特許第6163015号(P6163015)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6163015
(24)【登録日】2017年6月23日
(45)【発行日】2017年7月12日
(54)【発明の名称】ペット用使い捨てパンツ型おむつ
(51)【国際特許分類】
   A01K 23/00 20060101AFI20170703BHJP
   A61F 13/49 20060101ALI20170703BHJP
【FI】
   A01K23/00 Z
   A61F13/49
【請求項の数】1
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-110028(P2013-110028)
(22)【出願日】2013年5月24日
(65)【公開番号】特開2014-226110(P2014-226110A)
(43)【公開日】2014年12月8日
【審査請求日】2016年4月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000115108
【氏名又は名称】ユニ・チャーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105120
【弁理士】
【氏名又は名称】岩田 哲幸
(74)【代理人】
【識別番号】100106725
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 敏行
(72)【発明者】
【氏名】小松原 大介
(72)【発明者】
【氏名】池上 武
【審査官】 門 良成
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−205561(JP,A)
【文献】 特開2001−258931(JP,A)
【文献】 特開2009−125087(JP,A)
【文献】 国際公開第2004/054482(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 23/00
A61F 13/49
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
胴周り領域と、股下領域と、胴周り開口と、一対の脚周り開口と、吸収性コアと、尻尾挿通開口と、前記胴周り領域に伸長状態にて配置された胴周り用伸縮性弾性部材と、を有し、
前記胴周り領域は、胴周り用伸縮性弾性部材が配置されている領域を複数有するとともに、第1伸縮部分領域と、当該第1伸縮部分領域よりも伸縮応力が低い第2伸縮部分領域とが形成されており、
さらに前記胴周り領域は、腹側胴周り領域と、背側胴周り領域とにより構成されており、
前記腹側胴周り領域は、前記胴周り開口側に設けられた第1腹側胴周り領域と、前記脚周り開口側に設けられた第2腹側胴周り領域と、を有し、
前記背側胴周り領域は、前記胴周り開口側に設けられた第1背側胴周り領域と、前記脚周り開口側に設けられた第2背側胴周り領域と、を有し、
前記第1伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域とに設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用使い捨てパンツ型おむつに関する。
【背景技術】
【0002】
犬や猫に代表されるペットを、家屋内で飼育することは一般的である。このため、種々のペット用使い捨ておむつが販売されている。例えば、特開2012−178976号に示される構造のペット用使い捨てパンツ型おむつが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−178976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2012−178976号に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつは、ペットのウエスト下部に適合させるための伸縮性弾性部材を有する。この伸縮性弾性部材は、均一の伸縮応力を有していた。
一方、例えばペット用使い捨てパンツ型おむつを着用するペットが犬であった場合、犬種によりウエスト下部の形状が大きく異なる。よって、ウエスト下部の伸縮性弾性部材が均一の伸縮応力を有する場合は、排泄物がペット用使い捨てパンツ型おむつから漏れる恐れがあった。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、ペットの胴周りに対し良好にフィットするペット用使い捨てパンツ型おむつを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの好ましい形態によれば、胴周り領域と、股下領域と、胴周り開口と、一対の脚周り開口と、吸収性コアと、尻尾挿通開口と、前記胴周り領域に伸長状態にて配置された胴周り用伸縮性弾性部材と、を有する。
胴周り領域は、胴周り用伸縮性弾性部材が配置されている領域を複数有するとともに、第1伸縮部分領域と、当該第1伸縮部分領域よりも伸縮応力が低い第2伸縮部分領域とが形成されている。
さらに胴周り領域は、腹側胴周り領域と、背側胴周り領域とにより構成されている。
腹側胴周り領域は、胴周り開口側に設けられた第1腹側胴周り領域と、脚周り開口側に設けられた第2腹側胴周り領域と、を有する。
背側胴周り領域は、胴周り開口側に設けられた第1背側胴周り領域と、脚周り開口側に設けられた第2背側胴周り領域と、を有する。
当該構成を有するペット用使い捨てパンツ型おむつにおいて、第1伸縮部分領域は、第1腹側胴周り領域と、第2背側胴周り領域とに設けられ、第2伸縮部分領域は、第2腹側胴周り領域と、第1背側胴周り領域とに設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るペット用使い捨てパンツ型おむつにおいては、第1伸縮部分領域と、第2伸縮部分領域とが形成される。よって、ペットに対するフィット性が高いペット用使い捨てパンツ型おむつを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係るペット用使い捨てパンツ型おむつを示す斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係るペット用使い捨てパンツ型おむつをペットに着用した状態を示す説明図である。
