【実施例】
【0027】
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0028】
参考例1 エチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0029】
【化5】
【0030】
エチル オキシインドール−1−カルボキシラート(205.1mg、1.00mmol)と2,4,6−トリ−tert−ブチルピリジン(以下、TTBPと略す、296.8mg、1.20mmol)の1,2−ジクロロエタン(以下、EDCと略す)溶液を、0℃とした後、これに無水トリフルオロメタンスルホン酸無水物(Tf
2Oと以下略す、185μl、1.10mmol)を添加した。次いで、ゆっくり室温に昇温した後、室温下で2時間反応を行った。反応終了後、反応液をエーテルで希釈し、飽和塩化アンモニウム水溶液洗浄、水洗、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮にし、粗製物を得た。得られた粗製物は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的物のエチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(316.2mg、収率94%)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=8.18(d,J=8.1Hz,1H)、7.56(d,J=7.5Hz,1H)、7.44−7.38(m,1H)、7.33−7.28(m,1H)、6.47(s,1H)、4.58(q,J=7.5Hz,2H)、1.51(t,J=7.5Hz,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.0(s,3F)ppm。
MS(ESI,m/z)336.0[M−H]
−。
【0031】
参考例2 tert−ブチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0032】
【化6】
【0033】
参考例1と同じ方法でtert−ブチル オキシインドール−1−カルボキシラート(279.7mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)とTf
2O(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3.0ml)中で反応させ、目的物のtert−ブチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(389.7mg、収率89%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=8.11(d,J=8.1Hz,1H)、7.54(d,J=7.8Hz,1H)、7.42−7.36(m,1H)、7.31−7.26(m,1H)、6.45(s,1H)、1.71(s,9H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−72.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=28.2、86.4、98.4、115.7、119.0(q,J=321.9Hz),121.4、123.9、125.2、125.8、133.0、138.4、148.4ppm。
IR(neat)3480、2983、1748、1597、1434、1214、970、796cm
−1。
MS(ESI,m/z)364.1[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
14H
14F
3NO
5S−H]
−:364.0467、測定値:364.0461。
【0034】
参考例3 メチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0035】
【化7】
【0036】
参考例1と同じ方法でメチル オキシインドール−1−カルボキシラート(286.6mg、1.50mmmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTf
2O(278μl、1.65mmmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物のメチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(464.2mg、収率96%)を白色固体として得た。
融点:60−62℃。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=8.16(d,J=8.1Hz,1H)、7.55(d,J=7.5Hz,1H)、7.44−7.39(m,1H)、7.33−7.28(m,1H)、6.47(s,1H)、4.10(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.2(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=54.3、99.2、115.6、118.9(q,J=321.6Hz)、121.5、124.3、125.3、126.1、132.9、138.0、150.1ppm。
IR(KBr)3478、2964、1747、1600、1429、1202、950、755cm
−1。
MS(ESI,m/z)322.0[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
11H
8F
3NO
5S−H]
−:321.9997、測定値:321.9996。
【0037】
参考例4 1−メチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0038】
【化8】
【0039】
参考例1と同じ方法で1−メチルオキシインドール(147.1mg、1.00mmol)、TTBP(296.9mg、1.20mmol)とTf
2O(185μl、1.10mmol)を無水EDC(2.4ml)中で反応させ、目的物の1−メチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(240.5mg、収率86%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.60(d,J=8.1Hz,1H)、7.31−7.30(m,2H)、7.21−7.17(m,1H)、6.36(s,1H)、3.72(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−72.6(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=28.8、90.1、109.7、118.9(q,J=321.6Hz)、121.2、121.5、123.2、125.0、133.3、139.1ppm。
IR(neat)2947、1739、1552、1434、1216、1137、875、795cm
−1。
MS(ESI,m/z)277.7[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
10H
8F
3NO
3S−H]
−:278.0099、測定値:278.0117。
【0040】
参考例5 1−エチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0041】
【化9】
【0042】
参考例1と同じ方法で1−エチルオキシインドール(193.3mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)とTf
2O(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ,目的物の1−エチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(331.6mg、収率94%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.60(d,J=7.8Hz,1H)、7.34−7.29(m,2H)、7.20−7.15(m,1H)、6.34(s,1H)、4.18(q,J=7.5Hz,2H)、1.32(t,J=7.2Hz,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−72.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=14.9、37.7、89.9、109.8、118.9(q,J=322.3Hz)、121.1、121.6、123.1、125.3、133.2、138.5ppm。
IR(neat)3674、2985、1550、1429、1226、1138、927、748cm
