【課題を解決するための手段】
【0019】
したがって、本発明の主題は、任意の立体異性体形態、もしくは任意の比率の立体異性体形態の混合物にある式I
【化2】
[この文献は図面を表示できません]
{式中、
R’、R’’、R’’’は、互いに独立してH、ハロゲン、CF
3、OCF
3、O−(C
1−C
3)−アルキルであり;
R
1は、
a)(C
4−C
7)−アルキル;
b)(C
5−C
7)−シクロアルキル、これは非置換であるか、または(C
1−C
2)−アルキルもしくはCF
3によって一置換されている;
c)メチレン−シクロヘキシル;
d)フェニル、これは非置換であるか、またはメチルもしくはClによって一置換されている
であり;
【0020】
R
2は、
a)N、OおよびSから選択される1または2個の同一または異なる環ヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール、ここで、上記5員ヘテロアリールは非置換であるか、またはClまたは(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されている;
b)フェニル;
c)(C
5−C
6)−シクロアルキル;または
d)テトラヒドロフラニル
であり;
R
3は、Hまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;かつ
R
4は、
a)(C
3−C
5)−アルキル、これは1〜3個のFまたはS−(C
1−C
4)−アルキルによって場合により置換されていてもよい、
b)(C
0−C
1)−アルキレン−(C
3−C
7)−シクロアルキル、ここで、上記シクロアルキルは非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されている;
c)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、上記フェニルは非置換であるか、またはF、Cl、(C
1−C
4)−アルキルもしくはCF
3によって一置換もしくは二置換されている;または
d)チエニル
であるか;または
【0021】
R
3およびR
4は、それらが結合している炭素原子と一緒になって5〜7員シクロアルキル環となり、これは非置換であるか、または(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されており;
R
5は、H、(C
1−C
4)−アルキルまたはOHであり;
R
6は、Hまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;
nは、0、1または2であり;そして
Zは、CO
2−R
7、OR
8、C(O)NR
9R
10、S(O)
2NR
11R
12、
【化3】
[この文献は図面を表示できません]
[式中、
vは、0または2であり;
R
7は、Hまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;
R
8は、Hまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;
R
9は、H、(C
1−C
4)−アルキルまたはエチレン−O−(C
1−C
4)−アルキルであり;
かつ
【0022】
R
10は、
a)H;
b)(C
1−C
6)−アルキル、これは非置換であるか、またはCF
3によって一置換されている;
c)(C
1−C
2)−アルキル、これはCNまたはCO
2R
19によって置換されており、
ここで、
R
19はHまたは(C
1−C
6)−アルキルである;
d)(C
2−C
4)−アルキル、これはS−メチル、SO
2NR
20R
21、O−R
22およびNR
23R
24からなる群から選択される置換基によって一置換されており;
ここで、
R
20は、Hであり;
R
21は、Hであり;
R
22は、H、(C
1−C
3)−アルキル、メチレン−シクロプロピル、メチレン−フェニルまたはメチレン−2−テトラヒドロフランであり;
R
23は、Hまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
R
24は、(C
1−C
2)−アルキルまたはSO
2−メチルである;
e)(C
3−C
5)−シクロアルキル、これは非置換であるか、またはフェニルによって一置換されている;
f)(C
0−C
2)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5または6員であり、かつ非隣接位置で1または2個のO原子を含み、そして上記ヘテロシクロアルキルは非置換であるか、またはスピロシクロペンチル環もしくはスピロシクロヘキシル環でジェミナルに二置換されている;
g)(C
2−C
5)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5、6または7員環であり、それは少なくとも1個のN原子を含有し、かつそれは上記N原子を介して結合されており、そしてそれは、環がアルキレンに結合されているN原子に隣接してない位置でO、S(O)
xまたはNR
25からなる群から選択される1個のヘテロ原子をさらに含有してもよく、そして上記ヘテロシクロアルキル内の任意の炭素原子は、非置換であるか、または(C
1−C
3)アルキルもしくはメチレン−フェニルからなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されており;
ここで、
xは、2であり;
R
25は、H、(C
1−C
2)アルキル、メチレン−フェニルまたはフェニルであり、それは非置換であるか、もしくはF、ClおよびO−(C
1−C
4)−アルキルからなる群から選択される1または2個の置換基によって置換されている;
h)(C
0−C
3)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5または6員環であり、それは少なくとも1個のN原子を含有し、かつ上記N原子を介して結合されておらず、そしてそれは、N原子に隣接しない位置に1個のO原子をさらに含んでいてもよく、そして上記N原子は、非置換であるか、または
i)(C
1−C
4)−アルキル、これは非置換であるか、またはO(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されている;
ii)メチレン−シクロヘキシル;
iii)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、フェニルは非置換であるか、またはFおよびO(C
1−C
4)−アルキルからなる群から選択される1または2個の置換基によって置換されている;
iv)(C
0−C
1)−アルキレン−ピリジル;
v)ピリミジニル
からなる群から選択される置換基によって置換されている;
i)8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3イル;
j)9−メチル−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−3−イル;
k)メチレン−4−(オクタヒドロ−キノリジニル);
l)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、フェニルは、非置換であるか、またはF、O(C
1−C
4)−アルキル、N((C
1−C
4)−アルキル)
2、4−モルホリニルおよびメチレン−(4−メチル−ピペリジン)−1−イルからなる群から選択される置換基によって一置換されているか、または隣接する位置において基−O(CH
2)O−によって二置換されている;
m)(C
1−C
2)−アルキレン−ヘテロアリール、ここで、上記ヘテロアリール環は、O、SまたはNから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含有する5または6員環であり;そして上記ヘテロアリール環は、非置換であるか、またはオキソ(=O)によって一置換されている
であるか;
または
【0023】
R
9およびR
10は、それらを担持しているN−原子と一緒になって
a)R
9およびR
10が結合したN原子のみを含有する4、5または6員ヘテロシクロアルキル環、これは、非置換であるか、または
i)(C
0−C
1)−アルキレン−OR
26、ここで、R
26は、H、(C
1−C
3)アルキルまたはメチレン−フェニルである;
ii)CO
2R
27、ここで、R
27は、Hまたは(C
1−C
6)−アルキルである;
ii)NR
28R
29、ここで、R
28は(C
1−C
2)−アルキルであり、そしてR
29は(C
1−C
2)−アルキル、メチレン−フェニルまたはエチレン−N((C
1−C
4)−アルキル)
2である;
iii)1−ピペリジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている;
iv)1−ピペラジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている;
v)4−モルホリニル;
vi)1−アゼパニル;
vii)2−(2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル)
からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
b)R
9およびR
10が結合しているN原子ならびにR
9およびR
10が結合するN原子に隣接してない位置でO、SまたはNR
30から選択される1個のさらなるヘテロ原子を含有する6または7員ヘテロシクロアルキル環、ここで、上記ヘテロシクロアルキル環の炭素原子は、非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されており、そしてここで、
R
30は、
i)H;
ii)(C
1−C
4)−アルキル;
iii)(C
5−C
6)−シクロアルキル;
iv)フェニル、これは非置換であるか、またはF、CF
3もしくはO−(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されている;
v)メチレン−フェニル、これは非置換であるか、またはFもしくはClによって一置換もしくは二置換されているか、もしくは隣接位置において基−O(CH
2)O−によって二置換されている;
vi)ピリジル
であり;
c)2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル環、これは非置換であるか、または5位の第2のN原子において(C
1−C
4)−アルキル、メチレン−シクロペンチル、フェニル(これは非置換であるか、もしくはFによって一置換されている)、メチレン−フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、またはO−(C
1−C
4)−アルキルまたはCF
3によって一置換されている)からなる群から選択される置換基によって置換されている
であり;
R
11は、Hであり;
R
12は、(C
1−C
4)−アルキルであり;
R
13は、Hであり;
R
14は、CF
3またはメチレン−O−(C
1−C
4)−アルキルであり;
R
15は、シクロプロピルまたはフェニルであり;
R
16は、Hまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;
R
17は、Hまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;
そして
R
18は、(C
1−C
4)−アルキルである]
である}
の化合物、またはその生理学的に許容しうる塩、またはそれらのいずれかの生理学的に許容しうる溶媒和物である。
【0024】
構成要素、例えば基、置換基、ヘテロ環員、数または他の特徴、例えばアルキル基、R
1、R
2、R
3などのような基は、式Iの化合物において数回現れることができ、全て互いに独立して記載された意味のいずれかを有することができ、各場合、互いに同一または異なることができる。例えば、ジアルキルアミノ基中のアルキル基は同一または異なることができる。
【0025】
本明細書に用いるように、「含有する」および「含む」という用語は、開かれた非限定的な意味で用いる。本明細書に用いるように、「(C
1−C
8)」または「(C
5−C
8)」などの用語は、それぞれ1〜8個または5〜8個の炭素原子を有する部分のことをいう。「(C
0−C
6)−アルキル」または「(C
0−C
6)−アルキレン」のような用語の中で、「C
0−アルキル」または「(C
0)−アルキレン」は、結合のことをいうか、または非置換「(C
0)−アルキル」の場合、それは水素のことをいう。
【0026】
「アルキル」という用語は、本明細書に用いるように、飽和した一価の炭化水素基のことをいう。「アルケニル」という用語は、本明細書に用いるように、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含む一価の炭化水素基のことであり、各二重結合はEまたはZ配置を有することができる。「アルキニル」という用語は、本明細書に用いるように、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を含む一価の炭化水素基のことをいう。アルキル、アルケニル、およびアルキニル基は、線状、すなわち直鎖、または分枝状であることができる。また、これは、それらが他の基、例えばアルキルオキシ基(=アルコキシ基、O−アルキル基)、アルキルオキシカルボニル基もしくはアルキル置換されたアミノ基の一部であるとき、またはそれらが置換されるときにも適用される。それぞれの定義に応じて、アルキル基の炭素原子数が、1、2、3、4、5、6、7もしくは8、または1、2、3、4、5もしくは6、または1、2、3もしくは4、または1、2もしくは3であることができる。アルキルの例は、メチル、エチル、n−プロピルおよびイソプロピルを含むプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルを含むブチル、n−ペンチルを含むペンチル、1−メチルブチル、イソペンチル、ネオペンチルおよびtert−ペンチル、n−ヘキシル、3,3−ジメチルブチルおよびイソヘキシルを含むヘキシル、ヘプチルおよびオクチルである。アルケニル基およびアルキニル基の二重結合および三重の結合は、任意の位置に存在することができる。本発明の一実施態様において、アルケニル基は1つの二重結合を含み、そしてアルキニル基は1つの三重の結合を含む。本発明の一実施態様において、アルケニル基またはアルキニル基は、少なくとも3個の炭素原子を含み、そして、二重結合または三重結合の一部でない炭素原子を介して分子の残りの部分に結合している。アルケニルおよびアルキニルの例は、エテニル、プロパ−1−エニル、プロパ−2−エニル(=アリル)、ブタ−2−エニル、2−メチルプロパ−2−エニル、3−メチルブタ−2−エニル、ヘキサ−3−エニル、ヘキサ−4−エニル、プロパ−2−イニル(=プロパルギル)、ブタ−2−イニル、ブタ−3−イニル、ヘキサ−4−イニルまたはヘキサ−5−イニルである。置換されたアルキル基、アルケニル基およびアルキニル基は、それぞれの化合物が薬物物質としての使用といった所望の目的にとって十分に安定であり、かつ適していれば、任意の位置で置換されうる。具体的な基および式Iの化合物が、薬物物質としての使用といった所望の目的にとって十分に安定であり、かつ適しているという必要条件は、一般に式Iの化合物におけるすべての基の定義に関して適用される。
【0027】
互いに独立し、かつ任意の他の置換基と独立して、アルキル基、二価のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基およびヘテロシクロアルキル基は、任意の位置であることができる1つまたはそれ以上のフッ素置換基によって、場合により置換され、すなわち、上記の基は、フッ素置換基によって非置換であることができるか、またはフッ素置換基によって、例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12もしくは13個、または1、2、3、4、5、6、7、8もしくは9個、または1、2、3、4、5、6もしくは7個、または1、2、3、4もしくは5個、または1、2もしくは3個、または1もしくは2個のフッ素置換基によって置換されることができる。フッ素置換された上記の基の例は、トリフルオロメチル、2−フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、3,3,3−トリフルオロプロピル、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル、ヘプタフルオロイソプロピル、−CHF−、−CF
2−、−CF
2−CH
2−、−CH
2−CF
2−、−CF
2−CF
2−、−CF(CH
3)−、−C(CF
3)
2−、−C(CH
3)
2−CF
2−、−CF
2−C(CH
3)
2−、1−フルオロ−シクロプロピル、2,2−ジフルオロシクロプロピル、3,3−ジフルオロシクロブチル、1−フルオロシクロヘキシル、4,4−ジフルオロシクロヘキシル、3,3,4,4,5,5−ヘキサフルオロシクロヘキシルである。アルキルの部分がフッ素置換されているアルキルオキシ基の例は、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、ペンタフルオロエトキシおよび3,3,3−トリフルオロプロポキシである。
【0028】
「アルカンジイル」または「アルキレン」という用語は、本明細書に用いるように、飽和した二価の炭化水素基のことをいう。「アルケンジイル」という用語は、本明細書に用いるように、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を含み、各二重結合がEまたはZ配置を有することができる、二価の炭化水素基のことをいう。「アルキンジイル」という用語は、本明細書に用いるように、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を含む二価の炭化水素基のことをいう。適用できる限り、アルキル、アルケニルおよびアルキニル基に関する上記の説明は、アルカンジイル、アルケンジイルおよびアルキンジイル基に同様に適用され、したがって、それらは同様に線状および分枝状であることができる。二価のアルキル基の例は、−CH
2−(=メチレン基)、−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH
2−CH
2−CH
2−、−CH(CH
3)−、−C(CH
3)
2−、−CH(CH
3)−CH
2−、−CH
2−CH(CH
3)−、−C(CH
3)
2−CH
2−、−CH
2−C(CH
3)
2−である。
【0029】
「シクロアルキル」という用語は、本明細書に用いるように、特に明記しない限り、飽和または部分的に飽和炭化水素環系の一価の基のことであり、これは、単環式、二環式または三環式であることができ、すなわち1、2または3個の環を含むことができる。二環式または三環式環系は、縮合環系であることができ、ここでは、2つの隣接する環が2つの隣接する炭素原子を共有する。二環式または三環式環系は、スピロ環系またはジ−スピロ環系であることができ、ここでは、2つの隣接する環が1つの炭素原子を共有する。また、三環式環系は、二環式スピロ環系にもう1つの環が結合したものであることができ、それは、後者の環と、それが結合するスピロ環系中の環とは、2つの隣接する炭素原子を共有することを意味し;本明細書では、後者の環は、芳香族、飽和または部分的に飽和環であることができる。また、二環式または三環式系は、非縮合または架橋環系であることができ、ここでは、2つの隣接する環が2つの非隣接炭素原子を共有する。二環式または三環式環は、スピロ原子または橋頭原子を除く任意の環原子によって結合されることができる。単環式シクロアルキル基において、環炭素原子の数は、3、4、5、6、7または8個であることができる。本発明の一実施態様において、シクロアルキル基中の環炭素原子の数は、他の任意のシクロアルキル基の環炭素原子の数と独立して、3、4、5または6個、別の実施態様において、3、4または5個、別の実施態様において、3または4個、別の実施態様において、3個、別の実施態様において、5、6または7個、別の実施態様において、5または6個、別の実施態様において、6または7個、別の実施態様において、5個、別の実施態様において、6個である。シクロアルキル基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチルである。
【0030】
二環式シクロアルキル基において、環炭素原子の数は、6、7、8、9、10、11または12個であることができる。本発明の一実施態様において、二環式シクロアルキル基の環炭素原子の数は、7、8、9、10または11個、別の実施態様において、8、9または10個であることができる。三環式シクロアルキル基において、環炭素原子の数は、7、8、9、10、11、12、13、14または15個であることができる。本発明の一実施態様において、三環式シクロアルキル基中の環炭素原子の数は、10、11または12個であることができる。例示的な二環式または三環式縮合環シクロアルキルは、限定されるわけではないが、以下の環系:ビシクロ[3.1.0]ヘキサン、ビシクロ[4.1.0]ヘプタン、ビシクロ[5.1.0]オクタン、ビシクロ[3.2.0]ヘプタン、ビシクロ[4.2.0]オクタン、オクタヒドロ−ペンタレン、オクタヒドロ−インデン、デカヒドロ−アズレン、デカヒドロナフタレン、デカヒドロ−ベンゾ−シクロヘプテン、ドデカヒドロ−ヘプタレン、1,2,3,3a,4,6a−ヘキサヒドロ−ペンタレン、1,2,3,4−テトラヒドロ−ペンタレン、2,3,3a,4,5,7a−ヘキサヒドロ−1H−インデン、2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インデン、3a,4,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インデン、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−インデン、インダン、1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−ナフタレン、1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−ナフタレン、1,2,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロ−ナフタレン、1,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロ−ナフタレン、1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン、2,3,4,4a,5,6,9,9a−オクタヒドロ−1H−ベンゾ−シクロヘプテン、2,3,4,4a,5,9a−ヘキサヒドロ−1H−ベンゾシクロヘプテン、4,4a,5,6,7,8,9,9a−オクタヒドロ−1H−ベンゾシクロヘプテン、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン、1,2,3,4,5,5a,6,7,8,10a−デカヒドロ−ヘプタレン、ドデカヒドロ−as−インダセンおよび2,3,3a,4,9,9a−ヘキサヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ナフタレンから誘導される。
【0031】
例示的な二環式または三環式スピロ環シクロアルキルは、限定されるわけではないが、以下の環系:スピロ[2.4]ヘプタン、スピロ[2.5]オクタン、スピロ[2.6]ノナン、スピロ[3.3]ヘプタン、スピロ[3.4]オクタン、スピロ[3.5]ノナン、スピロ[3.6]デカン、スピロ[4.4]ノナン、スピロ[4.5]デカン、スピロ[4.6]ウンデカン、スピロ[5.5]ウンデカン、スピロ[5.6]ドデカン、スピロ[6.6]トリデカン、ジスピロ[2.2.4.2]ドデカン、ジスピロ[2.2.3.2]ウンデカン、ジスピロ−[2.1.4.2]ウンデカンおよびスピロ[5.5]ウンデカ−2−エンから誘導される。
【0032】
例示的な非縮合または架橋された二環式または三環式環シクロアルキルは、限定されるわけではないが、以下の環系:ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2,2,2]オクタン、ビシクロ[3.2.1]オクタン、ビシクロ[3.2.2]ノナンおよびアダマンタンから誘導される。
【0033】
「ヘテロシクロアルキル」または「ヘテロシクリル」という用語は、本明細書に用いるように、特に明記しない限り、上に定義されたシクロアルキルのことであり、ここでは、1、2、3または4個の炭素原子が、窒素、酸素または硫黄原子によって置換されるが、但し、スピロ原子は常に炭素原子であり、かつ橋頭原子は炭素または窒素原子であり、そして、但し、ヘテロシクロアルキル系は、薬物物質としての使用といったような式Iの化合物の所望の目的にとってサブグループとして安定であり、かつ適している。それぞれの複素環式基の定義に応じて、本発明の一実施態様において、複素環式基に存在することができる環ヘテロ原子の数は、他の任意の複素環式基の環ヘテロ原子の数と独立して、1、2、3または4個、別の実施態様において、1、2または3個、別の実施態様において、1または2個、別の実施態様において、2個、別の実施態様において、1個であり、ここで、環ヘテロ原子は同一または異なることができる。ヘテロシクロアルキル基は、スピロ原子または橋頭原子を除く任意の環炭素原子または飽和環窒素原子によって結合されることができる。ヘテロシクロアルキル基の環硫黄原子は、0、1、2個のオキソ基を担持することができ、オキソ基をまったく担持しない場合、それは非酸化硫黄原子Sであり、または1つのオキソ基を担持する場合、それはS(O)基(=スルホキシド基、S−オキシド基)であり、または2つのオキソ基を担持する場合、それはS(O)2基(=スルホン基、S,S−ジオキシド基)である。
【0034】
例示的な単環式ヘテロシクロアルキルは、限定されるわけではないが、以下の環系:アジリジン、オキシラン、アゼチジン、オキセタン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、4,5−ジヒドロチアゾール、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン、1,4−オキサチアン、1,2,3,6−テトラヒドロピリジン、アゼパン、2,3,4,7−テトラヒドロ−1H−アゼピン、2,7−ジヒドロ−1H−アゼピン、1,4−ジ−アゼパン、1,4−オキサゼパン、1,4−チアゼパンおよび1,4−ジオキセパンから誘導される。一実施態様において、単環式ヘテロシクロアルキルは、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリンまたは1,4−ジアゼパンから誘導される。
【0035】
例示的な二環式縮合環ヘテロシクロアルキルは、限定されるわけではないが、以下の環系:3−アザ−ビシクロ[3.1.0]ヘキサン、2−アザ−ビシクロ[4.1.0]ヘプタン、2−オキサ−5−アザ−ビシクロ[5.1.0]オクタン、3−アザ−ビシクロ[3.2.0]ヘプタン、2−アザビシクロ[4.2.0]−オクタン、オクタヒドロ−ピロロ[3,4−c]ピロール、オクタヒドロ−ピロロ[3,4−b]ピロール、オクタヒドロ−ピロロ[3,4−b]ピリジン、オクタヒドロ−チエノ[3,4−b]ピラジン、オクタヒドロ−フロ[3,4−b]ピリジン、オクタヒドロ−シクロペンタ[1,4]オキサジン、オクタヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピリミジン、オクタヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン、オクタヒドロ−シクロペンタ[e][1,4]オキサゼピン、デカヒドロ−キノキサリン、デカヒドロ−[1,6]ナフチリジン、オクタヒドロベンゾ[1,4]オキサジン、オクタヒドロベンゾ[1,4]チアジン、オクタヒドロ−ピリド[1,2−a]ピラジン、オクタヒドロ−ピラノ[3,2−b]ピリジン、デカヒドロ−1−オキサ−9−アザ−ベンゾシクロヘプテン、1,2,3,3a,6,6a−ヘキサヒドロ−シクロペンタ−[b]ピロール、5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタ[b]チオフェン、2,3,4,4a,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−[2]ピリンジン、2,4a,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−[1]ピリンジン、2,3,3a,4,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インドール、1,2,3,4−テトラヒドロキノキサリン、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾフラン、ベンゾ[1,3]ジオキソール、3,4,4a,7,8,8a−ヘキサヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン、1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ−キノキサリン、4a,5,8,8a−テトラヒドロ−2H−チオピラノ[3,2−b]ピリジンおよび1,2,3,4−テトラヒドロ−[1,5]ナフチリジンから誘導される。
【0036】
例示的な非縮合のまたは架橋された二環式または三環式環ヘテロシクロアルキルは、限定されるわけではないが、以下の環系:2−アザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、1−アザ−ビシクロ[2.2.2]オクタン、8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン、3−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン、9−アザ−ビシクロ[3.3.1]ノナン、2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、2,5−ジアザビシクロ[2,2,2]−オクタン、3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタンおよび3,7−ジアザ−ビシクロ[3.3.1]ノナンから誘導される。
【0037】
「アリール」という用語は、本明細書に用いるように、例えばフェニルまたはナフチル(=ナフタレニル)のような、芳香族炭化水素から1つの水素を除去して誘導された基のことをいう。本明細書に用いる「ヘテロアリール」または「hetアリール」という用語は、芳香族単環式または二環式環系から誘導された基のことであり、ここでは、1、2、3、4または5個の炭素原子がヘテロ原子によって置換される。環ヘテロ原子は、一般に、N、OおよびSから選択され、ここにおいて、Nは、水素原子または置換基を担持する環窒素原子ならびに水素原子または置換基を担持しない環窒素原子を含む。複素環式系が薬物物質としての使用といったような式Iの化合物の所望の目的にとって、サブグループとして安定であり、かつ適していれば、環ヘテロ原子は任意の位置にあることができる。ヘテロアリール基は、5員もしくは6員単環式環または8員、9員もしくは10員二環式環、別の実施態様において、5員もしくは6員単環式環または9員もしくは10員二環式環、別の実施態様において、5員または6員単環式環から誘導される。
【0038】
例示的なヘテロアリール系は、限定されるわけではないが、以下の環系:ピロール、フラン、チオフェン、イミダゾール、ピラゾール、オキサゾール(=[1,3]オキサゾール)、イソオキサゾール(=[1,2]オキサゾール)、チアゾール(=[1,3]チアゾール)、イソチアゾール(=[1,2]チアゾール)、[1,2,3]トリアゾール、[1,2,4]トリアゾール、[1,2,4]オキサジアゾール、[1,3,4]オキサジアゾール、[1,2,4]チアジアゾール、[1,3,4]チアジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、[1,2,3]トリアジン、[1,2,4]トリアジン、[1,3,5]トリアジン、インドール、イソインドール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン[1,3]ベンゾオキサゾール、[1,3]ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、インダゾール、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、フタラジン、種々のナフチリジン、例えば[1,8]ナフチリジン、種々のチエノピリジン、例えばチエノ[2,3−b]ピリジンおよびプリンから誘導される。フェニル、ナフチル(=ナフタレニル)のような基および1つまたはそれ以上の置換基によって場合により置換される芳香族複素環の残基は、非置換であるか、または例えば、1、2、3、4もしくは5個、もしくは1、2、3または4個、もしくは1、2もしくは3個、または1もしくは2個、もしくは1個の、任意の位置にあることができる同一もしくは異なる置換基によって置換されることができる。例えばピロール、イミダゾール、インドールまたはベンゾイミダゾール環のような、親環系において5員環中の環窒素原子上に水素原子を担持する芳香族窒素複素環は、環炭素原子上で、かつ/またはこのような環窒素原子上で置換されることができる。本発明の一実施態様において、このような環窒素原子上の置換基は、(C
1−C
4)−アルキル基から選択され、すなわち芳香族複素環中のこのような環窒素原子は、水素原子または(C
1−C
4)−アルキル置換基を担持する。芳香族複素環および水素原子または置換基を担持することができる他の任意の複素環中の環窒素原子に関して記載するとき、このような環窒素原子は、水素原子または置換基を担持するか、または水素原子または置換基を担持しない。水素原子または置換基を担持する環窒素原子は、例えば、ピロール、イミダゾール、インドールまたはベンゾイミダゾール中、そして飽和環を含む非芳香族環中に存在するため、窒素含有芳香族5員環中に現れる。水素原子または置換基を担持する環窒素原子に加えて、任意のさらなる環窒素原子を含む、水素原子または置換基を担持しない環窒素原子は、正に荷電された形態で存在しなければ、例えば、チアゾール、イミダゾール、ピリジンまたはベンゾイミダゾール中に存在するため、芳香環中に現れ、そしてその環窒素原子が二重結合の一部となり、かつそれを介して環が結合される環窒素原子として現れる非芳香族環中に現れる。また、ピリジン環またはキノリン環中の環窒素原子のような、式Iの化合物中の芳香族複素環の適した環窒素原子は、一般にN−オキシドとして、または第四級塩として、例えば、N−メチル塩のようなN−(C
1−C
4)−アルキル塩として存在することができ、ここで、本発明の一実施態様において、このような第四級塩のカウンターアニオンは、生理学的に許容される塩を形成する酸から誘導される生理学的に許容されるアニオンである。
【0039】
一置換フェニル基では、置換基は、2−位、3−位または4−位にあることができる。二置換フェニル基では、置換基は、2,3−位、2,4−位、2,5−位、2,6−位、3,4−位または3,5−位にあることができる。三置換フェニル基では、置換基は、2,3,4−位、2,3,5−位、2,3,6−位、2,4,5−位、2,4,6−位または3,4,5−位にあることができる。ナフチルは、1−ナフチル(=ナフタレン−1−イル)または2−ナフチル(=ナフタレン−2−イル)であることができる。一置換1−ナフチル基では、置換基は、2−、3−、4−、5−、6−、7−または8−位にあることができる。一置換2−ナフチル基では、置換基は、1−、3−、4−、5−、6−、7−または8−位にあることができる。二置換ナフチル基では、同様に、置換基は、それを介してナフチル基が結合される環および/または他の環の両方において任意の位置にあることができる。
【0040】
環ヘテロ原子は、複素環式系が、当分野で知られており、薬物物質としての使用といったような式Iの化合物の所望の目的にとってサブグループとして安定であり、かつ適していれば、任意の位置にあることができる。本発明の一実施態様において、2つの環酸素原子は、任意の複素環の隣接する環位置に存在することができず、別の実施態様において、酸素および硫黄から選択される2つの環ヘテロ原子は、任意の複素環の隣接する環位置に存在することができない。複素環式基上の置換基は、任意の位置にあることができる。例えば、ピリジン−2−イル基では、置換基は、3−位および/または4−位および/または5−位および/または6−位にあることができ、ピリジン−3−イル基では、置換基は、2−位および/または4−位および/または5−位および/または6−位にあることができ、ピリジン−4−イル基では、置換基は2−位および/または3−位および/または5−位および/または6−位にあることができる。
【0041】
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素である。本発明の一実施態様において、式Iの化合物中の任意のハロゲンは、フッ素、塩素および臭素から、別の実施態様において、フッ素および塩素から選択される他の任意のハロゲンと独立しており、さらに別の実施態様において、それはフッ素であり、さらに別の実施態様において、それは塩素である。
【0042】
オキソ基が炭素原子に結合しているとき、それは、親系の炭素原子上の2つの水素原子と置換される。したがって、鎖または環中のCH
2基がオキソによって、すなわち、二重結合した酸素原子によって置換される場合、それはCO基になる。明らかに、オキソ基は、例えばフェニル基のような芳香環中の炭素原子上に置換基として現れることができない。
【0043】
複素環式基中の環硫黄原子が1つまたは2つのオキソ基を担持することができるとき、オキソ基をまったく担持しない場合、それは非酸化硫黄原子Sであり、または1つのオキソ基を担持する場合、それはS(O)基(=スルホキシド基、S−オキシド基)であり、または2つのオキソ基を担持する場合、それはS(O)2基(=スルホン基、S,S−ジオキシド基)である。
【0044】
本発明は、式Iの化合物の全ての立体異性体の形態並びにそれらの塩および溶媒和物を含む。各キラル中心に関して、他の任意のキラル中心と独立して、式Iの化合物は、S配置もしくは実質的にS配置で、またはR配置もしくは実質的にR配置で、または任意の比率のS異性体とR異性体との混合物として存在することができる。本発明は、全ての可能なエナンチオマーおよびジアステレオマーおよび2つまたはそれ以上の立体異性体の混合物、例えば全ての比率におけるエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーの混合物を含む。従って、エナンチオマーとして存在することができる本発明による化合物は、左旋性および右旋性対掌体の両方として鏡像異性的に純粋な形態ならびに、ラセミ体を含む全ての比率における2つのエナンチオマーの混合物の形態で存在することができる。例えば二重結合またはシクロアルキル環のような環におけるE/Z異性またはシス−トランス異性の場合、本発明は、E型およびZ型、またはシス型およびトランス型、ならびに全ての比率におけるこれらの形態の混合物をいずれも含む。本発明の一実施態様において、2つまたはそれ以上の立体異性体の形態で存在することができる化合物は、純粋な、又は実質的に純粋な個々の立体異性体である。個々の立体異性体の製造は、例えば、慣用の方法による異性体の混合物の分離によって、例えばクロマトグラフィーもしくは結晶化によって、合成において立体化学的に一様な出発物質を使用することによって、または立体選択的合成によって実施することができる。場合により、誘導体化は立体異性体の分離前に実施することができる。立体異性体の混合物の分離は、式Iの化合物の段階でまたは出発物質もしくは合成中の中間体の段階で実施することができる。また、本発明は、式Iの化合物の全ての互変異性体の形態ならびにそれらの塩および溶媒和物を含む。また、式Iの化合物が1つまたはそれ以上の酸性基および/または塩基性基、すなわち造塩基を含む場合、本発明は、それらの対応する生理学的にまたは毒物学的に許容しうる塩、すなわち非毒性塩、特にそれらの薬学的に許容しうる塩を含む。
【0045】
さらに、本発明は、式Iの化合物のすべての溶媒和物、例えば、水和物または(C
1−C
4)−アルカノールのようなアルコールとの付加物、式Iの化合物の活性代謝物、ならびに、また、in vitroでは必ずしも薬理学的活性を示さなくてもよいが、in vivoでは薬理活性化合物、例えばカルボン酸基のエステルまたはアミドに変換される式Iの化合物のプロドラッグおよび誘導体を含む。
【0046】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R’、R’’、R’’’は、互いに独立してH、ハロゲン、CF
3、OCF
3、O−(C
1−C
3)−アルキルであり;好ましくは、
R’、R’’、R’’’は、互いに独立してH、F、Cl、CF
3、OCF
3、O−CH
3であり;より好ましくは、
R’、R’’、R’’’は、互いに独立してH、F、Clであり;最も好ましくは、
R’、R’’、R’’’は、Hである。
【0047】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
1は、
a)(C
4−C
7)−アルキル;
b)(C
5−C
7)−シクロアルキル、これは非置換であるか、または(C
1−C
2)−アルキルもしくはCF
3によって一置換されている;
c)メチレン−シクロヘキシル;
d)フェニル、これは非置換であるか、またはメチルもしくはClによって一置換されている
であり;好ましくは
R
1は、
a)イソ−ブチル基、sec−ブチル、1−エチル−プロピル、2−メチル−ブチル、1,3−ジメチル−ブチル、1−イソプロピル−2−メチル−プロピル;
b)シクロペンチル、2−メチル−シクロペンチル、シクロヘキシル、2−メチル−シクロヘキシル、2−(トリフルオロメチル)−シクロヘキシル、2−エチル−シクロヘキシル、シクロヘプチル;
c)メチレン−シクロヘキシル;
d)フェニル、2−クロロ−フェニル、4−トリル
であり;より好ましくは、
R
1は、
a)1−エチルプロピル;
b)2−メチル−シクロペンチル、2−メチル−シクロヘキシル
であり;最も好ましくは、
R
1は、
a)1−エチルプロピル;
b)2−メチル−シクロヘキシル
である。
【0048】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
2は、
a)N、OおよびSから選択される1または2個の同一または異なる環ヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール、ここで、上記5員ヘテロアリールは非置換であるか、またはClまたはMeによって一置換されている;
b)フェニル;
c)(C
5−C
6)−シクロアルキル;または
d)テトラヒドロフラニル
であり;好ましくは、
R
2は、
a)2−フラニル、3−フラニル、2−チエニル、3−チエニル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、1−ピラゾリル;5−イソオキサゾリル、5−メチル−チエン−2−イル、5−クロロ−チエン−2−イル
b)フェニル;
c)(C
5−C
6)−シクロアルキル;または
d)2−テトラヒドロフラニル
であり;より好ましくは、
R
2は、2−フラニル、3−フラニル、2−チエニル、3−チエニル、4−チアゾリル、5−チアゾリルであり、さらにより好ましくは、
R
2は、2−フラニル、2−チエニルであり;最も好ましくは、
R
2は、2−チエニルである。
【0049】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
3は、Hまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
かつ
R
4は、
a)(C
3−C
5)−アルキル、これは1〜3個のFまたはS−CH
3によって場合により置換されていてもよい、
b)(C
0−C
1)−アルキレン−(C
3−C
7)−シクロアルキル、ここで、上記シクロアルキルは非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されている;
c)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、上記フェニルは非置換であるか、またはF、Cl、MeもしくはCF
3によって一置換もしくは二置換されている;または
d)チエニル
であり;好ましくは、
R
3は、Hまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
かつ
R
4は、
a)(C
3−C
5)−アルキル、これは1〜3個のFまたはS−CH
3によって場合により置換されていてもよい、
b)(C
0−C
1)−アルキレン−(C
3−C
7)−シクロアルキル、ここで、上記シクロアルキルは非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されている;
c)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、上記フェニルは非置換であるか、またはF、Cl、MeもしくはCF
3によって一置換もしくは二置換されている;または
d)チエニル
であり;より好ましくは、
R
3は、HまたはCH
3であり;
かつ
R
4は、
a)(C
3−C
5)−アルキル、これは1〜3個のFまたはS−Meによって場合により置換されていてもよい、
b)メチレン−(C
4−C
6)−シクロアルキル
であり;最も好ましくは、
R
3は、Hであり;
かつ
R
4は、
a)(C
4−C
5)−アルキル;
b)メチレン−(C
4−C
6)−シクロアルキル
である。
【0050】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
3およびR
4は、それらが結合している炭素原子と一緒になって5〜7員シクロアルキル環となり、これは非置換であるか、またはCH
3によって一置換されており;好ましくは、
R
3およびR
4は、それらが結合している炭素原子と一緒になって5〜7員シクロアルキル環となる。
【0051】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
5は、H、CH
3またはOHであり;
R
6は、HまたはCH
3であり;
nは、0、1または2であり;好ましくは、
R
5は、Hであり;
R
6は、Hであり;
nは、0、1または2である。
【0052】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
5は、H、CH
3またはOHであり;
R
6は、HまたはCH
3であり;
nは、1または2であり;好ましくは、
R
5は、Hであり;
R
6は、Hであり;
nは、1または2である。
【0053】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
5は、H、CH
3またはOHであり;
R
6は、HまたはCH
3であり;
nは、0または1であり;好ましくは、
R
5は、Hであり;
R
6は、Hであり;
nは、0または1である。
【0054】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
5は、H、CH
3またはOHであり;
R
6は、HまたはCH
3であり;
nは、2であり;好ましくは、
R
5は、Hであり;
R
6は、Hであり;
nは、2である。
【0055】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
5は、H、CH
3またはOHであり;
R
6は、HまたはCH
3であり;
nは、1であり;好ましくは、
R
5は、Hであり;
R
6は、Hであり;
nは、1である。
【0056】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
nは、0である。
【0057】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
5は、HまたはCH
3であり;
R
6は、Hであり;
nは、0、1または2であり;好ましくは、
R
5は、HまたはCH
3であり;
R
6は、HまたはCH
3であり;
nは、1または2である。
【0058】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
5は、HまたはOHであり;
R
6は、Hであり;
nは、0、1または2であり;好ましくは、
R
5は、HまたはOHであり;
R
6は、HまたはCH
3であり;
nは、1または2である。
【0059】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
Zは、CO
2−R
7、OR
8、C(O)NR
9R
10、S(O)
2NR
11R
12、
【化4】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、vは、0または2である)であり;好ましくは、
【0060】
Zは、CO
2−R
7、OR
8、C(O)NR
9R
10、S(O)
2NR
11R
12、
【化5】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、vは、0または2である);より好ましくは、
Zは、CO
2−R
7、OR
8、C(O)NR
9R
10、S(O)
2NR
11R
12または5−テトラゾリルであり、さらにより好ましくは、
Zは、CO
2−H、OH、C(O)NR
9R
10または5−テトラゾリルであり;最も好ましくは、
Zは、CO
2−Hである。
【0061】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
7は、Hまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;好ましくは、
R
7は、Hである。
【0062】
式Iの化合物の別の実施態様群において、
R
8は、Hまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;好ましくは、
R
8は、Hである。
【0063】
式Iの化合物の別の実施態様群は、
R
9が、H、CH
3またはエチレン−O−メチルであり;
かつ
R
10が、
a)H;
b)(C
1−C
6)−アルキル、これは非置換であるか、またはCF
3によって一置換されている;
c)(C
1−C
2)−アルキル、これはCNまたはCO
2R
19によって置換されており、
ここで、
R
19はHまたは(C
1−C
6)−アルキルである;
d)(C
2−C
4)−アルキル、これはS−メチル、SO
2NR
20R
21、O−R
22およびNR
23R
24からなる群から選択される置換基によって一置換されており;
ここで、
R
20は、Hであり;
R
21は、Hであり;
R
22は、H、(C
1−C
3)−アルキル、メチレン−シクロプロピル、メチレン−フェニルまたはメチレン−2−テトラヒドロフランであり;
R
23は、Hまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
R
24は、(C
1−C
2)−アルキルまたはSO
2−メチルである;
e)(C
3−C
5)−シクロアルキル、これは非置換であるか、またはフェニルによって一置換されている;
f)(C
0−C
2)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5または6員であり、かつ非隣接位置で1または2個のO原子を含み、そして上記ヘテロシクロアルキルは非置換であるか、またはスピロシクロペンチル環もしくはスピロシクロヘキシル環でジェミナルに二置換されている;
g)(C
2−C
5)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5、6または7員環であり、それは少なくとも1個のN原子を含有し、かつそれは上記N原子を介して結合されており、そしてそれは、環がアルキレンに結合されているN原子に隣接してない位置でO、S(O)
xまたはNR
25からなる群から選択される1個のヘテロ原子をさらに含有してもよく、そして上記ヘテロシクロアルキル内の任意の炭素原子は、非置換であるか、または(C
1−C
3)アルキルもしくはメチレン−フェニルからなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されており;
ここで、
xは、2であり;
R
25は、H、(C
1−C
2)アルキル、メチレン−フェニルまたはフェニルであり、それは非置換であるか、またはF、ClおよびOMeからなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されている;
h)(C
0−C
3)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5または6員環であり、それは少なくとも1個のN原子を含有し、かつ上記N原子を介して結合されておらず、そしてそれは、N原子に隣接しない位置に1個のO原子をさらに含んでいてもよく、そして上記N原子は、非置換であるか、または
i)(C
1−C
4)−アルキル、これは非置換であるか、または−O−Meによって一置換されている;
ii)メチレン−シクロヘキシル;
iii)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、フェニルは非置換であるか、またはFおよびO−メチルからなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されている;
iv)(C
0−C
1)−アルキレン−ピリジル;
v)ピリミジニル
からなる群から選択される置換基によって置換されている;
i)8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3イル;
j)9−メチル−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−3−イル;
k)メチレン−4−(オクタヒドロ−キノリジニル);
l)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、フェニルは、非置換であるか、またはF、O−メチル、N(メチル)
2、4−モルホリニルおよびメチレン−(4−メチル−ピペリジン)−1−イルからなる群から選択される置換基によって一置換されているか、または隣接する位置において基−O(CH
2)O−によって二置換されている;
m)(C
1−C
2)−アルキレン−ヘテロアリール、ここで、上記ヘテロアリール環は、O、SまたはNから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含有する5または6員環であり;そして上記ヘテロアリール環は、非置換であるか、またはオキソ(=O)によって一置換されている
であるか;
または
【0064】
R
9およびR
10は、それらを担持しているN−原子と一緒になって
a)R
9およびR
10が結合したN原子のみを含有する4、5または6員ヘテロシクロアルキル環、これは、非置換であるか、または
i)(C
0−C
1)−アルキレン−OR
26、ここで、R
26は、H、(C
1−C
3)アルキルまたはメチレン−フェニルである;
ii)CO
2R
27、ここで、R
27は、Hまたは(C
1−C
6)−アルキルである;
iii)NR
28R
29、ここで、R
28は(C
1−C
2)−アルキルであり、そしてR
29は(C
1−C
2)−アルキル、メチレン−フェニルまたはエチレン−NMe
2である;
iv)1−ピペリジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている;
v)1−ピペラジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている;
vi)4−モルホリニル;
vii)1−アゼパニル;
vii)2−(2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル)
からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
b)R
9およびR
10が結合しているN原子ならびにR
9およびR
10が結合するN原子に隣接してない位置でO、SまたはNR
30から選択される1個のさらなるヘテロ原子を含有する6または7員ヘテロシクロアルキル環、ここで、上記ヘテロシクロアルキル環の炭素原子は、非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されており、そしてここで、
R
30は、
i)H;
ii)(C
1−C
4)−アルキル;
iii)(C
5−C
6)−シクロアルキル;
iv)フェニル、これは非置換であるか、またはF、CF
3もしくはO−(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されている;
v)メチレン−フェニル、これは非置換であるか、またはFもしくはClによって一置換もしくは二置換されているか、もしくは隣接位置において基−O(CH
2)O−によって二置換されている;
vi)ピリジル
であり;
c)2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル環、これは非置換であるか、または5位の第2のN原子において(C
1−C
4)−アルキル、メチレン−シクロペンチル、フェニル(これは非置換であるか、もしくはFによって一置換されている)、メチレン−フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、またはOCH
3またはCF
3によって一置換されている)からなる群から選択される置換基によって置換されている
であり;
R
11が、Hであり;
R
12が、CH
3であり;
R
13が、Hであり;
R
14が、CF
3またはメチレン−OCH
3であり;
R
15が、シクロプロピルまたはフェニルであり;
R
16が、HまたはCH
3であり;
R
17が、HまたはCH
3であり;
そして
R
18が、CH
3である
任意の立体異性体形態、もしくは任意の比率の立体異性体形態の混合物にある式Iの化合物、またはその生理学的に許容しうる塩、またはそれらのいずれかの生理学的に許容しうる溶媒和物である。
【0065】
式Iの化合物の別の実施態様群は、
R
9が、H、CH
3またはエチレン−O−CH
3であり;
かつ
R
10が、
a)H;
b)(C
1−C
6)−アルキル、これは非置換であるか、またはCF
3によって一置換されている;
c)(C
1−C
2)−アルキル、これはCNまたはCO
2R
19によって置換されており、
ここで、
R
19はHである;
d)(C
2−C
4)−アルキル、これはSMe、SO
2NR
20R
21、O−R
22およびNR
23R
24からなる群から選択される置換基によって一置換されており;
ここで、
R
20は、Hであり;
R
21は、Hであり;
R
22は、H、(C
1−C
3)−アルキル、メチレン−シクロプロピル、メチレン−フェニルまたはメチレン−2−テトラヒドロフランであり;
R
23は、Hまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
R
24は、(C
1−C
2)−アルキルまたはSO
2CH
3である;
e)(C
3−C
5)−シクロアルキル、これは非置換であるか、またはフェニルによって一置換されている;
f)(C
0−C
2)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5または6員であり、かつ非隣接位置で1または2個のO原子を含み、そして上記ヘテロシクロアルキルは非置換であるか、またはスピロシクロペンチル環もしくはスピロシクロヘキシル環でジェミナルに二置換されている;
g)(C
2−C
5)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5、6または7員環であり、それは少なくとも1個のN原子を含有し、かつそれは上記N原子を介して結合されており、そしてそれは、環がアルキレンに結合されているN原子に隣接してない位置でO、S(O)
xまたはNR
25からなる群から選択される1個のヘテロ原子をさらに含有してもよく、そして上記ヘテロシクロアルキル内の任意の炭素原子は、非置換であるか、または(C
1−C
3)アルキルもしくはメチレン−フェニルからなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されており;
ここで、
xは、2であり;
R
25は、H、(C
1−C
2)アルキル、メチレン−フェニルまたはフェニルであり、それは非置換であるか、またはF、ClおよびOMeからなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されている;
h)(C
0−C
3)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは5または6員環であり、それは少なくとも1個のN原子を含有し、かつ上記N原子を介して結合されておらず、そしてそれは、N原子に隣接しない位置に1個のO原子をさらに含んでいてもよく、そして上記N原子は、非置換であるか、または
i)(C
1−C
4)−アルキル、これは非置換であるか、またはOCH
3によって一置換されている;
ii)メチレン−シクロヘキシル;
iii)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、フェニルは非置換であるか、またはFおよびOCH
3からなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されている;
iv)(C
0−C
1)−アルキレン−ピリジル;
v)ピリミジニル
からなる群から選択される置換基によって置換されている;
i)8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3イル;
j)9−メチル−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−3−イル;
k)メチレン−4−(オクタヒドロ−キノリジニル);
l)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、フェニルは、非置換であるか、またはF、OCH
3、N(CH
3)
2、4−モルホリニルおよびメチレン−(4−メチル−ピペリジン)−1−イルからなる群から選択される置換基によって一置換されているか、または隣接する位置において基−O(CH
2)O−によって二置換されている;
m)(C
1−C
2)−アルキレン−ヘテロアリール、ここで、上記ヘテロアリール環は、O、SまたはNから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含有する5または6員環であり;そして上記ヘテロアリール環は、非置換であるか、またはオキソ(=O)によって一置換されている
であるか;
または
【0066】
R
9およびR
10は、それらを担持しているN−原子と一緒になって
a)R
9およびR
10が結合したN原子のみを含有する4、5または6員ヘテロシクロアルキル環、これは、非置換であるか、または
i)(C
0−C
1)−アルキレン−OR
26、ここで、R
26は、H、(C
1−C
3)アルキルまたはメチレン−フェニルである;
ii)CO
2R
27、ここで、R
27は、Hである;
ii)NR
28R
29、ここで、R
28は(C
1−C
2)−アルキルであり、そしてR
29は(C
1−C
2)−アルキル、メチレン−フェニルまたはエチレン−N(CH
3)
2である;
iii)1−ピペリジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている;
iv)1−ピペラジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている;
v)4−モルホリニル;
vi)1−アゼパニル;
vii)2−(2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル)
からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
b)R
9およびR
10が結合しているN原子ならびにR
9およびR
10が結合するN原子に隣接してない位置でO、SまたはNR
30から選択される1個のさらなるヘテロ原子を含有する6または7員ヘテロシクロアルキル環、ここで、上記ヘテロシクロアルキル環の炭素原子は、非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されており、そしてここで、
R
30は、
i)H;
ii)(C
1−C
4)−アルキル;
iii)(C
5−C
6)−シクロアルキル;
iv)フェニル、これは非置換であるか、またはF、CF
3もしくはOCH
3によって一置換されている;
v)メチレン−フェニル、これは非置換であるか、またはFもしくはClによって一置換もしくは二置換されているか、もしくは隣接位置において基−O(CH
2)O−によって二置換されている;
vi)ピリジル
であり;
c)2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル環、これは非置換であるか、または5位の第2のN原子において(C
1−C
4)−アルキル、メチレン−シクロペンチル、フェニル(これは非置換であるか、もしくはFによって一置換されている)、メチレン−フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、またはOCH
3またはCF
3によって一置換されている)からなる群から選択される置換基によって置換されている
であり;
R
11が、Hであり;
R
12が、CH
3であり;
R
13が、Hであり;
R
14が、CF
3またはメチレン−OCH
3であり;
R
15が、シクロプロピルまたはフェニルであり;
R
16が、HまたはCH
3であり;
R
17が、HまたはCH
3であり;
そして
R
18が、CH
3である
任意の立体異性体形態、もしくは任意の比率の立体異性体形態の混合物にある式Iの化合物、またはその生理学的に許容しうる塩、またはそれらのいずれかの生理学的に許容しうる溶媒和物である。
【0067】
式Iの化合物の別の実施態様群は、
R
9が、HまたはCH
3であり;
かつ
R
10が、
a)H
b)(C
1−C
6)−アルキル、これは非置換であるか、またはCF
3によって一置換されている;
c)(C
1−C
2)−アルキル、これはCNまたはCO
2R
19によって置換されており、
ここで、
R
19はHである;
d)(C
2−C
4)−アルキル、これはSCH
3、SO
2NR
20R
21、O−R
22およびNR
23R
24からなる群から選択される置換基によって一置換されており;
ここで、
R
20は、Hであり;
R
21は、Hであり;
R
22は、H、(C
1−C
3)−アルキル、メチレン−シクロプロピル、メチレン−フェニルまたはメチレン−2−テトラヒドロフランであり;
R
23は、Hまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
R
24は、(C
1−C
2)−アルキルまたはSO
2CH
3である;
e)シクロブチル、シクロペンチルまたは2−フェニル−シクロプロピル;
f)(C
0−C
2)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは2−テトラヒドロフラニル、3−テトラヒドロフラニル、2−テトラヒドロピラニル、3−テトラヒドロピラニル、4−テトラヒドロピラニルおよび1,4−ジオキサン−2−イルからなる群から選択される;
