特許第6807656号(P6807656)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6807656膜スタック形成のためのデュアルチャネルシャワーヘッド
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6807656
(24)【登録日】2020年12月10日
(45)【発行日】2021年1月6日
(54)【発明の名称】膜スタック形成のためのデュアルチャネルシャワーヘッド
(51)【国際特許分類】
   H01L 21/31 20060101AFI20201221BHJP
   H01L 21/3065 20060101ALI20201221BHJP
   C23C 16/455 20060101ALI20201221BHJP
【FI】
   H01L21/31 C
   H01L21/302 101L
   C23C16/455
【請求項の数】13
【外国語出願】
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2016-90190(P2016-90190)
(22)【出願日】2016年4月28日
(65)【公開番号】特開2017-11261(P2017-11261A)
(43)【公開日】2017年1月12日
【審査請求日】2019年4月22日
(31)【優先権主張番号】62/155,897
(32)【優先日】2015年5月1日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/275,516
(32)【優先日】2016年1月6日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390040660
【氏名又は名称】アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】APPLIED MATERIALS,INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】アラヤヴァッリ, カウシィク
(72)【発明者】
【氏名】ハン, シンハイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャー, プラケット ピー.
(72)【発明者】
【氏名】尾方, 正樹
(72)【発明者】
【氏名】チアン, チーチュン
(72)【発明者】
【氏名】コウ, アレン
(72)【発明者】
【氏名】ムクティ, ンダンカ オー.
(72)【発明者】
【氏名】ブリッチャー, チュイ
(72)【発明者】
【氏名】バンサル, アミット クマール
(72)【発明者】
【氏名】バラスブラマニアン, ガネーシュ
(72)【発明者】
【氏名】ロチャ−アルヴァレス, フアン カルロス
(72)【発明者】
【氏名】キム, ボク ホーエン
【審査官】 宇多川 勉
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−101064(JP,A)
【文献】 国際公開第2010/013746(WO,A1)
【文献】 特開2011−071498(JP,A)
【文献】 特表2006−513323(JP,A)
【文献】 特開2012−060101(JP,A)
【文献】 特開2014−157944(JP,A)
【文献】 米国特許第08334062(US,B1)
【文献】 特表2017−512375(JP,A)
【文献】 特開2011−228343(JP,A)
【文献】 特開平09−129563(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 21/31
C23C 16/455
H01L 21/3065
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体処理チャンバのためのシャワーヘッドであって、
第1のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第1の開口と、前記第1のガスチャネルから流体的に分離している第2のガスチャネルを含む前記本体を通って形成された複数の第2の開口とを有する、導電性材料を含む本体であって、前記第1の開口の各々が、前記第2の開口の各々と異なる形状寸法を有している本体
を備え
前記本体は、前記本体の一面に前記複数の第1の開口及び前記複数の第2の開口と共に点在するブラインドコーンであって、前記本体の一面から凹んだ円錐状の表面を有し、前記第1のガスチャネル及び前記第2のガスチャネルから流体的に分離された、ブラインドコーンを備える、シャワーヘッド。
【請求項2】
前記複数の第1の開口及び前記複数の第2の開口の各々が、フレア状の開口を含み、前記第1の開口の前記フレア状の開口が、前記第2の開口の前記フレア状の開口の形状寸法と異なる形状寸法を有している、請求項1に記載のシャワーヘッド。
【請求項3】
前記第2の開口の前記フレア状の開口の長さが、前記第1の開口の前記フレア状の開口の長さよりも短い、請求項2に記載のシャワーヘッド。
【請求項4】
