(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6115964
(24)【登録日】2017年3月31日
(45)【発行日】2017年4月19日
(54)【発明の名称】精密なユーザー嗜好データの収集及び管理
(51)【国際特許分類】
G06F 17/30 20060101AFI20170410BHJP
【FI】
G06F17/30 340A
【請求項の数】32
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-529697(P2014-529697)
(86)(22)【出願日】2011年12月13日
(65)【公表番号】特表2014-528123(P2014-528123A)
(43)【公表日】2014年10月23日
(86)【国際出願番号】US2011064572
(87)【国際公開番号】WO2013039538
(87)【国際公開日】20130321
【審査請求日】2014年4月23日
【審判番号】不服2016-1698(P2016-1698/J1)
【審判請求日】2016年2月4日
(31)【優先権主張番号】61/533,451
(32)【優先日】2011年9月12日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】591003943
【氏名又は名称】インテル・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】モー、スタンリー
(72)【発明者】
【氏名】オチョア、クローディオ ジェイ.
(72)【発明者】
【氏名】ヤゲス、グスタヴォ ディー. ドミンゴ
(72)【発明者】
【氏名】スミス、エリオット
(72)【発明者】
【氏名】シラジー、ビクター
【合議体】
【審判長】
金子 幸一
【審判官】
佐藤 智康
【審判官】
石川 正二
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−299860(JP,A)
【文献】
特表2007−536654(JP,A)
【文献】
特開2011−061668(JP,A)
【文献】
国際公開第2010/128198(WO,A1)
【文献】
内山幸樹,外1名,インターフェースエージェントを利用したネットワークコンサルティングシステム,情報処理学会研究報告,日本,社団法人情報処理学会,1999年5月22日,第99巻,第46号,p.33−40
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 17/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューターに、
装置固有のユーザー嗜好データをローカル装置のキーワードエンジンから受信すること、
前記装置固有のユーザー嗜好データを前記ローカル装置に記憶すること、
リモート装置からコンテキストに適切なユーザー嗜好データに対するリアルタイム要求を受信すること、
前記リアルタイム要求に基づいて、前にまたは後に使用されるアプリケーションである1つ若しくは複数の隣接アプリケーションを含む1つ又は複数のユーザー係数を選択すること、
前記リアルタイム要求に応答して、前記選択された1つ又は複数のユーザー係数を用いて、前記装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングすること、および
チャットプロトコルを用いて、前記フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データを前記リモート装置に送信すること
を実行させるためのプログラム。
【請求項2】
前記装置固有のユーザー嗜好データは、字幕付き情報、副題情報、歌詞、電子書籍の言葉、写真メタデータ、ビデオ注釈情報、透かし情報、顔認識情報、オブジェクト認識情報、及びオーディオブックコンテンツのうちの1つ又は複数を含む、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記選択される1つ又は複数のユーザー係数は、ユーザー識別子、日時、メディアのタイプ、コンテンツのタイプ、装置のコンテキスト、曜日、及び時節のうちの1つ又は複数をさらに含む、請求項1または請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
コンピューターに、期限切れパラメーターを前記フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データに追加することをさらに実行させる、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のプログラム。
【請求項5】
コンピューターに、
装置固有のユーザー嗜好データをローカル装置に記憶すること、
リモート装置からリアルタイム要求を受信すること、および
前記リアルタイム要求に応答して、前にまたは後に使用されるアプリケーションである1つ若しくは複数の隣接アプリケーションを含む1つ又は複数のユーザー係数を用いて、前記装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングすること
を実行させるためのプログラム。
【請求項6】
コンピューターに、前記リアルタイム要求に基づいて前記1つ又は複数のユーザー係数を選択することを実行させる、請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記1つ又は複数のユーザー係数は、ユーザー識別子、日時、メディアのタイプ、コンテンツのタイプ、装置のコンテキスト、曜日、及び時節のうちの1つ又は複数をさらに含む、請求項5又は6に記載のプログラム。
