特許第6089105号(P6089105)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6089105バッテリーセンサの位置決め具、これを備えるバッテリーセンサアッセンブリ、及びバッテリーセンサ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6089105
(24)【登録日】2017年2月10日
(45)【発行日】2017年3月1日
(54)【発明の名称】バッテリーセンサの位置決め具、これを備えるバッテリーセンサアッセンブリ、及びバッテリーセンサ
(51)【国際特許分類】
   H01M 2/30 20060101AFI20170220BHJP
   H01M 10/48 20060101ALI20170220BHJP
   B60R 16/02 20060101ALI20170220BHJP
【FI】
   H01M2/30 A
   H01M10/48 P
   B60R16/02 610J
【請求項の数】7
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-522505(P2015-522505)
(86)(22)【出願日】2014年5月28日
(86)【国際出願番号】JP2014002809
(87)【国際公開番号】WO2014199576
(87)【国際公開日】20141218
【審査請求日】2015年11月30日
(31)【優先権主張番号】特願2013-122869(P2013-122869)
(32)【優先日】2013年6月11日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000005290
【氏名又は名称】古河電気工業株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】391045897
【氏名又は名称】古河AS株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100118784
【弁理士】
【氏名又は名称】桂川 直己
(72)【発明者】
【氏名】竹内 晴彦
(72)【発明者】
【氏名】田中 和行
(72)【発明者】
【氏名】近藤 展弘
(72)【発明者】
【氏名】阿部 大樹
【審査官】 高野 誠治
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−175884(JP,A)
【文献】 特開2011−181191(JP,A)
【文献】 特開2010−160990(JP,A)
【文献】 特開2011−181297(JP,A)
【文献】 特開2010−015841(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 2/20 − 2/34
H01M 10/42 − 10/48
B60R 16/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリーのバッテリーポストに取り付けられるバッテリーセンサを位置決めするための位置決め具であって、
前記バッテリーセンサを固定するセンサ固定部と、
前記バッテリーの側面に接触可能な回り止め部と、
を備え、
前記センサ固定部は、
前記バッテリーセンサの少なくとも一部を所定の挿入方向から挿入可能であり、当該挿入されたバッテリーセンサに嵌合する嵌合部と、
前記嵌合部に嵌合した前記バッテリーセンサに対して、前記挿入方向から接触する蓋部と、
を備えることを特徴とする位置決め具。
【請求項3】
請求項1に記載の位置決め具であって、
前記嵌合部は、前記挿入方向に沿って形成された複数のテーパ状リブにより、前記バッテリーセンサに対して接触することを特徴とする位置決め具。
【請求項5】
請求項1に記載の位置決め具であって、
前記蓋部は、複数のボスにより前記バッテリーセンサに接触することを特徴とする位置決め具。
【請求項6】
請求項1に記載の位置決め具であって、
前記センサ固定部は、
前記嵌合部に対して前記蓋部を一体的に接続するヒンジ部と、
前記蓋部を、前記バッテリーセンサに接触した状態でロックするためのロック機構と、
を備えることを特徴とする位置決め具。
【請求項7】
請求項1に記載の位置決め具であって、
前記回り止め部は、補強リブを備えていることを特徴とする位置決め具。
【請求項8】
請求項7に記載の位置決め具であって、
前記補強リブが前記バッテリーの側面に接触可能であることを特徴とする位置決め具。
【請求項9】
請求項1に記載の位置決め具と、
当該位置決め具の前記センサ固定部に固定されたバッテリーセンサと、
を備えることを特徴とするバッテリーセンサアッセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主としてバッテリーセンサの位置決め構造に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば自動車などの分野において、バッテリーの状態を検出するためにバッテリーセンサが用いられている。この種のバッテリーセンサは、例えば特許文献1から4に記載されている。
