(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6354098
(24)【登録日】2018年6月22日
(45)【発行日】2018年7月11日
(54)【発明の名称】TDDシステムのための方法およびユーザ機器(UE)
(51)【国際特許分類】
H04W 28/04 20090101AFI20180702BHJP
H04W 72/04 20090101ALI20180702BHJP
H04L 1/16 20060101ALI20180702BHJP
H04W 72/12 20090101ALI20180702BHJP
【FI】
H04W28/04 110
H04W72/04 111
H04W72/04 131
H04L1/16
H04W72/12 110
【請求項の数】24
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2017-83392(P2017-83392)
(22)【出願日】2017年4月20日
(62)【分割の表示】特願2016-80044(P2016-80044)の分割
【原出願日】2013年2月18日
(65)【公開番号】特開2017-184240(P2017-184240A)
(43)【公開日】2017年10月5日
【審査請求日】2017年4月21日
(31)【優先権主張番号】61/612,188
(32)【優先日】2012年3月16日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】13/716,978
(32)【優先日】2012年12月17日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】591003943
【氏名又は名称】インテル・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ヒ、ホン
(72)【発明者】
【氏名】フウ、ジョン−カエ
(72)【発明者】
【氏名】ファン、ルイ
【審査官】
田畑 利幸
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2010/095889(WO,A2)
【文献】
国際公開第2011/053990(WO,A1)
【文献】
Huawei, HiSilicon,Scheduling timing design for TDD inter-band CA with different UL-DL configurations,3GPP TSG-RAN WG2 Meeting #77 R2-120061,[online],2012年 1月31日,p1-p7,[検索日 2015.08.27],URL,http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_77/Docs/R2-120061.zip
【文献】
Panasonic,Views on open issues on inter-band CA with different TDD UL-DL configurations,3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #68 R1-120219,[online],2012年 1月31日,p1-p6,[検索日 2015.08.27],URL,http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_68/Docs/R1-120219.zip
【文献】
LG Electronics,Overall structure for full-duplex operation based TDD CA with different UL-DL configurations,3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #68 R1-120420,[online],2012年 1月31日,p1-p8,[検索日 2015.08.27],URL,http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_68/Docs/R1-120420.zip
【文献】
LG Electronics,Overall issues on half-duplex operation based TDD CA with different UL-DL configurations,3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #68 R1-120421,[online],2012年 1月31日,p1-p7,[検索日 2015.08.27],URL,http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_68/Docs/R1-120421.zip
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00−99/00
H04L 1/00− 1/24
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によって、クロスキャリアスケジューリングを利用している無線時分割複信(TDD)システムにおけるスケジューリングセルのアップリンク/ダウンリンク(UL−DL)サブフレーム構成のインディケーションを受信し、
前記ユーザ機器によって、前記無線TDDシステムにおけるスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成のインディケーションを受信し、
前記ユーザ機器によって、前記スケジューリングセル及び前記スケジューリングされたセルの複数の前記UL−DLサブフレーム構成に基づいて、参照UL−DLサブフレーム構成を識別し、
前記ユーザ機器によって、前記参照UL−DLサブフレーム構成のサブフレームタイミングに応じて、拡張ノードB(eNB)の前記スケジューリングセルから、前記スケジューリングされたセルのハイブリッド自動再送要求(HARQ)信号を受信し、
前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成は、前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成と異なる
方法。
【請求項2】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2、4又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は2に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1、2、3又は4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は6に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3又は4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は0に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しい請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は0に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0又は6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1、2又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0又は6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は6に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記スケジューリングセルは、プライマリサービスセル又はセカンダリサービングセルであり、
前記スケジューリングされたセルは、セカンダリサービングセルである請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記ユーザ機器によって、無線リソース制御(RRC)信号方式を介して、前記参照UL−DLサブフレーム構成のインディケーションを更に受信することを含む請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記ユーザ機器によって、更に、前記ユーザ機器のメモリに格納されたテーブルを介して、前記参照UL−DLサブフレーム構成を識別することを含む請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成、前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成及び前記参照UL−DLサブフレーム構成の少なくとも一つは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)のロングタームエボリューション(LTE)アドバンスト無線通信規格に関連するTDD UL−DL構成0−6の一つに対応し、
前記ユーザ機器は、携帯電話、ネットブック、ラップトップ、電子タブレット又は車載用データシステムである請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記参照UL−DLサブフレーム構成は、前記スケジューリングセル、又は前記スケジューリングされたセルのいずれかの前記UL−DLサブフレーム構成と異なる請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記ユーザ機器によって、更に、前記スケジューリングセルのダウンリンクサブフレームにおいて、前記スケジューリングされたセルの前記HARQ信号を受信することを更に含み、
