特許第6641242号(P6641242)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6641242
(24)【登録日】2020年1月7日
(45)【発行日】2020年2月5日
(54)【発明の名称】蒸着装置及び蒸発源
(51)【国際特許分類】
   C23C 14/24 20060101AFI20200127BHJP
【FI】
   C23C14/24 A
【請求項の数】14
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-133685(P2016-133685)
(22)【出願日】2016年7月5日
(65)【公開番号】特開2018-3122(P2018-3122A)
(43)【公開日】2018年1月11日
【審査請求日】2018年12月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】591065413
【氏名又は名称】キヤノントッキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100091373
【弁理士】
【氏名又は名称】吉井 剛
(74)【代理人】
【識別番号】100097065
【弁理士】
【氏名又は名称】吉井 雅栄
(72)【発明者】
【氏名】田村 博之
【審査官】 神▲崎▼ 賢一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−077193(JP,A)
【文献】 特開2010−195034(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/020914(WO,A1)
【文献】 特開2014−201833(JP,A)
【文献】 特開2014−201834(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0106482(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C23C 14/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
成膜材料が収容される容器と、前記容器の長手方向に沿って設けられる複数の蒸発口部と、前記容器の周囲に設けられる蒸発源周辺部材とを有する蒸発源を備え、前記蒸発口部から前記成膜材料を放出することで、基板上に蒸着膜を形成するように構成した蒸着装置であって、前記蒸発源周辺部材は、前記容器を加熱するヒータ、前記容器からの熱を反射するリフレクタ、前記容器の周囲に設けられる水冷板若しくは前記容器を囲む防着板であり、前記複数の蒸発口部のうち最も外側に設けられた一対の外側蒸発口部は、夫々前記容器の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面を有し、前記容器及び前記蒸発源周辺部材が、前記開口端面を含む仮想平面より外側に突出せず前記仮想平面の内側に収まるように構成されていることを特徴とする蒸着装置。
【請求項2】
前記容器には蒸発した前記成膜材料が拡散する拡散部が設けられ、この拡散部の容器の長手方向における幅は前記蒸発口部の配設幅より狭い幅に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の蒸着装置。
【請求項3】
前記外側蒸発口部を除くいずれかの蒸発口部は前記容器の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面を有し、前記外側蒸発口部の開口端面の傾斜角度が最も大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の蒸着装置。
【請求項4】
前記蒸発口部の開口端面の傾斜角度は、これより内側の蒸発口部の開口端面の傾斜角度以上の角度に設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蒸着装置。
【請求項5】
前記外側蒸発口部の開口端面の傾斜角度は30°〜45°に設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蒸着装置。
【請求項6】
前記容器は、材料収容部と拡散部とで構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の蒸着装置。
【請求項7】
前記材料収容部の幅は前記拡散部の幅より広い幅に設定されていることを特徴とする請求項6に記載の蒸着装置。
【請求項8】
