特許第6427802号(P6427802)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6427802
(24)【登録日】2018年11月9日
(45)【発行日】2018年11月28日
(54)【発明の名称】電子機器
(51)【国際特許分類】
   G03B 15/00 20060101AFI20181119BHJP
   G03B 17/00 20060101ALI20181119BHJP
   G03B 17/02 20060101ALI20181119BHJP
   G03B 17/38 20060101ALI20181119BHJP
   G06F 3/0346 20130101ALI20181119BHJP
   G06F 3/0354 20130101ALI20181119BHJP
   G06F 3/041 20060101ALI20181119BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20181119BHJP
【FI】
   G03B15/00 R
   G03B17/00 X
   G03B17/02
   G03B17/38 B
   G06F3/0346 425
   G06F3/0354 453
   G06F3/041 510
   H04N5/225
【請求項の数】3
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2013-528070(P2013-528070)
(86)(22)【出願日】2012年8月9日
(86)【国際出願番号】JP2012070383
(87)【国際公開番号】WO2013022073
(87)【国際公開日】20130214
【審査請求日】2015年5月20日
【審判番号】不服2017-10228(P2017-10228/J1)
【審判請求日】2017年7月10日
(31)【優先権主張番号】特願2011-175091(P2011-175091)
(32)【優先日】2011年8月10日
(33)【優先権主張国】JP
(31)【優先権主張番号】特願2012-8271(P2012-8271)
(32)【優先日】2012年1月18日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン
(74)【代理人】
【識別番号】100161207
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 和純
(74)【代理人】
【識別番号】100140774
【弁理士】
【氏名又は名称】大浪 一徳
(74)【代理人】
【識別番号】100175824
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 淳一
(72)【発明者】
【氏名】八木 健
(72)【発明者】
【氏名】田中 幹也
(72)【発明者】
【氏名】沢尻 隆由
【合議体】
【審判長】 中田 誠
【審判官】 河原 正
【審判官】 清水 康司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−226430(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03B 15/00-15/16
G02B 17/00-17/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
カメラと、
前記筐体に加わる加速度を検出する加速度センサと、
前記加速度センサの検出値に基づいて筐体の姿勢を判定する姿勢判定部と、
前記筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合に、前記カメラを起動させる起動制御部と、
照度センサと、
ユーザによる前記筐体の把持態様を認識する把持態様認識部と
を備え、
前記把持態様認識部は、前記照度センサから出力された検出値に基づいて、前記ユーザによる前記筐体の把持態様が前記カメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識し、
前記起動制御部は、
前記筐体の姿勢が前記起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合であって、かつ、前記把持態様認識部による認識結果が前記カメラの前記レンズを覆う把持態様でないことを示す場合に、前記カメラを起動させる電子機器。
【請求項2】
筐体と、
カメラと、
前記筐体に加わる加速度を検出する加速度センサと、
前記加速度センサの検出値に基づいて筐体の姿勢を判定する姿勢判定部と、
前記筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合に、前記カメラを起動させる起動制御部と、
ユーザのタッチを検出するタッチパネルと、
前記ユーザによる前記筐体の把持態様を認識する把持態様認識部と、
を備え、
前記把持態様認識部は、前記タッチの位置に基づいて、前記ユーザによる前記筐体の把持態様が前記カメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識し、
前記起動制御部は、
前記筐体の姿勢が前記起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合であって、かつ、前記把持態様認識部による認識結果が前記カメラの前記レンズを覆う把持態様でないことを示す場合に、前記カメラを起動させる電子機器。
【請求項3】
筐体と、
カメラと、
前記筐体に加わる加速度を検出する加速度センサと、
前記加速度センサの検出値に基づいて筐体の姿勢を判定する姿勢判定部と、
前記筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合に、前記カメラを起動させる起動制御部と、
前記筐体の側面部のタッチを認識するタッチセンサと、
ユーザによる前記筐体の把持態様を認識する把持態様認識部と、
を備え、
前記把持態様認識部は、前記側面部の前記タッチの位置に基づいて、前記ユーザによる前記筐体の把持態様が前記カメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識し、
前記起動制御部は、
前記筐体の姿勢が前記起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合であって、かつ、前記把持態様認識部による認識結果が前記カメラの前記レンズを覆う把持態様でないことを示す場合に、前記カメラを起動させる電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
本願は、2011年8月10日に出願された日本国特願2011−175091号、及び、2012年1月18日に出願された日本国特願2012−008271号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
【背景技術】
【0002】
