(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の印刷型レジストでは、十分な耐酸性を確保しつつ、印刷デザインを忠実に再現して良好なパターンを形成するという点で改善の余地があった。また、連続印刷を実施した際の印刷安定性についても改善の余地があった。
【0005】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、エッチングマスク用組成物を太陽電池用基板に印刷した際の印刷性を向上させることができる技術の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様は、エッチングマスク用組成物である。当該エッチングマスク用組成物は、ノボラック樹脂(A)100質量部と、SiO
2粒子(B)20〜100質量部と、溶剤(C)と、を含む非感光性の太陽電池用基板のエッチングマスク用組成物である。
【0007】
上記態様のエッチングマスク用組成物によれば、太陽電池用基板に印刷した際の印刷性を向上させることができる。
【0008】
上記態様のエッチングマスク用組成物において、溶剤(C)は沸点が190℃以上の溶剤(C1)を含んでもよい。SiO
2粒子(B)が親水性であってもよい。また、シリコン系、アクリル系またはフッ素系の界面活性剤(D)をさらに備えてもよい。
【0009】
本発明の他の態様は、パターン形成方法である。当該パターン形成方法は、基板上に、上述したいずれかの態様の太陽電池用基板のエッチングマスク用組成物を用いて印刷法によりマスクパターンを形成する工程と、マスクパターンをベークする工程と、基板をエッチングし、マスクパターンを転写する工程と、マスクパターンを除去する工程と、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、エッチングマスク用組成物を太陽電池用基板に印刷した際の耐酸性および印刷性を向上させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施の形態に係るエッチングマスク用組成物は非感光性であり、太陽電池用基板を部分的にエッチング処理する際に使用されるエッチングマスクとして好適に用いられる。
【0013】
実施の形態に係るエッチングマスク用組成物は、ノボラック樹脂(A)100質量部、SiO
2粒子(B)20〜100質量部、および溶剤(C)を含む。以下、実施の形態に係るエッチングマスク用組成物の各成分について詳細に説明する。
【0014】
ノボラック樹脂(A)としては、下記に例示するフェノール類と、下記に例示するアルデヒド類とを塩酸、硫酸、ギ酸、シュウ酸、パラトルエンスルホン酸等の酸性触媒下で反応させて得られるノボラック樹脂などが挙げられる。
【0015】
フェノール類としては、例えばフェノール;m−クレゾール、p−クレゾール、o−クレゾール等のクレゾール類;2,3−キシレノール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、3,4−キシレノール等のキシレノール類;m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、o−エチルフェノール、2,3,5−トリメチルフェノール、2,3,5−トリエチルフェノール、4−tert−ブチルフェノール、3−tert−ブチルフェノール、2−tert−ブチルフェノール、2−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2−tert−ブチル−5−メチルフェノール等のアルキルフェノール類;p−メトキシフェノール、m−メトキシフェノール、p−エトキシフェノール、m−エトキシフェノール、p−プロポキシフェノール、m−プロポキシフェノール等のアルコキシフェノール類;o−イソプロペニルフェノール、p−イソプロペニルフェノール、2−メチル−4−イソプロペニルフェノール、2−エチル−4−イソプロペニルフェノール等のイソプロペニルフェノール類;フェニルフェノール等のアリールフェノール類;4,4’−ジヒドロキシビフェニル、ビスフェノールA、レゾルシノール、ヒドロキノン、ピロガロール等のポリヒドロキシフェノール類等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、また2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらのフェノール類の中では、特にm−クレゾール、p−クレゾールが好ましい。
【0016】