成膜材料が収容される容器と、前記容器の長手方向に沿って設けられる複数の蒸発口部と、前記容器の周囲に設けられる蒸発源周辺部材とを有する蒸発源であって、前記蒸発源周辺部材は、前記容器を加熱するヒータ、前記容器からの熱を反射するリフレクタ、前記容器の周囲に設けられる水冷板若しくは前記容器を囲む防着板であり、前記複数の蒸発口部のうち最も外側に設けられた一対の外側蒸発口部は、夫々前記容器の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面を有し、前記容器及び前記蒸発源周辺部材が、前記開口端面を含む仮想平面より外側に突出せず前記仮想平面の内側に収まるように構成されていることを特徴とする蒸発源。
【請求項9】
前記容器には蒸発した前記成膜材料が拡散する拡散部が設けられ、この拡散部の容器の長手方向における幅は前記蒸発口部の配設幅より狭い幅に設定されていることを特徴とする請求項に記載の蒸発源。
【請求項10】
前記外側蒸発口部を除くいずれかの蒸発口部は前記容器の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面を有し、前記外側蒸発口部の開口端面の傾斜角度が最も大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項8,9のいずれか1項に記載の蒸発源。
【請求項11】
前記蒸発口部の開口端面の傾斜角度は、これより内側の蒸発口部の開口端面の傾斜角度以上の角度に設定されていることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の蒸発源。
【請求項12】
前記外側蒸発口部の開口端面の傾斜角度は30°〜45°に設定されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の蒸発源。
【請求項13】
前記容器は、材料収容部と拡散部とで構成されていることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載の蒸発源。
【請求項14】
前記材料収容部の幅は前記拡散部の幅より広い幅に設定されていることを特徴とする請求項13に記載の蒸発源。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸着装置及び蒸発源に関するものである。
【背景技術】
【0002】
本出願人は自己の先願に係る特願2014−265981号において、蒸発源に設けられた複数の蒸発口部のうち、外側に位置する蒸発口部の開口端面を、蒸発源の長手方向外側に向くように傾斜させることで、蒸発口部を長手方向外側に広がって配設させなくても膜厚分布が均一で、成膜されたパターンにおける膜ボケが抑制された蒸着膜を得られるようにした真空蒸着装置を提案している。
【0003】
ところで、上述のように蒸発源Aの蒸発口部Bの開口端面を蒸発源の長手方向外側に向くように傾斜させた場合、この傾斜する開口端面から放出される蒸発した成膜材料の飛散範囲が蒸発源側に傾き、図1に図示したように、蒸発源Aの両端部(図1中Cで示す範囲)にかかってしまう問題がある(一般的に蒸発口部から放出される成膜材料の放出角度分布は、開口の法線方向を0°とする余弦則に従い、開口端面を含む仮想平面より前方に飛散する。)。
【0004】
蒸発源に直接成膜材料の飛散範囲がかかる場合、蒸発源は加熱されているため、飛散した成膜材料は、蒸発源で反射若しくは再蒸発して基板上に到達し、膜厚分布に影響を与える可能性がある。
【0005】
また、蒸発源を冷却部材で覆っていた場合には、成膜材料の飛散範囲にかかっている冷却部材上に成膜材料が堆積することになる。冷却部材上の堆積物は再蒸発しにくく、徐々に成長し、いずれは蒸発口部の開口を塞ぐ可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述のような現状に鑑みてなされたもので、最も外側に位置する蒸発口部の開口端面が蒸発源の長手方向外側に向くように傾斜した構成でも、成膜材料の蒸発源への反射若しくは再蒸発及び蒸発源周辺部材への堆積を防止できる蒸着装置及び蒸発源を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
成膜材料が収容される容器と、前記容器の長手方向に沿って設けられる複数の蒸発口部と、前記容器の周囲に設けられる蒸発源周辺部材とを有する蒸発源を備え、前記蒸発口部から前記成膜材料を放出することで、基板上に蒸着膜を形成するように構成した蒸着装置であって、前記蒸発源周辺部材は、前記容器を加熱するヒータ、前記容器からの熱を反射するリフレクタ、前記容器の周囲に設けられる水冷板若しくは前記容器を囲む防着板であり、前記複数の蒸発口部のうち最も外側に設けられた一対の外側蒸発口部は、夫々前記容器の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面を有し、前記容器及び前記蒸発源周辺部材が、前記開口端面を含む仮想平面より外側に突出せず前記仮想平面の内側に収まるように構成されていることを特徴とする蒸着装置に係るものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明は上述のように構成したから、最も外側に位置する蒸発口部の開口端面が蒸発源の長手方向外側に向くように傾斜した構成でも、成膜材料の蒸発源への反射若しくは再蒸発及び蒸発源周辺部材への堆積を防止できる蒸着装置及び蒸発源となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】背景技術の概略説明図である。