【0003】
従来のバッテリーセンサについて、図8及び図9を参照して簡単に説明する。図8及び図9に示すように、一般的なバッテリーセンサ1は、バッテリーポスト端子4と、ハーネス接続部6と、ケース8と、を備えている。
【0004】
バッテリーポスト端子4は、バッテリー2が有するバッテリーポスト3に取り付けられる。バッテリーポスト端子4は、金属板をプレスないし折曲げ加工することにより形成されている。図8及び図9に示すように、バッテリーポスト端子4は、略円筒状に形成されたバッテリーポスト接続部20を有している。バッテリーセンサ1をバッテリー2に取り付ける際には、バッテリーポスト3をバッテリーポスト接続部20に挿入した状態で、締付ボルト21を締め付ける。これにより、前記バッテリーポスト接続部20がバッテリーポスト3の周面に食い込むので、バッテリーセンサ1がバッテリーポスト3に対して(電気的及び機械的に)接続される。
【0005】
ハーネス接続部6には、負荷(図略)に接続されたハーネス5が接続される。ハーネス接続部6は、ボルト(スタッドボルト)17を有している。一方、前記ハーネス5の端部には、端子13が設けられている(図8)。図8に示すように、端子13にハーネス接続部6のボルト17を挿通させ、更に当該ボルト17にナット18を締め付けることにより、ハーネス接続部6に対して前記ハーネス5を(電気的及び機械的に)接続する。
【0006】
ケース8は箱状に形成されており、通常は合成樹脂製である。ケース8の内部には、バッテリー2の状態を検出するための電気回路が構成された回路基板(図略)などが設けられている。また、ケース8には、前記電気回路によって検出された結果を外部に出力するためのコネクタ14が形成されている。図示は省略しているが、コネクタ14には、前記検出結果を出力するためのケーブルが接続される。
【0007】
なお、図9に示すように、一般的なバッテリー2の上面には、バッテリー液を補充するための液口栓(キャップ)7が配置されている。このため、バッテリーセンサ1は、液口栓7の上に被らないように配置する必要がある。仮に、バッテリーセンサ1が液口栓7の上に被って配置されていると、当該液口栓7を開けることができず、バッテリー液を補充できないためである。
【0008】
ちなみに、特許文献4の図1には、バッテリー液の液口栓に被らないようにバッテリーセンサが配置された様子が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2012−109098号公報
【特許文献2】特開2012−109099号公報
【特許文献3】特表2010−505103号公報
【特許文献4】特開2002−280083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献4の図1には、バッテリーセンサ(電流センサ)の本体ケースが、バッテリーの側方に突出するように配置された様子が示されている。バッテリーセンサがこのように配置されていると、当該バッテリーセンサが、バッテリー周囲の部品に干渉してしまう可能性がある。
【0011】
特に、近年では、エンジンルームサイズの小容量化が進むとともに、エンジンルーム内の部品点数が増大している。このため、エンジンルーム内でのスペース利用効率を向上させるべく、バッテリーセンサの配置を工夫する必要が生じている。
【0012】
例えば図8及び図9に示すように、バッテリーセンサ1のケース8を、バッテリー2の上方に配置することが考えられている。つまり、ケース8がバッテリー2の側方に突出しないように、バッテリーセンサ1を配置するのである。これにより、バッテリー2の周囲の部品にバッテリーセンサ1が干渉しにくくなる。従って、バッテリー2の周囲の部品をより密集させて配置させることが可能となり、エンジンルーム内のスペース利用効率を向上させることができる。
【0013】
ところで、バッテリーセンサ1が取り付けられるバッテリーポスト3は、略円柱状(又は略円錐台状)である。このため、バッテリーセンサ1は、バッテリーポスト3に取り付けられる際に、当該バッテリーポスト3を中心として回転し易い。特に、締付ボルト21やナット18を締め付ける際にインパクトレンチ等を使用すると、その衝撃により、バッテリーセンサ1がバッテリーポスト3を中心として回転する。なお、インパクトレンチによる衝撃は極めて大きいため、仮に取付作業者がバッテリーセンサ1を手で押さえていたとしても、前記衝撃によって前記バッテリーセンサ1がバッテリーポスト3まわりで回転してしまうことを完全に防ぐことはできない。
【0014】
このため、バッテリーセンサ1は、バッテリー2に対して精度良く取り付けることが難しいという課題があった。ところが、従来は、バッテリー2に対するバッテリーセンサ1の取付け精度を向上させるための工夫は特にされていなかった。これは、バッテリーセンサ1の位置が多少ズレて取り付けられたとしても、特段の支障は無いと考えられていたためである。例えば、特許文献4の図1のようにバッテリーセンサを配置する場合は、当該バッテリーセンサがバッテリーポストを中心として多少回転して取り付けられたとしても、特に問題はない。
