(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
第1発光量の予備発光と、前記第1発光量と異なる第2発光量の予備発光と、のいずれの予備発光を行うかという予備発光指示と、前記予備発光による被写体からの反射光に基づいて演算した本発光量の本発光を行う本発光指示とを照明装置に対して指示する制御部を備え、
前記制御部は、
第1本発光の次の第2本発光の本発光量を演算する場合、
前記第1本発光の直前に行われた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行い、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、
前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行う第1制御と、
前記第2本発光の次の第3本発光の本発光量を演算する場合、
前記第2本発光の直前に行われた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行い、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、
前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行う第2制御を行うこと、
を特徴とする撮影装置。
第1発光量の予備発光と、前記第1発光量と異なる第2発光量の予備発光と、のいずれの予備発光を行うかという予備発光指示と、前記予備発光による被写体からの反射光に基づいて演算した本発光量の本発光を行う本発光指示とを照明装置に対して指示する制御部を備え、
前記制御部は、
第1本発光の次の第2本発光の本発光量を演算する場合、
前記第1本発光の本発光量演算に用いた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行い、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、
前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行う第1制御と、
前記第2本発光の次の第3本発光の本発光量を演算する場合、
前記第2本発光の本発光量演算に用いた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行い、
その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、
前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行う発光制御を行う第2制御と、を行うこと、
を特徴とする撮影装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、連写撮影時など、前回撮影したときと同じような撮影状況にも関わらず、常に複数回の予備発光を行うと、毎回のレリーズタイムラグが伸びてしまうことになる。
【0005】
本発明の課題は、レリーズタイムラグの少ない撮影装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
【0007】
請求項1に記載の発明は、第1発光量の予備発光と、前記第1発光量と異なる第2発光量の予備発光と、のいずれの予備発光を行うかという予備発光指示と、前記予備発光による被写体からの反射光に基づいて演算した本発光量の本発光を行う本発光指示とを照明装置に対して指示する制御部を備え、前記制御部は、第1本発光の次の第2本発光の本発光量を演算する場合、前記第1本発光の直前に行われた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行い、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行う第1制御と、前記第2本発光の次の第3本発光の本発光量を演算する場合、前記第2本発光の直前に行われた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行い、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行う第2制御を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
請求項2に記載の発明は、第1発光量の予備発光と、前記第1発光量と異なる第2発光量の予備発光と、のいずれの予備発光を行うかという予備発光指示と、前記予備発光による被写体からの反射光に基づいて演算した本発光量の本発光を行う本発光指示とを照明装置に対して指示する制御部を備え、前記制御部は、第1本発光の次の第2本発光の本発光量を演算する場合、前記第1本発光の本発光量演算に用いた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行い、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第2本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第2本発光の発光量演算を行う第1制御と、前記第2本発光の次の第3本発光の本発光量を演算する場合、
前記第2本発光の本発光量演算に用いた予備発光と同じ発光量の予備発光を前記照明装置に指示し、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に適切な場合、その反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行い、その予備発光による被写体からの反射光が、前記第3本発光の発光量演算に不適切な場合、その予備発光と発光量が異なる他の予備発光を前記照明装置に指示し、前記他の予備発光による被写体からの反射光に基づいて前記第3本発光の発光量演算を行う発光制御を行う第2制御と、を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の撮影装置において、連写撮影を選択可能な選択部を備え、前記制御部は、前記選択部により連写撮影が選択されている場合に前記第1制御及び前記第2制御を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記制御部は、前記第1本発光と前記第2本発光との間が所定時間以内の場合、前記第1制御を行い、前記第2本発光と前記第3本発光との間が所定時間以内の場合、前記第2制御を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記制御部は、AEロックの場合、バルク撮影の場合、マニュアルフォーカスの場合、撮影シーンが前回の撮影シーンと同じと判断された場合、被写体位置及びサイズが前回の撮影と同じであると判断された場合、撮影距離が前回の撮影と同じであると判断された場合、前記第1制御及び前記第2制御を行うこと、を特徴とする撮影装置である。