(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第3のICデバイスを形成する段階に関連する最大処理温度は、前記第1のICデバイスを形成する段階に関連する最大処理温度より高い、請求項12に記載の方法。
前記第1のICデバイスを形成する段階に関連する最大処理温度は、前記第2のICデバイスを形成する段階に関連する最大処理温度より高い、請求項15に記載の方法。
前記第1のICデバイスおよび前記第2のICデバイスに関連する複数のコンタクトが、実質的に同じ平面に配置されるように、前記第1のICデバイスおよび前記第2のICデバイスに関連する複数のトランジスタへの複数の電気的接続を形成する段階を更に備える、請求項9から14のいずれか一項に記載の方法。
前記第1の半導体材料および前記第2の半導体材料は両方とも、シリコン(Si)、インジウムガリウム亜鉛酸化物(IGZO)、および窒化ガリウム(GaN)を含むリストから選択される、請求項9に記載の方法。
前記第2のICデバイスを形成するべく前記第1の半導体材料を加工する段階は、前記第1のICデバイスを、マスク処理を用いてパターニングする段階を含む、請求項10から14のいずれか一項に記載の方法。
前記第1のICデバイスは、ディスプレイを含み、前記第2のICデバイスは、シリコンベースロジックまたは窒化ガリウムベース無線デバイスのうち1つを含む、請求項21に記載のフレキシブルコンピューティングデバイス。
【発明を実施するための形態】
【0004】
本開示の複数の実施形態は、複数のマルチデバイスSOCおよび複数のマルチデバイスSOCを製造する複数の方法を含む。異なる複数の半導体層を連続的に加工することで、全てのデバイスが同じチップ上に形成されるマルチデバイスSOCを作成することが可能であり得る。これは、複数の異なるデバイス間における複数のより直接的な接続を可能にし得、様々なデバイスの複数のコンタクトが同じ平面上に通常、配置されることを可能にし得る。故に、全てのデバイスの複数のトランジスタ接続が、共通の裏面を共有してよい。
【0005】
以下の説明において、複数の例示的な実装の様々な態様が、当業者が他の当業者に彼らの研究の本質を伝えるべく、一般に使用される用語を用いて説明されるであろう。しかしながら、本開示の複数の実施形態は、記載される複数の態様のうちのいくつかのみを用いて実施され得ることが、当業者には明らかであろう。説明を目的として、複数の例示的な実装の十分な理解を提供すべく、特定の複数の番号、複数の材料、および複数の構成が明記される。しかしながら、本開示の複数の実施形態は、複数の具体的な詳細がなくても実施され得ることが、当業者には明らかであろう。他の複数の例において、複数の例示的な実装を不明瞭にしないようにするべく、周知の複数の特徴は省略または簡略化されている。
【0006】
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する複数の添付の図面に対して参照がなされ、全体において、同様の番号が同様の複数部分を示し、本開示の主題が実施され得る複数の実施形態が、例示として示される。 複数の他の実施形態が用いられてよく、構造的または論理的な複数の変更が、本開示の範囲を逸脱することなくなされてよいことは理解されるべきである。従って、以下の詳細な説明は、限定的な意味に取られるべきではなく、複数の実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって定義される。
【0007】
本開示の目的のために、「Aおよび/またはB」という語句は、(A)、(B)、または(AおよびB)を意味する。本開示の目的のために、「A、B、および/またはC」という語句は、(A)、(B)、(C)、(AおよびB)、(AおよびC)、(BおよびC)、または(A、BおよびC)を意味する。
【0008】
本説明は、上/下、内/外、上方/下方等の視点ベースの記載を用いることがある。そのような記載は、ただ議論を容易にするために用いられるに過ぎず、本明細書に記載の複数の実施形態の用途を、任意の特定の方向に限定することは意図されていない。
【0009】
本記載は、「実施形態において」、「複数の実施形態において」、または「いくつかの実施形態において」という語句を用いてよいが、これらの各々は、同じまたは異なる実施形態のうち1または複数を指してもよい。更に、本開示の複数の実施形態に関して使用されるとき、「備える」、「含む」、「有する」等の用語は同義語である。
【0010】
