技術分野
ポンプに備えられた軸封装置を他のタイプの軸封装置に交換可能とするためのシール取り付け構造に関し、特にグランドパッキンをメカニカルシールに交換可能とするための構造に関する。また、本発明は、そのようなシール取り付け構造を備えたポンプに関する。さらに、本発明は、グランドパッキンをメカニカルシールに交換する方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ポンプでは、その軸封装置をグランドパッキン101からメカニカルシール201に変更したいとの要請があることがある。しかしながら、図3と図4との対比から分かるように、グランドパッキン101用の軸105と、メカニカルシール201用の軸205は、その構成において違いがある。より具体的には、グランドパッキン101用の軸105は、グランドパッキン101よりも軸方向において外側にねじ部105aを有するのに対して、メカニカルシール201用の軸205は、メカニカルシール201よりも軸方向において内側にねじ部205aを有する。このため、グランドパッキン101をメカニカルシール201に置き換えるためには、グランドパッキン101用の軸105をメカニカルシール201用の軸に加工する必要がある。具体的には、図4に示すねじ部205aを軸105に形成する必要がある。あるいは、軸105自体をメカニカルシール201用の軸に交換しなければならない。このような軸105の加工または交換は、ポンプ全体の分解を伴うため、作業期間が長くなるのみならず、コストがかかってしまう。
そこで、本発明は、ポンプの軸を加工または交換することなく、軸封装置をグランドパッキンからメカニカルシールに容易に変更することができるシール取り付け構造を提供することを目的とする。また、本発明は、そのようなシール取り付け構造を備えたポンプを提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、メカニカルシールをポンプに取り付けるためのシール取り付け構造において、前記ポンプの軸に取り付け可能であって、かつねじ部を外周面に有するシールスリーブと、前記ねじ部に螺合可能な位置決めナットと、前記シールスリーブに対する前記位置決めナットの相対位置を固定するための廻り止めねじとを備え、前記位置決めナットは、前記メカニカルシールの回転環に接触可能な・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、羽根車の位置決めのためにメカニカルシールの回転環を軸方向に移動させた後に、位置決めナットで回転環を最適な位置に調整することが可能である。したがって、グランドパッキン用の軸をそのまま使用しながら、グランドパッキンをメカニカルシールに交換することができる。結果として、交換に要する作業時間およびコストを大幅に削減することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明のシール取り付け構造の一実施形態を示す断面図である。
【図2】 図1に示すシール取り付け構造およびメカニカルシールを備えたポンプの一実施形態を示す断面図である。
【図3】 グランドパッキンを示す断面図である。
【図4】 メカニカルシールを示す断面図である。
1 シールスリーブ
1a ねじ部
5 位置決めナット
5a ねじ穴
5b きり穴
6 位置決め面
7 廻り止めねじ
10 シールカバー
11 廻り止めピン
12 冷却液用孔
32 羽根車
37 ディフューザ
39 ガイドベーン
40 ケーシング
46a,46b 軸受
48 吸込口
49 吐出口
101 グランドパッキン
102 スタッフィングボックス
105 軸
107 グランドスリーブ
110 パッキン押えフランジ
112 ボルト
113 ナット
115 ブッシュ
118 ステージスリーブ
120 押えリング
121 スリーブナット
122 止めねじ
201 メカニカルシール
202 スタッフィングボックス
205 軸
207 シールスリーブ
210 回転環
211 固定環
212 シールリング
213 ばね
215 ばねホルダ
217 セットリング
218 第1止めねじ
219 第2止めねじ
222 ステージスリーブ
224 スリーブナット
225 止めねじ
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