【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の課題を達成するため、本発明による二次電池の釘貫通試験装置は、釘貫通試験の対象になる二次電池を固定するステージ;前記二次電池を貫通する釘及び前記釘を上昇または下降させる釘昇降手段を含む釘貫通部;前記二次電池の電極に結合され、釘貫通試験の実行中に、二次電池の短絡電圧を時間間隔を置いて繰り返して測定する電圧測定部;並びに前記電圧測定部と動作可能に結合された制御部を含み、前記制御部は、前記釘貫通部を制御して前記釘を下降させて二次電池を貫通させ、前記電圧測定部から短絡電圧の入力を周期的に受けて、前記短絡電圧が入力される度に、前記二次電池をモデリングした等価回路に基づいて前記等価回路の最外側ノードの間に前記入力された短絡電圧を形成する短絡電流を決定し、前記決定された短絡電流に対する値の経時的な変化様相を視覚的に出力する。
<本発明の一の態様>
〔1〕 二次電池の釘貫通試験装置であって、
釘貫通試験の対象になる二次電池を固定するステージと、
前記二次電池を貫通する釘及び前記釘を上昇または下降させる釘昇降手段を含む釘貫通部と、
前記二次電池の電極に結合され、釘貫通試験の実行中に、二次電池の短絡電圧を時間間隔を置いて繰り返して測定する電圧測定部と、
視覚的に情報を表示するディスプレイ部と、
前記電圧測定部と動作可能に結合された制御部とを備えてなり、
前記制御部は、
前記釘貫通部を制御して前記釘を下降させて二次電池を貫通させ、
前記電圧測定部から短絡電圧の入力を周期的に受けて、前記短絡電圧が入力される度に、前記二次電池をモデリングした等価回路に基づいて前記等価回路の最外側ノードの間に前記入力された短絡電圧を形成する短絡電流を決定し、
前記決定された短絡電流に対する値の経時的な変化様相を、前記ディスプレイ部を通じて視覚的に出力するように構成されてなることを特徴とする、二次電池の釘貫通試験装置。
〔2〕 前記等価回路は、複数の回路要素として、直列抵抗、少なくとも1つのRC回路、及び二次電池の充電状態に応じて電圧が変化する開放電圧源を備えてなり、
前記複数の回路要素は相互直列で連結されていることを特徴とする、〔1〕に記載の二次電池の釘貫通試験装置。
〔3〕 前記制御部は、下記〔数式8〕により、二次電池の短絡電流を決定するように構成されてなることを特徴とする、〔2〕に記載の二次電池の釘貫通試験装置。
i
short=(V
short−V
RC−V
OCV)/R
0 〔数式8〕
〔上記数式8において、
i
shortは短絡電流であり、
V
shortは前記電圧測定部によって測定された短絡電圧であり、
V
RCは前記RC回路によって形成される電圧であり、
V
OCVは二次電池の充電状態に応じた開放電圧であり、
R
0は前記直列抵抗の抵抗値である。〕
〔4〕 前記制御部は、前記V
RCを下記〔数式9〕により、時間アップデートするように構成されてなり、
前記制御部は、下記〔数式10〕により、二次電池の充電状態であるSOCを時間アップデートするように構成されてなり、
前記制御部は、前記時間アップデートされた充電状態と予め定義された「充電状態−開放電圧ルックアップテーブル」を用いて前記時間アップデートされた充電状態に対応する二次電池の開放電圧V
OCVを決定するように構成されたてなることを特徴とする、〔3〕に記載の二次電池の釘貫通試験装置。
V
RC[k+1]=V
RC[k]e
-Δt/R*C+R(1−e
-Δt/R*C)i
short[k]
〔数式9〕
〔上記数式9において、
kは時間インデックスであり、
V
RC[k]は時間アップデート直前のV
RC値であり、
V
RC[k+1]は時間アップデートされたV
RC値であり、
ΔtはV
RCの時間アップデート周期であり、
RとCはそれぞれRC回路に含まれた抵抗とコンデンサの抵抗値及びキャパシタンス値であり、
i
shortは直前計算周期で決定された短絡電流の予測値である。〕
SOC[k+1]=SOC[k]+100*i
short[k]△t/Q
cell
〔数式10〕
〔上記数式10において、
kは時間インデックスであり、
SOC[k]は時間アップデート直前の充電状態であり、
SOC[k+1]は時間アップデートされた充電状態であり、
i
shortは直前計算周期で決定された短絡電流であり、
Δtは充電状態SOCの時間アップデート周期であり、
Q
cellは二次電池の容量である。〕
〔5〕 前記制御部は、下記〔数式11〕を用いて、釘が貫通した地点の短絡抵抗であるR
shortを決定し、
前記短絡抵抗の経時的な変化様相を前記ディスプレイ部を通じて視覚的に出力するように構成されたことを特徴とする、〔1〕〜〔4〕の何れか一項に記載の二次電池の釘貫通試験装置。
R
short=V
short/i
short 〔数式11〕
〔上記数式11において、
R
shortは釘が貫通した地点の短絡抵抗であり、
V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧であり、
i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値である。〕
〔6〕 前記制御部は、下記〔数式12〕を用いて、釘が貫通した地点で発生する短絡ジュール熱であるQ
shortを決定し、
前記短絡ジュール熱の経時的な変化様相を前記ディスプレイ部を通じて視覚的に出力するように構成されたことを特徴とする〔1〕〜〔5〕の何れか一項に記載の二次電池の釘貫通試験装置。
Q
short=i
short*V
short 〔数式12〕
〔上記数式12において、
Q
shortは釘が貫通した地点で発生する短絡ジュール熱であり、
V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧であり、
i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値である。〕
〔7〕 前記制御部は、下記〔数式13〕を用いて、二次電池の貫通地点で二次電池の抵抗特性から発生する抵抗ジュール熱であるQ
cellを決定し、
前記抵抗ジュール熱の経時的な変化様相を前記ディスプレイ部を通じて視覚的に出力するように構成されたことを特徴とする、〔1〕〜〔6〕の何れか一項に記載の二次電池の釘貫通試験装置。
Q
cell=i
short*|V
short−V
OCV| 〔数式13〕
〔上記数式13において、
Q
cellは釘が貫通した地点で二次電池の抵抗特性から発生するジュール熱であり、
V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧であり、
i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値であり、
V
OCVは二次電池の充電状態に応じた開放電圧の予測値である。〕
〔8〕 二次電池の釘貫通試験方法であって、
(a)二次電池をステージに固定する段階と、
(b)二次電池を釘で貫通させる段階と、
(c)二次電池の電極を通じて短絡電圧を時間間隔を置いて繰り返して測定する段階と、
(d)短絡電圧が測定される度に、前記二次電池をモデリングした等価回路に基づいて前記等価回路の最外側ノードの間に前記測定された短絡電圧を形成する短絡電流を決定する段階と、
(e)前記決定された短絡電流に対する変化様相を視覚的に出力する段階とを含んでなることを特徴とする、二次電池の釘貫通試験方法。
〔9〕 前記等価回路は、複数の回路要素として、直列抵抗、少なくとも1つのRC回路、及び二次電池の充電状態に応じて電圧が変化する開放電圧源を備えてなり、
前記複数の回路要素は相互直列で連結されていることを特徴とする、〔8〕に記載の二次電池の釘貫通試験方法。
〔10〕 前記(d)段階は、二次電池の短絡電流を、下記〔数式8〕を用いて決定する段階であることを特徴とする、〔8〕又は〔9〕に記載の二次電池の釘貫通試験方法。
i
short=(V
short−V
RC−V
OCV)/R
0 〔数式8〕
〔上記数式8において、
i
shortは短絡電流であり、
V
shortは前記電圧測定部によって測定された短絡電圧であり、
V
RCは前記RC回路によって形成される電圧であり、
V
OCVは二次電池の充電状態に応じた開放電圧であり、
R
0は前記直列抵抗の抵抗値である。〕
〔11〕 前記(d)段階は、
(d1)前記V
RCを下記〔数式9〕によって時間アップデートする段階と、
(d2)二次電池の充電状態であるSOCを下記〔数式10〕によって時間アップデートする段階と、
(d3)前記時間アップデートされた充電状態と予め定義された「充電状態−開放電圧ルックアップテーブル」を用いて前記時間アップデートされた充電状態に対応する二次電池の開放電圧であるV
OCVを決定する段階とを含んでなることを特徴とする、〔10〕に記載の二次電池の釘貫通試験方法。
V
RC[k+1]=V
RC[k]e
-Δt/R*C+R(1−e
-Δt/R*C)i
short[k]
〔数式9〕
〔上記数式9において、
kは時間インデックスであり、
V
RC[k]は時間アップデート直前のV
RC値であり、
V
RC[k+1]は時間アップデートされたV
RC値であり、
ΔtはV
RCの時間アップデート周期であり、
RとCはそれぞれRC回路に含まれた抵抗とコンデンサの抵抗値及びキャパシタンス値であり、
i
shortは直前計算周期で決定された短絡電流の予測値である。〕
SOC[k+1]=SOC[k]+100*i
short[k]△t/Q
cell
〔数式10〕
〔上記数式10において、
kは時間インデックスであり、
SOC[k]は時間アップデート直前の充電状態であり、
SOC[k+1]は時間アップデートされた充電状態であり、
i
shortは直前計算周期で決定された短絡電流であり、
Δtは充電状態SOCの時間アップデート周期であり、
Q
cellは二次電池の容量である。〕
〔12〕 釘が貫通した地点の短絡抵抗であるR
shortを下記〔数式11〕によって決定する段階と、
前記短絡抵抗の変化様相を視覚的に出力する段階とをさらに含んでなることを特徴とする、〔8〕〜〔11〕の何れか一項に記載の二次電池の釘貫通試験方法。