前記HARQ信号は、肯定応答信号又は否定応答信号を含む請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
拡張ノードB(eNB)によって、クロスキャリアスケジューリングを利用している無線時分割複信(TDD)システムにおけるスケジューリングセル及びスケジューリングされたセルのアップリンク/ダウンリンク(UL−DL)サブフレーム構成のそれぞれを決定し、
前記eNBによって、前記スケジューリングセル及び前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成に基づいて、参照UL−DLサブフレーム構成を決定し、
前記eNBによって、前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成のインディケーションを送信し、
前記eNBによって、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成のインディケーションを送信し、
前記eNBによって、前記参照UL−DLサブフレーム構成のインディケーションを送信し、
前記eNBによって、前記スケジューリングセルのダウンリンクサブフレームにおける前記スケジューリングされたセルの肯定応答信号又は否定応答信号を含むハイブリッド自動再送要求(HARQ)信号を送信し、
前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成は、前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成と異なる
方法。
【請求項13】
前記参照UL−DLサブフレーム構成の前記インディケーションは、無線リソース制御(RRC)信号方式で送信される
請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記スケジューリングセルは、プライマリサービスセル又はセカンダリサービングセルであり、
前記スケジューリングされたセルは、セカンダリサービングセルである請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成、前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成及び前記参照UL−DLサブフレーム構成の少なくとも一つは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)のロングタームエボリューション(LTE)アドバンスト無線通信規格に関連するTDD UL−DL構成0−6の一つである請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2、4又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は2に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい
請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項17】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1、2、3又は4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は6に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3又は4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は0に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しい
請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい
請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は0に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0又は6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1、2又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0又は6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は6に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
プロセッサと、
前記プロセッサに結合された受信機と
を含み、
前記プロセッサは、
クロスキャリアスケジューリングを利用している無線時分割複信(TDD)システムにおけるスケジューリングセルのアップリンク/ダウンリンク(UL−DL)サブフレーム構成の受信されたインディケーションを特定し、
前記無線TDDシステムにおいてスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成の受信されたインディケーションを特定し、
前記スケジューリングセルおよび前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成に基づいて、参照UL−DLサブフレーム構成を特定し、
前記受信機は、
前記参照UL−DLサブフレーム構成のサブフレームタイミングに応じて、拡張ノードB(eNB)の前記スケジューリングセルから、前記スケジューリングされたセルのハイブリッド自動再送要求(HARQ)信号を受信し、
前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成は、前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成と異なる
ユーザ機器(UE)。
【請求項21】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2、4又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は2に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい請求項20に記載のユーザ機器(UE)。
【請求項22】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1、2、3又は4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は6に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3又は4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は0に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しい請求項20に記載のユーザ機器(UE)。
【請求項23】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が2に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい請求項20に記載のユーザ機器(UE)。
【請求項24】
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は0に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0又は6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が1、2又は5に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0又は6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が3に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が0に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は6に等しく、
前記スケジューリングセルの前記UL−DLサブフレーム構成が6に等しく、前記スケジューリングされたセルの前記UL−DLサブフレーム構成が4に等しい場合、前記参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい請求項20に記載のユーザ機器(UE)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、「アドバンスト無線通信システムと技術」と題する、2012年3月16日出願の米国の仮特許出願第61/612、188号、及び、「TDDシステムのスケジューリングタイミング設計」と題する、2012年12月17日出願の、米国特許出願第13/716、978号の優先権を主張し、その両方は全ての目的のために本明細書に参照として組み込まれる。
【0002】
本願発明の複数の実施形態は、広く通信の分野に関連し、特に、無線通信ネットワークにおける確認タイミングの選択に関する。
【背景技術】
【0003】