「に結合される」という用語が、その派生語と共に、本明細書で用いられることがある。「結合される」は、以下のうち1または複数を意味し得る。「結合される」は、2またはそれより多くの要素が、直接物理的または電気的に接触することを意味してよい。しかしながら、「結合される」は、また、2またはそれより多くの要素が、互いに間接的に接触するが、それでもさらに互いに協働または相互作用することも意味してよく、1または複数の他の要素が、互いに結合されると言われている複数の要素間で結合または接続されることを意味してもよい。「直接結合される」という用語は、2またはそれより多くの要素が直接接触していることを意味し得る。
【0011】
様々な実施形態において、「第2の特徴部の上に、形成される、堆積される、またはそうでなければ配置される第1の特徴部」という語句は、第1の特徴部が第2の特徴部の上に形成、堆積、または配置され、第1の特徴部の少なくとも一部が第2の特徴部の少なくとも一部と直接接触(例えば、直接物理的および/または電気的に接触)すること、または、間接的に接触(例えば、第1の特徴部および第2の特徴部の間の1または複数の他の特徴部を有する)することを意味してもよい。
【0012】
本明細書において用いられるように、「モジュール」という用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、システムオンチップ(SOC)、1または複数のソフトウェアまたはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ(共有、専用、またはグループ)および/またはメモリ(共有、専用、またはグループ)、組み合わせロジック回路、および/または記載される機能性を提供する他の複数の適切なコンポーネントを指すか、これらの一部であるか、またはこれらを含んでよい。
【0013】
図1は、従来のアセンブリ技術によるフレキシブルマルチデバイスシステム100を示す。システム100は、3つの集積回路(IC)デバイス112、114および116を含んでよい。ICデバイスは、任意のタイプのICデバイスを含んでよく、シリコン(Si)論理デバイス、インジウムガリウム亜鉛酸化物(IGZO)ディスプレイデバイス、および窒化ガリウム(GaN)無線デバイスを1つずつ含んでよい。各ICデバイスは、1または複数のトランジスタを含んでよい。システム100に示される配置において、デバイス112、114および116は、周知の加工技術に従って別個に製造される。
【0014】
製造後、デバイス112、114および116は、フレキシブルマルチデバイスシステム100を形成するべく、移動されフレキシブル基板110に取り付けられてよい。接続122および124は、複数のデバイスを互いに電気的に結合させるべく、デバイス112、114、116の間で形成されてよい。システム100の配置において、デバイス112、114および116は、概して同じ平面において横方向に間隔が開けられ、デバイス間に形成される接続122、124もまた同じ平面にある。
【0015】
図2は、いくつかの実施形態に従って、デバイスの製造前の多層スタック200を示す。スタック200は、屈曲可能な基板202を含んでよい。屈曲可能な基板は、フレキシブルなガラス材料、ポリマー材料、または別の適切なフレキシブル基板材料であってもよい。いくつかの実施形態において、スタックは、従来のシリコン基板上で加工されてよく、次に、複数のデバイスが形成された後、フレキシブル基板に移動させられてよい。層間絶縁膜(ILD)材料の第1の層204が、基板202上に堆積されてよい。第1の半導体層206が、ILD材料の第1の層204の上に堆積されてもよい。いくつかの実施形態において、第1の半導体材料は、ディスプレイデバイスを形成するのに用いられることになっているインジウムガリウム亜鉛酸化物(IGZO)であってよい。
【0016】
スタック200は、また、半導体材料の第1の層206上に堆積されたILD材料の第2の層208を含んでよい。半導体材料の第2の層210は、ILD材料の第2の層208上に堆積されてよい。半導体材料の第2の層210は、論理デバイスを形成するのに用いられることになっているシリコン(Si)層を含んでよい。
【0017】
スタック200は、半導体材料の第2の層210上に堆積されたILD材料の第3の層212を更に含んでよい。半導体材料の第3の層214は、ILD材料の第3の層212上に堆積されてよい。半導体材料の第3の層は、無線デバイスを形成するのに用いられることになっているGaN層を含んでよい。半導体材料の第3の層は、いくつかの実施形態においてGaNよりもむしろ、他のIII‐V半導体材料を含んでよい。
【0018】
