【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本発明は、請求項1に基づくコンテンツアイテム受信方法を提供する。更に、本発明は、請求項11に基づく受信方法をクライアント機器に実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。本発明の好ましい実施の形態は、従属請求項に定義されている。
【0007】
本発明の受信方法は、コンテンツサーバからのコンテンツ推薦リストをクライアント機器で受信する受信方法において、コンテンツ推薦リストの第1の要求を、通信ネットワークを介してコンテンツサーバに送信するステップと、コンテンツアイテムを表す少なくとも1つのコンテンツ推薦リストエントリのリストを含む第1のコンテンツ推薦リストを受信するステップと、第1のコンテンツ推薦リストの少なくとも1つのコンテンツ推薦リストエントリに関するフィードバックを送信するステップと、
第1のコンテンツ推薦リストの最後のコンテンツ推薦リストエントリを評価するユーザレーティングを行い、ユーザレーティングの対象となったコンテンツ推薦リストエントリをユーザレーティングを行った直後にバッファから削除し、コンテンツ推薦リストの第2の要求をコンテンツサーバに送信するステップと、送信したフィードバックに基づく、更なるコンテンツアイテムを表す少なくとも1つの更なるコンテンツ推薦リストエントリを含む第2のコンテンツ推薦リストを受信するステップと、第1のコンテンツ推薦リストと第2のコンテンツ推薦リストとを含む全体のコンテンツ推薦リストの受信された一部の可視表現を表示するステップ
とを有する。
【0008】
本発明の一実施の形態では、クライアントが開始するサーバからクライアントへのコンテンツアイテムの送信処理は、ストリーミング処理である。あるいは、送信処理は、ダウンロード処理であってもよく、又はストリーミング処理とダウンロード処理の組合せであってもよい。本発明は、特にストリーミング処理に好適に適用される。
【0009】
本発明では、用語「選択(コンテンツ推薦リストエントリの選択)」は、「明示的選択(explicit selection)」と「暗示的選択(implicit selection)」の2つのカテゴリに分類することができる。コンテンツ推薦リストエントリがユーザに視覚的に表示される場合、「暗示的選択」とは、特に、コンテンツ推薦リストエントリを強調表示することを意味し(例えば、コンテンツ推薦リストエントリのリストを単にスクロールすることによって、コンテンツ推薦リストエントリの1つが順次強調表示される)、一方、「明示的選択」とは、特に、タッチスクリーン、マウスポインタ又はユーザインタフェースの一部であるボタンをそれぞれ用いて、表示又は既に強調表示されている(すなわち、暗示的に選択されている)コンテンツ推薦リストエントリに触れることを意味する。また、ユーザインタフェース上の、コンテンツ推薦リストエントリに割り当てられたボタンを用いて、特定のコンテンツ推薦リストエントリを選択してもよい(この場合、強調表示は不要である)。コンテンツ推薦リストエントリがユーザに視覚的に表示される場合、サーバからクライアントへのコンテンツアイテムの送信処理は、コンテンツ推薦リストエントリが明示的に選択された場合にのみ開始される。あるいは、コンテンツ推薦リストエントリが暗示的に選択された時点で送信処理を開始してもよい(例えば、5秒間等の所定の期間、ユーザがコンテンツ推薦リストエントリを強調表示した場合、送信処理を開始してもよい(自動的開始))。
【0010】
コンテンツ推薦リストエントリがユーザに音声として提供される場合(例えば、どのコンテンツ推薦リストエントリが利用可能であるかをスピーカによってユーザに知らせる場合)、サーバからクライアントへのコンテンツアイテムの送信処理は、ユーザによる音声入力によって、あるいはタッチスクリーン、マウスポインタ又はユーザインタフェースの一部であるボタンをそれぞれ用いて開始してもよい。
【0011】