−1。
MS(ESI,m/z)291.7[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
11H
10F
3NO
3S−H]
−:292.0255、測定値:292.0253。
参考例6 1−iso−プロピル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0043】
【化10】
【0044】
参考例1と同じ方法で1−iso−プロピルオキシインドール(210.1mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)とTf
2O(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ、目的物の1−iso−プロピル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(316.2mg、収率86%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.59(d,J=8.1Hz、1H))、7.48(d,J=8.4Hz,1H)、7.28−7.22(m,1H)、7.18−7.13(m,1H)、6.32(s,1H)、4.76−4.67(m,1H)、1.64(d,J=6.9Hz,6H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−72.8(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=21.5、47.3、90.0、111.5.118.9(q,J=321.3Hz)、120.7、121.7、122.7、125.6、131.4、138.5ppm。
IR(neat)2983、1729、1614、1430、1218、1134、935、750cm
−1。
MS(ESI,m/z)305.9[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
12H
12F
3NO
3S−H]
−:306.0412、測定値:306.0420。
参考例7 1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0045】
【化11】
【0046】
参考例1と同じ方法で1−フェニルオキシインドール(209.1mg、1.00mmol)、TTBP(296.9mg、1.20mmol)とTf
2O(185μl、1.10mmol)を無水EDC(2.4ml)中で反応させ、目的物の1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(326.4mg、収率96%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.66(d,J=8.1Hz,1H)、7.60−7.50(m,3H)、7.45−7.42(m,2H)、7.25−7.22(m,3H)、6.52(s,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.2(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=91.8、110.8、118.8(q,J=321.6Hz)、121.5、121.9、123.8、125.1、127.8、128.9、129.9、134.0、134.4、138.7ppm。
IR(neat)3060、1743、1556、1434、1230、1137、998、801cm
−1。
MS(ESI,m/z)340.1[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
15H
10F
3NO
3S−H]
−:340.0255、測定値:340.0254。
【0047】
参考例8 1−p−トリル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0048】
【化12】
【0049】
参考例1と同じ方法で1−p−トリルオキシインドール(334.6mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTf
2O(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の1−p−トリル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(466.4mg、収率88%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.66−7.63(m,1H)、7.37−7.19(m,7H)、6.50(s,1H)、2.46(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=21.3、91.5、110.8、118.7(q,J=321.6Hz)、121.5、121.7、123.7、125.0、127.5、130.5、131.7、134.2、138.8、139.0ppm。
IR(neat)3039、1743、1515、1434、1230、1139、999、822cm
−1。
MS(ESI,m/z)354.2[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
16H
12F
3NO
3S−H]
−:354.0412、測定値:354.0413。
【0050】
参考例9 1−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0051】
【化13】
【0052】
参考例1と同じ方法で1−(4−メトキシフェニル)オキシインドール(358.6mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTf
2O(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の1−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(526.7mg、収率95%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.66−7.63(m,1H)、7.34−7.31(m,2H)、7.24−7.14(m,3H)、7.07−7.04(m,2H)、6.49(s,1H)、3.90(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=55.6、91.3、110.8、115.0、118.7(q,J=321.4Hz)、121.5、121.7、123.7、124.9、126.8、129.2、134.4、139.0、159.9ppm。
IR(neat)2961、1741、1514、1433、1231、1138、1036、836cm
−1。
MS(ESI,m/z)370.2[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
16H
12F
3NO
4S−H]
−:370.0361、測定値:370.0363。
参考例10 1−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0053】
【化14】
【0054】
参考例1と同じ方法で1−(4−クロロフェニル)オキシインドール(364.6mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTf
2O(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の1−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(536.8mg、収率95%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.67−7.64(m,1H)、7.55(d,J=8.7Hz,2H)、7.37(d,J=8.7Hz,2H)、7.28−7.18(m,3H)、6.53(s,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.0(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=92.2、110.6、118.7(q,J=321.7Hz)、121.7、122.1、124.1、125.1、129.0、130.2、132.9、133.9、134.9、138.5ppm。
IR(neat)3060、1745、1496、1434、1229、1138、998、834cm
−1。
MS(ESI,m/z)373.9[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
15H
