(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6033986
(24)【登録日】2016年11月4日
(45)【発行日】2016年11月30日
(54)【発明の名称】焼成菓子の製造方法
(51)【国際特許分類】
A23G 3/50 20060101AFI20161121BHJP
A21D 13/00 20060101ALI20161121BHJP
A21D 2/18 20060101ALI20161121BHJP
【FI】
A23G3/00 102
A21D13/00
A21D2/18
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-506714(P2016-506714)
(86)(22)【出願日】2015年9月10日
(86)【国際出願番号】JP2015075687
(87)【国際公開番号】WO2016039406
(87)【国際公開日】20160317
【審査請求日】2016年2月10日
(31)【優先権主張番号】特願2014-187026(P2014-187026)
(32)【優先日】2014年9月12日
(33)【優先権主張国】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000006138
【氏名又は名称】株式会社明治
(74)【代理人】
【識別番号】100088155
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 芳樹
(74)【代理人】
【識別番号】100128381
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義憲
(74)【代理人】
【識別番号】100126653
【弁理士】
【氏名又は名称】木元 克輔
(72)【発明者】
【氏名】渡部 晃樹
(72)【発明者】
【氏名】岩浪 浩充
(72)【発明者】
【氏名】山川 忠則
【審査官】
小倉 梢
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−135622(JP,A)
【文献】
特表平09−509321(JP,A)
【文献】
特開平11−075677(JP,A)
【文献】
特表2004−508062(JP,A)
【文献】
特開2002−191292(JP,A)
【文献】
特開平06−153801(JP,A)
【文献】
Packaging Technology and Science,2013年,Vol. 26, Supp. 1,p. 11-12
【文献】
Journal of Food Engineering,2004年,Vol. 64,p. 81-87
【文献】
Journal of Food Science,1985年,Vol. 50,p. 382-384
【文献】
Food Chemistry,2008年,Vol. 106,p. 1366-1374
【文献】
Journal of Food Science,1999年,Vol. 64, No. 2,p. 300-302
【文献】
LWT - Food Science and Technology,1998年,Vol. 31,p. 397-401
【文献】
Journal of Food Engineering,2006年,Vol. 76,p. 280-290
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A23G 1/00 − 9/30
A21D 2/00 − 17/00
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
WPIDS/WPIX(STN)
FROSTI(STN)
FSTA(STN)
PubMed
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
組み合わせ焼成菓子の製造方法であって、
水分活性が0.4以下である焼成菓子に、
水分活性が0.8以上0.9以下である含水菓子を接触させて複合菓子を得る工程と、
得られた複合菓子を包装容器に密封する工程と、
包装容器に密封した複合菓子を20℃〜30℃の環境下で4日以上保存して、組み合わせ焼成菓子を得る工程とを有し、
焼成菓子がイソマルトオリゴ糖を含有することを特徴とする、製造方法。
【請求項2】
イソマルトオリゴ糖がイソマルトースを含むことを特徴とする、
請求項1に記載の組み合わせ焼成菓子の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水分活性が0.4以下になるまで焼成した菓子に水分を吸収させることを特徴とする焼成菓子の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