半導体材料の3個の層206、210および214が示されるが、以下で説明されるように、形成されることになっている複数のデバイスに基づいて、任意の数の半導体材料の層がスタックにおいて用いられてもよい。いくつかの実施形態において、半導体材料の層206、210および214は、最大処理温度の順で配置されてもよい。以下で説明されるように、これは、スタックにおける材料の他の複数の層が、より下の複数の層(基板に近いもの)を、複数の上層(基板からより遠いもの)の加工に関連する高い処理温度から保護することを可能にし得る。これは、スタックにおける複数の他の層に対する損傷を阻止しながら複数のICデバイスを形成するべく、最大処理温度の順における複数の層の連続的な処理を可能としてよい。さらに、スタック200は、いくつかの実施形態において、同じ半導体材料の複数の層を含んでよい。いくつかの実施形態において、スタック200は、また、アモルファスシリコン(Si)の1または複数の層を含んでもよい。例えば、アモルファスSiの層は、基板202とIGZO層206との間、またはIGZO層206とSi層210との間に含まれてよい。そのようなアモルファスSi層は、層間絶縁膜材料の1または複数の層によって他の複数の半導体層から隔たれてよい。これらの層は、電力を他の複数のICデバイスに提供するのに用いられ得る複数の太陽電池またはバッテリを形成するべく加工されてよい。他の複数の半導体層と同様に、そのような複数の層は、太陽電池および/またはバッテリまたは他の複数の電源装置を製造することに関連する処理温度に従って、スタック200に配置されてよい。
【0019】
図3は、いくつかの実施形態に従って、マルチデバイスSOC300を示す。SOC300は、多層スタック200を処理することで形成されてよい。SOC300は、GaNベースの無線デバイス314を含んでよい。GaN無線デバイス314は、周知の加工技術に従って、スタック200の半導体層214を加工することで形成されてよい。GaN無線デバイス314は、
図5を参照して以下でより詳細に説明されるように、任意の数の通信プロトコルに従って無線機能を提供してよい。GaN無線デバイス314として示されるが、他の複数のデバイスがGaN層から形成されてよく、GaN以外の他の複数の材料が、層214において、後にデバイス314において用いられてもよい。GaN無線機314を形成することに関連する最大処理温度は、後に続く複数のデバイスを形成することに関連する最大処理温度よりも高くてよい。GaN無線機314は、Si論理デバイス310およびIGZOディスプレイデバイス306の前に形成されてよい。
【0020】
SOC300は、GaN無線デバイス314に含まれる複数のトランジスタ用の複数の電気的コンタクトを含んでよい。これらは、エミッタコンタクト322、ベースコンタクト324、およびコレクタコンタクト326を含んでよい。各コンタクトの単一の例が(明確性のために)示されるが、GaN無線機314の構造に応じて任意の数のコンタクトが含まれてもよい。以下で説明されるように複数のICデバイスの各々に対する複数のコンタクトは、共通の製造スキームを通して形成されてよく、SOCの共通の裏面に配置されてよい。
【0021】
SOC300は、GaN無線機314をSi論理デバイス310から分離するILD層312を含んでよい。Si論理デバイス310は、スタック200の半導体層210から形成されてよい。Si論理デバイス310は、周知の技術に従って形成されてもよい。Si論理デバイス310を形成するとき、前もって形成されたGaN無線デバイス314は、マスキングされてよい。Si論理デバイス310の形成は、マスクを用いてGaN無線機の複数の部分をパターニングすることを含んでもよい。Si論理デバイス310の形成は、Si層210を露出するべくGaN層214およびILD層212の複数の部分を除去することを含んでもよい。いくつかの実施形態において、Si論理デバイス310は、プロセッサ、メモリ、またはプロセッサおよびメモリの組み合わせを含んでよい。ILD層308は、Si論理デバイス310をIGZOディスプレイデバイス306から分離してよい。Si論理デバイス310の製造に関連する最大処理温度は、GaN無線デバイス314の形成に関連する最大温度未満であってよいが、IGZOディスプレイデバイス306の形成に関連する最大処理温度より高くてよい。
【0022】
GaN無線機314と同様に、Si論理デバイス310は、エミッタコンタクト332、ベースコンタクト334、およびコレクタコンタクト336等の複数の電気的コンタクトを含んでよい。各コンタクトの単一の例が(明確性のために)示されるが、Si論理デバイス310の構造に応じて任意の数のコンタクトが含まれてもよい。
【0023】
