(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5958294
(24)【登録日】2016年7月1日
(45)【発行日】2016年7月27日
(54)【発明の名称】ストロークセンサ
(51)【国際特許分類】
G01B 7/00 20060101AFI20160714BHJP
G01D 5/14 20060101ALI20160714BHJP
【FI】
G01B7/00 101E
G01D5/14 H
G01D5/14 F
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-251236(P2012-251236)
(22)【出願日】2012年11月15日
(65)【公開番号】特開2014-98655(P2014-98655A)
(43)【公開日】2014年5月29日
【審査請求日】2014年12月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005083
【氏名又は名称】日立金属株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100068021
【弁理士】
【氏名又は名称】絹谷 信雄
(72)【発明者】
【氏名】池田 幸雄
【審査官】
中村 説志
(56)【参考文献】
【文献】
特表2000−516716(JP,A)
【文献】
特開2009−192517(JP,A)
【文献】
特開2009−258091(JP,A)
【文献】
特開2007−101299(JP,A)
【文献】
特開2005−77375(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01B 7/00− 7/34
G01D 5/00− 5/252
G01D 5/39− 5/62
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定体に対して相対的にストロークするストローク体のストローク位置を検出するストロークセンサであって、
前記固定体に設けられる磁界検出部と、
前記磁界検出部を前記ストローク体のストローク方向から挟み込むように設けられると共に、前記ストローク体のストローク方向と平行に設けられる第一及び第二の平行ヨークと、
前記ストローク体に該ストローク体のストローク方向と平行に設けられると共に、一方の面が前記第一及び第二の平行ヨークと対向するように設けられ、前記第一及び第二の平行ヨークとの間で平行磁界を形成する平行磁界形成ヨークと、
前記平行磁界形成ヨークの他方の面と前記第二の平行ヨークとの間で磁路を形成する磁路形成ヨークと、
前記磁路形成ヨークと前記第二の平行ヨークとの間に設けられる1つの磁石と、
を備え、
前記磁石は、前記ストローク体が最も前記第二の平行ヨーク側にストロークした位置にあるときに、前記平行磁界形成ヨークよりも前記ストローク方向の外側に設けられていることを特徴とするストロークセンサ。
【請求項2】
前記磁界検出部は、前記ストローク体のストローク方向と平行な磁界を検出する
請求項1記載のストロークセンサ。
【請求項3】
前記磁界検出部および前記2つの平行ヨークと、前記固定体との間に、非磁性体からなる磁気漏れ防止層を設けた
請求項1または2記載のストロークセンサ。
【請求項4】
前記磁路形成ヨークは、前記磁石の前記平行ヨークと反対側の端部から前記ストローク体のストローク方向と平行に延出され、前記平行磁界形成ヨークの他方の面と対向するように設けられる
請求項1〜3いずれかに記載のストロークセンサ。
【請求項5】
前記平行磁界形成ヨークの他方の面には、その先端が前記磁路形成ヨークに臨む凸状の突起ヨークが一体に設けられる
請求項4記載のストロークセンサ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固定体に対して相対的にストロークするストローク体のストローク位置を検出するストロークセンサに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、固定体に対して相対的にストロークするストローク体のストローク位置(固定体に対する)を検出するために、ストロークセンサが用いられている。なお、本明細書において、ストロークとは一方向に往復移動すること、ストローク位置とは、固定体に対するストローク体の相対的な位置を意味している。
【0003】
従来のストロークセンサとして、例えば特許文献1がある。
【0004】
特許文献1のストロークセンサでは、ストローク体に磁石を設けると共に、磁石と対向するように磁界検出部(ホールIC)を配置し、磁界検出部で検出した磁界の強度からストローク位置を検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−276230号公報
