特許第6010922号(P6010922)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6010922
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月19日
(54)【発明の名称】撮像装置
(51)【国際特許分類】
   G02B 7/34 20060101AFI20161006BHJP
   G02B 7/28 20060101ALI20161006BHJP
   G03B 13/36 20060101ALI20161006BHJP
   H04N 5/232 20060101ALI20161006BHJP
   H04N 5/378 20110101ALI20161006BHJP
   H04N 5/369 20110101ALI20161006BHJP
   H04N 101/00 20060101ALN20161006BHJP
【FI】
   G02B7/34
   G02B7/28 N
   G03B13/36
   H04N5/232 H
   H04N5/335 780
   H04N5/335 690
   H04N101:00
【請求項の数】20
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2012-35300(P2012-35300)
(22)【出願日】2012年2月21日
(65)【公開番号】特開2013-171185(P2013-171185A)
(43)【公開日】2013年9月2日
【審査請求日】2015年2月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン
(74)【代理人】
【識別番号】100084412
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 冬紀
(74)【代理人】
【識別番号】100078189
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 隆男
(72)【発明者】
【氏名】藤嶋 敏之
【審査官】 荒井 良子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−028105(JP,A)
【文献】 特開2012−029130(JP,A)
【文献】 国際公開第2009/104417(WO,A1)
【文献】 特開2011−238781(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02B 7/34
G02B 7/28
G03B 13/36
H04N 5/232
H04N 5/369
H04N 5/378
H04N 101/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影レンズを通過した光のうち第1の波長域の光を透過する第1の領域と第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有するカラーフィルタと、
前記カラーフィルタを透過した第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力し、前記カラーフィルタを透過した前記第1の波長域の光を透過するカラーセンサと、
前記カラーセンサを透過した前記第1の波長域の光を光電変換して撮像信号を出力する撮像素子と、
を備える撮像装置
【請求項2】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記カラーフィルタの前記第1の領域は、前記撮影レンズの瞳の第1の瞳部分を透過した光の前記第1の波長域の光を透過し、
前記カラーフィルタの前記第2の領域は、前記撮影レンズの瞳の第2の瞳部分を透過した光の前記第2の波長域の光を透過する撮像装置
【請求項3】
請求項2に記載の撮像装置であって、
前記カラーフィルタは、前記瞳の第1の瞳部分を透過した光の前記第2の波長域の光を透過する第3の領域と、前記瞳の第2の瞳部分を透過した光の前記第1の波長域の光を透過する第4の領域とを更に有し、
前記カラーセンサは、前記カラーフィルタの前記第3の領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力し、前記カラーフィルタの前記第4の領域を透過した前記第1の波長域の光を透過する撮像装置。
【請求項4】
請求項3に記載の撮像装置であって、
前記カラーフィルタの前記第2の領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光に基づく位相差式の焦点検出に用いる信号と、前記カラーフィルタの前記第3の領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光に基づく位相差式の焦点検出に用いる信号とから、デフォーカス量を求める位相差式焦点検出部を備える撮像装置。
