特許第6487466号(P6487466)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6487466
(24)【登録日】2019年3月1日
(45)【発行日】2019年3月20日
(54)【発明の名称】電池トレイ
(51)【国際特許分類】
   H01M 2/10 20060101AFI20190311BHJP
   B65D 1/24 20060101ALI20190311BHJP
【FI】
   H01M2/10 L
   H01M2/10 S
   B65D1/24
【請求項の数】19
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2016-569594(P2016-569594)
(86)(22)【出願日】2014年6月3日
(65)【公表番号】特表2017-518612(P2017-518612A)
(43)【公表日】2017年7月6日
(86)【国際出願番号】KR2014004971
(87)【国際公開番号】WO2015186849
(87)【国際公開日】20151210
【審査請求日】2017年6月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】514278061
【氏名又は名称】サムスン エスディアイ カンパニー,リミテッド
【氏名又は名称原語表記】SAMSUNG SDI CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ジェ−オク・イ
【審査官】 ▲高▼橋 真由
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−206746(JP,A)
【文献】 特開2012−254829(JP,A)
【文献】 特開2000−072147(JP,A)
【文献】 特開2013−214534(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0155889(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 2/10
B65D 1/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の二次電池が収納される電池トレイにおいて、
前記電池トレイは、前記二次電池の運搬に用いられる電池トレイであり、
互いに向き合うように配置された第1支持壁および第2支持壁と、
前記第1支持壁および前記第2支持壁の端部を連結し、互いに向き合うように配置された第3支持壁および第4支持壁と、
前記第3支持壁および前記第4支持壁の内側に連結されて配置された仕切りと、
を含み、前記第1支持壁には第1内側アンダーカットが形成され、前記第2支持壁には第2内側アンダーカットが形成され、前記第1内側アンダーカットと前記第2内側アンダーカットは、前記仕切りを基準として非対称に配置された、電池トレイ。
【請求項2】
前記第3支持壁には第3内側アンダーカットが形成され、前記第4支持壁には第4内側アンダーカットが形成され、前記第3内側アンダーカットと前記第4内側アンダーカットとは、前記仕切りの中心で前記仕切りを垂直に通る仮想線に対して対称に配置された、請求項1に記載の電池トレイ。
【請求項3】
前記第3支持壁には2つの第3内側アンダーカットが形成されるが、一側の第3内側アンダーカットは、前記第1支持壁と前記仕切りとの間に配置され、他側の第3内側アンダーカットは、前記第2支持壁と前記仕切りとの間に配置された、請求項2に記載の電池トレイ。
【請求項4】
前記第4支持壁には2つの第4内側アンダーカットが形成されるが、一側の第4内側アンダーカットは、前記第1支持壁と前記仕切りとの間に配置され、他側の第4内側アンダーカットは、前記第2支持壁と前記仕切りとの間に配置された、請求項3に記載の電池トレイ。
【請求項5】
前記第1支持壁には、突出して電池の挿入される空間を分割する2つの第1突出部が形成され、前記第1内側アンダーカットは、前記第1突出部の間に配置された、請求項1に記載の電池トレイ。
【請求項6】
前記仕切りにおいて前記第1支持壁と向き合う面には、前記第1突出部と向き合う2つの第3突出部が形成され、
前記仕切りにおいて一側に形成された前記第3突出部と前記第3支持壁との間には第1中央二重アンダーカットが形成され、他側に形成された前記第3突出部と前記第4支持壁との間には第2中央二重アンダーカットが形成された、請求項5に記載の電池トレイ。
【請求項7】
前記第1中央二重アンダーカットの上部には、積層された電池トレイの第1中央二重アンダーカットの底の挿入される支持溝が形成され、
前記第2中央二重アンダーカットの上部には、積層された電池トレイの第2中央二重アンダーカットの底の挿入される支持溝が形成された、請求項6に記載の電池トレイ。
【請求項8】
前記第2支持壁には、突出して電池の挿入される空間を分割する2つの第2突出部が形成され、前記第2内側アンダーカットは、前記第2突出部と第3支持壁および第2突出部と第4支持壁との間にそれぞれ形成された、請求項6に記載の電池トレイ。
【請求項9】
前記仕切りにおいて前記第2支持壁と向き合う面には、前記第2突出部と向き合う2つの第4突出部が形成され、
前記第4突出部の間には第3中央二重アンダーカットが形成された、請求項8に記載の電池トレイ。
【請求項10】
前記第3中央二重アンダーカットの上部には、積層された電池トレイの第3中央二重アンダーカットの底の挿入される支持溝が形成された、請求項9に記載の電池トレイ。
【請求項11】
前記第1支持壁には、突出して電池の挿入される空間を分割する第1突出部が形成され、前記第1内側アンダーカットは、前記第1突出部と前記第4支持壁との間に形成された、請求項1に記載の電池トレイ。
【請求項12】
前記仕切りにおいて前記第1支持壁と向き合う面には、前記第1突出部と向き合う第3突出部が形成され、前記第3突出部と前記第3支持壁との間には中央二重アンダーカットが形成された、請求項11に記載の電池トレイ。
【請求項13】
前記第2支持壁には、突出して電池の挿入される空間を分割する第2突出部が形成され、前記第2内側アンダーカットは、前記第2突出部と前記第3支持壁との間に形成された、請求項12に記載の電池トレイ。
【請求項14】
前記仕切りにおいて前記第2支持壁と向き合う面には、前記第2突出部と向き合う第4突出部が形成され、前記第4突出部と前記第4支持壁との間には第2中央二重アンダーカットが形成された、請求項13に記載の電池トレイ。
【請求項15】
前記中央二重アンダーカットの上部には、積層された電池トレイの第2中央二重アンダーカットの底の挿入される支持溝が形成された、請求項14に記載の電池トレイ。
【請求項16】
前記仕切り(50)には複数の支持溝としての載置溝(55、57、59)が形成されるが、前記複数の支持溝としての載置溝(55、57)と載置溝(59)とは、前記仕切り(50)の両面の上端に形成され、前記仕切り(50)の中心を基準として非対称に配置された、請求項1に記載の電池トレイ。
【請求項17】
前記第1支持壁は、第1内壁と第1外壁とを含み、
前記第1内側アンダーカットは前記第1内壁に形成され、
前記第1外壁には複数の第1外側二重アンダーカットが形成され、前記第1外側二重アンダーカットの上部にはコーナー突起が突出形成された、請求項1に記載の電池トレイ。
【請求項18】
前記コーナー突起は、第1支持壁の上面から前記第3支持壁の上面まで延びて形成された、請求項17に記載の電池トレイ。
【請求項19】
