特許第6097984号(P6097984)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6097984リアルタイムのモバイル支払処理システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6097984
(24)【登録日】2017年3月3日
(45)【発行日】2017年3月22日
(54)【発明の名称】リアルタイムのモバイル支払処理システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 40/02 20120101AFI20170313BHJP
【FI】
   G06Q40/02
【請求項の数】28
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2013-544709(P2013-544709)
(86)(22)【出願日】2011年12月13日
(65)【公表番号】特表2014-503900(P2014-503900A)
(43)【公表日】2014年2月13日
(86)【国際出願番号】US2011064718
(87)【国際公開番号】WO2012087683
(87)【国際公開日】20120628
【審査請求日】2013年6月18日
【審判番号】不服2016-5167(P2016-5167/J1)
【審判請求日】2016年4月7日
(31)【優先権主張番号】12/978,134
(32)【優先日】2010年12月23日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】591003943
【氏名又は名称】インテル・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】プラカシュ、ギャン
(72)【発明者】
【氏名】アイシ、セリム
(72)【発明者】
【氏名】ダドゥ、サウラブ
(72)【発明者】
【氏名】ペンダクル、ラメシュ
(72)【発明者】
【氏名】ミラシュラフィ、モジタバ
【合議体】
【審判長】 金子 幸一
【審判官】 石川 正二
【審判官】 星野 昌幸
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−103013号公報(JP,A)
【文献】 特開2001−229276号公報(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q40/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
受信者の電話番号を電子ギフト電話モジュール(EGPM)で受信する段階と、
少なくとも電子ギフトカードの識別情報を含むギフトデータセットを、前記EGPMで受信する段階と、
前記EGPMが、前記受信者の電話番号と前記電子ギフトカードの識別情報を含む前記ギフトデータセットとを、電子ギフト処理サーバモジュール(EGPSM)に送信する段階と、
前記EGPSMが、前記電子ギフトカードの識別情報を少なくとも利用することにより、前記電子ギフトカードを購入する段階と、
前記EGPSMが、前記電子ギフトカードの購入通知を前記受信者の電話番号に送信する段階と、
前記EGPSMによる前記電子ギフトカードの購入により発生する支払金額がすでに確定し、かつ、前記電子ギフトカードの支払いが完了している前記電子ギフトカードの利用情報を、前記EGPSMがトラッキングする段階と、
前記EGPSMが、前記トラッキングされた利用情報を前記EGPMに送信する段階と
を備え
前記利用情報は、前記電子ギフトカードの残高である、方法。
【請求項2】
前記EGPSMが、前記電子ギフトカードの購入通知を前記EGPMに送信する段階をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記EGPMは、ウェブサイト上のアプリケーションとして実行される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記受信者の電話番号が特定する第1の電話機は、前記電子ギフトカードを取得するためにギフト取得インターフェースを少なくとも提供する電子ギフト受信モジュール(EGRM)を実行している、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記ギフト取得インターフェースが、前記電子ギフトカードの購入の受信通知を前記第1の電話機に表示する段階と、
前記ギフト取得インターフェースが、前記受信者を認証するセキュアなログインを前記受信者に提供する段階と、
前記受信者を認証すると、前記ギフト取得インターフェースが、前記EGPSMから送信された前記電子ギフトカードに対するアクセスを提供する段階と
をさらに備える、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の電話機が前記電子ギフトカードを引き換える機能を有さない場合、前記電子ギフトカードを引き換えるために、前記第1の電話機が他のデバイスへ前記電子ギフトカードの情報を送信する段階をさらに備える、請求項4または5記載の方法。
【請求項7】
前記第1の電話機が、前記受信者が前記電子ギフトカードの通知を受信した旨の受信確認について、リマインドを受信する段階をさらに備える、請求項4から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記ギフトデータセットは、ギフト支払種類情報を含み、前記ギフト支払種類情報は、クレジットカード情報および直接電話請求情報のいずれかを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