【請求項5】
請求項4に記載の撮像装置であって、
前記撮像素子から出力される撮像信号から画像データを生成する撮像装置。
【請求項6】
撮影レンズを通過した光のうち、第1の波長域の光を透過する第1の領域と、第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有する第1フィルタ領域と、前記第2の波長域の光を透過する第3の領域と、第3の波長域の光を透過する第4の領域とを有する第2フィルタ領域と、第3の波長域の光を透過する第5の領域と、第4の波長域の光を透過する第6の領域とを有する第3フィルタ領域と、前記第4の波長域の光を透過する第7の領域と、第5の波長域の光を透過する第8の領域とを有する第4フィルタ領域とを有するカラーフィルタと、
前記第1フィルタ領域を透過した光のうち第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第1センサと、前記第2フィルタ領域を透過した光のうち第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第2センサと、前記第3フィルタ領域を透過した光のうち第4の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第3センサと、前記第4フィルタ領域を透過した光のうち第4の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第4センサとを有するカラーセンサと、
前記カラーセンサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第2センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第3センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第4センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素とを有する撮像素子と、
を備える撮像装置
【請求項7】
撮影レンズを通過した光のうち、第1の波長域の光を透過する第1の領域と第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有する第1フィルタ領域と、第3の波長域の光を透過する領域を有する第2フィルタ領域と、第4の波長域の光を透過する領域と第5の波長域の光を透過する領域とを有する第3フィルタ領域とを有するカラーフィルタと、
前記第1フィルタ領域を透過した光のうち第の波長域の光を透過し、前記第3の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第1センサと、前記第3フィルタ領域を透過した光のうち第5の波長域の光を透過し、前記第4の波長域の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第2センサとを有するカラーセンサと、
前記第1センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第2フィルタ領域を透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第2センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素とを有する撮像素子と、
を備える撮像装置
【請求項8】
撮影レンズを通過した光のうち、第1の波長域の光を透過する第1の領域と、第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有する第1フィルタ領域と、第4の波長域の光を透過する第3の領域と第5の波長域の光を透過する第4の領域とを有する第4フィルタ領域とを有するカラーフィルタと、
前記第1フィルタ領域を透過した光のうち第の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第1センサと、前記第4フィルタ領域を通過した光のうち第の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第2センサとを有するカラーセンサと、
前記第1センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第2センサを透過した光を光電変換して信号を出力する画素とを有する撮像素子と、
を備える撮像装置
【請求項9】
請求項6から8のいずれか一項に記載の撮像装置であって、
前記カラーフィルタの前記第1の領域は、前記撮影レンズの瞳の第1の瞳部分を透過した光の前記第1の波長域の光を透過し、
前記カラーフィルタの前記第2の領域は、前記撮影レンズの瞳の第2の瞳部分を透過した光の前記第2の波長域の光を透過する撮像装置。
【請求項10】
請求項9に記載の撮像装置であって、