アルデヒド類としては、例えばホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、トリメチルアセトアルデヒド、アクロレイン、クロトンアルデヒド、シクロヘキサンアルデヒド、フルフラール、フリルアクロレイン、ベンズアルデヒド、テレフタルアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、α−フェニルプロピルアルデヒド、β−フェニルプロピルアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−メチルベンズアルデヒド、m−メチルベンズアルデヒド、p−メチルベンズアルデヒド、o−クロロベンズアルデヒド、m−クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズアルデヒド、ケイ皮アルデヒド等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、また2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらのアルデヒド類の中では、入手のしやすさからホルムアルデヒドが好ましい。
【0017】
ノボラック樹脂(A)は、1種のノボラック樹脂からなっていてもよく、2種以上のノボラック樹脂からなっていてもよい。ノボラック樹脂(A)が2種以上のノボラック樹脂からなる場合、それぞれのノボラック樹脂のMwは特に限定されないが、ノボラック樹脂(A)全体としてMwが1000〜100000となるように調製されていることが好ましい。なお、ノボラック樹脂(A)は、エッチングマスク用組成物における溶剤(C)以外の成分(固形分)中、20〜80質量%含まれていることが好ましく、60〜80質量%がより好ましい。
【0018】
以上説明したノボラック樹脂(A)に共通する特性として耐酸性に優れていることが挙げられる。
【0019】
SiO
2粒子(B)の含有量は、ノボラック樹脂(A)100質量部に対して、20〜100質量部である。SiO
2粒子(B)の含有量がノボラック樹脂(A)100質量部に対して20質量部より少ないと、十分な印刷性を得ることが難しくなる。一方、SiO
2粒子(B)の含有量がノボラック樹脂(A)100質量部に対して100質量部より多いと、十分な耐酸性を確保することが難しくなる。SiO
2粒子(B)の平均粒径は7nm〜30nmが好ましい。SiO
2粒子(B)の平均粒径が7nmより小さいと、粒子が凝集しやすくなる。一方、SiO
2粒子(B)の平均粒径が30nmより大きいと、増粘性・チクソトロピー性が低下する。また、SiO
2粒子(B)は親水性であることが好ましい。ここでいう「親水性」とは、粒子表面に水酸基(OH基)を持つことをいう。SiO
2粒子(B)が親水性であることにより、印刷精度を高めることができる。
【0020】
溶剤(C)の含有量は、エッチングマスク用組成物全体を基準として、30〜70質量%が好ましい。
【0021】
溶剤(C)は沸点が190℃以上の溶剤(C1)を含むことが好ましい。溶剤(C1)の具体例としては、エチレングリコール、ヘキシレングリコール、プロピレングリコールジアセテート、1,3−ブチレングリコールジアセテート、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、グリセリン、ベンジルアルコール、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、3−エチル−3−メトキシブチルアセテート、2−メトキシペンチルアセテート、3−メトキシペンチルアセテート、4−メトキシペンチルアセテート、2−メチル−3−メトキシペンチルアセテート、3−メチル−3−メトキシペンチルアセテート、3−メチル−4−メトキシペンチルアセテート、4−メチル−4−メトキシペンチルアセテート、ジヘキシルエーテル、酢酸ベンジル、安息香酸エチル、マレイン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、テルピネオールなどが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0022】
実施の形態に係るエッチングマスク用組成物は、上述した溶剤(C1)以外の溶剤を含んでもよい。ただし、溶剤全体に対する溶剤(C1)の含有量は70質量%以上であり、90質量%以上がより好ましい。
【0023】
溶剤(C1)以外の溶剤(沸点190℃未満の溶剤(C2))としては、シクロヘキサノン、メチル−n−ペンチルケトン、メチルイソペンチルケトン、2−ヘプタノンなどのケトン類;エチレングリコール、プロピレングリコール等の多価アルコール類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル等の多価アルコール類の誘導体;その他酢酸ブチル、アセト酢酸エチル、乳酸ブチル、シュウ酸ジエチル等のエステル類が挙げられる。これらの中では、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、2−ヘプタノン、酢酸ブチルが好ましい。
