジン−3−イル)カルバメート(前述の工程で調製、366mg、1.04mmol)の溶液に、TFA(1mL、13.1mmol)を室温にて添加した。一晩周囲温度で攪拌した後、反応混合液を減圧下で濃縮した。残留物をエーテルで粉砕し、続いて上清をデカンテーションし、残留物を高真空下で乾燥させて、生成物ビス−TFA塩を白色の発泡体として得た。
【0886】
MS:254(MH
+)
【0887】
工程J
N−(1−((1R,4R)−4−ヒドロキシ−4−(チアゾール−5−イル)シクロヘキシル)アゼチジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[4,3−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド
【0888】
【化239】
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【0889】
50mLの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(10mL)、(1r,4r)−4−(3−アミノアゼチジン−1−イル)−1−(チアゾール−5−イル)シクロヘキサノール2,2,2−トリフルオロ酢酸(前述の工程で調製、70.8mg、0.19mmol、1.00当量)、EDCl(48mg、0.25mmol、1.30当量)、HOBt(34mg、0.25mmol、1.30当量)、及びTEA(58mg、0.57mmol、3.00当量)中の2−(5−(トリフルオロメチル)−1H−インダゾール−3−イルアミノ)酢酸(工程Gで調製、50mg、0.19mmol、1.00当量)の溶液を入れた。反応混合物を、室温で一晩攪拌した。得られた混合液を100mLのDCMで希釈し、50mLのブラインで洗浄して乾燥させ(Na
2SO
4)、減圧下で濃縮した。粗生成物を、分取HPLCによって以下の条件で精製した(1#−Waters 2767−1):カラム、SunFire Prep C18、5μm、19
*100mm、移動相、0.05% NH
4HCO
3及びCH
3CN中の水(28分で5%〜31.5%、2分で最高100%、2分で5%に下降)、検出器、UV 254nm。表題生成物を黄色の固体として得た。LC−MS(ES,m/z)496[M+H]
+。
【0890】
1H NMR(300MHz、CD
3OD)δ8.897(s、1H)、7.936〜7.906(d、J=9Hz、1H)、7.819(s、1H)、7.727〜7.697(d、J=9Hz、1H)、4.504〜4.458(t、J=6.9Hz、1H)、4.084(s、2H)、3.652〜3.601(t、2H)、3.012〜2.962(t、2H)、2.334〜2.174(m、3H)、1.879〜1.718(m、4H)、1.346〜1.315(t、J=3Hz、2H)。
【0891】
(実施例105及び106)
N−(1−((1R,4S)−4−((S)−1−ヒドロキシプロピル)シクロヘキシル)アゼチジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド、及び
N−(1−((1R,4R)−4−((R)−1−ヒドロキシプロピル)シクロヘキシル)アゼチジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド
【0892】
【化240】
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【0893】
工程A
2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)塩化ニコチノイル
【0894】
【化241】
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【0895】
DCM(20mL)中の2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ニコチン酸(1.147g、4.83mmol)懸濁液に、塩化オキサリル(630μL、7.35mmol)を攪拌しながら滴下添加した。DMFを一滴添加し、反応混合液を40℃にて1時間攪拌した。反応混合液を減圧下で濃縮すると、表題化合物を茶色の油状物として生じた。
【0896】
1H NMR(CHLOROFORM−d)δ:8.86(d、J=1.5Hz、1H)、8.58(d、1H)
【0897】
工程B
2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド
【0898】
【化242】
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【0899】
