(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6541546
(24)【登録日】2019年6月21日
(45)【発行日】2019年7月10日
(54)【発明の名称】切削装置
(51)【国際特許分類】
B24B 53/053 20060101AFI20190628BHJP
B24B 53/00 20060101ALI20190628BHJP
B24B 49/12 20060101ALI20190628BHJP
B24B 27/06 20060101ALI20190628BHJP
B24B 55/06 20060101ALI20190628BHJP
【FI】
B24B53/053
B24B53/00 K
B24B49/12
B24B27/06 M
B24B55/06
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-207468(P2015-207468)
(22)【出願日】2015年10月21日
(65)【公開番号】特開2017-77611(P2017-77611A)
(43)【公開日】2017年4月27日
【審査請求日】2018年8月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】000134051
【氏名又は名称】株式会社ディスコ
(74)【代理人】
【識別番号】100075384
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 昂
(74)【代理人】
【識別番号】100172281
【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 知広
(72)【発明者】
【氏名】秋田 壮一郎
(72)【発明者】
【氏名】清川 聡
【審査官】
山本 忠博
(56)【参考文献】
【文献】
実開平1−143349(JP,U)
【文献】
特開平8−271242(JP,A)
【文献】
国際公開第2009/034523(WO,A1)
【文献】
特開昭60−39069(JP,A)
【文献】
特開2003−165053(JP,A)
【文献】
特開2000−280168(JP,A)
【文献】
特開2011−104728(JP,A)
【文献】
実開平6−654(JP,U)
【文献】
特開2015−112675(JP,A)
【文献】
特開2011−212782(JP,A)
【文献】
特開平6−210565(JP,A)
【文献】
特開2013−193154(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B24B 3/00−3/60,21/00−39/06,
41/00−51/00,53/00−55/12,
H01L 21/301
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被加工物を保持するチャックテーブルと、スピンドルに装着した切削ブレードに切削液を供給しつつ該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削手段と、を備えた切削装置であって、
該スピンドルを移動させ該切削ブレードを位置付ける移動手段と、
ドレッシング用砥石を該スピンドルと平行な回転軸で回転させるロータリードレッシング手段と、
該ドレッシング用砥石の外周位置を検出する光センサと、を備え、
該光センサで検出した該ドレッシング用砥石の外周位置に応じて該切削ブレードを該ロータリードレッシング手段に位置付け、所望の切り込み量で該ドレッシング用砥石を該切削ブレードで切削して該切削ブレードをドレッシングすることを特徴とする切削装置。
【請求項2】
該光センサは、該ドレッシング用砥石の回転軸に向かって該光センサから出射された検査光が該ドレッシング用砥石の外周面に照射されるように位置づけられており、
該検査光の該ドレッシング用砥石の外周面からの反射光に基づいて該ドレッシング用砥石の直径を演算する演算手段を更に備え、
該演算手段で演算された該ドレッシング用砥石の直径に基づいて該切削ブレードを位置付け、該所定の切り込み量で該ドレッシング用砥石を該切削ブレードで切削する請求項1記載の切削装置。
【請求項3】
該光センサから出射された検査光の通過を許容する開口を有する該光センサを収容する筐体と、
該開口近傍に設けられたエアカーテン形成手段とを更に備え、
該エアカーテン形成手段により形成されたエアカーテンにより、該開口から切削屑及び切削液が該筐体内に侵入し該光センサに付着するのを防止する請求項1又は2記載の切削装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、切削装置に関し、特に、ロータリードレッシング手段を備える切削装置に関する。
【背景技術】
【0002】
切削ブレードを高速回転させてウェーハ等の被加工物を切削する切削装置では、被加工物の切削を継続すると切削ブレードの先端が先細りとなり、この状態で切削を続行するとデバイスチップ側面の形状精度を悪化させるという問題がある。
【0003】
これを防止するため、定期的に切削ブレードをドレッシング用砥石に切り込ませて磨耗させてドレッシングする必要がある。このドレッシングは、スピンドルに装着した状態で偏芯した切削ブレードを真円にするためであり、切削加工により目潰れや目詰まりとなった切削ブレードの目立てを行うためである。