従来、種々のセンサを備える電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】日本国特開2010−250608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の電子機器の場合、ユーザの操作性に改善の余地がある。本発明に係る態様は、操作性を一層向上させた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る電子機器は、筐体と、カメラと、前記筐体に加わる加速度を検出する加速度センサと、前記加速度センサの検出値に基づいて筐体の姿勢を判定する姿勢判定部と、前記筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合に、前記カメラを起動させる起動制御部と、照度センサと、ユーザによる前記筐体の把持態様を認識する把持態様認識部とを備え、前記把持態様認識部は、前記照度センサから出力された検出値に基づいて、前記ユーザによる前記筐体の把持態様が前記カメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識し、前記起動制御部は、前記筐体の姿勢が前記起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合であって、かつ、前記把持態様認識部による認識結果が前記カメラの前記レンズを覆う把持態様でないことを示す場合に、前記カメラを起動させる。
また、本発明の一態様に係る電子機器は、筐体と、カメラと、前記筐体に加わる加速度を検出する加速度センサと、前記加速度センサの検出値に基づいて筐体の姿勢を判定する姿勢判定部と、前記筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合に、前記カメラを起動させる起動制御部と、前記ユーザのタッチを検出するタッチパネルと、ユーザによる前記筐体の把持態様を認識する把持態様認識部と、を備え、前記把持態様認識部は、前記タッチの位置に基づいて、前記ユーザによる前記筐体の把持態様が前記カメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識し、前記起動制御部は、前記筐体の姿勢が前記起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合であって、かつ、前記把持態様認識部による認識結果が前記カメラの前記レンズを覆う把持態様でないことを示す場合に、前記カメラを起動させる。
また、本発明の一態様に係る電子機器は、筐体と、カメラと、前記筐体に加わる加速度を検出する加速度センサと、前記加速度センサの検出値に基づいて筐体の姿勢を判定する姿勢判定部と、前記筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合に、前記カメラを起動させる起動制御部と、前記筐体の側面部のタッチを認識するタッチセンサと、ユーザによる前記筐体の把持態様を認識する把持態様認識部と、を備え、前記把持態様認識部は、前記側面部の前記タッチの位置に基づいて、前記ユーザによる前記筐体の把持態様が前記カメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識し、前記起動制御部は、前記筐体の姿勢が前記起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合であって、かつ、前記把持態様認識部による認識結果が前記カメラの前記レンズを覆う把持態様でないことを示す場合に、前記カメラを起動させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る態様によれば、操作性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A】本発明の第1の実施形態による電子機器の外観模式図である。
図1B】本発明の第1の実施形態による電子機器の外観模式図である。
図2A】本発明の第1の実施形態による電子機器の外観模式図である。
図2B】本発明の第1の実施形態による電子機器の外観模式図である。
図3】本発明の第1の実施形態による電子機器の機能ブロック図の一例である。
図4】本発明の第2の実施形態による電子機器の機能ブロック図の一例である。
図5】本発明の第3の実施形態による電子機器の機能ブロック図の一例である。
図6】本発明の第4の実施形態による電子機器の機能ブロック図の一例である。
図7】本発明の第5の実施形態による電子機器の機能ブロック図の一例である。
図8】本発明の第6の実施形態による電子機器の機能ブロック図の一例である。
図9】本発明の第7の実施形態による電子機器の機能ブロック図の一例である。
図10】本発明の第8の実施形態による電子機器の機能ブロック図の一例である。
図11A】本発明に係る電子機器の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
図11B】本発明に係る電子機器の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
図11C】本発明に係る電子機器の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
図12A】本発明に係る電子機器の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
図12B】本発明に係る電子機器の処理の流れを示すフローチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態による電子機器7aは、筐体(即ち、電子機器7a)の姿勢変化(寝た状態から起きた状態に変化)という条件のみで、カメラ300を自動的に起動させる電子機器である。
【0012】
図1Aおよび1B、図2Aおよび2Bは、電子機器7aの外観模式図である。なお、図1Aおよび1Bは筐体が起きた姿勢、図2Aおよび2Bは電子機器7aが寝た姿勢を表している。電子機器7aは、図1A及び図2Aに示すように、筐体前面部に、表示画面12を有する。また、電子機器7aは、図1B及び図2Bに示すように、筐体底部(背面部)18に、カメラ300のレンズ301が設けられている。
【0013】
筐体前面部上の表示画面12の外周に位置する領域は、辺部14−1、14−2、14−3、14−4(図1Aにて網掛表示した部分)、及び、角部16−1、16−2、16−3、16−4(図1Aにて斜線表示した部分)から構成される周縁領域である。符号17−1、17−2、17−3、17−4は、筐体側面部である。
【0014】
図3は、電子機器7aの機能ブロック図の一例である。なお、電子機器7aの処理の流れについては後述する。
【0015】
電子機器7aは、図3に示すように、加速度センサ50、表示部(タッチパネル)100、姿勢認識部(姿勢判定部)270、起動制御部280、カメラ300、及び、他の機能1、…、他の機能Nを備える。
【0016】