本発明では、選択処理は、レーティング処理の一部であってもよく(コンテンツ推薦リストエントリをレーティングするためには、事前にエントリを選択する必要がある)、又はレーティング処理として解釈してもよい(例えば、明示的選択によるサーバからクライアントへのコンテンツアイテムの転送処理を開始することは、そのコンテンツアイテムをユーザが好きであることを意味し、したがって、レーティングと見なすことができる)。「レーティング(コンテンツ推薦リストエントリのレーティング)」は、「明示的レーティング」及び「暗示的レーティング」の2つのカテゴリに分類することができる。明示的レーティングは、例えば、「好き/嫌い」ボタンを押し、現在強調表示されているコンテンツ推薦リストエントリを(又はこのコンテンツ推薦リストエントリに関するアーチスト、ムード、ジャンル、年代等)ユーザが好きであるか嫌いであるかを指定する操作であってもよい。暗示的レーティングは、例えば、それぞれ表示されたコンテンツ推薦リストエントリによって表される特定のコンテンツアイテムの送信処理をユーザが開始した/開始しなかった(スキップした)という事実であってもよく(明示的/暗示的選択)、視覚的に表示されたコンテンツ推薦リストエントリをユーザがスクロール(「スキップ」)する速度であってもよい。
【0012】
上述したように、コンテンツ推薦リストエントリの明示的/暗示的選択は、明示的レーティング及び/又は暗示的レーティングとして解釈できるが、明示的/暗示的レーティングは、必ずしも明示的/暗示的選択を意味するわけではない(ユーザが所定のコンテンツアイテムを好きであるという事実は、必ずしも、ユーザがそのコンテンツアイテムを入手することを望んでいることを意味するわけではない)。ユーザによるフィードバックは、選択処理及びレーティング処理の両方に基づいていてもよい。
【0013】
上述したように、「第1のコンテンツ推薦リストの所定の位置のエントリの選択」とは、第1のコンテンツ推薦リストのエントリを選択することを意味し、この選択によって、クライアントからサーバに、第2のコンテンツ推薦リスト要求が送信される。この位置は、各クライアントにおいて、個別に決定される。例えば、ユーザが、表示された第3のコンテンツ推薦リストエントリ又は表示された最後のコンテンツ推薦リストエントリを強調表示した後に、(コンテンツアイテム転送処理が開始されたか否かにかかわらず)第2のコンテンツ推薦リスト要求を送信してもよい。
【0014】
本発明では、用語「サーバ」は、コンテンツ推薦システムと解釈でき、用語「クライアント」は、通信ネットワークを介してコンテンツ推薦システムに接続するのに用いられる機器と解釈できる。例えば、クライアントは、携帯電話機、ハンドヘルド機器、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)、ゲームコンソール又は他の如何なるネットワーク対応機器であってもよい。クライアントとサーバは、ネットワークを介して接続される。ネットワークは、有線ネットワークであってもよく、無線ネットワークであってもよい。接続は、「常時接続(例えばDSL接続)」であってもよく、随時接続(例えばダイヤルアップ接続)であってもよい。適切なネットワーク/相互接続としては、インターネット、イントラネット、エクストラネット、仮想専用網(Virtual Private Network:VPN)、xDSL接続、電話網(GSM/EDGE、3G(例えば、UMTS)、4G(GPRS)、WAPを含む)、無線イーサネット(登録商標)又は放送網がある。
【0015】
本発明では、用語「コンテンツアイテム」は、例えば、オーディオデータ、ビデオデータ、A/Vデータ、静止画像又は動画、テキストデータ(例えば、記事)、プログラムデータ(ゲーム)等の通信ネットワークを介して通信できるあらゆる種類のデータを意味する。
【0016】