【0004】
切削ブレードのドレッシングは、切削加工の途中に適宜実施する場合があるが、通常、被加工物をチャックテーブルから取り除き、専用のドレッシングボードをチャックテーブルで吸引保持して、ドレッシングを実施する。
【0005】
しかしながら、ドレッシングボードをチャックテーブルで吸引保持したり、チャックテーブルから取り除いたりする工程は非常に煩雑なため、チャックテーブルの傍らにドレッシングボード専用のサブチャックテーブルを設ける等の対策が取られている(特開2010−87122号公報参照)。
【0006】
しかし、非常に硬質な切削ブレードを備えた切削装置の場合、ドレッシングボード専用のサブチャックテーブル上に保持されたドレッシングボードでドレッシングすると、切削量が不十分な場合がある。そこで、ドレッシング時の切削抵抗を上げるため、回転するドレッシング砥石でドレッシングを行うロータリードレッシング装置が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2010−871225号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ロータリードレッシング装置では、回転するドレッシング砥石を切削ブレードで切削するので、硬質な切削ブレードでも磨耗させることができる。しかしながら、ドレッシング用砥石も摩耗し、直径が小さくなるため、切削ブレードの切り込み量の調整が困難であるという課題があった。
【0009】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、常に所望の切り込み量でドレッシング用砥石の外周に切削ブレードを位置付けることのできる切削装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、スピンドルに装着した切削ブレードに切削液を供給しつつ該チャックテーブルに保持された被加工物を切削する切削手段と、を備えた切削装置であって、該スピンドルを移動させ該切削ブレードを位置付ける移動手段と、ドレッシング用砥石を該スピンドルと平行な回転軸で回転させるロータリードレッシング手段と、該ドレッシング用砥石の外周位置を検出する光センサと、を備え、該光センサで検出した該ドレッシング用砥石の外周位置に応じて該切削ブレードを該ロータリードレッシング手段に位置付け、所望の切り込み量で該ドレッシング用砥石を該切削ブレードで切削して該切削ブレードをドレッシングすることを特徴とする切削装置が提供される。
【0011】
好ましくは、該光センサは、該ドレッシング用砥石の回転軸に向かって該光センサから出射された検査光が該ドレッシング用砥石の外周面に照射されるように位置づけられており、該検査光の該ドレッシング用砥石の外周面からの反射光に基づいて該ドレッシング用砥石の直径を演算する演算手段を更に備え、該演算手段で演算された該ドレッシング用砥石の直径に基づいて該切削ブレードを位置付け、該所定の切り込み量で該ドレッシング用砥石を該切削ブレードで切削する。
【0012】
好ましくは、該光センサから出射された検査光の通過を許容する開口を有する該光センサを収容する筐体と、該開口近傍に設けられたエアカーテン形成手段とを更に備え、該エアカーテン形式手段により形成されたエアカーテンにより、該開口から切削屑及び切削液が該筐体内に侵入し該光センサに付着するのを防止する。
【発明の効果】
【0013】
本発明の切削装置では、ドレッシング用砥石の外周位置を光センサで検出してドレッシング用砥石の直径を算出するため、常に所望の切り込み量でドレッシング用砥石の外周に切削ブレードを位置付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明実施形態に係る切削装置の斜視図である。
【
図2】被加工物切削時の切削装置要部の一部断面側面図である。
【
図3】ロータリードレッシング砥石で切削ブレードをドレッシングしている状態の切削装置要部の一部断面側面図である。
【
図4】ロータリードレッシング砥石の外周位置を検出している状態の切削装置要部の一部断面側面図である。
【
図5】ロータリードレッシング砥石の外周位置を検出している状態の切削ユニット部分の一部断面正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明実施形態に係る切削装置2の斜視図が示されている。4は切削装置2のベースであり、ベース4にはX軸方向に伸びる長い矩形状の開口4aが形成されている。
【0016】
この開口4a内には多孔性セラミックス等から形成された吸引保持部6aを有するチャックテーブル6が回転可能且つ、図示しないX軸移動機構によりX軸方向に往復動可能に配設されている。
【0017】
チャックテーブル6の外周部分には被加工物を支持したフレームユニットの環状フレームをクランプする複数のクランプ8が配設されている。チャックテーブル6の周囲にはウォーターカバー10が配設されており、このウォーターカバー10とベース4にわたり蛇腹12が連結されている。
【0018】
