特許第6206053号(P6206053)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6206053
(24)【登録日】2017年9月15日
(45)【発行日】2017年10月4日
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 6/00 20060101AFI20170925BHJP
   F21V 19/00 20060101ALI20170925BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20170925BHJP
【FI】
   F21S6/00 522
   F21V19/00 170
   F21Y115:10
【請求項の数】8
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2013-205866(P2013-205866)
(22)【出願日】2013年9月30日
(65)【公開番号】特開2015-69947(P2015-69947A)
(43)【公開日】2015年4月13日
【審査請求日】2016年8月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000226057
【氏名又は名称】日亜化学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100119301
【弁理士】
【氏名又は名称】蟹田 昌之
(72)【発明者】
【氏名】五味 正男
(72)【発明者】
【氏名】北原 稔
(72)【発明者】
【氏名】近藤 慎也
【審査官】 下原 浩嗣
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2004/0083943(US,A1)
【文献】 実開昭63−155294(JP,U)
【文献】 特開2009−289724(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 6/00
F21V 19/00
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースと、前記ベースの長さ方向に取り付けられている複数の発光装置と、を備えた照明装置であって、
前記ベースは、可撓性を有する帯状の部材であって、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端または螺旋の外側に位置する長さ方向の他端を支点にして螺旋状に吊り下げられ
前記ベースの吊り下げ時に、前記複数の発光装置の上下方向における間隔が均等になることを特徴とする照明装置。
【請求項2】
ベースと、前記ベースの長さ方向に取り付けられている複数の発光装置と、を備えた照明装置であって、
前記ベースは、可撓性を有する帯状の部材であって、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端または螺旋の外側に位置する長さ方向の他端を支点にして螺旋状に吊り下げられ
前記ベースは長さ方向に壁を有していることを特徴とする照明装置。
【請求項3】
ベースと、前記ベースの長さ方向に取り付けられている複数の発光装置と、を備えた照明装置であって、
前記ベースは、可撓性を有する帯状の部材であって、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端または螺旋の外側に位置する長さ方向の他端を支点にして螺旋状に吊り下げられ
前記ベースは長さ方向に複数の開口を有していることを特徴とする照明装置。
【請求項4】
前記複数の発光装置は、可撓性を有する帯状の基板を用いて前記ベースに取り付けられており、前記基板の長さ方向に実装されている、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項5】
前記ベースは、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端を支点にして螺旋状に吊り下げられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項6】
前記ベースは、不使用時には螺旋状に巻き取られることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項7】
前記ベースは、不使用時には螺旋の内側に位置する長さ方向の一端を内側にして巻き取られることを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
【請求項8】
前記ベースは、長さ方向に発光装置の上面よりも高い壁を有していることを特徴とする請求項6または7に記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数のLEDを長手方向に沿って直列に実装したフレキシブルプリント基板(FPC)を、基体の曲面状の取付部に螺旋状に巻き付ける照明装置(特許文献1参照)とテーパ状のケース内面の段差部に螺旋状に固定する照明装置(特許文献2参照)とが提案された。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−37795号公報