図2】本実施例の拡大概略説明断面図である。
図3】本実施例の概略説明断面図である。
図4】本実施例の要部の概略図である。
図5】別例1の拡大概略説明断面図である。
図6】別例2の概略説明断面図である。
図7】別例3の拡大概略説明断面図である。
図8】別例4の概略説明正面図である。
図9】別例4の概略説明側面図である。
図10】蒸着装置の概略説明正面図である。
図11】蒸着装置の概略説明側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
【0011】
容器1の蒸発口部2a・2bから蒸発した成膜材料を放出して基板に蒸着膜を形成する。
【0012】
この際、容器1及び加熱部材や冷却部材等の蒸発源周辺部材3が、外側蒸発口部2aの開口端面を含む仮想平面より外側に突出せず、即ち、外側蒸発口部2aの開口端面から放出される成膜材料がかかる領域に容器1及び蒸発源周辺部材3が存在しないから、外側蒸発口部2aの開口端面から放出される成膜材料の容器1への反射若しくは再蒸発及び蒸発源周辺部材3への堆積を防止することができる。
【実施例】
【0013】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0014】
本実施例は図10,11に図示したような蒸着装置に本発明を適用した例である。この蒸着装置は、減圧雰囲気を保持する真空槽20内で基板21に薄膜を形成させるために、成膜材料を放出する蒸発源25が基板21と対向する位置に配設され、蒸発源25から放出された蒸発粒子の蒸発レートをモニタする膜厚モニタ22と、真空槽20外に設けたモニタした蒸発粒子の量を膜厚に換算する膜厚計23と、換算された膜厚が所望の膜厚になるように成膜材料の蒸発レートを制御するために蒸発源25を加熱するヒータ用電源24とを設けている。また、基板21と蒸発源25とを相対的に移動させる相対移動機構が設けられており、相対移動しながら成膜を行うことで、基板全面に渡って均一な膜厚の蒸着膜を形成することができる。
【0015】
また、前記容器1と前記容器1に対向する位置に配設された基板とは、前記容器1の長手方向と直交する方向に相対的に移動し、蒸発口部2から前記成膜材料を放出することで、基板上に蒸着膜を形成するように構成している。
【0016】
本実施例においては、成膜材料が収容される容器1と、この容器1に容器1の長手方向に沿って複数設けられる蒸発口部2a・2bとから成る蒸発源25を採用している。
【0017】
本実施例の前記容器1及びこの容器1の周囲に設けられる蒸発源周辺部材3は、前記開口端面を含む仮想平面より外側に突出せず前記仮想平面の内側に収まるように構成されている。
【0018】
また、容器1には気化した成膜材料が拡散する拡散部4が設けられ、この拡散部4の容器1の長手方向における幅W1は蒸発口部2a・2bの配設幅W2より狭い幅に設定されている。本実施例においては、容器1の下部を材料収容部5とし、上部を拡散部4とした一体型の容器1を採用している。
【0019】
前記複数の蒸発口部2のうち最も外側に設けられた一対の外側蒸発口部2aは、夫々前記容器1の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面を有している。
【0020】
また、外側蒸発口部2a以外の他の蒸発口部2bは、外側蒸発口部2aと同様に容器1の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面を有する構成としても良いし、長手方向内側を向くように傾斜する開口端面を有する構成としても良いし、容器1に垂直に立設された構成としても良い。
【0021】
本実施例においては、最も内側の一組を除く他の蒸発口部2bを外側蒸発口部2aと同様の構成とし、最も内側の一組の蒸発口部2bを容器1に垂直に立設した構成としている。
【0022】
本実施例の蒸発源周辺部材3は、平面視矩形状の容器1の周囲を囲むように設けられる角環状の部材であり、具体的には、容器1の加熱部材及び冷却部材である。
【0023】