9ClF
3NO
3S−H]
−:373.9866、測定値:373.9868。
【0055】
参考例11 tert−ブチル 5−メトキシ−2−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0056】
【化15】
【0057】
参考例1と同じ方法でtert−ブチル 5−メトキシオキシインド−ル−1−カルボキシラート(197.3mg、0.75mmol)、TTBP(222.7mg、0.90mmol)とTf
2O(139μl、0.83mmol)を無水EDC(1.8ml)中で反応させ、目的物のtert−ブチル 5−メトキシ−2−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(258.4mg、収率87%)を白色固体として得た。
融点:62−64℃。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=8.00(d,J=9.9Hz,1H)、7.00−6.98(m,2H),6.38(s,1H)、3.84(s,3H)、1.70(s,9H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−72.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=28.2、55.8、86.3、98.3、103.7、114.7、116.8、119.0(q,J=321.9Hz)、126.0、127.5、138.5、148.3、156.5ppm。
IR(KBr)3465、2998、1740、1435、1338、1204、968、803cm
−1。
MS(ESI,m/z)394.0[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
15H
16F
3NO
6S−H]
−:394.0572、測定値:394.0577。
【0058】
参考例12 6−クロロ−1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0059】
【化16】
【0060】
参考例1と同じ方法で6−クロロ−1−フェニルオキシインドール(364.6mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTf
2O(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の6−クロロ−1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(546.5mg、収率97%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.61−7.52(m,4H)、7.42−7.39(m,2H)、7.21−7.18(m,2H)、6.50(s,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=91.9、110.8、118.6(q,J=321.4Hz)、122.6、122.7、123.5、127.7、129.3、129.8、130.0、133.8、134.3、139.0ppm。
IR(neat)3068、1748、1550、1436、1227、1137、1008、804cm
−1。
MS(ESI,m/z)374.1[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
15H
9ClF
3NO
3S−H]
−:373.9866、測定値:373.9862。
【0061】
参考例13 3−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0062】
【化17】
【0063】
参考例1と同じ方法で3−メチル−1−フェニル−5−ピラゾロン(261.3mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTf
2O(278μl、1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応し、目的物の3−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(432.7mg、収率94%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.54−7.40(m,5H)、6.14(s,1H)、2.34(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
MS(ESI,m/z)307.1[M+H]
+。
【0064】
参考例14 1−フェニル−3−プロピル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0065】
【化18】
【0066】
参考例1と同じ方法で1−フェニル−3−プロピル−5−ピラゾール(303.2mg、1.50mmol)、TTBP(445.4mg、1.80mmol)とTf
2O(278μl,1.65mmol)を無水EDC(3.6ml)中で反応させ、目的物の1−フェニル−3−プロピル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(455.0mg、収率91%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.55−7.39(m,5H)、6.15(s,1H)、2.64(t,J=7.2Hz,2H)、1.76−1.68(m,2H)、1.00(t,J=7.2Hz,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=13.9、22.5、31.2、95.6、118.5(q,J=321.6Hz)、123.7、128.4、129.5、136.9、140.8、153.8ppm。
IR(neat)2964、1556、1437、1219、1135、1013、853、759cm
−1。
MS(ESI,m/z)335.4[M+H]
+。
HRMS 計算値[C
13H
13F
3N
2O
3S+H]
+:335.0677、測定値:335.0674。
【0067】
参考例15 3−tert−ブチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0068】
【化19】
【0069】
参考例1と同じ方法で3−tert−ブチル−1−フェニル−5−ピラゾロン(259.4mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)とTf
2O(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ、目的物の3−tert−ブチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(383.2mg、収率92%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.56−7.38(m,5H)、6.19(s,1H)、1.35(s,9H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=30.1、33.0、93.5、118.6(q,J=321.4Hz)、123.8、128.3、129.5、137.1、140.6、162.1ppm。
IR(neat)2964、1552、1436、1220、1137、1015、857、760cm
−1。
MS(ESI,m/z)349.6[M+H]
+。
HRMS 計算値[C
14H
15F
3N
2O
3S+H]
+:349.0834、測定値:349.0832。
【0070】
参考例16 1,3−ジフェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0071】
【化20】
【0072】
参考例1と同じ方法で1,3−ジフェニル−5−ピラゾロン(283.3mg、1.20mmol)、TPP(356.3mg、1.44mmol)とTf
2O(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ、目的物の1,3−ジフェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(420.5mg、収率95%)を白色固体として得た。
融点:44−46℃。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.85(d,J=7.5Hz,2H)、7.63(d,J=7.5Hz,2H)、7.55−7.38(m,6H)、6.65(s,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−72.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=94.2、118.6(q,J=321.6Hz)、123.9、125.7、128.7、128.9、129.0、129.6、132.2、136.9、141.6、151.3ppm。