他の機能1、…、他の機能Nとは、カメラ300以外の機能(ソフトウェア及びハードウェアを含む)である。他の機能は、電子機器7a上で実行され得るものであればよく、例えば、画像再生、楽曲再生、通話、通信、ゲームソフトの実行などが該当する。
【0017】
加速度センサ50は、筐体に加わる加速度を検出する。表示部100は、表示画面12とタッチセンサ10から構成される。表示画面12は、種々の情報を表示する。タッチセンサ10は、表示画面12へのタッチを検出する。
【0018】
姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出値に基づいて筐体の姿勢を判定する。具体的には、姿勢判定部270は、筐体の姿勢が図1Aおよび1Bに示すように起きた姿勢であるか、図2Aおよび2Bに示すように寝た姿勢であるかを判定する。
【0019】
起動制御部280は、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。例えば、起動制御部280は、タッチセンサ10を介して入力されたユーザからの明示的な指示(例えば、各アイコンのタッチ)に基づいて、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。
【0020】
また、起動制御部280は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合に、カメラ300を自動的に(ユーザからの明示的な指示無しに)起動させる。例えば、ユーザが、図2Aおよび2Bに示すように筐体を寝かせて使用し、かつ、カメラ300を起動させていないときに(例えば、画像を再生させているときに)、ユーザが、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こした場合、起動制御部280は、(例えば、画像を再生させている場合は画像再生を中断し)カメラ300を自動的に起動させる。
【0021】
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態による電子機器7b(第3の実施形態による電子機器7c、第4の実施形態による電子機器7d、第5の実施形態による電子機器7eも同様)は、上述の筐体の姿勢変化という条件に加え、筐体の把持態様に関する条件に基づいて、カメラ300を起動させる電子機器である。
【0022】
図4は、電子機器7bの機能ブロック図の一例である。なお、電子機器7bの外観は、第1の実施形態による電子機器7aと同様である。また、電子機器7bの処理の流れについては後述する。
【0023】
電子機器7bは、図4に示すように、加速度センサ50、照度センサ70、表示部100、把持態様認識部120、姿勢認識部270、起動制御部281、カメラ300、及び、他の機能1、…、他の機能Nを備える。なお、図4において、図3と同一の符号は、同一の機能を表しているため、説明の一部又は全部を省略する。
【0024】
照度センサ70は、照度を検出(測定)する。なお、照度センサ70は、把持態様が認識できる位置(例えば、レンズ301の周辺の明るさを検出するためレンズ301と同一の面(筐体背面部18)側)に、把持態様が認識できる個数(1以上)、設置する。
【0025】
把持態様認識部120は、ユーザによる筐体の把持態様を認識する。具体的には、把持態様認識部120は、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識(判定)する。より詳細には、把持態様認識部120は、照度センサ70から出力された検出値に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
【0026】
例えば、把持態様認識部120は、以下のように、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
把持態様認識部120は、常時一定時間毎(例えば、10分毎)に、照度センサ70から出力された検出値を取得し、一時記憶しておく。把持態様認識部120は、把持態様の判断を行うときに(例えば、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定したときに)、判断直前の一定期間(例えば、1時間)に照度センサ70から出力された検出値に基づいて基準値(例えば、平均値)を算出し、算出した基準値と、今回(即ち、判断時)、照度センサ70から出力された検出値とを比較し、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
即ち、把持態様認識部120は、今回の検出値が基準値に対し所定の閾値以上小さい場合(即ち、判断直前の一定期間の明るさよりも所定の閾値以上暗い場合)には、レンズ301を覆う把持態様であると認識し、今回の検出値が基準値に対し所定の閾値以上小さくない場合(即ち、直前の一定期間の明るさよりも所定の閾値以上暗くない場合)には、レンズ301を覆う把持態様でないと認識する。
【0027】
なお、把持態様認識部120は、把持態様の判断を行うときに基準値を算出するのではなく、適宜(例えば、上記常時一定時間毎)、最新の基準値を算出し一時記憶しておき、把持態様の判断を行うときに、一時記憶している最新の基準値と、今回、照度センサ70から出力された検出値とを比較し、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識してもよい。
【0028】
起動制御部281は、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。例えば、起動制御部281は、タッチセンサ10を介して入力されたユーザからの明示的な指示に基づいて、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。
【0029】
また、起動制御部281は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合であって、かつ、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様でないと把持態様認識部120が認識した場合(即ち、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆わない把持態様であると把持態様認識部120が認識した場合)、カメラ300を自動的に起動させる。例えば、ユーザが、図2Aおよび2Bに示すように筐体を寝かせて使用し、かつ、カメラ300を起動させていないときに(例えば、画像を再生させているときに)、ユーザが、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こし、かつ、ユーザの指などによってレンズ301が覆われていないと判断された場合、起動制御部281は、(例えば、画像を再生させている場合は画像再生を中断し)カメラ300を自動的に起動させる。
【0030】
(第3の実施形態)
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態による電子機器7cは、ユーザによる筐体の把持態様をタッチセンサ10から出力された検出値に基づいて認識する点が、第2の実施形態による電子機器7bと異なる。
