(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記検出された複数の機能についての追加情報にアクセスする前記データセンタ管理システムのために、前記データセンタ管理システムに前記取得されたURLを提供する前記URLコンポーネントと、
前記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出し、次に前記拡張コンポーネントに転送するべく前記取得されたURLを使用する前記データセンタ管理システムと、を備える、請求項1又は2に記載の装置。
前記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能は、前記検出された複数の機能を監視し、監視情報に基づいて前記計算リソースを管理または制御する能力を含み、前記監視情報は、動作温度、電力消費率、利用率または運転コストを含む、請求項1に記載の装置。
前記計算リソースは、前記複数の設定可能な計算リソースの前記システムに含まれるラックに結合することができる分散物理要素を備え、前記分散物理要素は、中央処理装置、メモリデバイス、ストレージデバイス、ネットワーク入出力デバイスまたはネットワークスイッチのうち1つを含む、請求項1に記載の装置。
前記検出された複数の機能についての追加情報にアクセスする前記データセンタ管理システムのために、前記取得されたURLを前記データセンタ管理システムに提供する段階であって、前記データセンタ管理システムは、前記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出すべく前記取得されたURLを使用する、段階と、
前記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を前記データセンタ管理システムから受信する段階と、を備える、
請求項9又は10に記載の方法。
前記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能は、前記検出された複数の機能を監視し、監視情報に基づいて前記計算リソースを管理または制御する能力を含み、前記監視情報は、動作温度、電力消費率、利用率または運転コストを含む、請求項9に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0004】
複数のデータセンタは、概して、複数の業者からの様々なタイプのハードウェアまたは複数の設定可能な計算リソース(例えば、ストレージ、中央処理装置(CPU)、メモリ、ネットワーキング等)を含む複数のラックで構成され得る。複数のデータセンタで利用される様々なタイプのハードウェアまたは複数の設定可能な計算リソースは、また、分散物理要素とも称されてよい。データセンタまたはラック管理システムが、ラック等のシステムに導入(または除去)されるハードウェアの複数の個別の部品の性質または複数の機能を検出することを可能にする自動化された解決法はないかもしれない。それに加えて、個別の複数のハードウェア、計算リソースまたは分散物理要素は、典型的にはその独自のカスタム管理アプリケーションプログラミングインタフェース(API)を有する。言い換えれば、システムに追加されるまたはシステムから除去される任意のハードウェア、複数の計算リソースまたは複数の分散物理要素を管理する一般的な方法が不足していることがあり得る。データセンタまたはラック管理システムは、導入された各タイプのハードウェア、計算リソースまたは分散物理要素に関連する固有のAPIに対処するべく、特別に開発、変更または拡張される必要があり得る。本明細書において説明される複数の例が必要とされることは、これらのおよび/または他の複数の課題に関している。
【0005】
いくつかの例において、計算リソースの検出および管理のための複数の技術が実装され得て、それらの技術は、計算リソースが複数の設定可能な計算リソースのシステムに追加されたというインジケーションをコントローラで受信することを含み得る。複数の方法はまた、計算リソースに関連する複数の機能を検出し、複数の検出された機能についての追加情報にアクセスするためのユニフォームリソースロケータ(URL)を取得するべく計算リソースについてサービスプロセッサにクエリを行う(querying)ことを含んでもよい。複数の方法はまた、URLを用いて追加情報にアクセスし、複数の検出された機能を管理、制御または通知するべくコントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を検索することも含んでよい。
【0006】
図1は、例示的ラック100を示す。
図1に示されるように、ラック100は、ラック管理システム110、ラックセンサ、冷却等120、サービスプロセッサおよびファームウェア130、リソースプレーン140、制御プレーン150およびハードウェア/複数の分散物理要素160のための複数のスロットを含む。いくつかの例に従って、ハードウェア/複数の分散物理要素160のための複数のスロットは、複数のCPU、複数のストレージデバイス(例えば、複数のハードディスクドライブまたは複数のソリッドステートドライブ)、複数のメモリデバイス(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM))、複数のネットワーク入出力(NW I/O)デバイスまたは複数のNWスイッチを含み得るがそれらに限定されないハードウェア、複数の設定可能な計算リソースまたは複数の分散物理要素を収容してよい。これらの例について、ラック100のためのコントローラまたはラック管理システム110は、サービスプロセッサおよびファームウェア130を介してまたは130上で実行され得る。また、ラック110は、複数の設定可能な計算リソースをサポート、管理または制御するべく、複数のラックセンサ、冷却等の複数のセンサ、冷却および他機器を含み得る。
【0007】
図2は、例示的なボード200を示す。
図2に示されるように、ボード200は、サービスプロセッサ230、リソースプレーンインタフェース240、制御プレーンインタフェース250および複数のハードウェアリソース270を含み得る。いくつかの例において、複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270は、リソースプレーンインタフェース240を介してラック100のリソースプレーン140に通信可能に結合されてよい。また、サービスプロセッサおよびファームウェア230は、制御プレーンインタフェース250を介してラック100の制御プレーン150に通信可能に結合されてよい。
【0008】
いくつかの例に従って、複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270は、複数のCPU、複数のストレージデバイス、複数のメモリデバイス、複数のNW I/OデバイスまたはNWスイッチ等、様々なタイプの設定可能な計算リソースまたは分散物理要素を含み得る。また、サービスプロセッサ230は、制御プレーン130等の制御プレーンを介して複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270の複数の機能にクエリを行うためのAPIを提供することができるロジックおよび/または複数の特徴を含み得る。いくつかの例において、サービスプロセッサは、ラック100等のラック内で機能する複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270のためのベースボード管理コントローラとして機能するように構成されるかまたは配置されてよい。
【0009】
以下においてさらに説明されるように、コントローラまたはマネージャは、複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270等のハードウェアリソースに、サービスプロセッサ230等のサービスプロセッサを介してクエリを行ってよい。このクエリは、複数のハードウェアリソースの複数の機能を検出するためのみではなく、それらの機能を利用または管理するべく、追加情報を求めるおよび/または取得するURLもまた取得するものでもあってよい。