【0024】
実施の形態に係るエッチングマスク用組成物は、シリコン系、アクリル系またはフッ素系の界面活性剤(D)をさらに備えてもよい。
【0025】
シリコン系の界面活性剤(D)としては、ポリエステル変性ポリジメチルシロキサンを主成分とするBYK−310(ビッグケミ−製)、アラルキル変性ポリメチルアルキルシロキサンを主成分とするBYK−323(ビッグケミ−製)、ポリエーテル変性水酸基含有ポリジメチルシロキサンを主成分とするBYK−SILCLEAN3720(ビッグケミ−製)、ポリエーテル変性メチルポリシロキサンを主成分とするKF−353(信越化学工業(株)製)などが挙げられる。アクリル系の界面活性剤(D)としては、BYK−354(ビッグケミ−製)が挙げられる。また、フッ素系の界面活性剤(D)としては、KL−600(共栄社化学製)などが挙げられる。これらの中では、シリコン系の界面活性剤が好ましく、ポリジメチルシロキサン系の界面活性剤が好ましい。界面活性剤(D)の添加量は、エッチングマスク用組成物全体を基準として、0.001質量%〜1.0質量%が好ましく、0.01質量%〜0.1質量%がより好ましい。
【0026】
以上、説明したエッチングマスク用組成物は、耐酸性に優れるノボラック樹脂(A)を樹脂成分として含むことにより、印刷により太陽電池用基板にマスクとして形成された状態において、エッチング液に対する耐性を向上させることができる。また、ノボラック樹脂(A)100質量部に対して、SiO
2粒子(B)を20〜100質量部含有することにより、印刷性を向上させることができる。また、溶剤(C)、特に、沸点が190℃以上の溶剤(C1)を含むことにより、印刷時にエッチングマスク用組成物(インク)が乾燥することを抑制し、再印刷性(印刷安定性)やインク吐出性を向上させることができる。
【0027】
また、エッチングマスク用組成物が界面活性剤(D)を含むことにより、太陽電池用基板に当該エッチングマスク用組成物を印刷した際に、設定された印刷パターン幅に対して、実際に印刷されたパターンの幅が大きくなること、すなわち、印刷にじみが生じることを抑制することができる。
【0028】
(パターン形成方法)
図1(A)に示すように、シリコン基板や銅、ニッケル、アルミ等の金属基板またはシリコン基板上に当該金属膜、SiO
2等の酸化膜もしくはSiN等の窒化膜等が堆積された太陽電池用基板10の上に上述のエッチングマスク用組成物を用いて、スクリーン印刷法、インクジェット印刷法、ロールコート印刷法、凸版印刷法、凹版印刷法、オフセット印刷法などの印刷法を用いてマスクパターン20を形成する。なお、マスクパターン20を形成前に、必要に応じて基板の前処理を行ってもよい。前処理としては溌液性層を形成する工程が挙げられ、例えば特開2009−253145号公報に記載の工程が挙げられる。続いて、マスクパターン20を加熱して、マスクパターン20をベークする。加熱条件は、エッチングマスク用組成物の成分や、マスクパターン20の膜厚等によって適宜設定されるが、たとえば、200℃、3分間である。
【0029】
続いて、
図1(B)に示すように、マスクパターン20の開口部に露出した太陽電池用基板をフッ酸と硝酸との混酸などのエッチング液を用いて選択的に除去し、マスクパターン20の開口部(露出部)の太陽電池基板をエッチングし、マスクパターンを転写する。
【0030】
続いて、
図1(C)に示すように、エッチング処理後、マスクパターン20を除去する。除去方法としては、アルカリ水溶液、有機溶剤、市販の剥離液などに室温で5分〜10分程度浸漬して剥離する方法が挙げられる。アルカリ水溶液としては、水酸化ナトリウム水溶液、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)水溶液などがある。有機溶剤としては、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)、ジメチルスルホキシド(DMSO)などがある。市販の剥離液としては、有機溶剤系のハクリ105(東京応化工業社製)等を使用することができる。この結果、太陽電池基板10上にマスクパターン20に応じた凸部が転写されたパターンを得ることができる。なお、太陽電池用基板に形成された凸部の機能としては、電極や拡散層などが挙げられる。
【0031】