前記カラーフィルタは、前記瞳の第1の瞳部分を透過した光の前記第2の波長域の光を透過する第3の領域と、前記瞳の第2の瞳部分を透過した光の前記第1の波長域の光を透過する第4の領域とを更に有し、
前記カラーセンサは、前記カラーフィルタの前記第3の領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力し、前記カラーフィルタの前記第4の領域を透過した前記第1の波長域の光を透過する撮像装置。
【請求項11】
請求項10に記載撮像装置であって、
前記カラーフィルタの前記第2の領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光に基づく位相差式の焦点検出に用いる信号と、前記カラーフィルタの前記第3の領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光に基づく位相差式の焦点検出に用いる信号とから、デフォーカス量を求める位相差式焦点検出部を備える撮像装置。
【請求項12】
請求項11に記載の撮像装置であって、
前記撮像素子から出力される撮像信号から画像データを生成する撮像装置。
【請求項13】
撮影レンズを通過した光のうち、第1の波長域の光を透過する第1の領域と、第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有する第1フィルタ領域と、前記第2の波長域の光を透過し、前記第2の波長域以外の光を受光して撮像信号を出力する第1センサと、第4の波長域の光を透過し、前記第4の波長域以外の光を受光して撮像信号を出力する第2センサと、前記第4の波長域の光を透過する第3の領域と、第5の波長域の光を透過する第4の領域とを有する第2フィルタ領域と、を有する第1カラーセンサと、
前記第1フィルタ領域を透過した第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第3センサと、前記第1センサを透過した光のうち第の波長域の光を透過し、前記第1センサを透過した光のうち前記第3の波長域以外の光を受光して撮像信号を出力する第4センサと、前記第2センサを透過した光のうち第3の波長域の光を透過し、前記第2センサを透過した光のうち前記第の波長域以外の光を受光して撮像信号を出力する第5センサと、前記第2フィルタ領域を透過した前記第4の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第6センサとを有する第2カラーセンサと、
前記第3センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第4センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第5センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第6センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素とを有する撮像素子と、
を備える撮像装置
【請求項14】
請求項13に記載の撮像装置であって、
前記第2カラーセンサの前記第1フィルタ領域は、前記撮影レンズの瞳の第1の瞳部分を透過した光の前記第1の波長域の光を透過し、
前記第2カラーセンサの前記第2フィルタ領域は、前記撮影レンズの瞳の第2の瞳部分を透過した光の前記第2の波長域の光を透過する撮像装置。
【請求項15】
請求項14に記載の撮像装置であって、
前記第2カラーセンサは、前記瞳の第1の瞳部分を透過した光の前記第2の波長域の光を透過する第3フィルタ領域と、前記瞳の第2の瞳部分を透過した光の前記第1の波長域の光を透過する第4フィルタ領域とを更に有し、
前記第2カラーセンサは、前記第2カラーセンサの前記第3フィルタ領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力し、前記第2カラーセンサの前記第4フィルタ領域を透過した前記第1の波長域の光を透過する撮像装置。
【請求項16】
請求項15に記載の撮像装置であって、
前記第2カラーセンサの前記第2フィルタ領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光に基づく位相差式の焦点検出に用いる信号と、前記第2カラーセンサの前記第3フィルタ領域を透過した前記第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光に基づく位相差式の焦点検出に用いる信号とから、デフォーカス量を求める位相差式焦点検出部を備える撮像装置。
【請求項17】
請求項16に記載の撮像装置であって、
前記第1カラーセンサおよび前記第2カラーセンサおよび前記撮像素子から出力される撮像信号から画像データを生成する撮像装置。
【請求項18】
請求項4、11、16のいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記デフォーカス量から前記撮影レンズの合焦光学系の移動量を算出し、撮影合焦光学系に前記移動量を移動させる制御部を備えた撮像装置。
