(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6181438
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】基板保持装置および基板洗浄装置
(51)【国際特許分類】
H01L 21/683 20060101AFI20170807BHJP
H01L 21/304 20060101ALI20170807BHJP
【FI】
H01L21/68 N
H01L21/304 644B
H01L21/304 644C
H01L21/304 648Z
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-131409(P2013-131409)
(22)【出願日】2013年6月24日
(65)【公開番号】特開2015-5689(P2015-5689A)
(43)【公開日】2015年1月8日
【審査請求日】2015年11月26日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000000239
【氏名又は名称】株式会社荏原製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100118500
【弁理士】
【氏名又は名称】廣澤 哲也
(74)【代理人】
【識別番号】100091498
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邉 勇
(72)【発明者】
【氏名】宮崎 充
(72)【発明者】
【氏名】井上 拓也
【審査官】
儀同 孝信
(56)【参考文献】
【文献】
特開昭63−153839(JP,A)
【文献】
特開平06−037077(JP,A)
【文献】
特開平10−059540(JP,A)
【文献】
特開平10−335287(JP,A)
【文献】
特開平09−171984(JP,A)
【文献】
特開2001−342597(JP,A)
【文献】
特開2009−060063(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/683
H01L 21/304
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板の周縁部を保持する複数のチャックと、
前記基板の下方に配置された少なくとも1つの支持部材と、
前記複数のチャックを前記基板の周縁部に接触するまで移動させるとともに前記支持部材を上昇させて前記基板の下面に接触させ、さらに前記複数のチャックを前記基板の周縁部から離れる方向に移動させるとともに前記支持部材を下降させて前記基板の下面から離間させる駆動装置とを備え、
前記駆動装置は、
前記複数のチャックを前記基板の周縁部に接触するまで移動させる第1のばねと、
前記支持部材を上昇させて前記基板の下面に接触させる第2のばねと、
前記複数のチャックを前記基板の周縁部から離れる方向に移動させるとともに前記支持部材を下降させて前記基板の下面から離間させるアクチュエータとを備えることを特徴とする基板保持装置。
【請求項2】
前記少なくとも1つの支持部材は、前記基板の中心まわりに配置された複数の支持部材であることを特徴とする請求項1に記載の基板保持装置。
【請求項3】
前記複数のチャックと前記複数の支持部材は、前記基板の周方向に沿って交互に配列されていることを特徴とする請求項2に記載の基板保持装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の基板保持装置と、
前記基板保持装置に保持された基板の表面に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと、
前記洗浄液の存在下で前記基板の表面をこすり洗いする洗浄具とを備えたことを特徴とする基板洗浄装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェーハなどの基板を保持する基板保持装置に関する。また、本発明は、該基板保持装置を備えた基板洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ウェーハなどの基板を処理する基板洗浄装置には、基板を保持して回転させる基板保持装置が備えられている。この基板保持装置は、複数のチャックで基板の周縁部を保持するように構成される。ウェーハは、これらチャックにより保持され、さらに回転させられた状態で、ウェーハの表面にロールスポンジまたはペンスポンジなどの洗浄具が洗浄液の存在下で接触することで、ウェーハの表面が洗浄される。
【0003】
近い将来、直径300mmのウェーハは、直径450mmのウェーハに置き換えられると予想されている。しかしながら、ウェーハサイズの増大に伴って次のような問題が生じている。等間隔に配置された4つのチャックで直径450mmのウェーハを保持すると、隣接する2つのチャックの間でのウェーハが撓み、その撓み量は約0.5mmである。この撓み量は直径300mmのウェーハの場合の撓み量の約5倍である。このように大きく撓んだウェーハを回転させながらその表面に上述した洗浄具を押し付けると、洗浄具がウェーハに均一に接触せず、均一な表面洗浄を行うことができない。さらに、洗浄具との接触によりウェーハがさらに撓み、ウェーハ割れを起こすこともありうる。