前記第1の開口及び第2の開口の1つ又は両方の前記フレア状の開口が粗面を含む、請求項2に記載のシャワーヘッド。
【請求項5】
前記第1の開口及び第2の開口の1つ又は両方の前記フレア状の開口がコーティングを含む、請求項2に記載のシャワーヘッド。
【請求項6】
前記コーティングがSiMgAlを含み、
v+w+x+y+z=1(不純物を除く)であって、
vは、約0.0196から約0.2951であり;
wは、約0.0131から約0.1569であり;
xは、約0.0164から約0.0784であり;
yは、約0.0197から約0.1569であり;
zは、約0.5882から約0.6557である、請求項5に記載のシャワーヘッド。
【請求項7】
前記第1の開口及び第2の開口の1つ又は両方の前記フレア状の開口が丸コーナーを含む、請求項2に記載のシャワーヘッド。
【請求項8】
前記ブラインドコーンが、前記本体の中心エリアの中に形成される、請求項1から7のいずれか一項に記載のシャワーヘッド。
【請求項9】
半導体処理チャンバのためのシャワーヘッドであって、
第1のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第1の開口と、前記第1のガスチャネルから流体的に分離している第2のガスチャネルを含む前記本体を通って形成された複数の第2の開口とを有する、導電性材料を含む本体であって、前記第1の開口の各々が、前記第2の開口の各々と異なる形状寸法を有しており、前記複数の第1の開口及び前記複数の第2の開口の各々が、フレア状の部分を含む本体
を備え
前記本体は、前記本体の一面に前記複数の第1の開口及び前記複数の第2の開口と共に点在するブラインドコーンであって、前記本体の一面から凹んだ円錐状の表面を有し、前記第1のガスチャネル及び前記第2のガスチャネルから流体的に分離された、ブラインドコーンを備える、シャワーヘッド。
【請求項10】
前記第1の開口の前記フレア状の部分が、前記第2の開口の前記フレア状の部分の形状寸法と異なる形状寸法を有している、請求項に記載のシャワーヘッド。
【請求項11】
前記ブラインドコーンが、前記本体の中心エリアの中に形成される、請求項9又は10に記載のシャワーヘッド。
【請求項12】
前記第1の開口及び第2の開口の1つ又は両方の前記フレア状の開口がコーティングを含む、請求項に記載のシャワーヘッド。
【請求項13】
半導体処理チャンバのためのシャワーヘッドであって、
第1のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第1の開口と、前記第1のガスチャネルから流体的に分離している第2のガスチャネルを含む前記本体を通って形成された複数の第2の開口とを有する、導電性材料を含む本体であって、
前記第1の開口の各々が、前記第2の開口の各々と異なる形状寸法を有し、
前記複数の第1の開口及び前記複数の第2の開口の各々が、フレア状の部分を含み、前記第1の開口の前記フレア状の部分が、前記第2の開口の前記フレア状の部分の形状寸法と異なる形状寸法を有しており、
前記本体が、前記本体の一面に前記複数の第1の開口及び前記複数の第2の開口と共に点在するブラインドコーンであって、前記本体の一面から凹んだ円錐状の表面を有し、前記第1のガスチャネル及び前記第2のガスチャネルから流体的に分離された、ブラインドコーンを備えるシャワーヘッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される実施形態は、一般的には、半導体基板などの基板上で膜を形成するためのシャワーヘッドに関し、より具体的には、膜スタック形成のためのデュアルチャネルシャワーヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
半導体処理は、極めて小さな集積回路を基板上で製作することができる多くの異なる化学的かつ物理的処理を含む。集積回路を作り上げる材料層は、化学気相堆積、物理気相堆積、エピタキシャル成長などによって製作される。材料層には、フォトレジストマスク及び湿式又は乾燥エッチング技術を使用してパターン形成されるものもある。集積回路を形成するために利用される基板は、シリコン、ヒ化ガリウム、リン化インジウム、ガラス、又は他の適切な材料であり得る。
【0003】
集積回路製造の際に、基板上での様々な材料層の堆積にプラズマ処理がよく使用される。プラズマ処理は、熱処理に勝る多くの利点を提供する。例えば、プラズマ化学気相堆積(PECVD)により、堆積処理は、類似の熱処理で実現できるよりも低温かつ高い堆積速度で実行可能とされる。したがって、PECVDは、大規模模集積回路又は超大規模集積回路(VLSI又はULSI)デバイス製造などの、厳しい熱収支を含む集積回路製造に有利である。
【0004】
酸化物−窒化物−酸化物(ONO)スタック及び酸化物−ポリシリコン−酸化物(OPO)スタックなどの膜スタックを形成するための前駆体ガスが、シャワーヘッドを通って基板に分配される。ガスがシャワーヘッドの開口を出て、反応性核種が基板上に堆積し、様々な膜を形成する際に、ガスのプラズマがシャワーヘッドの中又はその付近で形成される。
【0005】