【0010】
いくつかの例において、サービスプロセッサ230によって提供されるAPIは、完全に自己記述的かつ検出可能であってよく、任意の機能のクエリが行われ発見されることを可能にしてよい。APIはまた、RESTful(representational state transfer)であってもよく、複数の任意の管理システムによる操作を可能にしてよい。APIはまた、それがハードウェアリソース270の複数の特徴を説明するために使用する公に利用可能なスキーマの識別を(例えば、URLによって)容易にし、そのスキーマを用いるハードウェアの複数の特徴が取得されることを可能にしてよい。APIにより、また、複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270(および任意の複数のリムーバブルサブコンポーネント)のための複数の固有の識別子についてクエリが行われることが可能になってよい。APIにより、また、複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270の状態のクエリされることが可能になってよい。APIにより、また、複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270の状態が管理されることが可能になってよい。APIにより、また、複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270の複数の要素によってキャプチャおよび/または格納された複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270のための監視情報のクエリされることが可能になってよい。APIはまた、複数のハードウェアリソース/複数の分散物理要素270が本物であり、改ざんされておらず、複数のAPIインタラクションは傍受および/または操作されていなかったという信用を増やすべく、暗号化、トラステッドエグゼキューションテクノロジおよび認証等の複数の技術を用いて実装されてもよい。
【0011】
図3は、例示的なシステム300を示す。
図3に示されるように、いくつかの例において、システム300は、ラック310−1から310−4を含み得る。これらの例について、データセンタ管理システム308は、ラック310−1で収容されてよく、一方、ラック管理システム312−4がラック310−4と共に収容されてよい。ラック310−1から310−3は、また、複数の同様のラック管理システムを含み得るが、それらは
図3においてラベル付けされていない。
【0012】
いくつかの例に従って、追加計算リソース314がスロット311−4に挿入される場合、1)電力、2)管理または制御(制御プレーン)のための接続性、および3)ハードウェアの通常の利用のための接続性(リソースプレーン)を供給する複数のコネクタまたはラック310−4の複数のコネクタ(図示せず)が、ハードウェア314の複数のコネクタ(図示せず)に接続してよい。これらの例について、追加計算リソース314におけるサービスプロセッサが電力を受信すると、サービスプロセッサが自動的に起動し、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308が追加計算リソース314の出現を検出することを発表するかまたはそれを可能にする。例えば、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308は、ラックまたは複数のシステム全体の制御プレーンを監視する間にその出現を検出してよい。
【0013】
いくつかの例において、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308は、追加計算リソース314に含まれたサービスプロセッサに、(例えば、サービスプロセッサでまたはそれを用いてアクセス可能なメモリにおいて維持される)その性質および複数の機能を検出するべくクエリを行ってよい。これらの例について、サービスプロセッサは、また、公に利用可能であり、追加計算リソース314の複数の機能の複数のより詳細な定義を含むモデル、スキーマまたは情報のURL305をラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308に渡してよい。公に利用可能な情報は、また、追加計算リソース314の複数の特定の機能を詳述し得るこのモデルの追加例を含み得る。
【0014】
いくつかの例に従って、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308は、モデルにおいて説明された複数の機能をそれらが完全に活用し得るプラグインおよび拡張機能であって、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308による使用のために設計された複数の任意の関連するプラグインおよび拡張機能を読み出しインストールするべく、URL305を使用するロジックまたは複数の特徴を含み得る。いくつかの例において、追加計算リソース314が、前にサポートされていなかった電力消費監視機能を持つ何らかのストレージを含む場合、複数の関連するプラグインおよび拡張機能により、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308が、その電力消費を監視させることを可能にするストレージを持つ論理コンピュータをホストする能力を通知することが可能になるであろう。また、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308は、監視を必要とする複数のストレージリソースを追加計算リソース314上にスケジューリングすることができてよい。それは、この新しい計算リソースが現在この要件を満たすことができるからである。また、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308は、拡張機能または複数の拡張機能においてダウンロードされた新しい複数のアルゴリズム、ロジックおよび複数のルールを適切に用いて新しい監視データにクエリを行い得る、処理し得る、または作用し得る。例えば、監視情報は、追加計算リソース314の動作温度、追加計算リソース314の電力消費率、追加計算リソース314の利用率、または追加計算リソース314についての(例えば、USドルでの)運転コストを含み得るが、それらに限定されない。
【0015】
いくつかの例において、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308は、それらのそれぞれのシステムまたはラック内で管理されるハードウェアまたは複数の設定可能な計算リソースのプールに追加計算リソース314を登録してよい。
【0016】
いくつかの例に従って、(今では複数の拡張機能がインストールされているので、その複数のアルゴリズムが追加計算リソース314の完全な特徴のセットを適切に理解し操作することが可能である)ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308は、そのサービスプロセッサを介してルーティングされたハードウェアのAPIを介して、追加計算リソース314と情報交換し得る。
【0017】
いくつかの例において、追加計算リソース314はラックから取り除かれ、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308はこの除去を検出し得、追加計算リソース314はもはや利用可能ではないとしてマークを付けられ得、任意の必要とされる回復段階が起動される。
【0018】
図4は、例示的追加情報400を示す。いくつかの例において、
