特許第6389933号(P6389933)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6389933GPR6モジュレーターとしてのキノキサリン誘導体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6389933
(24)【登録日】2018年8月24日
(45)【発行日】2018年9月12日
(54)【発明の名称】GPR6モジュレーターとしてのキノキサリン誘導体
(51)【国際特許分類】
   A61K 31/498 20060101AFI20180903BHJP
   A61K 31/4985 20060101ALI20180903BHJP
   A61K 31/501 20060101ALI20180903BHJP
   A61K 31/5025 20060101ALI20180903BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20180903BHJP
   A61K 31/53 20060101ALI20180903BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20180903BHJP
   A61P 25/00 20060101ALI20180903BHJP
   A61P 25/14 20060101ALI20180903BHJP
   A61P 25/16 20060101ALI20180903BHJP
   A61P 25/18 20060101ALI20180903BHJP
   A61P 25/24 20060101ALI20180903BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20180903BHJP
   A61P 25/30 20060101ALI20180903BHJP
   C07D 241/44 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 401/04 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 401/12 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 401/14 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 403/12 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 405/12 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 409/12 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 413/12 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 413/14 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 417/12 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 471/04 20060101ALN20180903BHJP
   C07D 487/04 20060101ALN20180903BHJP
【FI】
   A61K31/498
   A61K31/4985
   A61K31/501
   A61K31/5025
   A61K31/506
   A61K31/53
   A61K31/5377
   A61P25/00
   A61P25/14
   A61P25/16
   A61P25/18
   A61P25/24
   A61P25/28
   A61P25/30
   !C07D241/44
   !C07D401/04
   !C07D401/12
   !C07D401/14
   !C07D403/12
   !C07D405/12
   !C07D409/12
   !C07D413/12
   !C07D413/14
   !C07D417/12
   !C07D471/04 120
   !C07D487/04 147
【請求項の数】20
【全頁数】165
(21)【出願番号】特願2017-154601(P2017-154601)
(22)【出願日】2017年8月9日
(62)【分割の表示】特願2015-527538(P2015-527538)の分割
【原出願日】2013年8月13日
(65)【公開番号】特開2018-8999(P2018-8999A)
(43)【公開日】2018年1月18日
【審査請求日】2017年9月6日
(31)【優先権主張番号】61/682,704
(32)【優先日】2012年8月13日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/696,748
(32)【優先日】2012年9月4日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】000002934
【氏名又は名称】武田薬品工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080791
【弁理士】
【氏名又は名称】高島 一
(72)【発明者】
【氏名】ヒッチコック、ステファン
(72)【発明者】
【氏名】モネシャイン、ホルガー
(72)【発明者】
【氏名】レイチャード、ホリー
(72)【発明者】
【氏名】スン、フイカイ
(72)【発明者】
【氏名】菊地 正太
(72)【発明者】
【氏名】マクリン、トッド
(72)【発明者】
【氏名】ホプキンス、マリア
【審査官】 谷尾 忍
(56)【参考文献】
【文献】 特許第6193374(JP,B2)
【文献】 国際公開第2011/143495(WO,A1)
【文献】 国際公開第2011/150156(WO,A2)
【文献】 特表2010−535804(JP,A)
【文献】 CHANDRA,S.K. et al,Design, synthesis, and preliminary in vitro and in vivo pharmacological evaluation of 4-{4-[2-(4-(2-substitutedquinoxalin-3-yl)piperazin-1-yl)ethyl]phenyl}thiazoles as atypical antipsychotic agents,Medicinal Chemistry Research,2012年 7月 1日,Vol.22, No.4,p.1660-1673
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D 241/44
A61K 31/498
A61K 31/4985
A61K 31/501
A61K 31/5025
A61K 31/506
A61K 31/53
A61K 31/5377
C07D 401/04
C07D 401/12
C07D 401/14
C07D 403/12
C07D 405/12
C07D 409/12
C07D 413/12
C07D 413/14
C07D 417/12
C07D 471/04
C07D 487/04
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(I):
【化1】

[式中:
は、R、R及びRで置換されたヘテロシクロアミノ環であり;
は、−Z−Ar(式中、Zは、C1−6アルキレン、C1−6ハロアルキレン、−O−、−C(O)−、−NH−又は−S(O)n−(式中、nは0、1又は2である)であり;Arは、C3−10シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルケニル、C6−10アリール又はC1−9ヘテロアリール(C3−10シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルケニル、C3−7ヘテロシクロアルキル、C6−10アリール及びC1−9ヘテロアリールは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6チオアルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルスルホニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ、C1−9アミド又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)であり;
及びRは、独立して、水素、C1−6アルキル、ヒドロキシ又はハロであり;
は、−OR又は−NR(式中、Rは、水素又はC1−6アルキルであり、Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C2−12アルコキシアルキル、C1−12アミノアルキル、C3−10シクロアルキル、C4−16シクロアルキルアルキル、C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクリル又はC3−7ヘテロシクロアルケニル(C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクリル及びC3−7ヘテロシクロアルケニルは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル又はC1−6ハロアルコキシ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)であり;
〜Xの全てが炭素であるか、或いはX〜Xの1又は2個がNであり且つX〜Xの残りが炭素であり;
、R、R及びRは、独立して、存在しないか、或いは水素、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−9アミド、C3−7ヘテロシクリル、C1−8アルキルアミノ又はシアノである。]
の化合物、又はその医薬上許容される塩を含む、パーキンソン病、レボドパ誘発性ジスキネジア、非レボドパ誘発性ジスキネジア、運動低下症、線条体の機能障害に関連する運動性障害、薬物依存症、摂食障害、認知障害、統合失調症、双極性障害及び鬱病から選ばれる疾患、障害又は状態の治療用医薬
【請求項2】
が、ピペリジニルである、請求項1に記載の医薬
【請求項3】
が、ピペラジニルである、請求項1に記載の医薬
【請求項4】
Zが、C1−6アルキレンである、請求項1〜3の何れか1項に記載の医薬
【請求項5】
Zが、−C(O)−である、請求項1〜3の何れか1項に記載の医薬
【請求項6】
Arが、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルスルホニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ、C1−9アミド又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC6−10アリールである、請求項1〜5の何れか1項に記載の医薬
【請求項7】
Arが、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルスルホニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ、C1−9アミド又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−9ヘテロアリールである、請求項1〜5の何れか1項に記載の医薬
【請求項8】
が、−NR(式中、Rは、水素であり、Rは、C1−6アルキル又はC3−10シクロアルキルである。)である、請求項1〜7の何れか1項に記載の医薬
【請求項9】
〜Xの全てが炭素である、請求項1〜8の何れか1項に記載の医薬
【請求項10】
、X、Xの全てが炭素であり、Rが存在せず、且つXがNである、請求項1〜8の何れか1項に記載の医薬
【請求項11】
、X、Xの全てが炭素であり、Rが存在せず、且つXがNである、請求項1〜8の何れか1項に記載の医薬
【請求項12】
及びXの全てが炭素であり、R及びRが存在せず、且つX及びXがNである、請求項1〜8の何れか1項に記載の医薬
【請求項13】
化合物が、
N-シクロプロピル-3-(4-(3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン;
(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,5-ジクロロフェニル)メタノン;
2-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-フェニルピリド[2,3-b]ピラジン-3-アミン;
3-(4-(4-ブロモベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン;
(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(3-イソプロピルフェニル)メタノン;
N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロフェネチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン;
3-(4-((2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル;
(4-クロロ-2,6-ジフルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン;
(S)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル;
(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(ピロリジン-1-イル)メタノン;及び
N-シクロブチル-2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン;又は上記の化合物の何れか1つの医薬上許容される塩からなる群から選ばれる請求項1に記載の医薬
【請求項14】
化合物が、N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン又はその医薬上許容される塩である請求項1に記載の医薬。
【請求項15】
化合物が、(R)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン又はその医薬上許容される塩である請求項1に記載の医薬。
【請求項16】
化合物が、2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド又はその医薬上許容される塩である請求項1に記載の医薬。
【請求項17】
化合物が、3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン又はその医薬上許容される塩である請求項1に記載の医薬。
【請求項18】
化合物が、3-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド又はその医薬上許容される塩である請求項1に記載の医薬。
【請求項19】
化合物が、3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン又はその医薬上許容される塩である請求項1に記載の医薬。
【請求項20】
請求項1〜19の何れか1項に定義される化合物又はその医薬上許容される塩、及び医薬上許容される賦形剤を含む、パーキンソン病、レボドパ誘発性ジスキネジア、非レボドパ誘発性ジスキネジア、運動低下症、線条体の機能障害に関連する運動性障害、薬物依存症、摂食障害、認知障害、統合失調症、双極性障害及び鬱病から選ばれる疾患、障害又は状態の治療用医薬組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Gタンパク質共役受容体6(以下GPR6として言及する)モジュレーターであって、それによりGPR6の調節により治療可能な疾患(特に、パーキンソン病、レボドパ誘発性ジスキネジア、ハンチントン病、その他のジスキネジア、運動低下症及び線条体の機能障害に関連する運動性障害、統合失調症及び薬物依存症)の治療に有用な化合物を提供する。また、上記の化合物を含む医薬組成物、及び上記の化合物を調製するためのプロセスを提供する。
【背景技術】
【0002】
パーキンソン病(PD)は、中枢神経系の変性疾患である。パーキンソン病の運動症状は、中脳領域の黒質のドーパミン生成細胞の死に起因する。黒質線条体路の変性は、ドーパミンの線条体濃度の減少を引き起こす。ドーパミンは、運動、バランス、歩行、感情的な反応を制御する脳のプロセス、及び喜びや痛みを感じる能力に影響を与える体内の神経伝達物質又は化学メッセンジャーである。ドーパミン作動性神経支配の主要な線条体ターゲットは、線条体淡蒼球系(間接的)出力経路及び線条体黒質系(直接的)出力経路の中型有棘ニューロン(MSN)に存在する。直接的出力経路のMSNはD1ドーパミン受容体を発現するが、間接的経路のものは、D2受容体を発現する。現在、パーキンソン病の治療法はないが、薬剤により少なくともいくらかの症状を緩和させることができる。現在の治療は、主にレボドパの使用を介して、疾患の早期の運動症状の管理に有効である。パーキンソン病患者の約75%がレボドパで治療されている。ドーパミンのプロドラッグは、50年前に発見されている(ドーパミン補充療法)。
【0003】
レボドパは、誘発性ジスキネジア(LID)、衝動制御障害(ICD)、精神病症状及び睡眠障害を含む一般的に深刻な副作用を有している。LIDは進行性である(90%のPD患者が10年以内にLIDを発症する。)。従ってPD治療に有効な新規の治療法が必要とされている。本発明はこのニーズ及び関連するニーズを満たすことができる。
【発明の概要】
【0004】
不可逆的適応は、直接的経路の過敏症を導く減少した脱感作を含むLIDのげっ歯類モデルのMSNでのD1受容体シグナル伝達において生じる。D2受容体ではなくD1受容体の遺伝子不活性化は、マウスのLIDを消失させる。しかしながらD1受容体シグナル伝達の遮断は、L−DOPAの抗パーキンソン病の効果には影響しない。MSNのD1/D2ドーパミン受容体により調節されるcAMP経路はLIDに関与している。MSNのドーパミンD2受容体はGiが結合している。即ちD2作動薬は細胞内cAMPのレベルを低下させる。
【0005】
GPR6受容体は、末梢組織でごく僅かな発現を示すとともに中枢神経系(CNS)において高い発現を示す。GPR6は、線条体中でMSNを発現するD2受容体において高選択的に濃縮される。線条体は、動作、報酬及び動機づけのプロセスを含む重要な挙動を調節する中心的な役割を果たしている。GPR6はGs経路を介して受容体シグナル伝達を示すGPCRである。ゆえに、GPR6アゴニスト活性は細胞内cAMPレベルの増加をもたらすが、アンタゴニスト又は逆アゴニストはcAMPレベルの減少をもたらす。したがって、GPR6活性は、機能的にD2受容体シグナル伝達に対向している。よって、Gs結合GPR6のアンタゴニスト作用又は逆アゴニスト作用は、MSN中でcAMPを減少させるはずである(D2受容体のドーパミン媒介の活性化の機能的な別の方法)。このように、GPR6活性を調節する化合物は、単独で、或いはL−DOPA、ドーパミン作動性作動薬、MAO B阻害剤、DOPAデカルボキシラーゼ阻害剤及びCOMT阻害
剤を含むパーキンソン病の治療のために承認された他の薬剤と組み合わせて、例えば、パーキンソン病、レボドパ誘発性ジスキネジア及びハンチントン病を含む運動障害のようなさまざまな神経疾患及び精神疾患に有用である。GPR6の調節により治療可能な他の潜在的な疾患の症状としては、非レボドパ誘発性ジスキネジア、運動低下症、及び線条体の機能障害に関連する運動性障害、薬物依存症及び摂食障害、認知障害、統合失調症、双極性障害及び鬱病が挙げられる。
【0006】
従って、第一の形態において、式(I):
【0007】
【化1】
【0008】
[式中:
は、R、R及びRで置換されたヘテロシクロアミノ環であり:
は、−Z−Ar(式中、Zは、C1−6アルキレン、C1−6ハロアルキレン、−O−、−C(O)−、−NH−又は−S(O)n−(式中、nは0、1又は2である。)であり、Arは、C3−10シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルケニル、C6−10アリール又はC1−9ヘテロアリール(C3−10シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルケニル、C3−7ヘテロシクロアルキル、C6−10アリール及びC1−9ヘテロアリールは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6チオアルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルスルホニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ、C1−9アミド又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)であり;
及びRは、独立して、水素、C1−6アルキル、ヒドロキシ又はハロであり;
は、−OR又は−NR(式中、Rは、水素又はC1−6アルキルであり、Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C2−12アルコキシアルキル、C1−12アミノアルキル、C3−10シクロアルキル、C4−16シクロアルキルアルキル、C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクリル又はC3−7ヘテロシクロアルケニル(C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクリル及びC3−7ヘテロシクロアルケニルは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル又はC1−6ハロアルコキシ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)であり;
〜Xの全てが炭素であるか、或いはX〜Xの1又は2個がNであり且つX〜Xの残りが炭素であり;
、R、R及びRは、独立して、存在しないか、或いは水素、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−9アミド、C3−7ヘテロシクリル、C1−8アルキルアミノ又はシアノである。]
の化合物、又はその医薬上許容される塩を提供する。
【0009】
第二の形態において、式(I)の化合物(又は、本明細書で開示されたその実施形態)
又はその医薬上許容される塩及び医薬上許容される賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
【0010】
第三の形態において、GPR6の拮抗薬及び/又は逆作動薬を投与することにより治療可能な疾患の治療方法であって、治療有効量の式(I)の化合物(又は、本明細書で開示されたその実施形態)又はその医薬上許容される塩を、それを必要とする患者に投与することを含む方法を提供する。上記疾患が、パーキンソン病、レボドパ誘発性ジスキネジア、非レボドパ誘発性ジスキネジア、運動低下症、線条体の機能障害に関連する運動性障害、薬物依存症、摂食障害、認知障害、統合失調症、双極性障害又は鬱病である第三の形態の方法。式(I)の化合物が、抗精神病薬と組み合わせて投与される第三の形態の方法。式(I)の化合物がドーパミン作動薬(例、レボドパ)と組み合わせて投与される第三の形態の方法。
【0011】
第四の形態において、医薬として使用するための式(I)の化合物(又は、その何れかの実施形態)又はその医薬上許容される塩を提供する。第四の形態の1つの形態において、パーキンソン病、レボドパ誘発性ジスキネジア、非レボドパ誘発性ジスキネジア、運動低下症、線条体の機能障害に関連する運動性障害、薬物依存症、摂食障害、認知障害、統合失調症、双極性障害又は鬱病のようなGPR6の拮抗薬及び/又は逆作動薬の投与により治療可能な疾患の治療のための式(I)の化合物(又は、その何れかの実施形態)又はその医薬上の塩の使用を提供する。また、第四の形態の1つの形態として、抗精神病薬と組み合わせる式(I)の化合物(又は、その何れかの実施形態)又はその医薬上の塩の使用を提供する。また、第四の形態の1つの形態として、ドーパミン作動薬(例、レボドパ)と組み合わせる式(I)の化合物(又は、その何れかの実施形態)又はその医薬上の塩の使用を提供する。
【発明の詳細な説明】
【0012】
(定義)
特に明記しない限り、明細書及び請求項で用いられる以下の用語は、本出願の目的のために定義され、以下の意味を有する:
【0013】
「C1−6アルキル」とは、1〜6個の炭素原子の一価の直鎖状の飽和炭化水素基又は3〜6個の炭素原子の一価の分枝鎖状の飽和炭化水素基を意味し、例えば、メチル、エチル、プロピル、2−プロピル、ブチル(全ての異性体型を含む)、ペンチル(全ての異性体型を含む)等である。
【0014】
「C1−4アルキル」とは、1〜4個の炭素原子の一価の直鎖状の飽和炭化水素基又は3〜4個の炭素原子の一価の分枝鎖状の飽和炭化水素基を意味する。
【0015】
「C1−8アルキルアミノ」とは、−NR’R’’(式中、R’は水素又はC1−4アルキルであり、R’’はC1−4アルキルである。)を意味する。
【0016】
「C1−6アルキレン」は、特に明記しない限り、1〜6個の炭素原子の二価の直鎖状の飽和炭化水素基、又は2〜6個の炭素原子の二価の分枝鎖の飽和炭化水素基を意味し、例えば、メチレン、エチレン、プロピレン、1−メチルプロピレン、2−メチルプロピレン、ブチルエン、ペンチルエン等である。
【0017】
「C1−6アルキルスルホニル」は、−SOR基(式中、Rは上記定義のC1−6アルキルである。)を意味し、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル等である。
【0018】
「C1−9アミド」とは、−C(O)NRR’基(式中、Rは水素及びC1−4アルキルからなる群から選ばれ、且つR’は水素、C1−4アルキルからなる群から選ばれるか
、或いはR及びR’は、それらが結合する窒素と一緒になって、N、O及びSの群から選ばれるさらなる環ヘテロ原子を有していてもよい4ないし8員の飽和環(特に、アゼチニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、4−メチルピペラジン−1−イル又はモルホリンリル環)を形成する。)を言う。
【0019】
「C1−12アミノアルキル」とは、少なくとも1個(好ましくは1又は2個)の−NRR’(式中、Rは水素、上記定義のC1−6アルキル又は−C(O)R’’(式中、R’’は上記定義のC1−6アルキルであり且つR’は水素、本明細書で定義されたC1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル又はC2−12アルコキシアルキルから選ばれる。)である。)で置換された1〜6の炭素原子の一価の直鎖状の炭化水素基又は3〜6個の炭素の一価の分枝鎖状の炭化水素基を意味し、例えば、アミノメチル、メチルアミノエチル、2−エチルアミノ−2−メチルエチル、1,3−ジアミノプロピル、ジメチルアミノメチル、ジエチルアミノエチル、アセチルアミノプロピル等である。
【0020】
「C1−6アルコキシ」とは、−OR基(式中、Rは、上記定義のC1−6アルキルである。)を意味し、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ又は2−プロポキシ、n−、イソ−又はtert−ブトキシ等である。
【0021】
「C2−12アルコキシアルキル」とは、1又は2個の上記定義のC1−6アルコキシ基で置換された上記定義のC1−6アルキル基を意味し、例えば、メトキシメチル、エトキシメチル、2−メトキシエチル等である。
【0022】
「C2−12アルコキシアルキルオキシ」とは、−OR基(式中、Rは上記定義のC2−12アルコキシアルキルである。)を意味し、例えば、メトキシメチルオキシ、2−メトキシエチルオキシ、エトキシメチルオキシ等である。
【0023】
「C1−6アルキルカルボニル」とは、−C(O)R基(式中、Rは上記定義のC1−6アルキルである。)を意味し、例えば、メチルカルボニル、エチルカルボニル等である。
【0024】
「C1−6アルコキシカルボニル」とは、−C(O)OR基(式中、Rは上記定義のC1−6アルキルである。)を意味し、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等である。
【0025】
「C6−10アリール」とは、6ないし10環原子の一価の単環式又は二環式の芳香族炭化水素基を意味し、例えば、フェニル又はナフチルである。
【0026】
「C3−10シクロアルキル」とは、3〜10個の炭素原子の一価の環状飽和炭化水素基を意味し、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシル等である。
【0027】
「C4−16シクロアルキルアルキル」とは、−(アルキレン)−R(式中、Rは上記定義のC3−10シクロアルキルである。)を意味し、例、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル又はシクロヘキシルメチル等である。
【0028】
「カルボニル」とは、−C=(O)基を意味する。
【0029】
「ハロ」とは、フルオロ、クロロ、ブロモ又はヨードを意味し、好ましくはフルオロ又はクロロである。
【0030】
「C1−6ハロアルキル」とは、1個以上(好ましくは1〜5個)のハロゲン原子(好ましくはフッ素又は塩素)で置換された上記定義のC1−6アルキル基を意味し、異なるハロゲンで置換されたものも含み、例えば、−CHCl、−CF、−CHF、−CHCF、−CFCF等である。C1−6アルキルがフルオロのみで置換されている場合、本出願ではC1−6フルオロアルキルとして言及される。
【0031】
「C1−6ハロアルキレン」とは、1〜3個の水素原子がハロ(好ましくはフルオロ)で置き換えられた上記定義のC1−6アルキレンを意味する。例えば、フルオロメチレン、ジフルオロメチレン、1、2又は3−フルオロエチレン、−CH(CHF)−、−CH(CF)−等である。
【0032】
「C1−6ハロアルコキシ」とは、−OR基(式中、Rは上記定義のC1−6ハロアルキルである。)を意味し、例えば、−OCF、−OCHF等である。Rが、C1−6アルキルがフルオロのみで置換されているC1−6ハロアルキルである場合、本出願ではフルオロアルコキシとして言及される。
【0033】
「C1−6ヒドロキシアルキル」とは、1又は2個のヒドロキシ基で置換された1〜6個の炭素原子の一価の直鎖状の炭化水素基又は3〜6個の炭素の一価の分枝鎖状の炭化水素基を意味し、2個のヒドロキシ基が存在する場合には、それらは同じ炭素原子上にはない。代表的な例としては、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、1−(ヒドロキシメチル)−2−メチルプロピル、2−ヒドロキシブチル、3−ヒドロキシブチル、4−ヒドロキシブチル、2,3−ジヒドロキシプロピル、1−(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル、2,3−ジヒドロキシブチル、3,4−ジヒドロキシブチル及び2−(ヒドロキシメチル)−3−ヒドロキシプロピルが挙げられ、好ましくは2−ヒドロキシエチル、2,3−ジヒドロキシプロピル及び1−(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチルが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0034】
「C1−6ヒドロキシアルコキシ」又は「C1−6ヒドロキシアルキルオキシ」とは、−OR基(式中、Rは上記定義のヒドロキシアルキルである。)を意味する。
【0035】
「C3−7ヘテロシクロアルキル」又は「C3−7ヘテロシクリル」とは、特に明記しない限り、1又は2個の環原子が、N、O又はS(O)n(式中、nは0から2の整数である。)から選ばれるヘテロ原子であり且つ残りの環原子がCである4ないし8個の環原子の一価の飽和単環基を意味する。より具体的に、用語C3−7ヘテロシクリルとは、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、テトラヒドロピラニル、チオモルホリニル等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0036】
用語「ヘテロシクロアミノ」とは、1又は2個の環原子がN、O又はS(O)n(式中、nは0から2の整数である。)から選ばれるヘテロ原子であり、少なくとも1個の環構成がNである4ないし8個の環原子の飽和単環基を意味する。より具体的に用語ヘテロシクロアミノとしては、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0037】
「C3−7ヘテロシクロアルケニル」又は「C3−7ヘテロシクリルアルケニル」は、1又は2個の環原子が、N、O又はS(O)n(式中、nは0から2の整数である。)から選ばれるヘテロ原子であり、残りの環原子がCである、4ないし8環原子の非芳香族で不飽和の一価の単環状基を意味する。さらに、ヘテロシクロアルケニル環の1又は2個の環炭素原子が、−C(O)−で置き換わっていてもよい。さらに具体的に、用語ヘテロシ
クロアルケニルとしては、ジヒドロピペリジニル等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0038】