しかしながら、前駆体ガスは、典型的には、シャワーヘッド(例えば、単一のチャネルシャワーヘッド)の中の同一の開口を通して分配される。この種のシャワーヘッドは、堆積速度及びスループットを限定するプラズマ密度の点から限定される。更に、酸化物前駆体及び窒化物前駆体は、プラズマ形成に用いられる電磁気エネルギーに対する感度が異なるだけではなく、流量感度も異なる。加えて、従来のシャワーヘッドは、シャワーヘッドの中の開口のパターンに一致する目に見えるインプリントを基板上に残すことがあり、これは望ましくない。
【0006】
したがって、必要なのは、酸化物前駆体及び窒化物前駆体を均一に分配するための別々のチャネルを含むシャワーヘッドである。
【発明の概要】
【0007】
デュアルチャネルシャワーヘッドのための方法及び装置が提供される。1つの実施形態では、シャワーヘッドは、第1のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第1の開口と、第1のガスチャネルから流体的に分離している第2のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第2の開口とを有する、導電性材料を含む本体であって、第1の開口の各々が、第2の開口の各々と異なる形状寸法を有している本体を備える。
【0008】
別の実施形態では、シャワーヘッドは、第1のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第1の開口と、第1のガスチャネルから流体的に分離している第2のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第2の開口とを有する、導電性材料を含む本体であって、第1の開口の各々が、第2の開口の各々と異なる形状寸法を有しており、複数の第1の開口及び複数の第2の開口の各々が、フレア状の部分を含む本体を備える。
【0009】
別の実施形態では、シャワーヘッドは、第1のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第1の開口と、第1のガスチャネルから流体的に分離している第2のガスチャネルを含む本体を通って形成された複数の第2の開口とを有する、導電性材料を含む本体であって、第1の開口の各々が、第2の開口の各々と異なる形状寸法を有しており、複数の第1の開口及び複数の第2の開口の各々が、フレア状の部分を含み、第1の開口のフレア状の部分が、第2の開口のフレア状の部分の形状寸法と異なる形状寸法を有している本体を備える。
【0010】
本開示の上述の特徴を詳細に理解できるように、先ほど簡単に要約されたより具体的な説明が、実施形態を参照することによって得られ、実施形態の一部は付随する図面に示されている。しかし、本明細書中で開示された実施形態が他の等しく有効な実施形態も許容し得ることから、付随する図面は、典型的な実施形態だけを例示しており、ゆえに本発明の範囲を限定すると見なすべきではないことに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】プラズマシステムの部分断面図である。
図2A】本明細書に記載された実施形態による図1のデュアルチャネルシャワーヘッドの断面図である。
図2B】本明細書に記載された実施形態による図2Aのデュアルチャネルシャワーヘッドの底面図である。
図3A】本明細書に記載された実施形態による複数の第2の開口の1つの拡大断面図である。
図3B】本明細書に記載された実施形態による複数の第1の開口の1つの拡大断面図である。
図4】第1の開口及び第2の開口の代替的又は追加的実施形態の部分側断面図である。
図5】複数の第1の開口及び複数の第2の開口の1つ又は両方と用いられ得る開口の代替的又は追加的実施形態の部分側断面図である。
図6】複数の第1の開口及び複数の第2の開口の1つ又は両方と用いられ得る開口の代替的又は追加的実施形態の部分側断面図である。
図7】複数の第1の開口及び複数の第2の開口の1つ又は両方と用いられ得る開口の代替的又は追加的実施形態の部分側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
理解を容易にするために、図に共通する同一の要素を指し示すために、可能な場合には、同一の参照番号を使用した。1つの実施形態で開示する要素は、具体的な記述がなくても、他の実施形態で有益に利用できることが企図されている。プラズマチャンバに関連した本開示の実施形態が以下で例示的に説明されるが、本明細書に記載の実施形態は、他のチャンバ種類及び多数のプロセスで用いられることもある。1つの実施形態では、プラズマチャンバは、プラズマ化学気相堆積(PECVD)システムで利用される。本開示から利益を受けるように適合され得るPECVDシステムの例には、PRODUCER(登録商標)SE CVDシステム、PRODUCER(登録商標)GT(登録商標)CVDシステム、又はDXZ(登録商標)CVDシステムが含まれ、これらすべてがカリフォルニア州サンタクララのApplied Materials, Inc.,から市販されている。
【0013】
