【文献】
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【文献】
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【文献】
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【文献】
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【文献】
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【文献】
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(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0013】
それ故に、本発明は、第一に、抗菌活性化合物としての、少なくとも1つの、式Iおよび/またはIIの化合物の使用に関する:
【0015】
(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、互いに独立して、
・H、OH、OCOCH
3、O−(CH
2−CH
2−O)
n−CH
2−CH
2−OH(nは0〜20)、
・1〜20の炭素原子を有する、直鎖あるいは分岐のアルキルまたはアルコキシ基、
から選択される基(radical)を表し、
前記基R1、R2、R3、R4およびR5のうちの少なくとも1つは、OH、OCOCH
3またはO−(CH
2−CH
2−O)
n−CH
2−CH
2−OH(nは0〜20)を表し、
式中、R6およびR7は、互いに独立して、
・H、
・(CH
2−CH
2−O)
n−CH
2−CH
2−OH(nは0〜20)、
・1〜20の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキル基、
・2〜20の炭素原子および1つあるいは複数の二重または三重結合を有する直鎖あるいは分岐のアルケニルまたはアルキニル基、
から選択される基を表し、
前記アルキル、アルケニルまたはアルキニル基はまた、1つあるいは複数の飽和または不飽和C
3−〜C
12−のシクロアルキル基を含むことができる。)。
【0016】
抗菌活性化合物は、本発明に従って、微生物を失活させるまたは破壊する、または微生物の成長を弱める物質を意味すると解釈される。
【0017】
本発明による式Iおよび/またはIIの化合物は、微生物の成長および成長を妨げるために用いることができる。微生物は、例えば、バクテリア(グラム陽性およびグラム陰性バクテリア)、酵母、菌類またはウイルスを意味すると解釈される。微生物の例としては、ブドウ球菌、ミクロコッカス、エシェリキア属、シュードモナス菌、桿菌、サルモネラ菌、セラチア属、赤痢菌、ポルフィロモナス、プレボテラ属、ウォリネラ属、カンピロバクター、プロピオン酸菌属、連鎖球菌、コリネバクテリア、トレポネーマ、フゾバクテリウム属、ビフィオバクテリアム、乳酸菌、アクチノミセス属、カンジダ菌、マラセチア属、アスペルギルス、単純ヘルペス1および2から選択される微生物である。
【0018】
特に、本発明による化合物は、表皮ブドウ球菌
(Staphylococcus epidermis)、黄色ブドウ球菌
(Staphylococcus aureus)、
乾燥症菌(Corynebacterium xecrosis)、癜風菌
(Malassezia furfur)、プロピオニバクテリウム アクネス
(Propionibacterium acnes)、緑膿菌
(Pseudomonas aeruginosa)、サルモネラ エンテリカ
(Salmonella enterica)、霊菌
(Serratia marcescens)、黒色アスペルギルス
(Aspergillus niger)およびカンジダアルビカンス
(Candida albicans)に対して抗菌活性がある。
【0019】
式Iおよび/またはIIの抗菌性化合物は、良好な抗菌活性によって区別され、それは、培地における細菌の数が再現性よく減らされることができる、または、細菌の繁殖が抑制されるということを意味する(例を参照)。
【0020】
本発明による抗菌活性化合物は、例えば、化粧用/医薬用製剤、医薬品、食品、家庭用品、プラスチック、紙および/または塗料などの、非常に多数の製剤(formulations)または適用(applications)として用いることができる。特に、例えば、抗菌性洗浄剤、石鹸、殺菌剤、抗菌活性を有する骨セメントまたは人工補綴物、歯科充填材および人工補綴物、歯および口腔ケア製品、ボディケア製品(クリーム、シャンプー、ローション、洗浄製品、脱臭剤、制汗剤、抗菌性手洗い用液体せっけん、等)、衛生物品、台所および浴室物品、食器洗い製品、あるいは、食品および飲料である。
【0021】
式Iおよび/またはIIの化合物は、有利に保存力(preservation)を向上するために用いることができる。
【0022】
本発明による抗菌活性化合物は、例えば、ソブリナス連鎖球菌、ミュータンス連鎖球菌、ゴルドニ連鎖球菌、唾液連鎖球菌(Streptococcus salivaris)、サングイス連鎖球菌、放線菌、乳酸杆菌、紡錘菌、ベイヨネラ菌、トレポネーマデンティコラ、ポルフィロモナスジンジバリス、バクテロイデス、またはペプトストレプトコッカスなどの微生物によって引き起こされる、歯垢、虫歯または口臭の治療あるいは予防のために、例えば歯または口腔ケア製品において有利に用いられる。
【0023】
多機能物質として、式Iおよび/またはIIの化合物は、製剤中の成分の好ましくない特有の香りの遮蔽および防臭のために、抗酸化物質または芳香性香気物質として用いるのに適している。特に、この点において、さらに抗酸化物質と香料との併用は考えられる。これは、例えば、“S. Arctander、Perfume and Flavor Materials、第1巻および第2巻、モントクレア、N.J.、1969年、私版”または“K. Bauer、D. GarbeおよびH. Surburg、 Common Fragrance and Flavor Materials、第4版、Wiley-VCH社、ヴァインハイム2001”に記載の通り、あるいはUS7354893B2に記載の通り、特にUS7354893、第二欄、37〜67行に記載の通り、全ての香料を含む。
【0024】
それらの性質のおかげで、本発明による物質は、例えば、シャワーゲル等の、例えば、洗剤および所謂洗い流せる調合剤(rinse-off preparations)などの、乳剤および界面活性剤の中に組み込むのに非常に適している。本発明による物質は、例えば、室温で液体形状であり、そして、一方で固体のための溶剤として適しており、もう一方でそれらは良好な拡張挙動を伴う軟化性を示し、その製剤の心地よい皮膚感触をもたらす。
【0025】
本発明による物質は皮膚の保湿液として、さらに、例えば、グリセロール、グリセロール誘導体、ヒアルロン酸、尿素、尿素誘導体、エクトイン、乳酸および乳酸塩、コラーゲン、AHA等の、皮膚の保湿剤との相乗的な組み合わせに特に適している。実例となる皮膚の保湿剤は、WO2009/098139の第27頁4行〜第28頁17行に記述される。
【0026】
それらは、さらに、収斂性、皮膚冷却性、帯電防止性または髪のコンディショニング性を有することができる。式Iおよび/またはIIの化合物は、皮膚のケアのための添加剤として適している。これは、老化防止作用、抗刺激作用および抗炎症作用を含む。従って、好ましくない皮膚の発赤は弱められることができる。
【0027】
さらに、本発明による物質は、皮膚のバリア機能を向上させるために、例えば、ラノリン、シアバター、リン脂質、コレステロールおよびコレステロール誘導体、植物ステロール、リノール酸およびリノレン酸などの必須脂肪酸、オメガ−3不飽和油、例えばタイプ2または3のセラミド等のセラミド、例えばサリチロイルスフィンゴシンなどのスフィンゴシン(sphigosines)、あるいは、セリンまたはアルギニンなどのアミノ酸等の、この分野で一層活性のある化合物との相乗的な組み合わせに特に用いられることができる。皮膚のバリア機能を向上させる実例となる活性化合物は、WO2009/098139の第30頁6行〜第31頁10行に記述される。
【0028】
さらに、本発明による物質が、色素沈着の抑制、すなわち、皮膚色を明るくするまたは黒ずみを支えるための組成物においてプラスの効果を示すことが考えられる。皮膚美白のための使用の場合には、さらなる皮膚美白活性化合物との組み合わせは特に好ましい。これらは、例えば、ビタミンCおよび2−O−ビタミンCグルコシド、2−O−ビタミンCホスフェート、2−O−または3−O−エチルビタミンCあるいは6−O−p−メトキシシンナモイルアスコルビン酸等のビタミンC誘導体、αおよびβアルブチン、フェルラ酸、ルシノール(lucinol)およびルシノール誘導体、コウジ酸、レゾルシノールおよびレゾルシノール誘導体、トラネキサム酸およびその誘導体、ゲンチシン酸およびその誘導体、リポ酸、エラグ酸、ビタミンB3およびビタミンB3誘導体、例えばクワの抽出物等の抽出物を含む。実例となる皮膚美白活性化合物は、WO2009/098139の第31頁14行〜第32頁7行に記述される。
【0029】
WO2007/121845に公開されるように、物質、特にWO2007/121845の請求項12および13の化合物と組み合わせた、本発明による物質を含む皮膚美白のための組成物が同様に考えられる。
【0030】
さらに、本発明による物質が含むことができる、あるいは、特定の活性化合物と組み合わせたそれらによって、支援または改良されることができる機能特性は、例えばWO2009/098139で言及された物質を含む。
【0031】
特に従来の防腐剤との組み合わせで、保存結果における向上が達成されることができる。例えばグリコールなどの化粧用アルコールの作用は、その物質によって強化されることができる。
【0032】
光保護製剤において、本発明による物質は、増大する保護因子(紫外線防御因子SPF、PPD(持続型即時黒化)等のUVA防護因子、赤外線または可視光線に対しての保護を示す因子)に対して非常に適しており、光不安定性UVフィルター、特に、例えば、ブチルメトキシジベンゾイルメタン(ユーソレックス(Eusolex)9020)などのジベンゾイルメタン誘導体を安定化させることに対してもまた非常に適している。
【0033】
実例となる作用は、抗糖化作用、皮膚弛緩作用、例えばコラーゲンおよびエラスチンの活性化等の皮膚自身の高分子の活性化、ならびに分解に対するその保護、線維芽細胞の活性化またはケラチノサイトの増殖、NOシンターゼの阻害、皮脂調整作用、特に、β−グルカン、マグネシウム、銅、亜鉛およびマンガンの塩との組み合わせでの細胞エネルギー代謝刺激作用、特に、例えばカフェイン等のキサンチンとの組み合わせでの抗脂肪沈着作用、皮膚引き締め作用、例えば脂肪分解作用(痩身作用)等の脂肪再構築作用、例えばヒドロコルチゾンおよび葉酸またはその誘導体との組み合わせでの抗炎症作用を含む。
【0034】
さらに、本発明による物質が、例えば、マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)を阻害すること、または、DNAの保護に貢献することによって、予防的に、光誘発の皮膚老化を含む皮膚の老化に対抗することが考えられる。更なる適用において、その物質は創傷治癒に貢献する。
【0035】
本発明は、さらに、抗にきび、ふけ予防、発汗抑制または脱臭効果の活性化合物としての、式Iおよび/またはIIの化合物の使用に関する。
特に、式Iおよび/またはIIの化合物は、プロピオニバクテリウムアクネス、プロピオニバクテリウムグラヌローサム、または、表皮ブドウ球菌等の微生物によって引き起こされるにきびの治療または予防に適している。
この目的に適した製剤は、以下に記述される。
さらに、ふけ予防活性化合物としての式Iおよび/またはIIの化合物の使用は、治療のため、また予防のための両方に有利である。例えばシャンプーに適した製剤は、以下に記述される。
【0036】
制汗剤または
防臭剤(deodrant)における活性化合物としての使用はまた有利である。一方、本発明による化合物のいくつかは、嫌な
臭いを覆うことができる心地よい特有の香りを有し、従って、
防臭作用を有する。例えば、化合物I−2はりんごの匂いがし、一方、化合物I−20はラズベリーの匂いがする(化合物の定義は以下を参照)。
式Iおよび/またはIIの化合物が、汗の分解、従って、
臭いの形成の原因となるバクテリアに対して抗菌作用を有するので、
防臭剤および制汗剤での使用はさらに有利である。
その化合物は、試験細菌によって決まる静菌性または殺菌性作用を有することができるということが、ここで特に有利である。もし、
臭いの形成を抑制しながら、バクテリアの繁殖が阻害されるのであれば、静菌性作用は達成されるが、バクテリアは死なない。その結果、自然の皮膚微生物叢は有利に保持されることができる。
従って、例えば、式I−2、I−9およびI−10の化合物は、表皮ブドウ球菌に対して静菌性作用を有するが、一方、表皮ブドウ球菌についての式I−20の化合物の作用は殺菌性である(例5)。
【0037】
脱臭剤および制汗剤に対して可能な製剤は、以下に記述される。
【0038】
一般式Iおよび/またはIIの化合物の発明による使用は、化粧の意味、また、薬剤の意味の両方で行われる。例えば、抗にきび組成物の場合に薬学的適用が考えられる。
その使用は好ましくは化粧用である。従って、にきびの場合に起こるように、皮膚画像での好ましくない変化の予防のための、上述した化合物またはその調合剤の非治療学的使用は可能である。
式IおよびIIの化合物は、例で説明されるように、予想外に良好な抗菌作用を有する。さらに、式IおよびIIの化合物は、対応する製剤に上手く組み込まれることができる透明な液体であるので、有利に製剤で使用されることができる。
【0039】
本発明に従って、式Iおよび/またはIIの化合物は、全ての可能な環構造異性体、すなわち、両方cisを含み、またトランス異性体も考えられる。
その化合物の原子が他の同位体によって置換されることもできるということは、当業者には同様に知られており、従って、例えば、DによるH原子の置換が可能である。
【0040】
式Iの化合物は好ましく用いられる。
好ましい実施態様では、基R1、R2、R3、R4およびR5は、互いに独立して、HまたはOHを表し、そこで基R1、R2、R3、R4およびR5のうちの1つ、2つまたは3つはOHを表す。
【0041】
そのような化合物の例が以下に記載される:
【0046】
他の基R1、R2、R3、R4およびR5を含む化合物の例は以下のものである:
【0048】
さらに好ましくは、基R1、R2、R3、R4およびR5のうちのちょうど1つが、OHを表し、一方、他の基がHを表す。特に好ましくは、OH基がその時、p−またはm−位に位置する、すなわち、特に好ましくは、この場合に、基R1、R3およびR5のうちの1つがOHを表す。
【0049】
それ故に、本発明による使用のために、式Ia、Ib、IIaおよびIIbの化合物から選択される、式IおよびIIの化合物が優先される。
【0051】
式中、R6およびR7は、互いに独立して、
・H、
・(CH
2−CH
2−O)
n−CH
2−CH
2−OH(nは0〜20)、
・1〜20の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキル基、
・2〜20の炭素原子および1つあるいは複数の二重または三重結合を有する直鎖あるいは分岐のアルケニルまたはアルキニル基、
から選択される基を表し、前記アルキル、アルケニルまたはアルキニル基はまた、1つあるいは複数の飽和または不飽和C
3−〜C
12−シクロアルキル基を含むことができる。
【0052】
式IaおよびIbの化合物が優先される。
【0053】
上記の定義における基R6およびR7は好ましくは、互いに独立して、
・H、
・CH
2−CH
2−OH、
・1〜10の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキル基、それはまた、飽和または不飽和C
6−シクロアルキル基を含むことができる、
から選択される基を表す。
【0054】
本発明に従って、式I−1〜I−28の化合物から選択される、式Iの化合物の使用は特に優先される。
【0058】
化合物I−2、I−9およびI−10は、大変特に優先される。
【0059】
本発明の目的のために、直鎖または分岐のC
1−〜C