【0031】
図5は、電子機器7cの機能ブロック図の一例である。なお、電子機器7cの外観は、第1の実施形態による電子機器7aと同様である。また、電子機器7cの処理の流れについては後述する。
【0032】
電子機器7cは、図5に示すように、加速度センサ50、表示部100、把持態様認識部121、姿勢認識部270、起動制御部282、カメラ300、及び、他の機能1、…、他の機能Nを備える。なお、図5において、図3又は図4と同一の符号は、同一の機能を表しているため、説明の一部又は全部を省略する。
【0033】
把持態様認識部121は、ユーザによる筐体の把持態様を認識する。具体的には、把持態様認識部121は、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識(判定)する。より詳細には、把持態様認識部121は、タッチセンサ10から出力された検出値(タッチ位置)に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
【0034】
通常、筐体前面部の表示画面12に指等が触れる位置又は触れる量は、レンズ301を覆うような把持態様の場合と、レンズ301を覆わないような把持態様の場合とで異なる。従って、例えば、把持態様認識部121は、以下のように、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
予め、レンズ301を覆う代表的な把持態様におけるタッチセンサ10の検出値のパターンと、レンズ301を覆わない代表的な把持態様におけるタッチセンサ10の検出値のパターンを採取し夫々記憶しておく。把持態様認識部121は、把持態様の判断を行うときに(例えば、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定したときに)、予め記憶しているパターンと、タッチセンサ10から今回出力された検出値とを比較し、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
即ち、把持態様認識部121は、今回の検出値が、レンズ301を覆わない代表的な把持態様におけるタッチセンサ10の検出値のパターンよりも、レンズ301を覆う代表的な把持態様におけるタッチセンサ10の検出値のパターンに近い場合には、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であると認識し、逆の場合には、レンズ301を覆う把持態様でないと認識する。
【0035】
起動制御部282は、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。例えば、起動制御部282は、タッチセンサ10を介して入力されたユーザからの明示的な指示に基づいて、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。
【0036】
また、起動制御部282は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合であって、かつ、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様でないと把持態様認識部121が認識した場合、カメラ300を自動的に起動させる。例えば、ユーザが、図2Aおよび2Bに示すように筐体を寝かせて使用し、かつ、カメラ300を起動させていないときに(例えば、画像を再生させているときに)、ユーザが、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こし、かつ、ユーザの指などによってレンズ301が覆われていないと判断された場合、起動制御部282は、(例えば、画像を再生させている場合は画像再生を中断し)カメラ300を自動的に起動させる。
【0037】
(第4の実施形態)
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態による電子機器7dは、ユーザによる筐体の把持態様を筐体側面部17に設けたタッチセンサ20から出力された検出値に基づいて認識する点が、第2の実施形態による電子機器7bと異なる。
【0038】
図6は、電子機器7dの機能ブロック図の一例である。なお、電子機器7dの外観は、第1の実施形態による電子機器7aと同様である。また、電子機器7dの処理の流れについては後述する。
【0039】
電子機器7dは、図6に示すように、タッチセンサ(側面センサ)20、加速度センサ50、表示部100、把持態様認識部122、姿勢認識部270、起動制御部283、カメラ300、及び、他の機能1、…、他の機能Nを備える。なお、図6において、図3乃至図5と同一の符号は、同一の機能を表しているため、説明の一部又は全部を省略する。
【0040】
タッチセンサ20は、筐体側面部17−1、17−2、17−3、17−4に配置され、筐体側面部17−1、17−2、17−3、17−4に対するタッチを検出する。
【0041】
把持態様認識部122は、ユーザによる筐体の把持態様を認識する。具体的には、把持態様認識部122は、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識(判定)する。より詳細には、把持態様認識部122は、タッチセンサ20から出力された検出値(タッチ位置)に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
【0042】
通常、各筐体側面部17に指等が触れる位置又は触れる量は、レンズ301を覆うような把持態様の場合と、レンズ301を覆わないような把持態様の場合とで異なる。従って、例えば、把持態様認識部122は、以下のように、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
電子機器7cの場合と同様、予め、レンズ301を覆う代表的な把持態様におけるタッチセンサ20の検出値のパターンと、レンズ301を覆わない代表的な把持態様におけるタッチセンサ20の検出値のパターンを採取し夫々記憶しておく。把持態様認識部122は、把持態様の判断を行うときに(例えば、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定したときに)、予め記憶しているパターンと、タッチセンサ20から今回出力された検出値とを比較し、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
【0043】
起動制御部283は、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。例えば、起動制御部283は、タッチセンサ10を介して入力されたユーザからの明示的な指示に基づいて、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。
【0044】