第1のデバイスと第2のデバイスとを備えるシステムであって、
前記第1のデバイスは、電子ギフト電話モジュール(EGPM)を含み、
前記EGPMは、
受信者の電話番号を受信して、
少なくとも電子ギフトカードの識別情報を含むギフトデータセットを受信して、
前記受信者の電話番号と前記電子ギフトカードの識別情報を含む前記ギフトデータセットとを、電子ギフト処理サーバモジュール(EGPSM)に送信し、
前記第2のデバイスは、前記EGPSMを含み、
前記EGPSMは、
前記電子ギフトカードの識別情報を少なくとも利用することにより、前記電子ギフトカードを購入して、
前記電子ギフトカードの購入通知を前記受信者の電話番号に送信し、
前記EGPSMによる前記電子ギフトカードの購入により発生する支払金額がすでに確定し、かつ、前記電子ギフトカードの支払いが完了している前記電子ギフトカードの利用情報をトラッキングし、
前記トラッキングされた利用情報を前記EGPMに送信しており
前記利用情報は、前記電子ギフトカードの残高である、システム。
【請求項10】
前記EGPSMは、さらに、
前記電子ギフトカードの購入通知を前記EGPMに送信する、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記EGPMは、ウェブサイト上のアプリケーションとして実行される、請求項9または10に記載のシステム。
【請求項12】
携帯電話ネットワークで通信を行い、前記受信者の電話番号により特定可能な移動電話機である第3のデバイスをさらに備え、
前記第3のデバイスは、前記電子ギフトカードを取得するためにギフト取得インターフェースを少なくとも提供する電子ギフト受信モジュール(EGRM)を実行可能である、請求項9から11のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項13】
前記ギフト取得インターフェースは、さらに、
前記電子ギフトカードの購入の受信通知を前記移動電話機に表示して、
前記受信者を認証するセキュアなログインを前記受信者に提供して、
前記受信者を認証すると、前記EGPSMから送信された前記電子ギフトカードに対するアクセスを提供する、請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記第3のデバイスが前記電子ギフトカードを引き換える機能を有さない場合、前記電子ギフトカードを引き換えるために、前記第3のデバイスが他のデバイスへ前記電子ギフトカードの情報を送信する、請求項12または13に記載のシステム。
【請求項15】
前記第3のデバイスは、前記受信者が前記電子ギフトカードの通知を受信した旨の受信確認について、リマインドを受信する、請求項12から14のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項16】
前記ギフトデータセットは、ギフト支払種類情報を含み、前記ギフト支払種類情報は、クレジットカード情報および直接電話請求情報のいずれかを含む、請求項9から15のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項17】
第1のコンピューティングデバイスと、
第2のコンピューティングデバイスと
を備えるシステムであって、
前記第1のコンピューティングデバイスは、
第1のプロセッサと、
命令を格納する第1のメモリと
を有し、
前記命令は、前記第1のプロセッサにより実行されると、前記第1のプロセッサに、
受信者の電話番号を受信することと、
少なくとも電子ギフトカードの識別情報を含むギフトデータセットを受信することと、
前記受信者の電話番号と前記電子ギフトカードの識別情報を含む前記ギフトデータセットとを、電子ギフト処理サーバモジュール(EGPSM)に送信することとを含む第1のプロセスを実行させ、
前記第2のコンピューティングデバイスは、
第2のプロセッサと、
命令を格納する第2のメモリと
を有し、
前記命令は、前記第2のプロセッサにより実行されると、前記第2のプロセッサに、
前記電子ギフトカードの識別情報を少なくとも利用することにより、前記電子ギフトカードを購入することと、
前記電子ギフトカードの購入通知を前記受信者の電話番号に送信することと、
前記電子ギフトカードの購入により発生する支払金額がすでに確定し、かつ、前記電子ギフトカードの支払いが完了している前記電子ギフトカードの利用情報をトラッキングすることと、
前記トラッキングされた利用情報を前記1のコンピューティングデバイスに送信することとを含む第2のプロセスを実行させ、
前記利用情報は、前記電子ギフトカードの残高である、システム。
【請求項18】
第3のコンピューティングデバイスをさらに備え、
前記第3のコンピューティングデバイスは、
第3のプロセッサと、
命令を備える第3のメモリと
を有し、
前記命令は、前記第3のプロセッサにより実行されると、前記第3のプロセッサに、
前記電子ギフトカードを取得するためにギフト取得インターフェースを提供することを含む第3のプロセスを実行させる、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記第3のプロセスはさらに、
前記電子ギフトカードの購入の受信通知を前記第3のコンピューティングデバイスに表示することと、
前記受信者を認証するセキュアなログインを前記受信者に提供することと、
