【課題を解決するための手段】
【0006】
オシロスコープにトリガをかける方法が開示される。このオシロスコープは、第1信号を第1領域で処理し、第2信号を第2領域で処理する。この方法には、第1及び第2信号の夫々を処理するために異なる領域(ドメイン)を夫々選択する処理が含まれる。選択された領域について、所望のトリガ形式が選択される。第1及び第2信号は、選択されたトリガ形式のトリガの発生に応答して取り込まれる。第1及び第2信号は、選択された異なる領域に応じて処理される。この方法は、上記処理の結果を表示画面上に表示する処理を含んでいても良い。
【0007】
第1領域及び第2領域は、時間領域、周波数領域、RF時間領域及び変調領域のいずれかとしても良い。トリガは、第1及び第2領域で生じる複数のイベントの論理的組み合わせに基いても良い。トリガは、第1及び第2領域で生じる複数のイベントのシーケンス(連続的な事象)に基いても良い。トリガは、第1及び第2領域で生じる複数のイベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基いても良い。トリガは、エッジ、幅、タイムアウト、パルス幅、ロジック(論理演算)、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間、立ち下がり時間、ビデオ及びバスといった時間領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。トリガは、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。トリガは、エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント、ロジック、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間及び立ち下がり時間といったRF時間領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。トリガは、コンスタレーション・マスク・イベント、エラー・ベクトル・マグニチュード(EVM)、マグニチュード・エラー、位相エラー、相補累積分布関数(CCDF)、変調エラー比及びシンボル・エラー・カウント/レートといった変調領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。
【0008】
オシロスコープにトリガをかける別の方法も開示される。このオシロスコープは、1つの信号を第1領域と第2領域で処理するよう構成される。この方法は、この信号を処理する2つの異なる領域を選択する処理を含む。選択された領域のいずれかに関する所望のトリガ形式が選択される。この信号は、選択されたトリガ形式のトリガの発生に応答して取り込まれる。信号は、選択された異なる領域に応じて処理される。この方法は、上記処理の結果を表示画面上に表示する処理を含んでいても良い。
【0009】
ミックスド・ドメイン試験測定装置が開示される。この装置は、第1信号を第1領域で処理し、第2信号を第2領域で処理する。この装置は、領域選択を与えられるよう構成されたプロセッサを含み、このとき、第1及び第2信号の夫々を処理するために、異なる領域が夫々選択される。プロセッサは、選択された領域に関して所望のトリガ形式を与えられるように構成される。トリガ検出部は、第1及び第2信号並びに所望トリガ形式に基づいてトリガ出力信号を生成するように構成される。プロセッサは、トリガ出力信号に応答して第1及び第2信号を取り込むように構成される。プロセッサは、選択された異なる領域に応じて第1及び第2信号を処理するよう構成される。この装置は、上記処理の結果を表示する表示画面を含んでいても良い。
【0010】
第1領域及び第2領域は、時間領域、周波数領域、RF時間領域及び変調領域のいずれかとしても良い。トリガ出力信号は、第1及び第2領域で生じる複数のイベントの論理的組み合わせに基いても良い。トリガ出力信号は、第1及び第2領域で生じる複数のイベントのシーケンス(連続的な事象)に基いても良い。トリガ出力信号は、第1及び第2領域で生じる複数のイベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基いても良い。トリガ出力信号は、エッジ、幅、タイムアウト、パルス幅、ロジック(論理演算)、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間、立ち下がり時間、ビデオ及びバスといった時間領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。トリガ出力信号は、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。トリガ出力信号は、エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント、ロジック、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間及び立ち下がり時間といったRF時間領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。トリガ出力信号は、コンスタレーション・マスク・イベント、エラー・ベクトル・マグニチュード(EVM)、マグニチュード・エラー、位相エラー、相補累積分布関数(CCDF)、変調エラー比及びシンボル・エラー・カウント/レートといった変調領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。
【0011】
別のミックスド・ドメイン試験測定装置も開示される。この装置は、1つの信号を第1領域と第2領域で処理するよう構成される。この装置は、この信号を処理する2つの異なる領域の選択を与えられるプロセッサを含む。このプロセッサは、選択された領域のいずれかに関する所望のトリガが与えられるよう構成される。トリガ検出部は、この信号及び所望トリガ形式に基づいてトリガ出力信号を生成するように構成される。プロセッサは、トリガ出力信号に応答して信号を取り込むように構成される。プロセッサは、選択された異なる領域に応じて信号を処理するよう構成される。この装置は、上記処理の結果を表示する表示画面を含んでいても良い。
【0012】
オシロスコープにトリガをかける別の方法も開示されている。このオシロスコープは、第1信号及び第2信号を周波数領域で処理するよう構成される。この方法は、第1信号及び第2信号の夫々に関して異なる所望トリガ形式を選択する処理を含む。第1信号及び第2信号は、選択されたトリガ形式のトリガの発生に応答して取り込まれる。第1及び第2信号は、周波数領域に応じて処理される。