【0015】
しかしながら、例えば図9のように、バッテリーセンサ1のケース8をバッテリー2の上方に配置する場合は、当該バッテリーセンサ1の位置が少しでもズレると(図9の状態からバッテリーポスト3を中心として回転した状態で取り付けられていると)、当該バッテリーセンサ1が液口栓7の上に被ってしてしまい、当該液口栓7を開けることができなくなってしまう。
【0016】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、バッテリーセンサをバッテリーポストに取り付ける際に、バッテリーポストを中心として回転しないようにして、当該バッテリーセンサをバッテリーに対して精度良く取り付けることができる構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段及び効果】
【0017】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0018】
本願発明の観点によれば、バッテリーのバッテリーポストに取り付けられるバッテリーセンサを位置決めするための位置決め具が、以下のとおり提供される。即ち、この位置決め具は、前記バッテリーセンサを固定するセンサ固定部と、前記バッテリーの側面に接触可能な回り止め部と、を備える。
【0019】
なお、ここで言うバッテリーの「側面」とは、バッテリーポストが形成されている面をバッテリーの「上面」とした場合の側面を言う。即ち、バッテリーの側面に接触可能な回り止め部を設けたことにより、当該位置決め具が、バッテリーポストを中心として回転することを防止できる。従って、この位置決め具にバッテリーセンサを固定することにより、当該バッテリーセンサがバッテリーポストを中心として回転することを防止できるので、当該バッテリーセンサをバッテリーに対して精度良く位置決めできる。
【0020】
上記の位置決め具は、以下のように構成することが好ましい。即ち、前記センサ固定部は嵌合部を備える。この嵌合部は、前記バッテリーセンサの少なくとも一部を所定の挿入方向から挿入可能であり、当該挿入されたバッテリーセンサに嵌合する。
【0021】
このように構成すれば、嵌合部にバッテリーセンサを挿入して嵌合させるだけで、当該バッテリーセンサを位置決め具に対して簡単に固定できる。
【0022】
上記の位置決め具において、前記嵌合部は、前記挿入方向に沿って形成された複数のテーパ状リブにより、前記バッテリーセンサに対して接触することが好ましい。
【0023】
このように、嵌合部がバッテリーセンサに対してリブで接触するように構成すれば、当該嵌合部に嵌合させたバッテリーセンサのガタつきを抑えることができる。更に、前記リブをテーパ状とすれば、バッテリーセンサを嵌合部に圧入することにより、当該リブをバッテリーセンサに食い込ませ、当該バッテリーセンサを強固に固定できる。
【0024】
上記の位置決め具において、前記センサ固定部は、前記嵌合部に嵌合した前記バッテリーセンサに対して、前記挿入方向から接触する蓋部を更に備えることが好ましい。
【0025】
このように蓋部を設けることにより、嵌合部からバッテリーセンサが外れることを防止できるので、当該バッテリーセンサを位置決め具に対して確実に固定できる。
【0026】
上記の位置決め具において、前記蓋部は、複数のボスにより前記バッテリーセンサに接触することが好ましい。
【0027】
このように、蓋部が複数のボスでバッテリーセンサに接触するように構成すれば、当該蓋部をバッテリーセンサに接触させたときに、当該バッテリーセンサのガタつきを抑えることができる。
【0028】
上記の位置決め具は、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記センサ固定部は、ヒンジ部と、ロック機構と、を備える。前記ヒンジ部は、前記嵌合部に対して前記蓋部を一体的に接続する。前記ロック機構は、前記蓋部を、前記バッテリーセンサに接触した状態でロックする。
【0029】
このように嵌合部と蓋部をヒンジ部で接続することにより、両者を一体成形により形成できる。また、蓋部を回動させて、ロック部によってロックすることにより、バッテリーセンサを確実に固定できるので、当該バッテリーセンサを位置決め具に対して固定する作業を簡単に行うことができる。
【0030】
上記の位置決め具において、前記回り止め部は、補強リブを備えていることが好ましい。
【0031】
即ち、バッテリーセンサの取付けの際にはインパクトレンチなどが利用されるので、回り止め部に強い衝撃が加わることが予想される。そこで、上記のように補強リブを設けることで、回り止め部が変形することを防止する。
【0032】
上記の位置決め具においては、前記補強リブが前記バッテリーの側面に接触可能であることが好ましい。
【0033】