また、起動制御部283は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合であって、かつ、ユーザによる筐体の把持態様がカメラのレンズ301を覆う把持態様でないと把持態様認識部122が認識した場合、カメラ300を自動的に起動させる。例えば、ユーザが、図2Aおよび2Bに示すように筐体を寝かせて使用し、かつ、カメラ300を起動させていないときに(例えば、画像を再生させているときに)、ユーザが、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こし、かつ、ユーザの指などによってレンズ301が覆われていないと判断された場合、起動制御部283は、(例えば、画像を再生させている場合は画像再生を中断し)カメラ300を自動的に起動させる。
【0045】
(第5の実施形態)
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態による電子機器7eは、ユーザによる筐体の把持態様を一時的に起動させたカメラ300による撮像画像(スルー画)に基づいて認識する点が、第2の実施形態による電子機器7bと異なる。
【0046】
図7は、電子機器7eの機能ブロック図の一例である。なお、電子機器7eの外観は、第1の実施形態による電子機器7aと同様である。また、電子機器7eの処理の流れについては後述する。
【0047】
電子機器7eは、図7に示すように、加速度センサ50、表示部100、把持態様認識部123、姿勢認識部270、起動制御部284、カメラ300、及び、他の機能1、…、他の機能Nを備える。なお、図7おいて、図3乃至図6と同一の符号は、同一の機能を表しているため、説明の一部又は全部を省略する。
【0048】
起動制御部284は、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。例えば、起動制御部284は、タッチセンサ10を介して入力されたユーザからの明示的な指示に基づいて、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。
【0049】
また、起動制御部284は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合であって、かつ、ユーザによる筐体の把持態様がカメラのレンズ301を覆う把持態様でないと把持態様認識部123が認識した場合、カメラ300を自動的に起動させる。
【0050】
具体的には、起動制御部284は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した時点において、カメラ300を一時的に起動する。即ち、起動制御部284は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合、把持態様認識部123に把持態様を認識させるためにカメラ300を一時的に起動する。
続いて、起動制御部284は、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様でないと把持態様認識部123が認識した場合には、一時起動しているカメラ300の起動(実行)を維持(継続)する。即ち、起動終了の明示的な指示などがあるまでカメラ300を起動させたままにする。
一方、起動制御部284は、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であると把持態様認識部123が認識した場合には、一時起動しているカメラ300の起動を終了する。なお、起動制御部284は、カメラ300を一時起動させる前に起動させていた機能を起動させてもよい(一時起動させる前に起動させていた機能に復帰させてもよい)。
【0051】
把持態様認識部123は、ユーザによる筐体の把持態様を認識する。具体的には、把持態様認識部123は、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識(判定)する。より詳細には、把持態様認識部123は、一時的に起動しているカメラ300による撮像画像(スルー画)に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識する。
【0052】
例えば、把持態様認識部123は、撮像画像の輝度値(画素値)が、所定の閾値未満である場合には、レンズ301を覆う把持態様であると認識し、撮像画像の輝度値が、所定の閾値以上である場合には、レンズ301を覆う把持態様でないと認識する。
また例えば、把持態様認識部123は、撮像画像に、ユーザの掌、指などが実際に写っている場合(若しくは、写っていると推定される場合)には、レンズ301を覆う把持態様であると認識し、ユーザの掌、指などが実際に写っていない場合(若しくは、写っていないと推定される場合)には、レンズ301を覆う把持態様でないと認識する。
【0053】
(第6の実施形態)
続いて、本発明の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態による電子機器7fは、上述の筐体の姿勢変化という条件に加え、筐体が振られたか否かという条件に基づいて、カメラ300を自動的に起動させる電子機器である。
【0054】
図8は、電子機器7fの機能ブロック図の一例である。なお、電子機器7fの外観は、第1の実施形態による電子機器7aと同様である。また、電子機器7fの処理の流れについては後述する。
【0055】
電子機器7fは、図8に示すように、加速度センサ50、表示部100、動き認識部260、姿勢認識部270、起動制御部285、カメラ300、及び、他の機能1、…、他の機能Nを備える。なお、図8おいて、図3乃至図7と同一の符号は、同一の機能を表しているため、説明の一部又は全部を省略する。
【0056】
動き認識部260は、加速度センサ50の検出値に基づいて筐体の動きを認識する。例えば、ユーザが筐体を振った場合、動き認識部260は、振られた方向の加速度を検出する。
【0057】
起動制御部285は、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。例えば、起動制御部285は、タッチセンサ10を介して入力されたユーザからの明示的な指示に基づいて、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。
【0058】
また、起動制御部285は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合であって、かつ、筐体が振られたと動き認識部260が認識した場合に、カメラ300を自動的に起動させる。例えば、ユーザが、図2Aおよび2Bに示すように筐体を寝かせて使用し、かつ、カメラ300を起動させていないときに(例えば、画像を再生させているときに)、ユーザが、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こした後、筐体を振った場合に(若しくは、ユーザが、筐体を振った後に、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こした場合に)、起動制御部285は、(例えば、画像を再生させている場合は画像再生を中断し)カメラ300を自動的に起動させる。