g)(C
2−C
5)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、1−アゼパニル、4−モルホリニル 1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イルおよび1−ピペラジニルからなる群から選択され;ここで、上記ヘテロシクロアルキルは、非置換であるか、または(C
1−C
2)アルキルもしくはメチレン−フェニルからなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されている;
h)(C
0−C
3)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは、3−ピロリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニルおよび2−モルホリニルからなる群から選択され、そして上記ヒテロシクロアルキルは、非置換であるか、または
i)(C
1−C
4)−アルキル;
ii)メチレン−シクロヘキシル;
iii)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル;
iv)(C
0−C
1)−アルキレン−ピリジル;
v)ピリミジニル
からなる群から選択される置換基によって置換されている;
i)8−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−3イル;
j)9−メチル−9−アザビシクロ[3.3.1]ノナ−3−イル;
k)メチレン−4−(オクタヒドロ−キノリジニル);
l)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、フェニルは、非置換であるか、またはF、OCH
3、N(CH
3)
2からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
m)(C
1−C
2)−アルキレン−ヘテロアリール、ここで、上記ヘテロアリール環は、2−チエニル、2−フラニル、2−チアゾリル、2−オキサゾリル、5−テトラゾリルおよび5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルからなる群から選択される
であるか;
または
【0068】
R
9およびR
10は、それらを担持しているN−原子と一緒になって
a)CO
2Hによって置換されたアゼチジニル;
b)ピロリジニル、これは、非置換であるか、または
i)OH;
ii)メチレン−OCH
3;
iii)メチレン−O−メチレン−フェニル;
iv)CO
2H;
v)NR
28R
29、ここで、R
28は(C
1−C
2)−アルキルであり、そしてR
29は(C
1−C
2)−アルキルである;
vi)1−ピペラジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている
であり;
c)1−ピペリジニル、これは非置換であるか、または
i)O−(C
1−C
3)アルキル;
ii)メチレン−OCH
3;
iii)NR
28R
29、ここで、R
28は(C
1−C
2)−アルキルであり、そしてR
29はメチレン−フェニルまたはエチレン−N(CH
3)
2である
iv)1−ピペリジニル、これはメチルによって一置換されている;
v)1−ピペラジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている;
vi)4−モルホリニル;
vii)1−アゼパニル;
viii)2−(2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル)
からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
d)4−モルホリニル、これはメチルによって二置換されている;
e)4−チオモルホリニル;
f)ピペラジニル、これは、
i)(C
1−C
4)−アルキル;
ii)(C
5−C
6)−シクロアルキル;
iii)フェニル、これは非置換であるか、またはF、CF
3もしくはOCH
3によって一置換されている;
iv)メチレン−フェニル、これは非置換であるか、または隣接位置において基−O(CH
2)O−によって二置換されている;
v)ピリジル
からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
g)アゼパニル、これはメチレン−フェニルによって置換されており、それは非置換であるか、またはFもしくはClによって一置換もしくは二置換されている;
c)2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル環、これは非置換であるか、または5位の第2のN原子において(C
1−C
4)−アルキル、メチレン−シクロペンチル、フェニル(これは非置換であるか、もしくはFによって一置換されている)、メチレン−フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、またはOCH
3またはCF
3によって一置換されている)からなる群から選択される置換基によって置換されている
であり;
R
11が、Hであり;
R
12が、CH
3であり;
R
13が、Hであり;
R
14が、CF
3またはメチレン−OCH
3であり;
R
15が、シクロプロピルまたはフェニルであり;
R
16が、HまたはCH
3であり;
R
17が、HまたはCH
3であり;
そして
R
18が、CH
3である
任意の立体異性体形態、もしくは任意の比率の立体異性体形態の混合物にある式Iの化合物、またはその生理学的に許容しうる塩、またはそれらのいずれかの生理学的に許容しうる溶媒和物である。
【0069】
式Iの化合物の別の実施態様群は、
R
9が、Hであり;
かつ
R
10が、
a)H
b)(C
1−C
6)−アルキル;
c)(C
1−C
2)−アルキル、これはCNまたはCO
2R
19によって置換されており、
ここで、
R
19はHである;
d)(C
2−C
4)−アルキル、これはSCH
3、SO
2NR
20R
21、O−R
22およびNR
23R
24からなる群から選択される置換基によって一置換されており;
ここで、
R
20は、Hであり;
R
21は、Hであり;
R
22は、H、(C
1−C
3)−アルキル、メチレン−シクロプロピル、メチレン−フェニルまたはメチレン−2−テトラヒドロフランであり;
R
23は、Hまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
R
24は、(C
1−C
2)−アルキルまたはSO
2CH
3である;
e)シクロブチルまたはシクロペンチル;
f)(C
0−C
2)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは2−テトラヒドロフラニル、3−テトラヒドロフラニル、2−テトラヒドロピラニル、3−テトラヒドロピラニル、4−テトラヒドロピラニルおよび1,4−ジオキサン−2−イルからなる群から選択される;
g)(C
2−C
5)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは、1−ピロリジニル、1−ピペリジニル、1−アゼパニル、4−モルホリニル 1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イルおよび1−ピペラジニルからなる群から選択され;ここで、上記ヘテロシクロアルキルは、非置換であるか、または(C
1−C
2)アルキルもしくはメチレン−フェニルからなる群から選択される1もしくは2個の置換基によって置換されている;
h)(C
0−C
3)−アルキレン−ヘテロシクロアルキル、ここで、上記ヘテロシクロアルキルは、3−ピロリジニル、2−ピペリジニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニルおよび2−モルホリニルからなる群から選択され、そして上記ヒテロシクロアルキルは、非置換であるか、または
i)(C
1−C
4)−アルキル;
ii)メチレン−シクロヘキシル;
iii)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル;
iv)(C
0−C
1)−アルキレン−ピリジル;
v)ピリミジニル
からなる群から選択される置換基によって置換されている;
l)(C
0−C
2)−アルキレン−フェニル、ここで、フェニルは非置換であるか、またはF、OCH
3、N(CH
3)
2からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
m)(C
1−C
2)−アルキレン−ヘテロアリール、ここで、上記ヘテロアリール環は、2−チエニル、2−フラニル、2−チアゾリル、2−オキサゾリル、5−テトラゾリルおよび5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルからなる群から選択される
であるか;
または
【0070】
R
9およびR
10は、それらを担持しているN−原子と一緒になって
a)CO
2Hによって置換されたアゼチジニル;
b)ピロリジニル、これは、非置換であるか、または
i)OH;
ii)メチレン−OCH
3;
iii)メチレン−O−メチレン−フェニル;
iv)CO
2H;
v)NR
28R
29、ここで、R
28は(C
1−C
2)−アルキルであり、そしてR
29は(C
1−C
2)−アルキルである;
vi)1−ピペラジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている
であり;
c)1−ピペリジニル、これは、
i)O−(C
1−C
3)アルキル;
ii)メチレン−OCH
3;
iii)NR
28R
29、ここで、R
28は(C
1−C
2)−アルキルであり、そしてR
29はメチレン−フェニルまたはエチレン−N(CH
3)
2である
iv)1−ピペリジニル、これはメチルによって一置換されている;
v)1−ピペラジニル、これは非置換であるか、またはメチルによって一置換されている;
vi)4−モルホリニル;
vii)1−アゼパニル;
viii)2−(2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル)
からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
d)4−モルホリニル、これはメチルによって二置換されている;
e)4−チオモルホリニル;
f)ピペラジニル、これは、
i)(C
1−C
4)−アルキル;
ii)(C
5−C
6)−シクロアルキル;
iii)フェニル、これは非置換であるか、またはF、CF
3もしくはOCH
3によって一置換されている;
iv)メチレン−フェニル、これは非置換であるか、または隣接位置において基−O(CH
2)O−によって二置換されている;
v)ピリジル
からなる群から選択される置換基によって一置換されている;
g)アゼパニル、これはメチレン−フェニルによって置換されており、それは非置換であるか、またはFもしくはClによって一置換もしくは二置換されている;
c)2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル環、これは非置換であるか、または5位の第2のN原子において(C
1−C
4)−アルキル、メチレン−シクロペンチル、フェニル(これは非置換であるか、もしくはFによって一置換されている)、メチレン−フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、またはOCH
3またはCF
3によって一置換されている)からなる群から選択される置換基によって置換されている
であり;
R
11が、Hであり;
R
12が、CH
3であり;
R
13が、Hであり;
R
14が、CF
3またはメチレン−OCH
3であり;
R
15が、シクロプロピルまたはフェニルであり;
R
16が、HまたはCH
3であり;
R
17が、HまたはCH
3であり;
そして
R
18が、CH
3である
任意の立体異性体形態、もしくは任意の比率の立体異性体形態の混合物にある式Iの化合物、またはその生理学的に許容しうる塩、またはそれらのいずれかの生理学的に許容しうる溶媒和物である。
【0071】
別の実施態様群は、式I
【化6】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、
R’、R’’、R’’’は、Hであり;
R
1は、1−エチル−プロピルであり;
R
2は、3−チエニルであり;
R
3は、Hであり;
R
4は、2−メチル−プロピルであり;
nは、0であり;
そして
Zは、CO
2−R
7、C(O)NR
9R
10である)
の化合物である。
【0072】
別の実施態様群は、式I
【化7】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、
R’、R’’、R’’’は、Hであり;
R
1は、1−エチル−プロピルであり;
R
2は、3−チエニルであり;
R
3は、Hであり;
R
4は、2−メチル−プロピルであり;
nは、0、1、2であり;
そして
Zは、C(O)NR
9R
10である)
の化合物である。
【0073】
別の実施態様群は、
R’、R’’、R’’’がHであり;
R
1が1−エチル−プロピルまたは2−メチル−シクロヘキシルであり;
R
2が3−チエニルであり;
R
3がHまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
かつ
R
4が
a)(C
3−C
5)−アルキル、これは1〜3個のFまたはS−(C
1−C
4)−アルキルによって場合により置換されていてもよい、
b)(C
0−C
1)−アルキレン−(C
3−C
7)−シクロアルキル、ここで、上記シクロアルキルは非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されている
であるか;
または
R
3およびR
4は、それらが結合している炭素原子と一緒になって5〜7員シクロアルキル環となり、これは非置換であるか、または(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されており;
nが0であり;
そして
ZがCO
2−Hである
式Iの化合物である。
【0074】
別の実施態様群は、
R’、R’’、R’’’がHであり;
R
1が1−エチル−プロピルまたは2−メチル−シクロヘキシルであり;
R
2が3−チエニルであり;
R
3がHまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
かつ
R
4が
a)(C
3−C
5)−アルキル、これは1〜3個のFまたはS−(C
1−C
4)−アルキルによって場合により置換されていてもよい、
b)(C
0−C
1)−アルキレン−(C
3−C
7)−シクロアルキル、ここで、上記シクロアルキルは非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されている
であるか;
または
R
3およびR
4は、それらが結合している炭素原子と一緒になって5〜7員シクロアルキル環となり、これは非置換であるか、または(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されており;
R
5がH、(C
1−C
4)−アルキルまたはOHであり;
R
6がHまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;
nが1であり;
そして
ZがCO
2−Hである
式Iの化合物である。
【0075】
別の実施態様群は、
R’、R’’、R’’’がHであり;
R
1が1−エチル−プロピルまたは2−メチル−シクロヘキシルであり;
R
2が3−チエニルであり;
R
3がHまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
かつ
R
4が
a)(C
3−C
5)−アルキル、これは1〜3個のFまたはS−(C
1−C
4)−アルキルによって場合により置換されていてもよい、
b)(C
0−C
1)−アルキレン−(C
3−C
7)−シクロアルキル、ここで、上記シクロアルキルは非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されている
であるか;
または
R
3およびR
4は、それらが結合している炭素原子と一緒になって5〜7員シクロアルキル環となり、これは非置換であるか、または(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されており;
R
5がH、(C
1−C
4)−アルキルまたはOHであり;
R
6がHまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;
nが2であり;
そして
ZがCO
2−Hである
式Iの化合物である。
【0076】
別の実施態様群は、
R’、R’’、R’’’がHであり;
R
1が1−エチル−プロピルであり;
R
2が3−チエニルであり;
R
3がHまたは(C
1−C
2)−アルキルであり;
かつ
R
4が
a)(C
3−C
5)−アルキル、これは1〜3個のFまたはS−(C
1−C
4)−アルキルによって場合により置換されていてもよい、
b)(C
0−C
1)−アルキレン−(C
3−C
7)−シクロアルキル、ここで、上記シクロアルキルは非置換であるか、またはメチルによって一置換もしくは二置換されている
であるか;
または
R
3およびR
4は、それらが結合している炭素原子と一緒になって5〜7員シクロアルキル環となり、これは非置換であるか、または(C
1−C
4)−アルキルによって一置換されており;
R
5がH、(C
1−C
4)−アルキルまたはOHであり;
R
6がHまたは(C
1−C
4)−アルキルであり;
nが1または2であり;
そして
【0077】
ZがOR
8、S(O)
2NR
11R
12、CN、
【化8】
[この文献は図面を表示できません]
(式中、
vは、0または2であり;
R
7は、Hであり;
R
11は、Hであり;
R
12は、CH
3であり;そして
R
13は、Hである)
である
式Iの化合物である。
【0078】
別の実施態様群は、
R’、R’’、R’’’がHであり;
R
1が1−エチル−プロピルであり;
R
2が3−チエニルであり;
R
3がHであり;
かつ
R
4が2−メチル−プロピルであり;
nが0であり;
そして
ZがC(O)NR
9R
10であり、
ここで、
R
9は、Hまたはメチルであり;
かつ
R
10は、
c)(C
1−C
2)−アルキル、これはCNによって置換されている
d)(C
2−C
4)−アルキル、これはNR
23R
24から選択される置換基によって一置換されており;
ここで、
R
23は、Hであり;
R
24は、(C
1−C
2)−アルキルまたはSO
2メチルである;
m)(C
1−C
2)−アルキレン−ヘテロアリール、ここで、上記ヘテロアリール環は、O、SまたはNから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子を含有する5または6員環であり;そして上記ヘテロアリール環は、非置換であるか、またはオキソ(=O)によって一置換されている
であるか;
または
R
9およびR
10は、それらを担持しているN−原子と一緒になって
a)R
9およびR
10が結合したN原子のみを含有する4、5または6員ヘテロシクロアルキル環、これは、非置換であるか、または
i)(C
0−C
1)−アルキレン−OR
26、ここで、R
26はHである;
ii)CO
2R
27、ここで、R
27はHである
である
式Iの化合物である。
【0079】
別の実施態様群は、
R’、R’’、R’’’がHであり;
R
1が1−エチル−プロピルであり;
R
2が3−チエニルであり;
R
3がHであり;
R
4が2−メチル−プロピルであり;
nが0であり;
そして
ZがC(O)NR
9R
10であり、
ここで、
R
9は、Hまたはメチルであり;
かつ
R
10は、
a)(C
1−C
2)−アルキル、これはCNによって置換されている
b)(C
2−C
4)−アルキル、これはNR
23R
24から選択される置換基によって一置換されており;
ここで、
R
23は、Hであり;
R
24は、(C
1−C
2)−アルキルまたはSO
2メチルである;
c)(C
1−C
2)−アルキレン−ヘテロアリール、ここで、上記ヘテロアリール環は、5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルから選択される
であるか;
または
R
9およびR
10は、それらを担持しているN−原子と一緒になって
a)R
9およびR
10が結合したN原子のみを含有する4、5または6員ヘテロシクロアルキル環、これは、非置換であるか、または
i)(C
0−C
1)−アルキレン−OR
26、ここで、R
26はHである;
ii)CO
2R
27、ここで、R
27はHである
である
式Iの化合物である。
【0080】
別の実施態様において、式Iの化合物は、
1 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸
2 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−3−フェニル−プロピオン酸
3 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
4 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−3−フェニル−プロピオン酸
5 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,3−ジメチル−酪酸
6 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロペンタンカルボン酸
7 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−フェニル−酪酸
8 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
9 (R)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
10 (R)−3−シクロヘキシル−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
11 3−シクロペンチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
12 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
13 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
14 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−4−メチルスルファニル−酪酸
15 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0081】
16 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
17 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
18 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
19 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−(4−フルオロ−フェニル)−プロピオン酸
20 (S)−3−(4−クロロ−フェニル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
21 (S)−3−シクロプロピル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
22 (S)−3−シクロブチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
23 (S)−3−シクロブチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
24 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
25 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−ペンタン酸
26 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5,5,5−トリフルオロ-ペンタン酸
27 5,5,5−トリフルオロ−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
28 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−フェニル−酪酸
29 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
30 3−(4−エチル−フェニル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0082】
31 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオン酸
32 (S)−3−(3,4−ジクロロ−フェニル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
33 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
34 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−シクロヘキサンカルボン酸
35 4−メチル−1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
36 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−(4−メチル−シクロヘキシル)−プロピオン酸
37 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
38 1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
39 3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
40 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
41 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
42 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−フェニル−プロピオン酸
43 3−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−フェニル−プロピオン酸
44 3−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
45 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
【0083】
46 4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
47 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5,5−ジメチル−ヘキサン酸
48 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
49 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−ピラゾール−1−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
50 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
51 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
52 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
53 (3R,4S)−4−メチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
54 (3R,4S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ヘキサン酸
55 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
56 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
57 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
58 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
59 4−エチル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
60 (S)−4−シクロペンチル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
【0084】
61 (S)−4−シクロペンチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
62 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
63 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
64 (1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキシル)−酢酸
65 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
66 (1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキシル)−酢酸
67 (2R,3S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサン酸
68 (2S,3S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサン酸
69 (R)−6−メチル−4−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
70 (R)−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
71 (4R,5S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘプタン酸
72 (4R,5S)−5−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
73 (3R,4S)−5−シクロヘキシル−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−ペンタン酸
74 (3R,4S)−5−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
75 (3S,4S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸
【0085】
76 (3R,4S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸
77 (3R,4S)−3−ヒドロキシ−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
78 (3S,4S)−3−ヒドロキシ−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
79 (3S,4S)−5−シクロヘキシル−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−ペンタン酸
80 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
81 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
82 (S)−2−{[2−(5−クロロ−チオフェン−2−イルメチル)−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
83 (S)−2−[(1−シクロヘキシルメチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
84 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
85 (2S,3S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
86 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
87 (S)−4−メチル−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
88 (S)−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
89 (S)−3−フェニル−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
90 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
【0086】
91 (S)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
92 (2S,3S)−3−メチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
93 (S)−2−{[1−(2−エチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
94 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
95 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
96 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
97 (S)−3−[(1−シクロヘキシルメチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−5−メチル−ヘキサン酸
98 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
99 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
100 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−フェニル−酪酸
101 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
102 (S)−5−メチル−3−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
103 (S)−4−フェニル−3−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
104 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
105 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−イソオキサゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
【0087】
106 (S)−5−メチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
107 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
108 (S)−2−[(1−シクロヘキシル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
109 (S)−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(2−メチル−ブチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
110 (S)−2−[(1−シクロペンチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
111 (S)−2−[(1−シクロヘプチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
112 (S)−2−[(1−シクロヘキシル−2−シクロペンチルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
113 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−ブチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
114 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
115 (S)−4−メチル−2−[(2−チオフェン−2−イルメチル−1−p-トリル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−ペンタン酸
116 (S)−2−{[2−ベンジル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
117 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
118 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
119 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(5−メチル−チオフェン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
120 (S)−2−{[2−シクロヘキシルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【0088】
121 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
122 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−酪酸
123 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチルスルファニル−酪酸
124 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−フェニル−プロピオン酸
125 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
126 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4,4−ジメチル−ペンタン酸
127 (S)−2−[(1−イソブチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
128 (S)−2−[(2−シクロペンチルメチル−1−イソブチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
129 (S)−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
130 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
131 (S)−2−{[2−フラン−3−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
132 (S)−4−メチル−2−[(1−フェニル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−ペンタン酸
133 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[2−シクロヘキシルメチル−1−(2−メチル−ブチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
134 (S)−3−シクロヘキシル−2−[(2−シクロヘキシルメチル−1−イソブチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−プロピオン酸
135 (S)−2−{[2−シクロヘキシルメチル−1−(2−メチル−ブチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【0089】
136 (S)−4−メチル−2−[(1−フェニル−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−ペンタン酸
137 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−ブチル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
138 (S)−2−[(1−シクロヘキシル−2−フラン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
139 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
140 (S)−2−[(1−sec−ブチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−3−シクロヘキシル−プロピオン酸
141 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[2−シクロヘキシルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
142 (S)−2−[(1−sec−ブチル−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
143 (S)−2−{[2−ベンジル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
144 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−(5−メチル−チオフェン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
145 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−ブチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
146 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
147 (S)−2−[(1−sec−ブチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
148 (S)−2−[(2−ベンジル−1−シクロヘキシル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
149 (S)−2−[(1−sec−ブチル−2−シクロペンチルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
150 (S)−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【0090】
151 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
152 (S)−2−[(1−シクロヘキシル−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
153 (2S,3R)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
154 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
155 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
156 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
157 (S)−3−{[2−ベンジル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
158 (S)−3−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
159 (S)−3−{[2−シクロペンチルメチル−1−(2−メチル−ブチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
160 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
161 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
162 (R)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
163 (R)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−6−メチル−ヘプタン酸
164 (S)−2−{[1−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
165 (S)−2−{[1−(2−クロロ−フェニル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
166 (S)−2−{[1−(1,3−ジメチル−ブチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【0091】
399 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸{(S)−3−メチル−1−[(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−カルバモイル]−ブチル}−アミド
400 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸{(S)−3−メチル−1−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)−エチルカルバモイル]−ブチル}−アミド
401 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(2−スルファモイル−エチルカルバモイル)−ブチル]−アミド
402 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(2−メタンスルホニルアミノ−エチルカルバモイル)−3−メチル−ブチル]−アミド
403 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(シアノメチル−カルバモイル)−3−メチル−ブチル]−アミド
404 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(2−シアノ−エチルカルバモイル)−3−メチル−ブチル]−アミド
405 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸{(S)−3−メチル−1−[メチル−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルメチル)−カルバモイル]−ブチル}−アミド
406 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸{(S)−3−メチル−1−[2−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−エチルカルバモイル]−ブチル}−アミド
408 ((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイルアミノ)−酢酸
409 (S)−1−((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイル)−ピロリジン−2−カルボン酸
410 (R)−1−((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイル)−ピロリジン−2−カルボン酸
411 1−((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイル)−アゼチジン−3−カルボン酸
【0092】
412 (S)−4−メチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
413 (S)−4−メチル−2−{[1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
414 (S)−4−メチル−2−{[1−((1R,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
415 (S)−4−メチル−2−{[1−((1S,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
416 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
417 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
418 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
419 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
420 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
421 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
422 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
423 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
424 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
425 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0093】
426 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
427 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
428 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
429 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
430 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
431 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
432 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
433 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
434 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
435 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
436 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
437 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
438 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
【0094】
439 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
440 (R)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
441 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
442 3−シクロペンチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
443 3−シクロペンチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
444 (S)−3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
445 (R)−3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
446 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
447 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
448 (S)−3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
449 (R)−3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
450 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
451 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0095】
452 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
453 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
454 (S)−4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
455 (R)−4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
456 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
457 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
458 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
459 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
460 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
461 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
462 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
463 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
464 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
【0096】
465 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
466 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
467 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
468 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
469 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
472 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−ブチル]−アミド
473 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(N−ヒドロキシカルバムイミドイルメチル)−3−メチル−ブチル]−アミド
483 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−アミド
484 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチル]−アミド
485 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−3−メチル−1−メチルスルファモイルメチル−ブチル)−アミド
からなる群から選択され包含される。番号は、個々の化合物の実施例番号を示す。
【0097】
別の実施態様において、式Iの化合物は、
1 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸
3 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
6 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロペンタンカルボン酸
8 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
9 (R)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
10 (R)−3−シクロヘキシル−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
11 3−シクロペンチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
12 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
13 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
14 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−4−メチルスルファニル−酪酸
15 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
16 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
17 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
18 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
21 (S)−3−シクロプロピル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0098】
22 (S)−3−シクロブチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
23 (S)−3−シクロブチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
24 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
25 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−ペンタン酸
26 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5,5,5−トリフルオロ-ペンタン酸
27 5,5,5−トリフルオロ−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
29 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
33 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
34 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−シクロヘキサンカルボン酸
35 4−メチル−1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
36 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−(4−メチル−シクロヘキシル)−プロピオン酸
37 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
38 1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
39 3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0099】
40 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
41 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
42 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−フェニル−プロピオン酸
44 3−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
45 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
46 4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
47 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5,5−ジメチル−ヘキサン酸
48 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
50 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
51 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
52 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
53 (3R,4S)−4−メチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
54 (3R,4S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ヘキサン酸
55 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
56 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
57 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0100】
58 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
59 4−エチル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
60 (S)−4−シクロペンチル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
61 (S)−4−シクロペンチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
62 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
63 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
64 (1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキシル)−酢酸
65 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
66 (1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキシル)−酢酸
67 (2R,3S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサン酸
68 (2S,3S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサン酸
69 (R)−6−メチル−4−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
70 (R)−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
71 (4R,5S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘプタン酸
72 (4R,5S)−5−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
【0101】
73 (3R,4S)−5−シクロヘキシル−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−ペンタン酸
74 (3R,4S)−5−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
75 (3S,4S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸
76 (3R,4S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸
77 (3R,4S)−3−ヒドロキシ−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
78 (3S,4S)−3−ヒドロキシ−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
