特許第6128876号(P6128876)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6128876
(24)【登録日】2017年4月21日
(45)【発行日】2017年5月17日
(54)【発明の名称】除塵装置用レーキ
(51)【国際特許分類】
   E02B 5/08 20060101AFI20170508BHJP
【FI】
   E02B5/08 101C
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-24340(P2013-24340)
(22)【出願日】2013年2月12日
(65)【公開番号】特開2014-152547(P2014-152547A)
(43)【公開日】2014年8月25日
【審査請求日】2015年12月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000239
【氏名又は名称】株式会社荏原製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100091498
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邉 勇
(74)【代理人】
【識別番号】100118500
【弁理士】
【氏名又は名称】廣澤 哲也
(72)【発明者】
【氏名】高嶋 道雄
(72)【発明者】
【氏名】太幡 英実
(72)【発明者】
【氏名】廣東 裕次
【審査官】 竹村 真一郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−184124(JP,A)
【文献】 実開昭62−012630(JP,U)
【文献】 実開平02−066831(JP,U)
【文献】 特許第3194421(JP,B2)
【文献】 実開昭61−180215(JP,U)
【文献】 特開2011−140875(JP,A)
【文献】 特開平06−298172(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/043950(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02B 5/08
B01D 24/38、29/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無端状のチェーンによって水路中に設けたバースクリーンに沿って走行可能に設置される除塵装置用レーキであって、
前記除塵装置用レーキは、前記バースクリーンに捕捉されたごみ類を掻き上げる掻き上げ部を有し、前記掻き上げ部の水路幅方向の断面形状を波形とし
前記掻き上げ部の断面形状を波形にすることにより、前記掻き上げ部の表面及び裏面に凹凸を形成したことを特徴とする除塵装置用レーキ。
【請求項2】
前記除塵装置用レーキは、水路幅の全幅に亘って延びる梁部材に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の除塵装置用レーキ。
【請求項3】
前記除塵装置用レーキは、水路幅方向に分割された複数のレーキ片からなることを特徴とする請求項1または2に記載の除塵装置用レーキ。
【請求項4】
前記除塵装置用レーキは、金属又は樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の除塵装置用レーキ。
【請求項5】
請求項1乃至のいずれか一項に記載の除塵装置用レーキを備えた除塵装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水路中に浮遊するゴミ類を捕捉し、取り除くための除塵装置に用いられるレーキに関する。
【背景技術】
【0002】
水路中に浮遊するゴミ類を取り除く除塵装置として、用水路並びに排水路等の水路内に設けられたバースクリーンと、これらスクリーンに沿ってゴミ類を掻き上げるための複数のレーキを備えたものがある。スクリーンは上下に延びる板状部材が水路幅方向に等間隔に配置されることにより構成されている。水路内に流入する雑多なゴミはこのスクリーンに係止し、巡回走行するレーキにより掻き上げられ、ベルトコンベアに落とされ搬送される。
【0003】
図1は、上記除塵装置の全体構成を示す斜視図である。図1に示すように、除塵装置Aは、水路Wの全幅に渡って設けられた前衛スクリーン1及び主スクリーン2と、これら前衛スクリーン1及び主スクリーン2に沿ってゴミ(塵芥)15を掻き上げるため複数のレーキ3と、レーキ3の両端を支持し巡回走行させるエンドレスレーキチェーン11を備えている。
【0004】