本実施例においては、図2,3に図示したように、蒸発源周辺部材3として内側から順に、容器1を加熱するヒータ6と、容器1及びヒータ6からの熱を反射するリフレクタ7と、前記容器1、ヒータ6及びリフレクタ7からの熱を周囲に拡散させないための水冷板8と、容器1、ヒータ6、リフレクタ7及び水冷板8を囲む防着板9とを設けている。また、本実施例においては防着板9は、ヒータ6,リフレクタ7及び水冷板8の上面も覆う形状としている。更に、防着板9は、蒸発口部2a・2bの配設領域を除き、容器1の上面全体も覆う形状としている。
【0024】
容器1は、容器1の長手方向端面から外側蒸発口部2aまでの距離が、容器1の両端部及び前記蒸発源周辺部材3が前記仮想平面の外側に位置しない長さとなるように構成されている。
【0025】
具体的には、容器1の長手方向端面から外側蒸発口部2aまでの長さ、外側蒸発口部2aの開口端面の傾斜角度、蒸発源周辺部材3の厚みを適宜設定し、容器1及び蒸発源周辺部材3が前記仮想平面の内側に収まるように構成されている。ここで、外側蒸発口部2aの開口端面の傾斜角度は30°〜45°に設定するのが好ましい。
【0026】
例えば、図4に図示したように、容器1の長手方向端面から外側蒸発口部2aまでの長さM1、蒸発源周辺部材3の端面から外側蒸発口部2aまでの長さM2及び蒸発源周辺部材3の厚みM3は、外側蒸発口部2aの開口端面の傾斜角度θ、外側蒸発口部2aの(容器1の上面から突出する)先端長L2を用い、以下のようにして決定することができる。なお、図中L1は外側蒸発口部2aの全体長である。
【0027】
M1=L2×sinθ
M2=L2÷sinθ
M3=M2−M1
例えば、L2が40mm、θが40°の場合、M1は25.7mm、M2は62.2mm、M3は36.5mmとなる。
【0028】
また、蒸発源周辺部材3は、図2においては容器1の端部の側面及び端面を囲む構成としているが、容器1の端部の上面まで囲む構成としても良い。例えば、図5に図示した別例1のように、ヒータ6、リフレクタ7及び防着板9が容器1の端部の上面も覆う構成としても良い。
【0029】
また、容器1の構成として上述したような一体型に限らず、例えば図6に図示した別例2の蒸発源25のように、材料収容部5と、拡散部4とが連通部12を介して設けられ、前記材料収容部5と前記拡散部4の2つを合わせて容器1とする分離型としても良い。この場合、拡散部4の幅W1を前記仮想平面から容器1等が外側に突出しないように狭くすれば、材料収容部5の幅W3は前記仮想平面の内側に収めるために短くする必要がないから、拡散部4の幅W1より広くしてより多くの材料を収容できる構成を実現でき、また、材料収容部5の基板温度への影響を抑制できる等、一層良好に成膜を行える構成となる。
【0030】
また、本実施例においては、蒸発口部2a・2bの容器1の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面の傾斜角度を同一としているが、外側蒸発口部2aの開口端面の傾斜角度が最も大きくなるように、各開口端面の傾斜角度を異なる角度に設定しても良い。また、その際、蒸発口部2a・2bの開口端面の傾斜角度は、これより内側の蒸発口部2bの開口端面の傾斜角度以上の角度となるように設定しても良い。
【0031】
この場合、内側の蒸発口部2bから放出した蒸発粒子が外側の蒸発口部2a・2bに付着し再蒸発しない構成とすることができる。また、外側の蒸発口部2a・2bの方が基板端までの距離が長く、より遠くまで蒸発粒子を到達させる必要があるが、外側程傾斜角度を大きくすることで外側の蒸発口部2a・2bから放出される蒸発粒子をより遠くまで到達させることが可能となる。
【0032】
また、図7に図示した別例3のように、外側蒸発口部2aだけでなく、容器1の長手方向外側に向くように傾斜する開口端面を有する他の蒸発口部2bに対しても夫々、容器1及びこの容器1の周囲に設けられる蒸発源周辺部材3が、各蒸発口部2a・2bの開口端面を含む仮想平面より外側に突出せず前記仮想平面の内側に収まるように構成するとより一層効果が大きい。
【0033】
また、一体型の容器1若しくは分離型の容器1の上部を、図8及び図9に図示した別例4のように、左右両端上部若しくは前後両端上部または左右両端上部及び前後両端上部を所定角度で面取りした構成としても良い。図8の場合、容器1の長手方向の蒸発源周辺部材3への材料付着を、図9の場合、蒸発源短手方向前後の蒸発源周辺部材3への材料付着を一層防止できる構成となる。
【0034】
なお、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【符号の説明】
【0035】
1 容器
2a・2b 蒸発口部
3 蒸発源周辺部材
4 拡散部
5 材料収容部
6 ヒータ
7 リフレクタ
8 水冷板
9 防着板
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11