このように、補強リブをバッテリーの側面に接触させて位置決めを行うことにより、位置決め具のガタつきを抑え、位置決め精度を更に向上させることができる。
【0034】
本願発明の別の観点によれば、上記の位置決め具と、当該位置決め具の前記センサ固定部に固定されたバッテリーセンサと、を備えるバッテリーセンサアッセンブリが提供される。
【0035】
このバッテリーセンサアッセンブリは、前記回り止め部を備えているので、バッテリーに対して精度良く取り付けることができる。
【0036】
本願発明の更に別の観点によれば、バッテリーのバッテリーポストに取り付けられるバッテリーセンサであって、前記バッテリーの側面に接触可能な回り止め部を備えるバッテリーセンサが提供される。
【0037】
即ち、必ずしもバッテリーセンサと位置決め具が別部材である必要はなく、バッテリーセンサそのものに回り止め部を設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【0038】
図1】本発明の一実施形態に係るバッテリーセンサアッセンブリをバッテリーに取り付けた様子を示す斜視図。
図2】バッテリーセンサアッセンブリをバッテリーに取り付けた様子を示す平面図。
図3】バッテリーセンサアッセンブリの組立斜視図。
図4】バッテリーセンサアッセンブリの斜視図。
図5】位置決め具の平面図。
図6】位置決め具の斜視図。
図7】位置決め具の一部断面図。
図8】従来のバッテリーセンサをバッテリーに取り付けた様子を示す斜視図。
図9】従来のバッテリーセンサをバッテリーに取り付けた様子を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0039】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1から図4に示すのは、本願発明の一実施形態に係るバッテリーセンサアッセンブリ10である。
【0040】
図1及び図2に示すように、バッテリーセンサアッセンブリ10は、バッテリー2のバッテリーポスト3に取り付けられる。なお、説明の便宜上、バッテリー2においてバッテリーポスト3が形成されている面を、当該バッテリー2の上面2aとする。説明の便宜上、バッテリー2において上面2aに略直交する面を、バッテリー2の側面2bと言うものとする。
【0041】
図3の組立斜視図に示すように、バッテリーセンサアッセンブリ10は、バッテリーセンサ1と、位置決め具11と、から構成されている。
【0042】
本実施形態のバッテリーセンサ1は、図8及び図9を参照して既に説明した従来のバッテリーセンサ1と同等の構成となっている。そこで、以下の本実施形態の説明において、既に説明済みの構成要素には図8及び図9と同じ符号を付し、説明を省略する場合がある。
【0043】
位置決め具11は、合成樹脂製であり、全体が一体成形されている。なお、本実施形態の位置決め具11は、バッテリーセンサ1とは別体として構成されている。位置決め具11の構成を、図5から図7に示す。位置決め具11は、センサ固定部29と、回り止め部31と、を備えている。
【0044】
センサ固定部29は、バッテリーセンサ1を、位置決め具11に対して固定できるように構成されている。このように、バッテリーセンサ1を位置決め具11に固定することで、バッテリーセンサアッセンブリ10が構成される。
【0045】
図1、2、4等に示すように、バッテリーセンサ1を固定した状態において、当該バッテリーセンサ1のバッテリーポスト端子4、ハーネス接続部6、及びコネクタ14が、それぞれセンサ固定部29の外部に露出するように構成されている。従って、バッテリーセンサアッセンブリ10を構成した状態(位置決め具11にバッテリーセンサ1を固定した状態)で、バッテリーポスト端子4を、バッテリーポスト3に接続できる。同様に、バッテリーセンサアッセンブリ10を構成した状態で、ハーネス5(図1)をハーネス接続部6に接続したり、検出結果を出力するためのケーブル(図略)をコネクタ14に接続したりすることができる。
【0046】
このように、バッテリーセンサアッセンブリ10は、そのままの状態(位置決め具11にバッテリーセンサ1を固定した状態)で、バッテリー2に取り付けて使用する。
【0047】
回り止め部31は、バッテリーセンサアッセンブリ10をバッテリー2に取り付けたときに、当該バッテリー2の側面2bに接触するように構成されている。より具体的には、バッテリーセンサアッセンブリ10のバッテリーポスト接続部20にバッテリーポスト3を挿入した状態(図1及び図2に示す状態)で、回り止め部31が、バッテリー2の側面2bに接触する。
【0048】
以上のように、回り止め部31をバッテリー2の側面2bに接触させることにより、バッテリーセンサアッセンブリ10を、バッテリー2に対して位置決めできる。従って、バッテリーセンサアッセンブリ10がバッテリーポスト3を中心として回転することを防止できる。
【0049】