【請求項19】
請求項6または7に記載の撮像装置において、
前記第1の波長域はR、前記第2の波長域はY、前記第3の波長域はG、前記第4の波長域はC、前記第5の波長域はBである撮像装置
【請求項20】
請求項8または13に記載の撮像装置において、
前記第1の波長域はR、前記第2の波長域はY、前記第4の波長域はC、前記第5の波長域はBである撮像装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、位相差検出方式の焦点検出が可能な撮像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
瞳分割位相差検出方式の焦点検出用画素を撮像素子に組み込み、焦点検出用画素の出力を用いて焦点検出を行うとともに、他の通常画素(撮像用画素)で撮像を行って画像出力を得る撮像装置が知られている。
【0003】
ところで、焦点検出用画素を撮像素子中に配置すると、その配置位置では撮像用の画像出力が得られない。そこで、その欠損した部分の画像出力を周囲の撮像用画素の画素出力を用いて補間するものがあるが、この方法では画像品質が悪化する。この点に鑑み、例えば特許文献1に記載のものでは、焦点検出用画素を互いに異なる位置に配置した2つの撮像装置を設け、両撮像装置の出力を用いて画像データを構成することで、画像品質を悪化させずに焦点検出を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
この出願の発明に関連する先行技術特許文献としては、例えば次のものがある。
【特許文献1】特開2008−177903号公報
【特許文献2】特開2003−234460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の方法では、必ず2つの撮像装置が必要となり、また双方の撮像装置に撮影光束を導くための光束分割手段等も必要となるため、コストアップおよび撮像機器の大型化を招来する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る撮像装置は、撮影レンズを通過した光のうち第1の波長域の光を透過する第1の領域と第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有するカラーフィルタと、前記カラーフィルタを透過した第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力し、前記カラーフィルタを透過した前記第1の波長域の光を透過するカラーセンサと、前記カラーセンサを透過した前記第1の波長域の光を光電変換して撮像信号を出力する撮像素子と、を備える。
本発明に係る撮像装置は、撮影レンズを通過した光のうち、第1の波長域の光を透過する第1の領域と、第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有する第1フィルタ領域と、前記第2の波長域の光を透過する第3の領域と、第3の波長域の光を透過する第4の領域とを有する第2フィルタ領域と、第3の波長域の光を透過する第5の領域と、第4の波長域の光を透過する第6の領域とを有する第3フィルタ領域と、前記第4の波長域の光を透過する第7の領域と、第5の波長域の光を透過する第8の領域とを有する第4フィルタ領域とを有するカラーフィルタと、前記第1フィルタ領域を透過した光のうち第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第1センサと、前記第2フィルタ領域を透過した光のうち第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第2センサと、前記第3フィルタ領域を透過した光のうち第4の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第3センサと、前記第4フィルタ領域を透過した光のうち第4の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第4センサとを有するカラーセンサと、前記カラーセンサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第2センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第3センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第4センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素とを有する撮像素子と、を備える。