前記受信者を認証すると、前記EGPSMから送信された前記電子ギフトカードに対するアクセスを提供することとを含む、請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
前記第3のコンピューティングデバイスが前記電子ギフトカードを引き換える機能を有さない場合、前記電子ギフトカードを引き換えるために、前記第3のコンピューティングデバイスが他のデバイスへ前記電子ギフトカードの情報を送信する、請求項18または19に記載のシステム。
【請求項21】
前記第3のコンピューティングデバイスは、前記受信者が前記電子ギフトカードの通知を受信した旨の受信確認について、リマインドを受信する、請求項18から20のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項22】
前記第1のコンピューティングデバイスおよび前記第3のコンピューティングデバイスはモバイルフォンを含む、請求項18から21のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項23】
前記ギフトデータセットは、ギフト支払種類情報を含み、前記ギフト支払種類情報は、クレジットカード情報および直接電話請求情報のいずれかを含む、請求項17から22のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項24】
電子ギフト電話モジュール(EGPM)と、
電子ギフト受信モジュール(EGRM)と
を備えるデバイスであって、
前記電子ギフト電話モジュール(EGPM)は、
受信者の電話番号を受信して、
少なくとも電子ギフトカードの識別情報を含むギフトデータセットを受信して、
前記受信者の電話番号と前記電子ギフトカードの識別情報を含む前記ギフトデータセットとを、遠隔サーバデバイスに設けられた電子ギフト処理サーバモジュール(EGPSM)に送信し、
送信された前記受信者の電話番号と前記ギフトデータセットとは、前記EGPSMの情報を提供して、前記電子ギフトカードの購入を完了させるためのものであり、
前記電子ギフトカードの購入通知を前記受信者の電話番号で受信し、
前記EGPSMによる前記電子ギフトカードの購入により発生する支払金額がすでに確定し、かつ、前記電子ギフトカードの支払いが完了している前記電子ギフトカードに対して、前記EGPSMによりトラッキングされた利用情報を受信し、
前記電子ギフト受信モジュール(EGRM)は、
1以上の電子ギフトカードを取得するためにギフト取得インターフェースを少なくとも提供
前記利用情報は、前記電子ギフトカードの残高である、デバイス。
【請求項25】
前記ギフト取得インターフェースは、さらに、
前記電子ギフトカードの購入の受信通知を第1の電話機に表示して、
前記受信者を認証するセキュアなログインを前記受信者に提供して、
前記受信者を認証すると、前記EGPSMから送信された前記電子ギフトカードに対するアクセスを提供する、請求項24に記載のデバイス。
【請求項26】
前記ギフトデータセットは、ギフト支払種類情報を含み、前記ギフト支払種類情報は、クレジットカード情報および直接電話請求情報のいずれかを含む、請求項24または25に記載のデバイス。
【請求項27】
前記デバイスが前記電子ギフトカードを引き換える機能を有さない場合、前記電子ギフトカードを引き換えるために、前記デバイスが他のデバイスへ前記電子ギフトカードの情報を送信する、請求項24から26のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項28】
前記デバイスは、前記受信者が前記電子ギフトカードの通知を受信した旨の受信確認について、リマインドを受信する、請求項24から27のいずれか一項に記載のデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワーク経由の電子ギフトの支払いの処理に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンがソーシャルネットワーキングデバイスおよび暫定的なハンドヘルド型のコンピューティングデバイスとして利用される機会が増えるにつれて、常に起動され、常に接続されているスマートフォンコンピューティングデバイスを利用したサービス提供の場が増えている。お金のかかるサービスは、通常、金融機関および銀行からの支払いが必要である。これにより、サービスのトランザクションには、安全面のリスクおよび幾層もの複雑性がともなう。
【0003】
本発明は、添付図面を例として説明され、添付図面に限定はされない。添付図面において同様の参照番号は同様の部材を示す。
【図面の簡単な説明】
【0004】
図1】リアルタイムのモバイル支払システムを実装することができるコンピューティングデバイス群の一実施形態を示す。
図2】リアルタイムモバイル支払システムの各コンピューティングデバイス内の主要なコンポーネントの一実施形態を示す。
図3】リアルタイムモバイル支払システムのコンピューティングデバイスのうちの1以上のさらに詳細な実施形態を示す。
図4】ネットワーク経由でリアルタイムモバイル支払システムを実装するプロセスの一実施形態を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
リアルタイムモバイル支払システムの方法、システム、およびデバイスの要素を開示する。
【0006】
図1は、リアルタイムのモバイル支払システムを実装することができるコンピューティングデバイス群の一実施形態を示す。
【0007】
