特許第6147974号(P6147974)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社ディスコの特許一覧

<>
  • 特許6147974-研削装置 図000002
  • 特許6147974-研削装置 図000003
  • 特許6147974-研削装置 図000004
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6147974
(24)【登録日】2017年5月26日
(45)【発行日】2017年6月14日
(54)【発明の名称】研削装置
(51)【国際特許分類】
   B24B 7/00 20060101AFI20170607BHJP
   B24B 41/047 20060101ALI20170607BHJP
【FI】
   B24B7/00 A
   B24B41/047
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-200512(P2012-200512)
(22)【出願日】2012年9月12日
(65)【公開番号】特開2014-54693(P2014-54693A)
(43)【公開日】2014年3月27日
【審査請求日】2015年9月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000134051
【氏名又は名称】株式会社ディスコ
(74)【代理人】
【識別番号】100121083
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 宏義
(74)【代理人】
【識別番号】100138391
【弁理士】
【氏名又は名称】天田 昌行
(74)【代理人】
【識別番号】100132067
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 喜雅
(74)【代理人】
【識別番号】100137903
【弁理士】
【氏名又は名称】菅野 亨
(74)【代理人】
【識別番号】100150304
【弁理士】
【氏名又は名称】溝口 勉
(72)【発明者】
【氏名】後藤 利光
(72)【発明者】
【氏名】木崎 清貴
(72)【発明者】
【氏名】北野 元己
(72)【発明者】
【氏名】桜井 善浩
(72)【発明者】
【氏名】松澤 稔
【審査官】 宮部 菜苗
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭62−152661(JP,A)
【文献】 特開2010−172999(JP,A)
【文献】 特開2012−081556(JP,A)
【文献】 特開昭62−024952(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B24B 7/00
B24B 41/00
H01L 21/304
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
真上から見た円形の中心を軸に回転可能に配設されるターンテーブルと、該ターンテーブルの回転中心を中心に均等な角度で該ターンテーブルに配設される板状ワークを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持される板状ワークを研削する研削手段と、から少なくとも構成される研削装置であって、
該チャックテーブルは、該ターンテーブルの回転中心側を高く、該ターンテーブルの外周側を低く傾斜させて配設され、該研削手段は該ターンテーブルの上方で門型のコラムにより支持され、該研削手段は該チャックテーブルに対して該ターンテーブルの回転中心側に位置ずれしていることを特徴とする研削装置。
【請求項2】
該ターンテーブルは、回転中心を頂点とした円錐形状で、斜面に該チャックテーブルを配設させたことを特徴とする請求項1記載の研削装置。
【請求項3】
該ターンテーブルは、回転中心を頂点とした多角錐形状で、斜面に該チャックテーブルを配設させたことを特徴とする請求項1記載の研削装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、板状ワークなどの被研削面を研削する研削装置に関する。
【背景技術】
【0002】
研削手段を複数備える研削装置においては、各研削手段に対して被加工物である板状ワークを保持するチャックテーブルが位置づけられる。この場合、複数のチャックテーブルは、ターンテーブル上に間隔を均等にあけて、上面が略同じ高さとなるように、回転可能に配置される(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−200545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、複数のチャックテーブルを、間隔を均等にあけて、上面が略同じ高さとなるようにターンテーブル上に配置する構成では、研削装置におけるターンテーブルの設置面積をチャックテーブルの底面積の合計面積よりも小さくすることは不可能である。したがって、ターンテーブル上に配置するチャックテーブルの数が増えるほどターンテーブルの設置面積が増大し、これに伴って研削装置全体の床面積も増大してしまう。