IR(KBr)3433、3069、1550、1435、1222、1134、1015、768cm
−1。
MS(ESI,m/z)369.5[M+H]
+。
HRMS 計算値[C
16H
11F
3N
2O
3S+H]
+:369.0521、測定値:369.0526。
【0073】
参考例17 3−メチル−1−p−トリル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0074】
【化21】
【0075】
参考例1と同じ方法で3−メチル−1−p−トリル−5−ピラゾロン(225.7mg、1.20mmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)及びTf
2O(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応させ、目的物の3−メチル−1−p−トリル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(356.4mg、収率93%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.38(d,J=7.8Hz,2H)、7.27(d,J=7.8Hz,2H)、6.12(s,1H)、2.40(s,3H)、2.33(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=14.6、21.2、96.3、118.6(q,J=321.4Hz)、123.7、130.0、134.4、138.5、140.9、149.0ppm。
IR(neat)3145、2929、1557、1436、1219、1135、1034、820cm
−1。
MS(ESI,m/z)321.1[M+H]
+。
HRMS 計算値[C
12H
11F
3N
2O
3S+H]
+:321.0521、測定値:321.0520。
【0076】
参考例18 1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0077】
【化22】
【0078】
参考例1と同じ方法で1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−5−ピラゾロン(244.9mg、1.20mmmol)、TTBP(356.3mg、1.44mmol)及びTf
2O(221μl、1.32mmol)を無水EDC(3ml)中で反応し、目的物の1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(362.1mg、収率90%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=7.41(d,J=6.9Hz,2H)、6.98(d,J=6.9Hz,2H)、6.11(s,1H)、3.85(s,3H)、2.33(s,3H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−72.6(s,3F)ppm。
13C−NMR(CDCl
3,150.9MHz)δ=14.5、55.5、96.0、114.5、118.5(q,321.6Hz)、125.6、129.8、140.9、148.8、159.6ppm。
IR(neat)3144、2937、1518、1435、1221、1135、1028、834cm
−1。
MS(ESI,m/z)337.4[M+H]
+。
HRMS 計算値[C
12H
11F
3N
2O
4S+Na]
+:359.0289、測定値:359.0287。
【0079】
実施例1 エチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0080】
【化23】
【0081】
窒素気流下、−78℃とした参考例1で調製したエチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(269.6mg,0.80mmol)のTHF(8ml)溶液に、LDA(0.44ml、2.0Mヘキサン溶液、0.88mmol)をゆっくり滴下した後、同温度で2時間攪拌し、次いで室温まで昇温した。反応終了後、飽和塩化アンモニウム水溶液で加え、エーテルで抽出した。抽出した有機層は合わせて水洗、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣はシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的物のエチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(203.8mg、収率76%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.64(d,J=8.1Hz,1H)、7.30(d,J=7.8Hz,1H)、6.96(t,J=7.5Hz,1H)、6.86(t,J=7.5Hz,1H)、4.33(q,J=7.2Hz,2H)、3.39(s,1H)、1.33(t,J=7.2Hz,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=14.2、62.0、73.8、113.1、114.9、120.0、121.6(q,J=330.6Hz)、122.8、127.2、129.8、151.7、161.7ppm。
IR(KBr)3538、2987、1718、1607、1330、1198、1001、776cm
−1。
MS(ESI,m/z)336.2[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
12H
10F
3NO
5S−H]
−:336.0154、測定値:336.0171。
【0082】
実施例2 tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0083】
【化24】
【0084】
実施例1と同じ方法で、参考例2で調製したtert−ブチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(365.1mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物のtert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(354.2mg、収率97%)を白色固体として得た。
融点;>250℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.56(d,J=7.8Hz,1H)、7.29(d,J=7.2Hz,1H)、6.93(t,J=7.2Hz,1H)、6.84(t,J=7.8Hz,1H)、3.37(s,1H)、1.56(s,9H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.8(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=27.9、73.8、82.2、112.9、114.8、119.8、121.6(q,J=330.5Hz)、122.5、127.0、129.8、150.2、161.7ppm。
IR(KBr)3445、2981、1710、1608、1332、1205、980、751cm
−1。
MS(ESI,m/z)364.2[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
14H
14F
3NO
5S−H]
−:364.0467、測定値:364.0472。
【0085】
実施例3 メチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0086】
【化25】
【0087】
実施例1と同じ方法で、参考例3で調製したメチル 2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(323.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物のメチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(202.9mg、収率63%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.66(d,J=8.4Hz,1H)、7.28(d,J=7.5Hz,1H)、6.94(t,J=7.5Hz,1H)、6.84(t,J=7.5Hz,1H)、3.85(s,3H)、3.39(s,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=52.9、73.6、112.9、114.8、119.8、120.6(q,J=330.2Hz)、122.8、127.3、129.9、152.4、161.1ppm。
