【実施例】
【0187】
2.実施例
実施例1 4−(4−クロロ−3−フルオロベンジル)−1−((3−シクロプロピル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0188】
【化37】
【0189】
表題化合物を、5−シクロプロピル−3−メチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体2,150mg,0.68mmol)及び4−(4−クロロ−3−フルオロベンジル)ピペリジン塩酸塩(中間体4,176mg,0.68mmol)から製造した。反応物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に、DCM/H
2Oを加え、有機層を乾燥し(相分離器)、真空中で濃縮して、油を得た。粗生成物を、0〜100%のEtOAc/石油エーテルで溶出させるシリカを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を0.14g、収率50%で得た。
1H NMR (400 MHz, ACETONITRILE−d
3) δ ppm 0.58 − 0.77 (m, 3 H) 0.97 − 1.12 (m, 2 H) 1.27 − 1.40 (m, 1 H) 1.41 − 1.49 (m, 2 H) 1.71 − 1.76 (m, 3 H) 2.06 − 2.15 (m, 4 H) 2.28 − 2.36 (m, 2 H) 3.43 − 3.51 (m, 2 H) 6.72 − 6.78 (m, 1 H) 6.81 − 6.87 (m, 1 H) 7.12 − 7.18 (m, 1 H) 10.89 − 11.03 (m, 1 H)
MS:ES+ 412
【0190】
実施例2 2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル
【0191】
【化38】
【0192】
フラスコを、窒素及びDCM(10mL)中の2−(4−クロロフェニル)−2−(ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル塩酸塩(中間体5,210mg,0.790mmol)で満たして、無色溶液を得た。3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1;114mg,0.586mmol)及びトリエチルアミン(0.330mL,2.371mmol)を加えた。反応物を室温で2時間攪拌した。反応混合物に、DCM/H
2Oを加え、有機層を乾燥し(相分離器)、真空中で濃縮して、油を得た。粗生成物を、0〜100%のEtOAc/石油エーテル、0〜20%のEtOAc/MeOHで溶出させるシリカを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.25−2.28 (m, 2 H) 2.34 (S, 6 H) 2.75 − 2.78 (m, 2 H) 2.96−2.96 (m, 2 H) 3.01−3.03 (s, 2 H) 3.60 (s, 3 H) 7.16 − 7.29 (m, 2 H) 7.38 − 7.41 (m, 2 H)
MS:ES+ 424
【0193】
実施例3 2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル
【0194】
【化39】
【0195】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,0.32g,1.67mmol)及び2−(4−クロロフェニル)−2−(ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル塩酸塩(中間体6,0.39g,1.67mmol)から製造して、表題化合物(0.49g,76%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.25−2.38 (m, 8 H) 2.75 − 2.78 (m, 2 H) 3.01−3.03 (s, 2 H) 3.18−3.20 (m, 2H) 7.32 − 7.36 (m, 2 H) 7.52 − 7.56 (m, 2 H) 13.0 (s, 1H)
MS:ES+ 391
【0196】
実施例4 2−(2,6−ジフルオロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル
【0197】
【化40】
【0198】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,0.12g,0.58mmol)及び2−(2,6−ジフルオロフェニル)−2−(ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル塩酸塩(中間体7,0.21g,0.89mmol)から製造して、表題化合物(0.23g,67%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.25−2.38 (m, 8 H) 2.82−2.90 (m, 2 H) 2.93−3.03 (m, 2 H) 3.18−3.20 (m, 2H) 7.25−7.33 (m, 2 H) 7.58−7.63 (m, 1 H) 13.0 (s, 1H)
MS:ES+ 393
【0199】
実施例5 2−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル
【0200】
【化41】
【0201】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,0.3g,1.54mmol)及び2−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−2−(ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル塩酸塩(中間体8,0.44g,1.54mmol)から製造して、表題化合物(0.54g,86%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.25−2.38 (m, 8 H) 2.80 − 2.88 (m, 2 H) 2.96−3.03 (m, 2 H) 3.18−3.20 (m, 2H) 7.41 − 7.48 (m, 2 H) 7.60 − 7.63 (m, 1 H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 409
【0202】