【請求項8】
コンピューターに、前記装置固有のユーザー嗜好データを前記ローカル装置のキーワードエンジンから受信することを実行させる、請求項5から請求項7のいずれか1つに記載のプログラム。
【請求項9】
前記装置固有のユーザー嗜好データは、字幕付き情報、副題情報、歌詞、電子書籍の言葉、写真メタデータ、ビデオ注釈情報、透かし情報、顔認識情報、オブジェクト認識情報、及びオーディオブックコンテンツのうちの1つ又は複数を含む、請求項5から請求項8のいずれか1つ記載のプログラム。
【請求項10】
前記リアルタイム要求は、コンテキストに適切なユーザー嗜好データに対する要求を含む、請求項5から請求項9のいずれか1つに記載のプログラム。
【請求項11】
コンピューターに、チャットプロトコルを用いて、前記フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データを前記リモート装置に送信することを実行させる、請求項5から請求項10のいずれか1つに記載のプログラム。
【請求項12】
コンピューターに、期限切れパラメーターを前記フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データに追加することを実行させる、請求項5又は11に記載のプログラム。
【請求項13】
システムであって、
通信インターフェースと、
システム固有のユーザー嗜好データを該システムに記憶するように構成されるキーワードエンジンと、
前記通信インターフェースを介してリモート装置からリアルタイム要求を受信するように構成される要求モジュールと、
前記リアルタイム要求に応答して、前にまたは後に使用されるアプリケーションである1つ若しくは複数の隣接アプリケーションを含む1つ又は複数のユーザー係数を用いて、前記システム固有のユーザー嗜好データをフィルタリングするフィルターモジュールと、
を備える、システム。
【請求項14】
前記キーワードエンジンは、前記リアルタイム要求に基づいて前記1つ又は複数のユーザー係数を選択するように構成される、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
前記1つ又は複数のユーザー係数は、ユーザー識別子、日時、メディアのタイプ、コンテンツのタイプ、装置のコンテキスト、曜日、及び時節のうちの1つ又は複数をさらに含む、請求項13又は14に記載のシステム。
【請求項16】
前記キーワードエンジンは、前記システム固有のユーザー嗜好データを生成するように構成される、請求項13から請求項15のいずれか1つに記載のシステム。
【請求項17】
前記システム固有のユーザー嗜好データは、字幕付き情報、副題情報、歌詞、電子書籍の言葉、写真メタデータ、ビデオ注釈情報、透かし情報、顔認識情報、オブジェクト認識情報、及びオーディオブックコンテンツのうちの1つ又は複数を含む、請求項13から請求項16のいずれか1つに記載のシステム。
【請求項18】
前記リアルタイム要求は、コンテキストに適切なユーザー嗜好データに対する要求を含む、請求項13から請求項17のいずれか1つに記載のシステム。
【請求項19】
チャットプロトコルを用いて、前記フィルタリングされたシステム固有のユーザー嗜好データを前記リモート装置に送信するように構成される応答モジュールを更に備える、請求項13から請求項18のいずれか1つに記載のシステム。
【請求項20】
前記フィルターモジュールは、期限切れパラメーターを前記フィルタリングされたシステム固有のユーザー嗜好データに追加するように構成される、請求項13から請求項19のいずれか1つに記載のシステム。
【請求項21】
論理を備える装置であって、前記論理は、
装置固有のユーザー嗜好データをローカル装置に記憶し、
リモート装置からリアルタイム要求を受信し、
前記リアルタイム要求に応答して、前にまたは後に使用されるアプリケーションである1つ若しくは複数の隣接アプリケーションを含む1つ又は複数のユーザー係数を用いて、前記装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングする、装置。
【請求項22】
前記論理は、前記リアルタイム要求に基づいて前記1つ又は複数のユーザー係数を選択する、請求項21に記載の装置。
【請求項23】
前記1つ又は複数のユーザー係数は、ユーザー識別子、日時、メディアのタイプ、コンテンツのタイプ、装置のコンテキスト、曜日、及び時節のうちの1つ又は複数をさらに含む、請求項21又は22に記載の装置。
【請求項24】
前記論理は、前記ローカル装置のキーワードエンジンから前記装置固有のユーザー嗜好データを受信する、請求項21から請求項23のいずれか1つに記載の装置。
【請求項25】
前記装置固有のユーザー嗜好データは、字幕付き情報、副題情報、歌詞、電子書籍の言葉、写真メタデータ、ビデオ注釈情報、透かし情報、顔認識情報、オブジェクト認識情報、及びオーディオブックコンテンツのうちの1つ又は複数を含む、請求項21から請求項24のいずれか1つに記載の装置。
【請求項26】
前記リアルタイム要求は、コンテキストに適切なユーザー嗜好データに対する要求を含む、請求項21から請求項25のいずれか1つに記載の装置。
【請求項27】
前記論理は、チャットプロトコルを用いて、前記フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データを前記リモート装置に送信する、請求項21から請求項26のいずれか1つに記載の装置。