前記第3支持壁および前記第4支持壁、前記第1突出部、前記第2突出部、前記第3突出部、および前記第4突出部には、電池の側面と当接する支持突起が形成された、請求項9に記載の電池トレイ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池トレイに関し、より詳細には、複数の二次電池を収納できる電池トレイに関する。
【背景技術】
【0002】
二次電池(rechargeable battery)は、充電が不可能な一次電池とは異なり、充電および放電が可能な電池である。低容量の二次電池は、携帯電話やノートパソコンおよびビデオカメラのような携帯可能な小型電子機器に用いられ、大容量電池は、ハイブリッド自動車などのモータ駆動用電源として幅広く用いられている。
【0003】
最近、高エネルギー密度の非水電解液を用いた大容量、高出力二次電池が開発されており、前記高出力二次電池は直列または並列に連結され、高出力大容量の電池モジュールとして構成される。
【0004】
このような二次電池はトレイに挿入されて運搬されるが、原価節減と荷重減少のためにトレイの厚さを最小限に形成しなければならない。しかし、トレイの厚さを最小化すると、トレイの強度が弱くなるので、トレイの高さが低くなるしかない。また、トレイの高さが低くなると、1つのトレイに収容可能なセルの個数が減少する問題が発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、強度が向上した電池トレイを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面による電池トレイは、複数の二次電池が収納される電池トレイにおいて、互いに向き合うように配置された第1支持壁および第2支持壁と、前記第1支持壁および前記第2支持壁の端部を連結し、互いに向き合うように配置された第3支持壁および第4支持壁と、前記第3支持壁および前記第4支持壁の内側に連結されて配置された仕切りとを含み、前記第1支持壁には第1内側アンダーカットが形成され、前記第2支持壁には第2内側アンダーカットが形成され、前記第1内側アンダーカットと前記第2内側アンダーカットは、前記仕切りを基準として非対称に配置される。
【0007】
ここで、前記第3支持壁には第3内側アンダーカットが形成され、前記第4支持壁には第4内側アンダーカットが形成され、前記第3内側アンダーカットと前記第4内側アンダーカットは、前記仕切りの中心で前記仕切りを垂直に通る仮想線に対して対称に配置される。
【0008】
また、前記第3支持壁には2つの第3内側アンダーカットが形成されるが、一側の第3内側アンダーカットは、前記第1支持壁と前記仕切りとの間に配置され、他側の第3内側アンダーカットは、前記第2支持壁と前記仕切りとの間に配置される。
【0009】
また、前記第4支持壁には2つの第4内側アンダーカットが形成されるが、一側の第4内側アンダーカットは、前記第1支持壁と前記仕切りとの間に配置され、他側の第4内側アンダーカットは、前記第2支持壁と前記仕切りとの間に配置される。
【0010】
また、前記第1支持壁には、突出して電池の挿入される空間を分割する2つの第1突出部が形成され、前記第1内側アンダーカットは、前記第1突出部の間に配置される。
【0011】
また、前記仕切りにおいて前記第1支持壁と向き合う面には、前記第1突出部と向き合う2つの第3突出部が形成され、前記仕切りにおいて一側に形成された前記第3突出部と前記第3支持壁との間には第1中央二重アンダーカットが形成され、他側に形成された前記第3突出部と前記第4支持壁との間には第2中央二重アンダーカットが形成される。
【0012】
また、前記第1中央二重アンダーカットの上部には、積層された電池トレイの第1中央二重アンダーカットの底の挿入される支持溝が形成され、前記第2中央二重アンダーカットの上部には、積層された電池トレイの第2中央二重アンダーカットの底の挿入される支持溝が形成される。
【0013】
また、前記第2支持壁には、突出して電池の挿入される空間を分割する2つの第2突出部が形成され、前記第2内側アンダーカットは、前記第2突出部と第3支持壁および第2突出部と第4支持壁との間にそれぞれ形成される。
【0014】
また、前記仕切りにおいて前記第2支持壁と向き合う面には、前記第2突出部と向き合う2つの第4突出部が形成され、前記第4突出部の間には第3中央二重アンダーカットが形成される。
【0015】
また、前記第3中央二重アンダーカットの上部には、積層された電池トレイの第3中央二重アンダーカットの底の挿入される支持溝が形成され、前記第1支持壁には、突出して電池の挿入される空間を分割する第1突出部が形成され、前記第1内側アンダーカットは、前記第1突出部と前記第4支持壁との間に形成される。
【0016】
また、前記仕切りにおいて前記第1支持壁と向き合う面には、前記第1突出部と向き合う第3突出部が形成され、前記第3突出部と前記第3支持壁との間には中央二重アンダーカットが形成される。
【0017】
また、前記第2支持壁には、突出して電池の挿入される空間を分割する第2突出部が形成され、前記第2内側アンダーカットは、前記第2突出部と前記第3支持壁との間に形成される。
【0018】
また、前記仕切りにおいて前記第2支持壁と向き合う面には、前記第2突出部と向き合う第4突出部が形成され、前記第4突出部と前記第4支持壁との間には第2中央二重アンダーカットが形成される。
【0019】
また、前記中央二重アンダーカットの上部には、積層された電池トレイの第2中央二重アンダーカットの底の挿入される支持溝が形成され、前記仕切りには複数の中央支持溝が形成されるが、前記中央支持溝は、前記仕切りの両面の上端に形成され、前記仕切りの中心を基準として非対称に配置される。
【0020】
また、前記第1支持壁は、第1内壁と第1外壁とを含み、前記第1内側アンダーカットは前記第1内壁に形成され、前記第1外壁には複数の第1外側二重アンダーカットが形成され、前記第1外側二重アンダーカットの上部にはコーナー突起が突出形成される。
【0021】
また、前記コーナー突起は、第1支持壁の上面から前記第3支持壁の上面まで延びて形成され、前記第3支持壁および前記第4支持壁、前記第1突出部、前記第2突出部、前記第3突出部、および前記第4突出部には、電池の側面と当接する支持突起が形成される。
【発明の効果】
【0022】
本発明の一実施例によれば、複数の電池を挿入するトレイの強度が向上するだけでなく、金型から容易に取り出し可能である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の第1実施例による電池トレイを正面からみた斜視図である。
図2】本発明の第1実施例による電池トレイを後面からみた斜視図である。
図3】本発明の第1実施例による電池トレイの平面図である。
図4図3におけるIV−IV線に沿った断面図である。
図5図3におけるV−V線に沿った断面図である。
図6図3におけるVI−VI線に沿った断面図である。
図7】積層された電池トレイに電池が挿入された状態を示す断面図である。
図8】本発明の第2実施例による電池トレイを正面からみた斜視図である。
図9】本発明の第2実施例による電池トレイを後面からみた斜視図である。
図10】本発明の第2実施例による電池トレイの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、添付した図面を参照して、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように本発明の実施例を詳細に説明する。しかし、本発明は種々の異なる形態で実現可能であり、以下で説明する実施例に限定されない。そして、本明細書および図面における同一の符号は同一の構成要素を表す。
