(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。複数の図面中同一のものには
同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
【0014】
〔第1の実施形態〕
図1に、第1の実施形態の設計支援装置100の機能構成例を示す。設計支援装置100は、読込部10と、コマ割データベース20と、割付部30と、出力部40と、を具備する。
【0015】
読込部10は、ストーリーボードのコマ数と、当該コマに割付けられるアイデアを検討する観点を表す観点情報とを、読み込む。コマ割データベース20は、コマ数と観点種別の組みから成るコマ割テンプレート情報を記憶する。割付部30は、コマ割データベース20を参照してコマに観点種別の内容を割付ける。出力部40は、コマに観点種別の内容を割付けたコマ割結果を出力する。コマとは、例えばプレゼンテーションに用いる一単位(ページ)のことである。コマ割結果は、例えばディスプレイを用いて利用者に表示される。
【0016】
設計支援装置100は、例えばROM、RAM、CPU等で構成されるコンピュータに所定のプログラムが読み込まれて、CPUがそのプログラムを実行することで実現されるものである。以降に説明する他の実施形態についても同様である。
【0017】
図2に、観点情報の例を示す。
図2の1列目は、観点情報の種類を表す観点種別であり、2列目は観点種別の内容である。観点種別の「背景」の内容は、例えば「コールセンタに電話を掛けようとしても、どこに掛ければ良いかよく分からないことがある。そして、掛けたとしても、たらい回しにされたりする」等である。このように観点情報は、観点種別とその内容とで構成される。ここに例示したのは一例であり、観点種別としては、例えば他にも、「売上」「予算」、「納期」、「人工」、…、など多数の観点種別が考えられる。
【0018】
コマ数は、ストーリーボードのコマの数であり、例えばコマ数が4個であれば数値情報の「4」として設計支援装置100に入力される。
【0019】
図3に、コマ割データベース10に保持されるコマ割テンプレート情報の例を示す。
図3の1列目は、コマ割テンプレート情報の識別子であるID、2列目はコマ数、3列目は各コマに割付ける観点種別、を表す。1行目の各コマに割付ける観点種別は、1コマ目が「背景」、2コマ目が「コンセプト」、3コマ目が「実現手段」、であることを表している。なお、
図3に示したコマ割データベースは、テーブル形式の例で示したが、これらの情報を保持できるものでれば、その書式はどのようなものであっても良い。
【0020】
コマ割データベース10は、コマ数、観点種別、観点情報、を熟達した設計者に与え、設計者がどのようにコマ割を作成するかを記録していき、その中から頻繁に利用されるコマ割パターンを、データベース化することで実現できる。
【0021】
〔コマ数と観点種別の数が等しい場合〕
外部から入力されるコマ数と観点種別の数が等しい場合の、設計支援装置100の動作を説明する。読込部10は、外部から入力されるコマ数と観点情報(
図2)とを読み込む。割付部30は、読込部10が読み込んだコマ数と観点情報を元に、コマ割データベース20を参照して当該観点情報を割付けるコマ割テンプレート情報を選択し、コマ割テンプレート情報のコマの観点種別に対応する観点種別の内容を、コマに割付ける。
図4に、設計支援装置100の割付部30が、コマ割テンプレート情報を選択するまでの動作フローを示す。
図2(観点情報)と
図3(コマ割テンプレート情報)と
図4とを参照して、コマ割テンプレート情報を選択するまでの動作を、コマ数を3とした例で説明する。
【0022】
割付部30は、コマ数3が入力されると、コマ割データベース20を参照して、コマ数が3のID=AとID=Bの2つのコマ割テンプレート情報を、選択対象として絞り込む(ステップS10)。そして、絞り込んだコマ割テンプレート情報のID=Aのコマ割テンプレート情報を読み込む(ステップS20)。
【0023】
次に、コマ割テンプレート情報(ID=A)と、入力された観点情報の観点種別(
図2)とを比較して、その結果をコマ割候補として記録する(ステップS30)。ID=Aのコマに割付ける観点種別は、「背景」、「コンセプト」、「実現手段」である。観点情報の観点種別は、「背景」、「コンセプト」、「実現手段」であるので一致数は「3」である。ここでは最初の一致点の検出であるので、他の比較対象が無い。よって、ステップS40のyesを経て、コマ割テンプレート情報(ID=A)をコマ割候補として登録する(ステップS50)。
【0024】
次に、他の絞り込み結果がある(ステップS60のyes)ので、他のコマ割テンプレート情報を読み込む。この例では他の候補としてID=Bのコマ割テンプレート情報が絞り込まれているので、ID=Bのコマ割テンプレート情報を読み込む(ステップS20)。ID=Bのコマに割付ける観点種別は、「背景」、「コンセプト&実現手段」、「ユーザゴール」である。観点情報の観点種別は、先ほどと同様の、「背景」、「コンセプト」、「実現手段」であるので一致数は、「背景」の「1」である。