【0013】
この方法は、上記処理の結果を表示画面上に表示する処理を含んでいても良い。トリガは、上記周波数領域で生じる複数のイベントの論理的組み合わせに基いても良い。トリガは、上記周波数領域で生じる複数のイベントのシーケンスに基いても良い。トリガは、上記周波数領域で生じる複数のイベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基いても良い。トリガは、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。
【0014】
別の試験測定装置も開示される。この装置は、第1信号及び第2信号を周波数領域で処理するよう構成される。この装置は、第1信号及び第2信号の夫々に関して異なる所望トリガ形式の選択を与えられるよう構成されたプロセッサを含む。トリガ検出部は、第1及び第2信号並びに所望トリガ形式に基いて、トリガ出力信号を生成するよう構成される。プロセッサは、トリガ出力信号に応答して第1及び第2信号を取り込むように構成される。プロセッサは、周波数領域に応じて第1及び第2信号を処理するよう構成される。
【0015】
この装置は、上記処理の結果を表示する表示画面を含んでいても良い。トリガ出力信号は、上記周波数領域で生じる複数のイベントの論理的組み合わせに基いても良い。トリガ出力信号は、上記周波数領域で生じる複数のイベントのシーケンスに基いても良い。トリガ出力信号は、上記周波数領域で生じる複数のイベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基いても良い。トリガ出力信号は、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いても良い。
【0016】
本発明の概念1は、オシロスコープにトリガをかける方法であって、上記オシロスコープは、第1信号を第1領域において、第2信号を第2領域において処理するよう構成されており、上記方法が、
上記第1及び第2信号の夫々を処理する異なる領域を夫々選択するステップと、
上記選択領域の夫々に関して所望トリガ形式を選択するステップと、
上記選択所望トリガ形式のトリガの発生に応答して上記第1及び第2信号を取込むステップと、
上記異なる選択領域に応じて上記第1及び第2信号を処理するステップと
を具えている。
【0017】
本発明の概念2は、上記概念1の方法であって、上記処理の結果を表示画面上に表示するステップを更に具えている。
【0018】
本発明の概念3は、上記概念1の方法であって、このとき、上記第1領域及び第2領域は、時間領域、周波数領域、RF時間領域及び変調領域のいずれかであることを特徴としている。
【0019】
本発明の概念4は、上記概念1の方法であって、このとき、上記トリガは、上記第1及び第2領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせに基づいている。
【0020】
本発明の概念5は、上記概念1の方法であって、このとき、上記トリガは、上記第1及び第2領域で生じる複数イベントのシーケンスに基づいている。
【0021】
本発明の概念6は、上記概念1の方法であって、このとき、上記トリガは、上記第1及び第2領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基づいている。
【0022】
本発明の概念7は、上記概念1の方法であって、このとき、上記トリガは、エッジ、幅、タイムアウト、パルス幅、ロジック(論理演算)、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間、立ち下がり時間、ビデオ及びバスといった時間領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0023】
本発明の概念8は、上記概念1の方法であって、このとき、上記トリガは、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0024】
本発明の概念9は、上記概念1の方法であって、このとき、上記トリガは、エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント、ロジック、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間及び立ち下がり時間といったRF時間領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0025】
本発明の概念10は、上記概念1の方法であって、このとき、上記トリガは、コンスタレーション・マスク・イベント、エラー・ベクトル・マグニチュード(EVM)、マグニチュード・エラー、位相エラー、相補累積分布関数(CCDF)、変調エラー比及びシンボル・エラー・カウント/レートといった変調領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0026】
本発明の概念11は、オシロスコープにトリガをかける方法であって、上記オシロスコープは、1つの信号を第1領域及び第2領域において処理するよう構成されており、上記方法が、
上記信号を処理する2つの異なる領域を選択するステップと、
上記選択領域の夫々に関して所望トリガ形式を選択するステップと、
上記選択所望トリガ形式のトリガの発生に応答して上記信号を取込むステップと、
上記異なる選択領域に応じて上記信号を処理するステップと
を具えている。
【0027】
本発明の概念12は、上記概念11の方法であって、上記処理の結果を表示画面上に表示するステップを更に具えている。
【0028】
本発明の概念13は、第1信号を第1領域において、第2信号を第2領域において処理するよう構成されたミックスド・ドメイン試験測定装置であって、該装置は、
上記第1及び第2信号の夫々を処理するための異なる領域が夫々選択されるべく、領域選択が与えられるよう構成されるプロセッサと、
上記第1及び第2信号並びに所望トリガ形式に基いてトリガ出力信号を生成するよう構成されるトリガ検出部と
を具え、
上記プロセッサは、上記選択領域の夫々に関して所望トリガ形式を与えられるよう構成され、
上記プロセッサは、上記トリガ出力信号に応答して上記第1及び第2信号を取り込むように構成され、
上記プロセッサは、上記異なる選択領域に応じて上記第1及び第2信号を処理するよう構成されることを特徴としている。
【0029】
本発明の概念14は、上記概念13の装置であって、上記処理の結果を表示するよう構成された表示画面を更に具えている。