【請求項28】
前記論理は、期限切れパラメーターを前記フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データに追加する、請求項21から請求項27のいずれか1つに記載の装置。
【請求項29】
コンピューター実施方法であって、
ローカル装置のキーワードエンジンから装置固有のユーザー嗜好データを受信することと、
前記装置固有のユーザー嗜好データを前記ローカル装置に記憶することと、
コンテキストに適切なユーザー嗜好データに対するリアルタイム要求をリモート装置から受信することと、
前記リアルタイム要求に基づいて、前にまたは後に使用されるアプリケーションである1つ若しくは複数の隣接アプリケーションを含む1つ又は複数のユーザー係数を選択することと、
前記リアルタイム要求に応答して、前記選択された1つ又は複数のユーザー係数を用いて、前記装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングすることと、
チャットプロトコルを用いて、前記フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データを前記リモート装置に送信することと、
を含む、コンピューター実施方法。
【請求項30】
前記装置固有のユーザー嗜好データは、字幕付き情報、副題情報、歌詞、電子書籍の言葉、写真メタデータ、ビデオ注釈情報、透かし情報、顔認識情報、オブジェクト認識情報、及びオーディオブックコンテンツのうちの1つ又は複数を含む、請求項29に記載のコンピューター実施方法。
【請求項31】
前記選択される1つ又は複数のユーザー係数は、ユーザー識別子、日時、メディアのタイプ、コンテンツのタイプ、装置のコンテキスト、曜日、及び時節のうちの1つ又は複数をさらに含む、請求項29または請求項30に記載のコンピューター実施方法。
【請求項32】
期限切れパラメーターを前記フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データに追加することを更に含む、請求項29から請求項31のいずれか1つに記載のコンピューター実施方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2011年9月12日に出願された米国仮特許出願第61/533,451号の優先権の利益を主張するものである。
【背景技術】
【0002】
ユーザー嗜好を追跡する従来の手法は、多くのユーザーの嗜好データを中央ロケーションで集計し、統計学的解析を用いて、人口統計ベースで嗜好の傾向を識別することを含むことができる。しかしながら、潜在的に機密的なデータを中央ロケーションで集計することは、プライバシー及び/又はセキュリティの問題を生じさせるおそれがある。さらに、そのような手法は、グループ人口統計から外れる可能性があるユーザーの好き嫌いの個々の側面を適宜捕捉することができないことがある。
【発明の概要】
【0003】
本発明の実施形態の様々な利点は、以下の明細書及び添付の特許請求の範囲を読み、以下の図面を参照することによって当業者には明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【
図1】情報共有アーキテクチャの一例のブロック図である。
【
図2】一実施形態による装置使用サークルの一例の図である。
【
図3】一実施形態によるキーワードエンジン使用モデルの一例のブロック図である。
【
図4】一実施形態による複数の装置のキーワードエンジン使用モデルの一例のブロック図である。
【
図5】一実施形態による情報共有シナリオの一例のメッセージングシーケンス図である。
【
図6】一実施形態によるユーザー嗜好データを管理する方法の一例のフローチャートである。
【
図7】一実施形態によるシステムの一例のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
実施形態は、命令セットを有するコンピューター可読記憶媒体を含むことができ、命令は、プロセッサによって実行される場合、コンピューターに、装置固有のユーザー嗜好データをローカル装置に記憶させる。命令はまた、コンピューターに、リアルタイム要求をリモート装置から受信させ、要求に応答して、1つ又は複数のユーザー係数を用いて、装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングさせることもできる。
【0006】
実施形態はまた、通信インターフェースと、システム固有のユーザー嗜好データをシステムに記憶するように構成されたキーワードエンジンとを有するシステムを含むこともできる。システムはまた、通信インターフェースを介してリモート装置からリアルタイム要求を受信するように構成された要求モジュールと、要求に応答して、1つ又は複数のユーザー係数を用いて、システム固有のユーザー嗜好データをフィルタリングするように構成されるフィルターモジュールとを有することもできる。
【0007】
加えて、実施形態は、装置固有のユーザー嗜好データをローカル装置に記憶し、リアルタイム要求をリモート装置から受信する論理を有する装置を含むことができる。論理はまた、要求に応答して、1つ又は複数のユーザー係数を用いて、装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングすることができる。
【0008】