PRODUCER(登録商標)SE CVDシステムチャンバ(例えば、200mm又は300mm)は、導電性膜、酸化ケイ素膜などの酸化物膜、窒化物膜、ポリシリコン膜、炭素ドープされた酸化ケイ素及び他の材料などの薄膜を基板上に堆積させるために使用され得る、2つの分離した処理領域を有する。例示的実施形態は2つの処理領域を含むが、本明細書に記載された実施形態は、単一の処理領域又は2を上回る処理領域を有するシステムで利益をもたらすために使用され得ると考えられる。本明細書に記載の実施形態は、数ある中でも、エッチチャンバ、イオン注入チャンバ、プラズマ処理チャンバを含む他のプラズマチャンバ、及びレジスト剥離チャンバで利益をもたらすために使用され得るとも考えられる。更に、本明細書に記載の実施形態は、他の製造業者から入手可能なプラズマ処理チャンバで利益をもたらすために利用され得るとも考えられる。
【0014】
図1は、プラズマシステム100の部分断面図である。プラズマシステム100は、一対の処理領域120A及び120Bを画定する、側壁112、底壁116、及び内部側壁101を有するチャンバ本体102を一般的に備える。処理領域120A及び120Bの各々は、同じように構成され、簡潔にするために、処理領域120Bの構成要素のみが説明される。
【0015】
ペデスタル128は、システム100において底壁116に形成された通路122を通って処理領域120Bに配置され得る。ペデスタル128は、その上面で基板(図示されず)を支持するように適合されたヒータを提供する。ペデスタル128は、所望の処理温度で基板温度を加熱及び制御するための加熱要素、例えば、抵抗性加熱要素を含み得る。代替的には、ペデスタル128は、ランプアセンブリなどの遠隔加熱要素によって加熱され得る。
【0016】
ペデスタル128は、フランジ133によって、ステム126に連結され得る。ステム126は、ペデスタル128を電力出力又は電力ボックス103に連結し得る。電力ボックス103は、処理領域120B内でペデスタル128の上昇及び移動を制御するドライバシステムを含み得る。ステム126はまた、ペデスタル128に電力を供給するための電力インターフェースを含み得る。電力ボックス103はまた、熱電対インターフェースなどの、電力計及び温度計用のインターフェースを含み得る。ステム126はまた、電力ボックス103に着脱可能に連結するように適合されたベースアセンブリ129を含む。周方向リング135は、電力ボックス103上方に示される。1つの実施形態では、周方向リング135は、ベースアセンブリ129と電力ボックス103の上面との間に機械的インターフェースを提供するように構成された機械的止め部又はランドとして適合されたショルダである。
【0017】
ロッド130は、処理領域120Bの底壁116の中に形成された通路124を通って配置され得、ペデスタル128を通って配置された基板リフトピン161を位置付けるために利用され得る。基板リフトピン161は、基板移送ポート160を通して処理領域120B内へ及び処理領域120Bから基板を移送するために用いられるロボット(図示されず)による基板の交換を促進するために、選択的に、基板をペデスタルから距離を置いて配置する。
【0018】
チャンバリッド104は、チャンバ本体102の最上部分に連結され得る。リッド104は、そこに連結された一又は複数のガス分配システム108を収容し得る。ガス分配システム108は、デュアルチャネルシャワーヘッド118を通して処理領域120B内に反応ガス及び洗浄ガスを分配するガス注入口通路140を含む。デュアルチャネルシャワーヘッド118は、面板146との中間に配置された遮蔽板144を有する環状のベース板148を含む。高周波(RF)源165は、デュアルチャネルシャワーヘッド118に連結され得る。RF源165は、デュアルチャネルシャワーヘッド118の面板146とペデスタル128との間のプラズマ領域生成を促進するために、デュアルチャネルシャワーヘッド118に電力供給する。1つの実施形態では、RF源165は、13.56MHzのRF発生器などの高周波無線周波数(HFRF)電源であり得る。別の実施形態では、RF源165は、HFRF電源、及び300kHzのRF発生器などの低周波無線周波数(LFRF)電源を含み得る。代替的には、RF源は、プラズマ発生を促進するために、ペデスタル128などのチャンバボディ102の他の部分に連結され得る。誘電体アイソレータ158が、RF電力のリッド104への伝導を防止するために、リッド104とデュアルチャネルシャワーヘッド118との間に配置され得る。シャドウリング106は、ペデスタル128の外縁に配置され、ペデスタル128の所望の高さで基板に係合し得る。
【0019】
任意選択的に、冷却チャネル147は、動作中に環状のベース板148を冷却するために、ガス分配システム108の環状のベース板148に形成され得る。水、エチレングリコール、ガス、又は同種のものなどの熱移送流体は、ベース板148が所定の温度で維持され得るように、冷却チャネル147を通して循環され得る。
【0020】