SOC300は、IGZOディスプレイデバイス306もまた含んでよい。Si論理デバイス310と同様に、IGZOディスプレイデバイス306は、IGZOを加工するための複数の周知の工程によって形成されてよい。IGZOディスプレイデバイス306の形成は、GaN無線機314および/またはSi論理デバイス310の複数の部分をマスキングすることを含んでよい。いくつかの実施形態において、GaN層および/またはSi層の複数の部分は、IGZOディスプレイデバイス306を形成するときに除去されてよい。IGZOディスプレイデバイス306の形成に関連する最大処理温度は、GaN無線デバイス314またはSi論理デバイス310のいずれかの形成に関連する最大温度未満であってよい。SOC300は、IGZOディスプレイデバイス306を基板302から分離するILD層304を含んでよい。
【0024】
上記で説明された複数のデバイスと同様に、IGZOディスプレイデバイス306は、エミッタコンタクト342、ベースコンタクト344、およびコレクタコンタクト346等の複数の電気的コンタクトを含んでよい。各コンタクトの単一の例が(明確性のために)示されるが、IGZOディスプレイデバイス306の構造に応じて任意の数のコンタクトが含まれてもよい。
【0025】
SOC300は、いくつかの実施形態において、屈曲可能な基板302の上に直接形成されてよい。他の複数の実施形態において、様々なデバイス314、310、306は、多層スタック200が比較的強固な基板(Si基板等)に取り付けられる間に形成され、次に、製造後、屈曲可能な基板302の上へと移動させられてよい。3個の異なるICデバイスが示されるが、SOC300は、より多い、またはより少ないICデバイスを有してもよい。SOCは、また、単一タイプの複数のデバイスを1より多く含んでもよい。これは、単一の材料層において複数のデバイスを形成すること(例えば、Si層210内に複数のプロセッサを形成すること)で、または同じ材料の複数の層を含み、別々のデバイスを形成するべくそれらを別個に加工することで、達成され得る。
【0026】
SOC300は、従って、全てのICデバイス(306、310、314)が共通のチップ上に配置された多層デバイスを提供し得る。このように、複数のデバイスの全てに対する接続が、共通の処理において形成されてよく、そうすることにより、単一の金属化工程のみが、複数のデバイスのための複数のコンタクトを形成するべく必要とされる。更に、複数のデバイスの全ての複数のコンタクトは、SOC300の共通の裏面に配置されてもよい。
【0027】
いくつかの実施形態において、屈曲可能な基板302は、繊維材料であってもよく、そうすることにより、SOC300は衣服または別の形態のウェアラブルデバイス内に組み込まれてよい。いくつかの実施形態において、屈曲可能な基板302は、SOC300を衣服または別の形態のウェアラブルデバイス内に組み込むべく、繊維材料に取り付けられてよい。
【0028】
いくつかの実施形態において、SOC300は、更に、バッテリ、太陽電池、または別の電源を含んでよい。電源は、様々なICデバイスに結合されて、それらに電力を提供してよい。いくつかの実施形態において、電源は、スタック200を参照して前に説明されたようにアモルファスシリコンの層等から、デバイスの層として形成されてよい。
【0029】
図4は、いくつかの実施形態に従って、マルチデバイスSOCを製造する方法400を示す。方法400は、402で基板の上に第1の半導体材料を堆積させる段階から開始してよい。任意の適切な技術が、この工程を実行するのに用いられてよい。これは、基板の上に直接第1の半導体材料を堆積させる段階、または半導体材料と基板との間の層(ILD材料の層等)の上に第1の半導体を堆積させる段階を含んでよい。
【0030】
方法400は、404で第1の半導体材料の上に誘電材料の層を堆積させる段階を続けてよい。任意の適切な技術が、この工程を実行するのに用いられてよい。これは、半導体材料の上に直接誘電材料を堆積させる段階を含んでよく、またはそれは、半導体材料と直接的または間接的に接触している層に誘電材料を堆積させる段階を含んでよい。
【0031】
方法400は、406で第2の半導体材料を誘電材料の上に堆積させる段階を続けてよい。任意の適切な技術が、この工程を実行するのに用いられてよい。これは、誘電体層の上または第2の半導体材料と誘電体層との間の層の上に直接的に、第2の半導体材料を堆積させる段階を含んでよい。
【0032】
概して、工程402から406は、スタック製造工程としてみなされてよく、今後の加工のために多層スタックを形成する段階を含んでもよい。これは、
図2のスタック200等のスタックを形成する段階に対応し得る。2つの半導体材料層のみが説明されるが、任意の数(例えば、
図2に3個の半導体層が示される)が用いられてもよい。工程404および406は、追加の複数の半導体層を有するスタックを形成するべく繰り返されてもよい。いくつかの実施形態において、半導体層の数は、製造されることになっているICデバイスの数に対応してよい。いくつかの実施形態において、複数のICデバイスは、単一の半導体材料層内で製造されてよい。