無線通信において、時分割複信(TDD)システムは、リソース利用において適応性を提供してよい。例えば、TDDシステムは、無線通信セルのアップリンクトラフィック特性及びダウンリンクトラフィック特性に合うように、異なる複数のサブフレーム構成を使用してよい。異なる複数のサブフレーム構成を使用することの適応性は、利用可能なアップリンク(UL)リソースとダウンリンク(DL)リソースとの間の比率を、3UL:2DLから1UL:9DLまでの範囲にしてよい。第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE−A)通信規格であるリリース10は、複数のTDDコンポーネントキャリア(CC)のアグレゲーションのサポートを、同じアップリンク/ダウンリンク(UL−DL)サブフレーム構成に限定してもよい。このような限定が、規格における設計及び処理を単純化するかもしれない一方で、このような限定がより大きなデータスループットのための可能性を限定するかもしれない。
【図面の簡単な説明】
【0004】
発明の複数の態様は、同様の要素に言及する参照番号のように、添付の図面において、例示の方法により説明され、限定による方法では説明されない。
【0005】
【
図1】様々な実施形態に沿った無線通信ネットワークを概略的に示す。
【
図2】様々な実施形態に沿った任意のハイブリッド自動再送要求(HARQ)信号スケジューリングダイアグラムを概略的に示す。
【
図3】様々な実施形態に沿った任意のHARQ信号スケジューリングダイアグラムを概略的に示す。
【
図4】様々な実施形態に沿ったHARQ信号スケジューリング構成の選択を示すフローチャートである。
【
図5】様々な実施形態の第1の方法に従って、任意のHARQ信号スケジューリングダイアグラムを概略的に示す。
【
図6】様々な実施形態の第1の方法に従って、任意のHARQ信号スケジューリングダイアグラムを概略的に示す。
【
図7】様々な実施形態に沿ったHARQ信号スケジューリング構成の選択を示すフローチャートである。
【
図8】様々な実施形態の第2の方法に従って、任意のHARQ構成の選択を示す表である。
【
図9】様々な実施形態の第2の方法に従って、任意のHARQ信号スケジューリングダイアグラムを概略的に示す。
【
図10】様々な実施形態の第2の方法に従って、他の任意のHARQ構成の選択を示す表である。
【
図11】様々な実施形態に沿った例示のシステムを概略的に示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
本開示の説明に係る実施形態は、無線通信ネットワークにおける応答信号タイミングの選択のための方法、システム及び装置を含むが、これらに限られない。
【0007】
複数の実施形態は、クロスキャリアスケジューリングを利用するTDD無線システムにおいて、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成を識別する方法を含む。いくつかの実施形態では、スケジューリングセルのタイプは、例えばHARQプロセスのULラウンドトリップタイム(RTT)に基づいて識別されてよい。そして、ULリソース割り当てのためのUL−DLサブフレーム構成は、スケジューリングセルのタイプに少なくとも部分的に基づいて決定されてよい。他の実施形態においては、参照構成は、ULリソース割り当てのために利用されてもよい。参照構成は、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成に少なくとも部分的に基づいてよい。いくつかの実施形態では、eNB、UE若しくはそれら2つの間の信号伝達のある組み合わせによって、複数の方法が実行されてよい。
【0008】
実例となる複数の実施形態の様々な態様は、他の当業者にそれらの仕事の本質を伝えるために、当業者によって一般に用いられる用語を用いて記載される。しかしながら、記載された複数の態様を部分的に用いることによって、いくつかの代替の実施形態が実行されてよいことが当業者にとって明らかである。説明のため、特定の番号、材料、及び構成は、順に説明され、実例となる実施形態の十分な理解を提供する。しかしながら、当業者が、代替の実施形態が詳細情報なしに実施されてもよいことは明らかである。他の例では、実例となる実施形態を不明瞭にしないために、周知の特徴が除外され、単純化される。
【0009】
更に、様々な処理が、多数の独立した処理として記載され、これは、同様に、いわば、実例となる実施形態の理解を大きく助ける。しかしながら、説明の順序は、これらの処理が、必要な順番に依存していることを暗に意味するものと解釈されるべきではない。特に、これらの処理は、説明の順に、実行される必要はない。
【0010】
「一実施形態」という文言が繰り返し使用される。一般的に、この文言は、同一の実施形態に言及するものではないが、同一の実施形態に言及するものであってもよい。「備える」、「有する」及び「含む」という用語は、文脈が指示しない限り、同義である。「A/B」という文言は、「AまたはB」を意味する。「A及び/又はB」という文言は、「(A)、(B)、又は(A及びB)」を意味する。「A、B及びCの少なくとも一つ」という文言は、「(A)、(B)、(C)、(A及びB)、(A及びC)、(B及びC)、又は、(A、B及びC)」を意味する。「(A)B」という文言は、「(B)又は(AB)」を意味し、Aは任意である。
【0011】
ここに具体的な実施形態が説明され、記載されているにもかかわらず、当業者によって、多種多様な代替及び/又は同等の実施が、本開示の実施形態の範囲を超えることなく、示され、記載された具体的な実施形態に置換されてよい。本願は、ここで議論される複数の実施形態の任意の適応又は変更をカバーすることを意図している。したがって、請求項及びこれらに等価なものによってのみ、本開示の実施形態が限定されることを、明白に意図している。
【0012】
本明細書で使用される「モジュール」という用語は、1つ又はそれ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行する特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、プロセッサ(共有、専用又はグループ)及び/又はメモリー(共有、専用又はグループ)、組み合わせ論理回路及び/又は記述された機能を提供する他の適当な構成に部分的に言及し、又は含んでもよい。
【0013】
図1は、様々な実施形態に沿った無線通信ネットワーク100を概略的に示す。無線通信ネットワーク100(以下「ネットワーク100」)は、進化したユニバーサル移動体通信システム(UMTS)及び地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)のような3GPPロングタームエボリューション(LTE)又はLTE−Aネットワークのアクセスネットワークであってよい。ネットワーク100は、例えば、ユーザ機器(UE)108のようなモバイルデバイス又は端末と無線通信するように構成された、例えば、拡張ノード基地局(eNB)104のような基地局を含んでよい。本発明の実施形態は、LTEネットワークに関連して記述される。いくつかの実施形態では、複数の無線アクセスネットワークの他の複数のタイプに使用されてよい。
【0014】
eNB104は、受信機モジュール120を用いて、1つ又はそれ以上のアンテナ130を介してUE108から信号を受信する受信機モジュール120を含んでよい。eNB104は、送信機モジュール124を用いて、1つ又はそれ以上のアンテナ130を介してUE108に信号を送信する送信機モジュール124を含んでよい。eNB104はまた、受信機モジュール120と送信機モジュール124との間に接続されたプロセッサモジュール128を含んでよく、複数の信号によって通信された情報をエンコード及びデコードしてよい。
【0015】
UE108がキャリアアグリゲーション(CA)を利用できる複数の実施形態において、eNB104とUE108との間の通信のため、いくつかのCCが集められてよい。初期接続の形成において、UE108は、プライマリCCを利用するeNB104のプライマリサービングセル(PCell)に接続されてよい。この接続は、例えば、セキュリティ、モビリティ、コンフィギュレーション等の様々な機能のために使用されてよい。その後、UE108は、1つ又はそれ以上のセカンダリCCを利用するeNB104の1つ又はそれ以上のセカンダリサービングセル(SCell)に接続されてよい。これらの複数の接続は、追加の複数の無線リソースを提供するために使用されてよい。いくつかの実施形態では、UE108は、4つものSCellと接続されてよい。
【0016】
各CCは、3GGP LTE−A通信規格のリリースに従って、いくつかの通信チャネルをサポートしてよい。例えば、各CCは、ダウンリンクデータの送信のための物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)をサポートしてよい。他の例として、各CCは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)及び/又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)をサポートして、UE108とeNB104との間の情報を運んでもよい。CCは、eNB104とUE108との間の情報を運ぶための複数のアップリンクサブフレーム及び複数のダウンリンクサブフレームを含んでよい。単一10ミリ秒無線フレームは、10個のサブフレームを含んでよい。
【0017】
複数のCCは、TDD通信プロトコルに従って、情報を運んでよい。各CCは、いくつかのUL−DLサブフレーム構成のうちの一つに従って、データをUE108に輸送するように、又はデータをeNB104に輸送するようにスケジューリングされてよい。いくつかの実施形態において、複数のUL−DLサブフレーム構成は、表1で示された3GPP TS 36.211 v10.5.0 (2012−06)の表4.2−2において定義されるように、UL TDD HARQプロセスのための3GPP LTE UL−DLサブフレーム構成0−6であってよい。他の実施形態では、異なる複数のUL−DLサブフレーム構成が使用されてよい。