ライナアセンブリ127は、処理領域120B内の処理環境への側壁101、112の露出を防止するために、チャンバ本体102の側壁101、112に接近して、処理領域120B内に配置され得る。ライナアセンブリ127は、処理領域120Bからガス及び副生成物を排気し、処理領域120B内で圧力を制御するように構成されたポンピングシステム164に連結され得る周方向ポンピングキャビティ125を含む。複数の排気口131が、ライナアセンブリ127に形成され得る。排気口131は、システム100内での処理を促進するように、処理領域120Bから周方向ポンピングキャビティ125までガスが流れることができるように構成される。
【0021】
図2Aは、本明細書に記載された実施形態によるデュアルチャネルシャワーヘッド118の断面図である。デュアルチャネルシャワーヘッド118は、処理領域120Bで使用され得る。デュアルチャネルシャワーヘッド118は、ガス分配システム108(図1に示されず)に面している第1の表面202と、第1の表面202に対向する第2の表面204とを有し得る。第2の表面204は、ペデスタル128(図1に示される)に面する可能性がある。第1の表面202は、内部容積206を提供するために、第2の表面204から間隔を置いて配置され得る。第1及び第2の表面202、204はそれぞれ、デュアルチャネルシャワーヘッド118の第1の表面202と第2の表面204との間に形成された開口を通って分配された前駆体ガスのプラズマの中に存在するイオン又はラジカルに実質的に非反応性であり得る材料から成り得る、又はそのような材料でコーティングされ得る。複数の第1の開口207及び複数の第2の開口209が、別々の前駆体ガスを基板に分配するために提供され得る。例えば、複数の第1の開口207の各々は、酸化物前駆体ガスを分配するために利用され得、複数の第2の開口209の各々は、窒化物(又はポリシリコン)含有ガスを分配するために利用され得る、又はその逆である。複数の第1の開口207及び複数の第2の開口209の各々は、前駆体ガスの混合を防止するために、流体的に分離され得る。複数の第1の開口207の各々は、複数の第2の開口209の各々と形状寸法が異なり得る。異なる形状寸法は、異なる前駆体ガスに対する異なる流量特徴を提供する。異なる形状寸法はまた、プラズマ形成の異なる電場を提供し得る。
【0022】
デュアルチャネルシャワーヘッド118は、電極として機能し得るような導電性材料から形成され得る又は導電性材料を含む本体211を含み得る。例示的導電性材料は、アルミニウム、ステンレス鋼、チタン、又はプロセス化学に抵抗する能力を含む他の導電性材料を含む。複数の第1の開口207及び複数の第2の開口209の各々は、本体211の中で機械加工されたチューブ又はオリフィスであり得る。第1の開口207及び第2の開口209の内部表面だけではなく、表面202、204の少なくとも一部は、ビードブラストされ得る。いくつかの実施形態では、第1の開口207及び第2の開口209の内部表面だけではなく、表面202、204の少なくとも一部が、AlN、SiO、Y、MgO、陽極酸化Al、サファイア、Al、サファイア、AlN、Y、MgO、若しくはSiMgAlのうちの一又は複数を含むセラミック、又は他のプラズマ耐性及び/又はプロセス化学耐性コーティングでコーティングされ得る。SiMgAlの分子構造において、vは、約0.0196から約0.2951までの範囲にあり:wは、約0.0131から約0.1569までの範囲にあり;xは、約0.0164から約0.0784までの範囲にあり;yは、約0.0197から約0.1569までの範囲にあり;zは、約0.5882から約0.6557までの範囲にあり、v+w+x+y+z=1(不純物を除く)である。コーティングが使用される場合、コーティングの厚さは、約1μmから約1mmまでとなり得る。
【0023】
複数の第1の開口207の各々は、第1の表面202から第2の表面204まで延び得る。複数の第1の開口207は、ガス源215と流体連通する。ガス源215は、NH、SiNなどの窒化物前駆体を含み得る。
【0024】
内部容積206は、一又は複数の環状チャネル208、210と流体連通し得る。複数の第2の開口209の各々は、内部容積206から第2の表面204まで延び得る。一又は複数の環状チャネル208、210は、ガス源213に連結され得る注入口212に連結され得る。ガス源213は、シリコン含有ガスなどの前駆体ガスをデュアルチャネルシャワーヘッド118に提供し得、前駆体ガスは、一又は複数の環状チャネル208、210を通って内部容積206に、複数の第2の開口209を介して処理領域120Bに流れる。シリコン含有前駆体ガスの例は、有機シリコンガス、オルトケイ酸テトラアルキルガス、及びジシロキサンを含む。有機シリコンガスは、少なくとも1つの炭素−シリコン結合を有する有機化合物のガスを含む。オルトケイ酸テトラアルキルガスは、SiO44?イオンに付着した4つのアルキル基から成るガスを含む。より具体的には、一又は複数の前駆体ガスは、(ジメチルシリル)(トリメチルシリル)メタン((Me)SiCHSiH(Me))、ヘキサメチルジシラン((Me)SiSi(Me))、トリメチルシラン((Me)SiH)、テトラメチルシラン((Me)Si)、テトラエトキシ−シラン((EtO)Si)、テトラメトキシシラン((MeO)Si)、テトラキス−(トリメチルシリル)シラン((MeSi)Si)、(ジメチルアミノ)ジメチルシラン((MeN)SiHMe)ジメチルジエトキシシラン((EtO)Si(Me))、ジメチルジメトキシシラン((MeO)Si(Me))、メチルトリメトキシシラン((MeO)Si(Me))、トリス(ジメチルアミノ)シラン((MeN)SiH)、ジメトキシテトラメチルジ−シロキサン(((Me)Si(OMe))O)、ジシロキサン((SiHO)、ビス(ジメチルアミノ)メチルシラン((MeN)CHSiH)、及びそれらの組み合わせであり得る。