ネットワーク経由で送られる電子ギフトは、いくつかの形態をとる場合があるが、最も一般的な形態は、ギフト受信者が商品を購入することができる1以上の小売店のギフトカードである。ギフトカードは、特定の小売店に対するものであってもよいし、より一般的なクレジットカード、または、クレジットカードを受け付けるすべてのお店から商品を購入できる同様の原理の一般的なギフトカードであってもよい。
【0008】
多くの実施形態では、複数のコンピューティングデバイスは互いに対して1以上のネットワーク(例えばインターネット100)を介して通信可能に連結されている。例えば、複数のコンピューティングデバイスは、インターネットを介してすべてが互いに連結されている複数の異なるネットワークを介して互いに通信することができてよい。群の中の各コンピューティングデバイスは、それぞれ固有のインターネットプロバイダを利用してインターネットに接続してもよいし、または、デバイスのうち2以上が、同じインターネットプロバイダを利用していてもよい。群をなす複数のコンピューティングデバイスは、いくつかの形態をとることができる。携帯型スマートフォン、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、テレビセットトップコンピュータもしくはゲームシステム、ワークステーション、またはサーバが、インターネットを介して、または1以上の他のネットワーク経由で通信することができる数多い種類のコンピューティングデバイスに含まれる。
【0009】
一般的には、リアルタイムモバイル支払システムを作成するためには以下の3つの主要なデバイスが利用される。つまり、ギフト受信デバイス102、ギフト送信デバイス104、および、ギフト処理サーバデバイス106である。多くの実施形態では、ギフト受信デバイス102は、ギフトが電子ギフトカードの形態で宛先の電話番号に送られるために、携帯電話機の類のものである。ギフト送信デバイス104もまた携帯電話機であってよいが、ギフト送信ソフトアプリケーションはラップトップ、デスクトップ、またはその他の種類のコンピューティングシステムにロードすることができるので、必ずしも携帯電話機ではなくてもよい。多くの実施形態では、ギフト送信ソフトウェアアプリケーションはウェブベースのアプリケーションである。ウェブベースのアプリケーションとすることで、インターネットにアクセスができさえすれば、いずれの種類のコンピューティングデバイスであっても、ギフト送信デバイスの役割を果たすことができるようになる。例えばギフト送信デバイス108は、携帯電話機ではなくてラップトップコンピュータではあるが、ギフト送信アプリケーションをインストールすることができ、容易にギフト送信デバイスとして利用することができる。したがって、ギフト送信デバイスは図1に示されているどのデバイスであってもよいが、図の例ではデバイス104が送信デバイスとされている。言い換えると、この例ではギフトを受信する側のデバイス102が、示されてはいない別の実施形態では、同じプロセスを利用することで、ギフトを送信することもできる、ということである。
【0010】
ギフト送信デバイス104は、ギフト送信アプリケーションを搭載しており、一般的には、ユーザによるギフト送信アプリケーションの開始を許可するものである。ギフト送信アプリケーションは、ユーザに、電子ギフトカードにより購入が可能な小売店の複数のウェブサイトを閲覧させる。一定の種類のギフトカードが決定されると、ギフト送信アプリケーションはギフト処理サーバ106に連絡する。ギフト処理サーバ106は、電子ギフトカードの購入要求を受け取る。ギフト処理サーバ106は、ギフト送信アプリケーションから直接支払を受け取ってもよい。支払はクレジットカードによる支払いであっても、PayPal(登録商標)等の決済用電子アカウントによる支払いであっても、または、ギフト送信デバイス104の月々のサービス請求書による支払いであってもよい。例えば、ギフト送信デバイスが携帯電話機である場合には、ギフト処理サーバ106は、電子ギフトカードの購入金額を、ギフト送信デバイス104の携帯電話料金請求書により請求することができる。
【0011】
多くの実施形態では、ギフト送信デバイス104は、ギフトデータセットをギフト処理サーバ106に送信する。ギフトデータセットには、購入する電子ギフトカードの種類(特にギフトのID)、電子ギフトカードへのチャージ金額、電子ギフトカードを購入するための支払情報、および、ギフト処理サーバに提供する、ギフト受信デバイス102と連絡するためのギフトを受け取る人の電話番号が含まれてよい。このギフトデータセットは、ギフト送信デバイス104からギフト処理サーバ106へと、インターネット100経由で1以上のデータパケットで送られてよい。
【0012】
ギフト処理サーバ106は、ギフト購入の支払い情報を受け取ると、小売店に連絡をとり、電子ギフトカードを購入することで、購入トランザクションを完了させてよい。一部の実施形態では、ギフト処理サーバ106は、自身が最初に購入の支払い額全部をギフト送信デバイス104から受け取り、お金を受け取ってから小売店に電子的にコンタクトをとり(彼らのウェブサイト経由等で)、電子ギフトカードを購入する、という仲介的なトランザクションを行う。他の実施形態では、ギフト処理サーバ106は電子ギフトカードの購入前に支払いを受け取る仲介トランザクションを行うのではなく、単に、ギフト送信デバイスと小売店との間の電子ギフトカード購入トランザクションの手助けを行う。
【0013】