図3】本発明の実施形態に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図4】本発明の第1の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図5】本発明の第2の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図6】本発明の第3の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図7】本発明の第4の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図8】本発明の第5の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図9】本発明の第6の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図10】本発明の第7の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図11】本発明の第8の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図12】本発明の第9の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図13】本発明の第10の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図14】本発明の第11の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図15】本発明の第12の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
図16】本発明の第13の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつの説明図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
(実施形態)
以下に、本発明に係る実施形態を図1図3により説明する。
図1は本発明に係るペット用使い捨てパンツ型おむつ100である。本実施の形態において「ペット」とは、脊椎動物(哺乳類、爬虫類、鳥類、両性類)や無脊椎動物を広く包含するが、典型的には猫、犬、ウサギ、ハムスター、馬、牛、豚、山羊といった愛玩動物がこれに該当する。
【0010】
ペット用使い捨てパンツ型おむつ100は、胴周り領域110と、股下領域120と、胴周り開口領域130と、一対の脚周り開口140と、吸収性コア160と、尻尾挿通開口150と、伸縮性弾性部材170とを有する。胴周り開口領域130は、胴周り開口131を有する。脚周り開口140に近接した領域には、脚周り用伸縮性弾性部材173が配置される。
このペット用使い捨てパンツ型おむつ100が、本発明に係る「ペット用使い捨てパンツ型おむつ」の一例である。この胴周り領域110が、本発明に係る「胴周り領域」の一例である。この股下領域120が、本発明に係る「股下領域」の一例である。この胴周り開口131が、本発明に係る「胴周り開口」の一例である。この脚周り開口140が、本発明に係る「脚周り開口」の一例である。この吸収性コア160が、本発明に係る「吸収性コア」の一例である。この尻尾挿通開口150が、が、本発明に係る「尻尾挿通開口」の一例である。
【0011】
本発明の実施態様において、胴周り領域110と、股下領域120と、胴周り開口領域130と、一対の脚周り開口140と、吸収性コア160と、尻尾挿通開口150と、伸縮性弾性部材170と、胴周り開口131とに代表されるペット用使い捨てパンツ型おむつ100を構成する要素や素材、およびその組み合わせや配置形態は、周知のペット用使い捨てパンツ型おむつ100に種々提案されているものを適宜選択し、組み合わせることができる。
【0012】
伸縮性弾性部材170は、胴周り開口用伸縮性弾性部材171、胴周り用伸縮性弾性部材172、脚周り用伸縮性弾性部材173とにより構成される。伸縮性弾性部材170は、所定の張力が加えられた状態でペット用使い捨てパンツ型おむつ100に配置される。伸縮性弾性部材170は、糸状の合成ゴムや天然ゴムや、伸縮性を有する不織布により形成される。
なお、伸縮性弾性部材170の伸縮応力は、その使用部位や目的により適宜設定することができる。例えば、伸縮性弾性部材170の伸縮応力を高くする場合は、繊度の高い糸状の合成ゴムや天然ゴムを使用することができる。また、伸縮性弾性部材170の伸縮応力を低くする場合は、繊度の低い糸状の合成ゴムや天然ゴムを使用することができる。
また、例えば繊度が同一である糸状の合成ゴムや天然ゴムを使用する場合は、ペット用使い捨てパンツ型おむつ100に配置する際の張力を設定することにより、伸縮応力を調整することができる。すなわち、張力を高く設定した場合は、伸縮応力を高くすることができる。一方、張力を低く設定した場合は、伸縮応力を低くすることができる。
【0013】
胴周り開口領域130には、胴周り開口用伸縮性弾性部材171が配置されている。胴周り領域110には、胴周り用伸縮性弾性部材172が配置されている。すなわち、胴周り開口用伸縮性弾性部材171が配置されている領域が胴周り開口領域130であり、胴周り用伸縮性弾性部材172が配置されている領域が胴周り領域110である。
胴周り開口用伸縮性弾性部材171は、胴周り開口領域130を確実にペットPに対しフィットをさせるために配置される。胴周り用伸縮性弾性部材172は、胴周り領域110をペットPに対しフィットさせるために配置される。一方、胴周り用伸縮性弾性部材172の伸縮応力があまりにも強いと、ペットの胴を締め付けてしまう恐れがある。よって、胴周り用伸縮性弾性部材172は、胴周り開口用伸縮性弾性部材171よりも弱い伸縮応力を有する。
この胴周り用伸縮性弾性部材172が、本発明に係る「胴周り用伸縮性弾性部材」の一例である。
【0014】
胴周り領域110は、胴周り用伸縮性弾性部材172が配置されている領域である伸縮領域180を有する。伸縮領域180には、複数の領域が形成されている。伸縮領域180は、第1伸縮部分領域181と、第1伸縮部分領域181よりも伸縮応力が低い第2伸縮部分領域182とにより形成される。
この第1伸縮部分領域181が、本発明に係る「第1伸縮部分領域」の一例である。この第2伸縮部分領域182が、本発明に係る「第2伸縮部分領域」の一例である。
なお、胴周り領域110においては、吸収性コア160が配置されている領域がある。伸縮領域180は、吸収性コア160が配置されていない胴周り領域110に形成される。
【0015】
なお、第1伸縮部分領域181に配置される胴周り用伸縮性弾性部材172が470Dtexの繊度を有する糸状のゴムである場合、この胴周り用伸縮性弾性部材172は、2.5〜4倍に伸長されて胴周り領域110に配置される。また、第1伸縮部分領域181に配置される胴周り用伸縮性弾性部材172が960Dtexの繊度を有する糸状のゴムである場合、この胴周り用伸縮性弾性部材172は、2〜3倍に伸長されて胴周り領域110に配置される。
【0016】