「C1−9ヘテロアリール」とは、特に明記しない限り、1個以上(好ましくは1、2又は3個)の環原子が、N、O又はSから選ばれるヘテロ原子であり、残りの環原子が炭素である、5ないし10個の環原子の一価の単環式又は二環式の完全不飽和の基を意味する。代表的な例としては、フリル、チエニル、ピロリル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジル、アゼピニル、ジアゼピニル、ベンゾアゼピニル、ベンゾジアゼピニル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、インドリル、イソインドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾピラジニル、ベンゾピラゾリル、イミダゾピリジル、ピラゾロピリジル、ピロロピリジル、キナゾリル、チエノピリジル、イミダゾピリジル、キノリル、イソキノリル、ベンゾチアゾリル等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0039】
「C1−6チオアルコキシ」とは、−SR基(式中、Rは上記定義のC1−6アルキルである。)を意味し、例えば、チオメトキシ、チオエトキシ等である。
【0040】
本明細書で用いられる「GPR6モジュレーター」とは、本発明の化合物が、GPR6の拮抗薬(即ち、GPR6受容体に競合的に結合することによりGPR6作動薬の作用を阻害する)、或いは逆作動薬(即ち、GPR6受容体に結合し、その作動薬に対する薬理学的応答を誘導し、その結果そのベースライン細胞内活性を低下させる。)であることを意味する。GPR6モジュレーターは、同じ化合物でアンタゴニスト活性及び逆アゴニスト活性の両方を有していてもよい。
【0041】
また、本発明には、式(I)の化合物のプロドラッグが含まれる。用語プロドラッグは、プロドラッグを哺乳動物対象に投与した場合に、それぞれが式(I)の活性成分を放出することができる共有結合性の担体を表すことを意図している。活性成分の放出はインビボで起こる。プロドラッグは、当業者に周知の技術により調製することができる。これらの技術は、一般的に、与えられた化合物において適切な官能基を修飾する。しかしながら、これらの修飾された官能基は、インビボで又は所定の処置により、元の官能基を再生成する。式(I)の化合物のプロドラッグには、ヒドロキシ、アミノ、カルボン酸又は同様の基を修飾した化合物が含まれる。プロドラッグとしては、例えば、エステル類(例えば、アセテート、ホルマート及びベンゾアート誘導体)、式(I)の化合物中ヒドロキシ又はアミノ官能基のカルバメート類(例えば、N,N−ジメチルアミノカルボニル)、アミド類(例えば、トリフルオロアセチルアミノ、アセチルアミノ等)等が挙げられるが、これらに限定されない。また、式(I)の化合物のプロドラッグは、本発明の範囲内である。
【0042】
また、本発明には、式(I)の化合物の保護誘導体が含まれる。例えば、式(I)の化合物にヒドロキシ、カルボキシ、チオール又は窒素原子を含有する任意の基のような基が含まれる場合、これらの基を適切な保護基で保護することができる。適切な保護基の包括的リストは、「T.W. Greene, Protective Groups in Organic Synthesis, John Wiley & Sons, Inc. (1999)」で見出すことができ、その開示内容全体が参照により本明細書に組
み込まれる。式(I)の化合物の保護誘導体は、当技術分野でよく知られた方法で調製することができる。
【0043】
化合物の「医薬上許容される塩」とは、医薬上許容され、親化合物の所望の薬理活性を備える塩を意味する。このような塩としては:塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等
のような無機酸;又はギ酸、酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、3−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、4−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、グルコヘプトン酸、4,4’−メチレンビス−(3−ヒドロキシ−2−エン−1−カルボン酸)、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、第三級ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸等のような有機酸と形成する酸付加塩;又は親化合物に酸性プロトンが存在する場合、金属イオン(例、アルカリ金属イオン、アルカリ土類イオン又はアルミニウムイオン)と置き換わることにより形成する塩;或いはエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トロメタミン、N−メチルグルカミン等のような有機塩基で調製される塩が挙げられる。医薬上許容される塩は非毒性であると理解される。望ましい医薬上許容される塩のさらなる情報は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences, 17th ed」、
「Mack Publishing Company, Easton, PA, 1985」で見出すことができ、参照により本明
細書に組み込まれる。
【0044】
本発明の化合物は、不斉中心を有していてもよい。非対称に置換された原子を含む本発明の化合物 は、光学活性体又はラセミ体に単離することができる。原料の分割ような光
学活性形態を得る方法は当技術分野でよく知られている。全てのキラル体、ジアステレオマー体、メソ体、ラセミ体は、具体的な立体化学又は異性体が具体的に示されていない限り、本発明の範囲内である。
【0045】
さらに、本明細書で用いられる用語C1−6アルキル及びそれらから派生する用語は、上記C1−6アルキル基の可能な全ての異性体形態を含む。さらに、C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−6ヘテロシクロアルキルのような環状基は全ての位置異性体を含む。さらに、式(I)の化合物の全ての多形型及び水和物が、本発明の範囲内である。
【0046】
用語「化合物」及び「本発明化合物」及び「本発明の化合物」等並びにそれらの複数の表現には、式(I)の実施形態、本明細書に記載の式(I)により包含されるその他のさらに特定の実施形態、及び本明細書に記載の例示化合物、及びこれらの実施形態それぞれの医薬上許容される塩が含まれる。化合物への全ての参照は、同位体ラベル化合物を含む、そこに含まれる原子の全ての同位体を含む。
【0047】
本発明の化合物は互変異性体として存在してもよい。本発明の化合物の全ての互変異性体型は、本発明の範囲内と考えられる。
【0048】
「任意」又は「よい」は、前方に記載される事象又は状況が起こってもよいが、起こる必要のないことを意味し、明細書には、事象又は状況が起こる場合の例と、起こらない場合の例が含まれる。例えば、「C1−6アルキル基で置換されていてもよいC3−6ヘテロシクロアルキル基」は、アルキルが存在してもよいが、存在する必要はないことを意味し、明細書には、ヘテロシクロアルキル基がアルキル基で置換された状態、及びヘテロシクロアルキル基がアルキル基で置換されていない状態が含まれる。
【0049】
用語「医薬上許容される担体」又は「医薬上許容される賦形剤」は、一般的に使用量で安全で非毒性で、生物学的にもそれ以外にも望ましい、医薬組成物の調製に有用な担体又は賦形剤を意味し、ヒトでの医薬使用同様に獣医学的にも使用できる担体又は賦形剤が挙げられる。明細書及び特許請求の範囲で使用される「医薬上許容される担体/賦形剤」と
しては、単数及び複数のそのような賦形剤が含まれる。医薬上許容される賦形剤は、当技術分野でよく知られており、例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences、17th ed.、Mack Publishing Company、Easton、PA、1985に記載されているものである。
【0050】
用語「状態」、「障害」及び「疾患」は、任意の不健康或いは異常な状態に関する。
【0051】
疾患の「状態」、「治療」又は「治療」としては:
(1) 疾患を予防すること、即ち、疾患にさらされるか、或いは疾患にかかりやすい可能性があるが、まだ疾患の症状を経験していない或いは疾患の症状が出ていない哺乳動物において疾患の臨床症状を発症させないこと;
(2) 疾患を阻害すること、即ち、疾患又はその臨床症状の発症を、抑止、制御、減速、停止または抑制すること;或いは
(3) 疾患を軽減すること、即ち、疾患又はその臨床症状を退行させるか、或いは疾患又はその臨床症状を改善させることが挙げられる。
【0052】
用語「治療する」、「治療すること」及び「治療」は、必ずしも何れか或いは全ての症状の完治、或いは疾患の治癒を示すものではない。
【0053】
本明細書で用いられる、用語「患者」及び「対象」としては、ヒト及び非ヒト動物(例えば、マウス、ラット、モルモット、イヌ、ネコ、ウサギ、ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ及びブタのような哺乳動物)が挙げられる。また、その用語には、鳥類、魚類、爬虫類、両生類等も含まれる。より特定の患者はヒトと理解される。また、より特定の患者及び対象は、マウス、ラット及びイヌのような非ヒト哺乳動物である。
【0054】
「治療有効量」は、疾患の治療のために哺乳動物に投与する場合に、当該疾患の治療を達成するのに十分な式(I)の化合物の量を意味する。「治療有効量」は、化合物、治療する哺乳動物の疾患及びその重症度、並びに年齢、体重等に応じて変化するだろう。「治療有効量」とは、疾患を治療するために哺乳動物に単数又は複数用量で投与した場合に、そのような疾患の治療を達成するのに十分な、式(I)の化合物又はその医薬上許容される塩の量を意味する。「治療有効量」は、治療するための哺乳動物の化合物、疾患及びその重症度及び年齢、体重等、又は合併症の程度、状態の重症度、障害又は疾患、個々の患者の反応;投与される特定化合物;投与様式;投与調剤の生物学的利用能の特性;選ばれた投与レジメン;併用薬の使用;及びその他の関連する状況に応じて変化し得る。
【0055】
用語「GPR6の拮抗薬及び/又は逆作動薬の投与により治療可能な疾患」としては、パーキンソン病、レボドパ誘発性ジスキネジア、非レボドパ誘発性ジスキネジア、運動低下症、線条体の機能障害に関連する運動性障害、薬物依存症、摂食障害、認知障害、統合失調症、双極性障害又は鬱病が挙げられる。
【0056】
及びRが水素であり、Rが、R、R、R及びRを示し、水素以外の場合に、下記表1に示す位置で特定される構造を有する代表的な式(I)の化合物は以下のとおりである。
【0057】
【表1-1】
【0058】
【表1-2】
【0059】
【表1-3】
【0060】
【表1-4】
【0061】
【表1-5】
【0062】
【表1-6】
【0063】
【表1-7】
【0064】
【表1-8】
【0065】
【表1-9】
【0066】
【表1-10】
【0067】
【表1-11】
【0068】
【表1-12】
【0069】
【表1-13】
【0070】
【表1-14】
【0071】
【表1-15】
【0072】
【表1-16】
【0073】
【表1-17】
【0074】
【表1-18】
【0075】
【表1-19】
【0076】
【表1-20】
【0077】
【表1-21】
【0078】
【表1-22】
【0079】
下記のように命名される:
【0080】
【表2-1】
【0081】
【表2-2】
【0082】
【表2-3】
【0083】
【表2-4】
【0084】
【表2-5】
【0085】
【表2-6】
【0086】
【表2-7】
【0087】
【表2-8】
【0088】
【表2-9】
【0089】
【表2-10】
【0090】
【表2-11】
【0091】
【表2-12】
【0092】
【表2-13】
【0093】
【表2-14】
【0094】
【表2-15】
【0095】
【表2-16】
【0096】
【表2-17】
【0097】
【表2-18】
【0098】
【表2-19】
【0099】
【表2-20】
【0100】
【表2-21】
【0101】
【表2-22】
【0102】
【表2-23】
【0103】
【表2-24】
【0104】
【表2-25】
【0105】
【表2-26】
【0106】
【表2-27】
【0107】
【表2-28】
【0108】
【表2-29】
【0109】
【表2-30】
【0110】
【表2-31】
【0111】
【表2-32】
【0112】
【表2-33】
【0113】
【表2-34】
【0114】
【表2-35】
【0115】
【表2-36】
【0116】
、R、R及びRは炭素上の置換基であり、炭素である各X〜Xは、R、R、R及びRから選ばれる置換基を有し、X〜Xの1又は2個がNである場合は、R、R、R及びRの1又は2個が存在しないと理解される。
【0117】
(実施形態)
実施形態1
式(I):
【0118】
【化2】
【0119】
[式中:
は、R、R及びRで置換されたヘテロシクロアミノ環であり:
は、−Z−Ar(式中、Zは、C1−6アルキレン、C1−6ハロアルキレン、−O−、−C(O)−、−NH−又は−S(O)n−(式中、nは、0、1又は2である。)であり、Arは、C3−10シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルケニル、C6−10アリール又はC1−9ヘテロアリール(C3−10シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルケニル、C3−7ヘテロシクロアルキル、C6−10アリール及びC1−9ヘテロアリールは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6チオアルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルスルホニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ、C1−9
ミド又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)であり;
及びRは、独立して、水素、C1−6アルキル、ヒドロキシ又はハロであり;
は、−OR又は−NR(式中、Rは、水素又はC1−6アルキルであり、Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C2−12アルコキシアルキル、C1−12アミノアルキル、C3−10シクロアルキル、C4−16シクロアルキルアルキル、C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクリル又はC3−7ヘテロシクロアルケニル(C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクリル及びC3−7ヘテロシクロアルケニルは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル又はC1−6ハロアルコキシ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)であり;
〜Xの全てが炭素であるか、或いはX〜Xの1又は2個がNであり且つX〜Xの残りが炭素であり;
、R、R及びRは、独立して、存在しないか、或いは水素、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−9アミド、C3−7ヘテロシクリル、C1−8アルキルアミノ又はシアノである。]
の化合物又はその医薬上許容される塩。
【0120】
実施形態2:
が、式:
【0121】
【化3】
【0122】
[式中、
Xは、炭素又は窒素であり、
は、−OR又は−NR(式中、Rは、水素又はC1−6アルキルであり;Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C2−12アルコキシアルキル、C1−12アミノアルキル、C3−10シクロアルキル、C3−10オキソシクロアルキル、フェニル、単環C1−5ヘテロアリール又はC3−7ヘテロシクリルアルケニル(当該フェニル、C1−9ヘテロアリール及びC3−7ヘテロシクリルアルケニルは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル又はC1−6ハロアルコキシ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)である。]
のヘテロシクロアミノ環である実施形態1の化合物又は医薬上許容される塩。実施形態2の化合物における化合物の一群において、Rは、式:
【0123】
【化4】
【0124】
のヘテロシクロアミノ環である。
【0125】
実施形態3:
が、−NRである実施形態1又は2の化合物又は医薬上許容される塩又は本明細書に含まれる何れかの群。実施形態3の化合物における化合物の一群において、Rは水素である。
【0126】
実施形態4:
が、式:
【0127】
【化5】
【0128】
[式中、Xが、炭素又は窒素である。]
のヘテロシクロアミノ環である前記実施形態1〜3の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。
【0129】
実施形態4の化合物における化合物の一群において、Rは、式:
【0130】
【化6】
【0131】
のヘテロシクロアミノ環である。
【0132】
実施形態5:
〜Xの全てが炭素である前記実施形態1〜4の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。
【0133】
実施形態6:
〜Xは炭素であり、R、R、R及びRのそれぞれが水素である前記実施形態1〜5の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。
【0134】
実施形態7:
、X及びXが炭素であり且つXがCRであるか、或いはX、X及びXが炭素であり且つXがCRである前記実施形態1〜4の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。
(a) 実施形態7の群における化合物の一群それぞれにおいて、R、R及びRは水素であり、XはCRである。(a)の化合物群における化合物の一群において、Rは、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ又はシアノである。(a)の化合
物群における化合物の一群において、Rは、シアノ、メチル、メトキシ、クロロ又はフルオロである。(a)の化合物群におけるさらに他の化合物群において、Rは、ハロ又はシアノである。(a)の化合物群における化合物の一群において、Rは、シアノ又はフルオロである。
(b) 実施形態7の群における化合物の他の群それぞれにおいて、R、R及びRは、水素であり、XはCRである。(b)の化合物群における化合物の一群において、Rは、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ又はシアノである。(b)の化合物群における化合物の一群において、Rは、シアノ、メチル、メトキシ、クロロ又はフルオロである。(b)の化合物群における化合物の一群において、Rは、シアノ又はフルオロである。
【0135】
実施形態8:
及びXの一方又は両方が窒素であり、残りのX〜Xが炭素である、前記実施形態1〜4の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。
(a).実施形態8の群における化合物の一群において、XはNである。(a)の化合物群における化合物の一群において、XがNであり、XはCR(式中、Rは、水素、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、シアノ又はヒドロキシである。)であり、Rは存在せず、R及びRのそれぞれが水素である。(a)の化合物群における化合物の他の群において、XはNであり、XはCR(式中、Rは、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、シアノ又はメトキシである。)であり、Rは存在せず、R及びRのそれぞれが水素である。(a)の化合物群における化合物の他の群において、XはNであり、Rが存在せず、R、R及びRのそれぞれが水素である。
(b).実施形態8の群における化合物の他の群において、XはNであり、XはCR(式中、Rは、水素、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロ又はシアノである。)であり、X及びXは炭素である。(b)の化合物群における化合物の他の群において、XはNであり、XはCR(式中、Rは、シアノ、フルオロ、クロロ、メチル、エチル又はメトキシである。)であり、Rは存在せず、R及びRのそれぞれが水素である。(b)の化合物群における化合物の他の群において、XはNであり、XはCR(式中、Rは、シアノ、フルオロ、クロロ、メチル又はメトキシである。)であり、Rは存在せず、R及びRのそれぞれが水素である。
(c).実施形態8の群における化合物の他の群において、XはNである。(c)の化合物群における化合物の一群において、XはNであり、XはCR(式中、Rは、水素、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ又はシアノである。)であり、Rは存在せず、R及びRのそれぞれが水素である。(c)の化合物群における化合物の他の群において、XはNであり、XはCR(式中、Rは、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、シアノ又はメトキシである。)であり、Rは存在せず、R及びRのそれぞれが水素である。(c)の化合物群における化合物の他の群において、XはNであり、XはCR(式中、Rはフルオロ、クロロ、メチル、シアノ又はメトキシである。)であり、X及びXはCHである。(c)の化合物群における化合物の他の群において、XはNであり、R、R及びRのそれぞれが水素である。
(d).実施形態8の群におけるさらに他の化合物群において、X及びXは窒素である。(d)の化合物群における化合物の一群において、R、R及びRのそれぞれが水素である。
【0136】
実施形態9:
が−NHRである前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。
【0137】
実施形態10:
が−NHR(式中、Rは、C3−10シクロアルキルである。)である前記実
施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態10の群における化合物の一群において、Rは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルである。実施形態10の群における化合物の他の群において、Rは、シクロプロピルである。
【0138】
実施形態11:
が−NHR(式中、Rは、C4−16シクロアルキルアルキルである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態11の群における化合物の一群において、Rは、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル又はシクロヘキシルメチルである。実施形態10の群における化合物の他の群において、Rは、シクロプロピルメチルである。
【0139】
実施形態12:
が−NHR(式中、Rは、C1−6アルキルである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態12の群における化合物の一群において、Rは、イソブチル、tert−ブチル、n−プロピル、イソプロピル、2−エチルブチル、4−メチルペンタ−2−イル、2,2−ジメチルプロピル、3,3−ジメチルブチル、3−メチルブチル、ブタ−2−イルである。実施形態12の群における化合物の他の群において、Rは、イソプロピルである。
【0140】
実施形態13:
が−NHR(式中、Rは、ヒドロキシアルキルである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態12の群における化合物の一群において、Rは、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル又は(R)−3−ヒドロキシプロパ−2−イルである。
【0141】
実施形態14:
が−NHR(式中、Rは、C2−12アルコキシアルキルである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態12の群における化合物の一群において、Rは、2−メトキシエチル、3−メトキシプロピル、2−エトキシエチル、2−イソプロポキシエチル又は3−エトキシプロピルである。
【0142】
実施形態15:
が−NHR(式中、Rは、C1−12アミノアルキルである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。
【0143】
実施形態16:
が−NHR(式中、Rは、C1−6ハロアルキルである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態12の群における化合物の一群において、Rは、2,2,2−トリフルオロエチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル又は3,3,3−トリフルオロプロピルである。
【0144】
実施形態17:
が−NHR(式中、Rは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル又はC1−6ハロアルコキシ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7ヘテロシクリル又はC3−7ヘテロシクロアルケニルである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態12の群における化合物の一群におい
て、Rは、テトラヒドロピラン−4−イル、オキセタン−3−イル又は式:
【0145】
【化7】
【0146】
である。
【0147】
実施形態18:
が、−NHR(式中、Rは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、ハロアルキル又はハロアルコキシ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい単環C1−9ヘテロアリールである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態18の群における化合物の一群において、Rは、ピリジン−3−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−4−イル、チア[1,3,4]ジアゾl−2−イル、チアゾール−2−イル、ピリミジン−2−イル、ピリミジン−5−イル、ピラジン−2−イル、ピリミジン−6−イル、ピリダジン−3−イル、1,2,4−トリアジン−3−イル、5,6−ジメチル−1,2,4−トリアジン−3−イル、3,4−ジメチルイソオキサゾール−5−イル、2−ヒドロキシピリジン−5−イル(互変異性体型はピリジン−2(1H)−オン)、2−メトキシピリジン−5−イル又はイソオキサゾール−3−イルである。
【0148】
実施形態19:
が、−NHR(式中、Rは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、ハロアルキル又はハロアルコキシ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニルである。)である前記実施形態1〜8の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。実施形態19の群における化合物の一群において、Rは、2−ブロモフェニル、3−ブロモフェニル、4−ブロモフェニル、4−フルオロフェニル、フェニル、4−トリフルオロメトキシフェニル、4−n−プロピルフェニル、4−メチルフェニル、4−tert−ブチルフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、4−イソプロポキシフェニル又は4−シアノフェニルである。
【0149】
実施形態20:
が、式:
【0150】
【化8】
【0151】
のヘテロシクロアミノ環である前記実施形態1〜19の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。当該化合物群における他の実施形態において、化合物は、Rが、式:
【0152】
【化9】
【0153】
のヘテロシクロアミノ環である。
【0154】
実施形態21:
が、式:
【0155】
【化10】
【0156】
のヘテロシクロアミノ環である前記実施形態1〜19の何れかの化合物又は医薬上許容される塩及び本明細書に含まれる群。当該化合物群における他の実施形態において、化合物は、Rが式:
【0157】
【化11】
【0158】
のヘテロシクロアミノ環である。
【0159】
実施形態22:
ZがC1−6アルキレンである前記実施形態1〜21の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。実施形態22の群における化合物の一群において、Zは、−CH−、−CH(CH)−又は−(CHであり、より好ましくは−CH−である。
【0160】
実施形態23:
ZがC1−6ハロアルキレンである前記実施形態1〜20の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。実施形態23の群における化合物の一群において、Zは、−CHF−、−CF(CH)−又は−CF−(式中、Cの立体化学は、(RS)、(R)又は(S)である。)である。実施形態23の群における化合物の一群において、Zは、−CHF−(式中、Cの立体化学は、(RS)、(R)又は(S)である。)である。
【0161】
実施形態24:
Zが−O−であり、ZがRの炭素原子に結合している前記実施形態1〜20の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。
【0162】
実施形態25:
Zが−C(O)−である前記実施形態1〜21の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。
【0163】
実施形態26:
ZがSOである前記実施形態1〜21の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。
【0164】
実施形態27:
Zが−NH−であり、ZがRの炭素原子に結合している前記実施形態1〜20の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。
【0165】
実施形態28:
Arが、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルカルボニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニルである前記実施形態1〜27の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。実施形態28の群における化合物の一群における化合物の一群において、Arは、ハロ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基(好ましくはフルオロ)で置換されていてもよいフェニルである。実施形態28の群における化合物の他の群において、Arは、フェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、4−エチルフェニル、3−イソプロピルフェニル、4−エトキシフェニル、3−CFフェニル、4−CFフェニル、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、4−クロロメチルフェニル、4−ジフルオロメチルフェニル、2−ブロモフェニル、4−ブロモフェニル、2−シアノフェニル、3−シアノフェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、4−イソプロピルフェニル、3−ブロモフェニル、4−メチルスルホニルフェニル、4−シアノフェニル、4−tert−ブチルフェニル、3−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、4−OCFフェニル、2,3−ジクロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、3,5−ジクロロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、2,5−ジクロロフェニル、2,6−ジクロロフェニル、2−クロロ−4−メチルスルホニルフェニル、2,5−ジフルオロフェニル、2,6−ジフルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、3,5−ジフルオロフェニル、3,4−ジメチルフェニル、4−フルオロ−2−メチルフェニル、2−フルオロ−5−メチルフェニル、5−フルオロ−2−メチルフェニル、5−クロロ−2−ジフルオロメトキシフェニル、4−クロロ−3−メチルフェニル、2,3−ジメチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、2,5−ジメチルフェニル、2−ブロモ−5−クロロフェニル、3−ブロモ−4−メチルフェニル、2−ブロモ−4−メチルフェニル、3−ブロモ−2−メチルフェニル、4−フルオロ−3−メトキシフェニル、2−ブロモ−5−メトキシフェニル、3−ブロモ−4−メトキシフェニル、4−ブロモ−2−クロロフェニル、3−ブロモ−4−フルオロフェニル、4−ブロモ−2−フルオロフェニル、4−ブロモ−3−メチルフェニル、4−ブロモ−2−メチルフェニル、4−ブロモ−3−フルオロフェニル、4−クロロ−2−メトキシフェニル、5−ブロモ−2−フルオロフェニル、5−ブロモ−2−メチルフェニル、5−クロロ−2−メチルフェニル、5−クロロ−2−トリフルオロメチルフェニル、4−クロロ−2−メチルフェニル、4−クロロ−3−メチルフェニル、2−クロロ−5−メトキシフェニル、3−クロロ−4−メトキシフェニル、2−クロロ−4−フルオロフェニル、2−クロロ−5−フルオロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、2−クロロ−6−トリフルオロメチルフェニル、2−クロロ−5−ヨードフ
