【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明は、複数の異なる視点の映像からなる多視点映像の1フレームである符号化対象画像を符号化する際に、前記符号化対象画像を分割した領域である符号化対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら符号化を行う映像符号化装置であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定手段と、
前記代表デプスに基づいて、前記符号化対象画像上の位置を、該符号化対象画像とは異なる参照視点に対する参照視点画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定手段と、
前記符号化対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定手段と、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定手段と、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記符号化対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成手段と、
前記合成動き情報を用いて、前記符号化対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成手段と、
前記符号化対象領域に対して、前記デプスマップ上での対応領域であるデプス領域を設定するデプス領域設定手段と、
前記符号化対象領域に対して、前記デプスマップに対する視差ベクトルであるデプス参照視差ベクトルを設定するデプス参照視差ベクトル設定手段と
を有し、
前記代表デプス設定手段は、前記デプス領域に対する前記デプスマップから代表デプスを設定し、
前記デプス領域設定手段は、前記デプス参照視差ベクトルによって示される領域を前記デプス領域として設定することを特徴とする映像符号化装置を提供する。
【0020】
更に、前記デプス参照視差ベクトル設定手段は、前記符号化対象領域に隣接する領域を符号化する際に使用した視差ベクトルを用いて、前記デプス参照視差ベクトルを設定するようにしても良い。
【0022】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点映像の1フレームである符号化対象画像を符号化する際に、前記符号化対象画像を分割した領域である符号化対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら符号化を行う映像符号化装置であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定手段と、
前記代表デプスに基づいて、前記符号化対象画像上の位置を、該符号化対象画像とは異なる参照視点に対する参照視点画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定手段と、
前記符号化対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定手段と、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定手段と、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記符号化対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成手段と、
前記合成動き情報を用いて、前記符号化対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成手段と、
前記変換行列を用いて、前記合成動き情報を変換する合成動き情報変換手段と
を有し、
前記予測画像生成手段は、前記変換された合成動き情報を用いることを特徴とする映像符号化装置も提供する。
【0023】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点映像の1フレームである符号化対象画像を符号化する際に、前記符号化対象画像を分割した領域である符号化対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら符号化を行う映像符号化装置であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定手段と、
前記代表デプスに基づいて、前記符号化対象画像上の位置を、該符号化対象画像とは異なる参照視点に対する参照視点画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定手段と、
前記符号化対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定手段と、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定手段と、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記符号化対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成手段と、
前記合成動き情報を用いて、前記符号化対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成手段と、
前記対応位置と前記合成動き情報とに基づいて、前記デプスマップから過去デプスを設定する過去デプス設定手段と、
前記過去デプスに基づいて、前記参照視点画像上の位置を前記符号化対象画像上の位置へと変換する逆変換行列を設定する逆変換行列設定手段と、前記逆変換行列を用いて、前記合成動き情報を変換する合成動き情報変換手段と
を有し、
前記予測画像生成手段は、前記変換された合成動き情報を用いることを特徴とする映像符号化装置も提供する。
【0024】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点映像の1フレームである符号化対象画像を符号化する際に、前記符号化対象画像を分割した領域である符号化対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら符号化を行う映像符号化装置であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定手段と、
前記代表デプスに基づいて、前記符号化対象画像上の位置を、該符号化対象画像とは異なる参照視点に対する参照視点画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定手段と、
前記符号化対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定手段と、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定手段と、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記符号化対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成手段と、
前記合成動き情報を用いて、前記符号化対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成手段と
を有し、
前記符号化対象画像の視点と前記参照視点との位置関係の変化がない、または所定の大きさ以下の場合には、前記変換行列設定手段による変換行列の設定を行わずに、前記対応位置設定手段は直前に符号化された画像で用いた前記変換行列を用いることを特徴とする映像符号化装置も提供する。
【0025】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点動画像の符号データから、復号対象画像を復号する際に、前記復号対象画像を分割した領域である復号対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら復号を行う映像復号装置であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定手段と、前記代表デプスに基づいて、前記復号対象画像上の位置を、該復号対象画像とは異なる参照視点に対する参照画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定手段と、