【特許文献2】特開2002−184209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の照明装置は、重い、嵩張る、照明装置を様々な用途に用いるにあたり基体やケースをその都度変更しなければならず汎用性に欠けるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、軽く、嵩張らず、様々な用途に使用可能な汎用性のある照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、上記課題は、次の手段により解決される。すなわち、本発明は、ベースと、前記ベースの長さ方向に取り付けられている複数の発光装置と、を備えた照明装置であって、前記ベースは、可撓性を有する帯状の部材であって、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端または螺旋の外側に位置する長さ方向の他端を支点にして螺旋状に吊り下げられることを特徴とする照明装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、軽く、嵩張らず、様々な用途に使用可能な汎用性のある照明装置を提供することができるため、屋内はもちろんのこと、飲食店の軒先や道路における工事現場などの屋外でも手軽に照明装置を使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態1に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
図2】本発明の実施形態2に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
図3】本発明の実施形態3に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
図4】本発明の実施形態4に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
図5】本発明の実施形態5に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
図6】本発明の実施形態6に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
図7】本発明の実施例1に係る提灯を示す模式的正面図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態について説明する。
【0010】
[本発明の実施形態1に係る照明装置]
図1は、本発明の実施形態1に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
【0011】
図1に示すように、本発明の実施形態1に係る照明装置は、ベース30と、ベース30の長さ方向に取り付けられている複数の発光装置20と、を備えた照明装置であって、ベース30は、可撓性を有する帯状の部材であって、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端または螺旋の外側に位置する長さ方向の他端を支点にして螺旋状に吊り下げられる照明装置である。なお、図1では、ベース30が、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端32を支点にして螺旋状に吊り下げられる場合の一例を示している。
【0012】
以下、順に説明する。
【0013】
(発光装置20)
複数の発光装置20は、ベース30の長さ方向に取り付けられている。複数の発光装置20が取り付けられるベース30に沿った間隔(ピッチ)Xは、均等であってもよいし、不均等であってもよい。ただし、均等である場合は、周囲を均等に照らすことができる。ベース30に沿った間隔(ピッチ)Xは、特に限定されるものではないが、一例としては、9.2mmなどを挙げることができる。
【0014】
発光装置20には、発光ダイオードや発光ダイオードチップなどを用いることができる。なお、発光ダイオードはパッケージングされており、発光ダイオードチップはパッケージングされていない。
【0015】
複数の発光装置20は、ベース30に直接取り付けられていてもよいが、基板10を用いてベース30に取り付けられていてもよい。この場合、複数の発光装置20は、基板10の長さ方向に実装される。
【0016】
基板10には、可撓性を有する部材を用いる。可撓性を有する部材の一例としては、例えば、フレキシブルフラットケーブル(FFC)やフレキシブル基板(FPC)などを挙げることができる。
【0017】
基板10には、帯状の部材を用いる。帯状の部材の一例としては、厚み0.1mm、幅15mm、長さ1100mmの部材などを挙げることができる。なお、図1(a)では、基板10の幅が基板10の長さ方向において異なっているように見えるが、これは、図1が斜視図であることによる。本発明の実施形態1において、基板10の幅は基板10の長さ方向において均等である。
【0018】
基板10は、接着材や両面テープなどを用いてベース30に取り付けられている。
【0019】
(ベース30)