【0025】
図1は、本発明の第1実施例による電池トレイを正面からみた斜視図であり、図2は、本発明の第1実施例による電池トレイを後面からみた斜視図であり、図3は、本発明の第1実施例による電池トレイの平面図である。
【0026】
図1図3を参照して説明すれば、本実施例による電池トレイ100は、互いに向き合うように配置された第1支持壁10および第2支持壁20と、第1支持壁10および前記第2支持壁20の端部を連結し、互いに向き合うように配置された第3支持壁30および第4支持壁40と、第3支持壁30および前記第4支持壁40の内側に連結された仕切り50とを含む。
【0027】
図4および図5に示されているように、第1支持壁10は、第1内壁10aと第1外壁10bとを含み、第1内壁10aと第1外壁10bとは上面を介して連結される。第1内壁10aは、仕切り50と向き合い、第1外壁10bは、第1内壁10aと向き合うが、第1内壁10aより外側に配置された壁である。上面は、第1内壁10aおよび第1外壁10bの上端を連結し、所定幅を有して第1支持壁10の長手方向に延びて形成される。
第1外壁10bには複数の外側二重アンダーカットが形成されるが、第1外壁10bには、第1外側二重アンダーカット11と、第2外側二重アンダーカット12と、第1外側二重アンダーカット11と第2外側二重アンダーカット12との間に配置された第3外側二重アンダーカット13とが形成される。
【0028】
第1外側二重アンダーカット11は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝11aと、第1外側溝11aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝11bとを含む。第2外側溝11bの上端は、第1外側溝11aの上端より低く形成され、第2外側溝11bの底は、第1外側溝11aの底に連結される。第1外側溝11aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2外側溝11bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第1外側二重アンダーカット11の底は第1内壁10aに向かって突出する。
【0029】
第2外側二重アンダーカット12も、第1外側溝12aと第2外側溝12bとを含む。第2外側溝12bは、第1外側溝12aの底から内側に陥没形成され、第1外側溝12aの底と第2外側溝12bの底とは同一平面で連結される。
【0030】
一方、第1外側二重アンダーカット11と第2外側二重アンダーカット12は、第1外壁10bの両側縁に配置されるが、第1外側二重アンダーカット11は、第3支持壁30に形成された第1外側二重アンダーカット31とラウンド角を挟んで離隔配置され、第2外側二重アンダーカット12は、第4支持壁40に形成された第1外側二重アンダーカット41とラウンド角を挟んで離隔配置される。
【0031】
一方、第3外側二重アンダーカット13は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝13aと、第1外側溝13aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝13bとを含む。第1外側溝13aは、高さ方向に深さが等しくなるように形成され、第2外側溝13bは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。第2外側溝13bの上端は、第1外側溝13aの上端より低く形成され、第2外側溝13bの底は、第1外側溝13aの底に連結される。これにより、第3外側二重アンダーカット13の底は第1内壁10aに向かって突出する。
【0032】
第1外側二重アンダーカット11の上部にはコーナー突起61が突出形成されるが、コーナー突起61は、第1支持壁10の上面から第3支持壁30の上面まで延びて形成される。コーナー突起61は、積層配置された電池トレイ100に形成された第1外側二重アンダーカット11の底と当接して支持する。
【0033】
また、第2外側二重アンダーカット12の上部にもコーナー突起62が突出形成されるが、コーナー突起62は、第1支持壁10の上面から第4支持壁40の上面まで延びて形成される。コーナー突起62は、積層配置された電池トレイに形成された第2外側二重アンダーカット12の底と当接してこれを支持する。また、第3外側二重アンダーカット13の上部には中央突起65が形成され、中央突起65は、上部に配置されたトレイの第3外側二重アンダーカットの底と当接して支持する。
【0034】
図2に示されているように、第1内壁10aには第1内側アンダーカット17が形成され、第1内側アンダーカット17は、第1支持壁10から突出した第1突出部71の間に配置される。第1突出部71は、第1内壁10aから仕切り50に向かって突出し、第1内壁10aには2つの第1突出部71が離隔配置される。第1突出部71は、電池の挿入される空間を分割する。第1内壁10aにおいて第1突出部71の間および第1突出部71と支持壁との間には内側溝14、15、16が形成されるが、内側溝14、15、16は、第1内壁10aに対して外側に向かって傾斜した底を有する溝からなる。第1内側アンダーカット17は、中央に配置された内側溝15の下部に形成され、第1内側アンダーカット17の底は、下に配置されたトレイの第1支持壁10の上面に支持される。
【0035】
第2支持壁20は、第2内壁20aと第2外壁20bとを含み、第2内壁20aと第2外壁20bとは上面を介して連結される。第2内壁20aは、仕切り50と向き合い、第2外壁20bは、第2内壁20aと向き合うが、第2内壁20aより外側に配置された壁である。上面は、第2内壁20aおよび第2外壁20bの上端を連結し、所定幅を有して第2支持壁20の長手方向に延びて形成される。
【0036】
第2外壁20bには複数の外側二重アンダーカットが形成されるが、第2外壁20bには、第1外側二重アンダーカット21と、第2外側二重アンダーカット22と、第1外側二重アンダーカット21と第2外側二重アンダーカット22との間に配置された第3外側二重アンダーカット23とが形成される。
【0037】
第1外側二重アンダーカット21は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝21aと、第1外側溝21aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝21bとを含む。第2外側溝21bの上端は、第1外側溝21aの上端より低く形成され、第2外側溝21bの底は、第1外側溝21aの底に連結される。第1外側溝21aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2外側溝21bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第1外側二重アンダーカット21の底は第2内壁20aに向かって突出する。
【0038】
第2外側二重アンダーカット22も、第1外側溝22aと第2外側溝22bとを含む。第2外側溝22bは、第1外側溝22aの底から内側に陥没形成され、第1外側溝22aの底と第2外側溝22bの底とは同一平面で連結される。
【0039】
一方、第1外側二重アンダーカット21と第2外側二重アンダーカット22は、第2外壁20bの両側縁に配置されるが、第1外側二重アンダーカット21は、第3支持壁30に形成された第2外側二重アンダーカット32とラウンド角を挟んで離隔配置され、第2外側二重アンダーカット22は、第4支持壁40に形成された第2外側二重アンダーカット42とラウンド角を挟んで離隔配置される。