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ターンテーブルの設置面積を増大することなく複数のチャックテーブルを配置できる研削装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の研削装置は、真上から見た円形の中心を軸に回転可能に配設されるターンテーブルと、該ターンテーブルの回転中心を中心に均等な角度で該ターンテーブルに配設される板状ワークを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持される板状ワークを研削する研削手段と、から少なくとも構成される研削装置であって、該チャックテーブルは、該ターンテーブルの回転中心側を高く、該ターンテーブルの外周側を低く傾斜させて配設され、該研削手段は該ターンテーブルの上方で門型のコラムにより支持され、該研削手段は該チャックテーブルに対して該ターンテーブルの回転中心側に位置ずれしていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、チャックテーブルは、ターンテーブル上に傾斜して配置されるため、チャックテーブルの水平投影面積は、従来の円盤形状のターンテーブル上に間隔を均等にあけて、上面が略同じ高さとなるようにチャックテーブルを配置する構成と比較して小さなものとなる。このため、複数のチャックテーブルをターンテーブル上に配置する場合であっても、ターンテーブルの底面積の増大を抑制し、さらには、研削装置全体の床面積の増大を抑制することが可能となる。
【0008】
上記研削装置において、該ターンテーブルは、回転中心を頂点とした円錐形状で、斜面に該チャックテーブルを配設させてもよい。
【0009】
上記研削装置において、該ターンテーブルは、回転中心を頂点とした多角錐形状で、斜面に該チャックテーブルを配設させてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ターンテーブルの設置面積を増大することなく複数のチャックテーブルを配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】第1の実施の形態に係る研削装置の一例を示す斜視図である。
図2】第1の実施の形態に係る研削装置の一例を示す断面模式図である。
図3】第2の実施の形態に係る研削装置の一例を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る研削装置の一例を示す斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る研削装置の一例を示す断面模式図である。図1に示すように、研削装置1は、チャックテーブル4と研削ユニット(研削手段)5とを相対回転させることにより、チャックテーブル4が保持する板状ワークを研削するように構成されている。なお、図1において、研削装置1は3つの研削ユニットを有するように示されているが、研削ユニットの数はこれに限定されるものではない。
【0013】
研削装置1は、略直方体形状の基台2を有している。基台2の上面には、回転中心を頂点とした円錐形状のターンテーブル3と、ターンテーブル3の側面(円錐面)上に配置された複数のチャックテーブル4と、チャックテーブル4に対向して設けられた複数の研削ユニット5と、複数の研削ユニット5を支持するコラム6と、が設けられている。
【0014】
チャックテーブル4は、ターンテーブル3の回転中心側よりもターンテーブル3の底面側(外周側)の方が低くなるように傾斜して配置されている。チャックテーブル4は、ターンテーブル3の同一の高さ位置にそれぞれ配置されている。また、チャックテーブル4はターンテーブル3の回転中心のまわりに等間隔に配置されている。すなわち、各チャックテーブル4の中心とターンテーブルの回転中心とを結ぶ線が作る中心角は、均等な角度となる。ターンテーブル3は、各チャックテーブル4を各研削ユニット5に順次位置づけるように間欠的に回転する。
【0015】
続いて、図2を参照して研削装置1の各構成部品について詳細に説明する。
ターンテーブル3は、円錐形状を有し、円錐の中心軸を回転軸としている。ターンテーブル3の側面(円錐面)は、二次曲面で構成される。ターンテーブル3の底面は、基台2上に収まるサイズに設計されている。ターンテーブル3の高さ(底面と頂点との距離)は適宜設定することができる。また、ターンテーブル3の中心位置には、後述するコラム6の柱が貫通する貫通孔3aが設けられている。なお、ターンテーブル2は、中空構造であってもよいし、中空構造でなくてもよい。
【0016】
チャックテーブル4は、円盤形状を有し、ターンテーブル3上に設けられた複数の支持柱41に支持されて、二次曲面であるターンテーブル3の側面(円錐面)上に設けられている。また、チャックテーブル4は、ターンテーブル3内に設けられた回転機構42と連結されて、円盤中心を回転中心として回転可能に設けられている。
【0017】
チャックテーブル4の上面には、たとえばポーラスセラミック材で構成され、図示しない吸引源に接続された保持面4aが設けられている。この構成により、板状ワークがチャックテーブル4上に載せ置かれた場合には、保持面4aの中央で板状ワークが吸引保持される。
【0018】