ギフト処理サーバ106が仲介購入をする場合には、本質的に2つの金融取引が行われる。つまり、(1)ギフト送信デバイス104がギフト処理サーバ106に支払いを行う、および、(2)その後に、ギフト処理サーバ106が、電子ギフトカードの料金を小売店に支払う。仲介購入がない場合には、ギフト処理サーバ106は、ギフト送信デバイス104からクレジットカードの情報を受けとり、その情報を小売店に提供して、直接電子ギフトカードを購入する。したがって二番目の例では、小売店が直接、電子ギフトカードの費用をユーザのクレジットカード会社に請求する。電子ギフトカードの購入の基本コストに加えて、ギフト処理サーバ106は、さらに、ギフト送信デバイス104に対してギフト処理の手数料も請求することがある。この手数料は、クレジットカードの支払い金額に上乗せされたり、別途、ギフト送信デバイス104の電話料金を利用して請求されたりする(デバイス104が電話機である実施形態の場合)。例えば、デバイス104が電話機である実施形態では、手数料はユーザが電話番号案内に電話をかける際にかかるコストと同様に考えることができるだろう。
【0014】
電子ギフトカードの購入が完了して、ギフト処理サーバが、利用するために電子ギフトカードの情報を受け取ると、ギフト処理サーバ106は、ギフト受信デバイス102に通知を行うことができる。一部の実施形態では、通知は、SMSテキストメッセージの形態で行うことができ、この場合には、電子ギフトカードを引き換えるために利用する小売店のウェブサイトへのリンクが含まれていてよい。他の実施形態では、通知を、自動音声の電話をギフト受信デバイス102にかけて、デバイス102のユーザに一定の指示に従って電子ギフトカードを引き換えるように促すことで行ってもよい。また別の実施形態では、通知は、ギフト受信デバイス102上の電子メールアプリケーションが受け取ることができる電子メールサービスに送信される電子メールとして行われてもよい。
【0015】
ギフト処理サーバ106は、電子ギフトカードの購入が完了すると、ギフト送信デバイス104に電子ギフトカードの購入が無事に完了した旨の通知を送信してよい。通知は、購入に関するコストの内訳を記載した電子レシートの形態、および、支払形態と支払金額とを確認する形態で行われてよい。別の実施形態では、通知は、購入が無事に完了した旨を示すSMSテキストメッセージ、電子メール、または自動音声メールであってよい。また別の実施形態では、ギフト送信アプリケーションは、完了していない電子ギフト受信購入のステータスを動的に更新するグラフィックインターフェースを含んでよい。
【0016】
ギフト受信デバイス102は、ギフト処理サーバ106から受信したギフトに関する通知が到着すると起動されるギフト受信アプリケーションを含んでよい。ギフト受信アプリケーションは、ギフト受信デバイス102のユーザに対して、ギフトの通知を受信した旨の受領確認の送信を要求することができる。ギフト受信デバイス102からの受領確認は、上述したSMS/音声/電子メールの電子通信形態のいずれかで行われてよい。多くの実施形態では、ギフト受信デバイス102は、電子ギフトカードの受領確認法に従って、1回以上リマインダされる場合がある。ギフト受信アプリケーションは、受領確認がボタンを一度クリックするだけでよいグラフィックインターフェースを含んでもよい。ユーザが受領確認を送ると、受領確認通知がギフト処理サーバ106に送り返され、ギフト処理サーバ106が、ギフト送信デバイス104に受領確認を渡してよい。この受領確認通知は、前に示した、購入に関する受領確認通知の形態と同じ形態で行われてよい(つまり、テキストメッセージ、ギフト送信アプリケーションのグラフィックインターフェースの視覚的な通知等)。
【0017】
電子ギフトカードは、小売店のウェブサイトへのリンクと、ギフトカードの金額(amount)にアクセスするためのパスワードを提供してよい。この情報は、インターネット100に連結されている任意のデバイスに送信されてよい。したがって、インターネット100に連結されている任意のデバイス上で電子ギフトカードを引き換え/利用することができる。唯一課される制約は、受信するユーザが、ギフトカードを利用して購入する商品を閲覧する機能であってよい。したがって、デバイスが電子ギフトカードを受信しても、ユーザは、別のデバイス(デバイス108等)にアクセスするまで、ギフトカードの利用を遅らせることができる。二次デバイスを利用してギフトを引き換える理由としては、ギフト受信デバイスが、ギフトを引き換えるに相応しい機能を有していないローエンドのモバイルフォンである、といった事例が考えられる。ギフト受信デバイス102で可能であれば、ギフトを引き換えることができ、または、ギフト受信デバイス102は、電子ギフトカード情報をギフト引換デバイス108に送って、ギフトを引き換えることもできる。
【0018】
他の実施形態では、ギフト送信デバイス104からギフト処理サーバ106に送られたギフトデータセットには、さらに、ギフト処理サーバ106が、購入した電子ギフトカードの利用をトラッキングするか否かを示すデータが含まれてもよい。一部の実施形態では、電子ギフトカードの利用は、小売店によりトラッキングされてよく、このデータは、要求された場合に、ギフト処理サーバ106に送られてよい。したがって、ギフト処理サーバ106は、電子ギフトカードが購入に利用される場合に、購入額およびギフトカードの残高に関する通知をギフト送信デバイス104に行う。一部の実施形態では、これは、ギフトの在庫がなくなりつつあるときにギフトの購入者に通知を行うような場合の、ギフトの予約のような機能を果たしている。こうすることで、購入者は、カードの残高がなくなる前に、電子ギフトカードにチャージをすることができるようになる。1
【0019】