【0025】
一又は複数の環状チャネル208、210は、環状チャネル208、210より小さな断面を有する一又は複数の連結チャネル216によって流体連結され得る。この構成は、内部容積206内へ及び第2の開口209から前駆体ガスを均一に分配する働きをし得る。
【0026】
図2Bは、本明細書に記載の実施形態によるデュアルチャネルシャワーヘッド118の底面図である。デュアルチャネルシャワーヘッド118は、複数の第1の開口207及び複数の第2の開口209を有する第2の表面204を含む。一又は複数の環状チャネル208、210及び内部容積206はすべて、デュアルチャネルシャワーヘッド118の中に組み込まれ得、ゆえにデュアルチャネルシャワーヘッド118の底面図には図示されていない。明確にするために一定の尺度で図示されていないが、第1の開口207と第2の開口209の数は、300ミリメートルの基板に対して5000を超えることもある。
【0027】
図3Aは、本明細書に記載された実施形態による複数の第2の開口209の1つの拡大断面図である。図3Bは、本明細書に記載された実施形態による複数の第1の開口207の1つの拡大断面図である。図示されていないが、図2A及び図2Bの複数の第2の開口209すべてが、図3Aに示された第2の開口209として構成され得る。同様に、図2A及び図2Bの複数の第1の開口207すべてが、図3Bに示された第1の開口207として構成され得る。第2の開口209及び第1の開口207は、縦軸A周囲に同心円状に形成され得る。
【0028】
図3A及び図3Bに示されるように、第1の開口207及び第2の開口209は、第1の穴300B、300Aをそれぞれ含む。各第1の開口207及び各第2の開口209は、制限オリフィス305B、305Aをそれぞれ含む。各制限オリフィス305B、305Aは、第1の漏斗形状のインターフェース310B、310Aそれぞれにより、第1の穴300B、300Aそれぞれに連結され得る。第2の漏斗形状のインターフェース320B、320Aは、第2の穴325B、325Aそれぞれに、それぞれの制限オリフィス305B、305Aを連結させる。フレア状の開口330B、330Aは、それぞれの第2の穴325B、325Aに連結され得る。しかしながら、第1の開口207及び第2の開口209の少なくとも下方部分(即ち、第1の穴より下の部分)は、異なる流量特徴及び/又は異なる電場を可能にする異なる形状寸法を有している。
【0029】
いくつかの実施形態では、第2の開口209の長さ335Aは、第1の開口207の長さ335Bと異なり得る。長さ335A、335Bは、第2の穴(325A、325B)及びフレア状の開口(330A、330B)の一方又は両方の長さを調整することによって提供され得る。1つの実施形態では、長さ335A及び/又は335Bは、デュアルチャネルシャワーヘッド118(図2A及び図2Bに示される)の厚さの約75%から約50%までであり得る。代替的には又は追加的には、第2の開口209及び第1の開口207それぞれの主要寸法340A、340B(例えば、直径)は、異なってもよい。理論に制約されるつもりはないが、圧力(トル)×直径(cm)の要素が、デュアルチャネルシャワーヘッド118の中の開口209及び207のすべてについて、1トル−cmから10トル−cmまでの範囲内に維持され得るような開口209、207の主要寸法340A、340Bのサイズを決定することが所望され得る。ガスがデュアルチャネルシャワーヘッド118を通して分配されるときに、開口209及び207に隣接したデュアルチャネルシャワーヘッド118の第2の表面204付近のチャンバ本体内部で(例えば、図1の処理領域120A−120Bの中で)、圧力が測定され得る。更に、代替案又は追加案として、第2の開口209のフレア角345A及び第1の開口207のフレア角345Bはそれぞれ異なっていてもよい。1つの実施形態では、フレア角345A及び345Bは、縦軸Aから、約5度から約20度までであり得る。代替案又は追加案として、第2の開口209の長さ350A及び第1の開口207の長さ350Bはそれぞれ異なっていてもよい。1つの実施形態では、長さ350A及び/又は350Bは、デュアルチャネルシャワーヘッド118(図2A及び図2Bに示される)の厚さの約50%から約25%までであり得る。第2の開口209及び第1の開口207の下方部分の差の1つ又はすべては、所望の流量特徴及び/又はプラズマ形成用の所望の電場形成に基づき提供され得る。
【0030】