前記復号対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定手段と、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定手段と、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記復号対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成手段と、
前記合成動き情報を用いて、前記復号対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成手段と、
前記復号対象領域に対して、前記デプスマップ上での対応領域であるデプス領域を設定するデプス領域設定手段と、
前記復号対象領域に対して、前記デプスマップに対する視差ベクトルであるデプス参照視差ベクトルを設定するデプス参照視差ベクトル設定手段と
を有し、
前記代表デプス設定手段は、前記デプス領域に対する前記デプスマップから代表デプスを設定し、
前記デプス領域設定手段は、前記デプス参照視差ベクトルによって示される領域を前記デプス領域として設定することを特徴とする映像復号装置も提供する。
典型的には、前記デプス参照視差ベクトル設定手段は、前記復号対象領域に隣接する領域を復号する際に使用した視差ベクトルを用いて、前記デプス参照視差ベクトルを設定する。
【0026】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点動画像の符号データから、復号対象画像を復号する際に、前記復号対象画像を分割した領域である復号対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら復号を行う映像復号装置であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定手段と、
前記代表デプスに基づいて、前記復号対象画像上の位置を、該復号対象画像とは異なる参照視点に対する参照画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定手段と、
前記復号対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定手段と、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定手段と、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記復号対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成手段と、
前記合成動き情報を用いて、前記復号対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成手段と、
前記変換行列を用いて、前記合成動き情報を変換する合成動き情報変換手段と
を有し、
前記予測画像生成手段は、前記変換された合成動き情報を用いることを特徴とする映像復号装置も提供する。
【0027】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点動画像の符号データから、復号対象画像を復号する際に、前記復号対象画像を分割した領域である復号対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら復号を行う映像復号装置であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定手段と、
前記代表デプスに基づいて、前記復号対象画像上の位置を、該復号対象画像とは異なる参照視点に対する参照画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定手段と、
前記復号対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定手段と、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定手段と、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記復号対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成手段と、
前記合成動き情報を用いて、前記復号対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成手段と、
前記対応位置と前記合成動き情報とに基づいて、前記デプスマップから過去デプスを設定する過去デプス設定手段と、
前記過去デプスに基づいて、前記参照視点画像上の位置を前記復号対象画像上の位置へと変換する逆変換行列を設定する逆変換行列設定手段と、
前記逆変換行列を用いて、前記合成動き情報を変換する合成動き情報変換手段と
を有し、
前記予測画像生成手段は、前記変換された合成動き情報を用いることを特徴とする映像復号装置も提供する。
【0028】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点動画像の符号データから、復号対象画像を復号する際に、前記復号対象画像を分割した領域である復号対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら復号を行う映像復号装置であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定手段と、
前記代表デプスに基づいて、前記復号対象画像上の位置を、該復号対象画像とは異なる参照視点に対する参照画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定手段と、
前記復号対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定手段と、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定手段と、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記復号対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成手段と、
前記合成動き情報を用いて、前記復号対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成手段と
を有し、
前記復号対象画像の視点と前記参照視点との位置関係の変化がない、または所定の大きさ以下の場合には、前記変換行列設定手段による変換行列の設定を行わずに、前記対応位置設定手段は直前に復号された画像で用いた前記変換行列を用いることを特徴とする映像復号装置置も提供する。
【0029】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点動画像の符号データから、復号対象画像を復号する際に、前記復号対象画像を分割した領域である復号対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら復号を行う映像復号方法であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定ステップと、
前記代表デプスに基づいて、前記復号対象画像上の位置を、該復号対象画像とは異なる参照視点に対する参照画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定ステップと、
前記復号対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定ステップと、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定ステップと、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記復号対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成ステップと、