スポンジケーキ等の生菓子と呼ばれる菓子は、一般に水分が約30%以上と高く、ソフトな食感や、口溶けがその特徴である一方、水分活性が0.8以上と高く、常温流通が難しい、長期保存できない等の欠点がある。一方で、ハードビスケット等の一般に干菓子と呼ばれる菓子は、一般に水分が10%未満、水分活性も0.6未満のものが多く、長期保存に適しているが、生菓子に比べて食感が硬く、口溶けも悪い。生菓子と干菓子の中間に位置する半生菓子と呼ばれる菓子は、水分が10%以上18%以下のものが多く、生菓子の食感や口溶けに近づけながら、長期保存が可能な品質設計となっているものが多い。しかし、スポンジケーキのような口溶けのよさは無く、クッキーのような焼菓子の風味も弱い。
【0003】
特許文献1には、水分活性が0.85になるように焼成したケーキを紫外線殺菌し、長期間保管可能な生ケーキを製造する方法が開示されている。
【0004】
特許文献2には、ゲル化剤と乳蛋白質と水とで構成される複合体を焼菓子類生地に混練し、該生地を焼成することにより、水分活性が0.60〜0.75で保存性が良好であるにもかかわらず、ソフトでしっとりした食感で、風味や保型性が良好な焼菓子類を提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平6−30688号公報
【特許文献2】特開2006−81516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、しっとりとして良好な口溶けを有しつつ、風味を向上させた、保存性にも優れている焼き菓子を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで発明者らは、鋭意検討の結果、従来の半生菓子では両立が困難であった、しっとり感および口溶け感の向上と保存性の向上を両立させ、さらには焼き菓子の特徴である香ばしさをも兼ね備えた半生焼成菓子および構成に半生焼成菓子を含有する複合菓子の製造方法を発明した。すなわち、
(1)焼成菓子の製造方法であって、
水分活性が0.4以下である焼成菓子を、
水分活性が0.6以上0.8以下となるよう吸湿させることを特徴とし、
焼成菓子がグルコース、イソマルトオリゴ糖またはこれらの組み合わせを含有することを特徴とする、製造方法。
(2)イソマルトオリゴ糖がイソマルトースを含むことを特徴とする、(1)に記載の焼成菓子の製造方法。
(3)組み合わせ焼成菓子の製造方法であって、
水分活性が0.4以下である焼成菓子に、
水分活性が0.8以上0.9以下である含水菓子を接触させて複合菓子を得る工
程と、
得られた複合菓子を包装容器に密封する工程と、
包装容器に密封した複合菓子を20℃〜30℃の環境下で4日以上保存して、組み合わせ焼成菓子を得る工程とを有し、
焼成菓子がグルコース、イソマルトオリゴ糖またはこれらの組み合わせを含有することを特徴とする、製造方法。
(4)イソマルトオリゴ糖がイソマルトースを含むことを特徴とする、(3)に記載の組み合わせ焼成菓子の製造方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、従来の半生菓子では両立が困難であった、しっとり感および口溶け感の向上と保存性の向上とを両立させ、さらには干菓子の特徴である香ばしさをも兼ね備えた半生焼成菓子および構成に半生焼成菓子を含有する組み合わせ焼成菓子を製造することができる。さらには、例えば大型製造設備による大量生産時、含水菓子との接触時に焼成菓子が十分な強度を有することで、焼成菓子に崩れの少ない、品質の良い組み合わせ焼成菓子を製造することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
本発明の実施形態において、焼成菓子に用いる原料としては砂糖、小麦粉、卵、バター、植物油、香料等、一般的にクッキーやビスケットに用いる原料を使用できる。焼成菓子はさらにグルコースおよび/またはイソマルトオリゴ糖を含有する。調製した生地を水分活性が0.4以下になるまで焼成した後、水分活性が0.6以上0.8以下になるまで吸湿させた時に、より好ましいしっとり感が得られるためである。
【0010】
本発明においてイソマルトオリゴ糖とは、オリゴ糖のうち、α−1,2グルコシド結合、α−1,3グルコシド結合、α−1,6グルコシド結合のいずれか少なくとも一つを有するものをいう。イソマルトオリゴ糖には、例えばイソマルトース(2糖、α−1,6結合)、パノース(3糖、α1−6結合およびα1−4結合)、イソマルトトリオース(3糖、α1−6結合)等がある。
【0011】
本発明の実施形態において、調製した生地を水分活性が0.4以下になるまで焼成することが好ましい。得られる焼成菓子のロースト感(roast flavor)やカラメル感(caramel flavor)が増加し、より好ましい品質となるためである。
【0012】
本発明の実施形態において、焼成後の焼成菓子の破断強度は1000gf以上であることが好ましい。焼成菓子が十分な強度を有することで形が崩れることなく組み合わせ菓子を生産することが可能となるためである。製造時に焼成菓子が十分な強度を有することで、焼成菓子に崩れの少ない、品質の良い組み合わせ焼成菓子を製造することができるためである。