図4に示されるように、追加情報400は、公に利用可能なモデルまたはスキームの例を提示し得る。これらの例について、ラック管理システム312−4またはデータセンタ管理システム308等のマネージャまたはコントローラは、追加情報400にアクセスするべく、最近追加されクエリが行われた計算リソースから取得されたURLを使用してよい。マネージャまたはコントローラは、最近追加されクエリが行われた計算リソースについて検出された複数の機能を管理、制御または通知するマネージャまたはコントローラのための1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出すまたはダウンロードするべく、追加情報400を利用してよい。例えば、
図4に示されるように、(例えば、ストレージデバイスのための)更新されたストレージモデルV2.0.2は、前のストレージモデルV2.0.1と比較して監視プラグインを含み得る。ストレージモデルV2.0.2は、この監視プラグインを取得し、次にこの監視プラグインを新たに追加されたストレージデバイスの複数の機能を管理、制御または通知するために使用するべく、読み出されるかまたはダウンロードされてよい。複数の例は、追加情報400において図示される情報、複数のプラグインまたは複数の拡張機能に限定されない。
【0019】
図5は、装置500の例示的なブロック図を示す。
図5に示される装置500は、ある特定のトポロジーにおいて限られた数の要素を有するが、装置500は、所定の実装に関して所望されるように複数の代替のトポロジーにおいてより多くのまたはより少ない要素を含み得ることは理解され得る。
【0020】
装置500は、複数の設定可能な計算リソース用のマネージャまたはコントローラをサポートするべく、ロジックまたは複数の特徴を含むコンピューティングデバイスで維持される電気回路520によってサポートされ得る。電気回路520は、モジュールまたはコンポーネント522−aを実装した1または複数のソフトウェアもしくはファームウェアを実行するように配置され得る。本明細書において用いられるような「a」および「b」および「c」および複数の同様の指示子は任意の正の整数を表す複数の変数であることを意図していることに留意すべきである。従って、例えば、実装がa=4の値を設定する場合、コンポーネント522−aのためのソフトウェアまたはファームウェアの完全なセットは、コンポーネント522−1、522−2、522−3または522−4を含み得る。提示される複数の例は、この文脈に限定されず、全体に渡って用いられる複数の異なる変数が、同じまたは異なる複数の整数値を表してよい。
【0021】
いくつかの例に従って、回路520は、プロセッサまたはプロセッサ回路を含み得る。電気回路520は、(例えば、中央処理装置(CPU)として用いられる)複数の処理コアを含むコンピューティングデバイス回路の一部であってよい。1または複数の処理コアを含む電気回路は、様々な市販のプロセッサのいずれかであり得る。市販のプロセッサは、AMD(登録商標)製のAthlon(登録商標)、Duron(登録商標)、Opteron(登録商標)プロセッサ、ARM(登録商標)製のアプリケーション、エンベデッドセキュアプロセッサ、Qualcomm(登録商標)製のスナップドラゴン、IBM(登録商標)製のプロセッサ、モトローラ(登録商標)製のDragonBall(登録商標)、Nvidia(登録商標)製のTegra(登録商標)、PowerPC(登録商標)プロセッサ、IBMおよびSony(登録商標)製のセルプロセッサ、Intel(登録商標)製のCeleron(登録商標)、コア(2)Duo(登録商標)、Core i3、Core i5、Core i7、Intanium(登録商標)、Pentium(登録商標)、Xeon(登録商標)、Atom(登録商標)、およびXScale(登録商標)プロセッサ、および同様の複数のプロセッサを限定することなく含む。複数のデュアルマイクロプロセッサ、複数のマルチコアプロセッサ、および他の複数のマルチプロセッサアーキテクチャもまた、電気回路520の一部として使用されてよい。いくつかの例に従って、電気回路520は、また、特定用途向け集積回路(ASIC)であってもよく、および少なくともいくつかのコンポーネント522−aは、ASICの複数のハードウェア要素として実装されてよい。
【0022】
いくつかの例に従って、装置500は、検出コンポーネント522−1を含み得る。検出コンポーネント522−1は、計算リソースが複数の設定可能な計算リソースのシステムに追加されたことを検出するように回路520によって実行され得る。これらの例について、検出は、計算リソースにおけるサービスプロセッサがインジケーション505を(例えば、制御プレーンを介して)送信する場合にトリガされ得るインジケーション505を介して受信され得る。
【0023】
いくつかの例に従って、装置500はまた、クエリコンポーネント522−2を含み得る。クエリコンポーネント522−2は、計算リソース用のサービスプロセッサに、計算リソースと関連する複数の機能を検出し、URLを取得するようにクエリを行うべく、電気回路520によって実行され得る。これらの例について、クエリは、サービスプロセッサに結合された制御プレーンを介して送信され得るクエリ510において含まれ得る。サービスプロセッサは、制御プレーンを介して送信され得るURL515におけるURLを含み得る。
【0024】
いくつかの例において、装置500は、また、URLコンポーネント522−3も含み得る。URLコンポーネント522−3は、取得されたURLを使用して、複数の検出された機能のための追加情報にアクセスするべく電気回路520によって実行され得る。これらの例について、URLコンポーネント522−3は、追加情報530を取得するべくURLを使用し得る。
【0025】
いくつかの例において、装置500は、また、拡張コンポーネント522−4も含み得る。拡張コンポーネント522−4は、複数の検出された機能を管理、制御または通知するための、コントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出すべく、回路520によって実行され得る。これらの例について、URLコンポーネント522−3によって取得される追加情報を使用して、拡張コンポーネント522−4は、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出すべく、マネージャまたはコントローラが管理/制御535または通知540を送信することを可能にし、複数の検出機能を管理、制御または通知してよい。
【0026】
本明細書において含まれるのは、開示されたアーキテクチャの新規な態様を実行するための例示的な方法論を代表するロジックフローのセットである。説明の簡易化を目的として、本明細書に示される1または複数の方法論は、一連の動作として示されて説明されるが、当業者らは、方法論が複数の動作の順序によって限定されないことを理解し、正しく認識するであろう。いくつかの動作は、それらに従って、本明細書に示され説明される異なる順序で生じてよく、および/または複数の他の動作と同時に生じてよい。例えば、当業者らは、方法論は状態図で等、一連の相互に関連のある状態またはイベントとして代替的に表され得ることを理解し、正しく認識するであろう。さらに、方法論において示される全ての動作が、新規の実装のために必要とされなくてもよい。
【0027】
ロジックフローが、ソフトウェア、ファームウェアおよび/またはハードウェアに実装されてよい。ソフトウェアおよびファームウェア実施形態において、ロジックフローは、光、磁気または半導体ストレージ等、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体または機械可読媒体において格納された複数のコンピュータ実行可能な命令によって実装されてよい。複数の実施形態は、この文脈に限定されない。
【0028】
図6は、ロジックフローの例を示す。
図6に示されるように、ロジックフローは、ロジックフロー600を含む。ロジックフロー600は、1または複数のロジック、特徴、または装置600等の本明細書において説明されたデバイスによって実行される複数の動作のいくつかまたは全てを表し得る。より具体的に、ロジックフロー600は、少なくとも要求コンポーネント522−1、スコアコンポーネント522−2、ランクコンポーネント522−3、または割当コンポーネント522−4によって実装されてよい。
【0029】
