特許6241906IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

水素細菌の代謝制御方法に関する。さらに詳述すると、本発明は、特にハイドロジェノバクター サーモフィラス(Hydrogenobacter thermophilus)に適用して好適な代謝制御方法と、この方法を利用した有用物質の生産方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、水素細菌の有用性をより向上させる上では、水素細菌の代謝を制御して、二酸化炭素固定産物として水素細菌により産生される代謝産物中の有用物質量を増大させることが有効であると考えられる。 そこで、本発明は、水素細菌の代謝を制御する方法を提供することを目的とする。 また、本発明は、水素細菌の代謝を制御することによって、有用物質を生産する方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

かかる課題を解決するため、本願発明者が鋭意研究を行った結果、ハイドロジェノバクター サーモフィラス TK−6(Hydrogenobacter thermophilus TK-6)に対し、酸化体と還元体の両形態をとり得る電子媒体物質を介して電子を供給しながら培養を行うことによって、通常の培養を行う場合よりもアミノ酸、カルボン酸、アミン、ラクトン、リン酸エステル及びフラビンアデニンジヌクレオ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の水素細菌の代謝制御方法によれば、水素細菌の代謝を制御して、二酸化炭素固定産物として水素細菌により産生される代謝産物中の有用物質量を増大させることが可能となる。 また、本発明の有用物質の生産方法によれば、本発明の水素細菌の代謝制御方法を利用しているので、二酸化炭素固定産物として水素細菌により産生される代謝産物中の有用物質量を増大させることができる。したがって、二酸化炭素を資源(炭素源)とする水素細菌の代謝を利用した有用物質の生産効率を向上させることが可能となり、水素細菌の有用性をより向上させることが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の水素細菌の代謝制御方法の実施形態の一例を示す図である。

【図2】実施例にて使用した電気培養装置の構成概略図である。

【図3】Hydrogenobacter thermophilus TK-6の培養試験における電流値の経時変化を示す図である。

【図4】Hydrogenobacter thermophilus TK-6の培養試験における菌体密度と硝酸濃度の経時変化を示す図である。

【図5】Hydrogenobacter thermophilus TK-6とThermus thermophilus由来の乳酸デヒドロゲナーゼ遺伝子を導入したHydrogenobacter themophilus TK-6の遺伝子組換え株について、菌体密度の経時変化を比較した図である。

【図6】Hydrogenobacter thermophilus TK-6とThermus thermophilus由来の乳酸デヒドロゲナーゼ遺伝子を導入したHydrogenobacter thermophilus TK-6の遺伝子組換え株について、乳酸生産量を比較した図である。

【図7】Thermus thermophilus由来の乳酸デヒドロゲナーゼ遺伝子を導入したHydrogenobacter thermophilus TK-6の遺伝子組換え株の培養試験における電流値の経時変化を示す図である。

【図8】Thermus thermophilus由来の乳酸デヒドロゲナーゼ遺伝子を導入したHydrogenobacter thermophilus TK-6の遺伝子組換え株について、通電の有無による乳酸生産量を比較した図である。

【図9】Thermus thermophilus由来の乳酸デヒドロゲナーゼ遺伝子を導入したHydrogenobacter thermophilus TK-6の遺伝子組換え株について、通電した際に乳酸生産量が増加するメカニズムを示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

2 水素細菌   4 培地(培養液)   5 電子媒体物質   9 電極(作用電極)

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