IR(KBr)3441、1731、1594、1444、1344、1202、1099、750cm
−1。
MS(ESI,m/z)321.6[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
11H
8F
3NO
5S−H]
−:321.9997、測定値:322.0010。
【0088】
実施例4 1−メチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
【0089】
【化26】
【0090】
実施例1と同じ方法で、参考例4で調製した1−メチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(251.1mg、0.90mmol)のTHF(9ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.5ml、2.0Mヘキサン溶液、1.00mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−メチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(184.5mg、収率74%)を白色固体として得た。
融点:200−202℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.23(d,J=7.8Hz,1H)、6.81−6.79(m,3H)、3.48(brs,1H)、3.18(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=25.6、72.7、106.2、114.7、119.2、119.5、121.9(q,J=331.5Hz)、126.2、134.1、164.1ppm。
IR(KBr)3442、2928、1698、1600、1306、1198、1086、749cm
−1。
MS(ESI,m/z)277.7[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
10H
8F
3NO
3S−H]
−:278.0099、測定値:278.0102。
【0091】
実施例5 1−エチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
【0092】
【化27】
【0093】
実施例1と同じ方法で、参考例5で調製した1−エチル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(293.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−エチル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(171.6mg、収率59%)を白色固体として得た。
融点:208−210℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.22(d,J=6.9Hz,1H)、6.81−6.75(m,3H)、3.74(q,J=7.2Hz,2H)、3.36(s,1H)、1.11(t,J=7.2Hz,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=11.8、33.2、72.4、106.0、114.7、119.0、119.1、121.9(q,J=331.4Hz)、126.4、133.1、163.6ppm。
IR(KBr)3446、2980、1598、1376、1196、1090、974、751cm
−1。
MS(ESI,m/z)291.8[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
11H
10F
3NO
3S−H]
−:292.0255、測定値:292.0255。
【0094】
実施例6 1−iso−プロピル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
【0095】
【化28】
【0096】
実施例1と同じ方法で、参考例6で調製した1−iso−プロピル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(276.3mg、0.90mmol)のTHF(9ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.50ml、2.0Mヘキサン溶液、1.00mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−iso−プロピル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(187.1mg、収率68%)を白色固体として得た。
融点:213−215℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.26−7.23(m,1H)、7.00−6.98(m,1H)、6.77−6.75(m,2H)、4.79−4.69(m,1H)、3.40(s,1H)、1.38(d,J=6.6Hz,6H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=20.0、41.4、72.5、107.7、114.9、118.8、118.9、121.9(q,J=333.5Hz)、126.5、133.3、163.6ppm。
IR(KBr)3446、2981、2119、1595、1364、1194、1089、753cm
−1。
MS(ESI,m/z)306.0[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
12H
12F
3NO
3S−H]
−:306.0412、測定値:306.0419。
【0097】
実施例7 1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
【0098】
【化29】
【0099】
実施例1と同じ方法で、参考例7で調製した1−フェニル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(225.1mg、0.66mmol)のTHF(6.6ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.36ml、2.0Mヘキサン溶液、0.72mmol)を添加し反応を行い目的物の1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(199.7mg、収率89%)を白色固体として得た。
融点:210−212℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.53−7.32(m,6H)、6.87−6.71(m,3H)、3.52(brs,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=72.8、106.8、115.1、119.3、120.3、121.9(q,J=333.2Hz)、126.3、126.6、127.0、129.0、133.4、136.5、163.3ppm。
IR(KBr)3566、2319、1602、1312、1194、1084、983、752cm
−1。
MS(ESI,m/z)340.0[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
15H
10F
3NO
3S−H]
−:340.0255、測定値:340.0255。
【0100】
実施例8 1−p−トリル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
【0101】
【化30】
【0102】
実施例1と同じ方法で、参考例8で調製した1−p−トリル−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(319.5mg、0.90mmol)のTHF(9ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.50ml、2.0Mヘキサン溶液、1.00mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−p−トリル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(298.8mg、収率93%)を白色固体として得た。