79 (3S,4S)−5−シクロヘキシル−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−ペンタン酸
80 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
81 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
84 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
85 (2S,3S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
86 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
87 (S)−4−メチル−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
88 (S)−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
【0102】
90 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
91 (S)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
92 (2S,3S)−3−メチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
93 (S)−2−{[1−(2−エチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
94 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
95 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
96 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
98 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
99 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
101 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
102 (S)−5−メチル−3−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
103 (S)−4−フェニル−3−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
104 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
105 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−イソオキサゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
【0103】
106 (S)−5−メチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
107 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
108 (S)−2−[(1−シクロヘキシル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
109 (S)−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(2−メチル−ブチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
110 (S)−2−[(1−シクロペンチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
111 (S)−2−[(1−シクロヘプチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
114 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
117 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
118 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
121 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
122 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−酪酸
123 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチルスルファニル−酪酸
125 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
126 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4,4−ジメチル−ペンタン酸
129 (S)−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【0104】
130 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
131 (S)−2−{[2−フラン−3−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
139 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
146 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
150 (S)−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
151 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
153 (2S,3R)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
154 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
155 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
156 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
158 (S)−3−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
160 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
161 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
162 (R)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
163 (R)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−6−メチル−ヘプタン酸
【0105】
399 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸{(S)−3−メチル−1−[(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−カルバモイル]−ブチル}−アミド
400 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸{(S)−3−メチル−1−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)−エチルカルバモイル]−ブチル}−アミド
401 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(2−スルファモイル−エチルカルバモイル)−ブチル]−アミド
402 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(2−メタンスルホニルアミノ−エチルカルバモイル)−3−メチル−ブチル]−アミド
403 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(シアノメチル−カルバモイル)−3−メチル−ブチル]−アミド
404 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(2−シアノ−エチルカルバモイル)−3−メチル−ブチル]−アミド
405 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸{(S)−3−メチル−1−[メチル−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルメチル)−カルバモイル]−ブチル}−アミド
406 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸{(S)−3−メチル−1−[2−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−エチルカルバモイル]−ブチル}−アミド
408 ((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイルアミノ)−酢酸
409 (S)−1−((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイル)−ピロリジン−2−カルボン酸
410 (R)−1−((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイル)−ピロリジン−2−カルボン酸
411 1−((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイル)−アゼチジン−3−カルボン酸
【0106】
412 (S)−4−メチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
413 (S)−4−メチル−2−{[1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
414 (S)−4−メチル−2−{[1−((1R,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
415 (S)−4−メチル−2−{[1−((1S,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
416 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
417 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
418 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
419 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
420 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
421 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
422 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
423 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
424 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
425 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0107】
426 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
427 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
428 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
429 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
430 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
431 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
432 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
433 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
434 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
435 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
436 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
437 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
438 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
【0108】
439 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
440 (R)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
441 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
442 3−シクロペンチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
443 3−シクロペンチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
448 (S)−3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
449 (R)−3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
450 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
451 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
452 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
453 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
454 (S)−4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
455 (R)−4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
456 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
【0109】
457 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
458 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
459 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
460 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
461 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
462 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
463 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
464 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
465 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
466 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
467 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
【0110】
468 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
469 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
472 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−ブチル]−アミド
473 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(N−ヒドロキシカルバムイミドイルメチル)−3−メチル−ブチル]−アミド
483 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−アミド
484 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチル]−アミド
485 1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−3−メチル−1−メチルスルファモイルメチル−ブチル)−アミド
からなる群から選択され包含される。番号は、個々の化合物の実施例番号を示す。
【0111】
別の実施態様において、式Iの化合物は、
1 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸
3 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
6 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロペンタンカルボン酸
8 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
9 (R)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
10 (R)−3−シクロヘキシル−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
11 3−シクロペンチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
12 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
13 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
14 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−4−メチルスルファニル−酪酸
15 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
16 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
17 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
18 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
21 (S)−3−シクロプロピル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0112】
22 (S)−3−シクロブチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
23 (S)−3−シクロブチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
24 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
25 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−ペンタン酸
26 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5,5,5−トリフルオロ-ペンタン酸
27 5,5,5−トリフルオロ−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
29 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
33 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
34 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−シクロヘキサンカルボン酸
35 4−メチル−1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
36 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−(4−メチル−シクロヘキシル)−プロピオン酸
37 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
38 1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
39 3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0113】
40 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
41 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
42 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−フェニル−プロピオン酸
44 3−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
45 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
46 4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
47 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5,5−ジメチル−ヘキサン酸
48 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
50 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
51 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
52 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
53 (3R,4S)−4−メチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
54 (3R,4S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ヘキサン酸
55 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
56 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
57 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0114】
58 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
59 4−エチル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
60 (S)−4−シクロペンチル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
61 (S)−4−シクロペンチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
62 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
63 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
64 (1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキシル)−酢酸
65 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
66 (1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキシル)−酢酸
67 (2R,3S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサン酸
68 (2S,3S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサン酸
69 (R)−6−メチル−4−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
70 (R)−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
71 (4R,5S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘプタン酸
72 (4R,5S)−5−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
【0115】
73 (3R,4S)−5−シクロヘキシル−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−ペンタン酸
74 (3R,4S)−5−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
75 (3S,4S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸
76 (3R,4S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸
77 (3R,4S)−3−ヒドロキシ−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
78 (3S,4S)−3−ヒドロキシ−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
79 (3S,4S)−5−シクロヘキシル−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−ペンタン酸
80 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
81 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
84 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
85 (2S,3S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
86 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
87 (S)−4−メチル−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
88 (S)−2−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
90 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
【0116】
91 (S)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
92 (2S,3S)−3−メチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
93 (S)−2−{[1−(2−エチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
94 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
95 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
96 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
98 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
99 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
101 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
102 (S)−5−メチル−3−{[2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
104 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
106 (S)−5−メチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
107 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
108 (S)−2−[(1−シクロヘキシル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
109 (S)−2−{[2−シクロペンチルメチル−1−(2−メチル−ブチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【0117】
110 (S)−2−[(1−シクロペンチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
111 (S)−2−[(1−シクロヘプチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル)−アミノ]−4−メチル−ペンタン酸
114 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
117 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
118 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
121 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
123 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチルスルファニル−酪酸
125 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
130 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
131 (S)−2−{[2−フラン−3−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
139 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
146 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
151 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
153 (2S,3R)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
【0118】
154 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
155 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
158 (S)−3−{[2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
160 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
161 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
162 (R)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
163 (R)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−6−メチル−ヘプタン酸
412 (S)−4−メチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
413 (S)−4−メチル−2−{[1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
414 (S)−4−メチル−2−{[1−((1R,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
415 (S)−4−メチル−2−{[1−((1S,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
416 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
417 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【0119】
418 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
419 (S)−2−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
420 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
421 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
422 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
423 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
424 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
425 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
426 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
427 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
428 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
429 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
430 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
【0120】
431 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
432 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
433 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
434 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
435 (S)−3−{[2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
436 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
437 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
438 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
439 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
440 (R)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
441 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
442 3−シクロペンチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0121】
443 3−シクロペンチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
448 (S)−3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
449 (R)−3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
450 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
451 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
452 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
453 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
454 (S)−4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
455 (R)−4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
456 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
457 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
458 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
459 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
【0122】
460 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
461 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
462 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
463 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
464 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
465 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
466 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
467 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
468 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
469 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
からなる群から選択され包含される。番号は、個々の化合物の実施例番号を示す。
【0123】
別の実施態様において、式Iの化合物は、
1 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸
6 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロペンタンカルボン酸
11 3−シクロペンチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
12 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
15 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
16 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
18 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
21 (S)−3−シクロプロピル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
22 (S)−3−シクロブチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
23 (S)−3−シクロブチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
24 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
25 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−メチル−ペンタン酸
26 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5,5,5−トリフルオロ-ペンタン酸
27 5,5,5−トリフルオロ−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
29 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0124】
33 3−(4,4−ジメチル−シクロヘキシル)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
34 1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−シクロヘキサンカルボン酸
35 4−メチル−1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
36 2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−(4−メチル−シクロヘキシル)−プロピオン酸
38 1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキサンカルボン酸
39 3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
40 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
44 3−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
45 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
46 4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
47 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5,5−ジメチル−ヘキサン酸
48 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
51 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
52 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
【0125】
53 (3R,4S)−4−メチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
54 (3R,4S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ヘキサン酸
55 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
56 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
57 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
58 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
59 4−エチル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
60 (S)−4−シクロペンチル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
61 (S)−4−シクロペンチル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
62 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
63 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
64 (1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキシル)−酢酸
66 (1−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘキシル)−酢酸
67 (2R,3S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサン酸
【0126】
68 (2S,3S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2−ヒドロキシ−5−メチル−ヘキサン酸
70 (R)−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
71 (4R,5S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘプタン酸
72 (4R,5S)−5−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
73 (3R,4S)−5−シクロヘキシル−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−ペンタン酸
74 (3R,4S)−5−シクロヘキシル−3−ヒドロキシ−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
75 (3S,4S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸
76 (3R,4S)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−6−メチル−ヘプタン酸
77 (3R,4S)−3−ヒドロキシ−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
78 (3S,4S)−3−ヒドロキシ−6−メチル−4−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
79 (3S,4S)−5−シクロヘキシル−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−ヒドロキシ−ペンタン酸
91 (S)−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
92 (2S,3S)−3−メチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
【0127】
94 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
95 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
101 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
107 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
114 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
121 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
123 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチルスルファニル−酪酸
125 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
130 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
139 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−3−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
146 (S)−4−メチル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
153 (2S,3R)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−3−メチル−ペンタン酸
155 3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
161 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【0128】
162 (R)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
163 (R)−4−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−6−メチル−ヘプタン酸
412 (S)−4−メチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
413 (S)−4−メチル−2−{[1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
414 (S)−4−メチル−2−{[1−((1R,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
415 (S)−4−メチル−2−{[1−((1S,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ペンタン酸
420 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
421 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
422 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
423 (S)−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
424 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
425 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
426 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
427 (S)−3−シクロヘキシル−2−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
【0129】
436 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
437 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
438 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
439 (S)−5−メチル−3−{[1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
440 (R)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
441 (S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,4−ジメチル−ペンタン酸
442 3−シクロペンチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
443 3−シクロペンチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
448 (S)−3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
449 (R)−3−シクロヘプチル−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
450 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
451 3−シクロヘプチル−2−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
452 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
【0130】
453 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
454 (S)−4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
455 (R)−4−シクロヘキシル−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
456 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
457 4−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−酪酸
458 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
459 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘキサン酸
460 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
461 3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−ヘプタン酸
462 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
463 3−シクロヘキシル−3−{[1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−プロピオン酸
464 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
【0131】
465 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2,5−トリメチル−ヘキサン酸
466 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
467 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘキサン酸
468 (S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
469 (R)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−2,2−ジメチル−ヘプタン酸
からなる群から選択され包含される。番号は、個々の化合物の実施例番号を示す。
【0132】
使用
本発明は、新規で強力なAPJモジュレーターを提供する。式Iの化合物の有効性は、下記の薬理試験および当業者に知られている他の試験で示すことができる。
【0133】
選択的APJモジュレーターは、その生理学的作用においてアペリンと置き換わるか、またはそれを補足するのに有用であり、APJ受容体との特異的相互作用によって仲介される多くの組織において作用する。このようなAPJ受容体モジュレーションの種々の使用の中で、興味深い使用の4つの主要領域としては、心臓および心血管の直接作用、代謝性機能障害、糖尿病および関連合併症における作用、体液の恒常性における作用、ならびに血管系および血管形成における作用が含まれる。
【0134】
第1の選択的APJモジュレーターは、心血管疾患の防止および治療に有用である。これは、冠動脈性心疾患、脳卒中および心不全を含む。心不全自体は、収縮期心不全、拡張期心不全、糖尿病心不全および駆出率が保たれた心不全、心筋症、心筋梗塞、心筋梗塞後の左心室機能障害を含む左心室機能障害、心肥大、梗塞後または心臓手術後の心筋リモデリングを含む心筋リモデリング、ならびに心臓弁膜症のような臨床症候群の束を含む、
第2の主要領域は、代謝性機能障害、糖尿病および関連合併症を含む。この領域は、代謝性症候群を伴う疾患、インスリン抵抗性、真性糖尿病および糖尿病後期合併症を含む。糖尿病後期合併症は、微小血管または大血管のすべての末端器官損傷、例えば糖尿病性大血管および微小血管病、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、ならびに心臓自律神経障害を含む。
【0135】
第3の主要な使用領域は、CNS依存性および非依存性作用によって体液恒常性が乱れた疾患、例えば急性および慢性腎不全または高血圧を含む。高血圧それ自体は、肺高血圧、門脈高血圧および収縮期高血圧のような症候群の束を含む。
【0136】
第4の主要な使用領域は、血管性病理による、例えば増加した血管透過性および非機能性血管による疾患を含む。APJモジュレーターは、血管肥大、血管の硬化度含む血管リモデリング、アテローム性動脈硬化症、末梢動脈閉塞性疾患(PAOD)、再狭窄、血栓症および血管透過性障害、心臓、腎臓および網膜の虚血および/または再灌流傷害を含む虚血および/または再灌流傷害を治療するために有用である。
【0137】
これらの4つの主要な使用領域に加えて、APJモジュレーターは、肺、肝臓、腎臓および網膜の疾患、例えば慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、急性呼吸窮迫症候群(ARD)、肝硬変および黄斑変性に有用でありうる;
【0138】
疾患の処置は、軽減、緩和または治癒を目的とする、生物の既存の病理学的変化もしくは機能不全または既存の症状の治療と、生物の病理学的変化もしくは機能不全、またはそれに対して感受性であり、かつこのような予防もしくは防止を必要とするヒトもしくは動物における症状の発生を防止もしくは抑制するか、またはそれらが発生した場合、減弱することを目的とするそれらの予防または防止との両方を意味するものとして理解されることになっている。例えば、その病歴のため心筋梗塞にかかりやすい患者では、予防薬または予防的医学処置によって心筋梗塞の発生または再発生を予防するか、またはその程度および後遺症を軽減することができ、あるいは喘息の発作にかかりやすい患者では、予防薬または予防的医学処置によってこのような発作を予防するか、またはその重症度を減らすことができる。疾患の処置は、急性の症例および慢性の症例の両方で行うことができる。
【0139】
他の薬理活性剤との組合せ
式Iの化合物ならびにその生理学的に許容しうる塩および溶媒和物は、他の薬学的活性化合物、特に列記された主要な使用領域の処置のために承認されたものと組み合わせて使用することもできる。このような組合せ使用では、式Iの化合物および/またはその生理学的に許容しうる塩および/または溶媒和物と、1つまたはそれ以上の他の薬学的活性化合物とは、1つの同じ医薬組成物中に、または個別の、同時の、もしくは逐次的な投与のため2つもしくはそれ以上の医薬組成物中に存在することができる。それらは、特に作用の相乗的改善のため、式Iの発明の化合物と組み合わせることができる。活性成分の組合せは、患者へ活性成分を別々に投与するか、または複数の活性成分が1つの薬学的製剤に存在する配合剤の形態のいずれかで投与することができる。活性成分を別々に投与することによって活性成分を投与するとき、これは、同時にまたは逐次行うことができる。以下に記載されたほとんどの活性成分は、USANのUSP DictionaryおよびInternational Drug Names, US Pharmacopeia, Rockville 2006またはRote Liste 2011に開示されている。
【0140】
また、本発明の主題は、本明細書に開示された式Iの化合物ならびにその生理学的に許容される塩および溶媒和物のいずれか1つまたはそれ以上と、記載された他の医薬活性化合物のいずれか1つまたはそれ以上、例えば1つまたは2つとの上記の組合せ使用である。
【0141】
式Iの化合物と心血管活性化合物との組合せの例としては、すべてのアルドステロン拮抗剤、水利尿薬、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、アンギオテンシン受容体遮断剤、ベータ遮断剤、ジゴキシン、一酸化窒素ドナー、ニトラート、ヒドララジン、変力物質、バソプレッシン受容体拮抗剤、可溶性グアニル酸シクラーゼ活性化剤、スタチン、抗不整脈薬、エンドセリン受容体拮抗剤、カルシウム拮抗剤、ホスホジエステラーゼ5型(PDE5)阻害剤を含むホスホジエステラーゼ阻害剤、およびレニン阻害剤が含まれる。さらに、例は、例えば、Rote Liste 2011に記載されたような、すべての承認された抗高血圧剤および腎保護剤、ならびにRote Liste 2011, 第36章に記載されたすべての利尿剤である;
【0142】
代謝性機能障害および糖尿病の領域におけるこのような他の医薬活性化合物の例は、このような疾患を治療するために承認されたすべての薬学的活性化合物である。それらの中には、インスリンおよびインスリン誘導体、例えばランタス
(R)、レベミル
(R)(インスリンデテミル)、ヒューマログ
(R)(インスリンリスプロ)、インスリンデグルデク、インスリンアスパルト、WO2009152128で記載されたようなポリエチレングリコール化された(polyethylene glycosidized)(PEG化)インスリンリスプロ、ヒューマリン
(R)、VIAject
TM、SuliXen
(R)、VIAject
TMまたはWO2005005477に記載されたもの(ノボノルディスク)、速効性インスリン(US6,221,633参照)、吸入インスリン、例えばエクスベラ
(R)、ナスリン
TM、または経口インスリン、例えばIN−105(ノベックス)またはOral−lyn
TM(ジェネレックスバイオテクノロジー)、またはテクノスフェア
(R)インスリン(マンカインド)または、コバラミンTM経口インスリンまたはORMD0801またはWO2007128815、WO2007128817、WO2008034881、WO2008049711、WO2008145721、WO2009034117、WO2009060071、WO2009133099に記載されたようなインスリンもしくはインスリン前駆体または経皮的に投与することができるインスリンがあり;また、さらに、例えばWO2009121884に記載されたような二官能性リンカーによってアルブミンに結合されたそれらのインスリン誘導体が含まれる。さらに、式Iの化合物とGLP−1誘導体およびGLP−1アゴニストとの組合せは、有用である。例は、例えば、WO2008061355、WO2009080024、WO2009080032に記載されたようなエキセナチドまたはその特定の製剤、リラグルチド、タスポグルチド(R−1583)、アルビグルチド、リキシセナチドまたはノボノルディスクA/S(Novo Nordisk A/S)によってWO98/08871、WO2005027978、WO2006037811、WO2006037810に開示されたもの、ジーランド(Zealand)によってWO01/04156に開示されたもの、またはビューフォー・イプセン(Beaufour-Ipsen)によってWO00/34331に開示されたもの、プラムリンチド酢酸塩(シムリン;アミリンファーマシューティカルズ(Amylin Pharmaceuticals))、吸入GLP−1(マンカインド(MannKind)からのMKC−253)、AVE−0010、BIM−51077(R−1583、ITM−077)、PC−DAC:エキセンジン−4(組換えヒトアルブミンに共有結合したエキセンジン−4類似体)、ビオチン化エキセンジン(WO2009107900)、US2009238879、CVX−73、CVX−98およびCVx−96で記載されたエキセンジン−4の特定製剤(GLP−1ペプチドに対して特異的結合部位を有するモノクローナル抗体に共有結合したGLP−1類似体)、CNTO−736(抗体のFc部分を含むドメインに結合したGLP−1類似体)、PCG GLP−1(ナノキャリアーに結合したGLP−1)、例えば、D. Chen et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 104 (2007) 943に記載されたようなアゴニストまたはモジュレーター、WO2006124529、WO2007124461、WO2008062457、WO2008082274、WO2008101017、WO2008081418、WO2008112939、WO2008112941、WO2008113601、WO2008116294、WO2008116648、WO2008119238、WO2008148839、US2008299096、WO2008152403、WO2009030738、WO2009030771、WO2009030774、WO2009035540、WO2009058734、WO2009111700、WO2009125424、WO2009129696、WO2009149148に記載されたもの、ペプチド、例えばオビネピチド(obinepitide)(TM−30338)、経口的に活性なGLP−1類似体(例えばノボノルディスク(Novo Nordisk)からのNN9924)、例えば、WO2007104789、WO2009034119に記載されたようなアミリン受容体アゴニスト、WO2007120899、WO2008022015、WO2008056726に記載されたようなヒトGLP−1の類似体、例えば、WO2008101017、WO2009155257、WO2009155258に記載されたようなGLP−1およびグルカゴン残基の両方を含有するキメラpeg化ペプチド、WO2009153960で記載されたようなグリコシル化のGLP−1誘導体、ならびに経口的に活性血糖降下成分である。
