(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下に、本発明に係る動物用排泄物処理材パッケージおよび動物用排泄物処理材収容容器を、
図1〜
図22に基づき説明する。本実施の形態における「動物」は、脊椎動物(哺乳類、爬虫類、鳥類、両性類)や無脊椎動物を広く包含するが、典型的には、猫、犬、ウサギ、ハムスターなどといった愛玩動物がこれに該当する。
【0023】
(実施形態)
本発明に係る動物用排泄物処理材パッケージおよび動物用排泄物処理材収容容器の実施形態を、
図1〜
図4に基づき説明する。
パッケージ100は、粒状体により形成される動物用排泄物処理材700と、動物用排泄物処理材700を複数収容するための収容容器200とにより形成される。このパッケージ100が、本発明に係る「パッケージ」の一例である。この動物用排泄物処理材700が、本発明に係る「動物用排泄物処理材」の一例である。この収容容器200が、本発明に係る「収容容器」の一例である。
【0024】
収容容器200は、収容容器200を載置した状態における上側方向200Uと、収容容器200を載置した状態における下側方向200Dを規定する。収容容器200は、上側方向200Uと下側方向200Dとにより規定される第1方向200Yと、第1方向200Yと交差する方向により規定される第2方向200Xと、第1方向200Yと第2方向200Xの双方に交差する方向により規定される第3方向200Zに延在される。この上側方向200Uが、本発明に係る「上側方向」の一例である。この下側方向200Dが、本発明に係る「下側方向」の一例である。この第1方向200Yが、本発明に係る「第1方向」の一例である。この第2方向200Xが、本発明に係る「第2方向」の一例である。なお、本発明において「交差する方向」とは、「直交する方向」を示すものである。
【0025】
収容容器200は、璧部220により形成される。璧部220は、内壁部221と、外壁部222とを有する。内壁部221は、複数の動物用排泄物処理材700を収容するための収容領域210を形成する。収容領域210は、分離隔壁300を有する。分離隔壁300は、第2方向200Xの延在成分を有する。この内壁部221が、本発明に係る「内壁部」の一例である。この収容領域210が、本発明に係る「収容領域」の一例である。この分離隔壁300が、本発明に係る「分離隔壁」の一例である。
なお、本発明において「方向の延在成分」とは、その方向と平行な領域を含む概念である。
【0026】
分離隔壁300の構成を、
図2に基づき説明する。
図2は、
図1のパッケージ100を、第3方向200Zの中心点を経由した、第1方向200Yと第2方向200Xに延在する面にて切断した状態の断面図を示す。
分離隔壁300は、第2方向200X上の端部として、内壁部221とは接続されない端部である開放端部310と、内壁部221に接続される端部である接続端部220とを有する。また、第1方向200Y上の面として、上側方向200Uに位置する面である第1隔壁面300Uと、第1隔壁面300Uと対向する面である第2隔壁面300Dとを有する。この開放端部310が、本発明に係る「開放端部」の一例である。この第1隔壁面300Uが、本発明に係る「第1隔壁面」の一例である。この第2隔壁面300Dが、本発明に係る「第2隔壁面」の一例である。
【0027】
なお、上述の通り、分離隔壁300における第2方向200X上の端部は、内壁部221との接続状態において、開放端部310と接続端部220とに規定される。一方、分離隔壁300における第2方向200X上の端部は、内壁部221との距離によっても規定することができる。すなわち、内壁部221に近接した端部を近接端部340と規定し、近接端部340よりも内壁部221から離間した端部を離間端部330と規定することができる。この近接端部340が、本発明に係る「近接端部」の一例である。この離間端部330が、本発明に係る「離間端部」の一例である。
【0028】
本発明の実施形態に係るパッケージ100において、分離隔壁300の第1隔壁面300Uは、第2方向200Xの延在成分を有する。また、分離隔壁300の第2隔壁面300Dは、第2方向200Yの延在成分を有する。一方、後述するとおり、分離隔壁300の第1隔壁面300Uと第2隔壁面300Dとは、種々の構成をとり得る。
なお、分離隔壁300の第3方向200Z上の両端部は、内壁部221にそれぞれ接続されている。
【0029】
収容領域210は、第1隔壁面300U上における領域である分離隔壁上領域210Uと、分離隔壁上領域210U以外の領域である分離隔壁外領域210Eとを有する。「第1隔壁面300U上における領域」とは、分離隔壁300における第2方向200X上の両端をそれぞれ通過する第1方向200Yと平行な二つの仮想線に挟まれた領域において、第1隔壁面300Uよりも上側方向200Uの方向に位置する領域を示す。この意味において、収容領域210は、第2隔壁面下における分離隔壁下領域210Dを有する。この分離隔壁下領域210Dは、分離隔壁外領域210Eに含まれる領域である。この分離隔壁上領域210Uが、本発明に係る「分離隔壁上領域」の一例である。この分離隔壁外領域210Eが、本発明に係る「分離隔壁外領域」の一例である。
【0030】
収容容器200は、第2方向200Xにおいて、分離隔壁300の近接端部340から見て離間端部330が存在する方向側の領域である第1収容容器領域211を有する。また、収容容器200は、第2方向200Xにおいて、分離隔壁300の離間端部330から見て近接端部340が存在する方向側の領域である第2収容容器領域212を有する。また、収容容器200は、第2方向200Xにおいて、中間点を含む領域である第3収容容器領域213を有する。すなわち、第3収容容器領域213は、第1収容容器領域211と、第2収容容器領域212とに挟まれた領域となる。なお、後述するとおり、一つの収容容器200に分離隔壁300が複数個形成される場合がある。このような場合は、任意に選択した一つの分離隔壁300に基づき、第1収容容器領域211と、第2収容容器領域212と、第3収容容器領域213とを規定することができる。この第1収容容器領域211が、本発明に係る「第1収容容器領域」の一例である。この第2収容容器領域212が、本発明に係る「第2収容容器領域」の一例である。この第3収容容器領域213が、本発明に係る「第3収容容器領域」の一例である。