融点:220−222℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.31−7.24(m,5H)、6.81(t,J=7.5Hz,1H)、6.74(t,J=7.5Hz,1H)、6.66(d,J=7.5Hz,1H)、3.38(brs,1H)、2.36(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=20.7、72.6、106.7、114.9、119.1、120.0、121.9(q,J=330.3Hz)、126.5、126.8、129.4、133.6、133.9、135.5、163.5ppm。
IR(KBr)3446、2321、1589、1312、1192、1082、982、750cm
−1。
MS(ESI,m/z)354.3[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
16H
12F
3NO
5S−H]
−:354.0412、測定値:354.0424。
【0103】
実施例9 1−(4−メトキシフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
【0104】
【化31】
【0105】
実施例1と同じ方法で、参考例9で調製した1−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(371.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−(4−メトキシフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(199.6mg、収率54%)を白色固体として得た。
融点:208−210℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.33−7.28(m,3H)、7.05(d,J=8.4Hz,2H)、6.84(t,J=7.2Hz,1H)、6.77(t,J=7.2Hz,1H)、6.64(d,J=7.2Hz,1H)、3.86−3.75(brs,4H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=55.3、73.1、106.9、114.3、115.1、119.4、120.2、121.8(q,J=330.9Hz)、126.2、128.4、129.0、133.9、157.7、163.3ppm。
IR(KBr)3446、2320、1598、1514、1316、1197、1083、751cm
−1。
MS(ESI,m/z)370.0[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
16H
12F
3NO
4S−H]
−:370.0361、測定値:370.0359。
【0106】
実施例10 1−(4−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オールの調製
【0107】
【化32】
【0108】
実施例1と同じ方法で、参考例10で調製した1−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(375.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−(4−クロロフェニル)−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−2−オール(307.2mg、収率82%)を白色固体として得た。
融点:219−221℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.54(d,J=8.4Hz,2H)、7.45(d,J=8.4Hz,2H)、7.32(d,J=7.2Hz,1H)、6.85−6.76(m,3H)、3.46(brs,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.7(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=72.8、106.8、115.1、119.3、120.5、121.9(q,J=330.6Hz)、126.7、128.5、129.0、130.3、132.9、135.4、163.1ppm。
IR(KBr)3567、2320、1618、1496、1314、1195、1079、751cm
−1。
MS(ESI,m/z)374.0[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
15H
9ClF
3NO
3S−H]
−:373.9866、測定値:373.9868。
【0109】
実施例11 tert−ブチル 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0110】
【化33】
【0111】
実施例1と同じ方法で、参考例11で調製したtert−ブチル 5−メトキシ−2−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−1H−インドール−1−カルボキシラート(158.0mg、0.40mmmol)のTHF(4ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.22ml,2.0Mヘキサン溶液、0.44mmol)を添加し反応を行い、目的物のtert−ブチル 2−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラート(126.6mg、収率80%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.47(d,J=8.7Hz,1H)、6.86(s,1H)、6.41(d,J=8.4Hz,1H)、3.67(s,3H)、3.35(s,1H)、1.54(s,9H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.8(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=27.9、55.0、74.0、81.7、100.8、104.8、113.4、121.6(q,J=331.2Hz)、124.0、128.3、150.1、155.4、161.8ppm。
IR(KBr)3446、2980、1713、1580、1325、1202、1013、843cm
−1。
MS(ESI,m/z)394.3[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
15H
16F
3NO
6S−H]
−:394.0572、測定値:394.0571。
【0112】
実施例12 6−クロロ−1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−オールの調製
【0113】
【化34】
【0114】
実施例1と同じ方法で、参考例12で調製した6−クロロ−1−フェニル−1H−インドール トリフルオロメタンスルホナート(375.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の6−クロロ−1−フェニル−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−オール(340.8mg、収率91%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.54−7.39(m,5H)、7.27(d,J=8.1Hz,1H)、6.88(d,J=7.5Hz,1H)、6.65(s,1H)、3.38(brs,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.9(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=72.7、106.6、115.8、119.9、121.7(q,J=330.3Hz)、123.6、125.3、126.9、127.1、129.2、134.4、135.8、163.6ppm。
IR(KBr)3446、2319、1619、1470、1311、1197、989、722cm
−1。
MS(ESI,m/z)374.1[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
15H
9ClF
3NO
3S−H]
−:373.9866、測定値:373.9871。
【0115】
実施例13 3−メチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
【0116】
【化35】
【0117】
実施例1と同じ方法で、参考例13で調製した3−メチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(306.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−メチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(251.7mg、収率84%)を白色固体として得た。