【0033】
方法400は、第1のICデバイスが、第2の半導体材料を加工することで形成される408で続けてよい。任意の適切な技術が、第1のICデバイスを形成するのに用いられてよい。この工程は、ICデバイス製造に関連する複数のサブ工程を含んでよい。複数の特定のサブ工程は、加工される半導体材料および形成されるICデバイスのタイプに応じて変わるであろう。一般的に、複数の層は、下から上へ堆積され、スタックを築き上げ、次に続いて上から下に加工される。このように、最後に堆積された層が、最初に加工される層であってよい。いくつかの実施形態において、複数の層は、(最大処理温度等)より高い処理温度に関連する複数の加工工程が、より低い処理温度に関連する複数の加工工程の前に完了し得るように、配置され得る。このように、最も上の(基板から最も遠い)半導体層は、最高処理温度に関連付けられ得る一方、最も下の(基板に最も近い)半導体層は、最低処理温度に関連付けてよい。複数の介在層は、より上方の半導体層を加工することに関連する高い処理温度から、(より低い処理温度に関連する)より下方の半導体層を保護し得る。
【0034】
方法400は、第2のICデバイスが第1の半導体材料を加工することで形成される410で続けてよい。任意の適切な技術が、第2のICデバイスを形成するのに用いられてよい。この工程は、ICデバイス製造に関連する複数のサブ工程を含んでよい。複数の特定のサブ工程は、加工される半導体材料および形成されるICデバイスのタイプに応じて変わるであろう。上述したように、工程410に関連する最大処理温度は、工程408に関連する最大処理温度未満であってよい。
【0035】
2つの加工工程408、410のみが示される一方で、任意の数の加工工程が用いられてもよい。上記で説明したように、2個を上回る半導体材料の層が用いられてもよい。いくつかの実施形態において、少なくとも1つの加工工程が、各半導体層に関連付けられてよく、そこからICデバイスを形成する。いくつかの実施形態において、1より多くの加工工程が、単一の層内で複数のICデバイスを形成するべく、単一の半導体層に関連付けられてよい。いくつかの実施形態において、複数の異なるICデバイスを形成するべく複数の異なる加工工程を実行するよりもむしろ、単一の加工工程を介して単一の層において複数のICデバイスを同時に形成することが可能であってよい。
【0036】
複数のICデバイスの全てが形成された後、金属化処理が、複数の異なるICデバイスへの複数の電気接続を形成するのに用いられてもよい。これは、
図3を参照して前に説明されたもの等、複数のコンタクトを形成する段階を含んでよい。このように、単一の金属化プロセスが、複数のICデバイスの全てに対するコンタクトを形成するのに用いられてよい。これは、また、複数のコンタクトの全てがSOCの共通の裏面に配置されることも可能にしてよい。
【0037】
本開示の複数の実施形態は、任意の適切なハードウェアおよび/またはソフトウェアを用いて、所望の構成となるようにシステムに実装されてもよい。
図5は、いくつかの実施形態に従って、本明細書において記載されるようなSOCアセンブリ(例えば、
図3のSOC300)を含むコンピューティングデバイス500を模式的に示す。コンピューティングデバイス500は、マザーボード502等のボードを収容するハウジングを含んでよい。マザーボード502は、限定されないが、プロセッサ504および少なくとも1つの通信チップ506を含む多数のコンポーネントを含んでもよい。プロセッサ504は、物理的かつ電気的にマザーボード502に結合されてよい。いくつかの実装において、少なくとも1つの通信チップ506もまた、物理的かつ電気的にマザーボード502に結合されてよい。複数のさらなる実装において、通信チップ506がプロセッサ504の一部であってよい。いくつかの実施形態において、コンピューティングデバイス500の複数の部分が、複数の異なるフレキシブルSOCを包含してよい。いくつかの実施形態において、複数のコンポーネントの全てが、単一のフレキシブルSOC内に組み込まれてよい。故に、いくつかの実施形態において、マザーボード502は、フレキシブルデバイスであってもよい。示されるように、通信チップ506に加えて、コンピューティングデバイス500は、無線機508を含んでよい。示されるように、無線機508およびプロセッサ504は、SOC300等のSOCとして形成されてよい。
【0038】