いくつかの例に従って、ブロック602でロジックフロー600は、計算リソースが複数の設定可能な計算リソースのシステム用に追加されたというインジケーションを、コントローラで受信してよい。これらの例について、検出コンポーネント522−1が、インジケーションを受信してよい。
【0030】
いくつかの例において、ロジックフロー600はブロック604で、計算リソース用のサービスプロセッサにクエリし、計算リソースと関連する複数の機能を検出し、そしてURLを取得して複数の検出された機能のための追加情報にアクセスしてよい。これらの例について、クエリコンポーネント522−2は、サービスプロセッサに、追加情報をアクセスするURLもまた含む複数の機能を検出するべく、クエリを行ってよい。
【0031】
複数の例に従って、ブロック606におけるロジックフロー600は、URLを用いて追加情報にアクセスしてよい。これらの例について、URLコンポーネント522−3は、追加情報にアクセスするべく取得されたURLを使用してよい。
【0032】
いくつかの例において、ブロック608におけるロジックフロー600は、複数の検出された機能を管理、制御または通知するためのコントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出してよい。これらの例について、拡張コンポーネント522−4は、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出してよい。
【0033】
図7は、記憶媒体700の例を示す。記憶媒体700は、製造品を備えてよい。いくつかの例において、記憶媒体700は、光、磁気または半導体ストレージ等の、任意の非一時的コンピュータ可読媒体または機械可読媒体を含み得る。記憶媒体700は、ロジックフロー600を実装する複数の命令等、様々なタイプのコンピュータ実行可能な命令を格納してよい。コンピュータ可読または機械可読記憶媒体の複数の例は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリ、リムーバブルまたは非リムーバブルメモリ、消去可能または非消去可能メモリ、ライタブルまたはリライタブルメモリ等を含む電子データを記憶することができる任意の有形媒体を含み得る。複数のコンピュータ実行可能な命令の複数の例は、ソースコード、コンパイルされたコード、インタプリタ型コード、実行可能コード、スタティックコード、ダイナミックコード、オブジェクト指向コード、視覚コード等の任意の好適なタイプのコードを含み得る。複数の例は、この文脈に限定されない。
【0034】
図8は、例示的なコンピューティングプラットフォーム800を示す。いくつかの例において、
図8に示されるように、コンピューティングプラットフォーム800は、処理コンポーネント840、他のプラットフォームコンポーネントまたは通信用インタフェース860を含み得る。いくつかの例に従って、コンピューティングプラットフォーム800は、上述のような複数の設定可能な計算リソースを管理するためのマネージャまたはコントローラをサポートするデータセンタまたはサーバファーム等のシステムにおけるサーバ等のコンピューティングデバイスにおいて実装され得る。
【0035】
いくつかの例に従って、処理コンポーネント840は、装置500および/または記憶媒体700のための複数の処理操作またはロジックを実行し得る。処理コンポーネント840は、様々なハードウェア要素、ソフトウェア要素、または両方の組み合わせを含み得る。複数のハードウェア要素の複数の例は、デバイス、ロジックデバイス、コンポーネント、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、プロセッサ回路、回路要素(例えば、トランジスタ、抵抗器、コンデンサ、インダクタ等)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ、(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、メモリユニット、ロジックゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセット等を含み得る。複数のソフトウェア要素の複数の例は、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、デバイスドライバ、システムプログラム、ソフトウェア開発プログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、機能、方法、手順、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース、(API)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、値、記号、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。複数のハードウェア要素および/または複数のソフトウェア要素を用いて例が実施されるかどうかを決定することは、所望の計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクル量、入力データ速度、出力データ速度、メモリリソース、データバスの速度、および所定の例に所望されるような他の設計もしくは性能制約等、任意の数の複数の要因に応じて、異なってよい。
【0036】
いくつかの例において、複数の他のプラットフォームコンポーネント850が、1または複数のプロセッサ、マルチコアプロセッサ、コプロセッサ、メモリユニット、チップセット、コントローラ、周辺機器、インタフェース、発振器、タイミングデバイス、ビデオカード、オーディオカード、マルチメディア入出力(I/O)コンポーネント(例えば、デジタルディスプレイ)、電力供給装置等、複数の共通のコンピューティング要素を含み得る。複数のメモリユニットの複数の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレートDRAM(DDRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、強誘電体ポリマーメモリ等のポリマーメモリ、オボニックメモリ、相変化もしくは強誘電体メモリ、シリコン‐酸化物‐窒化物‐酸化物‐シリコン(SONOS)メモリ、磁気または光カード、Redundant Array OF Independent Disks(RAID)ドライブ等の複数のデバイスのアレイ、ソリッドステートメモリデバイス(例えば、USBメモリ)、ソリッドステートドライブ(SSD)および情報を記憶するのに適した任意の他のタイプの記憶媒体等、1または複数のより高速なメモリユニットの形における様々なタイプのコンピュータ可読および機械可読記憶媒体を、限定することなく含み得る。
【0037】
いくつかの例において、通信用インタフェース860は、通信インタフェースをサポートするロジックおよび/または複数の特徴を含み得る。これらの例について、通信用インタフェース860は、直接的にまたは複数のネットワーク通信リンクを介して通信するべく、様々な通信プロトコルまたは規格に従って動作する1または複数の通信インタフェースを含み得る。複数の直接的な通信は、PCIエクスプレス仕様に関連するそれらのもの等、(後継物および変形を含む)1または複数の業界標準において説明される複数の通信プロトコルまたは複数の規格の使用を介して、発生してよい。複数のネットワーク通信は、米国電気電子学会(IEEE)によって公表された1または複数のイーサネット(登録商標)規格において説明されたもの等、複数の通信プロトコルまたは規格の使用を介して発生してよい。例えば、1つのそのようなイーサネット(登録商標)規格は、2008年12月に公開されたIEEE802.3−2008、搬送波感知多重アクセス衝突検出(CSMA/CD)アクセス方法および物理層仕様(以下、「IEEE802.3」)を含み得る。ネットワーク通信は、また、OpenFlowハードウェア抽象化API仕様等、1または複数のOpenFlow仕様に従って発生し得る。複数のネットワーク通信はまた、2007年11月に公開されたインフィニバンドアーキテクチャ仕様、第1巻、リリース1.2.1(「インフィニバンドアーキテクチャ仕様」)に従って発生し得る。