図2は、リアルタイムモバイル支払システムの各コンピューティングデバイス内の主要なコンポーネントの一実施形態を示す。
【0020】
コンピューティングデバイスA、B、およびC(それぞれ200、202、および204)が示されている。各コンピューティングデバイスは、少なくとも、プロセッサ、プロセッサが実行するオペレーティングシステムおよびソフトウェアを格納するメモリ、並びに、インターネット100に通信可能に連結されているコンピューティングデバイスと他のコンピューティングデバイスとの間の通信を提供するネットワークインターフェースを含む。ネットワークインターフェースは、デバイス間で異なるものであってよい。例えば、携帯電話機上のネットワークインタフェースであれば、携帯電話ネットワークで信号を送受信するためのアンテナに連結されていてよく、サーバ上のネットワークインターフェースであれば、サーバをEthernet(登録商標)ケーブルによってローカルネットワークに連結することができる。これら別々のネットワークは全てインターネット100に連結されている場合が多い。したがって図2のデバイスAからDは、それぞれ別のプロトコルおよび送信方法を利用してネットワークで通信を行うことができるものの、それぞれは、インターネットに間接的には連結されており、インターネット100によって、互いに通信することができる。
【0021】
コンピューティングデバイスA200は、少なくとも電子ギフト電話モジュール(EGPM)206を含む。EGPM206は、ギフト送信デバイス(図1の104)に常駐していてよい。EGPM206は、ギフト処理サーバに以下の情報を送信することで、ギフト処理を開始することができる。情報とはつまり、ギフト受取者の電話番号、ギフトカードの種類、ギフトカードの送信日、カードにチャージすべき電子ギフトの額、および、受領確認の種類、である。
【0022】
リストに挙がっているこれら情報は、一般的にギフト送信デバイスからギフト処理サーバに送信されるギフトデータセットと称されてもよい。ギフト受取者の電話番号によって、ギフト受信デバイスに送信する際の、電話による通信が可能となる。ギフトカードの種類には、ギフトカードをそこから購入する小売店の識別番号が含まれる。ギフトカードの送信日は、ギフトカードの購入時から、それをギフト受信デバイスに送信する時点を遅らすことができる(たとえば、送信者が受信者の誕生日に合うようにギフトを到着させたいと思っているような場合)。カードにチャージが必要な電子ギフトの額は、電子ギフトカードにチャージすべき金額を特定するものである。最後に、受領確認の種類は、ギフト受信デバイスによるギフトカードの受信の単純な通知で十分か、または、カードを利用したかどうかに基づいてさらなる通知の受信が必要か、を特定するものである。
【0023】
コンピューティングデバイスB202は、電子ギフト処理サーバモジュール(EGPSM)208を少なくとも含んでいる。EGPSM208は、ギフト処理サーバ(図1の106)に常駐するものであってよいので、コンピューティングデバイスB202がサーバであってよい。EGPSM208は、送信者の代わりに電子ギフトを購入して、サーバは、代金をギフト送信者の月々の請求書で直接請求することもでき(送信デバイスが電話機の場合)、または、送信者のクレジットカードにチャージすることもできる(上述した通りである)。EGPSM208は、ギフト送信デバイスが要求したときにギフトカードの利用の履歴をとっておくことができる。最後に、EGPSM208は、ギフト受信デバイスにギフトの通知を送信して、さらに、ギフト受信デバイスによるギフトの購入に関する受領確認を(またおそらくはレシートも)送信する。
【0024】
コンピューティングデバイスC204は、ギフト受信デバイス(図1の102)に対応している。このコンピューティングデバイスは、電子ギフト受信モジュール(EGRM)210を含んでよい。EGRM210は任意で設けられてよく、ギフトアプリケーションを実行する機能をもたないローエンドのモバイルフォンを手助けする。これは、オペレーティングシステム、セキュリティ等の、処理制限によるものであってよい。EGRMは、ギフト受信ユーザに、ウェブインターフェースを利用してギフト情報を取得させ、さらに、ユーザを、受信した電子ギフトカード通知メッセージとともに受け取られたパスワード等の証明書で認証させることができる。
【0025】
図3は、リアルタイムモバイル支払システムのコンピューティングデバイスのうちの1以上のさらに詳細な実施形態を示す。
【0026】
図3に示すコンピューティングデバイスは、ハイエンドなスマートフォンを含んでいてよく、図2の各コンピューティングデバイス(A、B、C)には、図3に示すコンポーネントの一部または全部が含まれていてよい。
【0027】
コンピューティングデバイス300が示されている。コンピューティングデバイスは、デスクトップ、サーバ、ワークステーション、ラップトップ、スマートフォン、テレビセットアップ、メディアセンター、ゲームコンソール、統合システム(たとえば車内の統合システム)、その他の種類のコンピューティングデバイスであってよい。一部の実施形態では、コンピューティングデバイス300に、1以上の中央処理装置(CPU)(「プロセッサ」と称される場合もある)が含まれていてよい。多くの実施形態では、多くのCPUが含まれてよい場合もあるが、図3に示す実施形態では、明瞭化のためにCPU302しか示されていない。CPU302は、Intel(登録商標)CorporationのCPUまたは別のブランドのCPUであってよい。別の実施形態では、CPU302は、1以上のコアを含んでよい。CPU302は、4つのコアを含むものとして図示されている(コア304、306、308、および310)。