水中のアンモニア氷冷溶液を、ジオキサン中の2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)塩化ニコチノイル(前述の工程で調製、1.18g、4.8mmol)の溶液で処理した。氷浴温度にて1時間攪拌した後、得られた沈殿物を酢酸エチルに溶解し、有機抽出物を無硫酸ナトリウム上で乾燥させた。減圧下での濃縮に続いて、高真空で乾燥させて、生成物を白色の固体として得た。
1H NMR(CHLOROFORM−d)δ:8.76(d、J=1.7Hz、1H)、8.50(d、J=2.2Hz、1H)、6.46〜6.96(br s、1H)、6.13(br s、1H)
【0900】
工程C
2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ニコチノニトリル
【0901】
【化243】
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【0902】
乾燥DCM中の2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド(前述の工程で調製、788mg、3.51mmol)溶液に、TEA(1.1mL、7.89mmol)を添加した。アルゴン下で0℃に冷却した後、トリフルオロ酢酸無水物(0.54mL、3.88mmol)を滴下添加した。0℃にて1.5時間攪拌した後、DCM(30mL)及び飽和水性重炭酸ナトリウムを導入した。有機層を除去し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM)によって精製して、生成物を黄褐色の固体として得た。
【0903】
1H NMR(CHLOROFORM−d)δ:8.87(d、J=1.5Hz、1H)、8.25(d、1H)
【0904】
工程D
1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−アミン
【0905】
【化244】
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【0906】
エタノール(10mL)中の2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ニコチノニトリル(前述の工程で調製、342mg、1.65mmol)溶液を、50mLの丸底フラスコ内で、MeNH
2NH
2(100μL、2.05mmol)で処理した。反応混合液を90℃にて一晩攪拌した。得られた混合液を減圧下で濃縮した。残留物をクロマトグラフィーによって、シリカゲルカラム上で、ジクロロメタン/酢酸エチル(1:1)で精製して、表題化合物を黄色の固体として得た。
【0907】
1H NMR(CHLOROFORM−d)δ:8.69(d、J=1.5Hz、1H)、8.15(s、1H)、4.24(br.s.、2H)、3.97(s、3H);LC−MS(ES、m/z)217[M+H]
+
【0908】
工程E
2−((1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)酢酸
【0909】
【化245】
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【0910】
50mLの丸底フラスコに、MeOH(20mL)、2−オキソ酢酸(前述の工程で調製、284mg、1.31mmol)及びNaBH
3CN(86mg、1.37mmol)中の1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−アミン(前述の工程で調製、284mg、1.31mmol)の溶液を入れた。この反応混合物を室温にて2時間にわたって撹拌した。得られた混合液を減圧下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル)の後、表題化合物を黄色の固体として単離した。
【0911】
1H NMR(MeOD)δ:8.65(d、J=1.5Hz、1H)、8.50(s、1H)、4.09(s、2H)、3.88(s、3H);LC−MS(ES,m/z)275[M+H]
+
【0912】
工程F
tert−ブチル3−(2−((1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド)アゼチジン−1−カルボキシレート
【0913】
【化246】
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【0914】
50mLの丸底フラスコに、2−((1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)酢酸(前述の工程で調製、134mg、0.49mmol)、続いてDCM(20mL)、tert−ブチル3−アミノアゼチジン−1−カルボキシレート(104mg、0.60mmol)、EDCl(104mg、0.54mmol)、及びHOBt(75mg、0.49mmol)を入れた。反応混合液を室温にて一晩攪拌した後、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0〜20% MeOH/酢酸エチル)によって精製し、表題化合物を十分な純度で得て、次の工程を行った。
