(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記算出部は、前記第一のタイムゾーンにおける第一の時刻から、前記処理が実行される第二のタイムゾーンの標準時と前記第一のタイムゾーンの標準時との時差を減じることにより得られる値を、前記第二の時刻として算出する請求項1記載の情報処理装置。
前記算出部は、夏時間の期間は、前記時差の値を変えて、前記第二のタイムゾーンにおいて前記第一の時刻が示す時における前記第一のタイムゾーンでの第二の時刻を算出する請求項1乃至3いずれか一項記載の情報処理装置。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態における機器管理システムの構成例を示す図である。機器管理システム1において、操作用サーバ20と、機器通信用サーバ10a、10b、及び10cとは、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して通信可能に接続されている。また、各機器通信用サーバ10は、一台以上の機器30と、LAN又はWAN等のネットワークを介して通信可能に接続されている。
【0009】
操作用サーバ20は、機器管理システム1のユーザインタフェースとして機能するコンピュータである。操作用サーバ20は、タスクの実行指示等を、オペレータから受け付ける。操作用サーバ20が、ユーザによって直接操作されてタスクの実行指示等が入力されてもよいし、ネットワークを介して接続される端末から当該実行指示等が受信されてもよい。操作用サーバ20は、実行指示に係るタスクに関する情報を、各機器通信用サーバ10に送信する。なお、タスクとは、例えば、機器30の保守又は管理等を目的として実行される処理をいう。例えば、機器30からの情報の収集、機器30に対するプログラムのインストール、機器30に対するパラメータの設定等が、タスクの一例として挙げられる。タスクの実行タイミングは、例えば、タスクの実行指示において指定される。
【0010】
各機器通信用サーバ10は、当該機器通信用サーバ10の管理下にある機器30と通信を行い、操作用サーバ20より受信した情報に係るタスクを、当該情報に指定されているタイミングで実行する。機器通信用サーバ10の管理下にある機器30とは、
図1において、機器通信用サーバ10に接続している機器30をいう。各機器通信用サーバ10には、当該機器通信用サーバ10の管理下にある機器30の一覧情報が設定されている。
【0011】
各機器30は、例えば、画像形成装置、プロジェクタ、又はテレビ会議システム等の電子機器である。これら以外の機器30が、タスクの実行対象とされてもよい。また、
図1では、便宜上、機器30の数は、機器通信用サーバ10ごとに3台であるが、一つの機器通信用サーバ10に対して数百台以上の機器30が接続されてもよい。
【0012】
なお、本実施の形態において、操作用サーバ20及び機器通信用サーバ10aは、日本に配置され、機器通信用サーバ10bは、ドイツに配置され、機器通信用サーバ10cは、ブラジルに配置されていることとする。各機器30は、当該機器30を管理する機器通信用サーバ10と同じ地域に配置されていることとする。すなわち、機器通信用サーバ10a及び機器30a1〜30a3と、機器通信用サーバ10b及び機器30b1〜30b3と、及び機器通信用サーバ10c及び機器30c1〜30c3とは、相互に異なるタイムゾーンに属することとする。また、オペレータは、日本で操作を行うこととする。
【0013】
なお、各機器通信用サーバ10は、必ずしも管理下の各機器30と同じタイムゾーンに配置されていなくてもよい。また、同一の機器通信用サーバ10の管理下にある各機器30は、必ずしも同一のタイムゾーンに属していなくてもよい。機器通信用サーバ10と管理下の機器30とが配置されているタイムゾーンが異なる場合、又は各機器30が属するタイムゾーンが異なる場合、機器通信用サーバ10には、管理下の各機器30のタイムゾーンを示す情報が設定されていればよい。なお、タイムゾーンとは、共通の標準時を使う地域全体をいう。換言すれば、タイムゾーンとは、協定世界時(UTC(Coordinated Universal Time))との時差が共通である地域全体である。
【0014】
また、
図1では、操作用サーバ20と機器通信用サーバ10とが明確に区別されているが、いずれかの機器通信用サーバ10が、操作用サーバ20の役割を兼ねてもよい。機器通信用サーバ10は、1台又は2台で有ってもよいし、4台以上で有ってもよい。
【0015】
図2は、本発明の実施の形態における機器通信用サーバのハードウェア構成例を示す図である。
図2の機器通信用サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
【0016】
機器通信用サーバ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