【0031】
収容容器200は、動物用排泄物処理材700を取出すための開口部400を有する。開口部400は、収容容器200に形成される領域において、分離隔壁300が形成されない領域に配置されることが好ましい。すなわち、開口部400は、第1収容容器領域211もしくは第3収容容器領域213に形成される。
【0032】
収容容器200は、収容容器200を把持するための把持部500を有する。把持部500は、収容容器200に形成される領域において、分離隔壁300が形成されるとともに、開口部400が形成されない領域に配置されることが好ましい。すなわち、開口部400が第1収容容器領域211に形成される場合、把持部500は第2収容容器領域212もしくは第3収容容器領域213に形成される。また、開口部400が第3収容容器領域213に形成される場合は、把持部500は第2収容容器領域213に形成される。なお、本発明の実施形態に係るパッケージ100においては、把持部500は第1把持部501と第2把持部502とにより形成される。一方、把持部500として単一の構造とすることができる。把持部500の構成としては、ユーザが把持可能であればどのような構成でも良い。把持部500は、この種のユーザに把持される構成における周知の構成を適宜選択することができる。
【0033】
なお、収容容器200としては、合成樹脂や段ボールなどの素材を適宜使用することができる。また、収容容器200と分離隔壁300とを一体形成することができる。さらに、収容容器200と分離隔壁300とをそれぞれ独立して形成した後、接着等の手段により収容容器200と分離隔壁300とを固定することも可能である。
【0034】
図3は、本発明に係る動物用排泄物処理材700を示す図である。動物用排泄物処理材700としては、収容容器200に複数個が配置されれば足りる。すなわち、動物用排泄物処理材700は、種々提案されている周知の動物用排泄物処理材700を適宜使用することができる。例えば、動物用排泄物処理材700としては、動物の排泄物を吸収するもの、動物の排泄物を吸収するとともに粘性を発現し、複数の動物用排泄処理材700同士が接着するもの、吸収性を有するシート状部材と組み合わせて使用されるもの等を選択することができる。なお、ここでいう「排泄物」は、屎尿のみならず、唾液や経血等の体液も広く包含する趣旨である。
【0035】
したがって、動物用排泄物処理材700は、形状や素材も周知の構成を適宜選択することができる。例えば、
図3には円柱形状の動物用排泄物処理材700が開示されているが、球状、楕円形、多角形による柱状のものなど、様々な形状を選択し得る。
この周知の動物用排泄物処理材700としては、猫用のものが特に多く提案されている。よって、本発明に係るパッケージ100は、特に猫用として好適である。
【0036】
なお、複数の動物用排泄物処理材700が収容容器200に収容された状態においては、動物用排泄物処理材700は、分離隔壁上領域210Uに配置される第1粒状体701と、分離隔壁外領域210Eに収容される第2粒状体702とを有する。この際、第1粒状体701と第2粒状体702とは、平均粒度がほぼ同じものを選択することができる。一方、第1粒状体701の平均粒度を、第2粒状体702の平均粒度よりも大きくすることも可能である。
【0037】
このように形成されたパッケージ100の作用を、
図4に基づき説明する。なお、パッケージ100に配置された動物用排泄物処理材700は、ユーザにより別途設けられる受け容器(図示せず)内に配置される。パッケージ100は、受け容器に対し4回充填可能な動物用排泄物処理材700の量が配置されているものとする。
【0038】
収容容器200に配置された動物用排泄物処理材700は、その配置位置に基づき複数の領域を形成する。まず、動物用排泄物処理材700は、分離隔壁上領域210Uを含む領域に配置される第1粒状体領域710を形成する。また、動物用排泄物処理材700は、第1粒状体領域710における第1収容容器領域211側の領域と隣接する領域において、第1方向200Yへ延びる領域である第2粒状体領域720を有する。また、動物用概説物処理材700は、分離隔壁下領域210Dを含む領域と、第2粒状体領域720における第1収容容器領域211側の領域と隣接する領域において第1方向200Yへ延びる領域とにより形成される第3粒状体領域730を有する。すなわち、第3粒状領域730は、第2方向200Xにおける第2粒状体領域720の両端領域を含むものである。また、動物用排泄物処理材700は、第3粒状体領域730における第1収容容器領域211側の領域と隣接するとともに第1方向200Yへ延びる領域である第4粒状体領域740を有する。また、動物用排泄物処理材700は、第4粒状体領域740における第1収容容器領域211側の領域と隣接するとともに第1方向200Yへ延びる省域である第5粒状体領域750を有する。
【0039】
なお、収容容器200に対する動物用排泄物処理材700の充填作業においては、第1粒状体領域710に配置される動物用排泄物処理材700が最後に充填される。この際、第1粒状体領域710に配置される動物用排泄物処理材700としては、粒度に大きなバラつきの無いものが選択される。
【0040】