【0915】
工程G
N−(アゼチジン−3−イル)−2−((1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド
【0916】
【化247】
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【0917】
DCM(10mL)中のtert−ブチル3−(2−((1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド)アゼチジン−1−カルボキシレート(前述の工程で調製、67mg、0.156mmol)を含有する50mLの丸底フラスコに、TFA(0.02mL、2.6mmol)を添加した。反応混合液を室温にて一晩攪拌した後、減圧下で濃縮した。残留物を高真空で乾燥させると、粗N−(アゼチジン−3−イル)−2((1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミドを黄色のゴム(TFA塩)として生じた。
【0918】
LC−MS(ES,m/z)329[M+H]
+
【0919】
工程H
N−(1−((1R,4S)−4−((S)−1−ヒドロキシプロピル)シクロヘキシル)アゼチジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド、及び
N−(1−((1R,4R)−4−((R)−1−ヒドロキシプロピル)シクロヘキシル)アゼチジン−3−イル)−2−((5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド
【0920】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0921】
N−(アゼチジン−3−イル)−2−((1−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アミノ)アセトアミド(前述の工程で調製、79mg、0.118mmol)を含有する50mLの丸底フラスコに、4−(1−ヒドロキシプロピル)シクロヘキサノン(29mg、0.186mmol)、TEA(0.02mL、0.143mmol)、及びNaBH(OAc)
3(75mg、0.354mmol)を添加した。反応混合液を室温にて一晩攪拌した後、減圧下で濃縮した。NaHCO
3の飽和混合液を残留物に添加し、混合液を酢酸エチルで抽出した。有機層の濃縮に続いて、残留物を精製することによって(シリカゲル、0〜10% 7N NH
3−MeOH/酢酸エチル)、シス(第1溶離)及びトランス(第2溶離)異性体の両方を生じた。
【0922】
LC−MS(ES,m/z)455[M+H]
+
【0923】
シス:
1H NMR(MeOH)δ:8.67(s、1H)、8.47(s、1H)、4.45〜4.53(m、1H)、4.00(s、2H)、3.88(s、3H)、3.57〜3.67(m、3H)、2.90〜2.99(m、2H)、2.19〜2.35(m、1H)、1.21〜1.67(m、17H)、0.89〜0.98(m、4H)
【0924】
トランス:
1H NMR(MeOH)δ:8.67(s、1H)、8.49(s、1H)、4.44〜4.53(m、1H)、4.00(s、2H)、3.89(s、3H)、3.57〜3.69(m、4H)、3.12〜3.23(m、1H)、2.87〜3.04(m、3H)、2.22〜2.33(m、1H)、1.78〜1.91(m、2H)、1.24(s、22H)、0.94(m、8H)
【0925】
(実施例107):インビトロでの生物学的データ
本発明の化合物は、種々の代表的生物学的試験にかけられた。
【0926】
これらの試験結果は、非限定的な方式で本発明を示すことが意図されている。
【0927】
THP−1細胞におけるMCP−1受容体結合アッセイ
ヒト単球細胞系統THP−1細胞をAmerican Type Culture Collection(Manassas、Va.、USA)から得た。37℃の加湿5% CO
2雰囲気中で10%のウシ胎児血清を補充したRPMI−1640(RPMI:Roswell Park Memorial Institute Medium−細胞培養増殖培地)でTHP−1細胞を増殖させた。細胞密度を0.5×10
6細胞数/mLの間に維持した。
【0928】
96ウェルプレートを用い、様々な濃度の、未標識のMCP−1(R & D Systems(Minneapolis,Minn.))又は試験化合物のいずれかの存在下で、THP−1細胞を0.5nMの