本実施形態が想定しているのは、以下のような場合である。即ち、バッテリーセンサアッセンブリの組立工場において、組立作業者が、バッテリーセンサ1を位置決め具11に固定する。これにより、バッテリーセンサアッセンブリ10が構成される。このように構成されたバッテリーセンサアッセンブリ10は、例えば自動車の組立工場に搬入される。そして、当該自動車の組立工場において、取付作業者が、バッテリーセンサアッセンブリ10のバッテリーポスト端子4を、自動車のバッテリー2のバッテリーポスト3に取り付ける。
【0050】
このとき、取付作業者が、締付ボルト21やナット18を締め付ける際に、インパクトレンチ等を使用する場合がある。インパクトレンチ等を使用した場合、その衝撃により、バッテリーセンサアッセンブリ10が、バッテリーポスト3まわりで回転しようとする。仮に、インパクトレンチの衝撃でバッテリーセンサアッセンブリ10が回転してしまうと、当該バッテリーセンサアッセンブリ10を既定の位置に固定することが困難である。
【0051】
特に、本実施形態のバッテリーセンサアッセンブリ10は、「解決しようとする課題」の項目において説明したように、バッテリーセンサ1のケース8を、バッテリー2の上方に配置することを想定している(図2の状態)。従って、仮に、バッテリーセンサアッセンブリ10を取り付ける位置が図2の状態から少しでもズレてしまうと、当該バッテリーセンサアッセンブリ10がバッテリー液の液口栓7の上に被ってしまい、当該液口栓7を開けることができなくなる。
【0052】
この点、本実施形態のバッテリーセンサアッセンブリ10は、上記のように構成された回り止め部31を備えているので、バッテリーポスト接続部20にバッテリーポスト3を挿入することによりバッテリー2に対して位置決めされる。従って、インパクトレンチの衝撃などが加わったとしても、バッテリーセンサアッセンブリ10がバッテリーポスト3を中心として回転してしまうことを防止できる。これにより、取付作業者は、バッテリーセンサアッセンブリ10を、バッテリー2に対して位置精度良く取り付けることができる。
【0053】
従って、本実施形態の構成によれば、バッテリーセンサアッセンブリ10がバッテリー液の液口栓7の上に被ってしまうことを確実に防止できる。また、バッテリーセンサアッセンブリ10を正確に位置決めできるので、当該バッテリーセンサアッセンブリ10がバッテリー2の周囲の部品(図略)に干渉することを確実に防止できる。
【0054】
続いて、位置決め具11のセンサ固定部29の構成について説明する。
【0055】
本実施形態のセンサ固定部29は、嵌合部30、蓋部32、ヒンジ部33、及びロック機構(ロック爪36及びロック部37)から構成されている。
【0056】
嵌合部30は、バッテリーセンサ1のケース8に嵌合できるように構成されている。
【0057】
具体的には、本実施形態のバッテリーセンサ1のケース8は、図3に示すように略直方体状に形成されている。一方、嵌合部30は、前記直方体状のケース8の少なくとも一部を挿入できるように、略四角筒状に形成されている。
【0058】
より具体的には、図3及び図5に示すように、嵌合部30は、略矩形形状の底面40と、当該底面40の4辺からそれぞれ垂直に立ち上がった側壁41を備えている。底面40と、4つの側壁41により、略四角筒状の嵌合部30が形成されている。
【0059】
以上の構成により、バッテリーセンサ1のケース8を、嵌合部30の底面40に対して直交する方向(図3に矢印で示す方向)から、当該嵌合部30に挿入できるようになっている。なお、以下の説明では、ケース8を嵌合部30に挿入する方向(図3に矢印で示す方向)を、単に「挿入方向」と言うことがある。
【0060】
図3及び図5に示すように、4つの側壁41には、それぞれ、複数のリブ42が形成されている。各リブ42は、嵌合部30の内側に向けて凸となるように各側壁41に形成され、かつ前記挿入方向に沿って細長く形成されている。各リブ42は、嵌合部30に挿入されたケース8の側面にそれぞれ接触するように構成されている。嵌合部30の各リブ42と、当該嵌合部30に挿入されたケース8と、が接触することにより、当該嵌合部30とケース8が嵌合した状態となる。
【0061】
なお、各リブ42は、挿入方向に進むに従って(底面40に近づくに従って)、側壁41からの突出量が大きくなる部分を有している。即ち、各リブ42は、テーパ状に形成された部分を有している。このように、各リブ42がテーパ状に形成されているので、ケース8を嵌合部30に挿入したときに、前記テーパによってケース8が案内され、嵌合部30内でケース8がセンタリングされる。その状態からケース8を挿入方向に更に押し込めば、テーパ状のリブ42がケース8の外面に食い込んでいくことになり、その結果、ケース8が嵌合部30に対して強固に固定される。これにより、嵌合部30内でのケース8のガタつきを防止できる。
【0062】