実施例6 2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジエチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル
【0203】
【化42】
【0204】
氷浴で冷却しながら、エタノール(50mL)中の3,5−ヘプタンジオン(12.5g,97.5mmol)の溶液を、ヒドラジン水和物(60%,5.72g,107mmol)を滴下して処理した。反応物を、室温で1.5時間攪拌した。反応物を減圧下で濃縮した。反応混合物をDCMとブラインとに分配し、水層をDCMで抽出した。まとめた有機層を、乾燥し(Na
2SO
4)、ろ過し、減圧下で濃縮して、3,5−ジエチル−1H−ピラゾールを得、精製しないで使用した。3,5−ジエチル−1H−ピラゾール(6.0g,0.048mol)を、クロロスルホン酸(30.9g,17.7mL,0.265mol)に、0℃で攪拌しながら滴下した。反応物を80℃へ30分間加熱した。反応物を冷却し、塩化チオニル(6.32g,3.8mL,53.1mol)を滴下した。反応物を65℃へ4時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、攪拌しながら氷(100g)の上に慎重に注いだ。得られた固体をろ過し、真空下で乾燥して、3,5−ジエチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライドを褐色固体(9.15g,収率85%)として得た。
【0205】
表題化合物を、2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジエチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(0.11g,0.47mmol)及び2−(4−クロロフェニル)−2−(ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル塩酸塩(中間体6,0.11g,0.47mmol)から、以下の収率:0.072g(38%)で製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 1.15−1.21 (m, 6 H) 2.40−2.50 (m, 2 H) 2.71−2.78 (m, 2 H) 2.78−2.82 (m, 4 H) 2.98−3.03 (m, 2 H) 3.18−3.22 (m, 2 H) 7.34−7.40 (m, 2 H) 7.50−7.62 (m, 2 H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 419
【0206】
実施例7 2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((1,5−ジメチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル
【0207】
【化43】
【0208】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル-1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、1,5−ジメチル−3−(トリフロオロメチル)−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体9,0.11g,0.47mmol)及び2−(4−クロロフェニル)−2−(ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル塩酸塩(中間体6,0.12g,0.47mmol)から製造して、表題化合物(0.11g,50%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.42−2.50 (m, 5H) 2.75−2.80 (m, 2H) 3.12−3.18 (m, 2H) 3.30−3.40 (m, 2 H) 3.85 (s, 3H) 7.42−7.48 (m, 2 H) 7.52−7.60 (m, 2H)
MS:ES+ 459
【0209】
実施例8 2−(2,6−ジフルオロフェニル)−2−(1−((1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル
【0210】
【化44】
【0211】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(0.14g,0.58mmol)及び2−(2,6−ジフルオロフェニル)−2−(ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル塩酸塩(中間体7,0.11g,0.89mmol)から製造して、表題化合物(0.05g,26%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.20 (s, 3H) 2.20−2.34 (m, 2H) 2.40 (s, 3H) 2.82−2.90 (m, 2H) 2.98−3.00 (m, 2H) 3.18−3.24 (m, 2 H) 3.70 (s, 3H) 7.24−7.30 (m, 2 H) 7.58−7.63 (m, 1H)
MS:ES+ 407
【0212】
実施例9 2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アセトニトリル
【0213】
【化45】
【0214】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,0.12g,0.62mmol)及び2−(ピペリジン−4−イリデン)−2−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)アセトニトリル塩酸塩(中間体10,0.2g,0.62mmol)から製造して、表題化合物(0.14g,50%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.25−2.32 (m, 6H) 2.45−2.30 (m, 2H) 2.80−2.85 (m, 2H) 2.98−3.05 (m, 2H) 3.18−3.22 (m, 2 H) 7.42−7.52 (m, 4H) 13.0 (s, 1H)
MS:ES+ 441
【0215】
実施例10 2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)−3−メチルピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル
【0216】
【化46】