10−アルキル基は1〜10の炭素原子を有するアルキル基であり、例えば、メチル、エチル、イソプロピル、プロピル、ブチル、sec−ブチルまたはtert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、1−、2−または3−メチルブチル、1,1−、1,2−または2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−エチル−2−メチルプロピル、1,1,2−または1,2,2−トリメチルプロピル、1,1−、1,2−、1,3−、2,2−、2,3−または3,3−ジメチルブチル、1−または2−エチルブチル、1−、2−、3−または4−メチルペンチル、ヘキシル、ヘプチル、1−エチルペンチル、オクチル、1−エチルヘキシル、ノニルあるいはデシルである。
上記に記載された基に加えて、C
1−〜C
20−アルキル基はまた、例えば、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、または、エイコシルであることができる。
【0060】
本発明に従って、アルケニル基は1つまたは複数の二重結合を含むことができる。直鎖または分岐のC
2−〜C
20−アルケニル基は、例えば、アリル、ビニル、プロペニル、2−または3−ブテニル、イソブテニル、sec−ブテニル、2−メチル−1−または2−ブテニル、3−メチル−1−ブテニル、1,3−ブタジエニル、2−メチル−1,3−ブタジエニル、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエニル、1−、2−、3−または4−ペンテニル、イソペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニルまたはオクテニル、−C
9H
17、−C
10H
19〜−C
20H
39である。
【0061】
アルキニル基は1つまたは複数の三重結合を含むことができる。分岐または非分岐のC
2−〜C
20−アルキニル基の例は、エチニル、1−または2−プロピニル、2−または3−ブチニル、さらに、4−ペンチニル、3−ペンチニル、ヘキシニル、ヘプチニル、オクチニル、−C
9H
15、−C
10H
17〜−C
20H
37である。
【0062】
本発明の意義におけるC
3−〜C
12−シクロアルキル基は、3〜12の炭素原子を含む、飽和および部分的にまたは完全に不飽和(すなわち、同様に芳香族の)環状炭化水素基を意味し、そしてまた、−(CH
2)
n基(nは1,2または3)によって架橋されることができる。それぞれの基への結合は、シクロアルキル基の数員環を経て行われることができる。適したシクロアルキル基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキセニル、シクロオクタジエニルまたはフェニルである。
6つの炭素原子を有する環状アルキル基は好ましくはシクロヘキシル、シクロヘキセニル、またはフェニルである。
【0063】
式IおよびIIの化合物は、水素と適切なNi、Co、Pt、PdまたはRh触媒を用いて当業者に知られている方法によって、対応する芳香族の出発原料の水素添加を用いて調製されることができる(例えば、GB286201、例3を参照)。
【0064】
出発原料、および合成に必要なその他の物質は、商業的に入手できる、または、文献から当業者に知られている合成によって入手しやすい。当業者は、ここで、困難なく、溶媒または温度などの適切な反応条件を選択することができる。
【0065】
その反応は、典型的に100℃より低い温度で、そして200バールより少ない圧力、例えば100バールまたは5バールで、実行される。
【0066】
可能な溶媒の例は、2−プロパノールまたはテトラヒドロフランである。
【0067】
反応時間は典型的に数時間、例えば3〜5時間である。
【0068】
水素添加は、代わりに、WO2011/001041A1で記述される方法を用いて実行されることもできる。
【0069】
さらに、本発明はまた、上記に定義されたように、少なくとも1つの、式Iおよび/またはIIの化合物、ならびに、少なくとも1つの適切な賦形剤を含む調合剤に関する。
調合剤は、化粧用調合剤(preparation)および医薬用調合剤の両方であることができる。好ましくは化粧用調合剤である。
【0070】
式IおよびIIの基R1〜R7の好ましい実施態様は上記に記述されたようにここで定義される。
【0071】
ここで、調合剤は、例えば、局所に塗布されることができる調合剤、例えば、化粧用のあるいは皮膚病の製剤または医薬品である。この場合の調合剤は、局所に美容のために、または皮膚科学的に、適した賦形剤を含み、望ましい性質プロファイル次第で、任意に更なる適した成分を含む。医薬用調合剤の場合には、この場合の調合剤は、薬学的に許容される賦形剤および任意に更なる薬剤活性化合物を含む。口での使用のための調合剤は、これらの外用薬に適した賦形剤を含む。
【0072】
本発明の意義において、用語“組成物”または“製剤”はまた、用語“調合剤”と一緒に同意語として用いられる。
【0073】
調合剤は口腔を含む外面的にそして局所的に使用されるということ、すなわち、調合剤は、例えば、皮膚のための外用薬に適していなければならないということを意味する、本発明の意義において局所的に塗布されることができる。
【0074】
調合剤は、上記必須のまたは任意の構成物質を、含有する(include)、または含む(comprise)、本質的に構成される(essentially consist of)またはから成る(consist of)ことができる。その調合剤で用いられることができる全ての化合物または構成要素(components)は、既知および商業的に入手できるか、または、既知の方法によって合成されることができる。
【0075】
少なくとも1つの、式Iおよび/またはIIの化合物は、典型的に、本発明による調合剤において、その調合剤の総量に基づいて、0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜10重量%、特に好ましくは0.1〜5重量%、大変特に好ましくは0.5〜2重量%で使用される。当業者は、ここで、全く困難なく、その調合剤の目的とする作用によって決まる、それに応じた量を選択することができる。
【0076】
調合剤は好ましくは
防臭効果、発汗抑制、ふけ予防または抗にきびの組成物、あるいは抗菌性の調合剤であり、特に歯または口腔ケアのためのものである。
【0077】
本発明による化合物を含む抗にきび組成物は、石鹸、洗剤、溶液、懸濁液、乳剤、クリーム、ゲル、ペースト、ローション、粉、油、スティックまたはスプレーの形状であることができる。さらに、その製剤中の可能な成分は以下に詳細に記述される。
【0078】
本発明による化合物を含むふけ予防の組成物は、例えば、洗浄、着色または漂白の前あるいは後に、髪に塗布されることができる、シャンプーまたはリンスの形状であることができる。その代りに、製剤はまた、髪のスタイリングのため、髪のトリートメントのため、または、髪の乾燥のために、ローションまたはゲルの形状であること、ヘアラッカーの形状であること、パーマネントウェーブのための製剤であること、あるいは、髪の着色または漂白のための製剤であることも可能である。このタイプの化粧用製剤は、界面活性物質、増粘剤、ポリマー、柔軟剤、防腐剤、泡安定剤、電解質、有機溶媒、シリコーン誘導体、防油活性化合物、製剤または髪を着色する染料または顔料、あるいは、通常髪のケア製品として使われる他の成分、等のさらに多くの成分を含むことができる。さらなる成分が、外用薬において、以下に詳細に記述される。
【0079】
防臭剤および制汗剤は、例えば、クリーム、ゲル、ローション、乳剤、
防臭剤スティック、ローラー、スプレーまたはスプレーポンプの形状であることができる。式Iおよび/またはIIの化合物は、通常、
防臭剤および制汗剤に適した、賦形剤原料、成分および活性化合物と組み合わされる。WO2011/131474で言及された、全ての賦形剤原料、成分および活性化合物を組み合わせた例として、ここで言及する。例えば、銀塩および/または銀錯体および/または火山起源の鉱物および/またはゼオライトおよび/またはミョウバンおよび/または髪成長阻害物質の群から等の、更なる
防臭効果のある補助剤との組み合わせは、特に好ましいとみなされる。実例となる銀塩および/または銀錯体はWO2011/131474の第6頁7行〜第10頁14行に記述される。火山起源の鉱物は、WO2011/131474の第10頁15行〜第11頁5行での例として記述される。ゼオライトはWO2011/131474の第11頁7行〜27行での例として記述される。ミョウバン型の塩は、WO2011/131474の第11頁28行〜第13頁17行での例として記述される。実例となる髪成長阻害物質はWO2011/131474の第13頁29行〜第21頁11行に記述される。
【0080】
適した賦形剤原料の例は、グリセリルステアレート、アルミニウムクロロハイドレート、プロピレングリコール、カルボマー、グリセロール、ジカプリルエーテル、エタノール、グリセリルココエート、シクロメチコン、ジメチコン、ジプロピレングリコール、ステアリルアルコール、鉱油、フェニルトリメチコンまたはステアリン酸ナトリウムである。
【0081】
上述の製剤において、式Iおよび/またはIIの化合物は、さらに、例えば、アニス酸、アルコール、安息香酸アンモニウム、プロピオン酸アンモニウム、安息香酸、ブロノポール、ブチルパラベン、ベンゼトニウムクロライド、ベンザルコニウムクロライド、5−ブロモ−5−ニトロ−1,3−ジオキサン、ベンジルアルコール、ホウ酸、ベンゾイソチアゾリノン、ベンゾトリアゾール、ベンジルヘミホルメート(benzyl hemiformate)、ベンジルパラベン、2−ブロモ−2−ニトロ−プロパン−1,3−ジオール、ブチルベンゾエート、クロルフェネシン、カプリル/カプリングリセリド、カプリリルグリコール、茶の葉の抽出物、カンジダビンビコラ/グルコース/メチルナタネ酸(methyl rapeseedates)、クロロキシレノール、クロロアセトアミド、クロルヘキシジン、クロロブタノール、カルシウムベンゾエート、カルシウムパラベン、カルシウムプロピオネート、カルシウムサリチレート、カルシウムソルベート、キャプタン、クロラミンT、クロルヘキシジンジアセテート、クロルヘキシジンジグルコネート、クロルヘキシジンジヒドロクロライド(chlorhexidine dithydrochloride)、クロロアセトアミン(chloroacetamine)、p−クロロ−m−クレゾール、クロルフェン(chlorphen)、p−クロロフェノール、クロロチモール、ザボン(グレープフルーツ)の果実抽出物、ザボン(グレープフルーツ)の種抽出物、m−クレゾール、o−クレゾール、p−クレゾール、混合クレゾール、1,2−デカンジオール(INCIデシレングリコール)、ジアゾリジニルウレア、ジクロロベンジルアルコール、ジメチルオキサゾリジン、DMDMヒダントイン、ジメチルヒドロキシメチルピラゾール、デヒドロ酢酸、ジアゾリジニルウレア、DEDMヒダントイン、DEDMヒダントインジラウレート、ジブロモプロパミジンジイソチオネート、ジメチロールエチレンチオウレア、ジチオメチルベンズアミド、DMHF、ドミフェンブロマイド、7−エチルビシクロオキサゾリジン、エチルパラベン、エチルヘキシルグリセロール、エタノール、エチルフェルレイト(ethyl ferulate)、ホルムアルデヒド、フェルラ酸、グリセリルカプレート、グルタラール、グリセロールホルメート、グリオキサル、ヘキサミジンジイセチオネート(hexamidine diisethionate)、ヘキサンジオール、ヘキセチジン、ヘキサミジン、ヘキサミジンジパラベン、ヘキサミジンパラベン、4−ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシメチルジオキサザビシクロオクタン、イミダゾリジニルウレア、イミダゾリジニルウレアNF、イソブチルパラベン、イソチアゾリノン、ヨードプロピニルブチルカルバメート、イソデシルパラベン、イソプロピルクレゾール、イソプロピルパラベン、イソプロピルソルベート、カリウムソルベートNF FCC、ウスニン酸銅、カリウムベンゾエート、エチルパラベンカリウム、メチルパラベンカリウム、パラベンカリウム、カリウムフェノキシド、o−フェニルフェノールカリウム、カリウムプロピオネート、プロピルパラベンカリウム、カリウムサリチレート、カリウムソルベート、メチルパラベン、メチルイソチアゾリノン、メチルベンゼトニウムクロライドフェノール、メチルジブロモグルタロニトリル、メタンアンモニウムクロライド、メチルブロモグルタロニトリル、マグネシウムベンゾエート、マグネシウムプロピオネート、マグネシウムサリチレート、MDMヒダントイン、MEAベンゾエート、o−フェニルフェノールMEA、MEAサリチレート、メチルクロイソチアゾリノン(methylchloristhiazolinone)、ナトリウムベンゾエートNF FCC、ナトリウムカプリレート、ナトリウムデヒドロアセテート、ナトリウムデヒドロアセテートFCC、ナトリウムヒドロキシメチルグリシネート、メチルパラベンナトリウム、プロピルパラベンナトリウム、ヨード酸ナトリウム(sodium iodoate)、ニームの木の種油、ナイシン、ナトリウムベンゾエート、ブチルパラベンナトリウム、ナトリウムp−クロロ−m−クレゾール、エチルパラベンナトリウム、ナトリウムホルメート、ナトリウムヒドロキシメタンスルホネート、イソブチルパラベンナトリウム、パラベンナトリウム、ナトリウムフェノールスルホネート、ナトリウムフェノキシド、o−フェニルフェノールナトリウム、ナトリウムプロピオネート、プロピルパラベンナトリウム、ナトリウムピリチオン、ナトリウムサリチレート、ナトリウムソルベート、オルトフェニルフェノール(ortholphenylphenol)、フェノキシエタノール、プロピルパラベン、ポリメトキシ二環式オキサゾリジン、パイナスパイナスターの樹皮抽出物、ポロキサマー188、PVPヨウ素、パラベン、ピロクトンオラミン(pircotone olamines)、フェネチルアルコール、ポリアミノプロピルビグアニド、ポリクオタニウム−42(polyquarternium-42)、PEG−5 DEDMヒダントイン、PEG−15 DEDMヒダントイン、PEG−5ヒダントインオレエート、PEG−15 DEDMヒダントインステアレート、フェネチルアルコール、フェノール、フェノキシエチルパラベン、フェノキシイソプロパノール、フェニルベンゾエート、フェニル水銀アセテート、フェニル水銀ベンゾエート、フェニル水銀ボレート、フェニル水銀ブロマイド、フェニル水銀クロライド、フェニルパラベン、o−フェニルフェノール、ポリアミノプロピルビグアニドステアレート、プロピオン酸、プロピルベンゾエート、クオタニウム−15、クオタニウム−8、クオタニウム−14、ローズマリーの葉抽出物、ソルビン酸NF FCC、二硫化セレン(selenium disulfine)、ソルビン酸、サリチル酸、銀ボロシリケート、銀マグネシウムアルミニウムホスフェート、トリクロサン、ジ−アルファ−トコフェロール、トコフェロールアセテート、チオメルサール(thimersal)、トリクロカルバン(triclocarban)、TEAソルベート、チメロサール、ウスニン酸、ウンデシルエノイルPEG−5パラベン、ブドウの種抽出物、チャノキ油、過酸化水素、ピリチオン亜鉛、酸化亜鉛、フェノールスルホン酸亜鉛、または、その組み合わせ、等の、全ての既知の防腐剤あるいは抗菌活性化合物と有利に組み合わせられることができる。
【0082】
上述の製剤において、式Iおよび/またはIIの化合物は、1つまたは複数の虫保護薬品(虫の防虫剤)と有利に組み合わせることができる。重要な虫保護薬品は、例えば、N,N−ジエチル−m−トルアミド(DEET)、p−メンタン−3,8−ジオール(PMD)、または、IR3535(3−[N−ブチル−N−アセチル]アミノプロピオン酸、エチルエステル)である。本発明による物質はまた、それ自身が虫の防虫剤の性質を有することができ、あるいは、さらなる虫保護薬品と組み合わせて、向上した防御に貢献することができる。
【0083】
式Iおよび/またはIIの化合物はまた、抗生物質と組み合わせることができる。本発明に従って、例えば、ベータラクタム、バンコマイシン、マクロライド、テトラサイクリン、キノロン、フルオロキノロン、(ニトロキソリン、チルボキノールまたはニトロフラントインなどの)ニトロ化化合物、アミノグリコシド、フェニコール、リンコサミド(lincosamida)、シネルジスチン(synergistins)、ホスホマイシン、フシジン酸、オキサゾリジノン、リファマイシン、ポリミキシン(polymixyns)、グラミシジン、チロシジン(tyrocydines)、グリコペプチド、スルホンアミド、あるいは、トリメトプリムの、全ての既知の抗生物質が使用されることができる。
【0084】
口腔または歯のケアのための製剤は、例えば、歯のクリーム、洗口液、歯磨き粉、チューイングガム、トローチ、マウススプレー、デンタルフロス、歯科用セメント、または、歯の染料(dental colour)の形状が可能である。