さらに、実施形態は、コンピューター実施方法を含むことができ、この方法では、装置固有のユーザー嗜好データは、ローカル装置のキーワードエンジンから受信される。装置固有のユーザー嗜好データは、ローカル装置に記憶することができ、ローカル装置では、コンテキストに適切なユーザー嗜好データに対するリアルタイム要求をリモート装置から受信することができる。この方法は、リアルタイム要求に基づいて1つ又は複数のユーザー係数を選択し、要求に応答して、選択された1つ又は複数のユーザー係数を用いて、装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングすることを提供することができる。さらに、この方法は、チャットプロトコルを用いて、フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データをリモート装置に送信することを含むことができる。
【0009】
他の実施形態は、命令セットを有する少なくとも1つのコンピューターアクセス可能な記憶媒体を含むことができ、命令は、プロセッサによって実行される場合、コンピューターに、装置固有のユーザー嗜好データをローカル装置のキーワードエンジンから受信させ、装置固有のユーザー嗜好データをローカル装置に記憶させ、リモート装置からコンテキストに適切なユーザー嗜好データに対するリアルタイム要求を受信させる。加えて、命令は、実行される場合、コンピューターに、リアルタイム要求に基づいて1つ又は複数のユーザー係数を選択させ、要求に応答して、選択された1つ又は複数のユーザー係数を用いて、装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングさせ、チャットプロトコルを用いて、フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データをリモート装置に送信させることができる。
【0010】
これより
図1を参照して、計算環境10を示す。この環境では、ユーザー嗜好データがプラットフォーム間でリアルタイムに交換される。図示の例では、第1の装置(「装置A」)はキーワードエンジン14を含み、キーワードエンジン14を用いて、装置固有のユーザープロファイルデータベース16をポピュレートする。第1の装置(及び他の示される装置)12は、例えば、スマートテレビ(TV)、電子書籍リーダー、サーバ、パーソナルコンピューター(PC)、ラップトップコンピューター、スマートタブレット、スマートフォン、個人情報端末(PDA)、モバイルインターネット装置(MID)、メディアプレーヤー、車載インフォテインメント(IVI:In-Vehicle-Infotainment)システム等の広範囲のプラットフォームを表すことができる。したがって、キーワードエンジン14は、ユーザー嗜好関連コンテンツに関して装置12で実行中の1つ又は複数のアプリケーションを監視することができる。例えば、TVの場合、キーワードエンジン14は、字幕情報、副題及び/又はメタデータ等の埋め込みテキストのビデオ信号をスキャンし、適切な名詞をユーザー嗜好データとして識別し、キーワードとしてフラグを付けることができる。ユーザー嗜好データの他の実施態様例は、限定ではないが、歌詞、電子書籍の言葉、写真を一意に識別する、システムによって携帯又は記述されるメタデータ、透かしピクチャ、顔/オブジェクト認識を介して識別されるビデオ/画像、及びオーディオブックコンテンツを含む。
【0011】
同様に、第2の装置(「装置B」)22も、装置固有のユーザープロファイルデータベース26をポピュレートするのに用いることができるキーワードエンジン24を含むことができ、第3の装置(「装置C」)32も、装置固有のユーザープロファイルデータベース36をポピュレートするのに用いることができるキーワードエンジン34を含むことができる。第2の装置22及び第3の装置32も、上述した任意のタイプのプラットフォーム又は他のタイプのプラットフォームを含むことができ、任意の装置12、22、32は、複数のユーザーで共有してもよく(例えば、TV又はIVIシステム)、又は単一のユーザー専用であってもよい(例えば、スマートフォン又は電子書籍リーダー)。
【0012】
さらに、装置12、22、32は、広範囲の技術のうちの1つ又は複数を介してオフプラットフォーム通信を達成することができる。例えば、装置12、22、32のうちの1つ又は複数は、例えば、セルラ電話(例えば、広帯域符号分割多元アクセス/W−CDMA(ユニバーサルモバイル電気通信システム/UMTS)、CDMA2000(IS−856/IS−2000)等)、Wi−Fi(無線フィディリティ、例えば、電気電子技術者協会/IEEE802.11−2007、無線ローカルエリアネットワーク/LAN媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)及び物理層(PHY)仕様)、LR−WPAN(低速無線パーソナルエリアネットワーク、例えば、IEEE802.15.4−2006)、Bluetooth(登録商標)(例えば、IEEE802.15.1−2005、無線パーソナルエリアネットワーク)、WiMax(例えば、IEEE802.16−2004、LAN/MAN広帯域無線LAN)、GPS(全地球測位システム)、拡散スペクトル(例えば、900MHz)、及び他のRF(電波)電話通信技術等の無線技術を用いてオフプラットフォーム通信を達成することができる。装置12、22、32のうちの1つ又は複数は、有線技術(例えば、RS−232(電子工業会/EIA)、Ethernet(登録商標)(例えば、IEEE802.3−2005)、電力線通信(例えば、X10、IEEE P1675)、USB(例えば、ユニバーサルシリアルバス、例えば、USB標準規格3.0、改訂1.0、2008年11月12日、USB実施フォーラム)、DSL(デジタル加入者回線)、ケーブルモデム、T1接続等)を用いて通信することもできる。