【0018】
表1を参照すると、各CCは、いくつかの可能性のある複数のUL−DLサブフレーム構成のうちの1つに従って、データを輸送し、及び/又は信号を制御するように割り当てられてよい。本実施形態では、プライマリCC及びセカンダリCCはいずれも、同一のUL−DLサブフレーム構成又は異なる複数のUL−DLサブフレーム構成により構成されてよい。一般的に、「D」又は「S」でラベル付されたサブフレーム0−9のそれぞれは、UE108がeNB104からデータを受信するサブフレームであり、「U」でラベル付されたサブフレーム0−9のそれぞれはUE108がeNB104にデータを送信するサブフレームである。
【0019】
【表1】
表1:複数のTDD UL−DLサブフレーム構成
【0020】
いくつかの実施形態では、UE108は、例えばPUSCHにおいて、eNB104にデータを通信してよい。それに応じて、例えば物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)により、eNB104は、UE108に応答信号を通信してよい。一実施形態によれば、応答信号は、データ受信の肯定応答(ACK)及びデータ受信の否定応答(NACK)に対応する複数のHARQ信号であってよい。複数の実施形態において、eNB104は、ACK信号又はNACK信号を送信してよく、送信されたデータが受信されたか、若しくは受信されていないかのそれぞれをUE108に知らせてよい。
【0021】
eNB104は、更に、ACK/NACK信号をUE108に送信するスケジュールを決定してよい。例えば、eNB104は、どのUL−DLサブフレーム構成がPCell及びSCellに用いられるかを決定し、複数のUL−DLサブフレーム構成の複数のインディケーションをUE108に送信してよい。いくつかの実施形態では、システム情報ブロック(SIB)として参照されるであろう制御信号において、UL−DLサブフレーム構成の複数のインディケーションは、UE108に送信されてよい。いくつかの実施形態において、具体的には、制御信号は、3GPP LTE規格において記述されるような第1システム情報ブロック(SIB1)であってよい。SIB1は、eNB104によってブロードキャストされてよく、それに応じて、PDSCHにおいて、UE108によって受信されてよい
【0022】
UE108は、受信機モジュール144、送信機モジュール148、プロセッサモジュール152、及び1つ又はそれ以上の適切なアンテナ156を含んでよい。受信機モジュール144及び送信機モジュール148は、1つ又はそれ以上の適切なアンテナ156に接続されてよく、eNB104へ若しくはeNB104から、無線信号を送信及び受信してよい。
【0023】
プロセッサモジュール152は、受信機モジュール144及び送信機モジュール148に接続され、UE108とeNB104との間で通信された信号において送信された情報をデコード及びエンコードしてよい。プロセッサモジュールは、通信モジュール154及びHARQモジュール158を含んでよい。プロセッサモジュール152は、第1周波数における第1UL−DLサブフレーム構成のスケジューリングに従って、通信モジュール154を使用し、PCell(例えば、CC_0)の複数のアップリンクサブフレームにおける情報を送信してよい。プロセッサモジュール152は、同様に、第1周波数と異なる第2周波数における第2UL−DLサブフレーム構成に従って、SCell(例えば、CC_1)の複数のアップリンクサブフレームにおける情報を送信してよい。一実施形態によると、インターバンドキャリアアグリゲーションに従って、CC_0の送信周波数とCC_1の送信周波数との違いは、数百キロヘルツから数十ギガヘルツの範囲であってよい。いくつかの実施形態では、プロセッサモジュール152は、HARQモジュール158を使用し、PCellのUL−DLサブフレーム構成又はSCellのUL−DLサブフレーム構成の一つに基づいて、HARQタイミングシーケンス又はタイミングスケジュールを選択してよい。
【0024】
同様に、eNB104のプロセッサモジュール128は、通信モジュール162及びHARQモジュール166に接続されてよい。プロセッサモジュール128は、上述のように、プロセッサモジュール152の複数のアップリンクサブフレームに関して、通信モジュール162を使用し、PCellのダウンリンクサブフレーム及び/又はSCellのダウンリンクサブフレームにおける情報を送信してよい。
【0025】
以後、より詳細に記載される通り、プロセッサモジュール128は、SCellのUL−DLサブフレーム構成と異なるUL−DLサブフレーム構成を介して、SCell通信のために、ACK/NACK情報を選択的に送信してよい。複数の実施形態において、プロセッサモジュール128は、HARQモジュール166を使用し、複数のUL−DLサブフレーム構成の一つに基づいて、HARQタイミングシーケンス又はタイミングスケジュールを選択してよい。HARQモジュール166は、同様に、プロセッサモジュール128のためにACK/NACK情報を生成してよい。HARQモジュール166は、通信モジュール162に接続されてよく、通信モジュール162を使用して、選択されたHARQタイミングシーケンスを介して、生成されたACK/NACK情報を送信してよい。
【0026】
TDDシステムの利点は、上述した構成0−6のような異なる複数のUL−DLサブフレーム構成の使用による、フレキシブルなリソース利用であってよい。複数のUL−DLサブフレーム構成は、セルにおけるアップリンクトラフィック及びダウンリンクトラフィックのためのより高い効率を実現するように選択されてよい。表1において上に示した通り、利用可能なULリソース及びDLリソースの比率は、構成0において3UL:2DLから、構成5において示した1UL:9DLであってよい。いくつかの実施形態では、異なる複数のUL−DLサブフレーム構成が異なる複数のセルで使用されることが望ましいかもしれない。例えば、PCellは、SCellと異なる構成を使用してよい。異なる複数のUL−DLサブフレーム構成の使用は、レガシーシステム共存、ヘテロジニアスネットワーク(HetNet)サポート、複数のトラフィック依存キャリアのアグリゲーション、低いバンド幅の使用における、多数のULサブフレームがよりよい範囲のために利用可能で、より多くの複数のDLサブフレームが高いバンド幅の使用のために利用可能なフレキシブルな複数の構成、及びより高いピーク速度のような利得を提供してよい。
【0027】
CAが使用される複数の実施形態において、クロスキャリアスケジューリングが実行されてよい。一般に、クロスキャリアスケジューリングは、あるサービングセルがスケジューリングセルであり、他のサービングセルがスケジューリングされたセルであるインディケーションを含んでよい。例えば、PCellは、スケジューリングセルであり、SCellがスケジューリングされたセルであってよい。セルが多重の複数のSCellを含む他の実施形態では、第1SCellは、スケジューリングセルであってよく、第2SCellは、スケジューリングされたセルであってよい。これらの実施形態では、スケジューリングされたセルは、UE108からeNB104にデータを送信するために使用されてよく、例えば、PCellのようなスケジューリングセルは、HARQ ACK/NACK情報をeNB104からUE108に送信するために使用されてよい。本明細書は、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルという用語に関する複数の実施形態を続けて議論する。
【0028】
クロスキャリアスケジューリングが使用されるこれらの実施形態では、異なる複数のUL−DLサブフレーム構成は、複数のアップリンクリソースのスペクトル効率に影響を与えるかもしれない。これは、3GGP LTE仕様が、ULデータ送信と、対応するDL ACK/NACK送信との間の少なくとも4つのサブフレームを要求してよいからである。しかし、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルは、異なる複数のUL−DLサブフレーム構成を使用してよいので、スケジューリングされたセルにおける複数のULサブフレームのリソース利用は、完全に効率的でなくてもよく、それゆえ、異なるスケジューリングタイミングを有してよい。スケジューリングタイミングは、セルのUL−DLサブフレーム構成によって指示されたように、セルのための無線フレーム内において、ULサブフレーム、DLサブフレーム又はSサブフレームの特定のタイミング及び構成を参照してよい。スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルのスケジューリングタイミングが異なる場合、より詳細に以下に説明される通り、スケジューリングセルのサブフレームがULサブフレームであってよいのに対して、スケジューリングされたセルの同じサブフレームがDLサブフレームであってよく、又はその逆であってよい。例えばUE108からの、1つのUL−DLサブフレーム構成に従ってスケジューリングされたセルにおけるUL送信は、それゆえ、例えばeNB104からの、スケジューリングセルにおけるACK/NACK送信のための対応するDLサブフレームを有していなくてもよい。
【0029】