【0025】
一致数の「1」は、ID=Aのコマ割テンプレート情報の一致数「3」よりも少ないので、ステップS40は再びnoのルートを経る。他の絞り込み候補は無い(ステップS60のno)ので、一致数の最も多いID=Aのコマ割テンプレート情報を選択する(ステップS70)。
【0026】
図5に、コマ割テンプレート情報を選択した後の割付部30の動作フローを示す。
図2と
図3と
図5とを参照して、コマ割テンプレート情報を取得した後の割付部30の動作を説明する。
【0027】
割付部30は、この例ではID=Aのコマ割テンプレート情報を入力とする。最初は、未読込の観点情報があるので(ステップS80のyes)、1コマ目の観点種別の「背景」の観点種別の内容を読み込む(ステップS90)。ここでは、コマ数3で、最初のコマなので当該コマを、観点種別の「背景」の観点種別の内容を割付けるコマとして読み込む(ステップS110)。
【0028】
最初の観点情報の割付けであるので(ステップS120はyes)、1コマ目に、ステップS90で読み込んだ「コールセンタに電話を掛けようとしても、どこに掛ければ良いか分からないことがある。そして、掛けたとしても、たらい回しにされたりする。」の観点種別の内容を割付ける(ステップS130)。観点種別の内容を割付けた後は、ステップS80に戻る。
【0029】
未読込の観点情報はまだ有るので(ステップS80のyes)、未読込の2行目(
図2)の観点情報を読み込む(ステップS90)。2行目の観点情報の観点種別は「背景」なので、当該観点種別に対応するコマはあり(ステップS100のyes)。よって、ステップS130で、観点種別「背景」の観点種別の内容を割付けたコマを読み込む(ステップS110)。
【0030】
次に、1コマへの観点情報の割付可能数(n個:n>1)を超えていないかを確認する(ステップS120)。割付可能数のn個を、例えば2とする。割付可能数のn個は、予めコマ割データベース20に設定しておいても良いし、外部から入力するようにしても良い。
【0031】
ここでは観点種別「背景」の2個目の観点情報であるので(ステップS120のyes)、ステップS90で読み込んだ「色々と不満に思うことはあるものの、わざわざ連絡するのも面倒なので、コールセンタに掛けることはほとんどない。」の観点種別の内容を、1コマ目に割付ける(ステップS130)。
【0032】
ステップS120において、観点情報の割付可能数を超えてしまった場合は、当該観点情報を、溢れた観点情報として記録する(ステップS140)。この溢れた観点情報は、利用者に割付けできなかった観点情報として通知しても良いし、コマを増やして増やしたコマに割付けるようにしても良い。コマを増やして割付ける動作については後述する。
【0033】
以上の動作は、未読込の観点情報が無くなるまで繰り返される。割付部30は、溢れた観点情報が無く(ステップS150のno)、観点情報が割付けられていないコマ(空のコマ)が無くなると(ステップS160のno)、割付け動作を終了する。
【0034】
空きコマが有る場合(ステップS160のyes)、どのような観点種別の観点情報を入力として増やすとコマ割として成立するかを、コマ割の観点種別の配列をもとに利用者に提示する(ステップS200)。この時、
図7に示すように観点種別の他に、想定される何らかの処置を表す一文、例えば「これにより、ユーザにどのように嬉しくなるかをこのコマで表現してください。」を予め用意して置き、当該一文を追記するようにしても良い。なお、このステップS200は無くても良い。つまり、空きコマのある状態で割付動作を終了するようにしても良い。
【0035】
以上説明したようにコマ割テンプレート情報をID=A、観点情報を
図2に示した例とすると、出力部40は、
図6に示すコマ割結果を出力する。1コマ目は「背景」、2コマ目は「コンセプト」、3コマ目は「実現手段」、として各コマに2つの観点種別の内容がそれぞれ割付けられている。
【0036】
コマ割のコマ数が、入力として与えられた観点種別の数よりも少ない場合、割付部30は、1つのコマに入力として与えられた観点種別の内容を複数含むようにすることで、可能な限り、入力として与えられたある観点種別の内容がコマに含まれるように割付を行う。
【0037】
割付可能数のn個を大きな数にすることで、1コマに多くの観点種別の内容を割付けることが可能である。しかし、1コマに割付け可能な観点種別の内容の数には限りがあり、観点種別の内容が溢れてしまう場合がある。
【0038】
観点種別の内容が溢れてしまった場合の動作を説明する。溢れてしまった観点種別の内容がある場合とは、割付けされていない観点情報がある状態である(ステップS150のyes)。この状態においては、溢れた観点情報の観点種別と同一の観点種別で割付可能なコマが有るのか否かを確認する(ステップS170)。