その用途に応じて、コンピューティングデバイス500は、マザーボード502に物理的かつ電気的に結合されてもされなくてもよい複数の他のコンポーネントを含んでもよい。これらの他のコンポーネントは、限定されないが、揮発性メモリ(例えば、DRAM)、不揮発性メモリ(例えば、ROM)、フラッシュメモリ、グラフィクスプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、暗号プロセッサ、チップセット、アンテナ、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、タッチスクリーンコントローラ、バッテリ、オーディオコーデック、ビデオコーデック、電力増幅器、全地球測位システム(GPS)デバイス、コンパス、ガイガーカウンタ、加速度計、ジャイロスコープ、スピーカ、カメラ、および大容量ストレージデバイス(ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD)等)を含んでよい。
【0039】
通信チップ506または無線機508は、コンピューティングデバイス500との間でデータ転送するために無線通信を可能にし得る。「無線」という用語およびその複数の派生語は、非固体媒体を介して、変調電磁放射の使用を通してデータを通信し得る複数の回路、デバイス、システム、方法、技術、通信チャネル等を記述するために使用され得る。当該用語は、複数の関連するデバイスがいずれの有線も含まないことを暗示するものではないが、いくつかの実施形態においては、含まないこともある。通信チップ506は、限定されないが、Wi−Fi(登録商標)(IEEE802.11ファミリ)、IEEE802.16規格(例えば、IEEE802.16−2005修正)、ロングタームエボリューション(LTE)プロジェクトを、任意の修正、更新、および/または改訂(例えば、次世代LTEプロジェクト、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)プロジェクト(「3GPP2」とも称される)等)と共に含む電気電子技術者協会(IEEE)規格を含む多数の無線規格またはプロトコルのいずれかを実装してもよい。IEEE802.16と互換性のあるBWAネットワークは、概して、IEEE802.16規格の適合性および相互運用性テストに合格した製品のための認証マークであるWorldwide Interoperability for Microwave Accessを表す頭字語であるWiMAXネットワークと称される。通信チップ506または無線機508は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(GPRS)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)、高速パケットアクセス(HSPA)、進化型HSPA(E−HSPA)、またはLTEネットワークに従って動作してよい。通信チップ506は、GSM(登録商標)進化型高速データ(EDGE)、GSM(登録商標)EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、Universal Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)、または進化型UTRAN(E−UTRAN)に従って動作してもよい。通信チップ506および無線機508は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、デジタルエンハンスドコードレス電話(DECT)、エボリューションデータ最適化(EV‐DO)、それらの派生、および3G、4G、5Gならびにそれ以降の世代として指定された任意の他の無線プロトコルに従って動作してよい。通信チップ506および無線機508は、他の複数の実施形態において、他の無線プロトコルに従って動作してもよい。
【0040】
コンピューティングデバイス500は、複数の通信チップ506を含んでよい。例えば、第1の通信チップ506は、Wi−Fi(登録商標)およびBluetooth(登録商標)等の短距離無線通信専用であってもよく、第2の通信チップ506は、GPS、EDGE、GPRS、CDMA、WiMAX、LTE、EV‐DOおよびその他等の長距離無線通信専用であってもよい。示されるように、コンピューティングデバイス500は、1または複数の通信チップ506ならびに1または複数の無線機508を含んでよい。
【0041】