本発明に係る撮像装置は、撮影レンズを通過した光のうち、第1の波長域の光を透過する第1の領域と第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有する第1フィルタ領域と、第3の波長域の光を透過する領域を有する第2フィルタ領域と、第4の波長域の光を透過する領域と第5の波長域の光を透過する領域とを有する第3フィルタ領域とを有するカラーフィルタと、前記第1フィルタ領域を透過した光のうち第の波長域の光を透過し、前記第3の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第1センサと、前記第3フィルタ領域を透過した光のうち第5の波長域の光を透過し、前記第4の波長域の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第2センサとを有するカラーセンサと、前記第1センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第2フィルタ領域を透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第2センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素とを有する撮像素子と、を備える。
本発明に係る撮像装置は、撮影レンズを通過した光のうち、第1の波長域の光を透過する第1の領域と、第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有する第1フィルタ領域と、第4の波長域の光を透過する第3の領域と第5の波長域の光を透過する第4の領域とを有する第4フィルタ領域とを有するカラーフィルタと、前記第1フィルタ領域を透過した光のうち第の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第1センサと、前記第4フィルタ領域を通過した光のうち第の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第2センサとを有するカラーセンサと、前記第1センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第2センサを透過した光を光電変換して信号を出力する画素とを有する撮像素子と、を備える。
本発明に係る撮像装置は、撮影レンズを通過した光のうち、第1の波長域の光を透過する第1の領域と、第2の波長域の光を透過する第2の領域とを有する第1フィルタ領域と、前記第2の波長域の光を透過し、前記第2の波長域以外の光を受光して撮像信号を出力する第1センサと、第4の波長域の光を透過し、前記第4の波長域以外の光を受光して撮像信号を出力する第2センサと、前記第4の波長域の光を透過する第3の領域と、第5の波長域の光を透過する第4の領域とを有する第2フィルタ領域と、を有する第1カラーセンサと、前記第1フィルタ領域を透過した第2の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第3センサと、前記第1センサを透過した光のうち第の波長域の光を透過し、前記第1センサを透過した光のうち前記第3の波長域以外の光を受光して撮像信号を出力する第4センサと、前記第2センサを透過した光のうち第3の波長域の光を透過し、前記第2センサを透過した光のうち前記第の波長域以外の光を受光して撮像信号を出力する第5センサと、前記第2フィルタ領域を透過した前記第4の波長域の光の少なくとも一部の波長域の光を光電変換して位相差式の焦点検出に用いる信号を出力する第6センサとを有する第2カラーセンサと、前記第3センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第4センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第5センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素と、前記第6センサを透過した光を光電変換して撮像信号を出力する画素とを有する撮像素子と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、単一の撮像装置で画像品質の悪化を招来することなく位相差方式の焦点検出が行える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態におけるデジタルカメラの概略構成図。
図2】デジタルカメラに搭載された撮像装置の概略構成図。
図3】撮像装置の画素配列および感光分布を示す図。
図4】撮像装置による位相差式焦点検出の原理を説明する図。
図5】他の実施形態を示す図3に相当する図。
図6】更に他の実施形態を示す図3に相当する図。
図7】更に他の実施形態を示す図3に相当する図。
図8】更に他の実施形態を示す図3に相当する図。
図9】更に他の実施形態を示す図3に相当する図。
図10】更に他の実施形態を示す図9(a),(b)に相当する図。
図11図10の実施形態における図9(e),(d)に相当する図。
図12図10の実施形態における図9(c)に相当する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1図4により本発明の一実施形態を説明する。