【0013】
図示の第3の装置32は、リアルタイム要求20、40、及び42を装置12、22、32にそれぞれ発行するアプリケーション30を含み、リアルタイム要求20、40、42は、コンテキストに適切なユーザー嗜好データに対する要求である。一般に、装置12、22、32のそれぞれは、要求20、40、42に応答して、1つ又は複数のユーザー係数を用いて、ローカルに記憶された装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングすることができる。より詳細には、ユーザー係数は、要求20、40、42自体の内容に基づいて選択することができる。例えば、第1の装置12はTVとすることができ、リアルタイム要求20は、或る特定の家族(例えば、母親)に関連するユーザー嗜好データを要求するタイムスタンプ付き(例えば、正午)メッセージである。そのような場合、第1の装置12は「母親」及び「正午」をユーザー係数として用いて、フィルタリングされた嗜好データ18をユーザープロファイルデータベース16から抽出することができる。したがって、フィルタリングされた嗜好データ18は、母親が正午又は正午前後にテレビを見ていた間にビデオ埋め込みテキスト(例えば、字幕、副題)から抽出されたキーワードを含むことができる。他の潜在的なユーザー係数としては、限定ではなく、メディアのタイプ及びコンテンツ(例えば、ジャンル、クラス、再生リスト等)、装置のコンテキスト、隣接アプリケーション(例えば、共に、前に、又は後に使用される)、曜日(例えば、平日、週末)、時節(例えば、休日、季節)、複数ユーザーの存在等が挙げられる。
【0014】
同様に、第2の装置22はスマートフォンとすることができ、リアルタイム要求40は、第2の装置22に、フィルタリングされた嗜好データ28をユーザープロファイルデータベース26から抽出させる。したがって、正午の母親に関する要求の上記シナリオでは、フィルタリングされた嗜好データ28は、母親が以前、正午又は正午前後に聴いていた可能性がある音楽又は閲覧していた可能性があるウェブサイトに関連するメタデータを含むことができる。第3の装置32も、アプリケーション30からのリアルタイム要求42に応答して、ユーザープロファイルデータベース36からフィルタリングされた嗜好データ38を抽出することができる。したがって、第3の装置32はスマートタブレットを含むことができ、フィルタリングされた嗜好データ38は、リアルタイム要求42に関連する要求された時間のときにユーザーが訪問したことがあるウェブサイト、ユーザーが見たことがある映画等に関連するメタデータ及び/又はキーワードを含むことができる。
【0015】
フィルタリングされた嗜好データ18、28、38は、同様にタイムスタンプを付けることができ、期限切れパラメーターと共に要求側アプリケーション30に返すことができる。この点に関して、各装置12、22、32によって送信されたデータは、時間的な期限切れ及びコンテキスト的な期限切れを有することができる。例えば、車プラットフォームからスマートフォンに送信される音楽は、特定の日時でのみ正確であることができ、音楽はユーザーの好みが変わり、新しいものを知る場合に変更されることがある。その結果、異なるプラットフォームによって送信される係数及び/又はキーワード情報は「期限切れ」することがあり、すなわち、要求側プラットフォームで短時間のみ有用であることができる。さらに詳細に後述するように、アプリケーション30は、フィルタリングされた嗜好データ18、28、38を「融合」モデルに統合することができ、「融合」モデルは、特定の瞬間の状況で展開されるユーザーの嗜好の極めて正確な表現を提供することができる。簡単に言えば、図示の手法は、ユーザーの状態及び状況の違いに基づいて、ユーザーに提示されるコンテンツに繊細な変更を行うことが可能である。加えて、推奨されるコンテンツにこれらの繊細な変更を行うのに適用されるユーザー情報は、「能動的な」期限切れと共に配信することができ、期限切れは、ロケーション又は特定用途のみ等の時間又は状況の枠に関連することができる。また、ユーザーデータは、「受け身的」な期限切れを有するように構成することができる。すなわち、データは、非常に限られた状況でのみ有用であることができ、及び/又はデータは、時間の経過に伴い精密なユーザー推奨に対するデータの有用性を比較的低減させる、頻繁ではあるが、穏やかな変更を受けることができる。
【0016】
図2は、特定の個人によって用いられる装置間に存在することができる関係を示す装置使用サークル44の一例を示す。これらの関係及び関連する装置固有のユーザー嗜好データを追跡することにより、特定のユーザーの好き嫌いを捕捉することがき、そのような好き嫌いは、グループ人口統計から外れ、従来の手法では無視されることがある。例えば、仕事中と1人での車の運転中とで、ユーザーが或る特定のタイプの音楽を聴くことを特定することができる。同様に、ユーザーが、他の家族と一緒にいる場合とは対照的に、1人の場合に異なるショー及び/又は映画を見ることを特定することができる。実際には、自動車IVIで通常示されるビデオコンテンツは、寝室のテレビで見られるビデオコンテンツとは大きくことなることがある。これらの各差及び関連する嗜好は、本明細書に記載のリアルタイム技法を用いて捕捉し、各プラットフォームにローカルに記憶することができる。このプロセスを通して、このプラットフォームの各ユーザーの関心及び嗜好を表すかなり固有で薄まっていないデータを捕捉することができる。全ユーザーを主要な「バケツ」に統合し、次に、このセグメントのユーザー(例えば)に一般化された広告を作成しようとする一般的な人口統計フォーマットとは異なり、本明細書に記載のシステムでは、広告主は、結果として、より高い予想成功率を有する、収集された情報に基づいて、各ユーザーに固有の機会を生み出すことが可能である。