対応する製剤は、さらに、例えば、保湿剤、界面活性剤、構造形成剤(structure formers)、ゲル形成剤、研磨剤、フッ化物源、減感剤、香味料、染料、甘味料、防腐剤、抗菌性物質、あるいは、歯垢防止用または歯石防止用薬品等の、従来の成分を含むことができる。
【0085】
歯のクリームでの使用のための適した保湿剤は、例えば、キシリトール、ソルビトール、グリセロール、プロピレングリコール、または、ポリエチレングリコール等の、多価アルコールである。グリセロールとソルビトールとの混合物は、特に適している。保湿剤は、空気と接触して乾ききらない歯のクリーム製剤、および、心地よい(柔らかく自然の、流動性の、甘い)クリームの口の感触に貢献する。これらの保湿剤は典型的に0〜85重量%、好ましくは0〜60重量%で、その調合剤中に存在する。
【0086】
歯のクリーム、洗口液、等に適した界面活性物質は、典型的に、水溶性の有機化合物であり、アニオン性、非イオン性、カチオン性または両性であることができる。適切に安定した界面活性物質は好ましく選択されるべきである。
【0087】
アニオン性の界面活性物質は、例えば、C
10−18アルキル硫酸の水溶性塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)、C
10−18エトキシ化アルキル硫酸の水溶性塩、C
10−18アルキルサルコシン酸の水溶性塩、C
10−18脂肪酸のスルホン化モノグリセリドの水溶性塩(例えば、ヤシ脂肪酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウム)、アルキルアリールスルホン酸塩(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、および、N−メチルタウリンのヤシ脂肪酸アミドのナトリウム塩である。
【0088】
口腔ケア組成物に適した非イオン性の界面活性物質は、例えば、アルキルフェノールのポリエチレンオキサイド縮合物、(‘プルロニック(Pluronic)’という名で入手できる)エチレンオキサイド/プロピレンオキサイドコポリマー、エチレンオキサイド/エチレンジアミンコポリマー、脂肪族アルコールのエチレンオキサイド縮合物、長鎖第三級アミン酸化物、長鎖第三級ホスフィン酸化物、長鎖ジアルキルスルホキシドおよびその混合物、等の、脂肪族またはアルキル芳香族化合物と、アルキレンオキサイド基との縮合生成物である。なおその上に、代替物は、例えば、“ツイーン(Tween)”という名でICIを経て、入手できる、エトキシ化ソルビタンエステルである。
【0089】
カチオン性界面活性剤は、典型的に、例えば、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムブロマイド、セチルピリジニウムクロライド、ジイソブチルフェノキシエトキシエチルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ヤシ脂肪酸アルキルトリメチルアンモニウム亜硝酸塩、および、セチルピリジニウムフッ化物、等の、C
8−18アルキル鎖を含む第四級アンモニウム化合物である。
【0090】
ベンジルアンモニウムクロライド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロライド、および、C
1−18炭化水素基および2つの(ポリ)オキシエチレン基を含む、第三級アミンであることがまた適している。
【0091】
両性の界面活性剤は、典型的に、脂肪族の第二級および第三級アミンであり、そこで、脂肪族基は直鎖または分岐であることができ、その中の脂肪族基の1つはC
8−18の基であり、その他の基は、例えば、スルホネート、カルボキシレート、スルフェート、ホスフォネート、または、ホスフェートの、アニオン性の親水性基を含む。
【0092】
界面活性剤は、通常0〜20重量%、好ましくは0〜10重量%で、口腔ケア製剤へ組み込まれる。
【0093】
構造形成剤は、所望の構造性質および所望“口の感触”を可能にするために、歯のクリームまたはチューイングガムにおいて必要である。適した物質は、例えば、トラガカントゴム、キサンタンガム、カラヤゴムおよびアラビアゴム等の天然ゴム、シンジュゴケおよびアルギン酸塩等の藻の誘導体、ベントナイトまたはヘクトライト等のスメクタイト土、カルボキシビニルポリマー、ならびに、ヒドロキシエチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロースナトリウム等の水溶性セルロース誘導体である。例えばコロイド状のマグネシウムアルミニウムシリケートが使用されるのであれば、改良された構造はまた達成されることができる。その構造形成剤は典型的に0〜5重量%、好ましくは0〜3重量%で口腔衛生製剤に存在する。
【0094】
研磨剤は好ましくは、エナメルまたは象牙質に損傷を与えることなく、歯を掃除および/または研磨することができるべきである。それらは、通常、歯のクリームまたは歯磨き粉に用いられるが、洗口液等に用いられることもまたできる。適した研磨剤は、例えば、水和シリケートまたはシリカゲルなどのシリカ研磨剤であり、特にシリカキセロゲル(例えば、W.R.グレースアンドカンパニーから入手できる‘シロイド(syloid)’)である。同様に、J.M.フーバーコーポレーションから‘ゼオデント(Zeodent)’という名で入手できるシリカ原料、および、ジョンズ−マンビルコーポレーションから入手できる‘セライト’等の珪藻土が適している。代わりの研磨剤は、アルミナ、不溶性ナトリウムメタホスフェート等の不溶性メタホスフェート、カルシウムカーボネート、ジカルシウムホスフェート(二水和物および無水物の形状で)、カルシウムピロホスフェート、ポリメトキシレート(polymethoxylates)、ならびに、メラミン−ウレア、メラミン−ホルムアルデヒド、ウレア−ホルムアルデヒド、メラミン−ウレア−ホルムアミド、架橋エポキシド、メラミン、フェノール樹脂、高純度のセルロース(例えば、デグサAG社から入手できる‘エルセマ(Elcema)’)、および、架橋ポリエステル、等の、特定微粒子の硬化性重合樹脂(specific particulate curable polymerised resins)である。研磨剤は、典型的に0〜80重量%、好ましくは0〜60重量%で、口腔衛生製剤に組み込まれる。
【0095】
適したフッ化物源は、例えば、フッ化ナトリウム、フッ化亜鉛、フッ化カリウム、フッ化アルミニウム、フッ化リチウム、ナトリウムモノフルオロホスフェート、フッ化スズ、フッ化アンモニウム、二フッ化アンモニウムおよびフッ化アミンである。そのフッ化物源は、好ましくは、使用する上で、フッ化物イオンの約50ppm〜約4,000ppmを供給するために適した量で存在する。
【0096】
適した減感剤は、例えば、ホルムアルデヒド、硝酸カリウム、クエン酸三カリウム、塩化カリウムおよび塩化ストロンチウム、酢酸ストロンチウム、ならびにクエン酸ナトリウムである。
【0097】
香味料は、例えば、ペパーミント、スペアミント、クランベリー、サッサフラスの根およびクローブの油から選択されることができる。甘味料は、また、例えば、D−トリプトファン、サッカリン、デキストロース、アスパルテーム、果糖、アセサルフェーム、ジヒドロカルコン、およびシクラミン酸ナトリウムが用いられる。これらの全ての香味料は、典型的に0〜5重量%、好ましくは0〜2重量%で存在する。染料および顔料は、その製剤を光学的により魅力的にさせるために加えることができる。二酸化チタンは、強力な白色を得るために頻繁に用いられる。
【0098】
上述したように、本発明による歯および口腔ケア製剤はまた、1つまたは複数のさらなる抗菌活性化合物を含むことができる。その適した例は、(クエン酸亜鉛等の)亜鉛塩、塩化セチルピリジニウム、(クロルヘキシジン等の)ビスビグアニド、脂肪族アミン、ブロモクロロフェン、ヘキサクロロフェン、サリチルアニリド、第四級アンモニウム化合物、および、トリクロサンである。あるいは、酵素機構が用いられ、例えば、ラクトペルオキシダーゼおよびグルコースオキシダーゼを含む機構を用い、グルコース、水および酸素の存在下で、過酸化水素の抗菌的に効果のある量を発生することができる。
【0099】
その製剤はまた、アルコールを含むことができる。これは洗口液において特に有利である。
【0100】
式Iおよび/またはIIの化合物および上述した成分に加えて、本発明による調合剤はまた、更なる成分を含むことができる。特に化粧用調合剤に、さらに可能な成分は、以下に記述される。
【0101】
本発明による調合剤は、さらに、少なくとも1つのUVフィルターを含むことができる。
【0102】
有機UVフィルター、所謂、親水性または親油性の紫外線防御フィルターは、UVA領域および/またはUVB領域および/またはIRおよび/またはVIS領域(吸収体)に効果的である。これらの物質は、特に、桂皮酸誘導体、サリチル酸誘導体、ショウノウ誘導体、トリアジン誘導体、β,β−ジフェニルアクリレート誘導体、p−アミノ安息香酸誘導体および重合体フィルターおよびシリコーンフィルターから選択されることができ、これらは、WO93/04665の出願に記述される。有機フィルターの更なる例は特許出願EP−A 0487 404に示される。上記UVフィルターは、通常、INCI命名法に従って以下のように命名される。
【0103】
組み合わせのために特に適したものは以下のものである:
パラ−アミノ安息香酸およびその誘導体:PABA、エチルPABA、エチルジヒドロキシプロピルPABA、例えば、“エスカロール(Escalol)507”という名でISP社によって販売されるエチルヘキシルジメチルPABA、グリセリルPABA、例えば、“ユビヌル(Uvinul)P25”という名でBASF社によって販売されるPEG−25PABA。
【0104】
サリチル酸塩:“ユーソレックスHMS”という名でメルク(Merck)社によって販売されるホモサラート;例えば、“ネオヘリオパン(Neo Heliopan)OS”という名でシムライズ(Symrise)社によって販売されるサリチル酸エチルヘキシル;例えば、“ディピサル(Dipsal)”という名でスケル(Scher)社によって販売されるサリチル酸ジプロピレングリコール;例えば、“ネオヘリオパンTS”という名でシムライズ社によって販売されるTEAサリチレート。
【0105】
β,β−ジフェニルアクリレート誘導体:例えば、“ユーソレックス(登録商標)OCR”という名でメルク社によって販売されるオクトクリレン;BASF社から“ユビヌルN539”;例えば、“ユビヌルN35”という名でBASF社によって販売されるエトクリレン。
【0106】
ベンゾフェノン誘導体:例えば、“ユビヌル400”という名で販売されるベンゾフェノン−1;例えば、“ユビヌルD50”という名で販売されるベンゾフェノン−2;例えば、“ユビヌルM40”という名で販売されるオキシベンゾンまたはベンゾフェノン−3;例えば、“ユビヌルMS40”という名で販売されるベンゾフェノン−4;例えば、“ユビヌルDS−49”という名でBASF社によって販売されるベンゾフェノン−9;例えば、“ヘリソーブ(Helisorb)11”という名でノルクアイ(Norquay)社によって販売されるベンゾフェノン−6、ベゾンフェノン−5;例えば、“スペクトラ−ソーブ(Spectra-Sorb)UV−24”という名でアメリカンシアナミド(American Cyanamid)社によって販売されるベンゾフェノン−8;ユーソレックス(登録商標)4360という名でダルムシュタットにあるメルク社によって販売される2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンまたはベンゾフェノン−12n−ヘキシル2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート。
【0107】
ベンジリデンカンファー誘導体:例えば、“メキゾリル(Mexoryl)SD”という名でシメックス(Chimex)社によって販売される3−ベンジリデンカンファー;例えば、“ユーソレックス6300”という名でメルク社によって販売される4−メチルベンジリデンカンファー;例えば“メキゾリルSL”という名でシメックス社によって販売されるベンジリデンカンファースルホン酸;例えば“メキゾリルSO”という名でシメックス社によって販売されるメト硫酸カンファーベンザルコニウム;例えば“メキゾリルSX”という名でシメックス社によって販売されるテレフタリリデンジカンファースルホン酸;例えば“メキゾリルSW”という名でシメックス社によって販売されるポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー。
【0108】
フェニルベンゾイミダゾール誘導体:例えば“ユーソレックス232”という名でメルク社によって販売されるフェニルベンゾイミダゾールスルホン酸;例えば“ネオヘリオパンAP”という名でシムライズ社によって販売されるフェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム。
【0109】
フェニルベンゾトリアゾール誘導体:例えば、“シラトリゾール”という名でロ−ディアシミー(Rhodia Chimie)社によって販売されるドロメトリゾールトリシロキサン;例えば、“チノソーブM”という名でBASF社によって販売される、水性分散液としてのマイクロ化形態での、または、例えば、“ミキシム(MIXXIM)BB/100”という名でフェアマウントケミカル(Fairmount Chemical)社によって販売される、固体形状での、メチレンビス(ベンゾトリアゾリル)テトラメチルブチルフェノール。
【0110】
トリアジン誘導体:例えば、“ユビヌルT150”という名でBASF社によって販売されるエチルヘキシルトリアゾン;例えば、“ユバソーブ(Uvasorb)HEB”という名でシグマ3V(Sigma 3V)社によって販売されるジエチルヘキシルブタミドトリアゾン。更なるトリアジン誘導体は、例として、メキゾリルSBSという名で販売される、4−({4−{[4−(ブトキシカルボニル)フェニル]アミノ}−6−[(3−{1,3,3,3−テトラメチル−1−[(トリメチルシリル)−オキシ]ジシロキサニル}プロピル)アミノ]−1,3,5−トリアジン−2−イル}アミノ)安息香酸ブチル、2,4,6−トリス(ビフェニル)−1,3,5−トリアジン、または、2,4,6−トリス(ジイソブチル4’−アミノベンザルマロネート)−s−トリアジン。メキゾリルSBSの構造:
【0112】
ならびに、例えば、チノソーブSという名でBASF社によって販売されるビス−エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン。
【0113】
アントラニル(Anthraniline)誘導体:例えば、“ネオヘリオパンMA”という名でシムライズ社によって販売されるアントラニル酸メンチル
イミダゾール誘導体:エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオネート
ベンザルマロネート誘導体:例えば、“パルソール(Parsol)SLX”という名でホフマンラロシュ社によって販売される、例えば、ポリシリコーン−15等の、ベンザルマロネート官能基を含むポリオルガノシロキサン
4,4−ジアリールブタジエン誘導体:1,1−ジカルボキシ(2,2’−ジメチルプロピル)−4,4−ジフェニルブタジエン
ベンゾオキサゾール誘導体:例えば、ユバソーブK2Aという名でシグマ3V社によって販売される、2,4−ビス[5−(1−ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール−2−イル(4−フェニル)イミノ]−6−(2−エチルヘキシル)イミノ−1,3,5−トリアジン、ならびに、これを含む混合物
例えば、以下の化合物等の、ピペラジン誘導体、
【0115】
あるいは、以下の構造のUVフィルター。
【0117】
以下の式(ここで、例えば、aが1.2、bが58、cが2.8である)に従ってランダム分布を有するポリシロキサンコポリマーに基づくUVフィルターの使用もまた可能である:
【0119】
載せられた化合物は例としてのみ見なされるべきであり、他のUVフィルターもまた当然使用されることができる。
【0120】