【0004】
チャックの数を増やせば、ウェーハの撓み量を減少させることは可能である。しかしながら、チャックの数を増すと、ウェーハを搬送する際に搬送ロボットのハンドがチャックに接触してしまうという新たな問題が生じる。しかも、直径450mmのウェーハの重量を支えるハンドの強度を確保する必要があるため、ハンドのサイズを小さくしたり、チャックを回避するための切欠きをハンドに設けることは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平10−335287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、搬送ロボットのハンドとの接触を回避しつつ、ウェーハなどの基板の撓み量を低減させることができる基板保持装置を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような基板保持装置を備えた基板洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するために、本発明の一
参考例は、基板の周縁部を保持する複数のチャックと、前記基板の下方に配置された前記基板の中心まわりに配置された複数の支持部材と、前記複数のチャックを前記基板の周縁部に接触するまで移動させるとともに前記複数の支持部材を上昇させて前記基板の下面に接触させ、さらに前記複数のチャックを前記基板の周縁部から離れる方向に移動させるとともに前記複数の支持部材を下降させて前記基板の下面から離間させる駆動装置とを備え、前記複数のチャックと前記複数の支持部材は、前記基板の周方向に沿って交互に配列されていることを特徴とする基板保持装置である。
本発明の一
参考例は、基板の周縁部を保持する複数のチャックと、前記基板の下方に配置された少なくとも1つの支持部材と、前記複数のチャックを前記基板の周縁部に接触するまで移動させるとともに前記支持部材を上昇させて前記基板の下面に接触させ、さらに前記複数のチャックを前記基板の周縁部から離れる方向に移動させるとともに前記支持部材を下降させて前記基板の下面から離間させる駆動装置とを備え、前記支持部材は、前記複数のチャックの間の位置で前記基板の下面を支持することを特徴とする基板保持装置である。
【0008】
本発明の
一態様は、
基板の周縁部を保持する複数のチャックと、前記基板の下方に配置された少なくとも1つの支持部材と、前記複数のチャックを前記基板の周縁部に接触するまで移動させるとともに前記支持部材を上昇させて前記基板の下面に接触させ、さらに前記複数のチャックを前記基板の周縁部から離れる方向に移動させるとともに前記支持部材を下降させて前記基板の下面から離間させる駆動装置とを備え、前記駆動装置は、前記複数のチャックを前記基板の周縁部に接触するまで移動させる第1のばねと、前記支持部材を上昇させて前記基板の下面に接触させる第2のばねと、前記複数のチャックを前記基板の周縁部から離れる方向に移動させるとともに前記支持部材を下降させて前記基板の下面から離間させるアクチュエータとを備えることを特徴とする
基板保持装置である。
本発明の好ましい態様は、前記少なくとも1つの支持部材は、前記基板の中心まわりに配置された複数の支持部材であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数のチャックと前記複数の支持部材は、前記基板の周方向に沿って交互に配列されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数のチャックおよび前記支持部材を前記基板の軸心まわりに回転させる回転装置をさらに備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の他の態様は、上記基板保持装置と、前記基板保持装置に保持された基板の表面に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルと、前記洗浄液の存在下で前記基板の表面をこすり洗いする洗浄具とを備えたことを特徴とする基板洗浄装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、チャックの基板保持動作に連動して支持部材が上下動する。具体的には、チャックが基板を保持するときは支持部材が基板の下面を支え、チャックが基板を解放するときは支持部材が基板の下面から離れる。従って、基板の処理時における基板の撓み量を支持部材によって低減させることができ、さらに基板の搬送時には支持部材が下降して搬送ロボットのハンドの基板下の空間への進入を許容することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の基板保持装置の一実施形態を示す平面図である。