【0143】
さらに抗糖尿病薬は、例えば、インターロイキン1ベータ(IL−1β)を対象とするポリクローナルまたはモノクローナル抗体、例えばXOMA052を含む。さらに抗糖尿病薬は、例えばWO2009049222に記載されたような、ヒト膵島ペプチド(human pro-islet peptide)(HIP)受容体に結合することができるペプチドを含む。また、抗糖尿病薬には、例えば、WO2006121860に記載されたようなグルコース依存性インスリン分泌ポリペプチド(GIP)受容体のアゴニストが含まれる。抗糖尿病薬には、グルコース依存性インスリン分泌ポリペプチド(GIP)、および、また、例えば、WO2008021560、WO2010016935、WO2010016936、WO2010016938、WO2010016940、WO2010016944に記載されたような類似化合物が含まれる。さらに、例えばWO2009007714に記載されたようなヒト膵ポリペプチドの類似体および誘導体が含まれる。抗糖尿病薬には、さらに被包性インスリン産生ブタ細胞、例えばディアベセル(DiabeCell)(R)が含まれる。また、抗糖尿病薬には、例えば、WO2009149171、WO2010006214に記載されたような線維芽細胞増殖因子21(FGF−21)の類似体および誘導体が含まれる。
【0144】
また、式Iの化合物と抗糖尿病薬との組合せには、経口活性血糖降下成分が含まれ、好ましくはスルホニル尿素、ビグアニジン、メグリチニド、オキサジアゾリンジオン、チアゾリジンジオン、PPARおよびRXRモジュレーター、ジペプチジルペプチダーゼ−IV(DPP−IV)の阻害剤、インスリン増感剤、グルコシダーゼ阻害剤、グリコーゲンホスホリラーゼの阻害剤、グルカゴン受容体アンタゴニスト、グルコキナーゼ活性化剤、フルクトース1,6−ビスホスファターゼの阻害剤、グルコース輸送体4(GLUT4)のモジュレーター、グルタミン:フルクトース−6−リン酸アミドトランスフェラーゼ(GFAT)の阻害剤、経口活性GLP−1アゴニストが含まれる。
【0145】
式Iの化合物とカリウムチャネル開放剤、例えばピナシジル、クロマカリム、ジアゾキシド、ジアゾキシドコリン塩、または、R. D. Carr et al., Diabetes 52, 2003, 2513.2518、J. B. Hansen et al., Current Medicinal Chemistry 11, 2004, 1595-1615、T. M. Tagmose et al., J. Med. Chem. 47, 2004, 3202-3211もしくはM. J. Coghlan et al., J. Med. Chem. 44, 2001, 1627-1653に記載されたもの、またはノボノルディスクA/SによってWO97/26265およびWO99/03861に開示されたもの、およびベータ細胞のATP依存性カリウムチャネルに作用する活性成分との組合せは有用である。
【0146】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、インスリンと組み合わせて投与される。
【0147】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、インスリン増感剤、例えばPN−2034またはISIS113715と組み合わせて投与される。一実施態様において、式Iの化合物は、ベータ細胞のATP依存性カリウムチャネルに作用する活性成分、例えばスルホニル尿素、例えばトルブタミド、グリベンクラミド、グリピジド、グリクラジドもしくはグリメピリド、または、例えば、EP2103302に記載されたそれらの製剤と組み合わせて投与される。
【0148】
一実施態様において、式Iの化合物は、急速に放出されるグリメピリドおよびより長期間にわたって放出されるメトホルミンの両方のグリメピリドを含む錠剤(例えば、US2007264331、WO2008050987、WO2008062273に記載されたような)と組み合わせて投与される。
【0149】
一実施態様において、式Iの化合物は、ビグアニド、例えばメトホルミンまたはその塩の1つと組み合わせて投与される。
【0150】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、グアニジン、例えばベンジルグアニジンもしくはその塩の1つ、またはWO2009087395に記載されたそれらのグアニジンと組み合わせて投与される。
【0151】
別の実施態様において、式Iの化合物は、メグリチニド、例えばレパグリニド、ナテグリニドまたはミチグリニドと組み合わせて投与される。
【0152】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、ミチグリニドと、グリタゾン、例えばピオグリタゾン塩酸塩との組合せを用いて投与される。
【0153】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、ミチグリニドとアルファ−グルコシダーゼ阻害剤との組合せを用いて投与される。
【0154】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、WO2007095462、WO2007101060、WO2007105650に記載されたような抗糖尿病性化合物と組み合わせて投与される。
【0155】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、WO2007137008、WO2008020607で記載されたような抗低血糖化合物と組み合わせて投与される。一実施態様において、式Iの化合物は、チアゾリジンジオン、例えばトログリタゾン、シグリタゾン、ピオグリタゾン、ロシグリタゾンまたはDr. Reddy's Research FoundationによってWO97/41097に開示された化合物、特に5−[[4−[(3,4−ジヒドロ−3−メチル−4−オキソ−2−キナゾリニルメトキシ]−フェニル]メチル]−2,4−チアゾリジンジオンと組み合わせて投与される。
【0156】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、PPARガンマアゴニスト、例えばロシグリタゾン、ピオグリタゾン、JTT−501、Gl 262570、R−483、CS−011(リボグリタゾン)、DRL−17564、DRF−2593(バラグリタゾン)、INT−131、T−2384、またはWO2005086904、WO2007060992、WO2007100027、WO2007103252、WO2007122970、WO2007138485、WO2008006319、WO2008006969、WO2008010238、WO2008017398、WO2008028188、WO2008066356、WO2008084303、WO2008089461〜WO2008089464、WO2008093639、WO2008096769、WO2008096820、WO2008096829、US2008194617、WO2008099944、WO2008108602、WO2008109334、WO2008110062、WO2008126731、WO2008126732、WO2008137105、WO2009005672、WO2009038681、WO2009046606、WO2009080821、WO2009083526、WO2009102226、WO2009128558、WO2009139340に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0157】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、コンペタクト(Competact)
TM、ピオグリタゾン塩酸塩と塩酸メトホルミンとの固形合剤(solid combination)と組み合わせて投与される。
【0158】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、タンデマクト(Competact)
TM、ピオグリタゾンとグリメピリドとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0159】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、ピオグリタゾン塩酸塩と、アンギオテンシンIIアゴニスト、例えばTAK−536との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0160】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、PPARアルファアゴニストもしくは混合型PPARアルファ/PPARデルタアゴニスト、例えばGW9578、GW−590735、K−111、LY−674、KRP−101、DRF−10945、LY−518674、CP−900691、BMS−687453、BMS−711939、またはWO2001040207、WO2002096894、WO2005097076、WO2007056771、WO2007087448、WO2007089667、WO2007089557、WO2007102515、WO2007103252、JP2007246474、WO2007118963、WO2007118964、WO2007126043、WO2008006043、WO2008006044、WO2008012470、WO2008035359、WO2008087365、WO2008087366、WO2008087367、WO2008117982、JP2009023975、WO2009033561、WO2009047240、WO2009072581、WO2009080248、WO2009080242、WO2009149819、WO2009149820、WO2009147121、WO2009153496、WO2010008299、WO2010014771に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0161】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、混合型PPARアルファ/ガンマアゴニスト、例えばナベグリタザール、アレグリタザー(aleglitazar)、LY−510929、ONO−5129、E−3030、AVE 8042、AVE 8134、AVE 0847、AVE 0897、CKD−501(ロベグリタゾン硫酸塩)、MBX−213、KY−201、BMS−759509、またはWO00/64888、WO00/64876、WO03/020269、WO2004024726、WO2007099553、US2007276041、WO2007085135、WO2007085136、WO2007141423、WO2008016175、WO2008053331、WO2008109697、WO2008109700、WO2008108735、WO2009026657、WO2009026658、WO2009149819、WO2009149820もしくはJ.P.Berger et al., TRENDS in Pharmacological Sciences 28(5), 244-251, 2005に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0162】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、PPARデルタアゴニスト、例えばGW−501516、またはWO2006059744、WO2006084176、WO2006029699、WO2007039172〜WO2007039178、WO2007071766、WO2007101864、US2007244094、WO2007119887、WO2007141423、US2008004281、WO2008016175、WO2008066356、WO2008071311、WO2008084962、US2008176861、WO2009012650、US2009137671、WO2009080223、WO2009149819、WO2009149820、WO2010000353に記載されたものと組み合わせて投与される。本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、パン−SPPARM(選択的PPARモジュレーターアルファ、ガンマ、デルタ)、例えばGFT−505、インデグリタザール(indeglitazar)、またはWO2008035359、WO2009072581に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0163】
一実施態様において、式Iの化合物は、メタグリダセンまたはMBX−2044もしくは他の部分PPARガンマアゴニスト/アンタゴニストと組み合わせて投与される。
【0164】
一実施態様において、式Iの化合物は、α−グルコシダーゼ阻害剤、例えばミグリトールもしくはアカルボーズ、または、例えば、WO2007114532、WO2007140230、US2007287674、US2008103201、WO2008065796、WO2008082017、US2009076129に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0165】
一実施態様において、式Iの化合物は、グリコーゲンホスホリラーゼの阻害剤、例えばPSN−357もしくはFR−258900、またはWO2003084922、WO2004007455、WO2005073229−31、WO2005067932、WO2008062739、WO2008099000、WO2008113760、WO2009016118、WO2009016119、WO2009030715、WO2009045830、WO2009045831、WO2009127723に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0166】
別の実施態様において、式Iの化合物は、例えばWO2009030715に記載されたような、肝グリコーゲンホスホリラーゼと、タンパク質PPP1R3
(グリコーゲン関連のタンパク質ホスファターゼ1(PP1)のGLサブユニット)との相互作用の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0167】
一実施態様において、式Iの化合物は、グルカゴン受容体アンタゴニスト、例えばA−770077もしくはNNC−25−2504またはWO2004100875、WO2005065680、WO2006086488、WO2007047177、WO2007106181、WO2007111864、WO2007120270、WO2007120284、WO2007123581、WO2007136577、WO2008042223、WO2008098244、WO2009057784、WO2009058662、WO2009058734、WO2009110520、WO2009120530、WO2009140342、WO2010019828に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0168】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、アンチセンス化合物、例えばグルカゴン受容体の産生を阻害するISIS−325568と組み合わせて投与される。
【0169】
一実施態様において、式Iの化合物は、グルコキナーゼの活性化剤、例えばLY−2121260(WO2004063179)、PSN−105、PSN−110、GKA−50、または、例えば、WO2004072031、WO2004072066、WO2005080360、WO2005044801、WO2006016194、WO2006058923、WO2006112549、WO2006125972、WO2007017549、WO2007017649、WO2007007910、WO2007007040〜42、WO2007006760〜61、WO2007006814、WO2007007886、WO2007028135、WO2007031739、WO2007041365、WO2007041366、WO2007037534、WO2007043638、WO2007053345、WO2007051846、WO2007051845、WO2007053765、WO2007051847、WO2007061923、WO2007075847、WO2007089512、WO2007104034、WO2007117381、WO2007122482、WO2007125103、WO2007125105、US2007281942、WO2008005914、WO2008005964、WO2008043701、WO2008044777、WO2008047821、US2008096877、WO2008050117、WO2008050101、WO2008059625、US2008146625、WO2008078674、WO2008079787、WO2008084043、WO2008084044、WO2008084872、WO2008089892、WO2008091770、WO2008075073、WO2008084043、WO2008084044、WO2008084872、WO2008084873、WO2008089892、WO2008091770、JP2008189659、WO2008104994、WO2008111473、WO2008116107、WO2008118718、WO2008120754、US2008280875、WO2008136428、WO2008136444、WO2008149382、WO2008154563、WO2008156174、WO2008156757、US2009030046、WO2009018065、WO2009023718、WO2009039944、WO2009042435、WO2009046784、WO2009046802、WO2009047798、WO2009063821、WO2009081782、WO2009082152、WO2009083553、WO2009091014、US2009181981、WO2009092432、WO2009099080、WO2009106203、WO2009106209、WO2009109270、WO2009125873、WO2009127544、WO2009127546、WO2009128481、WO2009133687、WO2009140624、WO2010013161、WO2010015849、WO2010018800に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0170】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、FR−225654、WO2008053446に記載されたような糖新生の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0171】
一実施態様において、式Iの化合物は、フルクトース1,6−ビスホスファターゼ(FBPase)の阻害剤、例えばMB−07729、CS 917(MB−06322)もしくはMB−07803、またはWO2006023515、WO2006104030、WO2007014619、WO2007137962、WO2008019309、WO2008037628、WO2009012039、EP2058308、WO2009068467、WO2009068468に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0172】
一実施態様において、式Iの化合物は、グルコース輸送体4(GLUT4)のモジュレーター、例えばKST−48(D.-O. Lee et al.: Arzneim.-Forsch. Drug Res. 54 (12), 835 (2004))と組み合わせて投与される。
【0173】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えばWO2004101528に記載されたようなグルタミン:フルクトース−6−リン酸アミドトランスフェラーゼ(GFAT)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0174】
一実施態様において、式Iの化合物は、ジペプチジルペプチダーゼ−IV(DPP−IV)の阻害剤、例えばビルダグリプチン(LAF 237)、シタグリプチン(MK0431)、シタグリプチンリン酸、サクサグリプチン(BMS−477118)、GSK−823093、PSN−9301、SYR−322、SYR−619、TA−6666、TS−021、GRC−8200(メログリプチン(melogliptin))、GW−825964X、KRP−104、DP−893、ABT−341、ABT−279もしくはそれらの別の塩、S−40010、S−40755、PF−00734200、ビ−1356、PHX−1149、DSP−7238、アログリプチン安息香酸塩、リナグリプチン、メログリプチン、カルメグリプチン、またはWO2003074500、WO2003106456、WO2004037169、WO200450658、WO2005037828、WO2005058901、WO2005012312、WO2005/012308、WO2006039325、WO2006058064、WO2006015691、WO2006015701、WO2006015699、WO2006015700、WO2006018117、WO2006099943、WO2006099941、JP2006160733、WO2006071752、WO2006065826、WO2006078676、WO2006073167、WO2006068163、WO2006085685、WO2006090915、WO2006104356、WO2006127530、WO2006111261、US2006890898、US2006803357、US2006303661、WO2007015767(LY−2463665)、WO2007024993、WO2007029086、WO2007063928、WO2007070434、WO2007071738、WO2007071576、WO2007077508、WO2007087231、WO2007097931、WO2007099385、WO2007100374、WO2007112347、WO2007112669、WO2007113226、WO2007113634、WO2007115821、WO2007116092、US2007259900、EP1852108、US2007270492、WO2007126745、WO2007136603、WO2007142253、WO2007148185、WO2008017670、US2008051452、WO2008027273、WO2008028662、WO2008029217、JP2008031064、JP2008063256、WO2008033851、WO2008040974、WO2008040995、WO2008060488、WO2008064107、WO2008066070、WO2008077597、JP2008156318、WO2008087560、WO2008089636、WO2008093960、WO2008096841、WO2008101953、WO2008118848、WO2008119005、WO2008119208、WO2008120813、WO2008121506、WO2008130151、WO2008131149、WO2009003681、WO2009014676、WO2009025784、WO2009027276、WO2009037719、WO2009068531、WO2009070314、WO2009065298、WO2009082134、WO2009082881、WO2009084497、WO2009093269、WO2009099171、WO2009099172、WO2009111239、WO2009113423、WO2009116067、US2009247532、WO2010000469、WO2010015664に記載されたそれらの化合物と組み合わせて投与される。
【0175】
一実施態様において、式Iの化合物は、ジャヌメット(Janumet)
TM、シタグリプチンリン酸塩とメトホルミン塩酸塩との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0176】
一実施態様において、式Iの化合物は、ユークレアス(Eucreas)
(R)、ビルダグリプチンとメトホルミン塩酸塩との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0177】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、アログリプチン安息香酸塩とピオグリタゾンとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0178】
一実施態様において、式Iの化合物は、シタグリプチンの塩とメトホルミン塩酸塩との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0179】
一実施態様において、式Iの化合物は、DPP−IV阻害剤とオメガ−3脂肪酸との合剤、または、例えばWO2007128801に記載されたたようなオメガ−3脂肪酸エステルと組み合わせて投与される。
【0180】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2009121945に記載されたようなDPP−IV阻害剤とメトホルミン塩酸塩との合剤と組み合わせて投与される。
【0181】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えばWO2009123992に記載されたようなDPP−IV阻害剤とGPR−119アゴニストとの合剤と組み合わせて投与される。
【0182】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えばWO2009139362に記載されたようなDPP−IV阻害剤とミグリトールとの合剤と組み合わせて投与される。
【0183】
一実施態様において、式Iの化合物は、シタグリプチンの塩とメトホルミン塩酸塩との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0184】
一実施態様において、式Iの化合物は、アロプリプチン(alopliptin)安息香酸塩とピオグリタゾン塩酸塩との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0185】
一実施態様において、式Iの化合物は、インスリン分泌を増強する物質、例えばKCP−265(WO2003097064)、またはWO2007026761、WO2008045484、US2008194617、WO2009109259、WO2009109341に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0186】
一実施態様において、式Iの化合物は、グルコース依存性インスリン分泌性受容体(GDIR)のアゴニスト、例えばAPD−668と組み合わせて投与される。
【0187】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、ATPクエン酸リアーゼ阻害剤、例えばSB−204990と組み合わせて投与される。
【0188】
一実施態様において、式Iの化合物は、ナトリウム依存性グルコース輸送体1および/または2(SGLT1、SGLT2)のモジュレーター、例えばKGA−2727、T−1095、SGL−0010、AVE 2268、SAR 7226、SGL 5083、SGL−5085、SGL−5094、ISIS−388626、セルグリフロジン、ダパグリフロジンもしくはエタボン酸レモグリフロジン、カナグリフロジン、または、例えば、WO2004007517、WO200452903、WO200452902、PCT/EP2005/005959、WO2005085237、JP2004359630、WO2005121161、WO2006018150、WO2006035796、WO2006062224、WO2006058597、WO2006073197、WO2006080577、WO2006087997、WO2006108842、WO2007000445、WO2007014895、WO2007080170、WO2007093610、WO2007126117、WO2007128480、WO2007129668、US2007275907、WO2007136116、WO2007143316、WO2007147478、WO2008001864、WO2008002824、WO2008013277、WO2008013280、WO2008013321、WO2008013322、WO2008016132、WO2008020011、JP2008031161、WO2008034859、WO2008042688、WO2008044762、WO2008046497、WO2008049923、WO2008055870、WO2008055940、WO2008069327、WO2008070609、WO2008071288、WO2008072726、WO2008083200、WO2008090209、WO2008090210、WO2008101586、WO2008101939、WO2008116179、WO2008116195、US2008242596、US2008287529、WO2009026537、WO2009049731、WO2009076550、WO2009084531、WO2009096503、WO2009100936、WO2009121939、WO2009124638、WO2009128421、WO2009135673、WO2010009197、WO2010018435、WO2010018438、WO2011023755に、もしくはA. L. Handlon in Expert Opin. Ther. Patents (2005) 15(11), 1531-1540によって記載されたものと組み合わせて投与される。
【0189】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、WO2009091082に記載されたようなSGLT阻害剤とDPP IV阻害剤との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0190】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2008136392、WO2008136393に記載されたようなグルコース輸送の刺激剤と組み合わせて投与される。
【0191】
一実施態様において、式Iの化合物は、11−ベータ−ヒドロキシステロイド脱水素酵素1(11β−HSD1)の阻害剤、例えばBVT−2733、JNJ−25918646、INCB−13739、INCB−20817、DIO−92((−)−ケトコナゾール)または、例えば、WO200190090−94、WO200343999、WO2004112782、WO200344000、WO200344009、WO2004112779、WO2004113310、WO2004103980、WO2004112784、WO2003065983、WO2003104207、WO2003104208、WO2004106294、WO2004011410、WO2004033427、WO2004041264、WO2004037251、WO2004056744、WO2004058730、WO2004065351、WO2004089367、WO2004089380、WO2004089470〜71、WO2004089896、WO2005016877、WO2005063247、WO2005097759、WO2006010546、WO2006012227、WO2006012173、WO2006017542、WO2006034804、WO2006040329、WO2006051662、WO2006048750、WO2006049952、WO2006048331、WO2006050908、WO2006024627、WO2006040329、WO2006066109、WO2006074244、WO2006078006、WO2006106423、WO2006132436、WO2006134481、WO2006134467、WO2006135795、WO2006136502、WO2006138508、WO2006138695、WO2006133926、WO2007003521、WO2007007688、US2007066584、WO2007029021、WO2007047625、WO2007051811、WO2007051810、WO2007057768、WO2007058346、WO2007061661、WO2007068330、WO2007070506、WO2007087150、WO2007092435、WO2007089683、WO2007101270、WO2007105753、WO2007107470、WO2007107550、WO2007111921、US2007207985、US2007208001、WO2007115935、WO2007118185、WO2007122411、WO2007124329、WO2007124337、WO2007124254、WO2007127688、WO2007127693、WO2007127704、WO2007127726、WO2007127763、WO2007127765、WO2007127901、US2007270424、JP2007291075、WO2007130898、WO2007135427、WO2007139992、WO2007144394、WO2007145834。WO2007145835、WO2007146761、WO2008000950、WO2008000951、WO2008003611、WO2008005910、WO2008006702、WO2008006703、WO2008011453、WO2008012532、WO2008024497、WO2008024892、WO2008032164、WO2008034032、WO2008043544、WO2008044656、WO2008046758、WO2008052638、WO2008053194、WO2008071169、WO2008074384、WO2008076336、WO2008076862、WO2008078725、WO2008087654、WO2008088540、WO2008099145、WO2008101885、WO2008101886、WO2008101907、WO2008101914、WO2008106128、WO2008110196、WO2008119017、WO2008120655、WO2008127924、WO2008130951、WO2008134221、WO2008142859、WO2008142986、WO2008157752、WO2009001817、WO2009010416、WO2009017664、WO2009020140、WO2009023180、WO2009023181、WO2009023664、WO2009026422、WO2009038064、WO2009045753、WO2009056881、WO2009059666、WO2009061498、WO2009063061、WO2009070497、WO2009074789、WO2009075835、WO2009088997、WO2009090239、WO2009094169、WO2009098501、WO2009100872、WO2009102428、WO2009102460、WO2009102761、WO2009106817、WO2009108332、WO2009112691、WO2009112845、WO2009114173、WO2009117109、US2009264401、WO2009118473、WO2009131669、WO2009132986、WO2009134384、WO2009134387、WO2009134392、WO2009134400、WO2009135581、WO2009138386、WO2010006940、WO2010010157、WO2010010174、WO2010011917に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0192】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO200119830〜31、WO200117516、WO2004506446、WO2005012295、WO2005116003、WO2005116003、WO2006007959、DE 10 2004 060542.4、WO2007009911、WO2007028145、WO2007067612〜615、WO2007081755、WO2007115058、US2008004325、WO2008033455、WO2008033931、WO2008033932、WO2008033934、WO2008089581、WO2008148744、WO2009032321、WO2009109999、WO2009109998に記載されたようなチロシンホスファターゼ−1B(PTP−1B)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0193】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えばWO2010014613に記載されたようなチロシンキナーゼB(Trk−B)の刺激剤と組み合わせて投与される。
【0194】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、Physiol. Behav. 2004 Sep 15;82(2-3):489-96, J Clin Invest (1998) 101: 2387-93, Curr. Pharma. Des.2001 Sep;7(14):1433-49., Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 第14巻, 第13号, 2004年7月5日, 第3525〜3529頁(BMS−201620)に記載されたようなベータ3アゴニスト(ベータ−3アドレナリン受容体アゴニストとも呼ばれる)と組み合わせて投与される。
【0195】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、GPR109Aのアゴニスト(HM74A受容体アゴニスト;NARアゴニスト(ニコチン酸受容体アゴニスト))、例えば、MK−0524A(ラロピプラント)もしくはMK−0524と共にニコチン酸もしくは徐放性ナイアシン、またはWO2004041274、WO2006045565、WO2006045564、WO2006069242、WO2006085108、WO2006085112、WO2006085113、WO2006124490、WO2006113150、WO2007002557、WO2007017261、WO2007017262、WO2007017265、WO2007015744、WO2007027532、WO2007092364、WO2007120575、WO2007134986、WO2007150025、WO2007150026、WO2008016968、WO2008051403、WO2008086949、WO2008091338、WO2008097535、WO2008099448、US2008234277、WO2008127591に記載されたそれらの化合物と組み合わせて投与される。
【0196】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、ナイアシンとシンバスタチンとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0197】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、MK−0524A(ラロピプラント)と共にニコチン酸または「徐放性ナイアシン」と組み合わせて投与される。
【0198】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、MK0524A(ラロピプラント)およびシンバスタチンと共にニコチン酸または「徐放性ナイアシン」と組み合わせて投与される。
【0199】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、ニコチン酸または別のニコチン酸受容体アゴニストおよびプロスタグランジンDP受容体アンタゴニスト、例えば、WO2008039882に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0200】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、例えばWO2009149056に記載されたようなナイアシンとメロキシカムとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0201】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2006067531、WO2006067532に記載されたようなGPR116のアゴニストと組み合わせて投与される。
【0202】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007013689、WO2007033002、WO2007106469、US2007265332、WO2007123225、WO2007131619、WO2007131620、WO2007131621、US2007265332、WO2007131622、WO2007136572、WO2008001931、WO2008030520、WO2008030618、WO2008054674、WO2008054675、WO2008066097、US2008176912、WO2008130514、WO2009038204、WO2009039942、WO2009039943、WO2009048527、WO2009054479、WO2009058237、WO2009111056、WO2010012650に記載されたようなGPR40のモジュレーターと組み合わせて投与される。
【0203】
一実施態様において、式Iの化合物は、GPR119(Gタンパク質共役グルコース依存性インスリン分泌性受容体)のモジュレーター、例えばPSN−119−1、PSN−821、PSN−119−2、MBX−2982、または、例えば、WO2004065380、WO2005061489(PSN−632408)、WO2006083491、WO2007003960〜62およびWO2007003964、WO2007035355、WO2007116229、WO2007116230、WO2008005569、WO2008005576、WO2008008887、WO2008008895、WO2008025798、WO2008025799、WO2008025800、WO2008070692、WO2008076243、WO200807692、WO2008081204、WO2008081205、WO2008081206、WO2008081207、WO2008081208、WO2008083238、WO2008085316、WO2008109702、WO2008130581、WO2008130584、WO2008130615、WO2008137435、WO2008137436、WO2009012275、WO2009012277、WO2009014910、WO2009034388、WO2009038974、WO2009050522、WO2009050523、WO2009055331、WO2009105715、WO2009105717、WO2009105722、WO2009106561、WO2009106565、WO2009117421、WO2009125434、WO2009126535、WO2009129036、US2009286812、WO2009143049、WO2009150144、WO2010001166、WO2010004343、WO2010004344、WO2010004345、WO2010004346、WO2010004347、WO2010004348、WO2010008739、WO2010006191、WO2010009183、WO2010009195、WO2010009207、WO2010009208、WO2010014593に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0204】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、EP1688138、WO2008066131、WO2008066131、WO2008103500、WO2008103501、WO2008139879、WO2009038204、WO2009147990、WO2010008831に記載されたようなGPR120のモジュレーターと組み合わせて投与される。
【0205】
別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2009000087、WO2009070873に記載されたようなGPR105のアンタゴニストと組み合わせて投与される。
【0206】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、GPR43のアゴニスト、例えばESN−282と組み合わせて投与される。
【0207】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2005073199、WO2006074957、WO2006087309、WO2006111321、WO2007042178、WO2007119837、WO2008122352、WO2008122357、WO2009009287に記載されたようなホルモン感受性リパーゼ(HSL)および/またはホスホリパーゼの阻害剤と組み合わせて投与される。
【0208】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007045393、WO2007110216、WO2011157827に記載されたような内皮リパーゼの阻害剤と組み合わせて投与される。
【0209】
一実施態様において、式Iの化合物は、ホスホリパーゼA2阻害剤、例えばダラプラジブもしくはA−002またはWO2008048866、WO20080488867、US2009062369に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0210】
一実施態様において、式Iの化合物は、ミリシトリン、リパーゼ阻害剤(WO2007119827)と組み合わせて投与される。
【0211】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、US2005222220、WO2005085230、WO2005111018、WO2003078403、WO2004022544、WO2003106410、WO2005058908、US2005038023、WO2005009997、US2005026984、WO2005000836、WO2004106343、EP1460075、WO2004014910、WO2003076442、WO2005087727、WO2004046117、WO2007073117、WO2007083978、WO2007120102、WO2007122634、WO2007125109、WO2007125110、US2007281949、WO2008002244、WO2008002245、WO2008016123、WO2008023239、WO2008044700、WO2008056266、WO2008057940、WO2008077138、EP1939191、EP1939192、WO2008078196、WO2008094992、WO2008112642、WO2008112651、WO2008113469、WO2008121063、WO2008121064、EP−1992620、EP−1992621、EP1992624、EP−1992625、WO2008130312、WO2009007029、EP2020232、WO2009017452、WO2009035634、WO2009035684、WO2009038385、WO2009095787、WO2009095788、WO2009095789、WO2009095792、WO2009145814、US2009291982、WO2009154697、WO2009156857、WO2009156859、WO2009156860、WO2009156861、WO2009156863、WO2009156864、WO2009156865、WO2010013168、WO2010014794に記載されたようなグリコーゲン合成酵素キナーゼ−3ベータ(GSK−3ベータ)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0212】
一実施態様において、式Iの化合物は、ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ(PEPCK)の阻害剤、例えば、WO2004074288に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0213】
一実施態様において、式Iの化合物は、ホスホイノシチドキナーゼ−3(PI3K)の阻害剤、例えば、WO2008027584、WO2008070150、WO2008125833、WO2008125835、WO2008125839、WO2009010530、WO2009026345、WO2009071888、WO2009071890、WO2009071895に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0214】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2006072354、WO2007093264、WO2008009335、WO2008086854、WO2008138448に記載されたような血清/グルココルチコイド調節キナーゼ(SGK)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0215】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2008057855、WO2008057856、WO2008057857、WO2008057859、WO2008057862、WO2008059867、WO2008059866、WO2008059865、WO2008070507、WO2008124665、WO2008124745、WO2008146871、WO2009015067、WO2009040288、WO2009069736、WO2009149139に記載されたようなグルココルチコイド受容体のモジュレーターと組み合わせて投与される。
【0216】
一実施態様において、式Iの化合物は、ミネラルコルチコイド受容体(MR)のモジュレーター、例えばドロスピレノン、またはWO2008104306、WO2008119918に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0217】
一実施態様において、式Iの化合物は、プロテインキナーゼCベータ(PKCベータ)の阻害剤、例えばルボキシスタウリンまたはWO2008096260、WO2008125945に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0218】
一実施態様において、式Iの化合物は、プロテインキナーゼDの阻害剤、例えばドキサゾシン(WO2008088006)と組み合わせて投与される。
【0219】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007062568、WO2008006432、WO2008016278、WO2008016730、WO2008020607、WO2008083124、WO2008136642、WO2009019445、WO2009019446、WO2009019600、WO2009028891、WO2009065131、WO2009076631、WO2009079921、WO2009100130、WO2009124636、WO2009135580、WO2009152909に記載されたようなAMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)の活性化剤/モジュレーターと組み合わせて投与される。
【0220】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007112914、WO2007149865に記載されたようなセラミドキナーゼの阻害剤と組み合わせて投与される。
【0221】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007104053、WO2007115822、WO2008008547、WO2008075741に記載されたようなMAPK相互作用キナーゼ1または2(MNK1または2)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0222】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2001000610、WO2001030774、WO2004022057、WO2004022553、WO2005097129、WO2005113544、US2007244140、WO2008099072、WO2008099073、WO2008099073、WO2008099074、WO2008099075、WO2009056693、WO2009075277、WO2009089042、WO2009120801に記載されたような「I−カッパBキナーゼ」の阻害剤(IKK阻害剤)と組み合わせて投与される。
【0223】
別の実施態様において、式Iの化合物は、NF−カッパB(NFKB)活性化の阻害剤、例えばサルサラートと組み合わせて投与される。
【0224】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2008016131、WO2009123986に記載されたようなASK−1(アポトーシスシグナル調節キナーゼ1)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0225】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、HMG−CoA還元酵素阻害剤、例えばシンバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、ロバスタチン、アトルバスタチン、セリバスタチン、ロスバスタチン、ピタバスタチン、L−659699、BMS−644950、NCX−6560、またはUS2007249583、WO2008083551、WO2009054682に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0226】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、ファルネソイド×受容体(FXR)モジュレーター、例えばWAY−362450、またはWO2003099821、WO2005056554、WO2007052843、WO2007070796、WO2007092751、JP2007230909、WO2007095174、WO2007140174、WO2007140183、WO2008000643、WO2008002573、WO2008025539、WO2008025540、JP2008214222、JP2008273847、WO2008157270、US2008299118、US2008300235、WO2009005998、WO2009012125、WO2009027264、WO2009062874、US2009131409、US2009137554、US2009163552、WO2009127321、EP2128158に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0227】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007092965、WO2008041003、WO2008049047、WO2008065754、WO2008073825、US2008242677、WO2009020683、US2009030082、WO2009021868、US2009069373、WO2009024550、WO2009040289、WO2009086123、WO2009086129、WO2009086130、WO2009086138、WO2009107387、US2009247587、WO2009133692、WO2008138438、WO2009144961、WO2009150109に記載されたような肝臓X受容体(LXR)のリガンドと組み合わせて投与される。
【0228】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、フィブラート、例えばフェノフィブラート、クロフィブラート、ベザフィブラートまたはWO2008093655に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0229】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、フィブラート、例えばフェノフィブラートのコリン塩(SLV−348;トリリピックス(Trilipix)
TM)と組み合わせて投与される。
【0230】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、フィブラート、例えばフェノフィブラート(トリリピックスTM)のコリン塩およびHMG CoAレダクターゼ阻害剤、例えばロスバスタチンと組み合わせて投与される。
【0231】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、ベザフィブラートおよびジフルニサルと組み合わせて投与される。
【0232】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、フェノフィブラートまたはその塩とシンバスタチン、ロスバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、セリバスタチン、プラバスタチン、ピタバスタチンまたはアトルバスタチンとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0233】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、シノルディア(Synordia)(R)、フェノフィブラートとメトホルミンとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0234】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、WO2009090210に記載されたようなメトホルミンとMTP阻害剤との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0235】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、コレステロール再吸収阻害剤、例えばエゼチミブ、チクエシド、パマクエシド、FM−VP4(シトスタノール/カンペステロールアルコルビルリン酸;フォーブスメディテック(Forbes Medi-Tech)、WO2005042692、WO2005005453)、MD−0727(マイクロバイアインコーポレーテッド(Microbia Inc.)、WO2005021497、WO2005021495)またはWO2002066464、WO2005000353(寿製薬(Kotobuki Pharmaceutical Co. Ltd.))もしくはWO2005044256もしくはWO2005062824(メルク・アンド・カンパニー(Merck & Co.))もしくはWO2005061451およびWO2005061452(アストラゼネカAB(AstraZeneca AB))ならびにWO2006017257(フェノミックス(Phenomix))もしくはWO2005033100(リピデオンバイオテクノロジーAG(Lipideon Biotechnology AG))、もしくはWO2002050060、WO2002050068、WO2004000803、WO2004000804、WO2004000805、WO2004087655、WO2004097655、WO2005047248、WO2006086562、WO2006102674、WO2006116499、WO2006121861、WO2006122186、WO2006122216、WO2006127893、WO2006137794、WO2006137796、WO2006137782、WO2006137793、WO2006137797、WO2006137795、WO2006137792、WO2006138163、WO2007059871、US2007232688、WO2007126358、WO2008033431、WO2008033465、WO2008052658、WO2008057336、WO2008085300、WO2008104875、US2008280836、WO2008108486に記載された化合物と組み合わせて投与される。
【0236】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、NPC1L1アンタゴニスト、例えば、WO2008033464、WO2008033465に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0237】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、バイトリン(Vytorin)
TM、エゼチミブとシンバスタチンとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0238】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、エゼチミブとアトルバスタチンとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0239】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、エゼチミブとフェノフィブラートとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0240】
本発明の一実施態様において、さらなる活性成分は、例えばUS6,992,067またはUS7,205,290に記載されたようなジフェニルアゼチジノン誘導体である。
【0241】
本発明のさらなる実施態様において、さらなる活性成分は、スタチン、例えばシンバスタチン、フルバスタチン、プラバスタチン、ロバスタチン、セリバスタチン、アトルバスタチン、ピタバスタチンまたはロスバスタチンと組み合わせた、例えばUS6,992,067またはUS7,205,290に記載されたようなジフェニルアゼチジノン誘導体である。
【0242】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、ラパキスタット、スクワレンシンターゼ阻害剤と、アトルバスタチンとの固形合剤と組み合わせて投与される。
【0243】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、レニン阻害剤アリスキレン(WO2009090158)と共にHMG−CoA還元酵素阻害剤アトルバスタチンからなる複合体と組み合わせて投与される。
【0244】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、CETP阻害剤、例えばトルセトラピブ、アナセトラピブまたはJTT−705(ダルセトラピブ)、または、WO2006002342、WO2006010422、WO2006012093、WO2006073973、WO2006072362、WO2007088996、WO2007088999、US2007185058、US2007185113、US2007185154、US2007185182、WO2006097169、WO2007041494、WO2007090752、WO2007107243、WO2007120621、US2007265252、US2007265304、WO2007128568、WO2007132906、WO2008006257、WO2008009435、WO2008018529、WO2008058961、WO2008058967、WO2008059513、WO2008070496、WO2008115442、WO2008111604、WO2008129951、WO2008141077、US2009118287、WO2009062371、WO2009071509に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0245】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、胆汁酸再吸収阻害剤(腸胆汁酸輸送体(IBAT)の阻害剤)(例えば、US6,245,744、US6,221,897またはWO00/61568参照)、例えばHMR1741、または、DE10 2005 033099.1およびDE10 2005 033100.9、DE 10 2006 053635、DE 10 2006 053637、WO2007009655〜56、WO2008058628、WO2008058629、WO2008058630、WO2008058631に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0246】