また、第2伸縮部分領域182に配置される胴周り用伸縮性弾性部材172が470Dtexの繊度を有する糸状のゴムである場合、この胴周り用伸縮性弾性部材172は、1.7〜2.5倍に伸長されて胴周り領域110に配置される。また、第2伸縮部分領域182に配置される胴周り用伸縮性弾性部材172が960Dtexの繊度を有する糸状のゴムである場合、この胴周り用伸縮性弾性部材172は、1.5〜2倍に伸長されて胴周り領域110に配置される。
【0017】
胴周り領域110は、腹側胴周り領域111と背側胴周り領域112とにより構成される。この腹側胴周り領域111が、本発明に係る「腹側胴周り領域」の一例である。この背側胴周り領域112が、本発明に係る「背側胴周り領域」の一例である。腹側胴周り領域111と、背側胴周り領域112とは、接合部190により接合される。
ペットPがペット用使い捨てパンツ型おむつ100を着用した場合において、腹側胴周り領域111はペットPの腹に、背側胴周り領域112はペットPの背に、股下領域120はペットPの股下にそれぞれ当接される。
【0018】
腹側胴周り領域111は、胴周り開口131側に設けられた第1腹側胴周り領域111Aと、脚周り開口側140に設けられた第2腹側胴周り領域111Bとを有する。
背側胴周り領域112は、胴周り開口131側に設けられた第1背側胴周り領域112Aと、脚周り開口140側に設けられた第2背側胴周り領域112Bとを有する。
【0019】
図3に示すように、本発明の実施形態に係るペット用使い捨てパンツ型おむつ100は、腹側胴周り領域111に第1伸縮部分領域181を有する。さらに、背側胴周り領域112に第2伸縮部分領域182を有する。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ100においては、腹側胴周り領域111に高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ100は、特に排泄箇所が腹側胴周り領域111に確実に位置するオスのペット用として好適な構成となる。なお、ペット用使い捨てパンツ型おむつ100は、ペットPにおける股下から頭へ連続する方向において、胴が長い種類のペットPに特に好適となる。胴が長い種類のペットPとして、具体的には、ペットPが犬である場合はダックスフンドがあげられる。
【0020】
以下、図4図16に基づき、本発明に係る第1の変形例〜第13の変形例を説明する。なお、第1の変形例〜第13の変形例の説明において、上記実施形態と同様の構成を有する構成要素は、その説明、図面符号などを省略する。
【0021】
(第1の変形例)
本発明に係る第1の変形例を、図4に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ101において、背側胴周り領域112には第1伸縮部分領域181が形成される。また、腹側胴周り領域111には、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ101においては、背側胴周り領域112に高い伸縮応力が発生する。一方、腹側胴周り領域111の伸縮応力は、背側胴周り領域112の伸縮応力に比して低くなる。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ101は、ペットPの腹側を強く締め付けることが無い。
よって、第1の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつ101は、腹側に胴周り用伸縮性弾性部材172の跡が残りやすい傾向にある、腹側に毛が少ないペットPに対して好適な構成となる。
【0022】
(第2の変形例)
本発明に係る第2の変形例を、図5に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ102において、第1腹側胴周り領域111Aには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第2腹側胴周り領域111Bと、第1背側胴周り領域112Aと、第2背側胴周り領域112Bとには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ102においては、他の領域に比して、第1腹側胴周り領域111Aに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ102は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。特に、性器が位置する第2腹側胴周り領域111Bに空間が設けられる一方、第1腹側胴周り領域111AがペットPに対し、確実にフィットする構成となる。このような構成のペット用使い捨てパンツ型おむつ102にあっては、例えばダックスフンドのような、ペットPにおける股下から頭へ連続する方向において、胴が長い種類のペットPに特に好適となる。
【0023】
(第3の変形例)
本発明に係る第3の変形例を、図6に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ103において、第2腹側胴周り領域111Bには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第1腹側胴周り領域111Aと、第1背側胴周り領域112Aと、第2背側胴周り領域112Bとには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ103においては、他の領域に比して、第2腹側胴周り領域111Bに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ103は、特にメスのペットPに対して好適となる。
【0024】
(第4の変形例)
本発明に係る第4の変形例を、図7に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ104において、第1背側胴周り領域112Aには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第1腹側胴周り領域111Aと、第2腹側胴周り領域111Bと、第2背側胴周り領域112Bとには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ104においては、他の領域に比して、第1背側胴周り領域112Aに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ104は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ104は、特に妊娠中であるメスのペット用として好適な構成となる。
【0025】
(第5の変形例)