【0040】
一方、第3外側二重アンダーカット23は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝23aと、第1外側溝23aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝23bとを含む。第1外側溝23aは、高さ方向に深さが等しくなるように形成され、第2外側溝23bは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。第2外側溝23bの上端は、第1外側溝23aの上端より低く形成され、第2外側溝23bの底は、第1外側溝23aの底に連結される。これにより、第3外側二重アンダーカット23の底は第2内壁20aに向かって突出する。
【0041】
第1外側二重アンダーカット21の上部にはコーナー突起63が突出形成されるが、コーナー突起63は、第2支持壁20の上面から第3支持壁30の上面まで延びて形成される。コーナー突起63は、積層配置された電池トレイ100に形成された第1外側二重アンダーカット21の底と当接して支持する。
【0042】
また、第2外側二重アンダーカット22の上部にもコーナー突起64が突出形成されるが、コーナー突起64は、第2支持壁20の上面から第4支持壁40の上面まで延びて形成される。コーナー突起64は、積層配置された電池トレイに形成された第2外側二重アンダーカット22の底と当接してこれを支持する。さらに、第3外側二重アンダーカット23の上部には中央突起66が形成され、中央突起66は、上部に配置されたトレイの第3外側二重アンダーカットの底と当接して支持する。
【0043】
第2内壁20aには第2内側アンダーカット27、28が形成され、第2内側アンダーカット27は、第2支持壁20から突出した第2突出部72と第3支持壁30との間に配置され、第2内側アンダーカット28は、第2突出部72と第4支持壁40との間に配置される。第2内側アンダーカット27、28の底は、下に配置されたトレイの第2支持壁20の上面に支持される。
【0044】
これにより、第1内側アンダーカット17と第2内側アンダーカット27、28は、仕切り50を基準として非対称に配置される。前記のように、内壁のアンダーカットが非対称に形成されると、荷重を分散して安定的に支持できるだけでなく、金型からトレイ100を容易に取り出すことができる。
【0045】
第2突出部72は、第2内壁20aから仕切り50に向かって突出し、第2内壁20aには2つの第2突出部72が離隔配置される。第2突出部72は、電池の挿入される空間を分割する。第2内壁20aにおいて第2突出部72の間および第2突出部72と支持壁との間には内側溝24、25、26が形成されるが、内側溝24、25、26は、第2内壁20aに対して外側に向かって傾斜した底を有する溝からなる。
【0046】
図1および図6に示されているように、第3支持壁30は、第3内壁30aと第3外壁30bとを含み、第3内壁30aと第3外壁30bとは上面を介して連結される。第3外壁30bは、第3内壁30aと向き合うが、第3内壁30aより外側に配置された壁である。上面は、第3内壁30aおよび第3外壁30bの上端を連結し、所定幅を有して第3支持壁30の長手方向に延びて形成される。
【0047】
第3外壁30bには複数の外側二重アンダーカットが形成されるが、第3外壁30bには、第1外側二重アンダーカット31と、第2外側二重アンダーカット32と、第1外側二重アンダーカット31と第2外側二重アンダーカット32との間に配置された第3外側二重アンダーカット33とが形成される。
【0048】
第1外側二重アンダーカット31は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝31aと、第1外側溝31aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝31bとを含む。第2外側溝31bの上端は、第1外側溝31aの上端より低く形成され、第2外側溝31bの底は、第1外側溝31aの底に連結される。第1外側溝31aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2外側溝31bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第1外側二重アンダーカット31の底は第3内壁30aに向かって突出する。
【0049】
第2外側二重アンダーカット32も、第1外側溝32aと第2外側溝32bとを含む。第2外側溝32bは、第1外側溝32aの底から内側に陥没形成され、第1外側溝32aの底と第2外側溝32bの底とは同一平面で連結される。第1外側二重アンダーカット31と第2外側二重アンダーカット32は、第3外壁30bの両側縁に配置される。
【0050】
一方、第3外側二重アンダーカット33は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝33aと、第1外側溝33aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝33bとを含む。第1外側溝33aは、高さ方向に深さが等しくなるように形成され、第2外側溝33bは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。第2外側溝33bの上端は、第1外側溝33aの上端より低く形成され、第2外側溝33bの底は、第1外側溝33aの底に連結される。これにより、第3外側二重アンダーカット33の底は第3内壁30aに向かって突出する。第3外側二重アンダーカット33は、第3支持壁30と仕切り50との連結される部分に位置する。
【0051】
第1外側二重アンダーカット31の上部にはコーナー突起61が突出形成され、コーナー突起61は、積層配置された電池トレイ100に形成された第1外側二重アンダーカット31の底と当接して支持する。
【0052】
また、第2外側二重アンダーカット32の上部にもコーナー突起63が突出形成されるが、コーナー突起63は、積層配置された電池トレイに形成された第2外側二重アンダーカット32の底と当接してこれを支持する。さらに、第3外側二重アンダーカット33の底は、下部に配置されたトレイの上面と当接して支持される。
【0053】
第3内壁30aには第3内側アンダーカット37、38が形成され、第3内側アンダーカット37は、第1支持壁10と仕切り50との間に配置され、第3内側アンダーカット38は、第2支持壁20と仕切り50との間に配置される。第3内側アンダーカット37、38の底は、下に配置されたトレイの第3支持壁30の上面に支持される。
【0054】
一方、第3内壁30aには複数の支持突起35が形成され、支持突起35は、第3内壁30aの高さ方向に延びて形成される。このような支持突起35は、電池の側面と当接して電池が流動しないように支持する。
【0055】
第4支持壁40は、第4内壁40aと第4外壁40bとを含み、第4内壁40aと第4外壁40bとは上面を介して連結される。第4外壁40bは、第4内壁40aと向き合うが、第4内壁40aより外側に配置された壁である。上面は、第4内壁40aおよび第4外壁40bの上端を連結し、所定幅を有して第4支持壁40の長手方向に延びて形成される。
【0056】