ベース30には、可撓性を有する部材を用いる。可撓性を有する部材の一例としては、ABS樹脂などの樹脂性の成形品や、抜き型で切断した金属品を挙げることができる。ベース30の可撓性により、ベース30の吊り下げ時において、ベース30に取り付けられた複数の発光装置20は互いに離間されることとなり、複数の発光装置20の緩衝が抑制される(図1(a)参照)。
【0020】
ベース30には、表面と裏面とを有する帯状の部材を用いる。帯状の部材の一例としては、厚み1mm、幅20mm、長さ1300mmの部材などを挙げることができる。なお、図1(a)では、ベース30の幅Zがベース30の長さ方向において異なっているように見えるが、これは、図1が斜視図であることによる。本発明の実施形態1において、ベース30の幅Zはベース30の長さ方向において均等である。
【0021】
ベース30は、例えば、その表面30aが螺旋の外側を向き、その裏面30bが螺旋の内側を向くように配置したり、その表面30aが螺旋の上側を向き、その裏面30bが螺旋の下側を向くように配置したり、などすることができる。ただし、図1に示したように、ベース30をその表面30aが螺旋の外側を向き、その裏面30bが螺旋の内側を向くように配置する場合には、照明装置を横方向に嵩張らせることなく小型化することができる。
【0022】
基板10は、例えば、ベース30の表面30aや裏面30bに取り付けられる。ただし、ベース30の表面30aに取り付けられる場合は、ベース30の裏面30bに取り付けられる場合よりも照明装置の周囲を容易に照らすことができる。
【0023】
ベース30は、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端32または螺旋の外側に位置する長さ方向の他端34を支点にして螺旋状に吊り下げられる。すなわち、ベース30の長さ方向の一端32及び他端34は、螺旋の内側または外側にそれぞれ位置しているが、そのいずれかが吊り下げの支点とされる。
【0024】
ただし、螺旋の半径は螺旋の外側にいくほど大きくなるため、ベース30は、螺旋のより内側に位置する部分の方が螺旋のより外側に位置する部分よりもバネ定数が高くなって上下方向に伸び難いという性質を有している。他方、ベース30自身の重量による重力は、上方に位置する支点により近い部分に対するものの方が下方に位置する支点により遠い部分に対するものよりも小さくなるため、ベース30は、支点により近い部分の方が支点により遠い部分よりも上下方向に伸び易いという性質を有している。したがって、ベース30が螺旋の内側に位置する長さ方向の一端32を支点として吊り下げられる場合は、バネ定数の高低と重力の大小とが上下方向における伸び易さの違いを打ち消し合う方向に働くこととなり、ベース30が螺旋の外側に位置する長さ方向の他端34を支点として吊り下げられる場合よりも、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yの差が小さくなる。
【0025】
ベース30は、不使用時には螺旋状に巻き取られる。これにより、照明装置を不使用時にコンパクトに収納することができる。つまり、収納した場合の照明装置の厚みは、長さ方向にみたベース30の幅Zとなり、非常に小さい厚みとすることができる。なお、ベース30が螺旋の内側に位置する長さ方向の一端32を支点にして螺旋状に吊り下げられる場合(図1(a)参照)は、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端32を内側にして巻き取られる(図1(b)参照)。
【0026】
以上説明したように、本発明の実施形態1によれば、可撓性を有する帯状の部材を用いたベース30により、軽く、嵩張らず、様々な用途に使用可能な汎用性のある照明装置を提供することができる。したがって、本発明の実施形態1によれば、屋内はもちろんのこと、飲食店の軒先や道路における工事現場などの屋外でも手軽に照明装置を使用することが可能になる。
【0027】
加えて、本発明の実施形態1によれば、照明装置を不使用時にはコンパクトに収納することができるため、より一層、屋内はもちろんのこと、飲食店の軒先や道路における工事現場などの屋外でも手軽に照明装置を使用することが可能になる。
【0028】
加えて、本発明の実施形態1によれば、長さ方向に長い照明装置を構成することができるため、使用時には大きな発光領域を有するが、不使用時には螺旋状に巻き取られて嵩張らない照明装置を実現できるようになり、使用時のみ従来の照明装置よりも大型で広範囲を照らすことができる照明装置を提供することが可能になる。
【0029】
[本発明の実施形態2に係る照明装置]
図2は、本発明の実施形態2に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
【0030】
図2に示すように、本発明の実施形態2に係る照明装置は、ベース30が、長さ方向に壁36を有していている点で、このような壁36を有していない本発明の実施形態1に係る照明装置と相違する。
【0031】
本発明の実施形態2に係る照明装置によっても、本発明の実施形態1に係る照明装置と同様に、屋内はもちろんのこと、飲食店の軒先や道路における工事現場などの屋外でも手軽に照明装置を使用することが可能になる。また、使用時のみ従来の照明装置よりも大型で広範囲を照らすことができる照明装置を提供することが可能になる。
【0032】