125Iで標識されたMCP−1(Perkin−Elmer Life Sciences,Inc.(Boston,Mass.))と共に30℃にて2時間にわたって培養した。次に、細胞をフィルタープレート上に採取し、20μLのMicroscint 20を各ウェルに加えた。プレートをTopCount NXT,Microplate Scintillation & Luminescence Counter(Perkin−Elmer Life Sciences,Inc.(Boston,Mass.))で計数した。&全ての値からブランク値(緩衝液のみの場合の値)を減じ、薬剤で処置した場合の値をビヒクルで処置した場合の値と比較した。非特異性の結合には1μMの冷MCP−1を使用した。
【0929】
表1は、本発明の試験化合物のために得られた、CCR2へのMCP−1の結合の阻害に関するIC
50値を列挙する。IC
50値が特定の化合物について得られなかったところでは、阻害パーセントが25μMの試験濃度において提供される。
【0930】
【表2-1】
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【0931】
【表2-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0932】
【表2-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0933】
(実施例108):動物。
C57BL/6マウスに注入した標的129Sv/Evbrd胚幹細胞クローンを使用して、マウスCCR2ノックアウト/ヒトCCR2ノックインマウスを作成する。hCCR2転写物の発現は、脾臓で行われる定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応、及びホモ接合hCCR2ノックインマウスからの血中総RNAによって確認する。C57BL/6遺伝的背景への戻し交配は、第8世代まで継続した。トランスジェニックマウスを、12時間の明/12時間の暗のサイクルを維持する特定病原フリーの温度制御された施設内に収容する。マウスは、水及び食物に対する自由なアクセスを有する。実験手順は、動物愛護に関する制度基準に従って実行され、動物使用施設の動物愛護及び使用委員会により承認される。
【0934】
(実施例109):マウスのインビボでの細胞遊走アッセイ。
動物にビヒクル又はCCR2アンタゴニストを3、10、及び30mg/kgにて1日に2回経口投与する。動物に麻酔をかけて開腹術を施す。小腸の遠位ループ(長さ5cm)を湿性滅菌ガーゼ上に穏やかに移す。合成ヒトMCP−1(1mg/100ml無菌PBS)又はPBS単独を、露出させたループの漿膜上に一滴ずつ投与する。縫合糸結び目を腸間膜内に配置して、処置範囲の終点をマークする。24時間後、動物を屠殺し、腸の分節と隣接領域とを除去する。組織を腸間膜の縁に沿って開放し、ピンで平坦に留め、粘膜を除去する。残りの筋肉層を100% EtOH中で短時間固定した後、Hanker−Yates試薬を使用して染色し、ミエロペルオキシダーゼ含有免疫細胞を検出する。10mpk、P.O.bidにおいて、ビヒクル処置動物と比較して細胞遊走阻害率が10%に達した場合、この化合物は有効であると見なされる。
【0935】
(実施例110):マウスにおけるチオグリコレート誘発による腹膜炎。
動物にビヒクル又はCCR2アンタゴニストを3、10、30及び100mg/kg bid経口投与する。1時間後、動物に無菌チオグリコレート(25mL/kg、ip、Sigma)を腹腔内注射して腹膜炎を誘発させる。動物をビヒクル又はCCR2アンタゴニストで1日2回経口処置する。72時間の時点で、腹膜腔を10mLの無菌生理食塩水で洗浄する。顕微鏡を使用して腹膜洗浄液中の全細胞の計数を行い、Giemsa染色(Hema Tek 2000)後、サイトスピン分析を用いて細胞識別を行う。CCR2アンタゴニスト処置マウスの白血球数の変化をビヒクル処置マウスに対して比較することにより、チオグリコレート−誘発腹膜炎の阻害率を計算する。
【0936】
(実施例111):MCP−1誘発によるマウス気道への単球のリクルートメント。
動物を、ビヒクル又はCCR2アンタゴニスト(3、10、及び30mg/kg bid)で経口処置する。1時間後、動物に無菌生理食塩中の4μgのMCP−1を鼻腔内投与する。動物をビヒクル又はCCR2アンタゴニストで1日2回経口処置する。48時間後、マウスを麻酔溶液(Sleepaway−ペントバルビタールナトリウム)の腹腔内注射により安楽死させる。3mMのEDTAを含有する1.4mlの氷冷PBSを使用して、全気管支肺胞洗浄(BAL)を行う。顕微鏡を使用してBAL洗浄液中の全細胞の計数を行い、Giemsa染色(Hema Tek 2000)後、サイトスピン分析を用いて細胞識別を行う。ビヒクル処置マウスに対して、化合物処置マウスの全白血球カウント数(単球/マクロファージ及びリンパ球を含む)の変化を比較することにより、阻害率を計算する。化合物は、パーセント阻害が30%に達した場合、有効と見なされる。
【0937】
(実施例112):マウスにおいて高脂肪飼料により誘発された肥満及びインスリン抵抗性。