図2は、スケジューリングされたセルとスケジューリングセルとの異なるスケジューリングタイミングに起因する非効率なULリソース利用の例を示す。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成は、構成6であってく、3つの通常DLサブフレームD、2つの特別なサブフレームS及び5つのULサブフレームUを有してよい。スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成は、構成4であってよく、7つの通常DLサブフレームD、1つの特別なサブフレームS及び2つのULサブフレームUを有してよい。スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成のPUSCHスケジューリングタイミング(例えば、構成4)が、本実施形態のスケジューリングされたセルにおけるPUSCH送信のために用いられる場合、スケジューリングされたセルにおけるULサブフレーム3だけがアップリンクデータ送信のために用いられてよい。それに応じて、ACK/NACK情報は、実線の矢印によって示されるように、スケジューリングセルのサブフレーム9においてのみ、受信されることができる。スケジューリングセルにおいて対応するスケジューリングサブフレームは、例えば、
図2で示されたスケジューリングセルにおけるサブフレーム8のように、DLサブフレームよりはむしろULサブフレームであってよいので、サブフレーム2は使用できなくてよく、サブフレーム2に関連付けられたULグラント/PHICH情報は、結果として、送信されなくてよい。したがって、スケジューリングされたセルのULリソース効率を50%減らすであろうサブフレーム3のみが有効であってよい。異なる複数の実施形態及び組み合わせは、同様の、それ以上の、又はより少ないリソース効率の低減を有してよい。
【0030】
図3は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成のスケジューリングタイミングを使用するための代替の方法を示す。しかし、
図3に示される通り、サブフレーム3におけるスケジューリングされたセルからのULデータ送信は、スケジューリングセルによって処理されてよく、スケジューリングセルは、実線により図示されたように、次の無線フレームのサブフレーム0におけるDL ACK/NACK送信を送ってよい。しかし、破線で示された通り、例えば、eNB104がUE108からのデータ送信を正しく受信できなかった場合に送信されるNACK情報のような、PHICHチャネルにおけるNACK情報によってトリガーされた非適応再送信のための次に利用可能なUL送信は、スケジューリングセルのスケジューリングタイミングに応じて、サブフレーム4で開始してよい。しかし、スケジューリングセルのタイミングが使用される本実施形態では、サブフレーム4は、DLサブフレームであってよく、したがって、破線によって示された通り、後続のULデータ送信のために利用可能でなくてよい。本実施形態では、次に利用可能なULサブフレームは、次の無線フレームのサブフレーム2まででなくてもよい。HARQプロセスにおけるこの遅延は、ULリソース利用の効率を不必要に下げるかもしれない。
【0031】
図4は、複数のUL−DLサブフレーム構成を調整し、一実施形態によるUL HARQプロセスのためのクロスキャリアスケジューリングされた複数のTDDセルのアップリンク効率を増加するための方法のフローチャートを示す。この方法では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成は、400で識別される。スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成は、次に405で識別される。400及び405における識別は、連続して、又は、実質的に同時に発生してもよいと理解される。スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成を識別した後に、スケジューリングセルのUL RTTは、410において識別されてよい。UL RTTは、HARQプロセスを発生させる時間であってよい。いくつかのUL−DLサブフレーム構成は、10ミリ秒(ms)のRTTであってよい。特に、構成1、2、3、4及び5のようなUL−DLサブフレーム構成は、10msのRTTを有する。これらの構成は、415において、「タイプ1」構成に指定されてよい。例えば構成0−6のような、他の複数のUL−DLサブフレーム構成では、10から13msの間のRTTを有してよく、415において、「タイプ2」構成に指定されてよい。「タイプ1」又は「タイプ2」の指定は、任意の名前で、タイプの名前は、異なる複数の実施形態において、異なってよい。上記の指定は、仕様の残りに用いられてよいが、異なる名前は、ここに記載された方法の代替の複数の実施形態に用いられてよい。
【0032】
スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成がタイプ1に指定された場合、その後、420において、HARQプロセスのスケジューリングタイミングは、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成に続いてよい。代わりに、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成がタイプ2に指定された場合、その後、425において、HARQプロセスのスケジューリングタイミングは、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成に続いてよい。代替の複数の実施形態は、更なる複数のタイプ又は複数のUL−DLサブフレーム構成の異なる複数のタイプの決定方法を有してよい。
【0033】
いくつかの実施形態において、
図4の方法は、eNB104により実行されてよく、他の実施形態において、UE108により実行されてよい。ある複数の実施形態において、当該方法は、UE108及びeNB104の両方により実行され、どのUL−DLサブフレーム構成がHARQプロセスのUL−DL送信に用いるかを、両方の実体が独立して決定することができる。他の複数の実施形態において、UE108は、当該方法を実行してもよく、その後、HARQプロセスにおいて、UL−DL送信のためにどのUL−DLサブフレーム構成を使用すべきかをeNB104に指示する信号をeNB104に送信してもよい。代わりに、eNB104は、当該方法を実行してもよく、その後、HARQプロセスにおいて、UL−DL送信のためにどのUL−DLサブフレーム構成を使用すべきかをUE108に指示する信号をUE108に送信してもよい。UE108により当該方法が実行された場合、その後、上述の通り、eNB104からSIB1を受信し、分析することにより、UE108は、400において、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成を識別し、405において、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成を識別してよい。
【0034】
図5は、
図4に示された方法がアップリンクリソース効率を増加するかもしれないことを示す。本実施形態において、スケジューリングセルは、構成1のようなUL−DLサブフレーム構成を使用していてもよく、スケジューリングされたセルは、構成2のようなUL−DLサブフレーム構成を使用していてもよい。415に関して上述した通り、構成1及び構成2の両方は、タイプ1構成に指定されてよい。したがって、415及び420によれば、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルは、すなわち、構成1のような、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成を使用してよい。
【0035】
図5に示す通り、スケジューリングセル、構成1及びスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成は、UE108からeNB104にサブフレーム2のULデータを送信することができ、スケジューリングセルのサブフレーム6のDLにおいて、対応するACK/NACK信号をeNB104から受信することができる。セパレートHARQプロセスは、サブフレーム7においてUE108からeNB104にULデータを送信することができ、スケジューリングセルの次の無線フレームのサブフレーム1において、eNB104からの対応するACK/NACK信号を受信することができてよい。
【0036】
図6は、代替の実施形態を示す。
図6では、スケジューリングセルは、構成0のようなUL−DLサブフレーム構成を使用していてよく、スケジューリングされたセルは、構成1のようなUL−DLサブフレーム構成を使用していもよい。415に関して上述した通り、構成0は、タイプ2構成を指定され、構成1は、タイプ1構成であってよい。したがって、415及び425に従って、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルは、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成(構成1)を使用してよい。
【0037】
図6は、スケジューリングされたセルが、サブフレーム2において、UE108からeNB104にULデータを送信することができ、スケジューリングセルのサブフレーム6において、対応するACK/NACK信号をeNB104から受信できてよいことを示す。セパレートHARQプロセスは、同様に実行されてよく、UE108は、スケジューリングされたセルのサブフレーム7においてULデータを送信し、スケジューリングセルの次の無線フレームのサブフレーム1において、対応するACK/NACK信号をeNB104から受信する。
【0038】
図5及び
図6に関して、上述した複数の実施形態は、例示である。代替の複数の実施形態は、複数のUL−DLサブフレーム構成の異なる組み合わせに関して、
図4に記載された方法の論理に従ってよい。
【0039】
