(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6483983
(24)【登録日】2019年2月22日
(45)【発行日】2019年3月13日
(54)【発明の名称】油粕運搬装置及び結露防止装置
(51)【国際特許分類】
B65G 1/00 20060101AFI20190304BHJP
B65G 21/00 20060101ALI20190304BHJP
【FI】
B65G1/00 501B
B65G1/00 521Z
B65G21/00 Z
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-195643(P2014-195643)
(22)【出願日】2014年9月25日
(65)【公開番号】特開2016-64911(P2016-64911A)
(43)【公開日】2016年4月28日
【審査請求日】2017年5月1日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000227009
【氏名又は名称】日清オイリオグループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】特許業務法人平田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】北澤 秀基
(72)【発明者】
【氏名】盛田 隆行
【審査官】
中田 誠二郎
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−241053(JP,A)
【文献】
実開昭50−097185(JP,U)
【文献】
実開昭58−180822(JP,U)
【文献】
特開平08−175639(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 1/00−1/133,1/14−1/20
B65G 21/00−21/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の建屋又はタンクから第2の建屋又はタンクへ油粕を運搬する複数のコンベアと、
前記複数のコンベアの端部に設けられる連結部と、
前記複数のコンベアの周囲を覆うコンベアハウジングと、
前記連結部及び前記コンベアハウジングの端部のうち屋外に位置するものの周囲を間隔を空けて覆うハウジングとを備えること特徴とする油粕運搬装置。
【請求項2】
前記間隔は、5cm〜200cmであることを特徴とする請求項1に記載の油粕運搬装置。
【請求項3】
前記ハウジングの壁は、テント生地又は金属からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の油粕運搬装置。
【請求項4】
油粕を運搬する第1のコンベアの周囲を覆う第1のコンベアハウジングが貫通する開口、及び前記油粕を運搬する第2のコンベアの周囲を覆う第2のコンベアハウジングが貫通する開口を有し、
前記第1のコンベアの端部と前記第2のコンベアの端部とを連結する連結部及び前記第1〜2のコンベアハウジングの端部の周囲を5cm〜200cmの間隔を空けて覆うことを特徴とする結露防止装置。
【請求項5】
第1の建屋又はタンクから第2の建屋又はタンクへ油粕を運搬する複数のコンベアにおける最後のコンベアの周囲を覆うコンベアハウジングが貫通する開口及び前記最後のコンベアの端部と前記第2の建屋又はタンクとの連結部又は前記第2の建屋又はタンクが貫通する開口を有し、
前記連結部及び前記コンベアハウジングの端部の周囲を5cm〜200cmの間隔を空けて覆うことを特徴とする結露防止装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、
油粕運搬装置及び結露防止装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
工場内において食品や飼料等を製造等する建屋やタンクから貯蔵等する建屋やタンクへ屋外を経由して、製造品、例えば温かい油粕をコンベアで搬送することがある。
【0003】
建屋やタンク間を屋外を経由して運搬する際、特に外気が低温の時(例えば冬季)には、コンベアを覆うコンベアハウジングの内壁に結露が生じ、結露に運搬物(例えば油粕)が付着する問題がある。また、結露及び付着した油粕等により衛生上の問題(カビの発生やサルモネラ菌等の増殖など)も発生しやすくなる。そのため、結露を防止することが求められる。
【0004】
一般的には、屋外のコンベアは、雨水防止のため、一重のコンベアハウジングで覆われており、結露防止のために、約5cm位の厚さのグラスウールで保温されている(公知の先行技術文献は特に無い)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、グラスウールによる保温では結露防止には十分でなかった。
【0006】
従って、本発明の目的は、
油粕を別の建屋やタンクに運搬する際、コンベアハウジングの内壁に結露が生じることを防止することができる