本発明により、コンテンツ推薦を速やかに行うことができ、すなわち、ユーザが要求した後に、コンテンツを速やかに推薦することができる。これは、クライアントからサーバへのユーザフィードバックの供給及び/又はユーザフィードバックに応じるサーバにおける第2のコンテンツ推薦リストの生成が、クライアントからサーバに更なるコンテンツ推薦リスト要求が行われるよりも前に実行されるためである。換言すれば、ユーザフィードバックは、できるだけ早くサーバに返される。更に、サーバは、ユーザフィードバックに基づいて、できるだけ早く新たなコンテンツ推薦リストを生成し、これにより、新たなコンテンツ推薦リストは、サーバが次のコンテンツ推薦リスト要求を受信したとき、既に準備されている。一方、従来のコンテンツ推薦システムは、コンテンツ推薦リスト要求と共に、ユーザフィードバックを受信すると予想され、新たなコンテンツ推薦リストを準備するための更なる時間が必要である。この結果、コンテンツ推薦リスト要求の受信と、サーバからクライアントへの新たなコンテンツ推薦リストの送信との間に時間的な遅延が生じる。
【0017】
本発明の更なる利点として、サーバは、コンテンツ推薦リスト要求を受信すると、速やかに反応できるため、サーバからクライアントに送信されるコンテンツ推薦リストエントリの数を最小限に抑えることができる(ユーザは、クライアントからサーバにコンテンツ推薦リスト要求を送信する処理と、サーバからクライアントに対応するコンテンツ推薦リストを送信する処理との間に、大きな遅延を感じず、したがって、サーバからクライアントに一回の送信処理又は複数回の送信処理において、どれ程の数のコンテンツ推薦リストエントリを送信するかが重要ではなくなる)。この結果、推薦されたコンテンツアイテムの「質」は、ユーザの希望により速やかに収束する(コンテンツ推薦リストがサーバからクライアントに送信される回数が多い程、ユーザは、ユーザのフィードバックに対するコンテンツ推薦システムの反応が正しく行われているかを判断できるので、コンテンツアイテムがユーザの要求(好み)を満たすまでの時間が短くなる)。
【0018】
前の段落に示した実施の形態の観点から、用語「ユーザフィードバックプロファイル」は、特に、「実際」のフィードバックだけではなく、第1の推薦リスト情報、第2の推薦リスト情報(ユーザフィードバックに応じて生成される)を意味する。例えば、ユーザが初めてコンテンツ推薦を要求した場合等、ユーザフィードバックプロファイルが未だ存在しない場合(ユーザフィードバックプロファイルが「空」である場合)、以下の2つのシナリオが想定される。第1に、「個人の」ユーザフィードバックプロファイルに代えて、最初は、「一般的な」プロファイルを用いてもよい(例えば、既にコンテンツ推薦を要求し、フィードバックを行った異なるユーザの「平均的な」好みを反映してもよい)。第2に、好みの音楽ジャンル(例えば、ロック、ポップス、ジャズ)、一人あるいは複数の好みのアーチスト、聴きたい楽曲のムード、曲が発表された年代等の情報を最初にユーザに提供してもよい。この情報は、例えば、第1のコンテンツ推薦リスト要求と共に、サーバに供給してもよい。第1のコンテンツ推薦リストを受信した後に、ユーザフィードバックプロファイル内に収集されたユーザ個人の「実際の」ユーザフィードバックに基づいて、更なる推薦リストを生成することができる。
【0019】
以下では、コンテンツアイテムを楽曲と仮定して、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
【0020】
オンラインコンテンツ推薦システムが知られている。コンテンツアイテムの推薦リストを生成するためには、推薦システムは、ユーザプロファイルに基づき、大きなカタログから、関連したドキュメントを検索する必要がある場合がある。
【0021】
推薦リストを生成する推薦システムは、推薦リスト、例えば楽曲リストを即座に(1秒以内に)供給できない場合がある。更に、推薦リストは、サーバから機器(クライアント)に送信される。携帯電話網(GSM)に共通の帯域幅制限によって、推薦リストを送信する時間には制約がある。したがって、遅延が発生する。
【0022】
