特許第6697913号(P6697913)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ラピスセミコンダクタ株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6697913-プローブ 図000002
  • 特許6697913-プローブ 図000003
  • 特許6697913-プローブ 図000004
  • 特許6697913-プローブ 図000005
  • 特許6697913-プローブ 図000006
  • 特許6697913-プローブ 図000007
  • 特許6697913-プローブ 図000008
  • 特許6697913-プローブ 図000009
  • 特許6697913-プローブ 図000010
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6697913
(24)【登録日】2020年4月30日
(45)【発行日】2020年5月27日
(54)【発明の名称】プローブ
(51)【国際特許分類】
   G01R 1/073 20060101AFI20200518BHJP
   H01L 21/66 20060101ALI20200518BHJP
【FI】
   G01R1/073 A
   H01L21/66 B
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-56101(P2016-56101)
(22)【出願日】2016年3月18日
(65)【公開番号】特開2017-172999(P2017-172999A)
(43)【公開日】2017年9月28日
【審査請求日】2018年12月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】308033711
【氏名又は名称】ラピスセミコンダクタ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079119
【弁理士】
【氏名又は名称】藤村 元彦
(74)【代理人】
【識別番号】100147728
【弁理士】
【氏名又は名称】高野 信司
(72)【発明者】
【氏名】金野 雄介
【審査官】 田口 孝明
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2006/068156(WO,A1)
【文献】 特開2001−052827(JP,A)
【文献】 特開2003−254994(JP,A)
【文献】 米国特許第04871964(US,A)
【文献】 特開平09−304433(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
IPC G01R 1/06−1/073、
31/26、
31/28−31/30、
H01L 21/64−21/66
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
検査対象物の電極パッドを介して検査用の電気信号の供給及び取得を行うプローブカードに結合され、前記プローブカードの表面から突出しているプローブであって、
前記電極パッドに接触させる為の第1の接触端部を有するコンタクトピンと、
前記コンタクトピンから分岐して形成されており、前記電極パッドに接触させる為の第2の接触端部を有する弾性変形可能なスクラッチピンと、を有し、
前記第2の接触端部から前記プローブカードの表面までの距離が前記第1の接触端部から前記プローブカードの表面までの距離よりも大きく、
前記第1の接触端部と前記第2の接触端部とを直線で結ぶ軸方向に直交しており且つ前記プローブカードの表面と平行な方向における前記第2の接触端部の幅が、前記軸方向に直交しており且つ前記プローブカードの表面と平行な方向における前記第1の接触端部の幅よりも大きいことを特徴とするプローブ。
【請求項2】
前記スクラッチピンは、直線の棒形状を有することを特徴とする請求項1記載のプローブ。
【請求項3】
前記スクラッチピンは、1点で折り曲げられた棒形状を有することを特徴とする請求項1記載のプローブ。
【請求項4】
前記スクラッチピンは、夫々が1点で折り曲げられた棒形状を有する第1及び第2のスクラッチピン部を含み、
前記第1のスクラッチピン部の端部と前記第2のスクラッチピン部の端部とが結合しており、前記第1及び第2のスクラッチピン部各々の前記端部同士の結合部が前記第2の接触端部であることを特徴とする請求項1記載のプローブ。
【請求項5】
前記スクラッチピンは、着脱自在にて前記コンタクトピンから分岐形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のプローブ。
【請求項6】
前記コンタクトピンに装着されており、前記スクラッチピンを着脱自在にて固定支持するアダプタを有することを特徴とする請求項5に記載のプローブ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品、或いは半導体デバイス等の検査対象物の電極パッドに接触させるプローブに関する。