【0013】
調製した生地を焼成する方法は特に制限はなく、一般的にビスケットやクッキーを焼成する方法を用いればよい。
【0014】
焼成して得られた、水分活性0.4以下の焼成菓子の水分活性を0.6以上0.8以下になるまで吸湿させる。吸湿後の焼成菓子の水分活性は0.6以上が好ましい。焼成菓子のしっとり感が得られるためである。吸湿後の焼成菓子の水分活性は0.8以下が好ましく、0.77以下がさらに好ましく、0.75以下がさらに好ましい。生菌の繁殖を抑制し、焼成菓子の品質劣化防止に好ましいためである。
【0015】
焼成菓子を吸湿させる方法としては特に制限はなく、焼成菓子に直接水を噴霧してもよいが、水分活性が0.8以上0.9以下である含水菓子を接触させることが好ましい。焼成菓子に接触させる含水菓子は、焼成菓子および含水菓子の組み合わせ焼成菓子全体の40質量%以上60質量%以下であることが好ましい。得られる組み合わせ焼成菓子中の焼成菓子の水分活性が0.6以上0.8以下になるために好ましい条件であるためである。
【0016】
含水菓子は、接触させる焼成菓子に水分を供給できるものであればどのようなものでも構わないが、含水チョコレートであることが好ましい。組み合わせ焼成菓子にしたときの保存性が良いためである。チョコレートとしては、例えばダークチョコレート、ミルクチョコレートおよびホワイトチョコレート等の日本国公正取引委員会認定のルールである「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」に定めるチョコレートおよび準チョコレートが挙げられる。含水チョコレートとは、チョコレート生地と、生クリーム、牛乳、果汁および酒等の水性成分を混合したものを指す。含水チョコレートは、さらに水中油型の含水チョコレートであることが好ましい。ビスケットと接合する連続層が水系であるため、ビスケットへの水分移行が早く、水分活性が平行に達するまでに要する時間が短くなるためである。チョコレートが水中油型であるか否かについては、例えば電気抵抗を測定することにより判別することができる。すなわち、電気抵抗が一定の電気抵抗値を示せば水中油型、電気抵抗が無限大を示せば油中水型であると判別できる。
【0017】
本発明の実施形態において、組み合わせ焼成菓子は、焼成菓子に含水菓子を接触させて得られた複合菓子を包装容器に密封し、20℃〜30℃の環境下で4日以上保存することで得られる。保存日数は、4日以上であれば特に制限はなく、7日以上であってもよく、14日以上であってもよく、35日以上であってもよい。また、保存日数は、200日以内であってもよく、150日以内であってもよく、100日以内であってもよい。得られる組み合わせ焼成菓子中の焼成菓子の水分活性が0.6以上0.8以下で平衡となり、しっとりとして良好な口溶けを有しつつ、風味を向上させた、保存性にも優れている組み合わせ焼成菓子を得る上で好ましいからである。組み合わせ焼成菓子を密封する包装容器は、水蒸気透過率が低い材質でできており、組み合わせ焼成菓子の体積に比べ過度に大きくない内容積である事が好ましい。水蒸気透過率が低い包装容器用材料には、アルミ蒸着フィルムや、アルミ箔等がある。
【0018】
含水菓子により焼成菓子を吸湿させる組み合わせ焼成菓子の製造方法は、焼成菓子に、含水菓子を接触させる工程を含むことができる。焼成菓子の好ましい水分活性、接触させる含水菓子の好ましい水分活性については、上述の通りである。組み合わせ焼成菓子の製造方法は、さらに、含水菓子を接触させた焼成菓子を包装容器に密封する工程、および所定の環境下で保存する工程を含むことができる。好ましい保存条件、密封する包装容器については上述の通りである。
【実施例】
【0019】
以下、実施例を挙げて更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0020】
(製造例1)
砂糖40重量部、カカオマス20重量部、全粉乳20重量部、ココアバター19重量部、レシチン0.5重量部、香料0.5重量部を用い、定法に従ってチョコレート生地を製造した。得られたチョコレート生地63重量部、生クリーム30重量部、95%エタノール3重量部、レシチン4重量部を、ミキサーを用いて撹拌混合し、水中油型含水チョコレートを製造した。絶縁抵抗計を用いて含水チョコレートの電気抵抗を測定したところ、0.1Ω未満であった。含水チョコレートの水分は18%、水分活性は0.82であった。
【0021】
(製造例2)
小麦粉52重量部、砂糖21重量部、ショートニング16重量部%、イソマルトオリゴ糖50%含有水あめ(商品名:NS−200、日本コーンスターチ製)5.4重量部、ココアパウダー5重量部、食塩0.3重量部、ベーキングパウダー0.3重量部を混合し、ビスケット用ドウを得た。イソマルトオリゴ糖50%含有水あめ(商品名:NS−200)は、固形分75質量%、固形分中の糖組成が、主要なイソマルトオリゴ糖であるイソマルトース23質量%、その他のイソマルトオリゴ糖30質量%、グルコース40質量%、その他の糖7質量%であった。得られたドウを直径52mm、厚さ2.5mmの円盤状に成形してオーブンで180℃、13分焼成し、重量6gのビスケットを得た。得られたビスケットの水分は3%、水分活性は0.3であった。得られたビスケットは手で持っても形を崩すことなく作業に十分な強度を有していた。