【0028】
多くの実施形態では、各コアは、内部に複数の機能ブロック(たとえば1以上の実行ユニット、退避ユニット、汎用および専用レジスタのセット等)を含んでいる。CPU302はさらに、1以上のキャッシュ(キャッシュ312等)を含んでもよい。図示されていない多くの実施形態では、キャッシュ312以外のさらなるキャッシュを追加実装することで、複数レベルのキャッシュを各コアおよびメモリの複数の実行ユニットの間に存在させてもよい。
【0029】
多くの実施形態では、CPU302は、揮発性メモリ316および不揮発性メモリ318の両方または片方と通信するためのインターフェースを提供するために1以上の集積メモリコントローラ314を含んでもよい。図示されていない他の実施形態では、メモリコントローラ314が、コンピューティングデバイス300内の、CPU302とは別に存在している離散コンポーネントに設けられていてもよい。
【0030】
揮発性メモリ316は、DDR DRAM等のダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、または、別の形態の揮発性メモリを含んでよい。不揮発性メモリ318は、フラッシュメモリ、相変化メモリ(PCM)、または、別の種類の不揮発性メモリ技術を含んでよい。揮発性メモリ316は、CPU302が実行してよいデータおよび命令を格納する汎用メモリであってよい。加えて、コンピューティングシステム300内には、システムメモリに読み書きができる、直接メモリアクセス(DMA)が可能な入出力(I/O)デバイス等の他のデバイスが存在していてもよい。
【0031】
CPU302をメモリ316および318と連結するリンク(つまりバス、インターコネクト等)は、データ、アドレス、制御、およびクロック情報をトランスポートできる1以上の光学、金属、その他の配線(つまりライン)を含んでよい、
【0032】
プラットフォームコントローラハブ(PCH)320(たとえばI/Oコントローラ回路の複合体)は、CPU302と外部のI/Oデバイスとの間の通信を可能とするI/Oを含む。ハブは、1以上のI/Oアダプタ(たとえばI/Oアダプタ322)を含んでよい。I/Oアダプタは、CPU302内で利用されているホスト通信プロトコルを、特定のI/Oデバイス(不図示)に適合するプロトコルに変換する。任意のI/Oアダプタが変換することのできるプロトコルの一部には、PCI、USB,IDE,SCSI,および1394「ファイヤワイヤ」が含まれてよい。加えて、1以上の無線プロトコルI/Oアダプタが存在していてもよい。無線プロトコルの例には、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11に準拠している無線プロトコル、およびセルラープロトコルが含まれてよい。I/Oデバイスのほかにも、PCH320は、それぞれが複数の機能を含んでよい1以上のエンベデッドコントローラ(EC)に連結されていてもよい。
【0033】
他の実施形態では、PCH320は、CPU302の外部に位置する離散デバイスである。この種類の実施形態では、DMI等のインターフェースが、CPUをPCHに連結する。しかしこの種類の実施形態は図示されてはいない。
【0034】
グラフィックインターフェース324は、離散グラフィックコントローラ(離散グラフィックコントローラは不図示である)に連結されるリンクにインターフェースを提供することができる。インターフェースは、高速PCI−Expressインターフェースまたは別の高速インターフェースであってよい。他の実施形態では、CPU302は、統合されているグラフィックコントローラを含み、グラフィックインターフェース324が、モニタ等の表示デバイス326に連結されていてよい。多くの実施形態では、インターフェースを高速として、リンクに多くのグラフィックデータ(たとえば三次元グラフィック、動画等)を流すことができるようにしてもよい。
【0035】
ネットワークインターフェース328は、ネットワークポート330に連結されている有線接続(たとえばEthernet(登録商標)により、または、無線接続(たとえば携帯電話ネットワーク(3G、4G等)、IEEE802.11無線規格、WiMAX等)により、ネットワークへのインターフェースを提供してよい。無線接続では、無線ネットワークでデータを送受信する際にアンテナ332を利用してよい。
【0036】
コンピューティングデバイス300はさらに、コンピューティングデバイスおよびコンポーネントを初期化するための起動命令を提供するためのシステム管理ファームウェア334を含む。別の実施形態では、システム管理ファームウェアは、BIOS、拡張可能ファームウェア、その他の形態の、コンピューティングデバイスが起動処理中に利用可能なファームウェア命令であってよい。
【0037】
別の実施形態では、1以上の電子ギフトモジュール(図2を参照して上述した、たとえば電子ギフトモジュール336Aおよび336B)を、メモリのうち1つに格納することができる。図3に示すコンピューティングデバイスの実施形態によっては(つまり、ギフト受信デバイス、ギフト送信デバイス、またはギフト処理サーバ)、電子ギフトモジュール336A/Bが、図2に示すEGPM、EGPSM、もしくはEGRM、または、これらモジュールの2以上の組み合わせであってよい。
【0038】
図4は、ネットワーク経由でリアルタイムモバイル支払システムを実装するプロセスの一実施形態を示すフロー図である。
【0039】
