(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6337172
(24)【登録日】2018年5月11日
(45)【発行日】2018年6月6日
(54)【発明の名称】長さ測定装置
(51)【国際特許分類】
G01B 21/02 20060101AFI20180528BHJP
G01B 11/00 20060101ALI20180528BHJP
【FI】
G01B21/02 S
G01B11/00 A
【請求項の数】8
【外国語出願】
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-74333(P2017-74333)
(22)【出願日】2017年4月4日
(65)【公開番号】特開2017-187491(P2017-187491A)
(43)【公開日】2017年10月12日
【審査請求日】2018年3月6日
(31)【優先権主張番号】16163847.3
(32)【優先日】2016年4月5日
(33)【優先権主張国】EP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】390014281
【氏名又は名称】ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
【氏名又は名称原語表記】DR. JOHANNES HEIDENHAIN GESELLSCHAFT MIT BESCHRANKTER HAFTUNG
(74)【代理人】
【識別番号】100069556
【弁理士】
【氏名又は名称】江崎 光史
(74)【代理人】
【識別番号】100111486
【弁理士】
【氏名又は名称】鍛冶澤 實
(74)【代理人】
【識別番号】100173521
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 淳司
(74)【代理人】
【識別番号】100191835
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 真介
(74)【代理人】
【識別番号】100153419
【弁理士】
【氏名又は名称】清田 栄章
(72)【発明者】
【氏名】アンドレアス・ペーターレヒナー
【審査官】
池田 剛志
(56)【参考文献】
【文献】
特開2009−069154(JP,A)
【文献】
特開昭59−020803(JP,A)
【文献】
特開2003−106833(JP,A)
【文献】
特開2014−202615(JP,A)
【文献】
欧州特許出願公開第1731877(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01B11/00−11/30
21/00−21/32
G01D 5/00− 5/62
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
−測定方向(X)において縦長に延在した支持体(4)であって、当該支持体上に設けられたスケール(1)を有する支持体、
−スケール(1)の目盛り(11)を走査するプローブキャリッジ(2)であって、少なくとも一つのガイド面(12,13)上を測定方向(X)において縦長に案内されているプローブキャリッジ(2)、
−連結部であって、当該連結部によって、プローブキャリッジ(2)が測定方向(X)においては硬直的に且つそれと交差する方向には柔軟に連行体(3)に連結されており、測定方向(X)に延在する結合部材(5)を有し、当該結合部材は、プローブキャリッジ(2)側において第一の回転継手(51)に回転自在に支持されており且つ連行体(3)側において第一の回転継手(51)に対して測定方向(X)に隔てられた第二の回転継手(52)に回転自在に支持されており、プローブキャリッジ(2)が少なくとも一つのガイド面(12,13)に向けて押し付けられる連結部、
を有する長さ測定装置において、
−結合部材(5)と連行体(3)との間の第一の弾性手段(6)であって、第一の位置においてプローブキャリッジ(2)に押圧力を及ぼし且つ当該プローブキャリッジを少なくとも一つのガイド面(12,13)に向けて押圧する第一の弾性手段、及び
−結合部材(5)とプローブキャリッジ(2)との間の第二の弾性手段(7)であって、第一の弾性手段(6)から測定方向(X)に隔てられて設けられており、第一の位置に対して測定方向(X)に隔てられた第二の位置においてプローブキャリッジ(2)に押圧力を及ぼし且つ当該プローブキャリッジを少なくとも一つのガイド面(12,13)に向けて押圧する第二の弾性手段を有することを特徴とする長さ測定装置。
【請求項2】
プローブキャリッジ(2)が、互いに垂直に延在する二つのガイド面(12,13)上で測定方向(X)において縦長に案内されている請求項1に記載の長さ測定装置。
【請求項3】
プローブキャリッジ(2)が、互いに垂直に延在するスケール(1)の二つのガイド面(12,13)上で測定方向(X)において縦長に案内されている請求項2に記載の長さ測定装置。
【請求項4】
第一の回転継手(51)と第二の回転継手(52)は、それぞれ玉継手として構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の長さ測定装置。
