特許6607402IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

自己温度調整型樹脂抵抗体を通電による発熱の温度上昇や雰囲気の温度上昇させた場合の抵抗値上昇の割合の変化が始まる温度(以下、自己調整温度ともいう)が、150℃以上にある自己温度調整型樹脂抵抗体シートに関し、また、その自己温度調整型樹脂抵抗体シートを形成する為の自己温度調整型樹脂抵抗体形成用組成物シート

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来、150℃以上の高温のトリップ状態では、ポリマーが軟化し導電物質が動きやすくなり、再凝集による抵抗値の減少などの変化を起こすために、安定したPTC特性を発現する有機樹脂組成物が得られにくいとの問題がある。しかも、変曲点が150℃以上で動作する自己温度調整型樹脂抵抗体では、分子設計をする必要がある。 以上の状況に鑑み、本発明は、樹脂、導電性粉末、無機フィラーの3種類の材料、組成を適正化することにより150〜300℃の温度領域で自己温調機能を有する薄膜を形成するための自己温度調整型樹脂抵抗体形成用組成物シートを提供すると共に、その形成用組成物シートを用いた自己温度調整型樹脂抵抗体シートを提供するものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の第1の発明は、前記基材の少なくとも一方の表面に、未硬化の樹脂が含まれる未硬化樹脂粘着物と導電性物質と前記導電性物質のトリップ状態における再凝集を抑制する無機フィラーを含む自己温度調整型樹脂抵抗体形成用組成物を備え、前記未硬化樹脂粘着物が、未硬化の熱硬化型樹脂、前記熱硬化型樹脂を有機溶剤に溶かした粘着物、ガラス転移点が250度以上の熱可塑性樹脂を有機溶剤に溶かした粘着物、前記熱硬化型樹・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、樹脂の選択と、導電性粉末と無機フィラーの含有率を選択することで、150℃〜300℃の温度範囲で自己調整温度を制御できる自己温度調整型樹脂抵抗体シートを実現できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施例1に係る自己温度調整型樹脂抵抗体の「電気抵抗−温度特性」を示し、自己温度調整温度の評価方法を表す図である。

【図2】実施例2に係る「電気抵抗−温度特性」を示す図である。

【図3】実施例3に係る「電気抵抗−温度特性」を示す図である。

【図4】比較例1に係る「電気抵抗−温度特性」を示す図である。

【図5】比較例5に係る「電気抵抗−温度特性」を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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