コンピューティングデバイス500のプロセッサ504は、SOC(例えば、本明細書で記載されるようなSOC300)においてパッケージ化されてよい。例えば、プロセッサ504がSi論理デバイス310に対応してよい。SOCおよびマザーボード502は、複数のBGAボールまたは他の複数の相互接続構造等、複数のパッケージレベルの相互接続を用いて共に結合されてよい。いくつかの実施形態において、マザーボード502は、フレキシブルデバイスであってもよい。「プロセッサ」という用語は、複数のレジスタおよび/またはメモリからの電子データを処理して、その電子データを複数のレジスタおよび/またはメモリに格納され得る他の電子データに変換する任意のデバイス、またはデバイスの任意の部分を指し得る。
【0042】
通信チップ506または無線機508は、また、本明細書に記載されるようなSOC(例えば、SOC300)の一部であってもよい。複数のさらなる実装において、コンピューティングデバイス500内に収容された別のコンポーネント(例えば、メモリデバイスまたは他の集積回路デバイス)は、本明細書において記載されるようなSOC(例えば、SOC300)の一部であってもよい。一実装において、複数のICデバイスの全ては、1または複数のSOCの一部であり、フレキシブルコンピューティングデバイスを形成してよい。
【0043】
様々な実装において、コンピューティングデバイス500は、ラップトップ、ネットブック、ノートブック、ウルトラブック(商標)、スマートフォン、タブレット、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ウルトラモバイルPC、モバイルフォン、デスクトップコンピュータ、サーバ、プリンタ、スキャナ、モニタ、セットトップボックス、エンターテインメント制御ユニット、デジタルカメラ、ポータブル音楽プレイヤ、またはデジタルビデオレコーダであってもよい。複数のさらなる実装において、コンピューティングデバイス500は、データを処理する任意の他の電子デバイスであってよい。複数のさらなる実装において、コンピューティングデバイス500は、衣服または別の形態のウェアラブルデバイス内に組み込まれてもよい。
【0044】
様々な工程が、複数の別個の工程として順に、特許請求の範囲に記載された主題を理解する上で最も有用な態様で説明される。しかしながら、説明の順序は、これらの動作が必ず順序に依存することを暗示していると解釈されるべきではない。
【0045】
例 いくつかの非限定的な例が以下に提供される。
【0046】
例1は、フレキシブル基板と、フレキシブル基板の上に配置された第1の半導体材料を有する第1のICデバイスと、第1のICデバイスの上に配置された第1の誘電材料の層と、第1の誘電材料の層の上に配置された第2の半導体材料を有する第2のICデバイスとを備えるフレキシブル集積回路(IC)装置を含む。
【0047】
例2は、第2のICデバイスの上に配置された第2の誘電材料の層、および第2の誘電材料の層の上に配置された第3のICデバイスを更に備える例1の装置を含む。
【0048】
例3は、第3のICデバイス高周波デバイスを含む、例2の装置を含む。
【0049】
例4は、第1のICデバイスに関連するトランジスタに電気的に結合された第1のコンタクト、および第2のICデバイスに関連付けられたトランジスタに電気的に結合された第2のコンタクトを更に備え、第1のコンタクトおよび第2のコンタクトは、実質的に同じ平面において配置されている、例1の装置を含む。
【0050】
例5は、第2のICデバイスがシリコンベースのロジックデバイスを含む、例1から4のうちいずれかの装置を含む。
【0051】
例6は、第1のICデバイスがディスプレイデバイスを含む例1から4のうちいずれかの装置を含む。
【0052】
例7は、第1のICデバイスがインジウムガリウム亜鉛酸化物ベースのデバイスである、例1から4のうちいずれかの装置を含む。
【0053】
例8は、フレキシブル基板が繊維材料である、例1から4のうちいずれかの装置を含む。
【0054】
例9は、第1のICデバイスに結合されたアモルファスシリコン層を更に備える、例1から4のうちいずれかの装置を含む。
【0055】
例10は、フレキシブルデバイスを製造するための方法を含み、当該方法は、基板上に第1の半導体材料の層を堆積させる段階と、第1の半導体材料の上に第1の誘電材料の層を堆積させる段階と、第1の誘電材料の層の上に第2の半導体材料の層を堆積させる段階と、第1の集積回路(IC)デバイスを形成するべく第2の半導体材料を加工する段階と、第2のICデバイスを形成するべく第1の半導体材料を加工する段階と、を備え、第1および第2の半導体材料は複数の異なる化学成分を有する。
【0056】
例11は、第2の半導体材料の上に第2の誘電材料の層を堆積させる段階と、第2の誘電材料の層の上に第3の半導体材料の層を堆積させる段階と、第3のICデバイスを形成するべく第3の半導体材料を加工する段階とを更に備える、例10の方法を含む。
【0057】
例12は、第3のICデバイスが第1のICデバイスの前に形成される、例11の方法を含む。