一実施態様において、式Iの化合物は、GPBAR1(Gタンパク質共役胆汁酸受容体1;TGR5)のアゴニスト、例えばINT−777または、例えば、US20060199795、WO2007110237、WO2007127505、WO2008009407、WO2008067219、WO2008067222、FR2908310、WO2008091540、WO2008097976、US2009054304、WO2009026241、WO2009146772、WO2010014739、WO2010014836に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0247】
一実施態様において、式Iの化合物は、ヒストンデアセチラーゼのモジュレーター、例えばWO2009011420に記載されたようなウルソデオキシコール酸と組み合わせて投与される。
【0248】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2008097504、WO2009038722に記載されたようなTRPM5チャネル(TRPカチオンチャネルM5)の阻害剤/モジュレーターと組み合わせて投与される。
【0249】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、US2009176883、WO2009089083、WO2009144548に記載されたようなTRPA1チャネル(TRPカチオンチャネルA1)の阻害剤/モジュレーターと組み合わせて投与される。
【0250】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2009084034、WO2009130560に記載されたようなTRPV3チャネル(TRPカチオンチャネルV3)の阻害剤/モジュレーターと組み合わせて投与される。
【0251】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、ポリマー胆汁酸吸着剤、例えばコレスチラミン、コレセベラム塩酸塩と組み合わせて投与される。
【0252】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、コレセベラム塩酸塩およびメトホルミンまたはスルホニル尿素またはインスリンと組み合わせて投与される。
【0253】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、トコトリエノールおよびインスリンまたはインスリン誘導体と組み合わせて投与される。
【0254】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、フィトステロール(リダクテル(Reductol)
TM)を含むチューインガムと組み合わせて投与される。
【0255】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、ミクロソームトリグリセリド転送タンパクの阻害剤(MTP阻害剤)、例えばインプリタピド、BMS−201038、R−103757、AS−1552133、SLx−4090、AEGR−733、JTT−130、または、WO2005085226、WO2005121091、WO2006010423、WO2006113910、WO2007143164、WO2008049806、WO2008049808、WO2008090198、WO2008100423、WO2009014674に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0256】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、コレステロール吸収阻害剤、例えばエゼチミブと、トリグリセリド輸送タンパク質の阻害剤(MTP阻害剤)、例えばWO2008030382またはWO2008079398に記載されたようなインプリタピドとの合剤と組み合わせて投与される。
【0257】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、活性抗高トリグリセド血症(antihypertriglyceridemic)成分、例えば、WO2008032980に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0258】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、ソマトスタチン5受容体(SST5受容体)(例えばWO2006094682で記載されるそれら)のアンタゴニストと組み合わせて投与される。
【0259】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、ACAT阻害剤、例えばアバシミブ、SMP−797もしくはKY−382、またはWO2008087029、WO2008087030、WO2008095189、WO2009030746、WO2009030747、WO2009030750、WO2009030752、WO2009070130、WO2009081957、WO2009081957に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0260】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007063012、WO2007096251(ST3473)、WO2008015081、US2008103182、WO2008074692、WO2008145596、WO2009019199、WO2009156479、WO2010008473に記載されるような肝カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ−1(L−CPT1)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0261】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、US2009270500、US2009270505、WO2009132978、WO2009132979に記載されたようなカルニチンO−パルミトイルトランスフェラーゼII(CPT2)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0262】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2008031032、WO2008046071、WO2008083280、WO2008084300に記載されたようなセリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT)のモジュレーターと組み合わせて投与される。
【0263】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、スクアレン合成酵素阻害剤、例えばBMS−188494、TAK475(ラパキスタット酢酸塩)、またはWO2005077907、JP2007022943、WO2008003424、WO2008132846、WO2008133288、WO2009136396に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0264】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、ISIS−301012(ミポメルセン)、アポリポタンパク質B遺伝子を調節することができるアンチセンスオリゴヌクレオチドと組み合わせて投与される。
【0265】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、アポリポタンパク質(ApoB)SNALP、siRNA(ApoB遺伝子を対象とする)を含む治療生成物と組み合わせて投与される。
【0266】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、例えばWO2008092231に記載されたようなApoA−1遺伝子の刺激剤と組み合わせて投与される。
【0267】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、アポリポタンパク質C−IIIの合成のモジュレーター、例えばISIS−APOCIIIRxと組み合わせて投与される。
【0268】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、LDL受容体誘導剤(US6,342,512参照)、例えばHMR1171、HMR1586またはWO2005097738、WO2008020607に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0269】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、HDLコレステロール上昇剤、例えば、WO2008040651、WO2008099278、WO2009071099、WO2009086096、US2009247550に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0270】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2006072393、WO2008062830、WO2009100326に記載されたようなABCA1発現増強剤と組み合わせて投与される。
【0271】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、リポタンパク質リパーゼモジュレーター、例えばイブロリピム(NO−1886)と組み合わせて投与される。
【0272】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、リポタンパク質(a)アンタゴニスト、例えばゲムカベン(CI−1027)と組み合わせて投与される。
【0273】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、リパーゼ阻害剤、例えばオーリスタットまたはセチリスタット(ATL−962)と組み合わせて投与される。
【0274】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、アデノシンA1受容体アゴニスト(アデノシンA1R)、例えばCVT−3619、または、例えば、EP1258247、EP1375508、WO2008028590、WO2008077050、WO2009050199、WO2009080197、WO2009100827、WO2009112155に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0275】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、アデノシンA2B受容体アゴニスト(アデノシンA2B R)(例えばATL−801)と組み合わせて投与される。
【0276】
本発明の別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007111954、WO2007121918、WO2007121921、WO2007121923、WO2008070661、WO2009010871に記載されたようなアデノシンA2Aおよび/またはアデノシンA3受容体のモジュレーターと組み合わせて投与される。
【0277】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2008064788、WO2008064789、WO2009080198、WO2009100827、WO2009143992に記載されたようなアデノシンA1/A2B受容体のリガンドと組み合わせて投与される。
【0278】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、US2007270433、WO2008027585、WO2008080461、WO2009037463、WO2009037467、WO2009037468、WO2009118759に記載されたようなアデノシンA2B受容体アンタゴニスト(アデノシンA2B R)と組み合わせて投与される。
【0279】
一実施態様において、式Iの化合物は、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACC1および/またはACC2)の阻害剤、例えば、WO199946262、WO200372197、WO2003072197、WO2005044814、WO2005108370、JP2006131559、WO2007011809、WO2007011811、WO2007013691、WO2007095601〜603、WO2007119833、WO2008065508、WO2008069500、WO2008070609、WO2008072850、WO2008079610、WO2008088688、WO2008088689、WO2008088692、US2008171761、WO2008090944、JP2008179621、US2008200461、WO2008102749、WO2008103382、WO2008121592、WO2009082346、US2009253725、JP2009196966、WO2009144554、WO2009144555、WO2010003624、WO2010002010に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0280】
別の実施態様において、式Iの化合物は、ミクロソームアシル−CoA:グリセロール−3−リン酸アシルトランスフェラーゼ3(GPAT3、WO2007100789に記載)のモジュレーターまたはミクロソームアシル−CoA:グリセロール−3−リン酸アシルトランスフェラーゼ4(GPAT4、WO2007100833に記載)のモジュレーターまたはWO2010005922に記載されたミトコンドリアグリセロール―3―リン酸O―アシルトランスフェラーゼのモジュレーターと組み合わせて投与される。
【0281】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、キサンチンオキシドレダクターゼ(XOR)のモジュレーターと組み合わせて投与される。
【0282】
別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2008051873、WO2008051875、WO2008073623、WO2008094869、WO2008112022、WO2009011872、WO2009049154、WO2009049157、WO2009049165、WO2009073772、WO2009097476、WO2009111207、WO2009129508、WO2009151800に記載されたような可溶性エポキシドヒドロラーゼ(sEH)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0283】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、CARTモジュレーター(“Cocaine-amphetamine-regulated transcript influences energy metabolism, anxiety and gastric emptying in mice” Asakawa, A. et al.: Hormone and Metabolic Research (2001), 33(9), 554-558参照);
【0284】
NPYアンタゴニスト、例えば4−[(4−アミノキナゾリン−2−イルアミノ)メチル]−シクロヘキシルメチルナフタレン−1−スルホンアミド塩酸塩(CGP 71683A)またはベルネペリトまたはWO2009110510に記載されたもの;
【0285】
NPY−5受容体アンタゴニスト/受容体モジュレーター、例えばL−152804またはバンユウ(Banyu)からの化合物「NPY−5−BY」、または、例えば、WO2006001318、WO2007103295、WO2007125952、WO2008026563、WO2008026564、WO2008052769、WO2008092887、WO2008092888、WO2008092891、WO2008129007、WO2008134228、WO2009054434、WO2009095377、WO2009131096に記載されたもの;
【0286】
例えばWO2007038942に記載されたようなNPY−4受容体アンタゴニスト;
【0287】
例えば、WO2007038943、WO2009006185、US2009099199、US2009099243、US2009099244、WO2009079593、WO2009079597に記載されたようなNPY−2受容体アンタゴニスト/モジュレーター;
【0288】
ペプチドYY3−36(PYY3−36)または類似化合物、例えばCJC−1682(Cys34を介してヒト血清アルブミンと結合したPYY3−36)またはCJC−1643(PYY3−36の誘導体、これはin vivoで血清アルブミンに結合している)、またはWO2005080424、WO2006095166、WO2008003947、WO2009080608に記載されたもの;
【0289】
例えば、WO2009080608に記載されたようなNPY−2受容体アゴニスト;
【0290】
WO2006096847によって記載されたようなペプチドオベスタチンの誘導体;
【0291】
CB1R(カンナビノイド受容体1)アンタゴニスト/インバースアゴニスト、例えばリモナバント、スリナバント(SR147778)、SLV−319(イビピナバント)、AVE−1625、タラナバント(MK−0364)またはその塩、オテナバント(cP−945,598)、ロソナバント、V−24343または、例えば、EP0656354、WO00/15609、WO2001/64632〜64634、WO02/076949、WO2005080345、WO2005080328、WO2005080343、WO2005075450、WO2005080357、WO200170700、WO2003026647〜48、WO200302776、WO2003040107、WO2003007887、WO2003027069、US6,509,367、WO200132663、WO2003086288、WO2003087037、WO2004048317、WO2004058145、WO2003084930、WO2003084943、WO2004058744、WO2004013120、WO2004029204、WO2004035566、WO2004058249、WO2004058255、WO2004058727、WO2004069838、US20040214837、US20040214855、US20040214856、WO2004096209、WO2004096763、WO2004096794、WO2005000809、WO2004099157、US20040266845、WO2004110453、WO2004108728、WO2004000817、WO2005000820、US20050009870、WO200500974、WO2004111033〜34、WO200411038〜39、WO2005016286、WO2005007111、WO2005007628、US20050054679、WO2005027837、WO2005028456、WO2005063761〜62、WO2005061509、WO2005077897、WO2006018662、WO2006047516、WO2006060461、WO2006067428、WO2006067443、WO2006087480、WO2006087476、WO2006100208、WO2006106054、WO2006111849、WO2006113704、WO2007009705、WO2007017124、WO2007017126、WO2007018459、WO2007018460、WO2007016460、WO2007020502、WO2007026215、WO2007028849、WO2007031720、WO2007031721、WO2007036945、WO2007038045、WO2007039740、US20070015810、WO2007046548、WO2007047737、WO2007057687、WO2007062193、WO2007064272、WO2007079681、WO2007084319、WO2007084450、WO2007086080、EP1816125、US2007213302、WO2007095513、WO2007096764、US2007254863、WO2007119001、WO2007120454、WO2007121687、WO2007123949、US2007259934、WO2007131219、WO2007133820、WO2007136571、WO2007136607、WO2007136571、US7297710、WO2007138050、WO2007139464、WO2007140385、WO2007140439、WO2007146761、WO2007148061、WO2007148062、US2007293509、WO2008004698、WO2008017381、US2008021031、WO2008024284、WO2008031734、WO2008032164、WO2008034032、WO2008035356、WO2008036021、WO2008036022、WO2008039023、WO2998043544、WO2008044111、WO2008048648、EP1921072−A1、WO2008053341、WO2008056377、WO2008059207、WO2008059335、WO2008062424、WO2008068423、WO2008068424、WO2008070305、WO2008070306、WO2008074816、WO2008074982、WO2008075012、WO2008075013、WO2008075019、WO2008075118、WO2008076754、WO2008081009、WO2008084057、EP1944295、US2008090809、US2008090810、WO2008092816、WO2008094473、WO2008094476、WO2008099076、WO2008099139、WO2008101995、US2008207704、WO2008107179、WO2008109027、WO2008112674、WO2008115705、WO2008118414、WO2008119999、WO200812000、WO2008121257、WO2008127585、WO2008129157、WO2008130616、WO2008134300、US2008262066、US2008287505、WO2009005645、WO2009005646、WO2009005671、WO2009023292、WO2009023653、WO2009024819、WO2009033125、EP2042175、WO2009053548〜WO2009053553、WO2009054923、WO2009054929、WO2009059264、WO2009073138、WO2009074782、WO2009075691、WO2009078498、WO2009087285、WO2009074782、WO2009097590、WO2009097995、WO2009097996、WO2009097998、WO2009097999、WO2009098000、WO2009106708、US2009239909、WO2009118473、US2009264436、US2009264476、WO2009130234、WO2009131814、WO2009131815、US2009286758、WO2009141532、WO2009141533、WO2009153569、WO2010003760、WO2010012437、WO2010019762に記載されたそれらの化合物;
【0292】
カンナビノイド受容体1/カンナビノイド受容体2(CB1、/CB2)調節化合物、例えばデルタ−9−テトラヒドロカンナビバリン、または、例えば、WO2007001939、WO2007044215、WO2007047737、WO2007095513、WO2007096764、WO2007112399、WO2007112402、WO2008122618、WO2009007697、WO2009012227、WO2009087564、WO2009093018、WO2009095752、WO2009120660、WO2010012964に記載されたもの;
【0293】
カンナビノイド受容体2(CB2)調節化合物、例えば、例えば、WO2008063625、WO2008157500、WO2009004171、WO2009032754、WO2009055357、WO2009061652、WO2009063495、WO2009067613、WO2009114566に記載されたもの;
【0294】
例えば、WO2007140005、WO2008019357、WO2008021625、WO2008023720、WO2008030532、WO2008129129、WO2008145839、WO2008145843、WO2008147553、WO2008153752、WO2009011904、WO2009048101、WO2009084970、WO2009105220、WO2009109504、WO2009109743、WO2009117444、WO2009127944、WO2009138416、WO2009151991、WO2009152025、WO2009154785、WO2010005572、WO2010017079に記載されたようなFAAH(脂肪酸アミドヒドロラーゼ)のモジュレーター;
【0295】
例えば、WO2008057585、WO2008059214、WO2008075064、WO2008075070、WO2008075077、WO2009079860に記載されたような脂肪酸合成酵素(FAS)の阻害剤;
【0296】
例えば、WO2008120653、WO2009038021、WO2009044788、WO2009081789、WO2009099086に記載されたようなLCE(長鎖脂肪酸エロンガーゼ)/長鎖脂肪酸CoAリガーゼの阻害剤;
【0297】
例えば、WO2007091948、WO2007129188、WO2007133637、WO2008007780、WO2008010061、WO2008007211、WO2008010061、WO2008015335、WO2008018827、WO2008024433、WO2008024438、WO2008032204、WO2008050199、WO2008059339、WO2008059370、WO2008066664、WO2008075150、WO2008090382、WO2008090434、WO2008093024、WO2008107543、WO2008107544、WO2008110863、WO2008125295、WO2008125296、WO2008125337、WO2008125342、WO2008132600、WO2008133973、WO2009010529、WO2009010824、WO2009016241、WO2009023539、WO2009038812、WO2009050348、WO2009055629、WO2009055749、WO2009064449、WO2009081222、WO2009089057、WO2009109710WO2009112677、WO2009112678、WO2009112679、WO2009121036、WO2009124551、WO2009136625、WO2010002209に記載されたようなバニロイド−1受容体モジュレーター(TRPV1のモジュレーター);
【0298】
オピオイド受容体のモジュレーター、リガンド、アンタゴニストまたはインバースアゴニスト、例えばGSK−982または、例えば、WO2007047397、WO2008021849、WO2008021851、WO2008032156、WO2008059335、WO2008125348、WO2008125349、WO2008142454、WO2009030962、WO2009103552、WO2009115257で記載されたもの;
【0299】
例えば、US2008249122、WO2008089201に記載されたような「オーファンオピオイド(ORL−1)受容体」のモジュレーター;
【0300】
プロスタグランジン受容体のアゴニスト、例えばビマトプロストまたはWO2007111806に記載されたような化合物;
【0301】
MC4受容体アゴニスト(メラノコルチン−4受容体アゴニスト、MC4Rアゴニスト、例えば、N−[2−(3a−ベンジル−2−メチル−3−オキソ−2,3,3a,4,6,7−ヘキサヒドロ−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)−1−(4−クロロフェニル)−2−オキソエチル]−1−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2−カルボキサミド;(WO01/91752))またはLB53280、LB53279、LB53278もしくはTHIQ、MB243、RY764、CHIR−785、PT−141、MK−0493、またはWO2005060985、WO2005009950、WO2004087159、WO2004078717、WO2004078716、WO2004024720、US20050124652、WO2005051391、WO2004112793、WOUS20050222014、US20050176728、US20050164914、US20050124636、US20050130988、US20040167201、WO2004005324、WO2004037797、WO2004089307、WO2005042516、WO2005040109、WO2005030797、US20040224901、WO200501921、WO200509184、WO2005000339、EP1460069、WO2005047253、WO2005047251、WO2005118573、EP1538159、WO2004072076、WO2004072077、WO2006021655〜57、WO2007009894、WO2007015162、WO2007041061、WO2007041052、JP2007131570、EP−1842846、WO2007096186、WO2007096763、WO2007141343、WO2008007930、WO2008017852、WO2008039418、WO2008087186、WO2008087187、WO2008087189、WO2008087186〜WO2008087190、WO2008090357、WO2008142319、WO2009015867、WO2009061411、US2009076029、US2009131465、WO2009071101、US2009305960、WO2009144432、WO2009151383、WO2010015972に記載されたもの;
【0302】
例えば、WO2009010299、WO2009074157に記載されたようなMC4受容体モジュレーター(メラノコルチン−4受容体モジュレーター);
【0303】
オレキシン受容体1アンタゴニスト(OX1Rアンタゴニスト)、オレキシン受容体2アンタゴニスト(OX2Rアンタゴニスト)または混合型OX1R/OX2Rアンタゴニスト(例えば1−(2−メチルベンゾオキサゾール−6−イル)−3−[1,5]ナフチリジン−4−イル尿素塩酸塩(SB−334867−A)または、例えば、WO200196302、WO200185693、WO2004085403、WO2005075458、WO2006067224、WO2007085718、WO2007088276、WO2007116374、WO2007122591、WO2007126934、WO2007126935、WO2008008517、WO2008008518、WO2008008551、WO2008020405、WO2008026149、WO2008038251、US2008132490、WO2008065626、WO2008078291、WO2008087611、WO2008081399、WO2008108991、WO2008107335、US2008249125、WO2008147518、WO2008150364、WO2009003993、WO2009003997、WO2009011775、WO2009016087、WO2009020642、WO2009058238、US2009186920、US2009203736、WO2009092642、WO2009100994、WO2009104155、WO2009124956、WO2009133522、WO2009156951、WO2010017260)に記載されたもの;
【0304】
ヒスタミンH3受容体アンタゴニスト/インバースアゴニスト(例えば3−シクロヘキシル−1−(4,4−ジメチル−1,4,6,7−テトラヒドロイミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イル)プロパン−1−オンシュウ酸塩(WO00/63208)、またはWO200064884、WO2005082893、WO2005123716、US2005171181(例えばPF−00389027)、WO2006107661、WO2007003804、WO2007016496、WO2007020213、WO2007049798、WO2007055418、WO2007057329、WO2007062999、WO2007065820、WO2007068620、WO2007068641、WO2007075629、WO2007080140、WO2007082840、WO2007088450、WO2007088462、WO2007094962、WO2007099423、WO2007100990、WO2007105053、WO2007106349、WO2007110364、WO2007115938、WO2007131907、WO2007133561、US2007270440、WO2007135111、WO2007137955、US2007281923、WO2007137968、WO2007138431、WO2007146122、WO2008005338、WO2008012010、WO2008015125、WO2008045371、EP1757594、WO2008068173、WO2008068174、US20080171753、WO2008072703、WO2008072724、US2008188484、US2008188486、US2008188487、WO2008109333、WO2008109336、WO2008126886、WO2008154126、WO2008151957、US2008318952、WO2009003003、WO2009013195、WO2009036132、WO2009039431、WO2009045313、WO2009058300、WO2009063953、WO2009067401、WO2009067405、WO2009067406、US2009163464、WO2009100120、WO2009105206、WO2009121812、WO2009126782、WO2010011653、WO2010011657)に記載されたもの;
【0305】
ヒスタミンH1/ヒスタミンH3モジュレーター、例えばベタヒスチンまたはその二塩酸塩;
【0306】
例えば、WO2008002816、WO2008002817、WO2008002818、WO2008002820に記載されたようなヒスタミンH3輸送体のまたはヒスタミンH3/セロトニン輸送体のモジュレーター;
【0307】
例えばWO2009126305に記載されたような小胞モノアミン輸送体2(VMAT2)のモジュレーター;
【0308】
例えば、WO2007117399、US2009156613に記載されたようなヒスタミンH4モジュレーター;
【0309】
CRFアンタゴニスト(例えば[2−メチル−9−(2,4,6−トリメチルフェニル)−9H−1,3,9−トリアザフルオレン−4−イル]ジプロピルアミン(WO00/66585)またはWO2007105113、WO2007133756、WO2008036541、WO2008036579、WO2008083070、WO2010015628、WO2010015655に記載されたそれらのCRF1アンタゴニスト);
【0310】
CRF BPアンタゴニスト(例えばウロコルチン);
【0311】
ウロコルチンアゴニスト;
【0312】
ベータ−3アドレナリン受容体のモジュレーター、例えば1−(4−クロロ−3−メタンスルホニルメチルフェニル)−2−[2−(2,3−ジメチル−1H−インドール−6−イルオキシ)エチルアミノ]エタノール塩酸塩(WO01/83451)またはソラベグロン(GW−427353)またはN−5984(KRP−204)、またはJP2006111553、WO2002038543、WO2002038544、WO2007048840〜843、WO2008015558、EP1947103、WO2008132162に記載されたもの;
【0313】
MSH(メラニン細胞刺激ホルモン)アゴニスト;
【0314】
MCH(メラニン濃縮ホルモン)受容体アンタゴニスト(例えばNBI−845、A−761、A−665798、A−798、ATC−0175、T−226296、T−71(AMG−071、AMG−076)、GW−856464、NGD−4715、ATC−0453、ATC−0759、GW−803430、またはWO2005085200、WO2005019240、WO2004011438、WO2004012648、WO2003015769、WO2004072025、WO2005070898、WO2005070925、WO2004039780、WO2004092181、WO2003033476、WO2002006245、WO2002089729、WO2002002744、WO2003004027、FR2868780、WO2006010446、WO2006038680、WO2006044293、WO2006044174、JP2006176443、WO2006018280、WO2006018279、WO2006118320、WO2006130075、WO2007018248、WO2007012661、WO2007029847、WO2007024004、WO2007039462、WO2007042660、WO2007042668、WO2007042669、US2007093508、US2007093509、WO2007048802、JP2007091649、WO2007092416;WO2007093363〜366、WO2007114902、WO2007114916、WO2007141200、WO2007142217、US2007299062、WO2007146758、WO2007146759、WO2008001160、WO2008016811、WO2008020799、WO2008022979、WO2008038692、WO2008041090、WO2008044632、WO2008047544、WO2008061109、WO2008065021、WO2008068265、WO2008071646、WO2008076562、JP2008088120、WO2008086404、WO2008086409、US2008269110、WO2008140239、WO2009021740、US2009011994、US2009082359、WO2009041567、WO2009076387、WO2009089482、WO2009103478、WO2009119726、WO2009120655、WO2009123194、WO2009137270、WO2009146365、WO2009154132)に記載されたそれらの化合物;
【0315】
CCK−A(CCK−1)モジュレーター(例えば{2−[4−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−5−(2−シクロヘキシルエチル)−チアゾール−2−イルカルバモイル]−5,7−ジメチルインドール−1−イル}酢酸トリフルオロ酢酸塩(WO99/15525)またはSR−146131(WO0244150)またはSSR−125180)またはWO2005116034、WO2007120655、WO2007120688、WO2007120718、WO2008091631に記載されたもの;
【0316】
セロトニン再取り込み阻害剤(例えばデクスフェンフルラミン)、またはWO2007148341、WO2008034142、WO2008081477、WO2008120761、WO2008141081、WO2008141082、WO2008145135、WO2008150848、WO2009043834、WO2009077858に記載されたもの;
【0317】
混合型セロトニン/ドパミン再取り込み阻害剤(例えばブプロピオン)、またはWO2008063673に記載されたもの、またはブプロピオンとナルトレキソンとの、もしくはブプロピオンとゾニサミドとの固形合剤;
【0318】
混合型再取り込み阻害剤、例えばDOV−21947またはWO2009016214、WO2009016215、WO2009077584、WO2009098208、WO2009098209、WO2009106769、WO2009109517、WO2009109518、WO2009109519、WO2009109608、WO2009145357、WO2009149258に記載されたもの;
【0319】
混合型セロトニン作動性およびノルアドレナリン作動性化合物(例えばWO00/71549);
【0320】
5−HT受容体アゴニスト(例えば1−(3−エチルベンゾフラン−7−イル)ピペラジンシュウ酸塩(WO 01/09111));
【0321】
混合型ドーパミン/ノルエピネフリン/アセチルコリン再取り込み阻害剤(例えばテソフェンシン)、または、例えばWO2006085118、WO2008150480に記載されたもの;
【0322】
例えば、WO2008079838、WO2008079839、WO2008079847、WO2008079848に記載されたようなドーパミンアンタゴニスト;
【0323】
例えば、US2008076724、WO2009062318に記載されたようなノルエピネフリン再取り込み阻害剤;
【0324】
例えば、WO2009006227、WO2009137679、WO2009137732に記載されたような5−HT1A受容体モジュレーター;
【0325】
例えばWO2007138343に記載されたような5−HT2A受容体アンタゴニスト;
【0326】
5−HT2C受容体アゴニスト(例えばロルカセリン塩酸塩(APD−356)もしくはBVT−933、またはWO200077010、WO200077001−02、WO2005019180、WO2003064423、WO200242304、WO2005035533、WO2005082859、WO2006004937、US2006025601、WO2006028961、WO2006077025、WO2006103511、WO2007028132、WO2007084622、US2007249709;WO2007132841、WO2007140213、WO2008007661、WO2008007664、WO2008009125、WO2008010073、WO2008108445、WO2009063991、WO2009063992、WO2009063993、WO2009079765に記載されたもの);
【0327】
5−HT6受容体モジュレーター、例えばE−6837、BVT−74316、PF−3246799もしくはPRX−07034、または、例えば、WO2005058858、WO2007054257、WO2007107373、WO2007108569、WO2007108742〜744、WO2008003703、WO2008027073、WO2008034815、WO2008054288、EP1947085、WO2008084491、WO2008084492、WO2008092665、WO2008092666、WO2008101247、WO2008110598、WO2008116831、WO2008116833、WO2008117169、WO2008136017、WO2008147812、EP2036888、WO2009013010、WO2009034581、WO2009053997、WO2009056632、WO2009073118、WO2009115515、WO2009135925、WO2009135927、WO2010000456、WO2010012806、EP2145887に記載されたもの;
【0328】
例えば、WO2007131005、WO2008052709に記載されたようなエストロゲン受容体ガンマ(ERRγアゴニスト)のアゴニスト;
【0329】
例えば、WO2008109727に記載されたようなエストロゲン受容体アルファ(ERRα/ERR1アゴニスト)のアゴニスト;
【0330】
例えば、WO2009055734、WO2009100335、WO2009127686に記載されたようなエストロゲン受容体ベータ(ERRβアゴニスト)のアゴニスト;
【0331】
例えば、WO2007098953、WO2007098961、WO2008015266、WO2008055932、WO2008055933、WO2009071657に記載されたようなシグマ−1受容体アンタゴニスト;
【0332】
例えば、WO2007110782、WO2008041184に記載されたようなムスカリン3受容体(M3R)アンタゴニスト;
【0333】
例えば、WO2008051404、WO2008051405、WO2008051406、WO2008073311に記載されたようなボンベシン受容体アゴニスト(BRS−3アゴニスト);
【0334】
ガラニン受容体アンタゴニスト;
【0335】
成長ホルモン(例えばヒト成長ホルモンまたはAOD−9604);
【0336】
成長ホルモン放出化合物(tert−ブチル6−ベンジルオキシ−1−(2−ジイソプロピルアミノエチルカルバモイル)−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボキシレート(WO01/85695));
【0337】
成長ホルモン分泌促進物質受容体アンタゴニスト(グレリンアンタゴニスト)、例えばA−778193、またはWO2005030734、WO2007127457、WO2008008286、WO2009056707に記載されたもの;
【0338】
成長ホルモン分泌促進物質受容体モジュレーター(グレリンモジュレーター)、例えばJMV−2959、JMV−3002、JMV−2810、JMV−2951、またはWO2006012577(例えばYIL−781またはYIL−870)、WO2007079239、WO2008092681、WO2008145749、WO2008148853、WO2008148854、WO2008148856、WO2009047558、WO2009071283、WO2009115503に記載されたもの;
【0339】
TRHアゴニスト(例えば、EP0462884参照);
【0340】
デカップリングタンパク質2または3モジュレーター(例えば、WO2009128583に記載);
【0341】
ケミカルデカップラー(chemical decouplers)(例えばWO2008059023、WO2008059024、WO2008059025、WO2008059026);
【0342】
レプチン受容体アゴニスト(例えば、Lee, Daniel W.; Leinung, Matthew C.; Rozhavskaya-Arena, Marina; Grasso, Patricia. Leptin agonists as a potential approach to the treatment of obesity. Drugs of the Future (2001), 26(9), 873-881参照);
【0343】
例えば、WO2009019427、WO2009071658、WO2009071668、WO2009071677、WO2009071678、WO2009147211、WO2009147216、WO2009147219、WO2009147221に記載されたようなレプチン受容体モジュレーター;
【0344】
DAアゴニスト(ブロモクリプチン、ブロモクリプチンメシラート、ドオプレキシン)またはUS2009143390に記載されたもの;
【0345】
リパーゼ/アミラーゼ阻害剤(例えばWO00/40569、WO2008107184、WO2009049428、WO2009125819);
【0346】
ジアシルグリセロールO−アシルトランスフェラーゼ(DGAT)の阻害剤、例えばBAY−74−4113、または、例えば、US2004/0224997、WO2004094618、WO200058491、WO2005044250、WO2005072740、JP2005206492、WO2005013907、WO2006004200、WO2006019020、WO2006064189、WO2006082952、WO2006120125、WO2006113919、WO2006134317、WO2007016538、WO2007060140、JP2007131584、WO2007071966、WO2007126957、WO2007137103、WO2007137107、WO2007138304、WO2007138311、WO2007141502、WO2007141517、WO2007141538、WO2007141545、WO2007144571、WO2008011130、WO2008011131、WO2008039007、WO2008048991、WO2008067257、WO2008099221、WO2008129319、WO2008141976、WO2008148840、WO2008148849、WO2008148851、WO2008148868、WO2009011285、WO2009016462、WO2009024821、US2009076275、WO2009040410、WO2009071483、WO2009081195、WO2009119534、WO2009126624、WO2009126861、WO2010007046、WO2010017040、WO2010086551に記載されたもの;
【0347】
例えばWO2008038768に記載されたようなモノアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(2―アシルグリセロールO―アシルトランスフェラーゼ;MGAT)の阻害剤;
【0348】
脂肪酸合成酵素(FAS)の阻害剤、例えばC75、またはWO2004005277、WO2008006113に記載されたもの;
【0349】
例えば、WO2007009236、WO2007044085、WO2007046867、WO2007046868、WO20070501124、WO2007056846、WO2007071023、WO2007130075、WO2007134457、WO2007136746、WO2007143597、WO2007143823、WO2007143824、WO2008003753、WO2008017161、WO2008024390、WO2008029266、WO2008036715、WO2008043087、WO2008044767、WO2008046226、WO2008056687、WO2008062276、WO2008064474、WO2008074824、WO2008074832、WO2008074833、WO2008074834、WO2008074835、WO2008089580、WO2008096746、WO2008104524、WO2008116898、US2008249100、WO2008120744、WO2008120759、WO2008123469、WO2008127349、WO2008128335、WO2008135141、WO2008139845、WO2008141455、US20080255130、US2008255161、WO2008141455、WO2009010560、WO2009016216、WO2009012573、WO2009024287、JP2009019013、WO2009037542、WO2009056556、WO2009060053、WO2009060054、WO2009070533、WO2009073973、WO2009103739、WO2009117659、WO2009117676、US2009253693、US2009253738、WO2009124259、WO2009126123、WO2009126527、WO2009129625、WO2009137201、WO2009150196、WO2009156484、WO2010006962、WO2010007482に記載されたようなステアロイル−CoAデルタ9デサチュラーゼ(SCD1)の阻害剤;
【0350】
例えば、WO2008089310に記載されたような脂肪酸デサチュラーゼ1(デルタ5デサチュラーゼ)の阻害剤;
【0351】
WO2008145842に記載されたようなモノグリセリドリパーゼ(MGL)の阻害剤;
【0352】
WO2008039087、WO2009051119に記載されたような低血糖/高トリグリセリド血症インドリン化合物;
【0353】
「脂肪細胞脂肪酸結合タンパク質aP2」の阻害剤、例えばBMS−309403またはWO2009028248に記載されたもの;
【0354】
例えば、WO2006082978、WO2008105533、WO2008136173に記載されたようなアディポネクチン分泌の活性化剤;
【0355】
例えば、WO2007125946、WO2008038712に記載されたようなアディポネクチン産生のプロモーター;
【0356】
例えば、WO2008121009に記載されたような修飾アディポネクチン;
【0357】
オキシントモジュリンまたはその(例えば、TK−1225)類似体;
【0358】
オレオイル−エストロン
【0359】
または甲状腺ホルモン受容体のアゴニストもしくは部分アゴニスト(甲状腺ホルモン受容体アゴニスト)、例えば:KB−2115(エピロチローム)、QRX−431(ソベチロム)もしくはDITPA、またはWO20058279、WO200172692、WO200194293、WO2003084915、WO2004018421、WO2005092316、WO2007003419、WO2007009913、WO2007039125、WO2007110225、WO2007110226、WO2007128492、WO2007132475、WO2007134864、WO2008001959、WO2008106213、JP2009155261に記載されたもの;
【0360】
または甲状腺ホルモン受容体ベータ(TR−ベータ)のアゴニスト、例えばMB−07811もしくはMB−07344、またはWO2008062469に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0361】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、エピロチロームとエゼチミブとの合剤と組み合わせて投与される。
【0362】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、サイト−1プロテアーゼ(S1P)の阻害剤、例えばPF−429242と組み合わせて投与される。
【0363】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、US2008146523、WO2008092785に記載されたような「微量アミン関連受容体1」(TAAR1)のモジュレーターと組み合わせて投与される。
【0364】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2008067270に記載されたような増殖因子受容体結合タンパク質2(GRB2)の阻害剤と組み合わせて投与される。
【0365】
本発明のさらなる実施態様において、式Iの化合物は、PCSK9(プロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシンタイプ9)を対象とするRNAi(siRNA)治療剤と組み合わせて投与される。
【0366】
一実施態様において、式Iの化合物は、オマコ−ル(Omacor)
(R)またはロバザ(Lovaza)
TM(オメガ−3脂肪酸エステル;エイコサペンタエン酸およびドコサヘキサエン酸の高度に濃縮されたエチルエステル)と組み合わせて投与される。
【0367】
一実施態様において、式Iの化合物は、リコペンと組み合わせて投与される。
【0368】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、抗酸化剤、例えばOPC−14117、AGI−1067(サクシノブコール)、プロブコール、トコフェロール、アスコルビン酸、β−カロチンもしくはセレン、またはWO2009135918に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0369】
本発明の一実施態様において、式Iの化合物は、ビタミン、例えばビタミンB6またはビタミンB12と組み合わせて投与される。
【0370】
一実施態様において、式Iの化合物は、複数の上記化合物、例えばスルホニル尿素およびメトホルミン、スルホニル尿素およびアカルボーズ、レパグリニドおよびメトホルミン(プランディメット(PrandiMet)(TM))、インスリンおよびスルホニル尿素(インスリンおよびメトホルミン)インスリンおよびトログリタゾン、インスリンおよびロバスタチン、などと組み合わせて投与される。
【0371】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2009032249に記載されたような可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)の活性化剤と組み合わせて投与される。
【0372】
別の実施態様において、式Iの化合物は、カルボアンヒドラーゼタイプ2(炭酸脱水酵素タイプ2)の阻害剤、例えば、WO2007065948、WO2009050252に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0373】
別の実施態様において、式Iの化合物は、WO2008027557、US2009304789に記載されたようなトピラマートまたはその誘導体と組み合わせて投与される。
【0374】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、トピラマートとフェンテルミン(キネクサ(Qnexa)
TM)との固形合剤と組み合わせて投与される。
【0375】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、グルココルチコイド受容体の産生を阻害するアンチセンス化合物、例えばISIS−377131と組み合わせて投与される。
【0376】
別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、EP1886695、WO2008119744に記載されたようなアルドステロン合成酵素阻害剤およびグルココルチコイド受容体のアンタゴニスト、コルチゾール合成阻害剤および/またはコルチコトロピン放出因子のアンタゴニストと組み合わせて投与される。
【0377】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007035355、WO2008005576に記載されたようなRUP3受容体のアゴニストと組み合わせて投与される。
【0378】
別の実施態様において、式Iの化合物は、血管拡張性失調症変異(ATM)プロテインキナーゼをコードする遺伝子の活性化剤、例えばクロロキンと組み合わせて投与される。
【0379】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007119463、WO2009035159、WO2009035162に記載されたようなタウタンパク質キナーゼ1阻害剤(TPK1阻害剤)と組み合わせて投与される。
【0380】
一実施態様において、式Iの化合物は、「c−Jun N−末端キナーゼ」阻害剤(JNK阻害剤)、例えばB1−78D3または、例えば、WO2007125405、WO2008028860、WO2008118626に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0381】
一実施態様において、式Iの化合物は、エンドセリンA受容体アンタゴニスト、例えばアボセンタン(SPP−301)と組み合わせて投与される。
【0382】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2009138122、WO2009135526に記載されたような中性エンドペプチダーゼの阻害剤(NEP阻害剤)と組み合わせて投与される。
【0383】
一実施態様において、式Iの化合物は、グルココルチコイド受容体(GR)のモジュレーター、例えばKB−3305または、例えば、WO2005090336、WO2006071609、WO2006135826、WO2007105766、WO2008120661、WO2009040288、WO2009058944、WO2009108525、WO2009111214に記載されたそれらの化合物と組み合わせて投与される。
【0384】
一実施態様において、さらなる活性成分は、バレニクリン酒石酸塩、アルファ4−ベータ2ニコチン性アセチルコリン受容体の部分アゴニストである。
【0385】
一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009018551、WO2009071519、WO2009071576、WO2009071577に記載されたようなアルファ7ニコチン性アセチルコリン受容体のアゴニストである。
【0386】
一実施態様において、さらなる活性成分は、トロデュスケミンである。
【0387】
一実施態様において、さらなる活性成分は、酵素SIRT1および/またはSIRT3(NAD
+−依存性タンパク質脱アセチル化酵素)のモジュレーターであり;この活性成分は、例えば、適した製剤中のレズベラトロールであってもよく、またはWO2007019416(例えばSRT−1720)、WO2008073451、WO2008156866、WO2008156869、WO2009026701、WO2009049018、WO2009058348、WO2009061453、WO2009134973、WO2009146358、WO2010003048に明記されたそれらの化合物である。
【0388】
本発明の一実施態様において、さらなる活性成分は、DM−71(ベタネコールと共にN−アセチル−L−システイン)である。
【0389】
一実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2004000803、WO2006000804、WO2004000805、WO2004087655、WO2005113496、WO2007059871、WO2007107587、WO2007111994、WO2008052658、WO2008106600、WO2008113796、US2008280836、WO2009113952、US2009312302に記載されたような抗高コレステロール血症の化合物と組み合わせて投与される。
【0390】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、SREBP(ステロール調節要素−結合タンパク質)の阻害剤、例えばファトスタチンまたは、例えば、WO2008097835に記載されたものと組み合わせて投与される。
【0391】
別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007101146、WO2007133828に記載されたようなVPAC2受容体の環状ペプチドアゴニストと組み合わせて投与される。
【0392】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007112069に記載されたようなエンドセリン受容体のアゴニストと組み合わせて投与される。
【0393】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、AKP−020(ビス(エチルマルトラト)オキソバナジウム(IV))と組み合わせて投与される。
【0394】
別の実施態様において、式Iの化合物は、例えば、WO2007099200、WO2007137874に記載されたような組織選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)と組み合わせて投与される。
【0395】
さらなる実施態様において、式Iの化合物は、例えば、JP2008024673に記載されたようなAGE(終末糖化産物)阻害剤と組み合わせて投与される。
【0396】
本発明の一実施態様において、さらなる活性成分は、レプチンである;例えば、“Perspectives in the therapeutic use of leptin”, Salvador, Javier; Gomez-Ambrosi, Javier; Fruhbeck, Gema, Expert Opinion on Pharmacotherapy (2001), 2(10), 1615-1622を参照のこと。
【0397】
本発明の別の実施態様において、さらなる活性成分は、プラムリンチドと組み合わせたメトレレプチン(組換えメチオニル−レプチン)である。
【0398】
本発明のさらなる実施態様において、さらなる活性成分は、テトラペプチドISF−402である。
【0399】
一実施態様において、さらなる活性成分は、デキストロアンフェタミンまたはアンフェタミンである。
【0400】
一実施態様において、さらなる活性成分は、フェンフルラミンまたはデクスフェンフルラミンである。
【0401】
別の実施態様において、さらなる活性成分は、WO2008034142に記載されたようなシブトラミンまたはその誘導体である。
【0402】
一実施態様において、さらなる活性成分は、マジンドールまたはフェンテルミンである。
【0403】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、ゲニポシド酸(WO2007100104)またはその誘導体(JP2008106008)である。
【0404】
別の実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009038012に記載されたような神経ペプチドFF2アゴニストである。
【0405】
一実施態様において、さらなる活性成分は、経鼻カルシウムチャネル遮断剤、例えばジルチアゼムまたはUS7,138,107に記載されたものである。
【0406】
一実施態様において、さらなる活性成分は、ナトリウム−カルシウムイオン交換の阻害剤、例えば、WO2008028958、WO2008085711に記載されたものである。
【0407】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、WO2008033431、WO2008033447、WO2008033356、WO2008033460、WO2008033464、WO2008033465、WO2008033468、WO2008073461に記載されたような、例えばCaV3.2またはCaV2.2のカルシウムチャネルの遮断剤である。
【0408】
一実施態様において、さらなる活性成分は、カルシウムチャネルのモジュレーター、例えば、WO2008073934、WO2008073936、WO2009107660に記載されたものである。
【0409】
一実施態様において、さらなる活性成分は、カルシウム代謝の阻害剤、例えば、US2009124680に記載されたものである。
【0410】