【0217】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,0.085g,0.43mmol)及び2−(4−クロロフェニル)−2−(3−メチルピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル塩酸塩(中間体11,0.12g,0.43mmol)から製造して、表題化合物(0.055g,31%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 1.20 (m, 3H) 2.20−2.25 (m, 2H) 2.42−2.60 (m, 3H) 2.60 (s, 6H) 3.18−3.22 (m, 2 H) 7.25−7.60 (m, 4H) 13 (s, 1H)
MS:ES+ 405
【0218】
実施例11 4−(4−クロロ−2−フルオロベンジリデン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0219】
【化47】
【0220】
4−(4−クロロ−2−フルオロベンジリデン)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを、4−(4−クロロ−3−フルオロベンジリデン)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(中間体3)について記載したように、4−(ブロモメチル)−1−クロロ−3−フルオロベンゼンから製造した。塩化水素(ジオキサン中で4M)(0.384mL,1.535mmol)を、メタノール(5mL)中の4−(4−クロロ−2−フルオロベンジリデン)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.25g,0.767mmol)の懸濁液に加えた。反応物を室温で一晩攪拌した。溶液を真空中で濃縮し、トルエンで共沸させて、4−(4−クロロ−2−フルオロベンジリデン)ピペリジン塩酸塩(0.2g,0.763mmol,収率99%)を白色固体として得た。表題化合物を、4−(4−クロロ−3−フルオロベンジル)−1−((3−シクロプロピル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン(実施例1)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1)及び4−(4−クロロ−2−フルオロベンジリデン)ピペリジン塩酸塩から製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6)δ ppm 2.25 − 2.39 (m, 8 H) 2.41 − 2.47 (m, 2 H) 2.89 − 2.99 (m, 2 H) 3.00 − 3.09 (m, 2 H) 6.22 (s, 1 H) 7.19 − 7.32 (m, 2 H) 7.37 − 7.45 (m, 1 H) 13.05 (br. s., 1 H)
MS:ES+ 384
【0221】
実施例12 4−(4−クロロ−2−フルオロベンジリデン)−1−((1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0222】
【化48】
【0223】
4−(4−クロロ−2−フルオロベンジリデン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン(実施例11)について記載したように、1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライドを用いて製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.24 (s, 3 H) 2.33 − 2.41 (m, 5 H) 2.42 − 2.48 (m, 2 H) 2.90 − 2.96 (m, 2 H) 3.00 − 3.07 (m, 2 H) 3.70 (s, 3 H) 6.22 (s, 1 H) 7.23 − 7.32 (m, 2 H) 7.38 − 7.44 (m, 1 H)
MS:ES+ 398
【0224】
実施例13 4−(1−(4−クロロフェニル)エチリデン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0225】
【化49】
【0226】
p−トルエンスルホン酸一水和物(0.963g,5.06mmol)を、トルエン(15ml)中の4−(1−(4−クロロフェニル)−1−ヒドロキシエチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(中間体12,0.43g,1.265mmol)の溶液に、窒素下で加えた。硫酸マグネシウムを加え、反応物を5時間加熱還流し、次に一夜冷却した。反応物を2M NaOHでクエンチし、混合物を酢酸エチルと水とに分配した。相を分離し、水相を酢酸エチル(2×200ml)で抽出した。まとめた有機相を飽和ブライン(2×100ml)で洗浄し、乾燥し(相分離器)、真空中で濃縮して、4−メチルベンゼンスルホン酸4−(1−(4−クロロフェニル)エチリデン)ピペリジンを得、これをさらなる精製をしないで用いた。
MS:ES+ 222
【0227】
トリエチルアミン(0.386ml,2.77mmol)を、DCM(10ml)中の4−メチルベンゼンスルホン酸4−(1−(4−クロロフェニル)エチリデン)ピペリジン(0.364g,0.924mmol)及び3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,0.216g,1.109mmol)の懸濁液に加えた。反応物を室温で4時間攪拌した。混合物をDCMで希釈し、水(1×25ml)で洗浄し、乾燥し(相分離器)、真空中で濃縮した。粗生成物を、0〜100%の酢酸エチル/石油エーテルで溶出させるシリカを用いたカラムクロマトグラフィーにより精製した。LCMS/NMRは、生成物の混合であることを示している。粗生成物を、アセトニトリル/水(0.1%アンモニアを含む)で溶出させる逆相分取HPLCにより精製して、4−(1−(4−クロロフェニル)エチリデン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン(0.057g,0.150mmol,収率16.24%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 1.90 (s, 3 H) 2.07 − 2.17 (m, 2 H) 2.30 (br. s., 6 H) 2.42 − 2.48 (m, 2 H) 2.78 − 2.87 (m, 2 H) 2.97 − 3.03 (m, 2 H) 7.07 − 7.17 (m, 2 H) 7.32 − 7.40 (m, 2 H) 13.04 (br. s., 1 H)