研削ユニット5は、円筒状のスピンドル51と、スピンドル51の下端に設けられたホイールマウント52と、ホイールマウント52の下面に取り付けられた研削ホイール53と、研削ホイール53の下面に配列された複数の研削砥石54と、を含んで構成される。各研削ユニット5は、各チャックテーブル4に対向するように斜めに取り付けられている。このとき、各研削ユニット5の回転軸は、対向するチャックテーブル4の回転軸と平行になるように調整されている。
【0019】
研削砥石54は、たとえばダイヤモンド砥粒をメタルボンドやレジンボンドなどの結合剤で固めたダイヤモンド砥石で構成される。研削砥石54は、スピンドル51の駆動に伴ってスピンドル51の中心軸まわりに高速回転する。そして、研削ホイール53とチャックテーブル4に保持された板状ワークとが平行な状態で、高速回転する研削砥石54が板状ワークの表面に接触することにより、板状ワークの表面が研削される。研削装置1は、複数の研削ユニット5を備えるため、各研削ユニット5を構成する研削砥石54は、たとえば粗研削用のもの、仕上げ研削用のもの、研磨用のもの、と使い分けされていてもよい。
【0020】
研削ユニット5は、コラム6に設けられた研削ユニット移動機構55によって駆動されて、チャックテーブル4と垂直な方向に沿ってチャックテーブル4に接近および離反するように移動可能に構成されている。
【0021】
研削ユニット移動機構55は、前面側に研削ユニット5が支持されるテーブル55aと、テーブル55aの背面側に設けられたナット部55bと、ナット部55bにねじ込まれたボールねじ55cと、ボールねじ55cの一端部に連結された研削送りモータ55dと、を含んで構成される。研削送りモータ55dが回転駆動することで、研削ユニット5はチャックテーブル4に接近および離反するように移動する。
【0022】
コラム6は、基台2の角部から基台2に垂直な方向に伸びる柱と基台2の中心からターンテーブル3の貫通孔3aを貫通するように伸びる柱(図1において不図示、図2参照)とが、ターンテーブル3の上方で連結されて構成されている。コラム6の連結部分は、下に凸の四角錐形状を有し、斜面上に研削ユニット移動機構55が取り付けられて研削ユニット5を支持している。なお、図1においては、基台2の3つの角部および基台2の中央部から柱が伸びているが、コラム6の構成はこれに限られず、基台2の2つの角部や4つの角部から柱が伸びる構成に適宜変更が可能である。
【0023】
研削装置1において、各チャックテーブル4の周囲には、研削水を受ける、箱形状のウォータケース7が配置されていてもよい(図1において不図示、図2参照)。ウォータケース7の上空は、研削ユニット5の研削ホイール53が挿入される孔が設けられている。また、ウォータケース7の底部の一部、たとえば隅部には図示しない排液口が設けられており、図示しないドレインホースが接続されている。
【0024】
基台2内には、研削装置1の各部を統括制御する図示しない制御部が設けられている。制御部は、各種処理を実行するプロセッサや、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などの記憶媒体を含んで構成される。
【0025】
以上説明したように、研削装置1において、チャックテーブル4は、円錐形状のターンテーブル3の側面(円錐面)に傾斜して配置されるため、チャックテーブル4の水平投影面積は、従来の円盤形状のターンテーブル上に間隔を均等にあけて、上面が略同じ高さとなるようにチャックテーブル4を配置する構成と比較して小さなものとなる。このため、複数のチャックテーブル4をターンテーブル3上に配置する場合であっても、ターンテーブル3の底面積の増大を抑制し、さらには、研削装置1全体の床面積の増大を抑制することが可能となる。
【0026】
続いて、このような研削装置1を用いた研削加工について説明する。
ここでは、研削装置1における3つの研削ユニット5について、装着される研削砥石54が、それぞれ粗研削用のもの、仕上げ研削用のもの、研磨用のもの、と異なる場合について説明する。なお、各研削ユニット5における研削砥石54の構成はこれに限定されない。また、被加工物である板状ワークの構成は特に限定されず、たとえば、サファイア基板、ガリウムヒ素(GaAs)基板、炭化ケイ素(SiC)基板などを用いることができる。
【0027】
まず、研削装置1において、図示しない搬入手段に最も近い位置にあるチャックテーブル4に被加工物である板状ワークが搬送され、チャックテーブル4の保持面4aで吸引保持される。その後、ターンテーブル3の回転により、チャックテーブル4に保持された板状ワークが粗研削用の研削砥石54が装着された研削ユニット5の下方に位置づけされる。
【0028】
そして、チャックテーブル4を回転し、研削ユニット5の研削ホイール53を回転するとともに、研削ユニット移動機構55によって研削ユニット5をチャックテーブル4に接近する方向へ移動して、粗研削用の研削砥石54を板状ワークの表面に接触させて粗研削加工が施される。
【0029】
粗研削加工終了後は、ターンテーブル3が回転することにより、粗研削加工が施された板状ワークが、仕上げ研削用の研削砥石54が装着された研削ユニット5の下方に位置づけされる。そして、チャックテーブル4を回転し、研削ユニット5の研削ホイール53を回転するとともに、研削ユニット移動機構55によって研削ユニット5をチャックテーブル4に接近する方向へ移動して、仕上げ研削用の研削砥石54を板状ワークの表面に接触させて仕上げ研削加工が施される。