図1は一眼レフデジタルカメラの概略構成図である。撮影レンズ20を透過した被写体光束は、カメラボディ10内のミラー11で一部が反射され、ファインダ光学系を構成するペンタプリズム12および接眼レンズ13を介して接眼窓14から観察される。レリーズ操作がなされると、ミラー11がアップして撮影光路から退避し、この状態でシャッタ17が開放されると、撮影レンズ20の透過光束はシャッタ15を通過して撮像装置30に導かれ、撮像が行われる。図示はしていないが、シャッタ15と撮像装置30との間には、光学ローパスフィルタ等のフィルタ部材が介装される。
【0010】
51は撮像装置30からの撮像信号を処理する画像処理回路、52はフォーカスモータ、53は、焦点検出演算などの種々の演算処理を行うとともに、画像処理回路51やフォーカスモータ52、その他の不図示の各種回路等を制御するCPUである。
【0011】
なお、一眼レフカメラの構成を示したが、撮像装置30は、ミラーのないレンズ交換式カメラや、撮影レンズ20を固定的に備えたカメラ、カメラ機能付き携帯電話機等のあらゆる撮像機器に搭載して使用可能である。
【0012】
図2は本実施形態における撮像装置30の構造を模式的に示す図である。
撮像装置30は、CCDイメージセンサ等の固体撮像素子31と、その前面側に順に配置されるカラーセンサ群32、カラーフィルタ群33、マイクロレンズ群34とを一体的に有して成る。撮像素子31は、複数の光電変換部をマトリクス状に配列して構成され、マイクロレンズ群34、カラーフィルタ群33およびカラーセンサ群32は、それぞれ各光電変換部に対応する複数のマイクロレンズ、カラーフィルタ、カラーセンサを有して成る。撮影レンズ20の透過光束は、各マイクロレンズで集光され、一層目の各カラーフィルタ、二層目の各カラーセンサで順にフィルタリングされて、三層目の各光電変換部に導かれる。
以下、撮像素子31の1つの光電変換部と、これに対応する各1つのマイクロレンズ、カラーフィルタ、カラーセンサとで1つの「画素」が構成されるものとして説明する。
【0013】
各カラーフィルタは、入射光のうち特定の波長域の光を透過し、それ以外の波長域の光の透過を阻止するもので、いわゆる光の三原色、すなわちR(赤)、G(緑)、B(青)のうちいずれか1または2の光を透過する。
【0014】
各カラーセンサは、例えば特許文献2に記載されているような光導電膜が用いられる。これは、RGBのうち一色の波長域の光を吸収し、その吸収特性に応じた光電流を生成するとともに、他の2色の波長域の光を透過するというフィルタリング特性をも有する。本実施形態では、このカラーセンサの出力を位相差方式の焦点検出に用いる。
【0015】
図3はカラーフィルタ群33、カラーセンサ群32および撮像素子31の各画素配列(図3(a)、(b)、(c))と、撮像素子31およびカラーセンサ群32の感光分布(図3(d)、(e))とを示したものである。一部分の配列パターンのみを示したが、少なくとも有効画素領域の全画素に渡って縦横方向ともこのパターンの連続となる。
【0016】
カラーフィルタ33(i,j)(i=1,2 j=1〜4)と、カラーセンサ32(i,j)と、光電変換部31(i,j)とで画素P(i,j)を構成するものとする(マイクロレンズは不図示)。各カラーフィルタ33(i,j)は、図示左部分と右部分とで特性が異なる。
【0017】
上段左端の画素P(1,1)について説明すると、カラーフィルタ33(1,1)は、左部分がR光のみを透過するR透過部、右部分がR光とG光を透過するY(イエロー)透過部とされる。これに対応するカラーセンサ32(1,1)は、M(マゼンタ)透過型であり、G光を吸収し、R光およびB光を透過する。したがって、撮像素子31の光電変換部31(1,1)は、R光を受光して光電変換する(図3(d))。またカラーセンサ32(1,1)は、その右部分が吸収したG光の吸収特性に応じた光電流を出力する(図3(e))。なお、カラーセンサ32(1,1)の左部分は、カラーフィルタ33(1,1)のR透過部によってG光の入力が阻止される。
【0018】
上段左から2番目の画素P(1,2)について説明すると、カラーフィルタ33(1,2)は、左部分がR光とG光を透過するY透過部、右部分がG光を透過するG透過部とされる。これに対応するカラーセンサ32(1,2)は、C(シアン)透過型であり、R光を吸収し、G光およびB光を透過する。したがって、撮像素子31の光電変換部31(1,2)は、G光を受光して光電変換する。また、カラーセンサ32(1,2)は、左部分が吸収したR光の吸収特性に応じた光電流を出力する。
【0019】
上段左から3番目の画素P(1,3)は、カラーフィルタ33(1,3)が画素P(1,1)と左右逆のパターンであり、上段右端の画素P(1,4)は、カラーフィルタP(1,4)が画素P(1,2)と左右逆のパターンである。
【0020】