【0059】
(第7の実施形態)
続いて、本発明の第7の実施形態について説明する。第7の実施形態による電子機器7gは、上述の筐体の姿勢変化という条件に加え、筐体が押されたか否かという条件に基づいて、カメラ300を自動的に起動させる電子機器である。
【0060】
図9は、電子機器7gの機能ブロック図の一例である。なお、電子機器7gの外観は、第1の実施形態による電子機器7aと同様である。また、電子機器7gの処理の流れについては後述する。
【0061】
電子機器7gは、図9に示すように、圧力センサ40、加速度センサ50、表示部100、姿勢認識部270、起動制御部286、カメラ300、及び、他の機能1、…、他の機能Nを備える。なお、図9おいて、図3乃至図8と同一の符号は、同一の機能を表しているため、説明の一部又は全部を省略する。
【0062】
圧力センサ40は、筐体の所定位置に加えられた圧力を検出する。例えば、圧力センサ40は、前面周縁領域(前面辺部14、前面角部16)に配置され、前面周縁領域に対する加圧を検出する。
【0063】
起動制御部286は、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。例えば、起動制御部286は、タッチセンサ10を介して入力されたユーザからの明示的な指示に基づいて、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。
【0064】
また、起動制御部286は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合であって、かつ、筐体の所定位置(例えば、前面辺部14−1、14−2、14−3、14−4の何れか1つ以上)への加圧を圧力センサ40が検出した場合に、カメラ300を自動的に起動させる。例えば、ユーザが、図2Aおよび2Bに示すように筐体を寝かせて使用し、かつ、カメラ300を起動させていないときに(例えば、画像を再生させているときに)、ユーザが、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こした後、一の前面辺部14を押した場合に(若しくは、ユーザが、一の前面辺部を押した後に、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こした場合に)、起動制御部286は、(例えば、画像を再生させている場合は画像再生を中断し)カメラ300を自動的に起動させる。
【0065】
(第8の実施形態)
続いて、本発明の第8の実施形態について説明する。第8の実施形態による電子機器7hは、上述の筐体の姿勢変化という条件に加え、所定の機能を起動しているか否かという条件に基づいて、カメラ300を自動的に起動させる電子機器である。
【0066】
図10は、電子機器7hの機能ブロック図の一例である。なお、電子機器7hの外観は、第1の実施形態による電子機器7aと同様である。また、電子機器7hの処理の流れについては後述する。
【0067】
電子機器7hは、図10に示すように、加速度センサ50、表示部100、姿勢認識部270、起動制御部287、カメラ300、及び、他の機能1、…、他の機能Nを備える。なお、図10おいて、図3乃至図9と同一の符号は、同一の機能を表しているため、説明の一部又は全部を省略する。
【0068】
起動制御部287は、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。例えば、起動制御部287は、タッチセンサ10を介して入力されたユーザからの明示的な指示に基づいて、カメラ300、及び、他の機能の起動を制御する。
【0069】
また、起動制御部287は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと姿勢判定部270が判定した場合であって、かつ、所定の機能を起動させている場合に、カメラ300を自動的に起動させる。例えば、ユーザが、図2Aおよび2Bに示すように筐体を寝かせて使用し、かつ、カメラ300を起動させていないときに、ユーザが、図1Aおよび1Bに示すように筐体を起こした場合に、所定の機能(例えば、画像再生)が起動中(実行中)であるときは(換言すれば、所定の機能の起動中(実行中)に、ユーザが筐体を起こした場合)、当該所定の機能を中断し、カメラ300を自動的に起動させる。
【0070】
以下、本発明に係る第1〜第8の実施形態による電子機器7a〜7hの処理の流れについて説明する。
図11A,11Bおよび11Cは、本発明に係る電子機器(7a等)の処理の流れを示すフローチャートの一例である。図12Aおよび12Bは、本発明に係る電子機器(7f等)の処理の流れを示すフローチャートの一例である。なお、各フローチャートは、加速度センサ50が筐体に加わる加速度を検出する度に開始する。なお、各フローチャートの開始時において、筐体は寝た状態であってカメラ300は起動していないものとする。
【0071】
(電子機器7a)
第1の実施形態による電子機器7aの処理の流れを説明する。
図11Aにおいて、電子機器7aの姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出結果に基づいて、筐体が起きた姿勢になったか否かを判断する(ステップS600)。筐体が起きた姿勢になっていない場合(ステップS600:No)、図11Aのフローチャートは終了する。
一方、筐体が起きた姿勢になった場合(ステップS600:Yes)、起動制御部280は、カメラ300を起動させる(ステップS610)。そして図11Aのフローチャートは終了する。
【0072】
(電子機器7b)
続いて、第2の実施形態による電子機器7bの処理の流れを説明する。なお、フローチャートは、図11Bである。
図11Bにおいて、電子機器7bの姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出結果に基づいて、筐体が起きた姿勢になったか否かを判断する(ステップS600)。ステップS600において、筐体が起きた姿勢になっていない場合(ステップS600:No)、図11Bのフローチャートは終了する。
【0073】
ステップS600において、筐体が起きた姿勢になった場合(ステップS600:Yes)、把持態様認識部120は、照度センサ70から出力された検出値に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを判定する(ステップS604)。
【0074】
ステップS604において、ユーザよる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様である場合(ステップS604:Yes)、図11Bのフローチャートは終了する。
一方、ステップS604において、ユーザよる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様でない場合(ステップS604:No)、起動制御部281は、カメラ300を起動させる(ステップS610)。そして図11Bのフローチャートは終了する。