融点:215−217℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=10.45(brs,1H)、7.77(d,J=8.7Hz,2H)、7.44−7.39(m,2H)、7.24−7.19(m,1H)、2.25(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−80.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=14.0、87.6、120.5、120.6(q,J=325.6Hz)、125.4、128.9、137.9、148.8、159.5ppm。
IR(KBr)3432、2792、1647、1501、1362、1194、840、742cm
−1。
MS(ESI,m/z)304.8[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
11H
9F
3N
2O
3S−H]
−:305.0208、測定値:305.0219。
【0118】
実施例14 3−n−プロピル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
【0119】
【化36】
【0120】
実施例1と同じ方法で、参考例14で調製した3−n−プロピル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(334.1mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却した後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−n−プロピル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(289.6mg、収率87%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.95(d,J=8.4Hz,2H)、7.44−7.39(m,2H)、7.06−7.01(m,1H)、4.32(brs,1H)、2.49(t,J=7.5Hz,2H)、1.68−1.60(m,2H)、0.92(t,J=7.5Hz,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−80.1(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=14.0、21.0、30.2、84.0、118.6、120.5(q,J=326.5Hz)、123.3、128.5、139.9、151.1、162.0ppm。
IR(KBr)3390、2968、1613、1506、1335、1206、1075、767cm
−1。
MS(ESI,m/z)333.2[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
13H
13F
3N
2O
3S−H]
−:333.0521、測定値:333.0533。
【0121】
実施例15 3−tert−ブチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
【0122】
【化37】
【0123】
実施例1と同じ方法で、参考例15で調製した3−tert−ブチル−1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(348.1mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却した後、次いでこれにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−tert−ブチル−1−フェニル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(302.7mg、収率87%)を白色固体として得た。
融点:198−200℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=8.01(d,J=8.1Hz,2H)、7.31(t,J=7.5Hz,2H)、7.02(t,J=7.2Hz,1H)、3.43(brs,1H)、1.33(s,9H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−78.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=29.1、34.5、82.8、117.9、121.3(q,J=329.0Hz)、124.6、128.4、140.4、156.4、164.0ppm。
IR(KBr)3419、2970、1607、1505、1329、1200、1070、767cm
−1。
MS(ESI,m/z)347.3[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
14H
15F
3N
2O
3S−H]
−:347.0677、測定値:347.0681。
【0124】
実施例16 1,3−ジフェニル−4−トリフルオロメチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−オールの調製
【0125】
【化38】
【0126】
実施例1と同じ方法で、参考例16で調製した1,3−ジフェニル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(331.2mg、0.90mmol)のTHF(9ml)溶液を−78℃に冷却した後、次いでこれにLDA(0.50ml、2.0Mヘキサン溶液、1.00mmmol)を添加し反応を行い、目的物の1,3−ジフェニル−4−トリフルオロメチルスルホニル−1H−ピラゾール−5−オール(237.9mg、収率72%)を白色固体として得た。
融点:209−211℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=8.05(d,J=8.4Hz,2H)、7.56−7.53(m,2H)、7.37−7.33(m,5H)、7.08(t,J=7.2Hz,1H)、3.45(brs,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−79.6(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=83.7、118.3、121.1(q,J=330.6Hz)、123.2、127.3、128.0、128.4、129.1、133.9、140.3、149.7、162.8ppm。
IR(KBr)3406、1614、1494、1494、1337、1204、1073、975、767cm
−1。
MS(ESI,m/z)367.3[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
16H
11F
3N
2O
3S−H]
−:367.0364、測定値:367.0356。
【0127】
実施例17 3−メチル−1−p−トリル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
【0128】
【化39】
【0129】
実施例1と同じ方法で、参考例17で調製した3−メチル−1−p−トリル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(304.2mg、0.95mmmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、これにLDA(0.52ml、2.0Mヘキサン溶液、1.04mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−メチル−1−p−トリル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(229.8mg、収率72%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.85(d,J=7.8Hz,2H)、7.10(d,J=7.5Hz,2H)、3.39(brs,1H)、2.26(s,3H)、2.10(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−80.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=15.1、20.5、83.4、117.8、121.2(q,J=328.2Hz)、128.8、131.3、138.2、146.8、162.4ppm。