本発明は、ユーザの特定のプレイリストに対応する推薦リストをサーバに保存することによって、これらの問題を解決する。この保存により、サーバにおける推薦リストの更新に遅延が生じる場合でも、推薦リストをクライアントに速やかに供給することができる。更に、プレイリストの一部を機器(クライアント)に保存することもできる。この一時的に保存された推薦リストが短くなると、機器は、コンテンツアイテムのユーザへの転送(フォアグラウンド処理)を継続しながら、バックグラウンド処理の形式で新たな推薦リストを問い合わせる。
【0023】
このように、本発明は、ネットワーク対応機器(携帯電話機、パーソナルコンピュータ等)で利用可能な「パーソナルラジオ」を供給する。パーソナルラジオは、機器(クライアント)と、中央マネージャ(サーバ)と、リコメンダ(サーバ)と、ストリーマ(サーバ)とを備えるシステムによって実現される。連続した聴取体験を可能にするためには、リコメンダによってプレイリストを生成するための遅延と、プレイリストを配信するための遅延と、機器にコンテンツストリームを配信するための遅延とを考慮に入れる必要がある。本発明に基づくシステムは、機器(クライアント)上にプレイリストの一部を、サーバ上の他の部分をバッファリングしておき、任意、サーバ上でプレイリスト内の楽曲を連結した後に、これらの楽曲を機器に送信(ストリーミング)することによって、上述した遅延を低減する。
【0024】
上述したように、本発明に基づくシステムは、機器(消費者がインタラクトするネットワーク対応機器、例えば携帯電話機、ネットワークメディア受信機、パーソナルコンピュータ、ゲームコンソール等)と、マネージャ(消費者及びパーソナルラジオ放送局のニーズ(チャンネル)を管理する中央システムコンポーネント)と、リコメンダ(ユーザ入力及びユーザフィードバックに基づて提案を行う中央システムコンポーネント)と、ストリーマ((RTP/RTSP規格を用いて)ネットワークを介して機器にデータストリームを配信する専用サーバ)とを備える。
【0025】
これを実現するために、マネージャ上にチャンネルバッファ(個々のユーザのプレイリストを保存するサーバのコンポーネント)を設け、機器上にクライアントキャッシュ(機器上でプレイリストの一部を保存する機器のコンポーネント)を設け、これによって、パーソナルラジオ放送局用のクライアントサーババッファシステムを実現する。また、パーソナルラジオ放送局を実現するために、マネージャは、プレイリストを動的に保守する。機器のユーザは、プレイリストの一部を利用することができる。
【0026】
携帯電話機上でパーソナルラジオ放送局を実現するために、消費者は、例えば、ジャンル及び/又は年代を選択することができる。これに応じて、ユーザは、推薦を受け取る。そして、ユーザは、推薦に対して明示的フィードバック(好き/嫌い又は星の数によるレーティング)を与え、推薦を「パーソナル化」することができる。
【0027】
あるいは、ユーザは、推薦された1つ以上の曲を選択し、類似する曲を検索することもできる。レーティングに加えて、スキップイベント及び再生時間を用いて、パーソナルラジオ放送局をパーソナル化してもよい。このパーソナル化は、パーソナル化の処理中に変わるユーザプロファイルに反映される。
【0028】
クライアント上のキャッシュは、そのサイズを繰り返し確認する機能を有する。キャッシュのサイズ(例えば、キャッシュ内の楽曲の数)がある閾値(限界)を下回った場合、キャッシュは、マネージャに連絡して、更なるアイテムを検索する(アイテムは、マネージャ上のバッファから検索される)。また、マネージャ上のバッファも、そのサイズを監視することができる。サイズ(例えば、楽曲の数)が閾値(限界)を下回った場合、マネージャは、リコメンダを呼び出し、更なる推薦リストを生成する。推薦されたアイテムは、バッファに追加される。
【0029】
ユーザのパーソナルラジオ放送局のマネージャによって供給される楽曲のリスト(推薦リスト)は、プレイリストとして解釈することができる。個々のパーソナルラジオ放送局は、それぞれチャンネルと呼ばれる。
【0030】
クライアントは、書籍の目次と同様に、プレイリストのサブセット(部分的なプレイリスト)を利用することができる。コンテンツ自体は、実際に、ストリーマに保存され、ストリーマから供給される。
【0031】