【背景技術】
【0002】
検査対象物としての半導体ウェハの電気的特性を検査するには、先ず、当該半導体ウェハの電極パッドに、金属製のプローブを接触させる。この際、半導体ウェハの電極パッドの表面に酸化膜が形成されていると、正確な検査結果が得られなくなる。そこで、プローブを半導体ウェハの電極パッドに接触したまま、当該プローブ自体で電極パッドの表面を擦ることにより、酸化膜を剥がすようにしたプローブカードが提案された(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平08−8311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、プローブで電極パッドの表面から酸化膜を剥がすと、剥がし取られた酸化膜がプローブの先端に付着し、付着した酸化物により当該プローブが劣化してしまうという問題が生じた。
【0005】
本発明は、プローブ自体で電極パッドの表面から酸化膜を剥がす処理を行っても、長期に亘り精度の高い検査を行うことが可能なプローブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るプローブは、検査対象物の電極パッドを介して検査用の電気信号の供給及び取得を行うプローブカードに結合され、前記プローブカードの表面から突出しているプローブであって、前記電気パッドに接触させる為の第1の接触端部を有するコンタクトピンと、前記コンタクトピンから分岐して形成されており、前記電気パッドに接触させる為の第2の接触端部を有する弾性変形可能なスクラッチピンと、を有し、前記第2の接触端部から前記プローブカードの表面までの距離が前記第1の接触端部から前記プローブカードの表面までの距離よりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るプローブによれば、検査用の電気信号の供給又は取得を行う為に検査対象物の電極パッドに接触させる第1の接触端部よりも先に、第2の接触端部が電極パッドに接触し、当該電極パッドの表面に付着している酸化膜が取り除かれるようになる。よって、第1の接触端部には酸化物付着に伴う劣化が生じないので、プローブ自体で電極パッドの表面から酸化膜を剥がす処理を行っても、長期に亘り精度の高い検査を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】検査装置100の概略構成を示す図である。
図2】本発明に係るプローブの一例を示すプローブ30の外観図である。
図3】プローブコンタクト処理の手順を示す図である。
図4】プローブ30の他の一例を示す外観図である。
図5図4に示すプローブ30を、コンタクトピン301の接触端部f1の下方側から眺めた図である。
図6図2に示すプローブ30におけるコンタクトピン301の接触端部f1の横断面と、スクラッチピン302の接触端部f2の横断面とを示す図である。
図7図4及び図5に示すプローブ30における接触端部f2の他の形態を示す図である。
図8図2に示すプローブ30の変形例を示す外観図である。
図9図4及び図5に示すプローブ30の変形例を示す外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0010】
図1は、検査装置100の概略構成を示す図である。図1に示すように、検査装置100は、ステージ21、ステージ移動機構22、本発明に係るプローブ30が結合されているプローブカード31及び検査管理部32を有する。
【0011】
ステージ21は、検査対象物としての半導体ウェハWをその表面上に固定する。
【0012】
ステージ移動機構22は、半導体ウェハWが固定されているステージ21を、上下方向、及び水平方向に移動する。
【0013】
プローブカード31は、検査管理部32から供給された検査制御信号に応じて検査用の電気信号をプローブ30を介して半導体ウエハWに形成されている電極パッドPdに供給する。また、プローブカード31は、半導体ウエハWの電極パッドPdからプローブ30を介して取得した電気信号を検査結果信号として検査管理部32に供給する。
【0014】
検査管理部32は、上記した検査制御信号をプローブカード31に供給すると共に、プローブカード31から供給された検査結果信号を半導体ウェハWの各電極パッドPdに対応づけして記憶する。
【0015】
図2は、プローブ30の一例を示す外観図である。図2に示すように、プローブ30は、プローブカード31の表面に結合されており、その表面から突出している。プローブ30は、コンタクトピン301と、スクラッチピン302とを有する。コンタクトピン301及びスクラッチピン302は共に、弾性変形可能な直線棒状の金属材料からなる。
【0016】
コンタクトピン301は端部pと接触端部f1(第1の接触端部)とを有する。コンタクトピン301の端部pは、ローブカード31の表面に結合されている。尚、コンタクトピン301の端部pが結合されているプローブカード31の表面を、以降、結合表面と称する。コンタクトピン301の接触端部f1は、検査用の電気信号の供給又は取得を行う際に、半導体ウェハWの電極パッドPdに接触する。
【0017】