【特許文献2】特開2012−177453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の特許文献1のストロークセンサでは、空間の磁界を検出しているため、磁石が磁界検出部から離れると磁界検出部で磁界を検出できなくなる。そのため、特許文献1のストロークセンサでは、対応可能なストローク体のストローク長が短く、長いストローク長に対応できないという問題がある。
【0007】
例えば、車両の電磁サスペンションでは、車体側と車輪側の相対的な変位を検出するためにストロークセンサが用いられている(例えば、特許文献2参照)が、この電磁サスペンションに用いるストロークセンサでは、例えば150〜200mm程度のストローク長に対応する必要があり、上述の特許文献1のストロークセンサでは対応が困難である。
【0008】
さらに、上述の特許文献1のストロークセンサでは、磁界検出部での検出量とストローク位置の関係を線形とするために、磁石を曲面に(円弧状に)加工する必要があり、この加工のためにコストが高くなってしまうという問題もある。
【0009】
本発明は上記事情に鑑み為されたものであり、ストローク長が長い場合であっても、ストローク体のストローク位置を精度よく検出できるストロークセンサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、固定体に対して相対的にストロークするストローク体のストローク位置を検出するストロークセンサであって、前記固定体に設けられる磁界検出部と、前記磁界検出部を前記ストローク体のストローク方向から挟み込むように設けられると共に、前記ストローク体のストローク方向と平行に設けられる
第一及び第二の平行ヨークと、前記ストローク体に該ストローク体のストローク方向と平行に設けられると共に、一方の面が前記
第一及び第二の平行ヨークと対向するように設けられ、前記
第一及び第二の平行ヨークとの間で平行磁界を形成する平行磁界形成ヨークと、前記平行磁界形成ヨークの他方の面と前記
第二の平行ヨー
クとの間で磁路を形成する磁路形成ヨークと、前記磁路形成ヨークと前記
第二の平行ヨークとの
間に設けられる
1つの磁石と、を備え
、前記磁石は、前記ストローク体が最も前記第二の平行ヨーク側にストロークした位置にあるときに、前記平行磁界形成ヨークよりも前記ストローク方向の外側に設けられているストロークセンサである。
【0011】
前記磁界検出部は、前記ストローク体のストローク方向と平行な磁界を検出するとよい。
【0012】
前記磁界検出部および前記2つの平行ヨークと、前記固定体との間に、非磁性体からなる磁気漏れ防止層を設けてもよい。
【0013】
前記磁路形成ヨークは、前記磁石の前記平行ヨークと反対側の端部から前記ストローク体のストローク方向と平行に延出され、前記平行磁界形成ヨークの他方の面と対向するように設けられてもよい。
【0014】
前記平行磁界形成ヨークの他方の面には、その先端が前記磁路形成ヨークに臨む凸状の突起ヨークが一体に設けられてもよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、ストローク長が長い場合であっても、ストローク体のストローク位置を精度よく検出できるストロークセンサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の一実施の形態に係るストロークセンサを示す図であり、(a)は概略構成図、(b),(c)はその動作を説明する図である。
【
図2】本発明において、磁界検出部3の出力とストローク体のストローク位置の関係の一例を示すグラフ図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態に係るストロークセンサを示す図であり、(a)は概略構成図、(b),(c)はその動作を説明する図である。
【0019】
図1(a)〜(c)に示すように、ストロークセンサ1は、固定体(図示せず)に対して相対的にストロークするストローク体(図示せず)のストローク位置を検出するものであり、磁石(永久磁石)2と、磁界検出部(磁気検出素子)3と、を備えている。
【0020】
本実施の形態では、固定体に磁石2と磁界検出部3を設ける場合を説明する。なお、ストローク体に磁石2と磁界検出部3を設けることも可能ではあるが、この場合、磁界検出部3への電気配線がストローク体のストロークにより損傷するおそれがあり、またストローク体に設ける部材が多くなりストローク体のストローク運動を阻害するおそれがある。
【0021】
磁界検出部3は、磁界の強度に対応した電圧または電流を出力するものであり、例えばホールICである。
【0022】