一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2008033431、WO2008110008、US2008280900、WO2008141446、US2009270338、WO2009146540、US2009325979、WO2009146539に記載されたような「T型カルシウムチャネル」の遮断剤である。
【0411】
一実施態様において、さらなる活性成分は、KCNQカリウムチャネル2または3の阻害剤、例えば、US2008027049、US2008027090に記載されたものである。
【0412】
一実施態様において、さらなる活性成分は、KCNNカリウムチャネル1、2または3(SK1、SK2および/またはSK3チャネルのモジュレーター)のモジュレーター、例えばUS2009036475に記載されたものである。
【0413】
一実施態様において、さらなる活性成分は、カリウムKv1.3イオンチャネルの阻害剤、例えば、WO2008040057、WO2008040058、WO2008046065、WO2009043117に記載されたものである。
【0414】
一実施態様において、さらなる活性成分は、カリウムチャネルモジュレーター、例えば、WO2008135447、WO2008135448、WO2008135591、WO2009099820に記載されたものである。
【0415】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、過分極活性化環式ヌクレオチド依存性(HCN)カリウムナトリウムチャネル阻害剤、例えば、US2009069296に記載されたものである。
【0416】
別の実施態様において、さらなる活性成分は、ナトリウム−カリウム−2クロリド(NKCCl)共輸送体の阻害剤、例えば、WO2009130735に記載されたものである。
【0417】
別の実施態様では、さらなる活性成分は、電位依存性ナトリウムチャネル阻害剤、例えば、WO2009049180、WO2009049181に記載されたものである。
【0418】
別の実施態様において、さらなる活性成分は、MCP−1受容体(単球化学走化性タンパク質−1(MCP−1))のモジュレーター、例えば、WO2008014360、WO2008014381に記載されたものである。
【0419】
一実施態様において、さらなる活性成分は、ソマトスタチン受容体3(SSTR3)のモジュレーター、例えば、WO2009011836に記載されたものである。
【0420】
一実施態様において、さらなる活性成分は、ソマトスタチン受容体5(SSTR5)のモジュレーター、例えば、WO2008019967、US2008064697、US2008249101、WO2008000692、US2008293756、WO2008148710に記載されたものである。
【0421】
一実施態様において、さらなる活性成分は、ソマトスタチン受容体2(SSTR2)のモジュレーター、例えば、WO2008051272に記載されたものである。一実施態様において、さらなる活性成分は、レチノール結合タンパク4(RBP4)の量を低下させることができる化合物、例えば、WO2009051244、WO2009145286に記載されたものである。
【0422】
一実施態様において、さらなる活性成分は、エリトロポエチン(EPO)受容体アゴニストとして作用するエリトロポエチン−ミメティックペプチドである。このような分子は、例えば、WO2008042800に記載されている。
【0423】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、食欲抑制/低血糖化合物、例えば、WO2008035305、WO2008035306、WO2008035686に記載されたものである。
【0424】
一実施態様において、さらなる活性成分は、リポ酸合成酵素の誘導物質、例えば、WO2008036966、WO2008036967に記載されたものである。
【0425】
一実施態様において、さらなる活性成分は、内皮一酸化窒素合成酵素(eNOS)の刺激剤、例えば、WO2008058641、WO2008074413に記載されたものである。
【0426】
一実施態様において、さらなる活性成分は、炭水化物および/または脂質代謝のモジュレーター、例えば、WO2008059023、WO2008059024、WO2008059025、WO2008059026に記載されたものである。
【0427】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、アンギオテンシンII受容体アンタゴニスト、例えば、WO2008062905、WO2008067378、WO2008062905に記載されたものである。
【0428】
一実施態様において、さらなる活性成分は、スフィンゴシン1−リン酸受容体(S1P)のアゴニスト、例えば、WO2008064315、WO2008074820、WO2008074821、WO2008135522、WO2009019167、WO2009043013、WO2009080663、WO2009085847、WO2009151529、WO2009151621、WO2009151626、WO2009154737に記載されたものである。
【0429】
一実施態様において、さらなる活性成分は、胃排出を遅らせる薬剤、例えば4−ヒドロキシイソロイシン(WO2008044770)である。
【0430】
一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009014972に記載されたような、胃腸運動性を調節するトリトファン(trytophan)−5−ヒドロキシラーゼ阻害剤−1(TPH1阻害剤)である。
【0431】
一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2008090200に記載されるような筋弛緩性物質である。
【0432】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、モノアミンオキシダーゼB(MAO−B)の阻害剤、例えば、WO2008092091、WO2009066152に記載されたものである。
【0433】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、モノアミンオキシダーゼA(MAO−A)の阻害剤、例えば、WO2009030968に記載されたものである。
【0434】
別の実施態様では、さらなる活性成分は、コレステロールおよび/またはトリグリセリドのSCP−2タンパク質(ステロール担体タンパク質−2)への結合の阻害剤、例えば、US2008194658に記載されたものである。
【0435】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、三量体GTP結合タンパク質のβ−サブユニットに結合する化合物、例えば、WO2008126920に記載されたものである。
【0436】
一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009070740に記載されたような尿酸アニオン交換体阻害剤1である。
【0437】
一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009108657に記載されたようなATP輸送体のモジュレーターである。
【0438】
別の実施態様において、さらなる活性成分はリソフィリンであり、それはインスリン産生細胞に対する自己免疫損傷を予防する。
【0439】
さらに別の実施態様において、さらなる活性成分は、EP1955701に記載されたような成分サイトピロイン(cytopiloyne)と共にコセンダングサ(Bidens pilosa)からの抽出物である。
【0440】
一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2008150486に記載されたようなグルコシルセラミド合成酵素の阻害剤である。
【0441】
本発明のさらなる実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009117829、WO2009155753に記載されたようなグリコシダーゼ阻害剤である。
【0442】
別の実施態様において、さらなる活性成分は、US2009042813、EP2044852に記載されたような植物ホーディアゴルドニー(Hoodia Gordonii)からの成分である。
【0443】
一実施態様において、さらなる活性成分は、抗糖尿病薬、例えばD−タガトースである。
【0444】
一実施態様において、さらなる活性成分は、WO2009079902に記載されたようなクルクミンの亜鉛錯体である。
【0445】
一実施態様において、さらなる活性成分は、WO2009143391に記載されたような「cAMP反応要素結合タンパク質」(CREB)の阻害剤である。
【0446】
別の実施態様において、さらなる活性成分は、WO2009124746に記載されたようなブラジキニンB1受容体のアンタゴニストである。
【0447】
さらなる実施態様において、さらなる活性成分は、糖尿病性末梢神経障害(DPN)を調節することができる化合物である。このようなモジュレーターは、例えば、FK−1706もしくはSB−509、またはWO1989005304、WO2009092129、WO2010002956に記載されたものである。
【0448】
一実施態様において、さらなる活性成分は、糖尿病性腎症を調節することができる化合物である。このような化合物は、例えば、WO2009089545、WO2009153261に記載されている。
【0449】
一実施態様において、さらなる活性成分は、US2009196825に記載されたようなCD38の阻害剤(例えば抗CD38抗体)である。
【0450】
一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009046141に記載されたようなヒト線維芽細胞増殖因子受容体4(FGFR4)の阻害剤である。
【0451】
本発明のさらなる実施態様において、さらなる活性成分は、ベータ細胞を保護する化合物、例えば14−アルファ−リポリル−アンドログラホリド(AL−1)である。
【0452】
本発明のさらに別の実施態様において、さらなる活性成分は、INGAP(膵島新生に関与するタンパク質)ペプチド、真性糖尿病患者のインスリン産生を回復するペプチドである。
【0453】
本発明の一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、US2009246137、US2009264433、US2009264441、US2009264471、US2009264481、US2009264486、WO2010019239に記載されたようなCFTR(嚢胞性線維症膜コンダクタンス制御因子)のモジュレーターである。
【0454】
本発明の一実施態様において、さらなる活性成分は、インスリン放出を刺激/調節する化合物、例えば、WO2009109258、WO2009132739、US2009281057、WO2009157418に記載されたものである。
【0455】
本発明の一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009125071に記載されたようなスナジグミ(Hippophae rhamnoides)からの抽出物である。
【0456】
本発明の一実施態様において、さらなる活性成分は、例えば、WO2009133458に記載されたような黄蓮(Huanglian)および苦丁茶(Ku Ding Cha)からのである。
【0457】
別の実施態様では、さらなる活性成分は、US2009238900に記載されたようなCipadessa bacciferaからの根抽出物である。
【0458】
本発明の一実施態様において、さらなる活性成分は、ボラペトシドAおよび/またはボラペトシドCであり、それらは、例えば、US2010016213に記載されたように植物SDH−V、イボツヅラフジ(Tinospora crispa)の種から単離することができる。
【0459】
一実施態様において、式Iの化合物は、増量剤、好ましくは不溶性増量剤(例えば、カロブ(Carob)/カロマックス(Caromax)
(R)(Zunft H J; et al., Carob pulp preparation for treatment of hypercholesterolemia, ADVANCES IN THERAPY (2001 Sep-Oct), 18(5), 230-6を参照のこと)。カロマックスは、Nutrinova, Nutrition Specialties & Food Ingredients GmbH, Industriepark Hochst, 65926 フランクフルト/Mainからのカロブ含有製品である))と組み合わせて投与される。カロマックス
(R)との組合せは、1つの製剤で、または式Iの化合物およびカロマックス
(R)の個々の投与によって可能である。これに関して、カロマックス
(R)は、例えばベーカリー製品またはミューズリーバーのような食品の形態で投与することもできる。
【0460】
本発明の化合物と1つまたはそれ以上の上記化合物および場合により1つまたはそれ以上の他の薬理活性物質とのあらゆる適した組合せは、本発明がもたらす保護範囲内に包含されるとみなされることが理解されるであろう。
【0461】
【化9】
[この文献は図面を表示できません]
【0462】
【化10】
[この文献は図面を表示できません]
【0463】
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
【0464】
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
【0465】
【化13】
[この文献は図面を表示できません]
【0466】
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
【0467】
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
【0468】
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
【0469】
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
【0470】
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
【0471】
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
【0472】
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【0473】
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
【0474】
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
【0475】
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
【0476】
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【0477】
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【0478】
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
【0479】
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
【0480】
また、配合剤については以下の活性成分が適している:
Rote Liste 2011, 第15章に明記されたすべての抗てんかん剤;
Rote Liste 2011, 第17章に明記されたすべての抗高血圧剤;
Rote Liste 2011, 第19章に明記されたすべての低張性剤(hypotonics);
Rote Liste 2011, 第20章に明記されたすべての抗凝固剤;
Rote Liste 2011, 第25章に明記されたすべての動脈硬化症薬;
Rote Liste 2011, 第27章に明記されたすべてのベータ受容体、カルシウムチャネル遮断剤およびレニンアンギオテンシン系の阻害剤;
Rote Liste 2011, 第36章および第37章に明記されたすべての利尿剤および灌流促進薬;
Rote Liste 2011, 第39章に明記されたすべての離脱薬/嗜癖障害の治療のための薬物;
Rote Liste 2011, 第55章および第60章に明記されたすべての冠動脈薬および胃腸薬;
Rote Liste 2011, 第61章, 第66章および第70章に明記されたすべての片頭痛薬、神経障害製剤およびパーキンソン薬。
【0481】
本発明の化合物と1つまたはそれ以上の上記化合物および場合により1つまたはそれ以上の他の薬理活性物質とのすべての適した組合せは、本発明がもたらす保護範囲内に包含されるとみなされることが理解されるであろう。
【0482】
医薬組成物
APJモジュレーターは、それ自体で医薬として、他のものとの混合物で、または医薬組成物の形態で動物、特にヒトを含む哺乳動物に投与することができる。投与は、例えば錠剤、フィルムコーティング錠、糖衣錠、顆粒剤、硬および軟ゼラチンカプセル、水性、アルコール性および油性溶液を含む液剤、ジュース剤、点滴剤、シロップ剤、乳剤もしくは懸濁剤の形態で経口的に、例えば坐剤の形態で直腸内に、または、例えば、皮下、筋肉内もしくは静脈内注射もしくは注入のための溶液、特に水溶液の形態で非経口的に実施することができる。
【0483】
経口投与に適した薬学的化合物は、散剤もしくは顆粒剤として;水性もしくは非水性液体の溶液もしくは懸濁液として;または水中油もしくは油中水型乳剤として、個別単位、例えば、それぞれ所定量の式Iの化合物を含む、カプセル、カシェ剤、トローチ剤もしくは錠剤の形態であってもよい。これらの組成物は、すでに記載したように、活性成分と担体(それは、1つまたはそれ以上のさらなる成分からなってもよい)とを接触させるステップを含む、任意の適した薬学的方法によって製造される。組成物は、一般に、活性成分を液体および/または微粉固体担体と一様かつ均質に混合し、その後、必要に応じて、生成物を成形することによって製造される。したがって、例えば、錠剤は、化合物の粉末または顆粒を、必要に応じて、1つまたはそれ以上のさらなる成分と共に圧縮するまたは成型することによって製造することができる。圧縮錠剤は、適した装置中で、必要に応じて結合剤、滑剤、不活性希釈剤および/または1つ(またはそれ以上の)界面活性剤/分散剤と混合した、例えば粉末または顆粒のような易流動性形態の化合物を錠剤にすることによって製造することができる。湿製錠剤は、適した装置中で、粉末形態にあり、かつ不活性液体希釈剤で湿らせた化合物を成型することによって製造することができる。
【0484】
経口(舌下)投与に適した医薬組成物としては、式Iの化合物を、香味剤、典型的にスクロース、およびアラビアガムまたはトラガカントと共に含有するトローチ剤、ならびにゼラチンおよびグリセロールまたはスクロースおよびアラビアガムのような不活性基剤中に化合物を含むパステル剤が含まれる。
【0485】
また、コーティング製剤およびコーティングされた遅延放出製剤、特に酸および胃液抵抗性の製剤は、本発明のフレームワークの範囲内に属する。胃液に抵抗性である適したコーティングとしては、酢酸フタル酸セルロース、ポリビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートおよびメタクリル酸とメタクリル酸メチルとのアニオンポリマーが含まれる。
【0486】
直腸投与に適した医薬組成物は、好ましくは単一用量の坐剤形態である。これは、式Iの化合物を1つまたはそれ以上の慣用の固形担体、例えばカカオ脂と混合し、そして得られた混合物を成形することによって製造することができる。
【0487】
非経口投与に適した医薬組成物としては、好ましくは式Iの化合物の滅菌水性製剤が含まれ、それは対象となるレシピエントの血液と好ましくは等張性である。これらの製剤は好ましくは静脈内に投与されるが、皮下、筋肉内または皮内の注射によって投与を行なってもよい。これらの製剤は、好ましくは、化合物を水と混合し、得られた溶液を滅菌し、血液と等張性にすることによって製造することができる。本発明の注射組成物は、一般に、0.1〜5質量%の活性化合物を含む。
【0488】
例えば、他の適した投与形態は、例えば軟膏剤、乳剤、チンキ剤、スプレー、パウダーもしくは経皮治療システムの形態の経皮もしくは局所投与、または例えば鼻腔用スプレーもしくはエアゾール混合物の形態の吸入投与、またはマイクロカプセル、インプラントもしくはロッドのような形態である。
【0489】
皮膚上の局所使用に適した医薬組成物は、好ましくは軟膏剤、乳剤、ローション剤、ペースト剤、スプレー、エアゾール剤またはオイルの形態である。使用する担体は、ワセリン、ラノリン、ポリエチレングリコール、アルコールおよびこれらの物質の2つまたはそれ以上の組合せであってもよい。活性成分は、一般に組成物の0.1〜15質量%、例えば0.5〜2%の濃度で存在する。
【0490】
また、経皮投与が可能である。経皮使用に適した医薬組成物は、患者の表皮と長期的に密着するのに適した単一のパッチ形態であってもよい。このようなパッチは、水溶液中の活性成分を適切に含み、それは、必要に応じて、緩衝化され、接着剤中に溶解および/または分散されるか、またはポリマー中に分散されている。適した活性成分濃度は、約1%〜35%、好ましくは3%〜15%である。例えば、Pharmaceutical Research, 2(6): 318 (1986)に記載されたようなエレクトロトランスポートまたはイオントフォレシスによって放出される活性成分については、特定の選択肢がある。
【0491】
APJモジュレーターは、例えば、ステント内再狭窄の予防もしくは軽減するため、コーティングされたステントにおいて、またはカテーテルによって局所的にそれを適用することによって局所薬物送達のためのシステムにおいて、さらに用いることができる。適当な投与形態は、とりわけ、治療する疾患およびその重症度に左右される。
【0492】
所望の治療効果を達成するためのAPJモジュレーターの投与は、多くの因子、例えば、選択される特定の化合物、使用目的、投与方式および患者の臨床状態に左右される。日用量は、一般に1日につき体重キログラム当たり0.3mgから100mgまで(典型的に3mgから50mgまで)の範囲、例えば3〜10mg/kg/日である。静脈内用量は、例えば、0.3mgから1.0mg/kgまでの範囲であってもよく、それは、1分につきキログラム当たり10ng〜100ngの輸液として適切に投与することができる。これらの目的に適した輸液は、例えば、ミリリットル当たり0.1ng〜100mg、典型的に1ng〜100mgを含んでもよい。一用量は、例えば、活性成分1mg〜10gを含んでもよい。したがって、注射用アンプルは、例えば、1mgから100mgまで含んでもよく、経口投与可能な一用量製剤、例えば錠剤またはカプセルは、例えば、1.0mgから1000mgまで、典型的に10mgから600mgまで含んでもよい。上記状態の処置では、式Iの化合物それ自体を化合物として用いてもよいが、適合しうる担体を用いて医薬組成物の形態で存在することが好ましい。当然のことながら、担体は、組成物の他の成分と適合性であり、かつ患者の健康に有害でない点で許容されなければならない。担体は、固体または液体または両方であってもよく、化合物を用いて一用量として、例えば錠剤として製剤化されることが好ましく、それは活性成分0.05%〜95質量%を含んでもよい。式Iの他の化合物を含む他の薬学的活性物質は、同様に存在してもよい。本発明の医薬組成物は、知られている薬学的方法の1つによって製造することができ、それは、成分を本質的に薬理学的に許容される担体および/または賦形剤と混合することからなる。
【0493】
本発明の別の主題は、式Iの化合物ならびにその塩および溶媒和物の製造方法であり、それによって化合物は入手可能であり、それを以下に概説する。
【0494】
さらに、本発明は、式Iの化合物を製造する以下の方法に関する。
【0495】
式Iの化合物は、スキーム1に記載したように製造することができる。
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
【0496】
これは、
a)式1の酸を保護して式2のエステルを形成すること、
b)式2の化合物の脱離基を式3のアミンで置換して式4の化合物を形成すること、
c)式4のニトロ基を式5の化合物に還元すること、
d)式5の化合物を式6の化合物と反応させて式7のアミドを形成すること
e)式7の化合物を式8のベンゾイミダゾールに環化すること、
f)式8のエステルを切断して式9の酸を形成すること、
g)式9の酸を式10のアミノ化合物とカップリングさせて式12のアミドにすること、および
h)式12の化合物を式Iの化合物に変換すること、
または別法として、
式9の酸を式11のアミノ化合物とカップリングさせて式Iの化合物にすること
を含み;
ここで、式1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11および12の化合物中、 R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、nおよびZは、式Iに定義されたとおりであり、
R
aは、1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.−Bu、または−CH
2−フェニルであり、それは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、
R
bは、CO
2R
cであり、R
cは、1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.−Bu、または−CH
2−フェニルでありそれは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、
LG
1は、脱離基であり、それはアミンによる芳香族求核置換を受けることができ、例えばF、Cl、Br、CN、OM、OTfまたはOTであり、そして
LG
2はOHまたは脱離基であり、それは芳香族アミンによる求核置換を受けることができ、例えば(C
1−C
4)−アルコキシ、F、Cl、BrまたはOC(O)−(C
1−C
4)−アルキル、または−ペンタフルオロフェノキシである。
【0497】
式1の酸を保護して式2のエステルを形成することは、それ自体で当業者によく知られており、文献、例えばP. J. Kocienski, Protecting Groups, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1994またはT. W. Greene, P. G. M. Wuts, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley, New York, 1999)に記載された手順に従って、またはそれと同様に標準条件下で実施することができ、好ましくは、保護は、酸性条件下で式1の酸をそれぞれのアルコールと反応させてメチルまたはエチルエステルを得ることによって達成される。
【0498】
式2の化合物の脱離基を式3のアミンで置換して式4の化合物を形成することは、一般に生の条件下で、または適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチル−ホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン、または溶媒の混合物中で実施され、それは、好ましくはさらなる塩基、例えばアミン塩基、例えばTEA、DIPEAもしくはN−メチルモルホリン、またはアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸水素塩、炭酸塩もしくは水酸化物、例えばナトリウム、カリウムもしくはリチウムの炭酸水素塩、炭酸塩もしくは水酸化物もしくは炭酸セシウムの存在下で実施される。反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から250℃まで、より好ましくは20℃から150℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0499】
式4のニトロ基の式5の化合物への還元は、一般に、適した触媒、例えば、パラジウム触媒またはラネー−ニッケル触媒または均質なパラジウム錯体の存在下、水素雰囲気下、通常、周囲圧力で、もしくは50barまでの高い圧力、好ましくは5barまでの圧力で、またはギ酸のような異なる水素供給源の存在下のいずれかで、適した溶媒、好ましくはアルコール、例えばメタノール、エタノールもしくはプロパノール、もしくはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酢酸エチル、エーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、もしくは溶媒の混合物中、0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から60℃までの反応温度で、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までの反応時間で実施されるか、または別法として、それは、塩化スズ(II)の存在下で、適した溶媒、例えばエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル中、0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から80℃までの反応温度で、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までの反応時間で実施される。
【0500】
式5の化合物を式6(式中、LG
2はOHである)の化合物と反応させて式7のアミドを形成することは、一般に活性化剤、例えばCDI、DCC、EDC、HOAt、HOBt、HATU、TOTU、TBTU、BEP、PyBOPまたはそれらの組み合わせ、および場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施される。反応温度は、一般に、30℃から200℃まで、好ましくは−20℃から80℃まで、より好ましくは0℃から20℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。式6の酸は、その塩、例えばそのナトリウム塩の形態で反応にかけることができる。適用できる限り、そして特に明記しなければ、それは、その塩の形態で存在することができる式Iの化合物の製造において現れるすべての酸性または塩基性化合物に適用される。式5の化合物と式6(式中、LG2は脱離基であり、それは芳香族アミンによる求核置換を受けることができ、例えば(C
1−C
4)−アルコキシ、F、Cl、BrまたはOC(O)−(C
1−C
4)−アルキルまたは−ペンタフルオロフェノキシである)の化合物との反応は、一般に、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中、そして場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下で実施される。反応温度は、一般に、0℃から250℃まで、好ましくは0℃から150℃まで、より好ましくは20℃から100℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0501】
式7の化合物の式8のベンゾイミダゾールへの環化は、一般に、生の条件下、または適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、もしくはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン中、好ましくは酸、例えば塩酸またはトリフルオロ酢酸または硫酸の存在下、より好ましくは無水ジオキサン中の塩酸の存在下で実施され、反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から250℃まで、より好ましくは80℃から200℃までであり、そして反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて一般に5分から6日まで、好ましくは5分から16時間までである。
【0502】
式8のエステルを切断して式9の酸を形成することは、当業者に知られているように実施することができ、そして文献、例えばP. J. Kocienski, Protecting Groups, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1994またはT. W. Greene, P. G. M. Wuts, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley, New York, 1999)に記載された手順に従って、またはそれと同様に標準条件下で、好ましくは、場合によりさらなる溶媒、例えばエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはアルコール、例えばメタノール、エタノールもしくはプロパノールまたは溶媒の混合物の存在下で、式8のエステルを水性酸、例えば塩酸もしくは硫酸と、または水性塩基、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩もしくは水酸化物、例えばナトリウム、カリウムもしくはリチウムの炭酸塩もしくは水酸化物もしくは炭酸セシウムと反応させることによって実施することができる。反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から100℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0503】
式9の酸と式10のアミノ化合物とをカップリングして式12のアミドにすることは、一般に活性化剤、例えばCDI、DCC、EDC、HOAt、HOBt、HATU、TOTU、TBTU、BEP、PyBOPまたはそれらの組合せ、および場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施される。反応温度は、一般に30℃から200℃まで、好ましくは−20℃から80℃まで、より好ましくは0℃から20℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。式9の酸は、その塩、例えばそのナトリウム塩の形態で、反応にかけることができる。それは、アミンとのカップリングの前に、標準的な変換によって活性化誘導体、例えば酸塩化物または酸無水物に変換することもできる。式10のアミンは、その塩の形態で、例えば塩酸塩またはトリフレート塩として反応にかけることができ、その場合、通常、さらなる当量の塩基が反応に加えられる。
【0504】
式12の化合物の式Iの化合物への変換は、基R
bおよびZの意味に応じて、1ステップまたはいくつかのステップで実施することができる。
【0505】
R
bがCO
2R
cであり、R
cが1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.−Bu、または−CH
2−フェニルであり、それは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、そしてZがCO
2Hである場合、式12の化合物の式Iの化合物への変換は、当業者に知られている方法によって実施することができ、そして文献、例えば、P. J. Kocienski, Protecting Groups, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1994 またはT. W. Greene, P. G. M. Wuts, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley, New York, 1999)に記載された手順に従って、またはそれと同様に標準条件下で、好ましくは、場合によりさらなる溶媒、例えばエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはアルコール、例えばメタノール、エタノールもしくはプロパノールまたは溶媒の混合物の存在下で、式8のエステルを、酸、例えば塩酸、トリフルオロ酢酸もしくは硫酸、または水性塩基、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩もしくは水酸化物、例えばナトリウム、カリウムもしくはリチウムの炭酸塩もしくは水酸化物もしくは炭酸セシウムと反応させることによって実施することができる。反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から100℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0506】
R
bがCO
2R
cであり、R
cが1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.−Bu、または−CH
2−フェニルであり、これは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、そしてZがCONR
7R
8である場合、式12の化合物の式Iの化合物への変換は、いくつかのステップで実施することができる。第1のステップは、すぐ上に記載したように式12のエステルを切断し、続いてアミンHNR
7aR
8aと反応させることからなり、ここで、R
7aおよびR
8aは、互いに独立して、式Iの化合物の基R
7およびR
8として定義されたとおりであるか、またはそれらは、式Iの基R
7およびR
8の前駆体であり、例えばそれらは保護された形態の官能基または変換して最終的な基R
7およびR
8を得ることができる官能基を含むことができる。アミンHNR
7aR
8aとのこの反応は、一般に活性化剤、例えばCDI、DCC、EDC、HOAt、HOBt、HATU、TOTU、TBTU、BEP、PyBOPまたはそれらの組合せ、および場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチル−モルホリンの存在下、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施される。反応温度は、一般に30℃から200℃まで、好ましくは−20℃から80℃まで、より好ましくは0℃から20℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。R
7aがR
7であり、そしてR
8aがR
8である場合、得られた生成物は、すでに式Iの化合物であることができる。得られた生成物がまだ式Iの化合物でない場合、基R
7aおよびR
8aの意味に応じて、それを式Iの化合物に変換することができる。基R
7aおよび/またはR
8aが水素添加によって切断できる保護基、例えばベンジル基または4−メトキシベンジル基を含む場合、式Iの化合物への変換は、接触水素化または移動水素化であることができる。基R
7aおよび/またはR
8aが酸による処理によって切断できる保護基、例えばtert−ブチル基を含む場合、式Iの化合物への変換は、酸性脱保護であることができる。基R
7aおよび/またはR
8aが塩基による処理によって切断できる保護基、例えばメチルまたはエチルエステルを含む場合、式Iの化合物への変換は、塩基性加水分解であることができる。基R
7aおよび/またはR
8aが保護基を含む式Iの化合物の前駆体の式Iの化合物への上記変換に用いられるすべての脱保護反応は、それ自体で当業者によく知られており、そして文献、例えばP. J. Kocienski, Protecting Groups, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1994 またはT. W. Greene, P. G. M. Wuts, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley, New York, 1999)に記載された手順に従って、またはそれと同様に標準条件下で実施することができる。
【0507】
別法として、式9の酸と式11のアミノ化合物とのカップリングにより式Iの化合物を直接得ることができる。この変換は、一般に活性化剤、例えばCDI、DCC、EDC、HOAt、HOBt、HATU、TOTU、TBTU、BEP、PyBOPまたはそれらの組合せ、および場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施される。反応温度は、一般に30℃から200℃まで、好ましくは−20℃から80℃まで、より好ましくは0℃から20℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0508】
別法として、式Iの化合物は、スキーム2に記載したように製造することができる。
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【0509】
これは、
a)式1の酸を保護して式2のエステルを形成すること、
b)式2の化合物の脱離基を式3のアミンで置換して式4の化合物を形成すること、
c)式4のエステルを切断して式13の酸にすること、
d)式13の化合物を式10のアミンと反応させて式14のアミドを形成すること、
e)式14の化合物のニトロ基を還元して式15の化合物にすること、
f)式15の化合物を式6の化合物と反応させて式16のアミドを形成すること、
g)式16の化合物の環化して式12のベンゾイミダゾールにすること、
h)式12の化合物を式Iの化合物に変換すること
を含み、
ここで、式1、2、3、4、6、10、12、13、14、15および16の化合物中、R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、nおよびZは、式Iに定義されたとおりであり、
R
aは、1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.−Bu、または−CH
2−フェニルであり、それは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、
R
bは、CO
2R
cであり、R
cは、1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.Bu、または−CH
2−フェニルであり、それは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、
LG
1は、脱離基であり、それはアミンによる芳香族求核置換を受けることができ、例えばF、Cl、Br、CN、OM、OTfまたはOTであり、そして
LG
2はOHまたは脱離基であり、それは芳香族アミンによる求核置換を受けることができ、例えば(C
1−C
4)−アルコキシ、F、Cl、BrまたはOC(O)−(C
1−C
4)−アルキルまたは−ペンタフルオロフェノキシである。
【0510】
式1の酸の保護による式2のエステルの形成は、当業者に知られている方法によって実施することができ、そして文献、例えば、P. J. Kocienski, Protecting Groups, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1994 または T. W. Greene, P. G. M. Wuts, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley, New York, 1999)に記載された手順に従って、またはそれと同様に標準条件下で、好ましくは、酸性条件下で式1の酸をそれぞれのアルコールと反応させることによって実施できる。
【0511】
式2の化合物の脱離基を式3のアミンで置換して式4の化合物を形成することは、一般に生の条件下で、または適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施され、それは、好ましくはさらなる塩基、例えば、アミン塩基、例えばTEA、DIPEAもしくはN−メチルモルホリン、またはアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸水素塩、炭酸塩もしくは水酸化物、例えばナトリウム、カリウムもしくはリチウムの炭酸水素塩、炭酸塩もしくは水酸化物もしくは炭酸セシウムの存在下で実施される。反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から250℃まで、より好ましくは20℃から150℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0512】
式4のエステルを切断して式13の酸を形成することは、当業者に知られている方法によって実施することができ、そして文献例えば、P. J. Kocienski, Protecting Groups, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1994 または T. W. Greene, P. G. M. Wuts, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley, New York, 1999)に記載された手順に従って、またはそれと同様に標準条件下で、好ましくは、場合によりさらなる溶媒、例えばエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタンもしくはアルコール、例えばメタノール、エタノールもしくはプロパノール、または溶媒の混合物の存在下で、式4のエステルを水性酸、例えば塩酸もしくは硫酸と、または水性塩基、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩もしくは水酸化物、例えばナトリウム、カリウムもしくはリチウムの炭酸塩もしくは水酸化物もしくは炭酸セシウムと反応させることによって実施することができる。反応温度は、一般に、0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から100℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0513】
式13の酸を式10のアミノ化合物とカップリングさせて式14のアミドにすることは、一般に活性化剤、例えばCDI、DCC、EDC、HOAt、HOBt、HATU、TOTU、TBTU、BEP、PyBOPまたはそれらの組合せ、および場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施される。反応温度は、一般に30℃から200℃まで、好ましくは−20℃から80℃まで、より好ましくは0℃から20℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。式13の酸は、その塩、例えばそのナトリウム塩の形態で反応にかけることができる。また、それは、アミンとのカップリング前に、標準的な変換によって活性化誘導体、例えば酸塩化物または酸無水物に変換することもできる。式10のアミンは、その塩の形態で、例えば塩酸塩またはトリフレート塩として反応にかけることができ、その場合、通常、さらなる当量の塩基が反応に加えられる。
【0514】
式14のニトロ基の式15の化合物への還元は、一般に適した触媒、例えば、パラジウム触媒またはラネー−ニッケル触媒または均質なパラジウム錯体の存在下、水素雰囲気下、通常、周囲圧力でまたは50barまでの高い圧力、好ましくは5barまでの圧力で、または異なる水素供給源、例えばギ酸の存在下のいずれかで、適した溶媒、好ましくはアルコール、例えばメタノール、エタノールもしくはプロパノール、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチルエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、または溶媒の混合物中、0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から60℃までの反応温度で、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までの反応時間で実施されるか、または、別法として、それは、塩化スズ(II)の存在下、適した溶媒、例えばエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル中、0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から80℃までの反応温度で、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までの反応時間で実施される。
【0515】
式15の化合物を式6(式中、LG
2はOHである)の化合物と反応させて式16のアミドを形成することは、一般に活性化剤、例えばCDI、DCC、EDC、HOAt、HOBt、HATU、TOTU、TBTU、BEP、PyBOPまたはそれらの組み合わせ、および場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施される。反応温度は、一般に30℃から200℃まで、好ましくは−20℃から80℃まで、より好ましくは0℃から20℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。式6の酸は、その塩、例えばそのナトリウム塩の形態で反応にかけることができる。式15の化合物と式6(式中、LG2は脱離基であり、それは芳香族アミンによる求核置換を受けることができ、例えば(C
1−C
4)−アルコキシ、F、Cl、BrまたはOC(O)−(C
1−C
4)−アルキルまたは−ペンタフルオロフェノキシである)の化合物との反応は、一般に適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中、そして場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下で実施される。反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは0℃から150℃まで、より好ましくは20℃から100℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0516】
式16の化合物の式12のベンゾイミダゾールへの環化は、一般に生の条件下で、または適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン中、好ましくは酸、例えば塩酸またはトリフルオロ酢酸または硫酸の存在下、より好ましくは無水ジオキサン中の塩酸の存在下で実施され、反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から250℃まで、より好ましくは80℃から200℃までであり、そして反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に5分から6日まで、好ましくは5分から16時間までである。
【0517】
式12の化合物の式Iの化合物への変換は、スキーム1の反応順序に記載したように実施することができる。
【0518】
別法として、式Iの化合物は、スキーム3に記載したように製造することができる。
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
これは、
a)式1の化合物を式10のアミンと反応させて式17のアミドを形成すること、
b)式17の化合物の脱離基を式3のアミンで置換して式14の化合物を形成すること、
c)式14のニトロ基を式15の化合物に還元すること、
d)式15の化合物を式6の化合物と反応させて式16のアミドを形成すること、
e)式16の化合物を式12のベンゾイミダゾールに環化すること、および
f)式12の化合物を式Iの化合物に変換すること、
または別法として、式16の化合物を式17の化合物に変換し、続いて式17の化合物を式Iの化合物に環化することを含み、
ここで、式1、3、6、10、12、14、15、16および17の化合物中、R
1、 R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、nおよびZは、式Iに定義されたとおりであり、
R
aは、1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.−Bu、または−CH
2−フェニルであり、それは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、
R
bは、CO
2R
cであり、R
cは1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.−Bu、または−CH
2−フェニルであり、それは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、またはR
cはWang樹脂のような固体支持体である。
LG
1は、脱離基であり、それはアミンによる芳香族求核置換を受けることができ、例えばF、Cl、Br、CN、OM、OTfまたはOTであり、そして
LG
2は、OHまたは脱離基であり、それは芳香族アミンによる求核置換を受けることができ、例えば(C
1−C
4)−アルコキシ、F、Cl、BrまたはOC(O)−(C
1−C
4)−アルキルまたは−ペンタフルオロフェノキシである。
【0520】
式1の酸を式10のアミノ化合物とカップリングさせて式17のアミドにすることは、一般に活性化剤、例えばCDI、DCC、EDC、HOAt、HOBt、HATU、TOTU、TBTU、BEP、PyBOPまたはそれらの組合せ、および場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施される。反応温度は、一般に30℃から200℃まで、好ましくは−20℃から80℃まで、より好ましくは0℃から20℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。式1の酸は、その塩、例えばそのナトリウム塩の形態で反応にかけることができる。また、それは、アミンとのカップリング前に、標準的な変換によって活性化誘導体、例えば酸塩化物または酸無水物に変換することもできる。式10のアミンは、その塩の形態で、例えば塩酸塩またはトリフレート塩として反応にかけることができ、その場合、通常、さらなる当量の塩基が反応に加えられる。
【0521】
式17の化合物の脱離基を式3のアミンで置換して式14の化合物を形成することは、一般に生の条件下で、または適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施され、それは、好ましくはさらなる塩基、例えばアミン塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンまたはアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸水素塩、炭酸塩もしくは水酸化物、例えばナトリウム、カリウムもしくはリチウムの炭酸水素塩、炭酸塩もしくは水酸化物もしくは炭酸セシウムの存在下で実施される。反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から250℃まで、より好ましくは20℃から150℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0522】
式14のニトロ基の式15の化合物への還元は、一般に適した触媒の存在下で、例えばパラジウム触媒またはラネー−ニッケル触媒または均質なパラジウム錯体水素雰囲気下、通常、周囲圧力で、または50barまでの高い圧力で、好ましくは5barまでの圧力で、またはギ酸のような異なる水素供給源の存在下のいずれかで、適した溶媒、好ましくはアルコール、例えばメタノール、エタノールもしくはプロパノール、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、エーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、または溶媒の混合物中、0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から60℃までの反応温度で、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までの反応時間で実施されるか、または別法として、それは、塩化スズ(II)の存在下、適した溶媒、例えばエステル、例えば酢酸エチルまたは酪酸エチル中、0℃から250℃までの反応温度で、好ましくは20℃から150°まで、より好ましくは20℃から80℃まで、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までの反応時間で実施される。
【0523】
式15の化合物を式6(式中、LG
2はOHである)の化合物と反応させて式16のアミドを形成することは、一般に活性化剤、例えばCDI、DCC、EDC、HOAt、HOBt、HATU、TOTU、TBTU、BEP、PyBOPまたはそれらの組合せ、および場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下、適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中で実施される。反応温度は、一般に30℃から200℃まで、好ましくは−20℃から80℃まで、より好ましくは0℃から20℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。式6の酸は、その塩、例えばそのナトリウム塩の形態で反応にかけることができる。式15の化合物と式6(式中、LG
2は脱離基であり、それは芳香族アミンによる求核置換を受けることができ、例えば(C
1−C
4)−アルコキシ、F、Cl、BrまたはOC(O)−(C
1−C
4)−アルキルまたは−ペンタフルオロフェノキシである)の化合物との反応は、一般に適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはエステル、例えば酢酸エチルもしくは酪酸エチル、またはアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミドもしくはN,N−ジメチルアセトアミドもしくはN−メチル−ピリドン中、または溶媒の混合物中、そして場合によりさらなる塩基、例えばTEA、DIPEAまたはN−メチルモルホリンの存在下で実施される。反応温度は、一般に、0℃から250℃まで、好ましくは0℃から150℃まで、より好ましくは20℃から100℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。
【0524】
式16の化合物の式12のベンゾイミダゾールへの環化は、一般に生の条件下で、または適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン中、好ましくは酸、例えば塩酸またはトリフルオロ酢酸または硫酸の存在下、より好ましくは無水ジオキサン中の塩酸の存在下で実施され、反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から250℃まで、より好ましくは80℃から200℃までであり、そして反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に5分から6日まで、好ましくは5分から16時間までである。
【0525】
式12の化合物の式Iの化合物への変換は、スキーム1の反応順序に記載したように実施することができる。
【0526】
別法として、式16の化合物の式17の化合物への変換(式中、R
bはCO
2R
cであり、R
cは1、2、3、4、5または6個の炭素原子を有するアルキル、例えばMe、Et、nPr、iPr、n−Bu、sec−Buもしくはtert.−Bu、または−CH
2−フェニルであり、それは置換されてもよく、例えばBnまたはパラ−メトキシベンジルであり、またはRcはWang樹脂のような固体支持体であり、そしてZはCO
2Hである)は、当業者に知られている方法によって実施することができ、そして文献、例えばP. J. Kocienski, Protecting Groups, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1994 または T. W. Greene, P. G. M. Wuts, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley, New York, 1999)に記載された手順に従って、またはそれと同様に標準条件下で、好ましくは、場合によりさらなる溶媒、例えばエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン、またはアルコール、例えばメタノール、エタノールもしくはプロパノールまたは溶媒の混合物の存在下で、式12のエステルを、酸、例えば塩酸、トリフルオロ酢酸もしくは硫酸と、または水性塩基、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩もしくは水酸化物、例えばナトリウム、カリウムもしくはリチウムの炭酸塩もしくは水酸化物もしくは炭酸セシウムと反応させることによって実施することができる。反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から150℃まで、より好ましくは20℃から100℃までである。反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に15分から6日まで、好ましくは15分から16時間までである。その後、式17の化合物の式I(式中、ZはCO
2Hである)の化合物への環化は、一般に生の条件下で、または適当な不活性溶媒、例えば炭化水素もしくは塩素化炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、またはエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジブチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン中、好ましくは酸、例えば塩酸またはトリフルオロ酢酸または硫酸の存在下、より好ましくは無水ジオキサンの塩酸の存在下で実施され、反応温度は、一般に0℃から250℃まで、好ましくは20℃から250℃まで、より好ましくは80℃から200℃までであり、そして反応時間は、混合物の組成および選ばれた温度範囲に応じて、一般に5分から6日まで、好ましくは5分から16時間までである。
【0527】
化合物の別の製造方法は、実施例に記載されており、また本発明の一部である。式1、3、6および10の出発化合物は、商業的に入手可能であるか、または文献に記載された手順に従って熟練技術者によって製造することができる。
【0528】
本発明の別の主題は、任意の立体異性体形態または任意の比率の立体異性体形態の混合物にある式Iの化合物およびその塩、およびそれらのいずれかの溶媒和物の合成で生じる新規な中間体、ならびに中間としてのその使用である。また、本発明は、上記中間体および出発化合物のすべての互変異性体形態を含む。式Iの化合物に関して上に記載されたすべての説明および上に明記された実施態様は、上記中間体に対して同様に適用される。本発明の別の主題は、特に、本明細書に開示された新規な特定の中間体である。それと独立して、それらが遊離化合物としておよび/または特定の塩として開示されるかどうかにかかわらず、遊離化合物の形態およびそれらの塩の形態、そして特定の塩が開示される場合、さらにこの特定の塩の形態、およびそのいずれかの溶媒和物の形態にあるそれらは、いずれも本発明の主題である。
【0529】
式Iの化合物の上記合成に用いるすべての反応は、それ自体で当業者によく知られており、そして文献、例えばHouben-Weyl, Methoden der Organischen Chemie (Methods of Organic Chemistry), Thieme-Verlag, Stuttgart, またはOrganic Reactions, John Wiley & Sons, New Yorkに記載された手順に従って、またはそれと同様に標準条件下で実施することができる。所望により、得られた式Iの化合物および任意の中間体化合物は、慣用の精製手順によって、例えば再結晶またはクロマトグラフィーによって精製することができる。すでに記載したように、酸性または塩基性基を含む上記合成に用いるすべての出発化合物および中間体は、塩の形態で用いることもでき、そしてすべての中間体および最終的な標的化合物は、塩の形態で得ることもできる。同様に上に記載したように、特定の場合の状況に応じて、化合物の合成中の望ましくない反応経過または副反応を回避するために、一般に、保護基を導入することによって官能基を一時的にブロックし、その後の合成段階でそれを脱保護するか、または、所望の官能基に後で変換される前駆体基の形態の官能基を導入することが必要でありうるか、または好都合でありうる。保護基の例としては、アシル基またはアルキルオキシカルボニル基であることができるアミノ保護基、例えば、トリフルオロ酢酸(=TFA)による処理によって除去することができるtert−ブチルオキシカルボニル基(=Boc)、接触水素化によって除去することができるベンジルオキシカルボニル基、またはピペリジンによる処理によって除去することができるフルオレン−9−イルメトキシカルボニル基、およびエステル基として保護することができるカルボン酸基の保護基、例えば、トリフルオロ酢酸による処理によって脱保護することができるtert−ブチルエステル、または接触水素化によって脱保護することができるベンジルエステルを挙げることができる。前駆体基の例としては、還元によって、例えば接触水素化によってアミノ基に変換することができるニトロ基、または例えば接触水素化によってテトラヒドロフラン基に変換することができるフラン基を挙げることができる。このような合成戦略、ならびに特定の場合に適した保護基および前駆体基は、当業者に知られている。
【0530】
略語のリスト:
2−ブロモ−1−エチル−ピリジニウムテトラフルオロボレート BEP
ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート PyBoP
ジクロロメタン DCM
ジエチルアミン DEA
4−ジメチルアミノピリジン DMAP
N,N−ジイソプロピルエチルアミン DIPEA
N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド DIC
1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド−塩酸塩 EDC
N,N−ジメチルホルムアミド DMF
電子スプレーイオン化ポジティブモード ESI+またはESI
エタノール EtOH
酢酸エチル EtOAc
ヘプタン Hep
高圧液体クロマトグラフィー HPLC
時間 h
1−ヒドロキシアザベンゾトリアゾール HOAT
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール HOBT
液体クロマトグラフィー LC
メタノール MeOH
質量分析法 MS
O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチル
ウロニウムヘキサフルオロホスフェート HATU
予め調整した precond.
イソプロパノール iPrOH
保持時間 Rt
逆相 RP
室温 rt
分離 sep.