適した有機UV保護物質は、好ましくは以下のリストから選択されることができる:サリチル酸エチルヘキシル、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、ベンゾフェノン−3、ベンゾフェノン−4、ベンゾフェノン−5、2−(4−ジエチル−アミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸n−ヘキシル、4−メチルベンジリデンカンファー、テレフタリリデンジカンファースルホン酸、フェニルジベンズイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム、メチレンビス(ベンゾトリアゾリル)テトラメチルブチルフェノール、エチルヘキシルトリアゾン、ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、ドロメトリゾールトリシロキサン、ポリシリコーン−15、1,1−ジカルボキシ(2,2’−ジメチルプロピル)−4,4−ジフェニルブタジエン、2,4−ビス[5−1(ジメチルプロピル)ベンズオキサゾール−2−イル(4−フェニル)イミノ]−6−(2−エチルヘキシル)−イミノ−1,3,5−トリアジン、ならびに、その混合物
これらの有機UVフィルターは、一般に、0.01〜20重量%、好ましくは1〜10重量%で製剤に組み込まれる。
【0121】
抽出物および任意の有機UVフィルターに加えて、上述したように、調合剤は、更に、無機UVフィルター、所謂微粒子UVフィルターを含むことができる。
微粒子UVフィルターとのこれらの組み合わせは、粉として、およびまた、以下の種類(type)のペーストまたは分散体としての両方で、可能である。
ここで、それらのどちらも、例えば被覆した二酸化チタン(例えばユーソレックス(登録商標)T−2000、ユーソレックス(登録商標)T−AQUA、ユーソレックス(登録商標)T−AVO、ユーソレックス(登録商標)T−OLEO)等の二酸化チタン、酸化亜鉛(例えば、サクトテク(Sachtotec)(登録商標))、酸化鉄、または、同様に、酸化セリウムおよび/または酸化ジルコニウムの群から提供されることが好ましい。
【0122】
さらに、顔料の二酸化チタンまたは酸化亜鉛との組み合わせも可能であり、そこでこれらの顔料の粒径は、例えばホンビタン(Hombitan)(登録商標)FGまたはホンビタン(登録商標)FF−Pharmaで200nm以上である。
【0123】
さらに、例えば、Cosmetics&Toiletries、1990年2月、105巻、53−64頁に記述されるように、その調合剤が、従来の方法によって後処理されている(aftertreated)無機UVフィルターを含むことは、好ましい。以下の後処理された構成要素の1つまたは複数は、ここから選ぶことができる:アミノ酸、蜜ろう、脂肪酸、脂肪酸アルコール、アニオン性界面活性剤、レシチン、リン脂質、脂肪酸のナトリウム、カリウム、亜鉛、鉄、または、アルミニウム塩、ポリエチレン、シリコーン、タンパク質(特にコラーゲンまたはエラスチン)、アルカノールアミン、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、さらに金属酸化物、ナトリウムヘキサメタホスフェートなどのホスフェート、あるいは、グリセリン。
【0124】
ここで好ましく用いられる微粒子UVフィルターは以下の通りである:
・例えば、テイカ(Tayca)社の製品ミクロチタニウムジオキサイド(Microtitanium Dioxide)MT500B、デグサ社の二酸化チタンP25等の、未処理の二酸化チタン;
・例えば、テイカ社の製品“ミクロチタニウムジオキサイドMT100SA”、または、ユニケマ(Uniqema)社の製品“チオベイルフィン(Tioveil Fin)”等の、後処理二酸化ケイ素および酸化アルミニウムとともに後処理された微粉二酸化チタン;
・例えば、テイカ社のミクロチタニウムジオキサイドMT100T、メルク社のユーソレックスT−2000等の、後処理ラウリン酸/ステアリン酸アルミニウムおよび/または酸化アルミニウムとともに後処理された微粉二酸化チタン;
・例えば、テイカ社の製品“ミクロチタニウムジオキサイドMT100F”等の、後処理ステアリン酸鉄および/または酸化鉄とともに後処理された微粉二酸化チタン;
・例えば、テイカ社の製品“ミクロチタニウムジオキサイドMT100SAS”等の、後処理シリコーン、酸化アルミニウム、および二酸化ケイ素とともに後処理された微粉二酸化チタン;
・例えば、テイカ社の製品“ミクロチタニウムジオキサイドMT150W”等の、ヘキサメタリン酸ナトリウムとともに後処理された微粉二酸化チタン。
【0125】
組み合わせのために用いられる処理された微粉二酸化チタンは、また、以下のものと後処理されることができる:
・例えば、デグサ社の製品テゴサン(Tego Sun)T805等の、オクチルトリメトキシシラン;
・二酸化ケイ素;例えば、DSM社の製品パルソール(Parsol)T−X等;
・酸化アルミニウムおよびステアリン酸;例えば、サクトレベン(Sachtleben)社の製品UV−チタンM160等;
・アルミニウムおよびグリセリン;例えば、サクトレベン社の製品UV−チタン等、
・例えば、サクトレベン社の製品UV−チタンM262等の、シリコーンオイルおよびアルミニウム;
・ヘキサメタリン酸ナトリウムおよびポリビニルピロリドン、
・例えば、カルドレ(Cardre)社の製品“70250カルドレUF TiO2SI3”等の、ポリジメチルシロキサン;
・例えば、カラーテクニック社の製品“ミクロチタニウムジオキサイドUSPグレード疎水性”等の、ポリジメチルハイドロジェンシロキサン(Polydimethylhydrogenosiloxanes)。
【0126】
さらに、以下の製品との組み合わせもまた有利であることができる:
・例えば、BASF社(サンスマート社)の製品Z−コート、エレメンティス社のナノックス等の、未処理の酸化亜鉛;
・例えば、以下の製品等の、後処理された酸化亜鉛:
・Toshibi社の“酸化亜鉛CS−5”(ポリメチルハイドロジェンシロキサンと後処理されたZnO);
・Nanophase Technologies社のナノガード酸化亜鉛FN;
・シン−エツ(Shin-Etsu)社の“SPD−Z1”(シクロジメチルシロキサン中に分散した、シリコーン−グラフト型アクリルポリマーとともに後処理したZnO);
・ISP社の“エスカロールZ100”(メトキシ桂皮酸エチルヘキシル/PVP−ヘキサデセン/メチコンコポリマー混合物中に分散した、酸化アルミニウム−後処理されたZnO);
・冨士色素社の“フジZNO−SMS−10”(二酸化ケイ素およびポリメチルシルセスキオキサン(polymethylsilesquioxane)とともに後処理されたZnO);
・例えば、Rhone Poulenc社の名称“コロイダル酸化セリウム”の、未処理の酸化セリウムミクロ顔料(micropigment);
・未処理の、および/または、Arnaud社の名称ナノガー(Nanogar)とともに後処理された酸化鉄。
【0127】
例として、後処理の有り無し両方の、例えばイケダ(Ikeda)社の製品サンベイル(Sunveil)A等と、例えば、二酸化チタンおよび酸化セリウムなどの、様々な金属酸化物との混合物を用いることもできる。さらに、例えば、ザハトレーベン(Sachtleben)社の製品UV−チタンM261等の、酸化アルミニウム−、二酸化ケイ素−およびシリコーンの混合物−後処理された二酸化チタン/酸化亜鉛の混合物は、また用いられうる。
【0128】
これらの無機UVフィルターは、一般に0.1〜25重量%、好ましくは2〜10重量%で、その調合剤中に組み込まれる。
【0129】
UVフィルター作用を有する上記化合物の1つまたは複数の組み合わせによって、UV放射の有害な効果に対する保護作用が最大限に利用されることができる。
全ての上記UVフィルターはまた、カプセルに包まれた形状で用いられることができる。特に、カプセルに包まれた形状で有機UVフィルターを用いることは有利である。
本発明に従って用いられる調合剤でのカプセルは、好ましくは、カプセルに包まれたUVフィルターが、上記で示された重量%比でその調合剤中に存在することを保証する量で存在する。
【0130】
上述した調合剤は、本発明に従って、少なくとも1つの、式Iおよび/またはIIの化合物を含み、さらにまた着色顔料を含むことができ、その顔料の層状構造は制限されない。
【0131】
着色顔料は、好ましくは0.5〜5重量%の使用で皮膚の色または茶色であるべきである。対応する顔料の選択は、当業者によく知られている。
【0132】
好ましい調合剤は、同様に、例えば、抗酸化物質、老化防止、抗しわ、さらにふけ予防、さらに抗にきび、抗脂肪沈着の活性化合物、さらに脱臭剤、美白活性化合物、セルフタンニング物質またはビタミンから選ばれる、少なくとも1つの更なる化粧用活性化合物を含むことができる。
【0133】
抗にきび作用に関して、例えば、WO2009/098139の第47頁2行〜第48頁27行およびDE10324567に開示されるように、更なる抗にきび活性化合物との相乗的な組み合わせは、考えられる。実例となる更なる抗にきび活性化合物は、乳酸銀およびクエン酸銀などの銀塩ならびに銀粒子、アゼライン酸、エラグ酸、乳酸、グリコール酸、サリチル酸、グリシルリジン酸、トリクロサン、フェノキシエタノール、イセチオン酸ヘキサミジン、ケトコナゾール、過酸化水素または過酸化ベンゾイル等の過酸化物、3−ヒドロキシ安息香酸、4−ヒドロキシ安息香酸、フィチン酸、アラキドン酸、カプリリルグリコール、エチルヘキシルグリセロール、ファルネソール、セチルピリジニウム塩、6−トリメチルペンチル−2−ピリドン(ピロクトンオラミン)、ならびに、リポヒドロキシ酸(LHA)である。
【0134】
ふけ予防作用に関して、例えば、亜鉛ピリチオン、ピロクトンオラミン、二硫化セレン、クリンバゾール、トリクロサン、ブチルパラベン、1,3−ビス(ヒドロキシメチル)−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン(DMDMヒダントイン)、フマル酸、メチルクロロイソチアゾリノンまたはメチルイソチアゾリノン(MIT)等の、更なるふけ予防活性化合物との相乗的な組み合わせは、考えられる。
【0135】
脱臭剤および制汗剤でのそれらの使用において、本発明による物質は、更なる脱臭補助剤と相乗的に組み合わされることができる。この目的を達成するために、WO2011/131474に言及された活性化合物に対して参照を行う。以下の組み合わせることができる活性化合物は現時点で例として言及される:2−メチル5−シクロヘキシルペンタノール、アルミニウムクロロハイドレート、エチルヘキシルグリセリン(Ethylhexlglycerin)、ファルネソール、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスGLY、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレート(塩化水酸化アルミニウム)、トリクロサン、四塩化アルミニウム、リシノール酸亜鉛、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、ポリアミノプロピルビグアニドステアレート、サリチル酸ベンジル、アルミニウムセスキクロロハイドレート(Sesquichlorohydrat)、亜鉛PCA(ピロリドンカルボキシル酸の亜鉛塩)、グルコン酸亜鉛クエン酸トリエチル、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムジクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスポリエチレングリコール錯体、アルミニウムセスキクロロハイドレックスプロピレングリコール錯体、緩衝硫酸アルミニウム、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックスグリシン錯体、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックスグリシン錯体、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックスグリシン錯体、アルミニウムジルコニウムトリクロルハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン錯体、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン錯体、乳酸アルミニウムナトリウムとともに緩衝された硫酸アルミニウム。
【0136】
酸化ストレスまたは遊離基の作用に対する調合剤の保護作用は、もしその調合剤が1つまたは複数の抗酸化物質を含んでいるのであれば改善されることができ、そこで当業者は、全く苦もなく、即効性のあるまたは遅延性のある抗酸化物質を適切に選択することができる。
【0137】
抗酸化物質として用いることができる、専門の文献より既知の多くの実績のある物質があり、例えば、アミノ酸(例えば、グリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)およびその誘導体、イミダゾール(例えばウロカニン酸)およびその誘導体、D,L−カルノシン、D−カルノシン、L−カルノシン等のペプチドおよびその誘導体(例えばアンセリン)、カロチノイド、カロチン(例えばα−カロチン、β−カロチン、リコペン)およびその誘導体、クロロゲン酸およびその誘導体、リポ酸およびその誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン、ならびに、そのグリコシル、N−アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、パルミトイル、オレイル、γ−リノレイル(linoleyl)、コレステリルおよびグリセリルエステル)およびその塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、チオジプロピオン酸およびその誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシド、および塩)、および、とても低い耐性用量(例えば、pmol〜μmol/kg)でのスルホキシミン化合物(例えば、ブチオニンスルホキシミン、ホモシスタスルホキシミン(homocysta sulfoximine)、ブチオニンスルホン、ペンタ−、ヘキサ−、およびヘプタチオニンスルホキシミン)、および、また、(金属)キレート剤、(例えば、α−ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、α−ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、胆緑素、EDTA、ペンタナトリウムエチレンジアミンテトラメチレンホスフォネートおよびその誘導体、不飽和脂肪酸およびその誘導体、ビタミンCおよび誘導体(例えば、パルミチン酸アスコルビル、マグネシウムアスコルビルホスフェート、酢酸アスコルビル)、トコフェロールおよび誘導体(例えば、ビタミンEアセテート)、フィタントリオール、コエンザイムQ10、ビタミンAおよび誘導体(例えば、ビタミンAパルミテート)、および、ベンゾイン樹脂のコニフェニルベンゾエート、ルチニック酸(rutinic acid)およびその誘導体、α−グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアイヤレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、ケルセチン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、亜鉛およびその誘導体(例えば、ZnO、ZnSO
4)、セレンおよびその誘導体(例えば、セレノメチオニン)、スチルベンおよびその誘導体(例えば、スチルベン酸化物、トランス−スチルベン酸化物)である。
【0138】
適した抗酸化物質はまた、式AまたはBの化合物であり、
【0140】
(式中、
R
1は、基−C(O)CH
3、−CO
2R
3、−C(O)NH
2および−C(O)N(R
4)
2から選択されることができ、
Xは、OまたはNHを表し、
R
2は、1〜30の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキルを表し、
R
3は、1〜20の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキルを表し、
R
4は、それぞれの場合において、互いに独立して、Hあるいは1〜8の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキルを表し、
R
5は、H、1〜8の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキル、あるいは、1〜8の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルコキシを表し、
ならびに、
R
6は、1〜8の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキルを表し、