図4は、第1の開口207及び第2の開口209の代替的又は追加的実施形態の部分側断面図である。図示されていないが、図2A及び図2Bの複数の第2の開口209すべてが、図4Aに示された第2の開口209として構成され得る。同様に、図2A及び図2Bの複数の第1の開口207すべてが、図4に示された第1の開口207として構成され得る。第1の開口207の実施形態は、第2の開口209の実施形態と組み合わせても取り替えてもよく、又はその逆でもよく、図3A及び図3Bに示された実施形態と組み合わせてもよい。
【0031】
第1の開口207は、粗面400を含み得る。粗面400は、接着力を増し、基板上の欠陥を減らすために利用され得る。粗面400は、1つの実施形態では、ビードブラストによって形成され得る。粗面400は、デュアルチャネルシャワーヘッド118がコーティングされないときには、約30マイクロインチから約50マイクロインチの平均的な表面粗さ(Ra)を含み得る。代替的又は追加的には、第1の開口207のフレア状の開口330Bはまた、修正されたコーナー領域405を含み得る。修正されたコーナー領域405は、先細にされ得る又は丸められ得る。修正されたコーナー領域405は、デュアルチャネルシャワーヘッド118によって提供された電場を増加させ得る。第2の開口209は、コーティング410を含み得る。コーティング410は、前述のように、陽極酸化アルミニウム、AlN、SiO、Y、MgO、サファイア、Al、サファイア、AlN、Y、MgO、又はSiMgAlのうちの一又は複数を含むセラミックを含み得る。コーティング410は、接着力を高め得、またフッ化アルミニウム形成を著しく低減し得る。コーティング410が使用されると、粗面400は、約200マイクロインチから約300マイクロインチのRaを含み得る。
【0032】
図5から図7は、デュアルチャネルシャワーヘッド118(図1図2A及び図2Bに示される)の本体211内に形成された、開口500、600及び700それぞれの代替的又は追加的実施形態の部分側断面図である。開口500、600及び700は、複数の第1の開口207(図2Aから図4に示される)のうちの一又は複数、又は複数の第2の開口209(図2Aから図4に示される)のうちの一又は複数であり得る。開口500、600及び700の実施形態は、複数の第1の開口207と、又は複数の第2の開口209と組み合わされ得る。開口500、600及び700は、堆積した膜の均一性に影響を与え得るプラズマ発生を調節するように利用され得る。例えば、開口500、600及び700は、開口500、600及び700が位置付けられる場所でのプラズマ形成を最小にするように使用され得る。いくつかの実施形態では、開口500、600及び/又は700は、図2Bに示されたようにデュアルチャネルシャワーヘッド118の中心エリア214に位置付けられ得る。例えば、開口500、600及び/又は700は、デュアルチャネルシャワーヘッド118の中心開口として利用され得る。別の例では、開口500、600及び700の1つ又は組み合わせは、中心エリア214の開口の列の中の開口として利用され得る。したがって、本実施形態によれば、プラズマ形成は、デュアルチャネルシャワーヘッド118の中心エリア214の中で最小化され得る。他の実施形態では、開口500、600及び/又は700には、複数の第1の開口207及び/又は複数の第2の開口209の一方又は双方が点在し得る。更なる実施形態では、開口500、600及び700は、低下したプラズマ形成が望ましい位置では、複数の第1の開口207若しくは複数の第2の開口209の一又は複数を交換し得る。
【0033】
図5において、開口500は、ブラインドコーン(blind cone)505を備える。ブラインドコーン505は、前駆体がそれを通って能動的に流れないようにし得る。しかしながら、ブラインドコーン505は、ホローカソード効果によりプラズマ形成を促進し得る。ブラインドコーン505は、図3A及び図3Bに示された長さ350A、350Bに従って第2の表面204まで延在し得る。ブラインドコーン505は、図3A及び図3Bに示されたフレア角345A、345Bの1つに類似のフレア角を含み得る。ブラインドコーン505は、図3A及び図3Bに示された主要寸法340A、340Bの1つに類似の主要寸法を含み得る。
【0034】
図6では、開口600は、第1の表面202に形成された第1の穴605を含む。第1の穴605は、第2の孔610と流体連通している。第2の穴610は、第1の穴605と同心であり得る。第2の穴610は、第1の穴605の直径より大きな直径を含む。開口600はまた、第2の穴610と流体連通しているフレア状の開口615を含む。開口600は、それを通る前駆体ガスの流れを最小にするために用いられ得、それにより、開口600に隣接した位置でのプラズマ形成を最小にし得る。第1の穴605は、図3A及び図3Bにそれぞれ示された制限オリフィス305A及び305Bに類似してサイズ決定され得る。第2の穴610は、第1の穴300A、300B又は第2の穴325A、325B(双方が図3A及び図3Bにそれぞれ示される)に類似してサイズ決定され得る。フレア状の開口615は、図3A及び図3Bにそれぞれ示されたフレア状の開口330A、330Bに類似してサイズ決定され得る。
【0035】