R
short=V
short/i
short 〔数式11〕
〔上記数式11において、
R
shortは釘が貫通した地点の短絡抵抗であり、
V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧であり、
i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値である。〕
〔13〕 釘が貫通した地点で発生する短絡ジュール熱であるQ
shortを、下記〔数式12〕を用いて決定する段階と、
前記短絡ジュール熱の変化様相を視覚的に出力する段階とをさらに含んでなることを特徴とする、〔8〕〜〔12〕の何れか一項に記載の二次電池の釘貫通試験方法。
Q
short=i
short*V
short 〔数式12〕
〔上記数式12において、
Q
shortは釘が貫通した地点で発生する短絡ジュール熱であり、
V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧であり、
i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値である。〕
〔14〕 二次電池の貫通地点で二次電池の抵抗特性から発生する抵抗ジュール熱であるQ
cellを、下記〔数式13〕を用いて決定する段階と、
前記抵抗ジュール熱の変化様相を視覚的に出力する段階と、をさらに含むことを特徴とする、〔8〕〜〔13〕の何れか一項に記載の二次電池の釘貫通試験方法。
Q
cell=i
short*|V
short−V
OCV| 〔数式13〕
〔上記数式13において、
Q
cellは釘が貫通した地点で二次電池の抵抗特性から発生するジュール熱であり、
V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧であり、
i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値であり、
V
OCVは二次電池の充電状態に応じた開放電圧の予測値である。〕
【0014】
望ましくは、前記等価回路は、複数の回路要素として、直列抵抗、少なくとも1つのRC回路、及び二次電池の充電状態に応じて電圧が変化する開放電圧源を含み、前記複数の回路要素は相互直列で連結することができる。
【0015】
望ましくは、前記制御部は、下記〔数式1〕によって二次電池の短絡電流を決定することができる。
【0016】
i
short=(V
short−V
RC−V
OCV)/R
0 〔数式1〕
(ここで、i
shortは短絡電流、V
shortは前記電圧測定部によって測定された短絡電圧、V
RCは前記RC回路によって形成される電圧、V
OCVは二次電池の充電状態に応じた開放電圧、R
0は前記直列抵抗の抵抗値である。)
望ましくは、前記制御部は、下記〔数式1〕のV
RCを下記〔数式2〕によって時間アップデートすることができる。
【0017】
上記の課題を達成するため、本発明による二次電池の釘貫通試験装置は、釘貫通試験の対象になる二次電池を固定するステージ;前記二次電池を貫通する釘及び前記釘を上昇または下降させる釘昇降手段を含む釘貫通部;前記二次電池の電極に結合され、釘貫通試験の実行中に、二次電池の短絡電圧を時間間隔を置いて繰り返して測定する電圧測定部;並びに前記電圧測定部と動作可能に結合された制御部を含み、前記制御部は、前記釘貫通部を制御して前記釘を下降させて二次電池を貫通させ、前記電圧測定部から短絡電圧の入力を周期的に受けて、前記短絡電圧が入力される度に、前記二次電池をモデリングした等価回路に基づいて前記等価回路の最外側ノードの間に前記入力された短絡電圧を形成する短絡電流を決定し、前記決定された短絡電流に対する値の経時的な変化様相を視覚的に出力する。
【0018】
望ましくは、前記等価回路は、複数の回路要素として、直列抵抗、少なくとも1つのRC回路、及び二次電池の充電状態に応じて電圧が変化する開放電圧源を含み、前記複数の回路要素は相互直列で連結することができる。
【0019】
望ましくは、前記制御部は、下記〔数式1〕によって二次電池の短絡電流を決定することができる。
【0020】
i
short=(V
short−V
RC−V
OCV)/R
0 〔数式1〕
(ここで、i
shortは短絡電流、V
shortは前記電圧測定部によって測定された短絡電圧、V
RCは前記RC回路によって形成される電圧、V
OCVは二次電池の充電状態に応じた開放電圧、R
0は前記直列抵抗の抵抗値である。)
望ましくは、前記制御部は、下記〔数式1〕のV
RCを下記〔数式2〕によって時間アップデートすることができる。
【0021】
V
RC[k+1]=V
RC[k]e
-Δt/R*C+ (1−e
-Δt/R*C)i
short[k]
〔数式1〕
(ここで、kは時間インデックス、V
RC[k]は時間アップデート直前のV
RC値、V
RC[k+1]は時間アップデートされたV
RC値、ΔtはV