ストロークセンサ1は、例えば、車体側と車輪側の相対的な変位を検出する車両の電磁サスペンションシステムのストロークセンサとして用いることができる。この場合、電磁サスペンションにおける車体側部材(ばね上部材)が固定体、車輪側部材(ばね下部材)がストローク体となる。
【0023】
さて、本実施の形態に係るストロークセンサ1は、磁石2で発生しヨーク4〜8を介して導かれた磁界の大きさを磁界検出部3で検出するように構成されている。
【0024】
より詳細には、ストロークセンサ1は、2つの平行ヨーク4,5と、平行磁界形成ヨーク6と、磁路形成ヨーク7と、突起ヨーク8と、を備えている。各ヨーク4〜8は、磁性体からなる。
【0025】
平行ヨーク4,5は、磁界検出部3をストローク体のストローク方向(
図1の上下方向)から挟み込むように設けられる。磁界検出部3と平行ヨーク4,5とは密接して固定される。平行ヨーク4,5は、平板状に形成され、ストローク体のストローク方向と平行に設けられる。本実施の形態では、磁界検出部3を固定体に設けているため、平行ヨーク4,5も固定体に設けられることになる。
【0026】
詳細は後述するが、ストロークセンサ1では、平行ヨーク4から平行ヨーク5に導かれる磁界を磁界検出部3で検出することになる。つまり、磁界検出部3は、ストローク体のストローク方向と平行な磁界を検出する。
【0027】
平行磁界形成ヨーク6は、平板状に形成され、ストローク体に該ストローク体のストローク方向と平行に設けられると共に、平行ヨーク4,5と対向するように設けられ、平行ヨーク4,5との間で平行磁界を形成するよう構成される。
【0028】
磁路形成ヨーク7は、平行磁界形成ヨーク6の他方の面と2つの平行ヨーク4,5の一方(ここでは下方の平行ヨーク5)との間で磁路を形成するものである。
【0029】
本実施の形態では、磁路形成ヨーク7と平行ヨーク5との間に磁石2を設け、磁路形成ヨーク7を、磁石2の平行ヨーク5と反対側の端部からストローク体のストローク方向と平行に延出し、平行磁界形成ヨーク6の他方の面と対向するように設けた。これにより、磁路形成ヨーク7と平行ヨーク4,5が共にストローク方向に沿って平行に配置され、磁路形成ヨーク7と平行ヨーク4,5との間に平行磁界形成ヨーク6を挟み込んだ構成となっている。
【0030】
ここでは、磁石2のN極が磁路形成ヨーク7に、S極が平行ヨーク5に接触するように磁石2を配置しているが、磁石のN極とS極を反対としても構わない。磁路形成ヨーク7は、磁石2に固定されるため、固定体に設けられることになる。
【0031】
また、本実施の形態では、平行磁界形成ヨーク6の他方の面と平行ヨーク5との間で磁路を形成するように磁路形成ヨーク7を構成したが、平行磁界形成ヨーク6の他方の面と平行ヨーク4との間で磁路を形成するように磁路形成ヨーク7を構成することも当然に可能である。この場合、磁路形成ヨーク7と平行ヨーク4の間に磁石2が配置されることになる。
【0032】
さらに、本実施の形態では、磁路形成ヨーク7と平行ヨーク5との間に磁石2を設けたが、これに限らず、磁路形成ヨーク7の途中に磁石2を設けるようにしてもよい。この場合、磁路形成ヨーク7を2分割構成とし、分割した2つの磁路形成ヨーク7間に磁石2を設けることになる。
【0033】
さらにまた、本実施の形態では、平行磁界形成ヨーク6の他方の面に、その先端が磁路形成ヨーク7に臨む凸状の突起ヨーク8が一体に設けられている。突起ヨークは、平行磁界形成ヨーク6と磁路形成ヨーク7間の間隔を狭くして、平行磁界形成ヨーク6と磁路形成ヨーク7間で磁界が伝わりやすくするものである。なお、平行磁界形成ヨーク6と磁路形成ヨーク7間の間隔が十分に狭い場合には、突起ヨーク8は省略可能である。
【0034】
また、ストロークセンサ1は、図示していないが、磁界検出部3の出力を基にストローク位置を演算するストローク位置演算部を備えている。ストローク位置演算部は、例えば、車両の電子制御ユニット(ECU)などの演算装置に搭載される。
【0035】
次に、ストロークセンサ1の動作を説明する。
【0036】
図1(a)に示すように、ストロークセンサ1では、磁石2で発生した磁界は、磁石2のN極から磁路形成ヨーク7、突起ヨーク8を通って平行磁界形成ヨーク6に導かれ、平行磁界となって平行ヨーク4,5に導かれる。
【0037】
このとき、平行ヨーク4と対向する部分の平行磁界形成ヨーク6からの磁界は、平行ヨーク4、磁界検出部3、平行ヨーク5を通り、磁石2のS極に戻る。他方、平行ヨーク5と対向する部分の平行磁界形成ヨーク6からの磁界は、磁界検出部3を通らずに、平行ヨーク5を通って磁石2のS極に戻る。
【0038】
したがって、
図1(b)に示すように、ストローク体が平行ヨーク5側にストロークして、平行ヨーク4と対向する平行磁界形成ヨーク6の面積が小さくなると、磁界検出部3を通る磁界の強度は弱くなる。他方、
図1(c)に示すように、ストローク体が平行ヨーク4側にストロークして、平行ヨーク4と対向する平行磁界形成ヨーク6の面積が大きくなると、磁界検出部3を通る磁界の強度は強くなる。