ここで、パッケージ100には、製造者による出荷作業や、ユーザによる購入時の運搬作業により振動が加えられているものとする。したがって、上側方向200Uの動物用排泄物処理材700の方が、下側方向200Dの動物用排泄物処理材700に比して大きい平均粒度を有する配置形態となっている。
一方、このような状態であっても、第1粒状体領域710においては、粒度に大きなバラつきが無いものが選択されている。よって、パッケージ100に振動が加えられた状態においても、第1粒状体領域710における上側方向200Uと下側方向200Dとの平均的な粒度の大きさは、他の粒状体における粒度の差と比して小さいものとなる。
【0041】
このような状態において、ユーザは、開口部400から動物用排泄物処理材700を取出すために、把持部500を把持するとともに収容容器200を傾ける。すると、受け容器に対する1回目の充填作業として、第1粒状体領域710に配置された動物用排泄物処理材700の一部と、第2粒状体領域720に配置された動物用排泄物処理材700とが受け容器に充填される。
受け容器に配置された動物用排泄物処理材700に対し、動物が排泄を行った場合、受け容器に配置された動物用排泄物処理材700を廃棄する。そして、新たな動物用排泄物処理材700を受け容器に充填する。
すなわち、受け容器に対する2回目の充填作業としては、第1粒状体領域710に配置された動物用排泄物処理材700の一部と、第3粒状体領域730に配置された動物用排泄物処理材700とが受け容器に充填される。
【0042】
このようにして、受け容器に配置された動物用排泄物処理材700の交換作業が繰り返される。なお、受け容器に対する第3回目の充填作業としては、第1粒状体領域710に配置された動物用排泄物処理材700の一部と、第4粒状体領域740に配置された動物用排泄物処理材700とが受け容器に充填される。また、受け容器に対する第4回目の充填作業としては、第1粒状体領域710に配置された動物用排泄物処理材700の一部と、第5粒状体領域750に配置された動物用排泄物処理材700とが受け容器に充填される。
【0043】
すなわち、いずれの受け容器に対する動物用排泄物処理材700の充填作業においても、第1粒状体領域710に配置された動物用排泄物処理材700が含まれることとなる。前述した通り、第1粒状体領域710の動物用排泄物処理材700は、上側方向200Uと下側方向200Dにおいて、粒度のバラつきが少ないものである。よって、複数の充填作業において、受け容器に配置される動物用排泄物処理材700における粒径のバラつきを緩和することが可能となる。
なお、上述した第2粒状領域720〜第5粒状領域750においては、あくまでも理論上の領域である。よって、実際の製品においては、動物用排泄物処理材700は必ずしも上述と同様の領域を形成し、同様の順番で収容容器200から取り出されるとは限らないものである。
【0044】
(変形例)
本発明に係るパッケージ100においては、達成しようとする収容容器200の構成や、分離隔壁300の構成や、収容容器200に充填される動物用排泄物処理材700の構成により、種々の変形例を形成することができる。以下、
図5〜
図22に基づき、本発明に係る第1変形例〜第17変形例を説明する。なお、第1変形例〜第17変形例の説明において、上記した基本構成に係るパッケージ100と同様の構成を有する構成要素や、他の変形例と同様の構成を有する構成要素は、その説明、図面符号などを省略する。
【0045】
(第1変形例)
第1変形例に係るパッケージ1100を、
図5に基づき説明する。第1変形例に係るパッケージ1100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第1変形例に係る収容容器1200の分離隔壁300において、第2方向200X上の両端部は、内壁部221と接続しない。よって、収容容器1200の分離隔壁300において、第2方向200X上の両端部は、接続端部320を形成せずに、開放端部310のみを形成する。
なお、収容容器1200には分離隔壁300が形成されているため、分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第1変形例に係るパッケージ1100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0046】
(第2変形例)
第2変形例に係るパッケージ2100を、
図6に基づき説明する。第2変形例に係るパッケージ2100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第2変形例に係る収容容器2200の分離隔壁300は、第1分離隔壁301と第2分離隔壁302とを有する。第1分離隔壁301は、第2分離隔壁302よりも上側方向200Uに設けられている。なお、第1分離隔壁301の第2方向200Xにおける長さは、第2分離隔壁302よりも短く形成されている。
なお、収容容器2200には第1分離隔壁301と第2分離隔壁302のそれぞれに分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第2変形例に係るパッケージ2100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
なお、この第2変形例に係るパッケージ2100においては、分離隔壁300が2カ所設けられている例を説明した。一方、本発明においては、分離隔壁300を複数設けることが可能であり、分離隔壁300を2カ所以上設けることもできる。
【0047】
(第3変形例)
第3変形例に係るパッケージ3100を、
図7に基づき説明する。第3変形例に係るパッケージ3100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第3変形例に係る収容容器3200の分離隔壁300は、第1分離隔壁301と第2分離隔壁302とを有する。第1分離隔壁301は、第2分離隔壁302よりも上側方向200Uに設けられている。なお、第1分離隔壁301の第2方向200Xにおける長さは、第2分離隔壁302よりも長く形成されている。