IR(KBr)3282、1605、1523、1346、1205、1080、816、735cm
−1。
MS(ESI,m/z)319.0[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
12H
11F
3N
2O
3S−H]
−:319.0364、測定値:319.0379。
【0130】
実施例18 1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オールの調製
【0131】
【化40】
【0132】
実施例1と同じ方法で、参考例18で調製した1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−1H−ピラゾール−5−イル トリフルオロメタンスルホナート(336.0mg、1.0mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、これにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の1−(4−メトキシフェニル)−3−メチル−4−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−ピラゾール−5−オール(254.5mg、収率76%)を白色固体として得た。
融点:>250℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=7.77(d,J=9.0Hz,2H)、6.91(d,J=9.0Hz,2H)、4.29(brs,1H)、3.74(s,3H)、2.15(s,3H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−80.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=14.7、55.2、84.8、113.7、120.6、121.0(q,J=325.5Hz)、132.9、147.1、155.7、161.1ppm。
IR(KBr)3431、2841、1604、1515、1332、1207、1076、767cm
−1。
MS(ESI,m/z)335.1[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
12H
11F
3N
2O
4S−H]
−:335.0313、測定値:335.0326。
【0133】
参考例19 ピリジン−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0134】
【化41】
【0135】
0℃としたピリジン−2−オール(190.2mg、2.00mmol)のピリジン(4ml)溶液に、Tf
2O(0.42ml、2.50mmmol)を滴下した後、室温で一晩攪拌した。反応終了後、水を添加し、ジクロロメタンで抽出、抽出液を合わせて水洗、硫酸ナトリウム上で乾燥、ろ過、減圧濃縮し、粗製物を得た。得られた粗製物はシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=5/1 vol/vol)で精製し、目的物のピリジン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(357.8mg、収率79%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=8.42(d,4.8Hz,1H)、7.94−7.88(m,1H)、7.40(dd,J=7.2,4.8Hz,1H)、7.19(d,J=8.1Hz,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.7(s,3F)ppm。
MS(ESI,m/z)228.1[M+H]
−。
【0136】
参考例20 キノリン−2−イル トリフルオロメタンスルホナートの調製
【0137】
【化42】
【0138】
ピリジン(3ml)中、キノリン−2−オール(217.7mg、1.50mmol)とTf
2O(0.34ml、2.00mmol)を反応させ、キノリン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(344.2mg、収率83%)を無色透明液体として得た。
1H−NMR(CDCl
3,300MHz)δ=8.35(d,J=8.7Hz,1H)、8.06(d,J=8.7Hz,1H)、7.90(d,J=8.1Hz,1H)、7.80(dd,J=8.1,6.9Hz,1H)、6.44(t,J=7.8Hz,1H)、7.25(d,J=8.7Hz,1H)ppm。
19F−NMR(CDCl
3,282.3MHz)δ=−73.4(s,3F)ppm。
MS(ESI,m/z)278.2[M+H]
−。
【0139】
実施例19 3−(トリフルオロメチルスルホニル)ピリジン−2−オールの調製
【0140】
【化43】
【0141】
実施例1と同じ方法で、参考例19で調製したピリジン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(227.0mg、1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78℃に冷却の後、これにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−(トリフルオロメチルスルホニル)ピリジン−2−オール(135.6mg、収率60%)を白色固体として得た。
融点:238−240℃。
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=12.96(brs,1H)、8.38(d,J=7.2Hz,1H)、8.10(d,J=4.8Hz,1H)、6.53(t,J=6.9Hz,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−76.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=105.4、118.0、119.6(q,J=327.2Hz)、147.8、151.0、157.1ppm。
IR(KBr)3219、3106、1694、1541、1353、1232、1031、790cm
−1。
MS(ESI,m/z)225.6[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
6H
4F
3NO
3S−H]
−:225.9786、測定値:225.9790。
【0142】
実施例20 3−(トリフルオロメチルスルホニル)キノリン−2−オールの調製
【0143】
【化44】
【0144】
実施例1と同じ方法で、参考例20で調製したキノリン−2−イル トリフルオロメタンスルホナート(277.0mg,1.00mmol)のTHF(10ml)溶液を−78ト℃に冷却の後、これにLDA(0.55ml、2.0Mヘキサン溶液、1.10mmol)を添加し反応を行い、目的物の3−(トリフルオロメチルスルホニル)キノリン−2−オール(114.2mg、収率41%)を白色固体として得た。
融点:>250℃
1H−NMR(DMSO−d
6,300MHz)δ=12.73(brs,1H)、9.14(s,1H)、8.06(d,J=7.8Hz,1H)、7.79(t,J=7.2Hz,1H)、7.40(d,J=8.7Hz,1H)、7.33(t,J=7.2Hz,1H)ppm。
19F−NMR(DMSO−d
6,282.3MHz)δ=−75.4(s,3F)ppm。
13C−NMR(DMSO−d
6,150.9MHz)δ=115.8、117.1、119.5(q,J=327.8Hz)、122.0、123.3、131.5、136.3、142.3、152.2、156.1ppm。
IR(KBr)3001、2887、1665、1362、1210、1122、974、760cm
−1。
MS(ESI,m/z)275.6[M−H]
−。
HRMS 計算値[C
10H
6F
3NO
3S−H]
−:275.9942、測定値:275.9948。
【0145】
実施例21 tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
【0146】
【化45】
【0147】
実施例2のLDAの使用量を1.10モル比より1.50モル比に変更した以外、実施例2と同じ操作を行い、目的物tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートを収率75%で得た。
【0148】
実施例22 tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートの調製
実施例21のLDAをP
4−
tBuに替えた以外、実施例21と同じ操作を行い、目的物tert−ブチル 2−ヒドロキシ−3−(トリフルオロメチルスルホニル)−1H−インドール−1−カルボキシラートを収率48%で得た。