ェニル、4−クロロ−2−ヒドロキシフェニル、2−メトキシ−4−メチルフェニル、2−メトキシ−5−トリフルオロメトキシフェニル、2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル、2−クロロ−6−ジフルオロメトキシフェニル、5−クロロ−2−プロポキシフェニル、2−メトキシ−5−tert−ブチルフェニル、4−クロロ−2−フルオロフェニル、5−クロロ−2−フルオロフェニル、4−シアノ−2−フルオロフェニル、4−ブロモ−3−トリフルオロメチルフェニル、2−フルオロ−4−トリフルオロメチルフェニル、3−シアノ−4−イソプロポキシフェニル、2−フルオロ−4−メチルフェニル、2−フルオロ−4−メトキシフェニル、4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル、4−クロロ−2−トリフルオロメチルフェニル、4−クロロ−3−フルオロフェニル、2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル、2,4−ジメトキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェニル、3−シアノ−4−フルオロフェニル、5−クロロ−2−メトキシフェニル、2−クロロ−3,6−ジフルオロフェニル、2,3,5−トリクロロフェニル、2,6−ジフルオロ−3−メチルフェニル、4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル、2,4,6−トリフルオロフェニル、2,4−ジフルオロ−6−ヒドロキシフェニル、2,4,5−トリフルオロフェニル、2,4,6−トリメチルフェニル、2,3,4−トリフルオロフェニル、4−クロロ−2−5−ジメチルフェニル、3−クロロ−5−フルオロ−2−メチルフェニル、5−クロロ−2,4−ジフルオロフェニル又は4−ブロモ−2,5−ジフルオロフェニルである。実施形態28の群における化合物のさらなる他の群において、Arは、5−クロロ−2−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、2,5−ジフルオロフェニルである。
【0166】
実施形態29:
Arが、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルカルボニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−9ヘテロアリールである前記実施形態1〜27の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。実施形態29の群における化合物の一群において、Arは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルカルボニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい単環式C1−9ヘテロアリールである。実施形態29の群における化合物の他の群において、Arは、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、2,5−ジクロロチエン−3−イル、ベンゾフラン−3−イル、2,5−ジフルオロピリジン−3−イル、2,5−ジクロロピリジン−4−イル、5−クロロ−2−フルオロピリジン−2−イル、3−フルオロピリジン−2−イル、3,6−ジクロロピリジン−2−イル、5−メチルイソオキサゾール−3−イル、インドール−5−イル、インドール−6−イル、ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール−5−イル、3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル、5−クロロチエン−2−イル、5−ブロモチエン−2−イル、5−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−4−イル、5−ブロモ−6−クロロピリジン−3−イル、3−メチル−[1,2,4]−オキサジアゾール−5−イル、チアゾール−5−イル、5−メチルオキサゾール−2−イル、3−フルオロ−5−クロロピリジン−2−イル又は2−クロロ−5−フルオロピリジン−3−イルである。
【0167】
実施形態30:
Arが、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルカルボニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC3−7ヘテロシクロアルケニルである前記実施形態1〜27の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。
実施形態29の群における化合物の一群において、Arは、式:
【0168】
【化12】
【0169】
である。
【0170】
実施形態31:
及びRが水素である前記実施形態1〜30の何れかの化合物又は医薬上許容される塩。
【0171】
(一般的な合成スキーム)
本発明の化合物は、下記反応スキームに示される方法により製造することができる。
【0172】
出発原料及びこれらの化合物の調製に用いる試薬は、アルドリッチケミカル社(ウィスコンシン州ミルウォーキー)、バッヘム社(カリフォルニア州トーランス)、またはシグマ社(ミズーリ州セントルイス)のような商業的供給業者から利用できるか、或いは、Fieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis, Volumes 1-17 (John Wiley and Sons, 1991);Rodd’s Chemistry of Carbon Compounds, Volumes 1-5 and Supplementals (Elsevier Science Publishers, 1989);Organic Reactions, Volumes 1-40 (John Wiley and Sons, 1991), March’s Advanced Organic Chemistry, (John Wiley and Sons, 4th Edition)及びLarock’s Comprehensive Organic Transformations (VCH Publishers Inc., 1989) のような参考文献に記載された手順に従って、当業者に公知の方法により調
製される。これらのスキームは、本発明の化合物の合成が可能な一部の方法の単なる例示であり、これらのスキームに対する様々な変更が可能であり、それは、本明細書の開示を参照した当業者により示唆されるであろう。出発原料及び中間体、並びに反応の最終生成物は、必要に応じて、従来技術(ろ過、蒸留、結晶化、クロマトグラフィー等を含むが、これらに限定されない。)を用いて、分離し、精製してもよい。そのような物質は、従来の方法(物理定数及びスペクトルデータを含む)を用いて同定してもよい。
【0173】
本明細書中に記載の反応は、特記されていない限り、大気圧下で、約−78℃から約150℃の温度範囲、より好ましくは約0℃から約125℃の温度範囲、最も好ましくは、およそ室温(或いは大気温)(例えば約20℃)にて行うことができる。
【0174】
式(I)の化合物(式中、Rは、窒素原子を介してコア環に結合しているヘテロシクロアミノであり、RがNRであり、R、R、R、R、R、R、X、X、X、X、Ar及びZは、発明の概要で定義された通り。)は、以下のスキームAで説明及び記載されたようにして得ることができる。
【0175】
【化13】
【0176】
式1の化合物(式中、R及びRは発明の概要で定義された通り。)を、式2の化合物(式中、Halがハロであり、R、R、R、X、X、X及びXは、発明の概要で定義された通り。)で処理し、式3の化合物を得る。式1の化合物は、市販されているか或いは当技術分野でよく知られた方法によりすぐに得ることができる。反応は、ジオキサン、エタノール、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド等のような望ましい有機溶媒中で実行し(水素化ナトリウム、ジイソプロピルエチルアミン又はトリエチルアミンのような塩基と共に或いはそれらを伴わずに)、20ないし150℃の望ましい温度に加熱する。式2の化合物は、市販されているか、或いは当技術分野でよく知られた方法によりすぐに得ることができる。例えば、ハロがクロロである式2の化合物は、望ましい水性酸中でアリールジアミンをシュウ酸と縮合することにより得ることができる(塩化チオニル又はオキシ塩化リン等のようなハロゲン化試薬と処理して(触媒のN,N−ジメチルホルムアミドと共に或いはそれらを伴わずに)、HalがClである式2の化合物を得る。)。R又はR又はRがC1−6アルキル、シアノ及びハロであると同時に、X又はXが窒素であるような式2の化合物は、市販されている。
【0177】
化合物3を式4のヘテロシクロアミノ化合物で処理し、式(I)の化合物を得る。反応は、ジオキサン、n−ブタノール、ジメチルスルホキシド等のような望ましい有機溶媒中において、ジイソプロピルエチルアミン及びトリエチルアミンのような塩基と共に或いはそれらを伴わずに実行し、式4の化合物は、市販されているか、或いは当技術分野でよく知られた方法ですぐに得ることができる。例えば、Zが酸素である式4の化合物は、ピペリジノールとアリールアルコールとの間の光延反応により得ることができる。反応は、通常、テトラヒドロフラン、トルエン、ジクロロメタン、アセトニトリル等のような望ましい有機溶媒中、PPh、PMe等のようなホスフィン、及びDEAD、DIAD等のような活性化試薬の存在下で実行する。反応は、通常、0〜80℃の温度範囲で実行される。
【0178】
別の方法として、式3の化合物をピペラジンで処理し、さらに、還元的アミノ化、アルキル化、アリール化、アミド化、スルホニル化等で修飾させ式(I)の化合物を得ることができる。
【0179】
式(I)の化合物は、他の式(I)の化合物に変換させることができる。例えば、Zがフッ素でモノ置換されている式(I)の化合物は、対応するカルボニルから、まず、カルボニル基をアルコール基に還元し、次いで当技術分野でよく知られた条件下でフッ素化することにより得ることができる。反応は、通常、DAST等のようなフッ素化剤の存在下、メタノール等のような望ましい溶媒中で実行する。反応は、通常、−78ないし25℃の温度範囲で行われる。
【0180】
別の方法として、Zがメチレンである式(I)の化合物は、対応するカルボニル化合物から当技術分野でよく知られた条件により得ることができる。反応は、通常、水素化ジイソブチルアルミニウム、ボラン−テトラヒドロフラン、水素化ホウ素ナトリウム等のような還元剤の存在下、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン等のような望ましい有機溶媒中で行われる。
【0181】
また、式(I)の化合物は、式1の化合物と式4の化合物の添加の順番を逆にすることにより得ることができる。発明の概要の定義されたような式2の化合物と共に式4の化合物を加え、続いて、発明の概要で定義されたような式1の化合物を加えることにより、スキームAで示されたような異なる位置化学的結果の式(I)の化合物を得る。一部のこのような変換の詳細な説明は、以下の実施例で提供される。
【0182】
別の方法として、Rが炭素原子を介してコア環に結合するヘテロシクロアミノであり、Rが、NRであり、R、R、R、R、R、R、X、X、X、X、Ar及びZは、発明の概要で定義されたとおりである式(I)の化合物は、以下スキームBで説明及び記載されたようにして得ることができる。
【0183】
【化14】
【0184】
式6の化合物は、式3の化合物の式5のヘテロシクロアミノアルケニル(式中、PGは窒素保護基である。)との反応により得ることができる。反応は、Pd(PPhCl、Pd(PPh、Pddba等のような一般的なパラジウム触媒、及びK
C(O)等のような塩基の存在下で、アセトニトリル、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド等のような望ましい有機溶媒中で行われる。反応は、通常、70〜175℃に加熱した。テトラヒドロピリジンのような式5の化合物は、市販されている。
【0185】
式7の化合物は、式6の化合物の水素化により得ることができる。反応は、通常、水素雰囲気下、Pd炭素等のような一般的なパラジウム触媒の存在下にて、メタノール、エタノール等のような望ましい有機溶媒中で行うことができる。カルバメート基の酸性加水分解により、式7の化合物を得ることができる。
【0186】
式7の化合物は、式(I)の化合物に変換することができる。例えば、式7の化合物は、当技術分野でよく知られた条件下にて、アルキル化、アリール化、スルホニル化、還元的アミノ化等に付すことができる。
【0187】
(有用性)
GPR6受容体は、末梢組織でごく僅かな発現を示すとともに中枢神経系(CNS)において高い発現を示す。GPR6は、線条体中でMSNを発現するD2受容体において高選択的に濃縮される。線条体は、動作、報酬及び動機づけのプロセスを含む重要な挙動を調節する中心的な役割を果たしている。GPR6はGs経路を介して受容体シグナル伝達を示すGPCRである。ゆえに、GPR6アゴニスト活性は細胞内cAMPレベルの増加をもたらすが、アンタゴニスト又は逆アゴニストはcAMPレベルの減少をもたらす。したがって、GPR6活性は、機能的にGi経路を介して動作するD2受容体シグナル伝達に対向している。すなわち、アゴニストは、細胞内cAMPのレベルを低下させる。このように、GPR6活性を調節する化合物は、さまざまな神経疾患及び精神疾患に有用である。例えば、パーキンソン病(PD)の病理学的特徴は、黒質におけるニューロン細胞の損失である。黒質線条体路の変性は、運動臨床症状及び非運動臨床症状の結果として、ドーパミンの線条体濃度の減少を引き起こす。ドーパミン作動性神経支配の主要な線条体ターゲットは、線条体淡蒼球系(間接的)出力経路及び線条体黒質系(直接的)出力経路の中型有棘ニューロン(MSN)に存在する。直接的出力経路のMSNは、D1ドーパミン受容体を発現するが、間接的経路のものはD2受容体を発現する。
【0188】
パーキンソン病患者の約75%がレボドパで治療されている、ドーパミンのプロドラッグは、50年前に発見されている(ドーパミン補充療法)。レボドパは、誘発性ジスキネジア(LID)、衝動制御障害(ICD)、精神病症状及び睡眠障害を含む一般的に深刻な副作用を有している。LIDは進行性である(90%のPD患者が10年以内にLIDを発症する。)。不可逆的適応は、直接的経路の過敏症に導く減少した脱感作を含むLIDのげっ歯類モデルのMSNでのD1受容体シグナル伝達において生じる。D2受容体ではなくD1受容体の遺伝子不活性化は、マウスのLIDを消失させる。しかしながらD1受容体シグナル伝達の遮断は、L−DOPAの抗パーキンソン病の効果には影響しない。MSNのD1/D2ドーパミン受容体により調節されるcAMP経路は、PDにおけるLIDに関与している。MSNのドーパミンD2受容体はGiが結合し、cAMP生成を阻害する。Gs結合GPR6のアンタゴニスト作用又は逆アゴニスト作用は、MSN中でcAMPを減少させるはずである(D2受容体のドーパミン媒介の活性化の機能的な別の方法)。このように、GPR6活性を調節する化合物は、単独で、或いはL−DOPA、ドーパミン作動性作動薬、MAO B阻害剤、DOPAデカルボキシラーゼ阻害剤及びC(O)MT阻害剤を含むパーキンソン病の治療のために承認された他の薬剤と組み合わせて、例えば、パーキンソン病、及びハンチントン病を含む運動障害のようなさまざまな神経疾患及び精神疾患に有用である。GPR6の調節により治療可能な他の潜在的な疾患の症状としては、薬物依存症及び摂食障害、認知障害、統合失調症、双極性障害及び鬱病が挙げられる。
【0189】
(試験)
本発明の化合物のGPR6阻害活性は、下記の実施例I及びIIに記載されているインビトロアッセイおよびインビボアッセイを用いて試験することができる。
【0190】
(投与及び医薬組成物)
一般的に、本発明の化合物は、同様の効用を持つ薬剤のための許容される投与様式のいずれかで治療有効量が投与され得る。式(I)の化合物の治療有効量は、単一又は複数用量で投与することができる、1日、患者体重kgあたり約0.01から約100mgの範囲であればよい。投薬量水準は、好ましくは、1日あたり約0.1から約50mg/kg;より好ましくは1日あたり約0.5から約10mg/kgであり得る。経口投与に関し、組成物は、好ましくは、約1.0から約1000ミリグラム(特に、約1.0、5.0、10、15、20、25、50、75、100、150、200、250、300、400、500、600、750、800、900及び1000ミリグラム)の活性成分を含む錠剤の形態で提供される。本発明の化合物、即ち、活性成分の実際の量は、非常に多くの要素(例えば、治療される疾患の重症度、対象の年齢及び相対的な健康状態、利用する化合物の効力、投与経路及び形態、及びその他の要因)に依存し得る。
【0191】
一般的に、本発明の化合物は、以下の経路のいずれか1つにより医薬組成物として投与され得る:経口、全身(例、経皮的、鼻腔内、或いは坐剤による)、又は非経口(例、筋肉内、静脈内又は皮下)投与。好ましい投与方法は、苦痛の程度に従って調整することができる使用が容易な1日投与量の投薬計画を用いる経口投与である。組成物は、錠剤、丸剤、カプセル剤、半固体剤、散剤、持続放出製剤、液剤、懸濁剤、エリキシル剤、エアロゾル剤、又はその他の適切な組成物の形態をとり得る。
【0192】
製剤の選択は、薬剤投与(例えば、経口投与のためには、錠剤、丸剤又はカプセル剤の形態の製剤が好ましい)、及び薬剤物質の生物学的利用能の状態のような様々な要因に依存する。近年、医薬製剤については、生物学的利用能が、表面積を増加、即ち粒径を減らすことにより増加させることができるという原理に基づいて、低い生物学的利用能を示す薬剤について開発されてきた。例えば、米国特許No.4,107,288には、活性原料が高分子の架橋マトリクスに支持された10から1,000nmのサイズ範囲の粒子を有する医薬製剤が開示されている。米国特許No.5,145,684には、薬剤物質を、表面改質剤の存在下でナノ粒子(平均粒径400nm)に粉砕した後、液体媒体中に分散し、顕著に高い生物学的利用能を示す医薬製剤を得るという医薬製剤の製造が記載されている。
【0193】
組成物は、一般的に、式(I)の化合物と、少なくとも1種の医薬上許容される賦形剤との組み合わせで構成される。許容される賦形剤は、非毒性であり、投与を助け、式(I)の化合物の治療的利益に影響を与えない。そのような賦形剤は、一般的に当業者に利用可能な、任意の固体、液体、半固体賦形剤、或いはエアロゾル組成物の場合は、ガス状の賦形剤であってもよい。
【0194】
固体の医薬上の賦形剤としては、デンプン、セルロース、タルク、グルコース、ラクトース、スクロース、ゼラチン、麦芽、コメ、小麦粉、白亜、シリカゲル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸ナトリウム、グリセロールモノステアレート、塩化ナトリウム、乾燥スキムミルク等が挙げられる。液体及び半固体の賦形剤は、グリセロール、プロピレン グリコール、水、エタノール、及び石油、動物、野菜又は合成由来のものを含む様
々な油(例えばピーナッツ油、大豆油、鉱油、ゴマ油等)から選ばれ得る。好ましい液体担体、特に注射用液剤のための担体としては、水、食塩水、水性デキストロース及びグリコールが挙げられる。
【0195】
圧縮ガスを、エアロゾル形態で本発明の化合物を分散させるために用いてもよい。この目的に適している不活性ガスは、窒素、二酸化炭素等である。
【0196】
他の適切な医薬上の賦形剤及びそれらの製剤は、Remington’s Pharmaceutical Sciences, edited by E. W. Martin(マック・パブリッシング社、第18版、1990年)に記載されている。
【0197】
製剤中の化合物の水準は、当業者によって用いられる全範囲内で変化させることができる。通常、製剤は、重量パーセント(重量%)ベースで、全製剤に基づき、約0.01〜99.99重量%の式(I)の化合物が含まれ、残りに1種以上の適切な医薬上の賦形剤が含まれ得る。好ましくは、化合物が約1〜80重量%の水準で存在する。
【0198】
本発明の化合物は、本発明の化合物と他の薬剤が有効な疾患又は状態の治療において、1種以上の他の薬剤と組み合わせて用いてもよく、薬剤を一緒に組み合わせた場合、どちらかの薬剤を単独で用いるよりも安全であるか或いは効果的であり得る。そのような他の薬剤は、一般的に用いられる経路及び量にて、同時に或いは順次、本発明の化合物と共に用いてもよい。本発明の化合物を1種以上の他の薬剤と同時に用いる場合、そのような他の薬剤と本発明の化合物を含む単位剤形の医薬組成物を用いることができる。しかしながら、組み合わせ治療には、本発明の化合物と1種以上の他の薬剤とを異なる重複スケジュールで投与する治療法も含まれ得る。また、1種以上の他の活性成分と組み合わせて用いる場合、本発明の化合物と他の活性成分は、それぞれ単独で用いるよりも低用量で使用することができると考えられる。
【0199】
従って、本発明の医薬組成物は、本発明の化合物に加えて1種以上の他の活性成分を含むものも包含する。
【0200】
上記の組み合わせには、本発明の化合物と、1種の他の活性化合物との組み合わせのみならず、2種以上の他の活性化合物との組み合わせが含まれる。同様に、本発明の化合物は、本発明の化合物が有用な疾患又は状態の予防、治療、管理、改善、或いはリスクを減らすために用いられる他の薬剤と組み合わせて用いてもよい。従って、そのような他の薬剤は、一般的に用いられる経路及び量にて、同時に或いは順次、本発明の化合物と共に投与してもよい。本発明の化合物を1種以上の他の薬剤と同時に使用する場合、本発明の化合物に加えて上記他の薬剤を含む医薬組成物が好ましい。従って、本発明の医薬組成物は、本発明の化合物に加えて1種以上の他の活性成分を含むものも包含する。本発明の化合物の第二の活性成分に対する重量比は、変動し得るものであり、それぞれの成分の有効量に依存するであろう。一般的にそれぞれの有効量が用いられるであろう。
【0201】
1つの実施形態において、本発明の化合物は、アルツハイマー病治療剤、ベータ−セクレターゼ阻害剤、ガンマ−セクレターゼ阻害剤、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、イブプロフェンを含むNSAID、ビタミンE及び抗アミロイド抗体と組み合わせて投与してもよい。他の実施形態において、本発明の化合物は、鎮静薬、催眠薬、不安緩解薬、抗精神病薬、抗不安薬、シクロピロロン、イミダゾピリジン、ピラゾロピリミジン、弱精神安定剤、メラトニン作動薬及び拮抗薬、メラトニン作用薬、ベンゾジアゼピン、バルビツール酸、5HT−2拮抗薬、PDE10拮抗薬等、例えば:アジナゾラム、アロバルビタール、アロニミド、アルプラゾラム、アミスルピリド、アミトリプチリン、アモバルビタール、アモキサピン、アリピプラゾール、ベンタゼパム、ベンゾクタミン、ブロチゾラム、ブプロピオン、ブスプリオン、ブタバルビタール、ブタルビタール、カプリド、カルボクロラール、クロラールベタイン、抱水クロラール、クロミプラミン、クロナゼパム、クロぺリドン、クロラゼプ酸、クロルジアゼポキシド、クロレタート、クロルプロマジン、クロザピン、シプラゼパム、デシプラミン、デキシクラモール、ジアゼパム、ジクロラー
ルフェナゾン、ジバルプロエクス、ジフェンヒドラミン、ドキセピン、エスタゾラム、エトクロルビノール、エトミデート、フェノバム、フルニトラゼパム、フルペンチキソール、フルフェナジン、フルラゼパム、フルボキサミン、フルオキセチン、フォサゼパム、グルテチミド、ハラゼパム、ハロペリドール、ヒドロキシジン、イミプラミン、リチウム、ロラゾパム、ロルメタゼパム、マプロチリン、メクロカロン、メラトニン、メフォバルビタール、メプロバメート、メタカロン、ミダフルル、ミダゾラム、ネファゾドン、ニソバメート、ニトラゾパム、ノルトリプチリン、オランザピン、オキサゼパム、パラアルデヒド、パロキセチン、ペントバルビタール、ペルラピン、ペルフェナジン、フェネルジン、フェノバルビタール、プラゼパム、プロメタジン、プロポフォール、プロトリプチリン、クアゼパム、クエチアピン、レクラゼパム、リスペリドン、ロレタミド、セコバルビタール、セルトラリン、スプロクロン、テマゾパム、チオリダジン、チオチキセン、トラカゾレート、カニルシプロマイン、トラゾドン、トリアゾラム、トレピパム、トリセタミド、トリクロホス、トリフルオペラジン、トリメトジン、トリミプラミン、ウルダゼパム、ベンラファキシン、ザレプロン、ジプラシドン、ゾラゼパム、ゾルピデム及びその塩、及びそれらの組み合わせと組み合わせて投与してもよい。
【0202】
他の実施形態において、本発明の化合物は、レボドパ(カルビドパ又はベンセラジドのような選択的脳外デカルボキシラーゼ阻害剤を伴う或いは伴わない)、ビペリデン(その塩酸塩又は乳酸塩であってもよい)及びトリヘキシフェニジル(ベンズヘキソール)塩酸塩のような抗コリン作用薬、エンタカポンのようなC(O)MT阻害剤、MOA−B阻害剤、抗酸化薬、A2aアデノシン受容体拮抗薬、コリン作動薬、NMDA受容体拮抗薬、セロトニン受容体拮抗薬、並びにアレンテモール、ブロモクリプチン、フェノルドパム、リスリド、ナキサゴリド、ペルゴリド及びプラミペキソールのようなドーパミン受容体と組み合わせて用としてもよい。ドーパミン作動薬は、医薬上許容される塩の形態であってもよく、例えば、臭化水素酸アレンテモール、メシル酸ブロモクリプチン、メシル酸フェノルドパム、塩酸ナキサゴリド及びメシル酸ペルゴリドであってもよいと理解されるであろう。リスリド及びプラミペキソールは一般的に非塩形態で使用される。
【0203】
他の実施形態において、本発明の化合物は、神経弛緩剤のフェノチアジン、チオキサンテン、複素環ジベンゾアゼピン、ブチロフェノン、ジフェニルブチルピペリジン及びインドロン類からなる化合物と組み合わせて投与してもよい。フェノチアジンの望ましい例としては、クロルプロマジン、メソリダジン、チオリダジン、アセトフェナジン、フルフェナジン、ペルフェナジン及びトリフルオペラジンが挙げられる。チオキサンテンの望ましい例としては、クロルプロチキセン及びチオチキセンが挙げられる。ジベンゾアゼピンは、例えばクロザピンである。ブチロフェノンは、例えばハロペリドールである。ジフェニルブチルピペリジンは、例えばピモジドである。インドロンは、例えばモリンドロンである。その他の神経弛緩剤としては、ロキサピン、スルピリド及びリスペリドンが挙げられる。神経弛緩剤は、主題化合物と組み合わせて用いる場合、医薬上許容される塩の形態であってもよく、例えば、塩酸クロルプロマジン、ベシル酸メソリダジン、塩酸チオリダジン、マレイン酸アセトフェナジン、塩酸フルフェナジン、エナント酸フルフェナジン、デカン酸フルフェナジン、塩酸トリフルオペラジン、塩酸チオチキセン、デカン酸ハロペリドール、コハク酸ロキサピン及び塩酸モリンドンであってもよいと理解されるであろう。ペルフェナジン、クロルプロチキセン、クロザピン、ハロペリドール、ピモジド及びリスペリドンは一般的に非塩形態で使用される。したがって、本発明の化合物は、アセトフェナジン、アレンテモール、アリピプラゾール、アミスルピリド、ベンズヘキソール、ブロモクリプチン、ビペリデン、クロルプロマジン、クロルプロチキセン、クロザピン、ジアゼパム、フェノルドパム、フルフェナジン、ハロペリドール、レボドパ、レボドパとベンセラジド、レボドパとカルビドパ、リスリド、ロキサピン、メソリダジン、モリンドロン、ナキサゴリド、オランザピン、ペルゴリド、ペルフェナジン、ピモジド、プラミペキソール、クエチアピン、リスペリドン、スルピリド、テトラベナジン、トリヘキシフェニジ
ル、チオリダジン、チオチキセン、トリフルオペラジン又はジプラシドンと組み合わせて投与してもよい。
【0204】
他の実施形態において、本発明の化合物は、抗鬱剤又は抗不安薬(ノルエピネフリン再取り込み阻害剤(三級アミン三環系及び二級アミン三環系を含む)、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、モノアミンオキシダーゼ阻害剤(MAOI)、モノアミンオキシダーゼ可逆的阻害剤(RIMA)、セロトニン及びノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRl)、副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)拮抗薬、副腎受容体拮抗薬、ニューロキニン−1受容体拮抗薬、非定型抗鬱剤、ベンゾジアゼピン類、5−HTA作動薬又は拮抗薬(特に5−HTA部分作動薬及び副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)拮抗薬)を含む)と組み合わせて投与してもよい。具体的な薬剤としては:アミトリプチリン、クロミプラミン、ドキセピン、イミプラミン及びトリミプラミン;アモキサピン、デシプラミン、マプロチリン、ノルトリプチリン及びプロトリプチリン;フルオキセチン、フルボキサミン、パロキセチン及びセルトラリン;イソカルボキサジド、フェネルジン、トラニルシプロミン及びセレギリン;モクロベミド、ベンラファキシン;デュロキセチン;アプレピタント;ブプロピオン、リチウム、ネファゾドン、トラゾドン及びビロキサジン;アルプラゾラム、クロルジアゼポキシド、クロナゼパム、クロラゼプ酸、ジアゼパム、ハラゼパム、ロラゼパム、オキサゼパム及びプラゼパム;ブスピロン、フレシノキサン、ゲピロン及びイプサピロン並びにこれらの医薬上許容される塩が挙げられる。
【実施例】
【0205】
以下の中間体(参考例)及び式(I)の化合物(実施例)の調製法は、当業者が本発明をより明確に理解し、実施することを可能にするために与えられる。それらは、本発明の範囲を限定するものではなく、単なるその代表的な例示であると考えるべきである。
【0206】
(合成例)
参考例A
3-クロロ-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミンの合成
【0207】
【化15】
【0208】
2,3-ジクロロキノキサリン(400 mg, 2.010 mmol)、シクロプロパンアミン (149 mg, 2.61 mmol)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(526 μl, 3.01 mmol)のジオキサン(2871 μl)溶液を、80℃で2日間加熱した。ISCOで精製(10-40% EtOAc/ヘキサン)し、薄黄色固体として標題化合物を得た。
【0209】
上記と同様の反応条件を用い、市販のアミン及びキノキサリンを用いて、以下の化合物を合成した:
3-クロロ-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-クロロ-N-シ
クロプロピル-6-フルオロキノキサリン-2-アミン; 3-クロロ-N-シクロプロピル-6,7-ジフ
ルオロキノキサリン-2-アミン; 3-クロロ-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カル
ボニトリル; 3-クロロ-N-(2,2-ジフルオロエチル)ピリド-[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 3-クロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 3,8-ジクロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 3-クロロ-N-シクロプロピル-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 3-クロロ-N-シクロプロピル-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 3-クロロ-2-(シクロブチルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-クロロ-2-((2-フルオロエチル)アミノ)-キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-クロロ-N-(3-メトキ
シプロピル)キノキサリン-2-アミン; 3-クロロ-2-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 6-ブロモ-3-クロロ-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン; 7-ブロモ-3-クロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン及び3,7-ジクロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン..