前衛スクリーン1は、幅方向に延びる支持部材1bに複数の板状片1aを略垂直に等間隔に固定した構造で、主スクリーン2のやや前方(水路Wの上流側)に接近して配置されている。主スクリーン2は多数の長尺の板状部材2aを略垂直に等間隔に配置した構造である。この前衛スクリーン1と主スクリーン2とで除塵装置のバースクリーンを構成している。なお、前衛スクリーン1は場合によっては設けなくてもよい。また主スクリーン2の上部には下部案内板7及び上部案内板8が順次設けられている。
【0005】
レーキ3は等間隔で配置された複数の掻き上げ部3aと支持部3bとが一体に形成された櫛状の構造であり、複数個のレーキ3は、両端をエンドレスレーキチェーン11,11に取り付けられて等間隔に配置されている。エンドレスレーキチェーン11は、上部折り返し部分Bに配置されたスプロケット12,12に係合して該スプロケット12の回転により巡回走行する。エンドレスレーキチェーン11の走行により、各レーキ3は前衛スクリーン1、主スクリーン2に沿って上昇し、上部折り返し部分Bで反転し、主スクリーン2の裏側を通って下部折り返し部分Cで反転し、これを繰り返す。レーキ3の上部折り返し部Bの下方には落下するゴミを搬出するベルトコンベア13が設置されている。
【0006】
特許文献1には、図1に示す構成を備えた除塵装置において、レーキ3の掻き上げ面の表面すなわち掻き上げ部3aの進行方向の面にエンボス加工などにより多数の突起を形成して表面に凹凸を設けることにより、水で濡れた紙、ダンボール箱、ビニール袋、ナイロン袋等がレーキの表面に密着するのを妨げ、掻き上げ部で掻き上げられた塵芥が確実にベルトコンベア上に落下して排出されるようにした除塵装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特許第3194421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明者らは、特許文献1に開示されているような、掻き上げ面の表面に多数の突起を形成して表面に凹凸を設けたレーキを用いて長期間の運転を行う過程で以下の知見を得、本発明に至った。
すなわち、レーキの掻き上げ面の表面に設けた凹凸により、水で濡れた紙、ダンボール箱、ビニール袋、ナイロン袋等が密着するのが妨げられるが、多数の突起はレーキ自体の強度を上げているわけではなく、レーキの強度は、突起がない部分であってレーキ表面および裏面ともに平坦な部分の断面形状、すなわち矩形の断面形状に依存している。レーキは、様々なゴミを掻き上げるために先端に想定以上の荷重が掛かると、矩形の断面形状のため変形して、掻き上げがうまくいかなくなることがある。
また、レーキの掻き上げ面の表面のみに凹凸が設けられており、掻き上げ面の裏面は平坦であるため、この部分に、水で濡れた紙、ビニール袋、ナイロン袋などが貼り付き、ベルトコンベアへの落とし込みが困難になるという問題がある。
【0009】
本発明者らは、上記知見に基づいて、レーキ自体の強度を高め、かつレーキ表面および裏面へのビニール袋などのシート状物が密着することを防止するためには、レーキの断面形状を改良することを着想し、本発明の創案に至ったものである。
すなわち、本発明は、レーキの断面形状を波形にすることにより、レーキ自体の強度を高くして薄板化を図ることができ、かつレーキ表面および裏面へのビニール袋などのシート状物が密着することを防止することができる除塵装置用レーキを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述の目的を達成するため、本発明の除塵装置用レーキは、無端状のチェーンによって水路中に設けたバースクリーンに沿って走行可能に設置される除塵装置用レーキであって、前記除塵装置用レーキは、前記バースクリーンに捕捉されたごみ類を掻き上げる掻き上げ部を有し、前記掻き上げ部の水路幅方向の断面形状を波形とし、前記掻き上げ部の断面形状を波形にすることにより、前記掻き上げ部の表面及び裏面に凹凸を形成したことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、バースクリーンに捕捉されたごみ類を掻き上げる除塵装置用レーキの掻き上げ部の水路幅方向の断面形状を波形にしたため、除塵装置用レーキ自体の強度を高くすることができるので、除塵装置用レーキの板厚を薄くすることにより軽量化を図ることができる。
【0012】
発明によれば、レーキ表面及び裏面を波形とすることでレーキ表面及び裏面とゴミとの隙間を作ることができ、水切りを効果的に行うことができる。したがって、レーキ表面および裏面へビニール袋などのシート状物が密着することを防止できる。
【0013】
本発明の好ましい態様によれば、前記除塵装置用レーキは、水路幅の全幅に亘って延びる梁部材に固定されていることを特徴とする。
【0014】
本発明の好ましい態様によれば、前記除塵装置用レーキは、水路幅方向に分割された複数のレーキ片からなることを特徴とする。