油粕運搬装置及び結露防止装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成するために、下記の
油粕運搬装置及び結露防止装置を提供する。
[1]第1の建屋又はタンクから第2の建屋又はタンクへ
油粕を運搬する複数のコンベアと、前記複数のコンベアの端部に設けられる連結部と、前記複数のコンベアの周囲を覆うコンベアハウジングと、前記連結部及び前記コンベアハウジングの端部のうち屋外に位置するものの周囲を間隔を空けて覆うハウジングとを備えること特徴とする
油粕運搬装置。
[2]前記間隔は、5cm〜200cmであることを特徴とする前記[1]に記載の
油粕運搬装置。
[3]前記ハウジングの壁は、テント生地又は金属からなることを特徴とする前記[1]又は[2]に記載の
油粕運搬装置。
[4]
油粕を運搬する第1のコンベアの周囲を覆う第1のコンベアハウジングが貫通する開口
、及び
前記油粕を運搬する第2のコンベアの周囲を覆う第2のコンベアハウジングが貫通する開口を有し、前記第1のコンベアの端部と前記第2のコンベアの端部とを連結する連結部及び前記第1〜2のコンベアハウジングの端部の周囲を5cm〜200cmの間隔を空けて覆うことを特徴とする結露防止装置。
[
5]第1の建屋又はタンクから第2の建屋又はタンクへ
油粕を運搬する複数のコンベアにおける最後のコンベアの周囲を覆うコンベアハウジングが貫通する開口及び前記最後のコンベアの端部と前記第2の建屋又はタンクとの連結部又は前記第2の建屋又はタンクが貫通する開口を有し、前記連結部及び前記コンベアハウジングの端部の周囲を5cm〜200cmの間隔を空けて覆うことを特徴とする結露防止装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、食品や飼料等の製造品を別の建屋やタンクに運搬する際、コンベアハウジングの内壁に結露が生じることを防止することができる
油粕運搬装置及び結露防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の実施形態に係る
油粕運搬装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る
油粕運搬装置の概略図である。また、
図2は、
図1のII−II線における断面図である。本発明の実施形態を
図1及び
図2に基づいて以下に詳細に説明する。
【0011】
本発明の実施の形態に係る
油粕運搬装置は、第1の建屋又はタンク(
図1では建屋1)から第2の建屋又はタンク(
図1ではタンク2)へ
油粕を運搬する複数のコンベア(
図2においてコンベア110,120のみ図示)と、前記複数のコンベアの端部に設けられる連結部20と、前記複数のコンベアの周囲を覆うコンベアハウジング(B)11〜コンベアハウジング(F)15と、前記連結部20及び前記コンベアハウジング(B)11〜コンベアハウジング(F)15の端部のうち屋外に位置するものの周囲を間隔を空けて覆うハウジング3とを備える。なお、
図1に示すコンベアハウジング(A)10及びコンベアハウジング(A)10内のコンベア、並びにコンベアハウジング(A)10とコンベアハウジング(B)11との間の連結部20は、屋内(建屋1内)での運搬に利用されるものであり、本実施の形態に係る
油粕運搬装置においては必須の構成ではないため、以下においては説明を省略する。
【0012】
第1の建屋又はタンクとは、例えば食品、飼料原料や飼料、等を製造する建屋又は屋外タンクであり、第2の建屋又はタンクとは、例えば製造した食品や飼料等を貯蔵等する建屋又は屋外タンクである。第1の製造工程を行なう建屋やタンクから、第2の製造工程を行なう建屋やタンクへ運搬する場合等も含む。タンクとは、タンク内に製造設備(攪拌機など)ないし貯蔵設備等を備えたものである。なお、第1の建屋又はタンクと第2の建屋又はタンクとの間の距離は、例えば、5m〜500m程度である。
【0013】
製造品には
、特に好適なものとして、油糧種子から得られた油粕が挙げられる。
【0014】
<コンベア>
本発明の実施の形態に係る
油粕運搬装置は、第1の建屋又はタンクから第2の建屋又はタンクへ
油粕を運搬する複数のコンベアを備える(
図1において図示せず、
図2においてコンベア110,120のみ図示)。
【0015】
コンベアは、第1の建屋又はタンクの中から、例えば、第1の建屋の壁又はタンクの下部に設けられた開口、屋外、第2の建屋の壁又はタンクの上部に設けられた開口を経由して、第2の建屋又はタンクの中へ向かって延びている。屋外に設置されるコンベアは、目的の第2の建屋の壁又はタンクまでの距離、位置関係、コンベアの移送能力(モーターの能力)等に応じて、複数のコンベアが連結されている。
【0016】
コンベアは、公知のコンベアを使用することができ、種々の形状、構造、サイズのコンベアを使用できる。例えば、ベルトコンベア、チェーンコンベア、スクリューコンベア、バケットタイプコンベア等を使用できる。
【0017】
コンベアは、
図2に示される1列1段の場合に限られず、2列以上、及び/又は2段以上であっても良い。
【0018】