ベース4の上面には、切削ユニット14を支持する門型の支持構造16が開口4aをまたぐように配置されている。支持構造16の前面上部には、切削ユニット14をY軸方向及びZ軸方向に移動させる切削ユニット移動機構18が設けられている。
【0019】
切削ユニット移動機構18は、支持構造16の前面に固定されたY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール20を備えている。Y軸ガイドレール20には、切削ユニット移動機構18を構成するY軸移動プレート22がスライド可能に配設されている。
【0020】
Y軸移動プレート22の裏面側には、図示しないナット部が設けられており、このナット部には、Y軸ガイドレール20と平行なY軸方向ボールねじ24が螺合されている。Y軸ボールねじ24の一端部には、図示しないY軸パルスモータが連結されている。Y軸パルスモータでY軸ボールねじ24を回転させれば、Y軸移動プレート22が、Y軸ガイドレール20に沿ってY軸方向に移動する。
【0021】
Y軸移動プレート22の前面には、Z軸方向に伸長する一対のZ軸ガイドレール20が固定されている。Z軸ガイドレール26には、Z軸移動プレート28がスライド可能に配設されている。
【0022】
Z軸移動プレート28の裏面側には、図示しないナット部が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール26と平行なZ軸ボールねじ30が螺合されている。Z軸ボールねじ30の一端部には、Z軸パルスモータ32が連結されている。Z軸パルスモータ32でZ軸ボールねじ30を回転させれば、Z軸移動プレート28が、Z軸ガイドレール26に沿ってZ軸方向に移動する。
【0023】
Z軸移動プレート28の下部には、チャックテーブル6に保持された被加工物を切削する切削ユニット14が取り付けられている。また、切削ユニット14と隣接する位置には、チャックテーブル6に保持された被加工物の上面を撮像する顕微鏡及びカメラを有する撮像ユニット42が配設されている。
【0024】
切削ユニット14は、モータにより回転駆動される
図2に示すスピンドル34と、スピンドル35の先端部に装着された切削ブレード36と、切削ブレード36の上半分を覆うブレードカバー38と、ブレードカバー38に取り付けられ、切削ブレード36の両側でX軸方向に伸長する一対の(1本のみ図示)切削液供給ノズル40とを含んでいる。
【0025】
切削ユニット移動機構18でY軸移動プレート22をY軸方向に移動させれば、切削ユニット14及び撮像ユニット42はY軸方向に割り出し送りされ、Z軸移動プレート28をZ軸方向に移動させれば、切削ユニット14及び撮像ユニット42は上下方向に移動する。
【0026】
本実施形態の切削装置2では、ロータリードレッシング装置(ロータリードレッシング手段)44が開口4a内に突出するようにベース4の側面に取り付けられている。
図2乃至
図4に最も良く示されるように、ロータリードレッシング装置44は、モータ48と、モータ48の出力軸50に固定されたロータリードレッシング砥石(ドレッシング用砥石)46と、ドレッシング砥石46を覆うカバー52とから構成される。
【0027】
ロータリードレッシング砥石46は、例えば、炭化ケイ素(SiC)からなるグリーンカーボランダム(GC)砥粒をフィラー入りのフェノール樹脂からなるレジンボンドに混練して円筒状に成形した後に、600℃〜700℃程度の温度で焼成して形成する。好ましくは、ロータリードレッシング砥石46は、質量比で50〜60%の超砥粒と、質量比で45〜35%のフィラーを含むフェノール樹脂から成る組成を有している。
【0028】
本実施形態で使用したロータリードレッシング砥石46は、直径3インチ、幅1インチ、内径0.5インチであるが、ロータリードレッシング砥石46はこれらの数値に限定されるものではない。
【0029】
図5に最も良く示されるように、切削ユニット14のスピンドルハウジング35にはセンサケース54が取り付けられており、このセンサケース54内に光センサ56が配設されている。
【0030】
センサケース54は開口54aを有しており、光センサ56から出射された検査光62はこの開口54aを通過して、ロータリードレッシング砥石46の回転軸(モータ48の出力軸)50とを直交する方向からロータリードレッシング砥石46の外周面に照射される。
【0031】
更に、光センサ56から出射される検査光62は回転軸50の中心(軸心)50aに向かって照射される。ロータリードレッシング砥石46の外周面で乱反射された反射光64は光センサ56の受光素子で受光される。
【0032】
図2乃至
図4に示すように、センサケース54は電磁切替弁58を介して圧縮エア源60に接続されており、電磁切替弁58を
図2に示す連通位置に切り換えることにより、
図5に示すように、センサケース54に設けられたエア導入口55から圧縮エアがセンサケース54内に導入され、開口54aから排出される。
【0033】
開口54a近傍にはエアカーテン形成手段66が配設されており、このエアカーテン形成手段66により開口54a内にエアカーテン67が形成され、切削屑及び切削液がセンサケース54内に侵入するのを防止している。
【0034】
図2を参照すると、チャックテーブル6に保持された被加工物11を矢印A方向に高速回転する切削ブレード36で切削している時の実施形態に係る切削装置要部の一部断面側面図が示されている。