なお、収容容器3200には第1分離隔壁301と第2分離隔壁302のそれぞれに分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第3変形例に係るパッケージ3100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0048】
(第4変形例)
第4変形例に係るパッケージ4100を、
図8に基づき説明する。第4変形例に係るパッケージ4100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第4変形例に係る収容容器4200の分離隔壁300は、第1分離隔壁301と第2分離隔壁302とを有する。第1分離隔壁301は、第2分離隔壁302よりも上側方向200Uに設けられている。なお、第1分離隔壁301における第2方向200X上の両端部は、内壁部221に対し接続端部320と開放端部310とを形成する。一方、第2分離隔壁302における第2方向200X上の両端部は、内壁部221に対し接続されていない。よって、第2分離隔壁302における第2方向上の両端部は、双方とも開放端部310を形成する。
なお、収容容器4200には第1分離隔壁301と第2分離隔壁302のそれぞれに分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第4変形例に係るパッケージ4100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0049】
(第5変形例)
第5変形例に係るパッケージ5100を、
図9に基づき説明する。第5変形例に係るパッケージ5100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第5変形例に係る収容容器5200の分離隔壁300は、第1分離隔壁301と第2分離隔壁302とを有する。第1分離隔壁301は、第2分離隔壁302よりも上側方向200Uに設けられている。なお、第1分離隔壁301における第2方向200X上の両端部は、内壁部221に対し接続されていない。よって、第1分離隔壁302における第2方向上の両端部は、双方とも開放端部310を形成する。一方、第2分離隔壁302における第2方向200X上の両端部は、内壁部221に対し接続端部320と開放端部310とを形成する。
なお、収容容器5200には第1分離隔壁301と第2分離隔壁302のそれぞれに分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第5変形例に係るパッケージ5100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0050】
(第6変形例)
第6変形例に係るパッケージ6100を、
図10に基づき説明する。第6変形例に係るパッケージ6100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第6変形例に係る収容容器6200の分離隔壁300は、第1分離隔壁301と第2分離隔壁302とを有する。第1分離隔壁301と第2分離隔壁302とは、第2方向200Xにおいて、同一線上に配置されている。また、第1分離隔壁301と、第2分離隔壁302とにおける第2方向上の両端部は、ともに内壁部221に対して接続端部320と開放端部310とを形成する。
なお、収容容器6200には第1分離隔壁301と第2分離隔壁302のそれぞれに分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第6変形例に係るパッケージ6100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0051】
(第7変形例)
第7変形例に係るパッケージ7100を、
図11に基づき説明する。第7変形例に係るパッケージ7100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第7変形例に係る収容容器7200の分離隔壁300は、第2隔壁面300Dが第2方向200Xに対して傾斜成分を有する。より具体的には、第2隔壁面300Dの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、下側方向200Dから上側方向200Uへ向かうものである。なお、本発明において「方向の傾斜成分」とは、ある方向に対して傾斜する要素を有することを示す。この際、ある方向に対し、要素が必ず傾斜している領域を有する必要はなく、要素の全体構成がある方向に対して傾斜していれば足りるものである。例えば、第7変形例における収容容器7200の第2隔壁面300Dが階段のような構成を示している場合を想定する。この際、「階段」は第1方向200Yと第2方向200Xのそれぞれに平行な要素のみで形成されている。一方、このような場合であっても、「階段」を全体的に考えた場合は、第2方向200Xに対し傾斜を構成するものである。よって、このような「階段」であっても、第2隔壁面300D全体は第2方向200Xに対し傾斜成分を有すると考えることができる。
なお、収容容器7200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第7変形例に係るパッケージ7100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0052】
(第8変形例)
第8変形例に係るパッケージ8100を、