【0017】
これより
図3を参照して、キーワードエンジン56を利用する一手法を示す。キーワードエンジン56は、既に論述したキーワードエンジン14、24、34(
図1)のうちの任意又は全てと容易に取って代わることができる。さらに、キーワードエンジン56はリモートに、例えば、クラウド計算基盤で実施することができる。図示の例では、キーワードエンジン56は、テレビのディスプレイで見られる番組の埋め込みテキスト46を監視する。「米国の歴史の中で、南北戦争はノースカロライナで始まり、南に広がり・・・」という内容では、キーワードエンジン56は適切な名詞「米国」、「南北戦争」、及び「ノースカロライナ」を、1つ又は複数のユーザー嗜好を反映するキーワード(例えば、ユーザー嗜好データ)としてフラグを付けることができる。一般に、選択されたキーワードは、既に論述したように、ユーザープロファイルデータベース58に追加することができる。
【0018】
キーワードは、ユーザープロファイルデータベース58からリアルタイムで抽出されるため、キーワードを、関心のあるコンテンツ50を発見しようとして、1つ又は複数のウェブサービスコンテンツリソース48に適用することができ、次に、この関心のあるコンテンツ50を該当するユーザーに提示することができる。図示の例では、ユーザーは、関心のあるコンテンツ50の全体のサブセット52を実際に関心があるものとして選択する。選択されたサブセット52は、フィードバックループ54においてユーザープロファイルデータベース58に適用することができ、フィードバックループ54により、キーワードエンジン56は、埋め込みテキスト46からのキーワードの選択に関するキーワードエンジン56の内部ルールを更に改善(例えば、調整)することができる。変更子及び発見語のこの「回転(carouseling)」は、「米国」、「南北戦争」、及び「ノースカロライナ」へのユーザーの関心を区別するのに役立つことができ、関心が互いに分離した各語にあるのではなく、全体として解釈されるタイトル全体の脈絡のみにある可能性があることを理解することができる。そのような手法により、エンドユーザーにとって関心がない可能性がある分離したトピックについての無用なコンテンツ及び広告の送信を回避することができ、代わりに、顧客の真の関心についての洞察を提供することができる。
【0019】
図4は、ユーザー選択をタブレット60、62、スマートフォン64、66等の装置のアレイからユーザープロファイルデータベース58にフィードバックすることができることを示す。したがって、ユーザーのクリック及び他の動作は、「変更子」フィードバックをその他の任意のプラットフォームにリアルタイムで提供することができる。実際に、共通のメディア(TV等)と対話している複数の装置からのクリック及び応答は、複数の家族、友人、及び知人からのものであると判断することができ、したがって、変更子フィードバックは、同じコンテンツを1人で見ている場合とは対照的に、社会環境に基づくユーザー応答での変動として捕捉することができる。ここで得られる追加の精密性は、他人の存在及び対話が、個々のデータベースで捕捉することもできるエンドユーザーの選択パターン及びコンテンツへの関心にいかに影響を及ぼすことができるかである。
【0020】
これより
図5を参照して、3つの装置(例えば、「装置A」、「装置B」、及び「装置C」)間のメッセージングシーケンス68を示す。一般に、3つの期間が示される。第1の期間70は、ユーザーが装置Aを操作している間に発生し、第2の期間72は、ユーザーが装置Bを操作している間に発生し、第3の期間74は、ユーザーが装置Cを操作している間に発生する。第1の期間70中、装置Aのキーワードエンジンは、処理ブロック76において1つ又は複数のキーワードを抽出し、抽出されたキーワードを矢印78に沿ってローカルユーザープロファイルデータベースに記憶することができる。同様に、第2の期間72中、装置Bのキーワードエンジンは、処理ブロック80において1つ又は複数のキーワードを抽出し、抽出されたキーワードを矢印82に沿って装置Bのユーザープロファイルデータベースに記憶することができる。
【0021】
期間74中、装置Cに常駐するアプリケーションは、矢印84に沿ってコンテキスト依存キーワードデータを装置Cのフィルタリングモジュールから要求することができ、フィルタリングモジュールは、要求の内容に基づいて、矢印86に沿って様々なユーザー係数及び/又は変更子を、記憶されているキーワードデータに適用することができる。フィルタリングプロセスにより、フィルタリングされたコンテキスト依存キーワードデータは矢印88に沿ってアプリケーションに返すことができる。同様に、装置Cのアプリケーションは、矢印90に沿ってコンテキスト依存キーワードデータを装置Aのフィルタリングモジュールから要求することができ、フィルタリングモジュールは、矢印92に沿って1つ又は複数のユーザー係数及び/又は変更子をローカルに記憶されたキーワードデータに適用することができる。フィルタリングプロセスにより、フィルタリングされたコンテキスト依存キーワードデータを矢印94に沿って装置Cのアプリケーションに返すことができる。加えて、装置Cのアプリケーションは、矢印96に沿って装置Bのフィルタリングモジュールからコンテキスト依存キーワードデータを要求することもできる。フィルタリングモジュールは、矢印98に沿って1つ又は複数のユーザー係数及び/又は変更子をローカルに記憶されたキーワードデータに適用することができ、フィルタリングプロセスにより、フィルタリングされたコンテキスト依存キーワードデータを矢印100に沿って装置Cに返すことができる。図示のブロック102は、複数の装置からのデータの融合を提供し、ブロック104において、関係する推奨をユーザーに表示することができる。