本発明によれば、除塵装置用レーキが水路幅方向に分割された複数のレーキ片から構成されているため、レーキ片の個数を水路幅に応じて適宜変更することにより、水路幅が如何なるサイズであっても対応することが可能である。
【0015】
本発明の好ましい態様によれば、前記除塵装置用レーキは、金属又は樹脂材料からなることを特徴とする。
本発明によれば、除塵装置用レーキがステンレス鋼等の金属からなる場合には、除塵装置用レーキの薄板化を図ることができる。また、除塵装置用レーキが樹脂材料からなる場合には、高い耐食性を付与することができ、しかも柔軟で変形しにくいのでメンテナンスの手間が掛からず、さらに、除塵装置用レーキが振動を吸収するので、環境に悪影響を与えることがない実用性の高い除塵装置用レーキとすることができる。
【0016】
本発明の第二の態様は、請求項1乃至のいずれか一項に記載の除塵装置用レーキを備えた除塵装置である。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、以下に列挙する効果を奏する。
(1)バースクリーンに捕捉されたごみ類を掻き上げるレーキの掻き上げ部の水路幅方向の断面形状を波形にしたため、レーキ自体の強度を高くすることができるので、レーキの板厚を薄くすることで軽量化を図ることができ、動力負荷を軽減することができる。
(2)レーキ表面及び裏面を波形とすることでレーキ表面及び裏面とゴミとの隙間を作ることができ、水切りを効果的に行うことができる。したがって、レーキ表面および裏面へのビニール袋などのシート状物が密着することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1は、除塵装置の全体構成を示す斜視図である。
図2図2は、本発明のレーキを示す平面図である。
図3図3図2のIII−III線断面図である。
図4図4(a),(b),(c)はレーキ片を示す図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は側面図である。
図5図5は、「平板」の断面係数と「45°傾けた板」の断面係数を比較した図である。
図6図6は、図2のVI矢視図である。
図7図7(a)〜(g)は、レーキの断面形状である波形形状の各種例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明に係る除塵装置用レーキの実施形態を図2乃至図7を参照して説明する。図2乃至図7において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
本発明に係る除塵装置用レーキは、図1に示す除塵装置のレーキ3に適用されるものである。図2は、本発明のレーキ3を示す平面図であり、図3図2のIII−III線断面図である。図2および図3に示すように、レーキ3は、水路幅の全幅に亘って延びる梁部材4と、梁部材4に固定されゴミ類を掻き上げるレーキ部5とで構成されている。レーキ部5は、ボルト等の締結具6によって梁部材4に固定されている。レーキ部5を保持する梁部材4はコ字状断面を有しており、その両端がエンドレスレーキチェーン11(図1参照)に固定される。レーキ部5は二相ステンレス鋼材等の強度がある材料からなる。本実施形態では、レーキ部5は、水路幅方向に分割された3個のレーキ片5A,5B,5Cから構成されている。レーキ片5A,5B,5Cは、等間隔で配置された多数の掻き上げ部5aと支持部5bとが一体に形成された櫛状の構造である。レーキ片5A,5B,5Cは、略同一の構成であり、レーキ片の個数は水路幅に応じて適宜変更される。
【0020】
図4(a),(b),(c)はレーキ片5Aを示す図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は側面図である。図4(a)〜(c)に示すように、レーキ片5Aは水路幅の方向Hに波形の断面形状を有し、レーキ表面5Sおよびレーキ裏面5Rのいずれの面も凹凸が水路幅の方向Hに繰り返すように構成されている。レーキ片5Aは、板厚6mm〜9mmの二相ステンレス鋼板等からなり耐食性および強度が高い金属板を波形に成形したものである。なお、他のレーキ片5B,5Cもレーキ片5Aと同一の構成である。
【0021】
図2乃至図4に示すレーキ3により、前衛スクリーン1及び主スクリーン2(図1参照)に沿ってゴミ類を掻き上げる際には、レーキ部5の掻き上げ部5aに荷重が掛かる。レーキ部5の掻き上げ部5aに加わる荷重によりレーキ部5には、レーキ部5の固定位置(梁部材4に固定された位置)を支点として曲げモーメントMが働く。
上記曲げモーメントMと、材質特有の許容引張応力(圧縮応力)σと、断面の形状から決まる断面係数Zとの間には、以下の関係がある。
