技術分野
化学増幅ネガ型レジスト組成物、特に半導体基板やフォトマスク基板の加工の際に使用される極性変化型機能を有する高分子化合物を用いた化学増幅ネガ型レジスト組成物及びそれを用いたパターン形成方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
広く開いたスペースの間に孤立して形成されるパターン(アイソパターン)と、大きなパターンの中に孤立して形成されるスペースパターン(アイソスペース)の両方を含むレジストパターンをエキシマレーザー光を用いて形成しようとした場合、光の回折によってマスクに描かれた回路パターンと実際に形成されるレジストパターンには大きな差が生じることはよく知られており、完全な解決は困難な課題の一つである。
ところが、本発明者らが100nmあるいはそれ以下のレジスト膜を用いて60nmよりも狭い線幅を持つようなパターンを形成するため、電子線用に開発された上述の特許文献1〜3に提案されたようなレジスト膜を用いて、電子線によるパターン照射を行ってレジストパターンを形成したところ、電子線照射によるパターン形成においても、アイソパターンとアイソスペースパターンとの間に設計寸法に対する開きが生じることが見出された。
上述のような寸法乖離があった場合にも、電子線照射パターンを補正することにより、目的とするレジストパターンを得ることはできるが、パターンに対して多くの補正を加えていくことは、電子線照射パターンの設計を繁雑かつ困難にする。
本発明の目的は、60nm以下という高解像性を実現しつつ、電子線やEUVのような高エネルギー線でも生じる、アイソパターンとアイソスペースパターンにおけるパターン照射と形成されるレジスト寸法との乖離を抑制することができる化学増幅ネガ型レジスト組成物及びそれを用いたパターン形成方法を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、で示した課題を解決すべく、高解像性を示す、上述の特許文献1〜3に提案された芳香環を持つ環状オレフィンを共重合したポリマーを用いたレジスト組成物の改良のための試行錯誤を繰り返した。
【発明の効果】
本発明によれば、本発明のレジスト組成物を用いて膜厚100nmあるいはそれ以下のレジスト膜を形成し、電子線もしくはEUVによってアイソパターンとアイソスペースパターンの両者を含むパターン露光を行った場合においても、照射されたパターンと形成されるパターン寸法との乖離を強く抑制することができ、かつ、高い解像性と両立することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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