【0017】
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って機器通信用サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
【0018】
なお、操作用サーバ20についても、
図2と同様のハードウェア構成を有していてよい。また、機器通信用サーバ10は、複数のコンピュータによって構成されていてもよい。
【0019】
図3は、本発明の実施の形態における操作用サーバの機能構成例を示す図である。
図3において、操作用サーバ20は、画面表示部21、タスク情報受付部22、及びタスク情報送信部23等を有する。これら各部は、操作用サーバ20にインストールされたプログラムが、操作用サーバ20のCPUに実行させる処理により実現される。操作用サーバ20は、また、タスク情報記憶部24を利用する。タスク情報記憶部24は、操作用サーバ20が有する補助記憶装置、又は操作用サーバ20にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
【0020】
画面表示部21は、タスクの実行スケジュール等をオペレータに設定させるための画面(以下、「タスク設定画面」という。)を表示させる。表示先は、操作用サーバ20にネットワークを介して接続されている端末でもよいし、操作用サーバ20に接続されている表示装置でもよい。
【0021】
タスク情報受付部22は、タスク設定画面を介して設定された、タスクの実行スケジュール等を含む情報(以下、「タスク情報」という。)を受け付ける。タスク情報受付部22は、受け付けたタスク情報をタスク情報記憶部24に記憶する。
【0022】
タスク情報送信部23は、タスク情報記憶部24が記憶するタスク情報を、各機器通信用サーバ10に送信する。各機器通信用サーバ10のアドレス情報(例えば、IPアドレス又はURL(Uniform Resource Locator))等は、予め、操作用サーバ20に設定されている。
【0023】
図4は、本発明の実施の形態における機器通信用サーバの機能構成例を示す図である。
図4において、機器通信用サーバ10は、タスク情報受信部11、スケジュール補正部12、及びタスク実行制御部13等を有する。これら各部は、機器通信用サーバ10にインストールされたプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。機器通信用サーバ10は、また、タスク情報記憶部14を利用する。タスク情報記憶部14は、補助記憶装置102、又は機器通信用サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
【0024】
タスク情報受信部11は、操作用サーバ20より送信されるタスク情報を受信する。スケジュール補正部12は、タスク情報に含まれているタスクの開始時刻を、当該機器通信用サーバ10の管理下にある機器30が属するタイムゾーンに適した値に補正する。タスク情報記憶部14は、スケジュール補正部12によって開始時刻が補正されたタスク情報を記憶する。タスク実行制御部13は、タスク情報記憶部14が記憶するタスク情報が示すタイミングで、タスクの実行命令を、管理下の機器30に送信する。
【0025】
以下、機器管理システム1において実行される処理手順について説明する。
図5は、操作用サーバが実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【0026】
ステップS101において、画面表示部21は、オペレータからの要求に応じて、タスク設定画面を表示させる。
【0027】
図6は、タスク設定画面の表示例を示す図である。
図6において、タスク設定画面510は、タスク名選択領域511及びスケジュール設定領域512等を含む。
【0028】
タスク名選択領域511は、事前に処理内容が定義され、タスク名が付与されている複数のタスクの中から、実行対象とするタスクのタスク名を選択させるための領域である。
【0029】
スケジュール設定領域512は、タスクのスケジュール情報を設定させるための領域である。
図6では、実行頻度と開始時刻とがスケジュール情報として設定される例が示されている。実行頻度に関して、週1回が選択される場合は、更に曜日が指定される。月1回が選択される場合は、更に、日にちが指定される。
【0030】
オペレータは、開始時刻に関して、自らが属するタイムゾーンにおいてタスクを実行させたい時刻を入力すればよい。例えば、日本において20時にタスクを開始させたいと考えている場合、20時を開始時刻として設定すればよい。なお、タスク設定画面510に対する1回の設定は、日本以外のタイムゾーンに配置されている機器通信用サーバ10b及び10cに対しても有効である。したがって、オペレータは、各機器30が属するタイムゾーンごとに、スケジュール設定を行う必要はない。