【0022】
図6は、ユーザー嗜好データを管理する方法106を示す。図示の方法106は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、フラッシュメモリ、ファームウェア、マイクロコード等の少なくとも1つの機械可読記憶媒体又はコンピューター可読記憶媒体に、例えば、プログラマブル論理アレイ(PLA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマブル論理装置(CPLD)等の構成可能な論理で、例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)、若しくはトランジスタトランジスタ論理(TTL)技術等の回路技術を用いる固定の機能ハードウェアで、又はそれらの任意の組み合わせで記憶された実行可能論理命令セットとして実施することができる。例えば、図示の動作に示される動作を実行するコンピュータープログラムコードは、C++等のオブジェクト指向プログラミング言語等及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語等の従来の手続き型プログラミング言語を含むが、これらに限定されない1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで書くことができる。さらに、図示の機能の様々な態様は、任意の上記回路技術を用いてプロセッサの埋め込み論理として実施することができる。
【0023】
図示の処理ブロック108は、システム/装置固有のユーザー嗜好データをローカル装置に記憶し、ブロック110において、リアルタイム要求をリモート装置から受信することができる。既に論述したように、リアルタイム要求は、コンテキストに適切なユーザー嗜好データに対する要求とすることができる。ブロック112は、要求に応答して、1つ又は複数の係数を用いて、装置固有のユーザー嗜好データをフィルタリングすることができる。一例では、チャットプロトコルを用いて、フィルタリングされた装置固有のユーザー嗜好データをリモート装置に送信する。
【0024】
これより
図7を参照すると、計算システム114が示され、計算システム114では、コンテキストに適切なユーザー嗜好データを要求に応じて他の装置に提供することができる。図示の例では、計算システム114は、プロセッサ116と、システムメモリ118と、プラットフォームコントローラーハブ(PCH:Platform Controller Hub)120と、大容量記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ/HDD、光ディスク、フラッシュメモリ等)122と、ネットワークインターフェース/コントローラー124と、1つ又は複数のユーザーインターフェース(UI)装置126と、様々な他のコントローラー(図示せず)とを有する。システム114は、メディア消費能力を有することができ、したがって、例えば、TV、ラップトップ、スマートタブレット、スマートフォン、パーソナルコンピューター(PC)、サーバ、ワークステーション等の一部とすることができる。実際に、システム114は部分的に、又は完全に、既に論述した装置12、22、32(
図1)等の1つ又は複数の装置に組み込むことができる。したがって、プロセッサ116は、記憶された論理命令セットを実行することが可能な1つ又は複数のプロセッサコアと、システムメモリ118と通信するように構成された集積メモリコントローラー(IMC:Integrated Memory Controller)128とを含むことができる。システムメモリ118は、例えば、デュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、スモールアウトラインDIMM(SODIMM:Small Outline DIMM)等のメモリモジュールとして構成されるダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含むことができる。
【0025】
図示の例では、プロセッサ116は論理130を実行するように構成され、論理130は、システム固有のユーザー嗜好データをシステムに記憶し、ネットワークコントローラー124等の通信インターフェースを介してリモート装置からリアルタイム要求を受信する。論理130はまた、要求に応答して、1つ又は複数のユーザー係数を用いて、システム固有のユーザー嗜好データをフィルタリングすることができる。したがって、例えば、論理130は、既に論述した方法106(
図6)の1つ又は複数の態様を実施するキーワードエンジン、要求モジュール、フィルターモジュール、及び/又は応答モジュールを含むことができる。
【0026】
図示のPCH120は、チップセットのサウスブリッジと呼ばれることもあり、ホスト装置として機能し、ネットワークコントローラー124と通信することができ、ネットワークコントローラー124は、オフプラットフォーム無線通信機能を、例えば、セルラ電話、Wi−Fi、LR−WPAN、Bluetooth(登録商標)、WiMax、GPS、拡散スペクトル、及び他のRF電話通信目的等の広範囲の目的で提供することができる。ネットワークコントローラー124はまた、オフプラットフォーム有線通信機能を提供することもできる。UI(例えば、タッチスクリーン、液晶ディスプレイ/LCD、発光ダイオード/LED、キーボード、マウス等)装置126は、ユーザーがシステム114と対話し、システム114からの情報を認識できるようにすることが可能である。