<連結部>
本発明の実施の形態に係る
油粕運搬装置は、上記複数のコンベアの端部に設けられる連結部20を備える。
【0019】
図1では、コンベアハウジング(B)11の内部に設置されているコンベアの右端部とコンベアハウジング(C)12の内部に設置されているコンベアの左端部とを連結する連結部20、コンベアハウジング(C)12の内部に設置されているコンベアの右端部とコンベアハウジング(D)13の内部に設置されているコンベアの左端部とを連結する連結部20、コンベアハウジング(D)13の内部に設置されているコンベアの右端部とコンベアハウジング(E)14の内部に設置されているコンベアの左端部とを連結する連結部20、コンベアハウジング(E)14の内部に設置されているコンベアの右端部とコンベアハウジング(F)15の内部に設置されているコンベアの左端部とを連結する連結部20、及びコンベアハウジング(F)15の内部に設置されているコンベアの右端部とタンク2の上部開口とを連結する連結部20が図示されている。なお、左右は
図1における左右を意味する。
【0020】
連結部20は、コンベアが運搬する運搬物を次のコンベア又はタンクに移送するためのシュート21を備えている。シュート21は、例えば筒状であり、その内部を運搬物が落下して移送される。シュート21の周囲は、必ずしも覆われている必要はないが、雨風に晒されるのを防止するために、次に説明するコンベアハウジングと同様の部材からなる板等で覆われていていることが好ましい。
【0021】
<コンベアハウジング>
本発明の実施の形態に係る
油粕運搬装置は、複数のコンベアそれぞれの周囲を覆うコンベアハウジング(B)11〜コンベアハウジング(F)15を備える。
【0022】
コンベアハウジングは、例えば、
図2に示されるように、コンベアがその上面に設置された底板と、コンベアの進行方向に沿って設けられた両側壁と、コンベアの上方に空間を隔てて設けられた屋根(上壁)と、先端壁とから構成されている。コンベアが外気に晒されないように、すなわちコンベア全体が外部に露出しないようにコンベアハウジングにより覆われていることが望ましい。
【0023】
屋内から屋外へ出る部分に設けられるコンベアハウジング(B)11は、建屋1の壁に設けられた開口を貫通している。或いは、建屋1の壁に設けられた開口より屋内側ではコンベアハウジングが設けられない形態としてもよい。
【0024】
製造物が搬送されるに際して障害とならない程度の空間が確保されてさえいれば、コンベアハウジング(B)11〜コンベアハウジング(F)15のサイズ、形状は特に限定されない。好ましくは、底板の幅は、コンベアの幅+1〜20cmであり、より好ましくは+1〜3cmである。両側壁の高さは、50cm〜100cm程度であることが好ましい。コンベアハウジングの先端壁は、コンベアの先端から5〜30cm離れた位置に設けられることが好ましい。
【0025】
コンベアハウジング(B)11〜コンベアハウジング(F)15の材質は、特に限定されるものではないが、例えば、鉄、ステンレス、銅、トタン等の金属、木材、プラスチック等が挙げられる。
【0026】
<ハウジング(結露防止装置)>
本発明の実施の形態に係る
油粕運搬装置は、前述の連結部20及びコンベアハウジング(B)11〜コンベアハウジング(F)15の各端部のうち屋外に位置するものの周囲を間隔を空けて覆うハウジング3を備える。コンベアハウジングの端部とは、コンベア進行方向の長さでコンベアハウジングの先端からおよそ30cmまでの領域を言う。このとき、端部以外のコンベアハウジングがハウジング3内に設置されることができ、コンベアハウジングの先端から30〜300cmまでハウジング3内に設置されることが好ましく、コンベアハウジングの先端から50〜200cmまでハウジング3内に設置されることがより好ましく、コンベアハウジングの先端から100〜200cmまでハウジング3内に設置されることが最も好ましい。ハウジング3は、コンベアハウジングや連結部の内壁に結露が生じるのを防止する結露防止装置として機能する。
【0027】
図1では、コンベアハウジング(B)11の右端部11bとコンベアハウジング(C)12の左端部12a及びこれらの間に設置された連結部20を覆うハウジング3、コンベアハウジング(C)12の右端部12bとコンベアハウジング(D)13の左端部13a及びこれらの間に設置された連結部20を覆うハウジング3、コンベアハウジング(D)13の右端部13bとコンベアハウジング(E)14の左端部14a及びこれらの間に設置された連結部20を覆うハウジング3、コンベアハウジング(E)14の右端部14bとコンベアハウジング(F)15の左端部15a及びこれらの間に設置された連結部20を覆うハウジング3、コンベアハウジング(F)15の右端部15b及びこれとタンク2の上部開口の間に設置された連結部20を覆うハウジング3が図示されている。なお、左右は
図1における左右を意味する。
【0028】
ハウジング3は、雨や風が当たらないようにコンベアハウジングの端部及び連結部を覆っており、例えば、上壁(屋根)及び4面の側壁とから構成されている。コンベアハウジングの全長に亘って覆う必要はなく、コンベアハウジングの端部及び連結部が覆われていればよい。