前記合成動き情報を用いて、前記復号対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成ステップと、
前記復号対象領域に対して、前記デプスマップ上での対応領域であるデプス領域を設定するデプス領域設定ステップと、
前記復号対象領域に対して、前記デプスマップに対する視差ベクトルであるデプス参照視差ベクトルを設定するデプス参照視差ベクトル設定ステップと
を有し、
前記代表デプス設定ステップは、前記デプス領域に対する前記デプスマップから代表デプスを設定し、
前記デプス領域設定ステップは、前記デプス参照視差ベクトルによって示される領域を前記デプス領域として設定することを特徴とする映像復号方法も提供する。
典型的には、前記デプス参照視差ベクトル設定ステップは、前記復号対象領域に隣接する領域を復号する際に使用した視差ベクトルを用いて、前記デプス参照視差ベクトルを設定する。
【0030】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点動画像の符号データから、復号対象画像を復号する際に、前記復号対象画像を分割した領域である復号対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら復号を行う映像復号方法であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定ステップと、
前記代表デプスに基づいて、前記復号対象画像上の位置を、該復号対象画像とは異なる参照視点に対する参照画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定ステップと、
前記復号対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定ステップと、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定ステップと、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記復号対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成ステップと、
前記合成動き情報を用いて、前記復号対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成ステップと、
前記変換行列を用いて、前記合成動き情報を変換する合成動き情報変換ステップと
を有し、
前記予測画像生成ステップは、前記変換された合成動き情報を用いることを特徴とする映像復号方法も提供する。
【0031】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点動画像の符号データから、復号対象画像を復号する際に、前記復号対象画像を分割した領域である復号対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら復号を行う映像復号方法であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定ステップと、
前記代表デプスに基づいて、前記復号対象画像上の位置を、該復号対象画像とは異なる参照視点に対する参照画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定ステップと、
前記復号対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定ステップと、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定ステップと、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記復号対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成ステップと、
前記合成動き情報を用いて、前記復号対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成ステップと、
前記対応位置と前記合成動き情報とに基づいて、前記デプスマップから過去デプスを設定する過去デプス設定ステップと、
前記過去デプスに基づいて、前記参照視点画像上の位置を前記復号対象画像上の位置へと変換する逆変換行列を設定する逆変換行列設定ステップと、
前記逆変換行列を用いて、前記合成動き情報を変換する合成動き情報変換ステップと
を有し、
前記予測画像生成ステップは、前記変換された合成動き情報を用いることを特徴とする映像復号方法も提供する。
【0032】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点動画像の符号データから、復号対象画像を復号する際に、前記復号対象画像を分割した領域である復号対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら復号を行う映像復号方法であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定ステップと、
前記代表デプスに基づいて、前記復号対象画像上の位置を、該復号対象画像とは異なる参照視点に対する参照画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定ステップと、
前記復号対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定ステップと、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定ステップと、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記復号対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成ステップと、
前記合成動き情報を用いて、前記復号対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成ステップと
を有し、
前記復号対象画像の視点と前記参照視点との位置関係の変化が所定の大きさ以下の場合には、前記変換行列設定ステップによる変換行列の設定を行わずに、前記対応位置設定ステップは直前に復号された画像で用いた前記変換行列を用いることを特徴とする映像復号方法も提供する。
【0033】
本発明はまた、複数の異なる視点の映像からなる多視点映像の1フレームである符号化対象画像を符号化する際に、前記符号化対象画像を分割した領域である符号化対象領域ごとに、異なる視点間で予測しながら符号化を行う映像符号化方法であって、
前記多視点映像中の被写体に対するデプスマップから代表デプスを設定する代表デプス設定ステップと、
前記代表デプスに基づいて、前記符号化対象画像上の位置を、該符号化対象画像とは異なる参照視点に対する参照視点画像上の位置へと変換する変換行列を設定する変換行列設定ステップと、
前記符号化対象領域内の位置から代表位置を設定する代表位置設定ステップと、
前記代表位置と前記変換行列を用いて、前記代表位置に対する前記参照視点画像上での対応位置を設定する対応位置設定ステップと、
前記対応位置に基づいて、前記参照視点画像の動き情報である参照視点動き情報から前記符号化対象領域における合成動き情報を生成する動き情報生成ステップと、
前記合成動き情報を用いて、前記符号化対象領域に対する予測画像を生成する予測画像生成ステップと、
前記符号化対象領域に対して、前記デプスマップ上での対応領域であるデプス領域を設定するデプス領域設定ステップと、
前記符号化対象領域に対して、前記デプスマップに対する視差ベクトルであるデプス参照視差ベクトルを設定するデプス参照視差ベクトル設定ステップと
を有し、
前記代表デプス設定ステップは、前記デプス領域に対する前記デプスマップから代表デプスを設定し、
前記デプス領域設定ステップは、前記デプス参照視差ベクトルによって示される領域を前記デプス領域として設定することを特徴とする映像符号化方法も提供する。
【0034】
本発明はまた、コンピュータに、前記映像復号方法を実行させるための映像復号プログラムも提供する。
本発明はまた、コンピュータに、前記映像符号化方法を実行させるための映像符号化プログラムも提供する。