図7は、クロスキャリアスケジューリングされた複数のTDDセルのHARQプロセスにおけるアップリンク効率を増加させるための代替の実施形態の方法を示す。スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成は、700及び705において、それぞれ識別されてよい。その後、710において、参照UL−DLサブフレーム構成が識別されてよい。いくつかの実施形態において、参照UL−DLサブフレーム構成は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成と同じであってよい。他の複数の実施形態では、参照UL−DLサブフレーム構成は、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成と同じであってよい。更に他の複数の実施形態では、参照UL−DLサブフレーム構成は、スケジューリングセル又はスケジューリングされたセルのいずれかのUL−DLサブフレーム構成と異なってよい。いくつかの実施形態では、多重の複数の参照UL−DLサブフレーム構成が、識別されてよい。
【0040】
一般的に、参照UL−DLサブフレーム構成は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成と、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成との比較を通して、710において識別されてよい。特に、当該方法がeNB104により実行された場合、その後、eNB104は、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成と、eNB104のメモリに記憶されるであろうテーブルとを比較してよい。いくつかの実施形態では、テーブルは、eNB104と通信可能に接続されたサーバ又は他のデバイスに記憶されてよい。テーブルは、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成の1つ又は両方に基づいて、参照UL−DLサブフレーム構成を識別してよい。その後、eNB104は、RRC信号伝達を介して、参照UL−DLサブフレーム構成をUE108と通信してよい。
【0041】
代替の実施形態において、上述したように、UE108は、例えば、PDSCH上の信号において受信されたSIB1における情報として、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成のインディケーションをeNB104から受信してよい。その後、UE108は、HARQプロセスのためにどの参照UL−DLサブフレーム構成を使用すべきかを決定するために、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成のうち1つ又は両方を比較するテーブルを参照する。いくつかの実施形態では、テーブルは、UE108のメモリに格納されてよい。他の複数の実施形態では、テーブルは、UE108に通信可能に接続された外部メモリ又はサーバのような他のデバイス上に格納されてよい。
【0042】
図8は、
図7において上述された方法に従って、HARQプロセスのための参照UL−DLサブフレーム構成を決定するために使用されてよいテーブルの例示となる実施形態を示す。特に、
図8のテーブルの第1列は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成を示す。
図8のテーブルの第2列は、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成を示す。
図8のテーブルの第3列は、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成のために使用されてよい参照UL−DLサブフレーム構成を示す。
【0043】
図8の実施形態では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が0であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が1、3、4、又は6である場合、又は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が1であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が3又は6である場合、参照UL−DLサブフレーム構成は6である。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が0であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が2又は5である場合、又は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が1であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が4又は5である場合、参照UL−DLサブフレーム構成は1である。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が2であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が3、4又は6である場合、参照UL−DLサブフレーム構成はスケジューリングされたセル構成である。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が2であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が5である場合、参照UL−DLサブフレーム構成は5又は1である。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が6であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が1、2、4又は5である場合、参照UL−DLサブフレーム構成は1である。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が6であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が3である場合、参照UL−DLサブフレーム構成は6である。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が3又は4であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が0である場合、参照UL−DLサブフレーム構成は0である。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が3であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が1である場合、又は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が3又は4であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が6である場合、参照UL−DLサブフレーム構成は6である。スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が4であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が1である場合、又は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が3又は4であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が2である場合、参照UL−DLサブフレーム構成は1又は6である。
【0044】
図8のテーブルの第4列は、本実施形態において示された複数の参照構成を使用することにより達成されるであろうアップリンクリソース効率を示す。例えば、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成は、1に等しくなり、それから、75%のアップリンクリソース効率となり、又はスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成1の複数のULサブフレームの75%は、HARQプロセスに使用可能である。同様に、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成は、1に等しくなり、それから、同様にアップリンクリソース効率は75%になってよい。本実施形態において、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成は、0に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成は3に等しくなり、それから、アップリンクリソース効率は66%となってよい。本実施形態のスケジューリングセル及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成の他の組み合わせにおいて、アップリンクリソース効率は100%に達する。他の実施形態において、どの参照UL−DLサブフレーム構成が使用されるかに応じて、異なる組み合わせのために、アップリンクリソース効率は高くなったり、低くなったりしてよい。
【0045】
図9は、一実施形態に応じた参照セルのUL−DLサブフレーム構成の使用を示す。本実施形態において、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成は0である。スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成は2である。