【0039】
割付可能なコマが無い場合(ステップS170のno)、その同じ観点種別の観点情報が割付けられたコマの次にコマを挿入して、溢れた観点情報を割付ける、割付が無かったコマがあればそのコマは削除する(ステップS190)。
【0040】
同じ観点種別が割付けられた割付可能なコマが有る場合(ステップS170のyes)、当該同一観点種別のコマに、溢れた観点種別の内容を割付ける(ステップS180)。
【0041】
以上説明したように割付けられたコマ割結果は、出力部40によって出力される。このように、第1の実施形態の設計支援装置100によれば、コマ数と観点情報の入力のみで、サービスや製品のアイデアを具体化する作業を、効率化することが出来る。
【0042】
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態の設計支援装置200は、優先度の高い観点情報を優先的に読み込むようにしたものである。
図8に、設計支援装置200の機能構成例を示す。設計支援装置200は、読込部210と、割込部230と、を具備する点で、設計支援装置100(
図1)と異なる。
【0043】
読込部210は、ストーリーボードのコマ数と、当該コマに割付けられるアイデアを検討する観点を表す観点情報と、更に、上記観点情報の優先度も入力とする。割付部230は、優先度の高い観点情報を割付け可能なコマ割テンプレート情報を選択し、優先度の高い観点情報を優先的に読み込んで、コマに当該観点情報を割付ける。
【0044】
図9に、優先度が記載された観点情報の例を示す。
図9の1列目が優先度であり、数値の大きい方が、高い優先度を表す。2列目の関連情報については後述する。
【0045】
図10に、割付部230の動作フローを示す。設計支援装置100の割付部30との違いは、ステップS91の観点情報の読込ステップが、優先度の高い観点情報を優先的に読み込む点のみである。
図9に例示した観点情報の場合は、優先度が最も高い「2」の観点種別「背景」が最初に読み込まれ、優先度「1」の「背景」は次に読み込まれる。または、最も優先度の高い観点種別の観点情報のみを読み込むようにしても良い。つまり、優先度の低い観点情報は除外されるようにしても良い。このように、優先度を用いることで、特定の観点情報を、優先的に割付け対象の観点情報とすることが出来る。
【0046】
〔変形例〕
更に、観点情報の間の関連性を表す関連情報も入力とする第2の実施形態の変形例も考えられる。第2の実施形態の変形例は、関連性のある観点種別の観点情報を読み込むようにしたものである。
【0047】
割付部230′は、関連性のある観点種別を読み込んで、コマに当該観点情報を割付ける。割付部230′の動作フローは、観点情報を読み込むステップS91の処理が、関連性を考慮して観点情報を読み込む点でのみ異なる。
【0048】
図11に、ステップS91のより具体的な動作フローを示す。
図11を参照して、関連性を考慮して観点情報を読み込む動作を説明する。
【0049】
割付部230は、観点情報を読み込む(ステップS910)。観点情報の読み込みは、例えばその記載順に読み込む。
図9に示す観点情報の例の場合には、1行目の観点種別「背景」とその観点種別の内容とを読み込む。そして、全ての優先度と関連とを確認する。1行目の観点情報の優先度は「2」で、他の観点情報より高いので(ステップS912のyes)、1行目の観点情報を、観点種別「背景」の割付け対象の観点情報として仮登録する(ステップS913)。
【0050】
他の観点情報が有る(ステップS914のyes)ので、2行目の観点情報を読み込む、2行目の優先度は1行目の優先度より低いので(ステップS912のno)、2行目の観点情報が1行目の観点情報と関連性があるのか否かを評価する(ステップS915)。1行目の関連情報の「a」に対して2行目の関連情報は「b」であるので、関連性なし(ステップS915のno)として次の3行目の観点情報を読み込む。2行目の観点種別「背景」の観点情報は、割付け対象の観点情報から除外される。
【0051】
3行目の観点情報の優先度は「1」であり、同じ観点種別の他の観点情報の優先度以上か否かを評価する。3行目の観点情報の優先度は、同じ観点種別の他の観点情報以上なので、観点種別「コンセプト」の割付け対象の観点情報として仮登録する(ステップS913)。
【0052】
4行目の観点情報の関連情報は「b」であるので、関連性なしとして観点種別「コンセプト」の割付け対象の観点情報から除外される(ステップS915のno)。5行目の観点情報の関連情報は「a」であるので、観点種別「実現手段」の割付け対象の観点情報として仮登録する。6行目の観点情報の関連情報は「b」であるので、関連性なしとして観点種別「実現手段」の割付け対象の観点情報から除外される(ステップS915のno)。
【0053】