【0039】
磁界検出部3は、磁界の強度に対応した電圧または電流を出力するものであるから、磁界検出部3の出力とストローク体のストローク位置の関係を予め求めておけば、当該関係と磁界検出部3の出力とを基に、ストローク体のストローク位置を求めることができる。
【0040】
磁界検出部3の出力とストローク体のストローク位置の関係の一例を
図2に示す。
図2に示すように、磁界検出部3の出力とストローク体のストローク位置は比例関係となる。なお、横軸のストローク位置は、左側が平行ヨーク5側、右側が平行ヨーク4側を表している。
【0041】
なお、ストロークセンサ1では、平行磁界形成ヨーク6全体が平行ヨーク4と対向すると、磁界検出部3で検出する磁界は最大となり、それ以上ストローク体が平行ヨーク4側にストロークしても、磁界検出部3で検出する磁界は変化しなくなる。同様に、平行磁界形成ヨーク6全体が平行ヨーク5と対向すると、磁界検出部3で検出する磁界は最小(ほぼ0)となり、それ以上ストローク体が平行ヨーク5側にストロークしても、磁界検出部3で検出する磁界は変化しなくなる。
【0042】
つまり、ストロークセンサ1では、平行磁界形成ヨーク6全体が平行ヨーク4と対向するストローク位置から、平行磁界形成ヨーク6全体が平行ヨーク5と対向するストローク位置までの間で、ストローク位置を検出可能である。よって、例えば、ストローク体が最も平行ヨーク4側にストロークした位置で平行磁界形成ヨーク6全体が平行ヨーク4と対向し、かつ、ストローク体が最も平行ヨーク5側にストロークした位置で平行磁界形成ヨーク6全体が平行ヨーク5と対向するように、各ヨーク4〜7のサイズを決定することで、ストローク体のストローク長全体において、ストローク位置を検出することが可能になる。
【0043】
なお、各ヨーク4〜7のサイズは、ストローク位置を検出可能とする長さ(ストローク長)に応じて適宜設定可能である。ただし、平行磁界形成ヨーク6の長さは、当該ストローク位置を検出可能とする長さよりも長く形成される必要がある。
【0044】
また、磁界検出部3と平行ヨーク4,5を固定体に取り付ける際に、磁界検出部3や平行ヨーク4,5の直近に磁性体が存在すると、当該磁性体に磁界の一部が導かれてしまい、ストローク位置の検出を精度よく行うことができなくなってしまう。そこで、このような不具合を防止するため、磁界検出部3および2つの平行ヨーク4,5と、固定体との間に、非磁性体からなる磁気漏れ防止層を設けることが望ましい。
【0046】
本実施の形態に係るストロークセンサ1では、固定体に設けられる磁界検出部3と、磁界検出部3をストローク体のストローク方向から挟み込むように設けられると共に、ストローク体のストローク方向と平行に設けられる2つの平行ヨーク4,5と、ストローク体に該ストローク体のストローク方向と平行に設けられると共に、一方の面が平行ヨーク4,5と対向するように設けられ、平行ヨーク4,5との間で平行磁界を形成する平行磁界形成ヨーク6と、平行磁界形成ヨーク6の他方の面と2つの平行ヨーク4,5の一方との間で磁路を形成する磁路形成ヨーク7と、磁路形成ヨーク7と一方の平行ヨーク5との間、あるいは磁路形成ヨーク7の途中に設けられる磁石2と、を備えている。
【0047】
ヨーク4〜7を用いることで、従来のように空間の磁界を検出する場合と比較して、磁石2と磁界検出部3が離れても磁界検出部3で磁界を検出することが可能となり、ストローク長が長い場合であっても、ストローク体のストローク位置を精度よく検出することが可能なストロークセンサ1を実現できる。
【0048】
また、ストロークセンサ1では、磁石2に曲面を形成するなどの特殊な加工をせずとも磁界検出部3にて線形の出力が得られるので、磁石2に曲面を形成する従来技術と比較して低コスト化が可能である。
【0049】
さらに、ストローク体のストローク運動をなるべく阻害しないように、ストローク体に設ける部材はできるだけ少なくすることが望ましいが、ストロークセンサ1では、磁石2と磁界検出部3の両方を固定体に設けることができ、ストローク体には平行磁界形成ヨーク6のみを設ければよいので、ストローク部材に設ける部材を少なくすることができ、ストローク体のストローク運動の阻害を抑制できる。
【0050】
ストロークセンサ1は、車体側と車輪側の相対的な変位を検出する車両の電磁サスペンションシステムのストロークセンサなど、ストローク位置の検出対象となるストローク体のストローク長が長い場合に、特に好適に用いることができる。
【0051】
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0052】
1 ストロークセンサ
2 磁石
3 磁界検出部
4,5 平行ヨーク
6 平行磁界形成ヨーク
7 磁路形成ヨーク
8 突起ヨーク