ベース30のバネ定数は、螺旋の半径だけではなく、ベース30の形状によっても決まる。したがって、長さ方向における壁36の厚み及び/又は高さを様々に設計すれば、螺旋の内側と外側とにおけるバネ定数が異なる様々なベース30を用いることができるようになり、吊り下げ時における上下方向の伸び易さが異なる様々なベース30を用いて、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが異なる様々な照明装置を提供することができる。
【0033】
例えば、壁36の厚み及び/又は高さが長さ方向において均等なベース30を用いる場合は、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが不均等であって上側と下側とで明るさが異なる照明装置を提供することができる。
【0034】
他方、壁36の厚み及び/又は高さが長さ方向の一端32から他端34に近くなるほど大きくなるベース30を用いる場合は、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが均等であって上側と下側とで明るさが等しい照明装置を提供することができる。
【0035】
また、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端32を支点とする場合において、壁36の厚み及び/又は高さが長さ方向の一端32から他端34に近くなるほど大きくなるベース30を用いれば、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが均等であって上側と下側とで明るさが等しい照明装置を提供することができる。
【0036】
壁36の高さは特に限定されない。ただし、壁36の高さが発光装置20の上面よりも高い場合は、ベース30を不使用時に螺旋状に巻き取った際に、ベース30に取り付けられた複数の発光装置20が互いに離間されることとなり、複数の発光装置20の緩衝が抑制される(図2(b)参照)。
【0037】
[本発明の実施形態3に係る照明装置]
図3は、本発明の実施形態3に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
【0038】
図3に示すように、本発明の実施形態3に係る照明装置は、ベース30が、長さ方向に複数の開口38を有している点で、このような開口38を有していない本発明の実施形態1に係る照明装置と相違する。
【0039】
本発明の実施形態3に係る照明装置によっても、本発明の実施形態1に係る照明装置と同様に、屋内はもちろんのこと、飲食店の軒先や道路における工事現場などの屋外でも手軽に照明装置を使用することが可能になる。また、使用時のみ従来の照明装置よりも大型で広範囲を照らすことができる照明装置を提供することが可能になる。
【0040】
本発明の実施形態3に係る照明装置によっても、本発明の実施形態2に係る照明装置と同様に、バネ定数が異なる様々なベース30を用いて、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが異なる様々な照明装置を提供することができる。
【0041】
例えば、長さ方向における一端32から他端34に近くなるほど開口38の数が少なくなる及び/又は開口38の面積が小さくなるベース30を用いる場合は、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが均等であって上側と下側とで明るさが等しい照明装置を提供することができる。
【0042】
また、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端32を支点とする場合において、長さ方向における一端32から他端34に近くなるほど開口38の数が少なくなる及び/又は開口38の面積が小さくなるベース30を用いれば、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが均等であって上側と下側とで明るさが等しい照明装置を提供することができる。
【0043】
[本発明の実施形態4に係る照明装置]
図4は、本発明の実施形態4に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
【0044】
図4に示すように、本発明の実施形態4に係る照明装置は、複数の発光装置20がベース30に直接取り付けられている点で、複数の発光装置20が基板10を用いてベース30に取り付けられている本発明の実施形態1に係る照明装置と相違する。
【0045】
本発明の実施形態4に係る照明装置によっても、本発明の実施形態1に係る照明装置と同様に、屋内はもちろんのこと、飲食店の軒先や道路における工事現場などの屋外でも手軽に照明装置を使用することが可能になる。また、使用時のみ従来の照明装置よりも大型で広範囲を照らすことができる照明装置を提供することが可能になる。
【0046】
[本発明の実施形態5に係る照明装置]
図5は、本発明の実施形態5に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
【0047】
図5に示すように、本発明の実施形態5に係る照明装置は、複数の発光装置20がベース30に直接取り付けられている点で、複数の発光装置20が基板10を用いてベース30に取り付けられている本発明の実施形態2に係る照明装置と相違する。