好ましくは、2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシベンジリデン)マロン酸および/または2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシベンジル)マロン酸の誘導体、特に好ましくは、ビス(2−エチルヘキシル)2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシベンジリデン)マロン酸エステル(例えばオキシネクス(Oxynex)(登録商標)STリキッド)および/またはビス(2−エチルヘキシル)2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシベンジル)マロン酸エステル(例えばロナケア(登録商標)AP)である。
【0141】
同様に、抗酸化物質の混合物は、本発明による化粧用調合剤での使用に適している。既知および商業用の混合物は、例えば、活性成分として、レシチン、L−(+)−パルミチン酸アスコルビルおよびクエン酸、天然のトコフェロール、L−(+)−パルミチン酸アスコルビル、L−(+)−アスコルビン酸およびクエン酸(例えば、オキシネクス(登録商標)Kリキッド)、天然源からのトコフェロール抽出物、L−(+)−パルミチン酸アスコルビル、L−(+)−アスコルビン酸およびクエン酸(例えば、オキシネクス(登録商標)Lリキッド)、DL−α−トコフェロール、L−(+)−パルミチン酸アスコルビル、クエン酸およびレシチン(例えばオキシネクス(登録商標)LM)またはブチルヒドロキシトルエン(BHT)、L−(+)−パルミチン酸アスコルビルおよびクエン酸(例えばオキシネクス(登録商標)2004)を含む混合物である。この種類の抗酸化物質は、通常、重量%比で1000:1〜1:1000、好ましくは重量%比で100:1〜1:100に及ぶ、本発明による化合物とのそのような組成物で用いられる。
【0142】
本発明に従って用いられることができるフェノールのうちの、ポリフェノール、自然に存在するそれらのいくつかは、調剤、化粧または栄養部門における適用に特に興味深い。例えば、フラボノイドまたはビオフラボノイド、それらは、主に染料植物として知られているが、頻繁に抗酸化潜在力を有する。K. Lemanska, H. Szymusiak, B. Tyrakowska, R. Zielinski, I.M.C.M. Rietjensによる、Biophysics、2000年、24(2)、101−108におけるカレントトピックスは、モノ−およびジヒドロキシフラボンの置換パターンの効果に関係している。3’4’−または6,7−または7,8−位におけるOH基またはケト官能基に隣接するOH基を含むジヒドロキシフラボンは、抗酸化の性質を有し、一方、いくつかの場合における他のモノ−およびジヒドロキシフラボンは抗酸化の性質を有さない、ということがそこで観測された。
【0143】
ケルセチン(シアニダノール、シアニデノロン1522、メレチン、ソフォレチン(sophoretin)、エリチン(ericin)、3,3’、4’、5,7−ペンタヒドロキシフラボン)は、頻繁に特に効果的な抗酸化物質として言及される(例えば、C.A. Rice-Evans, N.J. Miller, G. Pagangaによる、Trends in Plant Science、1997年、2(4)、152−159)。K. Lemanska, H. Szymusiak, B. Tyrakowska, R. Zielinski, A.E.M.F. Soffers および I.M.C.M. Rietjens(Free Radical Biology&Medicine、2001年、31(7)、869−881)は、ヒドロキシフラボンの抗酸化作用のpH依存性を研究する。ケルセチンは、全体のpH範囲を超えて研究された構造の中で最も高い活性を示す。
【0144】
式Iおよび/またはIIの化合物に加えて、調合剤はまた1つまたは複数の更なる老化防止活性化合物を含むことができる。特にスキンケア調合剤にとって、適した老化防止活性化合物は、好ましくは所謂適合溶質である。これらは、植物または微生物の浸透圧調節に関与する物質であり、そして、これらの生命体から単離されることができる。ここで適合溶質という一般名称はまた、ドイツの特許出願DE−A−10133202に記述されるオスモライトを含む。適したオスモライトは、例えば、ポリオール、メチルアミン化合物およびアミノ酸およびそのそれぞれの前駆体である。ドイツの特許出願DE−A−10133202の認識(sense)におけるオスモライトは、特に、例えば、ミオイノシトール、マンニトールまたはソルビトール、などのポリオールの群、および/または、1つまたは複数の、以下に言及される浸透圧調節的(osmolytically)に活性のある物質:タウリン、コリン、ベタイン、ホスホリルコリン、グリセロホスホリルコリン、グルタミン、グリシン、α−アラニン、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩、プロリンおよびタウリンの群からの物質という意味で捉えられている。これらの物質の前駆体は、例えば、グルコース、グルコースポリマー、ホスファチジルコリン、ホスファチジルイノシトール、無機リン酸塩、タンパク質、ペプチドおよびポリアミノ酸である。前駆体は、例えば、代謝段階によってオスモライトに変換される化合物である。
【0145】
本発明に従って好ましく用いられる適合溶質は、(エクトインおよびヒドロキシエクトインなどの)ピリミジンカルボン酸、プロリン、ベタイン、グルタミン、環状ジホスホグリセレート、N−アセチルオルニチン、トリメチルアミンN−オキサイド、ジミオイノシトールホスフェート(DIP)、環状2,3−ジホスホグリセレート(cDPG)、1,1−ジグリセロールホスフェート(DGP)、β−マンノシルグリセレート(フィロイン(firoin))、β−マンノシルグリセルアミド(フィロイン−A)または/およびジマンノシルジイノシトールホスフェート(DMIP)またはこれらの化合物の、光学異性体、誘導体、例えば、酸、塩またはエステル、あるいはその組み合わせ、からなる群から選ばれる物質である。
【0146】
ここで、ピリミジンカルボン酸の中の、エクトイン((S)−1,4,5,6−テトラヒドロ−2−メチル−4−ピリミジンカルボン酸)およびヒドロキシエクトイン((S,S)−1,4,5,6−テトラヒドロ−5−ヒドロキシ−2−メチル−4−ピリミジンカルボン酸)およびその誘導体に特に言及すべきである。
【0147】
さらに、用いられることのできる老化防止活性化合物は、例えば、ロナケア(登録商標)ルレミン(Luremine)、ロナケア(登録商標)イソケルセチン、ロナケア(登録商標)チリロシドまたはロナケア(登録商標)シクロペプチド5という商品名で販売される、5,7−ジヒドロキシ−2−メチルクロモン等の、メルク社の製品である。
【0148】
その調合剤はまた、1つまたは複数の美白活性化合物または同意語として脱色素活性化合物またはメラニン形成阻害剤を含むことができる。美白活性化合物は、原理的に、当業者に既知の全ての活性化合物であることができる。美白活性を有する化合物の例は、ハイドロキノン、コウジ酸、アルブチン、アロエシン、ナイアシンアミド、アゼライン酸、エラグ酸(elagic acid)、桑抽出物、マグネシウムアスコルビルホスフェート、甘草抽出物、エンブリカ、アスコルビン酸またはルシノールである。
【0149】
さらに、本発明による調合剤は、更なる成分として、少なくとも1つのセルフタンニング物質を含むことができる。
用いられることができる有利なセルフタンニング物質は、特に以下のものである:
1,3−ジヒドロキシアセトン、グリセロールアルデヒド、ヒドロキシメチルグリオキサル、γ−ジアルデヒド、エリトルロース、6−アルド−D−フルクトース、ニンヒドリン、5−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン(ユグロン)または2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン(ローソン)。1,3−ジヒドロキシアセトン、エリトルロース、またはその組み合わせが大変特に好ましい。
少なくとも1つの更なるセルフタンニング物質は、その調合剤の総量に基づいて、好ましくは0.01〜20重量%、特に好ましくは0.5〜15%重量%、そして大変特に好ましくは1〜8重量%で調合剤中に存在する。
【0150】
使用される調合剤は、更なる成分としてビタミンを含むことができる。好ましくは、ビタミンA、ビタミンAプロピオネート、ビタミンAパルミテート、ビタミンAアセテート、レチノール、ビタミンB、チアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB
1)、リボフラビン(ビタミンB
2)、ニコチンアミド、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンD、エルゴカルシフェロール(ビタミンD
2)、ビタミンE、DL−α−トコフェロール、トコフェロールEアセテート、トコフェロール水素コハク酸塩、ビタミンK
1、エスクリン(ビタミンP活性化合物)、チアミン(ビタミンB
1)、ニコチン酸(ナイアシン)、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン、(ビタミンB
6)、パントテン酸、ビオチン、葉酸およびコバラミン(ビタミンB
12)から選ばれるビタミンおよびビタミン誘導体であり、特に好ましくは、ビタミンAパルミテート、ビタミンCおよびその誘導体、DL−α−トコフェロール、トコフェロールEアセテート、ニコチン酸、パントテン酸およびビオチンである。化粧用として適用の場合には、ビタミンは、通常、総重量に基づいて、0.01〜5.0重量%の範囲内で、調合剤またはフラボノイド含有プレミックスとともに加えられる。
【0151】
本発明はまた、上述したように、少なくとも1つの、式Iおよび/またはIIの化合物が適した賦形剤および任意に補助剤およびまたは充填剤とともに混合されることを特徴とする、調合剤の調製のための方法に関する。適した賦形剤および補助剤または充填剤は以下の部分に詳細に記述される。
【0152】
その調合剤の上記構成物質は、当業者に良く知られた技術の助けを借りて、通常の方法で組み込まれることができる。
【0153】
化粧用および皮膚用調合剤は、様々な形状であることができる。従って、それらは、例えば、溶液、ウォーターフリー調合剤、油中水(W/O)型あるいは水中油(O/W)型の乳剤またはミクロエマルション、例えば、水中油中水(W/O/W)あるいはO/W/O型の多重乳剤、ゲル、固体のスティック、軟膏あるいはまたエアロゾルであることができる。好ましくは乳剤である。O/W乳剤は特に好ましい。乳剤、W/O乳剤およびO/W乳剤は通常の方法で得られることができる。
【0154】
使用されるための調合剤の外用薬形状として、例えば、以下のものが言及されることができる:溶液、縣濁液、乳剤、PIT乳剤、ペースト、軟膏、ゲル、クリーム、ローション、粉、石鹸、界面活性剤を含む洗浄剤、油、エアロゾル硬膏、圧定布、包帯およびスプレー。
【0155】
好ましい補助剤は、防腐剤、安定剤、可溶化剤、着色剤、香り改良剤の群に由来する。
【0156】
軟膏、ペースト、クリームおよびゲルは、局所適用に適している通例の賦形剤、例えば、動物性および植物性脂肪、ワックス、パラフィン、でんぷん、トラガカント、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコーン、ベントナイト、シリカ、タルクおよび酸化亜鉛またはこれらの物質の混合物、を含むことができる。
【0157】
粉およびスプレーは、通例の賦形剤、例えば、ラクトース、タルク、シリカ、水酸化アルミニウム、珪酸カルシウムおよびポリアミド粉末、またはこれらの物質の混合物、を含むことができる。スプレーは、加えて、例えば、クロロフルオロカーボン、プロパン/ブタンまたはジメチルエーテルの、液化された推進剤、通例の容易に揮発する物質、を含むことができる。圧縮空気はまた、有利に用いられることができる。
【0158】
溶液および乳剤は、溶媒、可溶化剤および乳化剤等の、通例の賦形剤を含むことができる。例えば、水、エタノール、イソプロパノール、カルボン酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチルグリコール、油、特に綿実油、ピーナッツ油、麦芽油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油、グリセロール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、およびソルビタンの脂肪酸エステル、またはこれらの物質の混合物である。
【0159】
一般的に好ましい可溶化剤は、2−イソプロピル−5−メチルシクロヘキサンカルボニル−D−アラニンメチルエステルである。
【0160】
懸濁液は、例えば、水、エタノールまたはプロピレングリコールである液体希釈剤、例えば、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトールエステルおよびポリオキシエチレンソルビタンエステルである縣濁液媒体、微晶質セルロース、メタ水酸化アルミニウム、ベントナイト、寒天ならびにトラガカント、あるいはこれら物質の混合物等の、通例の賦形剤を含むことができる。
【0161】
石鹸は、脂肪酸のアルカリ金属塩、脂肪酸モノエステルの塩、脂肪酸タンパク加水分解物、イソチオネート、ラノリン、脂肪族アルコール、植物性油、植物抽出物、グリセロール、糖、またはこれらの物質の混合物等の、通例の賦形剤を含むことができる。
【0162】
界面活性剤を含む洗浄剤は、硫酸脂肪族アルコールの塩、脂肪族アルコールエーテル硫酸塩、スルホコハク酸モノエステル、脂肪酸タンパク加水分解物、イソチオネート、イミダゾリニウム誘導体、メチルタウリン塩(taurates)、サルコシネート、脂肪酸アミドエーテル硫酸塩、アルキルアミドベタイン、脂肪族アルコール、脂肪酸グリセリド、脂肪酸ジエタノールアミド、植物性および合成油、ラノリン誘導体、エトキシ化グリセロール脂肪酸エステル、または、これらの物質の混合物等の、通例の賦形剤を含むことができる。
【0163】
顔および体の油は、脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、シリコーン油等の合成油、植物性油および油性植物の抽出物、パラフィン油、ラノリン油等の天然油、あるいは、これらの物質の混合物等の、通例の賦形剤を含むことができる。
【0164】
さらに典型的な化粧用として適用する形態はまた、リップスティック、唇ケアスティック、化粧用粉、化粧用乳剤および化粧用ワックス、ならびに、日焼け止め剤、日焼け前および日焼け後調合剤である。
【0165】
好ましい調合剤形態はまた、特に、乳剤を含む。
【0166】
乳剤は有利であり、そして、この種の調合剤に通常用いられているように、例えば、水および乳化剤はもちろん、前記脂肪、油、ワックスおよび他の脂肪性物質を含む。
【0167】
脂質相は、以下の物質群から有利に選ばれることができる:
・鉱油、鉱物のワックス
・カプリル酸またはカプリン酸のトリグリセリド等の油、さらに、例えばヒマシ油等の天然油;
・脂肪、ワックスならびに他の天然および合成脂肪性物質、好ましくは、低炭素数を有するアルコールを伴う、例えば、イソプロパノール、プロピレングリコールまたはグリセロールを伴う脂肪酸のエステル、あるいは、低炭素数を有するアルカン酸を伴うまたは脂肪酸を伴う脂肪族アルコールのエステル;
・ジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の、シリコーン油、およびその混合形態。
【0168】
本発明の目的のために、乳剤、オレオゲルまたはハイドロディスパージョンまたはリポディスパージョンの油相は、3〜30の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルカンカルボン酸のエステル、ならびに、3〜30の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルコールの群から、あるいは、芳香族カルボン酸エステル、ならびに、3〜30の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルコールの群から有利に選択される。次に、この種のエステル油は、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、オレイン酸イソプロピル、ステアリン酸n−ブチル、ラウリン酸n−ヘキシル、オレイン酸n−デシル、ステアリン酸イソオクチル、ステアリン酸イソノニル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ラウリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、エルカ酸オレイル、オレイン酸エルシル、エルカ酸エルシル、ならびに、例えばホホバ油である、この種のエステルの、合成、半合成および天然の混合物、の群から有利に選ぶことができる。