【0031】
なお、
図6では、毎週土曜日の20時に、「用紙出力枚数の収集」というタスク名のタスクを実行すべきことが設定された例が示されている。
【0032】
オペレータによってボタン513が押下されると、タスク情報受付部22は、タスク設定画面510において設定された内容であるタスク情報を受け付け、当該タスク情報をタスク情報記憶部24に記憶する(S102)。タスク情報をタスク情報記憶部24に記憶する際、タスク情報受付部22は、タスク情報に含まれるスケジュール情報の開始時刻を、操作用サーバ20のタイムゾーンの標準時の時刻ではなく、UTCの時刻として扱う。UTCの時刻として扱うとは、スケジュール情報の時刻を、UTCとの時差を考慮してUTCの時刻に変換するという意味ではなく、単に、設定された開始時刻を、UTCの時刻であると解釈するという意味である。
【0033】
例えば、操作用サーバ20が日本にあり、20時が開始時刻として設定されている場合、タスク情報受付部22は、日本標準時の20時(20:00+9(JST))ではなく、UTCの20時(20:00Z)として、タスク情報記憶部24に開始時刻を記憶する。ちなみに、20:00Zは、日本標準時では翌日の5時に相当する。すなわち、日本標準時は、UTCに対して9時間進んでいる。なお、20:00Zの「Z」は、時刻がUTCで表記されていることを示す。
【0034】
図7は、タスク情報記憶部の構成例を示す図である。
図7において、タスク情報記憶部24は、例えば、設定されたスケジュールごとに、タスク番号、タスク名、実行頻度、実行日、及び開始時刻等のタスク情報を記憶する。
【0035】
タスク番号は、タスク情報ごとに割り当てられる識別番号である。その他の項目には、タスク設定画面510において設定された値が登録される。また、上記したように、開始時刻には、タスク設定画面510において設定された時刻が、UTCの時刻として登録される。
【0036】
続いて、タスク情報送信部23は、各機器通信用サーバ10に対して、タスク情報記憶部24が記憶するタスク情報を送信する(S103)。
【0037】
続いて、機器通信用サーバ10が実行する処理について説明する。
図8は、機器通信用サーバが実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【0038】
ステップS201において、タスク情報受信部11は、ステップS103において送信されたタスク情報を受信する。続いて、スケジュール補正部12は、タスク情報に含まれる開始時刻について補正処理を実行する(S202)。続いて、スケジュール補正部12は、開始時刻が補正されたタスク情報を、タスク情報記憶部14に記憶する(S203)。なお、タスク情報記憶部14の構成は、
図7に示されるタスク情報記憶部24の構成と同様でもよい。
【0039】
続いて、タスク実行制御部13は、タスク情報記憶部14が記憶するタスク情報に基づいて、タスクの実行制御を行う(S204)。例えば、タスク実行制御部13は、当該機器通信用サーバ10の管理下の機器30が属するタイムゾーンにおいて、タスク情報の実行頻度、実行日、及び開始時刻で特定される時刻の到来を待機する。当該時刻が到来すると、タスク実行制御部13は、当該タスク情報のタスク名に係るタスクの実行命令を、管理下の機器30に送信する。
【0040】
続いて、ステップS202の詳細について説明する。
図9は、開始時刻の補正処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【0041】
ステップS301において、スケジュール補正部12は、UTCに対するローカル標準時の時差を取得する。本実施の形態において、ローカル標準時とは、当該機器通信用サーバ10の管理下の機器30が属するタイムゾーンの標準時をいう。例えば、機器通信用サーバ10cであれば、ブラジルの標準時がローカル標準時となる。UTCに対するローカル標準時の時差は、例えば、予め補助記憶装置102に記憶されていてもよいし、機器通信用サーバ10のOS(Operating System)等から取得される情報に基づいて算出されてもよい。なお、UTCに対するブラジルの標準時との時差は、「−3:00」である。マイナスは、遅れていることを示す。すなわち、本実施の形態において、時差の値は、遅れているか、又は進んでいるかといった情報をも含む。プラスの時差は進んでいることを示し、マイナスの時差は遅れていることを示す。
【0042】
続いて、スケジュール補正部12は、スケジュール情報の開始時刻から時差を減じることにより得られる値を、補正後の開始時刻とする(S302)。例えば、機器通信用サーバ10cであれば、時差は、「−3:00」である。したがって、
図7においてタスク番号が1のタスク1については、20:00Z−(−3:00)=23:00Zが算出される。この23:00Zが、補正後の開始時刻として、タスク情報記憶部14に記憶される。