MS:ES+ 380
【0228】
実施例14 4−(4−クロロベンジリデン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0229】
【化50】
【0230】
4−(4−クロロ−3−フルオロベンジル)−1−((3−シクロプロピル−5−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン(実施例1)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1)及び4−(4−クロロベンジリデン)ピペリジン塩酸塩(中間体13)から製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.30 (br. s., 6 H) 2.36 − 2.43 (m, 2 H) 2.45 − 2.48 (m, 2 H) 2.90 − 2.97 (m, 2 H) 3.00 − 3.06 (m, 2 H) 6.32 (s, 1 H) 7.17 − 7.23 (m, 2 H) 7.33 − 7.40 (m, 2 H) 13.03 (br. s., 1 H)
MS:ES− 364
【0231】
実施例15 2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル
【0232】
【化51】
【0233】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)アセトニトリル(実施例3)について記載したように、1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライドを用いて製造した。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.08−2.20 (m, 4H) 2.48−2.50 (m, 4 H) 2.78 (s, 3H) 3.70 (s, 3 H) 7.32−7.38 (m, 2 H) 7.48−7.52 (m, 2 H)
MS:ES+ 405
【0234】
実施例16 4−((4−クロロフェニル)フルオロメチレン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0235】
【化52】
【0236】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,232mg,1.194mmol)及び4−((4−クロロフェニル)フルオロメチレン)ピペリジン塩酸塩(中間体14,313mg,1.194mmol)から製造して、表題化合物(0.31g,67%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.25 − 2.42 (m, 10 H) 2.96 − 3.08 (m, 4 H) 7.40 − 7.46 (m, 2 H) 7.48 − 7.52 (m, 2 H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 384
【0237】
実施例17 4−((3−クロロ−4−フルオロフェニル)フルオロメチレン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0238】
【化53】
【0239】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,217mg,1.11mmol)及び4−((3−クロロ−4−フルオロフェニル)フルオロメチレン)ピペリジン塩酸塩(中間体15,312mg,1.11mmol)から製造して、表題化合物(0.19g,42%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.20 −2.35 (m, 10 H) 2.86 − 3.10 (m, 4 H) 7.40 − 7.50 (m, 2 H) 7.64 − 7.70(m,1 H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 402
【0240】
実施例18 4−((2,4−ジクロロフェニル)フルオロメチレン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0241】
【化54】
【0242】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,260mg,1.33mmol)及び4−((2,4−ジクロロフェニル)フルオロメチレン)ピペリジン塩酸塩(中間体16,480mg,1.33mmol)から製造して、表題化合物(0.26g,48%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.00 − 2.15 (m, 2 H) 2.20− 2.40 (br s, 6H) 2.50−2.55 (m, 2H) 2.85−2.96 (m, 2H) 3.08 − 3.12 (m, 2 H) 7.40 − 7.44 (m, 2 H) 7.55 (s, 1 H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 418
【0243】
実施例19 4−((3,4−ジクロロフェニル)フルオロメチレン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0244】
【化55】
【0245】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,385mg,1.97mmol)及び4−((3,4−ジクロロフェニル)フルオロメチレン)ピペリジン塩酸塩(中間体17,712mg,1.97mmol)から製造して、表題化合物(0.57g,69%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.20 − 2.40 (m, 10 H) 2.90 − 3.10 (m, 4 H) 7.39 − 7.45 (m, 1 H) 7.70 − 7.80 (m, 2 H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 418
【0246】
実施例20 4−((4−クロロ−3−フルオロフェニル)フルオロメチレン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0247】
【化56】