【0169】
さらに、油相は、分岐および非分岐の炭化水素ならびに炭化水素ワックス、シリコーン油、ジアルキルエーテルの群、飽和または不飽和、分岐または非分岐のアルコール、および、脂肪酸トリグリセリド、具体的に言うと、8〜24、特に12〜18の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルカンカルボン酸のトリグリセロールエステル、の群から有利に選ばれることができる。その脂肪酸トリグリセリドは、例えば、オリーブ油、ひまわり油、大豆油、ピーナッツ油、菜種油、アーモンド油、ヤシ油、ココナッツ油、パーム核油および同類のものである、例えば、合成、半合成および天然油の群から有利に選択されることができる。
【0170】
この種の油およびワックスの構成要素の全ての好ましい混合物はまた、本発明の目的のために有利に用いられることができる。それはまた、油相の唯一の脂質構成要素として、例えばパルミチン酸セチルである、ワックスに有利に用いられることができる。
【0171】
任意に使用される調合剤の水相は、有利に、低炭素数を有する、アルコール、ジオールまたはポリオール、ならびに、そのエーテルを含み、好ましくは、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、グリセロール、エチレングリコール、エチレングリコールモノエチルまたはモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル、モノエチルまたはモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルまたはモノエチルエーテルおよび類似製品を含み、さらに、低炭素数を有するアルコール、例えば、エタノール、イソプロパノール、1,2−プロパンジオール、グリセロール、ならびに、特に、1つまたは複数の増粘剤を含み、それは、有利に、二酸化ケイ素、珪酸アルミニウム、多糖およびその誘導体、例えば、ヒアルロン酸、キサンタンゴム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、の群から選ばれることができ、特に有利に、ポリアクリレート、好ましくは、例えば、カーボポールのグレード980、981、1382、2984、5984の、所謂カーボポールの群からのポリアクリレートの群から選ぶことができる。なお、これらは、それぞれの場合において、単独でまたは組み合わせで用いられる。
【0172】
特に、上述した溶媒の混合物が用いられる。アルコール溶媒の場合に、水は更なる構成物質であることができる。
【0173】
好ましい実施態様では、使用される調合剤は、親水性の界面活性剤を含む。親水性の界面活性剤は、好ましくは、アルキルグルコシド、乳酸アシル、ベタインおよびココナッツアンホアセテートの群から選ばれる。
【0174】
用いられることができる乳化剤は、例えば、既知のW/OおよびO/W乳化剤である。好ましいO/W乳剤において、更なる従来の共同乳化剤(co-emulsifiers)を用いることが有利である。
選ばれる共同乳化剤は、有利には、例えばO/W乳化剤であり、そのO/W乳化剤が飽和基RおよびR’を有しさえすれば、主に11〜16のHLB値を有する、大変特に有利には14.5〜15.5のHLB値を有する物質の群からのO/W乳化剤である。そのO/W乳化剤が不飽和基Rおよび/またはR’を有するのであれば、あるいは、イソアルキル誘導体が存在するのであれば、そのような乳化剤の好ましいHLB値はまた、より低くまたは高くなることができる。
【0175】
エトキシル化ステアリルアルコール、セチルアルコール、セチルステアリルアルコール(セテアリルアルコール)の群から脂肪族アルコールエトキシレートを選ぶことは有利である。
【0176】
さらに、以下の群から脂肪酸エトキシレートを選ぶことは有利である:
ステアリン酸ポリエチレングリコール(20)、ステアリン酸ポリエチレングリコール(21)、ステアリン酸ポリエチレングリコール(22)、ステアリン酸ポリエチレングリコール(23)、ステアリン酸ポリエチレングリコール(24)、ステアリン酸ポリエチレングリコール(25)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(12)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(13)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(14)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(15)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(16)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(17)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(18)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(19)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(20)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(21)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(22)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(23)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(24)、イソステアリン酸ポリエチレングリコール(25)、オレイン酸ポリエチレングリコール(12)、オレイン酸ポリエチレングリコール(13)、オレイン酸ポリエチレングリコール(14)、オレイン酸ポリエチレングリコール(15)、オレイン酸ポリエチレングリコール(16)、オレイン酸ポリエチレングリコール(17)、オレイン酸ポリエチレングリコール(18)、オレイン酸ポリエチレングリコール(19)、オレイン酸ポリエチレングリコール(20)。
【0177】
有利に用いられることができるエトキシル化アルキルエーテルカルボン酸またはその塩は、ナトリウムラウレス−11カルボキシレートである。有利に用いられることができるアルキルエーテルスルフェートは、ナトリウムラウレス1−4スルフェートである。有利に用いられることができるエトキシル化コレステロール誘導体は、ポリエチレングリコール(30)コレステリルエーテルである。ポリエチレングリコール(25)ソヤステロールはまた、実績のある成功を収める。有利に用いられることができるエトキシル化トリグリセリドは、ポリエチレングリコール(60)マツヨイグサグリセリドである。
【0178】
さらに、ポリエチレングリコール(20)グリセリルラウレート、ポリエチレングリコール(21)グリセリルラウレート、ポリエチレングリコール(22)グリセリルラウレート、ポリエチレングリコール(23)グリセリルラウレート、ポリエチレングリコール(6)グリセリルカプラート/カプリネート、ポリエチレングリコール(20)グリセリルオレエート、ポリエチレングリコール(20)グリセリルイソステアレート、ポリエチレングリコール(18)グリセリルオレエート(ココエート)の群から、ポリエチレングリコールグリセロール脂肪酸エステルを選ぶことは有利である。
【0179】
同様に、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノラウレート、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノステアレート、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノイソステアレート、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノパルミテート、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノオレエートの群から、ソルビタンエステルを選ぶことは有利である。
【0180】
以下のものは、任意のW/O乳化剤として用いられることができるが、それにもかかわらず、本発明に従って有利であることができる:
8〜30の炭素原子を有する脂肪族アルコール、8〜24、特に12〜18の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルカンカルボン酸のモノグリセロールエステル、8〜24、特に12〜18の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルカンカルボン酸のジグリセロールエステル、8〜24、特に12〜18の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルコールのモノグリセロールエーテル、8〜24、特に12〜18の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルコールのジグリセロールエーテル、8〜24、特に12〜18の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルカンカルボン酸のプロピレングリコールエステル、ならびに、8〜24、特に12〜18の炭素原子の鎖長を有する、飽和および/または不飽和、分岐および/または非分岐のアルカンカルボン酸のソルビタンエステル。
【0181】
特に有利なW/O乳化剤は、グリセリルモノステアレート、グリセリルモノイソステアレート、グリセリルモノミリステート、グリセリルモノオレエート、ジグリセリルモノステアレート、ジグリセリルモノイソステアレート、プロピレングリコールモノステアレート、プロピレングリコールモノイソステアレート、プロピレングリコールモノカプリレート、プロピレングリコールモノラウレート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノカプリレート、ソルビタンモノイソオレエート、スクロースジステアレート、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコール、イソベヘニルアルコール、セラキルアルコール、チミルアルコール、ポリエチレングリコール(2)ステアリルエーテル(ステアレス−2)、グリセリルモノラウレート、グリセリルモノカプリネート、グリセリルモノカプリレート、あるいは、PEG−30ジポリヒドロキシステアレートである。
【0182】
調合剤は、例えば、増粘剤、軟化剤、保湿剤、界面活性剤、乳化剤、防腐剤、消泡剤、香水、ワックス、ラノリン、推進剤、染料および/または顔料、ならびに、化粧品で通常用いられる他の成分等の、この種類の調合剤で通常用いられる化粧用補助剤を含むことができる。
【0183】
用いられる分散剤または可溶化剤は、油、ワックスまたは他の脂肪体、低級モノアルコールまたは低級ポリオールまたはその混合物であることができる。特に、好ましいモノアルコールまたはポリオールは、エタノール、i−プロパノール、プロピレングリコール、グリセロールおよびソルビトールを含む。
【0184】
本発明の好ましい実施態様は、保護クリームまたはミルクの形状である乳剤であり、例えば、脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪酸エステル、特に脂肪酸のトリグリセリド、ラノリン、天然および合成油またはワックスならびに水の存在下における乳化剤を含む。
【0185】
さらに好ましい実施態様は、天然または合成油およびワックス、ラノリン、脂肪酸エステル、特に脂肪酸のトリグリセリド、に基づく油性ローション、あるいは、エタノール等の低級アルコール、またはプロピレングリコール等のグリセロール、および/または、グリセロール等のポリオール、および、油、ワックス、および、脂肪酸のトリグリセリド等の脂肪酸エステルに基づく油性アルコール性ローションである。
【0186】
調合剤はまた、1つまたは複数の、エタノール、プロピレングリコールまたはグリセロール等の低級アルコールあるいはポリオール、ならびに、ケイ質土等の増粘剤を含むアルコール性ゲルの形状であることができる。油性アルコール性ゲルはまた、天然または合成油またはワックスを含む。
【0187】
固体スティックは、天然または合成ワックスおよび油、脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪酸エステル、ラノリンおよび他の脂肪性物質で構成される。
【0188】
もし調合剤がエアロゾルとして処方されるのであれば、一般的に、アルカン、フルオロアルカンおよびクロロフルオロアルカン、好ましくはアルカン、等の、通例の推進剤が使用される。
【0189】
式Iおよび/またはIIの化合物はまた、本発明に従って、食品中に用いられることができる。食品のために与えられる更なる説明はまた、類似の方法で、食品補助および“機能性食品”に適用される。
【0190】
本発明に従って、1つまたは複数の、式Iおよび/またはIIの化合物とともに補強されることができる食品は、動物による消費に、または人間による消費に適した全ての物質、例えば、ビタミンおよびそのプロビタミン、脂肪、鉱物またはアミノ酸、を含む。その食品は固体であることができるが、また、液体形状、即ち、飲料の形状であることもできる。
【0191】
本発明に従って、1つまたは複数の、式Iおよび/またはIIの化合物とともに補強されることができる食品は、例えば、唯一の自然源(例えば、砂糖、甘味を加えていないジュース、トウモロコシ、穀物、穀物シロップ)が起源である食品、この種の食品の混合物(例えば、マルチビタミン調合剤、ミネラル混合物、または加糖ジュース)、あるいは、食品調合剤(例えば、調製穀類、ビスケット、混合飲料、ヨーグルト調理食品、ダイエット食品、低カロリー食品、または動物飼料)である。従って、本発明に従って、1つまたは複数の、式Iおよび/またはIIの化合物とともに補強されることができる食品は、炭水化物、脂質、タンパク質、無機元素、微量元素、ビタミン、水、または植物および動物の活性代謝物の全ての食用の組み合わせを含む。
【0192】
1つまたは複数の、式Iおよび/またはIIの化合物とともに補強される本発明による食品は、当業者に良く知られた技術の助けを借りて調製されることができる。
【0193】
さらに、本発明はまた、式Ia、Ib、IIaまたはIIbの化合物に関し、
【0195】
式中、R6およびR7は、互いに独立して、
・H、
・(CH
2−CH
2−O)
n−CH
2−CH
2−OH、nは0〜20、
・1〜20の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキル基、
・2〜20の炭素原子ならびに1つあるいは複数の二重または三重結合を有する直鎖あるいは分岐のアルケニルまたはアルキニル基、
から選択される基を表し、
前記アルキル、アルケニルまたはアルキニル基はまた、1つあるいは複数の飽和または不飽和のC
3−〜C
12−シクロアルキル基を含むこともでき、
式中、R6がH(化合物I−11)、メチル(化合物I−1)、エチル(化合物I−2)、イソプロピル(化合物I−4)、tert−ブチル(化合物I−5)、n−ヘキシル(化合物I−8)、CH
2CH(CH
2CH
3)
2、CH
2CH
2CH(CH
3)
2、C(=CH
2)CH
3またはシクロペンチルを表す、式Iaの化合物は除かれ、
式中、R6がH(化合物I−25)、メチル(化合物I−15)、エチル(化合物I−16)、プロピル(化合物I−17)、イソプロピル(化合物I−18)またはtert−ブチル(化合物I−19)を表す、式Ibの化合物は除かれ、
式中、R6がHを表し、そして、R7がH、メチル、フェニル、p−トリル、フェニルメチルまたは2−フェニルエチルを表す、あるいは、R6およびR7が同時にエチルを表す式IIaの化合物は除かれ、ならびに、
式中、R6およびR7が同時にHを表す式IIbの化合物は除かれる。
前記基R6およびR7は、好ましくは、上述したように定義される。
【0196】
その化合物は、特に好ましくは、以下の化合物から選択される:
【0199】