以上の工程により、太陽電池用基板に所定パターンの凸部を形成することができる。上述したエッチングマスク用組成物は、耐酸性やパターン形成精度が優れているため、太陽電池用基板に所望のパターンを精度良く形成することができる。また、フォトリソグラフィ法のような複雑な工程を経ることなく、印刷法にて太陽電池用基板にパターンが形成されるため、太陽電池の製造プロセスを簡略化し、ひいては太陽電池の製造コストを低減することができる。
【実施例】
【0032】
以下、本発明の実施例を説明するが、これら実施例は、本発明を好適に説明するための例示に過ぎず、なんら本発明を限定するものではない。
【0033】
(実施例1−11および比較例1−12)
表1に、実施例1−11および比較例1−12のエッチングマスク用組成物の成分を示す。実施例1−11および比較例1−12のエッチングマスク用組成物に用いられるノボラック樹脂1、ノボラック樹脂2は、それぞれ、質量平均分子量12000(m/p=60/40)、質量平均分子量2100(m/p=36/64)のノボラック樹脂である。表2は、実施例1−11、比較例5−12に用いられたフィラーの詳細を示す。また、表3は、実施例1、2、4−11、比較例3−12に用いられた界面活性剤の詳細を示す。
表1に示す各成分の組み合わせにより、実施例1−11および比較例1−12のエッチングマスク用組成物からなるインクを作製した。
【表1】
【表2】
表2中、フィラー2とフィラー3は比重が異なる。フィラー3の方が比重が大きいため取り扱いが容易である。
【表3】
【0034】
(スクリーン印刷の印刷性評価)
作製した各インクをスクリーン印刷法により、シリコン基板に印刷し、印刷デザイン幅として100μm幅、150μmおよび200μm幅の3パターンを形成した。形成したパターンは、200℃のホットプレートにおいて3分間乾燥した。得られたパターンの仕上がり線幅を計測し、印刷性を確認した。印刷性に関する結果を以下のように分類した。印刷性について得られた結果を表4に示す。
◎(良好):全てのパターンの印刷にじみが20μm以下
○(可):印刷にじみが20μm以下のパターンが2つ
×(不良):印刷にじみが20μm以下のパターンが1つまたは0
なお、印刷にじみは、以下の式により算出される。
印刷にじみ=仕上がり線幅−印刷デザイン幅
【0035】
(チクソトロピー性評価)
E型粘度計(東機産業製、RE550型粘度計)を用いて、各インクの粘度カーブを計測し、下記式に基づいて粘度指数を算出した。
粘度指数=1rpm時の粘度/15rmp時の粘度
得られた粘度指数について以下のように分類し、チクソトロピー性を評価した。チクソトロピー性について得られた結果を表4に示す。
◎(良好):粘度指数3.0以上
○(可):粘度指数2.0以上3.0未満
×(不良):粘度指数2.0未満
【表4】
【0036】
表4に示すように、比較例1−12の各インクは、印刷性およびチクソトロピー性がともに不良であった。これに対して、実施例1−
11、参考例12−14の各インクは、印刷性およびチクソトロピー性がともに○(可)以上の特性を有することが確認された。特に、実施例2と実施例3を比較すると、界面活性剤を添加することにより印刷性がより向上することが確認された。実施例1と実施例6を比較すると、フィラーの粒径がより小さいほど、印刷性およびチクソトロピー性がより向上することが確認された。実施例1と実施例7を比較すると、フィラーが親水性であることにより、印刷性およびチクソトロピー性がより向上することが確認された。
【0037】
(スクリーン印刷の印刷安定性評価)
上述した実施例1、8−10、
参考例12−14の各インクについて、スクリーン印刷を7ショット連続して実施し、印刷安定性を確認した。印刷安定性に関する結果について、印刷擦れなく印刷できたショット数を表5に示す。なお、実施例9、10については、溶剤の沸点は、2種類の溶剤の沸点および混合比から求めた平均沸点である。
【表5】
表5より、沸点(平均沸点を含む)が190℃以上の溶剤を含む場合に印刷安定性が良好となることが確認された。実施例1、8−10は1ショット目から7ショット目まで印刷パターンに印刷擦れはなく、特に、実施例1、8、9は1ショット目から7ショット目まで印刷パターン表面の平滑性も高いままであることが確認できた。
【0038】
(耐酸性評価)
実施例1−11の各インクをスクリーン印刷法により、シリコン基板に印刷し、100μm幅および200μm幅のパターンを形成した。形成したパターンを、200℃のホットプレートにおいて3分間乾燥した。形成したパターンの耐酸性を確認するために、5%フッ酸水溶液(条件1)あるいは10%硫酸水溶液(条件2)に浸漬し、パターンの表面状態を光学顕微鏡により観察した。その結果、実施例1−11の各インクは、条件1、条件2ともに、膜状態に変化がなく、パターンの剥がれやクラックの発生が生じないことが確認された。