【0038】
コンピューティングプラットフォーム800は、例えば、サーバ、サーバアレイまたはサーバファーム、ウェブサーバ、ネットワークサーバ、インターネットサーバ、ワークステーション、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、スーパーコンピュータ、ネットワークアプライアンス、ウェブアプライアンス、分散コンピューティングシステム、マルチプロセッサシステム、プロセッサベースのシステム、またはそれらの組み合わせであってよいコンピューティングデバイスの一部であってよい。従って、本明細書において説明されるコンピューティングプラットフォーム800の複数の機能および/または特定の複数の構成は、好適に所望されるように、コンピューティングプラットフォーム800の様々な実施形態に含まれてよく、または省略されてもよい。
【0039】
コンピューティングプラットフォーム800の複数のコンポーネントおよび複数の特徴は、ディスクリート電気回路、ASIC、ロジックゲートおよび/または単一のチップアーキテクチャの任意の組み合わせを用いて実施されてよい。さらに、コンピューティングプラットフォーム800の複数の特徴は、複数のマイクロコントローラ、複数のプログラマブルロジックアレイ、および/または複数のマイクロプロセッサ、または好適な場合に、上述の任意の組み合わせを用いて実装され得る。ただし、ハードウェア、ファームウェアおよび/またはソフトウェア要素は、本明細書において、「ロジック」または「回路」として集合的または個々に称され得る。
【0040】
図8のブロック図に示される例示的なコンピューティングプラットフォーム800は、多くの潜在的な実装の1つの機能的に説明する例を表し得ることが理解されるべきである。従って、複数の添付の図面において図示される複数のブロック機能の分割、省略、または含有により、これらの機能を実装するための複数のハードウェアコンポーネント、複数の回路、ソフトウェアおよび/または複数の要素が、複数の実施形態において、必ずしも分割され、省略され、または含まれることが示唆されるわけではない。
【0041】
少なくとも1つの例のうち1または複数の態様は、プロセッサ内の様々なロジックを表す少なくとも1つの機械可読媒体に格納された複数の代表的な命令によって実装されてよく、機械、コンピューティングデバイスまたはシステムによって読み取られたとき、機械、コンピューティングデバイスまたはシステムに、ロジックを作らせて、本明細書に記載された複数の技術を実行させる。複数の「IPコア」として知られるそのような複数の表現が有形の機械可読媒体に格納されてよく、実際にロジックまたはプロセッサを作成する複数の製造機械にロードする様々な顧客または製造施設に供給されてよい。
【0042】
様々な例は、複数のハードウェア要素、ソフトウェア要素または両方の組み合わせを用いて実装されてよい。いくつかの例において、複数のハードウェア要素は、デバイス、コンポーネント、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路要素(例えば、トランジスタ、抵抗器、コンデンサ、インダクタ等)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、デジタル信号プロセッサ、(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、メモリユニット、ロジックゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、マイクロチップ、チップセット等を含み得る。いくつかの例において、複数のソフトウェア要素は、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、機能、方法、手順、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、値、記号、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。複数のハードウェア要素および/または複数のソフトウェア要素を用いて例が実施されるかどうかを決定することは、所望の計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクル量、入力データ速度、出力データ速度、メモリリソース、データバスの速度、および所定の実装に所望されるような他の設計もしくは性能制約等、任意の数の複数の要因に応じて、異なってよい。
【0043】
いくつかの例は、製造品または少なくとも1つのコンピュータ可読媒体を含み得る。コンピュータ可読媒体は、ロジックを格納する非一時的記憶媒体を含み得る。いくつかの例において、非一時的記憶媒体は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリ、リムーバブルまたは非リムーバブルメモリ、消去可能または非消去可能メモリ、ライタブルまたはリライタブルメモリ等を含む、電子データを格納することができる1または複数のタイプのコンピュータ可読記憶媒体を含み得る。いくつかの例において、ロジックは、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウェア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、機能、方法、手順、ソフトウェアインタフェース、API、命令セット、コンピューティングコード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード、値、記号、またはそれらの任意の組み合わせ等、様々なソフトウェア要素を含み得る。
【0044】
いくつかの例に従って、コンピュータ可読媒体は、機械、コンピューティングデバイスまたはシステムによって実行される場合、機械、コンピューティングデバイスまたはシステムに、複数の記載された例に従って複数の方法および/または操作を実行させる複数の命令を格納または維持する、非一時的記憶媒体を含み得る。複数の命令は、ソースコード、コンパイルされたコード、インタプリタ型コード、実行可能コード、スタティックコード、ダイナミックコード等の任意の好適なタイプコードを含み得る。複数の命令は、機械、コンピューティングデバイスまたはシステムにある特定の機能を実行するように命令するための予め定められたコンピュータ言語、態様またはシンタックスに従って実装され得る。複数の命令は、任意の好適な高レベル、低レベルのオブジェクト指向の、視覚的なコンパイルされたおよび/またはインタプリタ型プログラミング言語を用いて実装され得る。
【0045】
いくつかの例は、表現「一例」または「例」をそれらの派生物と共に用いて記載されてよい。これらの用語は、例と関連して記載される特定の特徴、構造または特性が少なくとも1つの例に含まれることを意味する。明細書の様々な箇所における用語「一例において」の複数の出現は、必ずしも全てが同じ例に言及していない。
【0046】
いくつかの例は、表現「結合され」および「接続され」をそれらの派生物と共に用いて記載されてよい。これらの用語は、必ずしも互いに対する類義語として意図されない。例えば、用語「接続され」および/または「結合され」を用いる複数の記載は、2またはそれより多くの要素が互いに直接、物理的または電気的接触していることを示してよい。しかしながら、用語「結合され」は、また、2またはそれより多くの要素が互いに直接接触していないが、それでもなおかつ協働または互いに相互作用することも意味してよい。
【0047】
以下の複数の例は、本明細書で開示される複数の技術の複数の追加の例に関する。
【0048】