本発明は同様に、上述したように、式Ia−x、Ib−x、IIa−xまたはIIb−xの化合物
【0201】
が、水素添加を用いて、式Ia、Ib、IIaまたはIIbの対応する水素化生成物に変換されることを特徴とする、式Ia、Ib、IcまたはIdの化合物の調製のための方法に関する。
【0202】
ここで、水素添加は、水素および適切な触媒を用いて当業者に既知の手法によって上述したように行われることができる。
【0203】
本発明は、例への言及とともに、以下でより詳細に説明される。本発明は、クレームされた範囲全体にわたって行われることができ、そして、ここで与えられた例に制限されない。
【実施例】
【0204】
例1:抗酸化作用
物質I−9、I−10およびI−2の抗酸化能力は、所謂、ランシメート(Rancimate)アッセイで測定される。用いられる比較物質は、4−t−ブチル−1−シクロヘキサノールおよびトコフェロールである。用いられるポジティブスタンダード(positive standard)は、BHTである。測定パラメーターは、高温度で空気に曝された状態で、不安定化された大豆油の伝導率における上昇の持続時間(誘導時間)である。そのより長い誘導時間、より大きな安定力または抗酸化作用。以下の境界条件は、維持された:空気の流入20l/h;温度120℃および大豆油におけるそれぞれの0.1%w/wの試料濃度。それぞれの試験物質のために、相対的な抗酸化保護因子が測定され、それは、試験物質の有り無し両方での誘導時間の比に相当する:
抗酸化保護因子トコフェロール: 1.00
抗酸化保護因子4−t−ブチル−1−シクロヘキサノール: 1.05
抗酸化保護因子物質I−9: 1.12
抗酸化保護因子物質I−10: 1.14
抗酸化保護因子物質I−2: 1.15
抗酸化保護因子ポジティブスタンダードBHT: 1.30。
【0205】
例2:
防臭作用
物質(りんごの)I−2および(ラズベリーの)I−20は、心地良い特有の香りを有し、そして、
防臭剤において
臭いを覆うのに適している。
【0206】
例3:表皮ブドウ球菌に対する抗菌性作用(
臭いの制御、
防臭剤の有効性)
試料の調製のために、研究されている物質はそれぞれ、水/エタノール(12%エタノール)混合物中に1.0%の量で、溶解されまたは均一に分散され、続いて、1対2の比で、細菌懸濁液で希釈される。表皮ブドウ球菌(ATCC12228)は、CASO寒天培地(メルク1.05458)上で35℃、24時間の好気性条件下でプレインキュベートされる。続いて、約1.0の光学濃度(OD)を有する細菌懸濁液は、CASO培養液(メルク1.05459、二倍濃縮物)中で調製され、そして、CASO培養液中で再び1:10に希釈される。150μlの新たに調製された試料は、ウェル(穴)ごとに150μlの細菌懸濁液に加えられる。その光学濃度は、ネガティブコントロール(試験物質なしの賦形剤)と比較して、バイオスクリーンC(商標)分析器を用いて37℃で時間経過に従って測定される。ネガティブコントロールと比較して、減少する光学濃度は、成長阻害物質作用を裏付ける。
【0207】
20時間の暴露時間の後、細菌懸濁液の光学濃度としての結果:
1回目の実験:
OD
20h(ネガティブコントロール):0.80
OD
20h(物質I−2):0.30
OD
20h(物質I−10):0.30
2回目の実験:
OD
20h(ネガティブコントロール):0.65
OD
20h(物質I−9):0.30
OD
20h(物質I−20):0.20。
【0208】
例4:プロピオニバクテリウムアクネスに対する抗菌作用(にきびの制御)
試料の調製のために、研究されている物質はそれぞれ、水/エタノール(12%エタノール)混合物中に1.0%の量で、溶解されまたは均一に分散され、続いて、1対2の比で、細菌懸濁液で希釈される。プロピオニバクテリウムアクネス(ATCC6919)は、RMC寒天培地(メルク1.05410)上で35℃、48時間の嫌気性条件下でプレインキュベートされる。続いて、約1.5の光学濃度(OD)を有する細菌懸濁液は、RMC培養液(メルク1.05411、二倍濃縮物)中で調製される。150μlの新たに調製された試料および100μlのパラフィンは、ウェルごとに150μlの細菌懸濁液に加えられる。その光学濃度は、ネガティブコントロール(試験物質なしの賦形剤)と比較して、バイオスクリーンC(商標)分析器を用いて37℃で時間経過に従って測定される。ネガティブコントロールと比較して、減少する光学濃度は、成長阻害物質作用を裏付ける。
【0209】
20時間の暴露時間の後、細菌懸濁液の光学濃度としての結果:
OD
20h(ネガティブコントロール):1.0
OD
20h(物質I−2):0.45
OD
20h(物質I−9):0.50
OD
20h(物質I−10):0.45
OD
20h(物質I−20):0.70。
【0210】
例5:静菌性または殺菌性作用の証明のための細菌数の測定
試料の調製のために、研究されている物質はそれぞれ、水/エタノール(12%エタノール)混合物中に1.0%の量で、溶解されまたは均一に分散される(=試料)。CASO培養液(メルク1.05459)中で1.0の光学濃度を有する表皮ブドウ球菌(ATCC12228)の細菌懸濁液は、CASO培養液で1:10000に希釈される。500μlの試料を、500μlの細菌懸濁液に加え、そしてその混合物は35℃で24時間インキュベートされる。そのインキュベートの後、その試験バッチは、10単位ステップで−6に希釈され、そしてそれぞれの0.1mlが、CASO寒天培地(メルク1.05458)上に沈着され、35℃で24時間、インキュベートされる。
【0211】
初期の細菌数を測定するために、用いられる細菌懸濁液の0.1mlがCASO寒天培地(メルク1.05458)に沈着され、そして35℃で24時間、インキュベートされる。
続いて、コロニーが数えられ、そして、ml毎の細菌数が、ネガティブコントロール(水中の12%エタノール)と比較して測定される。
結果:
【0212】
【表4】
【0213】
例6:抗菌作用
手順は、以下に示される微生物を用いる例4および5において記述されるものと一致する。示される濃度は、最終的に使用する濃度である。貯蔵液を調製するために、二倍の最終濃度が示された溶媒で調製された。続いて、これは、対応する細菌懸濁液で1:2に希釈された。アルペルギルスブラジリエンシス(Aspergillus brasiliensis)の場合には、例外的に、細菌数測定は48時間後に行われた。
【0214】
【表5-1】
【0215】
【表5-2】
【0216】
【表5-3】
【0217】
【表5-4】
【0218】
例7:2−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸2−エチルヘキシルエステル(物質I−9)の合成
【0219】
【化11】
【0220】
50gの2−ヒドロキシ安息香酸2−エチルヘキシルエステル(ユーソレックス(登録商標)OS)を318mlの2−プロパノール中に希釈する。続いて、5gの5%Rh/C触媒(水53.6%)が加えられる。水素化が65℃および5バールの圧力で水素3.0を用いて行われる。水素化が完了したら、触媒は濾過によって分離される。その濾過液は、真空で溶媒から送り込まれ、シリンジフィルター(0.2μm)を通って濾過される。分析的に純粋な生成物は、約5/1の比でシスおよびトランス異性体の混合物で、無色の油として得られる。
【0221】
例8:2−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸3,3,5−トリメチルシクロヘキシルエステル(物質I−10)の合成
【0222】
【化12】
【0223】
50gの3,3,5−トリメチルシクロヘキシルエステル(ユーソレックス(登録商標)HMS)を、318mlの2−プロパノール中に希釈する。続いて、5gの5%Rh/C触媒(水53.6%)が加えられる。水素化が80℃および5バールの圧力で水素3.0を用いて行われる。水素化が完了したら、触媒は濾過によって分離される。その濾過液は、ザイツ濾過器((a)0.5μm、続いて(b)0.2μm)を通って濾過される。その濾過液は、真空で溶媒から送り込まれる。分析的に純粋な生成物は、約5/1の比でシスおよびトランス異性体の混合物で、無色の油として得られる。
【0224】
例9:4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸ブチルエステル(物質I−20)の合成
【0225】
【化13】
【0226】
30gの4−ヒドロキシ安息香酸ブチリルエステルは、100mlのテトラヒドロフラン中に希釈される。続いて、3.0gの5%Rh/C触媒(水約50%)が加えられる。水素化が65℃および5バールで水素3.0を用いて行われる。水素化が完了したら、触媒は濾過によって分離される。その濾過液は、真空で溶媒から送り込まれる。分析的に純粋な生成物は、約5/2の比でシスおよびトランス異性体の混合物で、無色の油として得られる。
【0227】
例10:25℃での展延性を評価するために、絶対粘度の測定
ウベローデ粘度計を用いた密度および動粘度の測定の後、以下の絶対粘度が生じる:
I−2の動粘度:15.5mm
2/s
I−2の密度:1.0564g/cm
3;25°C
I−2の絶対粘度=I−2の動粘度×密度I−2=16.4[mPas]
I−9の動粘度:33.0mm
2/s
I−9の密度:0.9752g/cm
3;25°C
I−9の絶対粘度=I−9の動粘度×密度I−9=32.2[mPas]
化粧用軟化剤の展延性および粘性は密接な相互関係があるので、良好な展延性は、測定された粘性から推論されることができる。
【0228】
例A:ふけ予防のシャンプー
【0229】
【表6】
【0230】
例B:抗にきび顔洗浄ゲル
【0231】
【表7】
【0232】
例C:制汗剤スプレー(エアロゾル)
a)懸濁液調合剤
【0233】
【表8】
【0234】
b)プロパン/イソブタン/ブタン(1/1/1)を含む推進剤ガス混合物
c)エアロゾルは、推進剤ガスと一緒に懸濁液/推進剤ガスの比が20/80でエアロゾル中に懸濁液を入れることによって調製される。
【0235】
例D:制汗剤/
防臭剤(ゲル)
【0236】
【表9】
【0237】
例E:制汗剤/
防臭剤(ロールオン式)
【0238】
【表10】
【0239】
例F:抗にきび組成物
以下の異なる組成物は、それぞれの場合で、0.1〜10重量%の濃度で使用される本発明による物質を含む。成分は、INCIに従って表示される。
【0240】
変異形a)
水、TEA−ココエート、コカミドDEA、カリウムココエート、TEA−ラウレート/ミリステート、ブチレングリコール、グリセリン、グリコールジステアレート、PEG−55ステアレート、ナトリウムココアンホアセテート(sodium cocoamphoacetate)、チョコレートバイン(アケビ)の根抽出物、コガネバナの根抽出物、甜茶の抽出物、トウキの根抽出物、コイクスラクリマヨビ(数珠玉)の種抽出物、ナトリウムポリアスパルテート、ボウカ(melothria heterophylla)の抽出物、二ナトリウムEDTA、三ナトリウムEDTA、エタノール、キサンタンガム、クエン酸、ナトリウムメチルココイルタウレート、スクアラン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリクオタニウム−10、ラウリルベタイン、亜硫酸水素ナトリウム、塩化ナトリウム、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
変異形b)
常水、シクロヘキサシロキサン、イソノナン酸イソノニル、プロピレングリコール、イソヘキサデカン、ナイアシンアミド、PEG_100ステアレート、グリセリルステアレート、セチルアルコール、カオリン、サリチル酸、ピロクトンオラミン(proctone olamine)、アクリレートコポリマー、PEG−4、PEG−4ジラウレート、PEG−4ラウレート、ナトリウムカルボマー、カプリロイルグリシン、カプリロイルサリチル酸、キサンタンガム、イソブタン、硫酸ナトリウム、ヨードプロピニルブチルカルバメート、ジグルコン酸クロルヘキシジン、パルファム(賦香)
変異形c)
常水、ナイロン−66、グリセリン、シクロヘキサシロキサン、オクテニルコハク酸デンプンアルミニウム、PEG−2ステアレート、杏子の実、水素化(dydrogenated)ポリイソブテン、セテアリルアルコール、トリエタノールアミン、サリチル酸、シリカ、カオリン、PEG−100ステアレート、C13−14イソパラフィン、ステアリルアルコール、ハマメリス(Hamamelis Virginiana)抽出物、ハマメリス、グリセリルステアレート(glyceril stearate)、サルコシン、ツルマメ(c’glycine soja)、メチルパラベン、アルギニンPCA、フェノキシエタノール、セイロンニッケイの葉抽出物、トコフェロール、アルコール、二ナトリウムEDTA、カプリロイルグリシン、ラウレス−7、オレス−1、アクリレート/ステアリルアクリレート/ジメチコンメタクリレートコポリマー、ポリアクリルアミド、ブチレングリコール、CI42090、パルファム(賦香)。
【0241】
変異形d)
常水、グリセリン、シクロヘキサシロキサン、水素化ポリイソブテン(水素添加)、ナイアシンアミド、イソプロピルラウロイルサルコシネート、アンモニウムポリアクリロイルジメチルタウレート、シリカ、メチルメタクリレートクロスポリマー、水酸化ナトリウム、サリチル酸、ナイロン−12、亜鉛PCA、リノール酸、ペンタエリスリチルテトラ−ジ−t−ブチルヒドロキシヒドロシンナマート、カプリロイルグリシン、カプリロイルサリチル酸、カプリリルグリコール、ピロクトンオラミン、ミリスチン酸ミリスチル、カリウムセチルホスフェート、グリセリルステアレートSE、パルファム(賦香)、F.I.L B36611/1
変異形e)
サリチル酸、(常水)、D1−C12−13アルキルリンゴ酸塩、シクロヘキサシロキサン、プロピレングリコール、オクテニルコハク酸デンプンアルミニウム、PEG−100ステアレート、グリセリルステアレート、セチルアルコール、PEG−4ジラウレート、PEG−4ラウレート、亜鉛PCA、水酸化ナトリウム、カプリロイルサリチル酸、キサンタンガム、アクリレートC10−30アルキルアクリレートクロスポリマー、ヨードプロピニルブチルカルバメート、PEG−4、パルファム(賦香)
変異形f)
レゾルシノール、トコフェロール、アセテート、グリチルレチン酸ステアリル、ピリドキシンHCl、アカキナノキの樹皮抽出物(エキス)、グリセリン(濃縮物)、ブチレングリコール、カルボマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、プロピレングリコールアルジネート、ポリオキシエチレン水素化ヒマシ油、アルコール、トリエタノールアミン、(精製された)常水、二ナトリウムEDTA、メチルパラベン、プロピルパラベン、BHT、パルファム(賦香)
変異形g)
バイオ硫黄流体(biosulfur fluid)、グリチルリチン酸二カリウム、常水、ブチレングリコール、加水分解された稲の葉抽出物、キハダの樹皮抽出物(エキス)、ヒドロキシプロリン、サルビアの葉抽出物(エキス)、茶葉(エキス)、マンネンロウ抽出物(エキス)、グリセリン(化粧用グレード)、ペンチレングリコール、カルボマー、キサンタンガム、ショウノウ、メントール、水酸化カリウム
変性アルコール、常水、アクリレート/C10−30アルキルアクリレートクロスポリマー、ハマメリス抽出物、ラミナリアサッカリナ(Laminaria Saccharina)抽出物(エキス)、サリチル酸、スクロース、カフェイン、ブチレングリコール、塩化ベンザルコニウム、ILN32308。
【0242】
変異形h)
常水、変性アルコール、グリセリン、アクリレート/C10−30アルキルアクリレートクロスポリマー、トリエタノールアミン、サリチル酸、グリチルリチン酸二カリウム、グルコン酸銅、グルコン酸亜鉛、カリウムミョウバン、ビトレオシラフェルメント(Vitreoscilla Ferment)(エキス)、ペンチレングリコール、クエン酸ナトリウム、パルファム(賦香)、リモネン、安息香酸ベンジル、リナロール、アルファ−イソメチルヨノン、F.I.L B28365/2
変異形i)
アルコール、常水、ポリアクリルアミド、C13−14イソパラフィン、ラウレス−7、ハマメリス水、グリセリン、サリチル酸、シクロペンタシロキサン、C12−15アルキルラクテート、フェノキシエタノール、セチルラクテート、ジプロピレングリコールイソセテス−20アセテート、コカミドプロピルPG−ジモニウムクロライドホスフェート、ポリソルベート20、フェネチルジメチコン、デヒドロキサンタンガム、パルファム(賦香)、塩化ベンザルコニウム、プロピレングリコール、水酸化アンモニウム、T−ブチルアルコール、四ナトリウムEDTA、カプリロイルグリシン、サルコシン、セイロンニッケイの樹皮抽出物(エキス)、スベリヒユ抽出物(エキス)、アトラスシダーウッド(Cedrus Atlantica)の樹皮抽出物(エキス)、安息香酸デナトニウム