テトラヒドロフラン THF
トリエチルアミン TEA
トリフルオロ酢酸 TFA
【0531】
以下の実施例により、本発明を説明する。
【0532】
塩基性基を含む実施例化合物が、逆相(RP)カラム材料上でHPLCによって精製され、そして慣用的に、溶離液が水、アセトニトリルおよびトリフルオロ酢酸、酢酸またはギ酸の混合物であったときは、それらの化合物は、蒸発または凍結乾燥条件のような処理の詳細に応じて、トリフルオロ酢酸、酢酸またはギ酸との酸付加塩の形態で部分的に得られた。実施例化合物およびそれらの式の名称において、このように含有された任意のトリフルオロ酢酸、酢酸またはギ酸は、明記されていない。同様に、処理中に塩基性基を含有する実施例化合物を塩酸で処理したとき、それらは、さらなる蒸発または凍結乾燥条件に応じてそれらの塩酸塩として部分的に得られた。実施例化合物およびそれらの式の名称において、このように含有された任意の塩酸は、明記されていない。
【0533】
分析LCMS方法の説明:
1_1_1:
Agilent 1100、Zorbax、3.5μM、2
*50mm、
A:H2O+0.05%TFA、B:メタノール+0.05%TFA、
97:3(0分)→80:20(0.2分)、そして→0:100(3.7分から4.1分まで保持する)、そして→97:3(4.11から4.60分まで保持する)
1.2ml/分、カラム温度:50℃
ABI Sciex、API 100、単一四重極子、1スキャン/秒、160〜800
1_2_1:
Agilent 1100、Zorbax、3.5μM、2
*50mm、
A:H2O+0.05%TFA、B:メタノール+0.05%TFA;
97:3(0分)→80:20(0.2分)、そして→0:100(3.7分から4.1分まで保持する)、そして→97:3(4.11から4.60分まで保持する)
1,0ml/分/室温
ABI Sciex、API 100、単一四重極子、1スキャン/秒、160〜800
2_1_1:
Javelin C18、2
*20mm(2つのカラムを使用する)、5μ
A:H2O+0.1%TFA、B:CH3CN+0.08%TFA、
98:2(0分から0.2分まで保持する)→20:80(5.0分)、そして0:→100(5.2分、5.2分から5.4分まで保持する)、そして→98:2(6.2分、6.2分から6.4分まで保持する)
1.0ml/分/室温
ABI Sciex、API 100、単一四重極子、走査時間2秒、120〜1000
3_1_1:
Merck Chromolith FastGrad. RP-18e、50×2mm、0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 98:2(0.2分)→2:98(2.4分)→2:98(3.2分)→98:2(3.3分)→98:2(4分)2,0ml/分;2,0ml/分、50℃;Waters LCT classic TOF-MS、質量175〜1500の走査時間0.33秒
3_2_1:
Merck Chromolith FastGrad. RP-18e、50×2mm、0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 98:2(0.2分)→2:98(2.4分)→2:98(3.2分)→98:2(3.3分)→98:2(4分)、2,4ml/分;2,4ml/分、50℃;Waters LCT classic TOF-MS、質量175〜1500の走査時間0.33秒
4_1_1:
【0534】
Waters UPLC BEH C18 2,1
*50mm;1.7μ、H2O+0.1%FA:AcN+0.08%FA 95:5(0分)→5:95(1.1分)→5:95(1.7分)→95:5(1.8分)→95:5(2分)、0.9ml/分 55℃;Waters SQD Single Quadropol、質量120〜1200の走査時間0.5秒
5_1_1:
Waters XBridge C18 4.6
*50mm;2,5μ、H2O+0.1%FA:AcN+0.08%FA 97:3(0分)→40:60(3.5分)→2:98(4分)→2:98(5分)→97:3(5.2分)→97:3(6.5分);1,3ml/分/室温;Waters Ultima Triple Quad MS、質量100〜1200の走査時間0.75秒
5_2_1:
Waters XBridge C18 4.6
*50mm;2,5μ,H2O+0.1%FA:AcN+0.1%FA 97:3(0分)→40:60(3.5分)→2:98(4分)→2:98(5分)→97:3(5.2分)→97:3(6.5分);1,3ml/分 45℃;Waters ZQ Single Quadrupol、質量100〜1200の走査時間0.5秒
5_3_1:
WatersXBridgeC18、4,6
*50、2,5μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→95:5(0.2分)→5:95(2,4分)→5:95(3,2分)、→95:5(3,3分)→95:5(4,0分);1,7ml/分、40℃;Waters LCT classic TOF-MS、質量175〜1500の走査時間0.33秒
5_4_1:
WatersXBridgeC18、4,6
*50、2,5μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→95:5(0.2分)→5:95(2,4分)→5:95(3,5分)、→95:5(3,6分)→95:5(4,5分)、1,7ml/分、40℃;Waters LCT classic TOF-MS、質量175〜1500の走査時間0.33秒
5_5_1:
WatersXBridgeC18、4,6
*50、2,5μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→95:5(0.2分)→5:95(2,4分)→5:95(3,5分)→95:5(3,6分)→95:5(4,5分)、1,7ml/分、50℃;Waters LCT classic TOF-MS、質量175〜1500の走査時間0.33秒
5_6_1:
【0535】
WatersXBridgeC18、4,6
*50、2,5μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→5:95(2,6分)→5:95(3,0分)→95:5(3,1分)、→95:5(4.0分)、1,7ml/分、40℃;Waters LCT classic TOF-MS、質量175〜1500の走査時間0.33秒
5_7_1:
WatersXBridgeC18、4,6
*50、2,5μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→95:5(0.3分)→5:95(3.5分)→5:95(4分);1,7ml/分、40℃;Waters LCT classic TOF-MS、質量175〜1500の走査時間0.33秒
6_1_1:
YMC-Pack Jsphere H80 33
*2.1、4μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→5:95(3.7分);1ml/分;室温;Waters LCT classic TOF-MS、8-channel Mux、質量100〜1500の走査時間0.15秒
6_2_1:
YMC-Pack Jsphere H80 33
*2.1、4μ、H2O+0.1%FA:AcN+0.08%FA 95:5(0分)→5:95(2.5分);1,3ml/分 室温;Waters Ultima Triple Quad MS、質量100〜1200の走査時間0.8秒
6_2_2:
YMC-Pack Jsphere H80 33
*2.1、4μ、H2O+0.1%FA:AcN+0.08%FA95:5(0分)→5:95(2.5分);1,3ml/分 室温;Waters Ultima Triple Quad MS、質量100〜1200の走査時間0.5秒
6_3_1:
YMC-Pack Jsphere H80 33
*2.1、4μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→5:95(2.5分)→95:5(3.2分);1,3ml/分 室温;Waters LCT classic TOF-MS、質量170〜1300の走査時間0.33秒
6_4_1:
YMC-Pack Jsphere H80 33
*2.1、4μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→5:95(2.5分);1,3ml/分 室温;Waters LCT classic TOF-MS、質量170〜1300の走査時間0.33秒
6_5_1:
【0536】
YMC-Pack Jsphere H80 33
*2.1、4μ、H2O+0.05%TFA:AcN+0.05%TFA 95:5(0分)→95:5(0.5分)→5:95(3.5分)→5:95(4分);1,3ml/分 室温;Waters LCT classic TOF-MS、質量175〜1500の走査時間0.33秒
6_6_1:
YMC-Pack Jsphere H80 33
*2.1、4μ、H2O+0.05%TFA:CH3OH+0.05%TFA 98:2(1分)→5:95(5.0分)→5:95(6.25分);1,0ml/分/室温;Waters LCT classic TOF-MS、8-channel Mux、質量100〜1500の走査時間0.15秒
7_1_1:
カラム:YMC-Pack Jsphere ODS H80 20×2.1mm、4μm、流量:1.0ml/分;勾配(溶離液A=H2O+0.05%TFA、溶離液B=アセトニトリル)2.0分かけてA:B 96:4→5:95、次いで2.4分まで5:95、次いで2.45分までに96:4へ;イオン化ESI+(質量110〜1000の走査)
8_1_1:
カラム:Phenomenex 10×2mm、4μm;流量:1.1ml/分;勾配(溶離液A=H2O+0.05%TFA、溶離液B=アセトニトリル)
1.2分かけてA:B 93:7→5:95、次いで1.4分まで5:95、次いで1.45分までに93:7へ;イオン化ESI+(質量110〜1000の走査)。
【0537】
実施例1:1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
【0538】
a)1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸メチルエステル
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF3ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸160mg(中間体の製造は、下に記載する)の溶液にHOAT73mg、EDC131mgおよびDIPEA 0.16mlを0℃で加えた。15分後、メチル1−アミノ−シクロヘプタンカルボキシレート塩酸塩100mgおよびDIPEA0.16mlを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして2M水性塩酸を添加してpHを3に調整した。反応物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物をHPLCによって精製して1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸メチルエステル200mg(85%)を得た。
C
27H
35N
3O
3S(481.66)、LCMS(方法3_2_1):Rt=1.46分、m/z=482.26[M+H]
+
【0539】
b)1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸メチルエステル400mgをエタノール4mlおよびTHF2mlに溶解し、そして2M水酸化ナトリウム水溶液4mlを加えた。室温で一夜撹拌した後、2M水性塩酸を添加して反応混合物をpH3にし、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して1−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−シクロヘプタンカルボン酸100mg(26%)を得た。
C
26H
33N
3O
3S(467.63)、LCMS(方法3_2_1):
Rt=1.38分、m/z=468.21[M+H]
+
【0540】
以下の実施例は、施例1と同様に製造した:
【0541】
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
【0542】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0543】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0544】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0545】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【0546】
【表6】
[この文献は図面を表示できません]
【0547】
【表7】
[この文献は図面を表示できません]
【0548】
【表8】
[この文献は図面を表示できません]
【0549】
【表9】
[この文献は図面を表示できません]
【0550】
【表10】
[この文献は図面を表示できません]
【0551】
【表11】
[この文献は図面を表示できません]
【0552】
【表12】
[この文献は図面を表示できません]
【0553】
【表13】
[この文献は図面を表示できません]
【0554】
【表14】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
【表15】
[この文献は図面を表示できません]
【0556】
【表16】
[この文献は図面を表示できません]
【0557】
【表17】
[この文献は図面を表示できません]
【0558】
【表18】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
実施例80:(S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
【0560】
a)(S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF1ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸55mgの溶液にHOBT26mg、EDC37mgおよびDIPEA0.05mlを0℃で加えた。15分後、L−ロイシンtert−ブチルエステル塩酸塩100mgおよびDIPEA0.05mlを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして2M水性塩酸を添加してpHを3に調整した。反応物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。(S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル75mg(88%)を得た。
C
28H
43N
3O
3(485.67)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.30分、m/z=486.45[M+H]
+
【0561】
b)(S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル75mgをジクロロメタン0.6mlに溶解し、そしてトリフルオロ酢酸0.18μlを加えた。室温で一夜撹拌した後、反応混合物を濃縮した。残留物を1M水酸化ナトリウム水溶液に溶解し、そして2M水性塩酸を添加して沈澱させた。固形物を酢酸エチルに溶解し、硫酸ナトリウムで濃縮し、そして乾燥した。得られた残留物にペンタンを添加して沈澱させた。(S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸23mg(35%)を得た。
C
24H
35N
3O
4(429.26)、LCMS(方法6_3_1):Rt=1.28分、m/z=430.24[M+H]
+
【0562】
以下の実施例は、実施例80と同様に製造した:
【0563】
【表19】
[この文献は図面を表示できません]
【0564】
【表20】
[この文献は図面を表示できません]
【0565】
【表21】
[この文献は図面を表示できません]
【0566】
【表22】
[この文献は図面を表示できません]
【0567】
【表23】
[この文献は図面を表示できません]
【0568】
【表24】
[この文献は図面を表示できません]
【0569】
実施例107:(S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
Wang樹脂(ノバビオケム(NovaBioChem)70〜90メッシュ(装填容量(loading capacity)1.3mmol/g)300mgに、(S)−3−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニルアミノ)−5−メチル−ヘキサン酸430mg、DIC173mg、およびDMAP14mgを、20mlシンチレーションビン中のDMFに加えた。反応物を室温に18時間保持した。Fmoc基を脱保護するため、DMF中の50%ピペリジンを加え、そして反応物を室温で30分間保持した。その後、樹脂をDMFで十分に洗浄した。アミド形成のため、樹脂を、室温でDMF中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸217mg、HOBt185mg、およびDIC173mgと18時間反応させた。次のステップでは、樹脂を、室温でDMF中の1−エチル−プロピルアミン680mgと24時間反応させることによって求核置換を達成した。その後、室温でDMF中の1M SnCl
210mlと23時間反応させることによってニトロ基の還元を行った。次いで、乾燥DMF中の樹脂に、2−チエニル酢酸139mg、HATU371mgおよびDIPEA250mgを加え、そして反応物を室温で4時間放置してアミド形成を達成した。樹脂からの切断は、95%水性TFA3mlと2時間反応させることによって行った。次いで、さらに95%水性TFA2ml、アセトニトリル3mlおよび水3mlを加え、そして切断溶液を60℃に24時間加熱した。濾過した後、溶媒を除去し、そして得られた残留物をHPLCによって精製して(S)−3−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−5−メチル−ヘキサン酸37mg(8%)を得た。
C
25H
33N
3O
3S(455.62)、LCMS(方法6_1_1):Rt=1.62分、m/z=456.40[M+H]
+
【0570】
以下の実施例は、実施例107と同様に製造した:
【0571】
【表25】
[この文献は図面を表示できません]
【0572】
【表26】
[この文献は図面を表示できません]
【0573】
【表27】
[この文献は図面を表示できません]
【0574】
【表28】
[この文献は図面を表示できません]
【0575】
【表29】
[この文献は図面を表示できません]
【0576】
【表30】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
【表31】
[この文献は図面を表示できません]
【0578】
【表32】
[この文献は図面を表示できません]
【0579】
【表33】
[この文献は図面を表示できません]
【0580】
【表34】
[この文献は図面を表示できません]
【0581】
【表35】
[この文献は図面を表示できません]
【0582】
実施例164:(S)−2−{[1−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
a)(S)−2−[4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF7.5ml中のチオフェン−2−イル酢酸469mgの溶液に、HOAT449mg、EDC633mgおよびDIPEA0.75mlを0℃で加えた。30分後、(S)−2−[3−アミノ−4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル1259mgおよびDIPEA0.75mlを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物をHPLCによって精製して(S)−2−[4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル250mg(15%)を得た。
C
30H
45N
3O
4S(543.77)、LCMS(方法6_3_1):Rt=2.35分、m/z=544.27[M+H]
+
【0584】
b)(S)−2−{[1−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−[4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチル−アミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル80mgおよび塩酸(ジオキシン中4M)2mlを、マイクロ波反応器中で100℃に2分間および130℃に15分間加熱した。次いで、反応物を真空で濃縮し、そして生成した残留物をHPLCによって精製して(S)−2−{[1−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸3mg(4%)を得た。
C
26H
35N
3O
3S(469.65)、LCMS(方法6_3_1):Rt=1.50分、m/z=470.23[M+H]
+
【0585】
以下の実施例は、実施例164と同様に製造した:
【0586】
【表36】
[この文献は図面を表示できません]
【0587】
実施例167:2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シクロヘキシルメチル−2−ヒドロキシ−エチル)−アミド
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−アミノ−3−シクロヘキシル−プロパン−1−オール47mgおよびDIPEA0.14mlを乾燥THF2mlに溶解した。混合物を−10℃に冷却し、そして乾燥THF1ml中の2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニルクロリド67mgを加えた。混合物を、水分排除下、−10℃で15分間、次いで、室温で一夜撹拌した。次いで、それを濾過し、フィルターを酢酸エチル10mlで洗浄した。濾液を蒸発させ、残留物を酢酸エチル20mlに溶解し、そして5%NaHCO
3 20mlで抽出した。有機相を乾燥し、蒸発させ、そして残留物をHPLCによって精製して2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シクロヘキシルメチル−2−ヒドロキシ−エチル)−アミド24mg(27%)を得た。
C
28H
43N
3O
2(453.67)、LCMS(方法6_3_1):Rt=1.57分、m/z=454.31[M+H]
+
【0588】
以下の実施例は、実施例167と同様に製造した:
【0589】
【表37】
[この文献は図面を表示できません]
【0590】
【表38】
[この文献は図面を表示できません]
【0591】
【表39】
[この文献は図面を表示できません]
【0592】
【表40】
[この文献は図面を表示できません]
【0593】
【表41】
[この文献は図面を表示できません]
【0594】
【表42】
[この文献は図面を表示できません]
【0595】
【表43】
[この文献は図面を表示できません]
【0596】
【表44】
[この文献は図面を表示できません]
【0597】
【表45】
[この文献は図面を表示できません]
【0598】
【表46】
[この文献は図面を表示できません]
【0599】
【表47】
[この文献は図面を表示できません]
【0600】
実施例215:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シクロブチルカルバモイル−3−メチル−ブチル)−アミド
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
反応バイアルにシクロブチルアミン10mg、HOAt20mg、(S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸53mgを入れた。次いで、DMF1ml中のDIPEA0.11ml、続いてDMF0.5ml中のPyBrOP67mgを加えた。反応物を室温で一夜振盪し、次いで濾過し、そしてHPLCによって精製して1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シクロブチルカルバモイル−3−メチル−ブチル)−アミド39mg(74%)を得た。
C
28H
28N
4O
2S(494.70)、LCMS(方法6_3_1):Rt=1.50分、m/z=495.18[M+H]
+
【0601】
以下の実施例は、実施例215と同様に製造した:
【0602】
【表48】
[この文献は図面を表示できません]
【0603】
【表49】
[この文献は図面を表示できません]
【0604】
【表50】
[この文献は図面を表示できません]
【0605】
【表51】
[この文献は図面を表示できません]
【0606】
【表52】
[この文献は図面を表示できません]
【0607】
【表53】
[この文献は図面を表示できません]
【0608】
【表54】
[この文献は図面を表示できません]
【0609】
【表55】
[この文献は図面を表示できません]
【0610】
【表56】
[この文献は図面を表示できません]
【0611】
【表57】
[この文献は図面を表示できません]
【0612】
【表58】
[この文献は図面を表示できません]
【0613】
【表59】
[この文献は図面を表示できません]
【0614】
【表60】
[この文献は図面を表示できません]
【0615】
【表61】
[この文献は図面を表示できません]
【0616】
【表62】
[この文献は図面を表示できません]
【0617】
【表63】
[この文献は図面を表示できません]
【0618】
【表64】
[この文献は図面を表示できません]
【0619】
【表65】
[この文献は図面を表示できません]
【0620】
【表66】
[この文献は図面を表示できません]
【0621】
【表67】
[この文献は図面を表示できません]
【0622】
【表68】
[この文献は図面を表示できません]
【0623】
【表69】
[この文献は図面を表示できません]
【0624】
【表70】
[この文献は図面を表示できません]
【0625】
【表71】
[この文献は図面を表示できません]
【0626】
【表72】
[この文献は図面を表示できません]
【0627】
【表73】
[この文献は図面を表示できません]
【0628】
【表74】
[この文献は図面を表示できません]
【0629】
【表75】
[この文献は図面を表示できません]
【0630】
【表76】
[この文献は図面を表示できません]
【0631】
【表77】
[この文献は図面を表示できません]
【0632】
【表78】
[この文献は図面を表示できません]
【0633】
【表79】
[この文献は図面を表示できません]
【0634】
【表80】
[この文献は図面を表示できません]
【0635】
【表81】
[この文献は図面を表示できません]
【0636】
【表82】
[この文献は図面を表示できません]
【0637】
【表83】
[この文献は図面を表示できません]
【0638】
【表84】
[この文献は図面を表示できません]
【0639】
【表85】
[この文献は図面を表示できません]
【0640】
【表86】
[この文献は図面を表示できません]
【0641】
【表87】
[この文献は図面を表示できません]
【0642】
【表88】
[この文献は図面を表示できません]
【0643】
【表89】
[この文献は図面を表示できません]
【0644】
【表90】
[この文献は図面を表示できません]
【0645】
【表91】
[この文献は図面を表示できません]
【0646】
【表92】
[この文献は図面を表示できません]
【0647】
【表93】
[この文献は図面を表示できません]
【0648】
実施例408:((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイルアミノ)−酢酸
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0649】
a)((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイルアミノ)−酢酸tert.−ブチルエステル
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF1ml中の(S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタン酸100mgの溶液に、HOAT12mg、EDC41mgおよびDIPEA0.13mlを0℃で加えた。15分後、グリシンtert.−ブチルエステル塩酸塩30mgおよびDIPEA0.03mlを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを3に調整した。反応物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物をHPLCによって精製して((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイルアミノ)−酢酸tert.−ブチルエステル32mg(32%)を得た。
C
30H
42N
4O
4S(554.75)、LCMS(方法5_3_1):Rt=2.30分、m/z=555.23[M+H]
+
【0650】
b)((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイルアミノ)−酢酸
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイルアミノ)−酢酸tert.−ブチルエステル32mgを、室温で一夜かけてジオキサン中の4M塩酸0.8mlと反応させた。次いで、反応混合物を真空で濃縮して((S)−2−{[1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニル]−アミノ}−4−メチル−ペンタノイルアミノ)−酢酸28mg(91%)を得た。
C
26H
34N
4O
4S(498.64)、LCMS(方法5_5_1):Rt=1.91分、m/z=499.20[M+H]
+
【0651】
以下の実施例は、実施例408と同様に製造した:
【0652】
【表94】
[この文献は図面を表示できません]
【0653】
以下の実施例は、Waters Alliance 2695系(流速1ml/分)を用いる分取HPLCまたはThar系を用いるSFCのいずれかによって、キラル固定相を用いてジアステレオマー混合物を分離した後、得られた。分離条件を下に記載する。(以下の表に記載された化合物において、アミノ酸の絶対配置は、図示したとおりであり、分離されたジアステレオマーは、メチル−シクロヘキシルアミンまたはメチルシクロペンチルアミン部分のジアステレオマー形態である)。
【0654】
【表95】
[この文献は図面を表示できません]
【0655】
【表96】
[この文献は図面を表示できません]
【0656】
【表97】
[この文献は図面を表示できません]
【0657】
【表98】
[この文献は図面を表示できません]
【0658】
【表99】
[この文献は図面を表示できません]
【0659】
【表100】
[この文献は図面を表示できません]
【0660】
【表101】
[この文献は図面を表示できません]
【0661】
以下のエナンチオマーまたはジアステレオマーは、以下の表に示すように1ml/分の流速でWaters Alliance 2695系およびキラルカラムおよび溶媒混合物を用いる分取HPLCによってラセミ体またはジアステレオマー混合物を分離した後に得られた。場合によっては、エピマーからなる出発混合物となる分子中には、アミノ酸またはアミノアルコールキラル中心で複数のキラル中心が存在する。
【0662】
【表102】
[この文献は図面を表示できません]
【0663】
【表103】
[この文献は図面を表示できません]
【0664】
【表104】
[この文献は図面を表示できません]
【0665】
【表105】
[この文献は図面を表示できません]
【0666】
【表106】
[この文献は図面を表示できません]
【0667】
【表107】
[この文献は図面を表示できません]
【0668】
【表108】
[この文献は図面を表示できません]
【0669】
【表109】
[この文献は図面を表示できません]
【0670】
実施例472:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−ブチル]−アミド
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0671】
a)1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シアノメチル−3−メチル−ブチル)−アミド
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF50ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸4.93gの溶液に、HOAT2.04g、EDC3.45gおよびDIPEA4.35mlを0℃で加えた。30分後、(S)−3−アミノ−5−メチル−ヘキサンニトリル−塩酸塩3.29gおよびDIPEA4.35mlを加え、そして反応物を室温で4時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして2M硫酸水素ナトリウム水溶液を添加してpHを3に調整した。反応物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シアノメチル−3−メチル−ブチル)−アミド5.90g(90%)を得た。
C
25H
32N4OS(436.62))、LCMS(方法5_1_1):Rt=4.58分、m/z=437.21[M+H]
+
【0672】
b)1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−ブチル]−アミド
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥トルエン10ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シアノメチル−3−メチル−ブチル)−アミド218mgおよびアジドトリメチルスズ124mgをアルゴン下で48時間加熱した。沈殿した粗生成物を吸引によって単離し、次いで、10%炭酸水素ナトリウム水溶液に溶解し、そして木炭を添加して濾過した。濾過物のpHを5に調整し、そして沈殿生成物を吸引によって単離し、水で洗浄し、そして真空で乾燥して1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−ブチル]−アミド100mg(42%)を得た。
C
25H
32N
7OS(479.65)、LCMS(方法3_1_1):Rt=1.48分、m/z=480.22[M+H]
+
【0673】
実施例473:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(N−ヒドロキシカルバムイミドイルメチル)−3−メチル−ブチル]−アミド
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥THF7mlおよび乾燥メタノール7ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シアノメチル−3−メチル−ブチル)−アミド700mgに、塩酸ヒドロキシルアミン1.11gを加え、続いてトリエチルアミン2.7mlを添加した。反応物を還流に一夜加熱し、次いで、酢酸エチルで希釈し、そして水で洗浄した。層を分離し、そして水相を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮した。残留物をHPLCによって精製して1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(N−ヒドロキシカルバムイミドイルメチル)−3−メチル−ブチル]−アミドの175mg(23%)を得た。
C
25H
35N
5O
2S(469.65)、LCMS(方法5_1_1):Rt=3.45分、m/z=470.32[M+H]
+
【0674】
実施例474:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(5−フェニル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イルメチル)−ブチル]−アミド
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥THF0.5ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(N−ヒドロキシカルバムイミドイルメチル)−3−メチル−ブチル]−アミド88mg、塩化ベンゾイル26mgおよび炭酸カリウム78mgの混合物を、マイクロ波反応器中120℃で15分間反応させた。反応物を水に溶解し、2M水性塩酸を添加してpHを7に調整し、混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を濃縮し、そして生成した残留物をHPLCによって精製して1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(5−フェニル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イルメチル)−ブチル]−アミド19mg(18%)を単離した。
C
32H
37N
5O
2S(555.27)、LCMS(方法5_7_1):Rt=3.59分、m/z=556.26[M+H]
+
【0675】
実施例475:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(5−シクロプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イルメチル)−3−メチル−ブチル]−アミド
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物は、1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−1−(N−ヒドロキシカルバムイミドイルメチル)−3−メチル−ブチル]−アミドとシクロプロパンカルボニルクロリドとの反応によって実施例474と同様に製造した。
C
29H
37N
5O
2S(519.71)、LCMS(方法5_7_1):
Rt=3.10分、m/z=520.25[M+H]
+
【0676】
実施例476:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(5−トリフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルメチル)−ブチル]−アミド
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
エタノール0.6ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−1−シアノメチル−3−メチル−ブチル)−アミド50mg、トリフルオロ酢酸ヒドラジド45mgおよび炭酸カリウム4mgの混合物を、マイクロ波反応器中で200℃に24時間加熱した。溶媒を除去し、そして残留物をHPLCによって精製して1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(5−トリフルオロメチル−1H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルメチル)−ブチル]−アミド6mg(10%)を得た。
C
27H
33F
3N
6OS(546.66)、LCMS(方法6_6_1):Rt=3.14分、m/z=547.32[M+H]
+
【0677】
実施例477:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(1−ピリジン−2−イルブチル)−アミド
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF2ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸50mgの溶液に、HOAT10mg、EDC35mgおよびDIPEA0.1mlを0℃で加えた。15分後、1−ピリジン−2−イルブチルアミン25mgを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして2M水性塩酸を添加してpHを4に調整した。反応物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相は硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸(1−ピリジン−2−イルブチル)−アミド70mg(100%)を得た。
C
27H
32N
4OS(460.64)、LCMS(方法5_6_1):Rt=1.79分、m/z=461.19[M+H]
+
【0678】
以下の実施例は、実施例477と同様に製造した:
【0679】
【表110】
[この文献は図面を表示できません]
【0680】
【表111】
[この文献は図面を表示できません]
【0681】
実施例483:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−アミド
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0682】
a)トルエン−4−スルホン酸(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メチル−ペンチルエステル
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
THF30ml中のBoc−L−ロイシノール4.50gの溶液に、p−トルエンスルホニルクロリド4.74g、TEA7.2mlおよびDMAP0.25gを加えた。反応物を室温で一夜撹拌した。次いで、1M水性塩酸を添加して反応物のpHを6に調整した。相を分離し、そして水相を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮してトルエン−4−スルホン酸(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メチル−ペンチルエステル6.94gを得た。
C
18H
29N O
5S(371.50)MS(ESI LCMS(方法8_1_1):Rt=1.14分、m/z=271.90[M+H−Boc]
+
【0683】
b)[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
アセトン2.5mlおよび水0.5ml中のトルエン−4−スルホン酸(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メチル−ペンチルエステル250mgに、炭酸カリウム112mgを加え、続いて4H−1,2,4−トリアゾール−3−チオール75mgを添加した。反応物をマイクロ波反応器中で100℃に5分間加熱した。次いで、2M水性塩酸を添加してpHを7に調整し、そして混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空で濃縮した。[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル161mg(80%)を得た。
C
13H
24N
4O
2S(300.43)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.84分、m/z=301.00[M+H]
+
【0684】
c)(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチルアミン−塩酸塩
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル160mgを室温でジオキサン中の4M塩酸2.6mlと2時間反応させた。反応物を真空で濃縮し、そして生成した粗生成物をさらに精製することなく用いた。(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチルアミン−塩酸塩125mg(100%)を得た。
C
8H
16N4S(200.31)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.18分、m/z=201.00[M+H]
+
【0685】
d)1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−アミド
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF3ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸185mgの溶液に、HOAT84mg、EDC151mgおよびDIPEA0.47mlを0℃で加えた。15分後、(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチルアミン−塩酸塩133mgを加え、そして反応物を室温で20時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを3に調整した。反応物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を、2M水性塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。HPLCによって精製した後、1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−アミド64mg(22%)を得た。
C
26H
34N
6OS
2(510.73);LCMS(方法3_1_1):Rt=1.50分、m/z=511.18[M+H]
+
【0686】
実施例484:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチル]−アミド
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0687】
a)[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
アセトニトリル10mlおよび水1ml中の[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−イルスルファニルメチル)−ブチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル750mgに、タングステン酸ナトリウム6mgおよび過酸化水素(35%)0.2mlを加えた。反応物を一夜撹拌し、次いで、さらにタングステン酸ナトリウム6mgおよび過酸化水素(35%)0.2mlを加え、そして24時間後、反応物を酢酸エチルおよび水で希釈した。相を分離し、そして有機相を濃縮し、そして得られた残留物をHPLCによって精製して[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル126mg(18%)を得た。
C
13H
24N
4O
4S(332.42)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.75分、m/z=233.10[M+H−Boc]
+
【0688】
b)(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチルアミン−塩酸塩
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル200mgをジオキサン6mlに溶解し、そして室温でジオキサン中の4M塩酸2.2mlと16時間反応させた。反応物を真空で濃縮し、そして生成した粗生成物をさらに精製することなく用いた。S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチルアミン−塩酸塩120mg(100%)を得た。
C
8H
16N
4O
2S(232.31)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.17分、m/z=233.15[M+H]
+
【0689】
c)1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチル]−アミド
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF1ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸120mgの溶液に、HOAT25mg、EDC85mgおよびDIPEA0.36mlを0℃で加えた。15分後、(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチルアミン−塩酸塩108mgを加え、そして反応物を室温で20時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを3に調整した。反応物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を、2M水性塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。HPLCによって精製した後、1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸[(S)−3−メチル−1−(4H−[1,2,4]トリアゾール−3−スルホニルメチル)−ブチル]−アミド163mg(82%)
を得た。
C
26H
34N
6O
3S
2(542.73)、LCMS(方法3_1_1):Rt=1.45分、m/z=543.24[M+H]
+
【0690】
実施例485:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−3−メチル−1−メチルスルファモイルメチル−ブチル)−アミド
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0691】
a)チオ酢酸S−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メチル−ペンチル)エステル
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
DMF10ml中のトルエン−4−スルホン酸(S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メチル−ペンチルエステル1.00gにチオ酢酸カリウム308mgを加えた。室温で24時間後、反応物を水に注ぎ、次いでpHを9に調整し、そして混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機相を、中性になるまでブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空で濃縮した。チオ酢酸S−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メチル−ペンチル)エステル0.67g(90%)を得た。
C
13H
25NO
3S(275.41)、LCMS(方法8_1_1):Rt=1.00分、m/z=176.15[M+H−Boc]
+
【0692】
b)((S)−3−メチル−1−メチルスルファモイルメチル−ブチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
10℃でチオ酢酸S−((S)−2−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メチル−ペンチル)エステル920mgを数回に分けて、アセトニトリル5mlおよび2M水性塩酸1ml中のN−クロロスクシンイミド1.78gの溶液に加えた。反応物を0℃に30分間、そして室温に30分間保持した。次いで、THFで希釈し、層を分離した。有機層をブラインで洗浄し、そして室温、真空で濃縮した。粗スルホニルクロリドをTHF10mlに溶解し、そしてTHF中の2Mメチルアミン溶液30mlで処理した。室温で16時間後、反応物を、酢酸エチルおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈した。層を分離し、そして水層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、そして得られた残留物をHPLCによって精製して((S)−3−メチル−1−メチルスルファモイルメチル−ブチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル53mg(5%)を得た。
C
12H
26N
2O
4S(294.42)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.87分、m/z=195.10[M+H−Boc]
+
【0693】
c)(S)−2−アミノ−4−メチル−ペンタン−1−スルホン酸メチルアミド−塩酸塩
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
((S)−3−メチル−1−メチルスルファモイルメチル−ブチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル105mgをジオキサン2mlに溶解し、そして室温でジオキサン中の4M塩酸1.3mlと16時間反応させた。反応物を真空で濃縮し、そして生成した粗生成物をさらに精製することなく用いた。(S)−2−アミノ−4−メチル−ペンタン−1−スルホン酸メチルアミド−塩酸塩60mg(100%)を得た。
C
7H
18N
2O
2S(194.30)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.18分、m/z=195.15[M+H]
+
【0694】
d)1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−3−メチル−1−メチルスルファモイルメチル−ブチル)−アミド
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF0.5ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸80mgの溶液に、HOAT17mg、EDC56mgおよびDIPEA0.24mlを0℃で加えた。15分後、(S)−2−アミノ4−メチル−ペンタン−1−スルホン酸メチルアミド−塩酸塩60mgを加え、そして反応物を室温で20時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを3に調整した。反応物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を、2M水性塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。HPLCによって精製した後、1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸((S)−3−メチル−1−メチルスルファモイルメチル−ブチル)−アミド55mg(45%)を得た。
C
25H
33N
4O
3S
2(504.72)、LCMS(方法3_1_1):Rt=1.49分、m/z=505.24[M+H]
+
【0695】
中間体の製造:1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0696】
a)4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸5.55gをメタノール50mlに溶解し、濃硫酸6.4mlを加え、そして反応物を還流に3時間加熱した。反応物を冷却し、氷に注ぎ、そして沈殿した生成物を吸引によって集め、そして真空で乾燥した。4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル5.40g(90%)を得た。
C
8H
6FNO
4(199.14)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.28分、m/z=200.05[M+H]
+
【0697】
b)4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF25ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル5.38gの溶液に炭酸カリウム5.60g、続いて3−アミノペンタン2.67gを加えた。室温で3時間後、混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで濃縮し、そして乾燥して4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル7.01g(97%)を薄茶色の油として得た。
C
13H
18N
2O
4(266.30)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.80分、m/z=267.15[M+H]
+
【0698】
c)3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル7.00gをエタノール70mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)0.35gを加え、そして混合物を5barで4時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、濾液を濃縮し、そしてジエチルエーテルから結晶化した後、3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル5.00g(65%)を得た。
C
13H
20N
2O
2(236.31)、LCMS(方法7_1_1):
Rt=1.09分、m/z=237.15[M+H]
+
【0699】
d)4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF25ml中のチオフェン−2−イル酢酸1.56gの溶液にHOBT1.49g、EDC2.11gおよびDIPEA2.6mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.36gおよびDIPEA2.6mlを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物を、ジエチルエーテルからの結晶化によって精製して4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.78g(77%)を得た。
C
19H
24N
2O
3S(360.48)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.63分、m/z=361.15[M+H]
+
【0700】
e)1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.72gを乾燥ジオキサン5ml中に溶解し、そしてジオキサン中4M塩酸10mlを加えた。反応物を、マイクロ波反応器中で120℃に10分間加熱し、そして濃縮して1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル0.69g(100%)を茶色の固形物として得、これをさらに精製することなく次のステップに用いた。
C
19H
22N
2O
2S(342.46)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.25分、m/z=343.15[M+H]
+
【0701】
f)1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル0.69gにメタノール4mlおよび1M水酸化ナトリウム水溶液4mlを加え、そして反応物をマイクロ波反応器中で110℃に5分間加熱した。2M水性塩酸を添加して反応混合物をpH5に調整し、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空で濃縮した。ジイソプロピルエーテルから結晶化した後、1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.46g(96%)を得た。
C
18H
20N
2O
2S(328.43)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.04分、m/z=329.15[M+H]
+
【0702】
(S)−2−[3−アミノ−4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0703】
a)(S)−2−(4−フルオロ−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ)−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF100ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸9.26gの溶液にHOBT7.43g、EDC10.54gおよびDIPEA8.9mlを0℃で加えた。30分後、L−ロイシン−tert.−ブチルエステル−塩酸塩12.31gおよびDIPEA8.9mlを加え、そして反応物を室温で4時間撹拌した。次いで、反応物をその体積の約1/5に濃縮し、そして水に注いだ。次いで、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を、飽和炭酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して(S)−2−(4−フルオロ−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ)−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル17.65g(100%)を褐色の油として得、これをさらに精製することなくその後のステップに用いた。
C
17H
23FN
2O
5(354.38)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.71分、m/z=299.15[M+H+tBu]
【0704】
b)(S)−2−[4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF10ml中の4(S)−2−(4−フルオロ−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ)−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル1.06gの溶液に炭酸カリウム0.42g、続いて3−アミノ−2,4−ジメチルペンタン0.38gを加えた。室温で3時間後、混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して(S)−2−[4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル1.30g(96%)を得、これをさらに精製することなく次のステップに用いた。
【0705】
c)(S)−2−[3−アミノ−4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−[4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル1.35gをエタノール14mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)0.30gを加え、そして混合物を5barで4時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、そして反応混合物を濃縮して(S)−2−[3−アミノ−4−(1−イソプロピル−2−メチル−プロピルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル1.00g(79%)を粘稠な油として得、これをさらに精製することなく用いた。
C
24H
41N
3O
3(419.61)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.57分、m/z=420.36[M+H]
+
【0706】
(S)−2−[3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0707】
a)4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸エチルエステル
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF100ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸エチルエステル25.0gの溶液に炭酸カリウム24.3g、続いて3−アミノペンタン11.6gを加えた。室温で2時間後、混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸エチルエステル32.8g(100%)を黄色の油として得た。
C
14H
20N
2O
4(280.32)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.90分、m/z=281.35[M+H]
+
【0708】
b)4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸エチルエステル30.0gをエタノール100mlに溶解し、そしてTHF10mlおよび2M水酸化ナトリウム水溶液107mlを加えた。室温で一夜撹拌した後、2M水性塩酸を添加して反応混合物をpH1にし、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸27.0g(100%)を黄色固形物として得た。
C
12H
16N
2O
4(252.27)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.48分、m/z=253.35[M+H]
+
【0709】
c)(S)−2−[4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF210ml中の4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸6.80gの溶液にHOBT1.82g、EDC7.23gおよびDIPEA6.6mlを0℃で加えた。30分後、L−ロイシン−tert.−ブチルエステル−塩酸塩7.24gおよびDIPEA4.7mlを加え、そして反応物を室温で4時間撹拌した。次いで、反応物をその体積の約1/5に濃縮し、そして水に注いだ。次いで、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して(S)−2−[4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル11.50g(100%)を得た。
C
22H
36N
3O
5(421.54)、LCMS(方法7_1_1):Rt=2.02分、m/z=366.45[M+H−tBu]
+
【0710】
d)(S)−2−[3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−[4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル11.5gをエタノール100mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)1.0gを加え、そして混合物を5barで4時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、そして反応混合物を濃縮し、そしてクロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン/酢酸エチル)によって精製して(S)−2−[3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル6.5g(61%)を無色の油として得た。
C
22H
37N
3O
3(391.55)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.45分、m/z=392.65[M+H]
+
【0711】
2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0712】
a)3−(2−シクロペンチル−アセチルアミノ)−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF600ml中のシクロペンチル−酢酸16.41gの溶液にHOBT17.30g、EDC24.54gおよびDIPEA30mlを0℃で加えた。1時間後、3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル27.51gおよびDIPEA30mlを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物を、ジイソプロピルエーテルからの結晶化によって精製して3−(2−シクロペンチル−アセチルアミノ)−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル29.35g(73%)をオフホワイトの固形物として得た。
C
20H
30N
2O
3(346.47)、LCMS(方法6_4_1):Rt=2.04分、m/z=347.32[M+H]
+
【0713】
b)2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
3−(2−シクロペンチル−アセチルアミノ)−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.93gを乾燥ジオキサン7.5mlに溶解し、そしてジオキサン中の4M塩酸7.5mlを加えた。反応物をマイクロ波反応器中で140℃に30分間加熱した。反応混合物を濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル26.9g(97%)を茶色の固形物として得、これをさらに精製することなく次のステップに用いた。