図3等に示すように、ヒンジ部33は、嵌合部30と蓋部32を接続している。なお、本実施形態のヒンジ部33は、いわゆる薄肉ヒンジ(リビングヒンジ)である。従って、嵌合部30と蓋部32は、ヒンジ部33によって一体的に接続されている。図4に示すように、蓋部32は、ヒンジ部33を中心として、嵌合部30に対して回動させることが可能である。また、図3及び図5に示すに示すように、蓋部32は、天井面34を有している。蓋部32を回動させて図4の状態にすることで、蓋部32の天井面34が、嵌合部30の底面40に対向した状態となる。この図4の状態を、蓋部32を「閉じた」状態と呼ぶ。
【0063】
図3等に示すように、蓋部32の天井面34には、複数のボス35が形成されている。ボス35は、略円柱状の小さな突起として形成されている。そして、嵌合部30にケース8を嵌合させた状態で蓋部32を閉じたときに(図4の状態)、前記ボス35が、前記ケース8の上面に対して挿入方向から接触するようになっている。これにより、ケース8が、ボス35によって、嵌合部30の底面40側に向けて押さえつけられる。
【0064】
従って、蓋部32を「閉じる」ことにより(図4の状態とすることにより)、ケース8が嵌合部30から抜けてしまうことを防止できる。また、複数のボス35でケース8を押さえるように構成したので、当該ケース8のガタつきを効果的に抑えることができる。
【0065】
前述のロック機構は、ロック爪36及びロック部37から構成されている。具体的には、図5及び図6に示すように、ロック爪36は、蓋部32に形成されている。一方、図5及び図6に示すように、ロック部37は、嵌合部30に形成されている。そして、蓋部32を閉じた状態とすることにより、ロック爪36がロック部37に係合して、蓋部32を閉じた状態でロックするように構成されている。
【0066】
従って、このバッテリーセンサアッセンブリ10を組み立てる際、組立作業者は、位置決め具11の嵌合部30にバッテリーセンサ1のケース8を挿入して嵌合させ(図3)、蓋部32を閉じてロック機構(ロック爪36及びロック部37)を係合させるだけで(図4)、位置決め具11に対してバッテリーセンサ1を固定できる。このように、本実施形態の位置決め具11の構成によれば、バッテリーセンサ1を、位置決め具11に対して簡単に固定することができる。
【0067】
なお、前述のように、本実施形態の位置決め具11は、バッテリーセンサ1のケース8を、バッテリー2の上方に配置した状態で位置決めすることを想定している。従って、本実施形態の位置決め具11は、バッテリーセンサアッセンブリ10をバッテリー2に取り付けた際に、センサ固定部29がバッテリー2の上方に位置するように構成されている。より具体的には、バッテリーセンサアッセンブリ10をバッテリー2に取り付けた際に、嵌合部30の底面40の少なくとも一部が、バッテリー2の上面2aの上に被って配置される。なお、図7に示すように、本実施形態では、嵌合部30の底面40は、バッテリー2の上面2aと略平行になるように配置される。これにより、バッテリーセンサ1のケース8を、バッテリー2の上方に配置した状態で位置決めできる。
【0068】
続いて、位置決め具11の回り止め部31の構成について説明する。
【0069】
前述のように、回り止め部31は、バッテリーポスト接続部20にバッテリーポスト3を挿入した状態(図1及び図2に示す状態)で、バッテリー2の側面2bに接触するように構成されている。これにより、バッテリーセンサアッセンブリ10が、バッテリーポスト3を中心として回転することを防止できる。
【0070】
ところで、締付ボルト21やナット18を締め付ける際にインパクトレンチ等を使用すると、その衝撃により、回り止め部31に大きな力が加わるものと予想される。
【0071】
そこで本実施形態の回り止め部31は、前記衝撃を分散させることができるように、バッテリー2の側面2bに対して広い範囲で接触するように構成されている。
【0072】
例えば、本実施形態の位置決め具11の場合、回り止め部31は幅の広い板状に形成されており、その幅W(図1に示す)は、バッテリーセンサ1のケース8の横幅よりも広くなっている。そして、バッテリーセンサアッセンブリ10をバッテリー2に取り付けた状態では、回り止め部31が、その全幅Wにわたって、バッテリー2の側面2bに接触するように構成されている。
【0073】
このように、本実施形態の回り止め部31は、バッテリー2の側面2bに接触する部分の幅Wを広く形成しているので、締付ボルト21やナット18を締め付ける際にインパクトレンチ等を使用した際に回り止め部31に加わる衝撃を分散させることができる。これにより、前記衝撃が特定の箇所に集中することを防ぎ、位置決め具11が変形又は破損してしまうことを防止できる。
【0074】
また、図6に示すように、回り止め部31には複数の補強リブ46が形成されている。各補強リブ46は、バッテリー2の側面2bに向けて凸となるように形成されている。また、図7に示すように、各補強リブ46は、嵌合部30の底面40に直交する方向に沿って、細長く形成されている。また、図6に示すように、複数の補強リブ46は、その長手方向と直交する方向(回り止め部31の幅方向)に並んで形成されている。
【0075】