変異形j)
アルコール、常水、プロピレングリコール、PEG−6、サリチル酸、PPG−33ブチルエーテル、水酸化カリウム、ベンゾフェノン−1、パルファム(賦香)、BHT、イソプロピルミリステート、二ナトリウムEDTA、リシンカルボキシメチルシステイナート、イソドデカン、アロエベラの葉汁、ナトリウムC8−16イソアルキルスクシニルラクトグロブリンスルホネート、ポリスチレン/水素化ポリイソペンテンコポリマー(水素添加)、カモミラレクティタの花抽出物(エキス)、CI42090、CI17200
変異形k)
常水、ポリエチレン、水素化植物油(水素添加、植物に基づく)、水素化ポリデセン(水素添加)、ステアリルアルコール、グリセリン、グリセリルステアレート、アルコール、PEG−40ステアレート、C12−15パレス−12、セチルアルコール、ハマメリス抽出物(エキス)、メントール、パルファム(賦香)、塩化ベンゼトニウム、ソルビン酸、BHT、CI15985、ユーカリノキの葉抽出物(エキス)、CI47005、CI42090、二ナトリウムEDTA。
【0243】
変異形l)
常水、アルコール、PPG−5−セテス−20、グリセリン、サリチル酸、パルファム(賦香)、メチルラクテート、安息香酸デナトニウム
変異形m)
常水、変性アルコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、サリチル酸、ラミナリアサッカリナ抽出物
変異形n)
ポリオキシエチレンエーテル、酸化ラウラミン、ポリエチレン(顆粒)、プロピレングリコール、塩素酸ベンザルコニウム、アルコール、ソルビン酸カリウム、シリカ、黄色CI47005、パルファム(賦香)、(精製された)常水
変異形o)
常水、ナトリウムスルホネートC14−16オレフィン、コカミドプロピルベタイン、サリチル酸、グリセリン、デシルグルコシド、アルキルC12−13カリウムホスフェート、アクリレートコポリマー、グリコールジステアレート/ラウレス−4/コカミドプロピルベタイン、パルファム(賦香)、クエン酸、スベリヒユ(リトルホグウィード(little hogweed))抽出物、アトラスシダーウッドの樹皮抽出物(エキス)、カプリリルグリシン/サルコシン/セイロンニッケイ(セイロンシナモン)の樹皮抽出物、水酸化ナトリウム
変異形p)
常水、カオリン、グリセリン、ブチレングリコール、トウモロコシデンプン、CI77891、デシルグルコシド、ポリエチレン、ナトリウムラウレススルフェート、コンドラスクリスパス(Chondrus Crispus)、PEG−7グリセリルココエート、ホホバエステル、フェノキシエタノール、サリチル酸、四ナトリウムEDTA、キサンタンガム、トリエタノールアミン、メチルパラベン、亜鉛グルコネート、メントール、ブチルフェニルメチルプロピオナール、CI77007、プロピレングリコール、リモネン、リナロール、ユーカリノキの葉抽出物(エキス)、パルファム(賦香)、F.I.L B32440
変異形q)
常水、ナトリウムC14−16オレフィンスルホネート、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、サリチル酸、ナトリウムメチルココイルタウレート、アクリレートコポリマー、ナトリウムラウロアンホアセテート、パルファム(賦香)、クエン酸、グリコールジステアレート、塩化ナトリウム、メンチルラクテート、コカミドプロピルPG−ジモニウムクロライドホスフェート
変異形r)
常水、常水、デシルグルコシド、ポリソルベート20、セテアレス−60ミリスチルグリコール、二ナトリウムココアンホジアセテート、グリセリン、ナトリウムラウロイルサルコシネート、メチルグルセス−20、安息香酸、臭化セトリモニウム、ペポカボチャ(curcurbita pepo)の種油、二ナトリウムEDTA、パルファム(賦香)、CI61570、乳酸、フェノキシエタノール、CI19140、亜鉛グルコネート。
【0244】
変異形s)
常水、シクロメチコン、プロピレングリコール、グリセリン、ポリアクリルアミド、ポリメチルメタクリレート、常水、C13−14イソパラフィン、亜鉛グルコネート、ブチルパラベン、臭化セトリモニウム、ペポカボチャ(かぼちゃ)の種油(ペポカボチャ)、ジメチコノール、二ナトリウムEDTA、パルファム(賦香)、ラウレス−7、ピリドキシンHCl、サリチル酸、トリエタノールアミン
変異形t)
常水、セチルアルコール、シクロメチコン、ポリソルベート60、グリコール酸、常水、SDアルコール39−C、ポリメチルメタクリレート、水酸化ナトリウム、セテアリルアルコール、アルギニンHCl、BHT、セテアレス−33、ジメチコノール、パルファム(賦香)、カリウムソルベート、CI17200、レチナールウンデシルラムノシド
変異形u)
常水、シクロヘキサシロキサン、イソノナン酸イソノニル、プロピレングリコール、イソヘキサデカン、ナイアシンアミド、PEG_100ステアレート、グリセリルステアレート、セチルアルコール、カオリン、サリチル酸、ピロクトンオラミン(proctone olamine)、アクリレートコポリマー、PEG−4、PEG−4ジラウレート、PEG−4ラウレート、ナトリウムカルボマー、カプリロイルグリシン、カプリロイルサリチル酸、キサンタンガム、イソブタン、ナトリウムスルフェート、ヨードプロピニルブチルカルバメート、クロルヘキシジンジグルコネート、パルファム(賦香)
変異形v)
常水、ジプロピレングリコール、SDアルコール39−C、亜鉛グルコネート、ペポカボチャ(かぼちゃ)の種油(ペポカボチャ)、パルファム(賦香)、PEG−40、水素化ヒマシ油(水素添加)、PPG−26−ブテス−26、サリチル酸、シリカ、ステアラルコニウムヘクトライト、トリエタノールアミン、常水
変異形w)
常水、グリセリン、カオリン、ベントナイト、ナトリウムメチルココイルタウレート、CI77891、トリデセス−9、サリチル酸、C12−15アルキルラクテート、塩化ナトリウム、メントール、PEG−5エチルヘキサン酸、キサンタンガム、セチルラクテート、コカミドプロピルPG−ジモニウムクロライドホスフェート、(ココナツ由来の)ココナツ酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、二ナトリウムEDTA、メチルパラベン、クロルフェネシン、プロピルパラベン、塩化ベンザルコニウム、エチルパラベン、パルファム(賦香)。
【0245】
変異形x)
常水、コカミドプロピルベタイン、ナトリウムミレススルフェート、アクリレートコポリマー、乳酸、マリスリマス(Maris Limus)抽出物、オステラ(ostera)、ラウリルグルコシド、PEG−40水素化ヒマシ油(水素添加)、PEG−200水素化グリセリルパルメイト(Hydrogenated Glyceryl Palmate)(水素添加)、ポリエチレン、マンニトール、三ナトリウムEDTA、ポリクオタニウム−10、ベンゾフェノン−4、微結晶セルロース、プロピレングリコール、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、アルファ−イソメチルヨノン、シトロネロール、ヘキシルシンナマル(Hexyl Cinnamal)、ベンジルサリチレート、ブチルフェニルメチルプロピオナール、パルファム(賦香)、CI42090、CI74160
変異形y)
常水、ナトリウムラウレススルフェート、PEG−8、ココベタイン、ヘキシレングリコール、塩化ナトリウム、PEG−120メチルグルコースジオレエート、亜鉛PCA、水酸化ナトリウム、クエン酸、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、カプリリルグリコール、パルファム(賦香)、F.I.L B32026/1
変異形aa)
常水、カオリン、グリセリン、ブチレングリコール、トウモロコシデンプン、CI77891、デシルグルコシド、ポリエチレン、ナトリウムラウレススルフェート、コンドラスクリスプス、PEG−7グリセリルココエート、サリチル酸、ユーカリノキの葉抽出物(エキス)、メントール、亜鉛グルコネート、ホホバエステル、プロピレングリコール、トリエタノールアミン、キサンタンガム、四ナトリウムEDTA、メチルパラベン、フェノキシエタノール、CI7707
変異形ab)
常水、変性アルコール、ソルビトール、コカミドプロピルベタイン、パルファム(賦香)、アラントイン、塩化ナトリウム、プロピレングリコール、ラミナリアディジタータ(Laminaria Digitata)抽出物(エキス)
変異形ac)
常水、ナトリウムミレススルフェート、二ナトリウムラウレススルホサクシネート、コカミドプロピルベタイン、PEG−150ジステアレート、ココグルコシド、オレイン酸グリセリル、ヘキシレングリコール、ソルビトール、レモングラス(Cymbopogon Schoenanthus)抽出物(エキス)、1,10−デカンジオール、10−ヒドロキシデカン酸、セバシン酸、パルファム(賦香)、PEG−7グリセリルココエート、トコフェロール、水素化パームグリセリドシトラート(水素添加)、プロピレングリコール、ブチレングリコール、クエン酸、塩化ナトリウム、サリチル酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム
変異形ad)
常水、PPG−15ステアリルエーテル、グリセリン、ステアリルアルコール、セチルベタイン、サリチル酸、ジステアリルジモニウムクロライド、ポリエチレン、ナトリウムラウリルスルフェート、セチルアルコール、アルコール、ステアレス−21、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、(人工的な)合成蝋、ベヘニルアルコール、PPG−30、ステアレス−2、パルファム(賦香)、ジプロピレングリコール、雲母、サリチル酸ベンジル、リモネン、二ナトリウムEDTA、BHT、CI77891、CI77510。
【0246】
変異形ae)
常水、変性アルコール、グルコサミン、ソルビトール、ムチサンゴ抽出物(エキス)、CI77120、10−ヒドロキシデカン酸、シリカ二ナトリウムEDTA、塩化ベンザルコニウム(ILN32341)ナイロン−12、サリチル酸、ブチレングリコール、ハマメリス抽出物、ラミナリアサッカリナ抽出物(エキス)、カフェイン、スクロース、グリセリン、アセチル
変異形af)
常水、グリセリン、ブチレングリコール、ナトリウムメチルココイルタウレート、スクロース、サリチル酸、二ナトリウムホスフェート、アルギニンココエート、ラミナリアサッカリナ抽出物(エキス)、コラノキの種抽出物(エキス、種)、カフェイン、藻類抽出物(エキス)、セイヨウハッカの葉、ムチサンゴ抽出物(エキス)、PEG/PPG−18/18ジメチコン、ヒアルロン酸ナトリウム、PPG−6−デシルテトラデセス−30、ラクトバシラスフェルメント(Lactobacillus Ferment)、ステアラミドプロピルジメチルアミン、ロンギホレン、アセチルグルコサミン、カプリロイルグリシン、ペリラアルデヒド、10−ヒドロキシデカン酸、ポリクオタニウム−7、ベータ−カリオフィレン、リン脂質、サリチル酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、二ナトリウムEDTA、フェノキシエタノール、クロロキシレノール(ILN32338)
変異形ag)
過酸化ベンゾイル2.5%不活性:水、シクロペンタシロキサン、ブチレングリコール、セテアレス−20、ジメチコン、スクロース、緑茶の葉抽出物、大麦抽出物、アセチルグルコサミン、ラクトバシラスフェルメント、マツホド菌核粒子抽出物、ラミナリアサッカリナ抽出物、ポリメチルメタクリレート、リンドウの根抽出物、ひまわりのシードケーキ、サッカロミセス溶菌液抽出物、アストロカリウムムルムル脂、アクリルアミド/ナトリウムアクリロイルジメチルタウレートコポリマーミリスチルアルコール、グリセリン
変異形ae)
過酸化ベンゾイル、不活性(グリセリン)、ワセリン、鉱物油、C12−15アルキルベンゾエート、常水、ナトリウムココイルイセチオネート、ナトリウムC14−16オレフィンスルホネート、乳酸亜鉛、アクリレート/C10−30アルキルアクリレートクロスポリマー、メントール、パルファム(賦香)、カリウムポリメタホスフェート、CI77891、カルボマー。
【0247】
変異形af)
常水、ナトリウムC14−16オレフィンスルホネート、コカミドプロピルベタイン、リノールアミドプロピルPG−ジモニウムクロライドホスフェート、ポリソルベート20、ローマカミツレの花抽出物(エキス)、ザボンの果実抽出物(エキス)、アロエベラの花抽出物(エキス)、カモミラレクティタの花抽出物(エキス)、C12−15アルキルラクテート、コカミドプロピル、PG−ジモニウムクロライドホスフェート、ポリクオタニウム−7、アスコルビルパルミテート、プロピレングリコール、ナトリウムベンゾトリアゾリルブチルフェノールスルホネート、PEG−120メチルグルコースジオレエートPEG−80ソルビタンラウレート、二ナトリウムEDTA、塩化ナトリウム、塩化ベンザルコニウム、CI16035、CI60725、香料(963−277)
変異形ag)
サリチル酸、(常水)、シクロペンタシロキサン、PEG−8、ジメチコン、ジメチコンクロスポリマー、ナトリウムポリアクリレート、ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサンクロスポリマー、コカミドプロピルPGジモニウムクロライドホスフェート、キュウリの果実抽出物(エキス)、茶葉抽出物(エキス)、グリセリン、パンテノール、ブチレングリコール、C12−15アルキルラクテート、セチルアルコール、グリセリルステアレート、セチルラクテート、PEG75ステアレート、セテス−20、ステアレス−20、トリデセス−6、シクロペンタシロキサン、PEG/PPG−18/18ジメチコン、スクレロチウムガム、ラウレス−23、ラウレス−4、二ナトリウムEDTA、塩化ベンザルコニウム、水酸化カリウム、CI61570、CI19140、CI42090、パルファム(賦香)
変異形ah)
過酸化ベンゾイル、不活性、常水、ベントナイト、カプリリック/カプリックトリグリセリド、グリセリン、乳化ろう(国民医薬品集、乳化)、ポリソルベート20、グリセリルラウレート、セチルジメチコン、マグネシウムアルミニウムシリケート、キサンタンガム、クエン酸ナトリウム、二ナトリウムEDTA、クエン酸、メチルパラベン、プロピルパラベン
変異形ai)
ポリクオタニウム−37、シリカ、常水、グリセリン、ポリシリコーン−13、PEG−12ジメチコン、ハマメリス抽出物(エキス)、CI77891、グリチルレチン酸ステアリル、ブチレングリコール、メチルパラベン。
【0248】
変異形aj)
サリチル酸、常水、ナトリウムココイルイセチオネート、セテアリルアルコール、ラウレス−3、グリセリン、(ココナツ由来の)ココナツ酸、ナトリウムイセチオネート、水酸化ナトリウム、パルファム(賦香)、ラベンダーストエカス抽出物(エキス)、カレープラント抽出物(エキス)、シスタスモンペリエンシス抽出物(エキス)、二ナトリウムEDTA、PEG−40水素化ヒマシ油(水素添加)、フェノキシエタノール、メチルパラベン、ブチルパラベン、エチルパラベン、イソブチルパラベン、プロピルパラベン
変異形ak)
常水、エチルヘキシルメトキシシンナマート、エチルヘキシルサリチレート、ベンゾフェノン−3、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、プロピレングリコール、C12−15アルキルベンゾエート、ジメチコン、グリセリルステアレート、チオジプロピオン酸、レチニルパルミテート、コムギの胚芽抽出物(エキス、胚芽)、サッカロミセス/亜鉛酵母、グリコール酸、サリチル酸、ピリドキシンHCl、トコフェロール、パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルテトラペプチド−7、グリセリン、オクテニルコハク酸デンプンアルミニウム、ヒドロキシエチルアクリレート/ナトリウムアクリロイルジメチルタウレートコポリマー、シリカ、イソヘキサデカン、アクリレートクロスポリマー、PEG−100ステアレート、カプリリルグリコール、水素化ポリイソブテン(水素添加)、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム、コレス−24、ポリソルベート60、セテス−24、イソドデカン、ソルビタンイソステアレート、ポリスチレン/水素化ポリイソペンテンコポリマー(水素添加)、ブチレングリコール、カルボマー、ポリソルベート20、ステアレス−2、水酸化アンモニウム、セチルアルコール、ステアリン酸、二ナトリウムEDTA、フェノキシエタノール、パルファム(賦香)。