[実施例1]
【0022】
得られたビスケットに水分活性が0.7になるまで水を噴霧した後、縦95mm、横85mmの大きさのアルミ袋に密封し、20℃、100日間保存した。100日保存後のビスケットの水分活性は0.68であった。
【0023】
(比較例1)
製造例2と同様に得られたドウを直径52mm、厚さ2.5mmの円盤状に成形してオーブンで200℃、6.5分焼成し、重量6.5gのビスケットを得た。得られたビスケットの水分は11%、水分活性は0.68であった。得られたビスケットは製造例2で得られたビスケットに比べると脆く、作業に注意を要した。
【0024】
(試験例1)
実施例1で得られたビスケットと、比較例1で得られたビスケットについて品質評価を行った。17人の被験者によって、それぞれのビスケットのロースト感、カラメル感、穀物の風味(grain flavor)、コク味(rich flavor)、甘味(sweetness)、しっとり感(moist feeling)、口溶け(in-mouth meltability)について、強度と、好みについて評価した。強度の評価結果を表1、好みの評価の結果を表2に示した。総合的な評価を表3に示した。
強度の評価は、各項目につき、強い:+2、やや強い:+1、どちらでもない:0、やや弱い:−1、弱い:−2、とした。
好みの評価は、各項目につき、好き:+2、やや好き:+1、どちらでもない:0、やや嫌い:−1、嫌い:−2とした。
総合的な評価は、好き:+2、やや好き:+1、どちらでもない:0、やや嫌い:−1、嫌い:−2とした。
表中の数値は、被験者全員の評価の平均値である。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
ロースト感、カラメル感、穀物の風味、コク味、甘味、しっとり感、口溶けの全てにおいて、強度、好み共に実施例1のビスケットが比較製造例1のビスケットを上回っており、総合的な評価も実施例1のビスケットの方が高かった。
【0029】
表4に示した配合を用いて製造例2と同じ方法でビスケットを得た。実施例3では、固形分75質量%、固形分中の糖組成が、主要なイソマルトオリゴ糖であるイソマルトース14質量%、その他のイソマルトオリゴ糖51質量%、グルコース24質量%、その他の糖11質量%であるイソマルトオリゴ糖シロップ(商品名;NS−100C、日本コーンスターチ社製)を用いた。また、比較例4では、固形分75質量%、固形分中の糖組成のうちマルトシルトレハロース50質量%の(株)林原製ハローデックスを用いた。
【0030】
製造例1の水中油型含水チョコレートと製造例2のビスケットを用いて、組み合わせ焼成菓子を得た。具体的には、一枚のビスケットの上面に水中油型含水チョコレート12gを絞り袋を用いて充填し、さらにその上にビスケットを載置した。
【0031】
【表4】
【0032】
得られた組み合わせ焼成菓子を、縦95mm、横85mmの大きさのアルミ袋に密封し、25℃、100日間保存した。保存中の組み合わせ焼成菓子のビスケットおよび含水チョコレートの水分活性を測定した。ビスケットの水分活性の変化を表5に示し、含水チョコレートの水分活性の変化を表6に示した。
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】
100日保存後の組み合わせ菓子のビスケットおよび含水チョコレートの水分活性は、すべて0.74以上0.77以下の範囲で平衡に達していた。
【0036】
(試験例1)
実施例2、3および比較例2〜4で得た組み合わせ焼成菓子について、そのビスケット部分の破断強度を測定した。組み合わせ焼成菓子のビスケット部分のみをクリープメーター(山電製、型式:RE2−33005)にセットし、先端角30°の楔形プランジャーを進入速度0.1mm/秒で進入させた時の応力を測定し、これを破断強度とした。得られた結果を表7に示した。
【0037】
砂糖をイソマルトオリゴ糖、グルコース、デキストリン、トレハロースとマルトシルトレハロースに置換したビスケット部分の破断強度は低下した。特にイソマルトオリゴ糖に置換したものの破断強度の低下が著しかった。組み合わせ焼成菓子のビスケット部分の破断強度が低いほど、口の中へ入れた際に崩壊しやすく、口溶けが良いことを示している。
【0038】
【表7】
【0039】
(試験例2)
実施例2、3および比較例2〜4で得た組み合わせ焼成菓子の品質を11人の専門パネルによって評価した。比較例2を基準として、相対的に評価した。結果を表8に示した。
【0040】
【表8】
【0041】
グルコースを含有したビスケットを使用した組み合わせ焼成菓子およびイソマルトオリゴ糖を含有したビスケットを使用した組み合わせ焼成菓子が、ビスケットのしっとり感が高く、全体的な品質評価も高かった。