【0035】
この切削ステップでは、矢印A方向に高速回転(例えば30000rpm)する切削ブレード36をダイシングテープTまで切り込み、チャックテーブル6をX軸方向に加工送りすることにより、被加工物11を切削する。
【0036】
被加工物の切削時には、電磁切替弁58を連通位置に切り換えて、圧縮エア源60からセンサケース54内に圧縮エアを導入し、センサケース54の開口54aから圧縮エアを排出する。これと同時に、エアカーテン形成手段66で開口54a内にエアカーテン67を形成することにより、切削屑及び切削液のセンサケース54内への侵入を防止し、光センサ56が切削屑又は切削液で汚染されることを防止している。
【0037】
被加工物の切削を継続すると、切削ブレード36の先端が先細りとなり、この状態で切削を継続するとチップの形状精度を悪化させるという問題がある。これを防止するため、定期的に切削ブレード36の外周を修正する外径修正ドレッシングを実施する必要がある。また、切削ブレード36は切削を継続すると目潰れが生じて切削能力が低下するため、定期的に目立てドレッシングを実施する。
【0038】
然し、切削ブレード36のドレッシングを実施するためには、切削ブレード36でロータリードレッシング砥石46に所定深さ切り込むため、ロータリードレッシング砥石46の最外周の高さを正確に知る必要がある。
【0039】
従って、好ましくは、切削ブレード36のドレッシングを実施する前に、ロータリードレッシング砥石46の直径を測定する。ロータリードレッシング砥石46の回転軸(モータ48の出力軸)50は所定高さに配設されているため、新品のロータリードレッシング砥石46の最外周の高さは予め判明しており、この高さ位置は切削装置2のコントローラのメモリに格納されている。また、ロータリードレッシング砥石46の使用可能量である限界直径を設定しておき、この限界直径を同じくコントローラのメモリに格納しておく。
【0040】
定期的に実施するロータリードレッシング砥石46の直径測定時には、
図4及び
図5に示すように、光センサ56から検査光64をロータリードレッシング砥石46の外周面に照射し、外周面からの乱反射光64を光センサ56の受光素子で受光する。
【0041】
光センサ56から検査光62を出射してから光センサ56の受光素子で反射光64を受光するまでの時間や受光位置を測定することにより、光センサ56からロータリードレッシング砥石46の外周面までの距離を正確に測定することができる。
【0042】
ロータリードレッシング砥石46の外周位置の検出中は、ロータリードレッシング砥石46を例えば10000rpmで回転させつつ砥石46の幅方向(Y軸方向)に光センサ46を移動させ、複数箇所でロータリードレッシング砥石46の外周位置を検出する。
【0043】
例えば、複数箇所で測定した最大値をロータリードレッシング砥石46の直径として検出する。そしてこの直径からロータリードレッシング砥石46の高さ位置をコントローラの演算手段で演算して、その高さ位置をメモリに格納する。
【0044】
このようにして、ロータリードレッシング砥石46の最外周の現在の高さ位置を検出した後、切削ブレード36のドレッシングを実施する。切削ブレード36のドレッシング時には、測定した切削ブレード36の最外周の高さ位置に基づいて、切削ブレード36の切り込み高さを設定する。
【0045】
そして、
図3に示すように、切削ブレード36を矢印A方向に高速(例えば30000rpm)で回転させながら矢印A方向に例えば10000rpmで回転するロータリードレッシング砥石46に設定した切り込み高さで切り込み、切削ブレード36をY軸方向に移動させながら切削ブレード36のドレッシングを実施する。
【0046】
尚、切削ブレード36及びロータリードレッシング砥石46は共にA方向に回転しているため、切削ブレード36はいわゆるアップカットでロータリードレッシング砥石を切削するため切削抵抗が高くなるとともに、Y軸方向に前後しつつ切削するためX軸方向に加工送りするのと比較して更に切削抵抗が高くなり、非常に効率よく切削ブレード36のドレッシングを実施することができる。
【0047】
図4に示すロータリードレッシング砥石46の直径測定時には、電磁切替弁58を遮断位置に切り換えて、センサケース54の開口54aからの圧縮エアの噴出は中止する。この時、エアカーテン形成手段66によるエアカーテン67の形成は継続しても良いが、エアカーテン67の噴出を中止するようにしてもよい。
【0048】
上述した実施形態では、光センサ56をスピンドルハウジング35に取り付けた例について説明したが、光センサ56の取り付け位置はこれに限定されるものではなく、他の位置に取り付けるようにしてもよい。また、ロータリードレッシング砥石46の測定に用いる検査光64の反射光は、正反射光を用いても良い。
【符号の説明】
【0049】
6 チャックテーブル
11 被加工物
14 切削ユニット
16 支持構造
18 切削ユニット移動機構
34 スピンドル
35 スピンドルハウジング
36 切削ブレード
38 ブレードカバー
40 切削液供給ノズル
44 ロータリードレッシング装置
46 ロータリードレッシング砥石
54 センサケース
54a 開口
56 光センサ
62 検査光
64 反射光
67 エアカーテン