脂質からおよそ60%のカロリーを引き出す高脂肪飼料(D−12492、Research Diets Inc.)により、7週齢のマウスを10〜24週間にわたり肥満させる。7週齢までの間、マウスにはカロリーの5%が脂肪として提供される標準的なペレット試料を与える。肥満動物を、体重及び体脂肪量によりランダム化した。マウスを、ビヒクル又はCCR2アンタゴニスト(3、10、及び30mg/kg bid)により経口処置する。体重及び食物摂取並びに空腹時血糖値をモニターした。体質量をNMR分析装置(Burker MiniSpec)により測定した。3時間断食させたマウスにてインスリン負荷試験を行う。組み換えヒトインスリン(1.5U/kg)の腹腔内ボーラス注射後、Glucometerを使用して、注射の前及び注射から15、30、45、60、90及び120分後に血中ブドウ糖濃度を測定する。一晩(17時間)の断食後にブドウ糖負荷試験を行う。水に溶解させたブドウ糖(1g/kg)の経口投与後、血中ブドウ糖濃度を、投与前及び投与から15、30、60、90、120分後に測定する。エネルギー消費分析を、完全実験動物監視システムにより監視した。ビヒクル又はCCR2アンタゴニストによる40日間の処置後、マウスをCO
2により窒息させて屠殺する。化合物処置マウスとビヒクル処置マウスの体重変化を比較することにより、体重減少率を計算する。
【0938】
(実施例113):アレルギー性喘息のマウスモデル。
0日目及び5日目に、100μLのリン酸緩衝生理食塩水(PBS)中の1mgのImject(登録商標)に吸収させた10μgの鶏卵アルブミン(OVA)を腹腔内注射することにより、動物を感作する。対照動物にはPBS ipを与えた。12、16及び20日目に、OVA−免疫化動物を超音波ネブライザーによる0.5% OVAエアロゾルの10分間の吸入によりチャレンジした。対照動物を同様にPBSでチャレンジした。OVA感作マウスには、ビヒクル(0.5%Methocel)又はCCR2アンタゴニストを9〜20日目に1日2回、21日目に1日1回、すなわち屠殺の2時間前に、3、10、30mg/kgにて経口的に与える。デキサメタゾン(5mg/kg)及びモンテルカスト(1mg/kg)を1日1回経口的に与える。21日目の、CCR2化合物の最終投与から2時間後に、エアロゾル化メタコリンに対する気管支反応生成物を、Buxco全身プレチスモグラフを使用して測定する。21日目にマウスを屠殺する。気管支肺胞洗浄液を収集し(1mL)、全細胞を計数する。Giemsa染色(Hema Tek 2000)後、好酸球、リンパ球、単球及び好中球の数をサイトスピン分析を用いて測定する。化合物処置マウスをビヒクル処置マウスと比較することにより、全BAL白血球カウント(及び好酸球カウント)の阻害率を計算する。化合物は、阻害が30%に達した場合、有効と見なされる。
【0939】
例証する目的のために提供される実施例と共に、前述の説明は本発明の原理を教示する
ものであるが、本発明の実施は、以下の特許請求の範囲及びその等価物の範囲内にあるとき、使用可能な変形例、適応例、及び/又は変更例の全てを包含すると理解されたい。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
式(I)の化合物、並びにそのエナンチオマー、ジアステレオマー、及び製薬上許容され得る塩:
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
式中、
Xが、O又はNR3であり、
R3が、H、C(1〜6)アルキル、CH2CF3、C(1〜6)アルキルOH、C(2〜6)アルケニル、CH2OC(2〜6)アルケニル、CH2OC(1〜6)アルキル、C(O)C(1〜6)アルキル、CONH2、CONHC(1〜6)アルキル、SONH2、CH2Ph、CH2ヘテロアリール、CH2ヘテロシクリル、CH2シクロアルキル、C(3〜6)シクロアルキル、又はSO2C(1〜2)アルキルであり、前記ヘテロアリール、ヘテロシクリル、又はシクロアルキルが、F、OCH3、CH3、及びOHからなる群から選択される最大3つの置換基で任意に置換されてもよく、
Y1及びY2が、CH又はNであるが、但し、Y1及びY2の両方がNであることはなく、
Zが、O、CH2、S、S(O)、SO2
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
又は直接結合であり、Ra及びRbが、独立して、H、OH、F、CH3、CF3、OCF3、及びOCH3からなる群から選択され、
R1が、