σ=M/Z・・・・・(1)
(1)式から許容応力σを一定とした場合、許容曲げモーメントMを大きくするためには断面係数Zを大きくする必要がある。
【0022】
次に、従来のレーキにおける「平板(矩形)」の断面係数と本発明のレーキにおける「波形」の断面係数を比較する。「平板」の断面係数と「波形」の断面係数を比較する場合、同一重量、すなわち同一断面積で比較すれば均等な評価が可能となる。そして、「平板」の断面積と「波形」の断面積とを同一にする場合、上がって下がる「1つの波形」の断面積と「平板」の断面積を同一にすればよい。しかしながら、断面係数を求める場合、「1つの波形」は中心線に対して線対称であるため、「半分の波形」の断面係数を求めればよい。そこで、比較例として、図5(a)に示す幅W(50mm)で厚みT(5mm)の「平板」の断面係数と、図5(b)に示す幅Wで厚みTの90°に曲げた型鋼(1つの波形に相当)の半分(半分の波形に相当)を想定した「45°傾けた板」の断面係数を比較する。「平板」と「45°傾けた板」は、同一面積(同一重量)である。
(1)平板の断面係数Z
断面二次モーメントIは以下の式で表わせる。
=(1/12)×W×T
中立軸からの距離eは(1/2)Tである。よって、
=I/e=(1/6)×W×T=208.3mm
(2)45°傾けた板の断面係数Z
断面二次モーメントIは、欠落三角部を含んだモーメントから欠落三角部のモーメントを減算すればよく、以下の式で表わせる。
=(1/12)×W×(W+T)−2×((1/36)×W×W+(1/2)×W×((W+T)/2−W/3)
=52604mm
中立軸からの距離eは(1/2)(W+T)=27.5mmである。よって、
=I/e=I/(1/2)(W+T)=1913mm
(1)、(2)より、同一重量の場合は、平板に対して波形の曲げ鋼材は8倍以上の強度を有することがわかる。したがって、本発明のレーキでは、レーキ自体の強度を上げることができるため、レーキの板厚を薄くすることにより軽量化を図ることができる。
【0023】
図6は、図2のVI矢視図である。図6に示すように、レーキ部5は梁部材4に固定されており、レーキ部5のレーキ表面5Sおよびレーキ裏面5Rのいずれの面も凹凸が水路幅の方向Hに繰り返すように構成されている。
図6に示すように、レーキ部5の表裏面に凹凸を設けるため、レーキ部5に、水で濡れた紙、ダンボール箱、ビニール袋、ナイロン袋等が密着することが妨げられる。これは、凹凸がある程度細かいと、これらの素材が凹凸に隙間無く接触する程度まで変形することが出来ず、凹凸と素材の間に空間が残るためである、そして、凹凸の間の空間を介して水や空気が移動することにより、これらの空間を拡大し、両者の剥離を促すので、レーキ部5からベルトコンベアへのゴミの落下が円滑に行われる。
【0024】
図7(a)〜(g)は、レーキの断面形状である波形形状の各種例を示す模式図である。図7(a)〜(g)においては、レーキの板厚は無視して形状のみを示す。
図7(a)は正弦波、図7(b)は円形波、図7(c)はサイクロイド、図7(d)は三角波、図7(e)は台形波、図7(f)は矩形波である。さらに、波形形状は連続波ではなく、図7(g)に示すような断続波でもよい。
【0025】
図2乃至図4に示す実施形態においては、レーキ部5をステンレス鋼板等の金属板により形成した例を説明したが、レーキ部5を樹脂材料で成形したものでもよい。好ましい樹脂材料としては、常温かつ短時間で成形可能な2液混合成形材料であるエラストマーで改質された三環体以上のノルボルネン系モノマーの開環重合体で、成形された破断時伸びが10〜100%である弾性に飛んだ樹脂材料である。また、ABS樹脂,ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹脂で成形された破断時伸びが10〜100%である弾性及び靭性に富んだ樹脂材料でもよい。
レーキ部5を上記樹脂材料で成形した場合にも、レーキ部5を水路幅方向に分割された複数のレーキ片で構成し、これら複数のレーキ片を水路幅の梁部材に固定すればよい。
【0026】
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
【符号の説明】
【0027】
1 前衛スクリーン
1a 板状片
1b 支持部材
2 主スクリーン
2a 板状部材
3 レーキ
3a 掻き上げ部
3b 支持部
4 梁部材
5 レーキ部
5a 掻き上げ部
5b 支持部
5A,5B,5C レーキ片
5S レーキ表面
5R レーキ裏面
6 締結具
7 下部案内板
8 上部案内板
11 エンドレスレーキチェーン
12 スプロケット
15 ゴミ(塵芥)
B 上部折り返し部分
C 下部折り返し部分
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7