図7の開口700は、第1の表面202に形成された第1の穴705を含む。第1の穴705は、第2の孔710と流体連通している。第2の穴710は、第1の穴705と同心であり得る。第2の穴710は、第1の穴705の直径より小さな直径を含む。開口700は、それを通る前駆体ガスの流れを最小にするために用いられ得、それにより、開口700に隣接した位置でのプラズマ形成を最小にし得る。第1の穴705は、第1の穴300A、300B又は第2の穴325A、325B(双方が図3A及び図3Bにそれぞれ示される)に類似してサイズ決定され得る。第2の穴710は、図3A及び図3Bにそれぞれ示された制限オリフィス305A及び305Bに類似してサイズ決定され得る。
【0036】
本明細書に記載されたようなデュアルチャネルシャワーヘッド118の実施形態は、酸化物及び窒化物(又はポリシリコン)前駆体に異なる流路を提供する。酸化物及び窒化物(又はポリシリコン)前駆体の各々は、デュアルチャネルシャワーヘッド118を通って基板に別々に分配され得る。デュアルチャネルシャワーヘッド118の開口500、600及び700だけではなく、第1の開口207及び第2の開口209の形状及びサイズは、本明細書に記載された前駆体ガスの流量特徴を調整するために提供され得る。例えば、酸化物及び窒化物(又はポリシリコン)前駆体の流量特徴は、調整され得る。デュアルチャネルシャワーヘッド118の開口500、600及び700だけではなく、第1の開口207及び第2の開口209の形状及びサイズは、酸化物及び窒化物(又はポリシリコン)前駆体に対する電場形成を調整するために利用され得る。例えば、複数の第2の開口209の各々及び複数の第1の開口207の各々の異なるフレア角345A、345B及び/又は長さ350A、350Bはそれぞれ、プラズマ密度を調節するために異なっていてもよい。加えて、開口500、600及び700の形状及びサイズは、プラズマ発生を調整するために利用され得る。複数の第2の開口209及び複数の第1の開口207の密度が増加し(例えば、第2の開口209と第1の開口207との間隔又はピッチが密である)、複数の第2の開口209又は複数の第1の開口207のうちの1つの長さ350A、350Bに奥行きがなければ、基板上での目に見えるインプリント形成を減少させ得る。更に、複数の第2の開口209又は複数の第1の開口207のうちの多数のものの長さ350A、350Bが短縮されると、第1の開口207及び/又は第2の開口209によって提供されたホローカソード効果を変化させることによって、二次電子が調節され得る。開口500、600及び/又は700の利用により、全体的な均一性を向上させ得る、それらの開口に近接した場所でのプラズマ形成を減少させ得る。例えば、デュアルチャネルシャワーヘッド118の中心エリア214の中の開口500、600及び700のうちの一又は複数の試験により、基板中心での堆積が減少した。堆積が減少したことにより、その上に堆積した膜の均一性が結果的に増加した。
【0037】
以上の説明は本発明の実施形態を対象としているが、本発明の基本的な範囲を逸脱することなく本発明の他の追加の実施形態を考案することができ、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定められる。
【符号の説明】
【0038】
100 プラズマシステム
101 側壁
102 チャンバ本体
103 電力ボックス
104 チャンバリッド
106 シャドウリング
108 ガス分配システム
112 側壁
116 底壁
118 デュアルチャネルシャワーヘッド
120A 処理領域
120B 処理領域
122 通路
124 通路
125 周方向ポンピングキャビティ
126 ステム
127 ライナアセンブリ
128 ペデスタル
129 ベースアセンブリ
130 ロッド
131 排気口
133 フランジ
135 周方向リング
140 ガス注入口通路
144 遮蔽板
146 面板
147 冷却チャネル
148 ベース板
158 誘電体アイソレータ
160 ポート
161 基板リフトピン
164 ポンピングシステム
165 rf源
202 第1の表面
204 第2の表面
206 内部容積
207 第1の開口
208 環状チャネル
209 第2の開口
210 環状チャネル
211 本体
212 注入口
213 ガス源
214 中心エリア
215 ガス源
216 連結チャネル
300A 第1の穴
300B 第1の穴
305A 制限オリフィス
305B 制限オリフィス
310A 第1の漏斗形状のインターフェース
310B 第1の漏斗形状のインターフェース
320A 第2の漏斗形状のインターフェース
320B 第2の漏斗形状のインターフェース
325A 第2の穴
325B 第2の穴
330A フレア状の開口
330B フレア状の開口
335A 長さ
335B 長さ
340A 主要寸法
340B 主要寸法
345A フレア角
345B フレア角
350A 長さ
350B 長さ
400 粗面
405 修正されたコーナー領域
410 コーティング
500 開口
505 ブラインドコーン
600 開口
605 第1の穴
610 第2の穴
615 フレア状の開口
700 開口
705 第1の穴
710 第2の穴
図1
図2A
図2B
図3A
図3B
図4
図5
図6
図7