【0075】
(電子機器7c)
続いて、第3の実施形態による電子機器7cの処理の流れを説明する。なお、フローチャートは、電子機器7bと同一の図11Bである。
図11Bにおいて、電子機器7cの姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出結果に基づいて、筐体が起きた姿勢になったか否かを判断する(ステップS600)。ステップS600において、筐体が起きた姿勢になっていない場合(ステップS600:No)、図11Bのフローチャートは終了する。
【0076】
ステップS600において、筐体が起きた姿勢になった場合(ステップS600:Yes)、把持態様認識部121は、タッチセンサ10から出力された検出値に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを判定する(ステップS604)。
【0077】
ステップS604において、ユーザよる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様である場合(ステップS604:Yes)、図11Bのフローチャートは終了する。
一方、ステップS604において、ユーザよる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様でない場合(ステップS604:No)、起動制御部282は、カメラ300を起動させる(ステップS610)。そして図11Bのフローチャートは終了する。
【0078】
(電子機器7d)
続いて、第4の実施形態による電子機器7dの処理の流れを説明する。なお、フローチャートは、電子機器7bと同一の図11Bである。
図11Bにおいて、電子機器7dの姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出結果に基づいて、筐体が起きた姿勢になったか否かを判断する(ステップS600)。ステップS600において、筐体が起きた姿勢になっていない場合(ステップS600:No)、図11Bのフローチャートは終了する。
【0079】
ステップS600において、筐体が起きた姿勢になった場合(ステップS600:Yes)、把持態様認識部122は、タッチセンサ20から出力された検出値に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを判定する(ステップS604)。
【0080】
ステップS604において、ユーザよる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様である場合(ステップS604:Yes)、図11Bのフローチャートは終了する。
一方、ステップS604において、ユーザよる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様でない場合(ステップS604:No)、起動制御部283は、カメラ300を起動させる(ステップS610)。そして図11Bのフローチャートは終了する。
【0081】
(電子機器7e)
続いて、第5の実施形態による電子機器7eの処理の流れを説明する。なお、フローチャートは、図11Cである。
図11Cにおいて、電子機器7eの姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出結果に基づいて、筐体が起きた姿勢になったか否かを判断する(ステップS600)。ステップS600において、筐体が起きた姿勢になっていない場合(ステップS600:No)、図11Cのフローチャートは終了する。
【0082】
ステップS600において、筐体が起きた姿勢になった場合(ステップS600:Yes)、起動制御部284は、カメラ300を一時的に起動させる(ステップS602)。
ステップS602に続いて、把持態様認識部123は、ステップS602において一時的に起動したカメラ300による撮像画像(スルー画)に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラ300のレンズ301を覆う把持態様であるか否かを判定する(ステップS604)。
【0083】
ステップS604において、ユーザよる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様である場合(ステップS604:Yes)、起動制御部284は、ステップS602において一時起動させたカメラ300の起動(実行)を終了する(ステップS612)。そして図11Cのフローチャートは終了する。
一方、ステップS604において、ユーザよる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様でない場合(ステップS604:No)、図11Cのフローチャートは終了する。即ち、起動制御部284は、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様でない場合には、ステップS602において一時起動させたカメラ300の起動を維持(継続)する(起動終了の明示的な指示などがあるまでカメラ300を起動させたままにする)。
【0084】
(電子機器7f)
続いて、第6の実施形態による電子機器7fの処理の流れを説明する。なお、フローチャートは、図12Aである。
図12Aにおいて、電子機器7fの姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出結果に基づいて、筐体が起きた姿勢になったか否かを判断する(ステップS600)。ステップS600において、筐体が起きた姿勢になっていない場合(ステップS600:No)、図12Aのフローチャートは終了する。
【0085】
ステップS600において、筐体が起きた姿勢になった場合(ステップS600:Yes)、筐体に対する所定の動作があったか否かを判定する(ステップS606)。具体的には、動き認識部260は、加速度センサ50から出力された検出値に基づいて筐体が振られたか否かを判定する(ステップS606)。
【0086】
ステップS606において、筐体が振られていない場合(ステップS606:No)、図12Aのフローチャートは終了する。
一方、ステップS606において、筐体が振られた場合(ステップS606:Yes)、起動制御部285は、カメラ300を起動させる(ステップS610)。そして図12Aのフローチャートは終了する。
【0087】
(電子機器7g)
続いて、第7の実施形態による電子機器7gの処理の流れを説明する。なお、フローチャートは、電子機器7fと同一の図12Aである。
図12Aにおいて、電子機器7gの姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出結果に基づいて、筐体が起きた姿勢になったか否かを判断する(ステップS600)。ステップS600において、筐体が起きた姿勢になっていない場合(ステップS600:No)、図12Aのフローチャートは終了する。
【0088】