例1 例示的な装置は、コントローラのための電気回路を含み得る。装置は、また、計算リソースが複数の設定可能な計算リソースのシステムに追加されたことを検出する電気回路による実行用の検出コンポーネントを含み得る。装置は、また、計算リソースに関連する複数の機能を検出しURLを取得するべく、計算リソース用のサービスプロセッサにクエリを行う電気回路による実行用のクエリコンポーネントを含み得る。装置は、また、取得されたURLを使用して複数の検出された機能についての追加情報にアクセスするべく、電気回路による実行用のURLコンポーネントを含み得る。装置は、また、コントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出し、複数の検出された機能を管理、制御または通知するべく、電気回路による実行用の拡張コンポーネントを含み得る。
【0049】
例2 例1の装置において、コントローラは、追加計算リソースを含むラックにおけるラック管理システム用であってよい。
【0050】
例3 例2の装置において、検出コンポーネントは、計算リソース用のサービスプロセッサに結合する制御プレーンを介して計算リソースを検出し得る。
【0051】
例4 例2の装置において、複数の設定可能な計算リソースのシステムは、データセンタであってもよい。ラックは、データセンタを含む複数のラックのうち1つであってよい。データセンタは、データセンタ管理システムを有してよく、コントローラは、制御プレーンを介してデータセンタ管理システムに結合されてよい。
【0052】
例5 例4の装置において、URLコンポーネントは、複数の検出された機能についての追加情報にアクセスするデータセンタ管理システムのために、取得されたURLをデータセンタ管理システムに提供してよい。データセンタ管理システムは、取得されたURLを使用して、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出すべく、次に拡張コンポーネントに転送してよい。
【0053】
例6 例1の装置において、複数の設定可能な計算リソースのシステムは、データセンタであってもよい。コントローラは、データセンタに含まれる複数の計算リソースを管理することができるデータセンタ管理システムのためのものであってよい。
【0054】
例7 例6の装置において、計算リソースは、計算リソース用のサービスプロセッサに制御プレーンを介して結合されたラック管理システムを有するラックに追加される。ラックは、データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであってよい。コントローラは、制御プレーンを介してラック管理システムおよびサービスプロセッサに結合されてよい。
【0055】
例8 例7の装置において、検出コンポーネントは、計算リソースがラック管理システムからの通知を介してデータセンタに追加されたことを検出してよい。
【0056】
例9 例1の装置において、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能は、複数の検出された機能を監視し、監視情報に基づいて計算リソースを管理または制御する能力を含み得る。監視情報は、動作温度、電力消費率、利用率または運転コストを含み得る。
【0057】
例10 例1の装置において、サービスプロセッサは、ベースボード管理コントローラとして構成され得る。
【0058】
例11 例1の装置において、計算リソースは、複数の設定可能な計算リソースのシステムに含まれるラックに結合することができる分散物理要素であってもよい。分散物理要素は、中央処理装置、メモリデバイス、ストレージデバイス、ネットワーク入出力デバイスまたはネットワークスイッチのうち1つを含み得る。
【0059】
例12 例1の装置は、また、ユーザインタフェースビューを表示する電気回路に結合されたデジタルディスプレイを含み得る。
【0060】
例13 例示的方法は、計算リソースが複数の設定可能な計算リソースのシステムに追加されたというインジケーションをコントローラで受信する段階を含み得る。方法は、また、計算リソースに関連する複数の機能を検出し、複数の検出された機能についての追加情報にアクセスするURLを取得するべく、計算リソース用のサービスプロセッサにクエリを行う段階を含み得る。方法は、また、URLを用いて追加情報にアクセスする段階を含み得る。方法は、また、複数の検出された機能を管理、制御または通知するためのコントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出す段階を含み得る。
【0061】
例14 例13の方法において、コントローラは、追加計算リソースを含むラックにおけるラック管理システム用であってよい。
【0062】
例15 例14の方法は、コントローラを計算リソース用のサービスプロセッサに通信可能に結合させる制御プレーンを介して計算リソースを検出する段階を含み得る。
【0063】
例16 例14の方法において、複数の設定可能な計算リソースのシステムは、データセンタであってもよい。ラックは、データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであってよい。データセンタは、データセンタ管理システムを有してよい。コントローラは、制御プレーンを介してデータセンタ管理システムに結合され得る。
【0064】
例17 例13の方法は、データセンタ管理システムが複数の検出された機能についての追加情報にアクセスするデータセンタ管理システムのために、取得されたURLをデータセンタ管理システムに提供する段階を含み得る。データセンタ管理システムは、取得されたURLを使用して、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出してよい。方法は、また、データセンタ管理システムから1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を受信する段階を含み得る。
【0065】
例18 例13の方法において、複数の設定可能な計算リソースのシステムは、データセンタであってもよい。コントローラは、データセンタに含まれる複数の計算リソースを管理することができるデータセンタ管理システム用であってよい。
【0066】
例19 例18の方法において、計算リソースは、計算リソース用のサービスプロセッサに制御プレーンを介して結合されたラック管理システムを有するラックに追加され得る。ラックは、データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであってよい。コントローラは、ラック管理システムおよびサービスプロセッサに制御プレーンを介して結合され得る。
【0067】
例20 例19の方法は、また、計算リソースがラック管理システムからの通知を介してデータセンタに追加されたことを検出する段階も含み得る。
【0068】
例21 例13の方法において、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能は、複数の検出された機能を監視し、監視情報に基づいて計算リソースを管理または制御する能力を含み得る。監視情報は、動作温度、電力消費率、利用率または運転コストを含み得る。
【0069】
例22 例13の方法において、サービスプロセッサは、ベースボード管理コントローラとして構成され得る。
【0070】
例23 例13の方法において、計算リソースは、複数の設定可能な計算リソースのシステムに含まれるラックに結合することができる分散物理要素であってもよい。分散物理要素は、中央処理装置、メモリデバイス、ストレージデバイス、ネットワーク入出力デバイスまたはネットワークスイッチのうち1つを含み得る。
【0071】
例24 例示的な少なくとも1つの機械可読媒体は、サーバでシステムによって実行されることに応答し、システムに例13から23のうちいずれか1つに従って方法を実行させる複数の命令を備える。
【0072】
例25 例示的な装置は、例13から23のうちいずれか1つの方法を実行するための手段を含み得る。
【0073】