第4外壁40bには複数の外側二重アンダーカットが形成されるが、第4外壁40bには、第1外側二重アンダーカット41と、第2外側二重アンダーカット42と、第1外側二重アンダーカット41と第2外側二重アンダーカット42との間に配置された第3外側二重アンダーカット43とが形成される。
【0057】
第1外側二重アンダーカット41は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝41aと、第1外側溝41aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝41bとを含む。第2外側溝41bの上端は、第1外側溝41aの上端より低く形成され、第2外側溝41bの底は、第1外側溝41aの底に連結される。第1外側溝41aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2外側溝41bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第1外側二重アンダーカット41の底は第4内壁40aに向かって突出する。
【0058】
第2外側二重アンダーカット42も、第1外側溝42aと第2外側溝42bとを含む。第2外側溝42bは、第1外側溝42aの底から内側に陥没形成され、第1外側溝42aの底と第2外側溝42bの底とは連結される。第1外側二重アンダーカット41と第2外側二重アンダーカット42は、第4外壁40bの両側縁に配置される。
【0059】
一方、第3外側二重アンダーカット43は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝43aと、第1外側溝43aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝43bとを含む。第1外側溝43aは、高さ方向に深さが等しくなるように形成され、第2外側溝43bは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。第2外側溝43bの上端は、第1外側溝43aの上端より低く形成され、第2外側溝43bの底は、第1外側溝43aの底に連結される。これにより、第3外側二重アンダーカット43の底は第4内壁40aに向かって突出する。第3外側二重アンダーカット43は、第4支持壁40と仕切り50との連結される部分に位置する。
【0060】
第1外側二重アンダーカット41の上部にはコーナー突起62が突出形成され、コーナー突起62は、積層配置された電池トレイ100に形成された第1外側二重アンダーカット41の底と当接して支持する。
【0061】
また、第2外側二重アンダーカット42の上部にもコーナー突起64が突出形成されるが、コーナー突起64は、積層配置された電池トレイに形成された第2外側二重アンダーカット42の底と当接してこれを支持する。さらに、第3外側二重アンダーカット43の底は、下部に配置されたトレイの上面と当接して支持される。
【0062】
第4内壁40aには第4内側アンダーカット47、48が形成され、第4内側アンダーカット47は、第1支持壁10と仕切り50との間に配置され、第4内側アンダーカット48は、第2支持壁20と仕切り50との間に配置される。第4内側アンダーカット47、48の底は、下に配置されたトレイの第4支持壁40の上面に支持される。
【0063】
このような第4内側アンダーカット47、48と第3内側アンダーカット37、38は、仕切り50の中心で仕切り50を垂直に通る仮想線に対して対称に配置される。
【0064】
一方、第4内壁40aには複数の支持突起45が形成され、支持突起45は、第4内壁40aの高さ方向に延びて形成される。このような支持突起45は、電池の側面と当接して電池が流動しないように支持する。
【0065】
第3支持壁30および第4支持壁40の上面には限界溝91が形成されるが、限界溝91は、電池が積層可能な最大高さを示す。限界溝91を形成すると、トレイ内に積層された電池の個数が予め設定された個数より少ないか多いことを肉眼で容易に確認できるようにする。
【0066】
仕切り50は、第3支持壁30および第4支持壁40の中央を連結して空間を分割し、第1支持壁10および第2支持壁20と平行に配置される。仕切り50には、第1支持壁10に向かって突出した第3突出部73と、第2支持壁20に向かって突出した第4突出部74とが形成される。仕切り50には2つの第3突出部73が形成され、第3突出部73は、第1突出部71と向き合って突出し、第1突出部71と平行に配置される。
【0067】
また、仕切り50には2つの第4突出部74が形成され、第4突出部74は、第2突出部72と向き合って平行に配置される。第3突出部73と第4突出部74は、仕切りの互いに異なる面から突出形成される。第3突出部73と第1突出部71とは離隔配置され、第4突出部74は、第2突出部72から離隔配置される。
【0068】
図2に示されているように、第3突出部73から第4支持壁40に向かう面にのみ中間アンダーカット75が形成され、第4突出部74から第4支持壁40に向かう面にも中間アンダーカット76が形成される。第3突出部73の一面にのみ中間アンダーカット75が形成され、第4突出部74にも一面にのみ中間アンダーカット76が形成される。中間アンダーカット75の底は、下部に配置されたトレイの第3突出部73の上面に支持され、中間アンダーカット76の底は、下部に配置されたトレイの第4突出部74の上面に支持される。
【0069】
第1突出部71、第2突出部72、第3突出部73、および第4突出部74には支持突起78がそれぞれ形成され、支持突起78は、高さ方向に延びて形成される。このような支持突起78は、電池200の側面と当接して電池200の流動を防止する。
【0070】
仕切り50において第1支持壁10を向かう面には第3突出部73と第3支持壁30との間に第1中央二重アンダーカット51が形成され、第3突出部73と第4支持壁40との間に第2中央二重アンダーカット52が形成される。
【0071】
第1中央二重アンダーカット51は、内側に凹状に陥没形成された第1内側溝51aと、第1内側溝51aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2内側溝51bとを含む。第2内側溝51bの上端は、第1内側溝51aの上端より低く形成され、第2内側溝51bの底は、第1内側溝51aの底に連結される。第1内側溝51aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2内側溝51bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第1中央二重アンダーカット51の底は側方向に突出する。
【0072】
第1中央二重アンダーカット51の上部には第1内側突起54が突出形成され、第1内側突起54には、上部に配置されたトレイの第1中央二重アンダーカットの底の挿入される第1載置溝55が形成される。第1載置溝55は、上部と第1支持壁10に向かう面が開放される。
【0073】
第2中央二重アンダーカット52は、内側に凹状に陥没形成された第1内側溝52aと、第1内側溝52aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2内側溝52bとを含む。第2内側溝52bの上端は、第1内側溝52aの上端より低く形成され、第2内側溝52bの底は、第1内側溝52aの底に連結される。第1内側溝52aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2内側溝52bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第2中央二重アンダーカット52の底は側方向に突出する。