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、ピラゾリル、インドリル、チアゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、フェニル、チアゾリル、イソチアゾリル、3−H−チアゾール−2−オニル、ベンゾオキサゾリル、フリル、[1,2,4]オキサジアゾリル、[1,3,4]チアジアゾリル、C(4〜7)シクロアルキル、C(1〜6)アルキル、C(1〜4)アルキルOH、CH2OC(3〜6)アルケニル、CH2OC(1〜4)アルキル、CH2C(O)NH2、CO2C(1〜4)アルキル、−CN、C(O)NH2、C(O)NHCH2CH2OH、OTBS、OH、OC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)アルケニル、NH2、NHBOC、又はピリドニルであり、前記ピリジル、ピリジル−N−オキシド、ピリミジル、ピラゾリル、インドリル、チアゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、フェニル、チアゾリル、イソチアゾリル、3−H−チアゾール−2−オニル、ベンゾオキサゾリル、フリル、[1,2,4]オキサジアゾリル、[1,3,4]チアジアゾリル、C(4〜7)シクロアルキル、C(1〜6)アルキル、又はピリドニルが、独立して、CH2C(O)NH2、C(1〜4)アルコキシ、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、F、CN、Cl、OCF3、CF3、CH2CN、C(1〜4)アルキル、CH2CF3、N(C(1〜4)アルキル)2、C(1〜4)アルキルOH、Si(CH3)3、−C≡CH、SCH3、S(O)CH3、SO2CH3、ピロリジニル、OH、NH2、NHCN、CO2H、CONH2、NHCO2C(1〜4)アルキル、N(SO2CH3)2、NHSO2CH3、NHC(O)CF3、NHC(1〜4)アルキル、NHCO2H、NHCO2C(1〜4)アルキル、NHCOC(1〜4)アルキル、NHCONH2、NHCONHC(1〜4)アルキル、及びBrからなる群から選択される1つ又は2つの置換基で任意に置換されてもよく、
R2が、F、NH2、H、又はOHである、化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[2]
Y1及びY2がCHである、[1]に記載の化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[3]
Xが、O又はNR3であり、
R3が、H、C(1〜6)アルキル、CH2CF3、C(1〜6)アルキルOH、C(2〜6)アルケニル、CH2OC(2〜6)アルケニル、CH2OC(1〜6)アルキル、C(O)C(1〜6)アルキル、CONH2、CONHC(1〜6)アルキル、SONH2、CH2Ph、CH2ピリジル、CH2ピロリル、CH2ピリミジル、CH2ピリダジル、CH2イミダゾリル、CH2オキサゾリル、CH2イソオキサゾリル、CH2フラニル、又はSO2C(1〜2)アルキルであり、
Zが、O、CH2、
【化4】
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又は直接結合であり、Ra及びRbが、独立して、H、OH、F、及びOCH3からなる群から選択され、
R1が、
【化5】
[この文献は図面を表示できません]
ピリジル、ピリミジル、ピラゾリル、チアゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、フェニル、チアゾリル、イソチアゾリル、[1,2,4]オキサジアゾリル、[1,3,4]チアジアゾリル、C(4〜7)シクロアルキル、C(1〜6)アルキル、C(1〜4)アルキルOH、CH2OC(3〜6)アルケニル、CH2OC(1〜4)アルキル、CH2C(O)NH2、CO2C(1〜4)アルキル、−CN、C(O)NH2、C(O)NHCH2CH2OH、OTBS、OH、OC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)アルケニル、NH2、若しくはNHBOC、又は
【化6】
[この文献は図面を表示できません]
であり、前記ピリジル、ピリミジル、ピラゾリル、チアゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、フェニル、C(4〜7)シクロアルキル、又はC(1〜6)アルキルが、OC(3〜6)シクロアルキル、OCH2CF3、OCH2Ph、C(1〜3)アルキル、OH、C(1〜3)アルコキシ、NH2、NHCH3、N(CH3)2、C(O)NH2、又はCH2C(O)NH2からなる群から選択される1つの置換基で任意に置換されてもよく、
R2が、H又はOHである、[2]に記載の化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[4]
Xが、O又はNR3であり、
R3が、H、C(1〜6)アルキル、CH2CF3、C(1〜6)アルキルOH、C(2〜6)アルケニル、C(O)C(1〜6)アルキル、CONH2、CONHC(1〜6)アルキル、SONH2、CH2Ph、CH2ピリジル、CH2ピロリル、CH2ピリミジル、CH2ピリダジル、又はSO2C(1〜2)アルキルであり、
Zが、O、CH2、
【化7】
[この文献は図面を表示できません]
又は直接結合であり、