図12に基づき説明する。第8変形例に係るパッケージ8100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第8変形例に係る収容容器8200の分離隔壁300は、第1隔壁面300Uが第2方向200Xに対して傾斜成分を有する。より具体的には、第1隔壁面300Uの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、上側方向200Uから下側方向200Dへ向かうものである。
なお、収容容器8200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第8変形例に係るパッケージ8100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0053】
(第9変形例)
第9変形例に係るパッケージ9100を、
図13に基づき説明する。第9変形例に係るパッケージ9100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第9変形例に係る収容容器9200の分離隔壁300は、第1隔壁面300Uと第2隔壁面300Dの双方が、第2方向200Xに対して傾斜成分を有する。より具体的には、第1隔壁面300Uの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、上側方向200Uから下側方向200Dへ向かうものである。また、第2隔壁面300Dの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、下側方向200Dから上側方向200Uへ向かうものである。
なお、収容容器9200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第9変形例に係るパッケージ9100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0054】
(第10変形例)
第10変形例に係るパッケージ10100を、
図14および
図15に基づき説明する。第10変形例に係るパッケージ10100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第10変形例に係る収容容器10200の分離隔壁300は、第1隔壁面300Uと第2隔壁面300Dの双方が、第2方向200Xに対して傾斜成分を有する。より具体的には、第1隔壁面300Uの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、下側方向200Dから上側方向200Uへ向かうものである。また、第2隔壁面300Dの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、下側方向200Dから上側方向200Uへ向かうものである。このような構成の場合、分離隔壁300全体が第2方向200Xに対し傾斜成分を有すると言える。
なお、収容容器10200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第10変形例に係るパッケージ10100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0055】
また、このように分離隔壁300全体が、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、下側方向200Dから上側方向200Uへ向かう傾斜成分を有する場合の好適な例につき
図19に基づき説明する。
第1隔壁面300Uの接続端部320(近接端部340)から、最も第1収容容器領域211側に位置する開口部400を通過する直線の内、最短の直線を第1仮想線L1とする。また、第2隔壁面300Dの接続端部320(近接端部340)を通過する第2方向200Xと平行な直線を第2仮想線L2とする。分離隔壁300の傾斜角度は、第1仮想線L1と第2仮想線L2に挟まれた領域内であることが好ましい。すなわち、このような構成であると、収容容器11100を傾けた状態であっても、分離隔壁上領域210Uの動物用排泄物処理材が開口部400へと流出しにくい構造となる。よって、収容容器11100から動物用排泄物処理材を取出す際の初期の段階において、分離隔壁上領域210Uの動物用排泄物処理材の多くが取り出されてしまうことを防止できる。
【0056】
(第11変形例)
第11変形例に係るパッケージ11100を、
図16に基づき説明する。第11変形例に係るパッケージ11100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第11変形例に係る収容容器11200の分離隔壁300は、第1隔壁面300Uと第2隔壁面300Dの双方が、第2方向200Xに対して傾斜成分を有する。より具体的には、第1隔壁面300Uの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、上側方向200Uから下側方向200Dへ向かうものである。また、第2隔壁面300Dの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、上側方向200Uから下側方向200Dへ向かうものである。このような構成の場合、分離隔壁300全体が第2方向200Xに対し傾斜成分を有すると言える。
なお、収容容器11200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第11変形例に係るパッケージ11100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0057】
(第12変形例)
第12変形例に係るパッケージ12100を、