処理は、ハードウェア回路、ソフトウェアプログラム、ファームウェアコード、またはこれら3つの形態の論理のいずれかの組み合わせで実装されてよい処理論理により実行される。多くの実施形態で、処理は、3つの離散したデバイスに関連していてよい(ギフト受信デバイス(図1の102)、ギフト送信デバイス(図1の104)、および、ギフト処理サーバ(図1の106))。これらのデバイスは上部に示されており、該当デバイスから生じる処理ステップは、各デバイスブロックの下の垂直方向の破線から延びる矢印によってあらわされている。
【0040】
処理は、ギフト送信デバイスの処理論理が、受信者の電話番号、ギフトの金額、ギフトカードの種類、具体的なギフト受領確認ポリシー、および、ギフト支払情報をギフト処理サーバに提供することで、ギフト送信プロセスを開始することにより開始される(処理段階400)。前の説明から明らかなように、この情報は、ギフトデータセットとして考えてよい。
【0041】
次に、ギフト処理サーバの処理論理は、受信したギフトデータセットを利用して、電子ギフトカードを購入する(処理段階402)。そしてギフト処理サーバの処理論理は、ギフト受信デバイスにギフトの通知を送信する(処理段階404)。加えて、ギフト処理サーバの処理論理は、受領確認をギフト送信デバイスに送信して、ギフト購入の完了通知、および、ギフトをギフト受信デバイスに送信した旨の通知を送る(処理段階406)。
【0042】
ギフト受信デバイスがギフトの通知を受け取った後に、ギフト受信デバイスの処理論理は、ギフトの受領、および、ギフトの引換をギフト処理サーバに送る(処理段階408)。ギフト受領が受信されると、ギフト処理サーバの処理論理は、ギフト送信デバイスに、ギフトがギフト受信デバイスにより受領された旨の受領確認を送信する(処理段階410)。
【0043】
次いで、ギフト購入中にギフト送信デバイスが要求している情報トラッキングのレベルに応じて、ギフト処理サーバの処理論理は、経時的に電子ギフトカードの利用をトラッキングしてもよい(処理段階412)。次いで、ギフト送信デバイスの処理論理がギフトカードの利用について問い合わせを行うと(処理段階414)、ギフト処理サーバの処理論理は、ギフト送信デバイスに対してギフトカードの利用の通知を送って応答することで(処理段階416)、処理が完了する。
【0044】
本発明の実施形態のエレメントは、機械実行可能な命令を格納する非持続性機械可読媒体として提供されてもよい。機械可読媒体には、これらに限定はされないが、フラッシュメモリ、光ディスク、CD−ROM,DVD、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カードまたは光カード、伝播媒体、またはその他の種類の、電子命令の格納に適した機械可読媒体が含まれてよい。
【0045】
上述した記載および請求項では、「含む」「備える」およびこれらの派生語が利用されている場合があるが、これらの用語は互いに同義語を意図している。加えて、以下の記載および請求項で、「連結」、「接続」、およびこれらの派生語が利用されている場合がある。この2つの用語は互いの同義語を意図していない。特定の実施形態では、「接続」は、2以上のエレメントが直接物理的または電気的に接触していることを示す際に利用されてよい。一方で「連結」という用語は、2以上のエレメントが物理的または電気的に直接接触していることを示す場合もある。しかし、「連結」は、さらに、2以上のエレメントが、直接接触していなくても、互いに協力、相互作用、又は通信/連通(communicate)することができる場合も含む。
【0046】
上述した記載においては、一定の用語が本発明の実施形態を記載するために利用されている。例えば「論理」という用語は、1以上の機能を実行するためのハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア(またはこれらのうちのいずれかの組み合わせ)を表す。例えば、「ハードウェア」の例には、これらに限定はされないが、集積回路、有限ステートマシンが含まれ、さらには組み合わせ論理をも含まれる。集積回路は、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ、マイクロコントローラ等のプロセッサの形態をとってよい。
【0047】
明細書全体における「一実施形態」「1つの実施形態」という言い回しは、その実施形態との関連で記載されている特定の特徴、構造、または特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれていることを示している。したがって、「一実施形態」「1つの実施形態」「他の実施形態」という言い回しが2回以上の本明細書の随所で利用されていても、これらが必ずしも全て同じ実施形態を言及しているわけではない。さらに、本発明の1以上の実施形態では、適宜、特定の特徴、構造、または特性が組み合わせられてもよい。
【0048】
同様に、前述した本発明の実施形態の説明では、1つの実施形態、図面、または説明において、様々な特徴を1つにまとめることで、様々な発明の側面の理解を助けるために開示をまとめている場合があることを理解されたい。しかしこの開示方法は、請求されている主題が各請求項に明示されている特徴以上の特徴を含むという示唆として捉えられるべきではない。したがって以下の請求項が示すように、発明の要素は、上で開示した1つの実施形態のすべての特徴よりも少ない特徴に存在している。したがって、詳細な記載の後の請求項の範囲は、詳細な記載に明示的に組み込まれているものとする。
図1
図2
図3
図4