次に、下段左端の画素P(2,1)について説明すると、カラーフィルタ33(2,1)は左部分がG光を透過するG透過部、右部分がG光とB光を透過するC透過部とされる。これに対応するカラーセンサ32(2,1)は、Y透過型であり、B光を吸収し、R光およびG光を透過する。したがって、撮像素子31の光電変換部31(2,1)は、G光を受光して光電変換する。また、カラーセンサ32(2,1)は、右部分が吸収したB光の吸収特性に応じた光電流を出力する。
【0021】
下段左から2番目の画素P(2,2)について説明すると、カラーフィルタ33(2,2)は左部分がG光とB光を透過するC透過部、右部分がB光を透過するB透過部とされる。これに対応するカラーセンサ32(2,2)は、M透過型であり、G光を吸収し、R光およびB光を透過する。したがって、撮像素子31の光電変換部31(2,2)は、B光を受光して光電変換する。また、カラーセンサ32(2,2)は、左部分が吸収したG光の吸収特性に応じた光電流を出力する。
【0022】
下段左から3番目の画素P(2,3)は、カラーフィルタ33(2,3)が画素P(2,1)と左右逆のパターンであり、上段右端の画素P(2,4)は、カラーフィルタ33(2,4)が画素P(2,2)と左右逆のパターンである。
【0023】
上記図3(a),(b)の配列パターンによれば、撮像素子31の感光分布は、図3(d)に示すように全体的にベイヤ(Bayer)型となる。すなわち撮像装置30は、ベイヤ配列のカラーフィルタ(単層)を用いた一般的な撮像装置と同等の解像度の撮像信号を出力する。撮像信号は、画像処理回路51において種々の処理が施され、画像データが生成される。画像データは、コンピュータで扱うことが可能な画像ファイルとして不図示の記録媒体に記録される。
【0024】
次に、カラーセンサの出力を用いた焦点検出について説明する。
図4は、本実施形態における瞳分割位相差式焦点検出の原理を説明する図である。この例では、G光により焦点検出を行うものとし、画素P1(図3の画素P(1,1)と同等)と、画素P2(図3の画素P(1,3)と同等)とを互いに隣接して示してある。
【0025】
マイクロレンズ群34は、撮影レンズ20の予定結像面近傍に配置されており、マイクロレンズ34_1により、画素P1のR透過部およびY透過部に相当する部分が射出瞳90上にそれぞれ投影されて測距瞳92,93を形成する。同様にマイクロレンズ34_2により、画素P2のY透過部およびR透過部に相当する部分が射出瞳90上にそれぞれ投影されて測距瞳92,93を形成する。
【0026】
したがって、画素P1を構成するカラーセンサ32_1は、測距瞳93を通過してマイクロレンズ34_1上に形成される像の強度に対応した信号(カラーフィルタ33_1のY透過部に対応する部分が吸収したG光の吸収特性に応じた光電流)を出力する。この出力をGaとする。一方、画素P2を構成するカラーセンサ32_2は、測距瞳92を通過してマイクロレンズ34_2上に形成される像の強度に対応した信号(カラーフィルタ33_2のY透過部に対応する部分が吸収したG光の吸収特性に応じた光電流)を出力する。この出力をGbとする。
【0027】
図4では、撮影光軸上にある画素P2と、これに隣接する画素P1のみ示しているが、他の画素のカラーセンサも同様に、Ga、Gb、R光/B光吸収によるRa、Rb:Ba、Bbのいずれかを出力する。
【0028】
上述の原理を図3の撮像装置に適用した場合は、一方の測距瞳93に対応する出力Ga、Ra、Baと、他方の測距瞳92に対応する出力Gb、Rb、Bbとが図3(e)に示すように分布することになる。図3(e)において、例えば出力Ga、Gbに着目すると、Gaを得るカラーセンサを複数画素分まとめてグループ化するとともに、Gbを得るカラーセンサを複数画素分まとめてグループ化すれば、それら一対のカラーセンサグループ(Ga、Gbグループ)で、いわゆる瞳分割型位相差検出方式で焦点検出を行うための一対の焦点検出素子アレイを構成することができる。これは、Ra、Rbグループ、Ba、Bbグループを用いた場合も同様である。
【0029】
特に図3の例では、全画素に渡って図の配列パターンが繰り返されるので、撮像装置の任意の位置で一対のカラーセンサグループを設定できる。これは、撮影画面の任意の位置で位相差検出方式による焦点検出が可能なことを意味する。
【0030】
CPU53は、例えばGa、Gbグループの出力(複数のGa、Gb)に対し、特許文献2に記載されたような像ズレ検出演算処理(相関演算処理、位相差検出処理)を施すことで、一対の像の像ズレ量を求める。そして、その像ズレ量に一対の測距瞳の重心間隔に応じた変換演算を行うことにより、予定結像面に対する現在の結像面(予定結像面上のマイクロレンズ群の位置に対応した焦点検出位置における結像面)の偏差、すなわちデフォーカス量を算出する。さらに、得られたデフォーカス量に基づいて、フォーカスモータ52により撮影レンズ20の合焦光学系を駆動し、被写体に合焦させる。
【0031】