【0043】
すなわち、UTCで23:00Zに該当する時に、タスク1を実行すべきことがタスク情報記憶部14に記憶される。23:00Zは、ブラジルにおいて20時である時の、UTCの時刻である。したがって、タスク1は、ブラジルにおいて20時に実行されることになる。
【0044】
機器通信用サーバ10a及び機器通信用サーバ10bにおいても、同様の処理が実行される。したがって、日本やドイツにおいても、それぞれのタイムゾーンにおける20時に、タスク1が実行される。
【0045】
なお、本実施の形態では、タスク実行制御部13が、タスク情報記憶部14に記憶されている開始時刻をUTCの時刻として解釈することが前提とされている。すなわち、補正後の開始時刻はUTCの時刻であり、ローカル標準時ではない。タスク実行制御部13が、タスク情報記憶部14に記憶されている開始時刻をローカル標準時として解釈する場合、補正後の開始時刻に、UTCに対するローカル標準時の時差を加算すればよい。その結果として得られる時刻が、タスク情報記憶部14に記憶されるようにすればよい。例えば、ブラジルの場合であれば、23:00Z+(−3:00)=20:00−3(BRST)が、ローカル標準時での開始時刻として記憶される。
【0046】
また、本実施の形態では、機器通信用サーバ10が、タスクのスケジュール管理を行う例を示したが、各機器30が、タスクのスケジュール管理を行ってもよい。すなわち、各機器30が、
図8及び
図9において説明した処理を実行してもよい。この場合、操作用サーバ20から各機器30に対してタスク情報が配信されてもよいし、各機器通信用サーバ10を介して、各機器30に対してタスク情報が配信されてもよい。
【0047】
また、本実施の形態では、オペレータによって設定された開始時刻は、UTCとして扱われ、タスク情報記憶部24に記憶される例を示した。しかし、当該開始時刻は、必ずしも、UTCとして扱われなくてもよい。いずれのタイムゾーンの標準時の時刻であるかが明確であれば、設定された開始時刻は、特定のタイムゾーンの標準時の時刻として扱われてもよい。例えば、オペレータに設定された開始時刻が、日本の標準時の時刻として扱われてもよい。
【0048】
この場合、
図9の補正処理においては、日本の標準時に対するローカル標準時の時差が算出される。続いて、当該時差が、開始時刻から減ぜられた時刻が算出される。タスク実行制御部13が、タスク情報記憶部14に記憶された開始時刻を日本の標準時として解釈するのであれば、算出された時刻が、開始時刻としてタスク情報記憶部14に記憶されればよい。タスク実行制御部13が、タスク情報記憶部14に記憶された開始時刻をUTCとして解釈するのでれば、算出された時刻から、UTCに対する日本の標準時の時差(+9)を減算すればよい。
【0049】
例えば、ブラジルの標準時について、日本の標準時との時差は、−12時間である。したがって、開始時刻が20時として設定されている場合、20−12=8時が、日本の標準時での補正後の開始時刻となる。更に、UTCに変換する場合、8−9=23時が、UTCでの開始時刻となる。
【0050】
なお、夏時間(サマータイム)を導入している地域では、UTCとローカル時刻との時差が、夏時間の期間とそうでない期間とによって異なる。したがって、このような地域では、ステップS301において、夏時間の期間であるか否かによってUTCとの時差を変えるようにしてもよい。例えば、補助記憶装置102に、夏時間の期間を示す情報が記憶されており、当該情報に基づいて、夏時間の期間であるか否かが判定されてもよい。
【0051】
上述したように、本実施の形態によれば、オペレータは、例えば、自らが属するタイムゾーンにおいて、タスクを実行したい時刻を設定すれば、それぞれのタイムゾーンの標準時において当該時刻が示す時に、タスクが実行される。したがって、タイムゾーンを跨って実行される処理のスケジュール設定を簡便化することができる。例えば、オペレータは、各機器30が属するタイムゾーンにおける夜間等の時刻を、計算で導き出す必要は無い。また、タイムゾーンが相互に異なる複数の機器30に対してタスクを一括実行する場合に、一部のタイムゾーンに関しては、一般ユーザが利用している最中にタスクが実行されてしまうといった事態の発生の回避を容易化することができる。
【0052】
なお、本実施の形態において、機器通信用サーバ10は、情報処理装置及び情報処理システムの一例である。UTCは、第一のタイムゾーンの標準時の一例である。ローカル標準時は、第二のタイムゾーンの標準時の一例である。タスク情報受付部22又はタスク情報受信部11は、受付部の一例である。スケジュール補正部12は、算出部の一例である。タスク実行制御部13は、実行部の一例である。
【0053】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。