特許6192034IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

容器の設計支援システムおよび設計支援プログラムに関し、特にアーク放電が発生する部位を有する電気機器の容器の設計に適用して有用なものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、従来技術においては、前述の如きアーク放電等に起因する高温ガスの噴出に伴う熱的影響を適切かつ容易に評価し得るシステムは存在せず、必要な場合には、評価対象となる機器を再現し、各種の条件を設定した実験により所望の物理量を測定する必要があった。このように、都度、条件を変えて実験を行うには多大の時間を要するばかりでなく、コストの高騰も招来することとなる。 本発明は、従来技術に鑑み、容器の内部において、アーク放電等により発生する熱によるガス流が放圧口を介して噴出する場合の熱的影響を演算で定量的に把握し、容易にその影響を評価することが可能になる容器の設計支援システムおよび設計支援プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成する本発明の第1の態様は、容器の内部に配設されて瞬時的に変化する熱エネルギーを発生する熱源と、該熱源が発生する熱により膨張するガスを外部に放出する開口である前記容器に形成された放圧口とを有する容器の設計支援システムであって、前記熱エネルギー、前記容器の容積および形状を表すパラメーターを含む所定のパラメーターに基づき前記放圧口から外部に噴出する前記ガスのエンタルピー、密度および流・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、容器内部の圧力上昇の計算結果が実験結果を再現できるため、その実験の合理的な遂行、容器の設計の適正化や開発コストの低減、容器の実現場への適用検討時の支援などに大いに貢献できる。ちなみに、内部に多孔板やスリット板などが設置されている容器から放圧口を通して外部へ噴出する高温ガスによる当該容器の周辺への熱的影響を定量的に把握しそれを制御するためには、多くの実験的な検討が必要であるが、それには多額の費用と時間が必要となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の各種の特性の基礎的な情報を得るために構築した容器の一例を示す説明図である。

【図2】本発明の実施の形態に係る容器の設計支援システムを示すブロック線図である。

【図3】図1に示す容器を対象として図2に示すシステムにより行なったシミュレーション結果の一例であるエネルギー流密度の時間特性を示す特性図である。

【図4】図1に示す容器を対象として図2に示すシステムにより行なったシミュレーション結果の一例であるエネルギー流密度の放圧口におけるエネルギー流密度を示す特性図である。

【図5】図1に示す容器を対象として図2に示すシステムにより行なったシミュレーション結果の一例である総エネルギー流の放圧口面積特性を示す特性図である。

【図6】図1に示す容器における熱源による所定領域の圧力上昇特性を、実験と、計算の比較において示す特性図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 容器   2 多孔板   4 放圧口   11 入力装置   12 パラメーター記憶部   13 演算処理部   14 出力表示部   S1,S2 センサ   E1 アーク室   E2 放圧室

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