図17に基づき説明する。第12変形例に係るパッケージ12100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第12変形例に係る収容容器12200は、璧部220が凹部230を有する。この凹部230により、分離隔壁300が形成される。凹部230は、内壁面221により形成される上側方向200Uの面を有する。この上側方向200Uの面が、第1隔壁面300Uを形成する。第1隔壁面300Uは、第2方向200Xと平行な直線にて形成される。凹部230は、内壁面221により形成される下側方向200Dの面を有する。この下側方向200Dの面が、第2隔壁面300Dを形成する。第2隔壁面300Dは、第2方向200Xと平行な直線にて形成される。
なお、収容容器12200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第12変形例に係るパッケージ12100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0058】
(第13変形例)
第13変形例に係るパッケージ13100を、
図18に基づき説明する。第13変形例に係るパッケージ13100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第13変形例に係る収容容器13200は、第12変形例に係る収容容器12200と同様に、璧部220に形成された凹部230により分離隔壁300が形成される。この際、第13変形例に係る収容容器13200には凹部230が2カ所形成されている。この2カ所の凹部230により、分離隔壁300として、第1分離隔壁301と第2分離隔壁302が形成される。
なお、収容容器13200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第13変形例に係るパッケージ13100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
また、第13変形例として凹部230による分離隔壁300が2カ所形成された例を説明した。一方、分離隔壁300を2カ所以上形成したい場合は、所望の分離隔壁300の数に応じた凹部230を、収容容器に形成することが可能である。
【0059】
(第14変形例)
第14変形例に係るパッケージ13100を、
図19に基づき説明する。第14変形例に係るパッケージ14100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第14変形例に係る収容容器14200は、第12変形例に係る収容容器12200と同様に、璧部220に形成された凹部230により分離隔壁300が形成される。この際、第14変形例に係る収容容器14200には凹部230が2カ所形成されている。この2カ所の凹部230により、分離隔壁300として、第1分離隔壁301と第2分離隔壁302が形成される。収容容器14200における第2隔壁面300Dは、第2方向200Xに対し傾斜成分を有する。第2隔壁面300Dの第2方向200Xに対する傾斜成分は、接続端部320(近接端部340)から開放端部310(離間端部330)に向かうに従い、下側方向200Dから上側方向200Uへ向かうものである。
なお、収容容器14200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第14変形例に係るパッケージ14100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
この第14変形例に係るパッケージ14100に代表されるように、凹部230の形状を変更することにより、第1隔壁面300Uや第2隔壁面300Dを第2方向200Xに対し、傾斜成分を有する構成とすることが可能となる。
【0060】
(第15変形例)
第15変形例に係るパッケージ15100を、
図20に基づき説明する。第15変形例に係るパッケージ15100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第15変形例に係る収容容器15200は、段ボールにより形成されている。収容容器15200の開口部400は、第1収容容器領域211に形成された切欠き部410により形成されている。収容容器15200の把持部500は、第2収容容器領域212に配置された紐体により形成されている。分離隔壁300は、第1隔壁面300Uと第2隔壁面300Dを形成する主体部350と、収容容器15200の内壁面221に対し接着される接着部360とにより形成される。
なお、収容容器15200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第15変形例に係るパッケージ15100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0061】
(第16変形例)
第16変形例に係るパッケージ16100を、
図21に基づき説明する。第16変形例に係るパッケージ16100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第16変形例に係る収容容器16200は、第15変形例に係る収容容器15200と同様に段ボールにより形成されている。第16変形例に係る収容容器16200における上側方向200Uには、片部240が形成されている。片部240は、収容容器15200の上側方向200Uに形成された縁部と同数の数が配置されている。第16変形例に係る収容容器16200においては、4つの片部240が形成されている。この片部240を収容領域210側へ折りたたむことにより、収容容器16200の上側方向200Uは閉塞される。一方、4つの片部240の折り畳み状態を解除し、それぞれの片部240を開放することにより開口部400が形成される。なお、第16変形例に係るパッケージ16100の分離隔壁300は、第15変形例に係るパッケージ15100と同様である。