【0074】
第2中央二重アンダーカット52の上部には第2内側突起56が突出形成され、第2内側突起56には、上部に配置されたトレイの第2中央二重アンダーカットの底の挿入される第2載置溝57が形成される。第2載置溝57は、上部と第1支持壁10に向かう面が開放される。
【0075】
仕切り50から第2支持壁20に向かう面には、第3突出部73の間に第3中央二重アンダーカット53が形成され、第2中央二重アンダーカット53は、内側に凹状に陥没形成された第1内側溝53aと、第1内側溝53aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2内側溝53bとを含む。第2内側溝53bの上端は、第1内側溝53aの上端より低く形成され、第2内側溝53bの底は、第1内側溝53aの底に連結される。第1内側溝53aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2内側溝53bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第3中央二重アンダーカット53の底は側方向に突出する。
【0076】
第3中央二重アンダーカット53の上部には第3内側突起58が突出形成され、第2内側突起58には、上部に配置されたトレイの第3中央二重アンダーカットの底の挿入される第3載置溝59が形成される。第3載置溝59は、上部と第2支持壁20に向かう面が開放される。
【0077】
前記のように、第1載置溝55と第2載置溝57は第1支持壁10に向かって開放され、第3載置溝59は第2支持壁20に向かって開放されるので、上部に位置したトレイの中央二重アンダーカットが載置溝に支持される時、荷重を分散して支持できるだけでなく、内側溝が両方向にトレイ100を支持してトレイ100が元の位置に位置するように案内できる。
【0078】
前記のように、本実施例による外壁に複数の二重アンダーカットが形成されるので、荷重を安定的に支持できる。二重アンダーカットは、単一アンダーカットに比べてより大きい荷重を支持できるので、外壁が上部に配置されたトレイの荷重を安定的に支持できる。また、単一アンダーカットを大きく形成する場合には、金型からトレイが容易に取り出されない問題が発生することがある。しかし、二重アンダーカットを形成すると、トレイが段階的に離脱するので、より容易にトレイを金型から取り出すことができる。
【0079】
また、図7に示されているように、トレイ100には複数の電池200が積層挿入され、最も上部に位置した電池の上には、ポリマーからなる緩衝蓋210が設けられる。さらに、トレイ100の支持壁と仕切りに形成された複数の外側二重アンダーカットと内側アンダーカット、および中間アンダーカットによって荷重が支持および分散するので、安定的に荷重を支持できる。
【0080】
図8は、本発明の第2実施例による電池トレイを正面からみた斜視図であり、図9は、本発明の第2実施例による電池トレイを後面からみた斜視図であり、図10は、本発明の第2実施例による電池トレイの平面図である。
【0081】
図8図10を参照して説明すれば、本実施例による電池トレイ300は、互いに向き合うように配置された第1支持壁110および第2支持壁120と、第1支持壁110および前記第2支持壁120の端部を連結し、互いに向き合うように配置された第3支持壁130および第4支持壁140と、第3支持壁130および前記第4支持壁140の内側に連結された仕切り150とを含む。
【0082】
第1支持壁110は、第1内壁110aと第1外壁110bとを含み、第1内壁110aと第1外壁110bとは上面を介して連結される。第1内壁110aは、仕切り150と向き合い、第1外壁110bは、第1内壁110aと向き合うが、第1内壁110aより外側に配置された壁である。
【0083】
第1外壁110bには複数の外側二重アンダーカットが形成されるが、第1外壁110bには、第1外側二重アンダーカット111と、第2外側二重アンダーカット112と、第1外側二重アンダーカット111と第2外側二重アンダーカット112との間に第3外側二重アンダーカット113とが形成される。
【0084】
第1外側二重アンダーカット111は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝111aと、第1外側溝111aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝111bとを含む。第2外側二重アンダーカット112は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝112aと、第1外側溝112aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝112bとを含む。第3外側二重アンダーカット113は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝113aと、第1外側溝113aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝113bとを含む。
【0085】
第1外側二重アンダーカット111の上部にはコーナー突起161が形成されるが、コーナー突起161は、第1支持壁110の上面から第3支持壁130の上面まで延びて形成される。コーナー突起161は、上部に配置された電池トレイ300に形成された第1外側二重アンダーカット111の底と当接する。
【0086】
また、第2外側二重アンダーカット112の上部にはコーナー突起162が形成されるが、コーナー突起162は、第1支持壁110の上面から第4支持壁140の上面まで延びて形成される。コーナー突起162は、上部に配置された電池トレイ300に形成された第2外側二重アンダーカット112の底と当接する。
【0087】
第3外側二重アンダーカット113の上部には中央突起165が形成され、中央突起165は、上部に配置されたトレイ300の第3外側二重アンダーカット113の底と当接して支持する。
【0088】
一方、第1内壁110aには第1突出部171が形成されるが、第1突出部171は、第1内壁110aから仕切り150に向かって突出し、第1内壁110aには1つの突出部が形成される。第1突出部171は、電池の挿入される空間を分割する。
【0089】
第1内壁110aにおいて内側溝119が形成されるが、内側溝119は、第1内壁110aに対して外側に向かって傾斜した底を有する溝からなる。内側溝119は、第1突出部171と第3支持壁との間に形成される。
【0090】
第1内壁110aにおいて第1突出部171と第4支持壁140との間には第1内側アンダーカット114、116が形成される。2つの第1内側アンダーカット114、116は、内側溝118を挟んで離隔配置され、第1内側アンダーカット114の上部には上部溝115が形成され、第1内側アンダーカット116の上部にも上部溝117が形成される。ただし、上部溝115、117の深さは、第1内側アンダーカット114、116の深さよりも小さく形成され、第1内側アンダーカット114、116の底は、下に配置されたトレイ300の第1支持壁110の上面に支持される。
【0091】
第2支持壁120は、第2内壁120aと第2外壁120bとを含み、第2内壁120aと第2外壁120bとは上面を介して連結される。第2内壁120aは、仕切り150と向き合い、第2外壁120bは、第2内壁120aと向き合うが、第2内壁120aより外側に配置された壁である。
【0092】