【0030】
本発明の概念15は、上記概念13の装置であって、このとき、上記第1領域及び第2領域が、時間領域、周波数領域、RF時間領域及び変調領域のいずれかであることを特徴としている。
【0031】
本発明の概念16は、上記概念13の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、上記第1及び第2領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせに基づいている。
【0032】
本発明の概念17は、上記概念13の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、上記第1及び第2領域で生じる複数イベントのシーケンスに基づいている。
【0033】
本発明の概念18は、上記概念13の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、上記第1及び第2領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基づいている。
【0034】
本発明の概念19は、上記概念13の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、エッジ、幅、タイムアウト、パルス幅、ロジック(論理演算)、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間、立ち下がり時間、ビデオ及びバスといった時間領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0035】
本発明の概念20は、上記概念13の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0036】
本発明の概念21は、上記概念13の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント、ロジック、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間及び立ち下がり時間といったRF時間領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0037】
本発明の概念22は、上記概念13の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、コンスタレーション・マスク・イベント、エラー・ベクトル・マグニチュード(EVM)、マグニチュード・エラー、位相エラー、相補累積分布関数(CCDF)、変調エラー比及びシンボル・エラー・カウント/レートといった変調領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0038】
本発明の概念23は、1つの信号を第1領域及び第2領域において処理するよう構成されたミックスド・ドメイン試験測定装置であって、該装置は、
上記信号を処理するための2つの異なる領域の選択が与えられるよう構成されるプロセッサと、
上記信号及び所望トリガ形式に基いてトリガ出力信号を生成するよう構成されるトリガ検出部と
を具え、
上記プロセッサは、上記選択領域の夫々に関して所望トリガ形式を与えられるよう構成され、
上記プロセッサは、上記トリガ出力信号に応答して上記信号を取り込むように構成され、
上記プロセッサは、上記異なる選択領域に応じて上記信号を処理するよう構成されることを特徴としている。
【0039】
本発明の概念24は、概念23の装置であって、上記処理の結果を表示するよう構成された表示画面を更に具えている。
【0040】
本発明の概念25は、オシロスコープにトリガをかける方法であって、上記オシロスコープは、時間領域、周波数領域、RF時間領域又は変調領域のいずれかにおいて、複数の信号を夫々処理するよう構成されており、上記方法が、
上記複数の信号の夫々を処理する領域を選択するステップと、
上記複数の信号の夫々の領域について所望トリガ形式を選択するステップと、
上記選択トリガ形式のトリガの発生に応答して上記複数の信号を取込むステップと、
上記選択信号領域に応じて上記複数の信号を処理するステップと
を具えている。
【0041】
本発明の概念26は、概念25の方法であって、上記処理の結果を表示画面上に表示するステップを更に具えている。
【0042】
本発明の概念27は、概念25の方法であって、このとき、少なくとも1つのトリガは、時間領域、周波数領域、RF時間領域又は変調領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせに基づいている。
【0043】
本発明の概念28は、概念25の方法であって、このとき、少なくとも1つのトリガは、時間領域、周波数領域、RF時間領域又は変調領域で生じる複数イベントのシーケンスに基づいている。
【0044】
本発明の概念29は、概念25の方法であって、このとき、少なくとも1つのトリガは、時間領域、周波数領域、RF時間領域又は変調領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基づいている。
【0045】
本発明の概念30は、概念25の方法であって、このとき、少なくとも1つのトリガは、エッジ、幅、タイムアウト、パルス幅、ロジック(論理演算)、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間、立ち下がり時間、ビデオ及びバスといった時間領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0046】
本発明の概念31は、概念25の方法であって、このとき、少なくとも1つのトリガは、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0047】
本発明の概念32は、概念25の方法であって、このとき、少なくとも1つのトリガは、エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント、ロジック、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間及び立ち下がり時間といったRF時間領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0048】