【0248】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,178mg,0.91mmol)及び4−((4−クロロ−3−フルオロフェニル)フルオロメチレン)ピペリジン塩酸塩(中間体18,256mg,0.91mmol)から製造して、表題化合物(0.23g,61%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.20 − 2.50 (m, 10 H) 2.95 − 3.12 (m, 4 H) 7.25 − 7.31 (m, 1 H) 7.42 − 7.48 (m, 1 H) 7.58 − 7.67 (m, 1H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 402
【0249】
実施例21 4−((4−クロロ−2−フルオロフェニル)フルオロメチレン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0250】
【化57】
【0251】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,25mg,0.13mmol)及び4−((4−クロロ−2−フルオロフェニル)フルオロメチレン)ピペリジン塩酸塩(中間体19,45mg,0.13mmol)から製造して、表題化合物(0.036g,68%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.14 − 2.18 (m, 2 H) 2.26 (s, 3H) 2.36 (s, 3H) 2.48−2.53 (m, 2H) 2.96 − 3.08 (m, 2 H) 3.10 − 3.16 ( m, 2H) 7.36 − 7.41 (m, 1 H) 7.47 − 7.52 (m, 1 H) 7.58 − 7.67 (m, 1H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 402
【0252】
実施例22 4−((2,4−ジフルオロフェニル)フルオロメチレン)−1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン
【0253】
【化58】
【0254】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,892mg,4.58mmol)及び4−((2,4−ジフルオロフェニル)フルオロメチレン)ピペリジン塩酸塩(中間体20,1039mg,4.58mmol)から製造して、表題化合物(1.2g,68%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.16 − 2.22 (m, 2 H) 2.34−2.45 (m, 6H) 2.55−2.60 (m, 2H) 2.91 − 3.08 (m, 2 H) 3.10−3.22 (m, 2H) 7.14 − 7.22 (m, 1 H) 7.31 − 7.38 (m, 1 H) 7.38 − 7.55n (m, 1H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 400
【0255】
実施例23 3−((1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)フルオロメチル)キノリン
【0256】
【化59】
【0257】
2−(4−クロロフェニル)−2−(1−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)スルホニル)ピペリジン−4−イリデン)酢酸メチル(実施例2)について記載したように、3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−スルホニルクロライド(中間体1,117mg,0.59mmol)及び3−(フルオロ(ピペリジン−4−イリデン)メチル)キノリン塩酸塩(中間体21,167mg,0.59mmol)から製造して、表題化合物(0.045g,18%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO− d
6) δ ppm 2.25 − 2.41 (m, 6 H) 2.45 − 3.50 (m, 2 H) 2.62 − 2.65 (m, 2H) 2.99 − 3.05 (m, 2H) 3.08 − 3.12 (m, 2H) 7.67 − 7.71 (m, 1 H) 7.80 − 7.90 (m, 1 H) 8.05 − 8.10 (m, 2H) 8.45 (s, 1H) 8.90 (s, 1H) 13.0 (s, 1 H)
MS:ES+ 401
【0258】
3.バイオアッセイ
プロキネチシン受容体1(PKR1)アンタゴニストは、Gqを介したイノシトール三リン酸(IP3)レベルの増加により誘発される細胞内カルシウムレベルの変化を測定することによって、機能的に評価され得る。ヒトPKR1受容体を発現するRBL2H3細胞におけるPK1を介したカルシウムの細胞内放出を阻害する化合物の能力を、インビトロにおける化合物のアンタゴニスト活性を尺度として判定する。
【0259】
アッセイウェル当り約10,000の細胞を、384ウェルプレート(コーニング)の通常の培地に播種する。播種から24時間後、培地を1mMプロベネシド及び1x Calcium 5 Reagent(Molecular Devices)を含有するアッセイバッファー(1x Hanks平衡塩溶液,25mM HEPES,0.1% w/v 脂肪酸不含BSA(ウシ血清アルブミン),pH7.4)で置き換えることにより、細胞にカルシウム感受性蛍光色素を添加する。細胞を37℃で1時間インキュベートして、色素を取り込ませる。
【0260】
アンタゴニスト活性を試験するために、最終濃度が0.32nM〜10μMの範囲の(アッセイバッファーで希釈した)試験化合物を、アッセイウェルに加え、PK1での刺激の前に10分間インキュベートさせる。試験化合物でのインキュベーション後、アッセイプレートをFLIPR Tetra(Molecular Devices)に置き、(アッセイバッファーで希釈した)PK1を、求めたEC80濃度(最終)で加える。細胞内カルシウムレベルのリガンド依存性変化を、525nMでの色素の蛍光、次いで485nMでの励起における変化を測定することにより判定する。アンタゴニストを含まないウェルからの読み取りにより、4つのパラメーターの当てはめアルゴリズムを使用して、阻害のパーセンテージの曲線をプロットすることが可能になり、IC
50値を、各試験化合物について計算する。
【0261】
結果
【0262】
【表1】
【0263】
上記で試験した化合物は、10μMよりかなり低いIC
50値を示し、プロキネチシン受容体でアンタゴニスト活性を示す最も有力な化合物は、IC
50値が<1μMである。