【0027】
したがって、本明細書に記載の技法は、ユーザーの1日を通して複数のプラットフォームにわたるメディア、コンテンツ、及びソーシャルネットワークについての特定のユーザーの選択及び嗜好に関連するリアルタイムのユーザーデータを捕捉し、処理することができる。さらに、ユーザーデータのプライバシーは、データを該当する装置にローカルに記憶することによって強化することができる。情報を用いて、例えば、ユーザーの身元情報、ユーザーが操作しているプラットフォーム、日時、個人の傾向(例えば、車内での音楽の嗜好対オフィスでのスマートフォンでの音楽の嗜好)、ユーザーが他の誰と対話しているか、及び活動の順序が互いにどのように影響するかに基づいて、製品、メディア、TVショー、及び関連するコンテンツについてのユーザー示唆の高レベルのカスタム化を提供することができる。そのような手法により、非常に精密で動的なユーザーデータベースをプラットフォームごとに作成することが可能であり、これは、プラットフォームの記憶リソース及び計算リソースに関してより経済的であることができ、ユーザー嗜好係数の計算を装置のエンドユーザーネットワークにわたって分散させ、ユーザーデータの分離を通してプライバシーを増大させることができる。実際に、単一のプラットフォームを攻撃して、本明細書に記載の技法によるユーザーのプロファイル全体を捕捉することは略不可能であることができる。
【0028】
本発明の実施形態の或る特定の態様は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを用いて実施することができ、1つ若しくは複数のコンピューターシステム又は他の処理システムで実施することができる。プログラムコードを、入力装置を用いて入力されたデータに適用して、説明された機能を実行し、出力情報を生成することができる。出力情報は1つ又は複数の出力装置に適用することができる。実施形態を、マルチプロセッサシステム、ミニコンピューター、メインフレームコンピューター等を含む様々なコンピューターシステム構成を用いて実施可能なことを当業者は理解することができる。実施形態はまた、分散計算環境で実施することもでき、分散計算環境では、通信ネットワークを通してリンクされたリモート処理装置によってタスクを実行することができる。
【0029】
各プログラムは、高水準手続き型プログラミング言語又はオブジェクト指向プログラミング言語で実装して、処理システムと通信することができる。しかしながら、プログラムは、所望であればアセンブリ言語又は機械語で実装することができる。いずれの場合でも、言語はコンパイル又は解釈実行することができる。
【0030】
プログラム命令を用いて、命令がプログラムされた汎用処理システム又は専用処理システムに本明細書に記載の方法を実行させることができる。代替的には、方法は、方法を実行するハードワイヤード論理を含む特定のハードウェア構成要素又はプログラムされたコンピューター構成要素とカスタムハードウェア構成要素との任意の組み合わせによって実行することができる。本明細書に記載の方法は、コンピュータープログラム製品として提供することができ、コンピュータープログラム製品は、命令を記憶した少なくとも1つの機械可読媒体を含むことができ、命令を用いて、方法を実行するように処理システム又は他の電子装置をプログラムすることができる。本明細書において用いられる「機械可読媒体」又は「機械アクセス可能な媒体」という用語は、機械により実行され、機械に本明細書に記載のいずれか1つの方法を実行させる命令シーケンスを記憶するか、又は符号化することが可能な任意の媒体を含むものとする。したがって、「機械可読媒体」及び「機械アクセス可能な媒体」という用語は、限定ではないが、固体状態メモリ、光ディスク及び磁気ディスク、並びにデータ信号を符号化する搬送波を含むことができる。さらに、当分野では、動作を行うか、又は結果を生じさせるものとして、様々な形態で(例えば、プログラム、手順、プロセス、アプリケーション、モジュール、論理等)ソフトウェアのことを述べることが一般的である。そのような表現は単に、処理システムによってソフトウェアを実行して、プロセッサに動作を実行させるか、又は結果を生成させることを述べる省略表現にすぎない。
【0031】
本明細書では、「結合される」という用語は、直接であれ間接的であれ、該当する構成要素間の任意のタイプの関係を指すために用いることができ、電気的接続、機械的接続、流体的接続、光学的接続、電磁的接続、電気機械的接続、又は他の接続に適用することができる。加えて、本明細書では、「第1の」、「第2の」等の用語は、論述を容易にするためにのみ用いることができ、別段の指示がない限り、特定の時間的又は経時的意味を有さない。
【0032】
本発明の様々な実施形態について上述したが、本発明の様々な実施形態が単なる例示として提示され、限定ではないことを理解されたい。添付の特許請求の範囲に規定される本発明の趣旨及び範囲から逸脱せずに、形態及び詳細の様々な変更を行うことが可能なことが当業者には理解されよう。したがって、本発明の幅及び範囲は、上記の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではなく、添付の特許請求の範囲及びその均等物に従って規定されるべきである。