本発明に係る第5の変形例を、図8に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ105において、第2背側胴周り領域112Bには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第1腹側胴周り領域111Aと、第2腹側胴周り領域11Bと、第1背側胴周り領域112Aとには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ105においては、他の領域に比して、第2背側胴周り領域112Bに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ105は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ105は、特にメスのペット用として好適な構成となる。
【0026】
(第6の変形例)
本発明に係る第6の変形例を、図9に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ106において、第1腹側胴周り領域111Aと、第2背側胴周り領域112Bとには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第2腹側胴周り領域111Bと、第1背側胴周り領域112Aとには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ106においては、他の領域に比して、第1腹側胴周り領域111Aと、第2背側胴周り領域112Bとに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ106は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ106は、特に妊娠中であるメスのペット用として好適な構成となる。
また、第6の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつ106は、自力で立ち上がることができず、横たわったままでいることが多いペットPに対し好適な構成となる。すなわち、このような状態のペットPは、背骨が外側方向に湾曲するため、身体全体が湾曲している傾向にある。さらに、このような状態のペットPは、痩せており腹部が凹んでいる傾向にある。ペット用使い捨てパンツ型おむつ106は、このような状態のペットPに対し、良好にフィットすることが可能となる。
【0027】
(第7の変形例)
本発明に係る第7の変形例を、図10に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ107において、第2腹側胴周り領域111Bと、第1背側胴周り領域112Aとには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第1腹側胴周り領域111Aと、第2背側胴周り領域112Bとには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ107においては、他の領域に比して、第2腹側胴周り領域111Bと、第1背側胴周り領域112Aとに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ107は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ107は、特に排泄箇所が腹側胴周り領域111に確実に位置するオスのペット用として好適な構成となる。また、ペットPの腹部にゆとりが生じるため、肥満傾向のペットPに好適な構成となる。
【0028】
(第8の変形例)
本発明に係る第8の変形例を、図11に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ108において、第2腹側胴周り領域111Bと、第1背側胴周り領域112Aと、第2背側胴周り領域112Bとには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第1腹側胴周り領域111Aには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ108においては、他の領域に比して、第2腹側胴周り領域111Bと、第1背側胴周り領域112Aと、第2背側胴周り領域112Bとに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ108は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ108は、特に排泄箇所が腹側胴周り領域111に確実に位置するオスのペット用として好適な構成となる。また、ペットPの腹部にゆとりが生じるため、肥満傾向のペットPに好適な構成となる。
【0029】
(第9の変形例)
本発明に係る第9の変形例を、図12に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ109において、第1腹側胴周り領域111Aと、第1背側胴周り領域112Aと、第2背側胴周り領域112Bとには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第2腹側胴周り領域111Bには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ109においては、他の領域に比して、第1腹側胴周り領域111Aと、第1背側胴周り領域112Aと、第2背側胴周り領域112Bとに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ109は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ109は、特に妊娠中であるメスのペット用として好適な構成となる。また、ペットPの性器に相当する部分以外の領域に第1伸縮部分領域182が形成されることから、衣類を着用したペットPに好適な構成となる。
【0030】
(第10の変形例)
本発明に係る第10の変形例を、図13に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ1010において、第1腹側胴周り領域111Aと、第2腹側胴周り領域111Bと、第2背側胴周り領域112Bとには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第1背側胴周り領域112Aには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1010においては、他の領域に比して、第1腹側胴周り領域111Aと、第2腹側胴周り領域111Bと、第2背側胴周り領域112Bとに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1010は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1010は、特に排泄箇所が腹側胴周り領域111に確実に位置するオスのペット用として好適な構成となる。また、自力で立ち上がることができず、横たわったままでいることが多いペットPであって、特にメスのペットPに対し好適な構成となる。