【請求項5】
第一の弾性手段(6)と第二の弾性手段(7)は、それぞれ押しバネである請求項1から4のいずれか一項に記載の長さ測定装置。
【請求項6】
第一の弾性手段(6)と第二の弾性手段(7)は、プローブキャリッジ(2)上に生じる押圧力がプローブキャリッジ(2)の重心(S)にあるように配置され且つ構成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の長さ測定装置。
【請求項7】
第一の弾性手段(6)と第二の弾性手段(7)は、測定方向(X)に着目して、プローブキャリッジ(2)の重心(S)から等距離(L/2)のところに配置されている請求項1から6のいずれか一項に記載の長さ測定装置。
【請求項8】
第一の回転継手(51)と第二の回転継手(52)は、測定方向(X)に着目して、プローブキャリッジ(2)の重心(S)から等距離(A/2)のところに配置されている請求項1から7のいずれか一項に記載の長さ測定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の特徴部分による長さ測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の長さ測定装置は、長さや道のりを測定するのに用いられたり、特に、加工対象のワークに対する工具の相対運動を測定する加工機械(Bearbeitungsmaschine)において、三次元測定装置(Koordinatenmessmaschine)において、そしてさらには、半導体産業にも使用されたりする。
【0003】
特許文献1は、請求項1の前提部分おいて書きに記載の長さ測定装置を開示する。プローブキャリッジを連行体(Mitnehmer)に連結するのに、曲げ剛性のある結合部材が使用される。この曲げ剛性のある結合部材のプローブキャリッジへの連結は、一箇所において行なわれる。プローブキャリッジのバランスを保つために、この位置はプローブキャリッジの中心に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】独国特許出願公開第3327266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、コンパクトに組み立てられ、それを用いて正確な位置測定が可能となる長さ測定装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、本発明により、請求項1の特徴を有した長さ測定装置を用いることで解決される。
【0007】
この長さ測定装置は、
測定方向において縦長に延在した支持体であって、当該支持体上に設けられたスケールを有する支持体と、
スケールの目盛りを走査するプローブキャリッジであって、少なくとも一つのガイド面上を測定方向において縦長に案内されているプローブキャリッジと、
連結部であって、当該連結部によって、プローブキャリッジが測定方向においては硬直的に且つそれとは交差する方向には柔軟に連行体(Mitnehmer)に連結されており、測定方向に延在する結合部材を有し、当該結合部材は、プローブキャリッジ側において第一の回転継手に回転自在に支持されており且つ連行体側において第一の回転継手に対して測定方向に隔てられた第二の回転継手に回転自在に支持されており、プローブキャリッジが少なくとも一つのガイド面に向けて押し付けられる連結部とを有し、
結合部材と連行体との間に第一の弾性手段が備えられており、当該第一の弾性手段がプローブキャリッジに押圧力を及ぼし且つ当該プローブキャリッジを少なくとも一つのガイド面に向けて押圧し、
結合部材とプローブキャリッジとの間に第二の弾性手段が備えられており、当該第二の弾性手段は、プローブキャリッジに押圧力を及ぼし且つ当該プローブキャリッジを少なくとも一つのガイド面に向けて押圧し、
第一の弾性手段は、第二の弾性手段から測定方向に隔てられて設けられている。
【0008】
第一の弾性手段は、第一の位置にて押圧力をプローブキャリッジに及ぼし、第二の弾性手段は、第一の位置に対して測定方向に隔てられた位置にて押圧力をプローブキャリッジに及ぼす。第一の位置及び第二の位置は、弾性手段によりプローブキャリッジに導入される力を働かせる位置(Angriffsposition)である。
【0009】
本発明による長さ測定装置を用いることで正確な位置測定ができる。というのは、プローブキャリッジが振動なく安定に保持されるからである。測定方向に互いに隔てられた複数の位置にてプローブキャリッジに力が導入されるので、結合部材内とプローブキャリッジ内の曲げ応力は最小限に抑えられる。これにより、結合部材は、もっと脆弱なものでよくなるので、重さを節約した(低減された質量の)構成を実現することができ、これにより、耐振動性が向上し、測定精度の改善に寄与する。
【0010】
結合部材は、引張応力と圧縮応力に対してはできるだけ変形しないように構成する必要がある。
【0011】
連結する部材に対してプローブキャリッジの長さが目一杯使えるので、スペースを節約した構成が担保されている。結合部材は、スペースを節約しつつ、プローブキャリッジの全長に亘って敷くことができ、したがって測定方向に比較的長く形成された状態にできる。両側で継手により支承されたこの比較的長めの結合部材が、組み立て公差と、使用中におけるスケールと連行体との間の間隔変化(アライメントのずれにより引き起こされる)とを、測定方向に対して垂直にとりわけ上手く補償する。この場合に測定方向に現れる測定誤差は、結合部材が長ければ長いほどより一層小さくなる。
