技術分野
蛍光体の製造方法に関し、より詳しくは母体結晶として窒化物を有する蛍光体の製造方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、従来のこのような問題点を解消するためになされたものである。すなわち本発明者は焼成工程での母体結晶の分解を防ぐことで光吸収成分を低減できることを新規に見出し、本発明を完成するに至った。本発明の主な目的は、光吸収成分を低減させ、エネルギー変換効率を向上させた蛍光体の製造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
蛍光体は、少なくとも窒素を含有する結晶を母体とする蛍光体であって、一般式がSi6-zAlzOzN8-z:Re(Re:付活剤)で示され、0<Z<4.2であり、発光ピーク波長での反射率が65%以上である。
【発明の効果】
蛍光体は、少なくとも窒素を含有する結晶を母体とし、付活剤によって付活されて緑色に発光可能な蛍光体である。特に高温高圧の独特の条件下で生成されることにより焼成工程で母体結晶の分解を回避でき、この結果光吸収成分を有効に低減できる。すなわち、窒化物および酸窒化物からなる母体結晶をもつ蛍光体において、内部に存在する光吸収成分に起因するエネルギー変換効率の低下を改善することができる。具体的には蛍光体における発光ピーク波長での反射率を65%以上とでき、これによりルミネセンスによる蛍光を母体結晶に吸収し難くし、蛍光体からの光取り出し効率を改善させて全体の発光強度を向上できる。
また、蛍光体の製造方法に関して、原料の混合物を焼成する際の雰囲気下における窒素分圧を100MPa以上とすることで、蛍光体の結晶欠陥の生成を回避して光吸収成分を低減できる。この結果、蛍光体の励起によるエネルギー変換効率を高めると共に、蛍光が母体結晶へ吸収されるのを低減し、すなわち光損失を低減して出力を向上できる。さらに、焼成工程において焼成温度を1500℃ないし2200℃とすることで蛍光体の発光特性を向上させ、特に輝度を顕著に改善できる。
また、発光装置によれば、出射光に寄与する成分光を、励起光源とともに搭載される蛍光体の蛍光とできる。この蛍光体をの有益な蛍光体とすることで、成分光の輝度を改善させると共に波長変換効率を高め、相対的に発光装置からの放出光の発光特性を向上できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】実施例及び比較例1ないし2に係る蛍光体の発光スペクトルを示す。
【図2】実施例及び比較例1ないし2に係る蛍光体の反射スペクトルを示す。
【図3】実施例及び比較例1、3、4に係る蛍光体の反射スペクトルを示す。
【図4】実施の形態1に係る発光装置であって、図4(a)は斜視図を、(b)は断面図を示す。
【図5】実施の形態2に係る発光装置であって、図5(a)は平面図を、(b)は断面図を示す。
【図6】実施の形態3に係る発光装置であって、図6(a)は斜視図を、(b)は断面図を示す。
【図7】実施の形態4に係る発光装置の断面図である。
【図8】図8(a)は実施の形態5に係る発光装置の断面図であり、図8(b)は実施の形態5に係る別の断面図を示す。
【図9】実施の形態6に係る発光装置の断面図である。
1、20、30、40、50、60、70…発光装置
2…発光素子
3…蛍光体
3a…小粒子蛍光体
4…リードフレーム
4a…リードフレーム電極
5…ボンディングワイヤ
6…樹脂
6a…樹脂
8…発光層
9…電極
10…カップ
11…モールド
12…パッケージ
13…保護素子
14…凹部
15…リード電極
16…支持体
17…パッケージ
18…封止部材
31…キャップ
71…発光素子
72…リード電極
73…絶縁封止材
74…導電性ワイヤ
75…パッケージ
76…コバール製リッド
77…透光性窓部(ガラス窓部)
79…コーティング部材
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