スクラッチピン302は、コンタクトピン301の表面上における、当該コンタクトピン301の接触端部f1から例えば1cm以上離間した位置から分岐して形成されている。スクラッチピン302は、電極パッドPdと接触して当該電極パッドPdの表面を擦ることによってその表面に付着する酸化膜を剥がす役目を担う接触端部f2(第2の接触端部)を有する。
【0018】
尚、図2に示すように、プローブカード31の結合表面とスクラッチピン302の接触端部f2との間の距離L1は、当該プローブカード31の結合表面とコンタクトピン301の接触端部f1との間の距離L2よりも大である。すなわち、コンタクトピン301の接触端部f1よりもスクラッチピン302の接触端部f2の方がプローブカード31の結合表面から突出しているのである。
【0019】
次に、図2に示す構成を有するプローブ30が結合されているプローブカード31を備えた検査装置100において為される、プローブのコンタクト処理の手順について図3を参照しつつ説明する。
【0020】
先ず、ステージ移動機構22は、検査対象となる半導体ウェハWが固定されているステージ21を上方に徐々に移動させる。これにより、図3の(a)に示すように、コンタクトピン301の接触端部f1及びスクラッチピン302の接触端部f2のうちの接触端部f2の方が先に半導体ウェハWの電極パッドPdの表面位置C1に接触する。
【0021】
ここで、ステージ移動機構22は、図3の(a)に示す状態から、図3の(b)に示すようにコンタクトピン301の接触端部f1が電極パッドPdの表面に接触する直前の位置まで、ステージ21を引き続き上方に移動させる。
【0022】
これにより、図3の(b)に示すようにスクラッチピン302が湾曲し、その接触端部f2が、電極パッドPdの表面に押しつけられた状態のまま、表面位置C1から表面位置C2に移動する。よって、このスクラッチピン302の接触端部f2の移動により、図3の(b)に示す表面位置C1から表面位置C2までの区間RAに亘って、電極パッドPdの表面に付着している酸化膜が剥がされる。つまり、電極パッドPdの表面の区間RAに付着されている酸化膜がスクラッチピン302によって取り除かれるのである。
【0023】
その後、ステージ移動機構22は、コンタクトピン301の接触端部f1の真下に電極パッドPdの区間RAが表れるようになるまで、上記したスクラッチピン302の接触端部f2の移動方向とは反対の水平方向にステージ21を移動させる。そして、ステージ移動機構22は、図3の(c)に示すように、コンタクトピン301の接触端部f1が電極パッドPdの表面に接触するまで、ステージ21を上方に移動させる。
【0024】
これにより、コンタクトピン301の接触端部f1は、電極パッドPdの表面上において、スクラッチピン302によって酸化膜が取り除かれた区間RAに接触することになる。 よって、図2に示す構成を有するプローブ30によれば、コンタクトピン301を介して接触抵抗の少ない良好な検査が為されるようになる。
【0025】
この際、電極パッドPdの表面に付着した酸化膜はスクラッチピン302の接触端部f2によって剥がされるので、その剥がされた酸化物がコンタクトピン301の接触端部f1に付着することはない。よって、プローブ30によれば、コンタクトピン301には酸化物付着に伴う劣化が生じないので、プローブ自体で電極パッドの表面から酸化膜を剥がす処理を行っても、長期に亘り精度の高い検査を行うことが可能となる。
【0026】
尚、プローブ30としては、図2に示す形態に限定されない。例えば、図2に示す一例では、スクラッチピン302はコンタクトピン301と同様な直線棒状の形態を有しているが、当該スクラッチピン302としては、棒状の金属材料を例えば1点で折り曲げた形態を有するものを採用しても良い。また、プローブ30として、単一のコンタクトピン301から複数のスクラッチピン302を分岐形成したものを採用しても良い。
【0027】
図4は、かかる点に鑑みて為されたプローブ30の他の一例を示す外観図であり、図5は、図4に示すプローブ30を、スクラッチピンの下方側から眺めた図である。
【0028】
図4及び図5に示すプローブ30は、図2に示すスクラッチピン302に代えてスクラッチピン302R及び302Lを採用したものであり、コンタクトピン301については図2に示すものと同一である。スクラッチピン302R及び302Lの各々は、弾性変形可能な棒状の金属材料が1点で折り曲げられた折曲げ棒形状を有する。スクラッチピン302R及び302Lは、コンタクトピン301の表面上における、当該コンタクトピン301の接触端部f1から例えば1cm以上離間した位置から、図5に示すように、互いに所定角Q(Qは180度未満)をもって分岐形成されている。また、図4及び図5に示すプローブ30では、スクラッチピン302R及び302L各々の端部は結合しており、その結合部が接触端部f2となる。
【0029】