例26 例示的な少なくとも1つの機械可読媒体は、複数の設定可能な計算リソースのシステム用のコントローラによって実行されることに応答して、コントローラに、計算リソースがシステムに追加されたというインジケーションを受信させ得る複数の命令を含み得る。複数の命令は、また、計算リソースに関連する複数の機能を検出し、複数の検出された機能についての追加情報にアクセスするURLを取得するべく、コントローラに、計算リソースにクエリを行わせてよい。複数の命令は、また、コントローラにURLを用いて追加情報にアクセスさせてよい。複数の命令は、また、複数の検出された機能を管理、制御または通知するためのコントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を、コントローラに読み出させてよい。
【0074】
例27 例26の少なくとも1つの機械可読媒体において、コントローラは、追加計算リソースを含むラックにおけるラック管理システム用であってよい。
【0075】
例28 例27の少なくとも1つの機械可読媒体において、命令は、さらに、コントローラを計算リソース用のサービスプロセッサに通信可能に結合させる制御プレーンを介して、コントローラに計算リソースを検出させてよい。
【0076】
例29 例27の少なくとも1つの機械可読媒体において、複数の設定可能な計算リソースのシステムは、データセンタであってもよい。ラックは、データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであってよい。データセンタは、データセンタ管理システムと、制御プレーンを介してデータセンタ管理システムに結合されたコントローラを有してよい。
【0077】
例30 例26の少なくとも1つの機械可読媒体において、複数の命令は、さらに、複数の検出された機能についての追加情報にアクセスするデータセンタ管理システムがのために、コントローラに取得されたURLをデータセンタ管理システムに対して提供させてよい。データセンタ管理システムは、取得されたURLを使用して、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出してよい。複数の命令は、また、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能をデータセンタ管理システムからコントローラに受信させてよい。
【0078】
例31 例30の少なくとも1つの機械可読媒体において、複数の設定可能な計算リソースのシステムは、データセンタであってもよい。コントローラは、データセンタに含まれる複数の計算リソースを管理することができるデータセンタ管理システム用であってよい。
【0079】
例32 例31の少なくとも1つの機械可読媒体において、計算リソースは、計算リソース用のサービスプロセッサに制御プレーンを介して結合されたラック管理システムを有するラックに追加されてよい。ラックは、データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであってよい。コントローラは、ラック管理システムおよびサービスプロセッサに制御プレーンを介して結合されてよい。
【0080】
例33 例32の少なくとも1つの機械可読媒体において、複数の命令は、さらに、計算リソースがラック管理システムからの通知に応答してデータセンタに追加されたことを、コントローラに検出させてよい。
【0081】
例34 例26の少なくとも1つの機械可読媒体において、1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能は、複数の検出された機能を監視し、監視情報に基づいて計算リソースを管理または制御する能力を含み得る。監視情報は、動作温度、電力消費率、利用率または運転コストを含み得る。
【0082】
例35 例26の少なくとも1つの機械可読媒体において、サービスプロセッサは、ベースボード管理コントローラとして構成され得る。
【0083】
例36 例26の少なくとも1つの機械可読媒体において、計算リソースは、複数の設定可能な計算リソースのシステムに含まれるラックに結合することができる分散物理要素であってもよい。分散物理要素は、中央処理装置、メモリデバイス、ストレージデバイス、ネットワーク入出力デバイスまたはネットワークスイッチのうち1つを含み得る。
【0084】
以下の要約は、技術的開示の性質を読み手が迅速に確認することを可能にするように提供されることが強調される。それが特許請求の範囲の範囲または意味を解釈または限定するために用いられないという理解のもとで提出される。さらに、上述の発明を実施するための形態において、本開示を合理化する目的で、様々な特徴が単一の例において共にグループ化されることが分かる。本開示のこの方法は、請求された複数の例が、各請求項において明示的に列挙されるものより多くの特徴を必要とするという意図を反映するとして解釈されるべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲が反映するように、本発明の主題は、単一の開示された例の全ての特徴未満にある。従って、以下の特許請求の範囲は、本明細書により、各請求項自体が個別の例として独自に成り立って、「発明を実施するための形態」の中に組み込まれる。添付の特許請求の範囲において、用語「含む」および「それにおいて」は、用語「備え」および「各々」のそれぞれの分かりやすい英語の同意義のものとして用いられる。さらに、用語「第1」、「第2」「第3」等は、単にラベルとして用いられ、それらの対象物に数値要件を課すことは意図していない。
【0085】
発明の主題は、複数の構造的な特徴および/または方法論的な動作に特有の言葉で記載されてきたが、添付の特許請求の範囲に定義される発明の主題は、上述の複数の具体的な特徴または動作に必ずしも限定されるものではないことは理解されるべきである。
むしろ、上述の複数の具体的な特徴および動作は、特許請求の範囲を実装する例示的な形として開示されている。
[項目1]
コントローラ用の電気回路と、
複数の設定可能な計算リソースのシステムに計算リソースが追加されたことを検出する、上記電気回路による実行用の検出コンポーネントと、
上記計算リソースに関連する複数の機能を検出し、ユニフォームリソースロケータ(URL)を取得するべく、上記計算リソース用のサービスプロセッサにクエリを行う、上記電気回路による実行用のクエリコンポーネントと、
検出された上記複数の機能についての追加情報にアクセスするべく、取得された上記URLを使用する、上記電気回路による実行用のURLコンポーネントと、
上記検出された複数の機能を管理、制御または通知するための、上記コントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出す、上記電気回路による実行用の拡張コンポーネントと、を備える、
装置。
[項目2]
上記コントローラは、追加された上記計算リソースを含むラックにおけるラック管理システム用のものである、項目1に記載の装置。
[項目3]
上記検出コンポーネントは、上記計算リソース用の上記サービスプロセッサに結合する計算リソースを、制御プレーンを介して検出する、項目2に記載の装置。
[項目4]
複数の設定可能な計算リソースの上記システムはデータセンタを有し、上記ラックは、上記データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであり、上記データセンタは、データセンタ管理システムを有し、上記コントローラは、上記データセンタ管理システムに制御プレーンを介して結合されている、項目2に記載の装置。
[項目5]
上記検出された複数の機能についての追加情報にアクセスする上記データセンタ管理システムのために、上記データセンタ管理システムに上記取得されたURLを提供する上記URLコンポーネントと、
上記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出し、次に上記拡張コンポーネントに転送するべく上記取得されたURLを使用する上記データセンタ管理システムと、を備える、項目4に記載の装置。
[項目6]
複数の設定可能な計算リソースの上記システムはデータセンタを有し、上記コントローラは、上記データセンタに含まれる複数の計算リソースを管理することができるデータセンタ管理システム用のものである、項目1に記載の装置。
[項目7]