【0210】
参考例B
5-ブロモ-3-クロロ-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン及び8-ブロモ-3-クロロ-N-
シクロプロピルキノキサリン-2-アミンの合成
【0211】
【化16】
【0212】
5-ブロモ-2,3-ジクロロキノキサリン(250 mg, 0.899 mmol)、シクロプロパンアミン(71.7 μl, 1.034 mmol)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(157 μl, 0.899 mmol)のジオキサン(1285 μl)溶液を80℃で終夜加熱した。ISCOで精製(20-80% EtOAc/ヘキサン)し、黄色固体として共に純粋な標題化合物を得た。
【0213】
参考例C
N-シクロプロピル-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン二塩酸塩の合成
【0214】
【化17】
【0215】
工程1:tert-ブチル4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-カ
ルボキシラート
3-クロロ-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン(503 mg, 2.290 mmol)、tert-ブチ
ル ピペラジン-1-カルボキシラート(640 mg, 3.43 mmol)及びDIPEA(1200 μl, 6.87 mmol)のジオキサン(4580 μl)溶液を140℃で終夜撹拌した。ISCOで精製(10-70% EtOAc/ヘキサン)し、牙状固体として標題化合物を得た。
【0216】
工程2:N-シクロプロピル-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン二塩酸塩
tert-ブチル 4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート(127 mg, 0.344 mmol)のジオキサン(859 μl)溶液を、HCl(859 μl, 3.44 mmol, 4 M ジオキサン中)にて室温で処理し、反応を4時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し
、褐色固体として標題化合物を得た。
【0217】
上記の手順により市販の出発原料を用いて、以下の化合物を合成した。
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; N-
シクロプロピル-6-フルオロ-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-(ピペラ
ジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン; 2-(イソプロピルアミノ)-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 2-(シクロブチル-アミノ)-3-(ピ
ペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル;及びN-シクロプロピル-6,7-ジフルオ
ロ-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン。
【0218】
参考例D
2-クロロ-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン塩酸塩の合成
【0219】
【化18】
【0220】
工程1:tert-ブチル4-(3-クロロキノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート
2,3-ジクロロキノキサリン(2 g, 10.05 mmol)、tert-ブチル ピペラジン-1-カルボキシラート (2.059 g, 11.05 mmol)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(2.63 ml, 15.07 mmol)のジオキサン(10.05 ml)溶液を80℃で18時間加熱した。ISCOで精製(5-10% EtOAc/ヘキサン)し、黄色油状物として標題化合物を得た。
【0221】
工程2: 2-クロロ-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン塩酸塩
tert-ブチル 4-(3-クロロキノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-カルボキシラート (243 mg, 0.697 mmol)のジオキサン(1742 μl)溶液を、HCl(1393 μl, 5.57 mmol, 4 M ジオキサン中)で室温にて滴下処理し、得られた反応混合物を終夜撹拌した。溶媒を減圧下で除
去し、黄色固体として標題化合物を得た。
【0222】
参考例E
3-クロロ-N-(ピリジン-3-イル)キノキサリン-2-アミンの合成
【0223】
【化19】
【0224】
2,3-ジクロロキノキサリン(10 g, 50.2 mmol)のエタノール(50 mL)溶液に、ピリジン-3-アミン(4.73 g, 50.2 mmol)を加えた。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。反応混合物
を水に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機層を乾燥し、減圧下で濃縮し、橙茶色固体として標
題化合物を得た。
【0225】
参考例F
3-クロロ-2-((6-メトキシピリジン-3-イル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリルの合
【0226】
【化20】
【0227】
NaH(10.71 mg, 0.268 mmol, 60%鉱油中)のTHF(1116 μl)懸濁液に、6-メトキシピリジ
ン-3-アミン(26.8 μl, 0.245 mmol)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、2,3-ジク
ロロキノキサリン-6-カルボニトリル(50 mg, 0.223 mmol)を加えた。反応混合物を70℃で12時間撹拌し、次いで室温で48時間撹拌した。ISCOで精製(0-60% EtOAc/ヘキサン)し、黄色固体として標題化合物を得た。
【0228】
上記の手順により3-クロロ-2-(ピリジン-3-イルアミノ)-キノキサリン-6-カルボニトリルを合成した。
【0229】
参考例G
3-クロロ-N-(ピラジン-2-イル)キノキサリン-2-アミンの合成
【0230】
【化21】
【0231】
2,3-ジクロロキノキサリン(200 mg, 1.005 mmol)及びピラジン-2-アミン(191 mg, 2.010 mmol)のDMF(3 ml)懸濁液を、NaH(80 mg, 2.010 mmol, 60%鉱油中)で処理した。15℃で2時間攪拌し続けた。次いで、反応混合物を水に注ぎ、EtOAcで抽出し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、ろ過し、濃縮し、標題化合物を得た。粗物質をさらに精製することなく用いた。
【0232】
上記の手順により、市販の出発原料を用いて以下の化合物を合成した。
3-クロロ-N-(ピリミジン-4-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-クロロ-N-(ピリダジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-クロロ-N-(1,2,4-トリアジン-3-イル)キノキサリン-2-ア
ミン; 3-クロロ-N-(5,6-ジメチル-1,2,4-トリアジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-クロロ-N-(ピリジン-4-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-クロロ-N-(ピリジン-2-イル)キ
ノキサリン-2-アミン; N-(3-クロロキノキサリン-2-イル)-3,4-ジメチルイソオキサゾー
ル-5-アミン;及びN-(3-クロロキノキサリン-2-イル)イソオキサゾール-3-アミン。
【0233】
参考例H
3-クロロ-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)キノキサリン-2-アミンの合成
【0234】
【化22】
【0235】
Et3N(0.420 ml, 3.01 mmol)、2,3-ジクロロキノキサリン(200 mg, 1.005 mmol)及び2,2,2-トリフルオロエタンアミン(199 mg, 2.010 mmol)のDMSO(5 ml)懸濁液を、マイクロウ
ェーブ照射下120℃で1時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、標題化合物を得、それをさらに精製することなく用いた。
【0236】
上記の手順により、3-クロロ-2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリルを合成した。
【0237】
参考例I
8-クロロ-N-シクロプロピル-3-(ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミンの
合成
【0238】
【化23】
【0239】
3,8-ジクロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(100 mg, 0.392 mmol)及びピペラジン(338 mg, 3.92 mmol)のEtOH(10 ml)混合物を、40℃で3時間加熱した。反応を濃縮して乾燥し、EtOAcと水とに分配した。不溶解性の物質をろ取し、次いで、真空
下で乾燥し、褐色固体として標題化合物を得た。
【0240】
参考例J
ピペラジン-1-イル(3-(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン塩酸塩の合成
【0241】
【化24】
【0242】
工程1: tert-ブチル 4-(3-(トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン-1-カルボキシ
ラート
3-(トリフルオロメチル)安息香酸(1.22 g, 6.44 mmol)及びHATU(2.45 g, 6.44 mmol)のDMF(16.1 mL)及びiPr2NEt(16.1 mmol, 2.81 mL)溶液を、室温で30分間撹拌し、続いてtert-ブチル ピペラジン-1-カルボキシラート(1.2 g, 6.44 mmol)を加えた。得られた反応
混合物を室温で終夜撹拌した。カラムクロマトグラフィー(25% EtOAc/ヘキサン)で精製し、黄色固体として標題化合物を得た。
【0243】
工程2: ピペラジン-1-イル(3-(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン塩酸塩
tert-ブチル 4-(3-(トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン-1-カルボキシラート(600 mg, 1.674 mmol)のジオキサン(5.58 mL)溶液を、HCl(3.35 mL, 13.39 mmol, 4 M ジ
オキサン中)で室温にて処理した。12時間撹拌した後、反応混合物をヘキサンで希釈し、
ろ過した。固体をMeOHに溶解し、溶媒を減圧下で除去し、白色固体として標題化合物を得た。
【0244】
上記の手順により、市販のカルボン酸を用いて以下の化合物を合成した:
(4-(メチルスルホニル)フェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩; (2,5-ジクロロフェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩; (2,5-ジクロロフェニル)-(ピペラジン-1-
イル)メタノン塩酸塩; (3-クロロ-4-メトキシフェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩
酸塩; (3,5-ジクロロフェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩; (3-クロロフェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩; (2,3-ジクロロフェニル)(ピペラジン-1-イル)メ
タノン塩酸塩; (5-メチルイソオキサゾール-3-イル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩; (4-クロロフェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩;及び(4-クロロ-2-フルオロフェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩。
【0245】
参考例K
ピペラジン-1-イル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0246】
【化25】
【0247】
工程1:tert-ブチル4-(4-(トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン-1-カルボキシラート
4-(トリフルオロメチル)安息香酸(1.531 g, 8.05 mmol)及びHATU (3.06 g, 8.05 mmol)を、DMF (20.1 mL)中に室温にて溶解し、次いでiPr2NEt(3.33 mL, 20.13 mmol)を加え、
その溶液を30分間撹拌した。次いでtert-ブチル ピペラジン-1-カルボキシラート(1.5 g,
8.05 mmol)を加え、16時間撹拌し続けた。ISCOで精製し、黄色油状物として標題化合物
を得た。
【0248】
工程2:ピペラジン-1-イル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
tert-ブチル 4-(4-(トリフルオロメチル)ベンゾイル)ピペラジン-1-カルボキシラート(1.78 g, 4.97 mmol)のDCM(9.9 mL)溶液をTFA(64.6 mmol, 5 mL)で室温にてシリンジにて
滴下処理した。得られた反応混合物を、完結(LCMSによる)するまで撹拌し、次いで飽和NaHCO3でクエンチし、DCMで抽出した。有機層をまとめ、MgSO4で乾燥した。カラムクロマトグラフィー(15% MeOH/DCM)で精製し、黄色固体として標題化合物を得た。
【0249】
参考例L
1-(ピリジン-3-イルメチル)ピペラジン二塩酸塩の合成
【0250】
【化26】
【0251】
工程1: tert-ブチル 4-(ピリジン-3-イルメチル)ピペラジン-1-カルボキシラート
tert-ブチル ピペラジン-1-カルボキシラート (306 mg, 1.643 mmol)及びニコチンアルデヒド(157 μl, 1.643 mmol)のDCE(5476 μl)溶液を、トリアセトキシ水素化ほう素ナトリウム(487 mg, 2.300 mmol)で室温にて処理した。得られた反応混合物を、室温で2時間
攪拌した。カラムクロマトグラフィー(50% EtOAc/ヘキサン, 次いで10% MeOH/DCM)で精製し、透明油状物として標題化合物を得た。
【0252】
工程2:1-(ピリジン-3-イルメチル)ピペラジン二塩酸塩
tert-ブチル 4-(ピリジン-3-イルメチル)ピペラジン-1-カルボキシラート(359 mg, 1.29 mmol)のジオキサン(4.31 mL)溶液を、HCl(2.58 mL, 10.35 mmol, 4 Mジオキサン中)で
室温にて滴下処理した。得られた反応混合物を18時間撹拌した。ヘキサンで希釈した後、反応混合物をろ過し、得られた固体をMeOHに溶解した。溶媒を減圧下で除去し、牙状固体として標題化合物を得た。
【0253】
上記の手順により、市販のアルデヒドを用いて以下の化合物を合成した:
1-(ピリジン-4-イルメチル)ピペラジン二塩酸塩; 1-(ピリジン-2-イルメチル)ピペラジン二塩酸塩; 1-(3-ブロモベンジル)ピペラジン塩酸塩; 1-(5-クロロ-2-(ジフルオロメトキ
シ)ベンジル)ピペラジン塩酸塩; 1-(4-フルオロベンジル)ピペラジン塩酸塩; 1-(2,5-ジ
メチルベンジル)ピペラジン塩酸塩; 1-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン塩酸塩; 1-(2,4,5-トリフルオロベンジル)ピペラジン塩酸塩; 1-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジ
ン塩酸塩; 1-(5-クロロ-2-フルオロベンジル)ピペラジン塩酸塩; 1-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン塩酸塩;及び1-(2,6-ジクロロベンジル)ピペラジン塩酸塩。
【0254】
参考例M
(2-クロロ-4-(メチルスルホニル)フェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩の合成
【0255】
【化27】
【0256】
工程1:tert-ブチル4-(2-クロロ-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)ピペラジン-1-カルボ
キシラート
2-クロロ-4-(メチルスルホニル)安息香酸(550 mg, 2.344 mmol)のDCM(7813 μl)及びDMF (2滴)溶液を、塩化オキサリル(411 μl, 4.69 mmol)で室温にて処理した。反応混合物
を2時間撹拌した。tert-ブチル ピペラジン-1-カルボキシラート(960 mg, 5.16 mmol)及
びEt3N (719 μl, 5.16 mmol)のDCM (4.6 mL)溶液を0℃に冷却し、粗の酸クロリド溶液を滴下した。反応混合物を室温に昇温し、3時間撹拌した。ISCO(75% EtOAc/ヘキサン)で精
製し、白色固体として標題化合物を得た。
【0257】
工程2:(2-クロロ-4-(メチルスルホニル)フェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩
tert-ブチル 4-(2-クロロ-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)ピペラジン-1-カルボキシラート(581 mg, 1.442 mmol)のジオキサン(4.81 mL)溶液を、HCl (3605 μl, 14.42 mmol, 4 M ジオキサン中)で処理し、得られた反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を除去
し、白色固体として標題化合物を得た。
【0258】
上記の手順により、市販のカルボン酸を用いて(3,6-ジクロロピリジン-2-イル)(ピペラジン-1-イル)メタノン二塩酸塩を合成した。
【0259】
参考例N
4-(2,5-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン塩酸塩の合成
【0260】
【化28】
【0261】
工程1:tert-ブチル4-(2,5-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-カルボキシラート
tert-ブチル 4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキシラート(150 mg, 0.745 mmol)のTHF(2484 μl)溶液に、2,5-ジフルオロフェノール(107 mg, 0.820 mmol)及びトリフェニルホスフィン(235 mg, 0.894 mmol)を加えた。混合物を0 ℃に冷却し、DEAD(487 μl, 1.230 mmol, 40% wt PhMe中)を滴下した。次いで混合物を65℃で7時間加熱し、次いで室温で18
時間加熱した。ISCOで精製(0-100% EtOAc/ヘキサン)し、無色油状物として標題化合物を
得た。
【0262】
工程2:4-(2,5-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン塩酸塩
tert-ブチル 4-(2,5-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-カルボキシラート(71 mg, 0.227 mmol)のジオキサン(755 μl)溶液に、HCl(283 μl, 1.133 mmol, 4 M ジオキサン中)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮し、白色固体として標題
化合物を得た。
【0263】
上記の手順により、市販のアリールアルコールを用いて以下の化合物を合成した:
4-(2,4,6-トリフルオロフェノキシ)ピペリジン塩酸塩; 4-(5-クロロ-2-フルオロフェノキシ)-ピペリジン塩酸塩;及び4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン塩酸塩。
【0264】
参考例O
(2-フルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩の合成
【0265】
【化29】
【0266】
工程1:tert-ブチル4-(2-フルオロベンゾイル)ピペリジン-1-カルボキシラート
-78℃の1-ブロモ-2-フルオロベンゼン(88 μl, 0.808 mmol)のTHF(4080 μl)溶液に、n-BuLi(1154 μl, 1.616 mmol, 1.4 M PhMe中)を滴下した。-78℃で15分間攪拌した後、tert-ブチル 4-(メトキシ(メチル)カルバモイル)ピペリジン-1-カルボキシラート(200 mg, 0.734 mmol)のTHF(1 mL)溶液を滴下した。氷浴を除去し、反応混合物を室温に昇温し、次いで2時間撹拌した。溶液を-30℃に冷却し、飽和NH4Cl水(10 mL)を加えた。室温とし、溶液をEtOAcで希釈し、有機層をH2Oで洗浄した。溶媒を減圧下で除去し、次いでISCO(0-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、黄色油状物として標題化合物を得た。
【0267】
工程2:(2-フルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩
tert-ブチル 4-(2-フルオロベンゾイル)ピペリジン-1-カルボキシラート(125 mg, 0.407 mmol)のジオキサン(1356 μl)溶液に、HCl(508 μl, 2.033 mmol, 4 M ジオキサン中)
を加えた。混合物を45℃で2時間撹拌し、次いで溶媒を減圧下で除去し、薄黄色固体とし
て標題化合物を得た。
【0268】
上記の手順により、市販の臭化アリールを用いて以下の化合物を合成した:
(2-フルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (2,5-ジフルオロフェニル)-(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; ピペリジン-4-イル(2,4,6-トリフルオロフェニル)メタノン塩酸塩; (4-クロロ-2,6-ジフルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (4-クロロ-2-フルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (5-クロロ-2-フルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩;及び(2,4-ジフルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (2-メトキシフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノ
ン塩酸塩; (2-クロロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; フェニル(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (2,3-ジフルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩
酸塩; (3-クロロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; ピペリジン-4-イル(o-
トリル)メタノン塩酸塩; (2,6-ジフルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (2-クロロ-5-フルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (3-フルオロフ
ェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; ピペリジン-4-イル(チオフェン-2-イル)メタノン塩酸塩; (2-クロロチオフェン-3-イル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; ピペリジン-4-イル(チオフェン-3-イル)メタノン塩酸塩; 3-(ピペリジン-4-カルボニル)ベン
ゾニトリル塩酸塩; (2-(メチルチオ)フェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; 4-
フルオロ-3-(ピペリジン-4-カルボニル)ベンゾニトリル塩酸塩; (6-クロロ-2,3-ジフルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (2-クロロ-3-フルオロフェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩。
【0269】
参考例P
(R/S)-4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン塩酸塩の合成
【0270】
【化30】
【0271】
工程1:tert-ブチル4-((2,4-ジフルオロフェニル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン-1-カルボキシラート
0℃のtert-ブチル 4-(2,4-ジフルオロベンゾイル)ピペリジン-1-カルボキシラート(1.28 g, 3.93 mmol)のMeOH (15.74 ml)溶液に、NaBH4 (0.372 g, 9.84 mmol)を加えた。氷浴を除去し、反応混合物を2時間室温で撹拌し、次いで飽和NH4Cl水溶液でクエンチした。有機層をEtOAcで抽出し、H2Oで洗浄し、MgSO4で乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、白色吸
湿性固体として標題化合物を得た。
【0272】
工程2:tert-ブチル4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-カルボキシラート
-78 ℃のtert-ブチル 4-((2,4-ジフルオロフェニル)(ヒドロキシ)メチル)ピペリジン-1-カルボキシラート(200 mg, 0.611 mmol)のCH2Cl2(3055 μl)溶液に、DAST(242 μl, 1.833 mmol)を加えた。混合物を-78℃で30分間撹拌し、次いでMeOHでクエンチした。ISCO(0-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、無色油状物として標題化合物を得た。
【0273】
工程3:(R/S)-4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン塩酸塩
tert-ブチル 4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-カルボキシ
ラート(148 mg, 0.449 mmol)のジオキサン(1498 μl)溶液に、HCl(337 μl, 1.348 mmol,
4 M ジオキサン中)で加えた。混合物を45℃で16時間加熱し、次いで減圧下で濃縮し、白色固体として標題化合物を得た。
【0274】
Note: 光学的に純粋化合物を、ラセミ化合物のキラルSFC分離により得た。
【0275】
上記の手順により、(R/S)-4-((2,5-ジフルオロフェニル)-フルオロメチル)-ピペリジン塩酸塩を合成した。
【0276】
参考例Q
4-((2,4-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン塩酸塩の合成
【0277】
【化31】
【0278】
工程1:tert-ブチル4-((2,4-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-カルボキシラート
tert-ブチル 4-(2,4-ジフルオロベンゾイル)ピペリジン-1-カルボキシラート(7.7 g, 23.67 mmol)のDCM(100 ml)溶液に、DAST(46.9 ml, 355 mmol)を加えた。反応混合物を2日
間還流撹拌した。カラムクロマトグラフィーで精製し、標題化合物を得た。
【0279】
工程2:4-((2,4-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン塩酸塩
tert-ブチル 4-((2,4-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-カルボキ
シラート(2.6 g, 7.49 mmol)のDCM (10 mL)溶液にHCl (2.28 mL, 74.9 mmol)を加えた。
混合物を-78℃で16時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮し、白色固体として標題化合物を得
た。
【0280】
上記の手順により、市販の出発原料を用いて以下の化合物を合成した。
4-((2,5-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン塩酸塩;及び4-((5-クロロ-2-フルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン塩酸塩。
【0281】
参考例R
4-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イルメチル)ピリジン-2(1H)-オン塩酸塩の合成
【0282】
【化32】
【0283】
工程1:tert-ブチル4-((4-フルオロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)メチル)ピペリジン-1-カルボキシラート
4-フルオロピリジン-2(1H)-オン(112 mg, 0.990 mmol)、tert-ブチル 4-(ブロモメチル)ピペリジン-1-カルボキシラート(276 mg, 0.990 mmol)及び炭酸カリウム(274 mg, 1.981
mmol)のジオキサン(1981 μl)溶液を、完結(LCMS分析による)するまで80℃で撹拌した。HPLCで精製し、白色固体として標題化合物を得た。
【0284】
工程2:4-フルオロ-1-(ピペリジン-4-イルメチル)ピリジン-2(1H)-オン塩酸塩
tert-ブチル 4-((4-フルオロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)メチル)ピペリジン-1-カ
ルボキシラート(100 mg, 0.322 mmol)のジオキサン(644 μl)溶液を、シリンジによりHCl
(806 μl, 3.22 mmol, 4 M ジオキサン中)で室温にて滴下処理し、得られた反応混合物
を3時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、白色固体として標題化合物を得た。
【0285】
上記の手順により、市販のピリジノンを用いて以下の化合物を合成した:
4-クロロ-1-(ピペリジン-4-イルメチル)ピリジン-2(1H)-オン塩酸塩; 5-フルオロ-1-(ピ
ペリジン-4-イルメチル)ピリジン-2(1H)-オン塩酸塩;及び5-クロロ-1-(ピペリジン-4-イ
ルメチル)ピリジン-2(1H)-オン塩酸塩。
【0286】
参考例S
1-(1-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)ピペラジン塩酸塩の合成
【0287】
【化33】
【0288】
工程1:tert-ブチル4-(1-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)ピペラジン-1-カルボキシラート
tert-ブチル ピペラジン-1-カルボキシラート(200 mg, 1.074 mmol)、1-(2,5-ジクロロフェニル)エタノン(203 mg, 1.074 mmol)、トリアセトキシ水素化ほう素ナトリウム(341 mg, 1.611 mmol)及び酢酸(92 μl, 1.611 mmol) / DCE (3579 μl)を含む10-mLねじぶた
バイアルを、室温で終夜撹拌した。1 M KOHを30分間高速撹拌しながら加え、次いで反応
混合物をエーテルで抽出した。まとめた有機層を食塩水で洗浄し、有機抽出物をまとめ、MgSO4でろ過し、濃縮し、標題化合物を得た。
【0289】
工程2:1-(1-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)ピペラジン塩酸塩
tert-ブチル 4-(1-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)-ピペラジン-1-カルボキシラート(270 mg, 0.751 mmol)及びHCl(1879 μl, 7.51 mmol, 4 M ジオキサン中) / DCM (2505 μl)を含む10-mLねじぶたバイアルを、終夜撹拌し、減圧下で濃縮し、標題化合物を得た。
【0290】
参考例T
N-(4-クロロフェニル)ピペリジン-4-アミン二塩酸塩の合成
【0291】
【化34】
【0292】
工程1:tert-ブチル4-((4-クロロフェニル)アミノ)ピペリジン-1-カルボキシラート
tert-ブチル 4-オキソピペリジン-1-カルボキシラート(500 mg, 2.509 mmol)、酢酸(287 μl, 5.02 mmol)及び4-クロロアニリン(320 mg, 2.509 mmol) / DCE (6274 μl)を含む20-mLねじぶたバイアルを10分間撹拌し、次いでトリアセトキシ水素化ほう素ナトリウム(745 mg, 3.51 mmol)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。ISCO(0-15% EtOAc/ヘキサン)で精製し、標題化合物を得た。
【0293】
工程2:N-(4-クロロフェニル)ピペリジン-4-アミン二塩酸塩
tert-ブチル 4-((4-クロロフェニル)アミノ)ピペリジン-1-カルボキシラート(150 mg, 0.483 mmol)を含む5-mL ねじぶたバイアルを、HCl(965 μl, 3.86 mmol, 4 M ジオキサン中)中にて終夜撹拌した。減圧下で濃縮し、標題化合物を得た。
【0294】
参考例U
N-(2,4-ジフルオロフェニル)ピペリジン-4-アミン ビス(2,2,2-トリフルオロ酢酸塩)の合成
【0295】
【化35】
【0296】
工程1:tert-ブチル4-((2,4-ジフルオロフェニル)アミノ)ピペリジン-1-カルボキシラート
2,4-ジフルオロアニリン(130 mg, 1.004 mmol)、酢酸(115 μl, 2.008 mmol)及びtert-ブチル 4-オキソピペリジン-1-カルボキシラート(200 mg, 1.004 mmol) / DCE(2509 μl)を含む10-mLねじぶたバイアルを、10分間撹拌し、次いでトリアセトキシ水素化ほう素ナ
トリウム(319 mg, 1.506 mmol)を加えた。2 時間後、混合物を1 M KOHに加え、次いで反
応混合物をエーテルで抽出した。まとめた有機層を食塩水で洗浄し、MgSO4でろ過し、濃
縮し、標題化合物を得た。
【0297】
工程2:N-(2,4-ジフルオロフェニル)ピペリジン-4-アミン ビス(2,2,2-トリフルオロ酢酸
塩)
tert-ブチル 4-((2,4-ジフルオロフェニル)アミノ)ピペリジン-1-カルボキシラート(314 mg, 1.005 mmol) / TFA(3 mL)を含む50-mL丸底フラスコを室温で2時間攪拌した。減圧
下で濃縮し、標題化合物を得た。
【0298】
参考例V
7-ブロモ-2,3-ジクロロピリド[3,4-b]ピラジンの合成
【0299】
【化36】
【0300】
工程1:7-ブロモピリド[3,4-b]ピラジン-2,3(1H,4H)-ジオン塩酸塩
6-ブロモピリジン-3,4-ジアミン(467 mg, 2.484 mmol)のHCl(3726 μl, 14.90 mmol, 4
M aq)溶液に、シュウ酸(257 mg, 2.86 mmol)を加えた。混合物を120℃で14時間加熱し、次いでろ過し、冷水で洗浄し、真空下で乾燥し、褐色固体として標題化合物を得た。
【0301】
工程2:7-ブロモ-2,3-ジクロロピリド[3,4-b]ピラジン
7-ブロモピリド[3,4-b]ピラジン-2,3(1H,4H)-ジオン塩酸塩(626 mg, 2.248 mmol)に、
塩化チオニル(6070 μl, 83 mmol)及びN,N-ジメチルホルムアミド(174 μl, 2.248 mmol)を加えた。反応混合物を80℃で終夜加熱し、次いで氷水に注いでろ過した。固体を真空下で2時間乾燥し、灰色固体として標題化合物を得、それをさらに精製することなく用いた
【0302】
参考例W
2,3,7-トリクロロピリド[3,4-b]ピラジンの合成
【0303】
【化37】
【0304】
工程1:7-ブロモピリド[3,4-b]ピラジン-2,3(1H,4H)-ジオン塩酸塩
6-ブロモピリジン-3,4-ジアミン(467 mg, 2.484 mmol)のHCl(3726 μl, 14.90 mmol, 4
M aq)溶液に、シュウ酸(257 mg, 2.86 mmol)を加えた。混合物を120℃で14時間加熱し、次いでろ過し、冷水と共に洗浄し、真空下で乾燥し、褐色固体として標題化合物を得た。
【0305】
工程2:2,3,7-トリクロロピリド[3,4-b]ピラジン
7-ブロモピリド[3,4-b]ピラジン-2,3(1H,4H)-ジオン塩酸塩(130 mg, 0.467 mmol)に、POCl3(1305 μl, 14.00 mmol)及びN,N-ジメチルホルムアミド(36.1 μl, 0.467 mmol)を加えた。混合物を120℃で16時間加熱し、次いで氷水に注いだ。混合物をEtOAcで抽出し、水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗物質を真空下で乾燥し、次いでさらに直接精製することなく用いた。
【0306】
参考例X
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(ピペリジン-4-イル)キノキサリン-6-カルボニトリルの合
【0307】
【化38】
【0308】
工程1:tert-ブチル4-(7-シアノ-3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)-5,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート
3-クロロ-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル(200 mg, 0.817 mmol)、tert-ブチル 4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-5,6-ジ
ヒドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート(455 mg, 1.471 mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(115 mg, 0.163 mmol)及び炭酸カリウム(339 mg, 2.452 mmol) / MeCN (4087 μl)を含む10 mLマイクロウェーブバイアルを、窒素で10分間脱気し、次いで150℃に1時間加熱した。減圧下で濃縮し、ISCO(35% EtOAc/ヘキサン)で精製し、標題化合物を得た。
【0309】
工程2:2-(シクロプロピルアミノ)-3-(1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル二塩酸塩
tert-ブチル 4-(7-シアノ-3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)-5,6-ジヒ
ドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート(220 mg, 0.562 mmol)及びHCl(2810 μl, 11.24 mmol, 4 M ジオキサン中) / CH2Cl2(体積: 562 μl)を含む5 mLねじぶたバイアルを、終夜撹拌し、濃縮し、標題化合物を得た。
【0310】
工程3:2-(シクロプロピルアミノ)-3-(ピペリジン-4-イル)キノキサリン-6-カルボニトリ

2-(シクロプロピルアミノ)-3-(1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル二塩酸塩(18 mg, 0.049 mmol)及び10 % パラジウム炭素(5.26 mg, 0.049
mmol)/メタノール(247 μl)を含む5 mLねじぶたバイアルに、バルーン圧力下で30分間水素をバブリングした。ろ過し、濃縮し、HPLCで精製し、標題化合物を得た。
【0311】
参考例Y
N-シクロプロピル-7-メチル-3-(ピペリジン-4-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0312】
【化39】
【0313】
工程1:tert-ブチル4-(2-(シクロプロピルアミノ)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イ
ル)-5,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート
3-クロロ-N-シクロプロピル-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(50 mg, 0.213 mmol)、tert-ブチル 4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-5,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート(119 mg, 0.383 mmol)、炭酸カリウム(88 mg, 0.639 mmol)及びPd(PPh3)2Cl2(29.9 mg, 0.043 mmol)を充填したバイアルを、窒素(3x)を
用いて排気/再充填した。MeCN(1065 μl)を反応混合物に加え、バイアルを、窒素(3x)を
用いて排気/再充填した。得られた混合物を80℃で終夜加熱した。ISCO(0-5% MeOH/DCM)で精製し、オフ白色固体として標題化合物を得た。
【0314】
工程2:tert-ブチル4-(2-(シクロプロピルアミノ)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イ
ル)ピペリジン-1-カルボキシラート 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
tert-ブチル 4-(2-(シクロプロピルアミノ)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)-5,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-カルボキシラート(30 mg, 0.079 mmol)及び10 %パラジウム炭素(3 mg, 2.82 μmol)のMeOH(393 μl)の混合物を、水素風船下にて室温で終夜撹拌し
た。HPLCで精製し、オフ白色固体として標題化合物を得た。
【0315】
工程3:N-シクロプロピル-7-メチル-3-(ピペリジン-4-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-ア
ミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
tert-ブチル 4-(2-(シクロプロピルアミノ)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)
ピペリジン-1-カルボキシラート 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(18 mg, 0.036 mmol)のDCM(0.3 ml)の溶液に、0℃で、TFA(0.15 ml)を加えた。得られた溶液を0℃で2時間撹拌し、次
いで減圧下で濃縮し、無色油状物として標題化合物を得た。
【0316】
参考例Z
N-シクロプロピル-3-(3-メチルピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン二塩酸塩の合
【0317】
【化40】
【0318】
工程1:tert-ブチル4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)-2-メチルピペラ
ジン-1-カルボキシラート
3-クロロ-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン(100 mg, 0.455 mmol)のジオキサン(455 μl)の溶液に、tert-ブチル 2-メチルピペラジン-1-カルボキシラート(137 mg, 0.683 mmol)及びiPr2EtN(119 μl, 0.683 mmol)を加えた。混合物を130℃で60時間加熱した
。ISCO(0-60% EtOAc/ヘキサン)で精製し、黄色油状物として標題化合物を得た。
【0319】
工程2:N-シクロプロピル-3-(3-メチルピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン二塩酸

tert-ブチル 4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)-2-メチルピペラジン-1-カルボキシラート(177 mg, 0.462 mmol)のジオキサン(1539 μl)溶液に、HCl(346 μl, 1.385 mmol, 4 M ジオキサン中)を加えた。混合物を75℃で20時間加熱した。溶媒を減
圧下で除去し、褐色固体として標題化合物を得た。
【0320】
市販のBocピペラジンを用いて同様の手順で合成した:
メチル 4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-2-カルボキシラ
ート二塩酸塩; N-シクロプロピル-3-(3-(メトキシメチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン二塩酸塩; N-シクロプロピル-3-(3-イソプロピルピペラジン-1-イル)キノキ
サリン-2-アミン二塩酸塩; N-シクロプロピル-3-(2-メチルピペラジン-1-イル)キノキサ
リン-2-アミン二塩酸塩; 3-(3-ベンジルピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサ
リン-2-アミン二塩酸塩
【0321】
参考例AA
1-(4-(ピペリジン-4-イルオキシ)フェニル)エタノン塩酸塩の合成
【0322】
【化41】
【0323】
工程1:tert-ブチル4-(4-アセチルフェノキシ)ピペリジン-1-カルボキシラート
tert-ブチル 4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキシラート(500 mg, 2.484 mmol)、1-(4-ヒドロキシフェニル)エタノン(372 mg, 2.73 mmol)及びトリフェニルホスフィン(782 mg, 2.98 mmol) / THF (8281 μl)を含む20 mL ねじぶたバイアルに、DEAD(1475 μl, 3.73 mmol)を滴下し、50℃に4時間加熱した。ISCO(0-100% ヘキサン/酢酸エチル)で精製し、標題化合物を得た。
【0324】
工程2:1-(4-(ピペリジン-4-イルオキシ)フェニル)エタノン塩酸塩
tert-ブチル 4-(4-アセチルフェノキシ)ピペリジン-1-カルボキシラート(580 mg, 1.816 mmol)及びHCl(2270 μl, 9.08 mmol, 4 M ジオキサン中) / ジオキサン(3632 μl)を含む10 mLねじぶたバイアルを、2時間撹拌し、濃縮し、白色固体として標題化合物を得た。
【0325】
市販のフェノールを用いて同様の手順により合成した:N,N-ジメチル-4-(ピペリジン-4-イルオキシ)ベンズアミド塩酸塩; 4-(4-(メチルチオ)フェノキシ)ピペリジン塩酸塩; 4-(4-エトキシフェノキシ)ピペリジン塩酸塩。
【0326】
参考例AB
(2-フルオロ-5-(メチルチオ)フェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩の合成
【0327】
【化42】
【0328】
工程1:tert-ブチル4-(2-フルオロ-5-(メチルチオ)ベンゾイル)ピペリジン-1-カルボキシ
ラート
(3-ブロモ-4-フルオロフェニル)(メチル)スルファン(250 mg, 1.131 mmol) / THF (5654 μl)を含む50 mL丸底フラスコに、-78℃で、tert-ブチルリチウム(1397 μl, 2.375 mmol)をシリンジポンプで滴下した。10分後、tert-ブチル 4-(メトキシ(メチル)カルバモイル)ピペリジン-1-カルボキシラート(339 mg, 1.244 mmol)を加え、反応混合物を室温に昇温し、次いでAcOHでクエンチした。ISCO(20% 酢酸エチル / ヘキサン)で精製し、標題化
合物を得た。
【0329】
工程2:(2-フルオロ-5-(メチルチオ)フェニル)(ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩
tert-ブチル 4-(2-フルオロ-5-(メチルチオ)ベンゾイル)ピペリジン-1-カルボキシラー
ト(200 mg, 0.566 mmol)及びHCl(2.122 mL, 8.49 mmol, 4 M ジオキサン中)のジオキサン(1.132 mL)を含む5 mL ねじぶたバイアルを終夜撹拌した。真空下で濃縮し、白色固体と
して標題化合物を得た。市販の臭化アリールを用いて同様の手順で合成した: 3-フルオロ-4-(ピペリジン-4-イルオキシ)フェノール塩酸塩。
【0330】
参考例AC
4-(2-フルオロ-4-(2-フルオロエトキシ)フェノキシ)ピペリジン塩酸塩の合成
【0331】
【化43】
【0332】
工程1:tert-ブチル4-(2-フルオロ-4-(2-フルオロエトキシ)フェノキシ)ピペリジン-1-カ
ルボキシラート
tert-ブチル 4-(2-フルオロ-4-ヒドロキシフェノキシ)ピペリジン-1-カルボキシラート(42 mg, 0.135 mmol)及び水素化ナトリウム(4.86 mg, 0.202 mmol, 60 % 鉱油中分散) / DMF(674 μl)を含む5 mLねじぶたバイアルを、10分間撹拌し、次いで、1-ブロモ-2-フル
オロエタン(30.2 μl, 0.405 mmol)を加えた。2時間後、反応混合物を水に注ぎ、エーテ
ル(2x)で抽出し、MgSO4でろ過し、真空下で濃縮し、標題化合物を得た。
【0333】
工程2:4-(2-フルオロ-4-(2-フルオロエトキシ)フェノキシ)ピペリジン塩酸塩
tert-ブチル 4-(2-フルオロ-4-(2-フルオロエトキシ)フェノキシ)ピペリジン-1-カルボキシラート (45 mg, 0.126 mmol)及びHCl(472 μl, 1.889 mmol, 4 M ジオキサン中) /
ジオキサン(252 μl)を含む5 mL ねじぶたバイアルを、終夜撹拌し、次いで、濃縮し、標題化合物を得た。
【0334】
参考例AD
5-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イ
ル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミンの合成
【0335】