【0031】
(第11の変形例)
本発明に係る第11の変形例を、図14に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ1011において、第1腹側胴周り領域111Aと、第2腹側胴周り領域111Bと、第1背側胴周り領域112Aとには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第2背側胴周り領域112Bには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1011においては、他の領域に比して、第1腹側胴周り領域111Aと、第2腹側胴周り領域111Bと、第1背側胴周り領域112Aとに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1011は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1011は、特に排泄箇所が腹側胴周り領域111に確実に位置するオスのペット用として好適な構成となる。また、尻尾が短い種類のペットPに対し、好適な構成となる。このような種類のペットPは、具体的には、尻尾が切断されたものがあげられる。また、ペットPが犬である場合は、コーギーやブルドック等があげられる。すなわち、尻尾が短いペットPの場合、尻尾が尻尾挿通開口150から突出されず、ペット用使い捨ておむつ内に位置する場合がある。第11の変形例に係るペット用使い捨てパンツ型おむつ1011の場合、第2背側胴周り領域112Bに第2伸縮部分領域182が形成される。よって、股下領域120における背側が締め付けられにくくなる。よって、股下領域120において、尻尾が配置される空間が形成されやすくなる。
【0032】
(第12の変形例)
本発明に係る第12の変形例を、図15に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ1012において、第1腹側胴周り領域111Aと、第1背側胴周り領域112Aとには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第2腹側胴周り領域111Bと、第2背側胴周り領域112Bとには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1012においては、他の領域に比して、第1腹側胴周り領域111Aと、第1背側胴周り領域112Aとに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1012は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、股下領域120側の胴周り領域110が高い伸縮応力を有さないため、股下領域120において空間を大きく形成することができる。この、股下領域120の空間は、ペットPの大便を収容する際に好適となる。
【0033】
(第13の変形例)
本発明に係る第13の変形例を、図16に基づき説明する。
ペット用使い捨てパンツ型おむつ1013において、第2腹側胴周り領域111Bと、第2背側胴周り領域112Bとには、第1伸縮部分領域181が形成される。また、第1腹側胴周り領域111Aと、第1背側胴周り領域112Aとには、第2伸縮部分領域182が形成される。
すなわち、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1013においては、他の領域に比して、第2腹側胴周り領域111Bと、第2背側胴周り領域112Bとに高い伸縮応力が発生する。よって、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1013は、ペットPに対するフィット性を向上させる構成となる。また、ペット用使い捨てパンツ型おむつ1013は、特に排泄箇所が腹側胴周り領域111に確実に位置するオスのペット用として好適な構成となる。
また、自力で立ち上がることができず、横たわったままでいることが多いペットPであって、特に肥満傾向のペットPに対し好適な構成となる。
【0034】
なお、本発明に係るペット用使い捨ておむつの構成は上述した構造に限らないものである。
例えば、上述においては、腹側胴周り領域111と背側胴周領域112の各領域に第1伸縮部分領域181と第2伸縮部分領域182が適宜配置される実施形態および変形例を説明した。この際、複数の領域に配置される第1伸縮部分領域181同士が、必ずしも同一の伸縮応力を有する必要はない。また、複数の領域に配置される第2伸縮部分領域182同士が、必ずしも同一の伸縮応力を有する必要はない。また、第1伸縮部分領域181よりもさらに高い伸縮応力を有する領域や、第2伸縮部分領域182よりもさらに低い伸縮応力を有する領域が形成されていても良い。
【0035】
(実施の形態と本発明の各構成要素の対応について)
ペット用使い捨てパンツ型おむつ100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、1010、1011、1012、1013は、本発明に係る「ペット用使い捨てパンツ型おむつ」の一例である。胴周り領域110は、本発明に係る「胴周り領域」の一例である。股下領域120は、本発明に係る「股下領域」の一例である。胴周り開口131は、本発明に係る「胴周り開口」の一例である。脚周り開口140は、本発明に係る「脚周り開口」の一例である。吸収性コア160は、本発明に係る「吸収性コア」の一例である。尻尾挿通開口150は、本発明に係る「尻尾挿通開口」の一例である。胴周り用伸縮性弾性部材172は、本発明に係る「胴周り用伸縮性弾性部材」の一例である。伸縮領域180は、本発明に係る「伸縮部分領域」の一例である。第1伸縮部分領域181は、本発明に係る「第1伸縮部分領域」の一例である。第2伸縮部分領域182は、本発明に係る「第2伸縮部分領域」の一例である。腹側胴周り領域111は、本発明に係る「腹側胴周り領域」の一例である。背側胴周り領域112は、本発明に係る「背側胴周り領域」の一例である。
【0036】
以上の本発明の特質に鑑み、以下の各種の構成態様が構築できる。
(態様1)
ペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
胴周り領域と、股下領域と、胴周り開口と、一対の脚周り開口と、吸収性コアと、尻尾挿通開口と、前記胴周り領域に伸長状態にて配置された胴周り用伸縮性弾性部材と、を有し、
前記胴周り領域は、胴周り用伸縮性弾性部材が配置されている領域を複数有するとともに、第1伸縮部分領域と、当該第1伸縮部分領域よりも伸縮応力が低い第2伸縮部分領域とが形成されていることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0037】