【0030】
仕上げ研削加工終了後は、ターンテーブル3が回転することにより、仕上げ研削加工が施された板状ワークが、研磨用の研削砥石54が装着された研削ユニット5の下方に位置づけされる。そして、チャックテーブル4を回転し、研削ユニット5の研削ホイール53を回転するとともに、研削ユニット移動機構55によって研削ユニット5をチャックテーブル4に接近する方向へ移動して、研磨用の研削砥石54を板状ワークの表面に接触させて研磨加工が施される。
【0031】
研磨加工終了後は、ターンテーブル3が回転することにより、研磨加工が施された板状ワークを保持するチャックテーブル4が、図示しない搬出入手段の近傍に位置づけされる。そして、搬出入手段によって、チャックテーブル4上の板状ワークが搬送される。
【0032】
以上説明したように、研削装置1における研削加工においては、ターンテーブル3が回転することによりチャックテーブル4に保持された板状ワークが移動しながら次々と研削加工が施される構成となっている。研削装置1によれば、生産性を阻害することなく省スペース化を図ることができる。
【0033】
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態で示した研削装置1とは異なる構造の研削装置10について説明する。研削装置10は、ターンテーブル11の構成およびチャックテーブル4の配置方法について第1の実施の形態に係る研削装置1と相違する。
【0034】
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る研削装置の一例を示す断面模式図である。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態に係る研削装置1と共通する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0035】
ターンテーブル11は、円盤形状を有する点で、第1の実施の形態に係る研削装置1と相違する。ターンテーブル11は、円盤中心を軸に回転可能に設けられている。また、ターンテーブル11の中心位置には、コラム6の柱が貫通する貫通孔11aが設けられている。
【0036】
チャックテーブル4は、ターンテーブル11上に設けられた支持柱12a,12bに支持されて、ターンテーブル11上に設けられている。支持柱12a,12bは、ターンテーブル11の回転中心側に設けられた支持柱12aの方が、ターンテーブル11の外周側に設けられた支持柱12bよりも長く設計されている。したがって、チャックテーブル4は、支持柱12aに支持される端部近傍よりも支持柱12bに支持される端部近傍の方が低くなるように傾斜して配置される。また、チャックテーブル4は、ターンテーブル11の回転中心まわりに等間隔に配置されている。
【0037】
以上説明したように、研削装置10において、チャックテーブル4は、ターンテーブル11上に傾斜して配置されるため、チャックテーブル4の水平投影面積は、従来の円盤形状のターンテーブル上に間隔を均等にあけて、上面が略同じ高さとなるようにチャックテーブルを配置する構成と比較して小さなものとなる。このため、複数のチャックテーブル4をターンテーブル11上に配置する場合であっても、ターンテーブル11の底面積の増大を抑制し、さらには、研削装置10全体の床面積の増大を抑制することが可能となる。
【0038】
研削装置10によれば、研削装置1と比較して、ターンテーブル11の重量を減らすことができ、さらには、研削装置10全体の軽量化が可能となる。
【0039】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
【0040】
たとえば、上記第1の実施の形態においては、ターンテーブル3が円錐形状を有する場合について説明しているが、ターンテーブル3の形状についてはこれに限定されるものではなく適宜変更が可能である。たとえば、ターンテーブル3は、回転中心を頂点とした多角錐形状を有していてもよい。この場合には、多角錐の斜面の数だけターンテーブル3上にチャックテーブル4を配置することができる。また、ターンテーブル3の斜面は平面で構成されるため、二次曲面である円錐形状のターンテーブル3の側面(円錐面)にチャックテーブル4を設置する場合と比較して、斜面上に容易にチャックテーブル4を設置することが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、ターンテーブルの底面積を増大することなくターンテーブル上に複数のチャックテーブルを設置することができるという効果を有し、特に、研削手段を複数備える研削装置に有用である。
【符号の説明】
【0042】
1 研削装置
2 基台
3 ターンテーブル
3a 貫通孔
4 チャックテーブル
41 支持柱
42 回転機構
4a 保持面
5 研削ユニット
51 スピンドル
52 ホイールマウント
53 研削ホイール
54 研削砥石
55 研削ユニット移動機構
55a テーブル
55b ナット部
55c ボールねじ
55d 研削送りモータ
6 コラム
7 ウォータケース
10 研削装置
11 ターンテーブル
11a 貫通孔
12a,12b 支持柱
図1
図2
図3