収容容器16200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第16変形例に係るパッケージ16100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0062】
(第17変形例)
第17変形例に係るパッケージ17100を、
図22に基づき説明する。第17変形例に係るパッケージ17100は、上述した実施形態に係るパッケージ100と比して、収容容器の構成が異なる。すなわち、第17変形例に係る収容容器17200は、第15変形例に係る収容容器15200と同様に段ボールにより形成されている。収容容器17200は、段ボールによる外側体250と、外側体250に配置される袋体600により形成される。よって、外璧部222は外側体250により形成され、内壁部221は袋体600により形成される。開口部400は、袋体600の開口部により形成される。把持部500は、外側体250に形成された孔部により形成される。分離隔壁300は、第15変形例に係る収容容器15200と同様に、主体部350と接着部360とにより形成される。接着部360は、袋体600により形成される内壁部221に接着される。
収容容器17200は、分離隔壁300により分離隔壁上領域210Uが形成される。よって、第17変形例に係るパッケージ17100は、実施形態100に係るパッケージと同様の作用および効果を奏する。
【0063】
なお、本発明に係る動物用排泄物処理材パッケージおよび動物用排泄物処理材収容容器の構成は上述した構造に限らないものである。実施形態や第1変形例〜第17変形例に記載されている構成を、適宜組み合わせることは、もちろん可能である。
【0064】
(実施の形態と本発明の各構成要素の対応について)
パッケージ100、1100、2100、3100、4100、5100、6100、7100、8100、9100、10100、11100、12100、13100、14100、15100、16100、17100は、本発明に係る「パッケージ」の一例である。動物用排泄物処理材700は、本発明に係る「動物用排泄物処理材」の一例である。収容容器200、1200、2200、3200、4200、5200、6200、7200、8200、9200、10200、11200、12200、13200、14200、15200、16200、17200は、本発明に係る「収容容器」の一例である。上側方向200Uは、本発明に係る「上側方向」の一例である。下側方向200Dは、本発明に係る「下側方向」の一例である。第1方向200Yは、本発明に係る「第1方向」の一例である。第2方向200Xは、本発明に係る「第2方向」の一例である。内壁部221は、本発明に係る「内壁部」の一例である。収容領域210は、本発明に係る「収容領域」の一例である。分離隔壁300は、本発明に係る「分離隔壁」の一例である。開放端部310は、本発明に係る「開放端部」の一例である。第1隔壁面300Uは、本発明に係る「第1隔壁面」の一例である。第2隔壁面300Dは、本発明に係る「第2隔壁面」の一例である。近接端部340は、本発明に係る「近接端部」の一例である。離間端部330は、本発明に係る「離間端部」の一例である。分離隔壁上領域210Uは、本発明に係る「分離隔壁上領域」の一例である。分離隔壁外領域210Eは、本発明に係る「分離隔壁外領域」の一例である。第1収容容器領域211は、本発明に係る「第1収容容器領域」の一例である。第2収容容器領域212は、本発明に係る「第2収容容器領域」の一例である。第3収容容器領域213は、本発明に係る「第3収容容器領域」の一例である。
【0065】
以上の本発明の特質に鑑み、以下の各種の構成態様が構築できる。
(態様1)
粒状体により形成される動物用排泄物処理材と、前記動物用排泄物処理材を複数収容するための収容容器とを有する動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記収容容器は、前記収容容器を載置した状態における上側方向と、前記収容容器を載置した状態における下側方向と、前記上側方向と前記下側方向とにより規定される第1方向と、当該第1方向と交差する方向により規定される第2方向とに延在し、
前記収容容器は、複数の前記動物用排泄物処理材を収容するための収容領域と、当該収容領域を形成する内壁部と、前記収容領域に形成されるとともに前記第2方向の延在成分を有する分離隔壁を有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0066】
(態様2)
態様1に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記分離隔壁は、前記内壁部とは接続されない端部である開放端部と、前記上側方向に位置する面である第1隔壁面と、前記第1隔壁面と対向する面である第2隔壁面とを有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0067】
(態様3)
態様1または2のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記収容領域は、前記第1隔壁面上における領域である分離隔壁上領域と、当該分離隔壁上領域以外の領域である分離隔壁外領域とを有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0068】
(態様4)
態様1〜3のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記動物用排泄物処理材は、前記分離隔壁上領域に配置される第1粒状体と、前記分離隔壁外領域に収容される第2粒状体とを有し、