本発明の概念33は、概念25の方法であって、このとき、少なくとも1つのトリガは、コンスタレーション・マスク・イベント、エラー・ベクトル・マグニチュード(EVM)、マグニチュード・エラー、位相エラー、相補累積分布関数(CCDF)、変調エラー比及びシンボル・エラー・カウント/レートといった変調領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0049】
本発明の概念34は、オシロスコープにトリガをかける方法であって、上記オシロスコープは、時間領域、周波数領域、RF時間領域又は変調領域から選択された複数の領域において1つの信号を処理するように構成されており、上記方法が、
上記信号を処理するための2つの異なる領域を選択するステップと、
上記選択領域の夫々について所望トリガ形式を選択するステップと、
上記選択トリガ形式のトリガの発生に応答して上記信号を取り込むステップと、
上記異なる選択領域に応じて上記信号を処理するステップと
を具えている。
【0050】
本発明の概念35は、概念34の方法であって、上記処理の結果を表示画面上に表示するステップを更に具えている。
【0051】
本発明の概念36は、概念34の方法であって、このとき、上記トリガは、時間領域、周波数領域、RF時間領域又は変調領域において生じる複数イベントの論理的組み合わせに基づいている。
【0052】
本発明の概念37は、概念34の方法であって、このとき、上記トリガは、時間領域、周波数領域、RF時間領域又は変調領域において生じる複数イベントのシーケンスに基づいている。
【0053】
本発明の概念38は、概念34の方法であって、このとき、上記トリガは、時間領域、周波数領域、RF時間領域又は変調領域において生じる複数イベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基づいている。
【0054】
本発明の概念39は、概念34の方法であって、このとき、上記トリガは、エッジ、幅、タイムアウト、パルス幅、ロジック(論理演算)、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間、立ち下がり時間、ビデオ及びバスといった時間領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0055】
本発明の概念40は、概念34の方法であって、このとき、上記トリガは、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0056】
本発明の概念41は、概念34の方法であって、このとき、上記トリガは、エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント、ロジック、セットアップ/ホールド、立ち上がり時間及び立ち下がり時間といったRF時間領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0057】
本発明の概念42は、概念34の方法であって、このとき、上記トリガは、コンスタレーション・マスク・イベント、エラー・ベクトル・マグニチュード(EVM)、マグニチュード・エラー、位相エラー、相補累積分布関数(CCDF)、変調エラー比及びシンボル・エラー・カウント/レートといった変調領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0058】
本発明の概念43は、オシロスコープにトリガをかけるための方法であって、上記オシロスコープは、周波数領域において第1信号及び第2信号を処理するよう構成されており、上記方法が、
上記第1及び第2信号の夫々について異なる所望トリガ形式を選択するステップと、
上記選択トリガ形式のトリガの発生に応答して上記第1及び第2信号を取込むステップと、
上記周波数領域に応じて上記第1及び第2信号を処理するステップと
を具えている。
【0059】
本発明の概念44は、概念43の方法であって、上記処理の結果を表示画面上に表示するステップを更に具えている。
【0060】
本発明の概念45は、概念43の方法であって、このとき、上記複数トリガは、上記周波数領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせに基づいている。
【0061】
本発明の概念46は、概念43の方法であって、このとき、上記複数トリガは、上記周波数領域で生じる複数イベントのシーケンスに基づいている。
【0062】
本発明の概念47は、概念43の方法であって、このとき、上記複数トリガは、上記周波数領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基づいている。
【0063】
本発明の概念48は、概念43の方法であって、このとき、上記複数のトリガは、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いている。
【0064】
本発明の概念49は、周波数領域において第1信号及び第2信号を処理するよう構成された試験測定装置であって、該装置は、
上記第1及び第2信号の夫々について異なる所望トリガ形式が与えられるよう構成されるプロセッサと、
上記第1及び第2信号並びに上記所望トリガ形式に基いて、トリガ出力信号を生成するよう構成されるトリガ検出部と
を具え、
上記プロセッサは、上記トリガ出力信号に応答して上記上記第1及び第2信号を取り込むよう構成され、
上記プロセッサは、上記周波数領域に応じて上記第1及び第2信号を処理するよう構成されることを特徴としている。
【0065】
本発明の概念50は、概念49の装置であって、上記処理の結果を表示するよう構成された表示画面を更に具えている。
【0066】
本発明の概念51は、概念49の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、上記周波数領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせに基づいている。
【0067】
本発明の概念52は、概念49の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、上記周波数領域で生じる複数イベントのシーケンスに基づいている。
【0068】
本発明の概念53は、概念49の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、上記周波数領域で生じる複数イベントの論理的組み合わせ及びシーケンスに基づいている。
【0069】
本発明の概念54は、概念49の装置であって、このとき、上記トリガ出力信号は、周波数マスク及び周波数密度といった周波数領域イベントの少なくとも1つに基いている。