RCの時間アップデート周期、RとCはそれぞれRC回路に含まれた抵抗とコンデンサの抵抗値とキャパシタンス値、i
shortは直前計算周期で決定された短絡電流の予測値である。)
望ましくは、前記制御部は、下記〔数式3〕によって二次電池の充電状態であるSOCを時間アップデートすることができる。また、前記制御部は、前記時間アップデートされた充電状態と予め定義された「充電状態−開放電圧ルックアップテーブル」を用いて前記時間アップデートされた充電状態に対応する二次電池の開放電圧V
OCVを決定することができる。
【0022】
SOC[k+1]=SOC[k]+100*i
short[k]△t/Q
cell
〔数式3〕
(ここで、kは時間インデックス、SOC[k]は時間アップデート直前の充電状態、SOC[k+1]は時間アップデートされた充電状態、i
shortは直前計算周期で決定された短絡電流、Δtは充電状態SOCの時間アップデート周期、Q
cellは二次電池の容量である。)
一態様によれば、前記制御部は、下記〔数式4〕を用いて釘が貫通した地点の短絡抵抗であるR
shortを決定でき、前記短絡抵抗の経時的な変化様相を視覚的に出力することができる。
【0023】
R
short=V
short/i
short 〔数式4〕
(ここで、R
shortは釘が貫通した地点の短絡抵抗、V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧、i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値である。)
他の態様によれば、前記制御部は、下記〔数式5〕を用いて釘が貫通した地点で発生する短絡ジュール熱であるQ
shortを決定し、前記短絡ジュール熱の経時的な変化様相を視覚的に出力することができる。
【0024】
Q
short=i
short*V
short 〔数式5〕
(ここで、Q
shortは釘が貫通した地点で発生する短絡ジュール熱、V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧、i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値である。)
さらに他の態様によれば、前記制御部は、下記〔数式6〕を用いて二次電池の貫通地点で二次電池の抵抗特性から発生する抵抗ジュール熱であるQ
cellを決定し、前記抵抗ジュール熱の経時的な変化様相を視覚的に出力することができる。
【0025】
Q
cell=i
short*|V
short−V
OCV| 〔数式6〕
(ここで、Q
cellは釘が貫通した地点で二次電池の抵抗特性から発生するジュール熱、V
shortは電圧測定部によって周期的に測定される二次電池の短絡電圧、i
shortは周期的に測定される二次電池の短絡電圧に対応する短絡電流の予測値、V
OCVは二次電池の充電状態に応じた開放電圧の予測値である。)
望ましくは、本発明による装置は、前記制御部と動作可能に結合されたディスプレイ部をさらに含み、前記制御部は、前記ディスプレイ部を通じて短絡電圧、短絡電流、短絡抵抗、短絡ジュール熱及び抵抗ジュール熱からなる群より選択された少なくとも1つの経時的な変化様相を視覚的に出力することができる。
【0026】
望ましくは、本発明による装置は、前記制御部と動作可能に結合されたメモリ部をさらに含み、前記制御部は、短絡電圧、短絡電流、短絡抵抗、短絡ジュール熱及び抵抗ジュール熱に対するデータを前記メモリ部に累積して保存することができる。
【0027】
上記の課題を達成するため、本発明による二次電池の釘貫通試験方法は、二次電池をステージに固定する段階;二次電池を釘で貫通させる段階;二次電池の電極を通じて短絡電圧を時間間隔を置いて繰り返して測定する段階;短絡電圧が測定される度に、前記二次電池をモデリングした等価回路に基づいて前記等価回路の最外側ノードの間に前記測定された短絡電圧を形成する短絡電流を決定する段階;及び前記決定された短絡電流に対する経時的な変化様相を視覚的に出力する段階を含むことができる。
【0028】
選択的に、本発明による方法は、前記短絡電圧の経時的な変化様相を視覚的に出力する段階をさらに含むことができる。
【0029】
選択的に、本発明による方法は、前記短絡電圧及び前記短絡電流から決定された短絡抵抗の経時的な変化様相を視覚的に出力する段階をさらに含むことができる。
【0030】
選択的に、本発明による方法は、前記短絡電圧及び前記短絡電流から決定された短絡ジュール熱に対する経時的な変化様相を視覚的に出力する段階をさらに含むことができる。
【0031】
選択的に、本発明による方法は、前記短絡電圧、前記短絡電流、及び前記短絡電流を積算して得た充電状態から計算された開放電圧を用いて抵抗ジュール熱を計算し、前記抵抗ジュール熱の経時的な変化様相を視覚的に出力する段階をさらに含むことができる。
【0032】
上記の課題は、本発明による二次電池の釘貫通試験方法をプログラム化して書き込んだコンピューター可読の記録媒体によっても達成することができる。