図8のテーブルに示されたように、参照UL−DLサブフレーム構成は、その後、1になってよい。
図9に示されたように、UE108は、参照UL−DLサブフレーム構成を使用して、スケジューリングされたセルのサブフレーム2において、ULデータを送信してよく、スケジューリングセルのサブフレーム6においてDL ACK/NACK信号をeNB104から受信してよい。セパレートHARQプロセスは、同様に発生してよく、UE108は、スケジューリングされたセルのサブフレーム7において、ULデータを送信し、スケジューリングセルの後続の無線フレームのサブフレーム2において、DL ACK/NACK信号を受信する。本実施形態において、
図8のテーブルに示された通り、スケジューリングされたセルのULリソースの100%は利用されてよい。
【0046】
図10は、
図7において上述された方法に応じたHARQプロセスのための参照UL−DLサブフレーム構成を決定するのに使用されてよいテーブルの例示の実施形態を示す。特に、
図10のテーブルの第1列は、スケジューリングセル及びスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成に依存する、参照UL−DLサブフレーム構成の複数の設定を示す。第2列は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成を示す。
図10のテーブルの第3列は、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成を示す。
図10のテーブルの第4列は、スケジューリングされたセルのPUSCH HARQタイミングの決定のために使用されてよい参照UL−DLサブフレーム構成を示す。
【0047】
第1設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が1に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が2、4、又は5に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しい。第1設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が2に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が5に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は2に等しい。第1設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が3に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が4又は5に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しい。第1設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が4に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が5に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい。
【0048】
第2設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が1、2、3又は4に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は6に等しい。第2設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が3又は4に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は0に等しい。第2設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が4に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が1に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しい。
【0049】
第3設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が2に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が3に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しい。第3設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が2に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が4に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい。
【0050】
第4設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が6に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が0に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は0に等しい。第4設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が0又は6に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が1、2、又は5に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は1に等しい。第4設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が0又は6に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が3に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は3に等しい。第4設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が0に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が6に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は6に等しい。第4設定では、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が6に等しく、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が4に等しい場合、参照UL−DLサブフレーム構成は4に等しい。
【0051】
図7の方法は、例えば、
図10のテーブルに示された単に設定1のような単一の設定を使用してよく、当該方法は、710において参照UL−DLサブフレーム構成を識別するための2又はそれ以上の設定の組み合わせを使用してもよい。いくつかの実施形態では、
図10で示されていない、複数の参照UL−DLサブフレーム構成、スケジューリングセルの複数のUL−DLサブフレーム構成及びスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成の追加の組み合わせが、
図10において示されたこれらの組み合わせにおいて使用されてよい。例えば、追加の複数の実施形態は、
図8又は
図10において示されていないスケジューリングセル又はスケジューリングされたセルの複数のUL−DLサブフレーム構成の組み合わせのための複数の参照UL−DLサブフレーム構成を含んでよい。
【0052】
図10のテーブルは、
図4の方法及び
図8のテーブルの両方の要素を含むことが分かるであろう。例えば、
図4の要素420において上述されたように、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成がタイプ1構成である場合、
図10のテーブルは、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成の使用を、参照UL−DLサブフレーム構成として示す。例えば、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が1であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が2である場合、
図10のテーブルは、1のUL−DL参照構成が使用されてよいことを示す。同様に、
図4の要素425において上述されたように、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成がタイプ2である場合、
図10は、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成の使用を、参照UL−DLサブフレーム構成として示す。例えば、
図10のテーブルは、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が6であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が4である場合、4のUL−DL参照構成が使用されてよいことを示す。同様に、
図8のテーブルに示される通り、
図10は、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が3であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が6である場合、6のUL−DL参照構成が使用されてよいことを示す。