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、レリーズタイムラグの少ない撮影装置を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は本発明によるカメラ1の一実施形態を示した図である。以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すカメラ1は、カメラ本体10と、カメラ本体10に着脱されるレンズ鏡筒22とを備える一眼レフデジタルスチルカメラ1である。
【0011】
本実施形態のカメラ1は、カメラ本体10にレンズ鏡筒22が交換可能に装着される。
カメラ本体10は被写体像を撮像して画像を記録するための撮影用撮像素子21を備える。この撮影用撮像素子21はCCDやCMOSなどにより構成することができる。
撮影時にはクイックリターンミラー11およびサブミラー23が実線で示す撮影光路外の位置に退避してレリーズスイッチ20が開放され、レンズ鏡筒22の撮影光学系により撮影用撮像素子21の受光面に被写体像が結像される。
【0012】
カメラ本体10の底部には、レンズ鏡筒22の焦点調節状態を検出するための焦点検出光学系24と測距素子25が設けられている。
焦点検出光学系24は、レンズ鏡筒22を通過した対の焦点検出用光束を測距素子25の受光面へ導き、対の光像を結像させる。
測距素子25は例えば対のCCDラインセンサーを備え、対の光像に応じた焦点検出信号を出力する。
【0013】
撮影前にはクイックリターンミラー11およびサブミラー23が破線で示すような撮影光路内の位置に設定されており、レンズ鏡筒22からの対の焦点検出用光束はクイックリターンミラー11のハーフミラー部を透過し、サブミラー23により反射されて焦点検出光学系24および測距素子25へ導かれる。
【0014】
カメラ本体10の上部にはファインダー光学系が設けられている。撮影前にはクイックリターンミラー11およびサブミラー23が破線で示す位置にあり、レンズ鏡筒22からの被写体光はクイックリターンミラー11に反射されて焦点板12へ導かれ、焦点板12上に被写体像が結像する。
【0015】
液晶表示素子13は、焦点板12上に結像された被写体像に焦点検出エリアマークなどの情報を重畳表示するとともに、被写体像外の位置に露出値などの種々の撮影情報を表示する。焦点板12上の被写体像はペンタダハプリズム14および接眼レンズ15を介して接眼窓16へ導かれ、撮影者が被写体像を視認することができる。
【0016】
また、カメラ本体10上部のファインダー光学系には、(被写体追尾や)測光のために被写体像を撮像する測光センサ19が設けられる。撮影前に焦点板12に結像した被写体像は、ペンタダハプリズム14、プリズム17および結像レンズ18を介して測光センサ19の受光面に再結像される。測光センサ19は被写体像に応じた画像信号を出力する。
【0017】
測光センサ19は比較的高解像な撮像素子であり、RGBの原色フィルターを設けることで、結像画像のRGBの各色情報を得ることが可能となる。
【0018】
カメラ本体10には、カメラ制御部30が設けられている。カメラ制御部30はカメラ1の種々の制御と演算を行う。
【0019】
レリーズスイッチ20の全押しにより撮影が実行される場合にはクイックリターンミラー11が実線で示す位置に回動し、被写体光はレリーズスイッチ20を介して撮影用撮像素子21上に結像する。
【0020】
カメラ本体10には内蔵または外付けの照明装置26が備えられている。
照明装置26は、キセノン管29、反射板27、及び発光制御部28とを備える。発光制御部28は、カメラ制御部30からの指示によりキセノン管29の発光制御を行う。
【0021】
カメラ制御部30は、レリーズスイッチ全押しにより撮影が実行される際に、クイックリターンミラー11が点線位置にある状態にて照明装置26に予備発光を行わせる。
カメラ制御部30は、その予備発光時における被写体からの反射光を測光センサ19によって受光して、その反射光量(予備発光時測光値)に基づいて本発光時の発光量を出する。
【0022】
カメラ制御部30は、算出した本発光量を照明装置26の発光制御部28に通知し、クイックリターンミラー11を実線位置に回動させ、撮影用の露光時のタイミングで、照明装置26に指示した発光量にて本発光を行わせる。
【0023】
次に、
図2、3に基づき、本実施形態における制御を示す。
図2は本実施形態における各部の動作タイミングを示した図である。
図3はカメラ制御部30の動作を示すフローチャートである。
【0024】
まず、カメラ制御部30は、レリーズスイッチ20を介して撮影指示が入力されると(
図2のt1,
図3のステップS01,YES)と、所定の発光量の第1予備発光を照明装置26に指示する。この指示により照明装置26は第1予備発光を行う(
図2のt2,
図3のステップS02)。
【0025】
カメラ制御部30は、第1予備発光のタイミングで、測光センサ19にて露光を行い、第1予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS03)。
【0026】
次いで、第1予備発光による反射光量が本発光の発光量を決定するのに十分であったか、即ち第2予備発光が必要かどうかを判定する(ステップS04)。
第2予備発光が不要な場合(ステップS04,NO)はステップS07へ進み、第2予備発光が必要な場合(ステップS04,YES)はステップS05へ進む。
なお、第2予備発光は、第1予備発光よりも強い発光量で行うものであり、第1予備発光において被写体からの反射光が十分な測光に不十分だった場合に、より強い第2予備発光を行うものである。
【0027】