【0012】
回転継手は、測定方向に互いに隔てられて配置されている。第一の回転継手は、(測定方向に着目すると)第一の弾性手段の位置に、或いは少なくともその傍に配置されており、第二の回転継手は、(測定方向に着目すると)第二の弾性手段の位置に、或いは少なくともその傍に配置されている。
【0013】
これらの回転継手は、とりわけ、プローブキャリッジと連行体との間の次の自由度を補償するように構成されている:間隔、横方向ずれ、ヨー角、ピッチ角、ロール角。
【0014】
回転継手を用いることで、これらの自由度において、測定方向に交差する方向におけるプローブキャリッジの連行体上への柔軟な連結を行うことができる。回転継手は、フレクシャーベアリング(Festkoerpergelenk)の構成として、或いは玉継手として構成されている。
【0015】
特に有利なのは、両方の回転継手がそれぞれ玉継手として構成されている場合である。この場合、両方の弾性手段は、個々のボールを、このボールに対応する収容座部に押し付けることで、ボールと収容座部とが互いに押し合うようにし、これにより関節動可能ではあるが測定方向にはがたつきのない(遊びのない)結合を実現するという付加的な機能を有する。
【0016】
発明のさらに有利な構成は、下位請求項において実施されている解決手段にから明らかとなる。
【0017】
図と関連した実施例の以下の記載に基づいて本発明のさらなる詳細と長所を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図2】本発明による長さ測定装置の具体的構成の断面図である。
【
図3】
図2の長さ測定装置のA−A線断面図である。
【
図4】
図2の長さ測定装置のB−B線断面図である。
【
図5】
図2の長さ測定装置のC−C線断面図である。
【
図6】
図2の長さ測定装置のD−D線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明を光学的な長さ測定装置の例で示す。この装置により、測定方向Xに互いに移動可能な二つの対象物の相対的な位置が測定されることになる。位置測定のために、長さ測定装置のスケール1がこれら対象物の一方に固定され、長さ測定装置のプローブキャリッジ2がこれら対象物の他方に固定される。ここで、スケール1は、当該スケール1に対して測定方向Xに相対的に移動可能なプローブキャリッジ2により読み取られる。スケール1は、目盛り11を有し、この目盛りがプローブキャリッジ2によって読み取られる。さらに、プローブキャリッジ2は、光ビームを照射する照明ユニットを備え、光ビームは、目盛り11の位置に応じて変調されて、最終的にはプローブキャリッジ2の光感知式読み取りセンサに当たる。
【0020】
スケール1は、支持体4に設けられている。
図2乃至6による具体例では、支持体4は中空プロファイルであり、その内部にスケール1とプローブキャリッジ2とが保護された状態で収納されている。ここで、スケール1は、例えば接着や締結といった公知の方法で支持体4に接合されている。中空プロファイルとして形成された支持体4は、その長手方向において、測定方向Xに延在するようにしてスリットを有しており、このスリットが、屋根形に傾斜したシールリップにより密閉されていて、連行体3は、刀形の中心部分がこのシールリップを貫くように係入している。連行体3は取付部31を有し、連行体は、この取付部によって測定対象の一つに、例えば工作機械のスリットに、固定されている。
【0021】
プローブキャリッジ2は、正確な平行ガイドのために、スケール1に沿って、当該スケール上又は代替的に支持体4上を案内されている。そのために、プローブキャリッジ2は、図示された実施例においては、案内子21,…,24を介して、互いに垂直に配向されたスケール1の二つのガイド面12,13上に支持されている。これらガイド面12の一つが、目盛り11を保持する表面であり、他方のガイド面13がそれに対して垂直に延びるスケール1の幅狭の面である。案内子21,…,24は、摺動部材でもよいが、特にはボール軸受されたローラないし滑車としてもよい。
【0022】
プローブキャリッジ2は、連結部によって測定方向Xにおいては硬直的に且つそれとは交差する方向には柔軟に連行体3に連結されている。連結部は、測定方向Xに延在する結合部材5を備え、結合部材は、プローブキャリッジ2側において遊びのない第一の回転継手51に回転自在に支持されており且つ連行体3側において遊びのない第二の回転継手52に回転自在に支持されている。
【0023】
結合部材は、引張応力及び圧縮応力に対しては変形しないように、さらに好ましくは曲げ応力にも変形しないように構成されている。
【0024】
図1の原理図において、二つの回転継手51,52は、概略的にのみ示されている。
【0025】
