特許6620741IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物樹脂組成物、高圧ガス用樹脂チューブ又は複合容器用樹脂ライナー及び高圧ガスホース又は複合容器

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

そこで本発明は、ガスバリア性を大きく阻害することなく、低温特性と耐水素脆性に優れ、高圧ガス用の樹脂チューブとして、及び複合容器用の樹脂ライナーとして使用した際に耐久性向上に寄与できるガスバリア性の樹脂組成物、当該樹脂組成物を含有する層を少なくとも一層有する高圧ガス用樹脂チューブ又は複合容器用樹脂ライナー、及び当該樹脂組成物を含有する層を少なくとも一層有する高圧ガスホース又は複合容器の提供を目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

90MPaを超える高圧下での耐水素脆性(耐ブリスタ性等)に関わるモデル実験は、水素暴露下での耐久促進試験に相当する。90MPaを超える高圧から常圧までの範囲の水素環境下に繰り返し晒されても使用可能な耐水素脆性(耐久性)と低温特性をガスバリア性樹脂に付与するためには、通常であれば、水素バリア性を更に高めることによって樹脂層中に水素ガスが溶解・浸透することを防ぐことを当業者であれば想到する。そし・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明のEVOH樹脂組成物は、ガスバリア性を大きく阻害することなく、低温特性と耐水素脆性に優れるので、高圧ガス用の樹脂チューブとして、又は複合容器用の樹脂ライナーとして使用した際に耐久性向上に寄与できる。例えば、本発明のEVOH樹脂組成物からなる層をホース又は複合容器の主材として使用されるナイロン系樹脂等の内層に積層させることで、主材ナイロンへの水素拡散/溶解の抑制が可能となり、且つ従来課題であった、プレクールに伴う低温(−40℃)下での耐久性を高圧ガスホース又は複合容器に付与することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は実施例での高圧水素曝露試験に用いた装置の構成を示す模式図である。

【図2】図2は実施例で使用した試験片の構成を示す図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1; 水素供給架台   2; 100MPa級圧縮機   3; 圧力調整器及び耐圧容器   4; 圧力調整ユニット   5; 自動弁ユニット   6; 圧力調整弁   7; プレクールユニット   8; H2容器   9; 曝露試験設備   10; 加圧耐久試験設備   11; 試験体   b1; Width of narrow parallel-sided portion: 6 mm ± 0.4 mm   b2; Width at ends: 25 mm ± 1 mm   h; Thickness: ≦ 1 mm   L0; Gauge length: 25 mm ± 0.25 mm   l1; Length of narrow parallel-sided portion: 33 mm ± 2 mm   L; Initial distance between grips: 80 mm ± 5 mm   l3; Overall length: ≧ 115 mm   r1; Small radius: 14 mm ± 1 mm   r2; Large radius: 25 mm ± 2 mm  

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