第2外壁120bには複数の外側二重アンダーカットが形成されるが、第2外壁120bには、第1外側二重アンダーカット121と、第2外側二重アンダーカット122と、第1外側二重アンダーカット121と第2外側二重アンダーカット122との間に第3外側二重アンダーカット123とが形成される。
【0093】
第1外側二重アンダーカット121は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝121aと、第1外側溝121aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝121bとを含む。第2外側二重アンダーカット122は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝122aと、第1外側溝122aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝122bとを含む。第3外側二重アンダーカット123は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝123aと、第1外側溝123aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝123bとを含む。
【0094】
第1外側二重アンダーカット121の上部にはコーナー突起163が形成されるが、コーナー突起163は、第2支持壁120の上面から第3支持壁130の上面まで延びて形成される。コーナー突起163は、上部に配置された電池トレイ300に形成された第1外側二重アンダーカット121の底と当接する。
【0095】
また、第2外側二重アンダーカット122の上部にはコーナー突起164が形成されるが、コーナー突起164は、第2支持壁120の上面から第4支持壁140の上面まで延びて形成される。コーナー突起164は、上部に配置された電池トレイ300に形成された第2外側二重アンダーカット122の底と当接する。
【0096】
第3外側二重アンダーカット123の上部には中央突起166が形成され、中央突起166は、上部に配置されたトレイ300の第3外側二重アンダーカット123の底と当接して支持する。
【0097】
一方、第2内壁120aには第2突出部172が形成されるが、第2突出部172は、第2内壁120aから仕切り150に向かって突出し、第2内壁120aには1つの突出部が形成される。第2突出部172は、電池の挿入される空間を分割する。
【0098】
第2内壁120aにおいて内側溝129が形成されるが、内側溝129は、第2内壁120aに対して外側に向かって傾斜した底を有する溝からなる。内側溝129は、第2突出部172と第4支持壁140との間に形成される。
【0099】
第2内壁120aにおいて第2突出部172と第3支持壁130との間には第2内側アンダーカット124、126が形成される。2つの第2内側アンダーカット124、126は、内側溝128を挟んで離隔配置され、第2内側アンダーカット124の上部には上部溝125が形成され、第2内側アンダーカット126の上部にも上部溝127が形成される。ただし、上部溝125、127の深さは、第2内側アンダーカット124、126の深さよりも小さく形成され、第2内側アンダーカット124、126の底は、下に配置されたトレイ300の第2支持壁120の上面に支持される。
【0100】
第3支持壁130は、第3内壁130aと第3外壁130bとを含み、第3内壁130aと第3外壁130bとは上面を介して連結される。第3内壁130aと第3外壁130bとは互いに向き合うが、第3外壁130bは、第3内壁130aより外側に配置された壁である。
【0101】
第3外壁130bには複数の外側二重アンダーカットが形成されるが、第3外壁130bには、第1外側二重アンダーカット131と、第2外側二重アンダーカット132と、第1外側二重アンダーカット131と第2外側二重アンダーカット132との間に第3外側二重アンダーカット133とが形成される。
【0102】
第1外側二重アンダーカット131は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝131aと、第1外側溝131aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝131bとを含む。第2外側二重アンダーカット132は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝132aと、第1外側溝132aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝132bとを含む。第3外側二重アンダーカット133は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝133aと、第1外側溝133aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝133bとを含む。
【0103】
第1外側二重アンダーカット131の上部にはコーナー突起161が形成されるが、コーナー突起161は、上部に配置された電池トレイ300に形成された第1外側二重アンダーカット131の底と当接する。
【0104】
また、第2外側二重アンダーカット132の上部にはコーナー突起163が形成されるが、コーナー突起163は、上部に配置された電池トレイ300に形成された第2外側二重アンダーカット132の底と当接する。第3外側二重アンダーカット133の底は、下部に配置されたトレイ300の上面と当接して支持される。
【0105】
第3内壁130aにおいて内側溝135、136が形成されるが、内側溝135、136は、第3内壁130aに対して外側に向かって傾斜した底を有する溝からなる。内側溝135は、第1支持壁110と仕切り150との間に配置され、内側溝136は、第2支持壁120と仕切り150との間に配置される。
【0106】
第3内壁130aには第3内側アンダーカット137、138が形成されるが、第3内側アンダーカット137は内側溝135の下部で形成され、第3内側アンダーカット138は内側溝136の下部で形成される。これにより、第3内側アンダーカット137は、第1支持壁110と仕切り150との間に配置され、第3内側アンダーカット138は、第2支持壁120と仕切り150との間に配置される。第3内側アンダーカット137、138の底は、下に配置されたトレイの第3支持壁130の上面に支持される。
【0107】
第4支持壁140は、第4内壁140aと第4外壁140bとを含み、第4内壁140aと第4外壁140bとは上面を介して連結される。第4内壁140aと第4外壁140bとは互いに向き合うが、第4外壁140bは、第4内壁140aより外側に配置される。
【0108】
第4外壁140bには複数の外側二重アンダーカットが形成されるが、第4外壁140bには、第1外側二重アンダーカット141と、第2外側二重アンダーカット142と、第1外側二重アンダーカット141と第2外側二重アンダーカット142との間に第3外側二重アンダーカット143とが形成される。
【0109】