【
図3】チャックがウェーハを解放しているときの図である。
【
図4】基板保持装置を備えた基板洗浄装置を示す図である。
【
図5】ウェーハ上をその概略半径方向に移動する洗浄具を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の基板保持装置の一実施形態を示す平面図であり、
図2は
図1に示すA−A線断面図である。基板保持装置は、基板の一種であるウェーハWの周縁部を保持する複数のチャック1と、チャック1に保持されたウェーハWの下面を支持する複数の支持ピン(支持部材)5と、これらチャック1および支持ピン5を駆動する駆動装置7とを備えている。支持ピン5は、チャック1に保持されたウェーハWの下方に配置されている。本実施形態では、4つのチャック1および4つの支持ピン5が設けられている。ウェーハWの下面を支持する支持部材として、複数の支持ピン5に代えて、ウェーハWと同心状の1つのリング部材であってもよい。
【0013】
チャック1および支持ピン5は、ウェーハWの軸心まわりに等間隔に配置されている。さらに、チャック1および支持ピン5は、チャック1に保持されたウェーハWの周方向に沿って交互に配置されている。4つのチャック1は4つの鉛直軸2にそれぞれ連結されている。鉛直軸2および支持ピン5は、回転台10に上下動自在に支持されている。
【0014】
回転台10は、図示しない軸受に回転自在に支持された回転軸11に固定されており、回転軸11とともに回転可能となっている。回転軸11には、回転装置14が連結されている。この回転装置14は、回転軸11に固定されたプーリーp1と、モータ15と、モータ15の駆動軸に固定されたプーリーp2と、プーリーp1,p2に掛け渡されたベルト16とを備えている。モータ15の駆動力は、プーリーp1,p2およびベルト16を介して回転軸11および回転台10に伝達され、これにより回転台10に支持されたチャック1および支持ピン5がウェーハWの軸心まわりに回転する。
【0015】
チャック1は鉛直軸2にジョイント20によって連結されており、チャック1はジョイント20を中心として回転可能となっている。さらに、チャック1は、支軸21によって回転可能に支持されている。このような構成により、鉛直軸2の上下動によりチャック1が支軸21を中心に回転する。支軸21は、回転台10に固定された支柱22に保持されている。支柱22の上面は平坦な基板支持面25を構成しており、ウェーハWはこの基板支持面25上に置かれる。
【0016】
各鉛直軸2と回転台10とは第1のばね28によって連結されている。第1のばね28の上端は回転台10に接触し、第1のばね28の下端は鉛直軸2に接触している。従って、鉛直軸2は第1のばね28によって下方に付勢されている。鉛直軸2の下方には、第1の押し上げ部材29が配置されており、この第1の押し上げ部材29は昇降台30を介してエアシリンダ(アクチュエータ)31に連結されている。
【0017】
エアシリンダ31に作動流体としての空気が注入されると、
図3に示すように、エアシリンダ31は昇降台30および第1の押し上げ部材29を押し上げ、第1の押し上げ部材29が鉛直軸2に接触し、さらに第1のばね28に抗して鉛直軸2を上方に移動させる。空気のエアシリンダ31への注入を停止すると、第1のばね28により鉛直軸2が押し下げられる。このように、鉛直軸2は、エアシリンダ31によって上方に移動され、第1のばね28によって下方に移動される。エアシリンダ31に代えて、ボールねじ機構およびサーボモータとの組み合わせをアクチュエータとして使用してもよい。
【0018】
図示しないが、昇降台30には、4つの鉛直軸2に対応する4つの第1の押し上げ部材29が固定されており、共通のエアシリンダ31によって4つの鉛直軸2は同期して上方に移動される。鉛直軸2が上昇すると、
図3に示すように、チャック1は基板支持面25上のウェーハWの周縁部から離れる方向に回転する。エアシリンダ31のピストンを下げると、4つの第1のばね28によって4つの鉛直軸2が同期して下降する。鉛直軸2が下降すると、
図2に示すように、チャック1は基板支持面25上のウェーハWの周縁部に近接する方向に回転し、ウェーハWの周縁部に接触することによってウェーハWを保持する。このように、ウェーハWを保持する力は、第1のばね28によって発生され、ウェーハWを解放する力はエアシリンダ31によって発生される。
【0019】
支持ピン5は、リンク機構51を介して上下動ピン(上下動部材)50に連結されている。支持ピン5および上下動ピン50は、鉛直方向に延びている。上下動ピン50は回転台10に上下動可能に支持されており、上下動ピン50と回転台10との間には第2のばね54が配置されている。第2のばね54の上端は回転台10に接触し、第2のばね54の下端は上下動ピン50に接触している。従って、上下動ピン50は第2のばね54によって下方に付勢されている。上下動ピン50の下方には、第2の押し上げ部材55が配置されている。この第2の押し上げ部材55は、昇降台30を介して上述したエアシリンダ31に連結されている。このような構成により、上下動ピン50は、エアシリンダ31によって上方に移動され、第2のばね54によって下方に移動される。