このように、更に関連情報を用いることで、関連する観点情報のみを選択して割付け対象の観点情報とすることができる。その結果、優先度のみを用いた場合よりも観点情報の割付の自由度を高めることが出来る。なお、関連情報は、優先度と組み合わせる実施形態に限定されない。関連情報を単独で用いるようにしても良い。その場合は、関連情報が同じ観点種別と観点情報とを、読み込んでコマに割付ける。関連情報のみを用いた割付部の、フローチャートを参照した動作説明は省略する。
【0054】
〔第3の実施形態〕
図12に、第3の実施形態の設計支援装置300の機能構成例を示す。設計支援装置300は、読込部10と、コマ割データベース20と、割付部30と、出力部340と、選択部350と、を具備する。読込部10とコマ割データベース20と割付部30とは、参照符号から明らかなように設計支援装置100と同じものである。
【0055】
出力部340は、割付部30が出力する複数のコマ割結果を、出力する。複数のコマ割結果は、例えば表示装置に表示される。又は、プリンター等で紙媒体として出力される。選択部350は、複数のコマ割結果を、選択する選択指示を受け付け、当該選択指示に基づいて複数のコマ割結果を選択する。
【0056】
出力部340は、例えば、
図7に示したコマ割結果と、
図13に示すコマ割結果の、両方を例えば表示装置に一度表示した後に、選択部350で選択されたコマ割結果のみを出力する。
図13に示す例は、ID=Dのコマ割テンプレート情報に基づいて割付けたコマ割結果である。
【0057】
このように、第3の実施形態の設計支援装置300によれば、複数のコマ割結果を選択肢として利用者に提供すると共に、ユーザが任意のコマ割結果を選択することが出来るので、設計支援装置の出力するコマ割結果の自由度を高める効果を奏する。
【0058】
〔第4の実施形態〕
図14に、第4の実施形態の設計支援装置400の機能構成例を示す。設計支援装置400は、設計支援装置100に、ストーリーボード作成部460の構成を追加したものである。
【0059】
ストーリーボード作成部460は、設計支援装置100が出力するコマ割結果と、コマに対応する画像情報とを入力として、ストーリーボードを出力する。ストーリーボード作成部460は、例えばディジタルカメラやスキャナー等のインターフェースを用いて画像情報を取得し、利用者のユーザ操作に基づいてコマ割結果と画像とを組み合わせてストーリーボードを作成する。
【0060】
図15に、設計支援装置400が出力するストーリーボードの例を示す。設計支援装置400によれば、画像と観点情報とが組み合わさったコマによるストーリーボードを出力するので、アイデアをより分かり易く第三者に提示することが可能である。
【0061】
以上説明したように第1の実施形態の設計支援装置100によれば、コマ数と観点情報の入力のみで、サービスや製品のアイデアを具体化する作業を、効率化することが出来る。
【0062】
また、第2の実施形態の設計支援装置200によれば、優先度を用いることで、特定の観点情報を、優先的に割付け対象の観点情報とすることが出来る。また、設計支援装置200の変形例によれば、関連情報を用いることで、関連する観点情報のみを選択して割付け対象の観点情報とすることができ、観点情報の割付の自由度を高めることが出来る。
【0063】
また、第3の実施形態の設計支援装置300によれば、複数のコマ割結果を選択肢として利用者に提供すると共に、任意のコマ割結果を選択可能とすることで、設計支援装置の自由度を高めることが出来る。なお、設計支援装置300の考えは、設計支援装置100,200、設計支援装置200の変形例、の何れに適用しても、設計支援装置300と同様の効果を奏する設計支援装置を実現することが出来る。
【0064】
また、第4の実施形態の設計支援装置400によれば、ストーリーボードを出力するので、アイデアをより分かり易く第三者に提示することが出来る。なお、設計支援装置400の考えも、設計支援装置100,200、設計支援装置200の変形例、設計支援装置300、の何れに適用しても良い。このように本願発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0065】
上記装置における処理部をコンピュータによって実現する場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、各装置における処理部がコンピュータ上で実現される。
【0066】
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記録装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としても良い。
【0067】
また、各手段は、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより構成することにしてもよいし、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしても良い。