【化44】
【0336】
工程1:5-ブロモピリド[3,4-b]ピラジン-2,3(1H,4H)-ジオン
1,2-ジ(1H-イミダゾール-1-イル)エタン-1,2-ジオン(1.456 g, 7.66 mmol)及び2-ブロ
モピリジン-3,4-ジアミン(1.2 g, 6.38 mmol)のDMF (21.27 ml)溶液を、室温で終夜撹拌
した。析出物をろ過し、無水THFで洗浄し、灰色固体として標題化合物を得た。
【0337】
工程2:2,3,5-トリクロロピリド[3,4-b]ピラジン
5-ブロモピリド[3,4-b]ピラジン-2,3(1H,4H)-ジオン (1.5 g, 6.20 mmol)を含むフラスコに、二塩化硫黄(16.74 ml, 229 mmol)及びN,N-ジメチルホルムアミド(0.480 ml, 6.20 mmol)を加えた。混合物を78℃で終夜加熱し、次いで、水を加え、反応をクエンチした。
ろ過して、薄黄色固体として標題化合物を得た。
【0338】
工程3:3,5-ジクロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン
2,3,5-トリクロロピリド[3,4-b]ピラジン(600 mg, 2.56 mmol)のDCM (12.8 mL)溶液に
、0℃で、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(1341 μl, 7.68 mmol)及びシクロプロパンアミン(248 μl, 3.58 mmol)をゆっくり加えた。反応を0℃で3時間攪拌した。ISCO(0-100% EtOAc / ヘキサン)で精製し、白色固体として標題化合物を得た。
【0339】
工程4:5-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン
3,5-ジクロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(57 mg, 0.223 mmol)、4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジンHCl (76 mg, 0.290 mmol, 4 M ジオ
キサン中)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(156 μl, 0.894 mmol)のジオキサン(745 μl)溶液を、60℃で2時間加熱した。ISCO(10-60% 酢酸エチル / ヘキサン)で精製し、白色固体として標題化合物を得た。
【0340】
参考例化合物ピペリジン類を用いて同様の手順により合成した: 5-クロロ-N-シクロプ
ロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 5-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン。
【0341】
参考例AF
(5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジ
ン-2,3-ジイル)ジメタノールの合成
【0342】
【化45】
【0343】
工程1:5,6-ジクロロピラジン-2,3-ジカルボン酸二塩酸塩
2,3-ジクロロキノキサリン(10 g, 50.2 mmol)のH2O(500 mL)の懸濁液を撹拌しながら95℃に加熱し、KMnO4(39.7 g, 251 mmol) / 熱H2O(600 mL)を、2時間滴下した。反応をさらに2時間攪拌し、次いで固体MnO2を熱懸濁液からろ去し、二回熱H2Oで洗浄した。まとめたろ液を100 mLに濃縮し、0℃に冷却し、冷たい濃HCl(pH < 0)で酸性化した。ろ過し、無色固体として標題化合物を得た。
【0344】
工程2:ジメチル 5,6-ジクロロピラジン-2,3-ジカルボキシラート
5,6-ジクロロピラジン-2,3-ジカルボン酸二塩酸塩(310mg, 1.000 mmol)のMeOH (3 ml)
懸濁液に、SOCl2(0.584 ml, 8.00 mmol)を0℃で滴下した。反応混合物を60℃で3時間攪拌し、次いで濃縮し、乾燥させた。EtOAcを加え、懸濁液をろ過した。ろ液を減圧下で濃縮
し、カラムクロマトグラフ(石油エーテル / 酢酸エチル = 20:1, 次いで 15:1)で精製し
、固体として標題化合物を得た。
【0345】
工程3:ジメチル5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピル
アミノ)ピラジン-2,3-ジカルボキシラート
ジメチル 5,6-ジクロロピラジン-2,3-ジカルボキシラート(2 g, 7.55 mmol)のジオキサン(7.55 ml)及びDMF (7.55 ml)溶液を、プロパン-2-アミン(0.643 ml, 7.55 mmol)及びDIPEA (3.29 ml, 18.86 mmol)で処理し、次いで室温で終夜攪拌した。次いで、4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン塩酸塩(1.884 g, 7.55 mmol)及びDIPEA(3.29 ml, 18.86 mmol)を加え、得られた反応混合物を90℃で8時間撹拌した。ISCOで精製して、白色固体としてジメチル標題化合物を得た。
【0346】
工程4:(5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)
ピラジン-2,3-ジイル)ジメタノール
ジメチル 5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2,3-ジカルボキシラート (2 g, 4.31 mmol)のTHF (43.1 ml)溶液に、0℃でSuper Hydride(21.53 ml, 21.53 mmol)を加え、反応を室温で2時間攪拌した。次いで、反
応を1 N HCl (pH = 2-4)でクエンチした。飽和のNaHCO3を加え、pHを8に調整し、次いで
、反応混合物を酢酸エチル(30 mL x 2)で抽出した。ISCO(10-80% 酢酸エチル / ヘキサン)で精製し、無色油状物として標題化合物を得た。
【0347】
実施例1
N-シクロプロピル-3-(4-(3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)ナフタレン-2-アミンの
合成
【0348】
【化46】
【0349】
3-クロロ-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン(30 mg, 0.137 mmol)、1-(3-メチルベンジル)ピペラジン(39.0 mg, 0.205 mmol)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.072 ml, 0.410 mmol)のジオキサン(0.25 ml)溶液を150℃で終夜加熱した。HPLCで精製し、白色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 374.3 (M+1)
【0350】
上記と同様の反応条件により、上記のようにして得られた中間体又は市販のピペラジン及びピペリジンを用いて、HPLC又はISCOのどちらかで精製し、以下の化合物を合成した:N-シクロプロピル-3-(4-(3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(3-(チアゾール-5-イルメチル)ピペリ
ジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 5-ブロモ-N-シクロプ
ロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; 8-ブ
ロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-2-(4-(3-メチルベンジル)ピペ
ラジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン-3-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロ
プロピル-2-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン-3-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 7-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 6-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミ
ン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラ
ジン-1-イル)-7-メトキシキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩及びN-シク
ロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-7-メトキシキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の混合物; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-7-フルオロキノキサリン-2-アミン及びN-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-7-フルオロキノキサリン-2-アミンの混
合物; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2-メトキシフェニル)キノキサリン-2-アミン; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(4-フルオロフェニル)キノキサリン-2-アミン; N-(4-ブロモフェニル)-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-
(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-5,7-ジメチルキノキサリン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-6,8-ジメチルキノキサ
リン-2-アミン; 8-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; (4-クロロフェニル)(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジ
ン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベン
ジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,6-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリ
ン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラ
ジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-(4-クロロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-
トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 7-ブロモ-N-
シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラ
ジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 7-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフ
ルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 7-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)-3-(4-((2,4-ジフル
オロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)キ
ノキサリン-6-カルボニトリル; 2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-2-((2-メトキシエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボ
ニトリル; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-N-(2-メトキシエチル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベン
ジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2-メトキシエチル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-N-(2-メトキシエチル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-((2-メトキシエチル)アミノ)キ
ノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-2-((2-メトキシエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-((2,4-ジフルオロ
フェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-2-((2-メトキシエチル)アミノ)キノキサ
リン-6-カルボニトリル; 3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-(2-メトキシエチル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-5-メチ
ルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; N-シ
クロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-フェノキシピペリジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-((6-メトキシピリジン-3-イル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2,2-ジフルオロエ
チル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-
フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2,2-ジフルオロエチル)ピリド[3,4-b]ピラジ
ン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2-フルオロフェニル)(4-(2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-(2,2-ジフルオロエチル)-3-(4-(2,4,5-トリフルオロベンジ
ル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキサ
リン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(ピリジン-3-イルアミノ)-3-(4-(2,4,5-トリフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-2-フルオロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-2-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキサリ
ン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-クロロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(3-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(4-フル
オロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-フルオ
ロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢
酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(3,4-ジフルオロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((4-フルオロフェニル)スルホニル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロベンジル)ピペリジン-1-イル)-N-シクロ
プロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(3-(4-フルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4,6-トリフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シ
クロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2-フルオロフ
ェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2,5-ジフルオロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-シクロ
プロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピ
ル-3-(4-フェノキシピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジ
ン-4-イル)(2,4-ジフルオロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-ク
ロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]
ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2,4,6-トリフルオロフェニル)メタノン 2,2,2-ト
リフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2,6-ジフルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)
ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2-フルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン
-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (5-クロロ-2-フルオ
ロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピ
ペリジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-ト
リフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-シクロ
プロピル-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シ
クロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)キノキサリ
ン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-フルオロベンゾイ
ル)ピペリジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-6,7-ジフルオロキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプ
ロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-6-フルオロキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロ
フェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-ト
リフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)-フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジ
ル)ピペリジン-1-イル)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-5-メチ
ルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロ-フェノキシ)ピペリジン-1-イル)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロブチルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-(4-クロロベンゾイル)ピペラ
ジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; N-シクロプロピル-3-(4-(1-(2,5-ジクロロフェニル)エチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((4-クロロフェニル)アミノ)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピル-キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロ-フェニル)アミノ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)
ピペラジン-1-イル)(3-(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢
酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-
アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(4-(メチルスルホニル)フェニル)メタノン, 22,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,5-ジ
クロロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(3,4-ジクロロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; (3-クロロ-4-メトキシフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサ
リン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(3,5-ジクロロフェニル)メタノ
ン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (3-クロロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロ
ピル-3-(4-(ピリジン-3-イルメチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン, 22,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-
1-イル)(2,3-ジクロロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((5-メチルオキサゾール-2-イル)メチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(ピリジン-4-イルメチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン, 22,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(ピリジン-2-イルメチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン, 22,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(4-(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジクロロ
ベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シ
クロプロピル-3-(4-(2,6-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-ブロモベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(3-メトキシプロピル)キノキサリン-2-アミン; (2-クロロ-4-(メチルスルホニル)フェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(3,6-ジクロロピリジン-2-イル)メタノン; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-
イル)(5-メチルイソオキサゾール-3-イル)メタノン; (4-クロロフェニル)(4-(3-(シクロ
プロピルアミノ)-6,7-ジフルオロキノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン; (4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)(4-(ト
リフルオロメチル)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-(
ジフルオロメトキシ)ベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-フルオロベンジ
ル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-
シクロプロピル-3-(4-(2,6-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジ
ン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジメチルベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4,5-トリフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリ
フルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シク
ロプロピルアミノ)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2,5-ジフルオロフェニル)メタノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプ
ロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 2-(シクロブチルアミノ)-3-(4-(2,4-ジ
フルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 2-(シクロプロ
ピルアミノ)-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノ
キサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((4-フルオロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)メチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,5-
ジフルオロベンゾイル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリ
フルオロ酢酸塩; 1-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)-4-フルオロピリジン-2(1H)-オン 2,2,2-トリフルオロ
酢酸塩; 2-(シクロブチルアミノ)-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キ
ノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボ
ニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 8-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)-フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 6-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピ
ペリジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-2-((3,3,3-トリフルオロプロピル)-アミノ)キノキサ
リン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)-
フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-2-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-2-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-((3,3,3-トリフルオロプロピル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 6-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリ
ン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 6-ブロモ-3-(4-(5-クロロ-2-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 6-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キ
ノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 6-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 6-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 7-ブロモ-N-シ
クロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 7-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)-ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((4-クロロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)メチル)ピペリジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)-キノキサリン-6-カルボニトリル; 1-((1-(2-(
シクロプロピルアミノ)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メ
チル)-5-フルオロピリジン-2(1H)-オン; 4-クロロ-1-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)ピリジン-2(1H)-オン;
2-(シクロプロピル-アミノ)-3-(4-((5-フルオロ-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)メチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 1-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)-4-フルオロピリジン-2(1H)-オン; 1-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペ
リジン-4-イル)メチル)-4-フルオロピリジン-2(1H)-オン; 5-クロロ-1-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)-ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)ピリジン-2(1H)-オン; 3-(4-((5-クロロ-2-フルオロフェニル)ジフ
ルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニ
トリル; 3-(4-((5-クロロ-2-フルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピル-7-メチル-ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 3-(4-((5-クロロ-2-オキ
ソピリジン-1(2H)-イル)メチル)ピペリジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-((5-クロロ-2-フルオロフェニル)ジフルオロ-メチル)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピル-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 5-クロロ-1-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)ピリジン-2(1H)-オン; 5-クロロ-1-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)-7-
メチルピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)ピリジン-2(1H)-オン;
3-(4-((5-クロロ-2-フルオロフェニル)ジフルオロメチル)-ピペリジン-1-イル)-N-シク
ロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-((2,5-ジフルオロフ
ェニル)-ジフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)ジフルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル及び7-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-(ピリジン-3-イルオキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-
アミン; N-シクロプロピル-3-(4-(4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-(ピリジン-2-イルオキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; ; N-シクロプロピル-3-(4-(ピリジン-4-イルオ
キシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2-メトキシフェニル)メタノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 4-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-
イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)ベンゾニトリル; (2-クロロフェニル)(1-(2-(シクロプ
ロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン 2,2,2-トリ
フルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(3-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジ
ン-4-イル)(フェニル)メタノン; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2,3-ジフルオロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (3-クロロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)
ピペリジン-4-イル)メタノン; 3-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)ベンゾニトリル; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピ
リド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(3-メトキシフェニル)メタノン; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(o-トリル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2,6-ジフルオロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオ
ロ酢酸塩; (2-クロロ-5-フルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(3-フルオロフェ
ニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 1-(4-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)フェニル)エタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 4-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-N,N-ジメチルベンズアミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプ
ロピル-3-(4-(4-(メチルチオ)フェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジ
ン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2-フルオロ-5-(メチルチオ)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-エトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-(2-フルオロエトキシ)フェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラ
ジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 4-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-3-フルオロフェノール 2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; (6-クロロ-2,3-ジフルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリ
ド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-クロロ-3-フルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン
塩酸塩; (2-クロロチオフェン-3-イル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン塩酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(チオフェン-2-イル)メタノン 2,2,2-トリ
フルオロ酢酸塩; 3-(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペ
リジン-4-カルボニル)ベンゾニトリル塩酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2-(メチルチオ)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリ
ジン-4-イル)(チオフェン-3-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(1-(2-(シク
ロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-カルボニル)-4-フルオ
ロベンゾニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフル
オロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミ
ン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-エチル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペ
リジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)ベンゾニトリル; (2-クロロ-6-フルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン; (2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((4-フルオロフェニル)スルホニル)ピペリジン-1-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ
酢酸塩。
【0351】
実施例2
3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピラジン-2-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0352】
【化47】
【0353】
3-クロロ-N-(ピラジン-2-イル)キノキサリン-2-アミン(210 mg, 0.815 mmol)及び1-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン(220 mg, 0.896 mmol)を、n-BuOH (0.8 ml)に加えた。90℃で2時間撹拌した後、反応混合物をHPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 466.0 (M+1)
【0354】
上記記載の同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した:
3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリミジン-4-イル)キノキサリン-
2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリダジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(1,2,4-トリアジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(5,6-ジメチル-1,2,4-トリアジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢
酸塩; N-(3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-イル)-3,4-
ジメチルイソオキサゾール-5-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-4-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-2-イル)
キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペ
ラジン-1-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフル
オロ酢酸塩;及び2-(シクロブチルアミノ)-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0355】
実施例3
3-(4-(4-クロロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-((2-フルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0356】
【化48】
【0357】
3-クロロ-2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル(50 mg, 0.186 mmol)、(4-クロロフェニル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩(72.9 mg, 0.279 mmol)及びDIPEA(0.098 ml, 0.558 mmol)のDMSO(1 ml)懸濁液を室温で16時間攪拌した。HPLCで精製した後、MeCNの大部分を減圧下で除去した。得られた懸濁液を、固体Na2CO3で中和し、EtOAcで抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥し、濃縮し、黄色固体として標題化合物
を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 438.8 (M+1)
【0358】
上記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成した:
3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-(4-クロロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(イソオキサゾール-3-イルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-(イソオキサゾール-3-イルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸
塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-((2-フルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンジ
ル)ピペラジン-1-イル)-2-((2-フルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(イソオキサゾール-3-イルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル。
【0359】
実施例4
ベンゾフラン-3-イル(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノンの合成
【0360】
【化49】
【0361】
1-ドラムバイアルに、ベンゾフラン-3-カルボン酸(11.84 mg, 0.073 mmol)、HATU(27.8
mg, 0.073 mmol)及びiPr2EtN (44.7 μl, 0.256 mmol) / DMF (365 μl)を加えた。室温で30分間撹拌した後、N-シクロプロピル-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン2HCl(25 mg, 0.073 mmol)を加えた。反応混合物を3時間撹拌し、次いでHPLCで精製し、無
色油状物として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 414.3 (M+1)
【0362】
上記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した:
(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(3,4-ジメチル
フェニル-)メタノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,4-ジクロロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ
酢酸塩; 4-(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-カルボニ
ル)ベンゾニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサ
リン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(4-エチルフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸
塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,5-ジフ
ルオロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)-
キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(ナフタレン-2-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-ブロモ-5-メトキシフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリ
ン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (3-ブロモ-4-メト
キシフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)
メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-ブロモ-2-クロロフェニル)(4-(3-(シクロプロ
ピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(5-フルオ
ロ-2-メチルフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (3-ブロモ-4-フルオロフェ
ニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-ブロモ-2-フルオロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (5-
ブロモ-2-フルオロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノ
キサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(4-エトキシフェニル)メタノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(3-イ
ソプロピルフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミ
ノ)-キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(4-イソプロピルフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-ブロモ-2-メチルフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-クロロ-3,6-ジフルオロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-クロロ-5-ヨードフェニル)(4-(3-(シ
クロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (5-ブロモ-2-メチルフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)-キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-
イル)ピペラジン-1-イル)(1H-インドール-6-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (5-クロロ-2-メチルフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペ
ラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2-メチルフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-ト
リフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-
イル)(2,4-ジメチルフェニル)メタノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-クロロ-5-メトキ
シフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メ
タノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 5-(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-カルボニル)-2-イソプロポキシベンゾニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢
酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2-メト
キシ-5-(トリフルオロメトキシ)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,3,5-トリクロロフェニル)-メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-クロロ-6-(トリフルオロメチル)フェニ
ル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(クロロメチル)フェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(1H-インドール-5-イル)
メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-ブロモ-3-メチルフェニル)(4-(3-(シクロプロ
ピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(4-フルオ
ロ-3-メトキシフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (3-ブロモ-4-メチルフェ
ニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-3-メチルフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(4-フルオロ-2-メチルフェニル)メタノン; (3-ブロモ-2-メチルフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(3,5-ジフルオロフェニル)メ
タノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-ブロモフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-(シクロプロピルアミノ)-キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-カルボニル)ベンゾニトリル
2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (3-ブロモフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキ
サリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,6-ジクロロフェニル)メタ
ノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-ブロモ-4-メチルフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 4-(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-カルボニル)-3-フル
オロベンゾニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; ベンゾ[d][1,2,3]チアジアゾール-5-イル(4-(3-(シクロプロピルアミノ)-キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-クロロ-5-フルオロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2-メトキシ-5-(トリ
フルオロメチル)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-ブロモ-3-(トリフルオロメチル)フェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン; (4-クロロ-3-メチルフェニル)(4-(3-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (3-ブロモ-4-フ
ルオロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)-6,7-ジフルオロキノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-ブロモ-4-フルオロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-ブロモ-4-フルオロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-ブロモ-4-フルオロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロブチルアミノ)-キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-クロロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロプロピルアミノ)キ
ノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(m-トリル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)メタノン; (4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド-[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)(4-(ジフルオロメチル)フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオ
ロ酢酸塩; (4-クロロ-3-フルオロフェニル)(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)(3,4-ジフルオロ
フェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (3-クロロ-4-フルオロフェニル)(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2-フルオロフェニル)(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-クロロ-4-フルオロフェニル)(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2-ヒドロ
キシフェニル)(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2-メトキシフェニル)(4-(2-(
シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(1-(4-クロロベンゾイル)ピペリジン-4-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロ
プロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)-3-メチルピペラジン-1-イル)(2,5-ジクロロフェ
ニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0363】
実施例5
シクロヘキシル(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノンの合成
【0364】
【化50】
【0365】
N-シクロプロピル-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン二塩酸塩(50 mg, 0.146 mmol)及びEt3N(30.5 μl, 0.219 mmol)のDCM(365 μl)溶液を、シクロヘキサンカルボニル クロリド(23.93 μl, 0.175 mmol)でシリンジを介して室温にて滴下処理した。得られた反応混合物を2時間撹拌した。ISCO(40% EtOAc/ヘキサン)で精製し、薄黄色固体とし
て標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 380.3 (M+1)
【0366】
実施例6
3-(4-(4-クロロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリルの合成
【0367】
【化51】
【0368】
4-クロロ安息香酸(6.39 mg, 0.041 mmol)のCH2Cl2(136 μl)溶液に、3滴のDMF及び塩化オキサリル(5.36 μl, 0.061 mmol)を加えた。反応混合物を、室温で60分間撹拌し、次いで2-(シクロプロピルアミノ)-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2HCl(15 mg, 0.041 mmol)及びトリエチルアミン(19.92 μl, 0.143 mmol)のCH2Cl2(200 μl)溶液に加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌した。ISCO(0-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、黄色油状物として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 433.3 (M+1)
【0369】
上記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した:
(4-クロロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)-7-フルオロキノキサリン-2-イル)ピ
ペラジン-1-イル)メタノン; (4-クロロフェニル)(4-(3-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキ
サリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-ブロモ-3-
フルオロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)-7-フルオロキノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,5-ジクロロイソニコチノ
イル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,5-ジクロロニコチノイル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)(2-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル)メタノン 2,2,2-ト
リフルオロ酢酸塩; (5-クロロ-3-フルオロピリジン-2-イル)(4-(2-(シクロプロピルアミ
ノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢
酸塩; (4-(2-(シクロプロピルアミノ)-ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イ
ル)(2-フルオロ-4-メチルフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)(2-フルオロ-4-メトキシフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2-メチルフェニル)(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 4-(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-
イル)ピペラジン-1-カルボニル)-3-フルオロベンゾニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)(4-
フルオロ-2-ヒドロキシフェニル)-メタノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2,6-
ジフルオロフェニル)(4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピ
リド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)(3-フルオロピリジン-2-イル)メタノン
2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロ-2-(トリフルオロメチル)フェニル)(4-(2-(シク
ロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-
トリフルオロ酢酸塩; (4-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピ
ペラジン-1-イル)(2,4,6-トリフルオロフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
及び(4-(2-(シクロプロピルアミノ)-ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペラジン-1-イル)(2,4-ジフルオロ-6-ヒドロキシフェニル)メタノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0370】
実施例7
3-(4-(ベンゾフラン-3-イルメチル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミンの合成
【0371】
【化52】
【0372】
ベンゾフラン-3-イル(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノンTFA (8 mg, 0.015 mmol)のTHF(152 μl)溶液に、トリエチルアミン(2.114 μl, 0.015 mmol)を加えた。混合物を0℃に冷却し、BH3-THF (76 μl, 0.076 mmol, 1 M THF中)を加えた。反応混合物を室温で18時間攪拌した。ISCO(0-60% EtOAc/ヘキサン)で精製し、黄色油状物として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 400.3 (M+1)
【0373】
上記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した:
N-シクロプロピル-3-(4-((2,5-ジクロロチオフェン-3-イル)メチル)ピペラジン-1-イル)
キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((3,6-ジクロロピリジン-2-イル)メチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; 3-(4-(シクロヘキシルメチル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン; 3-(4-(2-クロロ-4-(メチルスルホニル)ベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-((5-メチルイソオキサゾール-3-イル)メチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;及び3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピル-6,7-ジフルオロキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0374】
実施例8
N-シクロプロピル-3-(4-(5-フルオロ-2-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリ
ン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0375】
【化53】
【0376】
(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(5-フルオロ-2-メチルフェニル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(65 mg, 0.125 mmol)のTHF(1 ml)溶液に、水素化ジイソブチルアルミニウム(142 mg, 1.001 mmol, 1 M ヘキサン中)を室温で加えた。反応混合物を、室温で16時間攪拌した。HPLCで精製し、白色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 391.9 (M+1)
【0377】
上記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した:
N-シクロプロピル-3-(4-(4-フルオロ-2-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリ
ン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-ブロモ-5-メトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-ア
ミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-ブロモ-4-メトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-ブロモ-2-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-ブロモ-4-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-ブロモ-2-フ
ルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-ブロモ-2-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロ
プロピル-キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-ブロモ-2-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((1H-インドール-6-イル)メチル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-メチルベンジ
ル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-2-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピル-キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-クロロ-3,6-ジフルオロベンジル)-ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-クロロ-5-メトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキ
サリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-クロロ-6-(トリフルオロメチル)
ベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(3-イソプロピルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロ-4-メトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
3-(4-(4-ブロモ-3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-ブロモ-2-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-
クロロ-5-ヨードベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン
2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2-メトキシ-5-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)-ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
N-シクロプロピル-3-(4-(2,3,5-トリクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2-クロロ-5-フルオロピリジン-3-イル)メ
チル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-ブロモ-5-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピル-キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-(トリフルオロメチル)-ベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,6-ジフルオロ-3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;及びN-シクロプロピル-3-(4-(2-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)ベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0378】
実施例9
N-シクロペンチル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-ア
ミンの合成
【0379】
【化54】
【0380】
(4-(3-(シクロペンチルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,5-ジクロ
ロフェニル)メタノン(16 mg, 0.034 mmol)のTHF (0.35 mL)及びDCM (0.35 mL)溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(0.017 mL, 0.102 mmol)を室温で加え、得られた反応混合物を、1時間撹拌した。次いで、NaBH4 (3.86 mg, 0.102 mmol)を一度に加え、室温で1時間撹拌し続けた。HPLCで精製し、白色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 456.2 (M+1)
【0381】
下記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した:
3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-フェニルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(3-(トリフルオロメチル)ベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-クロロベンジル)-ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリ
ン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-(メチルスルホニル)ベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン, 22,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミ
ン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-(トリフルオロメチル)-ベン
ジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロ
プロピル-3-(4-(2,3-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0382】
実施例10
3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリルの合成
【0383】
【化55】
【0384】
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2HCl(15 mg, 0.041 mmol)及びトリエチルアミン(11.38 μl, 0.082 mmol)のDCE(204 μl)溶
液に、3-クロロベンズアルデヒド(4.63 μl, 0.041 mmol)を加え、次いでトリアセトキシ水素化ほう素ナトリウム(12.12 mg, 0.057 mmol)を加えた。反応混合物を、室温で2時間
撹拌した。ISCO(0-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、無色油状物として標題化合物を得た
。 MS (ESI, pos. ion) m/z: 419.3 (M+1)
【0385】
上記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成し、HPLC又はISCOの何れかで精製した:
N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-6-フルオロキノ
キサリン-2-アミン; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(4-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 8-クロロ-3-(4-(5-クロロ-2-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 8-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)-ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 8-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 8-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4,5-トリフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 7-ブロモ-N-シクロプロピル-2-(
ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-プロポキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]
ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-(tert-ブチル)-2-メトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,6-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロ-4-フルオ
ロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4,5-トリフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-3-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピル-ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(3,4-ジフルオロベンジル)
ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シ
クロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジ
ン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(5-クロロ-2-フルオロベンジル)ピペラジ
ン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン及び2,2,2-トリフルオロ
酢酸塩; 3-(4-(2-クロロ-5-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルピ
リド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(1-(2,5-ジクロロベンジル)ピペリジン-4-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(1-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペリジン-4-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(1-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-4-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)-2-メチルピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; メチル 4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)-1-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-2-カルボキシラート;
N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)-3-イソプロピルピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)-3-メチルピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)-3-(メトキシメチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-(3-ベンジル-4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキ
ノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0386】
実施例11
2,2,2-トリフルオロ酢酸, N-シクロプロピル-3-(4-(3,4-ジメチルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン塩の合成
【0387】
【化56】
【0388】
N-シクロプロピル-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン塩酸塩(100 mg, 0.327 mmol)、4-(クロロメチル)-1,2-ジメチルベンゼン(152 mg, 0.981 mmol)及びEt3N(0.137
ml, 0.981 mmol)の混合物を、DMF(3 ml)中で50℃にて16時間攪拌した。HPLCで精製し、
黄色油状物として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 388.1 (M+1)
【0389】
上記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成した:
4-((4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メチル)ベンゾニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-エチルベンジル)ピ
ペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(3,4-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(ナフタレン-2-イルメチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3
-(4-(4-ブロモベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-((4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピ
ペラジン-1-イル)メチル)ベンゾニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(4-イソプロピルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(3,5-ジフルオ
ロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-
シクロプロピル-3-(4-(2,3-ジメチルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミ
ン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジメチルベンジル)ピペラ
ジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-クロロ-5-フ
ルオロベンジル)-ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-
トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-
イル)-6,7-ジフルオロキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)-ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カル
ボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-
イル)-2-(イソプロピルアミノ)-キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢
酸塩; 2-(シクロブチルアミノ)-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0390】
実施例12
N-シクロプロピル-3-(4-(3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン-2-アミンの合成
【0391】
【化57】
【0392】
工程1:2-クロロ-3-(4-(3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン
2,3-ジクロロピリド[2,3-b]ピラジン(100 mg, 0.50 mmol)のジオキサン(0.5 mL)溶液に、1-(3-メチルベンジル)ピペラジン(100 mg, 0.525 mmol)のジオキサン(1.0 mL)溶液を滴下し、続いてN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.096 mL, 0.550 mmol)を加えた。得られた溶液を室温で終夜撹拌した。カラムクロマトグラフィーで精製し、茶色油状物として標題化合物を得た。
【0393】
工程2:N-シクロプロピル-3-(4-(3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピ
ラジン-2-アミン
2-クロロ-3-(4-(3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン(34.5 mg, 0.097 mmol)、シクロプロパンアミン(7.79 mg, 0.136 mmol)及びDIPEA(0.026 mL, 0.146 mmol)のジオキサン(0.3 mL)溶液を100℃で8時間加熱した。カラムクロマトグラフィーで精製し、無色油状物として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 375.3 (M+1)
【0394】
記載と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成し、HPLC又はISCOのどちらかで精製した:
3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(4-フルオロフェニル)キノキサリン-2-
アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-(3-(シクロペンチルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,5-ジクロロフェニル)メタノン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2,5-ジクロロフェニル)(4-(3-(フェニルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メ
タノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-(シクロプロピルメチル)-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(3-メトキシフェニル)-キノキサリン-2-アミ
ン; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)-キノキ
サリン-2-アミン; 4-((3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-イル)アミノ)ベンゾニトリル; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラ
ジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン-2-アミン; 3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-(2,5-
ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフル
オロ酢酸塩; N-シクロプロピル-2-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-2-(4-(2,5-
ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン2,2,2-トリフル
オロ酢酸塩; 2-(4-(4-クロロベンゾイル)ピペラジン-1-イル)-3-(シクロプロピルアミノ)-キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (4-クロロフェニル)(4-(3-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(シク
ロプロピルアミノ)-2-(4-((4-フルオロフェニル)-スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-((4-フルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-2-(4-(2,4,5-トリフルオロベンジル)-ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-2-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2,2-ジフルオロエチル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-(2,2-ジフルオロエチル)-2-(4-(2,4,5-トリフルオロベンジル)-ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-2-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; 2-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-N-(2,2-ジフルオロ
エチル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン; N-シクロプロピル-2-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]-ピラジン-3-アミン2,2,2-トリフルオ
ロ酢酸塩; 3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イ
ル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(4-(5-クロロ-2-フルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニ
トリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-(2,4,5-トリフルオ
ロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢
酸塩;及び2-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-3-(シクロプロピ
ルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0395】
実施例13
N-(4-ブロモフェニル)-3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-ア
ミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0396】
【化58】
【0397】
DIPEA(0.026 ml, 0.151 mmol)、1-(3-クロロベンジル)ピペラジン(19.06 mg, 0.090 mmol)及び2,3-ジクロロキノキサリン(20 mg, 0.100 mmol)のジオキサン(0.2 mL)溶液を、60℃で6時間加熱した。次いでDIPEA(0.026 ml, 0.151 mmol)及び4-ブロモアニリン(25.9 mg, 0.151 mmol)を加えた。得られた溶液を180℃で終夜撹拌した。HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 509.2 (M+1)
【0398】
上記と同様の反応条件を用いて、2-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-フェニルピリド[2,3-b]ピラジン-3-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩を合成した。
【0399】
実施例14
3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-フェニルピリド[2,3-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0400】
【化59】
【0401】
2,3-ジクロロピリド[2,3-b]ピラジン(20 mg, 0.100 mmol)のジオキサン(0.3 mL)溶液に、アニリン(9.78 mg, 0.105 mmol)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(38.8
mg, 0.30 mmol)を加えた。反応混合物を150℃で終夜加熱し、次いで1-(3-クロロベンジ
ル)ピペラジン(31.6 mg, 0.150 mmol)を加えた。得られた溶液を150℃で終夜加熱した。HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 431.2 (M+1)
【0402】
上記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成した:
3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-フェニルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(4-(トリフルオロメトキシ)-フェニル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロ
ロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(4-プロピルフェニル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(p-トリル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(4-メトキシフェニル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2-メトキシフェニル)-キノキサリン-2-アミン
2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(3-メトキシフェニル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-(4-(tert-ブチル)フ
ェニル)-3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-ト
リフルオロ酢酸塩;及び3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(4-イソプロポキシフェニル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0403】
実施例15
3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0404】
【化60】
【0405】
工程1:2-クロロ-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピラジ

2,3-ジクロロピリド[2,3-b]ピラジン (21 mg, 0.105 mmol)及び1-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジンHCl(31.0 mg, 0.110 mmol)のジオキサン(350 μl)溶液に、N-エチル-N-イ
ソプロピルプロパン-2-アミン(56.8 μl, 0.325 mmol)を室温で滴下した。得られた混合
物を、室温で終夜撹拌し、HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。
【0406】
工程2:3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
2-クロロ-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[2,3-b]ピラジン(25
mg, 0.061 mmol)、ピリジン-3-アミン(7.48 mg, 0.080 mmol)及びNaH(9.79 mg, 0.245 mmol, 60%鉱油中)のTHF(266 μL)の混合物を、室温で3時間攪拌した。メタノール(0.5 mL)でクエンチした後、HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 466.2 (M+1)
【0407】
下記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成した:
2-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-3-(ピリジン-3-イルアミノ)キノキサ
リン-6-カルボニトリル; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-6-フルオロ-N-(ピリジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩及び3-(4-(2,5-
ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-7-フルオロ-N-(ピリジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の混合物; N-(ピリジン-3-イル)-2-(4-(2,4,5-トリフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン2,2,2-トリフルオ
ロ酢酸塩; 及び2-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン。
【0408】
実施例16
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリ
ン-5-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0409】
【化61】
【0410】
5-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキ
サリン-2-アミン(20 mg, 0.039 mmol)、ジシアノ亜鉛(2.78 mg, 0.024 mmol)、Pd2(dba)3(1.805 mg, 1.971 μmol)及びdppf(2.186 mg, 3.94 μmol)の無水NMP(0.3 mL)を含むのバイアルを、排気して、N2(3x)でパージした。得られた混合物を120℃で2時間加熱した。HPLCで精製し、灰色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 453.3 (M+1)
【0411】
上記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成した:
3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-5-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロ-ベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル;及び3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0412】
実施例17
N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]
ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0413】
【化62】
【0414】
工程1:ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2,3(1H,4H)-ジオン
ピリダジン-4,5-ジアミン(200 mg, 1.816 mmol)、シュウ酸(196 mg, 2.179 mmol)及び
塩化水素水(2.7 mL, 10.90 mmol, 4.0 N)の溶液を、20時間加熱還流した。反応混合物を
室温に放冷し、得られた析出物をろ過し、水で洗浄し、真空下で乾燥し、白色固体として標題化合物を得た。
【0415】
工程2:2,3-ジクロロピラジノ[2,3-d]ピリダジン
ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2,3(1H,4H)-ジオン塩酸塩(300 mg, 1.496 mmol)の三塩化
ホスホリル(1812 μl, 19.44 mmol)溶液を120℃で終夜加熱した。過剰のPOCl3を減圧下で除去し、黒色粘性油状物として標題化合物を得て、さらに精製することなく次工程に直接用いた。
【0416】
工程3:N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
2,3-ジクロロピラジノ[2,3-d]ピリダジン塩酸塩(48 mg, 0.202 mmol)のDCM(1.0 mL)の
溶液に、0℃で、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(177 μl, 1.011 mmol)を滴下し、続いてシクロプロパンアミン(11.19 μl, 0.162 mmol)をゆっくり加えた。反応混
合物を0℃で20分間攪拌し、次いで1-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン塩酸塩(75 mg,
0.303 mmol)及びDIPEA(0.2 mL)を加え、0℃で30分間攪拌し続けた。HPLCで精製し、薄黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 398.3 (M+1)
【0417】
上記と同様の反応条件を用いて、N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩を合成した。
【0418】
実施例18
N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピ
ラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0419】
【化63】
【0420】
工程1:tert-ブチル4-(2,5-ジフルオロベンジリデン)ピペリジン-1-カルボキシラート
tert-ブチル 4-オキソピペリジン-1-カルボキシラート(64.1 mg, 0.322 mmol)のTHF(1.6 mL)溶液に、-78℃で、LiHMDS(386 μl, 0.386 mmol, 1.0 N MeOt-Bu中)を加えた。反応混合物を-78℃で30分間攪拌した後、tert-ブチル 4-オキソピペリジン-1-カルボキシラート(64.1 mg, 0.322 mmol)のTHF(0.3 mL)溶液を加えた。反応混合物を室温に昇温し、48時間撹拌した。カラムクロマトグラフィーで精製し、白色固体として標題化合物を得た。
【0421】
工程2:4-(2,5-ジフルオロベンジリデン)ピペリジン
tert-ブチル 4-(2,5-ジフルオロベンジリデン)ピペリジン-1-カルボキシラート(20 mg,
0.065 mmol)のDCM(0.6 ml)溶液に、0℃でTFA(0.3 mL, 3.89 mmol)を加え、0℃で2時間攪拌し続けた。溶媒を除去し、無色油状物として標題化合物を得、それをさらに精製することなく次工程に直接用いた。
【0422】
工程3:N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジリデン)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン
3-クロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(127 mg, 0.574 mmol)、4-(2,5-ジフルオロベンジリデン)ピペリジン(100 mg, 0.478 mmol)及びDIPEA(167 μl, 0.956 mmol)のジオキサン(0.8 mL)溶液を加熱し、80℃で8時間加熱した。HPLCで精製し、標題化合物を得た。
【0423】
工程4:N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジフルオロベンジリデン)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(21.2 mg, 0.042 mmol)のMeOH (209 μl)溶液に、10%Pd/C(4 mg, 3.76 μmol)を加えた。反応混合物をH2雰囲気下で終夜撹拌し
た。HPLCで精製し、薄黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 396.3 (M+1)
【0424】
実施例19
N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)-7-メトキシピリ
ド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0425】
【化64】
【0426】
7-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリ
ド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(15 mg, 0.035 mmol)、Pd2(dba)3(2.56 mg, 2.79 μmol)及
びCs2CO3(11.37 mg, 0.035 mmol)でチャージしたバイアルをエバキュエートし、N2(3x)でパージした。MeOH(0.3 ml)を加えた後、混合物を、エバキュエートし、N2(2x)でパージし、次いで100℃で終夜加熱した。HPLCで精製し、灰色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 426.3 (M+1)
【0427】
実施例20
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-オール2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0428】
【化65】
【0429】
7-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペリジン-1-イル)ピリ
ド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(25 mg, 0.058 mmol)、Pd2(dba)3(4.26 mg, 4.65 μmol)、
カリウム トリメチルシラノラート(22.38 mg, 0.174 mmol)及び炭酸セシウム(18.95 mg, 0.058 mmol)でチャージされたバイアルを、エバキュエートし、N2(3x)でパージした。DMF(0.29 mL)を加えた後、混合物を再びエバキュエートし、N2(2x)でパージし、次いで110℃で終夜加熱した。HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion)
m/z: 412.3 (M+1)
【0430】
実施例21
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(フェニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリルの合成
【0431】
【化66】
【0432】
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2HCl(15 mg, 0.041 mmol)のCH2Cl2(204 μl)溶液に、トリエチルアミン(17.08 μl, 0.123 mmol)を加えた。10分間撹拌した後、塩化ベンゼンスルホニル(6.27 μl, 0.049 mmol)を加え、反応混合物を撹拌し、室温で2時間攪拌した。ISCO(0-60% EtOAc/ヘキサン)で精製し
、白色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 435.3 (M+1)
【0433】
上記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成し、ISCO又はHPLCの何れかで精製した:
3-(4-(フェニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン; N-シクロプロピル-6-フルオロ-3-(4-(フェニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)キ
ノキサリン-2-アミン; 3-(4-((3-クロロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-((3-クロロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピル-6-フルオロキノキサリン-2-アミン; 2-(シ
クロプロピルアミノ)-3-(4-((2,5-ジクロロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キ
ノキサリン-6-カルボニトリル; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(o-トリルスルホニル)
ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(m-トリルスルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 2-(シクロプ
ロピルアミノ)-3-(4-トシルピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-((2-ブロモフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-((3-ブロモフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 3-(4-((4-ブロモフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)-キノキサリン-6-カルボニトリル; N-シクロプロピル-3-(4-((4-フルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-2-(4-((4-フルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン 2,2,2-
トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,5-ジメチルフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((4-メトキシフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリ
ン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2-
メトキシフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2
-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((3-メトキシフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((5-クロロチオフェン-2-イル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(メシチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2-メトキシ-4-メチルフェニル)スルホニル)-ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオ
ロ酢酸塩; 3-(4-((5-クロロ-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)スルホニル)ピペラジ
ン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフル
オロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,3,4-トリフルオロフェニル)スルホニ
ル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((4-(tert-ブチル)フェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((4-クロロ-2,5-ジ
メチルフェニル)-スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((3-クロロ-5-フルオロ-2-メチ
ルフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((5-ブロモチオフェン-2-イル)スルホニル)ピペ
ラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリ
フルオロ酢酸塩; 3-(4-((4-ブロモ-2-フルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
3-(4-((2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル)-スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((4-ブロモ-2-クロロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピル
アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((4-エチルフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2-フルオロ-5-メチルフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((3,4-ジフルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,5-ジメトキシフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2-クロロ-4-(
トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミ
ノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((3-シアノ-4-フ
ルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリ
ン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((5-クロロ-2-メトキシフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((5-クロロ-2,4-ジフルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((5-ブロモ-6-クロロピリジン-3-イル)スルホニル)ピペラジ
ン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフル
オロ酢酸塩; 3-(4-((4-ブロモ-2,5-ジフルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジメトキシフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; N-シクロプロピル-3-(4-(フェニルスルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; 3-(4-(シクロペンチルスルホニル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン; 3-(4-((4-クロロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノ
キサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((3-フルオロフェニル)スルホニル)-ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2-フルオロフェニル)
スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2-クロロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミ
ノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((4-フルオロフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2-シアノフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((3-シアノフェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピル
アミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((4-シアノフ
ェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;及びN-シクロプロピル-3-(4-((4-(トリフルオロ
メチル)フェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0434】
実施例22
N-シクロプロピル-3-(4-フェネチルピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミンの合成
【0435】
【化67】
【0436】
工程1:1-(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)-2-フ
ェニルエタノン
2-フェニル酢酸(11.93 mg, 0.088 mmol)のCH2Cl2(438 μl)溶液に、DMF(3 滴)及び塩化オキサリル(11.51 μl, 0.131 mmol)を加え、次いで混合物を60分間攪拌した。酸クロリ
ドを、N-シクロプロピル-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン2HCl(30 mg, 0.088 mmol)及びトリエチルアミン(36.7 μl, 0.263 mmol)のCH2Cl2(400 μl)溶液に加えた
。反応混合物を室温で2時間攪拌した。ISCO(0-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、黄色油状物として標題化合物を得た。
【0437】
工程2:N-シクロプロピル-3-(4-フェネチルピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン
1-(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)-2-フェニ
ルエタノン(5 mg, 0.013 mmol)のTHF(43.0 μl)溶液に、BH3-THF(64.5 μl, 0.065 mmol,
1 M / THF)を加えた。混合物を室温で16時間攪拌した。ISCO(0-80% EtOAc/ヘキサン)で
精製し、黄色油状物として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 374.3 (M+1)
【0438】
上記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成し、HPLC又はISCOのどちらかで精製した:
3-(4-(4-クロロフェネチル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミ
ン; N-シクロプロピル-3-(4-(4-メトキシフェネチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン; N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロフェネチル)ピペラジン-1-イル)キノキ
サリン-2-アミン。
【0439】
実施例23
3-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-N-フェニルキノキサリン-2-アミン2,2,2-トリフルオ
ロ酢酸塩の合成
【0440】
【化68】
【0441】
工程1:2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-3-クロロキノキサリン
2,3-ジクロロキノキサリン(1 g, 5.02 mmol)及びEtOH(25 ml)溶液を、4-ベンジルピペ
リジン(1.233 g, 7.03 mmol)で処理した。反応混合物を15℃で15時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、標題化合物を得、それを次工程さらに精製することなく用いた。
【0442】
工程2:3-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-N-フェニルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
2-(4-ベンジルピペリジン-1-イル)-3-クロロキノキサリン(200 mg, 0.592 mmol)及びアニリン(55.1 mg, 0.592 mmol)を、n-BuOH(0.6 ml)中にて90℃で16時間攪拌した。溶媒を
減圧下で除去し、HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。
【0443】
上記と同様の反応条件を用いて、以下の化合物を合成した:
N-(3-ブロモフェニル)-3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-ア
ミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-(2-ブロモフェニル)-3-(4-(3-クロロベンジル)ピペ
ラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-3-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフル
オロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリジン-4-イル)キノキ
サリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-(3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-イル)-1,3,4-チアジアゾール-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸
塩; N-(3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-イル)チアゾール-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(
ピリミジン-2-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;及び3-(4-(3-ク
ロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(ピリミジン-5-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0444】
実施例24
3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-イソブチルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0445】
【化69】
【0446】
工程1:2-クロロ-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン
2-クロロ-3-(ピペラジン-1-イル)キノキサリン(2.5 g, 10.05 mmol)、1,4-ジクロロ-2-(クロロメチル)ベンゼン(2.358 g, 12.06 mmol)及びEt3N(4.20 ml, 30.2 mmol)のDMF(20 ml)懸濁液を、室温で16時間攪拌した。反応混合物を水に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機相を乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフで精製し、標題化合物を得た。
【0447】
工程2:3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-イソブチルキノキサリン-2-
アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
2-クロロ-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン(50 mg, 0.123 mmol)及び2-メチルプロパン-1-アミン(90 mg, 1.226 mmol)の懸濁液を、n-BuOH(1 ml)
中でマイクロウェーブ照射下で130℃にて1時間加熱した。HPLCで精製し、白色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 444.0 (M+1)
【0448】
上記と同様の反応条件により、市販のアミンを用いて以下の化合物を合成した:
3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-イソプロピルキノキサリン-2-アミ
ン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2-エチルブチル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロ
ベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(4-メチルペンタン-2-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-ネオペン
チルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)
ピペラジン-1-イル)-N-イソペンチルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
N-(sec-ブチル)-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-プ
ロピルキノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2-メトキシエチル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロブチル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-(tert-ブチル)-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)
ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(3,3-ジメチルブチル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2-エトキ
シエチル)-キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(2-イソプロポキシエチル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(3-エトキシプ
ロピル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロヘキシル-3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢
酸塩; 3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)キノキサリン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;及び(R)-2-((3-(4-(2,5-ジクロロベンジル)-ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-イル)アミノ)プロパン-1-オール 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0449】
実施例25
(R/S)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミンの合成
【0450】
【化70】
【0451】
工程1:(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル
)(2,4-ジフルオロフェニル)メタノール
(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(2,4-ジフルオロフェニル)メタノンTFA(50 mg, 0.096 mmol)のMeOH(478 μl)溶液に、NaBH4(10.84 mg, 0.287 mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、次いでISCO(0-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、無色油状物として標題化合物を得た。
【0452】
工程2:(R/S)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン
-78℃の(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-
イル)(2,4-ジフルオロフェニル)メタノール(7 mg, 0.017 mmol)のCH2Cl2(85 μl)溶液に
、DAST(6.74 μl, 0.051 mmol)を加えた。反応混合物を30分間撹拌し、次いで数滴のMeOHでクエンチした。ISCO(0-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、無色油状物として標題化合物
を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 414.3 (M+1)
【0453】
Note: 光学的に純粋な最終化合物をラセミ化合物のキラルSFC分離により得た。
上記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した:
(R/S)-N-シクロプロピル-3-(4-(フルオロ(4-フルオロフェニル)メチル)ピペリジン-1-イ
ル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; (R/S)-3-(4-((5-クロロ-2-フルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン; (R/S)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)-フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン;及び(R/S)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-
アミン。
【0454】
実施例26
(S)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-
イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0455】
【化71】
【0456】
3-クロロ-N-シクロプロピル-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(10 mg, 0.043 mmol)のジオキサン(85 μl)溶液に、(S)-4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)
ピペリジンHCl(14.72 mg, 0.055 mmol)及びiPr2EtN(29.8 μl, 0.170 mmol)を加えた。混合物を80℃で2時間加熱した。HPLCで精製し、黄色油状物として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 428.3 (M+1)
【0457】
上記と同様の反応条件によりキラル中間体化合物を用いて以下の化合物を合成した: (R
)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)-フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-7-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (S)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)-ピペリジン-1-イ
ル)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (S)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-5-メチルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (S)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (R)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロ
フェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (R)-7-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)-
フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン2,2,2-トリフルオ
ロ酢酸塩; 及び(S)-7-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0458】
実施例27
(R/S)-3-(4-(1-(5-クロロ-2-フルオロフェニル)-1-フルオロエチル)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミンの合成
【0459】
【化72】
【0460】
工程1:1-(5-クロロ-2-フルオロフェニル)-1-(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)エタノール
-78℃の(5-クロロ-2-フルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)-ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノンTFA(18 mg, 0.033 mmol)のTHF (167 μl)
溶液に、メチルマグネシウムブロミド(33.3 μl, 0.100 mmol, 3 M Et2O中)を加えた。混合物を-78℃で1時間撹拌し、次いで室温で1時間攪拌した。数滴のH2Oを加え、反応をクエンチし、次いで、それをシリンジフィルターに通してろ過し、溶媒を減圧下で除去し、褐色固体として標題化合物を得た。
【0461】
工程2:(R/S)-3-(4-(1-(5-クロロ-2-フルオロフェニル)-1-フルオロエチル)ピペリジン-1-
イル)-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン
-78℃の1-(5-クロロ-2-フルオロフェニル)-1-(1-(2-(シクロプロピルアミノ)-ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)エタノール(13 mg, 0.029 mmol)のCH2Cl2(147
μl)溶液に、DAST(11.66 μl, 0.088 mmol)を加えた。混合物を-78℃で30分間攪拌し、
次いで10 ℃に昇温し、さらなる3 eqのDAST(11.66 μl, 0.088 mmol)を加えた。反応混合物を数滴のH2Oでクエンチし、ISCO(30-100% EtOAc/ヘキサン)で精製し、無色油状物とし
て標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 444.2 (M+1)
【0462】
実施例28
(R/S)-3-(4-((2,5-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプ
ロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0463】
【化73】
【0464】
(R/S)-4-((2,5-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン塩酸塩(28 mg, 0.105 mmol)及び3-クロロ-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル(20 mg, 0.081 mmol)のジオキサン(162 μl)及びDIPEA(42.5 μl, 0.243 mmol)溶液を、75℃で3時間
撹拌した。HPLCで精製し、牙状固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 440.3 (M+1)
Note: 光学的に純粋な最終化合物を、ラセミの化合物のキラルSFC分離により得られた。
【0465】
上記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した:
(R/S)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル; (R/S)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル; 及び(R/S)-3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオ
ロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル。
【0466】
実施例29
(S)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリルの合成
【0467】
【化74】
【0468】
工程1:7-ブロモ-3-クロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン
7-ブロモ-2,3-ジクロロピリド[3,4-b]ピラジン(90 mg, 0.323 mmol)のDCM(1613 μl)溶液に、0℃でシクロプロパンアミン(26.8 μl, 0.387 mmol)のDCM(0.2 mL)溶液を加え、続いてDIPEA(169 μl, 0.968 mmol)を加えた。得られた溶液を0℃で2時間撹拌した。ISCO(0-50% EtOAc/ヘキサン)で精製し、オフ白色固体として標題化合物を得た。
【0469】
工程2:(S)-7-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン
7-ブロモ-3-クロロ-N-シクロプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(30 mg, 0.100 mmol)、(S)-4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジンHCl(31.9 mg, 0.120 mmol)及びDIPEA(0.052 ml, 0.300 mmol)のジオキサン(0.3 ml)の混合物を80℃で8時間
加熱した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、白色固体として標題化合物を得た。
【0470】
工程3:(S)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル
(S)-7-ブロモ-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)-フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(25 mg, 0.051 mmol)、Pd2(dba)3(2.325 mg, 2.54 μmol)、ジシアノ亜鉛(3.58 mg, 0.030 mmol)及びdppf (2.82 mg, 5.08 μmol) / NMP(508 μl)を加えた。バイアルをエバキュエートし、N2 (3x)を充填し、次いで120℃で2時間加熱した。HPLC及びISCOで精製し、白色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 439.2 (M+1)
【0471】
参考例化合物を用いて上記と同様の反応条件により、以下の化合物を合成した: (R)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル; 3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノ
キシ)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンゾイル)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシベンジル)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-((2,2-ジ
フルオロエチル)アミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(tert-ブチルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル。
【0472】
実施例30
(S)-3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリルの合成
【0473】
【化75】
【0474】
工程1:(S)-7-ブロモ-3-クロロ-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリ
ジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン
7-ブロモ-2,3-ジクロロピリド[3,4-b]ピラジン(30 mg, 0.108 mmol)のDCM(1 ml)の混合物に、0℃で(S)-4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジンHCl(31.4 mg, 0.118 mmol)を加え、続いてN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.056 ml, 0.323 mmol)を加えた。得られた混合物を0℃で2時間撹拌した。ISCOで精製し、黄色固体とし
て標題化合物を得た。
【0475】
工程2:(S)-7-ブロモ-N-シクロプロピル-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン
(S)-7-ブロモ-3-クロロ-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン(40 g, 85 mmol)、シクロプロパンアミン(38.7 g, 678 mmol)及びDIPEA (22.22 ml, 127 mmol)のジオキサン(0.3 ml)溶液を、80℃で24時間加熱し
た。シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、白色固体として標題化合物を得た。
【0476】
工程3:(S)-3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリル
バイアルに、(S)-7-ブロモ-N-シクロプロピル-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)-フル
オロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン(17 mg, 0.035 mmol)、Pd2(dba)3(1.581 mg, 1.726 μmol)、ジシアノ亜鉛 (2.433 mg, 0.021 mmol)及びdppf(1.914 mg, 3.45 μmol) / NMP(345 μl)を加えた。バイアルをエバキュエートし、N2(3x)を充填し、次いで120℃で2時間加熱した。HPLC及びISCOで精製し、白色固体として標題化合
物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 439.2 (M+1).
【0477】
上記と同様の反応条件を用いて(R)-3-(シクロプロピルアミノ)-2-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)-フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボニトリ
ルを合成した。
【0478】
実施例31
2,2,2-トリフルオロ酢酸 1-(4-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)フェニル)エタノール塩の合成
【0479】
【化76】
【0480】
1-(4-((1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)フェニル)エタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩(130 mg, 0.251 mmol)及びテトラヒドロホウ酸ナトリウム(28.5 mg, 0.754 mmol)のMeOH (1256 μl)を含む5 mLねじぶたバイアルを30分間撹拌した。HPLCで精製し、透明油状物として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 406.3 (M+1).
【0481】
実施例32
2-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-3-(イソプロピルアミノ)キ
ノキサリン-6-カルボニトリルの合成
【0482】
【化77】
【0483】
工程1:3-クロロ-2-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)キノキサリ
ン-6-カルボニトリル
2,3-ジクロロキノキサリン-6-カルボニトリル(400 mg, 1.785 mmol)及び4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン(615 mg, 2.68 mmol)のジクロロメタン(40 ml)溶液に、
トリエチルアミン(0.025 ml, 0.179 mmol)を加え、それを20℃で6時間撹拌した。水を加
え、反応をジクロロメタン(2x)で抽出し、まとめた有機層を濃縮した。カラムクロマトグラフィー(PE:EtOAc=50:1)で精製し、黄色固体として標題化合物を得た。
【0484】
工程2:2-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-3-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル
3-クロロ-2-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル(100 mg, 0.240 mmol)のDMSO(10 ml)溶液に、トリエチルアミン(0.033 ml, 0.240 mmol)及びプロパン-2-アミン(142 mg, 2.397 mmol)を加え、それを120℃で16時
間撹拌した。HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 439.8 (M+1).
【0485】
上記と同様の反応条件を用いて2-(4-(2-クロロ-5-(イソプロピルアミノ)ベンゾイル)ピペリジン-1-イル)-3-(イソプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリルを合成した。
【0486】
実施例33
3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)-N,N-ジ
メチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0487】
【化78】
【0488】
工程1:7-ブロモ-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピル
ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン
4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン塩酸塩(150 mg, 0.599 mmol)及び7-ブロモ-3-クロロ-N-イソプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(139 mg, 0.461 mmol)のジオキサン(922 μl)及びDIPEA(242 μl, 1.383 mmol)溶液を90℃で4時間撹拌した。ISCO(40% EtOAc / ヘキサン)で精製し、橙色固体として標題化合物を得た。
【0489】
工程2:3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
7-ブロモ-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピリ
ド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(30 mg, 0.063 mmol)、フェニル ホルマート(13.68 μl, 0.125 mmol)、ジアセトキシパラジウム(2.82 mg, 0.013 mmol)、(9,9-ジメチル-9H-キサン
テン-4,5-ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)(14.52 mg, 0.025 mmol)及びトリエチルアミン(17.48 μl, 0.125 mmol)のMeCN (314 μl)溶液を80℃で終夜撹拌した。次いで、ジ
メチルアミン(157 μl, 0.314 mmol)を加え、80℃で1時間攪拌し続けた。HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。MS(ESI, pos. ion) m/z: 471.3 (M+1).