分析データなし
【0714】
c)2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル3.22gにメタノール5mlおよび2M水酸化ナトリウム水溶液7mlを加え、そして反応物をマイクロ波反応器中で140℃に1時間加熱した。メタノールを蒸留によって除去し、そして2M水性塩酸を添加して混合物をpH5に調整した。沈殿した生成物を濾過により集め、水で洗浄し、そして真空で乾燥した。シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸2.22g(65%)を薄茶色の固形物として得た。
C
19H
26N
2O
2(314.43)、LCMS(方法6_4_1):Rt=1.31分、m/z=315.18[M+H]
+
【0715】
2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニルクロリド
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン100ml中の2−シクロペンチルメチル−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸8.00gにDMF0.1mlおよび塩化オキサリル4mlを加えた。反応物を室温で16時間撹拌し、次いで濃縮し、そしてトルエンと共に共蒸留して粗生成物8.45g(100%)を茶色の固形物として得、これをさらに精製することなく用いた。
分析データなし
【0716】
1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボニルクロリド
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
ジクロロメタン100ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸8.00gにDMF0.1mlおよび塩化オキサリル4mlを加えた。反応物を室温で16時間撹拌し、次いで濃縮し、そしてトルエンと共に共蒸留して粗生成物8.47g(100%)を茶色の固形物として得、これをさらに精製することなく用いた。
分析データなし
【0717】
1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0718】
a)4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−フラン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF30ml中の2−フリル酢酸4.48gの溶液にHOBT1.00g、EDC3.97gおよびDIPEA1.8mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル3.50gおよびDIPEA1.8mlを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を、飽和炭酸ナトリウム水溶液および飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−フラン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル4.44g(87%)を得た。
C
19H
24N
2O
4(344.41)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.51分、m/z=345.15[M+H]
+
【0719】
b)1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−フラン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル4.70gを乾燥ジオキサン25mlに溶解し、そしてジオキサン中の4M塩酸50mlを加えた。反応物を還流に10時間加熱し、そして濃縮して1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル4.70g(100%)を得、これをさらに精製することなく次のステップに用いた。
C
19H
22N
2O
3(326.40)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.18分、m/z=327.35[M+H]
+
【0720】
c)1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル5.30g、メタノール12mlおよびTHF22mlに1M水酸化ナトリウム水溶液22mlを加え、そして反応物を16時間撹拌した。2M水性塩酸を添加して反応混合物をpH5に調整し、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空で濃縮した。1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸4.83g(85%)を得た。
C
18H
20N
2O
3(312.37)、LCMS(方法6_4_1):Rt=1.25分、m/z=313.07[M+H]
+
【0721】
1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
エタノール5ml中の1−(1−エチル−プロピル)−2−フラン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸348mgの溶液を、酸化白金10mgの存在下、5barで24時間水素化した。触媒を濾過して除去し、そして濾液を真空で濃縮した。生成した残留物をHPLCによって精製して1−(1−エチル−プロピル)−2−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸55mg(17%)を得た。
C
18H
24N
2O
3(316.40)、LCMS(方法7_1_1):Rt=0.97分、m/z=317.25[M+H]
+
【0722】
2−(5−クロロ−チオフェン−2−イルメチル)−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0723】
a)3−[2−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−アセチルアミノ]−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF15ml中の5−クロロチオフェン−2−イル酢酸1.00gの溶液にHOBT0.84g、EDC1.19gおよびDIPEA1.5mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.33gおよびDIPEA1.5mlを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物を、ジエチルエーテルからの結晶化によって精製して3−[2−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−アセチルアミノ]−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.00g(89%)を得た。
C
19H
23ClN
2O
3S(394.92)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.71分、m/z=395.25[M+H]
+
【0724】
b)2−(5−クロロ−チオフェン−2−イルメチル)−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
3−[2−(5−クロロ−チオフェン−2−イル)−アセチルアミノ]−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.99gを、マイクロ波反応器中130℃で15分間ジオキサン中の4M塩酸10mlと反応させた。反応物を濃縮した。残留物を酢酸エチルに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで濃縮し、そして乾燥して2−(5−クロロ−チオフェン−2−イルメチル)−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル0.73g(77%)を得た。
C
19H
21ClN
2O
2S(376.91)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.41分、m/z=377.20[M+H]
+
【0725】
c)2−(5−クロロ−チオフェン−2−イルメチル)−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール3ml中の2−(5−クロロ−チオフェン−2−イルメチル)−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル0.57gに水酸化リチウム0.08gおよび水1mlを加えた。反応物を還流に1時間加熱した。2M水性塩酸を添加して反応混合物をpH5に調整し、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空で濃縮した。ジエチルエーテルで処理した後、生成物が沈澱し、そして2−(5−クロロ−チオフェン−2−イルメチル)−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.30g(55%)を得た。
C
18H
19ClN
2O
2S(362.88)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.19分、m/z=363.15[M+H]
+
【0726】
1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−4−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸は、2−(5−クロロ−チオフェン−2−イルメチル)−1−(1−エチル−プロピル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸と同様に合成した。
C
17H
19N
3O
2S(329.42);LCMS(方法6_4_1):Rt=1.05分、m/z=330.12[M+H]
+
【0727】
1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0728】
a)4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−チアゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF17ml中のチアゾール−5−イル酢酸1.00gの溶液にHOAT0.48g、EDC1.61gおよびDIPEA2.3mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.65gを加え、続いてDIPEA2mlを添加し、そして反応物を室温で48時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−チアゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.16g(85%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
18H
23N
3O
3S(361.47)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.83分、m/z=362.15[M+H]
+
【0729】
b)1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−チアゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.16gにジオキサン中の4M塩酸15mlを加えた。反応物を3つの部分に分け、そしてそれぞれをマイクロ波反応器中130℃で15分間加熱した。各バイアルに水2mlを加え、そして反応混合物を140℃に15分間加熱した。合わせた反応混合物を濃縮し、そして残留物をクロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して1−(1−エチル−プロピル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸1.50g(77%)を得た。
C
17H
19N
3O
2S(329.42)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.62分、m/z=330.10[M+H]
+
【0730】
1−(1−エチル−プロピル)−2−ピラゾール−1−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0731】
a)4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−ピラゾール−1−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF20ml中のピラゾール−1−イル酢酸1.76gの溶液にHOAT2.09g、EDC3.75gおよびDIPEA6.9mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル3.3gを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物をヘプタンから沈殿させて精製して4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−ピラゾール−1−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.28g(47%)を得た。
C
18H
24N
4O
3(344.42)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.85分、m/z=345.15[M+H]
+
【0732】
b)1−(1−エチル−プロピル)−2−ピラゾール−1−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−ピラゾール−1−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.28gにジオキサン中の4M塩酸50mlを加えた。反応混合物を5つの部分に分けて、マイクロ波反応器中で110℃に15分間加熱した。冷却した後、反応混合物に10M水酸化ナトリウム水溶液6mlをゆっくり加えた。室温で30分後、反応混合物をその体積の1/3に濃縮し、そして2M水性塩酸を添加してpH4に調整した。それを酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空で濃縮して1−(1−エチル−プロピル)−2−ピラゾール−1−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸1.86g(90%)を得た。
C
17H
20N
4O
2(312.37)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.65分、m/z=313.15[M+H]
+
【0733】
1−(1−エチル−プロピル)−2−イソオキサゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0734】
a)4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−イソオキサゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF15ml中のイソオキサゾール−5−イル酢酸0.71gの溶液にHOAT0.38g、EDC1.29gおよびDIPEA3mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(1−エチル−プロピルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.32gを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物をジイソプロピルエーテルから沈殿させて精製して4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−イソオキサゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.06g(55%)を得た。
C
18H
23N
3O
4(345.40)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.86分、m/z=346.15[M+H]
+
【0735】
b)1−(1−エチル−プロピル)−2−イソオキサゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
4−(1−エチル−プロピルアミノ)−3−(2−イソオキサゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.06gにジオキサン中の4M塩酸7.5mlを加えた。反応混合物をマイクロ波反応器中で130℃に20分間加熱した。室温に冷却した後、水2mlを加え、そして反応物を再び130℃に20分間加熱した。反応物を濃縮し、そして残留物をクロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して1−(1−エチル−プロピル)−2−イソオキサゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.85g(90%)を得た。
C
17H
19N
3O
3(313.36)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.62分、m/z=314.15[M+H]
+
【0736】
1−シクロヘキシルメチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
【0737】
a)4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF100ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル25.0gの溶液に炭酸カリウム26.0g、続いて(シクロヘエルメチル)アミン14.2gを加えた。室温で16時間後、混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで濃縮し、そして乾燥して4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル36.7g(100%)を橙色固形物として得た。
C
15H
20N
2O
4(292.33)、LCMS(方法6_4_1):Rt=2.32分、m/z=293.17[M+H]
+
【0738】
b)3−アミノ−4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−安息香酸メチルエステル
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル12.00gを酢酸エチル75mlおよびメタノール75mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)0.45gを加え、そして混合物を5barで4時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、濾液を濃縮し、そしてシクロヘキサンを用いて沈殿させた後、3−アミノ−4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−安息香酸メチルエステル12.00g(93%)を得た。
C
15H
22N
2O
2(262.35)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.27分、m/z=263.25[M+H]
+
【0739】
c)4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF130ml中のチオフェン−2−イル酢酸8.94gの溶液にHOAT8.56g、EDC12.06gおよびDIPEA30mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−安息香酸メチルエステル15.00gを加え、そして反応物を80℃で48時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル22.00g(100%)を得た。
C
21H
26N
2O
3S(386.51);LCMS(方法6_4_1):Rt=2.05分、m/z=387.16[M+H]
+
【0740】
d)1−シクロヘキシルメチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
4−(シクロヘキシルメチル−アミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル20.0gをジオキサン65mlに溶解し、そして室温でジオキサン中の4M塩酸33mlと4時間反応させた。反応物を濃縮し、そして残留物をクロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して1−シクロヘキシルメチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル13.6g(71%)を得た。
C
21H
24N
2O
2S(368.50)、LCMS(方法6_4_1):Rt=1.63分、m/z=369.06[M+H]
+
【0741】
e)1−シクロヘキシルメチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール25mlおよびTHF100ml中の1−シクロヘキシルメチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル13.60gに2M水酸化ナトリウム水溶液37mlを加えた。反応物を室温で6時間撹拌した。2M水性塩酸を添加して反応混合物をpH4に調整し、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空で濃縮した。残留物をクロマトグラフィー(シリカ、ヘプタン/酢酸エチル)によって精製して1−シクロヘキシルメチル−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸11.1g(85%)を得た。
C
20H
22N
2O
2S(354.47)LCMS(方法6_4_1):Rt=1.42分、m/z=355.06[M+H]
+
【0742】
(S)−2−[3−アミノ−4−(2−クロロ−フェニルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0743】
a)(S)−2−[4−(2−クロロ−フェニルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF1.6ml中の(S)−2−(4−フルオロ−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ)−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル300mgの溶液に炭酸セシウム1044mg、続いて2−クロロアニリン90mgを加えた。反応物をマイクロ波反応器中で80℃に2分間加熱した。混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して(S)−2−[4−(2−クロロ−フェニルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチル149mg(50%)を得た。
C
23H
28ClN
3O
5(461.94)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.93分、m/z=406.10[M+H−tBu]
+
【0744】
b)(S)−2−[3−アミノ−4−(2−クロロ−フェニルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−[4−(2−クロロ−フェニルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル140mgを酢酸エチル5mlに溶解し、塩化スズ(II)二水和物342mgを加え、そして混合物を室温で4時間撹拌した。反応物に水を加えた。混合物をセライト上で濾過した。濾液のpHを7に調整し、層を分離し、そして有機層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮して(S)−2−[3−アミノ−4−(2−クロロ−フェニルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル103mg(79%)を得た。
C
23H
30ClN
3O
3(431.96)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.72分、m/z=432.20[M+H]
+
【0745】
(S)−2−[3−アミノ−4−(1,3−ジメチル−ブチルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0746】
a)(S)−2−[4−(1,3−ジメチル−ブチルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF1.4ml中の4(S)−2−(4−クロロ−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ)−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル200mgの溶液に炭酸セシウム878mg、続いて1,3−ジメチルブチルアミン60mgを加えた。反応物をマイクロ波反応器中で100℃に10分間加熱した。次いで、混合物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮した。生成した残留物をHPLCによって精製して(S)−2−[3−アミノ−4−(1,3−ジメチル−ブチルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル56mg(24%)を得た。
C
23H
37N
3O
5(435.56)LCMS(方法6_4_1):Rt=2.44分、m/z=436.25[M+H]
+
【0747】
b)(S)−2−[3−アミノ−4−(1,3−ジメチル−ブチルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−[4−(1,3−ジメチル−ブチルアミノ)−3−ニトロ−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル50mgをエタノール0.5mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)5mgを加え、そして混合物を5barで4時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、そして反応混合物を濃縮して(S)−2−[3−アミノ−4−(1,3−ジメチル−ブチルアミノ)−ベンゾイルアミノ]−4−メチル−ペンタン酸tert−ブチルエステル45mg(99%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
23H
39N
3O
3(405.59)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.50分、m/z=406.25[M+H]
+
【0748】
1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0749】
a)4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF100ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル20.0gの溶液に炭酸カリウム27.8g、続いて2−メチルシクロヘキシルアミン12.5gを加えた。室温で16時間後、混合物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを4に調整し、そして反応混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで濃縮し、そして乾燥して
4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル29.4g(100%)を得た。
C
15H
20N
2O
4(292.34)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.85分、m/z=293.25[M+H]
+
【0750】
b)3−アミノ−4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル13.50gをメタノール60mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)0.49gを加え、そして混合物を5barで4時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、濾液を濃縮して3−アミノ−4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル12.00g(99%)を得た。
C
15H
22N
2O
2(262.35)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.20分、m/z=263.50[M+H]
+
【0751】
c)4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF40ml中のチオフェン−2−イル酢酸4.34gの溶液にHOAT2.08g、EDC8.77gおよびDIPEA13mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル8.00gを加え、続いてDIPEA6mlを添加し、そして反応物を室温で48時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル11.75g(100%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
21H
26N
2O
3S(386.52)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.69分、m/z=387.35[M+H]
+
【0752】
d)1−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.77gを、マイクロ波反応器中100℃でジオキサン中の4M塩酸5mlと5分間反応させた。水1mlを加え、そして混合物を135℃に15分間加熱した。反応物を濃縮し、そして残留物をクロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.65g(91%)を得た。
C
20H
22N
2O
2S(354.47)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.16分、m/z=355.25[M+H]
+
【0753】
(1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩および(1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル−アミン−塩酸塩
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0754】
a)7−(トルエン−4−スルホニル)−7−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
無水ジオキサン800ml中のシクロヘキセン200gおよびヨウ素30.7gの溶液にクロラミンT611.7gを加えた。混合物を80℃で10時間撹拌した。室温に冷却した後、混合物を氷水に注ぎ、そして酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮し、そして残留物をクロマトグラフィー(シリカ、ヘキサン/酢酸エチル)によって精製して7−(トルエン−4−スルホニル)−7−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン180g(29%)を白色固形物として得た。
1H−NMR(400MHz,CDCl
3):δ=7.78(dd、2H、J=1.6Hz、J=1.6Hz)、7.30(dd、2H、J=0.4Hz、J=10Hz)、2.94(d、2H、J=1.6Hz)、2.38(t、3H、J=4.6Hz)、1.77(t、4H、J=4.6Hz)、1.38(m、2H)、1.32(m、2H)
【0755】
b)4−メチル−N−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−ベンゼンスルホンアミドおよび4−メチル−N−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−ベンゼンスルホンアミド
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥THF1500ml中の7−(トルエン−4−スルホニル)−7−アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン180gおよび銅(II)アセチルアセトナート18gの溶液にメチルリチウムの10M溶液86mlを30分かけて滴加した。混合物を窒素雰囲気下で8時間撹拌した。次いで、水で洗浄し、そして酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を濃縮した。生成した残留物をクロマトグラフィー(シリカ、ヘキサン/酢酸エチル)によって精製して4−メチル−N−(トランス−2−メチル−シクロヘキシル)−ベンゼンスルホンアミド120g(62%)を得た。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3):δ=7.78(dd、2H、J=2Hz、J=1.6Hz)、7.27(t、2H、J=4Hz)、4.76(d、1H、J=8.4Hz)、2.69(q、1H、J=4.2Hz)、2.39(s、3H)、1.57(m、4H)、1.20(m、4H)、1.08(m、1H);0.79(t、3H、J=3.2Hz)
【0756】
4−メチル−N−(トランス−2−メチル−シクロヘキシル)−ベンゼンスルホンアミドの2つのジアステレオマーは、ダイセル化学工業のChiralPak AD、20μmカラム(300×50mm)上でメトラー・トレド(MEttler Toledo)のBerger Multigram SFC機器を用いて、38℃で200ml/分の超臨界二酸化炭素およびIPA 70/30の移動相により分離した。第1のジアステレオマーの保持時間は7.5分で、>99%eeであり、第2のジアステレオマーの保持時間は9.2分で、98.2%eeであった。
【0757】
c)((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥THF20mlおよび液体アンモニア20中の4−メチル−N−(トランス−2−メチル−シクロヘキシル)−ベンゼンスルホンアミド(rt=7.5分)の第1のジアステレオマー2.0gの溶液に、窒素雰囲気下、−78℃でナトリウム1gを加え、そして溶液を5時間撹拌した。次いで、エタノール20mlおよび水20mlを加え、そしてアンモニアを蒸発させた。溶液を0℃に冷却し、そしてBoc
2O 2.5gを加えた。生成した溶液を一夜撹拌し、溶媒を除去し、そして残留物を酢酸エチルに溶解し、水およびブラインで洗浄し、そして硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を蒸発させ、そして生成した残留物を、クロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル/ヘキサン)によって精製してトランス−2−メチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの第1のジアステレオマー1.2g(75%)を得た。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3):δ=4.25(s、1H)、3.05(s、1H)、1.91(m、2H)、1.67(m、2H)、1.57(m、1H)、1.48(s、9H)、1.28(m、2H)、1.18(m、2H)、1.11(d、3H、J=6Hz)
【0758】
トランス−2−メチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの第2のジアステレオマーは、4−メチル−N−(トランス−2−メチル−シクロヘキシル)−ベンゼンスルホンアミド(rt=9.2分)の第2のジアステレオマーから出発して同様のやり方で得た。
1H−NMR(400MHz、CDCl
3):δ=4.25(s、1H)、3.05(s、1H)、1.91(m、2H)、1.67(m、2H)、1.57(m、1H)、1.48(s、9H)、1.28(m、2H)、1.18(m、2H)、1.11(d、3H、J=6Hz)
【0759】
d)(1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩および(1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
トランス−2−メチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの第1のジアステレオマー20gに塩酸(ジエチルエーテル中2M)150mlを加え、そして混合物を室温で30分間撹拌した。次いで、混合物を濾過し、そして固形物をジエチルエーテルで洗浄した。トランス−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩の第1のジアステレオマー13.6g(96%)を得た。
1H−NMR(400MHz、CD
3OD):δ=2.72(d、1H、J=3.2Hz)、2.03(q、1H、J=1.6Hz)、1.81(m、2H)、1.72(m、1H)、1.60(m、1H)、1.38(m、4H)、1.31(m、1H)、1.28(d、2H、J=3.2Hz)
【0760】
このトランス−2−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩の第1のジアステレオマーの旋光度は、室温で[α]
D=−24.66±0.18°(c=4、MeOH)と決定された。したがって、キラル−プール誘導ボランを用いてH.C. Brownによって合成され、21℃での旋光度が[α]
D=+26.63°(c=4、MeOH)であると報告された(1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩に関して記載された旋光度(J. Am. Chem. Soc. 1986, 108, 21, 6761)の比較に基づいて、(1R,2R)−配置をこの第1のジアステレオマーに特定した。
【0761】
トランス−2−メチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの第2のジアステレオマー21gに塩酸(ジエチルエーテル中2M)150mlを加え、そして混合物を室温で30分間撹拌した。次いで、混合物を濾過し、そして固形物をジエチルエーテルで洗浄した。トランス−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩の第2のジアステレオマー14.2g(97%)を得た。
1H−NMR(400MHz、CD
3OD):δ=2.72(d、1H、J=3.2Hz)、2.03(q、1H、J=1.6Hz)、1.81(m、2H)、1.72(m、1H)、1.60(m、1H)、1.38(m、4H)、1.31(m、1H)、1.28(d、2H、J=3.2Hz)
【0762】
このトランス−2−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩の第2のジアステレオマーの旋光度は、室温で[α]
D=+25.15±0.12°(c=4、MeOH)と決定された。したがって、キラル−プール誘導ボランを用いてH.C. Brownによって合成され、21℃での旋光度が[α]
D=+26.63°(c=4、MeOH)と報告された(1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル−アミン−塩酸塩に関して記載された旋光度(J. Am. Chem. Soc. 1986, 108, 21, 6761)の比較に基づいて、(1S,2S)−配置をこの第2のジアステレオマーに特定した。
【0763】
1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0764】
a)4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF35ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル6.47gの溶液に炭酸カリウム13.47g、続いて(1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩4.96gを加えた。60℃で1.5時間後、混合物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを5〜6に調整し、そして反応混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで濃縮し、そして乾燥して4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル9.28g(98%)を得た。
C
15H
20N
2O
4(292.34)、LCMS(方法8_1_1):Rt=1.11分、m/z=293.15[M+H]
+
【0765】
b)3−アミノ−4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル9.27gをエタノール100mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)0.20gを加え、そして混合物を5barで3時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、濾液を濃縮して3−アミノ−4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル8.20g(99%)を得た。
C
15H
22N
2O
2(262.35)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.77分、m/z=263.15[M+H]
+
【0766】
c)4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チアゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF10ml中のチアゾール−5−イル酢酸0.49gの溶液にHOAT0.27g、EDC0.79gおよびDIPEA1mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.9gを加え、続いてDIPEA1mlを添加し、そして反応物を室温で48時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpH3にし、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チアゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.25g(94%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
20H
25N
3O
3S(387.50)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.92分、m/z=388.10[M+H]
+
【0767】
d)1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
ジオキサン10ml中の4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チアゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.26gにジオキサン中の4M塩酸12mlを加え、そして混合物を還流に2時間加熱した。反応物を濃縮し、そして残留物を酢酸エチルに溶解し、そして飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮した。生成した残留物をHPLCによって精製して1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル0.37g(31%)を得た。
C
20H
23N
3O
2S 369.45)、LCMS(方法7_1_1):Rt=0.80分、m/z=370.10[M+H]
+
【0768】
e)1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チアゾール−5−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.35gをTHF6mlおよびメタノール3mlに溶解し、そして2M水酸化ナトリウム水溶液7mlを室温で4時間加えた。反応物を濃縮し、そして2M水性塩酸を添加してpHを5に調整し、そして混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮して1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チアゾール−5−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.32g(95%)を得た。
C
19H
21N
3O
2S(355.46)、LCMS(方法7_1_1):Rt=0.65分、m/z=356.10[M+H]
+
【0769】
1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0770】
a)4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF80ml中の2−チエニル−酢酸4.46gの溶液にHOAT1.94g、EDC6.56gおよびDIPEA9mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル7.48gを加え、続いてDIPEA9mlを添加し、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpH3にし、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル9.52g(86%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
16H
26N
2O
3S(386.52)、LCMS(方法8_1_1):Rt=1.05分、m/z=387.15[M+H]
+
【0771】
b)1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
4−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル8.32gにジオキサン中の4M塩酸40mlを加え、そして混合物を4つの部分に分けてマイクロ波反応器中で130℃に20分間加熱した。水2mlを各バイアルに加え、そして反応物を130℃に40分間加熱した。次いで、反応物を合わせ、そして濃縮し、そして飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を添加してpHを6に調整した。生成した混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮した。ジイソプロピルエーテルで処理すると生成物が沈殿し、そして1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸5.65g(76%)を得た。
C
20H
22N
2O
2S(354.47)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.75分、m/z=355.15[M+H]
+
【0772】
1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
1−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸は、(1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシルアミン−塩酸塩から出発して3−アミノ−4−((1S,2S)−2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステルを介して1−((1R,2R)−2−メチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸の合成と同様に製造した。
C
20H
22N
2O
2S(354.47)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.75分、m/z=355.15[M+H]
+
【0773】
2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0774】
a)3−(2−フラン−2−イル−アセチルアミノ)−4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF15ml中の2−フリル−酢酸1.26gの溶液にHOAT1.50g、EDC2.11gおよびDIPEA8mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.31gを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して3−(2−フラン−2−イル−アセチルアミノ)−4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.85g(100%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
21H
26N
2O
4(370.45)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.61分、m/z=371.15[M+H]
+
【0775】
b)2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
3−(2−フラン−2−イル−アセチルアミノ)−4−(2−メチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.48gを、ジオキサン中の4M塩酸15mlと共に、マイクロ波反応器中で130℃に15分間加熱した。反応混合物に水を加え、そして飽和炭酸水素ナトリウム溶液を添加してpHを7に調整した。相を分離し、そして水層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、そして2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル1.31g(93%)を得た。
C
21H
24N
2O
3(352.43)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.29分、m/z=353.15[M+H]
+
【0776】
c)2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール15ml中の2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル1.30gに2M水酸化ナトリウム水溶液6mlを加えた。反応物を室温で16時間撹拌した。2M水性塩酸を添加して反応混合物をpH5に調整し、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして真空で濃縮した。ヘプタンを用いて残留物を沈澱させて2−フラン−2−イルメチル−1−(2−メチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.68g(54%)を得た。
C
20H
22N
2O
3(338.41)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.13分、m/z=339.15[M+H]
+
【0777】
2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0778】
a)3−ニトロ−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF15ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル0.92gの溶液にDIPEA0.84ml、続いて2−(トリフルオロメチル)シクロヘキシルアミン0.85gを加えた。室温で16時間後、混合物を水に注ぎ、1M水性塩酸を添加してpHを4に調整し、そして反応混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濃縮して3−ニトロ−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.62g(100%)を得た。
C
15H
17F
3N
2O
4(346.31)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.75分、m/z=347.10[M+H]
+
【0779】
b)3−アミノ−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
3−ニトロ−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)安息香酸メチルエステル1.63gをメタノール25ml中に溶解し、炭素上のパラジウム(10%)0.03gを加え、そして混合物を5barで16時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、濾液を濃縮して3−アミノ−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.44g(97%)を得た。
C
15H
19F
3N
2O
2(316.33)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.31分、m/z=317.15[M+H]
+
【0780】
c)3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF10ml中のチオフェン−2−イル酢酸0.71gの溶液にHOAT0.68g、EDC1.22gおよびDIPEA2.25mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル1.44gを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル2.00g(100%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
21H
23F
3N
2O
3S(440.49)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.56分、m/z=441.15[M+H]
+
【0781】
d)2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−4−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.75gを、ジオキサン中の4M塩酸10mlと共に、マイクロ波反応器中で110℃に5時間加熱した。反応混合物に水3mlを加え、それを再び110℃に2時間反応させた。次いで、混合物を真空で濃縮し、残留物を酢酸エチルおよび水に溶解し、そして水相のpHを4にした。相を分離し、そして水層を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し、そして2−チオフェン−2−イルメチル−1−(2−トリフルオロメチル−シクロヘキシル)−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.75g(100%)を得た。
C
20H
19F
3N
2O
2S(408.45)、LCMS(方法7_1_1):Rt=1.26分、m/z=409.10[M+H]
+
【0782】
1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0783】
a)4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF30ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル9.32gの溶液に炭酸カリウム16.47g、続いて2−メチル−シクロペンチルアミン5.00gを加えた。室温で16時間後、混合物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを5に調整し、そして反応混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで濃縮し、そして乾燥して4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル12.74g(100%)を得た。
C
14H
18N
2O
4(278.31)、LCMS(方法8_1_1):Rt=1.10分、m/z=279.05[M+H]
+
【0784】
b)3−アミノ−4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル12.74gをメタノール80mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)0.39gを加え、そして混合物を5barで16時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、濾液を濃縮し、そして残留物をクロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して3−アミノ−4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−安息香酸メチルエステル8.17g(72%)を得た。
C
14H
20N
2O
2(248.32)、LCMS(方法5_1_1):Rt=4.25分、m/z=249.29[M+H]
+
【0785】
c)4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF40ml中のチオフェン−2−イル酢酸3.44gの溶液にHOAT3.62g、EDC6.48gおよびDIPEA12mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−安息香酸メチルエステル6.00gを加え、そして反応物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを3に調整した。酢酸エチルを加え、そして層を分離した。水層を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル9.03g(100%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
20H
24N
2O
3S(372.49)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.97分、m/z=373.15[M+H]
+
【0786】
d)1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
4−(2−メチル−シクロペンチルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.88gを、マイクロ波反応器中110℃でジオキサン中の4M塩酸10mlと30分間反応させた。反応物を濃縮し、そして1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.98g(99%)を得た。
C
20H
22N
2O
2S(354.47)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.82分、m/z=335.15[M+H]
+
【0787】
e)1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
メタノール75mlおよびTHF40ml中の21−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸メチルエステル9.85gに2M水酸化ナトリウム水溶液50mlを加えた。反応物を室温で16時間撹拌し、反応混合物を真空でその体積の1/5に濃縮し、そして2M水性塩酸を添加してpHを4に調整した。沈殿した生成物を濾過により集め、水で洗浄し、そして真空で乾燥した。1−(2−メチル−シクロペンチル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸7.28g(85%)を得た。
C
19H
20N
2O
2S(340.45)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.71分、m/z=341.15[M+H]
+
【0788】
1−(2−エチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0789】
a)4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
無水DMF1.5ml中の4−フルオロ−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル0.48gの溶液に炭酸カリウム1.00g、続いて2−エチルシクロヘキシルアミン0.31gを加えた。室温で16時間後、混合物を水に注ぎ、2M水性塩酸を添加してpHを4に調整し、そして反応混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで濃縮し、そして乾燥して4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル0.44g(60%)を得た。
C
16H
22N
2O
4(306.36)、LCMS(方法8_1_1):Rt=1.22分、m/z=307.15[M+H]
+
【0790】
b)3−アミノ−4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−3−ニトロ−安息香酸メチルエステル0.45gをメタノール60mlに溶解し、炭素上のパラジウム(10%)0.02gを加え、そして混合物を5barで4時間水素化した。触媒をセライト上で濾過して除去し、濾液を濃縮して3−アミノ−4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.40g(100%)を得た。
C
16H
24N
2O
2(276.38)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.84分、m/z=277.15[M+H]
+
【0791】
c)4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥DMF40ml中のチオフェン−2−イル酢酸0.24gの溶液にHOAT0.11g、EDC0.36gおよびDIPEA0.5mlを0℃で加えた。30分後、3−アミノ−4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.41gを加え、続いてDIPEA0.5mlを添加し、そして反応物を室温で48時間撹拌した。次いで、反応物を水に注ぎ、そして酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして濃縮して4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.60g(97%)を得、これをさらに精製することなく用いた。
C
22H
28N
2O
3S(400.54)、LCMS(方法8_1_1):Rt=1.09分、m/z=401.20[M+H]
+
【0792】
d)1−(2−エチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
4−(2−エチル−シクロヘキシルアミノ)−3−(2−チオフェン−2−イル−アセチルアミノ)−安息香酸メチルエステル0.59gを、マイクロ波反応器中130℃でジオキサン中の4M塩酸10mlと20分間反応させた。水1mlを加え、そして混合物を130℃に30分間加熱した。反応物を濃縮し、そして残留物をクロマトグラフィー(シリカ、酢酸エチル/ヘプタン)によって精製して1−(2−エチル−シクロヘキシル)−2−チオフェン−2−イルメチル−1H−ベンゾイミダゾール−5−カルボン酸0.47g(88%)を得た。
C
21H
24N
2O
2S(368.50)、LCMS(方法8_1_1):Rt=0.79分、m/z=369.15[M+H]
+
【0793】
カルシウム蛍光アッセイ(FLIPR)によるヒトアペリン受容体におけるアゴニズムの測定
本アッセイは、選択的カルシウムキレート化色素Fluo−4(Molecular Probes)によって検出される細胞内カルシウム変化の検出に基づく。カルシウムがFluo−4と結合すると大きな蛍光強度の増加が観察される。色素は、Fluo−4のアセトキシメチルエステル形態を用いて細胞内部に送達され、ここで、細胞内エステラーゼ活性により荷電化学種が放出され、そして細胞の細胞質内に捕捉される。したがって、細胞内プールからの放出およびホスホリパーゼCカスケードを介したこの細胞質ポケットへのカルシウムの流入を検出することができる。ヒトアペリン受容体およびプロミスキャス(promiscuous)Giαqタンパク質を共発現することによって、アペリン受容体のアゴニズムによりホスホリパーゼCに結合し、細胞内カルシウム動員を生じる。
【0794】
HEK293細胞を、ヒトアペリン受容体およびGiαqタンパク質で安定にトランスフェクトした。細胞を選択し、そしてIscoveの最少必須培地、10%ウシ胎児血清、1×ペニシリン−ストレプトマイシン、400μg/mLのG418中、37℃および5%CO
2で対数増殖期に維持した。アッセイの1日前に、細胞をアクターゼ(accutase)によって継代し、そして縁が黒く、底が透明の96ウエルプレート(Costar, cat# 3904)上へ50,000細胞/ウェルの密度で、増殖培地の最終体積200μl中で培養した。
【0795】
その翌日、細胞にカルシウム感受性色素を装填するため、増殖培地を、基本的な測定緩衝液(135mM NaCl、5mM KCl、1mM硫酸マグネシウム、5mMグルコース、20mM Hepes、2.5mMプロベネシド;pH7.4に調整)中にFluo−4(4μM)を含む色素溶液(100μl/ウェル)で注意深く置き換えた。細胞を37℃で1時間インキュベートし、次いで色素を含まない緩衝液で3×洗浄した。プレートの3回目の洗浄後に残留体積が150μlとなるように洗浄器をプログラムした。
【0796】
細胞の色素装填中に、全体として4×増加した濃度を用いて、個々の96ウエルプレートで化合物の連続希釈を実施した。化合物のDMSO保存溶液の少量のアリコート(100%DMSO中10mMを、96ウエルプレートの第1列中の緩衝液150μl中に等分し、次いで、すでに緩衝液60μlを含む次の列に各回30μlを移して1:3倍に連続希釈した。すべての化合物を少なくとも7つの濃度で試験し、各条件を三通り実施した。本発明者らは、コンパレーターとして、新たに調製したアペリン−13溶液を用い、それについての濃度反応曲線も各測定日に決定した。最終希釈ステップの後に化合物プレートを37℃で10分間インキュベートした後、色素装填細胞プレートおよび化合物プレートをFLIPR Tetraリーダー(Molecular Devices)に移した。細胞プレート上にアゴニスト溶液(50μl)をピペットで移すことによってこのリーダー内の測定を開始した。全60回の読み取りを2秒間隔で実施した。最大蛍光遷移を用いて細胞のアゴニスト反応を算出した。この反応はプレートによって異なることがあり、これを標準化するために、このプレート上で1μMアペリン−13によって達成された最大蛍光を100%と設定した。
【0797】
アペリン−13および本特許に記載されたアペリン受容体化合物のEC50値を、特定のソフトウェアパッケージを用いた標準アルゴリズムによって決定した。化合物は、このアペリン受容体カルシウム蛍光アッセイにおいて約0.01nM〜100000nMの範囲でアゴニズムを示す。
【0798】
【表112】
[この文献は図面を表示できません]
【0799】
【表113】
[この文献は図面を表示できません]
【0800】
【表114】
[この文献は図面を表示できません]
【0801】
【表115】
[この文献は図面を表示できません]
【0802】
【表116】
[この文献は図面を表示できません]
【0803】
【表117】
[この文献は図面を表示できません]
【0804】
【表118】
[この文献は図面を表示できません]
【0805】
【表119】
[この文献は図面を表示できません]
【0806】
【表120】
[この文献は図面を表示できません]
【0807】
【表121】
[この文献は図面を表示できません]
【0808】
【表122】
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
【表123】
[この文献は図面を表示できません]
【0810】
【表124】
[この文献は図面を表示できません]
【0811】
【表125】
[この文献は図面を表示できません]
【0812】
【表126】
[この文献は図面を表示できません]