第1外側二重アンダーカット141は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝141aと、第1外側溝141aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝141bとを含む。第2外側二重アンダーカット142は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝142aと、第1外側溝142aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝142bとを含む。第3外側二重アンダーカット143は、内側に凹状に陥没形成された第1外側溝143aと、第1外側溝143aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2外側溝143bとを含む。
【0110】
第1外側二重アンダーカット141の上部にはコーナー突起162が形成されるが、コーナー突起162は、上部に配置された電池トレイ300に形成された第1外側二重アンダーカット141の底と当接する。
【0111】
また、第2外側二重アンダーカット142の上部にはコーナー突起164が形成されるが、コーナー突起164は、上部に配置された電池トレイ300に形成された第2外側二重アンダーカット142の底と当接する。第3外側二重アンダーカット143の底は、下部に配置されたトレイ300の上面と当接して支持される。
【0112】
第4内壁140aにおいて内側溝145、146が形成されるが、内側溝145、146は、第4内壁140aに対して外側に向かって傾斜した底を有する溝からなる。内側溝145は、第1支持壁110と仕切り150との間に配置され、内側溝146は、第2支持壁120と仕切り150との間に配置される。
【0113】
第4内壁140aには第4内側アンダーカット147、148が形成されるが、第4内側アンダーカット147は内側溝145の下部で形成され、第4内側アンダーカット148は内側溝146の下部で形成される。これにより、第4内側アンダーカット147は、第1支持壁110と仕切り150との間に配置され、第4内側アンダーカット148は、第2支持壁120と仕切り150との間に配置される。第4内側アンダーカット147、148の底は、下に配置されたトレイ300の第4支持壁140の上面に支持される。
【0114】
仕切り150は、第3支持壁130および第4支持壁140の中央を連結して空間を分割し、第1支持壁110および第2支持壁120と平行に配置される。仕切り150には、第1支持壁110に向かって突出した第3突出部173と、第2支持壁120に向かって突出した第4突出部174とが形成される。
【0115】
仕切り150には1つの第3突出部173が形成され、第3突出部173は、第1突出部171と向き合って突出し、第1突出部171と平行に配置される。また、仕切り150には1つの第4突出部174が形成され、第4突出部174は、第2突出部172と向き合って平行に配置される。第3突出部173と第4突出部174は、仕切りの互いに異なる面から突出形成される。第3突出部173と第1突出部171とは離隔配置され、第4突出部174は、第2突出部172から離隔配置される。
【0116】
第3突出部173から第3支持壁130に向かう面にのみ中間アンダーカット176が形成され、第4突出部174から第3支持壁130に向かう面にも中間アンダーカット178が形成される。第3突出部173の一面にのみ中間アンダーカット176が形成され、第4突出部174にも一面にのみ中間アンダーカット178が形成される。中間アンダーカット176の底は、下部に配置されたトレイ300の第3突出部173の上面に支持され、中間アンダーカット178の底は、下部に配置されたトレイ300の第4突出部174の上面に支持される。
【0117】
仕切り150において第3突出部173と第3支持壁130との間に第1中央二重アンダーカット151が形成され、第4突出部174と第4支持壁140との間に第2中央二重アンダーカット152が形成される。第1中央二重アンダーカット151と第2中央二重アンダーカット152は、互いに異なる面に形成されるが、第1中央二重アンダーカット151は、第1支持壁110に向かう面に形成され、第2中央二重アンダーカット152は、第2支持壁120に向かう面に形成される。
【0118】
第1中央二重アンダーカット151は、内側に凹状に陥没形成された第1内側溝151aと、第1内側溝151aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2内側溝151bとを含む。第2内側溝151bの上端は、第1内側溝151aの上端より低く形成され、第2内側溝151bの底は、第1内側溝151aの底に連結される。第1内側溝151aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2内側溝151bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第1中央二重アンダーカット151の底は側方向に突出する。
【0119】
第1中央二重アンダーカット151の上部には第1内側突起153が突出形成され、第1内側突起153には、上部に配置されたトレイ300の第1中央二重アンダーカット151の底の挿入される第1載置溝154が形成される。第1載置溝154は、上部と第1支持壁110に向かう面が開放される。
【0120】
第2中央二重アンダーカット152は、内側に凹状に陥没形成された第1内側溝152aと、第1内側溝152aから内側にさらに凹状に陥没形成された第2内側溝152bとを含む。第2内側溝152bの上端は、第1内側溝152aの上端より低く形成され、第2内側溝152bの底は、第1内側溝152aの底に連結される。第1内側溝152aは、下へいくほど深さが次第に増加するように形成され、第2内側溝152bも、下へいくほど深さが次第に増加するように形成される。これにより、第2中央二重アンダーカット152の底は側方向に突出する。
【0121】
第2中央二重アンダーカット152の上部には第2内側突起155が突出形成され、第2内側突起155には、上部に配置されたトレイ300の第2中央二重アンダーカット152の底の挿入される第2載置溝156が形成される。第2載置溝156は、上部と第2支持壁120に向かう面が開放される。
【0122】
前記のように、第1載置溝154は第1支持壁110に向かって開放され、第2載置溝156は第2支持壁120に向かって開放されるので、上部に位置したトレイの中央二重アンダーカットが載置溝に支持される時、荷重を分散して支持できるだけでなく、内側溝が両方向にトレイ300を支持してトレイ300が元の位置に位置するように案内できる。
【0123】
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明がこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明および添付した図面の範囲内で多様に変形して実施できる。
【符号の説明】
【0124】
100:トレイ
10:第1支持壁
11、21、31:第1外側二重アンダーカット
12、22、32:第2外側二重アンダーカット
13、23、33:第3外側二重アンダーカット
14、15、16、24、25、26:内側溝
17:第1内側アンダーカット
20:第2支持壁
30:第3支持壁
40:第4支持壁
50:仕切り
27、28:第2内側アンダーカット
35、45、78:支持突起
51:第1中央二重アンダーカット
52:第2中央二重アンダーカット
53:第3中央二重アンダーカット
61、62、63、64:コーナー突起
65、66:中央突起
71:第1突出部
72:第2突出部
73:第3突出部
74:第4突出部
図1
図2
図3
図4
図5
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図7
図8
図9
図10