図2乃至6の具体的な実施例において、第一の回転継手51は、ボール511からなる玉継手として構成されており、一方では結合部材5の収容座部512内で回転可能とされ且つ他方ではプローブキャリッジ2の収容座部513内で回転可能とされている。結合部材5とプローブキャリッジ2の間のボール511は、プローブキャリッジ2を測定方向Xにおいて結合部材5上で動かないように拘束するが、全ての方向における回転運動は補償する。
【0026】
第二の回転継手52は、同じようにして、今度は連行体3に造形されているボール521と、結合部材5における対応する収容座部522とからなる玉継手として構成されている。結合部材5と連行体3との間のボール521は、結合部材5を測定方向Xにおいて連行体3上で動かないように拘束するが、全ての方向における回転運動は補償する。
【0027】
収容座部512,513,522は、V字形、プライパン形、或いは半碗として構成されていてもよい。重要なことは、それにより遊びなく且つ測定方向Xには不動の回転軸受けが構成されることである。
【0028】
また、連行体3上にプローブキャリッジ2を連結する連結部は、プローブキャリッジ2を少なくとも一つのガイド面12,13に押し当てるように構成されている。このために、第一の弾性手段6が、結合部材5と連行体3との間に設けられており、これが第一の押圧力F
Aをプローブキャリッジ3に作用させ、プローブキャリッジを少なくとも一つのガイド面12,13に押し当てる。弾性力F
Fを有する第一の弾性手段6は、結合部材5に作用し、回転継手51の位置にて押圧力F
Aをプローブキャリッジ2に及ぼす。示された対称的な配置では、
【0030】
ここで、
F
F 弾性部材6又は7の弾性力
L 二つの弾性部材6,7の相互間隔
A 二つの回転継手51,52の相互間隔
【0031】
さらに、第二の弾性手段7が、結合部材5とプローブキャリッジ3との間に設けられており、これが第二の押圧力F
Fをプローブキャリッジ3に及ぼし、プローブキャリッジ3を同じように少なくとも一つのガイド面12,13に押し当てる。第一の弾性手段6は、第二の弾性手段7から測定方向Xに離れて配置されており、
図1ではこの間隔がLによって示されている。
【0032】
第一の回転継手51が、ボール511、収容座部512及び収容座部513からなる玉継手として構成されている場合、弾性手段6は、ボール511がプローブキャリッジ2を測定方向Xに遊びなく結合部材5上に拘束するようにして回転継手51を構成する部品を一つにまとめる。
【0033】
第二の回転継手52が、同じように、ボール521及び対応する収容座部522からなる玉継手として構成されている場合、第二の弾性手段7は、ボール521を保持し、それにより結合部材5を測定方向Xに遊びなく連行体3上に拘束する。
【0034】
具体的な実施例において、第一の弾性手段6及び第二の弾性手段7は、いずれも押しバネ、とりわけコイル・スプリングである。
【0035】
第一の弾性手段6及び第二の弾性手段7は、具体的な実施例では、弾性手段6,7のそれぞれが、ガイド面12に向かう力成分と、他のガイド面13に向かう他の力成分とによってプローブキャリッジ2を押すように設けられている。弾性手段6,7がそれぞれ押しバネである場合、これらの押しバネは、
図4及び6に示されているように、両方のガイド面12,13の方に傾けて配置されている。
【0036】
特に有利なのは、第一の弾性手段6及び第二の弾性手段7が、そこから導き出されるプローブキャリッジ2上への押圧力がプローブキャリッジ2の重心Sに位置するように配置され且つ構成されている場合である。これらの解決手段によって、プローブキャリッジ2は、平衡状態で最適に保たれる。
【0037】
弾性手段6及び7が同一のバネ特性を持つという前提条件のもとでは、第一の弾性手段6及び第二の弾性手段7は、プローブキャリッジ2の重心(質量中心)Sから測定方向Xに関してそれぞれ等間隔L/2で配置されている。
【0038】
力の伝わり方を最適化するために、弾性手段6,7は、(測定方向に着目すると)回転継手51,52の位置か或いはその近くにそれぞれ配置されている。間隔Lは、間隔Aに合せてもよい。場所的な理由から、図示された例におけるように、AがLに等しくないように選ばれていてもよい。回転継手51,52における垂直抗力F
A、従って回転継手51,52における摩擦モーメント(Reibmoment)は、LがAより小さく選ばれると減る。
【0039】
対称的な配置では、回転継手51及び52における支承力(Auflagekraft)F
Aに対してそれぞれ次が成立する。
【0041】
プローブキャリッジ2上に得られる押圧力は、
【0043】
有利なのは、第一の回転継手51及び第二の回転継手52は、プローブキャリッジ2の重心(質量中心)Sから測定方向Xに着目して等距離A/2で配置されている場合である。
【0044】
プローブキャリッジ2の重心S(質量中心点)が真ん中に位置していない場合、異なる弾性手段を用いる且つ/又は弾性手段及び回転継手の間の距離が異なるようにすることで、得られる押圧力が中央から実際の重心Sの方にずらされるようにしなければならない。
【0045】
目盛りは、インクリメンタル形の目盛りやアブソリュート形のコードとすることができる。
【0046】
本発明は、光学式の読み取り原理に限られない。スケールの読み取りは、容量式、磁気式、或いは誘導式に行なうことができ、それに合せて目盛りと読み取りセンサが然るべく構成されていることになる。