本発明の実施の形態では、ストリーマは、個々のチャンネルに対して、複数の部分的なプレイリストを供給する。部分的なプレイリストのそれぞれは、ユニークURLによって識別される。あるいは、ストリーマは、個々のチャンネルの全ての楽曲にアクセスできる1つのシングルURLのみを供給してもよい。
【0032】
本発明の実施の形態では、マネージャは、チャンネルバッファに保存されたプレイリストを更新する。あるいは、ストリーマがユーザの個々のチャンネルを管理してもよい。
【0033】
本発明の実施の形態では、アーチスト名、曲名等は、マネージャが供給する。あるいは、個々のチャンネルの全ての楽曲を含むユニークURLによってアクセス可能なストリーマ上のファイルが、この情報にアクセスすることができる、あるいはこの情報を埋め込んだサイトへの参照を含んでいてもよい。
【0034】
本発明では、遅延は、a)リコメンダによる楽曲提案の生成と、b)マネージャから機器にプレイリストを送信するときに生じるネットワーク遅延と、c)ストリーマから機器にストリームを送信するときに、楽曲をプレイリストで連結することによって起こるネットワーク遅延とに関係している(通常、コンテンツの少なくとも一部は、事前にバッファリングして処理しなければならないので、サーバ(ストリーマ)からクライアントに転送されるコンテンツが、ユーザがコンテンツを楽しもうする前に、クライアントに到着したとしても、ユーザは、コンテンツを直ちに楽しむことができない可能性がある。各コンテンツアイテムを別々に転送するのではなく、全てのコンテンツアイテムを連結し、「全体のコンテンツアイテム」を得て、一回のシングルステップで転送できるようにすることによって、コンテンツがより早くクライアントに到着する場合、この遅延は、回避することができる)。
【0035】
パーソナルラジオ放送局を実現するために欠かせない処理を以下に示す。
・ラジオ放送局を確立する。
・ラジオ放送局をパーソナル化する。
・クライアントキャッシュを更新する。
・サーババッファに幾つかの楽曲を追加する。
【0036】
サーバがパーソナルラジオ放送局を確立する処理は、以下の通りである。
【0037】
ステップ1:リコメンダがチャンネルのプレイリストを生成する。プレイリストは、マネージャ上のバッファ(チャンネルバッファ)に保存される。機器がプレイリストの識別子(プレイリストID)を受信する。プレイリストIDによって識別されるプレイリストは、少なくとも楽曲ID及び位置インデクスを含む。
【0038】
ステップ2:プレイリストの一部を機器に転送する。機器は、ある数の楽曲をマネージャに要求する。マネージャは、その数の楽曲をバッファから検索する。ストリーマは、URLによってアクセス可能な楽曲をプレイリストにまとめる。機器は、部分的なプレイリストをキャッシュに保存する。プレイリストIDによって識別される部分的なプレイリストは、少なくとも楽曲ID、プレイリストURL及びプレイリスト内の楽曲インデクスを含む。
【0039】
ステップ3:プレイリストへのアクセスを制御する。プレイリストは、機器に専用である。マネージャは、要求を認証する。認証に成功した場合、マネージャは、セッション記述プロトコル(Session Description Protocol:SDP)ファイルを生成する。機器は、プレイリストに関連したコンテンツストリームにアクセス可能にするSDPファイルを受信する(SDPは、マルチメディアネットワークアプリケーションのセッションを開始するインターネット規格(RCF2327)である)。
【0040】
ステップ4:機器は、ステップ2により、既にプレイリスト(目次)を利用できる。機器は、プレイリストに関連したストリーム(連結された楽曲)をストリーマに要求する。ユーザは、ストリームを聴取することができる。
【0041】
上述した及び後述する本発明の様々な特徴の全ては、どんな形であれ、組み合わせることができる。添付図面は、明細書に組み入られ、明細書の一部を構成し、本発明の例示的な実施の形態を示しており、これらの実施の形態は、上述した本発明の概要と、後述する実施の形態の詳述な説明と共に、本発明の原理を明らかにするために用いられる。