上記計算リソースは、上記計算リソース用の上記サービスプロセッサに結合されたラック管理システムを有するラックに制御プレーンを介して、追加され、上記ラックは、上記データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであり、上記コントローラは、上記制御プレーンを介して上記ラック管理システムおよび上記サービスプロセッサに結合される、項目6に記載の装置。
[項目8]
上記計算リソースが上記ラック管理システムからの通知を介して、上記検出コンポーネントが上記データセンタに追加されたことを検出する、項目7に記載の装置。
[項目9]
上記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能は、上記検出された複数の機能を監視し、監視情報に基づいて上記計算リソースを管理または制御する能力を含み、上記監視情報は、動作温度、電力消費率、利用率または運転コストを含む、項目1に記載の装置。
[項目10]
上記サービスプロセッサは、ベースボード管理コントローラとして構成されている、項目1に記載の装置。
[項目11]
上記計算リソースは、上記複数の設定可能な計算リソースの上記システムに含まれるラックに結合することができる分散物理要素を備え、上記分散物理要素は、中央処理装置、メモリデバイス、ストレージデバイス、ネットワーク入出力デバイスまたはネットワークスイッチのうち1つを含む、項目1に記載の装置。
[項目12]
コントローラにおいて、計算リソースが複数の設定可能な計算リソースのシステムに追加されたというインジケーションを受信する段階と、
上記計算リソースに関連する複数の機能を検出し、検出された上記複数の機能についての追加情報にアクセスするユニフォームリソースロケータ(URL)を取得するべく、上記計算リソース用のサービスプロセッサに対しクエリを行う段階と、
上記URLを用いて上記追加情報にアクセスする段階と、
上記検出された複数の機能を管理、制御または通知するための、上記コントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出す段階と、を備える、
方法。
[項目13]
上記コントローラは、追加された上記計算リソースを含むラックにおけるラック管理システム用のものである、項目12に記載の方法。
[項目14]
上記コントローラを上記計算リソース用の上記サービスプロセッサに通信可能に結合する制御プレーンを介して上記計算リソースを検出する段階を備える、項目12に記載の方法。
[項目15]
複数の設定可能な計算リソースの上記システムは、データセンタを有し、上記ラックは、上記データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであり、上記データセンタは、データセンタ管理システムを有し、上記コントローラは、上記データセンタ管理システムに制御プレーンを介して結合される、項目13に記載の方法。
[項目16]
上記検出された複数の機能についての追加情報にアクセスする上記データセンタ管理システムが、上記取得されたURLを上記データセンタ管理システムに提供する段階であって、上記データセンタ管理システムは、上記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出すべく上記取得されたURLを使用する、段階と、
上記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を上記データセンタ管理システムから受信する段階と、を備える、
項目15に記載の方法。
[項目17]
複数の設定可能な計算リソースの上記システムは、データセンタを有し、上記コントローラは、上記データセンタに含まれる複数の計算リソースを管理することができるデータセンタ管理システム用のものであり、上記計算リソースは、上記計算リソース用の上記サービスプロセッサに制御プレーンを介して結合されたラック管理システムを有するラックに追加され、上記ラックは、上記データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであり、上記ラック管理システムおよびサービスプロセッサに上記制御プレーンを介して結合された上記コントローラは、上記ラック管理システムからの通知を介して、上記計算リソースが上記データセンタに追加されたことを検出する、項目12に記載の方法。
[項目18]
上記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能は、上記検出された複数の機能を監視し、監視情報に基づいて上記計算リソースを管理または制御する能力を含み、上記監視情報は、動作温度、電力消費率、利用率または運転コストを含む、項目12に記載の方法。
[項目19]
サーバでシステムによって実行されることに応答し、上記システムに、項目12から18のいずれか1項に記載の方法を実行させる複数の命令を備える、少なくとも1つの機械可読媒体。
[項目20]
項目12から18のいずれか一項に記載の方法を実行するための手段を備える、装置。
[項目21]
複数の設定可能な計算リソースのシステム用のコントローラによって実行されることに応答して、上記コントローラに、
計算リソースが上記システムに追加されたというインジケーションを受信させ、
上記計算リソースに関連する複数の機能を検出し、検出された上記複数の機能についての追加情報にアクセスするユニフォームリソースロケータ(URL)を取得するべく、上記計算リソースにクエリを行わせ、
上記URLを用いて上記追加情報にアクセスさせ、
上記検出された複数の機能を管理、制御または通知するための、上記コントローラ用の1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出させる、複数の命令を備える、
少なくとも1つの機械可読媒体。
[項目22]
上記コントローラは、追加された上記計算リソースを含むラックにおけるラック管理システム用のものである、項目21に記載の、少なくとも1つの機械可読媒体。
[項目23]
上記コントローラにさらに、上記コントローラを上記計算リソース用のサービスプロセッサに通信可能に結合する制御プレーンを介して上記計算リソースを検出させる、上記複数の命令を備える、項目22に記載の、少なくとも1つの機械可読媒体。
[項目24]
複数の設定可能な計算リソースの上記システムは、データセンタを有し、上記ラックは、上記データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであり、上記データセンタは、データセンタ管理システムを有し、上記コントローラは、上記データセンタ管理システムに制御プレーンを介して結合されている、項目22に記載の、少なくとも1つの機械可読媒体。
[項目25]
上記複数の命令は、さらに、上記コントローラに、
上記検出された複数の機能についての追加情報にアクセスする上記データセンタ管理システムのために、上記取得されたURLを上記データセンタ管理システムに提供させ、
上記データセンタ管理システムは上記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を読み出すべく上記取得されたURLを使用させ、
上記データセンタ管理システムから上記1または複数の管理アプリケーションプラグインまたは拡張機能を受信させる、項目24に記載の、少なくとも1つの機械可読媒体。
[項目26]
複数の設定可能な計算リソースの上記システムは、データセンタを有し、上記コントローラは、上記データセンタに含まれる複数の計算リソースを管理することができるデータセンタ管理システム用のものであり、上記計算リソースは、上記計算リソース用のサービスプロセッサに制御プレーンを介して結合されたラック管理システムを有するラックに追加され、上記ラックは、上記データセンタに含まれる複数のラックのうち1つであり、上記コントローラは、上記ラック管理システムおよび上記サービスプロセッサに上記制御プレーンを介して結合され、上記複数の命令は、また、上記計算リソースが上記ラック管理システムからの通知に応答して上記データセンタに追加されたことを上記システムに検出させる、項目21に記載の、少なくとも1つの機械可読媒体。