以上のように本実施形態では、撮像装置30を、一層目のカラーフィルタ群33と、二層目のカラーセンサ群32(1色吸収2色透過型)と、三層目の撮像素子31の三層構造とし、撮像素子31の有効画素領域の全光電変換部に欠損なく光を導くと同時に、カラーセンサ32の出力に基づいて焦点検出を行うようにしたので、単一の撮像装置のみの使用でも、画像出力の欠損を招くことなく位相差方式の焦点検出が可能となる。特に撮像素子31においては、単板式としては理想的なベイヤ配列相当の感光分布を得ることができるので、画像品質には全く問題がない。
【0032】
次に、他の実施形態を説明する。
図3では、Ga、Gbグループ、Ra、Rbグループ、Ba、Bbグループのいずれでも焦点検出が可能な例を示したが、図5図9は、Ga、Gbグループでのみ焦点検出が可能な実施形態をそれぞれ示している。
【0033】
図5図9においては、いずれも(a)、(b)が図3(a)、(b)に相当する配列パターンを、(c)、(d)が図3(d)、(e)に相当する感光分布を示し、図示のパターンが全画素に渡って連続する点、また撮像素子の感光分布がベイヤ配列相当となる点は先の実施形態と同様である。図中33A〜33Dは一層目のカラーフィルタ群を、32A〜32Eは二層目のカラーセンサ群を、32Fは一層目のカラーセンサ群をそれぞれ示している。
【0034】
図5のカラーセンサ群32Aは、図3のカラーセンサ群32からY透過センサおよびC透過センサを取り去ったもので、カラーフィルタ群33Aは、撮像素子31におけるベイヤ配列相当の感光分布を実現するために、要所にG透過フィルタを配置して成る。カラーフィルタ群33AのG透過フィルタを透過したG光は、直接撮像素子31に導かれる。
図6は、図5のG透過フィルタをG透過センサとしてカラーセンサ群32Bに持たせたもので、各感光分布は図5と同等になる。
【0035】
図7および図8は、画素の左上部と右下部とで斜め方向に特性をを変えたカラーフィルタを用いたもので、その他のパターンは図5図6とそれぞれ同様である。この場合は、図7(d)、図8(d)に示すように、Ga、Gbの間隔を狭めることができる。
【0036】
図9は一層目、二層目ともカラーセンサ群を用いた実施形態を示している。一層目のカラーセンサ群32Fでは、図9(e)に示すようなRとBの感光分布となり、また二層目のカラーセンサ群32Eでは、図9(d)に示すように、Ga、Gbが焦点検出用として得られ、他の部分は一層目と逆のBとRの分布となる。これら一層目、二層目の各R出力、B出力は、画像データ作成に用いることができる。図から分かるように、撮像素子31のG出力に対応する画素は、一層目〜三層目においてRGBの全出力が得られることになるため、撮像素子31のG出力のみで画像データを構成する場合と比べて色再現性に優れた画像データを得ることができる。
【0037】
図10図12は更に他の実施形態を示し、図10(a)が一層目のカラーセンサ群32Hの配列を、図10(b)が二層目のカラーセンサ群32Gの配列を、図11(a)が一層目のカラーセンサ群32Hの感光分布を、図11(b)が二層目のカラーセンサ群32Gの感光分布を、図12が撮像素子31の感光分布をそれぞれ示している。図示のパターンは、全画素に渡って連続する。
【0038】
この例では、二層目のカラーセンサ群32Gにおいて、図示中央部分の十字型の領域でGa、Gbグループによる位相差方式の焦点検出が可能となる(図11b)。また、撮像素子31の感光分布は、図12に示すようにベイヤ配列相当となり、一層目のカラーセンサ32Hの感光分布(十字領域を除く)は、図11(a)に示すようにベイヤ配列の色違い(R>G、B)となり、二層目のカラーセンサ群32Gの感光分布(十字領域を除く)は、図11(b)に示すようにベイヤ配列の色違い(B>G、R)となる。これら一層目〜三層目の出力を用いて画像データを構成することで、色再現性に優れた画像データが得られる。
【0039】
なお、上述の各実施形態では、図示のパターンが全画素に渡って連続するものとして説明したが、焦点検出エリアが予め決まっている場合は、その焦点検出を行う領域のみカラーフィルタとカラーセンサとを用いて図示のパターンを構成し、他の領域は従来どおりベイヤ配列のカラーフィルタのみで撮像素子のベイヤ型感光分布を実現してもよい。
【0040】
また以上では、1つの画素が一対の測距瞳の双方に対応している例を示したが、1つの画が一方の測距瞳に対応し、他の画が他方の測距瞳に対応するよう構成しても位相差式の焦点検出は可能である。さらに、撮像素子においては、完全なベイヤ配列相当でなくてもそれに近い構造であれば、それなりの画像品質を確保できる。
【符号の説明】
【0041】
10 カメラボディ
20 撮影レンズ
30 撮像装置
31 撮像素子
32,32A〜32H カラーセンサ群
32(i,j),32_1,32_2 カラーセンサ
33,33A〜33D カラーフィルタ群
33(i,j),33_1,33_2 カラーフィルタ
34 マイクロレンズ群
34_1,34_2 マイクロレンズ
51 画像処理回路
52 フォーカスモータ
53 CPU
P1,P2 画素
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12