カメラ制御部30は、第2予備発光が必要であると判断した場合(ステップS04,YES)、照明装置26に第2発光量を指示し、第2予備発光を行わせる(
図2のt3,
図3のステップS05)。
第2予備発光のタイミングで測光センサ19にて露光を行い、第2予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS06)。
そして、第2予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(
図2のt4,
図3のステップS07)することで、1枚目の撮影が終了する。
【0028】
一方、ステップS04において第2予備発光は不要と判断した場合は、第1予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(ステップS07)することで、1枚目の撮影が終了する。
【0029】
ステップS07のあと、所定時間内に次の撮影指示がない場合(ステップS08,NO)、終了する。
ステップS07のあと、所定時間内に次の撮影指示があった場合(ステップS08,YES)、連写中か否かを判定する(ステップS09)。
【0030】
連写中であると判定した場合(ステップS9,YES)は、前回の撮影時に本発光量を決定するのに使用した予備発光が、第1予備発光か第2予備発光のどちらであったかを判断する(ステップS10)
【0031】
前回、第2予備発光にて本発光量を決定した場合(ステップS10,第2予備発光)、第2予備発光を行うように照明装置26に指示を送る(
図2のt5,
図3のステップS11)。
そして、第2予備発光の発光タイミングにて測光センサ19にて露光を行い、第2予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS12)。
【0032】
次いで、第2予備発光による反射光量が本発光の発光量を決定するのに十分であったか、即ち第1予備発光が必要かどうかを判定する(ステップS13)。
第1予備発光が不要な場合(ステップS13,NO)はステップS16へ進む。
第2予備発光が必要な場合(ステップS13,YES)はステップS14へ進む。
なお、第1予備発光は、第2予備発光よりも弱い発光量で行うものであり、第2予備発光において被写体からの反射光が明るすぎる場合に、弱い第1予備発光を行うものである。
【0033】
カメラ制御部30は、第1予備発光が不要であると判断した場合(ステップS13,NO)、第2予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(
図2のt6,
図3のステップS16)することで、2枚目の撮影が終了する。
【0034】
カメラ制御部30は、第1予備発光が必要であると判断した場合(ステップS13,YES)、照明装置26に第1発光量を指示し、第1予備発光を行わせる(ステップS14)。
第1予備発光のタイミングで、測光センサ19にて露光を行い、第1予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS15)。
そして、第1予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(ステップS16)することで、2枚目の撮影が終了する。
【0035】
ステップS09で連写中でないと判断した場合(ステップS9,NO)、及び前回、第1予備発光にて本発光量を決定した場合(ステップS10,第1予備発光)、1枚目の撮影同様、第1予備発光を照明装置26に指示する(ステップS17)。
【0036】
カメラ制御部30は、第1予備発光のタイミングで、測光センサ19にて露光を行い、第1予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS18)。
次いで、第1予備発光による反射光量が本発光の発光量を決定するのに十分であったか、即ち第2予備発光が必要かどうかを判定する(ステップS19)。
第2予備発光が不要な場合(ステップS19,NO)はステップS22へ進み、第2予備発光が必要な場合(ステップS19,YES)はステップS20へ進む。
【0037】
カメラ制御部30は、第2予備発光が必要であると判断した場合(ステップS20,YES)、照明装置26に第2予備発光用を指示し、第2予備発光を行わせる(ステップS20)。
第2予備発光のタイミングで、測光センサ19にて露光を行い、第2予備発光を行った際の被写体からの反射光量を算出(測光演算)する(ステップS21)。
そして、第2予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(ステップS22)することで、2枚目の撮影が終了する。
【0038】
一方、ステップS19において第2予備発光は不要と判断した場合は、第1予備発光の反射光量から本発光量を決定し、決定した本発光量を照明装置26に通知し、撮影タイミングにて本発光を指示(ステップS22)することで、2枚目の撮影が終了する。
【0039】
ステップS16,22のあと、ステップS08に戻り、所定時間内に次の撮影指示がない場合(ステップS08,NO)、終了する。
ステップS07のあと、所定時間内に次の撮影指示があった場合(ステップS08,YES)、上述のステップS09以降を繰り返す。
図2のt7は3回目の撮影におけるS11,t8はS13,t9はS16の場合に対応している。
【0040】
以上、本実施形態によると、連写撮影時など、前回撮影したときと同じような撮影状況の場合において、前回行った予備発光をまず行い、その結果が良好であれば他の予備発光は行わない。したがって、不要な場合に複数回の予備発光を行うことがなく、レリーズタイムラグの少ない撮影を行うことができる。
【0041】
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
本実施形態では、連写中の場合について説明したが、他にも以下の条件の場合には同様の処理を行うことも可能である。
・前回の撮影から、所定の時間以内に今回の撮影が行われた場合
・AE(自動露出)ロック中
・ブラケット撮影中
・MF(マニュアルフォーカス)中
・シーン認識などにより、前回と同シーンと判断された場合
・被写体検出手段により、被写体位置・サイズが前回撮影時と同じと判断された場合
・前回と撮影距離が同じと判断された場合
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。