【0490】
上記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した: 3-(4-(4-クロロ-2-フルオロ
フェノキシ)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピ
ラジン-7-カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)
ピペラジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2,5-ジフルオロベンゾイル)ピペリジン-1-イル)-2-(イソプロピルアミノ)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (S)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロ
フェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-
カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (R)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]
ピラジン-7-カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (S)-(2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-イル)(モルホリノ)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (R)-(2-(シクロプロ
ピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピリ
ド[3,4-b]ピラジン-7-イル)(モルホリノ)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-7-イル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン; 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)
ピリド[3,4-b]ピラジン-7-イル)(モルホリノ)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(
シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-((2,2-ジフルオロエチル)アミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シ
クロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-7-カルボキサミド。
【0491】
実施例34
3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0492】
【化79】
【0493】
工程1:ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2,3(1H,4H)-ジオン
ピリダジン-4,5-ジアミン(4 g, 36.3 mmol)及びジ(1H-イミダゾール-1-イル)メタノン(7.07 g, 43.6 mmol)のDMF(145 ml)の混合物を75℃で16時間加熱した。次いで60 mLのTHF
を加え、反応混合物を室温で1時間攪拌した。ろ過し、続いてTHFで洗浄し、灰色粉末として標題化合物を得た。当該物質を次工程さらに精製することなく直接次工程に用いた。
【0494】
工程2:2,3-ジクロロピラジノ[2,3-d]ピリダジン
ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2,3(1H,4H)-ジオン(1 g, 6.09 mmol)の三塩化ホスホリル(22.72 ml, 244 mmol)の混合物を133℃で24時間加熱した。POCl3を真空下で除去した後、
氷を反応フラスコに加えた。次いで、120 mL冷酢酸エチルを加え、混合物を0℃で飽和NaHCO3により塩基性にした。ろ過した後、有機層を素早く分離し、Na2SO4で乾燥した。乾燥
後、試薬をろ去し、ろ液を次工程さらに精製することなく直ぐに用いた。
【0495】
工程3:3-クロロ-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン
上記の酢酸エチル溶液の半分を反応フラスコに0℃で移し、次いでプロパン-2-アミン(0.052 ml, 0.607 mmol)及びDIPEA(0.530 ml, 3.03 mmol)を加えた。反応混合物を0℃で15
分間撹拌し、次いで精製することなく次工程に用いた。
【0496】
工程4:3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピ
ラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
反応溶液の半分を反応フラスコに0℃で移し、次いで 4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジンHCl(0.199 g, 0.760 mmol)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-ア
ミン(0.265 ml, 1.520 mmol)を加えた。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、室温で2時間攪
拌した。HPLCで精製し、茶色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 413.4 (M+1).
上記と同様の反応条件を用いて以下の化合物を合成した: (S)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダ
ジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフ
ルオロ酢酸塩; (R)-N-シクロプロピル-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-(メチルチオ)フェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-シクロプロピル-3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 4-((1-(3-(シクロプロピルアミノ)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)-3-フルオロフェノール; 3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-
イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (S)-N-(sec-ブチル)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピラ
ジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (R)-N-(sec-ブチル)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-フルオロ-4-((1-(3-(イソプロピルアミノ)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-イル)ピペリジン-4-イル)オキシ)ベンゾニトリル 2,2,2-トリフル
オロ酢酸塩; (R)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; (2-フ
ルオロ-4-メトキシフェニル)(1-(3-(イソプロピルアミノ)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-フルオロ-4-メ
トキシベンジル)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イ
ル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-((R)-(2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)-N-((1R,2R)-2-
メチルシクロプロピル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン2,2,2-トリフルオロ酢酸塩;
3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; N-イソプロピル-3-(4-(3-メトキシフェ
ノキシ)ピペリジン-1-イル)ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(4-クロロ-2-フルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-シクロプロピルピ
ラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 3-(4-(2-フルオロ-4-(
フルオロメトキシ)フェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピラジノ[2,3-d]ピリ
ダジン-2-アミン。
実施例35
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N,N-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-5-カルボキサミドの合成
【0497】
【化80】
【0498】
バイアルを、5-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(40 mg, 0.090 mmol)、ジアセトキシ
パラジウム(4.05 mg, 0.018 mmol)、(9,9-ジメチル-9H-キサンテン-4,5-ジイル)ビス(ジ
フェニルホスフィン)(20.86 mg, 0.036 mmol)、フェニル ホルマート(22.01 mg, 0.180 mmol)及びトリエチルアミン(24.91 μl, 0.180 mmol)で充填した。バイアルを窒素でパー
ジし、MeCN(410 μl)を加えた。混合物を100℃で14時間加熱した。次いで、ジメチルアミン(225 μl, 0.451 mmol) / THFを加え、混合物を室温で2時間攪拌した。HPLCで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 481.4 (M+1).
【0499】
上記と同様の反応条件により市販のアミンを用いて、以下の化合物を合成した: (2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-5-イル)(モルホリノ)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; アゼチジン-1-イル(2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリ
ジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-5-イル)メタノン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0500】
実施例36
2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-5-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0501】
【化81】
【0502】
バイアルに、5-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(22 mg, 0.050 mmol)、ジシアノ亜鉛(5.82 mg, 0.050 mmol)、亜鉛(2.59 mg, 0.040 mmol)、ビス(2,2,2-トリフルオロアセチル)パラジウム(4.47 mg, 0.015 mmol)及び[1,1'-ビナフタレン]-2-イルジ-tert-ブチルホスフィン(11.85 mg, 0.030 mmol)を加えた。窒素で2分間バージした後、NMP(248 μl)を加
えた。得られた反応混合物を100℃で終夜加熱した。HPLCで精製し、薄黄色フィルムとし
て標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 435.3 (M+1).
【0503】
上記と同様の反応条件により参考例化合物を用いて以下の化合物を合成した: 2-(シク
ロプロピルアミノ)-3-(4-(2,4-ジフルオロベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-5-カルボニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩; 2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシベンジル)ピペラジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-5-カルボ
ニトリル 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0504】
実施例37
N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-5-モルホリノピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0505】
【化82】
【0506】
5-クロロ-N-シクロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-
イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-2-アミン(13 mg, 0.029 mmol)、モルホリン(3.83 μl, 0.0
44 mmol)及びDIPEA(0.015 ml, 0.088 mmol)のジオキサン(0.25 ml)溶液を150℃で終夜加
熱した。HPLCで精製し、白色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 495.4 (M+1).
【0507】
上記と同様の反応条件により市販のアミンを用いて以下の化合物を合成した: N2-シク
ロプロピル-3-(4-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N5,N5-ジメチルピリド[3,4-b]ピラジン-2,5-ジアミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩。
【0508】
実施例38
2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピリド[3,4-b]ピ
ラジン-3-アミンの合成
【0509】
【化83】

【0510】
工程1:3-クロロ-2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピ
ラジン
スターラーバー、隔壁及びN2注入口を備えた500 mL丸底フラスコを、2,3-ジクロロピリド[3,4-b]ピラジン(9.0 g, 36.0 mmol)、4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン塩酸
塩(9.44 g, 37.8 mmol)及びDCM(90 ml)でチャージし、橙色懸濁液を得た。次いで、N-エ
チル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(18.81 ml, 108 mmol)を0℃で2分間かけてフラスコに加えた。反応混合物は、窒素下0℃で3時間撹拌し、橙色懸濁液を得た。反応混合物を、飽和NH4Cl水(100 mL)、EtOAc(500 mL)、MeOH(50 mL)とH2O (25 mL)とに分配し、二層を得た。層を分離し、水相をEtOAc(2 x 100 mL)で洗浄した。各相分離の間にMeOH(10 mL)を加えた。有機抽出物をまとめて、飽和NaHCO3(100 mL)及び食塩水(100 mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、ろ過し、EtOAcですすぎ、真空下で乾燥した。シリカゲルカラム(10-50% EtOAc / ヘキサン)で精製し、黄橙色固体として標題化合物を得た。
【0511】
工程2:2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-3-フルオロピリド[3,4-b]
ピラジン
3-クロロ-2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジ
ン(1.0 g, 2.65 mmol)及びフッ化カリウム(0.200 g, 3.45 mmol)を充填したバイアルに、DMSO(5.0 mL)を23℃で一度に加えた。混合物を23℃で2時間撹拌し、橙色懸濁液を得た。
粗反応混合物をさらにワークアップや精製することなく次工程に用いた。
【0512】
工程3:2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピルピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン
2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-3-フルオロピリド[3,4-b]ピラ
ジンの粗反応混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(0.924 mL, 5.31 mmol)及びプロパン-2-アミン(0.684 mL, 7.96 mmol)を23℃で加え、赤色溶液を得た。反応
混合物を23℃で20時間撹拌した。反応混合物をH2O(20 mL)で希釈し、23℃で15分間撹拌し、橙色懸濁液を得た。得られた固体をろ過し、H2Oですすぎ、真空下で乾燥した。シリカ
ゲル(0-100 % 酢酸エチル / ヘプタン)で精製し、薄黄色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 400.0 (M+1).
【0513】
上記と同様の反応条件により市販のアミンを用いて、以下の化合物を合成した: N-シクロブチル-2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン。
【0514】
実施例39
3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピル-5,8-ジメチルピ
ラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩の合成
【0515】
【化84】
【0516】
工程1:5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2,3-ジカルバルデヒド
(5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラ
ジン-2,3-ジイル)ジメタノール(100 mg, 0.245 mmol)及びデス-マーチンペルヨージナン(260 mg, 0.612 mmol)のDCM(2448 μl)溶液を、室温で3時間攪拌した。反応混合物を、2 mL飽和Na2S2O4及び飽和NaHCO3でクエンチし、室温で15分間攪拌した。ISCOで精製し、黄色固体として標題化合物を得た。
【0517】
工程2:1,1'-(5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルア
ミノ)ピラジン-2,3-ジイル)ジエタノール
5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2,3-ジカルバルデヒド(32 mg, 0.079 mmol)の脱気THF(1 mL)溶液にメチルマグネシウ
ムブロミド(0.198 mL, 0.277 mmol, 1.4 Mトルエン中)を-78℃で加えた。反応を-78℃で2
時間撹拌し、次いで酢酸エチル(3 mL)を加え、続いて飽和NaHCO3(3 mL)を加えた。混合物を室温に昇温し、次いで水層を酢酸エチル(5 mL x 2)で抽出した。ISCO(0-100% 酢酸エチル / ヘプタン)で精製し、黄色油状物として標題化合物を得た。
【0518】
工程3:3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピル-5,8-ジメ
チルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン 2,2,2-トリフルオロ酢酸塩
1,1'-(5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2,3-ジイル)ジエタノール(13 mg, 0.030 mmol)及びデス-マーチンペルヨージナン(29.1 mg, 0.069 mmol)のDCM(298 μl)溶液を、室温で5時間攪拌した。次いで、3滴のNH2NH2-H2Oを反応混合物に加え、1時間撹拌し続けた。HPLCで精製し、茶色固体として標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 428.9 (M+1).
【0519】
実施例40
3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピル-8-メチルピラジ
ノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミンの合成
【0520】
【化85】
【0521】
工程1:(3-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-5-(4-(2,4-ジフルオロフェノ
キシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)メタノール及び(3-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-6-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-5-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)メタノール
(5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラ
ジン-2,3-ジイル)ジメタノール(800 mg, 1.959 mmol)のDCM(9793 μl)溶液に、0℃でDIPEA(513 μl, 2.94 mmol)を加え、続いてTBS-Cl(310 mg, 2.057 mmol)のDCM(3 mL)溶液及びDMAPの1個の結晶を加えた。反応を0℃で3時間撹拌し、次いで室温で終夜撹拌した。ISCO(0-50% 酢酸エチル / ヘプタン)で精製し、無色油状物として標題化合物の混合物を得た
【0522】
工程2:3-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-カルバルデヒド及び3-(((te
rt-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-6-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-5-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-カルバルデヒド
(3-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)メタノール(598 mg, 1.144 mmol, 位置異性体混合物として)及びデス-マーチンペルヨージナン(728 mg, 1.716 mmol)のDCM(11.4 mL)溶液を、室温で3時間攪拌した。次いで、飽和NaHCO3(10 mL)及び飽和Na2S2O3(10 mL)を加え、得られた混合物を15分間力強く攪拌した。有機相を酢酸エチル(10 mL x 2)で抽出した。ISCO(0-100% 酢酸エチル/ヘプタン)で精製し、薄黄色油状物として
標題化合物の混合物を得た。
【0523】
工程3:1-(3-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-5-(4-(2,4-ジフルオロフェ
ノキシ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)エタノール及び1-(3-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-6-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-5-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)エタノール
3-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-6-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)
ピペリジン-1-イル)-5-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-カルバルデヒド(241 mg, 0.463
mmol, 位置異性体の混合物として)のTHF(4628 μl)溶液に、-78℃でメチルマグネシウムブロミド(827 μl, 1.157 mmol, 1.4 Mトルエン中)を加えた。得られた溶液を-78℃で1時間撹拌し、0℃に30分間で昇温した。1N HClを加え、反応をクエンチし、混合物を酢酸エ
チル(15 mL x 2)で抽出した。ISCO(0-60 % 酢酸エチル/ヘプタン)で精製し、薄黄色油状
物として標題化合物の混合物を得た。
【0524】
工程4:1-(5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-3-(ヒドロキシメチル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)エタノール及び1-(6-(4-(2,4-ジフルオロフェ
ノキシ)ピペリジン-1-イル)-3-(ヒドロキシメチル)-5-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)エタノール
1-(3-(((tert-ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)-5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキ
シ)ピペリジン-1-イル)-6-(イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)エタノール(137 mg, 0.255 mmol, 位置異性体の混合物として)のTHF(2552 μl)の溶液に、TBAF(306 μl, 0.306
mmol)を室温で加えた。反応を1時間撹拌し、次いで飽和NaHCO3(3 mL)及び水(3 mL)でク
エンチした。混合物を酢酸エチル(10 mL x 2)で抽出した。ISCOで精製し、黄色油状物と
して標題化合物の混合物を得た。
【0525】
工程5:3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピル-5-メチル
ピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン及び3-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-N-イソプロピル-8-メチルピラジノ[2,3-d]ピリダジン-2-アミン
1-(5-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)-3-(ヒドロキシメチル)-6-(
イソプロピルアミノ)ピラジン-2-イル)エタノール(31 mg, 0.073 mmol, 位置異性体の混
合物として)及びデス-マーチンペルヨージナン(78 mg, 0.183 mmol)のDCM(734 μl)溶液
を室温で4時間攪拌した。次いで、5〜6滴のNH2NH2-H2Oを0℃で加え、反応混合物を室温で1時間攪拌した。HPLCで精製し、分離し、標題化合物を得た。MS (ESI, pos. ion) m/z: 415.0 (M+1).
【0526】
(生物実施例)
実施例I
GPR6のcAMP活性阻害in vitro アッセイ
細胞に基づく本アッセイは、CHO-K1細胞で発現するGPR6受容体の構成的cAMP活性を阻害する化合物の能力を測定する。CHO細胞は、発現がテトラサイクリン誘導要素により制御
されるGPR6受容体を安定的に発現する。細胞を、F12K、10% FBS、1% Penn/Strep、200ug/mLハイグロマイシンを含む培地で培養した。GPR6受容体の発現を、増殖培地における1μg
/mlドキシサイクリン(シグマD9891)を用いて20時間誘導した。ドキシサイクリン添加後、細胞を、ウェルあたり250〜500細胞の密度で半量黒色透明底プレート(コースター)中に播種し、cAMPアッセイ20時間前にインキュベーター(37°, 5% C(O)2)中に静置した。
【0527】
培地を細胞から除去し、50μlのリンガー緩衝液 (MgCl2 0.047 mg/mL, NaH2PO4 0.18 mg/mL, Na2HPO4 0.1 mg/mL, KCl 0.34 mg/mL, NaHC(O)3 1.26 mg/mL, D-グルコース 1.8 mg/mL, NaCl 7 mg/mL; pH=7.4)で洗浄した。DMSO中に懸濁した化合物を、0.5% 脂肪酸不含BSAを含むリンガー緩衝液中に希釈し、37°にて5% C(O)2で細胞を45分間インキュベート
した。インキュベーション後、細胞を、Perkin Elmer Lance HTRF UltracAMPアッセイキ
ット(TRF0264)のEu-cAMPトレーサー溶液を用いて室温で10分間インキュベートした。次いで、Lance HTRFキットのULightTM-anti-cAMP溶液を加え、BMG PolarStar OmegaでのHTRF
検出前1時間、室温にてシェーカー上でインキュベートした。
【0528】
GraphPad Prism 5.03を用いる4つのパラメーターのロジスティック方程式により、IC50曲線を生成した。本発明の具体的な化合物は、約100マイクロモル未満のIC50値を有した
【0529】
本アッセイにおける代表的な番号の式(I)の化合物のおおよそのIC50値を、以下の表に示す。
【0530】
【表3-1】
【0531】
【表3-2】
【0532】
実施例II
ハロペリドール誘導性カタレプシー(in vivoげっ歯類パーキンソン病モデル)
パーキンソン病の運動症状としては、運動低下症、運動緩慢、強直、振戦及び姿勢異常が挙げられ、線条体ドーパミン作動性細胞の損失及び線条体ドーパミンレベルの低下と関連している。げっ歯類へのハロペリドールの投与は、L-ドーパ(Duty, S.; Jenner, P. Br. J. Pharmacol. (2011), 164, 1357-1391)及びパーキンソン病治療のために臨床的に検
証された他の薬剤の投与により回復する一過性のパーキンソン病様状態を導く。ハロペリドールは、運動回路の間接的及び直接的経路を含む中型有棘ニューロンにおいて、それぞれ、ドーパミンD2受容体、及びより少ない程度で、ドーパミンD1受容体を拮抗する。結果としての線条体ドーパミン伝達の遮断は、筋肉の硬直及びカタレプシーの症状として現れる基底核回路における異常な下流燃焼をもたらす。カタレプシーがパーキンソン病の臨床的特徴をもたらすと仮定されており、それにより、患者は、運動を開始する能力がないと感じる。
【0533】
体重175〜200gの雄性Sprague-Dawleyラット(Charles River, Calco, Italy)を使用する。別法として、体重25〜35gの雄性C57Bl6マウスを使用する。垂直グリッド試験において
動物を試験する90分前に、ドーパミン受容体拮抗薬ハロペリドール(0.3 mg/kg, sc)を皮
下投与し、カタレプシーの状態を誘導した。この試験のために、卓上台に対して約70度の角度で設置した25 cm x43 cmのプレキシグラスケージのワイヤメッシュカバーの上に、ラット又はマウスを置いた。被験体を、4本全ての脚を外転させ伸長された状態(「カエル
の姿勢」)でグリッドの上に設置した。このような不自然な姿勢を用いることは、カタレ
プシーの当該試験の特異性に絶対不可欠である。ラットについては、足を置いてから一本の足を最初に完全に引っ込めるまでのタイムスパン(適切な潜伏時間)を最大120秒間測定
した。マウスについては、プレキシガラスプラットホーム上で2”に上げた水平な金属バ
ー上にマウスの前足を置き、時間を試験ごとに最大30秒記録した。動物の前足をプラットホームに戻した時点或いは30秒後に試験を終了した。試験を三回繰り返し、三回の試験の平均をカタレプシーの強度指標として報告した。
【0534】
カタレプシーを、被験体にGPR6モジュレーター試験化合物と共に0.3 mg/kg(腹腔内)の
用量のハロペリドールを投与して30分後、120分後及び/又は240分後に測定した。試験化合物の血漿レベル及び脳レベルを、120又は240分時点である実験最後での回収した組織試料により決定した。代表的な番号の本発明の化合物を、ハロペリドールと併せて、0.1ないし100 mg/kg(腹腔内、皮下又は経口)の用量範囲で投与した。A2a拮抗薬KW6002(イスト
ラデフィリン)は、陽性対照として0.6mg/kg(腹腔内)で投与した。本発明の化合物は、ハ
ロペリドール誘導性カタレプシーの回復をもたらした。本アッセイにおける代表的な番号の本発明の化合物の結果を下記表に示す。
【0535】
【表4】
【0536】
製剤例
以下は、式(I)の化合物を含む代表的な医薬製剤である。
【0537】
錠剤製剤
以下の成分を十分に混合し、単一分割錠にプレスする。
【0538】
成分 錠剤に対する量
mg
本発明の化合物 400
トウモロコシデンプン 50
クロスカルメロース ナトリウム 25
ラクトース 120
ステアリン酸マグネシウム 5
【0539】
カプセル製剤
以下の成分を十分に混合し、ハードシェルゼラチンカプセルに充填する。
【0540】
成分 カプセル剤に対する量
mg
本発明の化合物 200
乾燥ラクトーススプレー 148
ステアリン酸マグネシウム 2
【0541】
注射用製剤
2% HPMC中、本発明の化合物(例、化合物 1)、脱イオン水中1% Tween 80、適量のMSAでpH 2.2とし、 少なくとも20 mg/mLとする。
本発明は、以下の態様を提供する。
[1] 式:
【化86】

[式中:
は、R、R及びRで置換されたヘテロシクロアミノ環であり;
は、−Z−Ar(式中、Zは、C1−6アルキレン、C1−6ハロアルキレン、−O−、−C(O)−、−NH−又は−S(O)n−(式中、nは0、1又は2である)であり;Arは、C3−10シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルケニル、C6−10アリール又はC1−9ヘテロアリール(C3−10シクロアルキル、C3−7ヘテロシクロアルケニル、C3−7ヘテロシクロアルキル、C6−10アリール及びC1−9ヘテロアリールは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6チオアルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルスルホニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ、C1−9アミド又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)であり;
及びRは、独立して、水素、C1−6アルキル、ヒドロキシ又はハロであり;
は、−OR又は−NR(式中、Rは、水素又はC1−6アルキルであり、Rは、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、C2−12アルコキシアルキル、C1−12アミノアルキル、C3−10シクロアルキル、C4−16シクロアルキルアルキル、C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクリル又はC3−7ヘテロシクロアルケニル(C6−10アリール、C1−9ヘテロアリール、C3−7ヘテロシクリル及びC3−7ヘテロシクロアルケニルは、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル又はC1−6ハロアルコキシ又はシアノから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよい。)である。)であり;
〜Xの全てが炭素であるか、或いはX〜Xの1又は2個がNであり且つX〜Xの残りが炭素であり;
、R、R及びRは、独立して、存在しないか、或いは水素、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−9アミド、C3−7ヘテロシクリル、C1−8アルキルアミノ又はシアノである。]
の化合物、又はその医薬上許容される塩。
[2] Rが、ピペリジニルである、[1]に記載の化合物。
[3] Rが、ピペラジニルである、[1]に記載の化合物。
[4] Zが、C1−6アルキレンである、[1]〜[3]の何れか1項に記載の化合物。
[5] Zが、−C(O)−である、[1]〜[3]の何れか1項に記載の化合物。
[6] Arが、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルスルホニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ、C1−9アミド又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC6−10アリールである、[1]〜[5]の何れか1項に記載の化合物。
[7] Arが、C1−6アルキル、ハロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシ、C1−6アルキルカルボニル、C1−6アルキルスルホニル、シアノ、C2−12アルコキシアルキルオキシ、C1−9アミド又はC1−6ヒドロキシアルキルオキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいC1−9ヘテロアリールである、[1]〜[5]の何れか1項に記載の化合物。
[8] Rが、−NR(式中、Rは、水素であり、Rは、C1−6アルキル又はC3−10シクロアルキルである。)である、[1]〜[7]の何れか1項に記載の化合物。
[9] X〜Xの全てが炭素である、[1]〜[8]の何れか1項に記載の化合物。
[10] X、X、Xの全てが炭素であり、Rが存在せず、且つXがNである、[1]〜[8]の何れか1項に記載の化合物。
[11] X、X、Xの全てが炭素であり、Rが存在せず、且つXがNである、[1]〜[8]の何れか1項に記載の化合物。
[12] X及びXの全てが炭素であり、R及びRが存在せず、且つX及びXがNである、[1]〜[8]の何れか1項に記載の化合物。
[13] N-シクロプロピル-3-(4-(3-メチルベンジル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン;
(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(2,5-ジクロロフェニル)メタノン;
2-(4-(3-クロロベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-フェニルピリド[2,3-b]ピラジン-3-アミン;
3-(4-(4-ブロモベンジル)ピペラジン-1-イル)-N-シクロプロピルキノキサリン-2-アミン;
(4-(3-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-2-イル)ピペラジン-1-イル)(3-イソプロピルフェニル)メタノン;
N-シクロプロピル-3-(4-(2,5-ジクロロフェネチル)ピペラジン-1-イル)キノキサリン-2-アミン;
3-(4-((2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)ピペラジン-1-イル)-2-(シクロプロピルアミノ)キノキサリン-6-カルボニトリル;
(4-クロロ-2,6-ジフルオロフェニル)(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)メタノン;
(S)-2-(シクロプロピルアミノ)-3-(4-((2,4-ジフルオロフェニル)フルオロメチル)ピペリジン-1-イル)キノキサリン-6-カルボニトリル;
(1-(2-(シクロプロピルアミノ)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-イル)ピペリジン-4-イル)(ピロリジン-1-イル)メタノン;及び
N-シクロブチル-2-(4-(2,4-ジフルオロフェノキシ)ピペリジン-1-イル)ピリド[3,4-b]ピラジン-3-アミン;又は上記の化合物それぞれの医薬上許容される塩からなる群から選ばれる[1]に記載の化合物。
[14] [1]〜[13]の何れか1項に記載の化合物又はその医薬上許容される塩、及び医薬上許容される賦形剤を含む医薬組成物。
[15] 医薬として使用するための[1]〜[13]の何れか1項に記載の化合物。