R1が、ピリジル、チアゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ピラゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、フェニル、C(5〜6)シクロアルキル、C(2〜6)アルキル、C(1〜4)アルキルOH、CH2OC(3〜6)アルケニル、CH2OC(1〜4)アルキル、CH2C(O)NH2、CO2C(1〜4)アルキル、−CN、C(O)NH2、C(O)NHCH2CH2OH、OTBS、OH、OC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)アルケニル、NH2、NHBOC、又は
【化8】
[この文献は図面を表示できません]
であり、前記ピリジル、チアゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ピラゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、フェニル、又はC(5〜6)シクロアルキルが、C(1〜3)アルキル、C(1〜3)アルコキシ、N(CH3)2、又はCH2C(O)NH2からなる群から選択される1つの置換基で任意に置換されてもよく、
R2が、H又はOHである、[3]に記載の化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[5]
Xが、O又はNR3であり、
R3が、H、C(1〜6)アルキル、CH2CF3、C(1〜6)アルキルOH、CH2CH=CH2、CONH2、CONHC(1〜6)アルキル、CH2Ph、CH2ピリジル、又はSO2C(1〜2)アルキルであり、
Zが、O、CH2、
【化9】
[この文献は図面を表示できません]
又は直接結合であり、
R1が、ピリド−3−イル、ピリド−5−イル、ピリド−6−イル、チアゾール−2−イル、チアゾール−5−イル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ピラゾール−4−イル、オキサゾール−2−イル、イミダゾール−2−イル、フェニル、シクロヘキシル、C(2〜6)アルキル、C(1〜4)アルキルOH、CH2OC(3〜6)アルケニル、CH2OC(1〜4)アルキル、CH2C(O)NH2、CO2C(1〜4)アルキル、−CN、C(O)NH2、C(O)NHCH2CH2OH、OTBS、OH、OC(1〜4)アルキル、OC(3〜6)アルケニル、NH2、NHBOC、又は
【化10】
[この文献は図面を表示できません]
であり、前記ピリド−3−イル、ピリド−5−イル、ピリド−6−イル、チアゾール−2−イル、チアゾール−5−イル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、ピラゾール−4−イル、オキサゾール−2−イル、イミダゾール−2−イル、フェニル、又はシクロヘキシルが、C(1〜3)アルキル、C(1〜3)アルコキシ、N(CH3)2、又はCH2C(O)NH2からなる群から選択される1つの置換基で任意に置換されてもよく、
R2が、H又はOHである、[4]に記載の化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[6]
Xが、O又はNR3であり、
R3が、H、C(1〜3)アルキル、CH2CF3、CH2CH2OH、CH2CH=CH2、CONH2、CONHC(CH3)3、CONHCH(CH3)2、CH2Ph、又はSO2CH3であり、
Zが、O、
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
又は直接結合であり、
R1が、ピリド−3−イル、2−メトキシ−ピリド−5−イル、2−メトキシ−ピリド−6−イル、2−エトキシ−ピリド−5−イル、2−メチル−ピリド−5−イル、チアゾール−2−イル、チアゾール−5−イル、2−エチル−チアゾール−5−イル、2−イソプロピル−チアゾール−5−イル、2−メチル−チアゾール−5−イル、5−メチル−チアゾール−2−イル、ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル、N−1−メチル−ピラゾール−4−イル、オキサゾール−2−イル、N−メチル−イミダゾール−2−イル、フェニル、
【化12】
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N,N−ジメチルアミノ−フェン−3−イル、シクロヘキシル、C(2〜3)アルキル、CH2OH、CH2OCH2CH=CH2、CH2OCH2CH3、CH2OCH3、CH2C(O)NH2、CO2CH2CH3、−CN、C(O)NH2、C(O)NHCH2CH2OH、OTBS、OH、OCH2CH3、OCH2CH=CH2、NH2、NHBOC、又は
【化13】
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であり、