このように、本実施形態では、補強リブ46によって回り止め部31を補強しているので、当該回り止め部31の変形を防止できる。従って、取付けの際にインパクトレンチ等を使用したとしても、回り止め部31の変形を抑えることができるので、バッテリーセンサアッセンブリ10をバッテリー2に対して精度良く取り付けることができる。
【0076】
更に、図7に示すように、各補強リブ46は、その上端部においてその長手方向の向きを変更して、当該長手方向が嵌合部30の底面40と平行になるように形成されている。この部分を、補強リブ46の水平部46aと呼ぶ。これにより、嵌合部30の底面40に平行で且つ回り止め部31に平行な方向で見たときに(図7に示す)、補強リブ46が略L字状に形成されている。図7に示すように、補強リブ46の水平部46aは、嵌合部30の底面40に接続されている。
【0077】
以上のように、本実施形態の補強リブ46は、嵌合部30の底面40と、回り止め部31と、を接続するようにL字状に構成されている。従って、補強リブ46は、回り止め部31と、嵌合部30の底面40と、が成す角度を維持するように補強する機能を有している。これにより、インパクトレンチ等の使用により回り止め部31に大きな衝撃が加わったとしても、当該回り止め部31と、嵌合部30の底面40と、が成す角度が拡がるような変形を防止できる。
【0078】
なお、前述のように、回り止め部31に形成された補強リブ46は、バッテリー2の側面2bに向けて突出するように形成されている。従って、本実施形態の回り止め部31は、補強リブ46によってバッテリー2の側面2bに接触する。
【0079】
即ち、本実施形態の回り止め部31は幅Wが広く形成されているので、当該回り止め部31をその全幅にわたって精度良く平滑に成形することは難しい。同様に、バッテリー2の側面2bも、完全な平滑面である保証はない。従って、仮に、回り止め部31と、バッテリー2の側面2bと、を「面」で接触させようとしても、両者を密着させることが難しいため、バッテリーセンサアッセンブリ10がガタついてしまい、結果的に十分な位置決め精度が得られない。そこで上記のように、バッテリー2の側面2bに対して、回り止め部31を補強リブ46で接触させるようにしているのである。補強リブ46は、バッテリー2の側面2bに対して「線」で接触するので、当該側面2bが完全な平滑面でなかったとしても、バッテリーセンサアッセンブリ10がガタつくことを防止できる。これにより、バッテリーセンサアッセンブリ10の位置決め精度を向上させることができる。
【0080】
以上で説明したように、本実施形態の位置決め具11は、バッテリーセンサ1を固定するセンサ固定部29と、バッテリー2の側面2bに接触可能な回り止め部31と、を備えている。
【0081】
このように、バッテリー2の側面2bに接触可能な回り止め部31を設けたことにより、位置決め具11が、バッテリーポスト3を中心として回転することを防止できる。従って、この位置決め具11にバッテリーセンサ1を固定することにより、当該バッテリーセンサ1がバッテリーポスト3を中心として回転することを防止できるので、当該バッテリーセンサ1をバッテリー2に対して精度良く位置決めできる。
【0082】
また、上記のように、本実施形態の位置決め具11のセンサ固定部29は、嵌合部30を備えている。この嵌合部30は、バッテリーセンサ1のケース8を所定の挿入方向から挿入可能であり、当該挿入されたバッテリーセンサ1に嵌合する。
【0083】
このように構成したので、嵌合部30にバッテリーセンサ1を挿入して嵌合させるだけで、当該バッテリーセンサ1を位置決め具11に対して簡単に固定できる。
【0084】
また上記のように、前記嵌合部30は、挿入方向に沿って形成された複数のテーパ状のリブ42により、バッテリーセンサ1に対して接触する。
【0085】
このように、嵌合部30がバッテリーセンサ1に対してリブ42で接触するように構成したことにより、当該嵌合部30に嵌合させたバッテリーセンサ1のガタつきを抑えることができる。更に、前記リブ42をテーパ状としたので、バッテリーセンサ1を嵌合部30に圧入することにより、当該リブ42をバッテリーセンサ1に食い込ませ、当該バッテリーセンサ1を強固に固定できる。
【0086】
また上記のように、本実施形態のセンサ固定部29は、嵌合部30に嵌合したバッテリーセンサ1に対して、前記挿入方向から接触する蓋部32を更に備えている。
【0087】
このように蓋部32を設けたことにより、嵌合部30からバッテリーセンサ1が外れることを防止できるので、当該バッテリーセンサ1を位置決め具11に対して確実に固定できる。
【0088】
また上記のように、本実施形態の蓋部32は、複数のボス35によりバッテリーセンサ1に接触する。
【0089】
このように、蓋部32が複数のボス35でバッテリーセンサ1に接触するように構成したことにより、当該蓋部32をバッテリーセンサ1に接触させたときに、当該バッテリーセンサ1のガタつきを抑えることができる。
【0090】
また上記のように、本実施形態のセンサ固定部29は、ヒンジ部33と、ロック機構と、を備える。ヒンジ部33は、嵌合部30に対して蓋部32を一体的に接続する。ロック機構は、前記蓋部32を、バッテリーセンサ1に接触した状態(蓋部32を閉じた状態)でロックする。