ステップS600において、筐体が起きた姿勢になった場合(ステップS600:Yes)、筐体に対する所定の動作があったか否かを判定する(ステップS606)。具体的には、起動制御部286は、圧力センサ40から出力された検出値に基づいて筐体が押されたか否かを判定する(ステップS606)。
【0089】
ステップS606において、筐体が押されていない場合(ステップS606:No)、図12Aのフローチャートは終了する。
一方、ステップS606において、筐体が押された場合(ステップS606:Yes)、起動制御部286は、カメラ300を起動させる(ステップS610)。そして図12Aのフローチャートは終了する。
【0090】
(電子機器7h)
続いて、第8の実施形態による電子機器7hの処理の流れを説明する。なお、フローチャートは、図12Bである。
図12Bにおいて、電子機器7hの姿勢判定部270は、加速度センサ50の検出結果に基づいて、筐体が起きた姿勢になったか否かを判断する(ステップS600)。ステップS600において、筐体が起きた姿勢になっていない場合(ステップS600:No)、図12Bのフローチャートは終了する。
【0091】
ステップS600において、筐体が起きた姿勢になった場合(ステップS600:Yes)、起動制御部287は、所定の機能(例えば、画像再生)を起動(実行)させているか否かを判断する(ステップS608)。
【0092】
ステップS608において、所定の機能を起動させていない場合(ステップS608:No)、図12Bのフローチャートは終了する。即ち、予め定めた機能以外を起動させているときは、筐体を起こしてもカメラ300は起動しない。
一方、ステップS608において、所定の機能を起動させている場合(ステップS608:Yes)、起動制御部287は、カメラ300を起動させる(ステップS610)。
そして図12Bのフローチャートは終了する。
【0093】
以上、電子機器7aによれば、操作性を一層向上させることができる。つまり、筐体を起こすという簡便な操作で、カメラ300を起動させることができる。また、電子機器7b〜7hの各電子機器によれば、カメラ300を起こしたときに、所定の条件に応じて、適宜、カメラ300を起動させることができる。
【0094】
なお、把持態様の認識に関し、レンズ301の周辺の明るさに基づいて把持態様を認識する方法(第2の実施形態による電子機器7b)、表示画面12のタッチ位置に基づいて把持態様を認識する方法(第3の実施形態による電子機器7c)、筐体側面部17のタッチ位置に基づいて把持態様を認識する方法(第4の実施形態による電子機器7d)、及び、撮像画像に基づいて把持態様を認識する方法(第5の実施形態による電子機器7e)を例示したが、把持態様の認識方法は、上記に限定されるものではない。例えば、圧力センサ40の検出値に基づいて把持態様を認識してもよい。例えば、電子機器7c、7dの場合と同様に、予め、圧力センサ40の検出値のパターンを記憶しておくことによって、把持態様認識部は、ユーザによる筐体の把持態様がレンズ301を覆う把持態様であるか否かを認識してもよい。
【0095】
また、筐体の姿勢変化という条件と筐体に対する所定の動作という条件とによってカメラ300を自動的に起動させる態様における、所定の動作として、筐体を振る動作(第6の実施形態による電子機器7f)、及び、筐体を押す動作(第7の実施形態による電子機器7g)を例示したが、所定の動作は、上記に限定されるものではない。例えば、表示画面12の任意の場所(所定のアイコンではない)をタッチする動作であってもよい。
【0096】
なお、本発明の実施形態による電子機器7a〜7hの処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明の実施形態による電子機器7a〜7hに係る上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、SDカード、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0097】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0098】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0099】
本発明の一実施形態において、電子機器は、カメラと、筐体に加わる加速度を検出する加速度センサと、前記加速度センサの検出値に基づいて筐体の姿勢を判定する姿勢判定部と、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合に、カメラを起動させる起動制御部と、ユーザによる筐体の把持態様を認識する把持態様認識部とを備え、前記起動制御部は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合であって、かつ、ユーザによる筐体の把持態様がカメラのレンズを覆う把持態様でないと前記把持態様認識部が認識した場合に、カメラを起動させる。
【0100】
上記実施形態において、照度センサを更に備え、前記把持態様認識部は、前記照度センサから出力された検出値に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識する構成を採用できる。
【0101】
また、上記実施形態において、ユーザのタッチを検出するタッチパネルを更に備え、前記把持態様認識部は、前記タッチの位置に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識する構成を採用できる。
【0102】
また、上記実施形態において、筐体の側面部のタッチを認識するタッチセンサを更に備え、前記把持態様認識部は、前記側面部のタッチの位置に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識する構成を採用できる。
【0103】
また、上記実施形態の一例において、前記起動制御部は、筐体の姿勢が起きた姿勢になったと前記姿勢判定部が判定した場合に、カメラを一時的に起動し、前記把持態様認識部は、一時的に起動しているカメラによる撮像画像に基づいて、ユーザによる筐体の把持態様がカメラのレンズを覆う把持態様であるか否かを認識することができる。
【符号の説明】
【0104】
7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g、7h…電子機器 10…タッチセンサ 12…表示画面 14…前面辺部 16…前面角部 17…筐体側面部 18…筐体底部(背面部) 20…タッチセンサ(側面部用) 40…圧力センサ 50…加速度センサ 70…照度センサ 100…表示部 120、121、122、123…把持態様認識部 270…姿勢認識部(姿勢判定部) 280、281、282、283、284、285、286、287…起動制御部 300…カメラ 301…レンズ
図1A
図1B
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11A
図11B
図11C
図12A
図12B