更に、図4及び図5に示すプローブ30では、プローブカード31の結合表面と接触端部f2との間の距離L1は、当該結合表面とコンタクトピン301の接触端部f1との間の距離L2よりも大である。すなわち、図4及び図5に示す構成においても、図2に示す構成と同様に、コンタクトピン301の接触端部f1(第1の接触端部)よりもスクラッチピン302の接触端部f2(第2の接触端部)の方がプローブカード31の結合表面から突出しているのである。尚、図4及び図5に示すプローブ30では、コンタクトピン301の端部pの中心点と接触端部f1の中心点とを直線で結ぶ軸上に、スクラッチピン302R及び302Lの接触端部f2が重ならないように、スクラッチピン302R及び302Lの各々が形成されている。
【0030】
図4及び図5に示す構成を有するプローブ30が結合されているプローブカード31を備えた検査装置100においても、図3の(a)〜(c)に示す手順にてプローブのコンタクト処理を行う。これにより、スクラッチピン302R及び302Lの接触端部f2で電極パッドの表面の区間RAに付着している酸化膜を剥がし、その酸化膜が取り除かれた区間RAにコンタクトピン301の接触端部f1を接触させるのである。よって、図2に示す構成を採用した場合と同様に、コンタクトピン301を介して接触抵抗の少ない良好な検査が為されるようになる。更に、電極パッドPdの表面に付着した酸化膜はスクラッチピン302R及び302Lの接触端部f2で剥がされるので、コンタクトピン301の接触端部f1には酸化物が付着することはない。
【0031】
よって、図4及び図5に示す構成を有するプローブ30においても、スクラッチピン302R及び302Lの接触端部f2で剥がされた酸化物がコンタクトピン301には付着しない。従って、プローブ自体で電極パッドの表面から酸化膜を剥がす処理を行っても、長期に亘り精度の高い検査を行うことが可能となる。
【0032】
更に、図4及び図5に示す構成を採用すれば、目視にて、コンタクトピン301の接触端部f1を電極パッドPdの位置に移動させる場合には、どの方向から眺めてもコンタクトピン301の接触端部f1がスクラッチピン302R及び302Lの死角に隠れてしまうことはない。これにより、目視にて、コンタクトピン301の接触端部f1を容易に電極パッドPdの位置に移動させることが可能となる。
【0033】
尚、上記実施例においては、スクラッチピン(302、302R、302L)の接触端部f2の幅を、コンタクトピン301の接触端部f1の幅よりも大きくするのが好ましい。すなわち、接触端部f1と接触端部f2とを直線で結ぶ軸方向に直交しており、且つプローブカード31の結合表面と平行な方向におけるスクラッチピンの接触端部f2の幅を、コンタクトピン301の接触端部f1の幅よりも大きくするのである。
【0034】
図6は、図2に示す構成を有するプローブ30におけるスクラッチピン302の接触端部f2の横断面と、コンタクトピン301の接触端部f1の横断面とを示す図である。図6に示すように、接触端部f2と接触端部f1とを直線で結ぶ軸方向YQに直交しており、且つプローブカード31の結合表面と平行な方向におけるスクラッチピン302の接触端部f2の幅R1を、コンタクトピン301の接触端部f1の幅R2よりも大きくする。
【0035】
これにより、スクラッチピン302の接触端部f2にて、電極パッドPdの表面上の区間RAに亘り取り除かれる酸化膜の幅が、コンタクトピン301の接触端部f1の幅よりも大きくなる。よって、コンタクトピン301の接触端部f1を確実に、電極パッドPdの区間RA内における酸化膜が取り除かれた領域に接触させることが可能となる。
【0036】
尚、図4及び図5に示される構成を有するプローブ30では、接触端部f2の幅R2を広げる為に、接触端部f2として、図5に示す形態に代えて図7に示す形態を有するものを採用しても良い。尚、図7は、図5と同様にプローブ30をスクラッチピン302R及び302Lによる接触端部f2の下方側から眺めた図である。図7に示すように、接触端部f2と接触端部f1とを直線で結ぶ軸方向YQと直交する方向において、接触端部f2の幅R1は、コンタクトピン301の接触端部f1の幅R2よりも大となっている。
【0037】
また、上記実施例におけるプローブ30では、スクラッチピン(302、302R、302L)がコンタクトピン301から分岐しているが、当該スクラッチピンが着脱自在にてコンタクトピン301から分岐形成される構成を採用しても良い。
【0038】
図8は、かかる点に鑑みて為された図2に示すプローブ30の変形例を示す外観図であり、図9は、図4及び図5に示すプローブ30の変形例を示す外観図である。図8及び図9に示す構成では、コンタクトピン301にアダプタ304が装着されており、このアダプタ304が、スクラッチピン(302、302R、302L)を着脱自在にて、図2又は図4に示す形態と同様な形態で当該スクラッチピンを固定支持する。
【0039】
図8及び図9に示す構成によれば、スクラッチピン(302、302R、302L)が摩耗した場合には、コンタクトピン301はそのままとし、スクラッチピンだけを新たなものに交換すれば良いので、使用者側の運用コストを削減させることが可能となる。
【符号の説明】
【0040】
30 プローブ
301 コンタクトピン
302、302R、302L スクラッチピン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9