【0058】
例13は、第3のICデバイスを形成する段階に関連する最大処理温度が、第1のICデバイスを形成する段階に関連する最大処理温度より大きい、例12の方法を含む。
【0059】
例14は、第3の半導体材料が、第1および第2の半導体材料とは異なる化学成分を有する、例11の方法を含む。
【0060】
例15は、第1のICデバイスが第2のICデバイスの前に形成される、例10から14のうちいずれかの方法を含む。
【0061】
例16は、第1のICデバイスを形成する段階に関連する最大処理温度が、第2のICデバイスを形成する段階に関連する最大処理温度より大きい、例15の方法を含む。
【0062】
例17は、第1および第2のICデバイスに関連する複数のコンタクトが実質的に同じ平面において配置されるように、第1および第2のICデバイスに関連する複数のトランジスタに対して複数の電気接続を形成する段階を更に備える、例10から14のうちいずれかの方法を含む。
【0063】
例18は、複数の層をフレキシブル基板に移動させる段階を更に備える、例10から14のうちいずれかの方法を含む。
【0064】
例19は、第1および第2の半導体材料が両方とも、シリコン(Si)、インジウムガリウム亜鉛酸化物(IGZO)および窒化ガリウム(GaN)を含むリストから選択される、例10の方法を含む。
【0065】
例20は、第2のICデバイスを形成するべく第1の半導体材料を加工する段階が、マスク処理を用いて第1のICデバイスをパターニングする段階を含む、例10から14のうちいずれかの方法を含む。
【0066】
例21は、フレキシブル基板、フレキシブル基板の上に配置された第1のICデバイス、第1のICデバイスの上に配置された第1の誘電材料の層、第1の誘電材料の層の上に配置された第2のICデバイス、および、第1および第2のICデバイスの両方に結合された電源を備える、フレキシブルコンピューティングデバイスを含む。
【0067】
例22は、フレキシブル基板がデバイスの第1面を画定し、当該デバイスが第1面に対向して配置されたデバイスの第2面上に配置された複数のコンタクトを更に含む、例21のコンピューティングデバイスを含む。
【0068】
例23は、コンピューティングデバイスが衣服に組み込まれている、例21のコンピューティングデバイスを含む。
【0069】
例24は、第1のICデバイスがディスプレイを含み、第2のICデバイスがシリコンベースロジックまたは窒化ガリウムベース無線デバイスのうち1つを含む、例21のコンピューティングデバイスを含む。
【0070】
例25は、例21から24のうちいずれかのコンピューティングデバイスを含み、当該コンピューティングデバイスは、アンテナ、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、タッチスクリーンコントローラ、バッテリ、オーディオコーデック、ビデオコーデック、電力増幅器、全地球測位システム(GPS)デバイス、コンパス、ガイガーカウンタ、加速度計、ジャイロスコープ、スピーカ、または基板に結合されたカメラのうち1または複数を含む、モバイルコンピューティングデバイスである。
【0071】
様々な実施形態は、上述の連結的な形(および)で記載される複数の実施形態のうち、代替的な(または)複数の実施形態を含む(例えば、「および」は、「および/または」であってよい)、複数の上述の実施形態の任意の適切な組み合わせを含んでよい。更に、いくつかの実施形態は、実行された場合に、複数の上述の実施形態のうちいずれかの複数の動作をもたらす、格納された複数の命令を有する1または複数の製造物(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)を含んでよい。その上、いくつかの実施形態は、複数の上述の実施形態の様々な動作を実行するための任意の適切な手段を有する、複数の装置またはシステムを含んでよい。
【0072】
例示された複数の実装の上記の記載は、要約に記載された内容を含むが、包括的であること、または、本開示の複数の実施形態を開示された正確な形に限定することは意図されていない。複数の特定の実装および例が、例示を目的に本明細書において記載される一方で、当業者が認めるであろうように、本開示の範囲内で、様々な同等の変更が可能である。
【0073】
これらの修正は、上述の詳細な説明に照らせば、本開示の複数の実施形態になされ得るものである。以下の特許請求の範囲において使用される複数の用語は、本開示の様々な実施形態を、明細書および特許請求の範囲に開示される特定の実装に限定して解釈されるべきでない。むしろ、その範囲は、請求項解釈の確立された原理に従って解釈されるべき以下の特許請求の範囲によって、全て決定されるべきものである。