【0091】
このように嵌合部30と蓋部32をヒンジ部33で接続することにより、両者を一体成形により形成できる。また、蓋部32を回動させて、ロック部によってロックすることにより、バッテリーセンサ1を確実に固定できるので、当該バッテリーセンサ1を位置決め具11に対して固定する作業を簡単に行うことができる。
【0092】
また上記のように、本実施形態の回り止め部31は、補強リブ46を備えている。
【0093】
即ち、バッテリーセンサ1の取付けの際にはインパクトレンチなどが利用されるので、回り止め部31に強い衝撃が加わることが予想される。そこで、上記のように補強リブ46を設けることで、回り止め部31が変形することを防止する。
【0094】
また上記のように、本実施形態の位置決め具11において、補強リブ46がバッテリー2の側面2bに接触可能である。
【0095】
このように、補強リブ46をバッテリー2の側面2bに接触させて位置決めを行うことにより、位置決め具11のガタつきを抑え、位置決め精度を更に向上させることができる。
【0096】
そして、上記のように、本実施形態のバッテリーセンサアッセンブリ10は、上記の位置決め具11と、当該位置決め具11のセンサ固定部29に固定されたバッテリーセンサ1と、を備えている。
【0097】
このバッテリーセンサアッセンブリ10は、前記回り止め部31を備えているので、バッテリー2に対して精度良く取り付けることができる。
【0098】
次に、本願発明の別の実施形態について説明する。
【0099】
上記実施形態のバッテリーセンサアッセンブリ10では、バッテリーセンサ1と、位置決め具11と、を別体とした。このように構成すれば、従来のバッテリーセンサ1に対して、本願発明の位置決め具11を取り付けるだけで、本願発明の効果が得られる。即ち、上記の実施形態では、従来のバッテリーセンサ1をそのまま流用できるというメリットがある。
【0100】
しかしながら、上記のメリットを度外視すれば、バッテリーセンサ1と位置決め具11は、必ずしも別体として構成される必要はない。
【0101】
従って、本願発明の別実施形態として、バッテリーセンサ1と、位置決め具11と、を一体化した構成を考えることができる。なお、バッテリーセンサ1と、位置決め具11と、が最初から一体化されているのであれば、上記実施形態のセンサ固定部29は不要である。従って、この別実施形態は、上記実施形態のセンサ固定部29を省略して、バッテリーセンサ1に回り止め部31を直接的に設けた構成と考えても良い。
【0102】
この別実施形態においても、バッテリーセンサ1をバッテリー2に取り付けたときに、回り止め部31がバッテリー2の側面2bに接触するように構成されていれば、バッテリーセンサ1の位置決め精度を向上させるという上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0103】
以上に本発明の好適な実施の形態(及び別の実施形態)を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
【0104】
上記実施形態において、センサ固定部29は、バッテリーセンサ1を適切に固定できる構成であれば良い。従って、センサ固定部29は、上記実施形態で説明した構成に限定されず、種々の変形例を考えることができる。
【0105】
例えば、上記実施形態において、位置決め具11の嵌合部30には、バッテリーセンサ1のケース8を嵌合させる構成としたが、嵌合部30に嵌合させるのはケース8に限定されない。バッテリーセンサ1の他の部分と、嵌合部30と、を嵌合させる構成であっても良い。
【0106】
また、バッテリーセンサ1を嵌合部30に嵌合させることにより十分な強度で固定できるのであれば、蓋部32を省略することもできる。
【0107】
また、センサ固定部29は、嵌合以外の方法によりバッテリーセンサ1を固定する構成であっても良い。
【0108】
上記実施形態の位置決め具11は、バッテリーセンサ1のケース8を、バッテリー2の上方に位置決めすることを想定したものである。しかしながら、本願発明の位置決め具11によってバッテリーセンサ1を位置決めする位置は、上記実施形態に限定されない。例えば特許文献4の図1の構成のように、バッテリーセンサ1のケース8をバッテリー2の側方に突出させて位置決めするように位置決め具11を構成することも可能である。
【0109】
その他、位置決め具11の構造は、上記実施形態で説明した構造に限定されず、適宜変更することができる。バッテリーセンサ1についても同様である。
【符号の説明】
【0110】
1 バッテリーセンサ
2 バッテリー
2a バッテリーの側面
3 バッテリーポスト
10 バッテリーセンサアッセンブリ
11 位置決め具
29 センサ固定部
30 嵌合部
31 回り止め部
32 蓋部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9