前記第1粒状体の平均粒度は、前記第2粒状体の平均粒度よりも大きいことを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0069】
(態様5)
態様1〜4のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記第1隔壁面は、前記第2方向の傾斜成分を有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0070】
(態様6)
態様1〜5のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記第2隔壁面は、前記第2方向の傾斜成分を有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0071】
(態様7)
態様1〜6のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記分離隔壁は、前記内壁部に近接した端部である近接端部と、前記近接端部よりも前記内壁部から離間した端部である離間端部とを有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0072】
(態様8)
態様1〜7のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記収容容器は、前記第2方向において前記近接端部よりも前記離間端部側の領域である第1収容容器領域と、前記第2方向において前記離間端部よりも前記近接端部側の領域である第2収容容器領域と、前記第2方向における中間点を含む領域である第3収容容器領域とを有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0073】
(態様9)
態様1〜8のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記収容容器は、前記動物用排泄物処理材を取出すための開口部を有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0074】
(態様10)
態様9に記載された動物用排泄物処理材パッケージにおいて、
前記開口部は、前記第1収容容器領域に形成されていることを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0075】
(態様11)
態様9に記載された動物用排泄物処理材パッケージにおいて、
前記開口部は、前記第3収容容器領域に形成されていることを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0076】
(態様12)
態様1〜9のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記収容容器は、前記収容容器を把持するための把持部を有することを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0077】
(態様13)
態様12に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記把持部は、前記第2収容容器領域に形成されていることを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0078】
(態様14)
態様12に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記把持部は、前記第3収容容器領域に形成されていることを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0079】
(態様15)
態様1〜14のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記分離隔壁は、複数個設けられることを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0080】
(態様16)
態様1〜15のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記分離隔壁は、前記内壁部と一体的に成形されていることを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0081】
(態様17)
態様1〜15のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記分離隔壁は、前記内壁部に対して接着されることにより形成されることを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0082】
(態様18)
態様1〜17のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材パッケージであって、
前記動物用排泄物処理材が、猫用であることを特徴とする動物用排泄物処理材パッケージ。
【0083】
(態様19)
粒状体により形成される動物用排泄物処理材を複数収容するための動物用排泄物処理材収容容器であって、
前記動物用排泄物処理材収容容器は、前記動物用排泄物処理材収容容器を載置した状態における上側方向と、前記動物用排泄物処理材収容容器を載置した状態における下側方向と、前記上側方向と前記下側方向とにより規定される第1方向と、当該第1方向と交差する方向により規定される第2方向とに延在し、
前記動物用排泄物処理材収容容器は、複数の前記動物用排泄物処理材を収容するための収容領域と、当該収容領域を形成する内壁部と、前記収容領域に形成されるとともに前記第2方向の延在成分を有する分離隔壁を有することを特徴とする動物用排泄物処理材収容容器。