(態様2)
態様1に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記胴周り領域は、腹側胴周り領域と背側胴周り領域とにより構成されることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0038】
(態様3)
態様2に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記腹側胴周り領域に設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記背側胴周り領域に設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0039】
(態様4)
態様2に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記背側胴周り領域に設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記腹側胴周り領域に設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0040】
(態様5)
態様1または2に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記腹側胴周り領域は、前記胴周り開口側に設けられた第1腹側胴周り領域と、前記脚周り開口側に設けられた第2腹側胴周り領域と、を有し、
前記背側胴周り領域は、前記胴周り開口側に設けられた第1背側胴周り領域と、前記脚周り開口側に設けられた第2背側胴周り領域と、を有することを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0041】
(態様6)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域に設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0042】
(態様7)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域に設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0043】
(態様8)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第1背側胴周り領域に設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第2腹側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0044】
(態様9)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第2背側胴周り領域に設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第2腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域とに設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0045】
(態様10)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域とに設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0046】
(態様11)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0047】
(態様12)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域に設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0048】
(態様13)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域に設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0049】
(態様14)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第2腹側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第1背側胴周り領域に設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0050】
(態様15)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第2腹側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第2背側胴周り領域に設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0051】
(態様16)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域に設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【0052】
(態様17)
態様5に記載されたペット用使い捨てパンツ型おむつであって、
前記第1伸縮部分領域は、前記第2腹側胴周り領域と、前記第2背側胴周り領域とに設けられ、
前記第2伸縮部分領域は、前記第1腹側胴周り領域と、前記第1背側胴周り領域に設けられることを特徴とするペット用使い捨てパンツ型おむつ。
【符号の説明】
【0053】
100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、1010、1011、1012、1013 ペット用使い捨てパンツ型おむつ
110 胴周り領域
111 腹側胴周り領域
111A 第1腹側胴周り領域
111B 第2腹側胴周り領域
112 背側胴周り領域
112A 第1背側胴周り領域
112B 第2背側胴周り領域
120 股下領域
130 胴周り開口領域
131 胴周り開口
140 脚周り開口
150 尻尾挿通開口
160 吸収性コア
170 伸縮性弾性部材
171 胴周り開口用伸縮性弾性部材
172 胴周り用伸縮性弾性部材
173 脚周り用伸縮性弾性部材
180 胴周り伸縮部分領域
181 第1伸縮部分領域
182 第2伸縮部分領域
190 接合部
P ペット
図1
図2
図3
図4
図5
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図10
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図16