R2が、H又はOHである、[5]に記載の化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[7]
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される、化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[8]
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される、[7]に記載の化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[9]
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
からなる群から選択される、[7]に記載の化合物、
並びにその互変異性体及び製薬上許容できる塩。
[10]
[1]に記載の化合物及び製薬上許容され得る担体を含む、製薬学的組成物。
[11]
[1]に記載の化合物と製薬上許容できる担体とを混合することにより製造される医薬組成物。
[12]
[1]に記載の化合物と製薬上許容され得る担体とを混合することを含む、製薬学的組成物の製造プロセス。
[13]
還元剤の存在下で、式(IX)
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物を式(X)
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物と反応させて、前記式(I)の化合物を提供することを含む、[1]に記載の式(I)の化合物を調製するためのプロセス。
[14]
[13]に記載のプロセスにより製造される生成物。
[15]
還元剤の存在下で、式(XX)
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物を式(X)
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
の化合物と反応させて、前記式(I)の化合物を提供することを含む、[1]に記載の式(I)の化合物を調製するためのプロセス。
[16]
[15]に記載のプロセスにより製造される生成物。
[17]
CCR2媒介症候群、障害又は疾患を予防する、処置する又は寛解するための方法であって、前記予防、処置又は軽減を必要とする患者に治療的に有効な量の[1]に記載の化合物を投与することを含む、前記方法。
[18]
CCR2介在性炎症症候群、障害又は疾患を予防する、処置する又は寛解させるための方法であって、前記予防、処置又は寛解を必要とする患者に有効量の[1]に記載の化合物を投与することを含み、前記症候群、障害又は疾患が、MCP−1発現の上昇若しくはMCP−1過剰発現に関連し、又はMCP−1発現の上昇若しくはMCP−1過剰発現に関連する症候群、障害又は疾患に伴う炎症状態である、方法。
[19]
症候群、障害又は疾患を予防する、処置する、又は寛解させる方法であって、前記予防、処置又は寛解を必要とする患者に有効量の[1]に記載の化合物を投与することを含み、前記症候群、障害、又は疾患が、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、眼疾患、ブドウ膜炎、アテローム性動脈硬化症、関節リウマチ、乾癬、乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎、腎炎、臓器移植拒絶反応、肺線維症、腎不全、1型糖尿病、2型糖尿病及び糖尿病合併症、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性網膜炎、糖尿病性微小血管症、体重過多、肥満症、肥満症に関連するインスリン抵抗性、メタボリック症候群、結核症、慢性閉塞性肺疾患、サルコイドーシス、侵襲性ブドウ球菌感染症、白内障手術後の炎症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、慢性蕁麻疹、喘息、アレルギー性喘息、歯周病、歯周炎、歯肉炎、歯肉疾患、拡張型心筋症、心筋梗塞、心筋炎、慢性心不全、血管狭窄、再狭窄、再潅流障害、糸球体腎炎、固形腫瘍及び癌、慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、悪性骨髄腫、ホジキン病、及び膀胱癌、乳癌、子宮頚癌、大腸癌、肺癌、前立腺癌、及び胃癌からなる群から選択される、方法。
[20]
症候群、障害、又は疾患を予防、処置、又は寛解するための方法であって、前記予防、処置又は寛解を必要とする患者に有効な量の[1]に記載の化合物を投与することを含み、前記症候群、障害又は疾患が、1型糖尿病、2型糖尿病、糖尿病合併症、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性網膜炎、糖尿病性微小血管症、肥満、肥満関連インスリン抵抗性、メタボリック症候群、ぜんそく、及びアレルギー性ぜんそくからなる群から選択される、方法。