【0020】
リンク機構51は、支持ピン5と上下動ピン50との間を延びるリンク61と、リンク61の一端と支持ピン5とを互いに回転可能に連結するジョイント62と、リンク61の他端と上下動ピン50とを互いに回転可能に連結するジョイント63とを備えている。リンク61は支軸65によって回転可能に支持されており、この支軸65は回転台10に固定された支柱67に保持されている。支軸65はジョイント62とジョイント63との間に位置している。従って、上下動ピン50が上昇すると、
図3に示すように、リンク61が支軸65のまわりに回転して支持ピン5を下げる。上下動ピン50が下降すると、
図2に示すように、リンク61が支軸65のまわりに反対方向に回転して支持ピン5を上昇させる。このように、支持ピン5は、エアシリンダ31によって下方に移動され、第2のばね54によって上方に移動される。支持ピン5が上昇位置にあるとき、支持ピン5の上端は基板支持面25と同じ高さに位置する。
【0021】
図示しないが、昇降台30には、4つの上下動ピン50に対応する4つの第2の押し上げ部材55が固定されており、共通のエアシリンダ31によって4つの上下動ピン50は同期して上方に移動される。上下動ピン50が上昇すると、
図3に示すように、支持ピン5が下降してウェーハWから離間する。支持ピン5が下降位置にあるとき、搬送ロボットのハンド100は、支持ピン5に接触することなく、ウェーハWの下方に形成された空間に進入することができる。従って、
図3に示すように支持ピン5が下降しているときに、搬送ロボットのハンド100によるウェーハWの導入および取り出しが行われる。
【0022】
ウェーハWを基板保持装置に導入するとき、
図3に示すように、支持ピン5が下降した状態で、ウェーハWは搬送ロボットのハンド100によって基板支持面25上に置かれる。この状態で、エアシリンダ31のピストンを下げると、4つの第2のばね54によって4つの上下動ピン50が同期して下降する。上下動ピン50が下降すると、
図2に示すように、支持ピン5が上昇してウェーハWの下面に接触することでウェーハWを支える。
【0023】
ウェーハWの洗浄などの処理時には、チャック1および支持ピン5によってウェーハWが支持される。したがって、ウェーハWの撓み量が低減され、均一なウェーハWの表面処理が実現され、さらにウェーハWの割れが防止される。
【0024】
上述したように、エアシリンダ31は、共通の昇降台30を上昇させることにより、チャック1をウェーハWから離間させるとともに支持ピン5を下降させる。一方、エアシリンダ31が昇降台30を下降させるとき、第1のばね28は、チャック1をウェーハWの周縁部に接触する方向に移動させ、第2のばね54は支持ピン5をウェーハWの下面に接触するまで上昇させる。従って、本実施形態では、チャック1および支持ピン5を駆動する駆動装置7は、エアシリンダ31、第1のばね28、および第2のばね54を少なくとも含んで構成される。
【0025】
図4は、上述した基板保持装置を、ウェーハなどの基板を洗浄するための基板洗浄装置に適用した例を示す図である。
図4に示すように、この基板洗浄装置は、ウェーハWを水平に保持して回転させる上述した基板保持装置と、基板保持装置に保持されたウェーハWの表面に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズル70と、ウェーハWの表面をこすり洗いする洗浄具71とを備えている。洗浄液としては、薬液および/または純水が使用される。洗浄具71は、アーム72の先端に保持されており、アーム72に内蔵されたモータ(図示せず)によって回転されるようになっている。
図4に示す洗浄具71は、いわゆるペンスポンジ型の洗浄具である。
【0026】
ウェーハWの洗浄は、次のようにして行われる。基板保持装置によってウェーハWを回転させ、ウェーハWの表面に洗浄液を供給する。洗浄具をウェーハWの表面に接触した状態で洗浄具71を回転させ、さらに、
図5に示すように、アーム72によって洗浄具71をウェーハWの概略半径方向に移動させる。ウェーハWの表面は、洗浄液の存在下で洗浄具71によってこすり洗いされる。
【0027】
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
【符号の説明】
【0028】
1 チャック
2 鉛直軸
5 支持ピン(支持部材)
7 駆動装置
10 回転台
11 回転軸
14 回転装置
15 モータ
16 ベルト
20 ジョイント
21 支軸
22 支柱
25 基板支持面
28 第1のばね
29 第1の押し上げ部材
30 昇降台
31 エアシリンダ(アクチュエータ)
50 上下動ピン
51 リンク機構
54 第2のばね
55 第2の押し上げ部材
61 リンク
62 ジョイント
63 ジョイント
65 支軸
67 支柱
70 洗浄液供給ノズル
71 洗浄具
72 アーム
100 ハンド
p1,p2 プーリー