図10のいくつかの組み合わせは、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成が1であり、スケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成が4である場合、例えば、1のUL−DL参照サブフレーム構成の使用は、
図8のテーブルと
図4の方法の両方に対応する。
【0053】
他の実施形態では、
図8若しくは
図10に示され、又は
図4の方法により導出される、参照アップリンク−ダウンリンク構成、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成、及びスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成のより少ない又は異なる組み合わせを使用してよい。これらの実施形態は、
図8若しくは
図10に示されておらず、又は
図4の方法により導出されない、参照アップリンク−ダウンリンク構成、スケジューリングセルのUL−DLサブフレーム構成及びスケジューリングされたセルのUL−DLサブフレーム構成の追加の組み合わせを含んでよい。
【0054】
ここで開示されるeNB104及びUE108は、要求通りに設定するための、適当なハードウェア及び/又はソフトウェアを使用するシステムに組み入れられてよい。
図11は、一実施形態において、1つ又はそれ以上のプロセッサ1104、少なくとも一つのプロセッサ1104に接続されたシステム制御ロジック1108、システム制御ロジック1108に接続されたシステムメモリ1112、システム制御ロジック1108に接続された不揮発性メモリ(NVM)/ストレージ1116、及びシステム制御ロジック1108に接続されたネットワークインタフェース1120を備える例示のシステム1100を説明する。
【0055】
プロセッサ1104は、1つ又はそれ以上のシングルコアプロセッサ又はマルチコアプロセッサを含んでよい。プロセッサ1104は、複数の汎用プロセッサ及び複数の専用プロセッサ(例えば、グラフィクスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、ベースバンドプロセッサ等)の任意の組み合わせを含んでよい。UE108を実行するシステム1100のある実施形態では、プロセッサ1104は、プロセッサモジュール152を含んでよく、さまざまな実施形態に沿って、
図2から
図9の実施形態を実行してよい。システム1100がeNB104を実行する実施形態では、プロセッサ1104は、プロセッサモジュール128を含んでよく、UE108によって送信されたHARQ ACK/NACK情報を復号化してよい。
【0056】
一実施形態のためのシステム制御ロジック1108は、システム制御ロジック1108との通信において、プロセッサ1104及び/又は適当なデバイス又はコンポーネントの少なくとも一つと適当なインターフェースを提供するべく、適当な複数のインターフェースコントローラを含んでよい。
【0057】
一実施形態に係るシステム制御ロジック1108は、1つ又はそれ以上のメモリコントローラを含み、システムメモリ1112へのインターフェースを提供してよい。システムメモリ1112は、例えば、システム1100のために、データ及び/又は命令をロードし、及び格納するために使用されてよい。一実施形態において、システムメモリ1112は、例えば、適当なダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)のような、適当な揮発性メモリを含んでよい。
【0058】
NVM/ストレージ1116は、データ及び/又は複数の命令を格納する1つ又はそれ以上の、例えば、タンジブル、一時的でないコンピュータ可読媒体を含んでよい。NVM/ストレージ1116は、フラッシュメモリのような、適当な不揮発性メモリを含んでよく、例えば、及び/又は、1つ又はそれ以上のハードディスクドライブ(HDD)、1つ又はそれ以上のコンパクトディスク(CD)、及び/又は1つ又はそれ以上のデジタル多目的ディスク(DVD)ドライバのような適当な揮発性記憶デバイスを含んでよい。
【0059】
NVM/ストレージ1116は、システム1100がインストールされたデバイスの物理的な一部である格納リソースを含んでよく、又は一部である必要はないが、デバイスによってアクセス可能であってよい。例えば、NVM/ストレージ1116は、ネットワークインタフェース1120を介して、ネットワーク上でアクセスされてよい。
【0060】
システムメモリ1112及びNVM/ストレージ1116は、特に、命令1124の一時的及び持続的な複数のコピーをそれぞれ含んでよい。命令1124は、ここで開示されたように、少なくとも一つのプロセッサ1104によって実行された場合、システム1100が、方法400及び700のうち1つ又は両方を実行する命令を含んでよい。いくつかの実施形態では、命令1124又はそのハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアコンポーネントは、追加的に又は代替的にシステム制御ロジック1108、ネットワークインタフェース1120及び/又はプロセッサ1104において格納されてよい。
【0061】
ネットワークインタフェース1120は、システム1100の無線インターフェースを提供するためのトランシーバ1122を有し、1つ又はそれ以上のネットワーク及び/又は他の適切なデバイスを用いて通信してよい。トランシーバ1122は、受信機モジュール144及び/又は送信機モジュール148を実装してよい。様々な実施形態において、トランシーバ1122は、システム1100の他のコンポーネントと統合されてよい。例えば、トランシーバ1122は、プロセッサ1104のプロセッサ、システムメモリ1112のメモリ及びNVM/ストレージ1116のNVM/ストレージを含んでよい。ネットワークインタフェース1120は、適当なハードウェア及び/又はファームウェアを含んでよい。ネットワークインタフェース1120は、複数のアンテナを含み、多重入力、多重出力無線インターフェースを提供してよい。一実施形態に係るネットワークインタフェース1120は、例えば、ネットワークアダプター、ワイヤレスネットワークアダプター、テレフォンモデム及び/又は無線モデムを含んでよい。
【0062】
一実施形態によると、少なくとも一つのプロセッサ1104は、システム制御ロジック1108の1つ又はそれ以上のコントローラのための論理回路と共にパッケージ化されてよい。一実施形態によると、少なくとも一つのプロセッサ1104は、システムインパッケージ(SIP)を形成するために、システム制御ロジック1108の1つ又はそれ以上のコントローラのための論理回路と共にパッケージ化されてよい。一実施形態によると、少なくとも一つのプロセッサ1104は、システム制御ロジック1108の1つ又はそれ以上のコントローラのための論理回路と同一ダイ上で統合されてよい。一実施形態によると、少なくとも一つのプロセッサ1104は、システムオンチップ(SoC)を形成するために、システム制御ロジック1108の1つ又はそれ以上のコントローラのための論理回路と同一ダイ上で統合されてよい。
【0063】
システム1100は、更に、入出力(I/O)装置1132を含んでよい。入出力装置1132は、ユーザとシステム1100とのやりとりを可能にするように指定された複数のユーザインターフェース、周辺コンポーネントとシステム1100とのやりとりを可能にするように指定された複数の周辺コンポーネントインターフェース及び/又はシステム1100に関連する環境状況及び/又は位置情報を決定するように指定された複数のセンサを含んでよい。
【0064】
様々な実施形態において、複数のユーザインターフェースは、これらには限られないが、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ等)、スピーカー、マイクロホン、1つ又はそれ以上のカメラ(例えば、スチールカメラ及び/又はビデオカメラ)、フラッシュライト(例えば、発光ダイオードフラッシュ)及びキーボードを含むことができる。
【0065】
様々な実施形態において、複数の周辺コンポーネントインターフェースは、これらに限られないが、不揮発性メモリ、オーディオジャック及び電源供給インターフェースを含んでよい。
【0066】
様々な実施形態において、複数のセンサは、これらには限られないが、ジャイロセンサ、加速度計、近接センサ、環境光センサ及び測位ユニットを含んでよい。測位ユニットは、ネットワークインタフェース1120の一部であってよく、又は、ネットワークインタフェース1120とやりとりし、例えば、グローバルポジショニングシステム(GPS)衛星のようなポジショニングネットワークの複数のコンポーネントと通信してよい。
【0067】
様々な実施形態において、システム1100は、これらに限定されないが、ラップトップコンピューティングデバイス、タブレットコンピューティングデバイス、ネットブック、携帯電話等のようなモバイルコンピューティングデバイスであってよい。様々な実施形態において、システム1100は、それより多い又は少ないコンポーネント、及び/又は異なるアーキテクチャーを有してよい。
【0068】
説明のために、ここに、いくつかの実施形態が説明され、記載されているが、同一の目的を達成するために計算された多種多様な代替の及び/又は同等の実施形態もしくは実装は、本発明の開示の範囲を逸脱することなく示され、開示された実施形態のと置き換えられてよい。このアプリケーションは、ここに説明された実施形態の任意の適応又は変更をカバーするように意図されている。したがって、ここに記載された実施形態は、請求項及びそれと同等のものによってのみ限定されてよいことが明示的に意図されている。