技術分野
円偏光板及び広帯域λ/4板、並びに、それを備えた有機エレクトロルミネッセンス表示装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1〜6に記載されたような広帯域λ/4板によれば、広い波長範囲の光で略1/4波長の位相差を達成できるので、広い波長範囲において外光の反射を低減できる円偏光板を実現できる。
ところで、偏光フィルムと広帯域λ/4板とを組み合わせた円偏光板では、偏光フィルムの吸収軸、λ/2板の遅相軸、及び、λ/4板の遅相軸という光軸の方向を、これらの光軸が所定の角度をなすように調整することが求められる。
しかし、正面方向以外の傾斜方向から円偏光板を見た場合、前記の光軸がなす見かけ上の角度が、所定の角度からずれることがある。そのため、従来の円偏光板は、正面方向においては外光の反射を低減できるが、正面方向以外の傾斜方向においては外光の反射を効果的に低減できないことがあった。特に、広帯域λ/4板を備える円偏光板は、λ/4板だけでなくλ/2板も備えるので、光軸の数が従来の円偏光板よりも多くなっている。そのため、広帯域λ/4板を備える円偏光板では、見かけ上の光軸のずれが、λ/2板を備えない従来の円偏光板よりも大きくなり、傾斜方向における外光の反射を低減する能力に劣る傾向があった。
本発明は上述した課題に鑑みて創案されたもので、正面方向及び傾斜方向のいずれにおいても外光の反射を効果的に低減できる円偏光板;正面方向及び傾斜方向のいずれにおいても外光の反射を効果的に低減できる円偏光板を実現しうる広帯域λ/4板;並びに、前記の円偏光板又は広帯域λ/4板を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者は前記課題を解決するべく、鋭意検討した。その結果、偏光フィルム、λ/2板及びλ/4をこの順に備える円偏光板において、下記(1)〜(3)を組み合わせることにより、正面方向及び傾斜方向のいずれにおいても外光の反射を効果的に低減できることを見い出した。
(1)偏光フィルムの吸収軸とλ/2板の遅相軸とがなす角度を所定の範囲に収め、且つ、偏光フィルムの吸収軸とλ/4板の遅相軸とがなす角度を・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、正面方向及び傾斜方向のいずれにおいても外光の反射を効果的に低減できる円偏光板;正面方向及び傾斜方向のいずれにおいても外光の反射を効果的に低減できる円偏光板を実現しうる広帯域λ/4板;並びに、前記の円偏光板又は広帯域λ/4板を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置を提供できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の一円偏光板の分解斜視図である。
100 円偏光板
110 偏光フィルム
111 偏光フィルムの吸収軸
112 偏光フィルムの吸収軸をλ/2板の表面に投影した軸
113 偏光フィルムの吸収軸をλ/4板の表面に投影した軸
120 λ/2板
121 λ/2板の遅相軸
130 λ/4板
131 λ/4板の遅相軸
140 広帯域λ/4板
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