【0048】
本発明の実施形態5に係る照明装置によっても、本発明の実施形態2に係る照明装置と同様に、屋内はもちろんのこと、飲食店の軒先や道路における工事現場などの屋外でも手軽に照明装置を使用することが可能になる。また、使用時のみ従来の照明装置よりも大型で広範囲を照らすことができる照明装置を提供することが可能になる。
【0049】
[本発明の実施形態6に係る照明装置]
図6は、本発明の実施形態6に係る照明装置の模式的斜視図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。
【0050】
図6に示すように、本発明の実施形態6に係る照明装置は、複数の発光装置20がベース30に直接取り付けられている点で、複数の発光装置20が基板10を用いてベース30に取り付けられている本発明の実施形態3に係る照明装置と相違する。
【0051】
本発明の実施形態6に係る照明装置によっても、本発明の実施形態3に係る照明装置と同様に、屋内はもちろんのこと、飲食店の軒先や道路における工事現場などの屋外でも手軽に照明装置を使用することが可能になる。また、使用時のみ従来の照明装置よりも大型で広範囲を照らすことができる照明装置を提供することが可能になる。
【0052】
以上、本発明の実施形態1から6に係る照明装置について説明したが、これらの照明装置において、ベース30の幅Zは、ベース30の長さ方向において均等である(図1(a)、図2(a)、図3(a)、図4(a)、図5(a)、及び図6(a)においては、ベース30の幅Zがベース30の長さ方向において異なっているように見えるが、これは、各図が斜視図であることによる。本発明の実施形態1から6において、ベース30の幅Zは、ベース30の長さ方向において均等である。)。
【0053】
しかしながら、ベース30の幅Zは、ベース30の長さ方向において異なっていてもよい。このようにすれば、ベース30のバネ定数をコントロールして、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが異なる様々な照明装置を提供することができる。
【0054】
例えば、長さ方向における一端32から他端34に近くなるほど幅Zが狭くなるベース30を用いる場合は、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが均等であって上側と下側とで明るさが等しい照明装置を提供することができる。
【0055】
また、螺旋の内側に位置する長さ方向の一端32を支点とする場合において、長さ方向における一端32から他端34に近くなるほど幅Zが狭くなるベース30を用いれば、複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが均等であって上側と下側とで明るさが等しい照明装置を提供することができる。
【0056】
なお、吊り下げ時における複数の発光装置20の上下方向における間隔Yは、複数の発光装置20が基板10に実装される間隔Xを調整することにより変えることもできるが、上記した壁36、開口38、及び/又は幅Zによれば、発光装置20が基板10に実装される間隔Xを変えることなく、吊り下げ時における複数の発光装置20の上下方向における間隔Yが異なる様々な照明装置を提供することができる。
【実施例1】
【0057】
図7は、本発明の実施例1に係る提灯を示す模式的正面図であり、(a)は使用時の状態を示し、(b)は不使用時の状態を示している。本発明の実施例1に係る提灯は、本発明の実施形態1から6に係る照明装置の一使用例である。
【0058】
図7に示すとおり、本発明の実施例1に係る提灯は、本発明の実施形態1から6に係る照明装置のいずれか1つ(以下、本発明の実施例1に係る提灯の説明において、単に、「本発明の実施形態に係る照明装置」という。)と、これの周囲を囲む光拡散部材40と、を備えている。ただし、本発明の実施形態に係る照明装置は、光拡散部材40内に収容されているため、図7(a)(b)上に現れていない。
【0059】
光拡散部材40によれば、本発明の実施形態に係る照明装置から出された光を拡散でき、輝度むらを低減することができる。光拡散部材40としては、例えば和紙などが挙げられ、少なくとも上下方向に伸縮可能なものが用いられる。
【0060】
本発明の実施例1に係る提灯は、図7(a)に示すように、使用時には長さ方向の一端を支点にして螺旋状に吊り下げられ、図7(b)に示すように、不使用時には折り畳まれる(この際、本発明の実施形態1から6に係る照明装置のベース30が螺旋状に巻き取られる)。したがって、本発明の実施例1に係る提灯は、使用しないときにはコンパクトに収納することができる。また少なくとも上端か下端に電源供給装置(バッテリー)を配置することで、持ち運び点灯が可能にもなる。
【0061】
以上、本発明の実施形態及び実施例について説明したが、これらの説明は、本発明の一例に関するものであり、本発明は、これらの説明によって何ら限定されるものではない。
【符号の説明】
【0062】
10 基板
20 発光装置
30 ベース
30a ベースの表面
30b ベースの裏面
32 一端
34 他端
36 壁
38 開口
40 光拡散部材
X 間隔
Y 間隔
Z 幅
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7