【0029】
ハウジング3は、例えば、地面の上に直接、或いは高所に設けられた足場上に設置される。ハウジング3は、さらに下壁(底板)を備える構成としてもよい。
【0030】
コンベアの進行方向に直交する側壁にはコンベアハウジングが貫通される開口が設けられている。
図1の中央部のハウジング3のように、下壁(底板)にコンベアハウジング(D)13が貫通される開口が設けられている場合もある。位置関係によっては、あるいはコンベアの進行方向を連結部で変更する場合には、
図1で図示されていない側壁(すなわち
図2で図示されている側壁)や上壁(屋根)にコンベアハウジングが貫通される開口が設けられる場合もあり得る。
【0031】
また、コンベアハウジング(F)15の右端部15b及びこれとタンク2の上部開口の間に設置された連結部20を覆うハウジング3では、下壁(底板)に第2の建屋又はタンク(
図1ではタンク2)の上部が貫通する開口を有する。この場合、連通部20が貫通する開口を設ける構成とすることもできる。ここで言う開口には、下壁(底板)自体を設けずに第2の建屋又はタンク上に直接、ハウジング3を設ける構成も含まれる。
【0032】
ハウジング3の側壁のうちコンベア進行方向に直交する側壁(
図1に示される)は、コンベアハウジングの端部及び連結部を間隔を空けて覆うことができる位置に設けられる。具体的には、コンベア進行方向に直交する各側壁とコンベアハウジングの近い方の先端との間隔は、5cm〜200cmであることが好ましく、10cm〜100cmであることがより好ましく、15cm〜50cmであることがさらに好ましい。これにより、ハウジング3の側壁とコンベアハウジング又は連結部との間に適度な空気層が存在することになり、コンベアハウジングや連結部の内壁への結露が抑制される。
【0033】
ハウジング3の側壁のうちコンベア進行方向の側壁(
図2に示される)は、コンベアハウジングの端部及び連結部を間隔を空けて覆うことができる位置に設けられる。具体的には、コンベア進行方向の各側壁とコンベアハウジング又は連結部の近い方の側壁との間隔は、5cm〜200cmであることが好ましく、10cm〜100cmであることがより好ましく、15cm〜50cmであることがさらに好ましい。これにより、ハウジング3の側壁とコンベアハウジング又は連結部の側壁との間に適度な空気層が存在することになり、コンベアハウジングや連結部の内壁への結露が抑制される。また、メンテナンス(掃除・殺菌・点検等)のために人が立ち入ることが可能なスペースを確保する場合には、50cm〜200cmであることが好ましい。
【0034】
また、ハウジング3の上壁(
図1及び2に示される)は、コンベアハウジングの端部及び連結部を間隔を空けて覆うことができる位置に設けられる。具体的には、ハウジング3の上壁とコンベアハウジングの近い方の上壁(屋根)との間隔は、5cm〜200cmであることが好ましく、10cm〜100cmであることがより好ましく、15cm〜50cmであることがさらに好ましい。これにより、ハウジング3の上壁とコンベアハウジングの上壁との間に適度な空気層が存在することになり、コンベアハウジングや連結部の内壁への結露が抑制される。
【0035】
ハウジング3がさらに下壁(底板)を有する場合には、上壁同様に、コンベアハウジングの端部及び連結部を間隔を空けて覆うことができる位置に設けられる。具体的には、ハウジング3の下壁とコンベアハウジングの近い方の底板との間隔は、5cm〜200cmであることが好ましく、10cm〜100cmであることがより好ましく、15cm〜50cmであることがさらに好ましい。これにより、ハウジング3の下壁とコンベアハウジングの底板との間に適度な空気層が存在することになり、コンベアハウジングや連結部の内壁への結露が抑制される。
【0036】
ハウジング3の壁は、防水機能のある生地、例えば、テント生地からなることが好ましい。保温機能のある板材等を用いることも好ましい。その他、特に限定されるものではないが、トタン、鉄、ステンレス、アルミ等の金属、木材、プラスチック等を使用することができる。特に、耐久性の点で鉄、ステンレスが好ましい。
【0037】
〔本発明の実施の形態の効果〕
本発明の実施の形態によれば
、製造品(例えば温かい油粕等)を工場内の別の建屋やタンクに運搬する際、コンベアハウジング(特に端部)及び連結部の内壁に結露が生じることを防止ないし結露の発生を減少させることができる
油粕運搬装置及び結露防止装置を提供できる。これにより、結露及び油粕等の付着が特に発生しやすいコンベアハウジングの端部及び連結部において、結露及び油粕等の付着に起因するカビの発生・サルモネラ菌等の増殖等を抑制できる。また、コンベアハウジングの端部及び連結部への雨水浸入が防止され、保温することも可能となる。
【符号の説明】
【0038】
1:建屋、2:タンク、3:ハウジング
110,120:コンベア
10〜15:コンベアハウジングA〜F
10b〜15b,11a〜15a:コンベアハウジングA〜Fの端部
20:連結部、21:シュート